2016年6月

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16/07/01(Fri)

今日のテーマは残ったカレーの有効利用。時々母親が突発的に大量のカレーを作るのですが、半分くらい食べたところで飽きて放置→発酵し始めたところで廃棄、というのがいつもの流れになっています。私、基本的にカレーが好きじゃないんで、あんまり協力できないんですよね。カレーって暴力的に味が濃いので、和風メインのうちの常備菜群とは絶望的に相性が悪いのです。水彩画で絵を描いているところにペンキを持ってくる感じといえば適当でしょうか。でもま、あるものは仕方がないので、今回はアホみたいにあるナスとあわせてみました。

ナスを厚めのスライスにしてたっぷりの油で両面焼いてから深さのある耐熱皿に敷き詰めます。そこに残ったカレーをなるべく均等になるようにスプーンでペタペタと塗りつけていき、その上からとろけるチーズをトッピング。更にパン粉をたっぷり振りかけて、200度で余熱済みのオーブンで20分。カレー風味のナスグラタンとでも言えばいいのでしょうか。完全に思いつきで作ったんですけど、そこそこ美味い。最近鰯のパン粉焼きも作ったりで、オーブン料理の出番が増え気味です。電気代はちょっと気になるところですが、セットして材料を放り込んでおけばあとはお任せってのが◎。その間に他の料理が作れるので。ただ、オーブンレンジなので、使用中およびクールダウン中は電子レンジとしても使えなくなるのが困った点ではあります。

16/06/30(Thu)

昨日に引き続き、私が料理する時に気をつけることその二。それは単位時間当たりの生産性です。料理本を読んでもこの事に触れているものは本当に稀で、私にとっては料理本七不思議(あとの六つは何かと訊かれても困りますが…)です。たとえば、うちの母親が煮物を作るを見ていると、材料を切って火にかけ調味料を加える、までは私と一緒です。が、そこから材料に火が通るまでの10〜15分は椅子に座ってボーっと新聞読んでるわけです。で、時間がきたら火を落として使った道具(包丁・まな板など)を洗って片付け開始。その結果、30分使って出来たのは煮物1品とかザラ。私が飲食店オーナーだったらたとえこの煮物が絶品の味でも即クビです。

私は料理作業を大きく二つに分類してます。自分が手を動かさなきゃいけない作業とそれ以外。前者は食材を包丁で切る、使った道具類を洗うなどの作業。後者は鍋を火にかけて煮る・焼く・揚げるなどの作業です。前者は自分がずっとつきっきりになってなきゃいけませんが、後者は頻度にもよりますが時々目を配っていれば割と放置可能。ですんで、料理の生産性を挙げるには何より、コンロを遊ばせないことが重要です。コンロが二口あればその両方に鍋がかかって何かを調理しつつ、自分はそれを横目で確認しながら材料を刻んだり道具を洗ったりしている状態をキープ。鍋が仕上がってコンロから外したらすぐさま、それまで刻んでいた材料を鍋に入れて火にかけ、コンロを遊ばせない状態を保つ。まぁなかなかそんなに上手くはいきませんが、これを気をつけていれば30分で3〜4品は余裕の筈です。長いこと料理を趣味にしていると、美味しく作るのは割と当たり前・当然の前提になってきます。それをどれだけロスなく短時間で作れるかって方が大事なんじゃないかと。

16/06/29(Wed)

昨日のウルメイワシもそうですが、私は結構な頻度で尾頭付きの魚を買ってきて自分で捌いて食べてます。その時に一番気をつけるのが、“とにかく出来る限り食べ尽くす”です。魚を捌くのは祖父や父を見よう見真似で覚えたんですがこの二人、上手いことは上手いんですけどとにかく雑。年末に鯖の姿寿司を作る際も、フィレをとったらあとは全部ゴミ、というスタンスを子供心にそれはいかがなものか…と思っていました。

そんな反面教師達に育てられ、生来のケチな性格も相俟ってこんな大人になってしまったわけです。今回のウルメイワシの場合は、プラスワンの一品はつみれ汁が美味しい。中骨からこそげとった中落ち・すいた腹骨・エラと胸ビレ外したカマの部分をまとめてたたいてミンチにし、塩少々を加えて粘りを出したら、みじん切りの玉葱・生姜・片栗粉を混ぜてつみれにします。腸からサルベージしだ卵は具に使用。中落ちを取り除いた後の骨は胸腔の血合いをキッチンバサミで取り除いてからつみれ汁の出汁に使用。以前は骨煎餅にしていましたが、作るのに手間がかかる割にはそんなに美味しくないので最近は作ってません。出汁にすると結局最後は廃棄になるんですけど、まぁその辺はかける労力と得られる結果のバランスで判断します。同じ魚を捌いても私の廃棄量は多分先代二人の半分以下。ケチは偉大です。

16/06/28(Tue)

今日のメインはウルメイワシ。20cmクラスが3匹で110円、しかも新鮮ってそりゃ買うしかないでしょ。ウルメイワシなんてと馬鹿にされがちですけど、値段という偏見を取っ払えば普通に美味い魚です。魚って値段と味が比例しないのが面白いと思うのですよ。鯛やヒラメだって美味いのですが、値段分美味いかといわれるとそれほどでもありません。鯵・鰯・イカなどの激安下魚クラスでも、鮮度と調理方法をきちんとすればすごく美味しいのです。

というわけで今回のウルメイワシはちょっとオシャレにパン粉焼きにします。3枚におろして腹骨をすいたウルメイワシは軽く塩コショウして冷蔵庫で半日放置し味をなじませます。ちなみに魚を捌くのは買ってきた直後がベスト。うちの母親は午前中に買ってくる→夕食前に捌くとかアホな事をしていますが、腸を抜かずに無意味に鮮度を落としてから調理するとか愚の骨頂です。買ってきたら即捌く、コレ魚料理の基本。↑のウルメイワシを重ならないように(コレ地味に重要)油をひいた耐熱皿に並べ、パン粉・ローズマリーみじん切り・オリーブ油を混ぜたものを表面にペタペタと塗り、200度に予熱したオーブンで20分で完成。基本鰯のフライですが、もうちょっとさっぱりした感じでしかもオシャレっぽい一品になります。白ワインとか合うんじゃないかな…私全然飲めませんけど。この料理のポイントはオーブンを使うことにあります。オーブン料理は材料を突っ込めばあとはフリーハンドになるので、その間他の事ができるのが大きい。単位時間当たりの労働効率が跳ね上がるのがオーブン料理の最大の利点だと思います。

16/06/27(Mon)

夜中トイレに起きて部屋を出た時、何気なくふっと視線を上げたら壁の上の方に見慣れない黒い線が目に入り、一瞬で意識が覚醒しました。田舎暮らしで最悪の敵、ムカデです。それも15cmクラスの特大サイズ。1cm近い幅の胴体から毒々しい朱色の足が無数に出てます。よくゴキブリを見て大騒ぎする人がいますけど、人間を見つけたら逃げるだけのゴキブリなんて全然怖がる必要はありません。ですが、ムカデは本当にヤバイ。特にこのサイズだと、まともに噛まれると比喩じゃなく手がグローブ状態になってしまいます。この1/3のサイズ、胴がタコ糸クラスでもかなりの痛み。とにかくムカデは見つけ次第抹殺しないといけません。ちなみに毒の質ではスズメバチと似ているらしいですが、羽音で接近が分かるスズメバチに比べても、極めて隠密性の高いムカデははるかに厄介です。

ムカデの抹殺方法は簡単です。毒は凶悪ですが動きはそんなに早くないですし、ゴキブリほど殺気に敏感でもありませんので、そっと近づいて30cmの定規で押さえ込み(15cmだと押さえた場所によっては頭を伸ばしてきて噛まれる恐れがあります)、ハサミで二等分してやればOK。ただし、ハンパじゃなく生命力が強くて一晩くらいなら余裕で動いてますんで、油断して近づくと噛まれます。ムカデって根本的な対処方法がないんですよね。平べったいのでどこでも入り込んできます。肉食でダニなんかを食べているらしいのですが、クリーンルームでもない限りダニをゼロにするなんて不可能。進入してくる隙間をふさげとも言われますが、古い日本家屋には無数の隙間があるので、それを全部潰すのは現実的じゃありません。ムカデの忌避パウダーを撒いた事もあるんですけど、実感としてはあんまり効きませんでした。ネットで調べると蚊帳が有効らしいですね。暑いのを何とかすれば、蚊にも対処できるので一石二鳥ではあります。あんまり出現頻度が高いなら考えなきゃいけないかもしれません。

16/06/26(Sun)

今回の趣味の木工は食器棚の一部改造。現状太い針金で出来た小さな棚を入れて使っている部分があるのですが、ここがどうにも使い辛い。隙間からバットが滑り落ちてしまったり、棚の高さに難があって皿が微妙に取り出しづらかったり。ですんで、ココを手作りの木の棚で置き換えてしまおうというのが今回の計画。サイズは現状の針金の棚に準拠するので採寸は簡単。今は規定の長さに切った材料に組み立てのための溝を刻んでいる段階です。

日曜大工というと金槌を持ってカンカンしている光景が浮かびますが、現実は割と違います。金槌を使うのは最後の仕上げ段階であって、作業量的には全体のほんの数%に過ぎません。趣味の木工のほとんどは部品を作る作業です。材料を切り出し、表面を整え、ジョイントのための刻みを入れ…といった地味〜な作業がほぼ全てを占めます。また、私の趣味の木工では釘ではなくて木ネジを使うので、金槌の出番はほぼありません。カンナの調整にはよく使いますが、釘を打った回数なんてここ一年でも多分一桁。それなのに、作業棚には大工だった祖父の20本以上の金槌コレクションが…。父がボケたらor死んだら真っ先に捨ててやろうと思っているのがこの辺りだったりします。

16/06/25(Sat)

今日のメインは先日トンカツ用豚ロースと一緒に買っておいた、特売の冷凍カレイ1切100円。私、カレイの揚げ浸しに目がないので、カレイの特売を見つけるとつい買ってしまいます。カレイは揚げる半日ほど前に冷蔵庫に移して解凍し、水気をよくふき取って表面にバッテンの飾り切りを入れて軽く塩振っておきます。全体に片栗粉をまぶし、やや高温で両面色よくからっとフライ。カレイは薄いので火の通りが良くって揚げるのも簡単。表→裏の順で火を通していき、いい感じになったら漬け汁に投入。そのまま15分ほど放置して全体に味が回ったら完成です。

漬け汁は常備菜のナスとシシトウの揚げ浸しの汁を流用。野菜から水気が出て多少薄まっているので、塩を加えて調整する必要がありますが、それだって最初から作るのと比べたら全然楽ですし、何よりうまく使いまわしてるって感じが満足度を引き上げてます。本当は大根おろしを添えると最高に合うんですけど、季節柄大根は高いのでパス。季節外れのものを無理に買ってくるってのも趣味に合いませんしね。評価:やっぱり美味いカレイの揚げ浸し。淡白な白身&油のコク&日本人なら誰でも安心めんつゆ系の味付けは鉄板。それにカレイのトゥルンとした皮も美味。煮付けも美味しいんですが、私はカレイは油が入った方がより美味しいと思います。

16/06/24(Fri)

今日のメインは20cmクラスのアジ3匹。フライにしようかという案が頭をよぎったのですが、先日トンカツを揚げたばかりなのを思い出して却下。今回はさっぱりとマリネでいく事に決定しました。何はともあれウロコひきでウロコを取り除いてから頭を落とします。どうせ皮を剥くんだからウロコはそのままでえぇじゃろと思っていた時代もありましたが浅はかでした。ウロコを残したまま作業をすると、剥がれたウロコがまな板に付着し、そのウロコが身に移って碌なもんじゃありません。手を抜かずにウロコは最初に取り除くべき。三枚におろして腹骨をすいた状態で塩胡椒して半日放置。皮むきや血合い骨を取り除く作業は、塩で身を〆た後の方が楽にできるので、このタイミングではやりません。

半日経過したら身を取り出し、皮を剥いて骨抜きで血合い骨を取り除き、粗く切って酢・オリーブ油・晒した玉葱・みじん切りのローズマリーで作った液に漬け込めば完成。最近長年の懸案だった皮むき作業のコツがやっと分かってきて、安定してきれいに皮をむけるようになって良い感じです。青魚全般そうですが、ただ単に皮を剥くのは簡単ですけど、綺麗に剥くのは結構難しい。特に身が薄くなっている腹側の部分が皮にくっついて千切れてしまいがちなのです。コレを防ぐためには1. 布巾を使って滑らないように身をしっかり固定する。2. 均等に剥いていくのではなく背中側をやや先行させ、特に腹骨があった場所の真ん中辺りまではゆっくり慎重に。それでも微妙な力加減を間違えるとあっという間に裂けてしまいます。まぁ、どうせマリネにするんだから裂けたって大した問題じゃないんですけど、自分で寿司を握ろうと思ったらこの過程は超重要。こういうときに練習を重ねるのは無駄にはなりません。

16/06/23(Thu)

今日はトンカツ用の豚ロース肉がグラム100円の特売日だったので、そういえば最近トンカツ食べてなかったよね?と思い出してトンカツに決定。たまに食べるトンカツって滅茶苦茶美味しいので。スーパーの惣菜コーナーでもよく見かけますが、惣菜のフライは全般的には衣が無駄に厚い&油が何だかべったりしているという理由で基本買いません。自己評価では私の揚げの技術は別に大した事はないんですけど、揚げたてというアドバンテージは何よりも大きいのです。

というわけでトンカツ。飽きてくると紫蘇を巻いたりチーズを挟んだりし始めますけど、たまに食べるんならストレートなトンカツにソースをかけて食べるのが一番。買ってきた肉はとりあえず筋を切ってから塩胡椒して冷蔵庫で半日ほど寝かせます。あとは小麦粉→卵→パン粉と衣をつけていき、やや高温でサクッと揚げます。コツとしては、時間を気持ち短めで切り上げて、揚げた後網の上で休ませ余熱で完全に火を通す感じにする事。豚肉に限らずなんでも揚げ過ぎると固くなるので、なるべく揚げる時間は短くしたいんですが、豚肉は基本半生厳禁なのが難しいところ。まぁよっぽど赤くなきゃ平気でしょう。また、揚げたてを切ると衣が剥がれやすいので、少し休ませて落ち着かせるという意味もあります。切る時は包丁を前後に動かさず、ギロチンのイメージでザクッと落としてやると衣が剥がれずうまくいく場合が多いです。

久しぶり食べるトンカツは激ウマ。おまけに大盛りで200g食べても原価は驚きの200円強。小麦粉・パン粉・卵・キャベツの原価なんて誤差みたいなものですから。まぁアベノミクスのためには外でお金を使う方が良いんでしょうけど、そういうのはお金持ちの方々にお任せします。

16/06/22(Wed)

梅雨真っ只中で連日の雨の為、毎朝恒例にしている落葉拾い&草むしりが出来ず、その分少しだけ睡眠時間が延びてます。定刻に目覚ましで目を覚ました時に窓の外から雨音が聞こえると、あと30分延長…ということで目覚ましをセットし直して二度寝するのが至福。でも、なんとなくその後がだらけた気分になってしまうので、プラスマイナスゼロってところでしょうか。

落葉拾い&草むしりの作業自体が結構好きなので、小雨なら決行します。広い空間は駄目ですが、木陰なんかだと思っている以上に雨が遮られて濡れないので、降っていても割と無問題。むしろ雨でいい感じに地面が湿って柔らかくなっているので、雑草は非常に抜きやすくて楽しかったりします。最近私を悩ましているのが、一部エリアで急激に勢力を伸ばしているオオチドメグサ。可愛い葉っぱなので多少は良いかなと目こぼししたのが不味かった…。これ以上広がるとコケの絨毯に影響が出そうなので、毎朝少しずつ撤去しています。

こいつらは、根絶の難しい地下茎で増えるタイプ。コケの下に縦横無尽に地下茎を張り巡らせて増えていくので、コケの下から切らないように地下茎を取り除いていかないといけません。繁殖能力には定評のあるセリ科&地下茎のコンボは強力で、ほんの30cm四方を取り除くのに15分もかかってしまいます。ググってみるとチドメグサは昔からあるゴルフ場の難防除雑草だそうで、そりゃそうだと実感。でも、香りはセリそのものなので、美味しそう。ネットで調べるとどうやらセリと同じ食べ方で食べられるらしいので、今度試してみようかと思ってます。

16/06/21(Tue)

アホみたいに採れるキュウリを何とかしようというのがここ最近の課題となってますけど、新しいメニューをひとつレギュラー化しました。ネットで検索していて見つけたキュウリの卵マヨサラダがかなりいい感じです。キュウリはスライスして(太過ぎる場合は二つに割ってからスライス)塩を振り、しばらく置いてからギュッと絞って水気を抜きます。固茹で卵を作って白身と黄身に分離し、白身は粗微塵・黄身はスプーンで潰して混ぜ合わせ、マヨネーズで合えます。ここに↑のキュウリをどさっと投入し、塩コショウで味を決めれば完成。

言ってみれば、ポテトサラダのジャガイモをキュウリに置き換えたバージョンですが、当然ジャガイモとキュウリでは食感が全く違うので、作り方は似ていても味はまるで別物になります。ですが、パリパリのキュウリとマヨ・刻んだ茹で卵の相性はなかなかに良好。このままパンにはさんでサンドイッチにしても良いと思います。おかずとしても主役にはなれませんが、品数を増やす常備菜としてはかなりいい感じ。でも流石にキュウリももう飽き気味で、とっととシーズン終わってくれませんかねぇ…。

16/06/20(Mon)

木工用に使っている棚の増設分が完成。後は取付金具を買ってきて接続するだけ…と思っていたのですが、先日納戸の整理をしている時に双頭グラインダーを発掘したのを思い出しました。アレが使えるはず。というわけで、何かに使えそうな金具を突っ込んである箱から、ネジ穴が連なった金属板を発掘してきまして(家具の固定か何かに使ったもの?)、双頭グラインダーで切り離して接続用の金具を自作します。まぁ、こんなの買っても100円位なんですけど、何かに使えると思ってとりあえずとっておいたものが、実際に何かに使えたというのは結構気持ちがいいものなのですよ。

棚本体に使ったベニヤ板というのも同じです。趣味の木工で色々作ってきましたが、ベニヤ板というのは意外に使い辛いのです。板という形状自体は使い道が多いのですが、特に昔のベニヤ板は元々接着剤の質が今よりも劣るのに加えて経年劣化で非常に剥がれやすくなっています。組み立てる時は平気に見えても、完成して使っているとすぐに剥がれてくる事態が多発。そういえば、キッチンで使っている昔の食器棚も、側板や裏板に使われたベニヤ板が湿気で剥がれてベロベろになり、非常に美しくない事になっています。今のベニヤ板はもう少しマシらしいですが、それも程度問題でしょう。今回は湿気のほとんどない作業空間で使用&見た目をまったく気にする必要がないという条件が重なったので採用できましたが、自室やキッチンなど少しでも見た目を気にする場所ではベニヤ板は…。ただ、新しく広い板を無垢材で買おうと思うととんでもない値段になるので、ベニヤ板に頼らざるをえなくはなるんですよねぇ…。

16/06/19(Sun)

最近、昼食に作るペペロンチーネにシーチキンを少し入れるのがマイブームになっています。私の昼食メインは毎日ほぼ同じメニュー。玉葱を消費しなきゃいけない今の時期はペペロンチーネで、キャベツを消費しなきゃいけない冬場になると毎日お好み焼きになります。米?米なんて夕食に食べればそれで良いんですよ。で、ペペロンチーネ。定番はもちろんベーコンを入れるパターンですが、ベーコンが結構高い&安いベーコンは美味くないという理由でここ最近は入れてませんでした。ですが最近、戸棚の奥から年代物のシーチキンが発掘されたので入れてみたところ、コレが結構美味かったので定番となってしまいました。

使うシーチキンは業務用スーパーで買った3缶198円のものを1缶4回に分けて使うのがベスト。沢山使えば豪華・美味いと思うのは素人の浅はかさで、ペペロンチーネの主役はパスタでありシーチキンは具というよりも調味料要員なので、この程度で十分なのです。ニンニクと玉葱・鷹の爪だけで作るパスタも悪くないのですが、シーチキンを少し入れるだけで味の深みがぐっと増す気がします。コレを更に美味くするのが最近はまっている裏庭のハーブコレクション。世の中の定番的にはバジルが良く使われますけど、私としてはこのシーチキンペペロンチーネにあうのはタイムorローズマリーだと思います。フレッシュなタイムorローズマリーを割と大量にザクザク刻んでパスタにかけて食べるとそりゃ美味い。ちなみにタイムやローズマリーが多年草で、一年草で毎年苗を買わなきゃいけないバジルよりもコストパフォーマンスに優れるって点は味の評価には関係ありません、念のため。

16/06/18(Sat)

今回の趣味の木工は、木工用の作業棚の増設。調子に乗って色々な冶具を作っていたら、棚に収まりきれなくなってきたので増設します。材料はここぞとばかりに他で使い所がなくて困っていたベニヤ板を投入。何十年も前のもので、湿気で接着がはがれ始めている奴を、比較的無事な場所を選んで使います。ベニヤ板は底板・天板・壁板などに使用し、柱はその辺にあるこれまた他に使いようがないような材料ばかりを選抜して使用。置く場所が階段の下の三角形の空間なので、作業棚もそれに合わせて片側の段数を増やした造りにして空間を有効利用します。

作業スペースもずいぶん最適化が進んで使いやすくなってきました。何か作る→作業スペースの問題点を洗い出す→作業スペースを改造する→何か作る、を繰り返せば作業効率が上がることはあっても下がることはありません。まぁ基本的に何でも一緒ですねこの流れは。台所なんて典型的にそれ。毎日の作業の中で導線や効率を考えて少しずつ改良していくと、どんどん使いやすくなって作業が楽しくなります。まぁ、元々好きだってのが一番大きいのは否定できないんですけど。

16/06/17(Fri)

今日は珍しく回転寿司で食事。しかし、私は別に性別による差別を推奨しているわけではないのですが、どうしてオバハンってあんなに傍若無人なんですかね?とった皿に口をつけてから戻す姿は流石に見かけたことがありませんが、とってからやっぱり気に入らなかったとレーンに戻す姿はもはや普通。他人が注文して特別のトレイに入って流れてくる寿司を取っておいて、間違えたとか言って(そのトレイはもう流れていってしまっているので)トレイの外に皿を戻すとか、もはや犯罪行為といって良いんじゃないでしょうか?

あと、その寿司屋には醤油と甘ダレの二種類しかないはずなのに、そのオバハングループの前にはなぜかドレッシングの数々。自前で持ち込んでやがるんですが、そんな事していいんですかね?そんな傍若無人オバハングループが一つじゃないのが恐ろしい。まぁそんなこんなで書いてきましたけど、別にオッサンのマナーが良いわけじゃないと思います。ただ、オバハンは群れることが多いので、群集心理的にマナーに対する気遣いが甘くなりがちなんじゃないかなと分析。オバハンの群れは怖いです、本当に。

16/06/16(Thu)

裏庭の一角がハーブ園と化しつつある昨今、ハーブは野菜などに比べると雑草じみた生命力を持っているのが普通なので、放っておいてもそれなりに育つんですけど、雑草まみれの中のハーブってやっぱり美しくないので、それなりに草むしりなどの世話をしてしまいます。結構生えるんですよ、雑草が。一番厄介なのは(厳密に言うと雑草ではないかもしれませんが)隣家から塀をくぐって入り込んでしまった笹。コレが梅雨時の最近、まさに雨後の筍状態で生えてきます。家の敷地内には竹・笹を植えてはいけないというのを法律化すべきです、割とマジで。きちんと制御しているうちはまだ良いのですが(そんな事は実際問題不可能ですけど…)、廃屋となった家の庭の竹・笹は周囲にとってはまさにテロです。少しでも樹勢を弱めるためにラウンドアップを塗って枯らしているのですが、ハーブの至近に生えてしまうと使えないのですよね、マジで迷惑。

次点で迷惑なのがヤブカラシ。こいつらも竹・笹同様地下茎で増えるタイプの雑草で、本当に厄介。地下茎自体もかなり強靭なうえに少しでも残すとそこからプラナリアかと見まがう生命力で再生するのでどうしようもありません。それに地下茎を取り除くといったって、地下で他の植物の根や配管に絡まって手を出せないことも多々ありますし。同じ地下茎タイプの厄介者ドクダミはほぼ根絶しましたが、ヤブカラシはどうしようもありません。

それに比べて可愛いものなのは大葉・三つ葉。有用植物じゃないかと思うかもしれませんが、こいつらも爆発的な生命力で、放っておくと無限に増えていきます。エリアを限定し、そこ以外で見つけたら即引き抜いていかないと大変なことになりますけど、地下茎タイプではないので引き抜くのは簡単。大きくなってしまった三つ葉は根も深くて結構大変ですが、それだってヤブカラシなどに比べたら可愛いもの。意外に厄介なのがケイトウ。元は観賞用に植えたのですが、これまた種があっちこっちに散らばって次々と発芽してきます。これらも抜くこと自体は簡単なので、一部エリアを除いて見つけ次第引っこ抜きます。そのエリアを区切るために植えているジャノヒゲも、放っておくと無限増殖して見苦しくなるので、定期的な間引きが必要。小さな裏庭を見ていると、植物の世界もシビアだなぁと思います。そして何より自然に見えて自然ではありえません。私が手を入れまくって今の状態を維持しているだけで、数年放置するだけで全然違う状態になるでしょう。でもま、私が元気なうちは私の好きな状態でいてもらいますけど。

16/06/15(Wed)

ベランダの朝顔が咲き始めました。今はまだ1日2〜3輪ですけど、大量の蕾が待機しているので、これから先は狂ったように咲いていくことでしょう。グリーンカーテンにはなっていませんが、ふと目をあげると朝顔が咲いているってのは予想外に良いものです。でも色々な世話の手間が地味にかかります。

1. 害虫駆除。朝顔に害虫がたかるとは思っていませんでしたが、ヨトウガっぽい芋虫が発生して葉を食い荒らします。ですんで、時々全体をチェックして見つけ次第プチッと駆除。葉の裏に潜んでいることが多いので、一枚一枚裏返して探すのが結構面倒臭い。2. 水遣り。土の表面を見て乾いたら水遣りの必要があります。毎日というわけではありませんが、二日に一回程度は確実に必要。結構大きい鉢を使っているので一回の量も馬鹿にならず、階下に水汲みに行くのがこれまた面倒臭い。3. 花摘み。終わった花はそのままにしておくと種をつけるのですが、種作りはエネルギーを奪うらしく苗の老化を早めます。ですんで、種をとる目的がない限り終わった花は速やかに摘み取る必要があります。4.施肥。肥料が切れると花が小さくなったり咲きが悪くなったりしますんで、月に一度ほど固形肥料を土の表面に追加。前回のは崩してそのまま土に混ぜ込んでしまいます。

とまぁ、たかが朝顔・されど朝顔。小学校の時に育てた際は、水遣りくらいしかしていなかった気がするんですけど、害虫駆除とか施肥とかやってましたっけ?花摘みは確実にやっていなかったと思います。ベランダ全部を植物で埋め尽くす植物男子になる気はありませんが、一鉢・二鉢くらいならこういうの、作ってみてもいいんじゃないでしょうか。

16/06/14(Tue)

今回の趣味の木工はトリマーを手持ちで使って板にフリーハンドで溝を彫るための冶具。コレができれば木のトレイ系が作れるようになりますが、当面作りたいのはリビングで使っているソファの脚置き。畳の部屋にソファを置くという時点でもう無茶なのですが、その脚が畳みに穴をえぐっていかないように雑誌なんかを敷いているのが非常に見苦しいので、その脚を受けて荷重を分散する木皿状のモノを作る為に使うのが今回の冶具。コレがあるとトリマーの用途もぐっと広がりますんで、どっちみち作りたいなとは思っていたのです。

今回の肝はトリマーを固定するために厚さ4cm板にあける直径10cm程度のでかい穴。糸鋸台があれば一発ですがそんなものは持っていないので、3mmのドリルで円周上に穴を開け、それをガイドにノミでくり抜き、最後にヤスリで形を整えるという非常に面倒臭い手順が必要です。更にいえばドリルもスタンドを持っておらずフリーハンドで使うので、結構狂ってますんで、最後のヤスリ作業がちょー面倒。大工の祖父が使っていた激荒木工ヤスリを捨てずにとっといて良かった…。

私は料理・裁縫・木工と身の回りのものを自分で作り出すのが結構好きなのですが、その中の木工の特徴を一言でいうと、“道具にとにかく金がかかる”です。どの分野でもあると便利な道具ってのは存在しますが、木工においてはその“あると便利な道具”があるとないとじゃ出来上がりに雲泥の差が生じます。特に電動工具系を揃え始めたら出費はエンドレス。たとえば私がこれから料理のプロになろうとしても、初期投資はほぼゼロで済みますけど、木工のプロになろうとしたら数十万円・ヘタしたら百万円オーバーの投資が必要になります。無論鋸・カンナなどの基本的な道具でやってやれないことはありませんが、精度・時間・手間は桁違い。逆に言えば道具を揃えてしまえば誰でもそこそこのものは簡単に作れます。レーザーカッターなんて昔の一流職人よりよほど精度出ますしね。世知辛いですが、木工は金の力が大きいと思います。

16/06/13(Mon)

ナス・トマト・シシトウ辺りがアホみたいに出来始めたので、玉葱を消費するために常備してあるオニオンスープを夏野菜のラタトゥイユにシフトします。ラタトゥイユの良い所はなんといっても大量の夏野菜を一気に消費できる点。まさにこの時期にぴったりです。今回使うのは処理が急務のナス・トマト・シシトウに春先からまだまだ減らない玉葱と常備してある人参・ジャガイモ。コレだけ入れれば十分でしょ。

野菜は食べやすい大きさに切り分けて種類ごとにいい感じで焦げ目がつくまで炒めて鍋に移していきます。ただしトマトだけは皮を湯剥きしてざく切りにして投入。本当は野菜の水分だけで煮るるんですが、今回たまたま安いワインがあったので風味担当を期待してちょっぴり投入。ローリエ少しを加えてから蓋をして全体がいい感じに融合するまで弱火でコトコト煮ます。最後に塩胡椒で味を決め、荒熱をとってから冷蔵庫でよく冷やして完成。評価:普通に美味い。そのまま食べても良いんですが、パンに塗ったりすると更に良いかも。まぁ私はめったにパンを食べないので参考にはなりませんけど。ただし、一番消費したいキュウリを使えないのが残念といえば残念です。一番出来て一番始末に困っている野菜を使えないってのは痛恨の極み。いや、入れても良いんですけどあんまり良いビジョンが浮かばないんですよね、キュウリの入ったラタトゥイユって。

16/06/12(Sun)

ホームセンターに行く度に100〜200円のハーブの苗を買い足して行き、現状ローズマリー・タイム・バジル・セージ・パセリの5種類。それに加えて葱・韮・大葉・三つ葉も育てているんで、裏庭はちょっとした薬味野菜園と化しています。コレが結構便利。ハーブ類は乾燥品もフレッシュなものも結構高いうえに、買っても使い切れないのがお約束ですが、裏庭に生えていると好きな時に好きなだけ採ってきて使うことが出来ます。特にハーブ類は元々雑草に毛が生えたような奴らなので生命力が強く、放っておいても勝手に育つものが多いのも○。

最近のお気に入りの昼食はタイム風味のシーチキンパスタ。ベースはペペロンチーノにシーチキンを少しだけ加え、最後にパスタの上からタイムをたっぷり振り掛ける、ほぼペペロンチーノの一品なのですが、コレが美味い。タイムの香りとシーチキンの相性が凶悪です。↑のハーブ類ですが、一年草のセージ・二年草のパセリを除けばすべて多年草というのが私らしいチョイスです。よっぽど寒くなければ冬越しも大丈夫らしいので、初期投資だけで何年も楽しめて非常にエコ。ちなみに、今後の予定としてはフェンネル・マジョラム・オレガノを考えています。どれも数百円で苗が買えるので、どれからいこうかな。

16/06/11(Sat)

トランクス第二段が完成、成功です。普通にはける。布は90cm幅のを100cm使って2枚作れる感じ。製作時間は裁断から縫製完了まで1枚あたり3時間弱と結構かかってしまいます。うーん、やはり時間効率を上げるためにミシンの使い方を覚えるべきか…。でもま、使い道のなかったチェック布の行き先が決まったので私としては大満足。あと4〜5枚は作れるだけの分量があるので、これは全部古いやつと順次交換していきながらトランクスですね。

こうやってトランクスを作りながら考えたのですが、下着として最強なのは褌じゃね?と思います。形がシンプルなので作るのに時間がかからないのはもちろんですが、元の生地の形を残しているのでリメイクも簡単。下着の常として褌も多分、決まった場所が汚れたり擦り切れたりすると思うんですけど、あの形なら無事な場所をサルベージして切り貼りするのも簡単そうですし。褌に比べるとトランクスは裁断の形が複雑なので、どうしても布にロスが出てしまいますし、傷んだものを次に使おうとしても一旦ばらして裁断するとそこでまたロスが出るわけで、いまいちエコじゃありません。やっぱり褌は最強だなと思います。でもま、だからといって使うかどうかは別問題で、今のところはそんな予定はありませんけども。

16/06/10(Fri)

畑でキュウリがアホみたいに採れ始めましたので、食卓がキュウリまみれになりつつあります。キュウリはとにかく成長が早いので、市販品のサイズを食べられることは稀。賞味期限の迫ったジャンボキュウリから収穫していかなきゃいけないので、どうしてもそうなってしまいます。味が薄いとかボケているとは言われるんですが、濃い目に味をつければ大して変わらないのでよほど大きくなっていなければ大丈夫。

私が一番好きなのはなんといってもワカメとキュウリの酢の物。ワカメは水で戻して熱湯に通しざく切り。キュウリは気持ち厚めにスライスして塩を振り、しばらく放置してからよく絞ります。このキュウリとワカメに冷凍してあったしょうがを少し加え、砂糖・酢・塩でやや甘めに味を決めて完成。キュウリといえば定番中の定番のこの一品、やはりそれだけのものはあります。いくら食べても食べ飽きないので、キュウリシーズンが終わるまで切らすことはないでしょう。

次点でよく作るのがキュウリのピリ辛和え。こっちはキュウリをスギコギで叩き壊してから手で一口大に折り分け、塩を振ってしばらく放置後水分を絞ります。そこに晒した玉葱と(あれば)ハムのみじん切り少々を加え、豆板醤・酢・塩・ごま油でピリ辛に味を決めて完成。気が向けばニンニクの香りを追加しても美味。こっちはキュウリをスリコギで叩き壊すのが最大のポイントで、こうするとキュウリのパリパリとした食感がかなりナイス。でもま、長いこと食べて飽きないという点では↑には一歩譲るかもしれません。

16/06/09(Thu)

キッチンのカウンターの上についている窓の網戸、ちょくちょく拭き掃除はしていたのですが、場所柄油汚れが酷くてもう限界。ってことで張り替えました。網自体は先日自室の網戸を張った時の残りがあつらえたようにサイズぴったりだったのでコレを流用します。したがって買うのはパッキンのみ。網戸のパッキンはいくつかサイズがあるので、ホームセンターに行く前にほんの少しだけサンプルとして古いパッキンを切り取って持っていくと絶対にサイズを間違えないのでオススメです。無論、網戸の四辺の長さを測って必要になるパッキンの長さを計算しておくことも忘れずに。今回は直径4.5mmの7m入りを一袋購入。材料費220円で2枚分、安いものです。

サッシへの網戸貼り作業は拍子抜けするほど簡単です。古いパッキンの端を目打ちで引っ掛けてぐるっと外して古い網を取り除き、新しい網の四辺をクリップ(文具用の一般的なものでOK)で仮固定しながら専用のローラー(数百円で売ってます)でパッキンをはめていき、最後に余った網をカッターで取り除くだけ。所要時間は1枚5〜10分程度。業者に頼めば出張費込みで3,000円程度とられますが、こんなの自分でやった方がはるかにお得。それにしても先日木枠に網戸を張ったばかりなので、サッシへの網戸張りがやたらと簡単に感じられます。体感だと手間は1/5位。文明の進歩ってすげーと思わざるをえません。まぁ風情は圧倒的に木枠に負けますけどね。

16/06/08(Wed)

一応トランクスが完成したんですが、失敗です。一応はけはするのですが、ピッチピチでむしろビキニといっていいような代物になってしまいました。まぁ、1回目からキチンとはける代物が出来る確率は3割位かなと思っていたので想定内ではあります。今回の失敗の原因は私の技術不足ではなくて、そもそも型紙が間違っていた点にあります。家庭用のプリンターを使ったので、知らない内に一部が縮小されていた可能性も十分にあります。今考えると、型紙を作った時点で手持ちのトランクスを広げて比較すれば良かったような気もするのですが、実際に作ってみないと縫い代がどの程度になるかは分からないので、やっぱりこの失敗は必要だったのだと思います。

というわけで、試作品第二号の製作開始。といっても前回の型紙の修正がほとんどなんですけど。失敗した試作品一号・型紙・手持ちのトランクスを並べてサイズを比べながら、型紙を修正していきます。同じコピー用紙をテープで切り貼りしていくだけなので作業自体は簡単。ウエスト・縦サイズともに少しずつ伸ばし、前回のフィードバックで得た経験から前空きの部分の形も少し修正を入れます。結構面倒くさいんですけど、型紙が出来てしまえばこっちのものなので、頑張ってやるべし。今回ので普通にはけるような状態の二号を作り、微調整を加えた三号で完成って感じになるといいんですけど。

全然関係ないんですけど、某将軍様の国が最近よくミサイルを打ち上げては失敗するニュースを見てうちの両親が笑ってるんですが、私は笑えないと思います。なまじ成功するよりも失敗したほうがフィードバックから得る情報量は多いと思うので。この実感を学生の頃に得ていたら、もうちょっと良い成績が取れたのになぁ…と思う今日この頃です。

16/06/07(Tue)

先日のトランクス、慣れたら1.5時間くらいと書きましたが、実際始めてみるともうちょっとかかりますねコレ。この機会に死蔵されているミシンの使い方を覚えてみるか…とも思ったり。でも、一回に縫う距離は短いしカーブも多いしでトランクスはミシン初心者向けではない気がするんですよね。ちなみに時間がかかるのはふせ縫いという特殊な縫い方のせいです。裏に余った縫い代を出さないために、同じ場所を2回縫うので手間と時間は当然2倍。手間を減らそうと思ったらロックミシンが必要になるんですが、うちには無いので不可。流石に買おうとは(現時点では)全く思ってませんし。まぁ、夜中に音楽聴きながら1時間ぐらいずつ縫い物をするってのも結構良い時間の過ごし方だとは思います。

裁縫をしていて結構戸惑うのは、型紙のアバウトさです。指定の場所をあわせて縫っていっても端が全然合わなかったりします。もう一度説明書を見直すもやり方は間違っていない筈。仕方がないので途中で適当にギャザーを寄せて帳尻を合わせていくのですが、いまいち釈然としません。寸法にはかなりシビアな木工の感覚に慣れていると、伸縮率が非常に高い布の工作は違和感だらけです。えっ!ここってこんなてきとーで良いんっすか?って感じ。でも逆にそういうアバウトさが魅力になっているような気がしなくもなかったり。今の時点では木工の方がずっと面白いですけどね。

16/06/06(Mon)

私が帰ってくるまで仏壇の間は要らないものをとりあえず放り込んでおくスペースになってて、足の踏み場もありませんでした。それを少しずつ片付けて今では結構きれいになったのですが、埃よけのための生地が要らなくなってしまい、何かに使えないかととっておいたのです。生地は90cm幅で長さが3mほどの一昔流行った寒色系のチェック柄。母親は手芸なんて必要最小限しかやらない人なので、たぶん元々埃よけの目的で安い布を適当に買ってきたものと思われます。

服に仕立てて着るには今時ちょっと厳し過ぎる柄で、キープしてはみたもののどうしようかと思って割と長期間寝かせる羽目になってしまいましたが、ついに思いつきました。トランクスに仕立てれば良いんじゃね?下着類は基本的に消耗品ですんで、一定期間ごとに継続して必要になりますし、インナーなので多少失敗しても世間体的に平気。それに今のトランクスってウエストのゴムが縫い込まれているものが多く、ゴムが緩んでも交換できないので以前より寿命が短いと思うのです。数枚そろそろ交換時期の迫ったトランクスが出てきたところで、どうせ買うんだったらいっそのこと作ってしまえとなりました。

今は便利な世の中ですね、検索すればすぐに型紙が手に入ります。印刷の都合上分割された型紙を貼り合わせて一枚にしたところまでで本日は時間切れ。考えてみると当たり前ですが、想像したよりもかなり布を使います。いつもはゴムでウエストが締まっていますし、縫い代も必要なんで当たり前ではあるのですが、結構意外。でもこういうの初めてなんで説明を読んでもよく分かりません。特に前空きの部分が実は複雑。でもま、試行錯誤しながら何枚か作れば慣れるでしょ。縫いの距離とか考えると、慣れると1枚1.5時間くらいで出来る様になりそうな気がします。布とゴムは手持ちのものを使ってそれくらいの時間なら許容範囲内かなと思ったり。

裁縫も私にとっては趣味の木工や料理と同じ。身の回りで必要なものが出来た→とりあえず自分で作れんじゃろか?→時間がかかり過ぎるor難易度が高過ぎる場合に初めて買ってくるという選択肢を視野に入れる、って感じ。自分で作っていると経験のフィードバックでどんどん完成度が上がっていくのが楽しいんですよね。

16/06/05(Sun)

今日は久しぶりに剪定ばさみのお手入れ。毎朝草むしり&落ち葉拾いをする時に作業用のベルトに突っ込んで持ち歩いているもので、ちょっとした剪定に使用頻度は高いです。ステンレス製なので切れ味は割と長持ちするのですが、やっぱりお手入れは必須。使用頻度の高い包丁などに比べるとどうしてもサボりがちで、3ヶ月に1回位になっちゃうんですけど。

とりあえずはこびりついたヤニを落とします。木を切っているとどうしても刃にヤニが付き、それが汚れを巻き込んで真っ黒になっていきます。使った後にぼろ布で拭いてはいるのですが、少しずつたまっていくんですよね。落とし方としてはシンナーを含ませたぼろ布で巻いてビニール袋密封で半日ほど放置するとかなり汚れが緩むので、そこをスクレイパーで削り取っていきます。あらかたとれたら残りは↑のシンナー布で拭いてやればピカピカに。シンナーで接合ネジの部分の油もとれてしまっているので、グリスの補充は忘れずに。

次は本番の研ぎ。剪定ばさみは膨らんでいる刃と凹んでいる刃のセットで出来ていますが、素人は絶対後者には触ったら駄目だそうなので、研ぐのは膨らんでいる刃の方だけです。手持ちのダイヤモンドシャープナーで表面を研いでカエリを出し、ひっくり返してカエリに沿ってシャープナーを動かしてカエリを削ってやる、ってのが主な手順です。時々広告紙を切りながら研ぐ場所をチェックしつつ、切れが悪いところを重点的に。ちょっと手を入れてやるだけで劇的に切れ味が復活します。うちには元々剪定ばさみを研ぐという風習が無くて、切れ味が落ちたりちょっと見当たらなかったりするとすぐに新品を買ってくるものだから剪定ばさみが10本近くあり、ホント馬鹿じゃないかと思います。刃物を使うんだったらそれを研ぐ技術も覚えなきゃまさに片手落ち。それに何より研ぎって楽しいと思うんですけどねぇ…。

16/06/04(Sat)

今日は特売で安かった鳥モモ肉を買ってきて、当初の計画では照り焼きかから揚げにでもするべと思っていたんですけど、どっちも結構な回数作ってるしな〜と思い始めまして、なんか作ったことのない物を作ろう→宮崎名物チキン南蛮とか良いんじゃね?と思いついて即実行してみました。レシピを軽く検索してみたら、ほぼ鳥から揚げですんで楽勝。

鳥から揚げの粉は小麦粉・片栗粉・両者ミックス・市販のから揚げ粉、など沢山の流派がありますが、最後は割と論外としてどれにするかは全然こだわりがありません。確かに味は変わるんですが(私の中では)誤差の範囲内なので。粉の在庫量を見てその時々で臨機応変に。今回は小麦粉100%でいってみました。買ってきたモモ肉はかなり大きめ・二口大くらいに切り分け、ニンニク・醤油・味醂で下味をつけてポリ袋に密封し冷蔵庫で半日放置しておきます。これに弱火でじっくり中まで火を通し、熱い内に漬けダレに投入(どうせタレに漬け込むので二度揚げ・高温で表面をからっとさせる必要はありません)。タレは醤油・酢・砂糖を2:2:1に混ぜたものです。すぐに衣がしっとりして味がなじむので、あとはゆで卵・玉葱・パセリ・マヨネーズを混ぜて作ったタルタルソースをどっぷりつけて食べるだけ。

評価:普通に美味い。そもそも酢醤油タレとタルタルソースを両方つけるってどうなのよ?って思っていましたが、甘じょっぱい酢醤油とタルタルソースが意外に好相性。むしろ酢醤油でから揚げ自体がさっぱりしてそこにタルタルソースはやばい・いくらでも食べられてしまいます、これは危険。宮崎県民のソウルフードとまで言われる理由がちょっと理解できた気がします。

16/06/03(Fri)

今回の趣味の木工はトリマー台を作ります。トリマーってのは茶筒みたいな形をした伝道工具で、主に溝を掘ったり角の加工をしたりするものです。今までは材料を固定し、トリマーを持って動かして作業していたんですが、材料の大きさや形によっては固定が難しいこともあるので、今までとは逆にトリマーを固定し材料を動かして作業するための台を作ろうかなと。ネットで調べてみると一般的にこっちの方が精度が出るみたいですし。まぁどっちも一長一短なんで簡単に元に戻せる構造にはしておきますが。色々作業をしているうちに、トリマー台があったほうが良いかも…と思い始めたので作成決定。

トリマー台の構造はごく大雑把にいうと小さなテーブルの天板の真裏にトリマーを固定し、テーブルの表面から少しだけビットが出た状態にしたものです。ただし、今回は作業姿勢の都合を考えて作る足は2本だけ。ずっと使っている作業台に引っ掛けて増設する形にします。この方が座って楽に作業できるんで。天板は厚手のベニヤ板。ベニヤ板は歪みが少ないので無垢板よりもこういった用途には向きます。その天板に浅く溝を掘って要らなくなったアクリル定規を切ったものを埋め込み、ゲージ代わりにします。トリマーの固定は直径5mmのネジに加えて、トリマーの形に合わせて曲線を切った板を周囲に貼り付けて固定度を上げてやります(精度命)。まぁ何だかんだでのべ10時間位かかるんですが、趣味なんでその辺は度外視する方向で。これが出来たら今までよりも高精度の作業がより短時間で出来るようになる…といいなぁ。将来楽をするために今ちょっとだけ面倒くさい事をする、ってのが好きなのですよ。

16/06/02(Thu)

最近の昼食は買い置きのパスタと自家製の玉葱を使ってペペロンチーノにする事が多いのですが、今日は妙にジャンクな気分。というわけでソースべたべたの焼きそばを作成。麺は買い置きのサッポロ一番。後で炒めるので、茹で加減はやや固め…規定時間3分のところ2.5分で火を止めてザルで湯切りしておきます。二口コンロをフル活用して、野菜が炒め終わると同時に麺が茹で上がるのがベスト。

まずはトッピングの目玉焼きの作成。無くてもいいんですが、私としては焼きそばに目玉焼きのトッピングは是非欲しいところ。目玉焼きの焼き方は諸説ありますが、私は水を少し注いで蓋をし、表面にうっすら白い膜が張ったけど中はまだとろとろという状態を押します。その他の具は豚肉・キャベツ・玉葱・人参などストック品で間に合わせます。フライパンで潰したニンニクを泳がせて香りを出してから、解凍しておいた豚肉30g位→キャベツ→人参→玉葱と火の通りづらい順に炒めていき、塩で半分ほど味を決めます。ここで麺を投入。ウスターソースを絡めて香りを出しつつ炒めていき、ソースが少し焦げて香ばしい香りが出始めたら完成。目玉焼きを乗せ、鰹節を振りかけてから、マヨネーズを少し添えれば完成。

東京で暮らしていた頃は数ヶ月に一度カップ焼きそばのジャンクな味が欲しくなって食べたものでした。最近ではカップの焼きそばはちょっときついと感じるようになったのですが、こうやって自分で具沢山で作る焼きそばは結構美味しい。頻繁に食べようとは思いませんが、買い置きのサッポロ一番のローテーションとして作るのは良いんじゃないかな。私の袋麺レパートリーはコレと野菜炒めをたっぷり乗せたラーメンの2種類なんですが、どっちかというと焼きそばにするのが好きかも。ちなみに、残った粉末調味料は後日野菜炒めの味付けに使うので無駄にはなりません。

16/06/01(Wed)

納屋に巣を作ったツバメの子供たちもずいぶん大きくなり知恵がついてきて、下でパンパンと手を打っても親と間違えて餌くれコールを始める事もなくなりました。嘴は黄色いし羽はまだ生え揃っていないしで見かけは雛そのものなのですが、もう結構大きくなりまして、糞の量がハンパじゃありません。雛4羽&両親の計6羽分の糞は一日で片方の掌に一杯くらいあります(いや、乗せませんけど)。そこで最近は毎日糞の処理が日課になってます。

親鳥は巣の端にとまって、雛は巣の中で尻を外に向けて糞をするので、巣の真下に新聞紙を敷いておけば糞の98%はカバーできます。新聞紙2枚を半分に折り、対角線を小石で抑えて飛ばないようにして1日放置。糞がたまって交換したら、隣で広げて丸一日乾かし水分をある程度飛ばしてから、その日のゴミと一緒に一斗缶で焼却処分にします。ツバメは昆虫が主食なので糞を燃やすとちょっと臭うのですが、量が少ないので我慢できないほどではありません。イレギュラーで新聞紙を外した糞に関しては、ほぼ全てが土間のコンクリートの上にあるので、スクレイーパーで削り取ってからゴミ箱経由で焼却処分です。最近すっかり世知辛くなって、ツバメの巣もこの糞のせいで破壊撤去されることが増えているそうです。個人的には糞の処理くらい別に苦にならないので構わないのですが、糞が嫌で巣を壊してしまう人の気持ちもよく分かるので、難しいところですね。

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