ミソジノジスイ

25/11/26(Wed)

先日のブルーシートですが、1.8m四方の正方形から1m四方の正方形を切り取ると当然L字型の端切れが出ます。端切れと言ってもかなり大きく捨てるにはもったいないので何んとなくとっておこうと思ったのですが、いつ使うとも分からない切れ端をストックしておくのも芸が無いな…と考えた結果思いつきました。今使っている箱型のブルーシート袋の側面が紫外線劣化でボロボロになってきていてそろそろ寿命だなと思っていたんですが、光があんまり当たらない底面はまだまだ元気。ですんで、この側面だけ新しいブルーシートの端切れと置き換えれば良いんじゃね?と思いつきました。

というわけで早速実行。底面と側面をリッパ―で丁寧に分離し、手拭いを挟んだ状態で極低温アイロンを当てて縫い代を伸ばします。端切れを既定の大きさに切り出し、ココで少し考えました。一瞬先に側面を輪に縫いたくなりますが、それをすると多分底面に縫い付けた時にズレが出てしまいます。ですんで、先に側面を底面にミシンで縫った後で輪に縫う方が多分精密に出来るなと考えました。この辺が縫い仕事の面白いところで、学校の幾何学で正方形を描くならどの辺から描いても出来上がる図形は一緒ですが、裁縫の場合どこからどの順番で縫うかで出来上がりの精度が大きく変わります。その辺を考えて出来るだけ精密に仕上げるのが好きです。側面を輪に縫ったら次はほつれ止めと強度維持のために側面の上辺を2回折返してミシン掛けし、とっておいた取っ手を縫い付けて完成。従来の物より100均のブルーシートがちゃちな感じなのでどの程度もつかは未知数ですが、ただ捨てるよりはマシでしょう。

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