2014年5月

<<前<<   >>次>>

14/06/01(Sun)

週末は恒例の玉葱ペースト作り。最近慣れてきたので、1度に10〜12個位を一気に処理できるようになって随分ペースが上がりましたが、それでもまだまだ先長し。1袋150gのジップロックがあと30個位でしょうか。来年の玉葱の季節までに食べきれると良いんですが…。ここで先日気がついた玉葱ペースト作りのコツを一つ。寸胴を使ってかなり強めの火で炒めるので、割とこまめに混ぜないとすぐに焦げます。ですが、混ぜる時についでに鍋を回すと、焦げ付きがぐっと減るのです。多分鍋・ガスコンロの双方に微妙な癖があって、焦げやすい場所ってのが決まっているので、鍋を回す事でそれを分散化するというわけ。ですが、完成時1.5キロほどの玉葱ペーストを作るのに、中火で1時間半。うちはプロパンガス、今月のガス代が怖いです。

すぐに全部冷凍するのもあれなので、少しだけオニオンスープにしてみました。適当な量の玉葱ペーストを水で延ばして塩で味を調え、沸かします。ベーコンとかつい入れたくなりますけどぐっと我慢、胡椒すら我慢。いい感じになったら器に注ぎ、焼いてサイコロに切った食パン→とろけるチーズと乗せてから、トースターでチーズが溶けるまで焼けば完成。味はまぁ、これで不味い筈がありませんよね。外食だとどうしても脇役になりがちな料理ではありますが、一から作るとかなりの潜在能力を見せつけてくれます。

14/05/31(Sat)

寿司の事を書いたその夜に、たまたま家族でかっ○寿司に言ってきました。前言撤回、5回=50個も握ればあのレベルは抜けると確信しました。あれだって108円で2貫のコストを考えると十分美味しいんですが、シャリの味付け部分で圧勝できます。相変わらず白米で酢飯を作る気はサッパリないので純粋に比較は出来ませんが、回転寿司のシャリは少し固くて冷たい気がするんですよね。自前のシャリだとその辺の調整・修正は簡単なので、楽勝です。

ただし、ネタのレパートリーを揃えるのは個人では無理です。ホームパーティーで20人相手に握る、とかなら10種類ぐらいのネタを用意するのも簡単ですが、1人前の寿司を握る際には用意できるネタは鮮魚が1種類か頑張って2種類。それ以上買ってくると、翌日・翌々日のメニューに響いてしまいます(刺身盛り合わせはこういう時便利ですが、割高なので買いません)。よって、家で寿司を握る際は、今日は鰹だけ・鯵だけ、みたいな感じになります。こればっかりはお店であれこれ選んで食べる楽しみには敵いません。まぁ、その○○だけが十分美味しいので、私としては満足なんですけど。それに何より、魚売り場で魚を選びながら、今日はちょっと寿司でも握ってみるか、なんて考えられるのはちょっとカッコイイじゃないですか。

14/05/30(Fri)

数日前にここに書いた手作り寿司、早速二回目(今日は鰹)。母親が刺身が好きでよく買ってくるので、自分の分だけ予め取り分けておいて寿司にするのです。両親の分は作りません。というか、私は自分で食べるために炊いた玄米で酢飯を作るのですが、二人は玄米ご飯を何だかとても嫌がるので、玄米で寿司を握ると全く食べようとしないのです。おかげで握った寿司は私が独り占め。まだ二回目ですが、何となく掴めてきました。多分100個も握ればそこそこになり、1000個も握ればカッ○寿司は軽く抜けそうな予感がします。

酢飯はネットで検索してゲットしたレシピで。1食分2/3合のご飯(以前は1食1合だったんですが、こっちは自家製野菜など食べる物が多いので減らしました)に対して、酢・砂糖を各大匙1、塩小匙1/3の分量で混ぜ込みます。後はネタとシャリのバランスが結構重要。シャリは気持ち少なめにすると見た目がかっこ良くなりがちな気がします。握る力加減は気持ち強めで。よくグルメ本にあるような、口の中ではらりと解けるシャリ、なんてのを高望みすると確実に失敗します。2/3合の酢飯で10個くらい握れました。刺身はサクで3人前が398円、玄米は自家製でタダなので1人前10個の鰹寿司が150円弱と激安、これはもう少し修行する必要がありそうです。

14/05/29(Thu)

こっちは結構暑い日が出てきて、うちも麦茶を作るようになりました。が、私は殆ど飲みません。水出しってのも理由の一つではあるんですが、毎朝魔法瓶に熱い紅茶を作って手元においてあるってのが最大の理由です。以前は少しでも暑くなると冷たく冷やしたお茶なりジュースなりをカパカパ飲んでたんですが、どうもそれはよろしくないと気付きまして。よく言われる、体を冷やすってのはどうなんでしょうね、あんまり関係無いと思ってます。36度のほぼ水の物体60kgに10度そこそこの冷たい液体300ccを注ぎ込んだからといって、温度は殆ど変わらない気がするんです。それよりも問題は体調面です。

冷たい水は喉に心地いいのでぐびぐび飲めてしまいます。その結果、お腹がタプタプになり、ただでさえ落ちがちな食欲をより一層落とし、夏バテ一直線というのが私の定番でした。ですんで、このところは夏の暑い盛りもなるべく冷たい水・麦茶は飲まず、手元の熱いお茶で喉の渇きを潤すというスタイルをとってます。これだとまぁ、冬場よりは飲みますが、冷たい飲み物ほどがぶ飲みはしないので、脱水症状を防いだ上で食欲も維持できると一石二鳥。夏バテ防止は何だかんだ言っても食べて寝る、これだけだと思うのですよね。

14/05/28(Wed)

母親が買ってきたバナナ、前回は2週間熟成させて真っ黒にしてから、テフロンフライパンでブランデーフランベしたらちょー美味しかったので、今回も熟成期間入りました。が、その前に一つ、ここで紹介されて気になっていたバナナの山葵漬け漬けにトライ。たまたま冷蔵庫の中に貰い物の山葵漬けがあったのです。わざわざ買ってきてやるほどのガッツはありませんが、たまたま揃ったらやってみようと思ってたんですよね。

作り方は簡単。バナナの皮を剥いて適当な大きさに切り分け、山葵漬けを絡めて15分放置するだけ。この組み合わせは無理でしょ、と思うのが浅はか。意外に美味しかったのです。まぁ、両方買ってきてまで作るかというとそれほどではありませんが、ご飯に山葵漬けを乗っけて食べるよりは遙かに美味しいと思います。山葵漬けのツンとした尖りをバナナの甘味が美味い事包みこんで、いい感じに仕上がります。お試しあれ。ちなみに同じページにある、クレソンキウイはわざわざやるほどの味ではありませんでした。何事も自分でやってみないとわからないものですね。

14/05/27(Tue)

私は家のグリルを使わないので(魚を焼くときなどは五徳に乗せるタイプの魚焼き網を使う)、基本的にそっちはノータッチなんですが、あまりに掃除をしないので時々見かねて手を出してしまいます。そして、これが結構面白いので質が悪いんですね。こまめに掃除をしないので、汚れが炭化してこびりついているのを、ガリガリと落すのが結構面白いのです。定番の道具としてはスチールウール・研磨剤なんでしょうが、本当にこびりついた汚れはこんなもんじゃ十分に落ちてくれません。もっと強力な道具が必要です。

というわけで、色々私が使ってみて効果があったのが、真鍮ブラシとラジオペンチとマイナスドライバー。真鍮ブラシはホームセンターで100円くらいで手に入るもので、歯ブラシを大きくしたような形をしていて、本体は木・ブラシ部分が真鍮になってます。これで汚れをガリガリと擦ると、結構落ちてくれます。真鍮は一旦曲がってしまったら歯ブラシのように弾力で元に戻ったりはしないので、何回か使ったらおしまいですが、100円前後なのでまぁ許容範囲内かなと。ラジオペンチはそれでも落ちない汚れに使います。網に大きくこびりついた汚れを挟んで軽く力を入れると、汚れが割れます。そうしたら、マイナスドライバーでガリガリと削り落とせばこれまたかなり綺麗になります。本当は、使うたびに軽く洗うだけでこんな面倒な事はしなくてもいいはずなんですが、年寄りは自分の今までのやり方を変えませんからね。

14/05/26(Mon)

家にあった玄侑宗久さんのエッセイを何となく読んでいたら、これが結構面白かったのです。その中で遊びについて書かれた文章がありまして、とかく現代人は遊びというと東京デ○ズニーラ○ドに行くといった大袈裟な事を考えがちだけど、そうじゃない遊びもあるんじゃないの?という主張。日頃お金を払ってやってもらっていることを自分でやってみるだけで結構な遊びになるって、私もそう思います。別にお金を払ってサービスを受けることが悪い事だとは思いませんが、自分でやる・上達していくって過程には、金銭では評価できない面白さがあります。

エッセイに書かれていたのは寿司。寿司というと職人が作るもの、素人には神聖不可侵、みたいなイメージがありますけど、自分でやってみると意外に簡単で楽しいものです。スキヤバシジローの主人の前で言ったらぶっ飛ばされると思いますが、寿司なんて要するに酢飯を丸めて握った上に刺身を載せたもんですし、そもそもが江戸時代のファストフードなんでしょ。素人でもやってやれないはずはありません。で、これが妙に楽しいのです。その日安い魚をサクで買ってきて刺身にひき、酢飯を作って握る、これだけで十分遊びになります。ちなみに、何でもある程度まではあっという間に上手くなって、その後が大変というのが定番です。寿司だってカッパズシの寿司を100とすると、毎日握れば60位まで行くのはあっという間だと思います。それだって、普通に食べる分には十分なわけで。何より遊びですから。日頃の生活の延長で遊べば休日疲れも無くて万々歳だ思うんですよね。

14/05/25(Sun)

今日はキュウリが4本100円と安かったので買ってきました。栄養学的にいうと、キュウリは95%が水分で、身体に有効な栄養素はほとんど含まれていないそうなんですが、あのパリパリとした歯応えは捨てがたい物があります。というわけでキュウリのレシピというとそれこそ数限り無くありますけど、私が好きなのは胡麻油と酢で合えたもの。

キュウリはすりこぎで容赦なく叩いてあちこちにヒビを入れてから、適度な大きさの乱切りにします。格好は悪いですが、こっちの方が調味料の染み込みが良いので私は好き。これに塩をしてしばらく馴染ませた後、好みの味付けをする簡単料理です。味付けは何だっていいんですが、今回は豆板醤&胡麻油&酢。ちょっと中華風のピリ辛味付けがキュウリのパリパリとした歯応えによくマッチします。風味を加えるために細かく切ったハムと水に晒した玉葱を追加し、最後に刻んだ葱を振り掛ければ完璧。これだけやれば、皿としては栄養学的に意味がないとは言わせません。

14/05/24(Sat)

庭の草をむしりが日課なのですが、むしる雑草とむしらない雑草があります。コケ類は最優先で保護。今の時期はサツキが綺麗に咲いていますが、ヘタをするとそんな花類よりもコケ類の方が好きなのです。松の幹にくっついて育つコケとか超カッコイイですよね、関係ないですけど。あと、チドメグサも保護の優先項目上位に上がります。葉が小さい上に地面に這い蹲って立ち上がらないので、邪魔にならずむしろグラウンドカバーとして優秀。地面の好みが結構あるらしくて、気に要らないとなかなか繁殖しませんけど。

逆にサーチアンドデストロイは、ドクダミ・ヤブガラシ・ムラサキカタバミ辺りでしょうか。一周一週間程度の庭は、ボーっとむしっていてもつまらないので毎週テーマを設けてまして、今回のテーマはムラサキカタバミ駆除週間。ムラサキカタバミって花は結構可憐なんですが、種と芋との両面攻撃でとにかく増える増える。放っておくと大変な事になりますが、厄介さの点ではドクダミ・ヤブガラシに劣りますんで、大した事はありません。むしろ、五寸釘を地面に刺して芋まで綺麗に取れたときには妙な達成感があります。最近結構迷っているのが自然薯。何故か庭のあちこちから生えてきて、蔓植物なので庭木に絡みつきます。背が高いので目立つため、駆除するのが景観的にはベターなんですが、この下にあの芋が出来ていると思うと、なんだかモッタイナイ気になってしまうのです(日本庭園のど真ん中なので、育っても掘り返せるとは思えませんが)。なので、あまりに邪魔な物は排除しますが、基本的には放置の方向で。秋になればムカゴの収穫くらいは出来るでしょうから。

14/05/23(Fri)

今年初めて2階にある自室でムカデに遭遇。肉食の昆虫?なので、小さな羽虫やダニを食べているんでしょうが、1階にだってそんなの一杯いるのに何をわざわざ2階まで出張ってこなくても…と思ってしまいます。ところで、世の中の女性は(男性も)一般にゴキブリを大層嫌います。テンプレの反応としては黄色い声を上げて逃げてしまうというのがありますが、アレはサッパリ理解できません。ゴキブリって攻撃能力皆無ですよね。熱帯地方に行くと噛み付く大型のゴキブリがいるそうですが、日本のなんて可愛いもの。能力としては素早く走って逃げるだけ、何の実害もありません。が、ムカデは違います。噛まれたら蜂並みに腫れますし、運が悪いとアナフィラキシーショックも引き起こします。

というわけでムカデ。5cm程のベビーサイズですが、これでも噛まれると酷い事になりますんで情けは無用。ゴキブリほどのスピードはないですから捕捉は簡単ですが、格好が格好なので狭い所に逃げ込まれると厄介です。私の武器は30cmのプラスチック定規。これをグリグリと押し付けて寸断。ゴキブリよりも更に生命力が強く、油断したら噛まれますんで死んだと思っても絶対に素手では触りません。頭の部分を確実に潰してピンセットで密閉した箱に隔離。1日おいて死亡確認してからゴミ箱に捨てます。ホント、ムカデに比べればゴキブリなんて可愛いものですよ。

14/05/22(Thu)

金柑の甘露煮終了。作る割には全然食べない両親にかわって、毎日2〜3粒ずつ食べ続けて数ヶ月。ジップロック6〜8袋程度の金柑がやっとはけてくれました。が、毎日食べといてなんですが、全然好きではないんです。嫌いでもないですけど。私、椎茸は嫌いですがそのほかの食物では特に好きな物はありません。朝食には○○が欠かせない、とか全然ないです。ご飯でもいいしパンでもいい。ただ、腹八分目を意識して、決まったご飯の時間にお腹がすいているようにすれば、何だって大概美味しいと思うのですよ。

グルメ番組なんかで、ほっぺが落ちるくらい美味しい(なんて死語ですかね…)なんていうのを見るたびに、違和感を覚えてしまいます。そりゃま、戦時中よろしく何でも美味しく食べろとまではいいませんが、今の日本に普通に流通している物だったら、そこそこお腹をすかせて食べれば何だって美味しいです。その中で更に美味しくしようとする努力を欠いたらそれは単なる餌に成り下がりますが、あんまり暇と金にあかせてグルメを追及するのも何だかなと思ったり。

14/05/21(Wed)

たまの外食で今日は近所のうどん屋へ。さぬき系のうどん屋には結構な確率でおでんが置いてありますが、私はうどんよりもどちらかというとこちらの方が好き。中でも一番好きなのはやっぱり牛筋。自宅でも圧力鍋を使えば結構簡単に出来ますが、弱火で煮込む場合に比べてスカスカした感じになってしまう気がするので、やっぱりかける手間には敵いません。関東風のおでんには何で入っていないんだろうという美味しさです。逆に定番の大根はイマイチ好きじゃないです。おでんといえば大根、汁の染みた大根がたまらないという意見が大きいですが、まぁ要するに大根の煮物ですしね。わざわざ外で食べるほどのものでもないのかなと。

関東風のおでんも好きでしたが、ハンペンとちくわぶはどうも好きになれませんでした。ハンペンはふわふわでどうにも頼りがないですし(そこが良いそうですが)、ちくわぶは…。多分炭水化物を固めた物に汁がしみこむという点ではきりたんぽに通じる物があるんじゃないかなとも思うんですが、きりたんぽもあんまり好きじゃないんですよね。まぁなんだかんだ言いましたけど、おでんで三つ選べといわれたら、牛筋・卵・厚揚げになります。多分定番からはちょっと外れてますけど、まぁ好き好きですんでね。

14/05/20(Tue)

自宅では今年初の麦茶登場。とはいえ、私は全く飲まないんですけどね、麦茶。うちの麦茶は水出しです。冷水筒に水を満たして麦茶パックを投入・放置するだけで出来てしまうので、お手軽簡単なのはわかるんですが、私には水出し麦茶の意味が分かりません。麦茶ってそもそも、お腹を壊しやすい夏の生水を一旦煮沸してから飲むことに最大の利点があると思うのですよ。ですが、水出し麦茶ってのは生水をそのまま使うわけで、その存在意義を疑ってしまいます。それにそもそも、うちで使うのは井戸水。冷やして飲むだけで美味しいのに、何故そこに余計な色と香りを付けないといけないのか、意味不明。

というわけで、私専用の水を冷やした冷水筒が通年で冷蔵庫に入っています。コレ、結構使えるのですよ。暑い日にそのまま飲むも良し、常備してあるジンジャーシロップを溶いて飲むも良し、ニューサマーオレンジをジュースにする際にも使えます。コレは田舎に住んでいてこその贅沢ですね。東京も長かったので、水道水もよく冷やせば違和感無く飲んでいましたが、冷やした井戸水と比べてしまうと、月とすっぽんなのは否定できません。でもま、そこにずっとあると有難味って分からないもんですね。冷やした井戸水は水出し麦茶なんて比較にならないくらい美味しいと思うんですが。

14/05/19(Mon)

今日もお昼の準備をしながらせっせと玉葱ペースト作り。作ってスペースが開いたら、母親がそこに畑から収穫して置いていくので、キリがありません。父親にいくつ植えたんだと聞いたら、普通の玉葱と紫玉葱各50個って、アホじゃねーのと思うんですが、私も大人だから口には出しません。そりゃ、毎年相当数食べ切れなくて腐らせてるわけですよ。他人にもかなりあげてるんですが、それだって限界がありますしね。で、父母が玉葱好きかというとそうでもなく、炒め物に入っていれば食べる、くらいのスタンスでは50個は明らかに生産過剰だと思うんですよね。

仕方がないので、スライスして水に晒した玉葱をタッパーにストックしておいて、毎食せっせとサラダを作って食べてます。少し前までは大根がアホの様にあったので、千切り大根がサラダの必須アイテムでしたがそれはやっと終了。その後一瞬だけスナップエンドウが出ましたが、これは本当に時期が短いので、あっという間に終了。今はモリモリ茂るパセリをとてもツマとはいえない量微塵切りにしてスライス玉葱にふりかけ、自家製ドレッシングで食べてますが、本当にエンドレスで玉葱が減りません。無論オニオンスープは毎食必須。まぁ、贅沢な悩みといえばそうなんですけど、当人はちっとも嬉しく無いという。

14/05/18(Sun)

本日の一品はバナナ。飽きっぽい事では定評のあるうちの母親が、時々思い出したように、健康に良いからとバナナを買ってきます。が、1房5本のバナナを2本程食べると飽きて放置→黒くなった頃に生ゴミへというのがいつもの流れ。今回その放置された3本をキープしておやつにしてみました。放置されたバナナを小蝿防止のためにビニール袋に入れて更に常温下で放置する事2週間。真っ黒になった頃が食べ頃です。皮を剥き、既に半分ドロドロになっているバナナをスプーンで削りながら、中火にかけた油をひかないテフロンのフライパンに落としていきます。いい感じで焦げ目が付いたところで、お猪口に1杯程のウィスキーを投入。フライパンを傾けてアルコールに火をつけて飛ばせば完成。

コレ、何かのラジオ番組でやっていたのを聞いてやってみようと思ったんですが、超美味しいです。熟成し切ったバナナの甘味が熱で強調され、そこにウィスキーの苦味が加わって、まさに大人の味。バナナといえばお手軽朝食ですが、この超熟バナナの味わいを知ってしまうと、買ってきたばかりの黄色いバナナは勿体なくて食べられなくなります。食べ物というのは概して腐る直前が一番美味いというセオリーがありますんで、この結果は当然かもしれませんけどね。

14/05/17(Sat)

毎日昼はお好み焼きデー、キャベツの残りが2玉になったので、あと2週間程度といったところでしょうか。終わりが見えてくるとそれなりに寂しくもあります。と、ここでふと気が緩んだのか無性に焼きうどんが食べたくなりまして、こういう欲求には正直な事で定評のある私、うどん玉を買ってきました。焼きうどんの具はあれこれと豪華にしないのが私流。今回の具はキャベツ・豚肉のみです。

お好み焼きに使うよりもやや荒く刻んだキャベツと豚肉に火を通し、ほぐしたうどん玉を投入。全体に軽く焦げ目がついたところで味付け。焼きうどんの味付けは大きく分けてソース・醤油の2系統ですが、今回は私の独断と偏見で醤油。いや、ソースも美味しいんですけど、今回は何となく醤油の気分だったのです。焦げた醤油の風味が溜まらんのですよ。アクセントに紅生姜を少し投入、お好み焼き用に粉にした鰹節もたっぷり入れてしまいます。こういうやっすいメニューで満足してしまうなんて、骨の髄からエコなんですね私って。

14/05/16(Fri)

両親が地域の親睦小旅行みたいなのに行ってきまして、買ってきたのが定番の山葵漬け。私、どうしてもこの山葵漬けの良さってのが理解できません。山葵は大好きですが、粕はイマイチ。とはいえ、粕漬けの鰆とかならまだ美味しいと思えます。コレが粕漬けの山葵となると状況は一変。両親は喜んでご飯に乗っけて食べたりしてますが、やってみると粕の臭いが勝ってしまい、どうしてコレが美味しいんだかサッパリ理解できません。おまけにトドメで、お土産価格ですから結構な値段がします。本当に全てが謎です、山葵漬け。

後はよく分からんお土産饅頭と、真空パックのお漬物。コレ、自分で金払って買うものか?と思うんですが、まぁ私の財布じゃないんで関係ないと言えば関係ないんですが。ちなみに自分がそういう場所にいった場合、本当に買うものに困ります。自分自身なら買わないという選択肢で済むんですが、どうしてもお土産を買っていかなくてはいけない人がいる場合。まぁ、適当なお菓子類でお茶を濁しますかね。過去に貰って、コレは素晴らしいと思ったお土産を思い返してみると、ママカリの酢漬け(大好物)・ピスタチオで作った南部煎餅(傑作)・岐阜の柿羊羹(ハラショー)、の三つだけです。ちなみに、地元には他人に差し上げたいものはありません、残念な事です。

14/05/15(Thu)

雨後の筍という言葉は本当ですね、庭の隅に筍がかなりの数発生しています。ドケチに定評のある私なら食べるだろうと予想するかもしれませんが、見つけた時にはもう地上20cm位には成長しているので、アクが酷くて食べられません。竹薮では無いので、まとまった数が生えるわけでもありませんしね。そう、原因は隣家の竹薮。隣の家が敷地の境界に竹を植えやがったのです。おまけにその家は今や住む人がいなくなって廃屋に。誰も手入れのする人のいない竹薮がお隣にあるなんて最悪です。

庭に植えてはいけない植物ランキングがあるとしたら、二位以下を大きく引き離してぶっちぎるのがこの竹ではないでしょうか。そりゃま、日本人の生活の友として筍は食材に、竹は様々な工芸品に利用されるほど有用な植物ではありますが、それは自宅から離れた竹林でキチンと管理しての事。自宅の庭に竹を植えるなんてとんでもありません。ヤツラは地下茎で無限に増えます。うちと隣の境は地面を30cmほど掘り下げてコンクリートブロックを建ててるんですが、そんなの問答無用でくぐってきやがります。庭に生えるくらいなら実害は無いともいえますが、それが家屋の下まで侵入して畳を持ち上げたりすると洒落になりません。幸い今の家は基礎をキッチリコンクリートで固めてますから、流石にそれは突破できませんが、私が子供の頃はまだ土の基礎で、畳が竹で持ち上がった光景を覚えてます。アレは大迷惑以外の何者でもありません。庭に竹はダメ・絶対なんですが、風流なのか東京でもちょくちょく見かけたんですよね。あーあ、と思って見てたんですけど。

14/05/14(Wed)

仕込んでおいたザウアークラウト完成。ザウアークラウトというのはドイツ風の発酵キャベツの事で、食べきれないほどキャベツがあるのでちょっとでも減らそうと思ったのです。作り方はアホみたいに簡単。固い芯の部分を除いて(柔らかい先の方は食べます)キャベツ全部を荒微塵切りにし、重量の2%の塩(必須)と適当な香辛料(今回は余っていたジュニパーベリーと鷹の爪・結果から言えば香辛料は必ずしも必要じゃありません)を入れて全体をよくかき混ぜ、空気を抜いたジップロックで常温放置10日間。時々全体を押したり捏ねたりしながら発酵を促して、酸っぱくなったら完成。こじゃれたスーパーに行けば小ぶりの瓶一本540円(税込み)位で売ってそうなザウアークラウトが、材料費タダのキャベツ2個から山の様に出来ました。常温に放置するとどんどん乳酸菌発酵が進むので、冷蔵庫に移して菌の活動をある程度止めて保存。

で、肝心のお味のほうですが流石ドイツ風酸っぱいキャベツ、ご飯には全く合いません。ジュニパーベリーの香りがどうとかいう小手先の問題ではなく、乳酸菌発酵したキャベツの風味そのものがご飯との相性最悪です。が、流石ドイツ発祥、ライ麦パン系のリーンなパンやソーセージ・厚切りハムなどには相性抜群です。現地に行くとデカいソーセージの皿の横に山のように盛られて出てくるそうですが、納得。ソーセージの脂っこさとサッパリキャベツの酸味で、エンドレスの相乗効果。私は相変わらず毎日食べるお好み焼きに乗っけてますが、これもなかなかの相性。大ぶりのキャベツ2個からデカいタッパー2個分のザウアークラウトが出来てしまったので、しばらくは腸に優しい生活になりそうです。

14/05/13(Tue)

新玉葱が沢山出来てきたので、本日はその処理。玉葱の保存の定番というと、2つ1組で紐でくくって軒下にぶら下げておくというのがありますが、私としては非推奨です。何で定番化したか分かりませんがこの方法、やってみるとあまり上手くいきません。新玉葱は水分を大量に含んだ本体を皮が包んでいる状態です。それを常温の軒下に吊り下げるというのはいわば、みずみずしいリンゴをビニール袋に密封して常温かに放置するのと同じ、腐って当然です。もの凄く風通しが良くて日当たりも良好なら、上手くいくこともありますが、それも絶対ではなく結構な数が腐ってしまうので、汎用の保存方法としては…。というわけで私が推奨するのは玉葱ペーストにして冷凍。結構なガスを使うので自分の中ではベストとは言い切れないんですが、これより優れた方法を思いつかないので、仕方ありません。

玉葱は表面の茶色い皮を取り除いてスライスします。一回に処理する数が多いほどガス代節約・手間も省けるのでなるべく一気にやってしまいたく、今回は8個。1個あたり400〜500gとかなりの大物揃いなので、やりがいがあります。フライパンではとてもじゃないけど入らないので、油をひいた巨大寸胴を使用。ここで玉葱ペーストを作る際のワンポイント。料理本によると弱火で狐色になるまでじっくりと、と書いてあるのが定番ですが、弱火で玉葱ペーストを作ろうと思ったら時間がかかりすぎて日が変わってしまいます。火加減は最初水分が多い時はガンガンの強火で、以降炒めが進んで水分が減っていくのに従って火を落とし、最終的には中火位にまでする感じがベスト。ご飯を作ったり洗い物をしたりする傍らで思い出したように混ぜながら完成まで約1時間。ジップロックに150gずつ保存して丁度10袋出来ました。これとベーコンでオニオンスープなんて作った日にはもう最高。完全脇役扱いのオニオンスープですが、滅茶苦茶手間がかかっているのでもう少し心して味わって欲しいもんです。

14/05/12(Mon)

本日の一品はシイラ。東京では売っているところを見た事が無い魚なので、関東ではあんまり食べる習慣が無いのでしょうが、実は癖の無いとっても美味しい魚です。事実、ハワイに行くとマヒマヒと呼ばれ、郷土料理として色んな形で出てくる…らしいです。地方によっては、海上に浮く死体に群がる魚(シビトクライ→シイラ)として敬遠されているらしいですが、肉食系の魚なら何だってそうするでしょ、と私は全く気にしません。実際に食べているところを目撃したら、その個体は敬遠しますけど。

シイラの味を表現するとしたら、そうですね、ちょっと柔らかめの鯛、という感じでしょうか。ちょっと淡白なので、私は昆布〆にするのが好きです。私の定番、ミルサーで粉砕した粉末昆布を振り掛ける、お手軽昆布締め。そしてあまりにいつもの流れすぎて申し訳ないのですが、しばらく胡麻醤油に漬け込んでからのお茶漬けが最高。ちなみに今日のシイラは4〜5人前の刺身が取れるサクが400円、鯛より遙かに安価で同等に美味い、ちょっと見逃せません。

14/05/11(Sun)

苺ジュースでジューサーの良さに目覚め、ジュースがマイブームとなってしまった今日この頃。今日の一杯はニューサマーオレンジです。拳大の柑橘類で、白い甘皮をなるべく残すようにしてナイフで剥いて食べるミカンの一種。ジュースとして売られているのは見た事がありませんが、まぁ不味い筈は無いですよね。作り方は簡単。生食する場合と同様に、皮を剥いて一口大に切り分けます。種が結構入っている場合があるので、綺麗に取り除いてからジューサーに投入。甘味は砂糖ではなく、死蔵して用途に困っていた蜂蜜をティースプーンに一杯ほど。あとは適当に冷水を加えてスイッチオン。一身上の都合でニューサマーオレンジのジュースの場合は氷は入れません。

適当にジュースになったら一回茶漉しを通して甘皮を取り除きます。これが氷を入れなかった理由。ここで再びジューサーに戻し、氷を適当に入れてスイッチオン。攪拌したら完成です。何度か作ってみたんですが、蜜柑系の甘皮は結構弾力があるらしくて、ジューサーで粉砕しきれない場合が多いのです。しかもジュースの食感を著しく阻害しますんで、一度漉した方が断然美味しいんです、面倒臭いですけど。すっかり死蔵していたミルサー&ジューサーを有効活用でき、使い道に途方に暮れていた蜂蜜も使える、私的には言う事無しです。

14/05/10(Sat)

昨日のジャム、アクをすくう際には水を張ったボウルにお玉ですくって投入していきます。こうする事でお玉に飴状になった砂糖がつくのをある程度防ぐ事が出来るのです。で、ジャムを作り終わった後のこのアクも勿論有効活用します。表面に浮かぶ白い泡を綺麗にすくって取り除くと、ピンク色の苺フレーバー砂糖水(甘さかなり弱め)が出現します。量にして500ml程度、これを容器に入れて冷蔵庫で冷やしておきます。

ジューサーに残った苺のヘタをとったもの・苺フレーバー砂糖水・キューブの氷をin、スイッチを入れて適当に攪拌すれば自家製苺ジュース。出来上がりで味をみて、甘味が足りないようなら砂糖を追加しますが、今回は不要でした。コレ、日頃食べ物には淡白な父親も妙に食いつきが良かったので、多分かなり美味しいものだと思われます。今回使ったジューサーは、しばらく前にここにも書いた、亡き祖母が健康マニアの友人に勧められて買ったミルサー(乾物など乾き物を粉砕するミキサーの親戚)にアタッチメントとして付属していた物。当初はミルサー・ジューサーなんて使えねー、と思っていたのですが、使ってみると結構優秀でした。花鰹を粉砕してお好み焼き用の粉鰹節を作る・昆布を粉砕して昆布締め用の粉昆布を作る・煮干&昆布を粉砕して煮物に使うダシの素を作る・今回のように果物をジュースにするetc。コレは壊れたら新しく買い換えても良いかもしれない、レベルで掌返しの高評価となってます。

14/05/09(Fri)

近所のおっちゃんが量にして4パックほどの苺を持ってきてくれました。ありがたいことです。が、もう既に食べ頃状態なのでそんなにもちません。苺は冷やすと甘味がなくなるので冷蔵庫にも入れられず、仕方が無いので母のリクエストで3/4ほどをジャムに、残りを2日ほどかけて生食ということにしました(多分ジューサーで苺ジュースになるでしょう)。ホントはジャムにはしたくないんですけどね。私、こっちでは基本的に米食なのでジャムを口にする機会が無いのです。それに、保存を考えたら苺の半分の量の砂糖が入っているわけで、あんまり体にも良くなさそう。まぁ、今回は仕方ないんですがね。

というわけで苺ジャム。というかジャム全般、作り方は簡単です。苺のヘタをとって重量を量り、50%の上白糖をまぶして一晩放置。水が出てきたところで火にかけて弱火でコトコト煮ます。お好みの感じに煮詰まったら、濃度チェック。ジャムは熱々の時と冷めた時で粘度が全然変わるので、熱々で市販のジャムをイメージして煮詰めてしまうと、冷えた時にカチカチのブロックになって食べられなくなります。それを防ぐために、コップに注いだ水に煮汁を一滴垂らして様子を観察。煮汁が雫の形をギリギリ崩さない状態で底にまで達するのが、私としてはベスト煮加減。ジャム作りで難しいのはほぼここだけです。あとは、一旦冷ましてから瓶に詰め、蒸気で滅菌密封したら常温でも年単位で保存できます。今回、苺1.6kg&砂糖0.8kgで煮詰めた結果、多分2kg前後のジャムになったと思うので、その他色々東京でお世話になった人のギフト用にしてもいいかなと考え中。苺はタダ・砂糖が200円弱&ガス代で2kgの苺ジャムって、やっぱり手作りは安上がりですね。

14/05/08(Thu)

ハウスものの茄子が安かったからと母親が買ってきました。1袋に6本入って150円、確かに安いです。で、長年息子をやっているので母親の行動パターンも読めてしまいます。2〜3回味噌汁の具に使って飽きたらしばらく放置、萎びてきてどうにもならなくなったら煮物、それでも使い切れなかったら廃棄、です。親の背中を見ずに料理する様になったのは、本当にラッキーだったと思う今日この頃。そんなわけでどうせ使い切れないのが分かっているので何本か貰ってお昼のおかずにしてみました。

茄子で私が作る料理も大体決まってます。縦方向に厚さ5mm強のやや厚切りしまして、気持ち多目の油(ベースはサラダ油で香り付けに胡麻油をほんの少し)で両面焦げ目をつけます。それを皿にとり、刻み葱をたっぷり振りかけてから醤油を回しかけるだけで完成。刻み葱の代わりに大根おろしというパターンもアリです。コレ、簡単ですが非常に美味しい。特にご飯のお供に最適です。まぁ、これから自宅の茄子が出てくると多分毎日のように食べる羽目になるんですけど。

14/05/07(Wed)

相も変わらず毎朝の草むしり&落ち葉拾いが習慣になってます。以前は落ち葉なんて秋限定だろうと浅はかに考えていましたが、年がら年中落ち葉はあります。冬でも緑を絶やさない常緑樹なんかは、年がら年中新しい葉を出すんですから、逆に言えば年がら年中古い葉が落ちてるって事です。確かに秋は冬に向けて落ち葉の量が極端に多くはなりますが、今の時期もコンスタントに落ち葉はあります。

逆に今からの季節増えるのが雑草。うちは庭一周手入れして戻ってくるのに、雨天中止が無ければ大体一週間といった所ですが、戻ってくるともう結構雑草が生え始めています。それをむしって一週間後にまた…という永久機関状態。理想を言えば、落ち葉&雑草を纏めて堆肥化したいところなんですが、一口に堆肥を作るといっても結構スペースと時間がかかることに気がついて、現在まだ計画中。庭をいじっているとなんだか物を考えるスパンがぐっと長くなる気がします。忙しい事で定評のある現代人にはオススメかもしれませんね。

14/05/06(Tue)

微妙なバージョンアップを加えながら、昼ご飯は毎日お好み焼きを続けてはやひと月以上。流石にその辺で売っているお好み焼きなら軽く抜ける実力がついてきました。お好み焼きなんて子供でも焼けるような簡単な料理ですが、美味しく作ろうと思うと結構奥が深いことに気付きます。この一月で私が感じた重要ポイントは、1.粉と水の割合。2.キャベツの刻み具合。3.火加減と焼く時間。の三つです。当たり前のようですが、この三つを適切にしてやると、驚くほど美味しいお好み焼きになります。

この中でも一番難しく、かつ影響が大きいのが火加減。弱すぎると焦げ目が綺麗につかず、中まで火が通らないですし、強過ぎても焦げてしまって不味くなります。強からず・弱からず適切な火加減を維持するのが大事。それなのにうちのポンコツガス台は、勝手に温度センサーが働いて火を落としてくれちゃったりするのです。火加減にこだわるのなら、フルオペレーションが可能な鋳物コンロがどう考えても最高です。掃除はしづらいですけどね。それはともかくお好み焼き。見逃されがちですが、2のキャベツの刻み加減も重要です。荒微塵切りにするのですが、荒過ぎると生地がまとまらないですし、細かすぎると歯応えがなくなります。その辺の匙加減も結構微妙。でもま、こうやって焼いてみて実感するんですが、屋台の500円お好み焼きとかホントボッタクリ価格なんですねぇ…。

14/05/05(Mon)

大体いつも切らさない自家製イモガラのキンピラを作ろうと水を注いで戻しが終わった時点で、肝心のイリコが無い事に気付きました。一瞬、下ごしらえの終わったイモガラを冷蔵庫に戻して翌日味付けをしようかとも思ったのですが、気が変わって母親が愛用している顆粒の和風ダシの素を使ってみました。基本的にこういうのは使ったら負けだと思っているので、あまりの消費スピードに呆れつつ一歩引いて見ていたのですが、考えてみたら“敵を知り己を知らば百戦危うからず”ですからね。いつもイリコでとっているところをダシの素に置き換えるだけなので、比較が容易なのもポイント。

で、結果ですがムカつきました。何でこんなにお手軽にこんなにキッチリ味が決まってしまうんでしょうか。フライパン一杯のイモガラにほんの小匙半分程度の顆粒ダシの素を加え、あとはいつも通り醤油・酒・砂糖・塩などで味を調えたのですが、決まってしまうのですよ、味が簡単に。味の素のせいで昆布や鰹節でダシをとる文化が廃れてしまったと嘆く向きがありますが、これは廃れて当然ですわ。まぁ、男はやせ我慢の生き物ですから、そんな便利さを実感しつつもこれから先、ダシの素に頼る事は滅多にないでしょうけど。無論こういうダシの素にも欠点はあって、あまりに手軽すぎるためについつい濃い味になりがちというのがあります。言っては何ですが母親の煮物とか、ダシの素の使い過ぎで旨味過多・それ相応のバランスをとるために醤油や砂糖なども入れ過ぎになっています。適切な量を使えばこの上もなく便利なのでしょうが、舌がどんどん慣れて鈍くなってしまうんですよね。

14/05/04(Sun)

安住伸一郎の日曜天国が恋しい今日この頃。分かってはいましたが、こちらでふつーの番組ばかり聞いていると、あの番組の企画力の高さあらためて実感します。先日のラジオのクイズコーナーで、“平家に非ずんば○○に非ず、さて○○にはいる言葉は次の三つのうちどれ!”というものが出題されました。もうね、ヒトを馬鹿にしているのかと。安住師は仰いました、“最近のラジオのクイズは嘆かわしい。太平洋の真ん中にある芸能人御用達の島はハ○イ、さて○に入る一文字は何でしょう!的な視聴者の知能を馬鹿にし切ったクイズが多過ぎる”と嘆いて、正答率数%のクイズを出題するのが毎年の恒例でした。ただ、これは安住師のオリジナルというわけでもなくて、私の知る限り、以前J-WAVEでスガシカオが世界一難しいクイズコーナーというのをやっていて、この正答率は安住師のものどころではなく、それこそ数百人応募があって今週は正解者が出ました、レベルのものがありました。まぁそれはともかく、ラジオのフォーマットとしては存在しているけど使いどころの難しい劇薬のような企画なのかもしれませんが。

いやでもホント、ラジオの聞き所は企画力の一点に尽きますよ。毎週お題を出してお手紙募集、葉書を読みつつラジオをかけて、時々ゲストインタビューをとり混ぜつつ、料理や映画のミニコーナーをちょこっと挟む、的な当たり障りの無いありふれ過ぎた番組はもうたくさん。また戻ってしまいますが安住師の企画で、大相撲名古屋場所でいつも決まった場所に陣取っている着物姿の老婦人(当然見ず知らずの人です)、通称白鷺の姐御に会いに行って話を聞きたい、とか最高でした。実はこの春からRadiko有料版でエリア制限が取っ払われたので、月々350円高を払えば地方でも東京のラジオが聴けるようになりました。現在真剣に加入を検討しているのですが、じゃあ何を聴くかというと日曜天国とたまむすび位しかないのでどうしようかなと…。

14/05/03(Sat)

例の25年物のお茶を一通り飲んでみたんですが、とっても意外なことにフレーバーティーが一番美味しかったのです。具体的にはストロベリーティーとブルーベリーティー。ベースの古くなった茶葉のプーアル茶のような妙な黴臭さと人工的なベリーのフレーバーが妙にマッチして、コレはコレでアリなんじゃないかと。当初の予想では、フレーバーティー系は正直飲めたもんじゃないだろうと予想していたので、コレは超大穴。私の味覚も正直大したもんじゃないなと、今回思い知らされました。

ちなみにストレート系のお茶の方は、全て平等に満遍なくプーアル茶になってました。セイロンもダージリンも味の違いはサッパリ分かりません。普通に飲めはしますが、プーアル茶のあの香りがダメという人はダメでしょう。あと、全然味とは関係ないんですが、昔のティーバッグってくっついている糸がとても長いんですね。最近のティーバッグの紐はポットの縁にやっと引っ掛けられるくらいの長さしかありませんが、昔のはポットの取っ手に一回くるっと巻いて丁度いいくらいの長さがあります。こっちの方が紐にくっついた紙の部分がうっかりお茶の中に入ってしまう事故が防げるので理想的なんですが、多分経費節減的な何かがあるのでしょう。世知辛い世の中です。

14/05/02(Fri)

今日は台風一過で、雲ひとつ無いうえに月も出ていないという星空日和。夜の10時ごろに星空を見上げると、北東の空に夏の第三角形の一角を担うこと座のベガが顔を出していて、季節の移り変わりを感じるのもいとをかし。現在夜空には88の星座がありますが、これは西暦100年頃、エジプトの天文学者プトレマイオス(天動説を唱えた人ね)が古代ギリシアに由来する星座をまとめたトレミーの48星座と、それ以後に定められた比較的新しい星座に分けられます。

トレミーの48星座の方は、こと座やはくちょう座など神話の付随した星座占いなどでもおなじみの星座が並んでいてロマンをかき立てられるのですが、それ以外の星座の適当っぽさも見逃せ無いポイントです。今見えている星座で私が好きなのが、ろくぶんぎ座。南の空に割と目立つ四角形のからす座のお隣が暗くてよく分からないけど結構カッコイイ形のコップ座で、そのお隣がろくぶんぎ座。三つの星をへの字に繋いだものをろくぶんぎと言い張った命名者のヘベリウスさん男前、更に三つともとても暗いので田舎の暗い夜空でもほとんど見えません。おまけにこの六分儀、自宅の火事で消失した愛用の天体観測道具を嘆いて星座の名前にしてしまい、以来350年定着してしまったというもの。あまりにもプライベート過ぎやしませんか、などと突っ込みながら夜空を見上げるのも乙なものです。

14/05/01(Thu)

友人に東京が恋しくないかと聞かれましたが、残念ながらそんな気持ちはサッパリないです。別に東京で嫌な事があったからとか、そういうわけでもなくて、謂わば住めば都状態。どこだって、楽しもうと思えば楽しめるものなのですよ、人間ってやつは。おまけにここは日本。最近は随分悪化したといわれてはいますが、それでも治安はとてもいいですし、物も有り余るほど溢れています。これで楽しく暮らせないわけがない。時々テレビで、東日本大震災で被災して故郷を追われた他人の映像が出ます。すると決まって、元の地域に帰りたい、長年築き上げてきたコミュニティが壊された、あの震災さえなければ…系のコメントが出ます。まぁ、分からなくもないんですが、起こってしまったものは仕方がないわけで、それよりは毎日なにかちょっとした楽しい事を見つけながら過ごした方が得なんじゃないかなと思ってしまいます。完全に他人事だからかもしれませんがね。

それはともかく、一つだけ東京が恋しい事がありました。それは立ち食い蕎麦。こっちには立ち食い蕎麦がないんです。もともとうどん文化圏ですから、蕎麦屋自体少ないですし、あってもキチンと椅子とテーブルがあるタイプ。私が求めているのはそういうのじゃないんです。富士蕎麦みたいな、味はまぁそこそこ、量が多くて立ち食いでガッと食べてサッと店を出る、ああいう風情を求めているのですが、無いですねぇ。立ち食い蕎麦は駅前にあるというのが定番ですが、こっちは自動車で移動するのが基本なので、駅前は寂れるのです。アマゾンは発達し、スーパーも大きいのがあるので、物流系で困る事はありませんが、まさか富士蕎麦を頼むわけにもいかないので…。

<<前<<   >>次>>

copyright by ミソジ since 2004/04/28
本サイトの無断利用は禁止デス。