2008年5月

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08/05/31(Sat)

うちの庭には、植えて結構な年数の経つ枇杷の木が生えています。先日ふと見ると、まだ青いながら実が付きはじめ、今年は豊作の予感。この枇杷はとても甘く、毎年私が収穫して大家さんのところに持って行き、6〜7割を貰うというのがここ数年の恒例になっているのですが、収穫が年々難しくなっています。というのも、敷地内の木は全て、年に数回大家さんの親戚の人が来て剪定するのですが、この人が言ってはいけないかもしれませんが、ド下手。

こういう果樹を剪定する際は、上へ伸びる枝を払ってなるべく背を低く、横に広く作っていくのが定石です。ところがこの人、梯子をかけるのが面倒なのか何だか知りませんが、下枝の方からどんどん払っていくもんだから、木がどんどんノッポの状態になり、遠くから見るとこの枇杷はまるで椰子の木みたいな形に。こんな樹形の枇杷の木、いまだかつて見た事がありません。

その結果、木の高さは二階の屋根を越えるほどになっているのに、一番下の枝は一階の屋根より高い部分にあるという奇妙な形に。こんなんじゃ、危なくて収穫なんて出来ません。甘い枇杷は魅力的ですが、それにつられて木から落ちて骨折なんてしたら、笑ってられませんから。ちゃんと植木屋さんを呼んでやってもらえばいいのにと思うんですが、お金、勿体ないんですかね。枇杷、今年は何個採れるやら…。

08/05/30(Fri)

大家さんから玉葱を10個ほど貰いました。彼女は親戚から貰ったらしいのですが、一人暮らしでは食べきれないという事で、私も一人暮らしなんですけど、ゴッソリ貰ってきました。サテ、どうするか。一番コンスタントに量を減らせるのは、なんといってもサラダです。玉葱半個を縦に薄くスライスし、水に晒してから皿に盛ります。戻したワカメも一緒に載せて醤油をかけ、最後に一番上から鰹節。コレ最高。10個の玉葱が20食分で全部無くなります。

それはそれで作ったんですが、やや肌寒いここ数日、少し温かいものも食べたいということで久しぶりに作ったのが猫耳麺のペペロンチーネ。猫耳麺はニョッキのようなパスタの一種で、結構気に入ってて時々作るんです。作り方は(慣れれば)簡単。小麦粉(安い薄力粉でOK)150gに水60ccを加え、よ〜くこねて濡れ布巾をかぶせ、半時間ほど寝かせておきます。それを麺棒で5mm程の厚さに伸ばし、縦横格子に切れ目を入れて、5mm角のサイコロ状に切り出します。親指を使ってこのサイコロを、対角線上にギュッと潰せば完成。猫の耳の形をしているから、この名前がついたらしいです。慣れてきて、左右の親指で二個ずつ同時進行で作れるようになると、相当早いんですが、片手だけで作っている間は、結構時間がかかるかもしれません。

沸騰したお湯で出来上がった猫耳麺を4〜5分ほど茹でます。その間に隣の火口では玉葱とベーコンをじっくり炒めてソースの準備。鷹の爪も入れて少々辛めに。味付けは塩胡椒だけで、茹であがった麺を絡めれば完成。皿に盛ってからパセリと粉チーズを振りかけます。手打ちウドンみたいに細長くするタイプのパスタもよく作るんですが、こういうニョッキタイプのパスタも美味しい。パスタ(ウドン)を手作りする家って少ないですが、案外簡単でしかも美味しいんです。

08/05/29(Thu)

実家の畑でも夏野菜が採れはじめたらしく、野菜箱が送られてきました。ありがたいことです。キュウリ・ナス・小松菜・新玉葱etc。中身は全部向こうにお任せなので、自分の必要なものを必要な量だけピンポイントで手に入れる事は出来ませんが、何せ新鮮そのものの美味しい野菜なんで、プラスマイナスで大きくプラスって所です。

こうやって大量の野菜が届いた時、どの野菜から使っていくのか。その基準は、その時に何を食べたいかではありません。一番目は、料理をすると嵩が大きく減るもの。今回の場合は、無論小松菜です。なにせ冷蔵庫が小さくて、収納に限りがあるので、嵩が減らせるものはとっとと減らしてしまうのが上策。今回はオーソドックスに、一旦茹でてから醤油・鰹節で王道オヒタシとしました。お湯から引き上げてみると、かわいそうに2cm程の青虫が三匹、釜茹での刑に。わざわざ東京まで送られてきて、釜茹でとは哀れですが、茹でる前には見つけられっこありませんから、不可抗力です、南無。

ナスは先日、定番焼きナスにしてしまったので、この田舎から来た奴は、8割マリネ2割味噌汁の具になる予定。キュウリはやっぱりワカメとオヒタシでしょうか。送られ始めると、嫌がらせの様に次々送ってくるので、とっとと食べないと…。ちょっとプレッシャーです。

08/05/28(Wed)

そろそろ路地物の夏野菜が安く出回り始めました。ナス・キュウリ・茗荷etc。今日買ってきたのは、今年初のナス。最初のナスという事は、ちょっと面倒臭いですが、やっぱり焼きナスでしょう。ヘタのビラビラッとした部分だけを取り去ったナスを魚焼き網にのせて火にかけます。ヘタごと切ってしまう方が簡単なんですが、後で持ち手を確保するために敢えてこうします。

火加減は強火。時々箸で転がしながら、万遍なく焼いていきます。焼き加減は、ちょとこれ焼き過ぎじゃないの?というくらい焼いてしまうのがコツ。ココで中途半端に情けをかけると、美味しくありません。かえって焦がしたくらいの方が香ばしくていい感じになります。次は山場。焼きあがったナスの皮を熱いのを我慢して気合で剥きます。一度水に晒せば、温度が下がって楽勝になるのですが、それはダメ。旨味が流れてしまうので、あくまで気合で。

皮を剥いたナスを縦に裂きます。割く際には、竹ヒゴを使うと簡単。焼きナスだけは、包丁で切ってしまうと、何となく美味しくなさそうなので×。出来た焼きナスに、ちょろっと醤油をかけ、細く切った大葉をアクセントに少しのせれば完成。やっぱ、ナスといえば焼きナスでしょ。

ナスは油と非常に相性が良くて、つい炒めるベースの料理に使ってしまいがちですが、どっこい一番美味い食べ方は焼きナスだと思います。ちょっと面倒なんで、あんまり作れませんけどね。でも、ビールが好きな人なら、暑い一日の終わりに冷えたビールと焼きナスなんて、最高だと思いますよ。

08/05/27(Tue)

今日はうちのタンパク質の補給源である、大豆を茹でる日。前の晩から水に浸して戻しておいた大豆を15分ほど茹で、ザルにあげてから醤油に浸します。醤油だけだと少し辛すぎるので、茹で汁を戻して濃度調節をします。ところでこの茹で汁、濃度調節するだけで残りを捨ててしまうのはモッタイナイので、残りは味噌汁に転用。大豆を茹でて汁の中ですりつぶしたやつは呉汁といいますが、本体が入ってないので準呉汁とでもいいましょうか。

味は、正直言って普通です。茹で汁が入っているかいないかなんて、全然わからない。そりゃそうでしょう、同じ大豆由来の食品である、味噌がバリバリに幅を利かせてますから、茹で汁ごときの個性では前に出る事はできません。それでもまぁ、どうせ下水に流すなら栄養として体に取り込んでしまったほうが良いに決まってるわけで。食べられるものは全部食べる、相変わらずのうちのポリシーです。

08/05/26(Mon)

少し前になりますが、ラジオで築地に魚の卸売り問屋を構える三代目という人が出てまして、実に意外なものが鰹のタタキに合うんですと力説してました。それは、ピーマン。極薄にスライスしたピーマンを、タタキで包んで食べるんだそうです。タタキ・ピーマン、両方とも癖の強い食材ですから、下手をすると激マズになるんでしょうが、この取り合わせは非常に相性がいいそうで、その話がずっと頭に残っていました。

そして、チャンス到来。150円引きのシールのついた鰹の刺身。残念ながら、タタキではありませんでしたが、まぁ似た様なもんでしょう。ピーマンは安く手に入りますから、問題なくゲット。早速試してみました。結果:思ったより悪くないです。確かに、鰹の生臭みをピーマンの癖が消しているような気がします。普通に食べられます。でもね、私としてはやっぱり鰹にはニンニクがいいですねぇ。本当に相性面で上回っているのか、それとも私の長年の食習慣がそうさせているのか、定かでは無いですが、やっぱりニンニクには敵いません。基本的に、食に関しては保守的なんですよ、私。やっぱり、長年愛されてきた食べ方ってのは、それなりに色んな人の審査を通過してますんでね。

そういえば、かなり初期の“美味しんぼ”で、鰹の刺身をマヨネーズで食べるってのがありまして、これも試してみました。確かに、鰹の生臭みをマヨネーズの油分が包み込んで食べ易くはなります。でも、私はやっぱり、鰹には酢醤油がいいですねぇ。

08/05/25(Sun)

実家からの荷物に、牛肉の時雨煮と小女子の佃煮が入っていました、ありがたい事です。私も昔一緒に暮らしていたから分かるのですが、実家の父母はこういうものをほとんど食べません。そんなわけで、うちに回ってくるのです。贈答品に使うものだから、買うと結構高いと思うんですよ。しかし、味はともかく、こういうのって嵩上げが酷過ぎないですか?

例えば牛肉の時雨煮。50gほどの本体が、真空パックのビニールに入っています。それが厚紙の小箱に入っているのですが、この小箱、側面は厚紙を折り込んで二重になっており、底面には発泡スチロールが仕込んであります。そのせいで、本体のビニール袋と比べて、小箱は二回りも大きくなってしまいます。更にこの小箱が四個セットで大箱に入っているのですが、この大箱の側面・底面も同じ様な細工が施されています。実に資源がモッタイナイ。

多分50gを真正直に見せると、貧相過ぎて豪華さがでないという事で、徐々にエスカレートしてきたんでしょうが、あまりに酷い。卵とか西瓜とか、壊れモノならまだ分かりますが、時雨煮の真空パックです。踏んだって壊れません。見栄を張るのも大概にしといた方がいいとおもうんですけどねぇ。

08/05/24(Sat)

昨日の夜パソコンを打っていたら、目の前を何か黒いものが横切りまして、アッと思ったら蚊でした。もうたっぷり補給済みらしく、よたよたと頼りない飛び方。一年ぶりの私でも軽く叩く事が出来ました。叩いた後の手にはかなりの量の血。すっかり油断してました。昨夜は暑かったんで、窓を全開にしてたんです、おまけに網戸をつけずに。一応まだ五月なんで、蚊が出るなんて思っていなかったから、通気を優先して全開にしておいたのが裏目に出たようです。

それにしても、もう蚊が出るシーズンになったんですね。今年の夏も相変わらずクーラーを使わず扇風機で乗り切るつもりなので、この週末は網戸の掃除です。キレイにしてるのとそうでないのとでは、風の通り方がかなり変わってくるんです。西瓜も食べたし、蚊も叩いたし、もう春ではなくなっているのかもしれませんね。

08/05/23(Fri)

新生姜が安く出ていたので(大袋200円)、コレはっ!と思って買ってきました。というわけで、生姜の甘酢漬けの仕込みです。今回の新生姜は泥のついていないタイプだったので、楽でした。まず、生姜をパーツごとに切り離します。こうする事で嵩が減り、使う酢の量も減らす事が出来ます。鍋は普通のアルミ鍋。酢を使う時は琺瑯鍋が推奨されますが、酢は強酸でもありませんし、鍋で煮る時間もごく短いので、あんまり気にする事は無いと思います。いつも使っている鍋でいいんじゃないでしょうか。売り物となったら話は別でしょうが。

酢は生姜の頭が少し出る位の量で。新生姜は水分が多いので、これくらいで火を入れると、ヒタヒタになります。割と重要なのが砂糖の量。これは味をみながら調節しますが、かなり大量に入れないと効きません。最低でも酢の半分くらいは入れる覚悟で。最後に鷹の爪を入れて点火。沸騰したら鍋に蓋をし、弱火で5分ほど煮てから、ゆっくり冷まします。煮ている最中に味をみて砂糖を追加するんですが、酢を煮立ててるもんで、油断していると咳込みますから、要注意。粗熱がとれたら冷蔵庫で保管します。

酢と砂糖を大量に使っているせいで、保存性は抜群。冷蔵庫に入れておけば、秋口くらいまでなら余裕で使えます。薄くスライスして、そのまま食べてもいいし、お浸しなんかのアクセントに入れてもいい。何かと便利な、生姜の甘酢漬けです。

08/05/22(Thu)

田舎の親戚が小玉スイカ(二玉)を送ってきてくれました、ありがたい事です。子供の頃から、メロンは嫌いだけどスイカは大好きというこの私。小玉如きなら、一玉二日もあれば食べ尽くしてしまいます。ちなみに、メロンは嫌いだけど食べられないという事はありません。うちでは同じ畑で並んで作っていたので、私の中ではメロンとスイカはセットなのです。

ところで、うちの冷蔵庫は2ドアで100リットル程度の小型のもの。いつもの状態だと、中の棚につっかえてしまい、スイカは入りません。というわけで、スイカのために冷蔵庫の中身配置を大幅変更。とりあえず棚板を一つ取り外して高さを作り、メインのスイカを入れます。その後、周囲にタッパー常備菜を配置。計算上ではあと4日間はこの配置でいく事になります。

最近の小玉スイカは、品集改良が進んでとても甘くて美味しいのですが、不満も一つ。皮が薄い。中の赤い所だけ食べる普通人には好都合なんでしょうが、私は残った皮の表面の緑色のところを薄く削ぎとり、白い部分を浅漬けにして食べてしまう癖があります。癖の無いキュウリのような感じで美味しいんですよ。ところが、小玉スイカはギリギリまで皮を薄く品種改良しているんで、食べる所がない。スイカとしてしか食べられないってのが、唯一の不満です。

08/05/21(Wed)

イカ、ラスト。昨日までは普通に炙って食べるつもりだったんですが、ちょうどご飯を炊く日と重なった事もあり、気が変わりました。炊き込みご飯です。米三合に対してイカの胴体半分、バランスもちょうどいい感じ。

相変わらず、皮は剥きません。1cm位の角切りにしたものをご飯と一緒に炊き込むのですが、イカは火を通し過ぎると固くなるので、蒸らしのタイミングから投入します。最初から入れてはダメ。あと、これはうちで作る炊き込みご飯全般に言えるのですが、調味料は殆ど使いません。今回のイカなら、2日間味醂醤油に漬け込んで、イカに染み込んだ調味料だけで十分。外で炊き込みご飯を注文すると、皆がそんなもんだと思ってしまったせいか、“醤油ご飯”みたいなものが出てきてしまいますが、個人的にアレは、醤油臭くて嫌いです。醤油をはじめとする調味料は、ほんのちょっぴりで十分。

あと、炊き込みご飯というと、何でもかんでも入れたがる傾向にありますが、私の場合は一点突破、今回はイカのみ。ただし、うちは共用スペースに木の芽が生えており、大家さんから勝手に使っていいと言われているので、これを伝統にのっとって、掌でパンッと叩いてから茶碗に軽くよそったイカご飯にのせます。爽やかな木の芽の香りが一層食欲をそそり、絶品。炊き込みご飯って、普通に思われているよりずっと簡単に出来て、なおかつ美味しいんですよね。

08/05/20(Tue)

食べ物は美味しいところから優先的に食べていくという主義の私、先に食べるのは、昨日残ったイカの胴体の上半分か下半分かとなると、そりゃミミ(エンペラ)がついてる上半分に決まっています。コリコリしていてとても美味しいんですが、食材の世界ではゲソ同様外道扱い。スーパーでは刺身をとった後に、ゲソとミミがセットで格安販売されているくらいです。が、火を通したミミは美味い。

昨日から味醂醤油に漬け込んでますんで、味の浸透はバッチリ。焼く場合には、皮も立派な味わいになりますから、わざわざ剥いたりしません。食べずに捨てるのは背骨(生物学的には退化した殻のなごりらしい)だけです。魚系を焼く時は全般的にそうですが、弱めの火でグジグジ焼いたりしないコト。気持ち強めの火加減で、ひっくり返すのは一回だけ。スルメイカは特に、中空構造のせいもあって、火の通り早いですから、生焼けを心配する必要はあんまりありません。皮がちょい焦げて、醤油がこんがりいい香りをさせ始めたら、それでオッケー。

昔の有名な歌に、肴は炙ったイカでいい、なんて歌詞がありますが、とんでもない事です。炙ったイカは超美味しいのですよ。

08/05/19(Mon)

ここんところ、味噌汁の具はずっと新玉葱・ワカメ・油揚げだったんです。で、このたび晴れて新玉葱が全部無くなりまして、二回続けて新玉葱ってのも芸がないなと思いつつスーパーに買出しに行ったら、やっぱり新玉葱を買ってしまいました。うちで作る味噌は、どちらかというと辛め。火の通った新玉葱の甘味と、辛めの味噌がベストマッチングなのです。美味い。

今回は、それに加えてスルメイカ(1杯120円也)をゲット。鮮度はイマイチなので、ワタは諦めましたが、火を通せば身は十分に食べられる状態。売り場でイカを見ているうちに、網で炙って醤油をさっと付けて食べるってのをやりたくなったので、購入。勿論イカ一杯を一度で食べてしまうなんてコトはしません。ゲソ&胴体を半分ずつで都合三回分。初っ端は私が一番好きなゲソから。ゲソってイカの中では格下に見られがちですが、とんでもない。イカで美味いのはゲソです。

以前はリング状のツメを指でしごいて外してから焼いていましたが、ココもカリッと焼いて食べるのが最高に美味いと気付いてからは、外すのはトンビだけになりました。10本の脚を3本-3本-4本に3分割してから、コンガリ焼いた後、醤油をチョロッと付けて食ベルのが最高。酒呑みみたいですが、下戸なのでアルコールは一切ありません。残った胴体は味醂醤油に漬け込んで明日以降のお楽しみとなります。でも、ゲソには敵いませんがね。

08/05/18(Sun)

仕事以外で一週間のうち一番忙しい時間帯は?といえば、それは間違いなく日曜日の午前中です。今日みたいな天気のいい日はなおさら。起きて顔洗って歯を磨いたら、布団を干して、一週間分の洗濯物を洗濯機に放り込みます。その後、沸かした茶を飲みつつネットを見ながら脳をしゃっきりさせたら、本日の更新。更新後はニュースサイトを中心に昨日のニュースを拾っていると、洗濯物が洗いあがるので、干し作業。起きてからココまでが大体1〜1.5時間といったところです。

そのあと部屋の掃除。うちは原始的に箒とチリトリで掃除するので、まず片付けをせにゃなりません。畳の部屋を掃除する時は、邪魔になるものはキッチンに、キッチンの掃除をする時はその逆。掃除機でガーッとやってしまった方が早い気もするのですが、この週一回の大移動があるせいで、余計なものを買わない癖がついたともいえます。箒がけのあとは雑巾がけ。雑巾がけの際には、先日からキッチンクロスを中心に漬け置きしていた洗剤水を使って、資源の有効活用。最後に雑巾を洗う際も、この残り水を使えば汚れがよく落ちます。この掃除が大体1.5〜2時間といったところ。

そのあと、一週間分の仕込みをかねた、少し早めの昼食準備に入り、気がつくとお昼ってのがいつものスケジュールになってます。雨が降ると、洗濯・布団干しが翌日以降に延期になるので、少し時間が短縮されますが、やっぱり日曜日の朝は今日の様にカラッとスッキリ晴れているのがいいですね。

08/05/17(Sat)

今日も今日とて、キャベツ三昧。とはいえ、一応今日で全部使い切りました。大きいのは、酢キャベツ。ザク切りにしたキャベツをサッと茹で、酢・塩・昆布で味付けしたもの。サッパリしていていくらでも食べられますし、酢を使っているんで、日保ちもするのです。4〜5日は余裕で平気。そして、キャベツの料理といって絶対に外せないのは、炒め物でしょう。

先日、突発的に肉が食べたくなった時に買った鶏モモ肉、全部使い切らずに少し冷凍しておきました。これを朝出かける前に、冷蔵庫に移して解凍しておきます。帰ってきたら、味醂・醤油を注いで下味がつく状態になってから、着替え諸々を済ませる間に、味が浸透するって寸法。炒め物と一口にいっても色々あります。塩胡椒だけ・カレー味・トロミ付け、などなど。でも今回は鶏モモ肉ですから、照り焼きの延長としてのキャベツ炒めにしました。醤油と味醂で甘辛く炒めたキャベツ。ご飯のおかずとしては、最強です。ちょっとホイコーローみたいな感じ?

最後に残ったのは、キャベツの中心に近い柔らかい部分。この辺まで来ると、芯の部分も柔らかくて美味しいので、毎日少しずつ味噌汁に入れて食べていきます。キャベツ一玉150円は残念ですが、これだけ使い回せばまぁ、元はとったかなという感じです。

08/05/16(Fri)

今日は昨日のキャベツを使って浅漬け。まとめて買った食材を、色々な形で使い倒すのがミソジ流。1/4カットキャベツなんて、買いません。キャベツといえば、メジャーなのは浅漬けよりもサラダですが、浅漬けにすると嵩が減って一度に沢山のキャベツを食べられるし、ドレッシングを使わないので油減。それに、日本人ですから、サラダより浅漬けでしょ。

キャベツは適当にザク切りにします。芯の部分は漬かりづらく、味が不均一になる元なので、削いで厚みをそろえます。無論、削いででた欠片も浅漬けに入れますよ。全体に塩をまぶし、10分ほど放置してしんなりしてきたら、力任せにギュッと絞ります。あとはそれをタッパーに入れ、海水程度の塩水をはれば出来上がり。冷蔵庫で冷やしておけば、夏でもサッパリ食が進みます。とはいえ、塩とキャベツだけではあんまりなんで、そこに変化をつけます。今回入れたのは、昆布・鷹の爪・そして同僚から出張土産に貰った柚子胡椒。

浅漬けはどこまでいっても脇役なので、あんまり主張する味にはしないほうがいいと思います。箸休め的にちょっとつまむような一品ですから。でも、こういうのが常に食卓に上ると、何だか嬉しいんですよね。

08/05/15(Thu)

最近なんだか野菜が高いです。ガソリンとか小麦粉とか、そういう基本的な商品が軒並み値上がりしているので、そのあおりを喰らっているのでしょう。今後このレベルで、物価は固定してしまうかもしれませんね。残念な事です。というわけで、今日はキャベツ。以前は一玉100円以下じゃないと買わなかったんですが、その基準だと今後手に入らなくなりそうなので、今回は150円。まぁ仕方ないです。

というわけで今夜は、キャベツとワカメの味噌汁。芯の部分を薄くスライスして火が通りやすくしたキャベツを、火を通し過ぎて歯応えを失わないように注意しながら、味噌汁に仕立てます。ダシはイリコ。

子供の頃、行儀が悪いから味噌汁をご飯にかけて食べてはいけないと注意されたもので、今でもご飯に味噌汁をかける際には少し躊躇しますが、美味いんだから仕方ない。ただし、最初からはやりません。ご飯二杯目の半分までは、普通におかず・味噌汁・ご飯の三角食べ。最後に締めとしてご飯味噌汁をやります。特に甘味の出たキャベツの味噌汁で作るご飯味噌汁が美味いんです。確かに行儀は悪いですが、止められません。

08/05/14(Wed)

ここひと月ほど健康ベジライフを送っていましたが、反動がきたのか、どうにも肉が食べたくて仕方なくなりました。無理をするのは体に悪いので、ガッツリ脂っこいものを食べるのですが、何にするか。レシピ無しでも簡単に作れて、肉々しい一品で、ご飯にあって…、となると豚バラの角煮か、鳥モモの照り焼き辺りが順当な線でしょう。角煮は煮る時点で脂が抜けて、少しサッパリしてしまうので、今回は脂重視で照り焼きに決定。

別に難しい事は何にもありません。砂糖・醤油・味醂・塩などで味をみながら漬けダレをでっちあげ、そこに30分ほど漬け込んだ鳥モモ肉を、皮目からじっくり焼き上げるだけ。ちょうどニンニクが大量に余っていたので、すりおろしてたっぷり投入。思い切りパンチを利かせるのです。久しぶりの脂っこい肉は実に美味い。日常的に食べていた時は別にどうも思いませんでしたが、基本ベジライフ・ごく稀に肉って、簡単にご馳走感が出せていいかもしれません。鶏モモ肉は500gほどのパックで買ってきたので、3日ほどは毎日照り焼き。飽きてきた頃にベジライフに戻り、そして次の脂を待つ。いいリズムです。

08/05/13(Tue)

今朝の東京は寒い。一時は30度を越えて、夏のようだった気温が嘘のようで、夜は毛布が復活しました。今朝は雨。所用があっていつもより2時間ほど早く起きたのですが、なかなかいいもんですね、早起きってのは。起きぬけにカーテンを開けるとまだ薄暗くて、そんな時間帯に茶を飲みながら新聞を読む。早起きを習慣にしている爺さんになった気分です。

現在、早起きってのにちょっと興味があって、毎晩10時くらいに寝て、5時半くらいに起きる生活が出来たら理想的だなって思ってます。今日は5時半起床なんですが、太陽とともに活動を始める生活って、体のリズムにもあってる気がします。まぁ、長年染み付いた宵っ張りの癖はなかなか抜けないわけで、辛い一面もあるんですが…。眠気で頭がボーっとしてて外は寒い今日のような朝は、熱い茶が美味いです。

08/05/12(Mon)

うちの近所に天然酵母のパン屋さんがあります。小麦粉も多分すごく厳選して使ってて、ナッツやドライフルーツ類がたっぷり入った、ずっしりと重いパンが主体。一度、知り合いから貰って食べた事がありますが、確かに美味いことは美味い。でも、当然ですが高い。拳二つ分くらいの大きさの丸いパンが、大体400円。最近行ってないので、ここんところの小麦粉・バターの値上げが直撃して、更に値上がりしてるかもしれません。

価格に根拠がある事はよく分かります。材料は厳選して使ってるし、多分、手間も余計にかかってるでしょう。でも、パンはご飯に代わる主食だというとらえ方をすると、この価格はちょっと高過ぎて、友人への手軽なプレゼント用になってしまいます。でも、いわゆる健康意識の高いロハス層は喜んで買ってるみたい。

別に、パン食べるなとは言いません。言いませんけど、日本は風土的に米が採れる地域であり、小麦はずっとマイナー穀物だった事を考えると、もっとご飯が食べられてもいいと思うんですよね。また、米+ロハス=玄米みたいな面倒臭いことになっているのもちょっと嫌。白米、美味しいですよ。炊くの簡単だし。白米しか食べないんだったら栄養バランスも崩れるでしょうから、玄米だけの方がベターでしょうが、今時そんな人、いないでしょう。

食への安心が世間的に大きくとりあげられ、意識が高まっているのはいい事かもしれませんが、どうにも極端に走り過ぎている気がします。毎日のことにそんなに肩肘張ってたら、面倒臭いし疲れるでしょう、と私は思うんですけどね。

08/05/11(Sun)

一週間ほど前、実家から山の様に送ってきたエンドウマメ。今回は、エンドウマメがあったら一回は作らなきゃいけない、豆ご飯です。高野豆腐と煮るのも好きなんですが、やっぱりエンドウマメといったら、塩味のきいた豆ご飯でしょ。

使う豆の量は相変わらず適当です。今回は、米3合に対して豆一掴み。グラムとかよく分かりません。作り方はこれまた簡単。まず普通にご飯を炊きます。いつもと違うのは、昆布一枚と塩一つまみを入れておくこと。塩の入ってない豆ご飯なんて、豆ご飯じゃありませんから。そして肝心のエンドウマメ。エンドウマメは下茹でなし、生のまま放り込みます。入れるタイミングは、蒸らしが始まる時点。電気炊飯器を使う場合は、カチッと音がしてモードが切り替わる筈なので、そこを見逃さずに。私の様に鍋を使っている場合は、手動で火を落とすので、タイミングは見逃しようがないです。

塩味のきいた豆ご飯、絶品ですね。でも、小さい頃はコレが大嫌いだったんです。豆は全部避けて食べてましたから。思うに、子供はパサパサした食感のものが苦手なんだと思います。イモ類とかカボチャも同様。パサパサしがちな魚より、脂っこい肉の方を好む子供が多いというのは、とてもよく分かります。まぁそれはともかく豆ご飯。冷凍グリーンピースなんかではなく、自分で莢を外したエンドウマメを使った豆ご飯は、この時期の風物詩。一度は食べとかなきゃ、季節を越せません。

08/05/10(Sat)

今日の一品はスナップエンドウ。スーパーで袋入りが150円の安売りだったので、喜んで買ってきました。買うならやっぱり旬のものですね。で、どうするか。いつもなら、軽く茹でてから、酢や油などを調合したドレッシング風のもので合えるのですが、今回はもっと簡単に、茹でて醤油をかけるだけってのをやってみました。

買ってきたスナップエンドウは、とにかく片っ端から筋を外します。こればっかりは、何を作るときも一緒。ポイントはお湯の沸くタイミングで、ちょうど筋を外し終わった時にお湯が沸き始めるように、点火の時間を逆算して決めるのがポイント。そうそう上手くいきませんけどね。今回も、少し沸騰が早かった。まぁ、運試しみたいなもんです。バッチリ沸騰したら、明日は一日ラッキーだ、みたいな。沸騰したら塩を多めに投入し、決して茹ですぎてスナップエンドウの風味が抜けないように注意しながら、固めに茹でます。ここも、何を作るときも一緒。茹で足りないのと、茹で過ぎるのとでは、明らかに茹で足りないほうがベターです。そんなつもりで。

茹で上がったら冷水にとって急速冷却し、あとは醤油をかけて食べるだけ。これが意外に美味かった。新鮮なスナップエンドウの甘味は、単に塩茹でしただけの状態が、一番活きると思います。ドレッシングも要らないですね。というか、醤油も要らない。別盛りした塩をつけながら食べるのが、一番美味いと思います。最近ホント、簡単な料理が多くて、こんなんで料理好きを自任できるのかと感じる今日この頃です。

08/05/09(Fri)

職場でカリントウを一袋貰いまして、こういうの自分では絶対に買わないんです。夕ご飯の後にネットを見ながら、5本だけ食べようと思って袋を開けます。5本なんて、お気に入りのページを2つか3つ見終わる頃には全部食べ終わってます。そこで袋の蓋を閉じれれば完璧なんですが、私の場合は、せっかくだから後3本…ということになります。で、その3本が終わる頃にはまた3本ということで、エンドレス。結局一袋のカリントウを2回で、いやひどい時には一回で食べ終わってしまうわけです。これでは、体にもお財布にも優しいわけがありません。

というわけで、私がコンビニやスーパーでお菓子類を全く買わないのは、別に嫌いなわけではなく、私には自制心が欠如しているから。今日はこれだけと決めて、それをガッチリ守れれば、別にこれほどまでに避けはしません。まぁ大体、スナックなんてついつい食べ過ぎてしまうような味付けになってるものですけどね。その延長で、いつの間にかストック廃止になったのがドライフルーツ。干し杏や干し葡萄は、料理の甘味付けアクセントとして最適なのですが、うちにあると料理に使う数倍の量が、間食としてあっという間に消費されてしまうんです。これじゃダメだというわけで、廃止。いつか私に、自制心と意志の力が備わる日は来るんでしょうか?

08/05/08(Thu)

昨年、実家から大量に大葉を送ってきた際に作っておいた大葉の塩漬け、ほぼ終了です。夕ご飯の仕度が始まる頃に数枚を水と一緒に小皿に入れ、塩抜きしたものを海苔の様にして、ご飯を包んで食べていました。ところで、葉を容器の上からどんどんとって使っていくと、後に残るのは、もったいないからと一緒に漬け込んだ、比較的細くて柔らかい茎の部分。ここは混ぜご飯にして食べてしまいます。

塩抜きは葉の部分と一緒。小皿に入れて適当に塩抜きしたら、まな板にのせて包丁で微塵切りに。これを炊きたてのご飯に混ぜれば、完成。市販品で混ぜご飯の素ってのがありますが、本来捨てるべき茎を使った混ぜご飯ですら、市販品のはるかに上を行く美味しさのものが出来ます。このバリエーションとしては、ボトルの底に溜まったワカメの欠片を使ったワカメ混ぜご飯も美味い。

思うに、フリカケとか混ぜご飯の素とかいうものは、買うものでも、ましてやわざわざ材料を買って作るものでもなく、余ったものでちょこちょこっと作るのが本来の姿ではないでしょうか。鯛のアラを使えば、上等の鯛茶漬けの素が出来るし、ダシをとった後の鰹節からは美味しいフリカケが作れます。そのまんま捨てるのもモッタイナイから、とりあえず再利用、というのがうちのフリカケ・混ぜご飯の素に対するスタンスです。

08/05/07(Wed)

先日やり始めて止まらなくなってしまったのが、湯呑み・冷水筒の茶渋とり。うちは、激落ち君などの商品名で売られているメラミンスポンジを常備してありまして、これを使うと茶渋が本当によく落ちるんです。今までは、茶渋というと落とし辛い汚れの代表格だったのですが、メラミンスポンジの登場以来、状況は激変。本当にあっという間に落ちるので、面白いくらいです。

メラミンスポンジの使い方は簡単。2cm角くらいに切り出したスポンジを軽く水に浸し、よく絞ってから汚れをこするだけ。洗剤も何も要りません。形はスポンジですが、やっている事はむしろ消しゴム。ですから、表面がザラザラした陶器系の器をこすると、消しカスのようなものが出て、どんどんちびていきます。

湯呑みは毎日洗っているので、案外そうでもないですが、割と油断しがちなのが冷水筒。ずっと冷蔵庫の中に入っていて目に触れにくいし、基本的には連続で使用するので、中が空の状態で休んでいる時がありませんから、ついそのままにしがち。で、気がつくと茶渋でひどく汚れている状態に。でも、こんな時こそ洗浄が楽しい。汚れが落ちていくのが目に見えて分かりますから、つい過度に隅々まで洗って喜んでしまいます。本当はココまで徹底的にやらなくてもいいから、もっとマメに洗うべきなんですけどね。

08/05/06(Tue)

知り合いに朝はパンという人がいまして、最近バターが全然手に入らなくて困っているという話を聞きました。うちは基本的にパンを買わないのでバターには縁がなく、従ってスーパーには行って、乳製品売り場には近付かないので、全然気がつきませんでした。早速、スーパーに行きついでにバター売り場を覗いてみると、本当に全然無いんですね。売っているのはマーガリンばっかり。本来バターがおいてある棚には張り紙がしてあり、入荷曜日にはお一人様一個限定で買えますの掲示。まるで配給。

マーガリンでも構わないって人なら問題ないでしょうが、バターじゃなきゃっていう人も多いでしょうから、コレは困る。特に、個人経営のパン屋さんなんてどうしてるんでしょうか。私がパン食だったら、オリーブ油+塩に切り替えるかな。

それもこれも全て、少し前に牛乳がだぶついたからといって、乳牛の頭数を政策的に減らしたのが原因だそうです。鶏インフルエンザみたいな病気で、アクシデント的に乳牛が居なくなったというのならともかく、政府が減らしてしまったというのは大失敗ですね。まぁ、責任も何もとりゃしない政府ですから、どうとも思ってないんでしょうけど。

08/05/05(Mon)

今日は実家から送ってきたエンドウマメの処理。冷凍保存が出来るという事で、実家からは油断していつもより更に大量に送られてきます。確かに、莢を外してビニール袋に入れれば、冷凍保存は可能ですが、やっぱりフレッシュなものをさっと煮て食べる方が、ずっと美味しいに決まっています。ですから、うちでは出来る限り冷凍はしません。自分の食べるスピードを綿密に計算した上で、こっから先は無理、という部分だけを最低限冷凍に回します。

エンドウマメの莢を外していて、いつもモッタイナイなと思うのはこの莢。豆本体よりはるかにかさばるこの部分ですが、残念ながら捨てるしかありません。何とか食べる方法はないものかと、比較的柔らかそうな部分をさっとゆがいてみた事もあるのですが、筋っぽくてさすがの私も食べられたもんじゃありませんでした。原則として、野菜は皮を剥かずに全部食べる(マクロなんとかではなく、単にモッタイナイから)私ですが、玉葱の皮などと並んでエンドウマメの莢は、珍しく捨てる皮に分類されています。エンドウマメの皮を剥いた次のゴミの日は、捨てるゴミの量がいつもの倍くらいになって、悔しい思いをしているので、何かないか現在も考え中。土があれば、堆肥にしてしまうのがいいんでしょうけどね。

08/05/04(Sun)

今日は、生まれてこの方30年来、最も早起きをした日。2時半起床って、もはや早起きの範疇を超えています。コトの起こりは一本のラジオ番組。新しくオープンした六本木ヒルズの屋上展望台で朝日を見るイベントというのがありまして、それに当たってしまったのですね。んで、しょうがないから友達誘って行ってきましたとも。日の出は5時前。4時半には着いておきたいとなると、始発はまだだし、終電で行って時間を潰すのも大変。タクシーという選択肢もあったのですが、しゃべりながら自転車で行くべという事になり、集合3時。私の愛車はママチャリなので、相当余裕をみて時間を設定したのですが、ママチャリとはいえ早朝車通りの絶えた道をしゃべりながら飛ばせば、結構速い。30分ほどで六本木まで着いてしまい、案外近いのねと再確認。まっ六本木なんてそうそう行きませんけど。

ところが、先日来の雨で空が綺麗になっているので、朝日は期待できるかなと思ったら、ものすごい濃霧で展望台は閉鎖。2フロア下のスカイデッキという所で、日頃の愚痴など言い合いながら、東京の夜景を眺める羽目になりました。まぁ、それはそれで楽しかったです。楽しかったですが、いつも寝ている時間に寝てないというのは、随分体にこたえます。20代の頃は何てことなかったんですがねぇ。というわけで、お布団が手招きをしているので、昼まで寝ます、おやすみなさい。

08/05/03(Sat)

ここのところ、手荒れが出てきたので、ずっと続けていた鍋磨きはお休み中。どうも、クレンザーと肌の相性が良くないみたいです。といっても、なぜか荒れているのは左手中指の指先だけ。指先からほんの2cmほどが、指紋も消えるほどバリバリに荒れてしまったのですが、他の場所は全くの無傷で平気。ひょっとしたら、単に変な皮膚病と鍋磨きのタイミングが一致しただけ?と思いながらも、病院に行くほどではなく、現在様子見。

こんな時だけでも、水仕事の際はゴム手袋を着けた方がいいとは思いながら、面倒臭さが先に立ち、毎回素手で洗い物などをしてしまうために、余計に治りが遅いのかもしれません。手の切り傷だと、小さくても不精をせずにちゃんと絆創膏を貼った方が、早く治るんですよね。でも、指先に絆創膏って、邪魔臭くて…。そんなこんなで、治りが遅いのは分かり切っているのですが、ダメですねぇ。自己管理能力の欠如です。

08/05/02(Fri)

相変わらず、タンパク質は大豆メインで生活継続中。今まではずっと、茹でた大豆を熱い内に醤油に漬け込んで冷ました、醤油大豆だったのですが、長期間この生活を続けるには、最低あと1〜2品バリエーションが要るのではないかと思い始め、今回開発したのが、塩茹で。いや、開発って程大したもんでもないんですけど。

大豆はいつもの様に一晩水に浸して十分吸水させた後、15分ほどかけて柔らかく煮ます。醤油豆の時は、調味料を何も入れないで茹でるんですが、今回は塩と洋風にするための月桂樹の葉を一枚入れます。これだけだと、醤油の時のような旨味がないので、刻んだ干し肉を少しと、スライスした玉葱を少々。ついでに胡椒も少し。イメージとしては、南アメリカの黒人ソウルフードみたいな感じで。少し迷ったのが鷹の爪。入れてピリ辛にしようかとも思ったのですが、それは次にとっといて、今回は極めてプレーンな状態で試作してみました。

まぁ、普通に考えて絶対外れようがないレシピです。ご飯にもあいますが、固いフランスパンなんかを浸しながら食べてもいいかもしれません。パンとあわせるのなら、鷹の爪は入れないほうがいいですね。

08/05/01(Thu)

私が時々聴くJ-WAVEというFMラジオ局では、この時期フリーマーケットを開催するのが恒例となっています。不要になった物を格安で都合しあう事によって、モノを大事にする社会を作ろう、とか言っていますが、毎年感じてしまう胡散臭さ。フリーマーケットとモノを大事にするというコンセプトって、そんなに馴染まないと思うんですよ。

フリーマーケットというのは、要らなくなった物を売る市です。出展者は素人ですから、商品を仕入れたりはしていません。自分で使おうと思ってかったけど、要らなくなった物が商品になります。という事は、文字通り“売るほど”要らない物を抱え込んでるってわけです。私は、自分で言うのもなんですが、ものを大事に使う方です。するとそれとリンクして、いらないものは買わないということになります。ですから、部屋をグルッと見回してみても、フリーマーケットに出せるようなものはありません。

元々フリーマーケットは、かの消費大国アメリカで生まれた習慣です。買いたいだけ買って、飽きたやつを自宅のガレージで売る。別に、物を大事にしてるわけでも何でもないと思います。ただ、私も何でもかんでもフリーマーケットが悪いと思っているわけではありません。特に、成長が早くてすぐに着られなくなる、子供用品はバッチリでしょう。こういうのは上手に利用すればいいと思いますが、ブランドの靴や服のフリーマーケットってのは、ちょっとねぇと思ってしまいます。

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