2006年08月

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06/08/31(Thu)

昨日の浅漬けで半分使った茄子、サテ残りの半分はどうしようかと考えて、どこかで読んだ茄子丼を試してみることにしました。茄子丼とはいっても、内容はあきれるほど単純。茄子を縦方向で5mmほどの厚さにスライスし、胡麻油をひいたフライパンで両面やや焦げ目がつくくらいまで焼きます。横にご飯をよそって用意しておき、焼きたてをそこにのせ、醤油を回しかけるだけ。簡単すぎてポイントなど何もありませんが、あえて言うなら、醤油はいいものを使うこと。味付けがこれだけなんだから、当然といえば当然です。欲を言えば、生姜をすりおろしてほんの少しのせると、更に美味いんでしょうけど、今回はその場の思いつきでやったことなので、用意できませんでした。それは次回の課題。

こういう料理って、習慣的に肉系のものを入れてしまいがちです。確かにそうすると味は濃厚になるんですが、どうしても野菜の味が後ろに下がってしまうんですよね。ガッツリ食べたい時は肉を入れるのですが、最近は歳を重ねたせいか、野菜だけのアッサリした味わいを好む場合の方が多くなってきています。それも、手抜きと思われるほど簡単に作ったものほど、野菜の味が良く分かって面白かったり。いや、手抜きなんですけどね、実際。

06/08/30(Wed)

急速に野菜の価格が落ち着いてきているようで、嬉しいかぎり。今日は、大ぶりの茄子が4本入って98円を買おうか、キャベツ一玉98円を買おうか、しばらく店先で悩んだ末に、茄子がこの値段で売られているほうがレアだという理由から茄子にしました。うち2本のヘタをとり、半分に切ってから小口切り。塩で揉んで鷹の爪・昆布を加えて水を注ぎ、その水が海水くらいの塩分濃度になるように調整して完成。

茄子というと油とよくあうというのが定説です。確かにあいますが、ものすごい量の油を吸い込んでしまうので、多少恐ろしくもあります。よって、とりあえず半分はサッパリ浅漬け。でも、あとの半分は今夜油で調理してしまうでしょうねぇ。特に先日オリーブ油2リットルを購入したばかりだから、網で素焼きしておいて、水で晒した玉葱・オリーブ油・酢・塩であえるなんて簡単でいいかなぁ、などと今から計画中。茄子は本当に使いやすい野菜ですね。

06/08/29(Tue)

オリーブ油2リットルボトルを買ってきました。記録によると、前回買ったのが約1年前。1人1年で2リットル消費というのは、多いのか少ないのか?私はこの手のものは全て業務用スーパーで調達するのですが、今まで愛用していたPB品が棚にありません。その辺にいた店員さんに“あのPB品はいつ入ってきますか?”と訊くと、“あ〜、そういえば最近見かけないっすね。いつ入ってくるか?ちょっと分からないっすね〜。”と、私の紳士度を試すようなお答え。これ以上ねばっても埒が明かないので、別のブランドの2リットルボトルにしました。

ところが、こっちの方が随分と高いんですよ。PB品が600円(税抜)だったのに対し、今回の品は950円(税抜)。何と、58.3%の価格アップ!でも、たいして味・香りは変わらなかったりしたので、かなり悔しいです。それでも、一般の店で売られているものは、500mlくらいのかっこいいボトルに入って1,000円くらいするので、安いと言えば安いんですけどね。あのPB品、そのうち復活してくれないですかねぇ。

06/08/28(Mon)

うちの台所、ガスコンロの奥に窓があって、そこに網戸がはまっています。この網戸、調理時に出る油煙でドロドロになっており、そのあまりの汚れっぷりを見なかったことにしてずっと放置していたのですが、見なかったことに出来ないレベルになってきたので、重い腰をあげて掃除することにしました。とはいえ、S級レベルに汚れているので、一回で綺麗にしようと思ったら、とんでもない時間がかかります。そこで、ここひと月ほど、毎週末の掃除の際に洗剤をしみこませた雑巾でせっせと拭いています。

最初の1・2回は、雑巾こそ真っ黒になるものの、見た目ほとんど変わらず、おまけに使った雑巾が網戸で削られてどんどん摩滅していくという、報われない作業でしたが、ひと月が経ち、拭き掃除も4回目になると、比較的汚れの薄い中央部分に関してはかなり綺麗になってきました。素手で触っても、油のベトツキがほとんど気になりません。でも、汚れの激しい周辺部分はまだまだです。

某所で網戸掃除の決定版として、メラミンスポンジが紹介されているのを見つけました。驚くほどよく落ちるという謳い文句に釣られてやってみたのですが、普通の網戸ならともかく、油でひどく汚れた網戸に対しては、さすがのメラミンスポンジも効果が薄いです。やっぱり雑巾で地道に少しずつとっていくのが王道みたい。

いえね、最初っから張り替えてしまうのが一番手っ取り早いとは分かっているんです。張り替え用の道具も持ってますし、経験もあります。でも、破れたわけじゃないんでねぇ。それに、正直ドロドロの網戸が綺麗になっていく過程を楽しみ始めてしまってるんですよね。

06/08/27(Sun)

夏休みで沖縄に遊びに行っていた同僚から、海ブドウを貰いました。海ブドウは海藻の一種で、細長い藻本体の周りにビッシリと数の子大の卵状のプチプチのついた沖縄独特のもので、子持ち昆布と違ってこの卵状の物体も藻の一部だと思われます。冷蔵庫に入れるとしぼんでしまうそうで、常温保存必須の割と珍しい食品。口の中に入れるとプチプチと弾ける食感がウリ。ネットで調べると、これ結構高いんですね。50gで1,000円くらいします。現地の市場で買うともっと安いんでしょうけど、東京にいる私が日常的に買いたいほどの食材ではありません。

今まで貰った沖縄土産で一番美味しかったのは、豆腐ヨウ。これは豆腐を麹などを使って醗酵させたもので、チーズに似た美味さがあります。独特の香りがかなり強いので、食べる人を選ぶかも。ダメな人は徹底的にダメでしょうが、私はこういう醗酵モノには目がないので、かなり気に入りました。お酒のアテにもピッタリだと思います。

そして現在、職場のお菓子置き場にはお約束通り大量のちんすこうが積み上がっています。激甘で油分も強いので、大量には食べられないのですが、お茶を飲む際につい一つつまんでしまう危ない菓子。でも、現地の若い人はあんまり食べないんだろうなぁと思います。私が沖縄に住んでいても、ほとんど手は出さないでしょうね。

06/08/26(Sat)

茗荷の味噌漬け→昆布の味噌漬けと使い倒してきた味噌ですが、いくら塩を加えて傷みを遅くしているとはいえ、いい加減へたってきたのでこの辺で総ざらえ。冷凍庫から刻み葱のストックをひとつかみ取り出し、包丁でこれでもかというくらい叩いて細かくします。鰹節は削ったうえに、削り箱の中で指で揉んで細かく砕きます。へたった味噌・刻んだ葱・揉んだ鰹節をよ〜くかき混ぜれば、葱味噌。かの小泉武夫先生が、食欲不振の切り札として紹介している一品です。

これはそのままご飯にのせて食べても美味いのですが、私が好きなのは冷茶漬け。冷ご飯を水で洗ってサラサラにしたものを軽く茶碗に盛り、真ん中にこの葱味噌をのせます。周囲から冷やしたお茶を回しかけ、味が薄ければ塩で調整して完成。全体をガーッと混ぜ、サラサラとすすりこむと、それこそ何杯でもご飯が食べられます。料理ともいえない様な簡単な料理ですが、こういうのが美味いんですよ。

06/08/25(Fri)

貰い物のちりめん山椒を食べ切ったので、次はこれまた貰い物の海苔の佃煮を開封。こういう珍味系は貰う機会こそ多いのですが、そうそう腐るものでもないという安心感と、一回にたくさん食べられないという二つの理由があいまって、冷蔵庫のお荷物になってしまうケースが多いです。実家の冷蔵庫なんて、開封したまま中途半端に残ってしまった珍味系食材が一杯。いくら珍味系でもそのうち傷んで捨てられてしまうのです、モッタイナイ。

というわけで、珍味系食材は各個撃破が基本だと思います。新しい食材を貰ったら、すぐに試してみたいのをぐっと抑え、一回一品。結果として食材の回転も上がるし、今回のように使い切った時には、“全部使い切った!”という小さな達成感も得られます。それに珍味系は、開封後こそ冷蔵庫に入れなきゃいけませんが、開封前なら常温保存が可能なものも多いので、冷蔵庫スペースの節約にも。ちなみに、海苔の佃煮の後には柚子味噌が控えています。次は何が来るんですかね。

06/08/24(Thu)

ここ最近、暑さで食欲がないことに加え、なるべく常備菜の回転を早くしようという意図から、食卓に登場するおかずの品数がめっきり減ってます。ご飯・味噌汁・佃煮or漬物・煮物・お浸しというのが基本パターン。冬場からすると2〜3品減です。煮物は少し味を濃い目にする、お浸しは酢を加えるなど、傷みにくいようにする対策も満載。思えば自炊を始めた最初の頃は、冬場夏場関係なく好き放題色々なものを作っては、傷ませていたもので、人間経験を積むと色々知恵がつくものだなぁと思います。

現在、貰い物のウインナーソーセージがあと一食分残っていて、これを今晩夕食として食べる予定。さっき冷凍庫から牛筋を出して冷蔵庫に移しておいたので、今日の夕方には解凍して下茹で。明日の夕食から食べられるでしょう。品数を変えずにうまくつないでいけるわけです。こういう風にすると、極力ロスを減らしつつ常備菜の回転を早くすることができます。特に夏場は、いつ何を処理して、いつ食べるかということが結構重要ですね。

06/08/23(Wed)

八月前半に茗荷を味噌に漬け込み、かなり美味しくいただいた後に残った味噌。こういう味噌は傷みやすくなってしまうものなのですが、味をみるとまだいけそうなので、その場にあった昆布を突っ込んでみました。私はやりませんが、味噌を仕込む時に昆布を丸ごと突っ込むというのは時々耳にする手法です。昆布エキスが染み出して味噌の旨味がアップする反面、昆布も味噌の旨味を吸い込んで美味くなるらしい。

そのまま放置すること一昼夜。昆布ははじめから小さく切っているので、この程度の時間でもヘロヘロになります。これをご飯にのせて食べる…と、まぁ当然のように美味いです。昆布&味噌ですから、日本人の味覚的に不味くなるわけがない。もとは茗荷を漬けていた味噌なのですが、茗荷の形跡はほとんどなく、ご飯のすすむ飯の友となっております。こうなると当然思いつくのは、味噌昆布の茶漬け。実戦投入はまだなのですが、こちらも不味くなりようのない、ガチガチの組み合わせですね。

06/08/22(Tue)

田舎の親戚から梨が一箱(12個)届きました。先日実家から送ってきたメロンは素人仕事でしたが、この親戚は梨農家なので一応プロの仕事。とはいえ、出荷できない傷モノが中心なのですが。一回にたくさん食べ過ぎると飽きて嫌になってしまうので、一回半分と規則を設定。今回は玉があまり大きくない幸水なので、ちょうどいい分量。傷が大きくて傷みやすそうなやつから優先して食べていきます。梨の次は一回分ずつ小分けして冷凍庫に収納してあるブドウ7回分。9月に入って秋の気配が強くなってくると、果物を貰うことも多くなると予想されるので、しばらくはビタミンC不足を心配することはなさそうです。柿も貰えるといいなぁと、あくまで他力本願な私。

06/08/21(Mon)

冷凍常備している油揚げが切れたので、その補充のためだけに業務用スーパーへ。何て贅沢な午後。いつも買っているのは20枚210円の品なんですが、偶然にもこの油揚げが150円のセール中で、“やっぱり日頃の行いがいいからかな”と思い込み、日常のささやかな喜びを噛みしめてみたりしました。この油揚げは専ら味噌汁用で、他にも具を入れるので、1回の使用量は1/4枚。150円で80食分ですから、タダみたいなもんです。1回に使う大きさに切ってタッパーに入れ、冷凍庫にしまっておけば、すぐに使えていい感じ。葱は刻んでジップロックに入れ、冷凍庫に常備しており、この葱と油揚げ、それに乾燥ワカメがうちの味噌汁基本セットです。味噌は自家製。基本セットだけでもその辺の味噌汁には負けません。

それにつけても業務用スーパーの面白さよ。小一時間は軽く時間が潰せてしまいます。特に調味料・乾物の棚は危険。甜面醤・豆鼓・バルサミコあたりが最近ピンポイントで危険なので、あまり近づかないようにしています。業務用スーパーに行く時は、財布の中身は最小限に、コレ鉄則。私が散財するのは、本か食料品と相場が決まっているのです。

06/08/20(Sun)

実家からの荷物の中に、自作メロンが入っていました。今年の春に農協からマスクメロンの苗を買って、ビニールハウスの片隅で作ったのだそうです。これを見てしみじみと思うのは、市販メロンというのはプロの作る芸術品だなということ。自作メロンはソフトボールほどの大きさで、網目はまだらにしか入っておらず、果肉もやや固くてそんなに甘くない。市販の高価なマスクメロンは、包丁を入れるとフワッと甘い香りが立ち上りますが、当然そんなのも無し。メロンというよりは、丸い瓜といった方が真実に近いかもしれません。

実家では、同じビニールハウスで自家用にスイカも作っているのですが、こっちはメロンに比べるとまだ市販っぽさが出せます。大きさも甘さも十分。ただ、熟す期間を厳密に計算していないので、割ったら熟れ過ぎで、中心近くが赤黒くなっていたなんてことはよくありますが。こういう環境で育ったせいか、私はスイカはそこそこ好きなのですが、メロンにはそんなに魅力を感じません。どうしても“不自然に甘くなった瓜”と感じてしまうのです。他人にメロンが好きじゃないというと変な顔をされるのですが、結構いると思うんですよね、こういう人。

06/08/19(Sat)

八月も折り返し地点を過ぎたというのに、毎日暑い暑い。こういう時期に、IH調理器具は使っても台所が暑くならないと聞くと、心が揺れてしまいます。クーラーは嫌いで最初からつけないことにしているし、扇風機を強で使うとコンロの火が揺らいでロスになってしまうので、控えめにしか使えません。借家なので、どのみちIH調理器具に付け直すなんてことは出来ないんですけどね。

ただ、雑誌などで読んだところによると、夏場は台所が暑くなるのが嫌なので、火を使う料理は一切しないという猛者もいるらしいです。コンビニでお弁当を買ってその場で温めてもらい、後はサラダをプラスすればいいので、猛者とはいってもお手軽になれます。この場合は、台所が暑くなる云々よりももっと単純に、料理が面倒臭いからそうしてるんじゃないかと私は思います。そこまでいかなくても、刺身とか練り物など火を使わないでも済む食材はたくさんありますし、惣菜も充実してるんで、火を使わないのは案外簡単かも。でも、あっという間に夏バテしそうなので、私はやりません。

06/08/18(Fri)

私がお盆で帰っている間に、同僚の一人が実家で採れたジャガイモをみんなに配ったらしく、私の分がビニール袋に入れて冷蔵庫の中にキープされてました。その心遣いはありがたいですが、この保存方法はダメだと声を大にして言いたい(言いませんでしたが)!経験則上、ジャガイモは濡れたまま放っておくとそこから腐敗が始まるので、風通しの良い場所に乾いた状態で置いておくのが必須。真夏の最中で効きの悪い冷蔵庫の中に、ビニール袋で密閉した状態で放り込んでおいたりしたら、早晩腐ります。発見が早かったので、ほとんど被害はありませんでしたが、知らないことは怖いです。

持ち帰ったジャガイモは、床に広げた新聞紙の上に広げ、扇風機で風を当てて表面から水分がとぶまで急速乾燥します。途中タイミングを見計らって、ひっくり返して裏にも風を当てることを忘れずに。その際、収穫時に傷のついたものをチェックしてまとめておきます。傷のついてしまったものは特に傷みやすいので、優先して使う必要があるのです。全部済んだら、光が当たらないように新聞紙をかけ、部屋の隅に転がしておきます。ジャガイモの保存一つとっても、それなりにノウハウはあるもので、深いです。とりあえずは、恒例のポテトサラダかな…。

06/08/17(Thu)

実家で炊くご飯を食べると、あぁ実家にいるんだなと感じます。こういうのは問答無用で伝えられていくものなので、上京した時に私が炊いていたご飯もこういう味だったと思います。しかしそれから10年以上経ち、気がつけば全くの別物になっているのが面白い。私がいた当時は、祖父母がまだ生きてましたので、その関係もあってご飯は柔らかめ。現在は父母が歳をとってきたこともあり、それは相変わらずです。ご飯の一粒一粒が立っていなくて、粒と粒がべチャッとくっついている感じ。売るご飯としては失格ですが、私は嫌いじゃありません。幼児記憶にガッチリと組み込まれているからでしょう。

それに対して私が炊くご飯は、もう少し水を少なめにするので、固い仕上がりになります。外食をしていろいろなご飯を食べるうちに、実家オリジナルに改良を加えていった結果が今のものです。外で食べると、まだ少し柔らかめかなと思うくらいですが、それは実家の影響が残っているからかもしれません。私が炊くご飯はこれからもどんどん変わっていくでしょうが、その根底には実家で食べるご飯があり、その時々の経験があります。たかがご飯ですが、されどご飯ですね。

06/08/16(Wed)

やっと東京に戻ってきました。今回は祖父母の初盆で気苦労が多かったこともあり、少々ホッとしています。平穏な日常の始まり…となるといいのですが。自宅に着いたのが午後五時頃。荷解きもそこそこに、茶を作ります。締めておいたガスの元栓を開け、ヤカンを火にかけていつもの冷プーアル茶を作製。台風接近の影響で曇っており、気温が低めなのが助かりました。米を研いでザルにあげたあたりで、着替えと荷解き。荷解きとはいっても、実家には最小限の荷物で帰っていたので、すぐに済みます。やかんのお湯が沸き、茶葉を入れてから水を張ったボウルで粗熱をとる体勢にしたら、とりあえず夕食時まで一休み。

お盆の季節は飛行機に子供連れが多くて、やや疲れます。子供嫌いではないのですが、今回は隣に座った小さな子供がずっと泣いていたので、なおさら。新幹線もそうですが、子供連れの移動は大変ですね。私も疲れましたが、その子の親は気を使ってもっと疲れたでしょう。

ご飯時になったら作業再開。とはいえ、ストックのオカズが何にも無いので大したものは作れません。残っていたジャガイモとワカメの味噌汁、やや漬かり過ぎ気味の茗荷の味噌漬け、途中で買ってきた白瓜の皮を剥いてスライスしてから浅漬けにしたやつ、お中元のウインナーを冷凍してあったのを解凍して炙ったやつ。まぁ、最初はこんなもんです。実家の食事がややジャンク気味だったので、バランスが取れて丁度よし。やっぱりご飯は自分の作ったヤツに限ります。

06/08/15(Tue)

田舎でしか目にしない食材の一つに、サツマイモの茎というのがあります。文字通り、サツマイモの茎の皮を、蕗の皮を剥く時の様に剥き、適当な長さに切って下茹で。それを煮て食べるのです。戦時中は飢えをしのぐために使われたそうで、年寄りの中には見るだけで嫌という人が結構いますが、私は結構好き。最近では茎がよく伸びる、茎食専用のサツマイモもあるらしく、私の茎好きを知る実家の母は、それを作ってくれていました。ただ、皮を剥くのがかなり面倒。蕗よりもずっと細いですし、剥いた後は爪がアクで真っ黒になります。これを、刻んだ油揚げと一緒にキンピラ風に炒め煮にしたものが大好物で、いくらでも食べられます。相変わらず渋い食傾向ですね。

06/08/14(Mon)

悪夢のようだった初盆が終わり、やっと一息です。ところで、父は最近ヨーグルトに凝っており、冷蔵庫に欠かすことがありません。一方、先日の初盆のお供え物の果物が、その辺に山と転がっております。林檎だの蜜柑だのを適当に刻み、ヨーグルトをかけて今日の朝食(もどき)。私は一人暮らしを初めて十年以上、朝食の習慣がありません。しかし、これだといまだに両親がうるさいのですよ。離れて暮らしていれば、そうでもないのですが、一緒にいる時に食べないと、やれ体に悪いだなんだと、ゴチャゴチャ言うので、最近は実家にいる折のみ、形だけ何か口に入れることにしています。

とはいえ、パンやご飯の炭水化物は嫌なので、果物だったりヨーグルトだったり。それでも、朝っぱらからこういうのを食べていると、何かこうブルジョワな気分にはなりますね。東京に戻ったら、霧の様に消えてしまう習慣なんですけど。

06/08/13(Sun)

今日は祖父母の初盆で、実家に親戚が集まり、激しい宴会になだれ込んでもうメチャクチャになる予定です。私は酒が飲めないし、騒がしい場所は嫌いだし、親戚付き合いは苦手だし、嫁はまだか子供はまだかと鬱陶しいしで、数日前から憂鬱なことこの上ありません。昨夜から運動会嫌いの小学生がやるように、腹痛にならないか、頭痛がおきないかと念じていましたが、両親が健康な体に生んでくれたおかげで、朝から気分爽快絶好調です、最悪。

仕方がないので、“いつの間にかフラッと消えて、自室で昼寝をしている”術を使って乗り切ろうと思います。父と母が頑張ってくれれば何とかなるでしょう、私は知らん。もともと今回の帰省の最大の目的は、この初盆だったりするので、最初の1時間くらいは頑張って座っていようと思います。頑張れ、俺。

06/08/12(Sat)

田舎に帰ってくるたびに思うのですが、本当に食料品が高い!スーパーの店頭に何てことなく置いてあったので、ギフト用ではなくて日用品としての扱いだと思うのですが、ピオーネ(ブドウの一種)一房1,300円とはコレいかに。かと思うと、同じような大きさのピオーネが、無人の農産物販売所では500円で置いてあったりして…

日本全国どこでもそうだと思うのですが、古くからの商店街は実質上壊滅しています。そのかわりとなっているのが、広い駐車場を持つ大規模スーパー。むしろショッピングモールと呼んだ方がいいかもしれない規模を持ち、食料品から衣料品、果ては電化製品や本まで揃ってしまいます。一箇所で用が済むので非常に便利ですが、物価は明らかに東京以上。では、本当に細々と残った商店街がいいかというと、さにあらず。こっちも競争力に欠けるために、値段は安くないし、商品の回転が悪いので、鮮度すらイマイチ。この状況では、ショッピングモール一人勝ちは当たり前で、そうなると寡頭競争になって、価格が下がらないのも当然。

田舎では車が必須ですが、ここのところのガソリン高で、そっち方面も大打撃。東京に比べて安いのは住宅費用くらいで、総合的に見たら絶対に都心のほうが快適に暮らせると思います。あぁでも、うちは井戸水なんで、蛇口から出てくる水が冷たくて美味い。本当に些細なことですけど、これはイイなぁと思います。

06/08/11(Fri)

実家の回線は、私が昨年か一昨年に帰省した折にBフレッツにしたので、帰省中もこうして東京にいるときと変わらず、サイトの更新やネットの徘徊ができるので、ありがたいことです。ところで、東京の回線はADSLの12M。こっちの方が理論的にはずっと速いはずなのに、体感速度が変わらないのはなぜ?と思い、速度を調べてみると、1.2Mしか出てませんでした。Bフレッツで1.2Mはあまりにも遅過ぎだろうと思い、原因を究明しようかとも思いましたが、両親は困ってないし私も実際この速度で十分だから、まぁいいやということで、終了。面倒臭いことや、やっても意義薄いことには手を出さなくなりました。

それはさておき、実家には私が読まなくなって両親にあげた本が結構あります。そんな本を読み返してみるのもまた楽し。今読んでいるのは建築家の宮脇壇。東京の家には本当にお気に入りの数冊だけ残し、あとはこっちにあるので、今読んでいるのです。彼は建築家なのにバリバリの借家推奨主義者。不便な郊外に無理やりローンを組んで家を建てるくらいなら、都内の便利なところに家を借りて住んだらどうだという主義の人。私も今のところ家を買う気ナッシング。まぁ、金もないんですけど。

おまけにものすごい料理好きで、男の料理に関する本を何冊も出しています。厳密に言うと、ここは私の方向性とはかなりずれるんだけど、それでもやっぱり好きなことに変わりはありません。私には60過ぎてこういうオッサンになれるといいなあという人が何人かいて、宮脇壇はそのうちの一人なのです。ちょっと亡くなるのが早すぎましたね。

06/08/10(Thu)

実家に帰ってきました。相変わらず突っ込みどころ満載な家で、困ります。とりあえず、冷蔵庫の横にあった麦茶の箱を見て、“あれっ?コレ、‘水出し’って書いてありますけど?”と言ったら、母に死ぬほど嫌そうな顔をされました。うちは井戸水だから、わざわざ沸かす必要がないという合理的判断からだそうです。まるで小姑ですね、私。

それにしてもモノの多い家で、ビックリ。居間のテーブルの下には、プラスチック製の足裏ツボ刺激装置が置いてあり、どうしたのかと訊くと、新聞屋にタダで貰ったから勿体なくて使っているとのこと。タダで貰ったものは99%ゴミ箱直行の私にとっては軽いカルチャーショックです。まぁ、昔から両親ともにモノの捨てられない人でしたから、今更なんですけどね。

ただ、一人で暮らし始めてからご飯の準備が結構大変ということが身にしみているので、用意してくれた食事に対しては自然に感謝の念が沸くようになりました。洗い物くらいは率先してやりますしね。というわけで、ここは母の台所なので、軽い手伝いを除きしばらく料理は封印です。

06/08/09(Wed)

うちの自作味噌は、5Lの琺瑯容器で熟成させ、当面使う分だけタッパーに小分けして冷蔵庫に入れているのですが、一昨年作った分の琺瑯容器が先日空になりました。小分けにしたタッパー分が無くなる2〜3週間後からは、昨年末に作った味噌になります。年末に作った味噌を、次の年の秋口から食べ始めることになるわけで、タイミングもバッチリ。ダテに何年も味噌作ってないです。

最後になってしまった一昨年の味噌ですが、美味さは昨年の分を大きく上回ります。一年違うだけでこんなに…と思うくらい違います。色はずっと沈んで落ち着いた色だし、香りもはるかにまろやか。醗酵が進んで、タマリが増えてきているのも特徴です。木ベラを使ってなるだけ丁寧に琺瑯容器を掻きだしたあと、壁面に残っている味噌を洗い流すなんて言語道断。こんな美味いものをみすみす捨ててしまうわけにはいかないので、小麦粉を練って焼餅を作り、さらって食べます。いつもはオリーブ油と塩で食べることが多いのですが、味噌で食べると、まるで具無しお焼き。醗酵しきった味噌ダマリで食べる焼餅は最高です。

秋口からはいよいよ、新しいロット分の味噌。今回分は色も香りも上々なのですが、それでも上手く出来ているかどうか、最初の一口がドキドキです。

06/08/08(Tue)

行きつけの喫茶店のマスターは趣味人で、毎年梅干しを自分で漬けてます。梅は自宅の庭に実るものを、ギリギリまで熟れさせて使用。黄色くなって、フルーティーないい香りが立つものしか使いません。このレベルのものは袋詰めにするとその時点で傷んでしまうので、買って手に入れることはできません。そして、塩はキロ2,000円の豪華手作り塩を使用。丁寧に丁寧に漬け込み、綺麗に拭いた網戸の上で一個一個日に当てて作るのです。不味いわけがない。

かくいう私も、数年に一度ですが梅を漬けます。が、材料はマスターのものとは比べ物になりません。梅は出盛りの青梅をスーパーで安く購入。塩はキロ80円の中国産岩塩を業務用スーパーで購入。材料では圧倒的に負けてます。でも、作業のの丁寧さは負けないつもり。その結果どうなるかというと、遜色ないくらい美味い梅干しができるんです。

マスターはとにかく贅沢に楽しむ。材料にお金をかけて出費を惜しまず、その贅沢感も含めて出来上がりに満足するタイプで、男性の週末料理派に典型的に見られるタイプです。それに対して私は、安い材料を使ってそれに不釣合いなほど美味いものができたことを喜ぶタイプ。どちらかというと女性に多いタイプです。料理好きって、このどちらかのタイプに分かれるかと思います。その違いがクッキリ見えた梅干しでした。

06/08/07(Mon)

今週半ばに帰省をする予定なので、うちではあと何回食事をするかを計算したうえの、綿密な計画経済がはじまっております。ただでさえ、元から計画経済の色が強いのですが、それがより一層強くなるのが、この時期。家をあけるのは一週間ほどなので、常備菜は空に、タッパーに入れたご飯もゼロにしなきゃいけません。まだ包丁を入れていない玉葱・ジャガイモは例外としても、切ってしまったカボチャ・人参などは全て使い切るプラン。作り置きのお茶に関しては、さすがにピッタリ使い切って帰るというのは難易度が高すぎるので、多目に作っておいて、最後に捨てて帰ります。締め切ってしまい、室温がかなり上がることが予想されるので、醤油刺しに入れてシンクのうえに常駐してある醤油は冷蔵庫の中に。

冷凍庫の中はとりあえずそのままでオッケー。現在半房ずつビニール袋に入れて冷凍した葡萄が山と詰っているのですが、それはこちらに戻ってきてからのお楽しみです。オリーブ油・酢の残量が少なくなっており、通常ならばすぐにでも買い足すタイミングなのですが、帰省までは持ちそうなので、補充はこちらに戻ってきてからに先延ばしします。最初のうちは随分と失敗もしましたけど、さすがに年季が入ってきたので、このような手順の組立も手馴れたもの。あとは実家の両親に何を買っていくか…。結構うるさいんですよね、奴等。

06/08/06(Sun)

うちでは三食分のご飯三合を一度に炊き、二回分はタッパーに小分けして冷蔵、都度電子レンジで温めて食べてます。その場で食べる炊き立ての分はともかくとして、この暑さの中、ホカホカのご飯はどうかと思い、ここのところチンする時間を短くするようになりました。その結果、温め直したご飯は、ホカホカよりも一段低い温度帯、普通ならば“冷めてる”と言われかねない、温度帯の方が美味いことが判明。意外です。

ホカホカだと温度に誤魔化されてよく分からなかったご飯そのものの味が、温度が低いと前に出てくるのです。とはいっても、全くチンしないと、ご飯粒同士がくっついて固くなってしまっているので、イマイチ。それらがほぐれはじめ、ちょうどこれから温度が上がるぞってなタイミングがベストです。

以前どこかで、ご飯は実は冷や飯の方が美味いというのを読んだことがあります。ホカホカのご飯が最高という先入観に固まっていた私の頭は、それを軽く弾いて相手にもしなかったのですが、実は美味いです冷や飯。冷蔵庫のなかった頃は、冷や飯といってもせいぜい室温までですから、私の実感にも合致します。“冷や飯喰らい”という言葉のイメージにとらわれず、客観的に味わってみると、冷や飯って実は美味いんだと分かるかも。

06/08/05(Sat)

大家さんから庭で採れた茗荷をタッパー一つ分ほど貰いました。刻んで味噌汁に入れていると、この季節最後の方は傷んでしまいそうな微妙な量。そこで、味噌漬けにしてしまうことにしました。塩振って、軽く揉んで一昼夜。翌日、水分が出たころを見計らってよく絞り、味噌を塗りたくるだけ。次の日くらいから食べられます。スライスしてご飯のお供にしてもいいんですが、私がコレは!と思うのは、茶漬け。

茶碗に軽くご飯をよそい、全体に胡麻をパラパラ。刻んだ茗荷の味噌漬けとワサビをのせ、冷たいお茶をまわしかけて完成。茗荷のさわやかな香りで、何杯でもご飯が食べられてしまいます。思えば小さい頃はこの茗荷が苦手でした。どう考えても、子供が好みそうな味ではないですよね。しかし、いつの頃からか気にならなくなったというのは、私の味覚が大人になったという証拠かもしれません。夏の香りですね、茗荷。

06/08/04(Fri)

ここんところずーっと貰い物が多くて、7月のはじめに大人買いして冷凍してあった鶏ムネ肉を使う機会がありませんでしたが、貰い物もやっと一段落。ようやくこのムネ肉を使うことができます。食べたい食べたくないというよりも、冷凍庫のかなりの容量を占拠して困っていたんですよ。

ムネ肉はスーパーの透明ビニール袋に入れ、空気を追い出して口を結んであります。それを冷蔵庫に移して放置すること一晩。今の季節ならこれで8割方解凍が済みますので、そうなったら下味付け。まず一口大に切りますが、小さ過ぎると肉肉感が薄れて味わいが減りますので、うちでは一般的な焼鳥よりも一回り大きいくらいに切ります。今回の味付けは超スタンダードに醤油&味醂。半日ほど放置して味がしみたら焼いて食べられるようになります。

この手順だと夜解凍→朝下味付け→次の夜から調理可となり、すぐに食べられるわけではありませんが、放っておくだけなので、特に問題はありません。マッタリいきましょう。ちなみに、鶏肉を焼く時はそのへんの野菜をかき集めてきて、素焼きにして添えるのが常です。どうせ網を火にかけるんだから、網面を全部使わなきゃ損でしょうということで。いわば自宅で焼鳥。でも、面倒臭いので串は刺しません。

06/08/03(Thu)

ネタが無いので、先日の夕食ラインナップ。冷凍保存してあったカレー、最後の一回分を解凍してカレーライスに。実家から送ってきたジャガイモをベースに作ったポテトサラダ、キャベツのコールスローサラダ、ジャガイモ・玉葱・お中元のウインナーを網で焼いて塩胡椒したもの。

私は組み合わせよりも、速やかに常備菜を使っていくことを優先するので、オカズの組み合わせは割とバラバラになります。カレーにカボチャの煮物を添えたりするのも、割と当たり前。でも、昨夜の夕食は全体としての統一感がありますね。うちとしては結構珍しいケースです。最近はありませんが、以前はご飯にお好み焼きというコテコテ関西風組み合わせもやってました。ご飯の汎用性は偉大ですので、よっぽどでない限りはどんなものとも組み合わせられますね。

06/08/02(Wed)

先日久しぶりに、友人何人かと食事をしました。そのお店の目玉はエスカルゴ。陶器製のたこ焼き器のような器にエスカルゴの剥き身とバター・ニンニクを入れ、オーブンで焼いたもので、確かに美味い。美味いんですが、みんなエスカルゴしか食べないんですよ。アマイと言わざるを得ません。こういう料理で最も美味いのはスープと相場が決まっています。たこ焼き器の底には、エスカルゴとニンニクのエキスが滲み出た、バターがたっぷり残っています。これにパンを浸して食べる、コレ最高。エスカルゴ本体は、むしろダシガラのようなもんです。

こう書くと語弊があるかもしれませんが、フランス料理は素材よりもソース命です。白いプレートにサッと炙った魚の切身なんかをのせ、何日もかけて作ったソースをその周りに鮮やかに垂らします。魚も新鮮で美味いかもしれませんが、どっちが主役かというと、わたしにとってはやっぱりソースなのです。だから私は、こういう店に行くとパンで綺麗に皿をさらうことを常としています。

コレ、現地では普通のテーブルマナーとされているのですが、日本でやると意地汚いとみられることが結構あります。そこまでムキになって食べることはないんじゃないか、ということでしょうか。でも私は、作り手が一生懸命作ったものを、たとえわずかでも残飯にはしたくないです。だからいつも私はパン多目。よく食べるねと、いつも言われます。

06/08/01(Tue)

こうやってメールアドレスを公開していると時々、“サイト読んでます”なんてメールを貰い、とても嬉しくなるのですが、それを遥かに超える数で届くようになるのが、ジャンクメール。私が現在使っている秀丸メールは、禁止ワードや禁止アドレスの登録といったフィルタ機能がとても充実しており、ずっとそれを使っていたのですが、最近一段とジャンクメールがひどくなり、手動での登録が段々追いつかなくなっていました。そこで、秀ソフトのサービスに登録し、毎日秀ソフトが秀丸メールの使用者から集めた迷惑ワードをメールで送ってもらって自動追加することにしました。

このサービス自体は無料。その存在はずっと知っていたのですが、PGPというフリーソフトを常駐させなくてはいけないというのが引っかかっていました。メモリ吝嗇とでも言いましょうか、私は大小問わずソフトを“常駐”させるのが大嫌い。XPだとそんなに気にすることはないと、頭では分かっているのですが、ただでさえ不安定なMEを、少ないメモリで騙し騙し動かしていた頃の暗黒の記憶がそうさせるのです。

結果、超快適なメールライフが実現。完全排除とまではいきませんが、目に触れるスパムは1日1〜2通に激減しました。調べてみるとPGPの常駐で使われるメモリの量もごくわずかなもの。もっと早くサービスに加入していればと少し後悔。秀丸メール、機能面では超大御所のOEを遥かにしのぐ素晴らしさなので、ネーミングをもう一捻りすれば広がるかもしれないのにと思っています。秀ソフトの“秀丸エディタ”“秀丸メール”ではあまりに芸が無い。まぁ、秀ソフト自体が現在の状態に満足しているのかもしれませんけどね。

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