圧力鍋
これは鋳物のコンロに比べると、熱意がぐっと下がります。あってもいいかなというくらい。鋳物のコンロと違って代替品が無いのに買わないのは、そういう理由です。ただ、これがあると煮込み系の料理が楽にできるので、モツをもっと利用できそうだというのはあります。現在でもよく食べる白モツは、下茹でに一時間ほどかかります。これが短縮できるのは魅力。でも、ご飯を食べたり風呂に入ったりしている時間をうまく利用しているので、そんなに時間を使っているという感じはありません。
もし使うとすると、ただ茹でるのなら数時間かかるといわれる牛タンかテールでしょうか。壇一雄によると、テールは下茹でに8時間かかるそうで、これは圧力鍋でないとちょっと無理。でも、これらって業務用スーパーで買ってもそんなに安くないんです。どちらも100g100円台後半。牛筋だったら100円以下だけど、こちらは通常の鍋で1時間も茹でれば食えるようになるし…。
圧力鍋を買うのにもうひとつネックになっているのが、カサ。店に並んでいるのを見ても、結構収納スペースを喰ってしまいそうです。多分、家に持って来たらもっと大きく感じることでしょう。うちの収納スペースの現状を考えると、ちょっと難しい。買ってしまったら何とかするんでしょうけどね。
もちろん値段も張るんですが、案外そちらは問題じゃないです。もし必要とあれば、私この分野には結構投資しますので、数万円なら全く問題ない金額です。う〜ん、どうしようかな。最近料理道具を買い尽くしてしまい、何も買ってないので、久しぶりに大きな買い物をしたい気持ちもあるし。やっぱり迷い中。あってもいいかなというレベル、なんて書きましたけど、本当はかなり欲しいのかもしれません。04/12/29(Wed)
鋳物のコンロ
料理屋さんなんかで使っている、マッチやチャッカマンで着火する、あれです。一度使わせてもらったことがあるのですが、火力が安定しているのと、掃除が楽なのがとても魅力的。なにしろ、一般のコンロに比べて構造が飛躍的に単純なのです。完全に分解して、掃除を済ませ、再び組みなおすのもあっという間。マニュアルなんか無くても、勘であっさり使いこなせてしまいます。
それに、あれが台所にあるとなんだかプロっぽいという、ミーハーな理由もここに加わります。シンクと一体型のガスコンロもスタイリッシュで悪くはないのですが、男の料理路線としては、無骨に行きたいものです。増設も簡単。スペースさえあれば、二口を三口に、三口を四口にするのも楽。システムキッチンのガスコンロや、一般的な家庭用ガスコンロではこうは行きません。グリルはもちろん無いですが、そんなの、網を使えばいいだけの話ですから、何の障害にもなりません。
気をつけていないとガスが出っ放しになったりと、危険なところもありますが、それを補って余りあるくらい(私には)魅力的。でも、今使っているコンロが十分に働けるうちは、取り替えるつもりはありません。特に不具合もないのに、まだ使えるものを廃棄するなど私には出来ませんから。04/12/28(Tue)