ミソジノジスイ

17/06/26(Mon)

庭のウバメガシの樹形が崩れ始めているので、毎日少しずつ剪定しています。ウバメガシというと馴染みがないかもしれませんが、備長炭の材料になる樹です。潮風に強く、成長が早く、木質が硬いという炭にするにはうってつけの性質をしていて、そりゃ一大産業になるよねって感じ。ただし、うちでは別に炭を焼いているわけではなく、この辺では普通に庭木として植えられているのです。が、潮風に強いというのは別に構わないんですけど、成長が早くて木質が硬いというのは面倒を伴います。

サツキをはじめ他の庭木は年に1回剪定すればそこそこ樹形が保たれるんですけど、ウバメガシはとにかく成長が早いんで、最低でも年に2回・出来れば3回は鋏を入れないと話になりません。そして木質が硬いので鋏の入れ方が悪いと簡単に刃が欠けますし、鋏の種類によっては刃が折れたりもします。また、枝が絡まるように出るタイプの樹なので、刈り込みバサミで表面を整えるだけだと内部に風が通らなくなって病気になります。よって剪定ばさみを使って内部から枝を間引いてやらないといけないので、松ほどではないですが結構手間のかかる樹です。ホント、庭なんて好きじゃなきゃやってられません。一昔前に“庭付き一戸建て”なんて言われましたけど、皆そんなに庭の手入れしたいんですかね?私にゃサッパリ理解できません。

そして地味に重要なのが剪定ばさみの手入れ。こういう硬い樹を剪定する作業を続けると、確実に刃にダメージがいきますんで、研ぎは必須。刃が鈍る→枝を切るのに無理をする→余計に刃が鈍るのデフレスパイラルを避けるためにも、一家に一本ダイヤモンドシャープナーは必要です。包丁もそうですが、刃物を持ったら必ずそのメンテナンスツールが必要。コレが以外に世間の常識じゃないのが私、信じられません。

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