2008年9月

<<前<<   >>次>>

08/09/30(Tue)

昨日の鮭、二日連続でムニエルというのも芸がないなと思っていたところ、今日はご飯を炊く日だったのを思い出し、コレ幸いと炊き込みご飯にしてみました。塩と昆布を少々加え、あとは普通にご飯を炊きます。火を落として蒸らしに入るその瞬間、鮭を入れて再び蓋をし、30分ほどダンボールの中で保温しつつ放置。これで、ゆっくりと火が通り、アクも出ずにフワッと美味しくなるのです。

食べる直前、鍋から鮭を取り出し、皮と骨を外します。身は細かくほぐして、皮は包丁で細かく刻んで鍋に戻し、しゃもじでザックリ混ぜれば完成。昨日も書いたように、味噌汁用にシメジのストックがあったので、これも入れれば一層秋っぽくなるかな、なんてふと思ったりもしたのですが、いやいやココは鮭の一点突破でしょうと思いなおして、鮭だけ鮭ご飯にし、シメジはキャベツと一緒に味噌汁へ。秋の香り漂いまくりの夕食となりました。

08/09/29(Mon)

秋は美味しいものテンコ盛りの季節。スーパーの鮮魚売り場ではいつもの様に秋刀魚が安かったのですが、今回どうしても食べたくなったのは秋鮭。この辺、完全にその時の気分次第なんで、選択の背景に深い根拠など全くありません。ただ、何となく。というわけで買ってきた秋鮭、1パック2切れ入り。無論一気に全部は食べられないので、二回に分けてエンジョイという事になります。

で、とりあえず初回。冷蔵庫の中に、味噌汁用に買っておいたシメジがあったので、一緒にホイルで包んで焼いてやろうかとも思ったのですが、やっぱり最初はストレートでしょと思いなおし、単純にムニエル。塩・胡椒をしてから小麦粉をはたき、オリーブ油で両面軽く焼くだけの簡単料理。ただ一つポイントがあるとすれば、決して火を通し過ぎないということでしょうか。火を加え過ぎてパサパサにするくらいだったら、多少生の部分が残っているくらいの方が100倍マシです。

というわけで、アッサリ完成した秋鮭のムニエル。生鮭には塩鮭にないフレッシュな美味しさがありますね。そして無論、一番美味しいのは皮。他人が焼き魚を食べるのを見ていると、わざわざ丁寧にココを剥がして残す人が多いですが、分かっていないとしか言い様がありません。こんな考え方の私ですから、最初にパックを選ぶ時の最優先ポイントは、尻尾に近い部分であること。尻尾に近いと、幅が狭くて同じ厚さに切ったのでは不公平感が出るのでしょう、割と厚めに切られていて、皮の部分が大きいのです。今回は残念ながら、そこは無かったんですけどね。

08/09/28(Sun)

今朝は、少し寒いですね。部屋の温度計を見ると19度。最近すっかり季節感が狂い、9月も末だというのに30度を超える陽気だったりして、変な感じだったんですが、ようやく本格的な秋というところでしょうか。昨日の天気予報で、今朝は冷え込むと言う情報を耳にしていたので、布団のそばに毛布を準備していたのが、早速大活躍でした。しばらく忘れていましたけど、寒い時に毛布に包まって、起きようか・いやもうちょっと寝ていようという、朝のダラダラタイムは本当に心地良いですね。

無論本来ならば、朝はピシッと起床して、熱い一杯のお茶などで目を覚ますのが理想なんでしょうし、そういう日もありますが、ダラダラと限界ぎりぎりまで寝てる朝の心地よさも捨てがたいものがあります。というわけで、今朝はちょっと寝過ぎまして、現在遅れを取り戻すべく、洗濯機を回し中。お茶飲んだら、段々頭が起きてきましたよ。

08/09/27(Sat)

この前、とあるラジオ番組で新しい料理方法のレポートがありまして、そのレポーター役をしていたアイドル(?)の女の子のコメントに思わず笑ってしまいました。その番組で紹介していた料理は、ズッキーニを特殊な機械で細長く切り出し、パスタに見立てて生で食べるというものだったのですが、曰く“ズッキーニって熱を通しちゃうと味がしなくなりますよね。でも、生で食べるとズッキーニ本来の味がよく分かって、素材としっかり向き合っている気がします!”ということらしいです。この女の子、料理は得意で、自分でもよく台所に立つそうです。火を通したズッキーニは甘くて美味しいと感じてしまう私は、まだまだズッキーニの味の本質に迫れていないようです…。

ところで、この番組で紹介されていた料理方法というのが、また面白かった。食材は火を通すと活きた酵素が失われるので、すべからく火を通さずに食べるべしというもの。この論法でいくと、通常のパスタはお湯を沸かして茹でなきゃいけないから×。ですから、↑のズッキーニ生パスタの出番となるわけです。今、欧米のセレブの間で爆発的に増加中らしいですよ。

この料理するようになれば、ガス代がゼロになり、地球にも優しそうです。また、火を使わないため料理の時間が短くなり、15分ほどで食事の仕度ができるのだとか。うちはいつも、火を使って15分程度なので、何分になるんでしょうか。まぁ、当然やりませんけどね。参考にすらしません。私、こういう頭でっかちな料理って好きじゃないんです。でも、世の中には色んな事を考える人がいるものですねぇ。

08/09/26(Fri)

先日、糸井重里のほぼ日刊糸井新聞に、“「ほんとに自分に必要な献立って、そうたくさんはない」ということが、よくわかったんですよ。30種類くらいのメニューが、一生ぐるぐるローテーションしてたとしても、もうもう大満足なのではないかと、知ったんです。”という文章が載ってまして、そうだよねぇとうなずきながら読みました。

私は結構料理をするほうだと思いますけど、レパートリーの数は多くありません。例えばナスが目の前にあったとして、料理本で見た事があって作ろうと思えば作れる料理は、10や20はありますが、実際に作る料理はせいぜい3種類くらい。焼いてマリネにするか、煮物にするか、焼きナスにするか。スーパーに言って買い物をする際も、店には数え切れないほどの種類の食品が並んでいますが、よく買うのはせいぜい10〜20種類くらい。それぞれ3種類の料理パターンがあるとして、30〜60レシピですが、納豆みたいに混ぜて食べる一択、みたいな品も少なくないんで、レシピ数はもっと減ります。

どうしてそうなってしまうのかを突き詰めて考えると、“それでもう十分大満足だから”ということに尽きます。それ以上手を広げる必要はなくて、いつものあれでもう十分、みたいな。ただ、うちではカレーや牛丼といった、それだけで一食完結してしまう料理は、作りません。煮物・焼き物・和え物といった、外食では小鉢扱いになる品ばかりがすらっと並びますんで、順列並び替えみたいな感じで、組み合わせのバリエーションは無限になります。

もっと珍しいものを、今まで食べたことのないものをと、各地の珍味を求め彷徨う姿は、グルメといえば聞こえがいいですが、おとぎ話に出てくるどっかの王様みたいだなぁと、最近は思います。いえ、10年前は私も色々食べ歩いてたんですけどね。

08/09/25(Thu)

大家さんから、“食べ方がよく分からないから”という理由で穂紫蘇を貰いました。確かに、穂紫蘇は難易度が高いです。外食でよく見るのは、刺身のツマか混ぜご飯でしょうか。あとは、オヒタシ系のアクセントにも使えそうですが、あんまり応用範囲は広くありません。今回は、実家から送ってきたチリメンジャコが冷凍庫に入っていたのを思い出し、混ぜご飯にすることに。

炊き込みご飯でも良かったのですが、あんまり熱を加えると穂紫蘇の香りが飛びそうで、すぐに食べる混ぜご飯にしました。簡単ですしね。ご飯一食分(一合)をレンジで温め、ボウルにあけます。そこに、親指と人差し指の爪でしごいた穂紫蘇3本分(茎は捨てます)、チリメンジャコ2つまみ、醤油少々を放り込んで、濡らしたしゃもじで全体が醤油色に染まるまでよく混ぜて完成。醤油と穂紫蘇の爽やかな香りがなかなかよくあいます。

一番好きなのは、白いご飯に梅干しor沢庵なんですけど、たまにはこういう醤油味の混ぜご飯も悪くありません。とはいえ穂紫蘇はあと4回分。4回混ぜご飯を作るか、他のメニューをでっちあげるか、その辺は難しいところです。

08/09/24(Wed)

最近キャベツが安いんですよね。今日も一玉120円。前の玉を酢の物で使い切ったばかりなので、今回はパスかなと思った瞬間、いい事を思いついて買ってきました。回鍋肉(もどき)です。キャベツの葉は一番外側で大きいのを3枚使用。筋の部分は切り出して薄切りに、そのほかの部分は一口大に切ります。ここで、先日来処理に頭を悩ませているニンニク味噌の登場。このニンニク味噌を小皿にとり、酒を加えて指で伸ばします。

フライパンに胡麻油をひき、弱火点火。鷹の爪を入れてしばらく香りを出したら、強火に上げてキャベツ投入。5割方火が通ったくらいのタイミングで、酒で伸ばしたニンニク味噌と塩を入れ、アルコールを飛ばしながら、味噌をキャベツに絡ませていきます。キャベツに火が通り過ぎないようなタイミングを見計らって完成。丼に盛ったご飯にドーンとかけていただく、回鍋肉(もどき)丼。名前に反して肉を入れなかったので、もどきになってます。

いってみれば、キャベツだけの味噌炒め丼なんですが、これがかなり美味しい。癖の強過ぎるニンニク味噌がいい感じで引き伸ばされ、火を通したキャベツと上手くマッチ。今回は、ニンニク味噌とキャベツの相性を見るために、あえて肉を入れなかったのですが、ニンニク味噌が濃いので、肉は特段必要ではありません。おまけに、一回の回鍋肉(もどき)で、ご飯につけて消費した場合の3倍くらいのニンニク味噌を使う事が出来ます。これは、しばらく続くかも…です。

08/09/23(Tue)

昨日の日記のニンニク味噌。ご飯にちょこちょこつけて食べているだけでは、全然減らないので、機転を利かせたつもりでお茶漬けにしてみました。温かいご飯にニンニク味噌をのっけ、塩を少々振って塩味を補強。そこに熱い緑茶を注いで混ぜるというもの。予想では、日本と韓国のマリアージュだ!なんて思っていたのですが、大失敗。熱で元気になったニンニクの臭いと緑茶の香りが大喧嘩して、絶妙の不味さに。いつも本能で料理しているもんで、たまにはこういうこともあります。

というわけで、悪あがき第二弾。ニンニク味噌という香りに癖がありまくる食材には、これまた癖のある食材をぶつければいいんじゃないかということで、鶏レバーを買ってきました。鶏レバーをボイルしたものに、ニンニク味噌をつけて食べようという算段です。

鶏レバーはとりあえず心臓と肝臓に切り分けます。心臓についている脂肪は、とれと書いてある本も多いのですが、私は別に気にならないのでそのまま。ただ、中の血は嫌なので、二つに割って水で流してしまいます。肝臓は左右に二分割するだけ。茹でる前にあんまり小さく切りすぎると、旨味成分が流れてしまう気がします。ボイルは簡単。お吸い物よりちょっと濃いくらいの塩水を沸騰させ、心臓・肝臓を投入。すぐに火を消して、密閉ダンボールで余熱調理します。ぐつぐつ煮るとレバーはすぐに臭くなるのですが、これだとそんなに気になりません。

で、肝心のニンニク味噌との相性ですが、残念なことにこれがイマイチ。いや、悪くはないんですが、明らかに練り辛子をつけた方が美味しいんですよね。やっぱりちまちまと、温かいご飯にのっけて食べていくより他に、手はなさそうです。

08/09/22(Mon)

積みあがっていくニンニクにしびれを切らし、久しぶりにニンニク味噌を作ってみました。使うニンニクは1玉(焼け石に水という説もあります)。ニンニクの皮は玉葱の皮同様、剥いているとどんどん千切れてイライラするので、1時間ほど前からボウルに水を張って放り込んでおきます。皮が水を吸っていると、相当剥きやすくなりますから。これ、結構豆知識。

剥いたニンニクを微塵切りにし、胡麻油で軽く炒めたら、味噌・酒・砂糖を投入。イメージ的には割と砂糖多め、最終的に甘辛になるように調整します。酒の水分が飛んで、“ゆるゆる”が“ゆる”程度になるまで煮詰めたら、味を確認して冷します。冷える過程で結構固くなり、味も変化してしまうのが難しい所で、この辺は何度か失敗して経験を積まないと、上手く出来ないかも…。

このニンニク味噌、ご飯のお供には最適ですが、いくつかの欠点もあります。最大の欠点は、作っていると絶望的に部屋が臭くなること。そして、次の日結構口が臭うこと。やっぱり、ニンニクパワー恐るべしです。あと、私の場合は食べ過ぎると下痢になってしまい、とてもじゃないがスタミナ増強の実感は得られません。それらを間引けば、ご飯の友としては結構優秀。でも、使い切るのに時間がかかるし、連続して作る気にはなれないんですよね。

08/09/21(Sun)

土曜日のお昼、いつもは超ヘルシー食ばかりの私が、何だかとっても脂っこいものを食べたくなりまして(たまにあります)、何を思ったかスーパーの惣菜売り場でギトギトに光る鶏の唐揚を買ってきたんです。1パック7〜8個は入っていたでしょうか。まぁ、結果は見えてたんですけど、見ないふりして。

こういうのって、滅多に食べないと本当に美味しいですね…最初の2個までは。唐揚粉をたっぷりまぶして揚げた鶏唐揚は、味覚中枢をダイレクトに刺激します。でもね〜、それも最初の2個まで。3個目からは何だか喉につかえる様になり、5個目でギブアップ。高校生の時なんて、大好きでそれこそエンドレスに食べられたんですが、あれは一体なんだったんでしょうか?胸のムカつきは夕食時になってもおさまらず、夕食はサラッとお茶漬け。

インスタントラーメンとか唐揚とか、3〜4ヶ月に一回はこういうジャンクな物を口にして激しく後悔するというのが、恒例の年中行事と化しています。いいかげんに完全離脱できないもんでしょうか。

08/09/20(Sat)

ここ数年、この時期になると実家からの荷物に必ず入っているのが、自家製ニガウリの佃煮。でもこれ、毎回どーかと思うんです。徹底的に水に晒して苦味を抜いた後、砂糖と醤油で甘辛く煮付けた代物で、まずくはないんですが、苦くないニガウリなんて何か意味があるの?って思ってしまいます。

思えばニガウリが沖縄以外で注目されるようになったのは、ほんのここ数年。今年は都内のFMラジオ局で、“ニガウリで緑のカーテンを作ろう”ってなキャンペーンが張られ、エコなイメージで激しく売り出されていましたが、数年前までニガウリなんて、名前も知られてませんでした。おまけにあの苦さですから、どう考えても一般受けしない。その苦さを健康やエコに転化して売り出したのはさすが販売のプロだと感心してしまいます。

それはともかく、実家の両親は多分ニガウリの苦さがダメなんだと思います。でも、ブームで畑に植えてみたら、ニガウリなんて放っておいてもバカみたいに出来ますから、何とか食べなきゃいけないんです。考えた結果が佃煮。苦さを前面に出したチャンプルーなんて、絶対に作りません。そんな無理しないで、同じ瓜だったらキュウリとか白瓜にしときゃいいのにと思う私です。

08/09/19(Fri)

うちの敷地の隣には、うちと同じ大屋さんが貸している1台分だけの駐車場がありまして、そこがちょっと困った事になってます。数年前からそこに駐車し続ける一台の車。もはや車検も切れ、動く気配すらありません。実はこのスペース、近所の人に貸しているのですが、車の持ち主が数年前に死亡。その親が駐車場代を払い続けているのです。親とすれば、息子の形見を処分するには忍びないという気持ちがあるのでしょうが、埃をかぶった車がずっと放置されいて、いい事があるわけがありません。ただ、キチンと駐車場代を払っていて、なおかつそういう事情がある以上、大家さんも強くは言えない様です。

先日そこに、自転車が2台捨てられていまして、このままでは粗大ゴミ置き場になってしまうと思い、大家さんに話をしてみました。大家さんもこれにはさすがに腹を立て、警察に電話をしたのだそうです。そしたら、そういう案件は区役所の仕事だからとそちらに回され、区役所に電話をすれば、確かにうちの仕事だけど忙しいのでその内に…という、あまりにお役所的な対応。かといって、一応他人の所有物なのだから、勝手に処分してしまうわけにもいきません。処分料金も自分負担になってしまいますしね。

この辺でも、大きな通り沿いでしたら、自転車など放置しようものなら1日はおろか半日で撤去されてしまいますが、一本裏に入ってしまえば完全にノーマーク。お役所も↑の様な怠慢対応です。あんまり頭にきたので、ブレーキワイヤー・チェーンなど、使えそうな部分をパーツどりしてやろうかとも思いましたが、そんな事で泥棒さんになるのもアホらしいので止めました。私なんて職務質問してきた警官に“相当乗ってますね〜”と感心されるくらい大事に使ってますけどね、自転車。

08/09/18(Thu)

月に1〜2回の頻度で実家から届く野菜箱。非常に助かるのですが、実家の母は凄くアバウトな性格なので、時々困ることもあります。一番困る事が多いのは、ニンニク・カボス・大葉といった、薬味系の野菜。ナスやキュウリなどの通常野菜だったら、火を通したり塩揉みしたりすればグッと嵩が減ることもあって、相当な量が送られてきても大丈夫です。が、薬味系は別。一回にそんなに大量に食べられるもんじゃありません。たとえば、カボス1ダース送られると、割と困ります。

秋刀魚なり鯵なりを塩焼きにしたとして、一回に使えるカボスはせいぜい半分。米だったら毎食1日2回コンスタントに減っていきますが、塩焼きを毎食食べるわけにもいかず、消費のスピードは遅くなります。1ダースだとどう頑張って見積もっても、ひと月以上かかるでしょう。

また、たとえばニンニク。10玉とか送ってこられると、どうしようかと思います。そりゃニンニクは、乾燥したところに置いておけば数ヶ月は大丈夫ですが、月1〜2回の頻度で、毎回ニンニクが10玉入っていたら、そりゃいくらなんでも無理です。まぁ、多分あんまり深く考えてないんですよね。実家の台所、こういった使いかけの野菜で一杯でしたから…。元気で野菜を作って送ってくれている、本来はそれだけで満足すべきなのでしょうが、それでもね〜。

08/09/17(Wed)

本日のお買い物は、ズッキーニ2本150円。特売だったので、買ってしまいました。前日は1本でこの値段だったので、多分売れ行きが悪くて投げ売りに転じたのでしょう。ありがたいことです。ズッキーニはおそらく、そんなにこの近所界隈の食卓に馴染んでいません。だから、うちの近所のスーパーでは数日待っているとグッと値段が下がる事が多いのです。

うちのズッキーニ料理方法はマリネだけ。それなりに美味しいので、他のレシピを開発する必要性も感じないまま今に至ってます。ズッキーニは、ヘタの部分を切り離して、一口大の乱切りにし、多目のオリーブ油で切り口にやや焦げ目がつくまで、強火で炒めます。今回は、ピーマンが2個余っていたので特別参加。ヘタと種を取り除いて乱切りにしたやつを一緒に炒めるんですが、ズッキーニよりずっと薄くて火の通りが早いピーマンは、かなり後で投入します。

玉葱を繊維に沿って薄くスライスし、水にさらしておきます。炒めたズッキーニ&ピーマンと玉葱を混ぜ合わせ・オリーブ油・酢・塩胡椒で味を調えて完成。日曜日にトマトを貰ったのですが、既に食べてしまっていたのが惜しかった。トマトを入れれば味が引き締まっただろうにと思うと、やや残念ですが、うちの料理の本質は、“その辺にあるもので適当にでっちあげる”だから、仕方ありません。2本150円のズッキーニ、お買い得でした。

08/09/16(Tue)

キャベツラスト。一玉丸ごと買ってきても、あっという間に使い切ってしまうのは、私が大食いなのか、キャベツの汎用性が高いのか。最後は真ん中の柔らかくて甘い部分なので、ストレートに甘酢であえました。真ん中の方はいりくんでいて一枚ずつ剥がすのは面倒ですし、綺麗に剥がしたところでどうせ和え物なので、剥がしは適当。丸ごとお湯に放り込むと火の通りが悪いから小分けにするかってな程度でオッケーです。

また、中心に近い部分は芯も柔らかくなっているので、ここも一緒に茹でてスライスし、和え物に混ぜてしまいます。違和感は全くありません。本当はオーソドックスに甘酢であえるつもりだったのですが、野菜ボックスの中にカボスが余っているのを見て、気が変わりました。カボスも酸っぱいから、酢の代わりにつかってしまえと。よくある事です。

カボス二個を、茶漉しを通して種が入らないようにして絞り、酢の代わりに…するつもりだったんですが、味をみてみるとカボスだけでは決まらない気がしたので、酢を足しました。またもや予定変更、よくある事です。先日小一時間かけて小さく切った昆布と、うちの甘酢には欠かせない鷹の爪を入れ、砂糖と塩でやや甘めの甘酢に調整して完成。当初の予定とはずいぶん離れてしまいましたが、結果オーライ。カボスの酸味が爽やかで、酢だけの甘酢よりも軽い感じに仕上がり、なかなかです。

08/09/15(Mon)

本屋で立ち読みをして、サテ帰るべと駐輪場に出てくると、マイ自転車のハンドルが豪勢に曲がっていました。多分、倒された拍子に当たり所が悪く、曲がってしまったのでしょう。これはいい機会と、自分で直してみる事にしました。パンクの修理・ブレーキワイヤー交換・タイヤ&チューブ交換など、ママチャリのメンテは一通り経験してきたつもりだったんですが、意外にも(?)これはやった事がありませんでした。

素人の無謀さ炸裂、とりあえず勘でハンドルの真ん中にあるボルトみたいなヤツを、六角レンチで緩めてみました。このボルトが明らかに怪しい位置にあるんですが、ハンドルはピクリとも動きません。しばらく格闘した後、これは力の問題ではないとスッパリ諦め、googleさんに頼ってみたら、アッサリ回答発見。

ハンドルを緩めるには、このボルトを六角レンチで緩め、上にせり上がってきたところを、金槌でひっぱたいて下に押すんですね。そうすると、ロックが外れてハンドルが動くようになるらしいです。そりゃ、勘では分かりません。ただ、うちのママチャリは15年以上乗った猛者。ネットでの教え通り六角レンチを通していくら間接的にひっぱたいても、中でしっかり固着しているらしく、ビクともしません。えぇい面倒臭いとヤケになり、直にひっぱたいたら、案外簡単にロック解除しました。この辺、性格出ますねぇ。普段は慎重だが、切れると無謀になるんです。

まぁ、それはともかくハンドル調整技術もマスター。ママチャリのメンテナンスなら、ほぼ一人で出来ますよ。

08/09/14(Sun)

最近妙にキャベツが安いなと思っていたら、今年は豊作過ぎて産地では生産調整のために一部を廃棄しているというニュースを聞きました。道理でと納得。でもま、安いのはイイコトなので、一玉98円で買ってきました。ちょっと前に使ったシメジのラストと、職場で貰ってきたピーマンがあったので、全部まとめて消費してやれということで、基本に忠実な野菜炒めを作ってみました。

キャベツの葉二枚分は、芯の部分は薄切りでその他の葉の部分はザク切り。ピーマンはヘタと種を取り除いてからザク切り。シメジは石突を取り除いてから手で房に分けておきます。動物性のものは何かないかと思って考えてみたら、先日の乾物ボックス大掃除で出てきた、シーチキン缶。確か、一年ほど前に実家箱に入っていたやつだと思いますが、これを使ってしまえということで、半分だけ使用。

包丁の腹で潰して微塵切りにしたニンニクと鷹の爪を、弱火のフライパンでじっくり炒めて油に香りを出してから、強火に上げて野菜投入。火の通りにくい順というセオリーに従うと、今回はピーマン→キャベツ→シメジでしょう。野菜炒めは火が通り過ぎているのよりは通り足りないほうが100倍マシと思っているので、その通り極短時間で。シーチキンは既に火が通っている食材なので、最後の方、シメジのタイミングで入れます。

味付けは塩胡椒のみ。醤油を入れる人が多いですが、私はどうにも焦げた醤油の匂いが嫌いなので、パス。強火に上げてから仕上がるまでの時間は、多分1分かかっていないでしょう。というわけで、なんの捻りもない野菜炒め。これを白いご飯にドバッとかけて食べると、美味しいんですよね。

08/09/13(Sat)

小麦粉のストックが切れたので、仕事帰りに業務用スーパーに回ってきたのですが、ショック。その店には一等粉(199円/kg)と二等粉(147円/kg)があり、全然味の違いが分からない私は二等粉を愛用していたんですが、その二等粉が品切れ・次期入荷未定。一等粉はいっぱいあるんですよ。これって事実上の値上げですよね。というわけで、いつもは二袋ずつ買うところを、一等粉を一袋だけ買ってかえってきました。

まぁ、考えてみれば一等粉の1kg199円だって十分に安いんです。うちでウドンを打ったり焼餅を作ったりするときの標準使用量は、1回150g。1回当たり主食の原材料費が30円ということになります。コンビニ弁当500円、外食1,000円と考えると、30円なんて空前の安さですが、それでも、一年前はこれが15円だったわけですから、何となく釈然としません。

うちの場合、米は電話すれば実家からいくらでも送ってくれるので、タダ。ですから、二等粉が再び手に入るようにならない限りは、小麦粉頻度は下がってしまいそうな気がします。つい最近まで、99円ショップで1kg袋が手に入ったものなんですけどねぇ。

08/09/12(Fri)

昨日使ったシメジやサツマイモ、炊き込みご飯の具として使う量なんてたかが知れてますから、当然どっさり残ります。そこで、色々使い回すことになるわけです。今日の使い回しは、最も手っ取り早い味噌汁。サツマイモは1cmのサイコロ。当然皮剥き・下茹でパスです。シメジは石突を取って一本ずつに手で分けただけ。本当はこの二つだけで具としては十分だったんですが、1/8と中途半端に余った玉葱があったので、これも厚めにスライスして追加。

片手鍋に水とイリコを用意し、そこにサツマイモと玉葱を入れて点火。シメジは最初から入れると歯応えがなくなってしまうので、お椀の中で乾燥ワカメとともに待機します。1cm角のサツマイモなんてあっという間に火が通りますから、沸騰したらすぐに火を落とし、味噌を溶かしてお椀の中のワカメ・乾燥ワカメを投入。蓋をして一呼吸おいてこの二つに火を通します。これでアッサリ完成。

ご飯は当然昨日の炊き込みご飯の残りですから、こんな風に使いまわしていると、食卓の秋色がどんどん濃くなっていきます。これで焼き秋刀魚とかが参戦したら、完璧ですね。

08/09/11(Thu)

早速昨日の昆布の出番、シメジ&サツマイモの炊き込みご飯を作りました。秋ですねぇ。具はシメジ・サツマイモ・油揚げ。鶏肉を入れると本格的なのですが、なにせ家に帰ってからの思いつきで作ったので、手元にありませんでした。でも、↑の材料でも十分に美味しい。

シメジは根(?)の部分を切り落としてから、手で一本ずつ分けます。あまりに大きい場合は裂いたりもするんですが、今回は小さめだったので分けるだけ。サツマイモは1cm角ほどのサイコロ。いつもの様に皮は剥きません。油揚げは小さめに切り分け、これまたいつもの様に油通しはパス。

あとは普通にご飯を炊いていくだけですが、最初から入れておくのは、昆布・醤油・サツマイモ・油揚げ。強火から弱火に落とし、蒸らしに入る直前にシメジを入れます。うちでは炊飯器でなく鍋で炊くので、この辺のタイミングは結構簡単に計れるのです。炊飯器を使っていると、自動で蒸らしに入ってしまうので、気をつけていないとすぐにタイミングを逃してしまうんですよね。

味付けはとにかく薄味。外食ででてくる炊き込みご飯は、醤油飯としか思えない私ですから、感覚的にはあの1/2〜1/3位の味付けを心がけます。醤油はほんのり香る程度で、サツマイモ&シメジの味が引き立つように。シミジミと秋を感じる一品。次は大好きな銀杏ご飯も作りたいですねぇ。

08/09/10(Wed)

今日は昆布の下処理の日。うちの昆布は全て、5cmほどの長さの極細短冊状に切って保存しています。多分、3〜5cmほどの長さに切った段階で使う人が多いでしょうが、こちらのほうが味がよく出てますし、食べやすく、量の微調整も簡単というメリットがあります。でも、これが結構面倒臭い。

昆布はまず、キッチンバサミを使って5cmほどの長さに切ります。ここまでは簡単。面倒臭いのは次、その5cmほどの昆布を縦方向に端から細かく切っていく作業。全ての昆布がピシッと伸びていれば楽なんですが、うちで買うような非一級品昆布は、たいてい皺になった状態で乾いています。それを伸ばしつつ切っていくのが相当に面倒臭い。うちだと、1リットルのボトルに8分目まで溜めるのに、約40分かかりました。まぁ、音楽とか聴きながらの単純作業なんで、すぐに無意識に手が動くようになって、そんなに苦痛ではないですが。

ともあれ、昆布のストック完了。40cm程の昆布を7〜8本使った段階で、ボトルが一杯になりました。これで大体1〜1.5年分。あと2回は同じ作業をするだけの昆布ストックがあるので、今後4〜5年は昆布を買わずに済みそう。でも、今朝はキッチンバサミでこすれ続けられ&昆布の塩が揉みこまれた右中指の第二関節がヒリヒリ痛んで仕方ないです。名誉の負傷ってやつですか。

08/09/09(Tue)

業務用スーパーを流していたら、豚モツミックス1kg500円という挑戦的な商品がありまして、思わず買ってしまいました。パッと見た感じでは白モツ(小腸)メインなんですが、他にもよく分からないパーツが色々入ってまして、面白そうだったんです。自宅の野菜ボックスの中にニンニクが溢れ気味なので、こちらも一緒に処理できるかなというのも魂胆の一つ。

家に帰ったら何はともあれ両手鍋に水を張り、豚モツミックスを投入して点火。さすがに臭いが強過ぎるので、沸騰したら一度目の茹で汁は捨てます。もう一回水を張り、弱火でコトコト煮ること1時間。全体が柔らかく噛み切れるようになったら、豚モツ料理はほぼ完成です。ただ、1度に1kgものモツを食べるわけにはいかないので、300gずつ3つに小分けして冷凍。

とりあえず今回は、オーソドックスに味噌モツ煮込み。柔らかくなったモツ、安く買ってきた人参、余っていたニンニクを片手鍋に入れて火を通し、やや濃い目に味噌で味をつけます。最後に、微塵切りにした玉葱(昨日の)を散らして完成。日本酒とかがあいそうな、オッサンメニューの完成です。

モツってくどくなりそうですが、下茹でをしっかりすれば、柔らかくてアッサリ美味しい。七味唐辛子をパラリと振って、柚子皮なんか入れた日には、寒い日にピッタリの一品になりそうです。

08/09/08(Mon)

今日は、実家からの玉葱をスライスして水に晒し、玉葱マリネをまとめて作ってみました。結構日保ちもするし、案外癖がなくてどんな料理にも合うので、重宝するのです。ところで、この実家から送ってくる玉葱は、ほぼ100%の確率で黴が発生してます。茶色になってしまった皮を剥いていき、食べられる層に当たったその一番外側の食べられる層。この表面に、黒い粉末をまぶしたような黴が生えてしまうんです。とはいえ、食べられる層に根付いているわけではないので、水で洗えば落ちますが、これが何とかならんものかと。あんまり気持ちのいいものではないですからね。

原因はハッキリしていて、乾燥不足です。乾燥過程で蒸発させられず、茶色い層の内側に残った水分が黴の原因でしょう。実家でも結構徹底的に干して入るそうなんですが、どうしてもダメ。黴なんて、温度と湿度が揃えばあっという間に発生しますんで、素人芸では所詮無理かもしれないという気もします。

その辺、玉葱農家の人はどうしてるんでしょ。考えられるのは、専用の窯を使った温風乾燥でしょう。防黴剤っていうテもありますが、茶色い層の内側なので、効率的に届かせるのは難しそうです。玉葱細胞が変質しない温度の風を決められた時間当てれば、多分黴は防げますが、そんなの普通の家じゃ出来ませんしね。かといって、茶色い層を剥いてしまえば、保存性が落ちてしまって台無しでしょう。やっぱ黴は洗って落とすしかないというのが、現段階での結論です、残念ですけど。

08/09/07(Sun)

昨夜はとんでもない雷雨。当然パソコンは使えないので、布団の中で本を読んでいたら、10時前には寝てしまっていました。おかげで今朝は6時半に自然起床。なんと健康的な生活でしょうか。そして今日は日曜日。昨日の雷雨で、“日曜日に限って雨が降る”という私の雨男伝説が再び証明されてしまうかと思いきや、どうやら夕方までは曇りがちながらも天気はもちそうです。というわけで、現在布団を干して、洗濯機を回しています。

午前中は、いつもの様に部屋の掃除を済ませてからお昼の用意。午後は欲しい本があるので、大型書店へのお出かけを予定しています。天気がもってくれるといいのですが…。9月に入ってから、残暑は厳しいながらもすっかり秋らしくなり、この辺では都心にもかかわらず虫の音が聞こえます。秋といえば食欲の秋。今年も食べたいものがいっぱいです。

08/09/06(Sat)

キャベツのラスト1/3、前回は生姜の甘酢であえたけど、今回も同じのは芸がないなと思いつつ台所を見回すと、目に入ったのは実家から送ってきたカボス。これまたマニアックな食材で、なかなか使いどころがなくて、おまけに結構日保ちがするもんだから、油断して放置中だったやつ。キャベツの酢和えの酢の代わりにカボスでもいいんじゃないかと思って、やってみました。

キャベツは中心に近い1/3。もはや筋の所も柔らかいので、今回は別茹ではせず、一気に全部茹でてしまいます。ただし、柔らかいので茹ですぎ厳禁。カボスは、種が入らないように茶濾し越しに果汁を絞り、表面の緑色のところを細かいおろし金でおろしておいて、アクセントにします。味付けは砂糖と塩…だけでいきたかったんですけど、味をみたらちょっと足りなかったので、酢で補完。

前回の甘酢漬けの酢リサイクルの一品よりも、スッキリ爽やか。酢の物というよりも、オイル抜きのマリネという雰囲気で、どっちかというとコッテリステーキのサイドなんかに合いそうな一品になってしまいました。これは、予想外。そしてやっぱり、キャベツは中心近くが甘くて美味しい。中心ばっかりまとめて3個100円とかで売っていればいいのに、とも思いつつ、そんなのありえませんけどね。

08/09/05(Fri)

スーパーの品揃えがすっかり秋めいてきまして、美味しそうな生サンマが100円。これは買わなければ、と思ったのですが、ふと隣を見るとマグロのアラ1パック100円。相当悩んだ末に、マグロのアラにしてしまうところが私らしい。アラは血合いの剥身がメインで、私の大好きな筋はあんまり入っていませんが、最近食べていなかったのと、ニンニクがインフレ気味で持て余しているのを思い出して、こっちをチョイス。

料理方法は簡単至極。アラを5cm位の長さに切り揃え、醤油・味醂・すりおろしたニンニクに漬け込んでから焼きます。焼き加減はさすがにウエルダンで。コレ、魚というよりは癖がありまくりの獣肉という風情になります。今回は、万能葱が沢山余っていたので、小口に切って大量にふりかけてみましたら、結構合いました。でも、一番あうのは何といってもワサビです。照り焼きにワサビというのも妙な取り合わせですが、中身がマグロなのか、抜群の相性なのです。

たまには思い切って鯛の刺身とか買っちゃえよ〜という心の囁きがないではないのですが、そういう時にも意識は鯛のアラの方にいってしまうという…。アラって美味しくて安いんですよね。

08/09/04(Thu)

なんだか前にも同じ様な事をやってしまった気がするんですが、学習能力なく同じ失敗をしてしまいました。うちでは一升瓶で買ってきた醤油を、そのままでは重いので五合瓶に移して使っています。そんなわけで、五合瓶の方は毎日の様に開け閉めするんですが、一升瓶の方は滅多に触りません。先日、五合瓶の方が空になったので、補充しようと一升瓶の蓋を開けたとたんに、轟音。指先を離れた蓋が部屋の隅まで飛んでいきました。一升瓶の上半分、空気だった部分は白いもやに覆われています。

これには心底ビックリしましたね。夏場の気温の高さで醤油の醗酵が進み、瓶の中の気圧が上がっており、私が蓋に手をかけたことでそのバランスが崩れたんでしょう。瓶の中のもやは、急激に圧力が下がったことで、水蒸気が水に戻ろうとしていたものだと思われます。

醤油は冷蔵庫で保存すべしという意見をあちこちで目にしますが、そりゃもっともですね。今回のような爆発を別にしても、ちょっと醤油の匂いを嗅ぐだけで、明らかに醗酵が進んでしまっている事が分かります。でもまぁ、それで食べられなくなるというわけではありません。それに、一升瓶を収納できる冷蔵庫となると、相当大きいものを用意しなきゃいけないです。というわけでまた来年、鶏の様にすっかり全てを忘れた私は、同じ様に驚くことになるでしょう。

08/09/03(Wed)

夕食今日の一品は、キャベツの酢の物。4〜5日前に買って1/3ほど使った後、濡れ新聞紙とビニール袋に包んで冷蔵庫に入れておいたやつを、再び1/3ほど使用。作り方は相変わらず簡単。芯は固くて茹で上がりが遅いので、予め切り取って時間差で長めに茹でておきます。芯は小口切り・葉はザク切り。全部まとめてギュッと絞り、水気を切ったら、肝心の味付け。

いつもなら酢をドバドバ入れてしまうんですが、今回は、先日作ったばかりの生姜の甘酢漬けの甘酢を利用しようと思いつきました。甘酢って、生姜をヒタヒタにしないといけない都合上、結構たっぷり目に作るんで、最後の方余ってしまうんですよね。沸騰させてしまっているので、酸っぱさは少し飛んでしまっていますが、砂糖・塩で調味済みなのは強い。

というわけで、絞ったキャベツに甘酢をドバドバ。さすがにコレだけだと味が決まらないので、酢を少々と塩で補い、鷹の爪も投入。生姜の香りがピリリと効いた、いつもとはちょっと違うキャベツの酢の物になりました。これはこれで、結構美味しい。

東京は一時夏は過ぎ去ったかのような涼しさでしたが、最近は酷い残暑で、すっかり油断していた私は、酷い夏バテ中。体が甘えを覚えてしまったせいでしょう、盛夏以上のヘロヘロっぷり。そんな中、食欲不振から更なる夏バテを招かないようにと、日々精進しております。早く秋にならないですかね。

08/09/02(Tue)

ここしばらく、得意の素麺ペペロンチーネを作るたびに胃の具合が悪くなり、夕食まで何だか胸がムカムカするという日々でした。これは、完全和食にしろという神様のお告げかなと思っていたんですが、ふと原因に思い当たりました。油です。

今使っている油は、職場で同僚が余ったからとくれたもので、太らない油と銘打った、怪しい油。中鎖脂肪酸が入っていて、体に脂肪がつきにくい、とか書いてあります。普通は油というと、コーンとか菜種とか、油の多く含まれる植物から抽出するものですが、この油は何だか色々混ぜたり化学反応させたりしているようで、よくよくみると怪しさ炸裂。

というわけで、油を変えてみました。新しい油は、行きつけの業務用スーパーで買ってきた菜種油。胸のムカつきは嘘の様に消えましたので、やっぱりあの変な油がいけなかったようです。ムカつきの原因になった油、ダイエットを謳っていますが、そこまでする必要があるんでしょうか。カロリーを落としたければ、そんな怪しい油に頼らずとも、食事の絶対量を減らすとか、高カロリーの肉類に手を出さないとか、もっと真っ当な方法はいくらでもあるはずです。

というわけで、怪しい油は即廃棄。新聞紙に沁み込ませて燃えるゴミの日に出してしまいます。食べ物は捨てないという原則の私ですが、胸がむかつく変な油にまで義理立てする事はありませんからね。

08/09/01(Mon)

夏の間、ものすごく気になっていたのに解決がかなわなかったのが、部屋の臭い。夏の部屋は条件が悪過ぎます。うちは冷房を使わない生活を実践してますんで、今年も締め切りという事はありませんでしたが、主に蚊対策として窓は常時網戸になっていました。網戸というのは、風を通しそうですが、開けっ放しに比べると全然ダメです。そして換気。窓際にサーキュレーターを置いて動かせば、相当換気に役立つのですが、一台しかないサーキュレーターは、人間様の体温を下げるのに使われるので、換気には回せません。

真夏の間は、部屋を吹きぬける自然の風もあまり期待できないので、どうしても空気が室内にこもることになります。うちは、小まめに掃除をしてかなり綺麗にしている方だと自負しているんですが、帰宅直後、鼻がまだ部屋の空気に馴染んでいない時には、ダメダメだと思ってガッカリしたものです。

それが最近やっと少し解消しつつあります。ずいぶん涼しくなって、蚊の発生も一段落。窓を網戸無しの全開にする事も、サーキュレーターを窓際に置く事も出来るようになりました。こうなったらこっちのもの。今は暇さえあれば、部屋の中の換気に努めています。過去には活性炭を置いてみたこともありますが、やっぱり強制換気に敵うものではありません。部屋の中の空気がずいぶん爽やかになってきました。

無論、消臭剤やポプリといった市販商品の力に頼れば、ずっとコトは簡単なんでしょうが、性分のせいか、そういうのには最後の最後まで頼りたくないんです。自分でも面倒臭いなぁと思っているんですけどね。

<<前<<   >>次>>

copyright by ミソジ since 2004/04/28
本サイトの無断利用は禁止デス。