ミソジノジスイ

20/04/07(Tue)

暖かくなってきて庭のツワブキが勢いを増し鬱陶しくなってきたので、間引きがてら今シーズン初のキャラブキを作りました。ツワブキは岩の根元なんかに植えると緑が濃くていい感じの景色になるのですが、いかんせん繁殖力が強い。花はタンポポ状の綿毛を飛ばして種を撒き散らすタイプなので、油断するとあっという間にそこら中ツワブキだらけになりますんで、定期的な間引きは必須です。それをただ捨てるのも芸がないので、どうせなら食ってしまおうという企画。それに凄く美味しいんですよねキャラブキ。

ツワブキはなるべく茎が太くて硬いものを選んで摘み取ります。ここで野草採集のセオリー的に柔らかい新芽を選ぶのは絶対駄目。煮ている内に溶けます。丁寧に作ろうと思ったら採ってきたツワブキに塩をふりかけて板ずりして表面の産毛を取り除くんですが、やらなくても味は変わらないし煮ている間に産毛もなくなるので、私はやりません。5cm程度にカットしてツワブキを鍋に入れて水をひたひたに注いで点火。沸騰したら弱火に落として15分煮てから煮汁を捨て、再び水をひたひたに注いでそのまま半日〜放置してエグミを抜きます。ちなみに野草のアク抜きというと重曹が思い浮かびますが、ツワブキのアクは大して事がなくて水でも十分抜けるので私は使いません。

エェ感じでアクが抜けたらザルにあげて水を切り、ツワブキ1kgに対して醤油300ml・酒200ml・砂糖100gを加えて点火。沸騰したら弱火に落として紙の落し蓋をして1時間コトコト煮たら完成。ご飯のお供に最適です。大して難しくもないキャラブキですが、ありがちな失敗ポイントが2つあります。1. アクを抜き過ぎない。ツワブキのエグミは強過ぎると食えたもんじゃないですが、完璧に抜くと味気なくてツワブキを使った意味が無くなります。その丁度エェ塩梅のアクの抜き加減がとても難しい。まぁ、こだわればキリがないので適当にやるんですけど。2. 煮過ぎない。佃煮というとコトコト長時間に込むというイメージですが、キャラブキでそれをやると水分が抜けて小枝のようになり全然美味しくありません。使うツワブキの太さにもよりますが、30分〜1時間が良いんじゃないでしょうか。頑張って3時間とか煮ると、とても食えたもんじゃなくなります(経験談)。

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