2018年12月

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18/12/31(Mon)

黒豆と数の子は作るのが大変なお節の品の代表格みたいに言われている所がありますが、実際は待ち時間が長いだけでやっている事はそんなに大したものじゃありません。きちんとした段取りを組めば大して手間もかからずに作れ、バカ高い市販品を買う必要もないのでドケチの私としてはこっちを推奨します。これに反して今回は割とあっという間に出来てしまう2品を作成。叩き牛蒡と伊達巻です。

叩き牛蒡は洗った牛蒡を鍋に入る大きさに切り揃え、5分ほど茹でて柔らかくします。すりこ木で叩いて繊維を破壊してから一口大に切り、酢ベースの煮汁で5分ほど煮て完成。最初から一口大に切らないのは、そうすると手で持ってすりこ木で叩くのが難しくなるからです。所要時間15分もあれば楽に作れるんじゃないでしょうか。伊達巻はフードプロセッサーにハンペン・卵・各種調味料を入れてスイッチオン。全体が滑らかなペースト状になったら、油をひいた卵焼き器に流し込み蓋をして蒸し焼きにします。火が通ったら取り出し、冷めない内に焼き目が表になるように簾で巻いて輪ゴムで止めます。そのまま自然に冷めるのを待って形を固定したら完成。こっちはフードプロセッサーがくてすり鉢で作ろうと思うと結構大変ですが、文明の利器を活用すればあっという間に出来てしまいます。ネットで代表的なお節の品を検索してみると、今回うちで用意できたのは8品。結構頑張ってる方なんじゃないでしょうか。正直買ってくれば一瞬なんだけど、こういう面倒臭い事をすること含めてお正月を楽しむって事だと思っているので、色々挑戦してみるのも良いんじゃないですかねぇ。

18/12/30(Sun)

今年もあと少しということで、お節の準備を開始しました。といっても初日にやる事なんてそんなにありません。塩数の子を薄い塩水に漬けて塩抜きするのと、黒豆を水に浸してたっぷり吸わせるくらいです。所要時間10分かかってません。もうちょっと詳しく書くと、塩数の子は0.5%の濃度の塩水に4時間漬けたら水を替えというのを3セットで、最後は浸水時間を8時間にします。黒豆の水は250gの豆に対して6倍の1,500ml。ちなみに砂糖は黒豆と同量の250gで、流派によっては砂糖を小出しに加えて浸透圧で豆に皺が寄らないようにする流派もありますが、私は最初から全量入れて煮てしまいます。名づけて、最初から濃度が一緒なら浸透圧もクソもないだろ作戦。あとは自室で仕事をする横でカセットコンロを使ってとろ火で3〜4時間煮込むだけ。

正月料理といえば先日テレビで新巻鮭職人の中継をやってまして、その人が“塩の量は決まっておらず、それぞれの鮭を見て微妙に量を変えている”とコメントしていました。普通は“よっ、職人技!”と感心する所ですが、私はこの手の発言が嫌いです。なぜなら、それは職人が自称ベストの量だと言っているだけで、本当にベストなのかは分からないから。職人が仕上げた品Aと少しずつ塩の量を変えたB〜Fの品を並べ、ブラインドで試食して満場一致で皆がAを選択するならこの職人の言う事は正しいですが、そもそもその鮭が世界で一匹しかいないんだから、こんな実験できるわけがありません。正確な証明方法が実現不可能な事に胡坐をかき、自称これがベストの塩加減だなんて主張する非科学的な人間を私は信頼する事ができません。まー、自分でも偏屈な考え方だなとは思うのですけれども。

18/12/29(Sat)

うちの居間にはコタツがあって、当然コタツ布団がかかっています。そしてこのコタツ布団が結構傷むんです。化繊のペラッペラな生地で綿を包んでいて構造的に弱く、更には足で踏む事が多い&床と擦れるという悪条件が重なり、縁の部分から朽ちて破れていきます。というわけで、修繕は必須。私はテレビを見ながら直す事が多いです。本当に見たい番組ならながら作業なんてやりませんが、父親が見たい番組を見ている際は時間がもったいないのでながら作業で。適当な大きさの布を切り出して4辺を折り返しミシンがけした物を、まつり縫いで固定していくだけの簡単な作業です。

んで、このコタツ布団、ずっと母親が直していました。寺社仏閣を修理する大工さんが、修繕の跡を見て先人の息吹を感じるなんて話がありますが、うちもまさにそう。繕いながら隣の母親の繕い跡を見て、本っ当に雑な仕事してるなーと苦笑いしか出てきません。場所によって縫い方がまちまち・しつけ縫いも吃驚レベルで縫い目が広いのはまぁまだ笑って許せるとして、どうも変な感じがするなと思ったらコタツ布団の中にマチ針が埋まっていた時にはもう…。そのマチ針は完全に縫い閉じ込められていたので頭が邪魔で取り出せず、結局は針先をペンチで切りました。料理みたいにその場で消えてしまう物はともかく、こういうのは油断して適当な事をしていると、後々笑われる羽目になるので気をつけないといけません。そういえばうちの母、高校家庭科の授業で浴衣の課題が出た時に、母親(私の祖母)に丸投げしたのがバレて職員室に呼び出され、超怒られたそうです。裁縫の苦手な女子高生と和裁でお金貰ってるプロじゃ、いくら後者が手を抜いてもバレますよね。そんな事を思い出しつつ亡き母を偲ぶ年の暮れ。多分、そんな偲ばれ方は望んでいないと思いますが、仕方がありません本人の責任だから。

18/12/28(Fri)

去年からこの時期、午前中のNHK第一放送では冬休み子供科学電話相談をやってます。夏休みバージョンは1984年に始まっているのでもう30年オーバー。去年からはついに冬休みにまで進出して、すっかりNHK第一この時期のキラーコンテンツと化しています。そして、聴いていると確かに面白い。“月は何故欠けるのですか”的なテンプレの質問も結構あるんですが、そうきたかーという質問には子供の新鮮な視点を感じて面白いです。先日は“トウモロコシのヒゲと実の数は一緒だと聞いたけど、実際に数えてみたら違いました、どうしてですか?”というヤツ。前半はザ・テンプレで、ヒゲは雌しべで雌しべの数だけ実が出来るからヒゲの数=雌しべの数という答えが有名なんだけど、大人はそこから普通実際に数えようとはしないよね、という話。答えは現実では受粉が100%行われるわけではないからなんだけど、そういう事実はテンプレでは省かれているんです。子供って常識をまだ学んでないからとても面白い。

NHK第一つながりでもう1つ。昼食の後片付けをする際にラジオをつけていると、“ひるのいこい”という番組が流れています。誰でも聞き覚えのあるテーマミュージックで、番組開始は1952年の超・長寿番組。番組はお便りの紹介と曲で構成されていて、お便りは毒にも薬にもならないものが中心で、今の時期なら“正月に孫が帰ってくるので、一緒に凧揚げをするのが楽しみです”みたいなヤツをアナウンサーが感想を一切交えずに淡々と読みます。ふつうは“楽しみですね”みたいなコメントをつけるもんですが、そういうの本当に一切なしです。んで、更に凄いのが選曲。ネットで“ひるのいこい 選曲”と検索すると出てくるのですが、曲のラインナップが本当に(良い意味で)頭おかしいです。今週は“さらばシベリア鉄道”の色んな人のカバーバージョンを延々と流しています。昨日はさらばシベリア鉄道、今日もさらばシベリア鉄道、明日も絶対にさらばシベリア鉄道、みたいな。どうも週ごとに隠しテーマがあるらしく、それに沿って選曲がされているようですが、どういうテーマがあるのかとかこの曲の感想はどうだとか、相変わらずアナウンサーは一言もしゃべりません。とにかく曲名を紹介して流すだけの突き抜けた潔さ。今週はどんな縛りで曲を選んでるんだろうと、いつも楽しみに聴いています。“ひるのいこい”最高。

18/12/27(Thu)

カード会社から定例の引き落とし確認メールが届きました。以前は確認もせずに捨てていたんですが(←阿呆の極み)、最近はカードの不正利用ニュースが結構報道されたりしていて、きちんと確認するようになりました。とはいえ、リストにはAmazon ○円としか記載されておらず、品名もあわせて記載してくれると便利なのになーと思ったり。それはともかく、最後に使ったのが11月10日くらいでそれ以降は一切カードの使用がありません。気がつけばここんところネットでクレジットカードを使った買い物をしていなかったかも。別に欲しい物がないわけじゃなく、迷って寝かせている物件はいくつかあるんです。

1. たこ焼き器。鋳物でガスコンロにのせて使うタイプ。今一番欲しいのはコレです。私はシーズニングまで愛せるタイプなので、テフロン加工はNG。買うなら鋳物製一択です。値段は大体2,000〜3,000円。気軽に買えてしかもAmazonなら送料無料なんですが、問題は使用頻度。以前どうしても欲しくなって買ったけど予想通り本当にたまにしか使わない親子丼鍋の二の舞になるのは目に見えています。でも、たまにお家で焼きたてのたこ焼きは捨て難い。行きつけの業務用スーパーで冷凍タコブツが安く売っている事も確認済み。うーん、もう少し寝かせよう。2. 真空パック機。ポリ袋の空気を抜いて食品の保存性を高める為の機械。うちは自作の食品が多いので、干し大根なんかも真空パック機を使えば嵩張らずに保存性を高められるんじゃないかと思っています。問題はランニングコスト。専用の袋が結構高い。業務用寄りのには汎用のポリ袋を使えるタイプもありますが、こっちは本体がそれなりの値段になります。安いのは3,000円くらいからありますが、Amazonの評価コメントを見ていると安心して使えるのは15,000円くらいからの商品っぽい。それだけ出す価値があるのか、こっちも継続寝かせ案件です。

3. 輪針セット。最近趣味に加わった編み物。ネットを見ているとキャップや靴下など輪を編むタイプのものを輪針を使って編む動画が結構あって、欲しくなっています。現状は4本針or5本針で練習していて輪針とは一長一短の関係なんですが、欲しいんだから仕方ない。大体1万5千円くらい。ただ、4本針や5本針もまだまだ使いこなせていないのに輪針なんて買ってどーすんだという冷静な心の声があり、こっちは当分買わないと思います、多分。4. 苛性ソーダ。↑の三つとは明らかに毛色が違うこの商品。キッチンの油汚れや浴槽の掃除に最強の洗剤は何かと問われると、間違いなくコレだと思います。ただし、劇薬。目に入ると軽く失明します。オウムの事件までは街中の薬局で簡単に買えたらしいのですが、今では取り扱いの免許が厳しくなって扱っている店が本当に少なくなりました。購入には身分証書と印鑑が必要です。ただ、私の行動範囲内で一件取り扱っている店を見つけてしまいまして、値段は250gで200円強とタダ同然。現状コンスタントに捨てている牛乳パックとハーブの残りを使えば安く洗濯石鹸も作れるというのも欲しい理由のひとつです。問題はやっぱり劇薬という点。大学の理系の同期が強酸と強アルカリだったら後者が遥かに怖いといった言葉が頭に残っています。強酸は表面を焼くだけだけど、強アルカリは中まで入っていくんだそうです。でも、正直興味はあります。掃除&石鹸製作用、うーん悩み中。

18/12/26(Wed)

年末でうちの地域の自治会が餅播きをしたので6個拾ってきました。小さなコンビニの袋にひとつ分くらい、まぁ適度な量じゃないでしょうか。私は餅をそのまま焼いたり雑煮の具にしたりするのは好きじゃなくて、通常は全部アラレに加工してしまいます。餅は冷蔵庫で丸一日寝かせ、適度に固くなったところで5mm角に切り分けます。ちなみに最近のプラスチック容器に封入されているタイプの鏡餅、アレは最悪です。水分が抜けていないのにガチガチに固いという悪夢のような存在で、アレを5mm角に切り分けるのは本当に大変。そしてそのまま日当たり・風通しの良いところで10日ほど乾燥させます。あと大事なポイントですが、夜はタッパーに入れて密封保存しないとネズミが出てきて食い尽くされます(悲しい実体験)。

切り分けるのは大きいほど食べ応えがあるので、1cm角位が理想的なんですが、そうすると乾燥はともかく火を通すのが難しくなります。やや多目の油に弱火でじっくり時間をかけて水分を飛ばすんですが、角が大きくなると中心部の水分が飛ばずサクッとした食感になりません。理想は歌舞伎揚げみたいな形なんですが、あの大きさで揚げようとするとまず間違いなく失敗します。アレは多分ノウハウの塊で、素人が手を出してはいけない領域です、凄く美味しいけど。味付けは塩のみ・塩に少量の醤油・塩に少量のカレー粉・塩胡椒などその日の気分に応じて。出来立てではなく少しだけ時間をおいて冷ますと同時に水分を飛ばした方が更に美味いと思います。餅はもう全部アラレで良いんじゃね?というのが私の雑感です。

18/12/25(Tue)

干し大根大量生産中。あれほど野菜は植え付け時期をずらして全部が一気にピークを迎えないようにしろと言っているのに、何だかんだ言って一度に植えるものだから、畑の大根が生長し過ぎて割れ始めています。ホント、年寄りというのは使えない。こちらも頑張って使っているんですが、とてもじゃないけど追いつきません。エビラを総動員して干してもまだ駄目。そんなわけで、現在うちのエビラは全員出動の大回転中です。

使っているのは都合8枚。大根2本で大体1枚分になります。葉と泥を落として持ち帰った大根はピーラーで皮を剥き、長さ5cmで1cm角程度の拍子に切ってエビラにばら撒き、日当たり・風通しが良い場所に放置して水分を飛ばします。数日経って体積が減り、空間に余裕が出てきたらニコイチにし、あいたエビラにまた大根をばら撒きます。乾燥が進んでほぼ水分が飛んだら、モロブタという搗いた餅を並べていた木製の容器に移して最終乾燥。こっちは完全に板の箱なので、水分が多い最初から使うことは出来ませんが、ほぼ乾いた段階なら大丈夫。そしてエビラをフリーにして更に大根を干す、の繰り返し。まーでも、目算で50本位は間に合わずに捨てる事になるでしょう。ホント頭の固い年寄りほど度し難いものはありません。ちなみにうちの母親は輪切りにして一枚ずつキレイに並べてひっくり返しながら乾かしていましたが、そんな手間隙はかけられないので私は拍子木スタイルです。というか、世間的にはこっちの方が主流だと思うんですが、なんで母はあんな事をしていたんでしょうか、謎です。

18/12/24(Mon)

時は金なりという諺がありますが、私が日常生活の中で無駄指数が高いと思っているのが買い物の時間です。食材を買出しに近所のスーパーに行くと、往復&買い物の時間で最短30分。ちょっと迷ったり探したりすると40分です。仮に30分としても、毎日買い物に出かければ月に15時間、時間がもったいないです。というわけで、お金・時間の両面を節約するにはなるべく買い物に行かない、コレに限ります。うちの場合、たんぱく質摂取の観点から毎日各1個ずつ温泉卵を作りますんで、10個入りのパックが5日でなくなりますから、コレを基準にします。勿論それ以外で卵を使うことはありますんで絶対ではないですが、冷蔵庫の卵収納スペースが15個あって、残りが5個を切ったら買い物に出かけるというリズムです。日頃の生活で必要だと思ったものは専用のメモ帳に書き足していき、このタイミングにあわせて一緒に買い物すれば時間の無駄が出ません。

毎日飲んでいる牛乳も大体このペースで1本消費するので、卵と同じタイミングで買ってきてストックしておきます。あとスーパーで主に買うのは乾物と肉魚系。乾物は賞味期限が非常に長いのでいつ買っても大丈夫ですから、特に深く考える事もなく少なくなってきたら補充するのスタイルで大丈夫。ちなみにうちで常備しているのは、大豆・ヒジキ・高野豆腐・ワカメ・煮干・鰹節・昆布・春雨etc、多分標準的な家庭よりは種類多目です。現在、麩も良いんじゃないかと検討中。

肉類は豚コマ・鶏モモ肉・トンカツ用豚肉などをまとめて買ってきて小分け冷凍してあります。あんまり古くなるとアレなので、購入日と量を一覧メモにして冷蔵庫に貼り管理する方式で運用。魚介類は冷凍のエビ・イカを常備。ただし、用途が限定的な所謂冷凍食品は一切買ってません。ミックスベジタブルは時々便利かなと思うので、前向きに検討中ですが。今の時期は畑の野菜でほぼ自給自足できるので、こんな感じで回しても十分やっていけます。端境期は考え方を変えなきゃいけませんけど。

18/12/23(Sun)

最近の私の朝食は自作のパウンドケーキ1切れ・干し葡萄数粒・ミカン1個・お茶という感じです。ほとんど朝食の体を成していません。世間的には朝食大事、抜いちゃ駄目というのが一般的な論調ですが、どうなんですかね。もう20年以上こんな感じですしとりあえず不都合もないので私としては良いんじゃないかなと思っています。このうちでお茶は大体が香典返しの品です。以前は日本茶ばかりでしたが、最近は紅茶とクッキーのセットなんてのもちらほら。まー、紅茶もクッキーも吃驚するくらいレベルが低くて、こんなのよく売り物にするよねという代物ですが。ただ、使わないといつまでも台所に居座って鬱陶しいので、とっとと使い切るに限ります。

ここ1週間ほどは紅茶。セイロン・アッサムなど一般的な種類の詰め合わせティーバッグの香典返しでした。そのまま飲んでも大して美味くないので、お供え物だったパイナップルの皮や芯を干しておいたものを一つまみ入れてフレーバーティーにして目先を変えています。元々キモの香りがイマイチだったので、パイナップルを入れると多少持ち直す感じ。あーでもとっとと使い切りたい。本当はお茶くらい自分の好きなのを買って淹れたいのですが、性分的に対して美味くもない貰い物を捨てられずこんな感じになっています。基本的に貧乏性なんですよね、私。

18/12/22(Sat)

今日のメインは鶏レバー。スーパーの特売で100g19円。パッとみた感じ鮮度は問題なさそうだったので買ってきました。母親は臓物系全般を気持ち悪いといって嫌っていましたのでずっと使うことが出来ませんでしたが、これからは解禁です。とはいえ、私の行動範囲内の店で手に入る臓物系といったら牛筋(全然臓物系じゃないんだけど母の中では臓物系だった、明らかに濡れ衣)・鶏レバー・砂肝、位かなぁ。東京で行きつけだったスーパーでは、豚の喉元〜食道なんて珍品も取り扱っていたのが懐かしいです。そこまではいかずとも、豚ハツ・豚レバー・生豚タン位は欲しいんですが、無いんですよねぇ…。

今回の鶏レバーはガッツリ唐揚げにしてみました。レバー部分は一口大に切りわけ、心臓部分は2つに割って血を取り除きます。塩胡椒ニンニクをまぶして半日おいた鶏レバーの水気をパーパータオルでよく拭き取ってから、小麦粉をつけて揚げます。熱々の状態で酢醤油&豆板醤のタレに投入し、仕上げに刻み葱を振って完成。感想:そりゃ美味いよね、不味くなる要素が皆無ですから。ただし、鶏レバーの注意点というか、明らかなデメリットが1つ。温め直しに電子レンジを使う事が出来ません。使うと爆発してしまいますんで、温めようと思ったら面倒臭いですが蒸す一択です。表面を覆う皮に細かい切れ目を入れれば良いなんてネットには載ってますが、どこか切り忘れがあって弾けるのがオチですんで止めた方が良いです。冷えたレバーは正直不味いので温め直し必須なのに電子レンジが使えない、コレが鶏レバーの一番の欠点だと思います。

18/12/21(Fri)

母親の遺品を整理していてアホみたいに出てきた毛糸。洋服を入れる大きなタッパー型の容器に4つ分くらいあって、そのまま捨てるのももったいないと編み物の練習を始めたのが少し前。一番基本的なメリヤス編みという編み方が何となく安定してきたので、いつまでも練習ピースを作っているのも非生産的だよねということで、処女作に挑戦しています。色々調べてみると諸説はあるものの難易度的には、マフラー<キャップ<手袋<靴下<セーターという感じっぽいです。マフラーは(模様などの凝った事を考えなければ)ひたすら平面を編んでいくだけなので一番簡単。キャップは輪を編んでいく点で難易度プラス。手袋は輪+細かいパーツが多いのが加点要素だけど、個々のパーツは単なる円筒なので全体的における難易度の位置づけは中堅クラス。靴下は踵やつま先の処理が意外に面倒でなにげに難易度が高い。セーターはとにかく大きい&パーツごとに色んな技術が必要でコレを編めれば多分一人前、みたいな感じでしょうか。

処女作としてはマフラーを選ぶのが安全なんですが、マフラーはそんなに使わないうえに手持ちのが結構あるので、今回はキャップを選択。色はどうせ完成度の低い物しかできないので、上手くなった時に使いようのない色ということでビビッドな深緑色。円周52cmの輪を30cmの高さでオールメリヤス編み、端にタコ糸を通してギュッとまとめ、先端にポンポンをつけるというのが基本構造です。感想:意外に早く編める。編み物を全く知らない状態だと、相当時間がかかるんだろうな位にしか思っていなかったんですが、実際やってみるとこのキャップなら通算で5〜6時間くらいです(慣れてくると多分もっと早い)。毎日1時間ずつやっても余裕で1週間かからない感じです。そして、やっていると一種のトランス状態になってきます。チベットかどっかでマニ車(?)をグールグル回しておかしなテンションになっている映像を見たことがありますが、あんな感じ。今回のキャップは78目×60段で編み目の総数は4,680。糸の色や編み方を変えて変化を持たせたりはしていないので、4,680回延々同じ編み目の繰り返しをしていれば、そりゃトランス入るよねという感じ。

次回作の展開としては、色を変えて模様を編みこむテクと編み方を変えてアクセントを持たせるテクを試してみたいと思っています。セーターの袖口などに一般的に使われている二目ゴム編みという編み方が身につけば、結構応用範囲が広がると睨んでいるのです。作品としては指先を切ったアームウォーマー辺りが適任かなぁ。まぁ、楽しみながらボチボチという感じですが。ちなみに、料理は外食よりも自分で作る方がはるかに安上がりですが、編み物は残念ながら買った方がはるかに完成度が高くて安上がりです。ニットキャップを980円で作れなんて言われたら暴動モノ。材料費・人件費・技術料etcで1個5,000円でも安過ぎです。凝った物なら1万円でもギリギリかなぁ…。そのかわり完全に自分好みのものが作れるというメリットはありますが、いずれにせよ編み物は趣味性が非常に高いなと感じます。

18/12/20(Thu)

お節の準備を書いていて思い出したんですが、もう一個作るものがあります。それは年越し蕎麦。私が子供の頃うちで作っていた年越し蕎麦は本当にしょぼくて、茹で麺を軽く温めて味噌汁を飲むのに使っている椀で出すという、年越し蕎麦を名乗るのもおこがましい代物でした。ですんで私はここ5年くらい、もうちょっとちゃんとした物を作っています。まず麺は残念ながら市販品ですが、茹で麺ではなく乾麺を使います。スーパーで売っているのは大体が小麦粉>蕎麦粉の所謂蕎麦フレーバー麺なんですが、本物蕎麦はバカ高い上にそもそも取り扱いがほぼ無いという状況なので、蕎麦フレーバー麺で妥協します。

タレは例年昆布と鰹節から自作しています。大体1ヶ月ほど前に仕込んで寝かせておくのですが、今年は貰い物のうどんについていた液体タレをとっとと使い切りたいので、これで良いかと流用を決定。愛好家には怒られるかもしれませんが、うどんのタレも蕎麦のタレも変わりゃしません。具は例年通りエビのかき揚げ。剥きエビと玉葱を小麦粉でまとめてあげる代物で、最初は散々な出来でしたがここ数年は随分安定して作れるようになりました。やっぱ経験は強い。まとめ:個人的にはおせち料理よりも年越し蕎麦の方がザ・節目って感じがして好きです。忙しくてお節と年越し蕎麦どちらかしか作れないという事態になったら、私なら年越し蕎麦を選びますね。

18/12/19(Wed)

今年もあと10日あまりということで、そろそろ年越しの準備をせにゃなりません。年末といえば大掃除ですが、私は昔から年に1回しか掃除をしなくて済む様な所はそもそも掃除をする必要などない主義なので、やりません。それにそもそも家の中は大体キレイにしている(と思う)ので。そんなわけで、年越しの準備というともっぱらお節になります。とはいえ重箱を作るほど本格的なものではなく、単品をいくつか作る感じで。

まず黒豆は煮ます、コレは絶対。他の例に漏れず完成品を買うとアホみたいに高い黒豆ですが、乾物の状態だと大豆と大差ない値段です。基本はこれを戻してとろ火でコトコト煮るだけなので、何も難しいことはありません。自室でパソコン仕事の傍ら、カセットコンロで作業すればオッケー。うちの台所のコンロは長時間とろ火を続けるとセンサーが反応して勝手に消えやがるので、こういう作業は圧倒的にカセットコンロが向いています。たたき牛蒡もレギュラー。コレ、お節の中で私は一番好きかもしれません。材料から20分もあれば出来てしまうので、作ったという感じがしないのが難点ですが。

数の子には何の思い入れもないので作らなくても良いのですが、どっかから一箱くらい貰い物があるので、塩抜きをしてタレに漬けます。まぁ、年に1回くらいはというノリでしょうか。伊達巻は作ります。はんぺんをフードプロセッサーでペーストにし、卵に溶いて焼いて巻く、簡単です。焼き色をキレイにつけるのはそれなりに難しいですが、良いんです味には関係ないから。煮しめは作らない年の方が多いですね。材料が多くて残った分の管理が面倒臭くてあんまり気乗りがしません。ごまめは最近ダシガラのイリコで作って常備しているので、それを出せば良いかと思っています。尾頭付きじゃないけど、まぁ良いでしょう。錦卵はしばらく作っていたんですが、裏漉しが結構面倒臭い。今年はどうしようかな…。なますや菊花カブは日常的に作っているので流用でよし。おぉ、意外に品数が増えてきたぞ自分って感じですね。

18/12/18(Tue)

年も押し迫ってきたので、甥姪用のポチ袋を作成しました。もう少し先でもいいと思ってのんびり構えていたんですが、数日中に送る荷物に入れるというので急遽。そのせいでろくに案が練れず、以前使ったレシピの使い回しですが仕方がありません。100円ショップなどで買うのが手っ取り早くはありますが、風情がないので私はやりません。年に1回くらいこういうのを作るのも良いのかなと思っています。基本方針は家にあるものを使い回し、なるべく新しい材料は買わないで済ませる、です。今時家の中にはいろいろな物がありますんで、工夫すれば結構いい感じの物が出来るのです。

今回の材料は約20cm四方の天婦羅の敷き紙・お土産か何かで貰った和紙の薄紙セット・液体洗濯糊です。障子張り用の刷毛に糊をつけて敷き紙に薄く均一に広げたら、シワにならないように和紙の薄紙にのせ、空気を抜いてからよく乾燥させます。完全に乾いたら手拭を挟んでアイロンがけした後、15cm角に切り出します。ネットで見つけた折鶴をモチーフにしたポチ袋を作成し、折りが浮く場所に少量の木工用ボンドを仕込んで重しをかけ一晩放置して完成。我ながら良い感じの物が出来たと自負していますが、来年はもう少し早めに準備して違う物を作りたいなぁと思っています。

18/12/17(Mon)

畑のダイコンがちょうどいいサイズを超え始めたんですが、全くもって消費が追いつきません。このままだと中にスが入ってしまいます。正直全部きれいに食べきるのは諦めているんですが、少しでも抗おうと干し大根を作っています。母親もずっと作っていたんですが、うちではずっと輪切りor大きい場合は銀杏切りでした。ですがコレだと一個ずつひっくり返さないといけないのが面倒臭いですし、全国的なトレンドからは外れているので、私は基本的に拍子切りで干します。

作り方は簡単。採ってきた大根の皮をピーラーで剥き、7〜8cmの輪切りにしてから5mm程度の拍子に切り揃え、エビラに広げて天日で干すだけ。毎日取り込む際にエビラを揺すって全体をかき混ぜ、満遍なく乾燥する様にします。大根2本でちょうどエビラ1枚分の計算で、使えるエビラ6枚をフル稼働して作っていきます。乾燥時間は2週間くらいかなぁ…。出来た干し大根は常温保存しておき、戻して煮物で一年かけて食べていく予定。困った時はとりあえず干しとけ、コレ常識です。

18/12/16(Sun)

柚子ピール干してます。うちでは干す系に主に竹製のエビラを使っていますが、今回は金属や樹脂製の網を使います。砂糖が飴状になって表面を覆っているので、竹製の物を使うと後片付けが大変なのです。昼間は外に出す→夜は片付けるを様子を見ながら3〜4日、表面に指で触ってもべたつかなくなったら完成です。で、夕方先日取り込んでテーブルの上に置いて2時間ほど目を離したら、数個が外に飛び出ていました、ネズミかー。潔癖症の人なら全廃棄案件でしょうが、私の場合は継続します。流石に歯型のついているヤツとかあれば捨てますが。

仕方がないのでダンボールを組み立てて夜の間はその中に仕舞う事にしたんですが、朝起きてチェックすると、中でいくつかこぼれとる…。蓋の上には重しをしてあったので、考えられるとすれば持ち手としてあいた穴からの進入でしょう。20cm位の位置にあって、流石にコレは無理だろうと思ったんですが、全然無理じゃありませんでした。ガムテで塞がにゃなりません。流石は弥生時代から人間様を困らせてきた動物、小回りの効きっぷりがハンパないです。それにかなり賢くて、粘着ボードの罠を仕掛けても滅多にかかってくれません。夜中には外に食べ物を出さないというのを徹底しているんですが、今回のようにちょっとでも隙があると狙ってくるんですよね、敵は手強い。たまに石鹸も齧られているんですが、流石に石鹸を毎日片付けるわけにも行かず、こんなの食って美味いんかなといつも思っています。

18/12/15(Sat)

柚子を10個ほど貰いました。毎晩サラダ代わりに冬野菜の小鍋を作っているので薬味として使いたいと思うのですが、1個で10日分以上あるので10個も要りません。柚子で加工食品というと柚子味噌ですが、正直作り飽きたのと(誰も言わないけど)柑橘類の酸味ってご飯とそんなに相性良くないんじゃね?と思っているので作りたくありません。柚子玉(丸ごとの柚子の中身をくり抜いて柚子味噌詰めて干すヤツ)はハッタリは効きますが所詮柚子味噌なのでわざわざ作ってもなぁ…という感じ。というわけで、色々考えた末に所謂オレンジピールを柚子で作ってみることにしました。どうせ同じ柑橘類だからいけるやろ。

1. 柚子は4つ割りにして中身をくり抜き(くり抜いた果肉・種は使わないので、絞って果汁だけ回収して他で使う)、更に3等分して細長い形にします。ひたひたの水を注いで火にかけ、沸騰したら弱火で5分→茹で汁捨てるを3階繰り返します。2. ココで計量。重量の8割の重さの砂糖を3等分し、1/3を加えて半日ほど放置・馴染ませます。3. 点火。蓋して弱火で30分→更に1/3を加えて蓋して弱火30分→最後の1/3を加えて蓋をしないで弱火30分。3. ザルにあけて液体分を切り、網に並べて数日干した後、チョコレートでコーティング。真面目に作るとかなり大変ですが、食事の準備や後片付けの段取りに組み込めば、負担感はそんなでもありません。

東京時代に近所で結構有名なお菓子屋さんがあって、オレンジピールを売ってました。コレぼったくりやろと思う値段でしたが、自分で作って売る事を考えると、アレくらいの値段をつけないとやってられないんだなーと思います。とにかく面倒臭いんです、オレンジピールチョコ。バレンタインに手作りのオレンジピールチョコを貰った男共はかかった労力に思いを馳せて感動すべきだと思います。気軽に貰うにはちょっと重過ぎるお菓子なので、貰ったら覚悟すべきでしょう。

18/12/14(Fri)

畑の金柑がえぇ感じに色付いてきて、ヨシヨシと思っていたら先日、その金柑の樹から大量のヒヨドリ?が飛び立つのを目撃してしまいました。かなり喰われとるがな…。従来の計画ではある程度まとまったら収穫して砂糖煮なりジャムなりにしようと思っていたんですが、そんな悠長な事を言っていたら全部喰われてしまいます。そんなわけで、こまめに少しずつ収穫するスタイルに変更。でも、これだと冷凍貯金でもしない限りジャムが作れないんですよね。1回の収穫量が200〜300gなんで、この量でジャムを煮るのはちょっと厳しい。

というわけで、困った時はとりあえず干しとけ。5mm幅にスライスし、ザルに広げて乾かします。作業を始めた時は乾いたら蜂蜜にでも漬けるかと思っていたんですが、乾いた感じが意外に美味そう。なんで、とりあえず第一便は小さくカットしてパウンドケーキの具材に使う事にしました。2〜3回はコレで貯めておき、あとは当初の予定通りの蜂蜜漬けで。この樹もずーっと放置されていたので枝が混み合って大変なことになっているのも課題です。ネットで調べると金柑の選定時期は3月ごろ。難易度としては易しい方に入るらしいので、来年暖かくなったらやってみようと思っています。

18/12/13(Thu)

畑から生姜を掘り出してきました。生姜はメインで食べる食材じゃないので、こんなに作らなくていいとずっと言っているのに、年寄りは聞く耳持ちません。私の概算だと年間1kgもあれば余裕で足りるんですが、今回掘ってきたのは3〜4kg。どうせぇっちゅうねん。今までは困ったらとりあえず冷凍だったんですが、冷蔵庫の数を3台から1台に減らしたので、そんな無駄な事に使うスペースはありません。したがって基本は乾燥ですが、全部干すのもアレなので、一部はジンジャーエールの素にします。

砂糖1kg(1袋丸ごとなので計量不要で楽々)・水1Lを鍋に入れて火にかけます。沸騰して砂糖が溶けたら、皮ごとやや厚めのスライスにした生姜を投入して弱火で30分。火を止めて固形分を網杓子で掬い取り、蜂蜜50ml・クエン酸小匙1を加えて溶かし、熱湯消毒した瓶に詰めて湯煎からの蓋固定とジャムに準じた密封をします。あとは飲みたい時に炭酸で割って氷浮かべるだけ。粒胡椒・鷹の爪・クローブなんかを入れると本格的ですが、材料を揃えるのが面倒臭いし、新規にスパイスを買うと使いきるのが大変なのでやりません。

残りの内約1kgは干します。生姜は乾くとかなり体積が減るので、本気の薄スライスにするとペラッペラになり過ぎます。ですんでスライスは3〜5mmの割と厚めに。エビラに広げて日当たりのいい場所に1週間も置いておけば、カラッカラになるので、保険のための乾燥剤と一緒に適当な容器に入れて常温保存です。豚肉の生姜焼きなんかにも普通に使えるので便利っちゃ便利。ココまでで約半分。ジンジャーエールの素はもう適当な大きさの瓶がありません。このために新規に買ってくるのもアレだし多分使い切れないのでやりません。となると安全牌は乾燥なんですが、これ以上乾かしてもなぁ…という感じ。食用じゃなく入浴剤用と割り切って乾かしますかねぇ。

18/12/12(Wed)

昨日の文章を読み返して、必要度の高いアイテムがもう一個あることに気がつきました、オーブンレンジです。白米は冷めた方が美味いという主義の私ですが、今主食にしている玄米は冷えた状態だとちょっと食えたもんじゃありません。温めるのは蒸し器を使っても出来るんですが、コンロが1つ占有されるのでやっぱり電子レンジがベターです。あとオーブン。使用頻度は高くありませんが、オーブンじゃないと出来ないレシピってのが一定数あるので、コレがないと料理の幅が結構狭まってしまいます。やっぱりオーブンレンジは必要。うちにはオーブンレンジの他にトースターもありますが、こっちは要らないかな。元々パンを買って食べることが皆無なうえに、トースター的な機能はオーブンレンジのグリルモードで補えるので。まぁ、機能が少ない分壊れにくくて手軽っちゃ手軽ですが。

ところで最近ジャムセットを貰いまして、パンを買ってまで使うのはアレだなと思い、パンって自分で作れないの?と思って調べてみました。コレがかなり面倒臭い。一次発酵・二次発酵・ベンチタイムetcととにかく待ち時間が多い。上手い事家事の段取りに組み込めればいけるかもしれませんが、これだけの手間隙かけて作るほどのものかというと、私としては却下という結論になりました。主食としてはご飯やパスタの方が遥かにお手軽です。全体的に固めのカンパーニュとか正直興味はあるんですが、かける労力と結果が釣りあってません。まぁ、趣味として楽しむにはちょうどいい面倒臭さかなと思ったんですが、私他にも色々趣味があるんで今の所は。

18/12/11(Tue)

昨日の続きで要らない電化製品を挙げていこうかと思いましたが、やっぱり止めます。考えてみると、要らない製品の方が圧倒的に多数なので、要る製品の方を挙げた方が手っ取り早いかなと思ったので。というわけで、必要な家電1. 冷蔵庫。コレは必須です。世の中には乾物などを利用して冷蔵庫無しで3食やりくりしているツワモノがいると聞いたことがあります。私もやってやれない事はないでしょうが、保存が出来ないとなると特に冬場以外、食卓に上る皿の数が激減します。冷蔵庫は24時間稼動していて結構電気を喰っているんですが、こればっかりは必要経費だと思っています。

2. パソコン及び通信関係の周辺機器。言い過ぎかもしれませんが、パソコンは世界に対する窓です。コレがないと無論この日記も書けませんし、調べ物の効率もガタ落ちです。アメリカでトランプがどうしてるとか、私の日常生活には毛ほども関係ないので、ニュース関係は切ってもいいのですが、レシピ・庭木の選定方法・布別の洗濯方法など、身の回りのちょっとした事を簡単に調べられるのは素敵。図書館に行って本探して…とかやっていたら時間もかかるし、そもそも最初からやる気をなくしてしまいます。ネット環境は超必要です。

3. 灯り各種。日の出と共に起き、日の入りと共に寝る生活なら不要かもしれませんが、やっぱり灯りは必要。ただ、最近DaisoでLED電球が100〜150円で売られているのを見つけたので、家の中の白熱球を少しずつ置換していこうとは思っています。消費電力が60W→5W弱で明るさが変わらない、しかも1球150円+消費税となれば失敗してもダメージは少なく、やらない選択肢はないでしょう。あとは、総じて要りません。全く要らない物から時々使うけどなくてもほぼ困らないモノまで、要らない度はそれぞれ違いますが、要りません。たとえば、炊飯器:鍋で炊く方が美味いし早いから要らない。メリットはタイマー炊飯のみだが、それだって段取りをキチンと考えれば不要。洗濯機:風呂の残り湯を使えば、電気代・水道代(うちは井戸水だからポンプアップの電気代だけど)・布へのダメージなどが浮いてお得。ただ、大物を洗った時のために脱水機能だけは欲しい。暖房系:この辺は比較的暖かく、冬場でも締め切った部屋の室温は10度切らないので、基本的には厚着でしのげます、みたいな感じ。あと30年もしたら私、仙人になっちゃくかもしれません。

18/12/10(Mon)

気に入った物は擦り切れるまで使い倒す主義の私ですが、逆に言えば気に入らない物は新品同様でも即捨ててしまいます。現状うちの中にも捨ててしまいたい物がいっぱいありますが、一人暮らしじゃないのでそうもいかないんですよね。その筆頭がテレビ。大して面白いコンテンツを流しているわけでもないのに、持っているだけでNHK受信料を取られてしまうという悪魔の箱です。まー私も見ている番組はほぼNHKですが、なくなって困るかと言われると全然そんなことはありません。現状テレビを見ているのは1日1時間弱。0655や2355、72時間などは好きですが、放送時間を正座待機するほどでもないかなぁ…。

世の中では4K・8K放送なんてものが始まりましたが、当然私には無縁です。今の画質で十分だもの。そりゃま、極彩色の熱帯の海の中を映すとかなら高解像度のテレビはうってつけでしょうが、そんな番組は多分少数派。ニュースとかバラエティなら現状で何の不自由もありません。それをテレビ買い換えて、チューナー買い足してとかアホじゃないかと思うのを通り越して凄いなと思います。んでまた10年位したら16K放送とか言い出すんですよ、きっと。テレビも、番組表を見てこの番組が見たいと時間になったらスイッチを入れて見る、みたいな運用ならまだ良いのです。私が嫌いなのはBGM的にとりあえずつけとく的な運用で、思考は邪魔されるは電気代はかかるわでもー最悪。私にとってテレビはメリット2・デメリット98位の存在です。

18/12/09(Sun)

昨日の寝袋もそうですが、私はモノを使い倒すのが好きです。ボロボロになって使い切ってから捨てる。今のご時勢、モノが溢れているのでなかなかそこまでは難しいところもありますが、とりあえず頑張る。またそれがモノをあまり買わないというスタンスにもつながっています。ただでさえ直しながら極限まで使うのだから、新しいモノが入り込む余地がないという事ですね。

寝袋の件も割とそんな感じで、大学の時に山登り(なんちゃっての軽いヤツ)サークルに入っていた関係で寝袋は持っていましたが、サークルを止めるとほとんど使うこともなくなっていました。すっかり箪笥の肥やしになっていたんですが、あるとき勿体ないなぁと思い、何気なく布団の中で使ってみたら異常に温かかったのでコレはいけると考えて冬場の必需品になったという経緯です。アウトドアが凄く好きな人でも、年間30回も使ったらかなりな方でしょう。でも私は少なくとも4ヶ月・120日は使ってますからね。使い倒すと言っても過言ではないかと。それでも特に破れもせずにもっているうちの寝袋は凄い。不具合といえば、首元の所にあるマジックテープが弱まっているくらいですが、コレはまぁもう20年以上使っているので仕方がありません。あとは流石のアウトドア仕様、ビクともしていません。この寝袋が本格的に駄目になったら新しいのを買ってまた使うでしょうけど。

18/12/08(Sat)

暖冬だといわれてあんまり寒くなかったんですが、流石に昨夜は寒かった。これから本格的な冬が到来するでしょう。というわけで私の秘密兵器は毎年恒例の寝袋in布団です。もう10年以上やってるんじゃないでしょうか、冬場の寝具はコレ以外考えられません。方法は簡単。普通に敷いた布団の中で寝袋に入る、以上。人間の身体は36〜37度の熱を常時放ち続ける50kg前後の物体です。この熱を上手く利用すれば、冬場とはいえ電気毛布や行火などの外部熱源は不要です。布団は上下に分かれていますんで、中で動くとどうしてもこの熱が逃げてしまいますが、寝袋に入っているとこの熱のロスが最低限になります。顔周辺は流石に仕方ありませんけど、足先や肩など布団ではカバーしづらい部位が完全に包まれていますんで、全然違うのです。

と、周囲に勧めているのですが、今まで誰一人フォロワーがいません。まぁ、かなり貧乏臭いのは認めます。ですが、寝ている姿なんて基本誰にも見せないんだから、格好つけることないと思うのですよ。寝袋in布団は行火などに伴う低温火傷の心配がありませんし、なにより電気代ゼロ。エコを強調する湯たんぽだって何らかの方法で中の水を温めてますから、風呂の残り湯でも使わない限り寝袋in布団に軍配が上がります。そして更なるメリットとして、洗濯が簡単。寝袋は元々がアウトドア用品なので、少し汚れてきたなと思ったら風呂の残り湯でジャブジャブ洗って軒先に吊るし、重力で一番下まで落ちてきた水を時々搾りながら干せば、一日で再使用が可能になります。毛布を洗うよりもずっと簡単。最近地味にアウトドアがブームになっているので、寝袋が家にある人は是非試して欲しいのですが、やらないだろうなぁ…。

18/12/07(Fri)

白菜を貰いました。うちでも作っているのですが、今年は植えた時期が遅かったので食べられるまでにもう少しかかりそうなので助かります。白菜は無限の食べ方がありますけど、私が作るのは主に三つ。1. おひたし。コレが一番好きかもしれません。真ん中の白い部分と外側のペラペラの部分に切り分け、前者は沸騰したお湯で2分。後者は1分茹でます。よく切ってから適当な大きさに刻み、塩・醤油・鰹節で合えれば完成。簡単なのにちょー美味い、私の冬の定番メニューです。2. 浅漬け。ザク切りにした白菜をポリ袋に入れ、塩振って揉んでから半日ほど放置します。結構水が出るのでギュッと絞ってから、昆布・鷹の爪・ミカンの皮などのフレーバーをプラス。タッパーに入れて3%程度の塩水をひたひたに注いで完成。コレも美味い。あとで塩水を注ぐのがポイントで、ただ絞っただけよりもみずみずしい食感が長持ちするので、私はもっぱらこっちです。

3. 鍋。言わずとしれた使用方法。特に白い部分はじっくり火を通してクタクタになるまで待つ派と、歯応えが残っている段階で食べてしまう派がありますが、私は後者です。前者も不味くはないのですが、どこか白菜のポテンシャルを殺している気がして、私はあんまり賛成できません。まぁ、野菜なんて個人個人が好きに食べればいいので、私の戯言と思っていただければ幸いです。

18/12/06(Thu)

父親が割と頻繁に電灯の消し忘れをするのです。特に昼間はそもそも電灯をつける必要が無いのにつける→消し忘れるという意味不明のコンビネーション。母親が生きていた頃は、母親に責任を擦り付けたりしていましたが、現状私は昼間電灯を絶対につけないので、擦り付けが不可になり責任の所在がハッキリしました。というわけで、家中の白熱電球を順次LEDに交換していこうと思います。今回はとりあえず使用頻度の高い2箇所を交換。

恐ろしい事に今100円ショップDaisoでLEDライトを売ってるんですね。40W相当が108円で60W相当が162円。あくまでカタログスペックですが寿命は1万5千時間。これよりワンランク上の寿命4万時間のヤツが300〜400円だったんですが、LEDライトにはハズレもあって運が悪いとすぐに切れるという話を聞いているので、今回は安いヤツで。つけてみた感じは今までの白熱球と全く変わりません。消費電力は40W相当の製品で4.5Wと約1/10。調べてみると白熱電球の寿命は1,000〜2,000時間だそうなので、カタログスペック通り働いてくれるとかなりのコストダウンになります。あとはハズレ球でないことを祈るのみ。

18/12/05(Wed)

なんだか12月とは思えない陽気で調子が狂ってしまいます。昼間は気温が20度程度で、挙句の果てには蚊まで出てくる始末。12月に蚊とかどうなのよと思いますが、出てくるものは仕方ありません。ただ、やっぱり飛び方にキレが無いように思われ、割と簡単に殺虫剤を命中させられるので退治は簡単です。以前は頑張って叩こうとしていましたが、元々運動神経の無さには自信のある私、大概外していました。ですんで今では最初から無理せず殺虫剤。薬剤の霧の範囲に捉えればオッケーなので、外す率が大幅に下がりました。

あと何故か最近室内でよく見かけるのがカメムシ。野菜の天敵ではあるのですが、針を突き刺して樹液を吸うだけなので芋虫系に比べると被害は大きくありません。ただしあの臭いには閉口です。間違って触ったり潰したりすると悲劇なので、見つけ次第適当な紙で押さえて潰して廃棄です。紙はゴミ箱をあさって適当なレシートなどをリサイクル。カメムシは動きがとても遅いので、こんな泥縄方式でも十分間に合います。悲劇な事に先日食べてしまったのですよね…。水菜のおひたしを口に入れたら、どうやら茹でた時に落とせず残っていたようで。確かタイでは高級食材とされているそうですが、あの臭いが口いっぱいに広がり、一瞬でカメムシを食べてしまったと認識しました。すぐに吐き出しましたが、アレはちょっと無理。こういう食材なんだと小さい頃から刷り込んで育てれば別なんでしょうけど。

18/12/04(Tue)

ランニング中に痛めた膝がまだ痛いです。今日で中断4日目。微妙に痛みがおさまってきている様な気はするのですが、まだまだかかりそう。1週間〜10日ってところでしょうか。ウォーキングを中断してみて、あらためてウォーキングってなかなかいい習慣なんだなと自覚しました。体調がいい云々はもちろんですが、一日のリズムが作れるってのが非常に大きいです。漠然とした表現ですが、朝歩く事で一日にハリが出る感じ。早く脚を治してまた歩きたいものです。でも、ランニングはしばらく封印ですね。傷める度に1週間中断じゃやらないほうがマシです。

本当は炎症がおさまるまでなるべく安静にしておいた方が良いのでしょうが、庭の草むしり&落葉拾いは割と待ったなしなので毎日やってます。歩くのが一番辛くて、しゃがむのはそうでもないので、思ったほどは苦にならない感じ。12月に入って流石に葉も落ちきったかと思いきや、まだちょいちょい葉を落とす樹があるのです。雑草も今年は暖冬のせいか冬場にしては生えてきてまして気が抜けません。いずれにせよ、失ってはじめて分かる健康の有難味ってやつを痛感する今日この頃です。

18/12/03(Mon)

最近庭の草むしりに加えて畑の草むしりまでするハメになりまして、雨が降るとほっとしている自分がいます。無心になれる時間でもあるので悪い事ばかりではありませんけど。んで、そんな時に必須なのが軍手。庭は基本苔むしているので素手でも大丈夫なんですが、土がむき出しの畑を素手で草むしりすると、爪が真っ黒になるのは勿論、指先から脂が失われ割れて痛いので軍手は必需品です。そして1日使うと泥まみれになるので洗濯必須。私は自分の下着類を入浴の際の残り湯で洗ってしまうのですが、その際に一緒に洗ってしまいます(泥まみれなので、下着類とは完全に分けますが)。

畑の泥汚れは完全に水溶性なので洗剤は要りません。お湯でジャブジャブと3回くらい洗えば結構キレイになります。んで臭いや汚れが気になる場合には都度洗剤や漂白剤を使う感じで運用。あとは良く絞って乾かし、穴が開いていたらこのタイミングで補修。軍手ってヘビーに使うので結構穴が開くんです。特に右手の親指・人差し指の先。あんまり穴が開くもんだから、昔妹がハマって大量に買い込んだままになっているフェルトを縫い付けたらどうだろうと実験中ですが、まだ始めたばかりなので効果は不明。軍手には左右が無いので、どっちにつけても対応できるよう指先にUの字に縫い付けてみたんですが。いずれにせよこういうちょっとした工夫って面白いですよね。

18/12/02(Sun)

先日鳥の照り焼きを作りまして、普通に身を食べていくと皿に汁が残ります。いつもはコレ皿を洗うときに捨ててしまうんですが、ふとコレをご飯にかけて食べたら美味いんちゃうか?と思いつき、小さなタッパーにとっておきました。で、翌日温かいご飯にかけると予想通り激ウマ。固まった脂と煮凝り状になった醤油味醂ベースに鶏の旨みが溶け込んだの甘辛タレがご飯の熱でじゅわーっと溶けて、そりゃ不味い筈ありませんよね。食ジャンルの1つとして貧乏飯というのがありますが、コレなんてまさにそれだと思います。次からはタレをとっといて翌日食おうとそう思いました。他人前ではちょっとはばかられる食べ方ですが、家での食事の際に他人がいる機会なんてまずありませんから、無問題です。

ちなみに私が日頃やってる貧乏飯というと、大根の菜飯でしょうか。大根の葉っぱを軒下に数日吊るして水分を飛ばしてから塩もみした後、乾燥したミカンの皮の千切り・鷹の爪・昆布を加えて甘酢で合えたものをご飯に混ぜます。大根の葉っぱは遺憾ながら全部食べきることは出来ずほとんど捨てている状況ですが、せめてこれくらいはとサルベージしているのが10%位かなぁ…。普通に美味いんですが、そんなに量を食べられる物ではないので、こんな歩留まり。かといっておひたしにするには固過ぎるし、大根の煮物に入れるのも限界がありますしね。この辺は割り切るしかないのかも。

18/12/01(Sat)

最近よく行くディスカウントスーパーで鰹のアラを見つけて買ってきました。アラと言ってもタタキを作った際に取り除いた血合いの部分で、骨はほとんどありません。300g位入ったパックで50円。コイツを一口大に切り分けまして、おろしたニンニク・醤油・味醂に半日漬け込み、水分を拭き取ってから小麦粉はたいて焼くと魚というより肉っぽい感じで結構美味い。本当はマグロの血合いアラでやると最高なんですが、アラは出るのが不定期なので狙って作れるとは限らないのが難点ですね。

ところでうちの母親は基本的に毎日スーパーに行って買い物をしていましたが、私は出来るだけ買い物に行きたくない派です。買い物に行くと行き帰りの時間も含めなんやかんやで最低1時間はかかります。そこに毎日1時間使うのは、私にはちょっと無理。というわけで現状買い物は週に1.5回位のペースです。そのかわり、その機会は逃さず使わないといけないので、日頃過ごしていて“あっ、アレ買わないといけない”と思ったらすぐに所定のメモ帳に記入。買い物には必ずこのメモ帳を持参します。野菜は現状畑にいっぱいあるので買う必要なし。肉は業務用スーパーでまとめ買いして1回分ずつ小分け冷凍するので滅多に買いません。魚は週に1.5回の買出しの際に良さそうなのを見つければという感じ。乾物系や洗剤なんかの補充はストックを見つつ最低限に、という感じの買い物生活です。

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