2009年9月

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09/09/30(Wed)

今日の東京は一日雨。一昨日の内に葱干しを済ませておいたのは、最強雨男の称号を冠する私としては上出来といえましょう。まぁ、野菜乾燥なら電子レンジを使えば、時間もかからず簡単に出来るんですけど、どうも私は電子レンジのそういう使い方に抵抗があって、嫌なんです。うちの電子レンジの消費電力は980W。100W電球の10倍ですよ。そんな電気喰いを何分も連続使用するなんて、ありえません。

たまに、電子レンジクッキングというのを耳にします。ガスの火を使わなくていいということで、煮物まで全部電子レンジでやってしまうのだそうですが、私にはありえません。100W電球を10個も、それも何十分も点けっ放しにした状態で料理をするのと同じなんて、考えただけで気絶しそうです。別に、普通に火を使えばいいだけじゃないかと思うんですが、世の中色々ですね。類似するものに、炊飯器クッキングというのがあります。保温状態の炊飯器で、煮物から蒸しケーキまで作ってしまうというもの。うちには現在炊飯器がありませんので、実際の消費電力は分かりませんが、結構喰うと思います。というか、普通にガスコンロに蒸し器を乗っけるなり、鍋を毛布で包んで保温するなりすればいいじゃないかと思うんですが、面倒臭いんですかね。

まぁ、葱の乾燥の件に関しては、電気代がかさむという点だけではなく、天日干ししたほうが何となく美味しそうというイメージの問題の方が大きいです。電磁波を長時間受けたから…などと電波なことを言うつもりもありませんが、なんかこう、いい感じじゃないですか、天日干し。

09/09/29(Tue)

実家荷物の中に葱が入ってまして、相変わらず結構量が多い。軽く茹でてヌタで食べてしまえば一瞬なんですが、最近納豆が食卓のレギュラーなので、そっちに回したいなと。でも、そのままだと鮮度維持に問題があるし…ということでフリーズドライにしました。以前、小口切りにした納豆を密封したタッパーに入れて冷凍したところ、どうにも葱臭くなるという失敗をしたことがありまして、ネットで調べたら葱って、一旦乾かしてから冷凍するのがいいんだそうです。というわけで、フリーズドライ。

朝もはよから葱を刻む。仕事に出かける前に葱を小口切りにし、ネット天気予報で一日晴という事を確認してから、切った葱をザルに入れて窓の外へ。本当は数時間に一回かき混ぜたい所ですが、贅沢は言えません。そのまままる一日放置で帰宅。どうやら風向きが悪かったらしく、網戸を通して部屋中に葱の香りが充満していましたが、まぁそれ以外は順調。かなり水分が飛んでしなしなになった葱をタッパーに移し、蓋をしないで冷凍庫へ。庫内はかなり湿度が低いので、冷凍過程で水分も飛んでカラカラになります。結果できあがったのは、インスタントラーメンに入っている葱そのもの、成功です。

使う時はそのまま納豆に散らして醤油といっしょに混ぜるだけ。過程で周囲の水分を吸って勝手に戻ってくれます。ちなみに私は納豆に関してはいわば原理主義。なにも入れないか、せいぜい葱のみ。香りが和らぐとかいって、辛子や卵黄を入れるのは邪道だと思っています。だって、あの香りがあってこその納豆ですから。そんなにあの香りが嫌なら、食べなきゃよろし。世の中にはたんぱく質は他にも山ほどあります。というわけで葱フリーズドライ。葱なんて一度にちょっとしか使わないので、安く一杯手に入った時はオススメです。

09/09/28(Mon)

友人にマクロビオティックに凝ってるのがいまして、実家で採れた米を玄米の状態であげたらとっても喜ばれたんです。でも、私自身は実家の米を玄米で食べた事がない。もし玄米がそんなに美味しいのなら、わざわざ精米して食べている私は、余計な手間をかけたうえに栄養素までそぎ落としている愚か者という事になります。ということで、親に頼んでこちらへの荷物がある際に、少量の玄米を同梱しておくように頼んでました。

それが先日とどいたので、早速テスト炊飯。玄米の事について書かれたサイトを調べると、圧力鍋で炊くのが一般的だが、24時間水に浸してから水多目にすると、普通の鍋でも炊けるとの情報を得たので、そのやり方で。結論…不味い。一言で終わると流石にアレなので、少し補足。生まれて初めての玄米炊飯なので、水の量や弱火を維持する時間など、まだまだ工夫の余地はあると思います。ポテンシャルを100とすると多分60くらいの出来。でも、私は日々結構料理をしている方なので、最終的な100がどの辺なのか、薄らぼんやりとではありますが、想像できるのです。それによる評価だと、白米美味しい>>>>玄米身体に良い&炊くのにひと手間多くかかる、という感じ。

世の中どうしてわざわざ精米をして米を食べるのが大多数派なのか、舌で理解しました。少なくとも現状の私には、玄米は無理。というか、白米の方が絶対的に美味しいんで、いくら健康にいいからといって無理して玄米を食べるほどの事ではないという結論です。というのを親にしゃべりましたら、“あぁ良かった、このうえ玄米食まで始めたら本当にどうなるか心配していた”というお言葉まで頂きまして、日頃私はどのように思われているのだと…。私にとって美味しい事が優先順位のダントツ一位。身体にいいというのは、少なくともしばらくはどうでもいいという位置付けが続きそうです。

09/09/27(Sun)

数日前から下唇に出来た口内炎に悩まされておりまして、唇全体は荒れてくるしで、もう最悪。過去の経験からして、あと4〜5日はこのままだと思うので、ひたすら耐える毎日。ご飯の美味しさが半減してしまうので、とっとと治って欲しいのですが。ところで、過去の経験と実績上、私が口内炎になるのは二つのケースがあります。一つ、寝不足、まぁ文字通りですね。二つ、肉不足、こっちも文字通り。肉は何でも良いんです、牛・豚・鶏・羊etc。駝鳥だって構わないかもしれません。とにかく、毎日少しずつでも動物性蛋白質を取っていないと、口内炎がでます。

ところが、今回に限ってどちらの条件もクリアしているんですよね。毎日キチンと睡眠時間は確保してますし、肉分も今回は問題なし。となるとこの口内炎は何なのか?ホントにたまたまでてしまったのか、はたまた体質の変化等によって第三の条件が生まれてしまったのか。といっても、その条件に当てはまりそうな候補はサッパリ思い浮かばないんですけど。

そうそう、口内炎って塗り薬があるんですよね。半ゼリーみたいになってて、口内炎に塗ると長時間そこを唾液からガードしてくれるというヤツ。私も以前試してみたんですが、どうもあわないみたい。無意識に舐めとっちゃうんですよ。というわけであと4〜5日。どうにも下唇が気になって仕方のない日々が続きそうです。

09/09/26(Sat)

鮪の漁獲制限が…とか言われている昨今ですが、今日も夕食は鮪。今日どころかこの先2週間はびっちり鮪の予定。まぁ鮪といっても相変わらず、筋や血合いが山盛り入ったパック200円をついうっかり買ってしまい、頑張って食べないといけなくなっただけのことですが。醤油漬けにするにしても、冷蔵庫内では全部食べきる前に傷んでしまう事は確実な量だったので、3分割。2つは空気を抜いたビニール袋に入れて冷凍。ひとつをニンニク醤油に漬けました。まとめて買った食材を使い切るには、計算高いことが必要なのですよ。

で、普通にフライパンで焼いて食べようかと思っていたのですが、本日スーパーで出会ったのがニラ3束88円。コレは買うしかないでしょう。実家ではブタバラスライスとニラを醤油味で炒めたものをよく食べていましたが、コレはいわばその鮪版。鮪とニラの炒め物です。血合いが多くて癖の強い鮪とニラのアクがよくあいまして、ご飯の乗っければ何杯でもいけるという代物が、極めて簡単に出来上がりました。材料費は皿一杯作って30円ちょっと…。相変わらず日本にあらざる食費で暮らす毎日です。

09/09/25(Fri)

ナス一袋120円。やっぱり旬の野菜は安くて美味しいですね。というわけで、一袋全部(5本入り)煮物にしてしまいます。ところが、このナスを煮るのにベストフィットの両手鍋は、炊飯で使用中。片手鍋だとちょっと小さい。そんな時に便利なのがステンレス製のボウルです。うちのボウルは、取っ手がないだけで鍋と同義。煮物にも普通に使ってしまいます。無論、蓋が出来ない・安定が悪いなどの欠点はありますが、それらを考慮に入れた上で使えば無問題。

それに、蓋は出来ませんけど落し蓋は使えますんで、ナスの煮物としては問題ないんです。ナスの煮物は空気に触れていると色が変わってしまうので、落し蓋を使って実を煮汁の中に浸しつつ煮るのがポイントですから。

最近ボウルといえばもっぱらプラスチック製が主流。値段もステンレス製の数分の一です。しかし、ドケチな私としてもココはステンレス製をオススメ。耐久性は比類ないですし、何より↑の様に火にかけて鍋としても使えるのが◎。いわゆる、困った時のスーパーサブです。色んな用途に使い回せる方が、道具としては有用ですからね。

09/09/24(Thu)

スーパーには毎日のように寄りますが、基本的にお惣菜類は買わない私。でも、ひと目見てどうしても食べたくなり、買ってしまいました、スパゲティ・ナポリタン200円也。今時パスタというと、中にやや芯を残した茹で方:アルデンテが主流ですが、お惣菜スパゲティは、標準茹で時間を完全無視。中までしっかり火を通し、気分は細いウドン。明らかに身体に悪そうな安い真っ赤なケチャップで味付けをして、具は申し訳程度にピーマン・玉葱・マッシュルーム・ベーコン。こんなのがナポリ風だといったら、ナポリの市民に射殺されそうですが、しかしそれがイイのです。

発作的に買ってしまったスパゲティ、たまにこういうジャンクなものを食べたくなるんです。そして、完全に予想された事態ですが、翌朝は胃もたれ。これでもう3ヶ月はジャンク系は結構だと、いつもの流れになるわけです。実はココ一年ほどの間に、私が以前からどうしても食事の支度が面倒臭いor油っこいものが食べたい時に行っていた洋食屋や中華料理屋がバタバタと店を畳んでしまいまして、うちの近所で外食できる店がなくなってしまいました。いえ、外食店自体はあるんですが、新しい店を開拓する気力>自宅でご飯を作る気力?>面倒だから外で食べてしまえ、という順番になってまして、元々少ない外食がめっきり減っております。その反動で、2〜3ヶ月に一回、スーパー惣菜に手を出してしまうんですね。明らかに身体に悪そうな白身魚のフライとか、止めろと自分には言い聞かせてるんですけどね…。

09/09/23(Wed)

シメジが1パック48円。超格安に思わず飛びつき、5パックも買ってしまいました。こういうシメジは工場で作られているので、通年同じ。秋だからといって特別な味がするわけではないのでしょうが、そこはそれ、秋=キノコという連想が良いではないですか。当然5パックものシメジ、そのまま食べ切れるわけはなく、全部干してしまいます。

おがくずっぽいものが付いた石突部分をナイフで切り落としつつ、手で適当な大きさに小分けして、日当たりの良い所に置いたザルに干す、コレだけ。お天気の具合を見つつ、時々ひっくり返して1週間も干せば、カラカラの干しシメジが出来上がります。常温保存OK、水で戻すのも干し椎茸より遙かにスピーディー、香りは生製品の3割増という、いいとこしかない一品の完成。それが1パック48円というのだからたまりません。

うちでの用途としてトップはやはり味噌汁。次点は油揚げと一緒に作る炊き込みご飯でしょうか。まさにThe秋の味覚ですね。

09/09/22(Tue)

鋳物ガスコンロに切り替え、マッチを使うようになってからはじめてのマッチ補充。記録をひっくり返してみると、6箱のマッチを3ヶ月で使い切っていました。6箱で105円だったんで、1ヶ月のランニングコストは35円。思ったよりもいいですね。一昔前だったら、喫茶店をはじめ結構あちこちでマッチは貰えたみたいなんですが、今では無理。買うしかありません。当初は、チャッカマンには明らかに負けるだろうと思っていましたが、これだったらけっこうタメを脹れるかもしれません。

ちなみに、うちのマッチの用途は主に、料理・お茶・蚊取り線香の三つ。蚊取り線香は、面倒だということでガスコンロを使ってつけてしまう人が多いんですが、うちではそもそもそのガスコンロを点けるのにマッチを使うので、だったらダイレクトでマッチで点火してしまった方が手っ取り早いんです。

こういう数字が目の前に具体的に出ると、たとえそれが焼け石に水レベルであっても、少しでも減らしたいと思うのが人情。二つのコンロを使うタイミングをなるべく合わせたり、後発で一方のコンロを点火する時は、使い終えたマッチの軸を使って火を移したり。色々と細かくてセコいテクニックを開発しましたので、今回は3ヶ月よりももう少し長持ちするかもしれません。家事でマッチを使う場合のランニングコストの目安は月に35円、役に立つ人は日本中探してもそんなにいないだろうなと思われる、無駄中の無駄知識でした。

09/09/21(Mon)

愛用の急須を覗き込んで、フッと溜息。外側は時々激落ち君で磨いたりして、結構キレイにしてるんですが、中はもう悲しいほどに茶渋だらけ。あぁサッパリピカピカ、キレイにしたい。でも、うちの急須はその構造上、中に手を突っ込むのがなかなか難しいのです。そりゃま、割り箸を駆使したりすれば、隅々まで激落ち君を届かせる事は出来ますが、それだと今度は力が入らないし、そもそもそこまでするような事なのか…。

掃除全般に言えることですが、何かを80%キレイにする労力を80とした時に、100%キレイにする労力が100になるかというと、多分なりません。180とか200とか、激増する筈。労力と結果の相関関係は、直線の一次関数ではなく、加速度的に右肩上がりになる二次関数の曲線グラフを描くような気がします。↑の急須を外側と内側に分け、外側をキレイにする労力を50とすると、内側は面積はほぼ同じなのに、労力は50ではありえず、150とか200とか、とにかくべらぼうになります。しかも、それが目に見えない部分だというのが悩ましい。労力と結果がつりあわないというか、もはやこの150〜200は自己満足になるんですね。

お掃除関係のサイトを見ていると、徹底的にキレイにするための小技がもてはやされていたりします。まぁネタにしやすいのは分かるんですが、コレってどうなのかなと。100%キレイにするのは本当に大変。掃除大好き人間なら別ですが、かけなきゃいけないコストが高すぎて、普通の人間はその状態をキープできません。瞬間風速的に100%の状態を作り出すよりは、70%くらいのキレイさを50%くらいの労力をかけて維持する方が、生活のクオリティとしてはいいんじゃないかなと思ったり。

日本人は年末になると大掃除をしたがりますけど、私はアレ嫌いなんです。一年に一回しか掃除しなくてすむような場所は、放っておいてもいいと思ってまして、気になるんなら通年でそこそこ気を配るべきではないかと。ものすごい脱線しましたが要は、急須の茶渋は気になるけど、流石にそこまで構ってはいられないという、壮大ないい訳です。

09/09/20(Sun)

うちでは煮物をよく作るので、落し蓋は必須アイテムです。その落し蓋、何故だかうちには2枚あります。1枚はステンレス製で扇の様になっており、鍋に応じてサイズを変えられるもの。もう1枚は何の機能も付いていない昔ながらの木製のもの。少し前まではステンレス製の方ばかり使って、木製の方は死蔵状態でした。でも、ステンレス製のヤツは構造が複雑な分洗うのが面倒で、汚れが残りやすいんです。鍋にフィットさせられるのは魅力なんですけどね。というわけで、最近ではすっかりレギュラー逆転、木製の落し蓋の方ばかり使うようになっています。

木製ですから、表面に煮汁の色素がしみ込んで、隙間に汚れが入り込んで取れなくなるステンレス製のヤツとは違った意味で、完全には汚れを落とす事が出来ません。サツマイモを煮た後はクチナシの色素で黄色くなるし、茄子を煮れば紫色になります。しかし、そんなこんなを何年も繰り返すと、おばあちゃんの煮物につきものの、飴色をした落し蓋が出来上がるのでしょう。ずっと死蔵していたのでまだまだ木の香りが残るような新米ですが、大事に育てていこうと思っています。

09/09/19(Sat)

ここのところ、毎食後のデザートは親戚が送ってきた梨。皮を剥くのはそれなりに面倒ですし、剥かなくても問題なく食べられるのならそのまま食べてしまう私ですが、梨はまだ皮を剥かないと食べられません。桃はクリアしたんですけどね。で、せっかく剥くんだからと、いかに薄く美しく剥くかという課題を自分に課してます。

果物の中でも梨は、一・二位を争うほど皮の剥きやすい果物だと思います(無論、バナナやミカンなど手で剥けるものを除く)。皮がある程度固いのに身がそれに反して柔らかいですから、刃先で皮と身の間を探りやすいんです。ちなみに、同じような形をしたリンゴの場合、皮と身の固さの差が梨ほどないので、きれいに剥くのはほんの少し難しくなります。

刃先を微妙にそらせて皮の裏側に当て、滑らせるように動かして、ガタガタのない滑らかなラインで、皮だけをそぎとっていくのがポイント。刃先が今どこにあるかをしっかり意識しながら剥いてくんですが、これがゲームっぽくてなかなか楽しいんです。なんとなくナイフの技術も上がるような気がしますしね。

09/09/18(Fri)

実家の母親からいつもとは違う時間にメールが入ってまして、ちょっと心配になりながら中身を見てみると、“エコナを使っているならすぐに捨てろ”というものでした。そういえば、発癌性物質が見つかったとかで発売中止になったんですよね、エコナ。ちなみに、うちではエコナは使っていません。以前に貰いものか何かで回ってきたのを使ったことはあるのですが、油として明らかに美味しくなかったので、貰ったやつを何とかかんとか使い切ってそれっきり、だった気がします。

最近、一口に油といっても色んな怪しい油がありますね。太らないとか、血液がサラサラになるとか。基本的に私、こういうのは全く信じていません…というか、油を選ぶ基準にこういう機能は入れません。油に求めるのはただひとつ、美味いか不味いか。まぁ、エキストラバージンオリーブ油みたいに、明らかに美味しいけれど高過ぎる商品は選べないのが難点ですが。太りたくなければ食べる量を減らせばいいし、血液をサラサラにしたければ野菜中心の食事にすればいい…のかな?まぁとにかく、たかが油で健康問題を全部解決してしまおうというそのお手軽スタンスに、企業はつけこんで来るわけです。

周囲を見てて思いますけど、食べ物を選ぶときにもっと自分の舌を頼っていいと思うんですよね。家で作る時の食材に限らず、外食の店選びにしても、まずはネットのクチコミや評判を調べるそのスタイル(隣の同僚が大好き)、悪いとは言いませんけど、どうなのかな〜って思いながらいつも見てます。

09/09/17(Thu)

ここのところ朝晩がめっきり秋らしくなってきて、寝起きの熱いお茶が美味しい季節です。知り合いにこのことを話すと、気分次第で飲むお茶を変えたりするの?ときかれました。いえいえ、うちでは一旦ある種類のお茶を飲み始めたら、その種類のお茶を使い切るまで、原則同じお茶を飲み続けます。現在は静岡土産の緑茶。春先に貰ったやつですが、当時はまだ去年の番茶を飲んでおり、夏は冷水だったので、つい最近まで封を切らずに冷凍庫に突っ込んでおいたのです。

時々自分が、本当は味なんてどうでもいいんじゃないか?と思う時があります。私の最優先事項は、“きれいに使い切る”こと。大根丸ごと一本買ってきて、酢の物美味しいな・味噌汁美味しいな、とは思いますが、一番気持ちがいいのは、最初はどう見ても使い切れないだろうと思っていた食材を、きれいに使い切れた瞬間なのです。コレは思うに、私の幼児体験が原因になっているかも。

うちの母親は家事には割りとだらしがない人で、お茶なんて貰った端から開封していくものだから、飲み切れる筈もありません。洗濯バサミで封を止めた飲みかけのお茶が、茶箪笥にはいっぱいという状態です。それを見て育ったのが、反面教師になったんでしょう。とにかくうちのモットーは、“きれいに使い切る”ことになってしまいました。でも、時々疑問に思うんですよね。これって、お茶を楽しむために飲んでいるのか、片付けるために飲んでいるのか。後者だとしたらとんだ本末転倒だなと。まぁ、両面の要素があるんでしょうけどね。

09/09/16(Wed)

チラシが結構好きです。ポストに投函されるピザや寿司のチラシ。こういう商売にとってチラシは生命線ですから、写真・紙質、かなりの本気度です。そして何より美味しそう。うわー、こんなに具を載せちゃうのー美味しそうっ、なんて思いながら繰り返し見たりして。でも、高すぎる値段のせいで頼んだためしはありません。ピザ一枚3,000円とか、いくらなんでもボッタクリ過ぎ。食べたい欲望がラインを超えたら、自分で焼きます、そんな値段なら。

それに比して異様にシンプルな印刷でありながら、私の興味を惹いて止まないのが、近所のスーパーの安売りチラシ。表は赤・裏は青のそれぞれ一色印刷で、写真は無し。紙も安い藁半紙に毛が生えた様な質のものなんですが、コレが想像力を刺激するのです。何よりこの、勢いのある丸っこいフォントが良いですね。数字の周りは白で縁取りしてあったりして。“超目玉、油揚げ5枚58円!!”なんて書かれていると、思わず赤ペンで丸つけちゃったりします。今回のチラシでは、木曜日の卵1パック88円が外せませんね。

ちょっと離れたお高いスーパーになると、チラシもカラー印刷の写真入になります。でも、私としてはこの、字のみのモノクロ印刷チラシの方がずっと好きですねぇ。何といっても、想像力を刺激します。安っぽいスーパーのチラシ、かなり楽しいです。

09/09/15(Tue)

塩分摂取を控えるために汁物の汁は残せ、なんていわれることがありますが、私は基本的に何でも全部食べてしまう人ですから、汁も残さず頂きます。ただし外食を殆どせず、自宅は元々が薄味志向なので、そんなに影響はないのではと勝手に思い込んでいたり。人前ではちょっと憚られるんですが、私が好きなのは煮物の煮汁を温かいご飯にぶっ掛けて食べるやり方。今の時期だったら、茄子か里芋ですね。具の方は普通にご飯と食べてって、ご飯を茶碗に半分ほどまで減らします。ここでおもむろに煮汁をin。グチャグチャっとかき混ぜて、ズズズっとかき込むのが美味しいのです。

ただまぁ、サツマイモの煮汁はダメですね。クチナシの香りと甘々の煮汁は、ご飯とは全くあいません。そういうごく一部の例外を除いては、大体なんでもオッケー。うちでは一回に大体タッパー一杯分の煮物を作って少しずつ食べるんですけど、この具と煮汁が同じタイミングでなくなるように調整するのが、結構気を遣います。相変わらずどうでもいい事にこだわっているぞと、自分の中の自分が嘲笑っているんですが、美味しけりゃ何だって良いんですよ。

09/09/14(Mon)

ここんところ雨が多い…というわけではないですが普通に降りまして、家の周りのあちこちで秋の雑草の新芽が芽吹いています。コレは草むしりだ、と思っているのですが、現在絶賛庭木の剪定中。週末だけでは埒が明かないので、ココしばらくは毎朝いつもより1時間早く起床。毎朝木一本をノルマに頑張っております。残る木はアレとアレとアレの三本を残すのみ。でも、家との関係で脚立が立て難い木ばかり残ってしまったんですよね…。でもまぁ、予定通りに剪定が進めば、今週の半ばにはひと段落して、その後は待望の雑草むしりに移行できる予定。

しかし、流石は人間の体、上手く出来ていますね。脚立の上で不自然な姿勢で脚を突っ張りながら、高枝切りバサミを振り回しはじめた数日間は、腕は勿論のこと脚もかなりの筋肉痛に見舞われましたが、一週間も過ぎると全く平気に。こんな生活を続けていたら、ジムなんか通わなくてもいい体が出来てしまうんじゃないかと思います。まぁ、そんなに木がありませんけど…。

掃除もそうですが、庭木の剪定や雑草むしりは、やらなくたってどうという事はありません。事実、そこにはまり始めてしまった目でご近所を見ると、まるで放置状態の家の多いこと…というかそちらの方が圧倒的多数。でも、やるとはまるし、気持ちが良いんですよね。週間天気予報によると、今週は雨が少なそうなんで、作業が捗りそうです。

09/09/13(Sun)

親戚から梨が一箱届きまして、毎年のことながらありがたいことです。品種は幸水。梨としては多分かなりメジャーなもので、香りがよく、甘くて美味しい。数年前は食後に丸々一個ずつ食べてましたが、最近では1/2個ずつとなっています。食べられなくなったわけではないのですが、“あと少し食べたい、ちょっと足りない”くらいがちょうど良いと悟りまして、いわゆる、腹八分目に医者要らずというヤツです。

ただし、半分ずつ食べると困る点もあります。果物の類は基本的に室温で食べるのがベストだと思っているのですが、半分残った梨をまさか次に食べる時まで室温かに放っておくわけにもいきません。確かに最近随分涼しくはなりましたが、それでもね。ということで、食前に冷えた梨を冷蔵庫から取り出し、少しでも室温に近づける努力はするのですが、ちょっと足りません。色々考えましたけど、コレばっかりはどうにもなりませんね。

あと、梨を食べた後に残る皮と芯。キムチや漬物に入れるのが定番ですが、四六時中そんなものを作っているわけもなく、結局廃棄処分と相成ります。もったいないなーとは思うんですけどねぇ。

09/09/12(Sat)

ここ半月ほど、納豆がマイブームです。近所のスーパーで、小粒納豆4パックリ入りが73円でして、コレを買ってきて毎晩食べる日々。ちなみに、1パックは1食には少し多いので、1パック=2食分。すなわち、73円の納豆が8食分になります。安くて美味い、納豆はまさに庶民の味方ですね。そして、毎回納豆ブームが訪れるたびに残念に思うのが、必ず入っている納豆のタレと辛子。私は納豆は普通の醤油でという主義なので、タレが余ってしまいます。かといってあの旨味たっぷりのタレ、他の料理にも使いようがなく、結局捨ててしまうというオチ。基本的に物を捨てるのはタブーな我が家ですが、あの納豆のタレは数少ない例外となっています。

あと、納豆と食べる際にポイントとなるのが食器の後片付け。納豆を入れた容器はあのネバネバのせいで、洗うのが格段に面倒になります。油汚れなんかの方がよほど楽。亀の子だわしを使えば、流水で割りと簡単にキレイにはなるのですが、面倒なことに変わりはありません。そこで、通常は納豆を練る⇒茶碗によそったご飯に移すという過程を、大きめの鉢で納豆を練る⇒そこに適量のご飯を投入、に変更しました。コレだと従来納豆鉢&茶碗だった納豆のねばねばがつく入れ物が、大きめの鉢だけになって、ちょっと楽。出来る限り不精に、をモットーに考え出された、手抜きテクです。

まぁそれはともかく、納豆も次で3パック目。そろそろ今回のブームが過ぎ去ろうとしています。いえ、普通に美味しいんですけどね、納豆。でも、まぁそろそろ頃合ということで。

09/09/11(Fri)

本日のお買い物は茄子。大きめのが5本も入って何と、一袋148円。かなりお買い得でした。茄子といえば油との相性が良い事で知られてますんで、スライスして両面を軽くソテー、醤油を少し垂らしてご飯に乗せるってのに、一時期はまったこともありますが、今回はなんといっても今年初の秋茄子。茄子といえば一番は茄子の煮物でしょう。

ヘタをとった茄子はコロコロと回しながら乱切りにします。セオリーだとしばらく水に晒してアクを取るのですが、私はいまだかつてアクが気になる茄子に出会ったことが無いので、この過程は軽やかにスルー。あと、油で一旦炒めてから煮るというやり方もあるんですが、今回は茄子の煮物をストレートに、というコンセプトなので、やっぱりスルー。単純に煮るだけです。ダシはイリコ。砂糖を少し加えて少し甘めに味のバランスをとりつつ、醤油の風味をガッツリ効かせる方向で。

ちなみに私の味付けは、こんな感じで適当に決めるのが基本です。今回はこういう味にしようと方向性を決めておき、それに向かって調味料を合わせていくという感じ。慣れると全然簡単です。計量カップとかスプーンを使わないので、タイミングのシビアな料理にも向きますし。まぁそれはともかく茄子の煮物。うちの流儀としては、鷹の爪をたっぷり入れて激辛にします。あと、茄子は煮崩れやすいので、余熱が入ることも計算に入れ、早めに火を止めるのと、煮汁を極力少なくして、落し蓋で煮汁を吹き上がらせるのがコツといえばコツですかねぇ…。何分煮るとか全然分かりません。茄子の様子を見て決めます。人に教えるには全く向かない料理をしてますね、私。

09/09/10(Thu)

先週はスーパーで切り落としの鮪を山盛り100円で買ってラッキーだった記憶があるのですが、今回見つけたのは甘塩鮭。前回の鮪ほど盛りは良くないものの、尻尾・エラ・中骨などなど入ってこれまた100円。当然買いです。贅沢なような、貧乏なような、よく分からない食生活をしていますね、私。

この鮭で何を作るかというと、だいぶ涼しくなってきたということで、茶漬けでしょう。一回分の鮭を網で焼き、箸でキレイにほぐします。皮は魚の中で一番美味しい所なので、絶対に捨てません。キッチンバサミを使って端から刻みます。同じスーパーで買ってきた天かす1パック60円もうちのお茶漬けには欠かせません。冷凍庫に入れておけば結構持つのでかなり重宝します。海苔はお盆休みに帰省した折に実家からパクってきたもの。これまたキッチンバサミで細長く切ります。あとは粉山葵を練れば準備完了。

ぜーんぶを熱々のご飯(やや小盛り)の上にのせ、これまた熱々の緑茶を回しかけて、塩をパラリで完成。まさに、The・日本の味です。子供の頃はお茶漬けというのは永谷園のお茶漬けの素を使って作るものだと信じていました。しかし今では、お茶漬けというのは真面目に作ると侮れない一品だと思っています。特に鮭茶漬け。あぁでも、鮪茶漬けも良いですね。ヅケにした鮪を使った茶漬け。ただし、この場合はこの前買ったような血合い部分だと生臭すぎてイマイチですが。まぁとにかく、茶漬けが美味しいような涼しい日々がやってきたってことです。

09/09/09(Wed)

週末の剪定作業の筋肉痛がやって来て、まさに今最高潮です。お弁当を食べる時に、箸を持って腕を中空で固定するのも厳しいので、テーブルに膝をついて食事。世間の噂によると、歳をとると筋肉痛は遅れてやってくるらしいので、私の身体も順調に老化しているということでしょう。というかまぁ、日頃の運動不足のほうが大きいですけどね。職場までの足は自転車を使っているので、腰から下の筋肉はまぁ、そこそこ動かしているのですが、上半身は全くの運動不足。本当に、日頃の運動不足が恨めしいです。

子供の頃から私は運動神経皆無。体を動かしたあとは気持ちが良い、なんて実感を覚えたこともまるでなく、相変わらず本心は、何が楽しくて身体を動かさにゃならんのだ、という感じ。東京マラソンの抽選があんな倍率になっているのも、サッパリ分かりません。しかし、たかがあれだけの作業でこんなになるなんて、どれだけ鈍っているのか自分の体、と思うのも事実。とはいえ、腹筋とか腕立て伏せ、三日以上続いたためしがないんですよね…。まぁでも、いい加減自分の体のケアにも気を配らなきゃいけないお年頃だな、とは思っていますけど。

09/09/08(Tue)

金時というと、サツマイモの中でも名品種。火を通すとほっこり甘く、まさに秋の味覚。その金時がなんと、一袋3本も入って100円で売ってたらこれはもう、買うしかないでしょう。ただし、ところどころ折れてます。見てくれは最悪で、ほぼ商品価値がなくなったので、定価の半分以下のこの価格。でも、サツマイモを形を生かして料理する事はまずありえません。炊き込みご飯・味噌汁の具・煮物、刻んでしまえば折れてるのなんて関係ないですから、コレは買いです。

というわけで、作ってみましたサツマイモの炊き込みご飯。うちでは基本、サツマイモの皮は剥きません。そのまま1cm角ほどに刻み、ほんの少し塩を入れて後はご飯と一緒に炊くだけ。サツマイモご飯というと、戦時中に米の増量剤として使われたということで、貧乏臭いとか美味しくないんじゃないかという先入観がありますが、そんな事は全然ありません。品種改良が進んだ今時のサツマイモを使い、キチンと管理された米で炊く芋ご飯は、普通にご馳走です。

そういえば、スイトンなんかも一緒ですね。戦中料理としてあの頃は不味かった…なんて語られますが、今時のスイトンは普通に美味しいです。キチンとダシをとり、具沢山にすれば、様々なエキスがしみ込んでつるりと喉越しのいいスイトンが不味いわけはありません。というわけでうちでは、一週間先まで毎日サツマイモご飯の予定です。

09/09/07(Mon)

土日の庭木剪定を終え、いい感じで腕が上がりません。平行の位置にまで腕を上げると3秒でプルプルと震え始め、その姿勢を維持していられないという体たらく。いや、毎度のことながら高枝切りバサミは効きますね。両日で通算1時間ほどしか振り回していないのですが、脚立の上で無理な姿勢を保ちながら無理な格好で振り回していると、相当腕にきます。コレ、毎日やったらいい二の腕が出来るんでしょうね。…絶対やりませんけど。

そして、もうひとつ困っているのが、一晩あけても体が煙臭いこと。随分涼しくはなりましたが、相変わらず蚊は健在。蚊取り線香無しで外にいると、わずか30秒でどこからか蚊があらわれます。そんなわけで、両日ともに作業中はずっと、腰に蚊取り線香をぶら下げていたのですが、まぁいわば人間燻製。強烈なお香を焚きながら作業をしたのと一緒です。特にきていたTシャツの煙いこと…。Tシャツの燻製ですか?と思わんばかりです。無論風呂にはキチンと入って身体も洗ったのですが、完全にはとれません。

最近では蚊退治の主流は、リキッドタイプになっています。ああいうのを使えばこういう香りに困ることもないのですが、私はやっぱり煙くても古くからの蚊取り線香派。なんともいえず風情があっていいものです。まぁ腰にぶら下げて長時間作業すると閉口しますけど。あと、屋内ではちょっとお高い天然物の蚊取り線香を使いますが、屋外作業だとやっぱりコレだとちょっと弱いです。というわけで、そちらは金鳥を使うんですが、やっぱりお高いのに比べると臭いは強烈ですね。

09/09/06(Sun)

この週末は二日間かけて、夏の間に茂りすぎた庭の木苺の剪定。一応身分は賃借人で、木の生えているのは共用スペースなんで、そんなことをする権利も義理も全くないのですが、やる気の失せた大矢さんに許可を取り、自分の趣味でバシバシ切ります。だって、どうせ住むんだったらサッパリキレイな所の方がいいですからね。確か、春先に一度剪定したような記憶があるのですが、アレは夢か幻だったのでしょうか?という位の茂りっぷり。陽の光も差さなくなって、見かけからして非常に暑苦しいまでになるという、恐ろしいほどの成長の早さです。コレなら、素人がバシバシ切っても、大して問題じゃないでしょう。

木の高さはてっぺんまでで3mほど。低木系としてはなかなかかの茂りっぷりです。下から鋏を入れていくと、どんどん上に伸びていって後々剪定不可・泣きを見るのは経験上分かっているので、脚立を借りてきてなるべく上のほうからカット。だいぶ慣れてきたのか、剪定自体は汗まみれになりながらも30分強で終了。

しかし、本当に大変なのはココからだったりするのです。枝の太い部分は30cmほどの長さに切り揃え、紐で縛って簡単に持てるように。枝の細い部分は剪定ばさみで適当にカットしつつ45Lのゴミ袋へ。庭に散りまくった葉っぱも同様に拾い集めてゴミ袋へ。本当は庭の隅で十分に乾燥させてから焚き火ってのが、風情もあってよろしいんですが、流石に東京のど真ん中ではそれも出来ません。こうしないとゴミの収集が持っていってくれないんで、地味な作業が続きます。こちらは1時間かけても2/3ほどしか終わらなかったので、本日日曜日は続きの作業を予定。二の腕は筋肉痛でバキバキだし、あちこち擦り傷でシャワーを浴びると沁みます。でも、キレイに剪定された木を見上げて、“一仕事終えたっ!”って自己満足に浸る時間が、最高なんですよね。

09/09/05(Sat)

世間的に“ねぎま”というと、葱と鶏肉を交互に串に刺した焼鳥or葱と鮪の鍋仕立てのどちらかを指すと思うのですが、うちではもっぱら後者。落語の影響もあって、東京では主に鍋の方を指す事が多いんじゃないでしょうか。というわけで、今夜はねぎま鍋。季節的にちょっと早いような気もしますが、葱一束100円の特売と、鮪の切り落とし山盛り100円のが出ていれば、そりゃこうなるのは必然といえましょう。

切り落としといっても、そんな立派なものじゃありません。サクに整形するときに余った端っこ・血合い・筋とかそんな部分をとにかく集めて山盛りにして100円。世間的には端っこはともかく、血合い・筋は嫌われがちですが、ココが美味しいんです。血合いの方は、鮮度が落ちると生臭くなりますが、新しいならば、ニンニク醤油に漬け込んでミディアムレアくらいに焼けば、ジューシーでとても美味しい。生では食べられない筋も、火を通せばプリプリに。鮪の筋、ハッキリ言って侮れないです。

当然全部をねぎまには出来ないので、半分は凍ったままで冷凍庫へ。もう半分は解凍のうえで、一口大に切り揃え、ニンニク醤油に漬け込んで冷蔵庫へ。数日間はフライパン焼きを楽しむ予定。コレがご飯にあうんですよ。うちではこの鮪の切り落としをよく買うんで、私が一番口にする魚は間違いなく鮪。鰯や鯵よりも鮪を食べてます。といって、相手に誤解させてみたりするんですけどね。

09/09/04(Fri)

私の大好きな里芋が1袋100円。まさにこれからが旬。親指の先ほどの大きさのが袋にぎっしり詰まってこの値段。買わないわけにはいかないでしょう。他の地域はどうか知りませんが、近所のスーパーでは、里芋はジャガイモ・サツマイモといったほかの芋類に比べて、一段階低い値段設定がなされています。コレは多分、手が痒くなる・滑るといった作業の面倒さからでしょう。しかし、風格を感じさせる親芋ならともかく、この大きさの小芋はほとんど下処理が要りません。だいたいこのサイズの芋、皮なんて剥いていたら何にもなくなってしまいますからね。

買ってきた芋は、なにはともあれボウルにあけ、痒くならないようにゴム手袋を装着した両手でお互いにこすり合わせるようにして、泥を落とします。あとは、かぶる位に水を張った鍋で、落し蓋を使って柔らかくなるまで煮て、味をしみ込ませるだけ。うちでは伝統的に、里芋はやや甘めのしょうゆ味、ダシは昆布と鰹節と相場が決まっています。他に余計なものは入れません。里芋を煮るときは里芋だけ。コレがまた、ほっくりと美味しいんですよ。煮汁は、ちょこっと残したご飯にかけて、全部食べきるのも基本。食欲の秋と言いますが、里芋は美味しいですねぇ…。

09/09/03(Thu)

基本的に朝ご飯抜き・一日二食の私ですが、寝起きに水分を補給するのが習慣になっています。夏の暑い間は冷蔵庫でよく冷やした水道水だったんですが、ここのところ朝晩めっきり寒くなりまして、熱い日本茶にグレードアップ。私の周囲では、自宅でお茶を淹れる人は少数派。お茶はペットボトルで買うものという考え方が定着してきているようで、ちょっと悲しいです。が、お茶を淹れるなんて、どうってことない作業ですから、ちゃちゃっと済ませます。

今飲んでいるのは緑茶。職場で余ったのをもらってきたものです。お茶は贈答用によく使われますが、ペットボトルで済ませてわざわざ淹れない人・そもそもお茶を飲まない人(珈琲・ジュースなどで済ませる)が結構いるので、余っている所には大量に余っているものなのです。それを上手く探し出せれば、結構な高級茶をタダで手に入れる事が可能だったりします。そもそも、飲まないのに放置されて酸化していくのももったいないですしね。

というわけで、お茶は生鮮食料品に準ずるものとして、とっとと飲み切るのが一番。流石にうちの様に一人だとそれは難しいので、冷暗所の定番として冷凍庫に保存してます。冷凍庫臭がつかないように、密封するのは必須。お茶漬けにも重宝します。やっぱ日本人なら緑茶ですよ…といいつつも、プーアル茶も結構好きなんですよねぇ。

09/09/02(Wed)

この夏は湯シャンというのをトライ&エラーしてました。湯シャンと言うのは、文字通り頭を洗う時にシャンプーの類を使わずにお湯で流すだけで済ませてしまうこと。食器洗いをしていて、油の汚れも熱いお湯を使えばキレイに落ちてしまうのを見て、頭も一緒じゃない?と思ったのが始まりでした。ネット上の薀蓄によると、シャンプーで頭脂を落としすぎる⇒頭皮が頑張って脂を出すようになってしまう・フケも沢山出る、という悪循環なので、湯シャン推奨らしいですが、私はそういうことは気にしてません。使わなくても結果が同じものなら使わない方がスリムでいいじゃない?という感じ。不味い点があれば改善策を考え、最悪元に戻せばいいだけですし。

というわけで湯シャン。風呂に入る前にまず、古新聞の上で心ゆくまで頭皮マッサージをします。お湯を使う時間はなるべく短くしたいという、私のケチ心のあらわれ+風呂の中よりも外で座っての方が、体勢的にマッサージしやすいんですね。で、気持ち熱めのお湯でザーッと頭を流し、清潔なバスタオルでよく拭く、以上。当初こそ頭が痒くなるということがありましたが、今ではそんなこともありません。汗をかきやすい夏場をコレで乗り切れたので、まぁあとは平気かなと。

ただし、この辺は個人差が大きいと思います。私の場合、完全湯シャンには出来ませんでした。週に2回のペースで石鹸を使って頭脂を落とさないと、髪の毛が少しべたつきます。なので、日・水曜日は石鹸洗髪の日。あと、頭脂の多い人とか体臭が強い人はこのペースだと辛いかもしれませんし、人によっては全部湯シャンでも平気な場合があるかも。その辺は一概に言えませんね。だからこそのトライ&エラーです。意外といけますよ、湯シャン。

09/09/01(Tue)

台風一過のいい天気。この前の日曜日は雨ど真ん中でレギュラーの洗濯が出来ませんでしたから、今日は出かける前のお洗濯です。それにしても涼しくなりましたね。先日までのタオルケット&薄い掛け布団ではちょっと無理っぽくなってきたので、ワンランク上の厚手の掛け布団を出しました。

そして何といっても味噌汁。夏の間は熱々の味噌汁は敬遠していたのですが、ここにきてすっかり涼しくなり、味噌汁の味が恋しくなったので、ホント久しぶりに作ってみました。記念すべき復活の一品は、イリコだしにジャガイモとワカメの具。夏の間に更に発酵が進んでしまい、八丁味噌のようになってしまった自家味噌ですが、なにせ思い入れというバイアスがかかってますので、問題なく美味しい。最後は少し残しておいて、ご飯をぶち込み…なんていう、ちょっと行儀の悪いフルコースまでしてしまいました。

これからは、秋の味覚がどんどん出てきます。メイン料理を作る際にそれをちょっとだけ残しておいて、味噌汁の具にするというのが定番の流れ。意外に好きなのがサツマイモ。いつになってもやっぱり食い気先行の私です。

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