2004年11月

<<前<<   >>次>>

04/11/30(Tue)

だいぶ前に書きましたけど、妹が来年の春に結婚することになりまして、双方の両親が顔見せのために上京してきました。私は仕事でその場には行けなかったのですが、次の日、せっかく東京まで来たのだから、一緒に寿司でもということで、両親と一緒に寿司を食ったわけです。その場での話。

相手方の実家が海産物が有名な場所にあるらしく、アサリの佃煮を1kg貰ったので、私に分けてくれるとの事。ありがたいです、が、食事が終わったテーブルの上に置かれた佃煮1kg…、壮観です。おまけに、小分けになってません。どうするのかと思ったら、母、寿司屋の店員さんにビニール袋と鋏を借りようとしてやがります。お母様、勘弁してください…。佃煮なんて腐るもんじゃないですから、次にこっちに何か荷物を送る時に一緒に入れてもらえばいいですよ。せっかくここまで持ってきたのにとブウブウいうヤツを説得するのが大変でした。

やっぱり何か、根本的な部分がこの人とは違うような気がします。ヤツがB型であるという以上の何か深い溝が…。それにしても、1kgの佃煮、くれる方もくれる方だと思いますけどね。こういう場に持ってくる品ですから、安い品ではなかったでしょうに。

04/11/29(Mon)

先日いつもの様にお茶を飲みに行き、いつもの様にカウンターに座ると、いつの間にか♀♀ミ♀♀(♀は全員20代前半)、という状況になりました。おまけにみんな知り合いで、楽しくおしゃべりが出来るんですよ。無料でこんな状況なんて、ミソジさん感激〜。

と思いきや、全員この店のスタッフなんですね。店は今、クリスマスケーキやクリスマスミニライブのチラシ・DM発送作業の真っ只中。一番右のコがノートPCでサイトに特設ページを作成中。その隣のコはコピーしてきたチラシをカッティングボードの上でカット。左側の二人は封筒貼り。次々切りあがってくチラシとPCのキーボードを叩く音を右に、封をされて積みあがってく封筒を左に、いくら美人に囲まれてても、いくら楽しくしゃべってても、この状況ではお茶が美味くね〜。なんか、事務所で仕事してるみたいでしたよ。

後でそのことを好きな人に告げると、“フッ”っと軽く流されました。キミ、絶対油断してると思うわ〜、おっちゃんでも、やる時はやるで〜、なんて強がってみたい。

04/11/28(Sun)

うちのボス(40歳台後半・♀)は、80歳に近い両親との三人暮らし。料理は全て母親の仕事で、彼女は全くしません(できません)。果物の皮を剥いている姿を見たりすると、ああ、この人ほんとに全然料理しないんだなと、よく分かります。まあ、自分がけっこうするもんですから、その人が流しの前に立ってるだけでも、上手下手って結構分かってしまうんですけどね。それはともかく、今度彼女の母親が訳あって一ヶ月ほど入院することになりました。独りならともかく、父親がいるんで、毎日外食というわけにもいかないはず。

どうするんだろうと思って訊いてみると、超絶的な答えが返ってきました。“ご飯は炊飯器で炊いて、夜は毎晩水炊き。翌朝はそれに味噌を溶いて味噌汁。オカズはスーパーや弁当屋で適当に補完する。”すごい…、こんな発想欠片も私にはなかったよ。そりゃあ、材料切るだけだからサルでも出来るけど、一ヶ月間毎日水炊きって…。焼きソバ(材料が全部切って詰め合わせになってるやつ)を作ったと自慢しているレベルなので、それくらいしか出来ないんでしょうが、それもねえ。その歳にもなって、全部母親がやってくれてたなんて、今までが恵まれすぎてたのかもね。

ところで、それって常夜鍋?って思った発想がそこはかとなくオッサンなのは、気のせいか。

04/11/27(Sat)

週刊モーニングで連載中の“クッキングパパ”という漫画をご存知でしょうか?私、あれが大好きなんです。筋はあって無きが如し。登場人物の誰かが、仕事や恋愛などで悩んでいる。そこにこれまた登場人物の誰かが、おいしい料理を作ってあげて、一緒に食べるとアラ不思議、悩みが少し軽くなって、明日も元気でがんばろうみたいな話が、一日千秋の如く繰り広げられる大マンネリ漫画です。最初は主人公の荒岩さんがもっぱら料理を作ってたんですが、コミックスで80巻にも届こうとする時間を経過した今、無数の登場人物のほとんどが、料理を作るようになってしまいました。

最初に読んだのは、中学の頃でしょうか。嫌いだったんですよ。マンネリだし、ウンチクはほとんど無いし、対決なんてありえない。“美味しんぼ”や“ミスター味っ子”などの方がずっと好きでした。華があるというか、派手というか。

しかし、今好んで読んでいる料理漫画は、“クッキングパパ”だけになってしまいました。このマンネリがいいんですよ。根っから悪い人は一人も出てこず、普通の生活の中でありそうな悩みが、料理で大体解決してしまう。そして、毎回繰り返される予定調和。なんだか、こうやって“水戸黄門”を毎週楽しみにする平均的な日本人中高年男性は、こうやって作られていくんだよというのを、実体験させられているようで、切ない気がしなくはありません。あと十年も経てば、実家の父親のように“水戸黄門”を毎週心待ちにするようになってしまうのでしょうか。

ちなみに、“クッキングパパ”の料理は、いわゆる休日の男性料理が多いので、あまり参考にはしていません。やっぱりね、何といってもあの予定調和が最高。

04/11/26(Fri)

いつもの様に帰り道にスーパーに寄ると、買い物カゴをさげたいかにも主婦然とした女性。もう、何十年のベテランですよってな顔をしている。まあそれだけなら別に記憶にも残らなかったんですが、ふっとカゴの中を見て思わず笑ってしまった。ボンカレーのルゥ・真っ赤なフクシン漬・人参・ジャガイモ・玉葱・牛肉って…。別に全然笑う場所ではないのですが、あまりにベタな買い物内容だったんで。そういうカレー、最近食べてないですねえ。今度一度、とにかくベタベタというテーマでカレーを作ってみたくなりました。

04/11/25(Thu)

珍しく、買うものを決めてからスーパーに行きました。油揚げの冷凍したのが切れたので、それを買うのと、鳥のモモ肉が58円なのでそれを買って、味醂醤油に漬け込んで焼き鳥風に焼いて食う、となぜだか知らないけれど、脅迫観念の様に思い込んで。メモ?面倒くさいんでとりません。

しかし習慣というのは恐ろしいもので、一旦スーパーに着いてしまうと、モツのコーナーと魚の粗のコーナー、そして野菜の見切り品のコーナーしか見ないんですね。自分がいつもの様に白モツと半端野菜の詰め合わせセットを買ったことに気が付いたのは、スーパーを出て、袋を自転車のカゴに入れたときでした。“あっ、オレモモ肉も油揚げも買ってねえ。”食材使いきりの観点から、その回はそれ以上買うことは不可…。他人がやったんだったら、思いっきり突っ込んでやるのに、自分がやったんじゃ、ネタにしか出来ねえ。不満です。

ちなみに、モツはいつもは下茹でして味醂醤油なんですが、今回は鶏肉のことがあったので、味醂味噌にしてみました。結果、やっぱり味醂醤油の方がよかった…。二連敗です。このモツを喰い終わったら次は鶏モモ肉だ、と決めてるんですが、また忘れる方に3000点(古い?)。

04/11/24(Wed)

好きな人と通りかかった、デパートの白いフリルエプロン専門コーナーにて

(ミソジ)あーっ、こんなコーナーあるんだ。キミ、似合うと思うよ。

(相方)どうせ、“ら”でっていうんだろ?

(みそじ)いえす・オブ・コ…

だから、以前にも言ったように、下腹部に正拳突きはやめてください。リバースしたらもったいないって、何度も言ってるじゃないですか。それも、ボケをみなまで聞かずに…。それにしても、こういうエプロンに需要があるんですね。それなりに売り場を取ってるし、きちんと家庭用品の範疇として売ってる。業務用ならデパートなんかじゃ買わないだろうから、やっぱり個人用なんでしょうね。うーん、どんな人が着てるんだろ。

ちなみに、私はエプロン使ってません。どうもつけたりはずしたりが面倒で、買ったはいいものの長続きしませんでした。

04/11/23(Tue)

な〜んか無気力だったんで、冷ご飯に玉葱と干し肉だけを使ったシンプル炒飯。味付けは塩胡椒のみ。指南書を読むと、最後に醤油を鍋肌にそって入れる、なんて書いてありますけど、これをやると醤油臭くなってすっきりしないので、今回は見送り。そうだ!食欲が無いときはカレーだよね、というわけで、カレー粉を少し多めに叩き込んでみる。強火でガンガンフライパンを煽っていると、ちょっと料理人気分。

今夜は、この炒飯とタッパーに入っている浅漬けや煮物をかき集め、夕食。そんな夜も、たまにはある。

04/11/22(Mon)

最近、野菜の値段がだいぶ安定してきたので、随分と助かっています。それでも、見切り品があるとそちらを優先してしまう私。ところで、長年の研究の末、ワタクシ、見切り品には三種類あると発見いたしました。

  1. 鮮度が落ちたもの
  2. 壊れたもの
  3. 半端を集めたもの

葉物はほとんど1ですが、これを使うには注意が必要です。あまりに鮮度の落ちてしまったものは、買っても即廃棄もしくは、ほとんどの部分を廃棄ということになります。ただ、いまだ腐ってはおらず、しおれているだけの場合は、ゆがけば何の問題もなくなります。こちらの場合は、買い。

2は大根・人参・芋といった根菜やキュウリなどに多いです。店頭に出すまでに衝撃で折れてしまったり、欠けてしまったりしたか、傷んだ部分をざっくり切り取ったか、そういうものです。いずれにせよ、鮮度には問題ない場合が多いので、買いです。切り口部分は、汚れていればそいで捨てることもありますが、たいていそのまま使ってしまいます。格好を気にする料理には使えないこともありますが、うちではそんな料理は作らないので、その心配は皆無です。

3.は例えば、店頭に置く商品を袋詰めにしていった結果、キュウリ一本・玉葱一個・ピーマン一個が余ってしまったので、それをまとめて袋に入れ、格安の値を付けたもの。もちろん鮮度には何の問題もありませんから、即買いです。ただ、なにぶん量が中途半端なので、使いこなすのが難しい場合もあります。が、何せ安いので、気合と知恵でカバー。

こんなことを研究するのに長年費やすのかという突っ込みは、なしにしてください。どうか、お願いします。

04/11/21(Sun)

大学時代に、蕎麦に凝ってました。東京は蕎麦屋が豊富ですから、ガイドブック片手に西へ東へ、蕎麦を食べ歩くわけです。そして蕎麦の味と並んで当時重要だったのが、“粋に喰う”こと。ザルのタレにはワサビを溶かず、薬味をいきなり全投入したりしない。数筋つかんでタレに1/3ほどつけ、一気にすすりこむ。その時の音も、ただ出ればいいのではなく、粋な音を出して食べる。などなど・などなど。今考えるとかなり恥ずかしいのですが、当時は大マジ。ワサビを溶き薬味を全投入したタレに、ズッポリと麺をつけて食べる今の好きな人からは、“アホか!”と言われています。私だって死ぬまでに一度はズッポリと蕎麦をタレにつけて食べてみたい(by 亡くなったある落語家)。

なぜ急にこんな話を書いたかというと、昨日行きつけの喫茶店で、新しいケーキが出てたんです。そこは季節の果物を使い、その時々でオリジナルケーキを作る店。そのケーキがとっても美味しそうだったんですが、ここ数年同じメニューを頼み続けてきた身としては、どうも頼みにくい。いつもの席に座る→注文取りに来る(メニューなんかもう持ってやしません)→じゃあいつもの。この流れが崩せない。誰もが言います、そんな痩せ我慢アホちゃうか、と。エエ・エエ、そうと分かってても男にはひけない場所ってのがあるんですよ(そこでなくても、という突っ込みは無し)。

04/11/20(Sat)

仕事を終えて家に帰ってくると、門の前で大家さんに会いました。“そうそう、ミソジさん、昨日の柿のお礼がしたいので、ちょっと寄ってください”というので、早速海老で鯛か〜と思って家に伺うと出てきたのは…、歌舞伎揚げ3袋。ここに住んで5年、色々話もしてスナック菓子は一切食べないと何度も言っているのに、一向に覚えてもらえね〜。“ミソジさん、若いからこういうの好きよね?”とか言ってるし。他の住人とごっちゃにされてしまっている模様。

せっかくの好意なのでありがたく受けとったけど、どうしようもないです。油・塩気・アミノ酸等が全て私の好みに反してます。よって、そのまま職場寄付決定。いつも非常によくしてもらってて、その待遇は異例なくらいなんで、何の不満もないんですが、5年住んでるんだから好みは覚えてくれないかな〜。いや、これ以上を望むのは不遜というものですね。海老を投入したからといって、いつも鯛が釣れるというわけではないのです。でも、投入しなければ、決して鯛は釣れません。このあたり、宝くじにも通じる世の中の不思議が隠されていますネ(嘘くさ〜)。

04/11/19(Fri)

私の勤務先ですが、規模が小さいうえに今月末まで地方でプロジェクトがあるため、私ともう一人以外、今月一杯出張でいません。そして、そういう時に限ってくるんですね、柿第二段。いや、絶対神様とか仏様とかいると思うわ〜。で、絶対行いのいい人に便宜を図ってくれてるんだと思うわ〜。

それはともかく、今回の柿は奈良産。食うたびに鐘がゴンゴン鳴りますよ〜(意味不明)。おまけに、もう一人のスタッフ、皮を剥くのが面倒くさいから持って帰らないなんて、嬉しいことを言ってくれます。“そうだよね〜、皮って面倒くさいよねえ。ボクもよくそのままにして腐らせちゃうんだよ。貰うなら絶対蜜柑だよ”なんてね(大ウソ)。今回の柿は4×4×2の32個。1個は事務所で(私が)剥いて二人で食べ、31個総取り。

仕事先から別件で電話をよこしたボスには、“柿が届いたんですけど、12月に入るまでは置いとけないので、断腸の思いで私が全部貰いますね〜。みんなと分けて食べたかったんですけどね〜。”とか適当なことを言って反感を煽っておきました。大人の世界は難しいです。

持って帰った柿のうち5個は隣に住む大家さんにあげます。“柿を貰ったんですが、うちでは食べきれないんで〜”とだけ言って。26個キープしてるなんて言う必要はありません。“まあ、こんなに”とかいいながら、色々くれて一石二鳥。26個の柿を食べきれるか?毎日淡々と食べてれば、結構無くなるものなんですよ。全く問題ありません。

04/11/18(Thu)

今日の戦利品は、鮭の粗パック大盛り200円と、豚レバー500g300円。豚レバーはいつもこの価格だけれど、鮭はいつもあるとは限らないのでラッキーだったかも。

鮭は腹骨の周りと中途半端な形の切り身ばかりで、頭は無し。まあ、頭は食べるところが少ないからいいかも、と思って購入。包丁とキッチンバサミで適当な大きさにぶつ切りして塩胡椒。鮮度が落ちないうちに全部食べるのはさすがに無理なので、半分はそのまま冷凍。粉をはたいてフライパンで焼くか、網でそのまま焼くか、スープに仕立てるか、私のメニューではその三択が多い。今日は何となくフライパン焼きの気分。形がいびつなので全面に焼き色がつけられないのが難点だけれど、酒を注いで蓋をすればとりあえず火は通るので、これでいいや。塩がまだ馴染んでいないので、出来上がり少し塩を足せば完成。たまにはこういう脂っこい料理もいいね。

豚レバーは壇一雄流。沸騰したお湯に塩をひと掴み入れ、レバーを丸のまま投入。5分経ったら取り出して水で洗い、茹で汁は廃棄。その後醤油・砂糖・塩・八角あたりで味をつけた汁で弱火1時間ほど煮れば完成。ちなみに、1時間も待ってられないので、ご飯食べたり洗い物をしたりする間に煮ます。つまり、食べられるのは次の食事から。我慢、我慢。煮あがったら煮汁と一緒にそのままタッパーに入れ冷蔵庫保存。スライスして醤油をかけて食べます。一週間はもつらしいけど、そこまで残ったことがないので本当にもつのかは不明。結構すぐになくなってしまうのです。

04/11/17(Wed)

先日近所を歩いてるときに、通りかかった家の番犬にえらい勢いで吠えられまして。エエ・エエ、どうせ人相悪いですし、変なにおいもするかもね。でも、一応毎日風呂には入ってるし、そんなに無茶に吠えなくてもいいじゃん、と段々その犬に対して腹が立ってきまして。大人気ないです、ハイ。

その犬とビシーッっと目を合わせて、一言“喰うぞ!”と言ったら、間の悪いことに静かになりやがりました。いや、いくら悪食のオイラでも喰わないから。そんなに“喰ってやるオーラ”だしてるかなあ。

04/11/16(Tue)

実家の母親が、野菜の価格が高騰していると聞き、ダンボールに実家で取れたやつを詰めて送ってくれました。大変ありがたいんですが、中途半端な数の、ゴムで封をしたウルメイワシの袋が入っており、ど〜しても気になってお礼の電話がてら訊いてみたところ、“ああ、晩御飯で食べようと思って焼いたら、意外に美味しかったんで、残りをそのまま入れてみた”って。この人やっぱりB型だよ、A型の私とは根本的に思考回路違うよって、あらためて実感。

  • 大根葉:当座使う分は冷蔵庫。それ以外は物干しに引っ掛けて干す。
  • 大根本体:濡れ新聞紙とビニールで包んで冷蔵庫。順次使用。
  • 破竹:下茹で済みなので、熱い出し汁に漬けて徐冷。色煮の要領。
  • 白瓜:皮を剥き、スライスしたあと浅漬け。
  • ブロッコリー:茹でた後、手持ちのセロリと一緒にマリネ。茎も当然食べますよ。
  • 生姜:甘酢漬け。タッパーに二年分くらい出来てしまった。こうすれば冷蔵庫の中でもしなびない。
  • 蜜柑・柿:そのまま食う。

いや、ありがたいんですけどね。でも、食糧を買い込んだ直後に狙ったように送ってくるのは、奴に何か超能力があるのではといつも疑ってしまいます。

04/11/15(Mon)

好きな人と一緒に歩いている時に、コンビニの入口付近で座り込み、カップラーメンを食べている女子中学生二人組みを見かけました。当世風に“これ、チョー美味い!(アクセントが表現できないのが大変残念)”とか言ってます。最近は珍しい光景でもなくなってきましたね。

そこで、“うちに来れば、もっと美味しいものを食べさせてあげるよ。”って言おうとしたら、腹に正拳突きが。どうも、現在の日本ではそういう行為は犯罪みたいです。色々なことが、パアになるらしいです。それにしても、腹はどうかと。リバースしたらもったいないじゃないですか。

そのカップ麺ですが、最近は生麺タイプで1個250円なんてザラ。見かけた女子中学生田食べていたのも、その類です。所詮インスタント食品なのに、たった一品で100〜250円。味がどうのこうの言う以前に、そんなコストパフォーマンスの悪いものは買えません。一生縁が無いでしょう。

04/11/14(Sun)

職場にダンボールひと箱の柚子が送られてきました。柚子なんてそうそう食べるもんじゃないから、みんなあまり持って帰らないんじゃないの?との予想通り、3〜5個づつしか捌けていきません。“じゃあ残り全部貰って帰りますね〜”となるのは当然なわけでして。本気で全部持って帰るの?との質問がなかったのは、私の実績でしょう。

破れないように二重にした45Lのゴミ袋に全部放り込み、季節外れのサンタさながら、肩にしょってフラフラしながら自転車で帰宅して、数えてみたら60個。片っ端から四つに切り、ザルとボウルを重ねたやつに絞っていきます。一時間かけて絞ると、約1Lの柚子酢がとれました。柚子は割ると種と甘皮ばかりなので、ほとんど果汁がとれないんです。正直一升はとれると思ったんですけどね。とても酸味が強いので、冷蔵庫に入れておけば半年やそこらは大丈夫なはず。酢に置き換えて使えるので、大活躍してくれるでしょう。例年は塩を入れてたんですけど、無塩柚子酢というのが結構あるので、今年は塩無しで試してみます。成功すれば、こちらの方が応用範囲が広いんで。

甘皮と種は使い途がないので、捨てます。甘皮を剥ぎ取った皮10個分は小口に切ってタッパーに入れ、海水程度の塩水を注ぎます。サイトで調べると、こうすれば一年はフレッシュな状態を保てるそうです。乾かした皮は沢山持ってるので、もしそうならば出番は多いです。成功を祈る。

更に皮20個分はこれも小口に切り、ステンレスのボウルにいれ、醤油と味醂で佃煮風に煮ていきます。ステンレスの鍋が無いんで、仕方なし。まあ、煮られればいいんですよ。あまり時間がとれないので、家にいるときに少しづつ3〜4日かけて煮ていく予定。これはご飯のお供になるでしょう。

残りの皮30個分は、タコ糸で数珠につなぎ、ベランダに引っ掛けておきます。一日一個分づつ使ったとして、一ヶ月も柚子湯を楽しめる計算に。なんとお得。ただ、全ての柚子を処理するのに、2時間もかかってしまいました。心地よい疲労感と、柚子の香りの両手。風呂に入って一晩たった今でも、プンプン香ってます。

04/11/13(Sat)

職場にて

(同僚)あーっ、ミソジ君、ミソジ君。肩が凝ってとても辛いのだけれど、君はきっとそんな可哀そうな私の肩を揉んでやろうという気になるだろう?

(ミソジ)モチロン。ところで、冷蔵庫の上から二段目の奥に、あたかも隠すかのようにゴマプリンが入ってるよね?

(同僚)………。

達成感というのは非常に重要な調味料だと思います。

04/11/12(Fri)

今年漬けた梅が食べ頃になったので、先日会う機会のあった妹に少しあげました。梅干が好きで、よく買って食べてるみたいなので、喜ぶかなと思ったんです。で、感想を聞いてみたところ身内はさすがに遠慮がありません、“美味しいけど、旨味が足りない気がする”。ガックリ、しようと思ったんですが、よく考えてみると梅干の旨味って何?市販の梅干は、パッケージの裏を見るとすぐ分かるように化学調味料漬といってもいい代物。そういう味を求めているのなら、私の梅干は適してません。来年からは、もうやらん。

まあ、今のご時世自分で梅を漬けてる酔狂な人はそう多くはないので、梅と塩だけから作った純粋な梅干なんて、食べたことのない人がほとんどでしょう。あっちの梅干は酸っぱいんだと自分に言い聞かせてみても、所詮強がりに過ぎないのかもしれませんね。自家製のを食べてると、市販のは変な味が気になって食べられないんですけどね。

04/11/11(Thu)

昨日から、家の横の道で水道管の工事をやってます。断水するかも、というチラシが入ってたんですけど、昼は家にいないから別に関係ないね、と思っていたら、思わぬところで余波が。ご飯、盛大に吹きこぼしてしまいました。

ガスコンロに鍋をセットし、強火。沸騰したら弱火五分→しばらく保温というのがうちのやり方なんですが、沸騰してるまで鍋をじっと見つめてるわけじゃありません。顔洗ったり、新聞読んだり、こうしてメール書いたり。で、沸騰し始めたらガスコンロのところに行って火を落とすわけですが、工事の音と沸騰の音がかぶって、気づくのが遅れました。感覚的に今日はなかなか沸騰しないなあ、と思ってたんですが、沸騰しなかったのはマイ・頭の方だったようで、ガスコンロは律儀に仕事をしてくれてたわけです。

あ〜あ、朝からコンロ周りがグチャグチャ。でも、あまり時間も無いので、このまま軽く拭くだけで出かけなくてはなりません。痛恨。まあ、油汚れじゃないんで、すぐに落ちるんですけどね。それにしても、油断した。

04/11/10(Wed)

週に1〜2日は家で仕事をする日があって、そういう日の昼ごはんは小麦粉となぜか決まってます。ウドンを打つ日が多いんですけど、今日は何となく焼餅。

ウドンの場合は小麦粉150gに対して水60gがスタンダードなんですが、焼餅の場合はもう少し多目の水90g。塩は入れません。ウドンよりもかなり緩い生地なので、楽に捏ねられます。捏ねおわったら、テーブルの上で5mm厚の長方形に伸ばすんですが、柔らかいのでほとんど手で伸ばせます。形を良くするために麺棒にちょっと手伝わせる程度。ただ、柔らかい分くっつきやすいので、まめに打ち粉を振っていきます。

伸ばしたら、塩をパラパラと巻き、手のひらで押し込んだら、その上にサラダ油をまんべんなく塗り、本日の具を微塵切りにしてのせます。今日は田舎から送ってきた大根葉を干しておいたので、それを戻したやつを微塵切りにしたもの。丁寧に切っておかないと、あとで生地が破れるので、気を抜きません。破れても味に変わりは無いんですが、ホラ、達成感ってやつが違うんですよ。

生地を端からグルグルと葉巻状に巻いたら、端をつぶして中の具が出ないようにします。で、その葉巻をテーブルの上に立て、捻りながら上からつぶして煎餅状にすれば完成。こうすると中に層が出来て、焼いた時パイ状になるんです、成功すればね。

火加減は、最初強火で両面をコンガリ焼き、弱火に落として蓋。何度か返しながら中までゆっくり火を通して完成です。今日は具を入れましたけど、具なしでも美味しい。葱や玉ねぎを刻んで入れてもいい。要するに、何でもオッケーです。味噌か酢醤油で食べます。(中華焼餅+お焼)÷2みたいな感じでしょうか。25円ほどで一食分の主食が出来て、味も上々。ただ、何度か失敗しないと美味く出来ないかも、です。

04/11/09(Tue)

フグの味醂干を作った網に烏がたかり、それをバットで追い払っている夢を見ました。夢の中までものすごい食い意地のようです。それはともかく、現実世界では鼠の被害がひどくてどうしようってな感じです。

貰い物の米袋のポリが齧られて、米が数粒外に出ていました。ただ、分厚いので、食い破るまではいかなかったようです。それに、ゴミ箱に放り込んでいたものが引っ張り出されて冷蔵庫の裏に引き込まれていたり。隣の住人も業を煮やしているんでしょう。今日もトラップに捕まった鼠が廊下に出てました。うちでは、とにかくオープンスペースに果物などの生ものを置いておかない事と、ゴミ箱に蓋と重石をすることでしばらく様子を見ることにします。これでおさまらなければ、鴨居の裏に全部網を張る羽目に。これは半日仕事で面倒なので、できればおさまってほしいなあ。トラップは1〜2匹捕まえてもどうせ埒が明かないので、仕掛けません。

去年は干し網をだいぶやられました。干してるものが少しづつ減っていくんです。最初は烏を疑ったんですが、網までの手すりに足跡がついているのを見つけて鼠と発覚。その後だいぶ工夫を重ねてやられないようになりました。今年も戦わなきゃいけないのか。

田舎に住んでいた頃は、東京って近代的な都市なんだろうなあ、と漠然と思ってましたが、かなりの都心に住んでいても鼠・烏をはじめ蛙やヤモリまでいたりして、だいぶ予想と違ってまた。何となく“アニメのメトロポリス”を想像してたんですけどね。違った。

04/11/08(Mon)

今日は1袋128円と里芋が安かったんで、里芋の煮っ転がし。大好きなんですよ、この料理。買ってきた里芋は、天地を切り取り、六面に皮を剥いて、米の研ぎ汁で白く下茹でをしてヌメリを取り…、なんて面倒くさいことをするわけが無い、この私が。

ムダにナイスバディな某グルメコミックの女将に習ったのですが、里芋の皮は固く絞った濡布巾でこそげとるのが一番。多少皮が残っても、気にしない。里芋も皮ギシが美味しいんです。ただ、そこにも書いてますけどこの方法、力もいるし手間もかかる。私も暇とやる気があればこうしますけど、今日はそんな気分でもなかったので、もっとお手軽に。亀の子ダワシを使って、ガシガシと表面の泥とケケを削り取って終了。これだってそこそこ手間はかかりますけど、濡布巾よりはよほど簡単。ちなみに、そんなに神経質に削り取りはしません。むしろ残しておく部分のほうが多い。毛深い部分と泥のついている部分を重点的に攻めます。今日の芋は小ぶりだったので丸ごと切らずに鍋へ。里芋は、こういう一口大の小さなやつが私の好みです。

鍋に里芋・ヒタヒタの水。昆布を入れて点火したら、“気持ち甘めで野暮な味付け・醤油やや多目”のイメージで味付けします。完成イメージの八分まで火を通したら、削りたての鰹節を投入し、火を止めて段ボール箱の中で除冷。20分ほど冷めるのを待って完成です。鰹節が最後なのは、こうしないと少し香りがくどくなる気がしてのことですが、私の勘違いかもしれませんし、まあ好みで何時でも良いのでは。

それにしても里芋の煮っ転がしってどうしてこんなに美味しいんでしょうか。ご飯にあいまくり。一般的に箸を食材に刺して食べるのは“刺し箸”と呼んでマナー違反なんですが、里芋だけは刺して食べると美味しい気がして、いつもブスッ・ガブッっと食します。好きな人にはガキみたいだとバカにされますが、いいんです、永遠のガキですから。そしてダシは必ず昆布と鰹節。色々チャレンジする私ですが、こればっかりは動かす気になれません。私の中ではこの組み合わせは一種の黄金率なんです。

04/11/07(Sun)

職場に取引先から柿が送られてきました。5列×5行×2段=50個!ヒャッホーッってな感じですよ。各自が好きなだけ持って帰っていいといわれたんですが、そこは大人社会のワナ。無礼講と同じで本気を出したらあとで何を言われるか分かったもんじゃありません。いちおうポーズ、は重要です。とりあえずオフィシャルな場では5個取り出して、鞄に入れます。コレ、さりげなく衆目の前でやるのがポイント。そして帰り際、あと8個鞄に突っ込みます。勿論もっと持って帰りたいんですけど、これ以上はお互い擦れて傷がついてしまうので、無理。で、コレで終わりと思ったら大間違いで、コートの左右のポケットと隠しに各1個で計3個。えっと、全部で16個?

言い訳するわけではないんですが、リンゴや柿といった皮を剥く必要のある果物はえてして人気がありません。剥くのが面倒だからだそうです。だから私がゴソッと取って帰っても、ああまたミソジだから、という理由と、どうせ持って帰っても面倒だからという理由でOKになるわけです。やはり、実績は重要ですね。

で、今日は日曜日で職場は休みで誰もいません。職場は自転車で数分の場所にあります。ああ、今日は休日出勤か〜、辛いなあ。まあ、仕方ないよね。

ところで、ボス(♀・40台後半)に向かって“いやあ、柿って熟熟になって腐る寸前が一番美味しいですよね”とにこやかに言ったら、えもいわれぬ表情をしておりました。出世を考えるよい子は、決して真似してはいけません。

04/11/06(Sat)

同僚が自宅で小型犬(リッチ君・仮名)を室内犬として飼っているのですが、リッチ君(仮名)の主食は100g98円のササミ(伊○丹にて購入)だそうです。私の買う鶏肉といえば、29円の胸肉・38円の手羽・58円の砂肝・58円のレバー(近所の激安スーパーにて購入)。えっと、胸肉にいたっては、単価が1/3以下なんですけど…。おまけにリッチ君(仮名)、砂肝は買っても硬くて食べないそうですよ。

そんなリッチ君(仮名)、最近のデザートは一個500円の伊○丹で買った梨がお気に入りだそうです。一個500円て…。そういえば、以前自前ビル屋上庭園製ローズティーをくれた近所のおばちゃんの飼い犬のデザートは、某有名チェーンのアイスクリームだったりします。今時、犬のほうが高いもの食ってたりするんですよ、やってられません。ボクをあなたの家の飼い犬にして(以下自粛)。

04/11/05(Fri)

風邪が治るかな〜と思っていたら、職場でボスに無茶なことを言われて熱が上がりました。病気の人間はいたわらなくてはいけないと思います。

それはともかく、私はあまりかこのことをウジウジと考えたりはしないんですが、昨日スーパーで迷ってやめた、カジキマグロ切り落とし大皿一パック150円。買うべきだったといまだにウジウジと考えています。冷蔵庫はいっぱいだし、解凍品だから再冷凍すると味が落ちるし、なんてしばらく考えてやめたんですが、買えばよかった。醤油に漬けてから焼いても美味しいんですが、塩をしてしばらく放置したあとの味噌漬け、これが絶品、だったはず。ああ、やっぱり買えばよかった。ウジウジウジ。

ところで、毎週金曜日は豆腐系製品安売りの日。今日の夕食は決まっているのですよ。ずばり、油揚げ丼。ハイ、貧乏臭いとか言わない。5枚入りの油揚げが2袋で98円。(自分的には)大胆な量のこの油揚げを、コンガリ網で炙ってからザクザク刻み、ご飯にのせて、大根おろしと醤油。すかさず食う。グッチ先生に習った技ですが、これ、美味いです。実家から送ってきた大根がまだ少し残っているので、久しぶりに実行しようかと思います。早く日が暮れないかなあと今から考える、ダメ人間でございます。

04/11/04(Thu)

風邪をひいてしまい、喉が痛いです。が、恐ろしいことに食欲が全く落ちません。さすが、寝ることと食べることしか楽しみが無いと公言しているだけあります。それでもまあ、せっかく風邪をひいたんだから風邪メニューでも作ってみようかと、今夜は鳥雑炊(肉無)。鶏ガラが安いときに買って、ダシをとり、製氷皿で凍らせてあるので、それを氷二つ分使用。土鍋に冷や飯を入れ、適当に水を足し、塩で薄めに味付け。風邪にはやはり生姜でしょう、ということで、甘酢漬けにしてある生姜も一切れそぎいれ、雑炊っぽくなるまで火にかければ完成。

自分でとったスープは、やはり市販の鶏がらスープのもととは一味違います。うちではそんなに使わないので、製氷皿2枚分作って1年くらいもってしまうので、コストパフォーマンスも良好。ガラ1羽分が80円くらいで買えるし、ガラについていた肉も丁寧にこそげて炒りつければご飯の友と一石二鳥。そろそろなくなるので、また作らねば。

04/11/03(Wed)

先日知り合いの器の店で、馴染みのオーナーの女性(60歳代)としゃべっている時に、臓物系の肉(白モツ・ハツ・レバー・砂肝etc)をよく食べるという話をすると、気持ち悪いから私は食べないといって眉をひそめられてしまいました。まあ、そういう人多いんだろうなあと思う気持ち半分、先入観で食べ物の幅を狭めてるんだ、もったいないなあという気持ち半分でした。私の心の師匠である、壇一雄先生の書いた文章にこういうのがあります。

悪食などと思ったら大間違いだ。これらのものを、利口に処理し、おいしく食べるのが、人間の知恵というものである。
日本人は、清楚で、清潔な料理をつくることに一生懸命なあまり、随分と、大切でおいしい部分を棄ててしまうムダな食べ方に、なれ過ぎた。ひとつには、長いこと殺生が禁じられた時代のために、鳥獣のほんとうの食べ方がすっかり忘れられてしまったのである。
日本人は、いわばササミのところばかりを食べて、肝腎の、おいしい部分を、ほとんど棄ててしまう気味がある。

私が臓物系に手を伸ばし始めたのは、実はこの人の影響なのですが、それにしても先入観は恐ろしい。実家の母も臓物=気持ち悪いという人だったので、全く見向きもしなかったんですが、料理の仕方が分かると“普通の”肉よりも味わい深かったりするのです。まあ、そういう人が多く人気が無いおかげで、価格がぐっと安く抑えられているわけで、あまり文句ばかり言ってもいられません。

というわけで今日は白モツの下茹でをしました。100g49円で800g買って約400円。安い!この時期なら味醂醤油に漬け込んでおけば、一週間やそこらは冷蔵庫で大丈夫。網焼き・炒め物・味噌汁とモツ三昧の一週間の始まりです。楽しみ。

04/11/02(Tue)

お茶、私が小さい頃は家で作るのが当たり前で、売っているものを買うなんてというような空気があったような気がします。ところが、いつの間にかお茶は売っているものを買うのが当たり前という雰囲気になってしまいました。コンビニやスーパーでは、何種類ものお茶が冷たいのと温かいの、両方の状態で常時売られています。

でもあれって、高くないですか?コンビニで500mlが150円。習慣になって毎日買っていたら、ひと月4,500円。皮肉にもこういう家が多くなったおかげで、茶葉があちこちで余っており、タダで貰う機会も多いです。隣に住む大家さん(70歳くらい)も、最近はお茶を淹れないらしく、貰い物が余っているといって私に回してくれます。正直美味しいものばかりではないんですが、なにせタダ。

湯を沸かす→茶を煮出す→流水で粗熱をとる→冷蔵庫に入れる、これだけの作業が面倒くさいなんて、私には良く分かりません。人力が必要なのは、ガスコンロへの点火、お茶の容器間移動くらいです。洗い物をしている横で作ったりすれば、火を監視しつつ時間のロスもないですし。お茶のないところに出かけるときは、冷蔵庫の中の冷水筒から魔法瓶にお茶を移して持参すればOK。これでひと月4,500円が浮いてしまう。

私は喫茶店大好き人間なので、週末になると個人経営の(チェーンではない)喫茶店にせっせと通って、500円〜600円でお茶を飲んでいます。好きな本を読んだり、知り合いの他の常連やマスターと話をしたり。でも、これはお茶+その空間と時間に対してお金を払っているのであって、ただ喉を潤すためだけに500mlに150円は払えません。こういう金銭感覚の方って多くないんですかね。

04/11/01(Mon)

毎週月曜日は資源ゴミ回収の日です。私の住んでいる場所では、10種類弱という結構細かい分類をします。品数が多いので、毎週ではなく、隔週に半分づつの回収。それなので、例えばダンボール・新聞紙・瓶・缶などは全てその週を逃してしまうと次は2週間後なのです。これは痛い。それなので、うちでは前の夜に出すごみを目立つところに移動して、決して忘れないようにします。

それでも、たまに忘れるんですよ。いつもは8時前に出すんですが、ふっと気が付くと9時、なんてこともあります。収集の時間がかなり不定で、9時にアウトのこともあれば、10時にセーフのこともあり、運任せ。行ってしまった場合は、近所の回収場所を巡回してみると、まだ出せることもありますが、それも稀。そうなると二週間後です。痛恨。

基本的にはゴミ出しは好きなんです、私。部屋の一角がさっぱりするのはいいものです。可燃ゴミや不燃ゴミもそう。こちらは週に2回・1回の収集頻度があるので、資源ゴミほど逃して痛恨、ということはありません。滅多に逃しませんけどね。サラリーマンのおとーさんがゴミ出しを任されることをさも痛恨事のように書いている場所に出会うことがありますけど、ゴミ出しくらいやれよと。また、それ以上にこの人はハウスキーピングに全く参加していないんだなと思ってしまいます。住処が綺麗になるのは大なり小なり誰でも気持ちいいものだと思うんですが。

<<前<<   >>次>>

copyright by ミソジ since 2004/04/28
本サイトの無断利用は禁止デス。