2012年8月

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12/08/31(Fri)

本日の一品はカボチャのマリネ。実家で取れたカボチャを半分に割りまして、一口大に切ったヤツを蒸したものを酢や油・晒し玉葱でマリネっぽく仕立てるんですけど、簡単でしかも結構美味しいので内では重宝している一品です。ただ、問題は残りの半分。

うちでは一回にカボチャ半玉分を料理するので、残りの半玉をどうするかがちょっとした問題になります。流石にカボチャがダブるのは勘弁して欲しいので、マリネがなくなるまで待機になるんですけど、この気候の中黴させずに持つかが問題。まぁ、濡れ新聞紙に包んで冷蔵庫に突っ込んでおけば一週間弱は大丈夫なので、その間にマリネを何とか始末せねば。

ちなみに、種とワタは極めて傷みやすいので速やかに取り除きます。ワタは廃棄しますが、種は干して炒ると美味しいスナックに。一般的には皮を剥いて食べるカボチャの種ですが、うちのは種用の品種ではないのでそんな事をすると食べるところがなくなってしまいますから、皮ごと食べてしまいます。結構美味しいですよ。

12/08/30(Thu)

実家荷物の中に大量の茗荷が入っていたので、しばらくは茗荷の水漬け。水漬けというのは要するに茶漬けの水バージョンです。茶碗に半分ほどのご飯を流水で洗って温度を下げると同時にサラサラにします。ここに刻んだ茗荷と海苔たっぷりのせ、塩少々を振ってからよく冷やした水をかけて完成といういかにも手抜き料理なんですが、夏バテ気味でもバッチリ食べられます。

いや別に茶漬けでも良いんですけどね。でも、個人的には水漬けの方が余計な味が加わらない分ストレートに美味しい気がします。コレって時代小説なんかでよく見かけます。貧乏浪人が茶を買う金がないので白湯で残りご飯をすすりこむ、みたいな。でもキチンと炊いたご飯・新鮮な茗荷・パリパリの海苔で作ると、意外に馬鹿に出来ない味わいなのですよ、水漬けって。

12/08/29(Wed)

本日は久しぶりの包丁研ぎ。気付いたらえらく切れ味が落ちていたので、これはいかんとばかりに研ぎました。この包丁研ぎはうちの課題の一つ。一気に切れ味が落ちればまた違うんでしょうけど、包丁の切れ味って少しずつ落ちていくので、すぐに切れない包丁に慣れてしまって、どうしても研ぐ頻度が落ちてしまうんですよね。

プロであれば毎日研ぐんでしょうけど、一般家庭の一人暮らしではそれほどの必要はありません。週一・月一とか頻度を前もって決めてしまえばいいと思ったこともあるんですが、結構忘れてしまうんですよね。それを書き込んでおけるカレンダーが台所に吊ってあるわけでもなし。というわけで、うちの包丁は割と切れ味悪いです。

とはいえ、たぶん平均よりは手入れしてます。10年以上前に買ったヘンケルの三徳包丁で、サイドにあったヘンケルの刻印は殆ど消えてなくなってしまうくらいに手は入ってますんで。ちなみにステンレス製。鋼の方が明らかに切れ味は良いんですけど、無精者の私にはこっちの方が向いている気がします。

12/08/28(Tue)

本日の夕食メインは貰い物のゴーヤ炒め物。ワタを除いたゴーヤ1/3をスライスしたものと韮・鶏肉を一緒に炒めて醤油で香りをつけたものですが、簡単ながら結構美味しいのです。が、私の味覚がお子様なのでしょうか、相変わらずゴーヤの苦味には慣れません。

最近よくグリーンカーテンとしてゴーヤを栽培する人が増えてますが、うちは仮にグリーンカーテンするとしてもゴーヤは選ばないですねぇ。こうやって貰ったゴーヤをたまに食べる分にはいいんですが、家の壁にゴーヤが山なりで来る日もくる日もゴーヤというのはちょっと耐えられません。だって苦いじゃないですかゴーヤ。夏野菜として茄子やキュウリを毎日食べるのは平気ですけど、ゴーヤ毎日はちょっと拷問。世の中のグリーンカーテニストは出来たゴーヤをキチンと消費してるんでしょうか、激しく疑問です。

12/08/27(Mon)

先日作った生姜の甘酢漬け、具の方は普通に食べていくとして、普通は捨てる汁が問題です。折角(貰い物だけど自分が買ったら結構高い)黒糖と蜂蜜を使っているのに、そのまま捨ててしまうのは私のケチ道に大いに反します。というわけで、マグカップに大匙2杯ほどの甘酢を入れ、よく冷やした水道水(…)をたっぷり注いでエセ健康ドリンク。酸っぱ甘くて、いかにも夏バテに効きそうなので、とりあえず消費の目処は立ちました。

が、自分自身ではコレが夏バテに効くなんてサッパリ思っていません。夏バテの特効薬はなんといってもたっぷりの食事と十分な睡眠。多少甘酸っぱいものを飲んで喉の辺りが爽やかになったから夏バテ解消、なんて甘過ぎます。茗荷を食べ過ぎると忘れっぽくなるとか、鰻と梅干しを一緒に食べると死ぬ、レベルの妄言です。そこそこ美味しいし材料を無駄にしないから飲むか、位のもんですよ。

12/08/26(Sun)

使っているマウスの右ボタンがへたってきたので、そろそろ買い換えなくてはなりません。人によって全然違うんでしょうけど、うちの場合は左(決定)よりも右(キャンセル)の方がずっと使用頻度が高いみたいで、右ボタンの指が触れる部分はすっかり塗装が剥げてしまっているのに、左ボタンは全く無事。パッと考えると決定ボタンの方を頻繁に使いそうなんですが、逆なんですね。

これもまた、他人にはあんまり理解されない趣味なんですけど、こうやって使い込んで擦り切れたものを見るのが好きです。シャツの袖口・襟元・肘の部分や靴の裏なども好き。一見するとただぼろくなっているだけかもしれませんが、そこにはその人の使い癖みたいなものが色濃く出ていて、とても面白いのです。たとえばジーンズなら、新品を買ってきて使っているとまず穴があくのは尻の部分ですが、これは脚を組む癖があってどっちかに体重がかかりがちだと、右か左にあく側がはっきり分かれます。あと、脚を組んでいると乗っけられた側の脚の膝少し上の部分がよく擦り切れますね。それに、私にはまだ縁がないのですが、太っていると内股の部分がダメージを受けやすいらしいです。

だから何なんだという話ですけど、こういうのを考えるのが楽しいですし、そこを直していくのはもっと楽しいです。まさに、ケチな私に相応しい趣味志向といえましょう。

12/08/25(Sat)

新生姜を大量に貰ったので、今回は定番の甘酢漬け。本音を言うと甘酢漬けってもの凄く砂糖を使うので、あんまり身体に良さそうでもないから、自分で生姜を買ってまでつくろうとは思わない一品なんですが、以前砂糖控えめで作ったら全然美味しくなかったので、規定量で。酢は普段は千鳥酢を使っているんですけど、煮立たせて砂糖を大量にぶち込むのにこんな上等のを使うなんてモッタイナイということで、近所のテスコで買ってきた、500ml68円の激安PB。こんな値段で本当に大丈夫か?と思うんですけど、そりゃま千鳥酢と比べてはいけませんが、それなりに酸っぱいので大丈夫でしょう。

砂糖はこれまた、知り合いの沖縄土産の黒糖と、実家からサルベージしてきた貰い物の蜂蜜を半分ずつ。どちらも癖が強くて、普段の料理では使いづらいので、ここぞとばかりに大量消費します。分量的には砂糖は酢の半分。500mlの酢を使いきりますんで、黒糖と蜂蜜をそれぞれ100g強ってことですね(普段の料理の感覚から言うと、この量が本当に怖い)。そこに鷹の爪を丸ごと2本放り込んで煮立たせ、皮ごとスライスした新生姜を突っ込んでから火を止めて、自然に冷ませば完成。なんか自分で買ったものが何一つないんですけど、それはそれでうちらしいかなと。

12/08/24(Fri)

この前Uターンで飛行機に乗っていたら、隣の親子連れが子供にカツサンドを食べさせ始めたんですよ。いや別に良いですよ、カツサンド。私も美味しい事は認めますし。でも、密閉空間の飛行機の中であんな匂いの強いものを取り出すのはいかがなものかと思うわけですよ。マナーに反していないと言えばいないんでしょうけど、やっぱりどこか違和感を感じます。

そういえば、カツサンドといって思い出すのは、帰省中に見たニュース。東京駅かどっかでパンの食べ放題ランチがあって、連日満員なんだそうです。確か時間制限無しで1,000円弱だったと思うので、私ですらそれは安いと思います。でも、皿に一杯パンを積み上げて、それを口に詰め込んでいる姿はお世辞にも美しいとは言えませんでした。バイキング・食べ放題って人間性出ますね。とりあえず、付き合いだしたばかりのカップルは行かない方がいいような気がしました。

12/08/23(Thu)

というわけで実家暮らしが終わってしまったんですが、あっちで何が良かったかというと、何といっても自家栽培の果物・野菜の数々。今の季節ならばブドウとスイカが食べ放題。というか、どんどん食べていかないと端から傷んでいくので、食べる事の方が推奨されています。

昔はそんな事なんとも感じなかったんですけど、今になってみれば、自分ちの庭に食べられるものが生えていて、放っていても(ある程度は手入れしますけど)どんどん実るというありがたさ。実はスイカの方は食べ頃を判断するのが難しいので、あんまり美味しくなかったりするんですけど、ブドウは見栄えこそ悪いものの味は十分に合格ライン。自宅でこういうのをちょいちょい作れると、いいなぁと思うお年頃に差し掛かってまいりました。

12/08/21(Tue)

耳の掻き過ぎで変な汁が出てきました。多分、外耳炎というヤツだと思います。というわけで、断腸の思い出しばらくは耳掻き自粛。ただし、変な汁は定期的に除いてやらないと不味いような予感がするので、耳かきを綿棒に持ち替えて…、あまり状況は変わっていないような気もします。

しかしこの綿棒、どう考えても良くない事だと分かっていながら嗅いでしまうんですよね。膿の嫌な臭いがするんですけど、嗅いでしまいます。コレは一体何なんでしょうか。時々子供の中に、自分の鼻くそを嗅いだり食べたりしているヤツがいますけど、私のこの癖も根っこは同じ様な気がします。まぁ、子供と違って人前では決してやりませんけれども。

12/08/20(Mon)

実家にいる時は時々親と朝、モーニングセットを食べに行くんですけど、最近私が頼む飲み物はなんとホットミルク。いやはや、昔の自分だったら外でミルクを頼むなんて、子供っぽいと恥ずかしがって絶対出来なかったと思うんですが、今はもう平気。オッサンになったせいでしょうか。

昔はあれだけ好きだった珈琲が最近あんまり美味しいと思えなくなってきたんですよね。いや、嫌いではないですし、挽きたて淹れたての珈琲はいいなと思うこともあります。が、やっぱりなんだか胃に優しくないような気がして。その点ホットミルクなら、どう考えても身体に悪い要素はありませんから。日本人には結構、ミルクを飲むとお腹が緩くなる体質の人が居るみたいですけど、幸い私には当てはまらないのでラッキーです。昔はあんまり好きじゃなかった、ご飯・漬物・味噌汁みたいな純和食が私のベストチョイスになってしまったように、これから先もどんどん味覚は変わっていくのかもしれません。

12/08/19(Sun)

田舎ではよく“車がないと生活できない”といいますが、本当ですかね。実際うちの近所でも、車が一家に一台は当たり前で、むしろ一人一台と言った方がいいレベルです。一家に2〜3台あるのは普通。でも、やろうと思えば車無しでもいけそうな気はするんですよね。地域にもよりますが、そこそこ開けた田舎なら2〜3キロ圏内には普段の買い物が出来るスーパーなどがあります。通勤などでもう少し移動する場合も、15km位までならロードレーサータイプの自転車であれば、渋滞にはまった車と大差ない時間で目的地までたどり着けます。

ただやっぱり、車が必要な場合はあるわけで。たとえば家が農業やってれば軽トラはほぼ必須ですし、要介護者が一緒に住んでいれば病院の送り迎えの為にこれまた車は必須。でも、そういう事情がなければ、車がある便利さと車の維持費(購入費・各種税金・ガソリン代・車検代etc)を天秤にかけると、あんまり釣りあわないんじゃないのかなと思う今日この頃。自分でメンテしながら自転車に乗るのが、お金もかからず健康に良く、しかもちきゅうにやさしいと、利点が多いような気がするんですが。

12/08/18(Sat)

帰省の時は時計の電池を抜いてくると同僚に言われてドン引きされ、ちょっと心に傷を負いました。いや、合理的だと思うんですけどね。誰も家にいないのに時計を動かしておくなんて、まさに電池の無駄遣い。それに、うちはわざわざ時計に向くマンガン電池を探し出して(最近あまり売ってない)使っているのですが、マンガン電池って休ませるとちょっと回復する特性があるらしいです。年二回の帰省の折に電池を抜いておくと、寿命が延びて更にお得。

まぁ、小さな置時計の電池消費量なんてゼロに等しいので、あんまり意味がないことは分かっています。新品の単三の電池を入れると、軽く3〜4年はもちますから。しかし、そこで安易に妥協せず、常にもっとケチろうと高みを目指すのが、真のドケチ道と言えるのではないでしょうか。その実態は、楽しいからやってるだけなんですけどね。

12/08/17(Fri)

実家にいる時くらいは、日頃身の回りに存在しないテレビでも見てやるかと、新聞のテレビ欄を一生懸命眺めるんですが、見たい番組がサッパリ見当たりません。しいて言えば、ニュース。ローカルニュースは、どこで祭りがあっただの、どこでゆるキャラの村おこしをしているだの、実は結構楽しいです。こういうの、ネットで全国的に気軽に見られるようになったら、視聴率とれるんじゃないかと思うんですけどどんなもんでしょ。

それ以外は…。特にゴールデンタイムの民放なんて壊滅的。お笑い芸人が山の様に出てきて内輪受けのギャグで勝手に盛り上がっているバラエティとか、イケメンタレントが主役を張ってるお手軽ドラマとか。テレビを持つとNHKとの契約が発生して二ヶ月で2,680円、BSも含めれば4,580円。テレビ自体は安くなってますけど、それでも数万円の出費。そこに最近のテレビは結構電気を食いますんで、電気代もかかります。いや別に私とて必要があると判断したら買いますよ。でも、これらの出費と得られる対価であるところの今の番組ラインナップはどう考えても釣りあってないと思うんですよね。まぁ、それでもテレビを見たいと思う人が一杯いるからNHKが潰れないんでしょうけど。

ちなみにうちの実家は、うちの集落の中で唯一BS契約をしていません。これでもしテレビまで無くしたら、変人扱いされる事うけあい。家庭には必須アイテム…とまでの重要性はなくなっていると思うんですけどね、テレビ。

12/08/16(Thu)

実家に帰ってくると、家の前の道路で見慣れない工事をしてまして、親に何かと尋ねると水道工事らしいです。そう、うちの実家にも遂に水道が。今までこの辺は下水道はおろか上水道すら来ておらず、水は各家庭が井戸を掘って使ってたんです(無論井戸とはいっても、モーターでポンプアップして使っているので、パッと見は普通の水道家庭と何ら変わりはありません)。それが遂に水道開通とは、感慨深いものがあります。

でもまぁ、水道が通ったからといって井戸を止めてそっちに切り替えるつもりは全くなく、生活は今まで通りです。父親の記憶にある限り一度も枯れた事はないそうですし、カルキ臭がなくて夏は冷たいとなれば当然でしょう。田舎の方が東京に勝っている点はいくつかありますが、井戸水はその中でも上位に食い込む要素だと思ってます。

12/08/14(Tue)

相変わらず帰省は飛行機の私ですが、今回搭乗してふと思ったどうでもいい事。ANAの無料ドリンクの種類が増えてますね。一番貧しかった時は確か水とお茶だけだったんですが、今回はそれにリンゴジュースとアイス珈琲が追加されてました。まぁ、私が頼むのは相変わらずお茶ですけど。これもJALが息を吹き返してきた影響でしょうか。JALのあのやり方は詐欺に等しいと思いますし、今後もよほどの必要がなければJALに乗るつもりはありませんが、競争する事自体はいいことではないかと。

それにつけても今を思い返すと約20年前。当時は機内に各種週刊誌・新聞も取り揃えてあったんですよね。普段あんまり読まない新聞を読めるというので、当時は割と重宝していました。あんなの大した出費でもないでしょうから、ソフトドリンクの次はココが復活してくれると嬉しいなと思うんですけどどんなもんでしょ。

12/08/13(Mon)

家出の水分補給は基本的に冷たいものより温かいものということで、夏の盛りにもかかわらず朝晩二回お茶を沸かすことは欠かしません。が、熱々のお茶を魔法瓶に入れていると流石に飲み辛いのですよね。そこで最近は、わざと魔法瓶の蓋をせずに、冷めるに任せています。一時間くらい放置すると、人肌よりちょっと熱いくらいで安定するので、そしたら蓋を閉めて飲料用に。

某所で読んで自分でも実感するのですが、冷たい飲み物ってのは喉に心地いいのでついつい飲み過ぎます。が、人肌くらいの飲み物って暑い盛りでもそんなに飲みたくならないのですよ。これは、身体がまでそれほど水分不足になっていない証拠なのだそうです。横に人肌茶を置いておけば、そのうちに本当に飲みたくなりますし、それがまさに飲み頃。職場の同僚がポカリ系の飲料をがぶ飲みしているのを横目で見つつ、糖尿病になったら金と時間がかかるやろな、と思いながら自分はお茶。

12/08/12(Sun)

今週は暑さのあまり定例の週一部屋掃除をサボってしまいました、反省。まぁ多少部屋が汚れていても死にはしないので大した問題ではないのですが、いつも作業をしている座布団周りに落ちている髪の毛が多くてゲンナリ。いや別に、薄毛で悩んでいるわけではないのです。人間黙っていても一日数十本の髪の毛が抜けるのですから、家にいる時は大半の時間を過ごす作業スペースの周りに毛が落ちるのは当然。ですが、毛ってこんなに落ちるものなのねと愕然とします。

それを見ながら考えたどうでもいいファンタジー。仮に私が犯罪を犯すとして、完全犯罪を達成するにはどうするか。科学捜査が発達した昨今、どう考えたって現場で落す体毛やフケからのDNAが問題になります。それを防ぐためには、頭をスキンヘッドにし、すね毛その他の体毛を全部そり落とし、フケが落ちないように入念に風呂に入り、汗が落ちないように暑い時期を避け…。見ず知らずの人間相手に犯罪を犯すならまだしも、顔見知り相手に計画的な反抗を犯すのはとてつもなく大変です。おまけに街のあちこちにはコンビニなどの防犯カメラ。警察のポカは結構期待できるのですが…。それにつけても現代は犯罪者に厳しいよねと、周囲の抜け毛を拾い集めつつ思ったりするのです。

12/08/11(Sat)

来週頭から一週間ほど帰省しようと思っているので、恒例の冷蔵庫内ゼロ運動が絶賛発動中なのですが、ちょっと計算を間違ってしまって三食分ほど空白になりそうな予感。いや、夏場って本当に食材の管理が難しいのですよ。冷蔵庫内の温度も他の季節に比べると格段に下がりづらいみたいで、油断しているとあっという間に傷むし。ホント、真夏って不快な上に電気代がかかるばっかりで良い事無しです。

ただ、何となくですが山は超えた気がしています。夜になるとちょっと涼しい風が吹いたりして、秋に向かっている気配があるようなないような…。まぁこれも、クーラー無しの生活をしているからこそ実感できるんですけどね。30度オーバーの昼間から一転、陽が落ちてから28度の夜風が吹き込んできたときの心地よさといったら。早く秋にならないですかねぇ…。

12/08/10(Fri)

私は自他共に認めるドケチですから、月の支出も多分、平均よりずっと少ないと思います。でも世の中には正反対の考え方もあります。つまり、たくさんお金を使うことで景気が良くなり、皆潤うという考え方ですね。確かにそういう面はあると思います。でも私個人のレベルとしては、要らないものを買うなんてアホらしい、というのが唯一の行動原理なんですよね。

去年のエコポイントとか、どんなもんよと思ってましたし。新しい家電にお金をつけてまでくれるというなら私とて遠慮せずに貰いますけど、割り引かれるとはいえ代金を払って家電を買い換えるわけでしょ?今持っている家電が動かなくなった、とかいうのなら無論買い換えますけど、そのまま現状維持なら支出ゼロなのに、何が嬉しくて新たにお金を払わにゃならんのだ、という感じ。最新家電は電気代が安いなんていいますけど、20年前の冷蔵庫を使っているうちの電気代は月に2千円。仮に5万円の冷蔵庫を買って月に200円安くなるとしてもペイするまで250ヶ月=20年、とか考えるとエコに踊らされるのもアホらしいかなと。

何だか消費税の増税が本決まりになりそうですけど、今の日本人って世界的に見たらかなり贅沢してるんで、もっと絞ってOKだと思います。それで消費が冷えて税収が減ったらそら見たことかということで、どんなもんでしょう。

12/08/09(Thu)

今盛り上がっているサッカーにすらあんまり興味が無いんで、オリンピックはYahooスポーツでちょこっと見るくらいなんですが、現在メダルの数は金4銀13銅16。でも考えてみると、全体に配られる金・銀・銅メダルの個数は基本的に一緒なんですよね。金=1位、銀=2位、銅=3位だからまぁ当然。時々同率3位とかあるんで、厳密には少し違ってくるんでしょうけど、銅メダルの総数が金メダルの総数の4倍って事はいくらなんでもないでしょう。

ということは、金が銀の約1/3・銅の約1/4という現状は、前評判通り日本人ってのは民族特性として本番に弱いってのがあるんですかね。逆にラテン系なんかは練習はちゃらっとしているけど、本番になるといつも以上の実力を発揮してしまう、みたいなイメージがあります。まぁ、割とどうでもいいことなんですけど。

12/08/08(Wed)

毎年恒例の甲子園野球が開幕しました。ラジオから流れるあのテーマ曲を聴くと、あぁ夏真っ盛りと思ってしまうのは、私が日本人だからでしょう。しかし冷静に考えると、こんなクソ暑い時期のグラウンドで全力プレイをし、それを直射日光燦々のスタンドから応援するって、割と正気の沙汰じゃない気がします。仮に母校が甲子園に出場したとしても(昔はちょくちょく出てたんですが…)、今応援に行くかといわれたらちょっと無理。

いっそのこと広島とか東京のドーム球場で開催するとか、時期を9月にずらすとか無理なんですかね、無理なんでしょうね。たとえ選手や観客の中から熱中症でぶっ倒れる人が出ても、あくまで甲子園は真夏の太陽の下で開催するのが伝統ですからねぇ…。

12/08/07(Tue)

今週は行きつけの喫茶店がお盆で休みなので、週末の珈琲は無し。これでも昔は珈琲中毒気味で、一日最低三本は缶コーヒーを飲み、冷蔵庫にはペットボトルの珈琲が常備されていた時期もあったんですけど、今そんな事をしたらあっという間に胃が荒れて穴が空きそう。ケチな私としては、喫茶店に行くのを止めれば今でも月に2,000円くらい浮くんですけど、まぁ人間関係が楽しいのでそっち方面の支出としてカウントしてます。

ところで私、周囲からは珈琲も自分で淹れそうな人間だと見られがちなんですが、現在自宅で珈琲を淹れることは一切ありませんし、それ用の道具もありません。珈琲って面倒臭いんですよ。豆を挽いてドリップしなきゃいけません。紙フィルターは使い捨てなんで何だかもったいないし、布フィルターは常に濡らしとかなきゃいけないんで扱いが面倒。それに比べたらお茶は、急須に茶葉入れてお湯を注げば良いんでずっと簡単ですから、家出の飲み物はどうしてもお茶になってしまいます。ということは、もし仮にお茶より珈琲の方が淹れるのが簡単なら、家出の飲み物も珈琲になってしまうでしょう。うわっ、適当。

12/08/06(Mon)

某雑誌でとある人気料理研究家のインタビューを読みました。私はこの人、基本的に好きなんですけど、時々見かけるこういう考え方には違和感を覚えてしまいます。その内容というのは。彼女があるイベントで200食分のカレーを作ることになったんですけど、“口に入れたときに少しでも‘さわるもの’があってはダメ”ということで、玉葱は少しでも固いところは外し、人参の青い所は苦いので使わない、というのです。確かに、お金を貰って出す料理の理想形の一つはコレだと思います。でも同時に、食べる側としてそこまで贅沢言って良いのかなとも思うんですよ。私の考えを極限まで進めれば、“贅沢言わずに出されたものは全部食え”とか、“お腹が空けば何でも美味しい”という方向になってしまうんですけど、そこまで極論しなくても、美味しい料理というのはここまで手をかけなきゃならない、という気負いみたいなものが何だか空しくなる時があるのです。

雑誌でもブログでも、どこのレストランのどの料理が不味いだの、サービスが悪いだの、値段が高くてコストパフォーマンスが悪いだの、色々書いてありますが、コレに対して私が時々覚える違和感も同じ根っこのものだと思います。いや、私も散々コメントしますけどね、食べ物に対しては。ただ、私の中のどこかに、食べ物に関してゴチャゴチャ言うのはみっともないという、前近代的な価値観が生きているのは間違いないようです。ホント、毎日そこそこのものを普通にお腹一杯食べられる生活って、人類史上極めてレアでありがたい事だと思うんですよ。なんて、広島の日に引っ掛けつつ思ってみました。

12/08/05(Sun)

ここ数日妙に仕事が忙しくて、私が人生の中で最も楽しみにしている食事が何と一日一食に。まぁ、元々暑さで食欲が落ちていたところだし、たまにはいいかと思ってたんですが、一日一食でも割と平気ですね。というかむしろ身体が軽くなって調子が良い面もあります。時々ネットでプチ断食の記事を見ますけど、あれもちょうどこんな感じなんでしょうね。極たまに計画的にやる分には身体にいいかもしれないです。

が、プチ断食ツアーとかいってお金払ってまでやるのはどうなんですかね。断食なんて食べなきゃいいだけだと思うんですが。まぁ、脱水症状は流石に不味いんで水分の補給は絶対に欠かしちゃダメですし、必要以上に食を断って体調壊してもアホなんでその辺は自主判断ですが、いい大人なら自分の身体と何十年も付き合っているわけで、その辺は感覚で分かるんじゃないでしょうか。とはいえ、人間ってものは水がなくなると数日でアウトですが、食べ物がなくても一週間くらいは大丈夫らしいですから、数日の断食くらい平気なんでは。時々山で遭難して一週間、沢の水飲んで生きてたなんてニュースありますからね。まぁ、自分でやろうとはサラサラ思いませんけれども。

12/08/03(Fri)

実家から送られてきた荷物の中にサツマ芋の茎が入ってまして、私コレ大好物なんでが、東京ではあんまり売ってるところを見ないのが残念です。サツマイモの茎なんて食べられるのかと思うかもしれませんが、普通に美味しいです。皮を剥くのがやや面倒臭いですが、その後はサッと下茹でしてからキンピラっぽく炒め煮にすると本物のキンピラより美味しいくらい。しゃきしゃきとした歯応えの遙か向こうの方にほんのりとサツマイモの甘味が感じられる感じ?とにかくもっと評価されてしかるべき野菜だと思います。

私の密かなる野望は、サツマイモの葉を食べる事。コレ台湾では普通に野菜炒めとして食べられているそうで、茎がコレなら葉も期待大。むしろ葉っぱなら皮を剥かなくていい分手軽に食べられそう。今度帰省した時に畑に行ってみようと思っています。

12/08/02(Thu)

少し前から風呂上りのバスタオルをハンドタオルに変えたんですが、コレがなかなか上手く回っています。ハンドタオルとかっこよく書きましたが、その正体は昔クリーニング屋さんに粗品としてもらったペラペラの安物タオル。端っこには店の名前と電話番号まで入っているという代物です。が、引き出物のしっかりとしたタオルよりもこっちの方が色々と都合がよいのです。

このタオル、昼間は汗拭きタオルとして活躍します。クーターを使わない我が家では、昼間の自宅はサウナ状態なので、タオルが必要不可欠なのです。で、ちょこッと外出したりしてタオルを使わない時は、こまめに風通しの良い場所に吊るしてなるべく乾かしておきます。それが風呂に入る時には身体拭きタオルにシフト。家族全員をハンドタオル一枚で…は無理ですが、一人だと割と楽勝です。使い終わったタオルはその場で、その日に着たパンツと一緒に風呂の残り湯で手洗いし、窓の外に干しておけば小1時間で乾きますんで、夜更かしの際にはこれまた汗拭きタオルとして活躍。まさにタオル使い倒しです。

このタオルの利点は、面積が小さいので風呂の残り湯で手軽に洗えるという所。風呂の後で毎回バスタオルを手洗いするのは大変でも、タオル一枚だったら割と簡単。おかげで、バスタオルよりも清潔を維持できるのも利点の一つです。というわけで、ハンドタオル最高。

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