2017年9月

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17/09/30(Sat)

よしながふみの“きのう何食べた?”最新刊を買いました。今回はストーリー的には山・谷なしの繋ぎ巻という風情だったのですが、やっぱり相変わらず料理は美味しそう。有名な漫画なので知っている人が多いとは思いますが一応解説。週刊モーニングで月一連載されている(今もそう?)もので、主人公は53歳弁護士男性。周囲には秘密にしているけどゲイで、50歳美容師男性と同棲13年目。その日常生活で起こるちょっとした出来事を描きながら、美味しそうなご飯を作ったり作られたりの生活を描いた漫画。時々ゲイの社会的な問題とかに切り込んだりはするけど、性的な描写は無いのでお子様でも普通に読める筈。

個人的にポイントが高いのは、出てくる料理を作者がキチンと作ったうえで細かいレシピまで載せている点です。食材を玩具としか思っていないようなファンタジー料理を出す漫画が多い中で、こういう真面目さは素晴らしい。実際に作ってもちゃんと美味しいので、レシピ本としても使えます。ただ、目次にもどこにも作った料理のインデックスがないので、作りたい場合は料理名と巻数・ページ数を控えておかなきゃいけないのが面倒ではあります。この漫画ではサザエさん形式とは違い主人公達も歳をとり、周囲の状況が変わっていきます。そろそろ話を畳み始めているような気がしなくもないですが、もう数巻は楽しませて欲しい所です。

17/09/29(Fri)

毎日の習慣となっている庭の落葉拾い&草むしりですが、最近は落葉も少なく雑草の生長も一段落したので少しだけ暇。そんなわけでここしばらくをカタバミ根絶週間に設定しました。カタバミ、それは苔庭の大敵。以前はドクダミが最大の敵でしたが、目の敵にして抜きまくった結果、うちの庭ではほぼ絶滅しました。たまに小さな実生が見つかりますが、まだ大して地下茎の長くないドクダミなんて並みの雑草以下の脅威でしかありません。そんな中、隣家から進入してくる竹を除けば目下最大の敵といえるのがカタバミです。

カタバミには大きく分けて2種類、ユリネに似た芋で増えるタイプと地下茎で増えるタイプがあります。前者への処置は割と簡単。芋が壊れて散らばると大惨事ですが、基本的に単体で生えているので、愛用の五寸釘を根元に突っ込んで土を柔らかくした後引っこ抜けばOK。こっちはほぼ絶滅しました。が、問題なのは地下茎で増えるタイプ。地下茎とはいっても正確には地面に潜るわけではなく、苔の間に茎を張り巡らせて増えていきます。コレがちょー厄介。苔をなるべく壊さないように、地下茎を一本一本取り出して処理していかなきゃいけません。そして更に面倒臭いのが根。こいつらは本拠地に深い根を張ってから周囲に勢力を広げていくのですが、その根が結構深くまで届いているので完全除去はそれなりの手間なのです。更に恐ろしいのが種。成熟した鞘に触ると、バネの様な仕組みで種を四方八方に撒き散らします。まさに、地雷。種は極小なので、一旦飛び散って苔の間に入ると回収は出来ません。手間がかかって面倒臭いので今までは割とスルーしていましたが、この辺で本腰を入れないと大変な事になりそうなので…。

17/09/28(Thu)

今日は下処理を済ませた栗を煮ました。使うのは古い琺瑯鍋。底に傷が入っているので、煮ている間に焦げ付くのを防ぐためにペーパータオルを敷いてから栗を投入(以前コピー用紙を使ったらボロボロになって酷い目に遭いました…)。この時に渋皮の傷が大きくて崩れそうなものは弾いておきます。こいつらは栗ご飯として有効活用。今回は栗が1.3kg。ここに栗の半分650gの砂糖とひたひたの水を注いで紙の落し蓋をし、ひたすら弱火で煮るだけ。目安は煮汁が半分になった頃で、今回は弱火で3時間かかりました。こんな長時間台所に張り付いている暇はないですし、うちのコンロはアホで長時間弱火を続けると勝手に消し忘れと判断しやがって消火するので使えません。こういうときはカセットコンロ。自室に持ち込み、パソコン作業の傍らでコトコト煮れば時間の有効活用になります。ほぼ出来上がったら醤油と紹興酒を各大匙3入れて15分ほど煮れば完成。

後は煮沸した瓶に詰めて脱気密封するだけです。ただし、栗は形を崩せないので瓶にあまり入りません。元は鮭フレークが入っていた高さ15cm・直径5cm程度の瓶に10個入らないと非常に歩留まりが悪いのが難点。このサイズの瓶は非常に使い勝手がいいので、他のジャムなどに使ってしまっているのですよね。かといってホームセンターで買うと1個200〜300円しますんで、そこまでするのも…。ちなみに100円ショップのはそもそも密封できるかが心配なので使いません。今回は在庫のを総動員して2/3ほどを瓶詰めにし、残りはタッパー冷蔵庫。かなり甘くしてあるとはいえ、こっちは速やかに食べてしまわなくてはなりません。私はそんなに好きじゃないですが、両親がアホみたいなスピードで食べているので、多分1週間経たずにはける事でしょう。作った手間を考えると、もう少し丁寧に食べて欲しい所ではありますが。

17/09/27(Wed)

日中の最高気温が連日30度を超える地獄のような夏がひと段落して過ごし易くなりました。こうなるとベランダのプランターへの水遣りがちょー楽になってよろし。8月中は朝・晩二回水を遣らないと鉢がカラカラになっていたのですが、今では2日に一回程度の水遣りでも十分に。そして夏の間目を楽しませてくれた朝顔も終了。長持ちさせるために花はその日の夜に全部摘んでたんですが、最後に残した数個の種も熟成してきました。コレで来年も楽しめそうです。混植したフウセンカズラはまだ少しもちそう。

フウセンカズラが終わったら、ベランダの塗り替えが待っています。このベランダ、奥行きが30cm程しかないので花台置きスペースと呼んだ方が良いかもしれません。私が自作したのですが、流石は真南の日光直撃スペース、角の部分のペンキが剥がれはじめています。放っておくと加速度的に崩壊が進むので、マメなお手入れが吉。フウセンカズラを撤去したら端の部分だけでも塗り直そうと思っています。作る際は鉢を沢山載せても崩壊しないような強度を出すのが結構大変だったんですが、今では作って良かったと思っています。窓の外に緑があるというのは和みますから。

17/09/26(Tue)

今年二度目の栗到着。正直栗ってそんなに好きじゃないんですよね。同じ秋の味覚なら柿や梨の方が数倍好きです。味の面だけ見ても大して思い入れが無いのに、下処理が鬼のように面倒臭いという二重苦。でも、他にやる人がいないし、放置してどんどん鮮度が落ちていくのを見るのが嫌なので下処理しますとも。うちの母親なら問答無用で放置→エェ感じで鮮度が落ちてきたところでもう食べられないと言って捨てる、という荒業をかましてくれるのですが、私には到底出来ません。

栗の下処理というと、1. 鬼皮だけ剥く。2. 渋皮も剥く、の大きく分けて二つあるかと思いますが、私がやるのは1です。ただでさえ面倒臭いのに、渋皮まで剥いていられるかって話ですよ。それに元々栗に愛着がないので、渋皮煮も甘露煮も私の中では一緒です。一緒なら手間が少ない方がエェやろということでの渋皮煮。我ながら酷い考え方だと思います。栗の手間はともかく皮むきが面倒臭い事、この一点に尽きます。大鍋に入れた栗にひたひたの水を注いで点火。沸騰したらすぐに火を落としてそのまま丸一日放置し、鬼皮を柔らかくします。後はひたすら皮を剥くのみ。渋皮を傷つけないようにナイフをなるべく鬼皮と平行に入れ、鬼皮だけ引っ掛けて剥いていくのです。コレが修行。無音だと気が滅入るので、アップテンポの楽しげな曲をBGMに採用。まぁ、10分くらいやっていると所謂ゾーンに入って気にならなくなりますが。そんなわけで、栗を食べる時は下処理をしたありがたい人がいるんだと考えながら、一粒ずつ大事に食べて欲しいと思います。

17/09/25(Mon)

日曜日は週に一度の自室掃除の日。キレイ好きの人は毎日掃除するんでしょうけど、まぁこんなもんで十分維持できるでしょう。使うのは箒・チリトリ・雑巾の三点セット。どけられる物は全部どけて箒をかけた後に雑巾で拭き掃除をするんですが、パソコン机・脇引き出し×2のセットなどで部屋全体を一気に空には出来ないので、全体を2分割して半分ずつ作業してます。これに加えて月に一回程度、本棚の裏側にブロワーを吹いて綿ボコリを追い出す作業を追加。一部屋程度だったら掃除機を出すよりもこっちの方が手っ取り早いです。

ところで、中学〜高校生時代も同じ部屋を使っていたんですが、掃除をした記憶が全くありません。かといって母親に掃除してもらった記憶もありません。ということは、6年間一度も掃除なし?いやいや、流石にそれは無いでしょうから、数ヶ月に一回くらいは気まぐれに掃除してたんでしょうか。よく病気にならなかったな自分、と思います。当時は今よりも格段に物が多く、床はフローリングの上に通年でカーペットを敷いていたので、ダニも発生しまくりだった筈。当時のあの状態の部屋には絶対に住みたくありません。人間変われば変わるものですね。

17/09/24(Sun)

ガスコンロの焦げ付きを徹底除去していたら、隣の自作隙間家具のペンキ剥げが気になって塗り直す→ペンキを塗り直すために自作収納家具を動かしたらその床&壁があまりに汚くてショックを受け大掃除、とドミノ式に掃除の輪が広がっています。まぁ、キレイになる分には良いんですけど。この壁と床、隙間家具を作る時にも気にはなったんですが、あまりに汚れていて(コンロから飛び散った油と埃が結合して真っ黒になっている)見なかった事にしたのですよね。どうせ隙間家具を突っ込むから日頃は見えないわけですし。でも、こういうのを放っておくとゴキブリやムカデの良い住処になってしまうので、キレイにしておくに越したことはありません。というわけで掃除。

幅が15cm程しかない空間で、手を突っ込めばギリギリ奥まで届く状態です。ここに住宅洗剤を原液のままぶっかけて15分放置した後、スポンジ→雑巾の順で掃除していきます。最初のスポンジは地獄の様に真っ黒になります。隙間家具を突っ込む前は上から汚れが落ちてき放題だったので、その時代に溜まったものと思われます。今後はあんまり汚れないんじゃないかなと希望的観測。ところでこの隙間家具、今では結構活躍してるんです。幅こそ15cmと狭いですが、高さ・奥行きがそれぞれ50cm位はあるので、薄くて広いもの…お盆やオーブンのトレイを入れてあります。これらは毎日使うわけではないけれどそこそこ使用頻度はある、でも意外にかさばるので収納に困るものだったんですが、この空間のおかげで随分助かってます。数センチ下は真っ黒の地獄状態だったんですけどね…。

17/09/23(Sat)

今日のメインは豚角煮。日常的に食べたいわけではないけれど、あのコッテリ脂が無性に恋しくなる時があるのです。で、業務用スーパーでグラム98円の600g塊を買ってきました。ノーマルスーパーで買うとこの1.5〜2倍はするんですけど、何なんですかねこの価格差って。買ってきた豚肉ですが、手間をかけようと思えば焼き色をつけたり脂を抜いたりと色々やる事はあるんですが、面倒臭いので全部略。一口大よりやや大きめに切り分けて、皮を剥いて乱切りにした大根と一緒に圧力鍋に投入。香り付けには生姜と葱。醤油・味醂・酒でやや濃い目の味付けにしつつ水位をひたひたに調整して点火。蒸気が吹き上がったら弱火に落としてそのまま20分煮込み、自然冷却します。

鍋の温度が人肌以下に下がったところで半熟ゆで卵を投入して味をしみ込ませ完成。結果:普通に美味い。マニュアルを見ると圧力をかける前にアクを取れとか、最初に焼き色をつけろとか色々書いてありますが、自宅でてきとーに食べる分にはこの位で十分だと思います。というか、アクとり全般に否定的な私。山菜などはアク=苦味なので抜かないと物理的に食べられませんが、肉や魚のアクって何なんですかね?表面に泡っぽい何かが浮かんでちょっと不味そうに見えるだけで、味にはあんまり関係ない気がします。まぁ、手間をかけたっていうそのスペシャル感が心理的に影響しているのかもしれませんけど。それはともかく、豚角煮。焦げ付きが怖いので煮汁をやや多めにしたらタッパーに入らなくなりました。仕方がないので溢れた煮汁は別容器にとりわけ、水でやや薄めつつ刻み葱&乾燥若芽を入れて中華スープ的に仕上げてみました。豚角煮に特化した味付けなのでちょーっと甘いのが難点ですが、豚の良いダシが出ていていい感じです。

17/09/22(Fri)

久しぶりに使おうと工具箱からカッター鋸を取り出したら表面がうっすらと錆びていました、不覚。買った際にケース作ろうかな?と思いはしたものの、面倒臭くなって止めてたんですよね。道具の手入れ・保存は本当に大事。懺悔して作ります。カッター鋸、あんまり一般的な道具じゃありませんが、持っていると超・便利です。刃渡りは4.5cmでギザギザのピッチは木工用の精密鋸よりも更に細かく、大きな物は切れませんが細かい精密作業をするにはとても向いています。指に乗るくらいの木工パーツを作りたければコイツが大活躍です。

ケースの材質には最初木を考えたんですが、ふと裁縫箱の中に作りかけでサイズ失敗に気づいて没になった革ケース(製作途中)があったのを思い出し、取り出してきたら使えそうなので、コイツを有効活用することにしました。2枚の革を1辺だけ接着・縫製した段階のものです。少しだけ切り詰めて幅を調節し、もう1辺を同様に接着・縫製するだけの簡単作業。最後に錆止めとして中の皮に機械油を少し沁みこませて完成。やっぱ、何でもとっとくものですね。コレでたまにしか使わないけど無いと困るカッター鋸の保存は完璧。やっぱ道具はキチンと使ってやらないと。

17/09/21(Thu)

9/10にここで書いたガスコンロの掃除はいまだ継続中。面積的には9割以上終わったんですが、ここからが厳しい。掃除をしていて学んだのですが、テフロン加工のガスコンロトップにつく油汚れは、薄茶色→茶色→黒と変化していきます。黒に近づくほど層が厚くなって頑固になります。薄茶色〜茶色の段階だと、炭酸ナトリウム溶液をスプレー後キッチンペーパーとポリ袋でパックして10分も放置すれば、プラスチック定規の端で簡単にこそげ取れますが黒になってしまうともう駄目です。ガッチリ固着し過ぎて、炭酸ナトリウム溶液が沁み込まず、プラスチック定規如きでは歯が立ちません。また、何度かパックを繰り返し、少しずつ表面から剥がしていっても、テフロンコートが本体にくっつくよりも強い力でテフロンコートを捕まえているので、プラスチック定規でやってもコーティングが剥がれてしまいます。コレが平面ならまだ頑張れるのですが、凹凸の谷の部分とかもうお手上げ。仕方がないので真っ黒の部分は金属スクレイパーを導入しました。

なるべく本体を傷つけないようにスクレイパーを寝かせて黒い焦げつきを剥がしていきます。テフロンコートが剥がれるのはもう諦めてます。最終盤で凹凸のある面倒臭い所しか残っていないので、10分かけて2cm四方がいいところの亀の歩みですが、急いでもろくなことは無いので作業時間は1日10分のみ。面倒臭ぇ〜。やっぱりこういうのは日々こまめに掃除するに限りますね。ちなみにうちのコンロは二口で左が大火力となっていますが、焦げ付きが激しいのはやっぱり左の方。火力と使用頻度が汚れにモロに直結しています。毎週掃除する五徳も左の方が汚れが激しいですから、コレは納得。

コンロの掃除をしていて気になったのがコンロ脇に自作した隙間家具。コンロ台と壁の間の10cmほどの隙間を埋めるために作ったんですが、このトップの塗装が少し剥がれてきたので、この際だと塗り直しています。油性塗料でも油がかかると少し緩くなるんですかね、雑巾をかけると塗料がつくんです。塗り直しはサンダーで一旦塗料を剥がしてからの二度塗り。先日から作っている砥石台も一緒に塗装する事で刷毛洗浄の手間を省いてます。ありものの塗料なので灰色と色気が全く無いのが残念ですけどね。

17/09/20(Wed)

私の自室はフローリングで寝具は布団。フローリング→ベッドという流れが一般的なのかもしれませんが、ベッドはかさばるので嫌なのです。で、その布団から手を伸ばしてギリギリ届かない距離に目覚まし時計を置いて寝るんですけど、直置きだと秒針の音がフローリングに響いて気になるんです。いつもではありませんが、一旦気になり始めるとカチコチ音が気になって全く眠れません。起きている時に気になったことは全くないのですが…。というわけで、煎餅の緩衝材として入っていた10cm×15cm×0.5cm位のスポンジを目覚まし時計専用の座布団として使っていました。これだと結構音が和らぎます。

ただし、スポンジをフローリングに直置きすると、埃を集めるんですよね。綿ボコリや抜け毛がいつのまにかスポンジの穴に絡まり、非常によろしくない。というわけで今回カバーを作りました。作り方は簡単。適当な布をスポンジの倍+厚み・縫い代分として1.5cmのサイズで切り出し、二つ折りにして周囲を縫います(後でスポンジを突っ込む3cm程の隙間は残しておく)。コレをひっくり返して縫い代を見えないようにしてからスポンジを突っ込み、最後に隙間を縫い塞いで完成。20分ほどで出来る超簡単裁縫。結果:消音効果もあるし埃も集めなくなって(集まってもすぐに落とせる)大満足です。Amazonで検索すると、秒針の音がしない目覚まし時計も結構売ってますが、そうじゃないやつの倍ぐらいの値段がするので、やっぱり私はノーマルタイプ+座布団でいこうと思っています。

17/09/19(Tue)

先日の台風、うちは直撃コースど真ん中でしたが、相変わらず肩透かしレベルでした。まぁうちの場合は周囲に氾濫しそうな川も崩れそうな崖もない平地のど真ん中に建っているので、よほどの事がない限りは平気だと思いますけど。それにしても最近の台風情報って懇切丁寧すぎると思います、むしろ大げさ。戸締りを促すくらいなら良いんですが、早めに避難所に避難しろとかエリアメールで携帯がビービー鳴って五月蝿い。そりゃま、本当に危機的な状況ならこういうのも必要でしょうけど、毎回コレで肩透かしをくらい続けると、所謂狼少年効果が発生して本当に必要な時に誰も信じなくなるんじゃないでしょうか。

まぁ、本当に危険な時とそうでもない時の区別が難しいってのもあると思うんですけどね。でもそれ以上に、多分・十中八九大丈夫だけど万が一何かあった時に対処していなかったと後で非難されたら嫌だからとりあえず警報だしとけ、みたいなノリで注意喚起されてるようで、嫌な感じです。まぁこんな世知辛いご時勢ですから後で本当に責任問題になったりしてしまうんですけど…。ただ、自宅が崖崩れor浸水のリスクがある場合は常日頃から台風の時にすべき事を脳内シュミレーションしておくべきだとは思います。基本的に台風の時は家に閉じこもるが正解なんですが、↑の事情がある場合はその限りではないので。

17/09/18(Mon)

久しぶりにガトーショコラを作成するにあたり、折角だからと先日作った干しブドウを入れてみました。当初は無理なんじゃね?と思った干しブドウですが、考えてみると干し柿よりは条件が緩いんですよね。あの体積のものを黴させずにカチカチまでもっていけるんですから、ブドウ位なら余裕(とはいえ、干し柿は天候によって結構失敗するんですけど…)。ただし、元々が干しブドウにすることを考えていないブドウなので、当然種ありです。まさか干す前に二つ割にして種を取り出すわけにもいかず、干しブドウの中には種がそのまんま入ってます。最初はしゃらくさい、種なんて物理で噛み砕けばえぇんじゃと思って食べましたが、ブドウの種って結構固い。歯の詰め物がとれたらアホらしいですし、なにより砕けた種がジャリジャリしていて非常に食感が悪いのです。ここは大人しく最初に取り出すのが正解かと思います

最初にキッチンバサミで真っ二つに切ってから竹串でほじくり出すんですが、切り方としては赤道線ではなく、赤道に直角の線で切った方が種が傷つかずに一度で取り出せる率が上がって良いと思います。そしてそれでも取り出すのは結構大変。乾燥したブドウの果肉が糊よろしく種にねっとり絡み付いていますんで、数個ならともかく数十個の単位で行うのは一苦労かも。まぁ私の場合はそのとき使うだけ種を取り出すスタイルなんであんまり関係ありませんけど。それにしても市販の干しブドウで種が入っているのなんて見たことがないので、あれ全部種無し処理をしてるんですね。商売とはいえ面倒臭いのにご苦労様って感じです。

17/09/17(Sun)

続・栗作業。鬼皮を剥いた(ただし尻のザラザラ部分はほぼ全て残っている)栗を鍋に入れ、ひたひたの水を注いで大匙1の重曹を加えてから点火。沸騰したら弱火に落として10分茹でて茹で汁を捨てる、を2セット。最後にひたひたの水だけで3分茹で重曹分を抜いて下茹で完了。最後に残った鬼皮の尻の部分を除去します。ここで重量をチェックすると1.2kgでした。再びひたひたの水を注いで点火。今度は弱火で茹で汁が約半分になるまでじっくりコトコト煮ていきます。その間数度に分けて栗の半分・600gの砂糖を逐次投入。ただし今回は600gの内200gを蜂蜜に置き換えました(寒くなって結晶化する前に貰った大量の蜂蜜を少しでも使っておきたい)。

このコトコト煮に結構時間がかかります。具体的には3時間ほど。うちのガスコンロは無駄に賢くて、とろ火で放置すると30分ほどで(消し忘れと判断するのか)勝手に消火しやがります。本当に余計なお世話です。また、3時間もの間台所でボーっと火の番をするほど暇でもないので、こういう時に大活躍するのがカセットコンロ。カセットコンロには変な安全装置がついていないので、火をつける・消すを完全に思い通りに制御できます。コレを自室に持ち込みまして、仕事をしながら片隅で煮込み作業をすれば一石二鳥。最後に煮沸消毒した瓶に詰めて脱気密封すれば完成。甘露煮含め栗の加工食品は無駄に高い物が多いですが、こうやって自分で作ると高いのにはそれなりの理由があるのだなと思います。そりゃ面倒臭いですもん、高いですよ。まぁでも、ここまでやっておいて何ですが、栗はそんなに好きじゃありません。秋の味覚なら梨や柿の方がずっと好き。ケーキでもマロングラッセは好んで食べませんしね。ただ、目の前で無駄に鮮度が落ちて腐っていくのを見るのが嫌なだけで。まぁ、折角作ったんだから1年かけてボチボチ食べていこうと思います。

17/09/16(Sat)

籠いっぱいの栗を貰いました。ありがたい事ですが、それを見た時の第一印象は“面倒臭ぇ〜”です。栗を下ごしらえしたことのない人には絶対分からないこの感想。栗はとにかく食べられる状態にするまでが大変なのです。貰ったら、腐らせるのは嫌なので仕方なくやりますが、買ってまでは食べたくない(調理したくない)、それが栗。ちなみに私が知っている限りではうちの家族でまともに栗を調理していた人はいません。母親:筋金入りの料理嫌い。栗は傷むまで放置し、その後しれっと捨てる人。ただし、調理してあれば真っ先に食べる…。母方の祖母:母親と完全に同類。栗を剥いている姿なんて想像もできない。父方の祖母:茹でた栗を包丁で真っ二つにしてスプーンでほじって食べてた人。前二者より多少はマシですが、それでもその食べ方を栗料理とは呼ばない。というわけで私は一族の中でもかなり異端なのです。小さい頃から普通の家庭料理に憧れたためにこういう風になってしまったのでしょう、多分。

栗は鍋に入れ、ひたひたの水を注いで点火。沸騰したらすぐに火を止め、蓋をして常温になるまで放置します。コレで鬼皮がある程度柔らかくなるので、一粒ずつ丁寧に剥いていきます。渋皮に穴が開くと煮ている最中に崩れることがあるので渋皮には傷つけないように丁寧に。尻のざらざらしている所とつるつるしている所の境目辺りに皮に平行にナイフを入れて皮を引っ掛け、頭のとんがった方向に向かって引っ張るのを繰り返します。この時点ではザラザラしている部分を無理に剥がそうとすると渋皮もとれてしまう事があるので、この部分は放置で。後工程の重曹で煮る際に簡単にとれます。ちなみにこの鬼皮を剥く作業で45分。そして初日の作業はここで終了。面倒臭いんですけど、こういう単純作業があまり苦にならない質なので、苦痛ではないのが幸いです。

17/09/15(Fri)

今日のメインは1匹70円のウルメイワシ×3。刺身オッケーの鮮度なんですが、そういう気分じゃなかったのでフライにします。頭・腸を落として塩胡椒をし、半日ほど冷蔵庫で寝かせた後に衣をつけて揚げるだけ。魚系のフライのポイントはとにかく揚げ過ぎない事だと思います。高温の油で片面30秒を目安にサッと揚げ、余熱で中まで火を通す感じ。売り物じゃないんで多少生焼けでも謝れば許してもらえますし、元々が刺身オッケーな鮮度なので多少レアでも問題ありません、というかそっちの方が美味い。

アラの一部は先日貰ってまだ少し残っているヤマトイモと一緒にすり流しにします。使うのは腹骨の剥き身と中落ち。腹骨の剥き身は肋骨と直角にキッチンバサミで細かくカットしていきます。最初から包丁で叩いても、細い肋骨はそのまま残ってしまうんですよね。中落ちは背骨からスプーンを使ってこそげとったもの。これらを合わせて包丁でよく叩き、同量のすりおろしヤマトイモと混ぜて練ります。コレを沸かした澄まし汁に流してふんわり固めてやれば完成。自然薯だと団子になるんですが、ヤマトイモにはそこまでの固まる力がないので、全体にだら〜っと伸びてしまいますが、それはそれで美味い。今回はストックのあった茗荷を少し刻んで散らしてみました。結果:フライよりもむしろこっちが主役。今は亡き祖母の料理で一番印象に残っているのがコレです。当時は自然薯を使っていたのでちょっと違いますが、やっぱり美味い。自然薯は高くてちょっと手が出ませんが、ヤマトイモを使えば大して高くもないので、オススメです。

17/09/14(Thu)

最近趣味の木工でずっと作っていたプレゼント用のペンケースがほぼ完成。ニス塗りを1〜2回残すのみとなりました。傍目には十分に売り物になるレベルらしいのですが、製作者目線から見るとアラがありまくり。ここをこうすればよかった・ああすれば良かったと後悔ばかりです。趣味の木工も料理と一緒で同じ物をいくつも作るのが完成度をあげるための一番の近道ですね。ただ、木工は料理と違って結果がずっと残ってしまうので、同じ物をいくつも作るというのが難しいのです。売れればベストなんですが、それもなぁ…。

というわけで、次回の趣味の木工は砥石台です。今まで砥石はキッチンシンクの上に濡れ布巾を敷いて作業してたんですが、これだと布巾のクッション分砥石が動くのです。動くと当然研ぎあがり精度にも影響してきます。まぁ、普段使いには支障がない程度には研げるんですがそこはやっぱりびっちり研げればそれに越したことはないわけで。砥石台の構造は簡単です。シンクに渡す50cm程度のメイン板の裏にシンク前後に引っ掛けて動かないように固定する木片を2個くっつけ、表には砥石の向こう側に砥石を引っ掛ける木片を1個固定。砥石台全体が奥に向かって少し傾斜するようにメイン板の厚みを調整し、最後に全体を防水のためにペンキで塗って完成。今回のは精度もほとんど必要ない、難易度最低ランクの代物なのであんまりワクワクしませんが、まぁたまにはこんな箸休めもよろしいんじゃないかと。

17/09/13(Wed)

ニラの芽を貰ったので、豚肉と一緒に定番の炒め物。300g弱入りのパックで買ったものを半分使い、残りの半分はどうしようかと思って冷蔵庫の在庫に思いを巡らしたところ、ナスがだぶつき気味なのでコレをどうにかせにゃならんと考え、ミートソースに仕立てました。ミートソースは通常合い挽き肉で作りますが、それがたとえ肩バラの薄切り豚肉でも肉は肉、誤差の範囲内でしょう。

半分残った豚肉はチルドに突っ込んで半冷凍状態にしておきます。コレを縦横細かく切って擬似微塵切りに。フライパンで玉葱とニンニクを炒め、火が通った頃を見計らって豚肉投入。しばらく炒めたらその辺にある野菜を微塵切りにして突っ込みます。今回はピーマン・人参・ナス。水と赤ワインを加えてひたひた状態にし、ゆっくり煮込んでエェ感じの濃度になったらケチャップと塩で味を決めて完成。

あとはコレを多目の油で焼いたナスにぶっかけて完成。感想:不味いわけがない。元々油とは抜群の相性のナスを油焼きにし、それにコッテリ味のミートソース、不味くなる要素が欠片も見当たりません。ミートソースは多めに作っておいたので、翌日もう一回同じメニューを作るも良し、ご飯にぶっかけて食べるもよし。市販の真空パックの液体しゃぶしゃぶなミートソースと違ってしっかり質感があるのが自作のいいところだと思います。

17/09/12(Tue)

近所のおっちゃんにヤマトイモ貰いました、ありがたい事です。ヤマトイモのレシピは数あれど、やっぱり基本はすりおろしてご飯に乗っける、コレでしょう。個人的にはそこにだし汁も加えたい。そこで半日ほど前に水300mlに昆布を一枚投入して常温放置の後、昆布を取り出して火にかけ沸騰したら火を止めて鰹節を投入、という伝統的な方法でだしをとりました。これを皮を剥いてすりおろしたヤマトイモに加え、すり鉢で軽くあたって完成。ご飯に乗っけて醤油を少し垂らして食べるとちょー美味い。

ただ、この用途で使うだし汁の量なんてせいぜいお玉1杯程度と知れてます。こんな量で作るわけにはいかず、多めに作っただし汁の有効活用先として今回選んだのが、だし巻き卵。いつもは葱をたっぷり入れての厚焼き玉子が定番なんですが、今回は葱を抜いてだし汁だけのだし巻き卵を作ります。レシピは卵4個に対してだし汁大匙4・味醂小匙2・醤油小匙2。これらを全部よくかき混ぜて一旦ザルを通してから卵焼き器で焼いていきます。焼くのはお玉に1杯強ずつ、4回に分けて。いつもの厚焼き玉子よりもだし汁の分緩いので難易度は上がりますが、だし巻き卵の中でも初心者向けのダシが少ないレシピで作っているので、誤差の範囲内です。結果:やっぱだし巻き卵は美味い。製作ハードルは低くはないですが、誰でも10回も失敗すればそれなりに形にはできそうな気がしますが、どうなんですかね。

17/09/11(Mon)

室内着として使っているハーフパンツの尻に穴が開いたので繕いました。正確には穴が開いたのではなく、穴を塞いでいた布を縫いつけていた糸が摩擦で切れて外れてしまったので付け直したというのが正確な所です。身につけるものって傷む場所がほぼ100%決まってます。私の場合は座布団に座ってパソコンに向かう事が多いので、その姿勢の際の尻と座布団の接地面が最も負荷が大きくて傷みます。

方法は簡単。マチ針で元あった布を仮固定した後、平縫いでガンガン縫い止めていきます。引っ張りで糸がほつれるのなら本返し縫いなどの強い縫い方をしますが、摩擦の場合はどうしようもないので、一定期間経ったら縫い直すことが前提になるため、一番簡単な平縫いで十分。ちなみにこのハーフパンツ、多分私が大学生の頃から着ているのでもうすぐ30年になろうとしていますがいまだ現役。やっぱポリエステルは最強です。正直汗を吸う能力は低くて綿に比べると着心地の面では落ちますが、耐久力では圧勝です。尻のこすれる部分位しか傷んでません。3枚のローテーションであと20年はいけると踏んでます。

17/09/10(Sun)

実は水酸化ナトリウム水溶液だった激落ち君スプレーを使っていてふと思い出しました、そういえば以前納戸を整理していて似たような薬品を発掘しなかったっけ?と。で、調べてみたらありました、炭酸ナトリウム。ネットで調べてみると、水酸化ナトリウムほどの強烈さはないものの、一般的に家庭で使われる薬品としては最も強いアルカリ性溶液になるんだそうです。瓶についていたメモではホウ酸団子に混ぜる目的で買ったみたいですが、そんなレシピ見た事ありません。ゴキブリが好きなんですかね、炭酸ナトリウム。

それはともかく、激落ち君スプレーと比較してみました。相手は強敵なので、とりあえず濃い目に。250mlの水に小匙1杯の炭酸ナトリウムを溶かし、こびりついたガスコンロトップの油汚れに噴射してから乾かないようにパックし、10分放置。結果:激落ち君スプレーと同等に落ちます。コレは使える。とりあえずこんなのとっといても仕方がないので、ガスコンロ回りの油汚れように使い倒すつもり。あとになって、素手でやっちゃって良かったかなと思いましたが、一晩たった今でもとりあえず手に異常はないので、この程度のPHなら素手でもオッケーっぽいです。まぁ、この辺は個人差があるんで、敏感肌の人はゴム手袋必須でしょうけど。

ただ、今後の課題としてはヘラの方です。最初、エポキシボンドについてきたヘラを使ってたんですが、エッジが微妙に丸まっていて汚れと本体の間に入っていきません。エッジがガッツリ立っていないと駄目みたい。その点で優秀だったのが30cmのプラスチック定規。コレをしならせながら汚れの端に突き立てると、ガリガリと削れていきます。でも、更に良い道具がないかいまだに考察中。金属ヘラが使えれば問題は一瞬で解決するんですが、それは流石に無理なんで…。

17/09/09(Sat)

母親が激落ち君スプレーという謎の洗剤を買ってきました。本人に明確な使用目的はなく、ただ何となく効きそうだからという理由で。こういう勢いだけの行動、私には出来ません。親子でも全然正確が違うんですよね。どうせ界面活性剤系の普通のスプレーでしょと思ったんですが、裏側の表示を見て吃驚。水酸化ナトリウム0.8%溶液と書いてあります。水酸化ナトリウムが油汚れの最終兵器だというのは知っていましたが、単なる水酸化ナトリウムの水溶液を商品として売っているのを見たのは初めてです。

というわけでちょっと見方が変わりまして、ガスコンロに頑固にこびりついた油汚れが何とかなるんじゃね?と思いつきました。この汚れ、私がここにいなかった時期から溜め込んだもので、Uターンしてきた時点では固着し過ぎてどうにもならなず諦めていたのです。用意するのは10cm角の新聞紙と切り開いて15cm角にした透明ポリ袋。汚れの場所に新聞紙を乗せて激落ち君スプレーを噴射。新聞紙が十分に湿ったらポリ袋をかぶせて15分放置。

結果:汚れをアルカリで溶かしてドロドロにするのは0.8%では流石に無理でした。でも、界面活性剤系の洗剤に比べると圧倒的に汚れが緩くなっています。あとはエポキシ系のボンドについてきたPPのヘラを使って物理的に剥がしてやれば、それなりに力は要りますが表面を覆っていたしつこい油汚れの膜がガンガン剥がれていきます。コレは良い!一度にやるのは大変だし作業が雑になるので、毎日ノルマは10cm四方。2週間もやればガスコンロのトップはピカピカになる予感がします。うーん、やっぱ水酸化ナトリウムが欲しいです。でも、Amazonだと25kgとか無茶な量のしかないんですよね。近所の薬局で身分証明書を提示して買うしかないですかねぇ。

17/09/08(Fri)

Amazonで布団乾燥機買いました、9,000円位。基本的に週一ペースで干しているのですが、時々体が痒いのです。蚊かなとも思ったのですが、痒い所をよく観察してみるとどうもダニっぽい。まぁ、冷静に考えれば天日に当てた位じゃダニは死にませんよね。布団はかなりの厚みがあるんだから、日光に当たった面が熱くなって居心地が悪くなれば反対側に避難すればいいだけなんで、効果が無いのも頷けます。それにネットで調べると、ダニが死ぬには50〜60度の温度が必要だそうで、日光だけじゃちょっと足りないかなと。シーズンに数回ならバルサン焚けば済むんですが、もう少し衛生的にしたいなと思って今回の買い物。

使い方は簡単。布団を普通に敷いてから敷布団と掛け布団の間にホースを突っ込みスイッチオン。いくつかモードがありますが、ダニ退治モードの場合は100分で完了です。端っこの方とか大丈夫かなと思わなくもないですが、完全にゼロにするのはどうせ無理なので、数カ月おきに稼動するという対処でどうにかするしかないでしょう。ちなみに気になる消費電力は560W。電子レンジとほぼ一緒なので少なくはありませんが、布団全体を65度以上に加熱するという仕事上コレは仕方がないのかも。まぁ、9,000円で睡眠の質が上がると思えば安いものです。

17/09/07(Thu)

昨日、マスゾエネタを少し書きましたが、もし私が極限までお金に困ったらどうするか。決まってます、コストパフォーマンス最強炭水化物は小麦粉です。うちの近所の業務用スーパーでは小麦粉は1kgで120円。私は現在1食50gの素麺を食べているので、コレと同じ量の小麦粉を使うと1回6円。葱は裏庭で作るとして、うどんを打って醤油をかけて食べれば1食で多分10円いきません。後はここに見切り品の野菜や魚を適当に買ってきてトッピングすればバランスも悪くない食事になります。

ネットをみると、確かにそれはそうだけどお金が無い人は余裕も時間もないから自炊なんて無理、的な方向で反論が出てますけどそうですかね。お金がある人は財力で豊かな食生活をエンジョイしています。んじゃ、お金が無い場合はお金以外のリソースをそこに突っ込まないとフェアじゃないと思うのですよね。食事にかけるお金は無い・自炊にかける時間はない・料理の技術を身につける気は無い、でもバランスのとれた質の高い食事をしたい…それは無理でしょう。時間をお金で買うか、それともお金をかけずに自分でやるか、世の中の事は大体どっちかを選ぶように出来てるもんです。

17/09/06(Wed)

昨日は素麺でしたが、実は昼食は7月ぐらいからずっと素麺です。私が大好きな“ののちゃん”という朝日新聞連載中の四コマ漫画では、夏になると食事が全部素麺になって子供たちが文句を言うという鉄板の風物詩がありまして、それを読むたびに2ヶ月以上素麺を食べ続けている私にしてみたら甘いねと思うのです。それはさておき素麺。お中元の箱は大きい物で2kg入り。一束50gですから、40食分になります。うちの両親は食べる素麺のブランドが決まっていて、夏になるとわざわざ買うのでお中元できた素麺は全て私の担当。3箱あると4ヶ月くらい昼食はずっと素麺になります。そしてそれが終わる頃に畑ではアホみたいにキャベツが採れはじめるので、春先まではずっとお好み焼きに…。

それはともかく素麺。普通にめんつゆで食べることはほとんどなくて、大体がペペロンチーネ風にします。玉葱・鷹の爪は自作。ベーコンはあれば入れますがわざわざ買ってきてまで使うほどの物ではなく、無ければ無いでスルー。暑い時期は裏庭のバジルで香りをつけ、バジルが枯れてくると今度はタイムの出番となります。あと、ここ1ヶ月くらいは夏の盛りにアホみたいに採れたトマトで作ったピューレがあるので、もっぱらこいつを入れてトマトパスタにしています。この素麺パスタとその辺の野菜で作ったサラダ(ドレッシングは自作)、それに自作のカボチャで作った冷製スープってのがここ2ヶ月ほどの私の代わり映えしない昼食メニューです。某元都知事のように、金が無いから毎日カップラーメンとか言ってる人よりずっと安くて健康的な昼食ですね。

17/09/05(Tue)

今日の昼食は数日前に母親が作ってちょっとだけ残っていたカレーを使ったカレー素麺。鍋に半人前ほど中途半端に残っていたので、コレを有効活用します。使うのはこれまた私は基本的に使わないめんつゆ。かけ蕎麦に使える程度の濃さのめんつゆを目分量でカレーと同量程度用意して鍋にぶっこみます。よくかき混ぜて全体を馴染ませてから味見。まぁ、カレー&だし汁で不味くなりようがないので、チェックするのは主に塩加減です。気が向いたら鷹の爪を入れて辛さを上げても良いんですが、今回は全然辛くない甘口ルウそのまま路線で。

素麺は昔は一食で3束(150g)食べてたんですが、アレは一体なんだったんでしょう。今では必ず一食一束です。素麺は大体1.5〜2分の茹で時間が推奨されてますが、今回は1分とかなり固めでいきます。カレー素麺にはそっちの方が合う気がするので。麺と汁をあわせたら葱を散らして完成。正直カレーの味が濃すぎて葱はほとんど仕事してないんですけど、まぁ見た目要員ってことで。結果:普通に美味い。うどんを使うところに素麺なんて使って大丈夫か?と思うかもしれませんが、味は極めて普通です。原材料は一緒で違うのは太さだけ(…でもないんですが)なんだから、カレーうどんもカレー素麺も一緒一緒。一般家庭ではそろそろ余った素麺を持て余す時期なので、目先を変えたい場合はやってみると良いんじゃないでしょうか。

17/09/04(Mon)

日曜日は自室掃除の日。真のキレイ好きなら毎日でもするんでしょうけど、土足でもないので私の基準ではこの程度で十分です。掃除の方法は簡単。高い所からハタキをかけて埃を落とし、どかせる物は全部どかして箒をかけ埃を集めてから雑巾がけをする、コレだけです。ただ、先日半月ぶり位に本棚の裏にブロワーを吹いてゴミを吹き飛ばしたらとんでもない量の埃が出てきたので、月に一回ペースでブロワーを吹こうとは思っています。

自室では掃除機を使わずにチリトリで埃を集めるので、どんな汚れが主流なのかが一目瞭然。トップは綿ボコリ。使っている布団が原因なんでしょうねぇ、多分。そして第二位が髪の毛などの体毛・フケや皮膚片など体から出る汚れ。まぁ、コレは仕方がありません。そしてそこに集うダニ・ムカデなどの小動物の死骸。こういうのを放っておくとアレルギーの原因になったり更なるムカデを呼んだりするので、やっぱりこまめな掃除は必要なんだなと集めたゴミを見るたびに実感します。まぁアレです、掃除はマメにやった方がよいですよ。

17/09/03(Sun)

Amazonで買った500gのゼラチンを消費するために果物ゼリーを欠かさず冷蔵庫のストックに入れています。つい最近までは自家製のブドウを使ってたんですが、それもそろそろシーズン終了。というわけで、何か安い旬の果物は…ということでイチジクを買ってきました。あとついでにキウイも。果物をゼリーにする場合、結構な向き不向きがあります。ですが、その見分け方は簡単です。市販品でよく見かける果物は向いていて、そうでない物は向いていません。メーカーが色々試行錯誤した結果の製品なので、製品化されていないものは向いていないのです。したがって向いているのは苺・ミカン・ブドウetc。イチジクのゼリーってのはほとんど見かけませんが、類似品としてジャムになっているものはゼリーにしても大体オッケーです。

逆に言えば、ゼリーでもジャムでも見かけない果物は100%ゼリーには向きません。バナナ・アボカド・ナシ・柿etc。ナシ・柿は実体験済みです。これらは加熱しても全く味が出てきません。よってゼリーにすると砂糖水のゼリーの中になんだかよく分からない物体が浮かんでいるという悲しい状態になります。ここ最近でヒットだったのはトマト。トマトのゼリーは最近よく見かけるようになりましたが、作ってみても美味いです。最近のトマトはとても甘く作られていますが、それでも一般的な果物よりは酸味があり、その酸味と甘味のバランスがゼリーに向いています。また、加熱しても味が落ちないのはケチャップやトマトピューレで実証済み。でも残念ながらもう路地物は終わってしまったのですよね…。

17/09/02(Sat)

買い物に行ったら150g位入っている挽肉のパックに50円引きシールが貼られていたので買ってきました。3人で150g、ハンバーグなどの肉をメインとする料理にするには明らかに少ないですが、ミートソースにするならこれ位が丁度良いです。フライパンに油をひいて潰して微塵切りにしたニンニクを投入し、香りが出たら微塵切りにした玉葱半個分を入れて透明になるまでよく炒めます。ここでその辺にあった野菜…人参・ナスも微塵切りにして投入。挽肉も入れて挽肉に火が通るまで引き続き炒めます。火が通ったら水と赤ワイン半々にして200ml位・ケチャップ適当・鷹の爪適当を入れて煮詰め、エェ感じになったら塩胡椒で味調整して完成。

ミートソースというとパスタに欠けるのが定番ですが、今回はナスにかけます。やや厚めのスライスにしたナスを油多目で両面焦げ目がつくまでよく焼いたものに↑のミートソースをドバー。裏庭菜園から採ってきたパセリを微塵切りにしてバラバラっとまぶして完成。ナスミートソースです。ナスが油に合うというのは有名な話ですが、その油に合わせたナスとミートソースが実によく合います。簡単で手間がかからないのも◎。実際、ミートソースを煮込む間(10分位)に裏庭に水をやってたり、ナスを焼く間に使った調理器具を洗っていたり。そして二次利用が簡単なのもポイント高し。余ったナスミートソースにチーズをかけてオーブンで10分ほど焼けば更に豪華な一品になります。かかりきりにならなくても作れる料理ってポイント高いですね。

17/09/01(Fri)

9月に入っていきなり涼しくなりましたが、それでもしばらく欠かせそうにないのが麦茶。私は台所を通りかかるたびに少しずつ(50〜100ml位)飲んで体調維持に努めてます。というわけで、冷蔵庫の中には常につめたい麦茶がある状態が理想。2lの冷水筒を2本入れて交互に使うのが理想ですが、スペース的な問題があるので2lの冷水筒&1lの再利用ペットボトルで運用しています。2l冷水筒の真ん中1lラインにビニールテープを貼りまして、麦茶がここを切ったら1lのペットボトルに移してから満タンまで水を注ぎ、麦茶パックを1個放り込むという運用です。ここで問題になるのが他の家族2人。この麦茶を移し変えて新しく作るのが面倒らしくてサボるorラインのギリギリ上になったら麦茶を飲むのを止める、などの姑息な手段をとって義務を回避しようとします。子供じゃないんだから…。

ところでこの麦茶ですが、個人的には水でいいと思ってます。煮出し式だったら夏場に生水を避けるという目的に資するので否定はしませんが、水出しですからね。麦茶は別に嫌いじゃありませんが、冷たい水と並べた場合に圧倒的に麦茶が好きかといわれればそうでもなく。別に氷を放り込んだキンキンの水でもエェやないかと思ってしまうのですよ。正直無駄だよなぁと思いつつ、今日も私だけはこまめに麦茶を入れ替えています。

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