2009年7月

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09/07/31(Fri)

今日の東京は曇り空。連日午前中から30度を超える日が続いていたというのに、今の室温はなんと25度。涼しくてやたらと気持ちの良い気候です。私も昔はクーラーをバンバン使う生活をしていまして、その頃は外が暑かろうが寒かろうが全く興味が無かったんですが、現在のようなやせ我慢・ライフをしてますと、今日の最高気温が何度になるかというのは、一種死活問題となってきます。

その一環として、ブラウザのお気に入りにはYahooの東京都天気予報のページをブックマーク。夜寝る前には必ずチェックというのが習慣になってます。どうやらこの先数日は曇り空の天気が続くようで、個人的にはホッと一息。雨天の場合は気温が下がっても色々鬱陶しい事が多いので、個人的には今日のような曇り空がベスト。

ただし、昨日も書きましたが天候不順のせいでジャガイモの収穫が芳しくないようです。土の中に雑菌が多くなり、傷がついたり腐ったりしてしまう芋が多発しているのだとか。たしかに、実家から送ってきたジャガイモもかさぶたの様なものが例年よりも多い気がします。まぁ、私は気にせず食べてしまいますが、コレだと売り物にはなりにくいかもしれませんね。

09/07/30(Thu)

先日のニュースで、今年は天候不順の為ににんじんやジャガイモの値段が高いといってました。なるほど、そういわれてみれば少し高いかもしれません。でも、他の野菜に比べれば、お手軽なのは変わらないんですよね。ジャガイモは実家から送ってきたやつをせっせと消費する毎日。ダンボール一箱がやっと半分程度になりました。人参は両親が好きではないせいかあんまり作っていないので、専らこっちで購入。先日買ったのは、1袋3本入って128円。一番安い時は、同じ位の量で88円なんで、確かにちょっと高いです。

うちで人参を使った料理の定番といえば、人参マリネ。3本の人参を皮ごと全部千六本に切り、塩揉みしてから塩胡椒・酢・油であえます。あればパセリを入れてもオッケー。酢を割と大目に入れるので、この時期でももちがよく、4〜5日程度は余裕で食べられるのがナイス。コレにジャガイモをすりおろして刻み玉葱といっしょに焼いたハッシュドポテト(っぽい一品)を加えると、いかにも欧風って感じなんですが、うちではあくまで主食は米。パンは菓子、日本人なら米を食えってコトですよ。

09/07/29(Wed)

夕ご飯を食べる間際になって、ご飯を炊き忘れていることに気付きました。米を水に浸すのはやってたんですが、この時期冷蔵庫の中に入れておかないと傷むので、目に見えなくなる=忘れるということがたまにあります。いつもはそれを防ぐために、コンロにわざと空の鍋を乗っけてサインにしているんですが、今回はそれを忘れていたのが致命傷だったようです。で、どうするか。

以前なら、面倒臭くなった時は近所の中華料理屋で定食というのが定番だったんですが、つい最近店を畳んでしまったので、もはやそれも出来なくなりました。うちは利用できる駅が多いのはいいんですが、どの駅からも満遍なく遠いという素敵ロケーションでして、近くに飲食店もあまりありません。かといって駅まで行くのは面倒臭い。結局、少し夕ご飯の時間をずらして、ご飯を炊くことにしました。

ガス炊飯の利点の一つに、早く炊けるというのがあります。電気炊飯器だと、蒸らしの時間も含め、食べられるまでに1時間ほどかかりますが、ガスだと30分。この間ボーっとしているのも時間の無駄なので、シャワーを浴びたり、メールのチェックをしたり、いつものルーティーンを少し組み替えて対応。30分後にめでたく夕ご飯にありつきました。毎日暑くてヘロヘロで、夏バテ寸前なんですが、こうやって食事をキチンと摂ることでかろうじて凌いでいるという感じです。

09/07/28(Tue)

暑さが本格化してきて、ヘロヘロな毎日。冷蔵庫の中の水は欠かせません。去年まではお茶を冷やしていたんですけど、今年のマイブームはレモン水。最近はあまり見かけませんが、喫茶店やカフェに入るとお冷にレモンの切れ端が入って出てくることがあります、アレ。2リットルほどの冷水筒にスライスレモンを半切れ放り込んで冷やすだけ。レモンジュースだったらくどくてごくごくは飲めませんが、コレだとほんのり香りが立つ程度なんで、普通の水感覚で、しかも爽やかに飲めます。

水2リットルに対してレモンスライス半分しか使わないので、レモンは傷まないようにスライスして冷凍。お互いがくっつかないように、ラップと交互にサンドイッチしながらタッパーに入れて収納しています。普通サイズのレモン一個でひと夏が乗り切れてしまうという、超経済的な一品。相変わらず自分、ケチですねぇ。

と、毎食割とガッツリ食べているのに夏バテになりかけている私のような人間がいる半面で、弁当箱の中に切ったスイカだけ入れて職場に持っていき、昼ごはんはそれだけなのに夏バテにもならずやたらと元気という御仁がいます。ああいう人の体の中は一体どうなっているんでしょうか?話を聞くたびに羨ましいというか不思議というか…。

09/07/27(Mon)

家の周囲の草むしりをしていて、見たことのある小さな蔓植物を見つけました。まだ掌ほどの大きさしかありませんが、これはどう見ても自然薯。ただそこは、かなり浅い所でコンクリートになってしまっている場所なので、大きな成長は見込めません。そこで、日光が程々に当たって風通しの良い、自然薯が好みそうな場所を選んで移植してみました。このテの植物は非常に生命力が強いので、ちょっとやそっとの環境にはへこたれない筈。芋を掘って食べるとそれっきりなのでやりませんが、美味しいムカゴがたくさん実ってくれればなぁと思っています。

というわけで、最近すっかり身の回りの自然に目を向けるようになった私ですが、先日知り合いの父親が、趣味の野草採集で朝鮮朝顔と牛蒡を間違えて食べるという、ネットで調べてみると割とベタなミスを犯し、意識を失って三日ほど入院しました。後遺症も無くすぐに退院できたのは本当にラッキーだったとしか言い様がありません。野生のモノに手を出すには、勉強・勉強・また勉強。そして最後は自己責任で、という思いを強くしました。向かいの空き地に生えているタンポポに目が向いてきたところなんですけどね。まぁ、さすがにタンポポは間違えようが無いんで、大丈夫でしょうけど。

09/07/26(Sun)

私は昔から花や木の名前にはとんと興味が無い性格で、ほんの数年前まで、それが薔薇だろうが桜だろうが“花”で済ませていた風雅の分からない人間でした。それが最近、庭の草むしりなぞしていると、やっぱり興味が湧いてくるわけですよ。この木・この草の名前は何だろうと思い始めるのは、極めて自然な流れともいえます。

ここ半月ほど、私の頭を悩ませていた一本の木の名前。ハイビスカスに似た白い花を咲かせる木で、花の寿命はきわめて短く、毎日のように丸ごとボトボト花を落とすくせに、次から次へと咲きやがって、一日でも拾うのをサボると、落ちた花から黴が生えて大変健康衛生上よろしくないあの木の名前。それが、ネット検索の力を使って、やっと分かりました。ムクゲです。そういや、聞いた事のある名前ではありますが、なるほどこれがムクゲなんですね。ちなみに花言葉は、尊敬・柔和・信念・デリケートな美。お互いに全然関係ないのが、適当感をそそります。

極めて生命力が強く、どんなに剪定してもそれが原因で花が咲くことは無い。どんどん枝が伸びてくるので、樹形を保つためにはバンバン剪定してオッケーとのことで、そうそう、本当にキリが無いくらい伸びてくるんです。私、この木の為に剪定バサミを買ったくらいですから。調べて名前がわかるというのは、何となく気持ちがいいですね。次はどの木を調べてみようかと考え中です。

09/07/25(Sat)

夏の暑さが極端に苦手な私ですが、意外と夏バテにはなりません。それはなぜか。大きく二つの理由があると思われます。ひとつは意地でも冷房を使わないこと。夏バテの原因は、暑いことそのものよりもむしろ、クーラーと外気の温度差に体がついていけないことにあります。そこで、クーラーを使わないと、暑さでヘロヘロにはなるものの、温度差で疲弊するほどではないと、コレがひとつ。ただし、職場ではクーラー漬けですんで、完璧ではありません。

二つ目は食事。夏バテの大きな原因は、食欲が無い⇒食べない⇒体力が落ちる⇒食欲が無いという、いわば夏バテのデフレスパイラルに陥る事にあります。ところが、基本自炊のうちではコレが成り立ちません。うちでは数食分をまとめて作ってタッパーに入れ、小出しで食べていくという方式を使っています。ところが、夏場はたとえ冷蔵庫に入れていても、食品の足は速くなります。食欲が無いなどといって食べるのを先延ばししていくと、どんどん傷んでしまうのです。せっかく作った惣菜類、傷ませるわけにはいきませんから、とにかく食べなくてはなりません。というわけで、食欲が無かろうが、“傷ませたらまずい”という考えが先に立ち、食が細るということはありません。つまり、ケチは夏バテにならないってコトですね。

09/07/24(Fri)

最近、有機野菜の栽培にはまっている友人がおりまして、そのグループの有機野菜市に行ってきました。正直言って、無農薬かどうかには全然こだわっていない私ですが、とれとれの野菜がずらーっと並ぶ光景は興奮しますね。つい色々と買い込みそうになりながら、イカンイカン今の暑い時期に不用意に買い込んでも腐らせてしまうだけだと、自分を抑えるのが大変でした。

そんな中でつい買ってしまったのが芋の茎。芋はサツマイモです。里芋の茎を干したものはイモガラといって、最近ではあまり食べられなくなりましたが、とても美味な食材。しかし、サツマイモの茎というのは初体験です。なんでも、戦時中には広く食べられていたそうですね。見た目は、蕗を細くしたような感じ。全然違う食材なんですが、調理方法も蕗に準じます。

皮を剥いて5cm程の長さに切り揃え、5〜10分ほど茹でたら下処理完成。あとは炒め煮るなり、煮物にするなりお好きなようにという手順。ただ、蕗と違って皮は先のほうから剥かないと上手くいかないというのがちょっと面白いです。蕗は根元の方からが定石なんですが、芋の茎は葉のついていた方から剥いていきます。飽食の時代には似つかわしくない食材かもしれませんが、繊維分たっぷりで、しみじみと美味しかったです。自分でサツマイモでも作っていない限り、なかなか手に入らないのが難点ですけどね。

09/07/23(Thu)

やっぱりこの季節はカボチャでしょということで、丸ごと一個買ってきてパカッと割ってみたら、予想以上に形のいい大きな種が詰まっていたので、そのまま捨てるのが勿体なくなって、干してみました。コレが結構面倒臭い。ワタと種を分離して、よく洗ってから干すんですが、カボチャの種は水に漬けるとヌルヌルになるという特性があるんで、キレイに洗うのはなかなか骨なんですが、そこは気合で。

最近雨が多い不安定な天気が続くので、実は結構干し物は難しい時期なんですが、コレだけ気温が高ければ…と一抹の期待を込めて干してます。干しあがりは、2週間程度先を予定。コレをフライパンなどで乾煎りして割って食べると、いいビールのつまみになるんです。私の場合はビールを飲まないんで、スナック菓子感覚ですね。

ただし市販のカボチャの種は、種を食べるために品種改良されたカボチャを使っているんで、スーパーで売っているカボチャでは、どんなに種が立派に見えても、あんな食べでのある“カボチャの種”にはなりません。あくまで、捨てる筈だったものが食べられらたという、自己満足が半分以上なんですが、小さいだけで味そのものはそんなに悪くないです。これからの季節、ビール好きの人は時間があれば試してみるといいかもしれません。

09/07/22(Wed)

今日の東京は大雨。46年ぶりの日食だというのに、空を見上げると太陽が顔を出す可能性は1%もなさそうです。なかなか機会のあることではないので、ほんのちょっとだけ期待してたんですが、コレばっかりは仕方ないですね。その一方で、この時期の雨は本当にありがたいんです。夏になると自宅でも24時間クーラーを使っていた頃、部屋は完全に密閉しますから、外が30度を超えようが、雨が降ろうが、ほとんど気にしませんでした。

ところが、クーラーを使うのを止めてみると、外の天気が本当に気になるんです。ちなみに今日の室温は25度。今の時期の晴天の日だと、室温のピークは35度以上。今日はカンカン照りの日に比べて10度以上低いわけで、コレは快適。具体的にいうと、アイスノン枕の登場はなくなります。タオルケットに加え、小さな掛け布団が登場します。上半身は裸ではなくTシャツ。汗を拭くための日本手拭いも必要ありません。

昔の日本人は風情があったなんてノスタルジックにいいますけど、ある意味当たり前な気がします。クーラーがなくて、日々の気温は体を直撃します。テレビやインターネットといった、エンドレスに気を紛らわすものも存在しません。そんな状況に置かれたら、日々のちょっとした気温の変化とか、お天気の移ろいに気が向くのは、いわば当然かなと。というわけで、相変わらず江戸とまではいかずとも、昭和初期くらいの生活をエンジョイしている私です。

09/07/21(Tue)

親戚から山の様な量のジャガイモ(男爵系)を貰いまして、気合で消費せねばと決意を新たにする今日この頃です。ジャガイモというとまず思い浮かぶのは、ポテトサラダ。私もポテトサラダは大好きなんですが、夏場で蒸し暑く、やや食欲の落ちがちな時期には少しあわない気がします。そんな中、ここのところ毎日の様に作っているのがジャガイモハンバーグ(仮称)。

中くらい、片手に乗るくらいのジャガイモをよく水洗いして、皮ごとおろし金ですりおろします。生のままジャガイモをすりおろすというのは、最初なかなか勇気のいる事ですが、容赦なくガシガシ。玉葱1/4個を細かく微塵切り。塩胡椒・小麦粉少々・ジャガイモ・玉葱をよく混ぜ合わせ、熱したフライパンで両面こんがり焼いて完成。表面カリッと、中はしっとりが理想です。

注意としては、やたらとフライパンにくっつくので、油をよく馴染ませておくこと。作り慣れた私でも、しばらくぶりに作ると失敗する率が高いくらいなので、要注意です。無論、テフロンフライパンを使えばその心配は無いですが、うちの鉄フライパンだとちょいとコツが要るのです。あとは、作るのがやや面倒臭い。丸い形のジャガイモは、すりおろすのがやや大変ですし、細かい玉葱の微塵切りを作るのもやや面倒臭いです。でも、コレが美味しいんですよ。気分的にはつい、牛や豚のひき肉を入れたくなるところですが、そうすると肉の旨味が勝ってしまうので、非推奨。個人的にはあくまで、ジャガイモと玉葱のみで。食感的にはそうですね、ねっとり生地のお好み焼きという感じ。ちょいと手間はかかりますが、いいですよ。

09/07/20(Mon)

夏真っ盛りの暑さの続く日々。一応まだ7月なんで、ちょっとは手加減して欲しいんですが、どうも本気っぽいです。暑さに弱い私は連日ヘロヘロ。食べ物だけはガッツリ摂取しているんで、体力的に落ちて困るという事はないんですが、気分的には極上のヘロヘロモードです。いや、本当は食欲も落ちているんですが、食べない⇒体力落ちる⇒更に食べられなくなるという、恐怖の夏バテデフレスパイラルだけは、避けなきゃなりませんので。

で、こんな季節に困るのが食品の保存。野菜系、たとえばカボチャの煮物だったら、ちょっと酸っぱくなり始めたなと思ったら、急いで食べてしまっても大概問題ないんですが、ちょっと危険な香りの立ち始めた釜揚げちりめん。コレは無理でした。開封してから3〜4日しか経っていないはずなのですが、底の方のは魚の形が崩れて、全体的にも少しベタっとした感じ。少々のものなら、よくよく噛んで食べれば大丈夫という、男気溢れるイデオロギーで生きている私ですが、コレを無理して食べるのはリスクが大き過ぎると判断し、あと2食分を残して廃棄しました。夏以外だったら間違いなく全部食べ切れていただけに、やっぱり夏は嫌いです。

09/07/19(Sun)

数日前にここで書いた酢卵が見事に漬けあがりまして、これが予想以上に美味しかったのです。半熟卵を、醤油・酢各大匙4、砂糖大匙1の漬けダレに漬け込むだけという簡単料理。茹で卵に酢という組み合わせがどんなもんなのかと、一抹の不安もあったんですが、その不安を見事に吹き飛ばす美味しさ。酢ととろりとした黄身がなんともマッチしています。考えてみればコレ、マヨネーズの組み合わせなんですよね。美味しいのもまぁ、不思議ではないかなと思ってみたり。

今日は日曜日。近所のスーパーでは2週間に1回ペースで9時の開店から朝市と銘打って安売りをやりますが、きょうはその朝市の日。当然、ラインナップを印刷したチラシは入手済み。今回の朝市には卵1パック98円が再び登場するのです。コレは行かなくてはなりますまい。また、酢卵を作ろうと思っています。

ただし、前回の教訓を生かした微調整も施す予定。調味料の配合と、茹で時間をいじります。特に茹で時間。前回は沸騰してから6分で作ってみたんですが、個人的な好みとしては、もうちょっとトロッとしてた方が美味しいかも、ということで、今回は4分。ただし、その分白身も柔らかくなり、殻を剥く際に崩れやすくなる事が予想されるので、水につけて放置する時間をかなり長くしなきゃいけないでしょう。まぁ、いわゆるマイブームってやつですね。

09/07/18(Sat)

あまりに寝苦しい夜が続く今日この頃、いつもなら枕に頭をつけた途端に眠りに落ちるというのび太君体質の私ですが、さすがに難しくなってきました。と、一年ぶりなのですっかり忘れていたのですが、私にはアイスノン枕という最終兵器があったのでした。アイスノン枕というのは、よく食品についてくる保冷剤を枕大の専用ゴム袋に入れた、枕専用のアイスノンの事。うちでは3〜4年ほど前に導入したのですが、コレがやたらと快適なのです。

使い方は極めて簡単。朝出かける前に、アイスノン枕を冷凍庫に入れておき、夜寝る時に、枕にのせてバスタオルで包むだけ。頭、特に太い血管がたくさん流れる首を重点的に冷やしますんで、全身の冷却効果は抜群。頭を冷やしただけでこんなに快適に眠れるのかと驚くくらいです。寝苦しい熱帯夜も全く問題なし。ちなみに初期投資は1,000円程度。うちのは3〜4年使いましたが、まだまだ破れる気配無し。ランニングコストは実質タダ。昼間出かけるからといって、冷凍庫の電源を切っていく人は、まずいません。その冷凍庫を使うのですから、クーラーと違って追加の電気代は一切発生しないのです。コレはドケチな私には大変嬉しい。なぜかあまり知られていない、このアイスノン枕。私は周囲に勧めまくっていますんで、局地的には随分普及したようです。

欠点を敢えて言えば、朝出かける前にアイスノン枕を枕の中から冷凍庫に移し忘れると、寂しい事になる、くらいでしょうか。あとは、どうしても枕に巻いたバスタオルが結露で濡れますんで、少し洗濯の頻度を上げたほうがいいかも。まぁ、敢えて言えばそれくらい。クーラーをタイマーでセットするくらいならアイスノン枕、激しくオススメです。

09/07/17(Fri)

週末に友人の家でやる予定の飲み会に向けて、鶏手羽をゲットして下ごしらえをしました。いつもの事ながら、こういうときにどれだけの量を作っていけばいいのか、サッパリ分からないんですが、何となくでドラムスティック10本入りを3袋。重量にして2kg弱。まぁ、さすがに足りないって事は無いでしょう。で、何の気なくレジに持って行ったら、“1万2千円になりま…”でレジのおばちゃんも言葉を飲み込みました。鶏手羽2kg弱で1万2千円はありえません。よく見ると、タグのグラム単価が700円に。明らかに間違いだということで、サクッと正規の値段に直してもらいましたよ、グラム48円。こんな事もあるんですね〜。結局、全部で800円弱。多分、メンバーの中で一番安い参加費になるでしょう。

買ってきた鶏手羽を全部寸胴に放り込み、ひたひたに水を張って点火。そのまま1時間ほどよく煮込みます。煮込み終わった時点で本日のお仕事終了。鶏手羽と煮汁にキチンと分けて冷蔵庫へ。当日は、鶏手羽を酒と醤油、それに八角で香りをつけて炒めていくつもりです。コレ、壇一雄の壇流クッキングを参考にしてます。煮汁の方は自宅用。これからしばらくは、鶏スープとなってうちの食卓を飾ってくれるでしょう。楽しみです。

09/07/16(Thu)

本当に久しぶりに遭遇した卵1パック98円の特売(ただしお一人様1パック限定)。当然ゲットしましたとも。無論、往復して2パック以上なんてことはやりませんよ、昔はやりましたけれどもね。で、この卵で何を作ったかというと、最近見つけたレシピに乗っていた、酢卵。何はともあれ、卵は全部半熟卵に茹でてしまいます。1ダースの卵の殻を剥くのはそれなりに大変なんですが、そこんところは気合で頑張ります。

ここで、レシピではジップロックを用意しろとあるんですが、うちにはそんなもの置いてないので、スーパーでいくらでもゲットできる透明ポリ袋。コレに剥いたゆで卵を入れ、調味料を投入。レシピでは醤油&酢を大匙4、砂糖を大匙1とあるので、最初はとりあえずその通りにしてみます。さすがに大胆な私でも、このまま冷蔵庫に入れるわけにはいかないので、ゆで卵と調味料を入れたポリ袋をタッパーに入れ、冷蔵庫へ。コレで万が一ポリ袋から調味料が漏れても安心。食べ頃は翌々日からということで、現在寝かせ中なのですが、サテどうなりますか…。楽しみです。

09/07/15(Wed)

本日買ってきたのは、長ササゲ。豆の一種なのですが、30cm程の長さのひも状で、莢ごと食べられる私の大好きな豆のひとつです。莢を剥く必要もありませんし、筋も固くないのでスナップエンドウのような手間も不要。10cmほどの長さに切りそろえてサッと煮るだけで食べられるという手軽さもナイスです。ただし、例によって煮汁はキチンと作ります。その場で削った昆布と鰹節。日本酒と醤油もきちんとしたものを使うのがコツ。

長ササゲはその歯応えが命なので、煮る時間はほんの数十秒。あとは自然冷却の余熱でじっくりと味をしみ込ませます。その場で食べてしまうよりも、冷蔵庫で冷やした方が、味もしみ込むし、今の季節口にも優しいのでオススメ。常備しておきたいくらい好きな一品なのですが、長ササゲはあまりメジャーでないのか、この辺では時々しかスーパーにおいていなかったり、あってもちょっと高めだったりするのが残念。コレはどっちかというと関西方面の野菜なのかもしれません。

09/07/14(Tue)

この時期、絶対にクーラーを使わないうちでは必須の品がいくつかあります。そのひとつが日本手拭い。上半身裸が屋内での基本スタイルなので、汗拭きに必須なのです。この気温だと、タオルはちょっと暑苦しい。確かに吸水性はタオルに軍配が上がるのですが、ただ部屋で座ってたり本を読んでたりするだけで、絞るほど汗をかくわけではないので、手拭いで十分。

そして、去年辺りからここに加わった必須アイテムが、ミントオイル。ドラッグストアで25ml入りの小瓶が600円くらいだったと思います。一見高いようにも見えますが、一回に数滴しか使わないので、25mlでも多分2〜3年は使えそう。ちなみにスポイトは必須。こちらは東急ハンズで10円でした。

洗面台に水をため、ミントオイルを数滴。ここに日本手拭いを浸して、思い出したときに体を拭ういのですが、これがサッパリ爽やか。先日、1年ぶりに使ったらミントオイルの適正量をすっかり忘れてまして、4滴入れたら体がヒリヒリするほどの爽快感でした。入れ過ぎです。ちなみに、ミントオイル自体に体の温度を下げる機能は無いそうです。スッと感じるのは神経の誤解。でも、誤解でもサッパリすればいいじゃないかと愛用する私です。

09/07/13(Mon)

うちでは鰹節をシャカシャカと削って使うのを贅沢のひとつとしています。今時、本節を削って使っている一般家庭なんて、相当珍しいんじゃないでしょうか。なにせこの“本節”もMicrosoftのIMEでは変換候補に出ないくらいです…それはちょっと違うかもしれませんが。まぁでも、最初から売っている削り節とは、ましてや粉末ダシの素とはレベルの違う味がお手軽に出せてしまうので、こんな便利なものはありません。で、こうやって削っていると時々出てくるのが鰹節の破片。

実際に触った事がないと案外分からないかもしれませんが、鰹節には木目によく似た筋が入っています。乾燥具合や削り方の相性で、指先くらいの大きさの破片が本体からボロッとこぼれる事があるんです。これ位の大きさになってしまうと、普通に鰹節削りにかける事は出来ません。鰹節の有効使いきりを第一に考えれば、この破片は醤油などに漬け込んでしまうのが多分正解。でも、私は一口大に割ってその場で口の中に放り込んでしまいます。

昔のエッセイなんかを読むと、子供の頃鰹節を削る手伝いをして、破片が出ると口の中に放り込んで貰うのが楽しみだったという記述を、一箇所ならず見かけたことがあります。コレ、本当によく分かります。知り合いに話すと、なんてビンボ臭いと失笑されましたが、美味しいんだから仕方ないです。唾液でふやけて毛羽立ってきた表面を歯でこそげ取りながら舐めると、かなりの長時間楽しむ事が出来ます。まぁ、お前の家は昭和何年で止まっているんだと言われたら、それまでなんですけどね。

09/07/12(Sun)

いつもは食材くらいしか買わない生活を送っているのですが、今週は外付けキーボードと眼鏡、イレギュラーな買い物が二つも発生した週でした。キーボードはノートパソコンのキーボードが突然調子悪くなることがある(買って以来は大丈夫)ためで、眼鏡は踏んでしまったから。こういうのって重なるものなんですね。でも今月は免許の更新をしなきゃならないので、視力が上がって堂々と臨めるというのはラッキーだったかも。元々前の眼鏡では、どう足掻いても視力検査に通りそうになかったので、買い換えるつもりではあったのです。

それにしても視力0.7ってよく見えますね。世界が変わりました。今までのがどれくらい出ていたのかは怖くて訊けませんでしたが、相当落ちていた模様。あまりに見え過ぎて、外を歩くとちょっとクラクラします。眼も疲れるみたいなので、以前の度数の眼鏡をもう一個買ってしまおうかな…。それにしても、久しく忘れていた視力0.7でコレなんですから、2.0とか凄い世界なんでしょうね。アフリカのサバンナに住んでいる人は、5.0とかいるそうで、もう想像も出来ません。眼鏡無しでそんなに見えるなんて、純粋に羨ましいです。

09/07/11(Sat)

湿度も気温も高くて、本当に鬱陶しい季節。こういう季節になると時々目にする文章に、“火を使わなくても出来る料理なので、暑い夏場も最適”というのがあります。私はいわば料理原理主義者。米は鍋で炊き、味噌は自分で仕込む人間なので、そこまで楽をするのはどうなのかといつも思ってしまいます。私はうちではクーラーを使わない人間ですが、それでも“暑いから火を使う時間を短くしよう”とは思いませんね…。夏場こそスタミナ料理とばかり、モツをコトコト煮込んだりもします。無論、窓は全開にして風通しは完璧にしますけど。

というか、台所に立って作業していると、よっぽど酷い室温でなければ、料理に集中している限りはあんまり室温は気になりません。あんまり暑い時は、ざっと水シャワーを浴びてしまうのもまた、気持ちいいです。しかしそれにしても、毎日暑いし、梅雨明けはまだな割に雨も少ない。ざっと降ってくれると、もうすこし涼しくなるんですがねぇと、空を見上げたりしています。

09/07/10(Fri)

この夏に免許の更新をしなくてはいけないのですが、最近また少し近視が進んだ私、今の眼鏡ではギリギリ辛いかなぁと思っていました。それが昨日、寝起きのボーっとする頭でトイレに行こうと立ち上がると、足元でパリンという心地よい音が。何を踏んだか分からないけど、かなりロクでもないものを踏んでしまったらしいと覚悟を決めて足元を見ると、10年来頑張ってくれた眼鏡のレンズが無残にも真っ二つに…。

こういう事態を恐れ、眼鏡を直に畳の上に置くのは避けていたのに、今回に限ってなぜかの悲劇。眼鏡を踏んでフレームを曲げてしまった事は数多くありますが、レンズを踏んで割ってしまったのは今回が人生で最初。それも、免許更新を控えてのこのタイミング。これはもう、うだうだ考えずにとっとと眼鏡を買い替えろと、そういう神様のお告げなのでしょう。腹を決めて、買い換えることにします。それにしてもこのタイミング。背中を押されているとしか思えないですね。

09/07/09(Thu)

ニラが3束100円とあれば、買わざるをえないでしょう。梅雨とは思えない無視暑い日が続く今日この頃、既に夏バテ気味な自分の体にカツを入れる一品・ニラ使用といえばこれはもう、ニラレバしかありません。というわけで、鳥レバーも一緒に購入。美味しい中華料理屋さんにはそれなりの秘伝があるのかもしれませんが、ニラレバの作り方は基本的に簡単そのもの。一口大に切ったレバーと、適当な長さに切ったニラを、超強火で炒めて塩コショウで味付け、コレだけです。卵を入れてみたり、レバーに片栗をまぶして油通ししてみたりと、発展形の余地はいくらでもあるのですが、今回は単純にニラとレバーを切って、塩コショウで炒めただけ。この炒めたて熱々のヤツをこれまた炊き立てご飯にかけて食べると、たまらなく美味しいのです。

それはともかく、実家の母はモツなど食べ物にあらずという人なので、私が今の様にモツ肉を好んで食べるようになったのは、上京して一人暮らしになってからです。一番影響が大きかったのが、壇一雄の“壇流クッキング”という一冊。ココで著者があまりにも美味しそうにモツを食べているのが気になったのです。二番目が近所にあった中華料理屋。何気なく頼んでみたニラレバがとっても美味しかったので、以後はまってしまいました。

自炊を本格的に始めてすっかり足が遠のいていましたが、ごく最近その店が閉店したことを知ってちょっとショック。知っていれば最後に一度、あのニラレバを食べてみたかったです。そういえばここ一年ほどの間に、昔馴染みの料理屋さんが三軒も店仕舞い。やっぱり景気が悪いんですかねぇ。

09/07/08(Wed)

暑いのが大嫌いなのにクーラーがとことん苦手という、難儀な体質の私にはとっても辛い季節がやって来ようとしています。そんな季節、自宅の部屋で私が快適に過ごすための必須アイテムがいくつかあります。それを紹介。まずはサーキュレーター。扇風機の親戚みたいなものですが、扇風機と違って横に首を振る事は出来ません。元来、クーラーの冷機をかき回すために作られた機械で、首を上下に動かして、一定の角度で固定する事が出来ます。うちではそれを真上に向けて固定し、ノートパソコンを乗っける文机代わりに使っています。真下から風が当たるもんですから、暑い盛りでもノートパソコンの熱暴走は皆無。おまけに漏れる風で作業中の自分自身も涼しいという、一石二鳥。

次に日本手ぬぐい。部屋での私は基本的に上半身裸。当然汗をかきますんで、その汗拭き用。今では手ぬぐいよりもタオルの方が一般的ですが、私は手ぬぐいの方が好き。給水力はタオルに一歩譲りますが、乾きやすさは手ぬぐいの方が遙かに上。毎晩寝る前に洗ってベランダに干しておけば、次の日も清潔な状態で使えるのがいいです。昨年から導入して、意外に効果を発揮しているのがミントオイル。コレを数滴垂らした水を洗面器に入れて近くに置いておき、時々手ぬぐいを浸して体を拭けば、サッパリ爽やか。とても気持ちがいいのです。大の男がミントですか?と当初は思っていましたが、使い始めたらもはや手放せません。

そんなグッズの助けを借りて、何とかかんとかヒートアイランドと呼ばれる東京の暑い夏をやり過ごす私。まぁ大体は職場でガンガンに効いたクーラーと外気の温度差に参ってしまい、夏バテヘロヘロになるんですけどね。

09/07/07(Tue)

うちではノートパソコンを使っているのですが、このパソコンのキーボードが今朝から絶不調。AのキーがEscに対応してしまい、あ行の文字が全て打てないとか、Nのキーを押すと6Nと入力されてしまい、んの文字が打てないとか。とにかく話になりません。実は1ヶ月ほど前にも同じような症状が起こり、サポートセンターに電話したところ、キーボード周辺が機械的に壊れているので、送ってもらって修理しかないといわれました。水をこぼしたようなことはないんですけどね…。

ただ、修理となると2週間〜かかるということで、それはちょっと無理。外付けのキーボードを買ってきて試してみようかと思っているうちに、唐突に直りました。何もしていないのに。今朝も同じ症状。直り方も唐突。バッテリーを抜いてみたり、USB接続のマウスやLANを全て外して立ち上げても直らなかったのに、なぜか今唐突に直りました。全くわけが分かりません。でも、この様子だと外付けキーボードは用意しておいた方がいいですね。はぁ、仕事帰りに買ってくることとしましょうか。

09/07/06(Mon)

ついに、私の大嫌いな蚊の飛び交う季節がやってきました。噂によると地上四階だか五階だか以上に住んでいると、気圧の関係で蚊が上がってこられないという夢のような話を聞いたことがありますが、うちは地上二階なので、容赦なく蚊の襲撃を受けます。常に網戸を欠かさず、万全の注意を払ってはいるのですが、どうしても入ってきてしまうんですよね。そして、イライラするのがあの羽音。プーンという羽音を耳にして、叩いてやろうとそっちに注意を向けると、てきめん隠れてしまうという間の悪さ。蚊の脳味噌なんてコンマ○グラムの世界だと思うんですけど、割と高精度な生存プログラムが搭載されているようで、イライラする事この上なし。

ちなみに、最近の蚊対策というと、リキッドタイプの蚊避けが一般的ですが、うちでは伝統的なグルグルの蚊取り線香。それも、金鳥の安いタイプと、天然除虫菊を使ったちょっとお高めのタイプ、二種類を常備。安いタイプは庭での草むしりのお供に、天然除虫菊タイプは屋内使用にとバッチリ使い分けています。金鳥の黄緑色の蚊取り線香、部屋の中で使うと気分が悪くなるんですよね。ちょっと強すぎます。

そして、点火は勿論古式ゆかしくマッチ。チャッカマンorガスコンロの火でというのが大多数だと思いますが、うちにはチャッカマンが存在しない&うちのガスコンロはマッチ点火式というわけで、否応無くこのスタイル。今時、家でマッチを擦る人なんてほとんどいないから、家に溜め込んで使っていないマッチがあったら下さいと、コトあるごとに周囲に言いふらしているんですが、案外集まりません。現在使っているのは、100円ショップで買った6箱セットのもの。6箱で105円ってものすごく安い気がするんですが、計算するとそれでもチャッカマンの方がお得なんですよね。でも、チャッカマンはロマンが無いから使いません。やっぱ、マッチでしょ。

09/07/05(Sun)

職場で羊羹を一本貰ってきたんですが、いまだにこの羊羹の美味しさというのがよく分かりません。というか、つぶ餡・こし餡含め、餡子全般の美味しさがイマイチ実感できない私。餡子好きの人が聞いたら激怒しそうですが、砂糖の塊としか思えないんです。砂糖が貴重品だった時代ならいざ知らず、コレだけ何でも溢れている時代になると、別に砂糖の塊をわざわざ食べる必要もないんじゃないかと。いえ、甘いもの全般が嫌いなわけではないんです。洋菓子はほぼ好き。例外はマロングラッセ・スイートポテト系。…と書いて気付きましたが、どちらも餡子とかぶる部分がありますね。あぁいうねっとりペースト状の甘いものが苦手なんでしょうか、自分。

和菓子だと、餡子系以外は一考の余地があります。大好きなのはウイロウ。これはもぅ、あればあるだけ食べてしまいます。ねっとりペースト系が嫌いなのでは?という仮定に、ここでいきなり例外が出来てしまうわけです。葛を使った夏の和菓子系は好き。でも、大体餡子が入ってますんで、相殺されてそこそこ好き、程度になってしまいます。煎餅は醤油煎餅系はまぁ普通。瓦煎餅みたいなヤツはやや嫌いな部類に入ります。

まぁ、要するに和菓子より洋菓子が好き(ウイロウは除く)という結果なわけです。何故ウイロウがすきなのかはイマイチ不明。名古屋に縁のある親戚縁者はいませんし、中部地方に暮らしたこともいまだかつてありません。でも、好きなんですよね。

09/07/04(Sat)

予定通り、フランスパンを買ってきてガツを挟んで食べたら、やっぱり美味。本家クッキングパパでは、スペインだかイタリアだかの屋台料理として、中の白い部分をぐわっと取り除き、そこにモツを詰めて食すという方法を紹介してましたけど、そんなもったいないことは出来ません。普通に切込みを入れただけのフランスパンを網で軽く炙り(トースターは持っていない)、オリーブ油を垂らし(バターは持っていない)、軽く電子レンジで温めたガツを挟んで食すと、コレ最高。

日本でモツ料理というと、味醂醤油や味噌で甘辛く煮込んでしまうのがメインですが、そうするとモツの味が隠れてしまうので、私はあんまり好きじゃありません。残念な事ですが、モツ系の料理方法については、欧米に一日の長があると感じます。あちらでは、通常の肉よりもモツ系の肉の方が高かったりするらしいので、なるほどと思います。

ともあれ、茹でたガツはたっぷりあるので、しばらくは楽しめそう。軽く温めたガツに、塩パラリ&胡麻油を少々すると、凄く上品な中華料理の前菜みたいになって、これまた美味なのです。モツの魅力にはまると、もう普通の肉には戻れないのですよ。

09/07/03(Fri)

今日はガッツリ肉っぽいものと思い、楽しみにしてスーパーに寄ったのですが、お目当てのハツは売り切れでありませんでした。まぁ、ロースやバラみたいに豊富に用意してあるような品物ではないので、よくあることです。というわけで、かわりに買ったのが同じ売り場においてあったガツ。豚ハツと豚ガツ、一文字しか違いませんが、中身は全然違います。ハツは心臓、ガツは胃。ハツは筋肉の塊で、スライスして焼くとコリコリして美味しいですが、ガツは消化器系なので、そのままでは固過ぎてとても食べられません。

買ってきたガツ(茹で済み)は、何はともあれ水をたっぷり張った鍋に放り込んで点火。塩胡椒、それにローリエを入れて、とろ火で1.5時間ほどコトコトと煮込みます。やる事はほぼモツ(小腸)と一緒なのですが、モツほど脂ぎっていないのがポイント。柔らかく煮えたら、後はお好きなように…です。味醂醤油に漬け込んで、網で焼いて食べようかとも思いましたが、それだとハツと一緒で芸がないので却下。マスタードをつけてそのまま食べる事にしました。

ホルモンというと癖のある肉と敬遠される事も多いですが、ガツもこれまたあんまり癖はありません。私の中では、ゆで卵の白身を凄く固くした感じ。クニュッとした食感と、胃壁の表側・裏側全く違う肉が張り合わさった面白さ。そういえば、クッキングパパで、コレをフランスパンに挟んで食べるというのをやっていました。日本でホルモン&フランスパンというと、かなり奇異な取り合わせですが、実際にガツを煮てみると、コレは合わないわけがないと思います。というわけで、今日は近所のパン屋でフランスパンを半分買ってくる予定。

09/07/02(Thu)

今日は雨のため草むしりお休み。さすがに梅雨の真っ只中になると、毎日コンスタントにむしるというわけにはいきませんね。そうそう、最近新しく草むしりグッズが追加されました。ウェストポーチというか道具袋というか、ベルトに通して腰につけて道具なんかを入れておく袋で、ウェストポーチと違って蓋がなく、上部が開きっぱなしになっているタイプです。

近所のDIYショップで1,000円ちょっとで買ったのですが、コレがなかなか便利。剪定ばさみを入れておいて、気になった枝をすぐにカットしたり、あと一番いいのはラジオ。ポケットに携帯ラジオを入れていると、しゃがんだ拍子にチューニングやボリュームが変わってしまうことがあるのですが、このウェストポーチだとその心配なし。あと、腰ポケットに入れたラジオは、電波の状態が変わるのか、しゃがむと急に受信できなくなったりするんですが、これも解消。

今、欲しいなと思っているのは麦藁帽子。やっぱり草むしりには定番でしょう。でも、私は朝の涼しいうちにむしってしまうので、実際はそんなに必要性が高くないんです。それに収納もかさばりますしね。でも欲しいなぁと。そのうち、値段とデザインが折り合ったのを見つけたときに、考えるとしましょう。

09/07/01(Wed)

大家さんに貰ったさやえんどうスナック。やや薄緑色の丸い揚げスナックとピーナッツが半々位で入っていて、今流行の小袋入り。片手に軽々乗るくらいの小さな袋が9個入っています。自分じゃ絶対買わないこういう品、そのまま捨てるのがベストなんですが、つい勿体ながって食べてしまうのが、治せない私の性分なのです。

一口目、うわぁ化学調味料だという味わいが口いっぱいに広がります。でも、二口・三口と進めていくうちに、あっという間に舌が慣れてきて、案外いけるんじゃない?と思ってしまうスナック・マジック。ついうっかり、3袋一気に食べてしまいました。3袋といっても、大した量ではありませんけど。それにしても、こういう小袋入りって今流行の“ちきゅうにやさしく”に真っ向反対しているような気が…。でも、小袋反対なんて声はかつて聞いたことがありませんねぇ。まぁ、それはともかく。

スーパーやコンビニに行くと、この手の商品は数え切れないほどの種類が並んでいます。ということは、それだけ需要もあるわけで、毎日必ずという人も結構いるのでしょう。でも、私は当面そうはなりそうもないですねぇ。スナック菓子1袋150円を買うくらいなら、人参1袋3本入りの方を間違いなく選んでしまいますから。

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