2010年3月

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10/03/31(Wed)

うちの台所の隅には、野菜箱と称するそこの浅い段ボール箱が置いてあって、そこに冷蔵しなくてもいい野菜のストックや乾物類をまとめて放り込み、生成りの布をかぶせて目隠しにしています。冷蔵しなくてもいい野菜というのは、今の時期だと玉葱・ジャガイモ・ニンニクなどなど。ところが最近、ジャガイモに芽が出始めました。真冬に戻ったかのような寒い天気が続いている東京ですが、ジャガイモとしては、もう春なんだから芽を出してもいいじゃないかと判断したのでしょうか。芽が出ると、周囲の栄養分を奪って損だし、なによりソラニンという弱毒を生成するようなので、気がついたら親指の先でペシペシと折り取るようにはしています。

確か数ヶ月前に、どこかの小学校で自分たちで育てたジャガイモを総合学習で食べたら中毒になって病院に運ばれたというニュースがありましたけど、ソラニンというのはその程度には毒のようです。うちでは基本的に、ジャガイモは皮も剥かず芽の部分もえぐったりしないので、運が悪いとちょっとお腹痛い…ということになった経験が無くもありません。そりゃま、取った方がいいのは分かっているんですが、それほど神経質になるのもねぇ…と思ってしまうんですよね。大概のものはよく噛んで食べれば無問題という、無駄に体育会系なノリがあるのも問題で。まぁとにかく、ジャガイモに芽が出始めてしまったので、今週はジャガイモ強化週間です。

10/03/30(Tue)

随分と長い間、家計簿というヤツをつけています。周囲に話すと、何とマメなと言われる事が多いんですが、別にそんな大したもんじゃありません。単純に、エクセルでフォーマットを作り、何かを買ったらその日付・明細・金額を機械的に打ち込んでいくだけ。今月の食費は○○円まで…的な計画経済は一切無し。単純に記録だけです。ただしコレをやると、目に見えて無駄遣いが減ります。レコーディングダイエットというのがありますね?自分の食べたものを記録する事で、間食を減らして体重を落とそうというアプローチですが、うちの家計簿もコンセプトはそれと一緒。支出を記録する事で、無駄遣いを減らすんです。

というわけで今月の無駄遣いは、糖分が切れて頭が動かなくなり、急遽コンビニで買った菓子パンが2回で〆て228円。時々訪れる、カップ焼きそばの誘惑はありませんでした。一ヶ月通しての無駄遣い額としては、なかなか優秀なのではないでしょうか。無論これ以外に、不要な外食・買い食い・衝動買いなどは一切ありません。我ながら満足です。

ただしここで重要なのは、どうしても衝動買いをしたいときはあるって事です。それを抑えて僅かな金額をケチっても、心がささくれるだけです。使いたいと思ったらバシッと使う、コレ重要。ただ、家計簿を記録して無駄遣いを減らしていくと、その衝動自体も段々薄れていくんですけどね。そうじゃなきゃ、月228円は不可能ですから。

10/03/29(Mon)

もうすぐ新年度…だからというわけではないですが、ふと思い立って、しばらく前から部屋の掃除システムを大きく変えています。今までは日曜日の午前中に家中をまとめて一気に掃除するというやり方でしたが、これだとその日曜日の午前中にテンションが低いと、次の週まで掃除が持ち越されてしまい、非常に不愉快。かといって、テンションが低いのに無理矢理掃除をするともっと不愉快というジレンマがありました。反面、勢いが付いているととても楽しくノリノリで作業できるんですが、いわゆるall or nothingってヤツなわけです。

そこで、今流行の業界用語で言う所の、リスクヘッジというヤツですよ。家の中をもっと細かく分類します。うちは1Kの間取りですから、まずバストイレ。居室は床とそれ以外。キッチンは汚れ方が激しいのでもっと細かく、換気扇&窓周辺、シンク周り、食器棚&冷蔵庫周り、床&その他、の4つに分割。部屋全体を合計で7つの部分に分割します。これらを1日1ヶ所、毎朝30分かけて掃除します。これくらい分割すると、30分もあればかなりキレイになるんです。それも、毎週のようにやっていればなおさらのこと。実質はピカピカです。無論、その日のテンションが低ければ無理にはやりません。ただしバストイレだけは、テンションが低い日が続いて間隔が空き過ぎるとダメなので、月曜日固定。ローテがどの順番にあっても、テンションもよほど低い場合以外は、月曜日だけは強制的にバストイレになります。

とまぁ、こんな感じで一ヶ月ほど回してみたのですが、なかなかいい感じ。元々は冬場寒い⇒テンション下がる⇒部屋汚いという悪循環を回避するために考案したのですが、朝身体を動かすというのは、頭も目覚めて一石二鳥な感じ。とりあえずはしばらく続けてみて、分割の仕方や何もしない安息日の入れ方など、微調整を加えていきたいと思っています。

10/03/28(Sun)

昨日のぜんまいですが、母に聞くと畑の大根一本と交換したそうです。何という釣り合いのとれていない物々交換…。大根一本なんてスーパーで買ったらせいぜい150〜200円。それをグラム1,500円の乾燥ぜんまいと交換するなんて、得し過ぎです。まぁ、向こうから提案してきたんで無問題なんでしょうけど。

ぜんまいに限らず、うちでは一般的に乾物の地位が非常に高いです。何事にもスピーディーが重んじられる現代では、乾物は売り場の隅に追いやられるか、その隅からすら追放されている始末ですが、乾物というのは最高なのです。常温で長期保存可能、しかも乾燥させることで旨味倍増。戻すのが面倒臭いという声を聞きますが、戻っている間ずっと見張っていなきゃならないのならともかく、大体は鍋に乾物を入れ、水を差して一晩放置するだけ。別に手間でも何でもありません。ただし、計画性は必要ですね。思い立ってパッと作って食べる事は出来ません。晩御飯に食べようと思ったら、モノによっては前日の晩御飯時に水を注して戻しを始め、その日の朝に煮て、日中丸ごと寝かせてからやっと、というケースもあります。

でもまぁ、特に一人暮らしの食卓では計画性無しに好きなものを突発的に作っていては、安定感は生まれないわけで、慣れてくればこの程度のプランは自然と立てられるようになると思います。乾物を何種類か常備して、今日はどれにしようかと迷うのは、なかなかに楽しい暮らしなんじゃないでしょうか。

10/03/27(Sat)

実家荷物の中に乾燥ぜんまいが入ってまして、母親が友人から貰ったのですが、あの人は戻すなどという作業は面倒臭くてやらない主義なので、荷物の中に放り込んだみたいです。とはいえこの乾燥ぜんまい、久々の大ヒットでした。超・美味しい。初回分は、普通の乾物の要領で一晩水につけただけで戻した気になっていたんですが、コレだとダメ、戻り方が全然足りないのですね。沸かしたお湯につけるとか、ぬるま湯の中で揉むとか、ネットで調べると色々流派はあるのですが、それなりの手間はかかるみたいです。

でも、その手間をかけた後の乾燥ぜんまいは相当な美味。うちで作ったのは最もスタンダードであろう、油揚げとぜんまいの炒め煮。戻したぜんまいと油揚げを、砂糖・醤油・酒で甘辛く煮付けるのですが、これがご飯のお供に最適。定食屋であれば明らかな脇役、トンカツ定食につく小鉢的な地位しか与えられませんが、うちでは文句なく主役です。こんなに美味しいのなら、定期的に荷物に入れて欲しい所ですが、今回貰えたのはたまたまだそうで、残念。ネットで調べると、買うと結構高いんですね、予想通りですけど。私が見つけたのは100g1,575円。作る手間を考えると、コレくらいは安いと評すべきなんでしょうけど、う〜んやっぱり高い。でもコレは、スペシャルな日のために常備しておいてもいいかも…なんて思っています。

10/03/26(Fri)

実家荷物の中に葱が一束入ってまして、葱の用途といえば第一に思いつくのは味噌汁です。しかし、うちは現在、オニオンスープの素使用促進月間でして、オニオンスープに葱というのは、いくらチャレンジャーな私でも踏み出す勇気はありません。かといって、酢味噌で合えるほどの量は無し。ということで久しぶりに作ったのが葱油。

作り方は非常に簡単。葱をとにかく細かく小口切りにします。量は小皿に山盛りになるくらい。ここに、煙が出るまで熱した油を上から注ぎます。胡麻油100%だとくどくなるのですが、その独特の香りは欲しいので、うちでは胡麻油とサラダ油を半々で使います。油を注いだ葱に醤油を回しかけ、鰹節をのっければ完成。

これを、丼に軽くよそったご飯にザバッと移し、全体を大きく混ぜて食べるのです。葱の香ばしい香りに醤油&鰹節でまさに最強のご飯の友。少し油断するだけで、丼3杯のご飯が平気でお腹の中に入ってしまいます。いわゆるB級グルメに分類される一品なんでしょうが、良いんです美味しければ何だって。

10/03/25(Thu)

相変わらず、自己流ウオノメ治療は継続中。かなりいい感じです。やってみて気がついたのは、もぐさをすえたくらいでは、皮膚はそうそう簡単に炭化しないということ。考えてみれば当たり前ですね。いくら死んでいるとはいえ、皮膚細胞が炭になるまで上で火を焚いたら、周辺部分は大火傷です。せいぜい軽く黄色に変色するくらいです。

そして、ウオノメというのは意外に深いんだなという事に改めてビックリ。コレは歩いてて痛いはずですよ。毎晩リューターを使って少しずつウオノメを掘っているのですが、現在の深度約1mm。1mmというと大した事がないように見えますが、皮膚に深さ1mm・直径5mmの穴があくと結構な壮観です。そして嬉しい事に、まだまだ奥がありそうなのです。皮膚を突き破って出血すると大変な事になるので、そこには細心の注意を払いつつ、掘削作業を進めます。

それにしても、リューターというのはウオノメに対して効果絶大ですね。普通は軟膏で柔らかくしたあとヤスリで削っていくというのが良く紹介される治療方法なんですが、ヤスリが基本的に平行にしか削れないのに対して、リューターは掘れるのが大きいです。穴を掘れるということはピンポイントでウオノメを攻められるということ。当初は食器の金継ぎ用に買ったんですが、買ってて良かったです、リューター。

10/03/24(Wed)

家の周りの草むしりを再開して一週間ほど経ち、大体一通りキレイにする事が出来ました。しばらく放っておいたとはいえ、その前にかなり徹底的にむしってますから、本当に最初の草ぼうぼうの状態から復活させたのに比べれば、屁でもない労力。何事でもメンテナンスって大切ですね。それはともかく、地衣類や苔類が随分キレイに繁殖してきて嬉しい限り。雑草は1・2種類の例外を除いて絶対に許しませんが、地衣類・苔類は基本的に全スルーです。何だか緑の絨毯みたいで、和むんですよね。

その緑の絨毯の一番の敵がドクダミ、次点がムラサキカタバミ。ほとんどの雑草は、根の深さが5mmとかせいぜい1cm程度しかないので、根元を持って引っ張れば普通に抜けます。しかしドクダミは、地下5cm程度まで地下茎を伸ばしているので、それだけ土を掘り返さないと根絶やしに出来ません。おまけにその地下茎が5mmでも千切れて残ると、次回そこから華麗に復活します。そして土を掘り返すということは、キレイに繁殖した地衣類や苔類にダメージを与えるということで、無念。

ムラサキカタバミの方は地下茎ではなくて百合根のような芋が出来るのですが、事情はカタバミと一緒。こちらは茎が糸のように細いので、普通に引っ張ると速攻で茎が切れて芋が残ってしまいます。やっぱり掘り返す必要があるわけで、これまた無念。まぁ、目立つ箇所は大体根絶したんですが、それでも残っているという事は、よほど地下深くに本拠地がある難物ということ。ホント、ドクダミ・ムラサキカタバミ許すまじです。

10/03/23(Tue)

週末は洗濯日和。乾燥機だと雨の日でも簡単に乾かせますけど、やっぱりお天道様に当てた洗濯物は格別です。そして男性の割にそういうところはキッチリしている私、シャツは定型に畳んでシャツの抽斗の一番下に、トランクスは丸めてトランクスの抽斗の一番奥に収納します。人によっては、その日の気分によって下着のチョイスを考えるという人もいますが、私はそれ、一切ありません。とにかく、抽斗の一番前にあるものを着て、洗濯したら畳んで一番奥に入れる、それだけ。

下着なんて、服着てしまえば見えませんから、キレイに洗ってあればそれでいいんです。いちいち選ぶなんて時間の無駄。というか、好みで選んでいたら、どうしても使わないものが出てきてしまい、効率が悪いと思うんですよね。これが女性なら、上と下のデザインを合わせて…とか考える必要もあるんでしょうが、所詮私は男ですから、気が楽です。

と、ここまで下着に無関心になると、Tシャツの捨て時とか、本当に困ります。どうでもいいと考えてるもんですから、襟ぐりとか悲惨な事になっていても、キレイに洗ってあればあと一回・もう一回、と着てしまって捨て時を逃します。最近一大決心をして、古株の大リストラを行って、かなり若返りましたけどね。

10/03/22(Mon)

少し前のニュースで、今時の大学生の食費が月平均で15,000円というのを見ました。コレ、少なくないですか?1日平均に直すと500円。1食500円ならまぁ楽勝ですが、1日500円はちょっと辛い。学食で日替わり定食を食べるだけで300円はしますからね。となると残りは200円。朝は抜いて、夜はカップ麺。無理…正直無理過ぎます。

とはいえ、コレは食事を外食メインで組み立てた場合。自炊をメインに考えれば、1日500円はそんなに難しくありません。というか、慣れれば1食200円で結構なものが作れます。が、それは慣れまくっている私だから言えることであって、一般的な大学生が1日500円で自炊しろというのはなかなか辛いのではないでしょうか。基本的に外食は出来なくなります。朝晩は家で食べて、昼はお弁当。料理好きな人なら可能ですけど、皆にやれというのは少し酷かと。おまけに1日500円というのは平均金額ですから、1日400円とか300円でやりくりしている学生さんも一杯いるという事。ホント、皆何を食べて生きているんでしょうか。

10/03/21(Sun)

自慢じゃないですが、花粉症やアレルギーのないこの身体、丈夫に生んでくれた両親には感謝していますが、祖父からの遺伝恐るべし、足のトラブルは多いのです。ずっと悩まされてきた巻き爪は、ここのところ少し落ち着いているのですが、今度出てきたのはウオノメ。まだ小さいのですが、左足の踵の所に育ち始めており、長時間歩くと確実に存在を主張するようになりました。コレはまずい。

というわけで、今年の正月に実家に帰省した折に、確か昔母親が使っていたはずと探してもらってサルベージしたのがもぐさセット。しかし、肌に密着して火を点けるというのはやっぱり恐怖だったので、今まで放置していたのです。しかし、引き伸ばしていてもウオノメは良くなりません。一大決心をして(やや大げさ)、治療開始。

治療といっても別に大層な事はありません。ウオノメというのは要するに大きくなってしまった角質ですから、その上でもぐさをすえることで炭化・除去しようというもの。米粒大に固く丸めたもぐさを、唾でウオノメの上に貼り付け、付属の線香を使って点火。肌の上で火が燃え広がる様子はちょっと怖いですが、分厚いウオノメの上なのか、思ったより熱くありません。火が消えてから灰を取り除くと、ウオノメの部分が薄っすらと黒く焦げていました。一回ではほとんど効果が無くて、コレを1週間〜1ヶ月ほど続けるらしいです。確かに、効果がありそう。

ここで、治りを早くするために黒くなった部分を削ります。うちには道具好きの私が勢いで買ったリューターがあるので、ここぞとばかりに使用。足の裏をリューターで削る姿は、傍から見るとややシュールですが、実は結構楽しい。早く治ってくれるといいのですが、ウオノメ。

10/03/20(Sat)

うちで食べる米は実家から送ってもらったもの。残りが少なくなってくると電話をして送ってもらっているのですが、今回はタイミングが悪くて発注が向こうの忙しい時期と重なってしまい、数日間穴があいてしまいました。こちらで米を買うという選択肢もあるのですが、米も少量で買うと割高。そこで、久しぶりに小麦粉を買いました。

小麦粉、値段が上がってますねぇ。数年前までは、1kg98円で常時買えたものですが、今回買ったのは1kg250円。セールを狙えば198円くらいはありそうですが、今回は緊急ということでその余裕は無し。超・悔しいです。それにしても小麦粉の値上がりは目を覆うものがあります。148円で売られていたら買っちゃおうかなと考えてしまい、98円なんてありえない値段です。数年前は定価98円・セール78円が当たり前だったのに…。

とはいえ、冷静に考えると1kg250円というのは食材としてはかなり安い部類に入ります。100g25円と考えて、肉類と比較すれば明白。それに、しみったれた話ですが、肉や魚に比べて水分量がずっと少ないのでお得ともいえます。あぁでもあの、夢の98円時代はもう戻ってこないのですね。急激な値上がりで、最近すっかりご無沙汰でしたが、一時期の私は週に3〜4度は小麦粉料理をしていたので、小麦粉レシピは豊富に持っているのです。とりあえず最初は、超スタンダードの焼餅。油を練りこんだ小麦粉生地を、中がパイの層になるようにこんがり焼き上げたもので、簡単で美味しい。それにしても、デフレで小麦粉がもっと下がらないものでしょうか。

10/03/19(Fri)

先日のオニオンスープの素、見事完成しましたが、当然大量の皮が残ります。その数15個分。普段なら速攻で捨ててしまう所ですが、ふと玄米先生(ビッグコミックオリジナル連載中)の薀蓄を思い出し、ダシをとってみることにしました。薄くとっても仕方がないので(濃過ぎれば薄めればいいですから)、水は500ccほど。沸かしたお湯に剥いた玉葱の皮をガンガン突っ込んでいきます。ふわふわの皮はかなりかさばりますが、所詮は皮。火が通ると面白いようにカサが減っていきます。最後にそれをザルで漉して完成。味噌汁2回分のだし汁が取れました。

コレを沸かして適当に具を入れ(今回は味見ということで大根・ワカメとシンプルに)、最後に味噌を溶かします。昆布・鰹節など他のダシは一切入れません。結論:悪くはない。思ったよりも味に深みが出ます。しかし、それだけ。一個分やそこらの皮では、ただの水と大して変わりがないでしょう。かといって、わざわざ大量の皮を貯めて作るほどの味わいかというと、それほどでもありません。普通に、昆布や鰹節でダシをとった方がずっと美味しいです。有機農法で作った玉葱を皮まで使い切りましたといえば、商売的にはハッタリが効くでしょうが、個人的にはもうやらないなと。まぁ、グルメ漫画の中で玄米先生の私の中での序列は最下位に近い(説教臭過ぎるのです)ので、こんなもんかと。30回に1回くらいしか、実は真面目に読みませんしね。オリジナルだと“岳”がいいですね。今度テレビドラマになるらしいです。あとは“玄人の独り言”。こっちは金輪際ドラマ化はないでしょうが、倍南先生大好きです。

10/03/18(Thu)

以前作ったオニオンスープの素が残り少なくなってきたので、今日は再び仕込みの日。仕込みといっても、スライスした玉葱を1時間ほどかけて弱火でじっくり炒めてペースト状にするだけなので、そんな大した作業でもありません。が、一応猿より知恵のある人間様が作業をするのですから、前回の教訓は活かします。前回、オーソドックスにフライパンを使ったのですが、特に初期、フライパンから玉葱がこぼれて大変でしたんで、今回は寸胴に変更。あとは前回と一緒です。塩胡椒などの調味料は汎用性を考えて一切無し。純粋に玉葱だけで炒めていきます。

つくづく思うのですが、料理をしない人にこの“1時間じっくり炒めて”というのはもの凄いハッタリになりますね。あと、“○時間じっくり煮込んで”というのも効果絶大。ですが、実際やってみる側に立つと、こんなの全然大した事ないんです。仮に1時間ひっきりなしにかき混ぜてなきゃいけないのなら、相当大変ですが、極弱火にすればそんな必要は全くありません。5分に一度ほどかき混ぜればいいだけ。横で洗い物も出来ますし、サッとシャワーを浴びたりも出来てしまいます。何かの作業のついでで出来るのですから、非常に気が楽です。

○時間煮込むというのも同様です。ひっきりなしにアクをすくわなきゃいけないのなら大変ですが、長時間煮込む場合は大概、アクすくいなんて最初の方を除けば時々で済みます。むしろ、長時間にわたって火口が一つ占有されてしまう事の方が問題です。というわけで、私は○時間煮込んで…の類の宣伝文句を全く評価しません。オニオンスープの素とは全く関係のない話ですけどね。

10/03/17(Wed)

友人から沖縄土産に黒砂糖を貰いまして、ありがたいことです。地方のお土産というと、その土地名産のお菓子が定番ですが、間食を好まない私はあまり嬉しくありません。特に沖縄名物ちんすこう。あの破壊的な甘さ、私にはせいぜい半分が限界で、無理して一個食べると速攻で胸焼けになってしまいます。その点、黒砂糖は調味料として使えるのでナイス。大きい塊のままだと収納がしづらいので、包丁で適当な大きさにざくざく切って、ボトルに入れておき、適宜端から包丁で削って使います。

ただし、うちでは砂糖の類はあんまり使わないんですよね。現在うちにあるのは、通常の上白糖と貰い物の黒砂糖。どちらかというと、癖がなくて料理の味を邪魔しない上白糖を多用するのですが、多用するとはいっても今のストックの1kg袋をセールで買ったのは、確か1年以上前。お菓子系を作ると、嘘の様に砂糖が消費されていくのですが、通常料理だと、せいぜい煮物を甘めにしたいな〜という時くらいしかまとまって使わないので、ほとんど減らないのです。今回の黒砂糖だって、これまた1年以上前に親戚の鹿児島土産に貰ったのがまだ少し残っている状態での追加。もの凄く疲れたときに、小さめの塊を切り出して口に入れたりもしますが、それだってごく稀。一度何か激甘のお菓子の類を作り、黒砂糖ストックを調整する必要があるかもしれません。

10/03/16(Tue)

大分暖かくなってきたので、先日より朝の草むしりを再開。冬場とはいえ4ヶ月ほど放置していた地面には、かなりの雑草が生えています。でもまぁ、放置状態で最初に手を入れたときに比べれば赤子のようなもの。所詮は寒い時期に育ったものですから、丈は短いし根もそんなに張っていません。それに、昨年私がしつこく駆除したおかげで、面倒臭い種類(=ドクダミ)はほぼ全滅。ドクダミのない草むしりなんて、鼻歌交じりでできるほどの簡単作業ですよ。

しかし、怠けていた時期の身体の衰えは否めません。トレーニングではないので、なるべく楽して作業をしようと、持ち歩いたブロックに座って作業をするんですが、それでも時に中腰になります。そんな作業を半時間続けると、結構足腰にきます。それでもまぁ、綺麗になった部分をあとから見るのはとっても気持ちがいいものなので、作業再開。足腰の方だって、一週間もすれば力が戻ってくるでしょう。草むしり、気持ちが良くて身体も鍛えられる、オススメの作業ですね。

10/03/15(Mon)

この春から親戚の子が東京で一人暮らしを始めます。そんなわけで、一人暮らし&キチンと料理をしていると親戚の間でも悪評の高い私が、どんなものを揃えればいいか訊かれたのですが、正直言って困っています。自分で言うのもなんですが、私の自炊スタイルは、決して初心者向けではありません。自分では限りなく合理的だと自負しているのですが、ハウツー本にあるように、“明日からあなたも気軽に出来る”みたいなものじゃないんですよね。実際一人暮らしを始める彼女も、家ではほとんど料理などしなかったみたいですし…。

うちでのやり方をそのまま伝えるのなら、炊飯器不要⇒米は鍋で炊く、電気ポット不要⇒茶は鍋で沸かす、トースター不要⇒パンは食べない、オーブン不要⇒オーブン料理は作らない、ガスコンロは鋳物タイプ⇒掃除・メンテナンスが簡単、砥石必須⇒包丁は常によく研いでおく、鰹節⇒本節を買ってきて鰹節削り器を愛用、などなど。いわば料理原理主義の塊ですから、自分でやるのは自由ですが、それをそのまま一般的な現代人に奨めても仕方がないと自覚する程度の理解はあります。

となると、奨める内容はその辺のハウツー本と大して変わらなくなってしまうんですよね。それにそもそも、台所の内容なんて暮らしていくにしたがってどんどん変わっていくものです。最初は実家の劣化コピーですが、それが次第に自分流に変化していくもの。となると最終的には“まぁ好きにやんな!”という事になってしまうんですが、それもあんまりだなどうしようと少し困っています。

10/03/14(Sun)

最近私の愛読するデイリーポータルZで焼きそば王子という連載記事をやってまして、愛読しています。焼きそば、美味しいですよね。ちなみに私はソースは素材の味を塗りつぶす邪道な調味料だと思っているので、自宅には置いてありません。しかし、時々襲ってくる“焼きそば食べたい”という衝動はどうにも抑えられません。というわけで、数ヶ月ぶりのカップ焼きそば買い食い。

いかにも身体に悪そうな香りに、ベッタベタの化学調味料満載な味わい。しかし、たま〜に食べるとそれがなんとも美味しいのです。特に最初の三口までは最高。そして、後半辛くなってきて、やっぱり買うんじゃなかったと後悔し、もうしばらくカップ焼きそばには手を出すまいと心に誓うのがいつものルーティーン。今回も全く一緒で、学習能力のない私です。

ちなみに↑のデイリーポータルZ。焼きそば王子の連載を担当する加藤まさゆきさんは私の中では期待のイチオシ新人です。そのへんの枯れ草で納豆を作るは衝撃的でした。大ファンだった高瀬克子さんは出産のためにお休みで大ショック。元気な子を育てて、早く復帰して欲しいものです。

10/03/13(Sat)

台所の片隅にある野菜箱のそのまた片隅に、去年からニンニクが居座っています。ニンニクは保存性抜群だからと安心して、ゆっくりタラタラ使っていたのですが、最近ちょこちょこと暖かい日があったせいか、芽を出し始めやがりまして、コレは大変とばかりニンニク強化週間に突入です。改めてチェックしてみると後悔しきり。買ってから随分日にちが経ったせいか、乾燥&発芽でかなりスカスカになってしまっています。モッタイナイ、もっと新鮮なうちに食べればよかった…。

とはいえ、後悔先に立たず。多少しなびて芽が出てはいても、ニンニクはニンニク。あの香りは健在です。包丁の腹で潰してから、少量の油で泳がせてニンニク風味を油に移せば、野菜ソテー・炒飯と用途は無限。そのまま入れておけば焦げて味が悪くなるニンニクは早めに取り出し、塩を振って食べてしまいます。ただし、やはりニンニクはニンニク。次の日に人と会うような場合はほんの少ししか食べられませんし、そもそも少しでも食べ過ぎると胃を直撃して下してしまうので、元々たくさんは食べられません。淡々と食べていってあと2週間といった所でしょうか。本格的に暖かくなる前に何とかしなくては…。

10/03/12(Fri)

親戚がポンカンを箱で送ってきまして、ありがたいことです。ところがうちには、現在文旦がたくさんありまして、我が家の原則から言えば先に手に入ったものを先に食べる、文旦が優先の筈。ですが、文旦:ナイフを使わないと皮が剥けない⇔ポンカン:手で剥けるという違いは大きいのです。日頃、男にしてはマメだとか言われている私ですが、文旦とポンカンが並んでいれば、そりゃポンカンを先に食べてしまいます。

味はどちらかというと、文旦の方が好きなんですけどね。最近のポンカンは、品種改良が進んだせいか極甘。果物の自然な甘味を遠く超越してしまったその甘味は、正直私の好みじゃありません。それに比べれば、文旦の酸っぱさはむしろ好ましい。でも、ナイフが必要&内側の袋もイチイチとらないといけないのは面倒臭い。

こういう贅沢な言い分が品種改良を推し進め、甘くて手で剥ける文旦とかが開発されてしまったりするのでしょう。でもまぁ、食べるのが面倒臭いゆえに、一度に食べ過ぎないという長所もあるんですけどね。

10/03/11(Thu)

いよいよ桜の開花が始まったようで、春が少しずつ近付いてきている気がします。桜といえば花見、日本人なら必須のイベントですが、天邪鬼の私はコレが嫌い。桜綺麗だな〜と眺めていればいいじゃないですか。それを酔っ払ってカラオケとか最悪です。うちの近所には都内でも割とメジャーな桜の名所があるんですが、花見の季節にそこに行くと、“○月○日○時〜 ××株式会社総務部”などの張り紙がもうびっしり。当日なら新入社員が朝から頑張って場所取りをするんでしょうが、さすがに何日も前から泊り込むことは出来ません。その為にこの張り紙。そこまでしなくても…と人間の浅ましさを感じてしまいます。

幸い私の職場は比較的ドライな気風なので、いわゆる伝統的な花見イベントは無し。例年の如く、一人静かに穴場的な桜を眺めながら、ポットに入れて持っていった茶でもすすろうと思っています。まぁ、花見そのものに背を向けるのが、真の天邪鬼のあるべき姿なんでしょうけど、やっぱり桜はきれいだと思うんでその辺は…。

10/03/10(Wed)

今日は朝からお腹空きまくり。いつものルーティーンから外れることは何もしていないのに、コレはどうしたわけでしょう。それなのに時計はまだ午前八時。昼ご飯まではあと4時間もあります。こういう時、一般的な現代人なら“ちょっと何かお腹に入れる”という選択肢を選ぶかと思いますが、私は違います。基本的に私、間食はしない主義です。ご飯は昼の12時と夕方の7時。あとはお茶で水分補給するくらいで、固形物は口にしません。

コレは別に、ダイエットに気を遣っているというわけではなくて、ちょっとお腹が空いたら何か食べるという行動習慣が、獣っぽくて嫌だなと思っているからです。時々コンビニの入り口でしゃがみこんでお菓子やカップ麺を食べる若い衆を見かけますが、アレはとってもみっともないです。それは、人前で場所を選ばず食べているというみっともなさに加えて、時間も決めず食べたくなったら食べるという野生っぷりにたいするみっともなさも、私にはあります。

ただまぁこれには、かなり大きな例外規定が存在してて、時々お菓子を貰ったりすると、捨てるわけにも行きませんから必然的に間食用となってしまいます。でも、基本的に自分でお菓子を買うという事はありません。と、大穴開きまくりのモットーですが、こうすることで日々の食事が美味しくなりますし(空腹は最大の調味料)、肥満も防げて一石二鳥なんですよね。

10/03/09(Tue)

つい貰ってしまったトワイニングのティーパック1ダースほど。やっと本日で終了です。自慢ではないですが、私はお茶…とくに仕事の合間に飲むお茶に関しては、本当にどうでもいい人間です。以前、“今日のお茶はどうも味が薄いな”と思いながら、茶葉を入れ忘れた白湯をポットに半分以上飲んでから失敗に気がついたくらい。湯呑の色が濃いだけで気付かないのですから、味音痴ココに極まれりです。でも、一応好き嫌いはあります。

ティーバックの紅茶は基本的に嫌い。ティーバックは中身が粉末に近い茶葉だからでしょうか、お湯を注ぐと一気に成分が溶け出してしまうので、私のようにポットにお湯を入れてダラダラと飲むスタイルには向きません。いや、時間を決めて取り出せばいいんでしょうが、仕事してるとつい忘れるんですよ。それで、特に一ポット目は酷い事になります。ですんで、後の片付けは多少面倒ですが、やっぱり茶葉で淹れるのが美味しいですね。

最近、お茶はペットボトル入りのを買ってくるもの、と信じて疑わない子供が結構いるそうです。嘆かわしい事です。そういえば以前、行きつけの喫茶店のバイトの兄ちゃんが、同じような事を言って店長&常連客sから顰蹙を買ってましたっけ。お茶は淹れるものではなくペットボトルで買うもの…この常識を長年かけて作り上げた飲料メーカーの努力には敬服しますが、お茶くらい自分で淹れましょうよ。

10/03/08(Mon)

暖かい日と寒い日が交互にやってくる今日この頃、気温によっては窓を開け放す事が出来るようになりました(私は花粉症ではないので)。そうすると、改めて気になるのが部屋の臭い。比較的清潔に保っているとは自負しているのですが、寒くて密閉した室内で生物が一匹生息していると、どうしても爽やかな空気の部屋とはいかなくなってきます。しかし人間は慣れる動物で、しかも嗅覚というのは比較的鈍い感覚器ですんで、段々平気になってきてしまうんですね。で、春先になって外の空気を入れるようになると、その臭いに気がついて愕然とする…と。

現代人として手っ取り早い手は、空気清浄機だというのは分かってはいるんです。でも、なるべく電化製品に頼りたくない私。そもそも、窓を開けて風を入れるのがベストだと分かり切っていますんで、余計に嫌なんです。というわけで、やっと恒常的に窓を開け放てる季節がやって来そうで、非常に楽しみ。

ついでに、寒い間ずっとサボっていた庭の草むしりを、そろそろ再開せねばなりません。冬の間は成長速度が鈍いとはいえ、そこは雑草の生命力を持つ雑草達。丈は低いし細いですが、それなりに生えてきています。今週末からと、ここしばらくずっと先延ばしにしているので、そろそろそのズルズルモードもおしまいにしなくては。

10/03/07(Sun)

香りが強過ぎる食材というのがありまして、カレー粉なんてその典型です。カレーピラフを作ったフライパンは、どんなに丁寧に洗っても、その後の1〜2品はほんのりカレーの香りがします。うちのフライパンは鉄製なので洗剤厳禁・使用後は中華料理屋のように、ササラで物理的に汚れをこそげて流すだけなので、余計に槽感じるのかもしれませんが。そして、カレー粉以外に香りが強くて困るのが、意外にも先日の玉葱なんです。

玉葱は確かに強い香りがしますけど、カレー粉と比肩する位にフライパンに香りが残るというと不思議に思う人が多いかもしれません。でも事実。そして、フライパンだけでなく部屋にも香りは残ります。炒めて三日ほど経った今でも、外から帰ると一瞬、玉葱臭さを感じますから。

何が言いたいかと言うとですね、先日蕗味噌を作ったのですよ。それが春の香り溢れる練り味噌になる筈が、炒め玉葱の香りがほんのり漂う物体になってしまいまして、蕗の香りなんてすっかり負けてしまっています。まさにThe失敗作。炒め玉葱の香り、まだまだ舐めてました。ちなみにThe失敗作は、残念な思いを胸に抱きながらキチンと完食させていただきます。フライパンはキチンと洗ったんですけどねぇ…。

10/03/06(Sat)

というわけで、昨日から晩御飯のお供はオニオンスープ。自作のオニオンスープは、自慢じゃないけど最高です。サラダ油をひいたフライパンで気長に炒めて作った玉葱ペーストをお湯で伸ばし、塩胡椒で味をつけて、最後にパセリを振りかけただけの代物。その他の野菜や肉は入れていませんし、ましてや○○の素なんて入れてません。なのにこの深い味わい。常日頃思っているのですが、日本人はダシを重視し過ぎてます。味の素は勿論ですが、本格的な昆布や鰹ダシもそう。具になる野菜自体からも、キチンと味わいは出るものなんです。とまぁ、それは置いておいて。

オニオンスープというと、外食で一番出会う機会が多いのは、ステーキなどの付け合せスープとしてでしょうか。ステーキを食べる時は(私はもう滅多に食べませんが)、その圧倒的な存在感から、オニオンスープなんかに目が行かないのが普通です。でも、こうやって色々自作するようになると、オニオンスープの方が遙かに手間がかかるんですよね。ステーキなんて、極言すれば肉を買ってきて焼くだけですから。そりゃま、熟成を見極めるとか、絶妙な焼き加減とか、色々なノウハウはあるんでしょうけど、手間としてはオニオンスープの方が遙かに上…真面目に作ろうとすれば、ですが。

何せ見かけがアッサリしていますんで、作る手間の割にオニオンスープの地位は低いです。ファミレスのメニューだと、ほんの片隅に格安価格で提供されてしまうくらい。私の友人の一人は、オニオンスープなんてあっという間にできるお手軽料理と思い込んでましたから。キチンと作ると結構大変だし、その大変さに見合うくらい美味しいんですけどねぇ。

10/03/05(Fri)

玉葱を箱で貰いまして、数えてみたら30個。個人にあげる量じゃないよな〜と思いつつ、もらえるものは全てありがたく頂く私です。玉葱は保存に強い食材なので、まだまだ寒いこの時期なら2〜3ヶ月は台所の隅に転がしておいても大丈夫だとは思うのですが、うちのスペースにも限りがあります。実家からの野菜も定期的に届きますし、いつまでも玉葱にスペースを裂いているわけにも行きません。というわけで作ったのが、オニオンスープの素。

玉葱10個の皮を剥いてスライスにし、油をひいたフライパンでとにかく弱火・じっくり弱火。時々かき混ぜながら1時間も炒めると、飴色でドロドロの玉葱ペーストが出来ます。コレをタッパーに移し、荒熱をとってから冷凍庫へ。完全に凍ったらタッパーから取り出し、包丁でガシガシと3cm角・1cm厚ほどのブロックに切り分け、ポリ袋に入れ直して再び冷凍庫へ。オニオンスープが食べたくなった時はこのブロックをお湯で戻し、塩胡椒をするだけでいつでも素早く食べられます。

こんなの誰にでも出来ますけど、ただ一つの難所が1時間炒めるという点。ただ、私はあんまり大変だとは思いません。これが仮に1時間ひっきりなしに混ぜ続けていなければいけないというのなら本当に大変ですが、実際は極弱火にするので、混ぜるのは5分に1回ほど。ですから、食事を食べ・洗い物をし・洗濯物を畳み、など他の作業の合間に思い出したように混ぜれば良いんです。それで、本格オニオンスープの素が作れるのなら安いもの。部屋中が炒めた玉葱臭いのはちょっと困ってますが。

10/03/04(Thu)

部屋で使っている電球が切れたので、ストックをセットして翌日にはそのストックを補充。見事なローテーションです。うちの部屋で使っているのは40Wの白熱球。最初の頃は100Wを使っていたんですが、自分の部屋ですから、何がどこにあるかはほぼ完璧に把握しています。そんなに明るくなくてもいいんです。かえって、ちょっと薄暗いくらいが私は落ち着くので、愛用するのは40W。大きな家電量販店に行くと20Wや10Wもあるんですが、流石にそれだと部屋で使うには暗過ぎます。…といいつつユニットバスでは20Wを使用。20Wというと話にならない暗さかと思われがちですが、実際に使ってみると、意外に普通。私は男なので化粧もしませんから、コレくらいで丁度いいです。

というわけで、うちの家の中は、比較的暗めの電球で統一しています。別に仕事をするわけじゃなくて、ダラダラくつろぐスペースなので、その方が私は落ち着くんです。電気代が抑えられるというのは副次的な理由。電球で消費する電力なんて、ホント微々たる物です。うちだとダントツで電気を喰うのは冷蔵庫。電子レンジは消費電力量自体は多いのですが、使っている時間が少ないので、冷蔵庫に比べると大した事ありません。ですので、無駄な電気は消すくらいはしていますが、それ以上の節電努力はしていません。

そういえば、近々白熱球が消えるという話があるんですよね。白熱球がCO2排出量が多いということで槍玉に挙げられて、LEDに替えていくのだとか。本当はメーカーが儲けたいだけの話なのに、迷惑な事です。意識の高い人はLEDに変えていけばいいですが、私みたいに、たかが電灯は100円の白熱球で十分と思っている人もいるってことを考えてほしいですねぇ。

10/03/03(Wed)

久しぶりにガッツリと肉々しいものが食べたくなりまして、以前なら豚のロースや三枚肉が定番でしたが、ここ数年はもっぱら豚ハツ。すなわち、豚の心臓です。形はまんま心臓なんで、大きな血管がついてたり、心膜が残っていたりとかなりグロいですが、慣れてしまえば所詮は肉。むしろそれぞれのパーツごとに違う味わいがあって、面白いのです。それに、心臓はコレ筋肉の塊ですから、ガッツリした噛み応えが、まさに肉を食べてる!って感じでこういう気分の時には最適。

ハツは煮込むと独特の臭みが出ますんで、コトコト煮込んで系の料理にはあまり向きません。スライスしてタレに漬けたものをさっと焼いて食べるというのが定番になります。タレは、醤油・酒を適当に混ぜ合わせたものをベースに、ニンニクのすりおろしたのや唐辛子・ゴマなど、その場にあるものをこれまた適当に突っ込んで、味に深みを出したものを使います。ハツとはいえ豚なので、レアは禁物。しっかり中まで火を通してから、ご飯に乗っけて食べると、あぁ肉食ってるな〜と大満足です。モツ系を食べ慣れると、普通の肉には戻れませんね。

10/03/02(Tue)

うちでは一応毎日の支出をエクセルで記録しています。家計簿と言えなくもないのですが、別に予算を決めたりしているわけではなく、単純に記録しているだけなので、実態はそんなに大したものでもありません。ただ、自分の食べたものを記録するダイエットと同様に、使ったお金を記録していくと、意外に無駄遣いをしなくなるものなんです。あ〜、この買い食いは無駄だったなというようなものは、心情的に入力したくありませんので、必然的に無駄遣いは減っていきます。コレ、結構強力。

それでも、昼下がりにどうしても小腹が空いて、ついついコンビニで菓子パンを買って食べてしまったりする事はあります。2月の記録を振り返ると、それがひと月で約600円。大体週に一回の割合で菓子パン一個を買い食いしている計算です。まぁ普通の人よりは少ない…かな?それと、2月はどうしても夕食を作る気になれなくて、スーパーの惣菜弁当に頼ったのが2回で1,000円。すなわち、この合計の1,600円が私の中では2月の無駄出費になります。あぁ1,600円あれば新鮮な魚が4回は買えたのに…と必要以上に後悔して今後の抑止力としつつ、3月もキッチリ締めていこうと思います。

10/03/01(Mon)

職場で自分は飲まないからと、紅茶のティーバックをダースで貰いまして、貰い物は何でも嬉しい私、ありがたいことです。家で仕事をする日は、隣にティーポットを置くのが定番となっています。午前・午後・夜とそれぞれポット一杯ずつ。ポット一杯で大体500cc強ですんで、1日に換算すると2L弱。

ある健康番組で、身体を健康に保つには一日2Lのお茶なり水を飲むのが良いとやっていたので、その面では私は完璧です。2Lというとかなりの量に思えますけど、3回に分けてちびちび飲んでいくと、普通に飲めてしまうんですね。これも先日ニュースでやっていたんですが、最近の子供の中にはお茶はペットボトルで買うもの、家で作る姿が想像できないという人が増えているそうです。私は別に、ニュースで言っていたように、嘆かわしいとは思いませんけど、何て贅沢な、とは思います。

職場でも同僚が普通にペットボトルのお茶やジュースを買ってきますが、実はあれ、もの凄く高いと思います。自分でお湯を沸かして茶葉で作れば、500mlがほんの数円。そもそも、ペットボトルのお茶の原価は10円以下と聞きます。あとの130円なり140円は、いつでも冷たい(or温かい)お茶が飲めるというサービス料。それは価値がある場合もあるのでしょうが、少なくとも私はお茶くらい自分で作って飲みます派。商売の基本は、お客をナマケモノにすること、と分かってはいるものの、自分がそこに嵌ろうとは思いませんね。

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