2009年3月

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09/03/31(Tue)

週に二回の燃えるゴミの日。以前はビニールやプラスチックは不燃ゴミとして分別してましたが、今では燃えるゴミに一括でオッケー。楽にはなりましたが、いまだに昔の癖が残っていて、コレ本当に燃えるゴミに出していいのかな?と心配になったりします。それはともかく、ゴミの日の前日。ゴミ袋の口を閉じ、翌朝ゴミ出しを忘れないように、ドアの前に置いておくのですが、その時ゴミ袋を覗き込んで、小さな達成感を味わう事があります。

勝った、と思うのは、無駄なゴミが捨てられていない時。無駄なゴミというのも変な言い回しですが、プラスチックの食品容器とか、華美な包装紙とか、そういうのが入っていると私の負けで、少量の生ゴミやスーパーのレシートくらいしか入っていないと、勝ちになります。無駄なく暮らすってことが、もはやゲーム感覚になっていて、ゴミ箱を覗き込むと、直近のスコアが分かるみたいな。ちなみに、実家からの荷物に緩衝材として入っている新聞紙は、スコアを悪くしたくないがためにわざわざ、伸ばして畳んで古新聞として収集日に出します。まぁ、お遊びみたいなものですけどね。

09/03/30(Mon)

週末、いつもの様に部屋の掃除をしてまして、これまたいつもの様に、風呂場にある下水口へのトラップを外して、中をキレイに洗ってましたら、ふと思いついてしまいました。うちのトラップ、過去にいくら頑張っても外せない部分がありまして、多分ココを外すと髪の毛がたっぷり詰まってるだろうなぁと、いつも気になってたんです。カーテンレールの金具が少し余ってるんで、それをペンチでいい具合に曲げれば、分解しなくても中をさらえるんじゃないかと。

で、早速やってみました。カーテンレール金具を、一旦まっすぐに伸ばしてから、先端をL字に折り曲げ、トラップの穴のふちに引っかからないように、途中もうまい具合に曲げていきます。これをトラップの中に突っ込み、L字の部分で中の髪の毛を引っ掛けるようにしてから引っ張ると…。ここに住んでから10年弱、前の住人も多分こんな事はしてなかったでしょうから、出てきたのは凄い髪の毛の束。こんなに入ってて、よく下水が逆流しなかったなと感心するほどのブツが、ズルリと出てきまして、汚れ・垢系がまとめて取れるのが大好きな私としては、大感動。これで、風呂場の臭い環境が一段階改善されるでしょう。カーテンレール金具はステンレスなので錆びる心配なし。永久保存ツールにして、これからもちょくちょくさらうことにします。

09/03/29(Sun)

昨日の草むしり話の、ちょい補足。使う道具は中くらいのバケツ・45Lのポリ袋・五寸釘の三点セットです。むしった草はとりあえず手近に置いたバケツに貯めていき、一杯になったら45Lの袋に移します。最初からポリ袋に入れればひと手間省けるじゃないかと思うかもしれませんが、45Lの袋は結構大きくて、連れて作業するのに適しません。またポリ袋の口は、いつも開けておくのにひと手間かかるので、結局バケツの方が楽なんですね。30分ほどの作業で、収穫はバケツ8分目程度。初めて半月ですが、45Lの袋はまだ7分目ほどにしかなりません。まぁ、それでも結構な量ですが。口を開けて放置し、なるべく水分を飛ばすようにしてます。気休めですが。

五寸釘は、根のしつこい雑草を抜く際に、根元に突っ込んでグリグリと動かし、土を緩めるのに使います。そのまま引っ張ると根が残ってしまう雑草も、コレで根絶。ただ、釘よりも深く根が張ってたらダメですが、まぁそれぐらい根性入った雑草なら、許してやってもいいかと。釘の頭にはビニール紐を結びつけ、もう片方の端を輪にして結んで、手首にはめておきます。釘は工具箱の中にあった錆の浮いたもので、土の上に置くと保護色で見えづらくなり、案外探してしまうんですよね。その対処方法として、このように手首に繋いでおくわけです。

人によると軍手をはめて草むしりという人もいますが、私は素手です。大きな草がみっしり生えているなら、軍手でガシガシ作業する方が効率良いんでしょうが、私の場合は小さめのヤツまで根絶やしに作戦なんで、指先の感覚が必要なんです。おかげで右手の爪には土が入り込んで、真っ黒。洗っても完全には取れません。まぁ、女性と違って全然気にしないんで、別にいいんです。料理の時はちょっと考えるんですが、洗ってもちょっとやそっとで落ちないものですから、まぁいいかと。その辺も、相当アバウトです。

09/03/28(Sat)

朝の草むしりを始めて約半月。以前は全部まとめて雑草としか思っていなかった草ですが、草むしりをしているとそれぞれ違うんだなという、当たり前のことが分かってきました。まぁ、むしる側としては作業がし易いかし辛いか、それだけの判断基準なんですけども。

ド素人の私でも名前を知っていて、コレは嫌だなという草がドクダミ。とにかく独特の臭いがあり、一本でも抜くと手にその香りが移ります。私はそんなに嫌いじゃない臭いですが、嫌な人は嫌でしょうねぇ。そして、根が深い。地下茎みたいなのを張り巡らしやがっていて、よほど丁寧に抜こうとしても途中で切れてしまい、根絶やしに出来ず、超迷惑。

もう一つ嫌なのが、名称不明のクローバー。三つ葉で茎がひょろっとしていて、地中にミニチュアの百合根みたいな芋を作るヤツ。うちの実家にも盛大に生えていましたんで、多分日本全国どこにでもあるでしょう。コイツは、とにかく茎が細いので、抜こうとしても途中で切れる事うけあい。そして百合根みたいな芋は、すぐにバラバラと壊れてしまい、落ちた一粒からでも復活するという、始末におえない生命力。

まぁ、見てる分には雑草でもそれなりにきれいな色や形をしてるんですけど、人間様の身勝手で勝手に悪者にされて抜かれてしまうんですよねぇ。

09/03/27(Fri)

数日前ここに書いた鶏ガラのダシ、予想以上に美味しくて大満足です。ただ、白菜は時期が終わってしまったのか、ビックリするほど値段が高くて諦めました。1/4半玉、それもやたらと貧相な大きさでしかないのが198円とか、ありえません。そんな時には、通年安い大根。一本100円だったんで、スでも入っているかと心配でしたが、割ってみたらごく普通の大根でした。

切り方は最初、千六本を試してみたのですが、これだとポン酢がつき過ぎて、辛くなるようですんで、結局拍子に落ち着きました。土鍋に6〜7倍くらいに薄めた鶏ガラスープを沸かし、昆布少々と拍子に切った大根を投入します。大根に火が通り過ぎてクタクタになると台無しですんで、ものの1〜2分ですぐに食べごろ。ポン酢をつけていただきます。

ところでここで残った煮汁。日本人の定番はおじやですが、私、アレがあんまり好きじゃありません。ご飯はカキッと普通炊き。ヤワヤワになったご飯なんて、魅力半減です。そこに更に卵。卵自体は嫌いじゃありませんが、おじやに卵を入れると全部が卵味になり、なんだか味わい半減のような気がするんですね。ではどうするかって言うと、塩少々で味を調え、葱をぱらっと散らしたものをそのまま、スープとして飲んでしまいます。鶏ガラ&大根の風味がしみじみと美味しい。あんまりやってる人を聞かないのが、不思議なくらいです。

09/03/26(Thu)

少し気候が春めいてきたので、以前から考えていた企画、家の周りの草むしりをやってます。うちは古いので、家屋の周りに割とゆったりとスペースがあるのですが、大家さんが全くメンテナンスしないので、草ぼうぼう。共有部分ですし、私が手を出す理由は全く無いんですが、まぁキレイな方が気持ちもいいよねということでの、草むしり。

時間は朝。以前より30分早く起きるようにして、出かける前に作業。前もって大体、今日はココまでと決めておき、中くらいのバケツ一杯分ほどの収穫があります。草むしりなんて、子供の頃は大嫌いな家事手伝いの筆頭でしたが、今やって見ると結構面白いもんです。なにせ、考え事に最適。黙々と手を動かす最中は、今日の予定を頭の中で組み立てるのに最適。それにしても、こうやって草むしりをしていると、花が好きで暇さえあれば草をむしっていた祖母の姿が思い出されます。自分が自発的にやるようになるなんて、あの頃は考えてもみませんでしたけど。

草をむしると結構なスペースが出来るので、今後は大家さんに許可を取って、何か植えようと思います。相変わらず、見て楽しむだけの花には興味ないので、葱とか韮とかハーブとか。その辺りを育てられたらいいなぁと。あぁ、どんどんジジイ趣味になっていきますね。

09/03/25(Wed)

10日ほど前に買った鶏ガラ(手羽先を集めたもの)を食べ切りました。無論、私といえど骨は食べられませんが、残った骨はキチンと洗い、すりこぎで叩いてヒビを入れてから、冷凍庫に貯めてました。全部食べ終わったところで、骨を片手鍋に移し、水をひたひたに張って点火。沸騰したら弱火に落とし、そのまま煮ること2時間。自家製の鶏ガラスープです。ちなみに、アクは最初のうちだけで、ほとんど出ません。時々沸騰した分の水を足しながら、放置してやればオッケー。

髄の部分や軟骨から出たエキスで、美味しいダシが取れるんです。元々“鶏ガラ”という商品名で売られていたものなので、こちらの使い方の方が本筋なんでしょうが、ここまでやると、“使い切った!”という充実感がありますね。この鶏ガラスープは、適宜薄め、大根や白菜を水炊き風にサッとにてポン酢で食べると美味。でもまぁ、2時間ガスを使いっぱなしだった事を考えると、材料費がタダに近いとは言うものの、思ったよりは贅沢な食材なのかもしれませんね。

09/03/24(Tue)

行きつけの喫茶店でお茶していたらマスターが、“セールスの兄ちゃんがこんなの持ってきたんだよ”と見せてくれたのが、電話帳ほどの分厚さのある、食品カタログ。飲食業界で使いやすいように、中間処理された食材の山。洋食の前菜なんかで使う、サーモンをクルッと巻いてバラの様な形にしたものまで載ってます。無論、真面目に最初の食材から作る店もなくはないのでしょうが、街中にあれだけ飲食店がたくさんある昨今、どの店も多かれ少なかれ、こういう商品を利用してるんじゃないかというのが、マスターの弁。

そういえば、初めて某業務用スーパーでポテトサラダを見つけた時の驚きは今も覚えてます。定食屋などでランチを頼むと、かなりの高確率で小鉢としてついてくるポテトサラダがありますね。塩揉みキュウリと人参の角切りが入ってて、どこで食べても同じ味のヤツ。アレが巨大な1kgの袋に入って棚に並んでるんです。あぁ、買ってたのかと。ココに出入りするようになって、私の自炊率はますます上がりました。こういう食品にほんのひと手間かけて皿に並べて出すだけの料理に、材料費の3倍もの金は払えんなと思いまして。まぁ、料理が自体楽しいってのが一番大きいんですけどね。

09/03/23(Mon)

いつ以来食べ続けてきたでしょう、多分去年からですね、アサリの佃煮500g×2も最終盤に入ってきました。食べ方はもっぱら炊き込みご飯。三本の指でつまめるくらいの佃煮と塩を一つまみで、3合のご飯を炊きます。こういう食品の場合にやりがちなのが、袋の口をはさみで切り開き、その袋のままピンチ等で留めながら使うやり方。でもコレ、袋の口が汚れて衛生的じゃないですし、後半になると中身を取り出すのが億劫になって、ついつい使い切れないままで賞味期限を切らしがち。うちでは基本的に、こういうビニール袋食品は、大小問わず全てタッパーに移し変えて使います。

で、そのタッパー。佃煮も最終盤になると、醤油・砂糖・アサリエキスが煮詰まってドロリとした煮汁が残ってきます。そこで出番なのが、旬もそろそろ終わりを迎えようとしている、大根。この煮汁を使えば、醤油&ダシを別に用意しなくても済んでしまうという、まぁいわばリサイクル。ご飯を炊くときに一緒に入れてしまえばいいじゃないかという説も強いのですが、たまには変わった事もしてみたいんですよ。でも、身の方を入れても大振りに切った大根とアサリの食感は、あまり合わないのですね。というわけで、出来たのが、遠くにアサリの風味を感じる、割と上品目な大根の煮物。まだまだ日が暮れると寒かったりするので、温かくてナイスです。

09/03/22(Sun)

高校野球が始まりまして、家で仕事してる時なんかは結構な確率でラジオは高校野球です。今でも人のトーク―典型的にはインタビュー番組―を聴きながらの作業は、基本的に不可な私。一番安全なのは、J-WAVEはじめとする音楽系FM番組のつけっぱなしです。でも、高校野球は何故かオッケーなんですよね。球場のざわめきやバッティングの音がなんとも心地よいのです。無論、解説者やアナウンサーの声は耳に入り、逐次の得点やストライク・ボールカウントも耳には入っているはずなのですが、通常、サッパリ理解していません。現在得点が何対何でどっちが勝っているかすらも、よく分かっていません。

ところが、これがプロ野球になると、話が違います。内容が耳に入らず、BGMと化すのは高校野球と一緒なのですが、そのBGMとしての質は、高校野球よりも一段落ちます。ナイトゲームが多くて、もはや一日の終盤で疲れているからでしょうか。詳細は謎。集中できずに音楽番組に変えてしまう率が高くなります。あと、今の時期だと大相撲をやってますが、こちらも原因不明ながら、大相撲もイマイチダメ。アバウトなんだか神経質なんだか、よく分からないです。飛びぬけて、高校野球が好きというわけではないんですが、何ででしょうね。

09/03/21(Sat)

どうもここ数年、花粉症らしいのです。らしいというのは、おおっぴらに涙が出たりくしゃみが止まらなかったり、そういう典型的に重い症状は出ないのですが、この時期になると、微妙に調子が悪いんです。まず、鼻水が出ます。一日に数回鼻をかめばいい程度なので、常時ティッシュペーパーを手放せないような状態ではないんですが、通常時に比べると、明らかに鼻の粘膜が活動してます。

そして、耳の中と右後頭部が痒くなります。ネットで調べて見つけたのですが、花粉に耳の中の皮膚が過剰に反応して、痒くなる人は結構いるようです。私もまさにそのクチ。痒い⇒耳掻きマッサージ⇒皮膚が荒れる⇒ますます痒いの悪循環。あとは後頭部。以前皮膚科で見てもらったら、軽度の乾癬だそうで、坊主にして日光に当たるといいんだけど…といわれたんですが、ちょっと無理です。通常は忘れてるくらいの存在なんですが、この時期になるとちょっと痒くなります。乾癬って根本的な原因がいまだ不明で、対処療法しかないんですよね。

まぁそんなわけで、今の時期は多少憂鬱。なるべく外出を控え、家で大人しくしています。外はいい天気なのにつまらんなぁなどと、子供みたいな事を思いながら。

09/03/20(Fri)

今日の晩御飯は、数ヶ月ぶりに近所の中華料理屋でラーメン。冷蔵庫の中には常備菜が沢山ありましたし、ご飯のストックもありました。でも、数日前にここに書いたピーナッツを食べ過ぎまして、どうにもこうにも食欲がわかず、それでも何かお腹に入れておかねばということで、結果として選んだのが、ラーメンの小盛り。そして一晩あけて今朝。喉がカラカラで仕方ありません。多分、いつも以上の塩分を急激に摂ったせいでしょう。本当に、分かりやすい体です。ですので今まさに、私の傍にはマグカップに入った大量の水。大量の水分で薄めて流してしまえ作戦を敢行中です。

で、幸いな事にピーナッツは全て無くなりました。これで、規則正しい食生活を邪魔するものは消えて、めでたしめでたし。リンゴやミカンといった果物系なら、いくらストックがあっても困らないのですが、スナック系はダメですねぇ。あったらあっただけ食べ尽くし、結果として食事のリズムを狂わせてしまいます。捨てるなり人にあげるなりすればいいのですが、それが出来ない自分自身のみみっちさよ。くれるなら果物系にしてくれ〜と常に念じてはいるのですが、なかなかそううまくはいかないものですね。

09/03/19(Thu)

私が愛読するデイリーポータルZというサイトで、3日間を食費315円で暮らすという企画をやってました。調理に使ったガス・電気代と、手持ちの調味料はカウントしないという条件での315円。うち的にコレは可能かと机上の空論的に考えてみました。まず、金額面なら全然大丈夫。まぁうちは主食を実家からの米に頼ってますんで、コレを使わないとなると今ほどのバリエーションある食卓は作れませんが、多分そんなに問題ありません。ただ、一番問題なのが、3日間といういわば短距離である点です。

食費を抑えつつ、なおかつバリエーションある食卓を作るコツは、とにかく長期計画で食材を買う事に尽きます。企画でも、最後には小麦粉とキャベツが随分余っていました。ですので、内容としては3日間315円よりも、30日間3,150円の方が、ずっとリッチに作れます。ただ、最近小麦粉が値上がりしてるんですよね。先日の安売りでは、1kg168円でした。私は1ヶ月で9kgの主食が必要なので、そこだけで1,512円。半分使ってしまいます。金額面では野菜オンリーにすると安いのですが、やっぱりそれだと辛いので、最近美味しさ再発見の、鶏がらグラム28円を500g買って140円。残りは1,340円です。コレは全部野菜でしょう。キャベツ・玉葱・人参・大根など、大きくて安いものばかりをチョイス。ほうれん草や小松菜などの葉物はコストパフォーマンスが悪くてダメです。

材料が揃ったら、あとは煮る・焼く・蒸すなどの料理方法を適当に組み合わせ、味付けも和風・洋風・カレーなどで回していきます。主食は、ウドン・手打ちパスタ・焼餅・スイトンあたりをローテーションでしょう。多分結構いけそうな気がします。でも、お遊びでやるならともかく、必要に迫られてこういう企画は、絶対やりたくありませんね。心が寒くなる事請け合いですから。

09/03/18(Wed)

炒りピーナッツ貰いました。400g入りを2袋も。ポイントは既に炒ってあるという点。生ピーナッツなら、炒めた分しか食べられませんが、炒りピーナッツは袋からつかみ出すだけで無限に食べられます。そして、私はこういうのを我慢するのが極めて苦手。特にネットを見ているときやボーっとしている時の危険性が高く、今日はこれ位にしておこうと更に一掴みのピーナッツ⇒気付くと全部なくなっている⇒もう一掴みくらいいいだろう、の永久機関。

私、周囲に食べ物があると、あるだけ食べてしまうんです。日頃その悪癖が発揮されないのは、あくまで間食系のものは一切買わないというポリシーのおかげ。しかし、貰い物等で一旦それが崩れてしまうと、止まるところなく食べてしまいます。特に今回のは、カロリーが高い事で知られるピーナッツ。いつもなら軽い空腹を覚える筈の朝の時間ですが、かえって胃が重いように感じられています。この、やめられない止まらないという悪癖さえなくなれば、私ももう一段階成長できると思うんですが、無理でしょうねぇ。

09/03/17(Tue)

私が、朝起きてからお昼ご飯までに口にするものといえば、マグカップのお茶一杯だけ。朝が忙しくなると、そのお茶も水になります。以前は何も口にしなかったんですが、健康サイトなんかを見て研究すると、寝ている間に発汗でコップ一杯分くらいの水分を失っているらしいですし、水分を取ることで便通もよくなるらしいんですね。まぁ、別に便秘でもないんですが、とりあえずその辺にお茶を置いておき、弁当作ったり、着替えたり、顔洗ったりと、朝の準備をしながら少しずつ水分を摂る様にしています。

目に見えて健康面がアップしたという実感は、サッパリありません。でも、喉を水分が通過して、夜の間に失われた分がスッと補給されていく感じがなかなかいいので、結構続いてます。私の周囲では、お茶を沸かす人さえ少数派になりました。今時、お茶はペットボトルですよね。でも、お茶を沸かして淹れるという面倒な手続きが、実はなかなか良いものなんですよ。心が落ち着くとか、無駄も必要とか、胡散臭い言葉になってしまうのが残念ですが、それはそれで意味があると思うんですよね。

09/03/16(Mon)

内祝いのお返しってことで、親戚から佃煮セットを貰いました。日本橋の某有名店のものなんだそうです。でも、昔から思ってたんですが、佃煮の詰め合わせって上げ底が凄いですね。外箱は杉。豪華という意味もありますが、板自体の厚みと上下板を微妙に内側にへこませる構造で、自然と容量がかなり少なくなるようになってます。その中を六つに仕切るんですが、仕切り板も杉。こちらも豪華という反面、以下略。

それぞれの仕切りの中には、真空パックされた各種佃煮の小袋が収まっています。保存にはいいかもしれませんが、真空パックですから、直に詰める場合に比べると、隅の方はスカスカ。結局、六つ入っていた小袋をまとめると、外側の木箱の1/4くらいの容量になってしまいました。それにそもそも、保存食の佃煮を真空パックする必要があるんでしょうか?コレはあんまりにもあんまりだよと、実家とも電話で話した次第。更には肝心の味も、甘味の人工っぽさが強過ぎて、私には…。

自宅用に買うんだったら、下町の佃煮屋さんにもっとずっと良心的なお店がいっぱいあります。でも、この店が日本橋で店を続けていられるのは、確立したネームバリューがあって、ギフトとして便利だからでしょう。直に食べるのは辛いので、やっぱりこれらも全部炊き込みご飯用ですね。

09/03/15(Sun)

時々買い物をする八百屋さんで、大根(1本100円)の横に、フサフサの大根葉を発見。どうやら、捨てようとして切り落として物らしいです。流石の私でも、大根葉だけくれとは言えないので、キチンと大根本体をかったうえで、貰ってきました。サテこの大根葉、ネットでレシピを調べると、小口に切ってフライパンで炒め、醤油や砂糖で炒りつける…というものが多い気がします。確かにコレも不味くはないんですが、私が好んで作るのは、酢和え。

小口に切った大根葉に塩を振り、しばらく放置してから、コレでもかというくらいに絞ります。見るからに苦そうな青汁が出てきますんで、コレは全部捨て、とにかく絞ります。青汁が出てこなくなったら、砂糖・塩・酢で味を調え、鷹の爪・昆布・乾燥ミカンの皮を加えて完成。コレをご飯に混ぜて食べると、それはもう、食欲が進む進む。大匙半分ほどのコレがあれば、ご飯一杯が軽々食べられます。ポイントは、なるべく細かい小口切りにする事と、徹底的に絞る事、ですね。

大根葉やブロッコリーの芯なんかに関する記事を見ていると、“食べられないものを食べてエコ”みたいなスタンスが時々あって、違和感を覚えます。私としては、“食べられるものを捨ててた”だけじゃないかという気がするんですよね。とりあえず、店頭で売ってるものは、大体食べられますよ。

09/03/14(Sat)

結局、千鳥酢一升瓶は別のデパートで買いました。空の一升瓶に載っていたメーカーに電話して、取扱店を確認までする徹底ぶり。電話で応対してくれた向こうの人曰く、一升瓶は年に数本しか出ないので、都内でも殆ど取扱店が無いのだそうです。道理で、私が買った店でも五合瓶・二合瓶しか店頭には出てなくて、一升瓶を下さいといったらお姉さんが奥から出してきてくれました。おまけに、隣のブースの店員さんが、“千鳥酢の一升瓶って、取り扱ってたのね”と驚く始末。よっぽど出ないんですね…。

でも、ケチな私には絶対に一升瓶。だって、値段が全然違うんです。一升:1,000円。五合:630円、二合:420円。二合瓶で買うと、同じ量で値段は倍以上になってしまいます。それに、酢の物をちょこちょこ作っていたら、一人暮らしでも、二合なんてあっという間。やっぱ、酢は一升瓶に限りますね。ただし、一升瓶では作業が大変なので、五合瓶(元々何が入っていたかは既に不明)に移して使ってます。

ちなみに、ネットで注文すれば、一升瓶も簡単に手に入ります。しかし、1,000円の商品一点(おまけに割れ物)だけで送料無し、なんてネットショップは多分存在しません。自分の行動範囲で現物が手に入るのなら、それに越した事は無いんです。その意味では、東京のど真ん中に住んでいることは、重宝しますね。

09/03/13(Fri)

愛用の酢が切れたので、デパ地下のいつもの店へ。醤油・味噌・酢といった発酵調味料は、砂糖や塩などと違い、品質が料理の味にモロに反映しますんで、多少値段が張っても、キチンとしたものを買うようにしてるんです。んで、その店での出来事。私の愛用の千鳥酢(一升瓶)の取り扱いが無くなってたんです。取り扱い自体がなくなっているということで、当然取り寄せも不可。仕方なくそのまま手ぶらで帰ろうとした私に向かって、店員さんが言った言葉が謎でした。

“あの、一升瓶の千鳥酢はありませんけど、同じ一升瓶なら菜種油の取り扱いがございますよ。”コレ、他のメーカーの酢を勧めるんなら、まだ分かります。でも、酢を買いに行った人が、酢が無かったからといって菜種油を買って帰ろうかというケースが、あるんでしょうか?それとも、私が一升瓶コレクターだと思われたのか…。更にこの発言が、店長と呼ばれた結構年配の人のものだというのが、更に謎。あの人、一体どういう意図で私に菜種油を勧めたのか?今もってよく分からないのです。

09/03/12(Thu)

またも買ってしまった、白菜一玉。レジで前のおばちゃんが1/4カットをカゴに入れているのを見て、小さな優越感に浸る小人物です。それはともかく、オヒタシ・浅漬けと多方面に活躍する白菜ですが、今回のメインは鍋。小鍋に春雨と春菊でミニサイズの鍋を作り、毎晩楽しむのです。ダシは昆布と鶏ガラ。鶏がらは最近開発したレシピです。

普通、鶏ガラというと、肉や内臓を取り除いた丸ごと一羽の形が多いのですが、コレだと毎晩少しずつ楽しむのは難しいです。でも、私の行きつけのスーパーで売っている鶏ガラは、手羽の一番先の部分。肉は殆どありませんけど、包丁の背で軽く叩き、骨を割ってから鍋に入れれば、中の髄からも十分に旨味が出ます。味の良さは、正肉なんかの比じゃないです。おまけに鶏ガラですから、価格は100g28円と捨て値同然。

作り方は簡単。小さな土鍋に、包丁の背で骨を砕いた手羽先ガラを2本と昆布少々を投入。沸騰してきたら火を弱め、白菜の芯の部分を入れて、しばし煮込みます。白菜が7割方柔らかくなったら、白菜の葉の部分・春菊・春雨を入れてサッとひと煮立ちすれば完成。鶏と昆布のダシが、反則的に美味しいです。

09/03/11(Wed)

お土産に貰ったのりの佃煮の瓶、やっと使い切りました。甘過ぎ・旨味強過ぎで、自分では絶対買わないなという代物なのですが、そのまま捨てられないのが私のケチな所。少しずつご飯に乗っけて食べ続け、先日ようやく完了。ラスト、瓶に残ってとり切れない分は、少量の水を入れてシェイク。ご飯を炊くときの水に加えて、無駄なく利用。まぁ、味的には大した意味はありませんでした。掌に乗るくらいの瓶に残った海苔と、3合のアサリ佃煮入り炊き込みご飯ですから、海苔の味などアサリの旨味にすっかりかき消されてしまいます。

でもこの、“使い切った”という快感が私には結構大事なんです。白菜・キャベツ・大根など、最近では分割して売っていることの多い野菜とか、なかなか使い切れない↑のような貰い物を、キチンと計画を立てて、ガッチリ使い切る。自分で作った料理を、美味いと思う事はあっても、感動するほど美味いと思う事はまずありません。他人に背中を掻いてもらうと気持ちがいいのに、自分で掻くとそうでもないのと一緒で、あらかじめ予想が立ってしまうからかもしれません。でも、使い切り感は予想とは無関係に、いやむしろ予想通りにコトが運んだという快感ですんで、自分で料理を作っていても、十分に味わう事が出来ます。料理の本分からは外れているかもしれませんけど。

09/03/10(Tue)

本日のお買い物は、豚のハラミが2割引でグラム70円の約300g買って220円。そういえば最近、禅寺みたいな食事だったなと思い、冷蔵庫の隅っこに大根が半分残っていたなと考えながら、買いました。大根と豚肉といえば、甘辛くこってり煮付けるのが定番中の定番。本来なら、豚バラ肉を使うのですが、ハラミだって脂の多さではかなりのものですから、無問題だろうと思いまして。

ちなみに、ハラミというのは横隔膜の事。一応モツ肉に分類されるので値段は安いんですが、腸や胃といった明らかに普通の肉とは味わいの違うモツ類に比べ、普通の肉に近い味をしています。焼肉屋で食べる事が多いですね。ですから、今回のように大根と煮付けて不味いわけがない。おまけに現在うちには、ちょっと前に友人からお土産で貰った黒砂糖があります。黒砂糖って意外に汎用性が低くて困るんですが、こういうのこそ桧舞台というべきでしょう。

モツ肉は大体食べてきた私ですが、いまだ食べた事のない部位が二つあります。一つは腎臓。いわゆるマメというヤツです。尿を作る器官なので、どんなに丁寧にした処理をしてもアンモニア臭があるらしく、食べた人曰く“難易度が高い”のだそうです。もう一つは脳。BSEの問題以降、牛の脳を市販で手に入れる事は絶望的に困難になりましたが、豚は関係ないと思うんです。でも、売ってません。こちらは、普通に美味しいのだそうです。一度でいいから、料理してみたいですねぇ。

09/03/09(Mon)

親戚から手作りの梅干を貰いました。当然、無添加。市販のヤツは減塩が主流ですが、個人が作る梅干ですから当然保存料など手に入る筈もなく、昔ながらにバリバリ塩の効いた一品です。小梅なら一食一個で簡単なんですが、大きな梅干・本格塩バージョンだと、とても一食で一個は食べきれません。そこでうちでは、ナイフで種の周りをぐるっと切り取り、実4回分&種という配分で、5回に分けて食べてます。無論しゃぶった種をラジオペンチで押えておいてハンマーで割り、核を取り出して食べる事も忘れません。小梅だと歯で割れますけど、普通サイズのは流石に歯では無理なんで。

古典落語の有名な作品に、“片棒”というのがあります。ドケチな商家の大旦那が、自分の死後の店の行く末を考えて急に心配になり、三人の息子にそれぞれ、自分が死んだらどんな葬式を挙げるかを訊ねます。長男・次男は話にならない放蕩息子で、無駄に豪華な葬式を挙げるだとか、参列者全員に豪華な弁当を振舞うだとか言って、親父を失望させるんですが、三男は親父の血を引く生粋のケチ。どの噺家さんだったか忘れたんですが、このケチっぷりを表現するのに、“一個の梅干を三食で食べる”ってのがあるんです。実を朝昼半分ずつ、種を夕食。それを聞いた時に、あぁ世の中ケチは沢山いれど、考える事は大体一緒なんだなと思ったもんです。あっちは3回、こっちは5回ですから、まぁ私の圧勝ですけどね。

それはともかく、健康志向という名の下に、市販の梅干の塩分はどんどん減らされ、傷みやすくなった分を保存料で補完するという流れになってます。私なんて、塩が多いんだったら一回に食べる量を減らせばいいだけじゃないかと、単純に思うんですが、そうでもないんですね。まぁ、一回に沢山食べてくれれば売り上げも増えて会社が儲かるんで、それが大きいんでしょう。私は塩鮭も漬物も、思いっきり塩の効いたやつをちょこっと食べるのが好きですが。

09/03/08(Sun)

この前、友人と回転鮨に行ったんです。ホント、回転鮨なんていつ以来か思い出せないほど久しぶりなんですが、最近の回転鮨は侮れないですね。ネタもそれなりに大きくて新鮮。2,000円分も食べれば、十分満足できます。で、その時に隣に座ったのが双子の小学校低学年男子&その母親という3人組。その子供のほうが凄かった。

店に入ってくるなりカウンターに向かって、“大トロ〜!”“僕も〜”⇒“炙りトロ〜!”“僕も〜!”。この2人、大トロと炙りトロしか食べないんです。まぁねぇ、人仮名に食べようがそれにケチをつけるのは野暮ってもんですが、いくらなんでもこの食べ方は、どうでしょう。

でもね、私としてはこの双子がこういう頼み方をするに至った経緯の方が興味深いんです。コレくらいの子供なんて、所詮何にも考えちゃいませんから、テレビのグルメ番組で変にトロを持ち上げるやつを見て、刷り込まれてしまったものと思われます。また、これらは値段も高いですから、高い=美味いという単純極まりない思い込みもあるのでしょう。で私が親だったら、こういうみっともない頼み方はさせないのですけどね。

ちなみに、私自身大トロは脂が強過ぎて、そんなに美味いとは思いません。同じマグロなら、ヅケや中オチ軍艦の方がよっぽど好き。でも、マグロよりは鰯や鯵といった光り物の方がもっと好き。安いからじゃないですよ、ちなみに。

09/03/07(Sat)

目覚まし時計の電池(単三・1本)が切れました。知ってる人は知ってるのですが、時計というのは相当消耗した電池でも、普通に動きます。うちのバッテリーチェッカー(青⇒黄⇒赤⇒消灯)でいうと、赤の状態でも全然問題なく動きます。ですんで、今回の消灯の段階までいくのには、かなりの時間がかかるのです。ちなみに、コレと正反対なのがデジカメ。使用時間が長いことがウリのアルカリ電池でさえ、あっという間に黄色の段階まで消耗し、それ以降は使えなくなります。つまり、デジカメのような贅沢な使い方をする機械である程度蓄電量を減らしておき、残りを時計とかラジオで使い切るのが賢い選択といえるでしょう。とはいえ、デジカメで普通にアルカリ電池を使っていたら、明らかに供給過剰になって、中途半端に残った電池が山になるのは目に見えてるんで、普通は充電式電池を使うのが定石なんですけどね。

でも、ここまでキチンと電池がなくなると、使い切った〜!という無駄な達成感がありますね。他の例で言うならば、マヨネーズやケチャップのボトルを、最後までキッチリ使い切ると、似たような達成感を感じることが出来ます。とはいえ、うちで恒常的に電池を使うのは、この目覚まし時計のみ。一般的にはあるであろう、エアコンのリモコン(エアコン使わない)、テレビのリモコン(テレビ持ってない)、ステレオのリモコン(ステレオ持ってない)etc、全てありませんから、なかなか手持ちの電池が減らないんですよね。時々、職場で捨ててある電池をチェッカーで確認して、生きてるやつを持って帰ってきたんで、20本以上のストックが。自然放電分を考慮しても、この先一生、電池を買うことはないかもしれません。

09/03/06(Fri)

先日、ジャガイモをすりおろして焼く時のつなぎとして買ってきた小麦粉が、300gほど残っています。意外と知られていないんですが、小麦粉は鮮度が重要。冷凍庫に入れておけば、腐ることも湿気ることもないですが、庫内の臭いを吸着していくので、あんまりよろしくありません。というわけで、使い切れ300gフェア。

ウドンを打ってしまえば、2食分です。でも、それだとアッサリしすぎているなということで思いついたのが、久しぶりのスイトン。気候は少しずつ春に向かっているとはいえ、やっぱり寒いんでピッタリ。作り方は相変わらず簡単。薄力粉50gに対して水30gを加え、よく練っておきます。土鍋に湯を沸かし、昆布と適当な量の塩を投入。練った小麦粉をボボボンと投入し、その辺にある野菜を加えれば完成。ちなみに先日入れたのは、キャベツの葉2枚・ニンジン1/2本・ブロッコリー1房・玉葱1/4玉也。スイトンってビンボ臭いイメージが付きまといますが、具沢山でキチンと作ると、ツルッとしててかなり美味しいのです。

ところで、ネットで調べてみるとスイトン用の粉ってのがあるんですね。小麦粉と澱粉を混ぜ合わせたもので、1kg450円。そりゃま、いろんな配合比率を研究してるんでしょうが、混ぜただけで単価を3倍にするってのは、いい商売だなぁと思いましたですよ。

09/03/05(Thu)

半月ほど前に作った蕗味噌が、全然減りません。毎食律儀にご飯にのっけて食べてるんですが、一度に沢山食べられる食材ではないので、ちっとも無くならないのです。やっと半分というところ。正直そろそろ飽きてきたので、使用を加速。ふろふき大根作りました。

外でふろふき大根を頼むと、3cm位の輪切りにした大きなものを、軟らかく煮たのが普通なんですが、そんなの作ろうと思ったら、火を通すのにどれだけ時間がかかるか分かりません。うちでは2cm厚の銀杏切りにします。コレだと割とアッサリ火が通りますから。でも、下茹でをしないのは相変わらず。下茹でをしない大根は、かすかなエグ味があります。一般的には嫌われるエグ味ですが、私はそれも大根の味の一部だと思ってますし、神経質に抜くほどの量でもないんで、そのまま。

大根はたっぷりの水で、塩・僅かな醤油・昆布で、軟らかくなるまで煮てから、一旦冷まします。この、一旦冷ますのが最大のポイント。コレで、中まで味がしみ込むんですね。食べる時はレンジでチンしてから、吹き味噌を塗って。たいした料理じゃない割に、贅沢感は高いです。

09/03/04(Wed)

最近、ガスコンロの調子が悪いんです。うちのは大小二口のものなんですが、大の方が、非常に点火しづらい。つまみをひねって、30秒くらいそのままの体勢をキープしてから手を離さないと、火が消えてしまいます。バーナー周りに煤た溜まったせいかとも思い、随分掃除してみたんですが、一向に改善せず。トラブルが起きたときの危険性が、電気よりも遙かに高いガスコンロですから、買い替えですかねぇ。

思い返せば、このガスコンロを買ったのは15年ほど前。そんなに複雑な機能がついているわけでもないし、キッチリ掃除もしていますんで、もうちょっと頑張って欲しかったんですが…。でもまぁ、まだ未練がありますんで、あと1〜2回、徹底的に掃除してみようと思ってます。

一応ネットでガスコンロ関係を調べてみたんです。予想通り、最近のは高機能化が進んでますね。底が3万円くらいで、天井は10万円。10万円のガスコンロって、要塞みたいな形です。中でも気になったのは、湯沸し機能ってヤツ。ヤカンを火にかけ、沸いたら勝手にガスが止まったりするんでしょうね。ただし、私が望むような品はなかなかなさそうです。2口以上のグリル無しタイプ。グリルは使わずもっぱら魚焼き網なんで。ボチボチと探してみます。

09/03/03(Tue)

周囲を見ていると、料理スキルが上がるにつれて複雑なレシピに挑戦していく傾向が強いのですが、私の場合は正反対。どんどんシンプルな料理になっていってます。だって、それで十分美味しいですから。というわけで、昨夜作ったのは玉葱とキャベツの炒め物。玉葱1/4個は縦スライス。キャベツ2枚は3cm角ほどのザク切りにします(芯の部分は別途スライス)。フライパンにサラダ油と胡麻油を3:1くらいの割合で引き(サラダ油だけだと風味が足りないし、胡麻油だけだとくどすぎるから)、強火でキャベツと玉葱を炒めて、塩胡椒。最後にほんの少し醤油を垂らして香りを出して完成。

肉類は敢えて入れません。入れたら入れたで美味しいのは分かりきっているんですが、入れない方がキャベツ・玉葱の甘みがよく分かって、何だか自分、素材を味わってるぞってな気分になりますんで。コレを、ご飯一杯目は普通におかずとして食べ、二杯目はどんぶりご飯に乗せて野菜丼っぽくするのがお気に入り。野菜の風味タレが沁み込んだご飯粒がたまらないのです。

通常の野菜や肉は、美味しく食べることに特化して品種改良が進められてきたせいか、少し火を通して、ちょこっと味をつけるだけでも相当美味しいです。だったら、アレコレ面倒臭い事しなくてもいいじゃないかと、ズボラな私は思ってしまうのですね。

09/03/02(Mon)

昨夜ちょっと寝つけなかくて、こういう時の私の特効薬、とにかく楽しいことを想像する、というのをやりました。少し季節は早いですけど、シーンは花見。空想上の世界ですから、カラオケを楽しむ人とか、過度の酔っ払いは排除します。広々とした土手の上で桜が満開で、そこに花見弁当を持っていって、気のあった友人達と適度に騒ぐという、本当にたわいもない想像ですが、コレが結構効くのです。ポイントはとにかくディテールにこだわる事。重箱は何段にするかとか、敷物はビニールシートじゃなくて緋毛氈だよなとか考えていると、いつの間にか眠りに落ちているのです。

で、目覚め。私は夢を殆ど覚えていない質なんですが、今日はしっかり覚えていました。そこで私は、いきつけの屋台でおでんをつまみながら日本酒を飲んでるんです(現実世界では全く飲めないのに…)。その屋台は結構繁盛してて、ぎゅうぎゅう詰め。…と、起きてみると、上を向いて体をまっすぐにして寝ていたはずが、いつもの様に体を丸め、壁と床の間の直角部分に頭を突っ込んで寝てました。なんだか、笑ってしまいます。私は広々とした土手よりも、狭いところの方が落ち着けるということなんでしょうね。

09/03/01(Sun)

塩が切れそうです。いえね、うちの塩は最寄のハナマサ(業務用スーパー)で一番安いのを買うことにしてるんです。1kg98円。でも、先週ハナマサに行ったら98円のが切れてて、128円のが1番安いヤツになってたんです。店員さんに訊いたら、次回入荷未定との事。仕方がないのでその週はスルーして昨日行ってみたら、128円のが切れてて、158円のが1番安いヤツに…。嫌がらせとしか思えません。ちなみに、128円のも次回入荷未定だとか。塩ってそんなに品薄になるような品物なんですか…?

そういえば以前もこんな事がありました、小麦粉。以前ハナマサでは、一等粉と二等粉というのを扱ってたんです。私が使っていたのは二等粉・128円/kg。二等といっても、中に砂が入っていたり、時々粉が灰色だったりとか、そういうことは一切ありません。素人目に見たら、どっちが一等でどっちが二等だか区別がつかないレベル。それがある日突然、二等粉が店頭から消え、取り扱いは一等粉のみに。ちなみに一等粉は168円/kg。これって、実質的には値上げですよね。そうそう、オリーブ油もそうでした。全く一緒の経過なので、以下は略しますけれども。

塩も、実質的な値上げの手段じゃないかと私は睨んでます。でも、コレって相当汚いですよね。商品が変わったのだから、“値上げ”と表示する必要がないですから。愛用してきたハナマサですけど、コレはいかんので、やめようかなぁとちょっと思ってます。

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