ミソジノジスイ

25/10/17(Fri)

今日は大根の抜き菜を使って浅漬けを仕込みました。うちの場合大根は1か所に3粒種を播き、本葉が5枚程度になった段階で一番成長の良い1株を残して残りは引き抜きます。最初の頃はこの間引き作業がもったいなくて苦手だったんですが、やらないわけにはいかないので最近は機械的に作業出来るようになりました。ただ、個人的には1か所2粒で良いんじゃないかと思ってます。野菜の種の発芽率は種類によってまちまちで、例えばセリ科のニンジンやパセリはかなり低い方ですが、野菜の大半を占めるアブラナ科は発芽率がとても良くて、何にも考えずに植えても体感で9割以上発芽します。最初に3粒播いて全滅する確率は、発芽率が9割と考えた場合だとたったの0.1%です。また、仮に2粒ずつ植えて全滅並みに芽が出なかったとしたら、それは高確率で種の問題ではなく、水分や気温といった環境要因のケースなので、たとえ3粒植えてても結果は一緒だと思います。ただ最大の問題はうちの父が農作業に関して非常に保守的だという事でして、まぁ好きなようにやってもらってます。

抜いた大根は根っこごとザブザブ水洗いし、ざく切りにして水を切った後3%の塩を加え、鷹の爪や柑橘の皮などフレーバー要員を適当に加えてから重石をして3日ほど寝かせて完成。ちょー簡単です。大根の間引き菜の浅漬けはちょっと苦みがあり、それがいいアクセントになってご飯が進みます。大根収穫時の葉っぱでも作れるんですが、その場合中心の柔らかい部分だけ使わないとちょっと硬くてあんまり美味しくない。それが抜き菜の場合はまだ全体が柔らかいので、何も考えず全部漬け出来るのが楽で良いです。ただ、抜き菜はあっという間に成長してしまうので、ほんの一瞬しか作ることが出来ませんけども。

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