2020年12月

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20/12/31(Thu)

先日昼過ぎから私の好きな番組の“72時間”から今年放送した中で人気のあった回を10本連続放送という無茶な企画をやっていました。ここ数年毎年放送していますが、私はちょっと無理です。放送自体は大好きなんですけど、結構重い話が多いので1本見ただけでお腹一杯になります。それを10本連続とかどんな拷問だよと思ってしまうのですよね。ただ誤解しないで欲しいのは、番組自体は大好きだという事です。毎週欠かさず録画して見ているくらいですから。ただ、10本連続は無理だというだけの話です。

テレビ番組といえば、割と前から一部で話題になっていた“岸辺露伴は動かない”。アレを実写化とか大丈夫か?と思いつつも、私の世代(40台)の男性なら8割以上が読んだことがあるであろう超有名漫画のスピンオフということで、結構楽しみにしていました。3夜連続でまだ1本目しか見ていないのですが、面白かったです。高橋一生が予想以上に露伴していて、良い意味で裏切られました。残りの2本が楽しみです。“昨日何食べた?”程ではないですが、実写化としてはかなり成功なんじゃないでしょうか。

そういえばテレビ関係で先日驚いた事がありました。私の大好きな番組で月〜金夜23:55分から放送している2355という番組がありまして、木曜日の“トビーの映画音楽の夕べ”というコーナーが特に好きなのです。元々5分しかない番組の中のミニコーナーなので、わずか1分ほどなんですけど、素晴らしいの一言。そのコーナーのBGMとして流れているクラシックの曲名がふと気になってググってみたら、2355と打ち込んだ次点で候補ワードに“2355 トビー 曲”というのがトップで出て来やがりました。皆考える事は一緒なんだなーと思いましたね。

20/12/30(Wed)

例年この時期になると数の子を貰っていたんですが、今年は諸事情であてにしていた先から貰えませんでした。個人的には数の子は割とどうでもいい存在なので、無ければ無いで別に良いか…と思っていたんですが、おせち料理の中でダントツトップに数の子が好きな父親の強いリクエストで買うハメに。今まで何だかんだで貰い物で済ませていたので、自分で買うのは初めてなんですが、数の子って高いんですね。吃驚しました。キレイに並べられた箱入りはそんなに食べないだろうって事でパスし、比較的形の良い数の子がバラで150g程入ったパックを買ったのですが、100g700円でした。私の日頃の買い物レートからすると、超高級食材もいいところです。こんなん買うくらいなら、牛肉買ってロースとビーフでも作る方がずっと良いんじゃね?とグチグチ考えながら購入。

数の子は大して難しい料理じゃありません。塩抜きして薄皮を剥き、漬け汁にぶち込んで味をしみこませるだけ。塩抜き・味の浸透にそれなりに時間がかかりますが、やっている事の難易度は低いです。でもなー、ホント大した事無い味だと思うんですよね、数の子。

20/12/29(Tue)

あと数日で今年も終わり。世間的には大掃除の時期ですが、私は以前から大掃除はしない主義なので、その点では通常営業です。何で大掃除をしないかというと理由は簡単で、年に1回しか掃除しなくてもいいような場所なら、別に放置でも良くね?と思うからです。大掃除の定番である換気扇は月一のペースで掃除してますし、そのほか気になる場所はインターバルを決めて定期的に手を入れてますんで、大掃除をする必然性がありません。それにそもそも、こんな寒い時期は油系の汚れが固まって落ちにくくなりますし、乾燥で埃が舞うので、掃除に適していないと思うのですよ。というわけで、大掃除はやりません。

年末年始はあんまり特別な事をしない主義なんですが、流石に年越し蕎麦&多少のお節料理は作ります。年越し蕎麦は海老かき揚げ蕎麦がここ数年の定番。お節は黒豆・数の子・紅白なます・叩き牛蒡辺りは定番で作りますが、伊達巻はちょっと迷ってます。もう何年も作ってきましたが、あんまり好きじゃないので作ってもなーという感じ。ですんで伊達巻を外して、今まで作っていなかった田作りでも入れようかなと。パッと見は全く映えませんが、お節って食べるだけじゃなくてそれを作る過程でお正月への心の準備が出来ていくという面があると思うので、別に地味でも良いんじゃないかと思いますね。

20/12/28(Mon)

親戚から山芋的な何かを貰いました。ありがたいんですが、名前がよく分かりません。すりおろして食べると食感は完全に山芋なんですが、形がかなり歪ではありますが球形に近く、細長い山芋とは全然違うのです。ただコレ、食べるのがかなり面倒臭い。必要量だけ切り分けて皮を剥きますが、この時に皮についている土が食べる部分につかないように細心の注意を払います。んじゃ最初に洗えばいいじゃないかと思うかもしれませんが、水をつけてしまうと全体から激しい粘りが出て、すりおろす際に非常に持ち辛くなるのです。山芋Tipsで持ち手の部分だけ皮を敢えて剥かずに滑らないようにするというのが有名ですが、この芋の場合は球形を三日月形に切り出したものをすりおろすので、持ち手を残すように皮を残す事ができません。ただしこの芋、山芋と違って手についても痒くならないのが唯一の安心材料ではあります。

すりおろした芋はそのままだと粘りが強くて食べづらいので、すり鉢に入れて顆粒だしをふりかけ、水を少しずつ加えてすりこ木で伸ばしていきます。勿論本当はだし汁を使うのが正解なんですが、面倒臭いので顆粒だしの元&水でやってしまいます。一気に水を入れると全然混ざらないので、あくまで少しずつ加えて伸ばしていくのがポイントです。そうしていい感じの粘りになったところで小鉢に移し、醤油を少しかけて食べるとかなり美味い。美味いんですが、面倒臭さも相当な物です。まぁ、山芋系は全般的に面倒臭いんですけどね。

20/12/27(Sun)

毎年年末になると近所のおっちゃんが冷凍のカニ脚を持ってきてくれます。水産関係についているお子さんがいてその伝らしいのですが、有難いことです。んでこのカニ脚をどうするか…。カニグラタンやサラダも一瞬頭をよぎりはするのですが、結局水炊きに落ち着いてしまうのですよね。

ところで、鍋といえば定番なのが〆は何か問題です。雑炊とうどんが二強で伏兵がラーメン、というところでしょうか。ですがうちは昔からそのどれでもなく、〆は無いというスタイルでした。んじゃどうするかというと、単に捨てるのです。水炊きを食べ終わった後の残り汁は全て排水口行き。しかし、外の食生活も色々と経験した現在ではそんなもったいないことはできません。ただ、水炊きを食べ終わった時点で結構お腹一杯になっているので、私の場合は翌日の昼食にカニ雑炊というパターンが多いです。ちなみに重要なのは卵を使わないという点です。卵ってそれ自体の風味が実は結構強くて、カニが負けてしまう気がするのですよ。ですんで味付けは塩のみで薬味として葱を少しだけというのが私の定番スタイルです。ちなみに父親は従来の伝統通り、残り汁は食べ物ではないと思っているので、雑炊は私の独り占めです。美味いと思うんですけどね、カニ雑炊。

20/12/26(Sat)

ずっとamazonで買おうと狙っていた風呂用の温度計ですが、買いたい物がちっとも2,000円に届かないので、結局ヨドバシで買いました。ネットでAmazonだと安い商品は複数買いしないといけなくなったり、合計金額が2,000円を超えないと送料がかかるので使いづらい反面、ヨドバシだと送料無料で頑張ってるという情報を得まして、見てみると実際そうだったので浮気したのです。Amazon一強に食い込むためにかなり無理をしているとは思うのですが、さてどうなるでしょうか。例の温度計ですが、比較してみるとAmazonで突然値段が下がっており、その差は100円以上になってました。でも、450円が350円になったレベルの話なので、これ以上待つのも不毛だと思いヨドバシを使いました。

んで使用感ですが、予想以上に快適です。いままで熱い…ぬるいと感覚的にしか把握できなかった湯温がキチンと数字に分かるようになったのは、想像以上の安心感をもたらしてくれました。というわけでクソ寒い昨今、41〜42度のお湯に10分浸かるという運用をしています。ですが、この10分が結構辛い。辛いと思ってタイマーを見ると大体6〜7分といったところです。ですが、コレだけ浸かると明らかに湯冷めしません。今までの湯に浸かるのは1分以内という頃から比べると、湯上り感が全然違うのです。まぁ夏場は流石に厳しそうですが、寒い間はこの運用でいってみたいと思っています。

20/12/25(Fri)

朝は自家製のパンに自家製のジャムを塗って食べるのが習慣になっているんですが、最近使っているのはジャムではなくオリーブ油に漬け込んだドライトマトです。あまり深い考えは無くて、ジャムなんかのストックを置いてあるスペースでなんとなく選んだのがドライトマトの瓶だったというだけの話なんですが、コレが美味い。薄々感じていた事ですが、私が焼くリーン系のパンには甘いジャムよりもオリーブ油&塩味の方が絶対にマッチします。

私がジャムを使うのは朝食のパンに塗る時しかないので、今後オリーブ油の出番を増やすと必然的にジャムの消費量が下がります。それをどうするか…。私の場合ジャムは作りたくて作るというよりも、大量の果物を貰ってしまってその保存目的で作る場合がほとんどです。それがジャムを作らないとなると、乾かすしかありません。冬場はドライフルーツを作るのに何の問題も無いんですが、干していると乾く前に黴が生えるような季節に貰った果物をどうすればいいのか。ドライフルーツメーカーを買うというのも一つの手ですが、Amazonでざっと調べた限りだと日本の大手メーカーは作っておらず、イマイチ信頼性の低い評価が目立ちます。どうすっかなー…。

20/12/24(Thu)

今日のメインは冷凍しておいた餃子。薄々感じていたんですが、ひょっとして餃子って作ってその場で焼くよりも、一旦冷凍した方が美味くないですか?並べて比較したわけではないのではっきりした事は言えませんが、何となくそう感じます。というわけで、今後も冷凍餃子は切らさずに作っていこうと思いました。私が買う皮は30個入りで、2人で5個ずつ食べれば他のおかずもあるのでお腹一杯ですから、残り20個は冷凍できます。

ちなみに冷凍ですが、ネットではバットにラップをひいて凍らせる方法が推奨されてますけど、私はラップの完全上位互換のテフロンシートを使っています。元々はパンを焼く際に鉄板に敷く為に買ったものですが、文字通りテフロンなので冷凍に使っても全然くっつかないので非常に便利。コイツをバットに敷いた上から重ならないように餃子を並べ、冷凍庫に突っ込みます。完全に凍ったら収穫してジップロックの袋に入れてそのまま冷凍保存です。凍らせておけば食べたい時に焼くだけなのでとても便利。今回でストックを使い切ったので、近いうちにまた作ろうと思っています。

20/12/23(Wed)

仕込んでいた乾燥リンゴが完成しました。コレで常備しているフルーツバウンドケーキは来年一年安泰です。それで今日は不要になった芯部分でゼリーを仕込みました。乾燥リンゴを作る手順としては、皮・芯付きのまま緯線方向で巾5mm程にスライスし、8割方乾くまで天日に当てます。コレをキッチンバサミで芯をよけながら5mm角程に切り刻み、バットに広げて残りの2割を乾かせば完成。適当に小分けして冷凍保存します。ちなみに最初の段階で8割にとどめておくのは、カラカラにしてしまうとキッチンバサミで刻むのが大変だから&端の部分はそのままだとなかなか乾かないからです。ちょっとした経験の智恵ってヤツですね。

ココで弾いた芯部分はそのまま捨ててもいいのですが、もったいないので私はゼリーにしてしまいます。ひたひたの水を注いで火にかけ、弱火で15〜20分茹でて香りを煮汁に移し、固形分は流石に廃棄します。煮汁に10%の砂糖と食紅をほんの少し加え(そのままだと茶色くて食欲をそそらないので)、再び火にかけて煮溶かしてからゼラチンで固めて完成。感想:わざわざリンゴを買ってきてまで作るほどのものではないですが、廃物利用の一品と思えば十分過ぎるほど美味いです。私は業務用ゼラチンを大袋で買っており、いつでも何でも固められる準備をしていて、こういう時には即出動です。ゼラチンは常備しておいた方が良いと思いますね、マジで。

20/12/22(Tue)

畑にキャベツが山ほどあるので、消費の一環としてコールスローを常備しているんですが、塩揉みしてドレッシングであえるコールスローよりも、一度下茹でするバージョンの方が自分の好みに合ってるんじゃね?と感じ、物は試しと作ってみました。結果:こっちの方が好き。最早コールスローとは呼べませんが、亜種?位にはなっていると思います。

キャベツは葉を一枚ずつ剥がし、真ん中の葉脈を切り取ります。葉脈・葉をそれぞれ別に下茹でし、葉脈は小口切り・葉は1cm角の荒微塵に刻みます。水分をよく絞り、適当なほかの具を投入。今回は刻んだゆで卵・柔らかめに茹でたマカロニ・お歳暮で貰ったシーチキン缶をチョイス。塩胡椒とマヨで合えれば完成です。正統派のコールスローよりもお子様向けな味になっていますが、それが良い。これからも時々作ろうかなと思う程度には美味しいのでオススメです。

20/12/21(Mon)

バスケット編みのミトンが完成したんで次は何を作ろうかなと考え、最近編んでなかった靴下を2色編みで作るとかどうよ、と決定しました。2色編みはバスケット編み同様アホみたいに手間暇がかかるので、使用時の負担が大きくてすぐに穴があく靴下はどうかと思ったんですが、最近寒いんで布団の中だけの限定使用にすれば長持ちするじゃろと思いました。というわけで最初にやる事は編み図の再構築です。

自分の足にあわせた靴下を作る場合、本に掲載された編み図は色んな意味で参考になりません。1. そもそもサイズが違う。本はほとんどの場合女性の足サイズを基準に図面が書かれているので、男性の私がそのサイズで作ると小さ過ぎて快適に履けません。2. 毛糸が違う。一般的に編み物の本では使う毛糸の会社・ブランド・色を全部指定して編み図を描いていますが、いちいちその毛糸を取り寄せるなんてしません。家にある毛糸を使うんだから、その毛糸に合わせて目数を調整する必要があります。また、その毛糸も遥か昔の物で、通常はタグに記載されている何目編めば何センチになるかなどの情報が全て失われているので、実際にテストピースを編んで実測したものを基準に目数を決めていきます。端的に言ってクッソ面倒臭いんですけど、ココでキチンとやっとかないと、履けない靴下を編んで遥かに大きな後悔をするハメになるので、手は抜けません。3. 爪先やかかとの処理が趣味じゃない。靴下のつま先やかかとの作り方はかなりの数の方法があり、それぞれディテールが違います。ですんで、この編み図はいい感じなんだけどかかとの処理方法が趣味じゃないので、そこだけこっちの編み図を使おう…とかなると更に編み図の修正が必要となります。

なーんてやっていると、方眼紙と電卓片手にほぼゼロから編み図を描く事になるわけで、実際に針と糸を持つ前段階で既にかなりの時間がかかります。まぁ、すぐに簡単に出来る物には入れ込めないので、これくらいの面倒臭さ・難易度が趣味としてはちょうど良いのかもしれませんけど。

20/12/20(Sun)

最近は週に1回くらいのペースで厚焼き玉子を作るんですけど、油をひくのに毎回キッチンペーパーを使い捨てているのが気になっていました。野菜炒めやお好み焼きだったら、フライパンに油を垂らした後で傾けて広げるんですが、厚焼き玉子だけは布的な何かで薄く手早く広げてやる必要があるのです。そこで色々考えた末に考え付いたのが、不要になった手拭で作る花です。たこ焼きを作る際に穴の中に油を塗る為の道具がありますが、イメージ的にはあんな感じ。構造は入学式や卒業式なんかでよく使われる薄紙で作る花と同じ物です。

材料は風呂場で使ってすっかりヘタってしまった手拭。一応形は保っていますが、繊維がすっかり弱くなっているので補修用の素材としては使えません。コイツをピンキングバサミでほつれないように6cm巾で切り出し、2枚1セットにして1cm巾の蛇腹に折り畳んでから、真ん中をタコ糸でしっかり固定します。最後に蛇腹から布を引っ張り出して球形の花にして完成。コレなら菜箸でつまんでどの方向からでも油が塗れ、使い倒して全体的にヘタってきたら躊躇なく捨てられます。1枚の手拭から5〜6個作れるので、コスパも上々。作業は簡単なので、テレビを見ながらの片手間で簡単に作れるのもナイス。コレからは切らさないようにしようと思っています。

20/12/19(Sat)

真空パックに詰めて最低1ヶ月は寝かせようと思っていた干し柿ですが、我慢できずに一袋あけてしまいました。感想:くっそ美味い。残念な事に、元から美味かったのか寝かせたから美味いのかがイマイチ判断できませんが、美味い事は事実です。去年は億劫になって作りませんでしたが、コレは来年も作ろうと思わせるには十分な出来です。

ところで、干し柿を自作するとそこまでの手間がよく分かっているので、購入品に比べて一個一個を物凄く丁寧に食べるようになりました。種にくっついているゼリー状の部分は完全に剥がして食べますし、ヘタの裏にくっついた部分は歯でこそげて完璧に食べ切ります。干し柿作り、滅茶苦茶手間がかかるんです。高枝切り鋏を振り回しての収穫→ヘタを残しての皮剥き(多分コレが一番大変)→黴よけの為、熱湯に5秒くぐらせる→紐をつけて日当たり&風通しの良い場所に吊るす→雨が降りそうなら取り込みつつ、毎日表面が破れないように注意しながら優しく揉む、とまぁこんな感じで手間暇かかりまくり。そんなわけで父親がヘタに食べられる部分をごっそり残した適当な食べ方をしているのを見ると殺意が沸きます。作った人の前で干し柿を食べる機会があったら、めっちゃ丁寧に食べた後、(嘘でもいいから)とても美味しかったと言いましょう。それが最低限の礼儀です。

20/12/18(Fri)

畑のキャベツがいい感じに育ってきたので、コールスローは常備しているんですが、今回は今シーズン初のロールキャベツを作りました。ロールキャベツは見た目こそ手が込んでいるように見えますが、実は簡単な料理です。シャトルシェフを使えば時間もかからず、しかも材料費は格安。今回のは大人の拳大の特大サイズが8個で多分300円弱とクッソ安いです。

キャベツから外側の大きな葉をなるべく破らないように注意しながら剥ぎ、塩を少し加えた熱湯で2分茹でて水にとります。そしてまな板にのせて高くなった葉脈部分をナイフで削ぎとってキャベツ側の下処理は完成。タネは合い挽き肉・炒めて荒熱をとった微塵切り玉葱・牛乳でふやかしたパン粉・刻んだキャベツの葉脈をよくこねたもの。コレを葉の数だけ等分し、キャベツの葉で包んで楊枝で固定します。レシピによっては楊枝を使わないで固定する流派もありますが、どうしても不安定になるので私は楊枝を使います。

包んだロールキャベツをシャトルシェフの底に並べ、水ひたひたにコンソメの元と塩、そしてケチャップをドバドバっと注ぎこんで点火。沸騰したら弱火で10分煮た後、30分以上保温して完成です。感想:普通に美味い。一見作るのが面倒臭そうですが、実際に作ってみるとさほどでもないです。タネはほぼハンバーグですが、ハンバーグは中に空気が残ると割れてしまうのに対して、ロールキャベツはキャベツで包んでいるので割れる心配がありません。空気も抜かなくていいし、玉葱の刻み方が粗くても無問題。煮る系なのでハンバーグのような生焼けのリスクも皆無。今キャベツが安いので、とりあえず作っとけって感じです。

20/12/17(Thu)

早朝ウォーキングが金属ゴミの収集日だとちょっとワクワクしながら歩きます。もう積極的に欲しい物はないんですが、何かないかなーと思って歩いていたら今日、あと一つだけ残っていた積極的に欲しかった物を遂にゲットしました。それは28cmの鉄製中華鍋。状態はとっても良くて、鍋の縁に多少の焦げつきがあるだけで錆は無し。焦げつきはコンロで炙って焼ききってやれば簡単にキレイになるので、再シーズニングをすれば新品同様になるでしょう。Amazonで同等品を検索したら4,000円強。コレも私の日頃の行いが良いおかげに違いありません。

今後の予定ですが、金属ゴミの日が楽しみなのは変わりませんけど、特に欲しい物は無くなりました。敢えて言えばステンレスのボウル。サイズが良ければあと1〜2個欲しいんですが、安物だとすぐに錆が出るので使い物になりません。ですが、私はそこまで目利きじゃないために、実際にしばらく使ってみないと物の良し悪しがわからないので、多分拾いません。勿論買うのが一番手っ取り早いんですけど、手持ちの個数で回せなくはないので、わざわざ買うほどの物ではないって感じ。今朝はかなり良さげなステンレスのザルがあって少し迷いましたが、二つは要らねーなと思ってスルー。バット系はもう少し欲しいので拾ってしまうかもしれませんけど、何故かバットは汚れが酷い物が多くて、キレイにするのが面倒なんですよね。本当は金属ゴミを拾ってくるのは駄目なんですが、転売するわけでもないですし、年に1〜2回の事なので見逃して欲しいと思っています。

20/12/16(Wed)

毎朝約7kmのコースを1時間半かけて歩くわけですが、その間何考えてるの?と先日知り合いから訊かれました。思い返してみたんですが、9割方何も考えていません。残りの1割はその日の食事準備の段取りを考えている事が多いです。白菜系の常備菜がなくなりそうだから、今日はおひたしを補充するんで、午前中の草むしりのついでに収穫してきといて昼食準備と並行して途中まで下処理しとくか、とか。でもそれはあくまで1割に過ぎず、残りは基本的に無です。

ラジオや音楽は基本的に聴きません。イヤホンを耳に突っ込んでいると、自動車やバイクの接近音が聞こえないのが怖いので。この辺は都心のように車道と歩道がはっきり別れていない場所の方が多くて、更に最近は日の出前の真っ暗な時間帯から歩き始めるので、安全第一ということでラジオや音楽は無しです。人通りが少ないのに油断しているのか、赤信号を無視して突っ込んでくる自動車とかが珍しくないんですよね、死ねばいいのに。退屈だろうとか持て余すだろうと言われたこともありますが、ひたすら無で歩いていると退屈を感じる前に惰性で7km歩き終わっている感じ。ただ、早朝ウォーキングは気持ちがよく、朝一でリズムを作るのに大きな役割を果たしてくれています。雨が降って歩けなくて二度寝した日はその日一日の生産性が落ちます。まぁそれはそれで気持ち良いんですけどね。

20/12/15(Tue)

畑の金柑がいい感じに色付いてきたので、とりあえず第一弾として1kg弱を収穫してきました。この金柑は酸味が強いので、生食は出来なくもないけどちょっと辛い。こういう酸味の強い果物の利用方法は、大雑把に言って乾かすか大量の砂糖で煮るかの二択です。金柑の甘露煮も嫌いじゃないんですが、結構な量の砂糖(果実の50%)を使うので見るからに身体に良くありません。例年少しは作るんですけど、主力は乾燥金柑のほうです。

金柑を干す際の最大のポイントは、手でちぎって収穫する事です。こうする事で90%以上の確率でヘタがとれます。市販品のようにハサミでヘタを残して収穫してしまうと、後でヘタを取り除く作業が必要になって二度手間です。売るんなら鮮度を保つ為にもヘタは必須ですが、すぐに乾かす分にはわざわざつけて収穫する必要はありません。採ってきた金柑は水に漬けてしばらく放置します。こうすると表面についた極小のカイガラムシ的な何かが窒息して死に、少しこすれば簡単に落ちるようになります。全体をキレイに拭いたら3mm程度にスライスし、ザルに広げて天日に当てます。8割方乾いたところで残った種を竹串で押し出しつつ、キッチンバサミでパウンドケーキ用に小さく切り刻み、再びカラカラになるまで干せば完成。ポリ袋に密封して冷凍庫で保存します。来年は余った前年分を全部ぶっこんでシュトレンを作るのも悪くないと思いついてしまったので、今年は少し多めに仕込もうかと考えています。

20/12/14(Mon)

庭のスイセン球根撤去がやっとひと段落。ここ最近はずっとツルハシ振り上げて作業していたので筋肉痛が酷く、やっとこの状況からオサラバ出来るとほっとしています。ところで以前ココに書いたんですが、ツルハシは意外に使い勝手が悪いのです。振り上げて自重で落とすので破壊力は抜群なんですけど、振り下ろすのにそれなりのスペースを必要とするため、振り上げる場所の上に庭木がかぶっていたり、庭木の根元にスイセンが生えているような場合には使えませんでした。でも、そういう場所にも撤去したいスイセンは一杯あります

最初は小型のスコップでちまちま掘っていたんですが、正直やってられません。そこでふと思いついて投入したのが、最近は全然使ってなくて納戸に放置されていた土木作業用の鉄の棒。長さ120cm・直径3cm程の中まで詰まった鉄の棒で、先が気持ち尖っています。コイツを振り上げて狙った場所に打ち込みます。何度も打ち込んでいい感じの深さになったら、後はてこの原理で球根を掘り起こせばオッケー。ツルハシの数分の一程度のストロークしかとれないので一発の破壊力はお察しレベルですが、まっすぐな棒なので周囲に庭木があってもほとんどのケースで投入可能なのが大きなメリットです。つまり、他に邪魔な物がない場所ならツルハシ、庭木など障害物の近くだと鉄棒という使い分けをすると、いい感じで球根が掘り起こせる事が分かりました。ただ、何度も打ち込まないといけないので、1時間も作業するとヘロヘロになりますけどね。

20/12/13(Sun)

趣味のニットを編んでいて最近思ったんですが、手を動かす事はマジで大事です。ニットは編み図(=編み物の設計図)にしたがって編んでいくんですが、時々その中にイレギュラーな編み方が混ざる時があります。たとえば○×○×という編み地の中に、一箇所だけ○×○○×になっている部分があるとか。何でココだけ○が2つ連続しているのか、編み図を見ながら考えても分からないんだけど、実際に編んでいくとあぁこの○○にはこういう合理的な理由があったのねと腑に落ちます。多分もっと経験を積んでいけば、編み図を見ただけでその意図が理解できるようになるんでしょうけど、今の私には無理です。

ただ、そういう腑に落ちる瞬間がとても気持ちよくて、編んでて良かったと思うのは事実です。先日私が毎週聴いている“地球ラジオ”という番組にドイツ出身の編み物作家の人が出ていたんですが、“女性は可愛い物を作りたくてニットをはじめるけど、男性は技術に興味をひかれてはじめる場合が多い。”と言っていました。私は完全に後者。ニットは一見ゆるふわ系に見えますが、実はゼロイチで管理されるデジタルの要素が非常に強い趣味で、模様の編み込みなんて完全にドット絵の世界です。↑の編み物作家の人が最近は男性でニットを趣味にする人が増えてきたけどまだまだ少ないと言っていましたが、ニットって実はとっても男性的な趣味だと思います。しかも、音が出ない&道具が小さいので夜中にやっても騒音が出ませんし、何なら新幹線の中でも可能。いい趣味だと思いますね。

20/12/12(Sat)

いつものように近所のおっちゃんから鯵×5を貰いました。ありがたいことですが、貰い物は正直メリットばかりではありません。以前Youtubeで女性ピアニストが、“彼氏に突然食事に誘われるのが嫌”と言っていました。その人は朝起きるとその日の予定(何時間も練習したりする)を立ててその通りに行動するので、それを彼氏との食事の為とはいえ変更せざるをえなくなるのが嫌なのだそうです。私もその気持ち、よく分かります。

私の場合、前日の夕食を食べた段階でストックしてある常備菜の残量をチェックし、買出しに行くか否か&翌日はどんな常備菜を作るかを決めます。常備菜に使う野菜の収穫は、午前中に庭の草むしり&落葉拾いを30分ほど行うついでにやってしまいます。あとは、作るものによって昼食準備と並行して下処理→夕食前の準備に作業を割り振ってその日の夕食になります。ところが、魚を貰ってしまうとこの手順を大きく変更しなきゃいけないんですよね。今回の鯵×5だと、鱗を落として三枚におろし、タッパーに並べて塩を振り、ラップをかけて冷蔵庫に入れるまで約20分。他の予定を詰め込んである夕食準備の時間に20分をねじ込むのは結構大変。無理な時は大人しく食事後に回したりしますが。

コレが肉だったら最悪チルドスペースに突っ込んでおいて翌日処理とか出来るんですけど、魚は最低限頭と腸を落とす作業はナルハヤで行わないと鮮度に関わりますし、最悪のケースだと腸内にいるアニサキスが筋肉組織に移る時間を与えてしまいます。魚系の貰い物はスケジュールを大幅に狂わせて仕舞うのが本当に厄介。まぁ、頑張って処理しますけどね。

20/12/11(Fri)

先日Youtubeで私が結構好きな某料理研究家がオススメのキッチン小物をテーマにした動画をアップしていました。どんな道具を紹介してるのかなーと思って見たんですけど、吃驚するくらい心に響きませんでした。そこで紹介されている小物は、お客さんをたくさん呼んで料理を振舞う事を前提にしていたりして、そもそも家に誰かを呼んで一緒に食事する機会がないうちでは全く役に立たないラインナップだったりします。

今回の動画でも思ったんですが、他人に何かを勧めるって難しいなぁと感じます。私にも使いやすい鍋や調理小物はそれなりにあるんですが、それを前提条件が全く違う他人に勧めてもあんまり意味がないんじゃないかと思うんですよね。それって相手に便利になって欲しいというよりも、自分が持ち物自慢したいだけなんじゃないかと。先日の真空パック器もそうですが、少なく見積もっても100人中95人には不要な道具でしょうし。

あと、道具選びは個人の志向が色濃く出ます。私は多用途に使えるマルチツール系の道具が嫌いで、一芸特化・単機能の道具を揃えるのが好み。でも、世の中にはスイスアーミーナイフみたいなマルチツール大好きな人も結構いるわけで、多分私はそういう人とは一生分かり合えませんが、色んな趣味志向があるんだからそっちはそっちで楽しんでおくれ、とは思います。まぁ結局何が言いたいかというと、人それぞれ・皆違って皆良い、ですね。

20/12/10(Thu)

12月の頭に干し始めた干し柿が完成し始めました。自家製の柿なので元の大きさに結構な個体差があり、いい感じになるタイミングが全然違いますが、小ぶりのヤツはそろそろ食べ頃。とはいえ、今回はそのまま食べたりはしません。ネット情報ですが、干し柿を真空パック詰めにして数ヶ月寝かせると味が良くなるという話を読みました。ネットにはガセも多いですが、干し柿の甘さの特徴を考えるとまんざら嘘とは思えませんし、うちには真空パック器があるので、今年はコレをやってみようかと。

真空パック器は買う際にかなり悩みました。用途が非常に限定的なので、こんなの買っても減価償却するほど使うんかいな…としばらく考えた末に、10,000円ちょっとの価格帯のモデルを購入しました。安いのは数千円なんですが、流石にコレは銭失いになりそうなのでパス。んで、買ってから2年以上経ちましたが、買って良かったと思います。確かに日常的に使うものではありませんけど、鷹の爪・ハブ茶・干し柿・干し大根etc、自分ちで色々作っていると、真空パック器の出番はそれなりにありますし、パックするとカサが減る・傷みにくくなる・虫がつかないなど利点は多いです。まぁライフスタイルにもよりますが、乾物系を自作する人だったら買っても良いんじゃないでしょうか。

20/12/09(Wed)

今年冬の庭木の剪定が予想以上に早く終わったので、次は数年ぶりにスイセンの間引きをしようと思い立ちました。うちの庭にはスイセンがあちこちに生えていまして、それが増え過ぎて鬱陶しくなってきたので、バランスを見て処分していこうというのが今回のプラン。スイセンは球根が分裂して増えていくので、放っておくとその場がどんどん混み合っていき、美しくないのです。よってスイセンの間引きはこの球根を掘り起こす事になります。

使うのはツルハシ。ツルハシを狙った球根の少し向こうに振り下ろし、てこの原理で掘り起こしていきます…かなり大変。この方法、他の植物が何もない平面にスイセンが生えていれば効果抜群ですが、全部が全部そんなに上手くいくわけではありません。他の庭木の根の中に球根が入り込んでいたり、他の庭木が邪魔でツルハシが振り上げられなかったり。そういう場合はスコップで地道に掘っていくしかありません。更に、掘り出した球根の処理が地味に面倒です。剪定した枝ならしばらく乾かしてから燃やせばいいですし、一般的な雑草なら積み放置して有機肥料に変えることが出来ます。が、スイセンの球根は水分をたっぷり含んでいるので燃えませんし、放っておけばそこから新しいスイセンが生えてくるだけです。結局、有料ゴミ袋に詰めてゴミの日に出すしかありません。

少し前にテレビで意識高い系の庭デザイナーが“私の設計する庭は一年草ではなく多年草をベースに設計しているので、植え替えの手間がなくて管理が簡単”と言っているのを見て、コイツ頭おかしいんじゃないか?と本気で思いました。確かに多年草は毎年植える必要がありませんが、手間がかからないなんてとんでもない。一度植えた多年草が何年もの間同じ株数・同じ大きさを勝手に維持するなら別ですが、そんな都合のいい植物はありません。環境に合わず消えてしまえば新しく何かを植えなきゃいけませんし、環境に合いすぎてうちのスイセンみたいに爆増したら間引かなきゃいけません。そして一般的に間引くのは植えるよりずっと肉体労働です。

今はもうそんな時代でもないですが、一昔前は庭付き一戸建てが人生の目標みたいに言われた時期がありました。土いじりが好きで庭を維持管理するのが趣味というなら別ですがそうではなく、家を建てるんだからとりあえず庭も作っとこう、みたいなスタンスで庭を作るのは絶対に止めた方が良いと思います。モチベーションが続かずに荒地になるのが関の山ですから。

20/12/08(Tue)

行きつけのホームセンターをうろうろしていたらブラックベリーの苗を見つけました。ジャムとか作ったら美味いだろうなぁ…と思いつつ、衝動買いはしない主義なのでその場では買わずに帰宅。ネットで育て方を調べ、あんまり難しい点はないのでまぁ大丈夫じゃろと思いました。あと、ブラックベリーはツルバラに近い植物なので、育てる場合は棘無しが良いそうなので、ネットで棘無しの代表品種とそれぞれの特徴を調べてメモし、店頭のタグと見比べて購入する苗を決定しました。買った品種はトリプルクラウン。再来年くらいには元が取れるくらいの収穫があるといいなぁ…。ちなみに約1,300円でした。

その足で近所のスーパーに寄ったんですが、園芸コーナーでレモンの苗木が見切り品になっているのを見つけ、ちょっと考えたんですがこっちはそのタイミングで救出してきました、400円。見切られているとはいえ、苗の状態はそんなに悪くないので、こっちは割といけるんじゃないかと踏んでいます。レモンは数年前に苗を買って庭に植えたんですがイマイチ調子が悪く、一応生きてはいるもののほぼ瀕死状態なので、もう1回トライしていようかなと思ったのです。少し大きな鉢に移し、春までは夜間屋内退避で寒さをしのぎ、来年位に庭に移すという感じでいこうかなと計画中。レモン採り放題とか超ロマンなんで、色々勉強しつつ頑張りたいと思う所存です。

20/12/07(Mon)

少し前からAmazonで風呂に浮かべるタイプの温度計を狙っているんですが、欲しい物を合わせても送料無料になる2,000円に届かないので、そのままになっていました。ところが先日近所のDaisoに立ち寄った際にこの温度計の事を思い出し、ひょっとしてあるんじゃね?と思って探してみたらありました。風呂じゃなくてベビーバスに浮かべて温度管理する用途でしたが、まぁ一緒でしょう。というわけで早速ゲット…しようとしたんですが、ちょっと待てよと思い直しました。そこには同じ商品が5〜6個ストックされてて、同じ場所に長時間置かれているんだから、示している温度は同じ筈。あんまり違ってたらやめようと考え、チェックしてみました。

結果:ゴミ以下。最大で6度の温度差があり、話になりませんでした。赤ちゃんを入浴させるお湯の温度を管理する温度計で6度の個体差はあまりに酷い。39度のお湯に入れようと思ったら実は45度だったとか、ありえません。やっぱり100円ショップはよく考えて買わないと駄目だねとあらためて思いました。

110円で非常にお得な商品もありますが、今回みたいにゴミ以下の商品もたくさんあります。私が得意なキッチン関係だと、ステンレス製品は地雷率が高いです。100均のステンレスは、ステンレスの癖にあっという間に錆びる印象です。湿気を残したままで仕舞うと、表面にうっすらと茶色い錆が浮くのですよね。特にガンガン使うボウルなんかはキチンとしたホームセンターで1,000円前後出して買う方がずっと良いです。ボウルはプラスチック製が主流ですが、ステンレスボウルはそのまま火にかけられるので、私は金属製を愛用しています。30年位使ってますけど、まだまだ全然現役。タッパー系も本体は良いんですが、蓋がすぐに劣化して駄目になる印象がありますんで、手を出さない方が良いかも。安くて良い品がそんなに簡単に存在したらたまりませんもんね。

20/12/06(Sun)

タオルやバスタオルってどれ位の頻度で洗う家庭が多いんですかね。家族構成や人数によって全然変わってくると思うんですが、成人2人のうちだと週に一度・毎週土曜日を洗濯の日にしています。勿論翌日曜日が雨の予報だったら予定をずらしますが。洗うのはタオル・バスタオル・各種マット・テーブルクロス・テーブルマットなど。下着系は都度洗うのですが、この辺は毎日洗うほどのものでもないので、土曜日と決めて洗濯しています。

テーブルクロスについては、以前は洗濯不要のビニール地を使っていたんですが、あまりに風情がないので止めました。子供がいる家庭なら無理でしょうが、いなければ手間はほぼ誤差です。それに、毎週必ずテーブルクロスとテーブルマットを全とっかえするのは悪くない気分なので、生きていくために必須というわけではないですが、やって損はないと思います。

あと、割と手を抜きがちなのが食器棚の中に敷いた布。食器棚の中に皿を直接並べると、皿に僅かに残った水分で底板が少しずつ傷んでいくので、それを防ぐために布を敷いているのですが、コレも週一で総とっかえします。また、シンクと奥の窓との間に30cm程の空間があり、ちょっとした調理道具や調味料を置いておくのに使っていますが、ココに敷いた布も週一交換の対象です。これらはずっと同じ場所に敷いていると、布に黒い点々の黴が発生したり、布の下の板やステンレス板に傷んできたりするので、必ず週一で全部洗っています(敷き布は場所に合わせて3セットを自作してローテーション)。意外にやらない家がありそうですが、頻度はもう少し落としても良いので、絶対にやった方が良いんじゃないでしょうか。

20/12/05(Sat)

畑の大根は常備菜のおでんを切らさないようにして需要を必至で維持するも、供給には全く追いついていない状態で、もう諦めました。以前は少しでも無駄を無くそうと干し大根を作っていたんですが、自分がそんなに好きじゃない事を自覚したので、無駄な努力はしない事にしたのです。喰えない分は畑の肥料になるでしょう。そして第二波としてやってきたのが、キャベツ&白菜。どっちも葉物ですが、炒めるという選択肢があるだけキャベツの方が汎用性は高いです。まぁ、春先まで延々と食べ続けるので、どっちもどっちですが。

キャベツで私が一番よく作るのは炒め物です。この時期はお歳暮で貰った高そうな割に大して美味くないハム&ベーコンがあるので、コイツを適当にぶっこんでザク切りのキャベツと一緒に炒めます。一応料理が趣味なので、味付けはテンメンジャンベースでホイコーロー風とかも試してみたんですけど、結局一番飽きずに食べ続けられるのは最も単純な塩胡椒だと思います。ココまで手をかけないと何となく負けた気がするんですけど、美味いんだから仕方ない。簡単過ぎてコツすらないんですが、敢えて言えばキャベツは芯を外して別に刻み、葉の部分と芯の部分の歯ざわりをなるべく揃える事。火は別に強火でなくても構いません。日本人は炒め物で水分が出てべちょっとなることを異様に嫌いますが、私はそれはそれで別に美味いんじゃね?と思ってすらいるので、その辺は個々人次第です。キャベツとベーコンの塩胡椒炒め、料理に慣れた人ほど作らなくなる一品ですが、単純に美味いです。

20/12/04(Fri)

庭木の剪定が一段落したところで、次は地面に近い部分の整備をします。とりあえず分かりやすいのは、枯れた多年草の茎や葉を撤去。花の残骸は都度撤去しているんですが、この時期になってすっかり茶色くなってしまった葉をごっそり片付けます。先延ばしにしていたオシロイバナなんかも一気に片付け。次にロゼットの撤去。庭の所々にタンポポの仲間がロゼットを作っているので、コイツもできるだけ根の深い所から掘り出して撤去します。

一番面倒臭くて嫌だけどやらないといけないのがジャノヒゲの間引き。ジャノヒゲは岩の付け根なんかにグラウンドカバーとして植えているんですが、コイツが増えて過密になったり周囲を侵食したりしますんで、適当に間引いていきます。種が飛んで苔のど真ん中に突然生えてきたりした個体は最優先で撤去。間引き関係だとハランもやらないと…。昔は折り詰めの仕切りに使われていた実用兼観葉植物ですが、今では実用用途はなくなりました。コイツもガンガン増えて過密になるので、適当に間引き。また古くなって茶色い葉っぱは根元から切り取って廃棄。庭仕事、マジでエンドレスですわ。

20/12/03(Thu)

畑のキャベツが採れはじめたので、昼食パスタは開封している分を使い切ったらしばらくお休みし、昼食お好み焼きの季節が始まりました。キャベツは色々な使い道があるとても便利な野菜ですが、その中でもお好み焼きは毎日コンスタントな量を使えるお気に入りの一品です。

キャベツ150gは少し粗めの微塵切りにします(1人1食150gのキャベツが食えるレシピは他に無いんじゃなかろうか)。微塵切りの手順は、軸を外して太ければ2つに割った後で小口切りにし、その他の葉の部分は重ねて1.5cm巾に切り揃え、端から小口に切っていけばOK。生地は卵1個・水50ml・小麦粉50g(全部同量)に塩少々と鰹節を加えてよく混ぜたもの。ここにキャベツを入れてよく混ぜます。ベースはコレですが、気分次第で刻み葱とか他の野菜や肉を入れても勿論大丈夫。後は油をひいて温めたフライパンに生地を流し込み、蓋をして弱火で3分→ひっくり返して蓋をして3分→蓋を開けて少し火を強めて2分。最後の2分の間に表面に刷毛でソースを塗りたくり、皿に盛ってマヨを添えれば完成。あれば青海苔も振ります。あと、肉やエビイカを入れれば勿論豪華になりますが、日常的なお好み焼きとしては野菜のみでも十分可だと思います。この先3ヶ月くらいは毎日お好み焼きの生活だと思うんですが、それだけ焼けば誰だって上手く焼けるようになりますよね。

20/12/02(Wed)

庭仕事のお供に欠かせない携帯ラジオですが、今日はコイツをカラビナで腰に引っ掛けておく為の二代目専用袋を作成しました。2ヶ月ほど前に問題点を洗い出す為にざっくりと初代を作り、実際に使っていく中で必要とされる機能を確定しての二代目です。初代は単純な袋にループをくっつけた物だったんですけど、コレだと色々問題がありました。

1. 大きく作り過ぎました。一般的に小さ過ぎると一発アウトですが、多少大きい分には使えない事はありません。ただし大き過ぎると、作業中に腰をかがめたりした際に、袋からラジオが飛び出てしまう場合があります。ですんで、今回はかなりキッチリサイズで厳密に作り、口にはスナップホックを使った蓋を付けました。コレで絶対に飛び出ません。2. ボリューム調整をしたければ、わざわざラジオを袋から取り出す必要がある。このラジオはイヤホンジャックの差込口を上にして袋に入れると、ボリュームが袋の底側に来てしいます。ですんで、二代目はこのボリューム部分が開いている構造にしました。ただし、そのままだと作業中に何かに触って勝手にボリュームが変わってしまうリスクがあるので、こちらにもスナップホックを使った蓋を付けました。

私が使っているミシンは母の遺品から出てきたもので、母もほとんど使っておらず30年以上放置されて動かなくなっていました。こいつをわざわざ業者に送ってオーバーホールしてもらったので、最低でも3ヶ月に1回は注油&電源を入れて回すようにしています(また動かなくなったら馬鹿みたいだから)。今回は丁度そのタイミングで携帯ラジオケースを作成しました。ちなみに今まで一番作ってきたのはトランクスです。家にある時代遅れのどうしようもない柄の布でも躊躇なく使え、多少しくじっても外からは見えないので無問題。毎日身につけてそれなりに消耗するので、定期的な布の消費も見込めます。今回のように小物を作ることはまずないのですが、小さいと縫う距離こそ短いものの、精密さを要求されるのでトランクスよりも遥かに難しいです。まぁ、その分技術は上がるので損はしてませんけど。

20/11/30(Mon)

週間天気予報を見るとこの先1週間は晴天が続きそうだし、12月に入って最高気温もいい感じに下がってきたので、もう大丈夫じゃろと思い干し柿を作りました。コレで黴たらもう知らん。今年は柿の表年で実った数は馬鹿みたいに多かったんですが、そのせいで1個が小さくなってしまい、干して体積が減る事を考えると止めた方がマシレベルの物が多く、結果的に干せたのは74個です。

干し柿作りは地道な作業の連続です。収穫は熟れ過ぎたのはパスし、まだ少し色が薄くて大きめのものを選んでゲットします。紐をつけるために付け根の枝はT字型に残すべし。皮を剥き、紐の両端で2個ずつ結んで風通しの良い場所に引っ掛けていきます。今回は庭に脚立を2つ立て、その間に竹を渡して干し台にしました。毎日乾き具合をチェックしながら時々揉んで柔らかくする作業は必須。保存は真空パックが最適です。私は乾物系保存のためにわざわざ買ったんですけど、コイツで空気を抜いて冷暗所に保管しておくと、甘味が回って3ヶ月ほどで実にいい感じになります。作業時間は74個で約1時間半。ほとんどが皮を剥く作業です、疲れた…。

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