ミソジノジスイ

25/12/27(Sat)

うちでは採れたジャガイモ&サツマイモをプラスチックのコンテナに入れて保存しているのですが、ココには数年間にわたる試行錯誤の結果が詰め込まれています。芋類を保存する際のハードルは色々ありますが、大きいのは寒さとネズミです。特にサツマイモは寒さに弱く、周囲の温度が下がり過ぎるとすぐに腐りますんで保温は必須。うちの場合、コンテナ全体に使わなくなった毛布を掛けて保温するだけでなく、芋を一個ずつ新聞紙で包んであります。面倒臭いですが、サツマイモは長時間他の芋の触れているとそこから腐るのでコレも必須。

そして寒さ対策以上に大変なのがネズミ対策です。当初はちょうどの大きさに切ったコンパネ板を蓋にしていましたが、ネズミを舐めていたとしか言えません。コンテナは全体にスリットがあいたような構造をしており、スリットの太さはせいぜい5mm程度なのでネズミは入れませんが、それとは別に持ち手の為の穴があいていまして、どうもココが出入り口になっているっぽく、好き放題食い荒らされました。なので翌年は市販の金網でコンテナの側面をすっぽり覆えるカバーを作り、上面はコンパネを乗せてコレで完璧と思っていました。が、コレも甘かったのです。確かに被害はかなり減りましたが、それでもゼロにはできませんでした。

侵入経路を検討した結果、金網の下の方が波打っており、そこから侵入しているっぽいのです。でもこの点に関しては正直頭を悩ませています。木の棒で強制的にまっすぐにするというのがすぐに思い浮かびましたが、そうすると着脱時に引っ掛かりそうなのですよね。結局装着時に全体を紐で縛ってますが、それでも隙間はゼロに出来ませんし、何より取り出すたびにほどいて結び直すのが面倒臭い。相手は縄文時代から人間を悩ませてきた一族ですから、ちょっとやそっとの浅知恵ではどうしようもないのかもしれませんね。

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