2024年1月

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24/01/31(Wed)

今日は朝から風邪で喉が痛いです。数日前から父親に同じ症状が出ていたので、ほぼ100%奴からうつされたものだと思います。かかってしまったものは仕方がないので、大人しく治す事にしますが、こういう時にタダでは起きないのがドケチの私。私が風邪をひくのは数年に一度くらいなのですが、こういう時は薬箱の中身を断捨離するチャンスです。うちで使う市販風邪薬は子供の頃から何故かルルと決まっているのですが、あんまり計画性の無かった母親が場当たり的に買ったその他風邪薬もそこそこあります。消費期限はとっくに切れているんですけど、腐るものでも無し、そのまま捨てるのも何だかモッタイナイのでこういう時に優先して使い、将来的には風邪薬はルルだけという状態に持っていきたいと思っています。とりあえず最優先なのは、あんまり効きそうもない葛根湯3袋。コイツはこの機会に使い切ってしまいたいです。

ちなみにカットバンも同様です。母親が存命中は家の中の薬はあまり意味なく3箇所に分散ストックされていたのでダブりも多く、特にカットバンは古くなり過ぎて粘着力が無くなり使えなくなったりしていました。そこで私は家の中の薬品類を一か所に集約して管理しています。カットバンは全部まとめて同じ箱に入れ、いざ怪我をした際には何となくパッケージが古そうなものを優先して開封。使えなかったらそこで廃棄というのを繰り返す事で、カットバンの新陳代謝を図っています。とはいえ、怪我をすることも稀なので、作業の進捗はあんまりはかばかしくないですが、一応前には進んでいる筈。薬もカットバンも思い切って捨てられれば最上なのですが、私の心のリミッターがそれを許さないので、現状ベストの妥協策がこんな感じになってます。

24/01/30(Tue)

最近身の周りの物を直してばっかりいる気がしますが、今日は指無し手袋。フリース製のノーマル手袋を買ってきて、自分の手に合わせ各指先を切ったものを使っています。この季節、家にいる時はほぼ100%身に着けているほど私にはなくてはならない一品ですが、それだけ身に着けていると当然傷んできます。傷むのは物に触れる機会が圧倒的に多い指先の内側、それも特に親指と人差し指は他の3本の3倍くらいの速度で擦り切れます。もう何年も使っているのでいい加減新品にしようかと思う事もあるのですが、この指無し手袋は作るのがそこそこ面倒臭いので、トータルだと直す方が手っ取り早いのです。ちなみに何が面倒臭いかというと、ほつれ止めの作業です。フリース自体はそんなにほつれる生地ではないんですが、手袋は手の甲側と手のひら側の2枚の生地を縫い合わせて作っており、指先を切ることでその縫い目が縫い止め無しの状態になってしまい、そこからどんどん分解していきます。ですんで指5本×両側2か所の10か所を止めないといけないわけで、それが地味に面倒臭いのです。

という事で今回の修理。まずは手袋を裏返しまして、必要な個所にフェルトでパッチを当て、並縫いでガシガシひたすら縫い止めるだけです。摩擦で擦り切れる事を考えると、本当は木綿糸ではなくポリエステル糸を使うべきなのですが、私どうにもポリ糸の扱いが苦手。駄目だと分かっていながら今回も木綿糸を使ってしまいました。1年位でまたやり直しかもしれませんが、まぁその時はその時です。

24/01/29(Mon)

DIYは私の趣味の一つですが、いざ作ってはみたものの全然使わなかったというケースは結構あります…というかそっちの方が多いかもしれません。ちょっとしたものでも作るのにはそれなりの労力とコストがかかりますんで、DIYの手順は以下の様になります。1. 必要性を感じる。2. 頭の中でシミュレーションを重ね、材料・道具を選択する。3. 実際に作ってみて、必要ならば都度リテイクを重ねて完成。という感じ。このシミュレーションはちょっと考えるとかのレベルではなく、モノにもよりますが風呂に入りながら2週間とか普通に時間をかけます。ただ、それでGOを出して実際に作ってみても、使ってみると意外に便利じゃなかったということでお蔵入りになるケースの方が多いです。

そんな私のポンコツばかり作るDIYの中で、ここ数年で一番活躍頻度が高いのが、マヨネーズ絞り出し口アタッチメントです。と、偉そうに書きましたが、大した手間はかかっていません。うちは業務用スーパーで1kgのマヨネーズを買って様々に使っているのですが、問題になるのがぶっとい星形の絞り出し口です。スパサラなんかに調味料として使う場合はこの星型で何の問題も無いんですけど、私が冬場の昼食でよく食べるお好み焼きにかけるには全くもって向いてないです。以前は必要量絞り出してからバターナイフで表面に広げていたんですが、正直風情に欠けます。ですんで作りました。使い終わった蓋の真ん中にドリルで2mmの穴をあけ、周囲のバリをサンドペーパーで除去して完成。コイツをつけてマヨを絞ると、極細の状態でお好み焼きに盛れるので超便利です。うちは毎回同じ店で同じマヨを買っているので、当面このアタッチメントが使えなくなる事は無い筈。

ところでこのアタッチメント、実はリテイク2回目です。1回目は沢山出た方が華やかだろうと、直線上に2mmの穴を3つ開けたのですが、中心の穴からしかマヨが出てきません。両端の2つは中の星形の角部分に塞がれて死んでたんです。一瞬中の星形を切り取ってしまおうかとも思ったのですが、そうすると今度はスパサラを作る際などに出過ぎてしまうという弊害が発生するため、初号機は没にしてリテイクをかけたという経緯があります。とはいえこのアタッチメントはお好み焼きづくりにはもはや欠かせないものとなっており、万が一無くなっても絶対にまた作ると思います。

24/01/28(Sun)

今日は底の剥がれてしまったサンダルの修理をしました。何かにつまづいた拍子に靴底が全体の1/5程剥がれてしまいまして、私の経験上こういうのは早めに処置しないと剥がれた部分がどんどん広がり、いざ修理の際に要求される接着剤の量が多くなってモッタイナイので、とっとと直してしまうに限ります。使うのは近所のスーパーで200円弱で売っている汎用の接着剤。多用途で便利なので、切らさないように気を付けていますんで、すぐに修理を始められます。手順としては接着面をなるべく奇麗に拭いた後、水分が完全に無くなるのを待って両面に薄く接着剤を塗ります。今は気温が低いので長めの10分ほど待機し、軽く触って接着剤が粘着テープの粘着面の様な感触になったのを確認して貼り合わせます。指でよく押して接着面を密着させてから、コンクリートブロック×2を重石にして丸一日放置して完成です。

この、10分ほど待ってから貼り合わせるタイプの接着剤はとてもよく見るタイプで、私が子供の頃からあるのですが、当時は説明書きなど碌に読まず、塗ったらすぐに貼り合わせていた気がします。結果は覚えていませんが、スペック通りの強度は出なかったんじゃないですかね。それが今では、説明書きは割と隅々まで読む派になったのだから、分からないものです。ただ、接着剤の説明は読んでも分からない事が多々あります。特に接着不可の材質について。塩ビ・フッ素樹脂などはまだ分かりますが、ポリエチレン・ポリスチレンなど、ビニールっぽい物質だよなと認識はしていますが、目の前に出されてコレはポリエチレンorポリスチレンと訊かれても答えられません。世の中の大多数は樹脂であることは認識してもそれ以上は分からないんじゃないでしょうか。でも、その違いが接着剤の使用可否に直結するんで、必要な際はネットを見てチェックする私です。

24/01/27(Sat)

先日肩にループをつけてラジオを引っ掛けたという話を書きましたが、実際に数日やってみて不具合が出ました。草むしりの様なあまり身体を動かさない場合は問題ないのですが、毎日の運動として行っているエアロバイクや踏み台昇降を行った場合、肩の辺りのラジオが想像以上に大きく揺れて気になります。対策としてはラジオの本体周辺をパーカーに縫い付けたゴム紐で固定するのが良いんじゃないか…と考えたところで気がつきました。もういっその事、肩にラジオを入れる為のポケットを付ける方が手っ取り早いんじゃないかと。

今までラジオを入れていた袋は自作でカラビナも自分で付けたものなので、どうしてもコレを活用したいという潜在意識があったようです。ポケットを作ってしまえば、今まで使っていた袋はお払い箱になるわけで、それはそれで惜しい気がします。ただ、ゴム案ではラジオのスイッチやボリュームを変える場合、ゴムから外す→カラビナを外す→ホックを外して袋から出す、の3アクションが必要なのに対し、ポケット案ではポケットから出す、の1アクションだけで済むわけで、不具合が無ければどう考えてもポケット案の方が優秀です。世の中には実際にやってみないと分からない事が多々あるわけで、実際やってみてのこう来たかーという驚きはDIYの醍醐味だと言えるんじゃないでしょうか。というわけで、近日中にポケットをつけます。ただ、夏場はTシャツ1枚でウロウロしていることが多いので、Tシャツ前部にポケットを付けるのは怠い気がしたのですが、夏場は大体空調ベストを着ているので、そっちに付ければ良いんじゃないかと今の所は考えています。こっちもやってみないと分かりませんが。

24/01/26(Fri)

本漬け開始から三日目、マニュアルにある4〜5日からは少しフライング気味ですが、漬け込んだ沢庵を味見してみました。結果:普通に美味い。製作開始から10日ほどしかたっていないにもかかわらず、ごく標準的な沢庵の味がします。世の中の意識としては、沢庵は何カ月とかの長い時間をかけて作るものだと思われがちですが、それは多分梅干しと混同しているんじゃないでしょうか(梅干しだって熟成期間を除けば1カ月ほどで出来ますが)。沢庵は10日〜2週間あれば普通に作れます。

そしてもう一つ、世の中的に誤解していると思われるのが、沢庵は保存食ではないという事です。勿論塩をガチガチに効かせれば保存期間は伸びますが、そんな濃度で作ったら食べる前にいちいち塩抜きしないといけなくなります。うちの沢庵の塩分は大根の4%。梅干しが10%の塩で作って保存できるギリギリと言われているのを考えると、4%の塩分濃度の食品なんて条件が悪ければあっという間に腐ります。…実際うちの前ロットは保存中に黒黴まみれになりました。というわけで、沢庵は当座1か月位で食べ切れる少量を作ってサクっと食べ切り、シーズン中に何度も仕込むのが正解だと思われます。

24/01/25(Thu)

昨日の悲劇を大きく上回る大悲劇が発生。口に入れた白菜の漬物にカメムシが入ってました。手につくだけでも本能的に嫌悪感を覚えるあの臭いが口の中で広がるという悲劇。速攻で吐き出してすすぎましたけど、ちょっとやそっとじゃあの臭いは消えません。あんまり悪い事してないのに、神はいないのでしょうか。この漬物は自作でして、正直カメムシ混入を完全に防ぐことは出来ません。白菜でお浸しを作る場合なら、一枚ずつ剥がして茹でたあと水でしめるので、それらの工程をすり抜けてカメムシが口の中にまで到達するという事態はまずありません。ですが、漬物の場合は別。漬物は八つ割にして干したものを漬け込むので、葉の間にカメムシが入り込んでいると、洗っても落ちないですしそもそも見つけられません。市販品でこんなの出たら一発大炎上案件なのですが、無農薬野菜で加工品作って売るとかとんだ無理ゲーじゃないですかね。

ただし、カメムシはタイなんかでは普通に食べられているらしいです。それも結構高級品として。小さい頃からアレは高級食材の味だと言われて育ったらそうなるんでしょう。食文化の違いが争いの素になる場合があるのも分かる気はします。私自身カメムシを食べる事は絶対にありませんが、他人が楽しんでいるのを止める気もないので。いやでも、今回はカメムシという強烈な昆虫だったから気付けたんであって、多分そんなに味のないヨトウガの幼虫とかは普通に口に入っても気付かずに飲み込んでいると思います。お浸しを作る際に良い感じに茹でられているのを見かける事が時々あって、見つけたら当然取り除いてますけど、葉の間に入って気付かなかったケースもあると思うのです。まぁ、あんまり深く考えない事ですね。

24/01/24(Wed)

悲劇、断線を修理したイヤホンが修理10日目?にして再び断線しました。私の修理技術が拙いのが一番の原因なのは分かっていますが、そもそもイヤホンを使う事に無理があるのだと思います。直径1mm程の線がダブルになっているコードを剥くと、それぞれの中に2本ずつショートしないように絶縁された金属線が入っているのですが、それぞれは超細いので、いくら外側を樹脂で厚く保護していても、同じ場所にずっと負荷をかけ続けていればそりゃ切れるのも納得のサイズです。

ですんで、いっその事しばらくイヤホンを止めてみる事にしました。ラジオの内臓スピーカーを使う事にします。ただ、今までそうしていなかった事に理由があります。庭仕事をしていると、表を走る自動車の音や近所の畑を耕すトラクターの音が聞こえるのですが、コレが結構うるさいのです。腰のカラビナにつけたラジオで屋内なら楽に聞き取れるレベルの音量でも、屋外に出ると全然足りなくなります。かといって音量を大きくすると電池の消耗が激しくなって面倒臭いですし、何より大音量でラジオを聴きながら庭仕事というのが私の美学にあいません。ということで、原始的な手段として、ラジオを物理的に耳に近付ける事にしました。具体的には、庭仕事の時いつも着ている上着の肩の部分にループを縫い付け、そこにカラビナでラジオを引っ掛けます。耳からの距離は従来の約1/3。音は距離の2乗に反比例して減衰するので、理論上は今までの1/9の音量で同様な聞こえになる筈。肩にループをつけるなんてあっという間ですんで、とりあえずやってみて不具合が出ればまた改めて考える方向でやっていこうと思います。

24/01/23(Tue)

今日は下漬けから1週間弱が経過した大根の本漬け作業。大根を一旦容器から取り出し、ポリ袋の中に溜まっていた水を捨てた後、米糠・食塩・沢庵漬けの素を混ぜた粉末をすり込みながら容器に戻します。最後に重石を戻して完成。3kg程しかつけていないので、所要時間20分程度の簡単な作業です。ちなみに重石は下漬け時に大根の2倍だったものを、本漬け時には1/2倍と大幅に軽くします。

私は基本的に〇〇の素みたいな商品はなるべく使いたくない主義なのですが、沢庵だけは自分で調合するのはロスも多くて大変なので素に頼っています。とはいえ、米糠と食塩は自前で用意しなくてはいけませんし、今回の大根5kg本漬けで使う素の量はわずか1.5gなので、自分の中ではセーフです。とはいえ、この1.5gの素に含まれているウコンで5kgの大根が真っ黄色に染まるんですから、ウコンの色素恐るべしです。作業後のボウルにほんのわずかでもウコンが残っていると、注いだ水が真っ黄色になりますし。お気に入りの服を着ての作業は絶対NGなのがウコン絡みの件だと思います。

24/01/22(Mon)

週間予報を見るとこの先しばらくは天気が良さそうなので、恒例の干し大根の仕込みを始めました。作り方は簡単で、畑から抜いてきた大根の皮を剥き、5mmの輪切りにしてザルに並べ、カラカラになるまで干す、以上です。葉の部分については色々有効活用するレシピがあるのは百も承知ですが、正直数が多くてキリがないので、干し大根を作る際の葉は基本的に畑に捨ててきます。また、世間的には干し大根というと千切りタイプが一般的ですが、切るのに手間がかかるという理由からうちではスライスタイプで作っています。

友人なんかと話していると、干し大根を作る=マメと言われるのですが、マメな部分があることは認めつつ動機は結構不純です。1. 賞味期限を延ばす。多分コレが一番大きい動機です。大根はよく絞ったタオルで包んでからレジ袋に入れ、冷涼な土間に立てておけば1カ月はもちます。ただ、うちはヘタすると200本くらいの大根を作るので、こんな保存方法だけだと使い切る前に傷みます。それが干し大根にすると1年は楽に食べられるので、賞味期限を延ばして廃棄を減らすという意味ではとても優秀な手段です。2. 容量圧縮。大根を生のままで保存するととにかく場所をとりますが、干すと容積がガクッと減るので便利です。ちなみに保存場所は玄米貯蔵庫上方のデッドスペースを利用してます。常温保存出来ればベストなんですが、個人が天日で作った干し大根はどうしても水分が完全に飛んでいない個体が出てしまい、真夏に常温保存するとカビたり黒く変色したりしてしまいますんで、うちでは玄米貯蔵庫を使ってます。3. 端境期の一品に便利。野菜を作っているとお金を出して野菜を買うのがアホらしくなってきます。とはいえ、春野菜と夏野菜の間といった端境期はどうしても避けられません。そんな時に干し大根があると極低コストで一品作れてしまうのでお得。

うちで作る干し大根は、スーパーの一番大きいレジ袋一杯に詰められる量を目安にしています。特大の大根換算で10〜12本程度。作る手間はさほどでもないですが、消費量を考えるとこの辺が限界です。去年作ったロットはちょうどあと煮物1回分。計算通りです。

24/01/21(Sun)

4〜5日前に4%の食塩で下漬けした白菜から水が十分に出てきたので、本日から本漬けに入りました。白菜を全部一旦樽から取り出し、よく絞ります。樽の水も全部捨てますが、雑菌が繁殖すると嫌なので拭いたりはしません。昆布・鷹の爪・蜜柑の皮・柿の皮を細かく切ったものを用意し、時々このフレーバーをふりかけながら白菜を元の樽にキレイに詰め直していきます。全部詰めたら袋の口をゴムで縛って落し蓋をしてから重石をかけます。下漬けの際は白菜重量の200%の重石を使いましたが、本漬けの際には50%に減らします。

この適切な重さの重石を準備するのが結構大変ですが、うちの場合は10年ほど前に父親が漬物に凝り、各サイズの樽・重石を買い揃えていたのでそれを使っています。1.5kgのから15kgのものまで10種類以上があるので困りませんし、樽も同様。ちなみに父親はすっかり飽きて見向きもしなくなり、樽や重石はしばらく放置されていたので、資材の有効利用という面でも◎です。あとは本漬けの状態で4〜5日放置すれば完成。その後は冷蔵庫での保存がベストですが、メインの冷蔵庫にはそんなスペースは無いですし、こんな冬場にサブを動かすのは電気代がモッタイナイのでやりません。多少発酵は進みますが誤差と考え、なるべく寒い廊下の隅で保管しています。特大サイズではありますが、所詮白菜2個分なので、2カ月もあれば食べ切れるでしょう、多分。

24/01/20(Sat)

私の住むエリアでは日常的に出るゴミは主に不燃ゴミと可燃ゴミの2種類に分別し(ガラス・金属などはまた別)、それぞれ有料ゴミ袋に入れて指定日に指定場所に出すシステムです。うちの場合、圧倒的に多いのが不燃ゴミで、可燃ゴミは極端に少ないです。本当は不燃ゴミももっと減らしたいのですが、なかなか上手くいきません。不燃ゴミの主な内容は食品包装のビニールやプラスチック。食品トレイはスーパーの店頭にある専用ボックスで回収してくれるのでカウントしなくても良いのですが、野菜が入っていたポリ袋・瓶容器の外側についていたフィルム・卵の空きパックetc、減らす労力ではどうにもならない物が多くて、半ば諦めています。ですんで、大中小と種類のある不燃ゴミの有料袋で私が選ぶのは大一択。単位容量当たりのコストは当然大が一番安い為です。

これに対して、うちの可燃ゴミは平均よりかなり下だと思います。可燃ゴミの二大巨頭は生ゴミと紙ゴミ。この内生ゴミはコンポストで堆肥化して有効活用します。ただし、卵の殻は堆肥にならないので、丸一日乾燥させた後砕いたものを溜めておき、畑の肥料に回しています。紙ゴミは新聞・チラシなどリサイクルできるものは優先的にそっちに回し、その他レシート・メモ・個人情報の入ったDMなどはまとめて燃やして灰にしてからこれも畑に撒きます。そうすると可燃ゴミはほぼ出ないので、袋大なんて買ってしまったらヘタすると一年に一回しか収集に出せないレベルの為、こっちは割高なのを承知の上で買う袋は小です。以前“混ぜればゴミ、分ければ資源”という標語がありましたが、本当にコレ。とにかく分ければゴミは減ります。個人的にはスーパーで卵の空きパックも引き取って*んですけど、うちのエリアでは現状無理なのが残念です。

24/01/19(Fri)

先日テレビは1日1時間と書きましたが、その1時間の中で平日は必ず見るのがEテレの0655と2355。どちらも5分番組なので合計10分ですが、同じ歌が入っていて飛ばす事も多いので、2本で7〜8分の場合が多いです。この番組では毎年干支ソングというのを作ってまして、巳年の歌から始まって今年の辰年で一周記念という事で現在この辰年ソング“たつこたつ”を番組内で劇押ししています。私もこの12曲を全て聞いてきたのですが、今回の曲が一番好きです。

歌詞の内容は竜がコタツでダラダラして正月を過ごすという山もオチもないもので、歌声も所謂ダウナー系のやるきなさそーなものですが、それが良い。台所で作業をしている時など、油断すると“たぁつこたぁ〜つ”というサビ?が頭の中で無限リフレインしてしまう位は気に入ってます。アニメーションもザ・脱力系。あの歌は素晴らしいですね。ちなみに、2010年から続くこの番組内では幾多のオリジナル曲が発表されていますが、私の好きな曲は極端に脱力系に偏っています。その中でこの曲!というとやはり“夏だ! チーム・カブトムシの歌”ですかね。コレも相当なので、気になったらYoutubeなんかで検索してみて欲しいです。

24/01/18(Thu)

私が子供の頃はテレビは1日1時間なんて言われまして、そんなの絶対無理だと思って多分1日3〜4時間は見てた気がするんですが、いい大人になった今になってテレビは1日1時間がマイルールになっているんだから不思議なものです。テレビを見るのは夜8時〜9時。ただし7時半からサラメシのある木曜日とブラタモリのある土曜日は30分延長。録画しておいた番組を見ていて、たとえそれが残り3分であっても9時が来たら視聴を止め翌日に回すというルール。ごく稀に(年に1度とか)途中で切り難く最後まで見てしまう事もありますが、ほぼ完全にこのルールを順守しています。

そんな中年初から視聴のルーティンに入ったのが星野源のサブスク堂。星野源と松重豊が女装して好きな音楽についてディープに語るという、こうやって書いても何が何だか分からない内容ですが、コレが無駄にカッコいい。パペットを出してハッチポッチステーションっぽいノリを出しつつ、歌のベストテンのパタパタをパクっ…オマージュしたりして、(多分私と同年代であろう)プロデューサーやりたい放題だなと毎週楽しみにしています。とりあげる歌も今流行の韓流や○○坂など完全に見向きもしないストロングスタイルなのがgood。3カ月で終わってしまうのが本当にモッタイナイですが、無理やりダラダラ続けるよりはコレくらいでスパッと切りつつ、ネタが出来たらまたちょっとやるみたいなペースが良いのでしょうね。あとは、第一期がかなり面白かったゲームゲノム。有名ゲーム制作の舞台裏語りがとても楽しいです。

一方でもう切っても良いかな…と思っているのが“マツコの知らない世界”。以前はいい意味で頭がおかしいニッチなマニアさんばかりが出て来て大好きだったんですが、最近は食べ物の比率が多くありがちなグルメ番組になってきて全然楽しくありません。惰性で毎週見てますが、視聴時間が限られていて新しい番組を入れようと思ったらまず切る候補になってしまいました。やっぱり世間的には食べ物の方が視聴率がとれるんでしょうね。

24/01/17(Wed)

ここ10年ほど今の時期の昼食はお好み焼きというのがマイルールです。畑のキャベツをなるべく有効活用したいと考えた場合、1食で150gのキャベツを消費できるお好み焼きはうってつけのメニューです。ただ、今期はそこに蕎麦が入りました。頻度はお好み焼き:蕎麦が4:1位。理由は卵料理です。畑の野菜をメインに献立を組み立てていると、どうしてもたんぱく質系が不足がちになるので、以前は毎晩温泉卵を出していました。ですが、どうも父親は温泉卵よりも卵焼きの方が好みの様でよく食べるため、仕方なく卵焼きにシフト。そうすると、温泉卵の味付けの為にストックしていた4倍濃縮めんつゆの使い道が無くなってしまいまったのです。このめんつゆは甘くて、温泉卵の味付けとしては重宝していたんですが、煮物に使うのは全く私好みではなくて困っていました。

そこで蕎麦です。ある意味めんつゆの最も横道な使い道、蕎麦つゆとして使ってしまえというのが昼食にそばを導入した理由です。使う蕎麦は近所の業務スーパーのセールで手に入る900g500円の激安品を1食あたり80g使用します。コイツを規定時間茹でてからよく水洗いし、茹で汁に10秒ほど戻して温めてから再び湯切り後、丼に入れこれまた規定量に薄めて温めためんつゆをかけ、葱とワカメを添えて完成。感想:立ち食い蕎麦的な美味さ。この蕎麦は安いだけあって多分ほぼ小麦粉麺ですが、味音痴の私には普通に許容範囲内です。昨年末に年越し蕎麦を作る際、ちょっと奮発して10割蕎麦(乾麺)を買ったのですが、蕎麦粉がほんの少ししか入っていない安い乾麺との違いがイマイチ分かりませんでした。そんな味音痴の私ですんで、激安麺でも十分美味しく味わえます。グルメじゃないってのも時にメリットなのですね。

24/01/16(Tue)

今日は今季二回目の大根&白菜漬け仕込み。塩をそんなに効かせない味重視タイプなので、大量に仕込んで一年かけて食べる…みたいな運用は想定しておらず、今回も仕込む量は各5kg程度。2カ月もあれば食べ切れる量を仕込んでサクッと使い切る方向です。ところで、今期は1発目を大失敗してしまいました。黴が発生してしまい、中盤までは何とか患部を取り除いて食べたのですが、最終盤は黒黴が全体を覆い尽くたので諦めて廃棄した経緯があります。

今回の失敗の原因はズバリ資材をケチった事につきます。うちではプラスチックの樽の中で漬物用のビニールに入れて漬物を漬けるんですが、樽を奇麗に洗ってアルコール消毒をしっかりすればビニールを使わなくても良いんじゃね?と思ってしまいました。勿論樽は徹底的に洗ったつもりですし、その後無水アルコールで消毒もしました。でも、駄目でした。樽自体結構な大きさがあるので、キッチンペーパーに含ませたアルコールでサッと拭く程度じゃ全然駄目で、アルコールで洗う位の勢いじゃないと駄目かもしれません。そうすると結局ビニールを使った方が安くあがるという結論に達しました。何だ結局元のままかよと自分に突っ込みたくなりますが、世の中結構こんなものです。

ちなみに今季は黴に見舞われることの多い年で、昨年度に作ったレーズンも黴が出ました。真空パックに入れて冷暗所で保存していたんですが、パックによっては中で白カビが大発生。ただ、こっちはワンチャンいけるか?と思い黴だけ払って食べてみたところ、レーズンの糖の分解が進んでアルコールが出来ており、むしろ美味いまでありましたんで、こっちは廃棄せずに食べてます。人類の歴史を身をもって体験している様で、面白いですね。

24/01/15(Mon)

いつもの様に庭の草むしりをしていたら、通りがかった近所の人から“今の時期はあんまり雑草無いでしょうに”と言われました。実際その通りなんですが、にもかかわらず私が草むしりを続けるには理由があります。1. 習慣化。寒い・草が生えていないという理由で冬場に草むしりを止めるのは簡単ですが、そうすると今度は春先になっていざ草をむしらないといけないという時期になっても怠けてダラダラしてしまう可能性が非常に高いです。コレを防ぐには習慣化が一番。とにかく決まった時間になると庭に出て草をむしり続ける事で、むしろこの作業をしないと気持ち悪い位にしておくのが吉。ですんで、私は冬場も草をむしります。

2. それでも実は結構草は生える。冬場で気温の低い時期は草の成長速度も遅いですが、生えなくなるわけではありません。そして、この時期の除草を逃すことで後々大変になる雑草もあるので侮れないのです。それがカタバミ。うちは庭中このカタバミが生えるんですが、地下茎が苔と絡んで駆除が非常に大変な面倒臭い雑草です。ただ、この時期はまだ発芽したばかりで地下茎が伸びておらず、点で駆除できる絶対逃せないタイミングです。同じ1本のカタバミを取り除くにしても、今の時期なら地下茎が伸び切ったタイミングの1/10位の労力で済むので非常にお得。また、カタバミの実は触ると弾けて周囲に種をばらまくという最悪の仕様となっており、駆除したければ絶対に花を咲かせてはなりません。そういう意味で今の時期の草むしりは必須です。

3. 落ち葉拾いも大事な仕事。今の時期に持ち歩くバケツの中身は抜いた雑草より圧倒的に落ち葉が多いです。落ち葉は雑草ほど害悪ではないですが、地面に落ちると光を遮り、土の表面に良い感じに生えた苔の生育を邪魔するというデメリットがあります。私は苔大好きで、うちの庭も庭木よりむしろ苔を育てている位のノリなので、苔の成長を阻害することは許されません。元々苔は強い光を必要としていないので、むしろ少し葉がかかっているくらいの方が良いのですが、落ち葉があまりに多いとそれはそれで駄目なので、私はこまめに除去しています。きれいな苔を維持するのはかなり大変ですが、世話してしまいますね。

24/01/14(Sun)

今日のメインは先日貰った猪肉。1.5kgを500gずつ冷凍しておいたものの内1つを一晩かけ冷蔵庫で解凍して使います。猪肉は豚肉の系統ですが、臭みが強くて硬い。ですんで、この2つを何とかしないと美味しく食べられないのですが、どちらも圧力鍋で解決します。圧力鍋に解凍した猪肉を入れ、水をひたひた迄注ぎます。葱の青い所と乾燥ストックしてある生姜を加え、塩をやや多めに効かせて点火。沸騰したら蓋をしない状態を維持しながら弱火で5分ほど茹で、ざっとアクをとります。アクはとってもとっても出てくるので、あんまり神経質にならずに適当な所で切り上げるのが吉。

ココで圧力鍋に蓋をし、圧がかかってから弱火で20分。無理に圧を抜かずに自然に冷めるまで数時間そのまま放置します。全体的に冷めたら肉と葱・生姜を取り出し、肉は骨を分離してから食べやすい大きさに切り揃えます。次は保温調理鍋。鍋に猪肉・下茹でした大根と蒟蒻を入れ、茹で汁を加えつつ醤油・味醂・塩で味を決め、火にかけて弱火で沸騰状態を維持5分からの保温30分で完成。感想:安定の美味さ。猪肉は扱いを間違わなければほぼ豚肉と変わりません。今は害獣として駆除された猪は流通の問題から大半が捨てられているそうで、何とかなりませんかね。とはいえ、獲物を肉にするのは相当大変なので、部外者がもったいないですねーとか気軽に批判できる問題でもないのですけど。

24/01/13(Sat)

今日のメインは父親の友人が釣ってきたアユの塩焼き。所謂尺アユというヤツで、とにかくデカい。デカい=食べ応えがあるということで、1人1匹はちょっと多過ぎるため、2人で半分ずつで丁度いい感じ。ただ、大きいという事はそれだけ火を通すのに時間がかかるという事で、実際焼くのに30分もかかってしまいました。ガス代が心配。

うちのガステーブルには魚焼きグリルが付いていますが、アレは中を掃除するのが本当に大変なので、うちでは使わないことにしています。魚を焼く際はフライパンにテフロン処理をした魚焼き用のアルミホイルを敷いたものを使っています。脂が網の下に落ちないので、魚焼きグリルとは違った焼き上がりになりますが、許容範囲内。あまりに脂が多い場合は、都度キッチンペーパーで取り除きながら焼くと比較的上手く焼ける気がします。今回は表→裏→表を弱火蓋付きで各10分。焼き上がりに大根おろしをたっぷり添えて完成です。感想:非常に美味。川魚は特有の臭みがあるので海魚には勝てないというのが一般的な評価ですが、その特有の臭みを強みに変えている唯一無二の魚がアユだと思います。完全草食という食性が良い方に作用しているんでしょうね。アユは美味いです。

24/01/12(Fri)

今日は先日の甘いビーフシチューの残りを温め、ブロッコリーを塩茹でする作業がありましたが、ココでドケチの私は考えます。レトルトを温めるのはブロッコリーの茹で汁を使えば良いんじゃね?ということで、食事開始の時間から逆算してガスを点火し、沸騰した湯にブロッコリーを入れて2分茹でます。ザルにあけてブロッコリーと湯を分離し、湯だけ鍋に戻してからレトルトパックを入れて再点火。マニュアル通り沸騰してから8分茹でてビーフシチューも完成。最後に鍋からレトルトだけ取り出して食事後まで放置しておけば、いい感じに冷めて洗い物に使えます。そこそこ温かいので洗剤を使わずとも油汚れが落ちるので、ココでも節約。また、ブロッコリーは冷めても美味しいというか、むしろ冷ましてから食べるものなので、茹であがりから食事開始まで時間があいても大丈夫な為に、今回のスケジュールが成立します。

また、今回の場合ブロッコリーとレトルトパックを同じタイミングで鍋に入れれば更に時間とガス代の節約になりますが、レトルトパックのパッケージには明らかに食用には向かないインクが使われているわけで、水溶性じゃない限り溶けだして悪さはしないと分かってはいますが、何となく嫌なので時差を設けました。洗い物はその後タオルで拭いてしまう事を計算に入れ、流石に大丈夫だろうと考えます。ちなみに湯からあげたブロッコリーは冷水に放って冷やすのですが、この水もとっておいて洗い物や食後のシンク拭き掃除に使います。我ながらケチだな―とは思いますが、性分なので仕方ないですね。

24/01/11(Thu)

父親が車のディーラーで新春の福袋を貰ってきました。中身はキッチンペーパー・台所洗剤など消耗品の詰め合わせ。私はドケチなのでこういうの喜ぶかと思いきや、実はあんまり嬉しくありません。それは、こういう品がいつも自宅で使っているものと微妙に違うからです。贅沢言うなと思うかもしれませんけど、日常生活においてこういう細かい部分へのこだわりってとても大事なのですよ。

一番迷惑なのがトイレットペーパー。うちはシングルの無香料タイプを使っています。貰い物がダブルだった場合すら割と嫌なんですが、致命的なのは香料付きのタイプだった場合。トイレットペーパーの中にはトイレの臭いを打ち消すためにとんでもない香りが付いているものがありまして、私アレが大嫌いなのです。所謂香害というヤツ。化学反応的な何かで嫌な臭いを打ち消すのならともかく、臭いを更に強い香りで上書きしてしまえという乱暴なコンセプトに耐えられません。ですが、根がドケチなものですから捨てる事も出来ず、結局使います。嗅覚はすぐに慣れてしまうのですが、やっぱり嫌なものは嫌。

キッチン洗剤も割と嫌です。うちは決まったブランドの洗剤をプッシュポンプに入れて使っているのですが、違うブランドの物を混ぜると白濁することがあります。流石に塩素が発生したりはしませんが、固まってポンプに詰まったりされると困るので、極力混ぜないようにしています。ですんで今回のような場合は一旦ポンプを下げ、貰った容器で使う事になり、キッチンの使い勝手が変わってしまうのが嫌。洗剤は100円しないので、それだったら自腹で買っていつもの状態を維持したいです。とはいえ、やっぱりモッタイナイので使ってしまいますけど。結論としてギフトに消耗品を選ぶのは悪くない選択だと思いますけど、消耗品もそれぞれのこだわりがあるので、個人的には食べ物の方が相手に迷惑をかけないんじゃないかなと思っています。

24/01/10(Wed)

今日は近所のおっちゃんから猪肉を1.5kg貰いました。骨付きなので可食部は多分7割位ですが、それでも一度に食べられる量ではないので500gずつ小分けして冷凍し、少しずつ食べていくことにします。ただ、今回の猪肉で冷凍庫がパンパンになってしまったため、この先一週間ほどは冷凍ストックを優先的に使う週間になります。このような場合、うちで優先されるのは何を食べたいかよりもストックの順番です。単純に古いものから食べていくのがうちのスタイル。

現状最優先なのが、昨年末のお歳暮で貰った冷凍ビーフシチュー。基本的に王手ハムメーカーの品は全く信用していないので、この冷凍ビーフシチューも嫌な予感がビンビン反応しており、ついつい食べるのが先延ばしになっていました。が、仕方がないので今回実食。マニュアル通り凍った状態でパッケージのまま熱湯で12分温めます。感想:こういう王手メーカーの商品って開発後の試食とかしてるんですよね?無駄に甘過ぎて意味が分からないレベルです。一人前に対して砂糖を大匙2〜3杯単位でぶち込まないとこの味にはなりません。マジで勘弁してほしい。そして残念なことにビーフシチューはあと1回分あるのです。嫌な事はなるべく早く済ませてしまった方が良いというモットーに従い、近日中に食べたいと思います。何でこんな味で商品にしちゃうんですかね…。

24/01/09(Tue)

庭仕事に使っている携帯ラジオのイヤホンの音が時々途切れるようになりました。もう何度この症状に出会ったか分からない症状なので、イチイチ確かめなくても分かります。本体に挿したジャック付け根の断線です。生物なら放っておけば自然治癒していきますが、無機物のイヤホン断線が勝手に治癒する事は無いので、症状が軽い内に直してしまうのが吉。

断線した箇所以外は無問題なので、そのたびに買い直すのはお金がモッタイナイですし資源的に地球に優しくもないので直します。Amazonでは付け替え用のジャックだけが売られており、いくつか買ってストックしてあるのでいつ断線しても大丈夫。また、修理したものの使えなくなったイヤホンからはジャックをサルベージして再利用するので、この先数十年は部品を買う必要もありません、エコですね。ただ、買った当時は私も経験が不足していたので、部品の選択を間違ったことは今でも少し後悔しています。ジャックはストレートのものとL字のものがあり、色々調べてみると断線しづらいのは後者の方らしいのですが、私が買ったのはストレートタイプ。残念ですが、世の中自分で痛い目を見ないと分からないことだらけなのです。

ただし、今回はちょっと考えていることがあります。断線はコードに急激な力がかかると起こりやすいです。私も常日頃気を付けてはいますが、立ち上がる際に服に引っ掛かって線が引っ張られるというのは避けようもなく発生しますんで、ココはもう諦めてます。ただ、断線の起きるもう一つの原因、コードが付け根でヘアピン状に強く曲げられた状態が継続するのも良くないっぽいので、こっちを何とかしようと思いました。方法は簡単で、最近インク切れで廃棄したボールペンからバネを取り出し、付け根に通してテープで固定する。こうすれば曲げ過ぎによる断線を防げるんじゃないのかなというのが今回の企画。おまじないレベルかもしれませんが、大して労力がかかるわけでもないので、やって損はないのかなと思います。

24/01/08(Mon)

1月7日は七草粥を食べる日。基本こういうイベントごとには興味がない私ですが、何故か七草粥は毎年作っています。とはいえ、七草を全部そろえるのは結構大変。買えば楽ですが、そういうのは違うと思うのでやりません。無理をしない範囲で揃えれば良いんじゃね?というのが私のスタンスです。この時期うちの周辺で簡単に手に入る七草は、畑にある大根・蕪と雑草として畑に生えまくっているナズナの3つですが、ナズナは新芽を選んでも美味しそうに見えないので入れません。ですが七草粥が2種類だと流石に寂しいので、庭に生えているミツバを代理で投入。葱やニラもあるにはあるのですが、種類を増やし過ぎると味がぼけるので、3種類くらいが丁度良いんじゃないかと思います。

私が粥を炊く時の唯一のこだわりが、米から炊く事です。炊飯器で炊いたご飯を使えば大幅に時短になりますが、七草粥でそれをやってしまうと風情が消えうせるのでやりません。分量は米50mlに水500ml、1:10が基本です。今回は中華粥っぽくしたかったので、胡麻油大匙1と鶏がらスープの素小匙1を投入。コレを土鍋に入れて火にかけ、沸いたら弱火に落とし吹きこぼれないようにしてから、一度だけ木べらで鍋底をさらってくっついた米粒を剥がします。蓋をして30分ほど炊いてから塩味を決め、刻んだ大根・蕪・ミツバの葉を投入。余熱で火を通して完成です。感想:ココは禅寺?って感じ。焼き肉などを食べた翌日のリセット食としては優秀ですが、いつも食べたい味ではないです。また、大量の水で米がふやけるので量だけは沢山ありますが、今回のだと一人用土鍋一杯食べても、通常の銀シャリだと茶わん半分程度釆しか食べていない計算になるので、すぐにお腹が減ります。ダイエット食には良いかもしれませんね。

24/01/07(Sun)

冬場は夏と比べてかく汗の量がぐっと少ないので、水分補給の必要量も相応に少なくなりますが、摂らないでも良いというわけではないです。特に私の様な中高年になってくると、冬場でもキッチリ水分を摂って尿を出し、体内の塩分をはじめとした老廃物を積極的に外に出す事が健康に繋がる…と聞きました。という事で毎朝500mlの紅茶を作って魔法瓶に入れ、一日かけて飲むというのが私の習慣です。この紅茶は業務スーパーで買う激安品なのですが、そこそこ美味しい私のお気に入りで、夏場も基本的にはコレです。

ところが今回、知り合いから煎茶の茶葉を貰ってしまいました。こういう際に私の性格が出ます。世の中にはその日の飲み物をその日の気分によって決めるという人がいるそうですが、私はコレ絶対無理です。コレは飲み物の味云々の問題ではなく、いつもの定位置にいくつもの茶葉が溢れている状態が生理的に受け入れられないという、むしろ整理整頓面の問題です。極論すれば私、一日の飲み物は何だって構いません。歯の事を考えて砂糖入りは駄目ですが、それ以外なら珈琲・紅茶・緑茶、何だったら白湯だって構わないレベルです。ただ、その日の気分で毎日飲むものを変えるとなると、茶葉のコーナーはごちゃごちゃになり、それぞれを使い切るまでにかかる時間はどんどん伸びていきます。無意識のうちにあんまり使わない茶葉が出て来て、その茶葉はますます居座ることになるとか、超ありがち。

ですんで私のお茶ルールは“コレと決めたら毎日それを飲み続け、可及的速やかに使い切る”ただ一つです。お茶好きの人には刺されそうですが、お茶(珈琲)の味云々よりも、茶葉を使い切ってパッケージを処分するときの快感の方がずっと上だったりします(先に茶筒に移し、最初にパッケージは捨ててしまう事もある)。コストを考えると、結局のところ白湯が最強なんですが、たまには良いですけど年中白湯というのは流石に寂しく、安い紅茶を買ってしまっていますが、まぁ水分が補給できれば何だって良いのですよ。

24/01/06(Sat)

うちの父親は現職時代にそこそこの管理職だったせいか、基本的に自分の非を認めようとしません。明らかに自分に非がある場合でも、何だかんだ言い訳をして自分は悪くなかったという方向に持っていこうとします。私ももう半世紀彼の息子をしているので、この性質には慣れっこなんですが、それでも時々ムカついてしまうのは仕方が無いでしょう。この父親を何とか黙らせる方法は無いかと長年考えてきたのですが、やっと必殺技を考案しました。それは30年ほど前に亡くなった父方の祖父母の名前を出す事です。80を過ぎても実の父母には弱いと見え、効果は抜群です。

私がよく使うフレーズは次の二つ。1. 太郎(父・仮名)のそんな姿を見て鶴子(祖母・仮名)が草葉の陰で泣いていた。2. 昨日私の夢枕に鶴子が立ち、太郎をそんな風に育てた覚えはないと嘆いていた。80過ぎた年寄り相手に父母の威光もないもんだと思っていたんですが、いくつになっても子供は子供。幼少時にしつけられた原初記憶というのは薄まらない物と思われます。他のフレーズなら色々と言い訳をしてきますが、これらだと私が半ば冗談で言っていると分かっているにもかかわらず、驚くほど見苦しい言い訳が少なくなります。あまり使い過ぎると効果が薄くなりそうなので、ここぞという時しか使いませんが、年寄りの面倒臭い言い訳に辟易している人には一度試してみて欲しいフレーズです。

24/01/05(Fri)

うちでは毎朝朝食のデザート枠としてドライフルーツのパウンドケーキを常備しています。このパウンドケーキは基本全部自作。ドライフルーツはうちで採れた果物(金柑・ブドウ・梅酒の実etc)を中心に天日で乾燥させてストックしてあるものですし、表面に塗る梅酒は当然自家製。焼くのは大体10日に1度で、食べるのは前回焼いた分。今回焼いた分は次回まで密封冷蔵保存し味を馴染ませるという運用をしています。

そんな中今回は、パウンドケーキ型に敷く紙が切れたので作成しました。型に合わせてカットしたクッキングシートも市販されてはいますし、当初は私もそれを買っていましたが、ネットでパティシエの人が型紙はコピー用紙で十分と言っているのを見て試してみたところ、実際何の不都合もなかったのでずっとコピー用紙を使っています。なお、型がテフロン処理されているのでひょっとして型紙無しでもいける?と思ったのですが、それは無理でした。

型紙として使っているのは今ではほとんど使う事の無いB4コピー用紙。以前父親が買い込んだものがまだ1,000枚ほどあるのですが、今や地区の仕事などで使うのはA4が8割でB5が2割といったところ。現在ではこのケーキ型紙がB4コピー用紙唯一の使い道となっています。ホチキスの針がギリギリ届く20枚を束ねて四隅をとめてから、型紙の型紙を当てて切り取るラインを描きます。型紙の型紙も当然自家製。うちのパウンドケーキ型に合わせ、丁度良い厚みだったティッシュペーパーの空き箱を開いて作ったものです。あとはカッターマットにこのコピー用紙の束をのせ、線に従ってカッターで切り出すだけ。計算だと10日に一回×20枚ということで、200日に1度この作業をすればOKです。

ちなみに切り抜いた余りの部分の可能な限りメモ用紙として有効活用します。うちのメモ用紙の規格は125mm×90mm(昔私が決めた)。パウンドケーキの余り部分ではこの大きさの長方形を切り出すことは出来ず、角の一つが数cm角で欠けた状態になりますが、メモ用紙としては特に問題ないのでその状態で使っています。私の無駄に几帳面な性格がコレに引っ掛かり、糊で完全な形にしてから切り出しては?と考えたこともありますが、流石にメモ帳にそこまでコストをかけてられないので却下。何事も無駄に完璧にしようとすると碌な事は無いので、妥協大いに結構だと思いますね。

24/01/04(Thu)

4〜5年前に無花果の苗を買い、不慮の事故等で枯れた場合のリスク分散として挿し木で増やして現在合計6本。親樹は勿論ですが子樹もそこそこ実をつけるまでになって通年で数十個の収穫が期待できるようになりました。無花果のメリットはこの成長の早さ。桃栗三年柿八年という諺は有名ですが、無花果はこの桃栗三年よりさらに短く、最短二年で収穫が始まります。無論最初の内は樹が貧弱なので収量も全然大した事ないんですが、成長スピードが速いのですぐに安定した収量を見込めるようになります。元々果物の中でも無花果は好きな果実トップ10には楽にランクインするので、私としても非常に嬉しい。

ただ、問題は採れ過ぎた果実の処理です。現状生食で全部消費しきれるくらいの量しか採れないので、それだけでも問題は無いんですが、それだと一年を通してごく短い期間しか無花果を楽しめません。果物の保存は大体二択、干すかジャムかです。この内ジャムは中年太りを避ける為にもなるべく作らない方針にしているので、うちではもっぱら干しが主力になります。特に自家製パンに干し無花果を練り込んで焼くとめちゃ美味くてうちのレギュラー化していたんですけど、悲報、干し無花果がカビました。

干している時期天候がいまいち良くなかったことと、風味重視で半生が良かろうと楽観視したことが重なり、割と乾燥が甘い状態で冷蔵庫を過信して冷蔵保存してしまったのが今回の敗因です。そりゃもう見事にガッツリカビてました。しかしながら失敗は成功の母。こうすればカビて駄目になるというやったら駄目リストを1つ埋められたのは大きな収穫です。次回からはガッツリカラカラになるまで干し、当面使わない分は冷凍保存でいこうと思います。

24/01/03(Wed)

例年お節料理を見たくもなくなるまでの感覚がどんどん短くなっているような気がします。今年は3日目でもう駄目。それを予想し、作るお節の量はかなり絞ったつもりなのですが、まだまだあるのが現実で、特に黒豆なんていまだタッパー半分くらい存在していて絶望しかありません。例年の経験則だとお節料理の中では黒豆が最も足が速く、あと2日もすれば糸を引き始めるので、とっとと食べないととは思っているのですが、なかなか進みません。

そんな中、現実逃避気味に作った炒飯やキャベツ玉葱野菜炒めの美味しい事と言ったら言葉には言い表せないレベルです。炒飯はかき揚げに使った玉葱の残りとお節に入れた貰い物のローストビーフを刻んで作ったもので、ローストビーフが入っている分いつもより多少豪華目ですが、その実態は所詮残り物の有効利用です。が、お節料理とは明らかに違う方向性の味付けが沁みます。出来合いのお節セットを買えば2日までには奇麗に食べ切れて、こんな思いもしなくなるのにと考える反面、やっぱりそれはそれで味気なくていやだなとも思います。作るの自体は楽しくて苦にならないので、やっぱり来年も作るでしょうね。

24/01/02(Tue)

昨年末は恒例のかき揚げ蕎麦を年越しに頂きました。買い出しに行くと、天婦羅・蕎麦・汁のセットが2人まで1,000円前後が相場っぽい感じ。年末のニュースで出ていた老舗蕎麦屋の持ち帰り天婦羅蕎麦セットが1人前700円。なるほど、そんな感じなのねと思いつつうちでは当然もっと安く上げました。いつも蕎麦は300g入りの安い乾麺を買っているんですが、今回は気まぐれで隣にあった200g入りと内容量の少ない10割蕎麦を買ってみました。300g入りよりお高いという強気の値段設定でしたが、それでも300円強。実は2人前200gでもちょっと多いくらいで、年越し蕎麦なんて少し少ないくらいが丁度いいわけで、2人前130〜140g位が多分ベストです。

かき揚げは散々迷った挙句に今年は小エビをチョイス。殻を剥いた状態で1パック300円。小さなパックですが、コレでかき揚げを2個作ると、かなり豪華な海老塗れのかき揚げになる事は経験則上分かっていました。つなぎの小麦粉と玉葱はうちの在庫品を使用。そんなこんなで揚げたのですが、やっぱりかき揚げは難しいです。理想としては軽いサクサク系を狙うんですが、水溶き小麦粉が薄過ぎるとかき揚げが空中分解ならぬ油中分解してしまいまう反面、濃過ぎると今度は揚げる難易度が下がる反面もったりした仕上がりになってしまうのです。年越し蕎麦のかき揚げは失敗したくないという心理的プレッシャーがかかり、どうしても安全に濃い目の水溶き小麦粉を使ってしまうビビりの私。軽く〜軽く〜と念じながら作るのですが、今年のかき揚げもやっぱりもったり寄りになってしまいました。毎日とか揚げれば上達するんでしょうけど、年に数度しか作らないんじゃこの辺が限界の様な気がします。無論専用の粉を使うという方法もあるんですが、逃げた気分になるのでやりません。薄力粉でカラッと軽く揚げたいのです、多分無理ですが。

24/01/01(Mon)

年末最後の買い出し日、昆布巻きの中身は何にすべと考えつつ鮮魚売り場に行くと、年末という事もあってやっぱり選択肢は少なかったです。サクはマグロと鮭があったんですけど、正直サクは癖が無さ過ぎて昆布巻きには向いていないと思います。それに高いし。そこで目についたのが鮭のアラ。パックをよく調べると、中身は腹剥き身・カマ・尾鰭付け根の大体三種類で構成されています。昆布巻きは身を拍子型に揃えないといけないのですが、カマ以外は比較的楽に成形できそう。それに剥き身なんて脂が層になってくっついているので、煮たら絶対美味いに決まってます。難点は塩鮭なので塩抜き作業が面倒臭い事ですが、この際仕方が無いとアラを買ってきました。

とりあえず薄い食塩水に半日ほど浸して塩を抜き、昆布の数16個に合わせて拍子型を切り出します。普段焼き鮭にする際は身が多くてアラの中ではエース級のカマですが、今回ばかりは戦力外。平らな骨が複雑に入り込んでいるので昆布巻きに使うのは無理です。今回カマは成形で外した切れ端と一緒に茹でた後乾煎りし、ふりかけにするので無駄はありません。

あとは拍子に切った鮭を戻した昆布で巻いてから干瓢で縛り、保温調理鍋を使って1時間ほど煮込んで完成。感想:初回にしてはかなりいい感じになったんじゃないでしょうか。ただ、鮭は昆布巻きベストの魚ではないと思います。個人的に考える昆布巻きベストはマグロの尾の身。半分くらいが筋でとてもじゃないけど生食できないあの部分は加熱すると筋がトロトロになって極上美味。昆布巻きとの相性は最高です。都内在住の頃はしょっちゅうスーパーで見かけたのですが、この辺りは東京ほどマグロの需要が高くないので、アラも全く見かけません。もう一度マグロの尾の身を使った昆布巻きを食べてみたいですね。

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