2010年4月

<<前<<   >>次>>

10/04/30(Fri)

今日で四月も終わり。もう流石に暖房が必要になる事は無いだろうという事で、ガスファンヒーターのお片付け。裏のフィルターを外して埃を払い、前面の噴出し口も雑巾掃除。本当は、中の方も掃除機で吸い取れれば完璧なんですけど、残念な事にうちには掃除機が無いんですよね。

でもって、一通りキレイにしたら、押入れの中の定位置へ。約半年間のサヨウナラとなります。暖房って結構ガス代がかかるんですよね。夏場のガス代が月に1,000円ちょっとで、冬場が4,000円前後ですから、差し引き3,000円が暖房にかけている費用となります。一日100円ということで、まぁ妥当かなと。暖房も冷房も要らず、窓を開けっぱなしにできる今の時期は、一年の中でも一番いい時期ですね。

10/04/29(Thu)

久しぶりに風邪をひきまして、仕事休んで一日中寝てました。私の風邪の治し方は単純で、厚着をして寝る事。思い切り着込んで布団に入り、とにかく汗をかきます。で、時々起きてきて水分補給。ご飯はしっかり食べ…が理想ですが、流石にいつもの様に一食=一合とはいかず、ご飯はその半分。食後に市販の風邪薬を飲み、また寝ると。それを一日続けた結果、早くも復活いたしました。

今回の風邪はいつも以上に嫌な予感がしたのですよ。頭はガンガンするし、喉の奥はイガイガで、体中が筋肉痛っぽい痛み。コレは無理をせずに仕事を休んで、とっとと治療に専念した方が賢いと踏みました。時々職場で、風邪をひいても無理して出てきましたって人がいるんですが、仕事の効率は上がらないし、周囲にうつすリスクはあるしで、ロクなもんじゃありません。今どき根性論は流行らないんで、無理せずとッとと休んだ方が正解だと思います。

10/04/28(Wed)

庭の草をむしっていて、こんな猫の額ほどの庭の中でも熾烈な生存競争が行われている事にビックリします。現在、絶賛勢力拡大戦争中なのがゼニゴケvsギンゴケ。個人的にはフワフワとスポンジのような外観が可愛いギンゴケを応援しているのですが、繁殖力ではゼニゴケが圧倒的のようで、あちこちでギンゴケコロニーがゼニゴケに侵食されています。頑張れギンゴケ!とはいえ、あまりにガッチリ食い込んでいるために、ゼニゴケをとろうとすると必然的にギンゴケにもダメージを与えてしまうのが悩ましい所。うーん。

元々この庭、大家さんの無関心によって草ボウボウの荒地状態。その頃は、雑草の繁殖力に負けていたためか、今ほどコケは繁殖していませんでした。特に勢力を誇っていたのがドクダミ。無敵の王者として君臨していたこのドクダミを、私が単に嫌いという理由で根こそぎ排除。その他の雑草類も、ごく一部外観が可愛いヤツを残して根絶やしにしたことによって、いわゆるパワーバランスが大きく変わってしまったようです。

このゼニゴケ、風通しの良い建物のアプローチ付近には全く進出してきませんので、庭の風通しをよくすることが根本的な解決策だと思われますが、なかなかねぇ…。昔の中国の人は壺中天といいまして、壺の中に大地があり大空があり人が暮らす、いわゆる異世界を描いていますが、この小さな庭、この中にも一つの世界があるのだなぁなどと面白く観察しています。

10/04/26(Mon)

ローリエが切れまして、業務用スーパーに買いに行きましたら、100gで250円。ケチの私も納得の安さなのですが、何せ量が多すぎます。100gのローリエは15cm×20cmの袋を一杯にする位の量がありまして、うちの現状ペースを守るならば、平均寿命で死んでも使い切れない量です。同じスパイスでも胡椒ならば100gを2〜3年で使いきれるのですが、なんにでもとりあえず塩胡椒と汎用性の高い胡椒に比べると、同じスパイスでもローリエの使用頻度は激減します。コレは流石にちょっと無理ということで、その場は諦めて帰ってきました。

その翌日に行ったのが、私が肉や魚を買う近所の安いスーパー。多分単価は高くなるけど、量はこじんまりしたもんだろうと思って売り場に行くとありました、4g210円。40gじゃないですよ、4g。舐めているんですかと売り場の前で引きつりましたね。重量単価で比較してざっと25倍。そういえば思い出しました。以前何を血迷ったかデパ地下の高級食材店でホールの黒胡椒を買ったのですが、あとで業務用スーパーの価格と比較するとその差15倍。二度とデパ地下で胡椒は買うまいと決めたのでした。アレと一緒です。

というわけで、スーパーでもローリエは諦め、今度の機会に業務用スーパーで買う予定。周囲に貰ってくれる人がいればあげるのですが、職場の人間は誰もマトモに料理をしない人ばかり。実家じゃこういう香辛料は使いそうもないし。友人を見渡しても…。まぁ、しばらくは冷凍庫の肥やしですかね。

10/04/25(Sun)

うちでは滅多に台所用洗剤を使いません。滅多にであって全然ではないわけで、基本的に週一ペースで、シンクや汚れの目立ち始めた食器を洗剤を使って洗い、その他の日は全て水&布巾の擦り洗いで済ませています。世間的には、水洗いで食器の油汚れが落ちるわけないじゃないか・台所用洗剤は必須だろうと思われているようですが、実際やってみるとそうでもありません。ただし、洗剤を使わない食器洗いではスポンジは全くの役立たず。代わりにハンドタオルを使って流水で擦り洗いをすることになります。

それはともかく、そんな事をしていて変化がおきたのが手荒れ。以前、毎日のように洗剤を使って食器洗いをしていた頃は、手荒れなんて無縁だったのですが、ココ最近はダメ。洗剤を使ったあとは、ハンドクリームを塗らないと手がカサカサになります。手の方も、生活形態に合わせてあんまり油分を出さなくなったんでしょうか。それとも歳をとったからか…。軟弱になったものです。

ちなみに、週一レギュラーで使う台所洗剤の量は、一回に小豆大程度。ですんで、洗剤の減り方も異常に少なくて、多分2年ほど使っている300mlほどのボトルは、まだ半分以上が余裕で残っています。つらつら思うに、手をつないでスキップするCMに騙された日本人、洗剤の使い過ぎではないかと。

10/04/24(Sat)

天候不順のせいか、野菜が何もかも高くて本当に困ります。キャベツがひと玉350円とか、ありえないですから。そのせいで、どんな野菜を買えばよいのか迷う毎日。こういうときの定番としてもやしがありますが、どうもアレは安直に過ぎるような気がして、私はあまり頼りません。ということで、今日買ってきたのは比較的安かった茄子。

茄子は油との相性が抜群で、煮て良し・揚げて良し・焼いて良しの万能野菜です。そんな中、近年私が定番としているのが茄子丼。作り方はアホみたいに簡単で、料理初心者でもあっという間に出来てしまいます。ナスはヘタをとって縦に厚さ5mm程のスライスにします。料理セオリーだとここで水に放ってアクを抜いたりするんですが、それほど強いアクのなすには近年お目にかかったことが無いので、華麗にスルー。油を多めにひいたフライパンで、両面に焦げ目が付くくらい焼きます。

それをご飯にのせ、醤油を回しかければハイ完成。ご飯・茄子・醤油・油しか使わないというまさに男の料理ですが、コレが美味しいんですよ。ご飯三杯は軽く入ってしまいます。無論、鰹節や刻み葱をまぶせばそれはそれで形になりますし、美味しいのですが、私としては茄子とご飯だけで十分です。一食に一個ずつ消費していきますんで、あと何食食べられるかの計算がしやすいのも◎。特にこれから梅雨の時期にかけては、茄子丼大活躍です。

10/04/23(Fri)

四月も後半だというのに肌寒い日が続き、毎日温かいお茶が欠かせません。基本的にうちではお茶は単体で飲み、お茶受けは無しなんですが、時々は口寂しいなということもあります。そういう時、一般的に定番なのは和菓子でしょう。饅頭・最中・羊羹etc。でも、うちにはそういう買い置きはありませんし、思い立った時にわざわざコンビニに走るというのもちょっと…。それに何よりも、甘いものはあとで歯を磨かなきゃという思いが立ってしまい、特に夜中だと安心して食べられません。

そんなわけで、うちのお茶請けのレギュラーは漬物。実家で漬けたヤツを送ってもらったもので、時期的に古漬けになりかかっており、沢庵は少し酸っぱくなり始めています。しかし、お茶請けとしてはむしろこっちの方が適任。小さく切った沢庵をバリバリ齧りながら番茶をズズッと飲みつつ、好きな本を読む時間は私の一番のお気に入り。

以前は漬物でお茶なんて、爺婆のやる事だと思っていましたが、経験豊富な爺婆のやる事にはそれなりの根拠があるのです。甘い和菓子でお茶も悪くはありませんが、今の私は絶対的にお茶には漬物派です。

10/04/22(Thu)

たま〜にYoutubeなどで動画を楽しむ事があるのですが、うちはいまだにADSLなので、一時停止ボタンで一旦動画を止め、しばらく溜めてから見ないと、途中で引っかかってしまうことがあります。この溜めている時間、動かない画面をボーっと見ているのも時間の無駄なので、私がやっているのがキーボードの掃除。パソコンの横にマチバリと楊枝を一本ずつ常備してありまして、Youtubeに限らず少し待ち時間が出来た時は、キーボードを前後左右から観察し、綿ボコリや髪の毛を見つけてはほじくり返しています。コレが実は結構楽しい。

隙間が多くて、しかもその内側に更に大きな空洞のあるキーボードは、ものすごい汚れるんですが、それに反して掃除は大変。キーボードの上面なら簡単に拭けるんですが、中までは手が届きませんからね。それを、マチバリと楊枝を駆使してチマチマとほじくるのは、いかにも私好みの作業です。実は、キーボードのボタンを外す工具というのも、道具好きの私は持っているんですが、コレを使うと少ないながら中の爪が折れてしまうというリスクがあるので、そうそう簡単には使えません。それに、一発で全部キレイになるよりも、チマチマとほじくった方が楽しみが長く続きますからね。

10/04/21(Wed)

少し前から家の中の掃除の体制を、週末にまとめて2時間半ほどかけて一気に⇒家の中を細かく分けて毎日少しずつ、という風に変更しました。それはそれで上手くいってるのですが、問題点が一つ。まとめて掃除していた頃は、ユニットバスの掃除にかける時間はせいぜい20分、どんなに丁寧にやっても30分というところでした。ところが、今日はユニットバスの掃除だけ、となるとその時間がどんどん伸びていくんです。シャワーが当たる壁の部分、シャワーヘッド、洗面台の裏側etc、今までだったらせいぜい雑巾でひと撫でで終わらせていた所を、本気で磨いたりしてしまうものだから、時間がかかってしまうんですね。フルバージョンで、現状1時間といったところです。

流石にコレはやり過ぎなので、フルバージョンと通常バージョンに掃除の仕方を分け、フルバージョンは月に一回程度としないと、飽きるのが早くなりそうと危惧中。家全体の掃除ローテーションを含めて、ここらで大きく調整を加えねばと思っているのですが、ちょっと忙しくてですね…。まぁぼちぼちに、ですな。

10/04/20(Tue)

料理の基本テクに“アクをすくう”というのがあります。主に肉類を長時間かけて煮込む際、表面に浮んできた泡をすくって捨てる作業を指しまして、カレーやシチューを作る時には必須とされているんですが、コレって本当に必要不可欠なんですかね。うちでは時々、鶏ムネ肉の保温調理をやります。昨日作ったのは紹興酒風味の保温鶏。鶏ムネ肉を丸ごと2枚鍋に入れ、ヒタヒタになるまで水を張って点火。塩胡椒で強めに味をつけ、紹興酒少々で風味をプラス。沸騰したら鶏ムネ肉をひっくり返しつつ3分ほど茹で、火を止めて蓋をして、目張りをしたダンボールの中で2〜3時間かけてゆっくり火を通すというもので、パサパサしがちな鶏ムネ肉がとってもジューシーで美味しいのです。

まぁそれはともかく、この3分茹でるという過程で、鶏ムネ肉といえども結構アクがでます。長年料理をしていると、四の五の言わずに本能的にそれをすくいたくなるのですが、今回はそこを敢えて我慢して放置してみました。結果、出来上がった料理の味は普段と全然変わらないんですね。まぁ、茹で汁の中にはアク…というか浮遊して出たたんぱく質が固まったものがふよふよと浮いていたりしますが、それはそれで固まってしまっているので、スープの味わいは特段いつもと一緒。まぁ、元がブロイラーの鶏ムネ肉ですから、アクなんて元からほとんど無いのかもしれませんが。

そこでふと疑問に思うのがカレー。私自身、カレーは嫌いではないのですが、アレは肉や野菜の微妙な風味をカレー粉という圧倒的な風味の調味料で塗りつぶす料理だと思っています。喩えるなら、鉛筆で描いたデッサンの上から、ペンキで色を塗るような感じ。そんな料理の時に、イチイチアクをすくうのは、そんなに必須の作業なのかなと。まぁ、気持ちは込められますけど、いわゆる気は心ってヤツで、迷信に近いものなのじゃないかなどと、不遜な事を考えてしまいます。

10/04/19(Mon)

うちは隣に大家さんの自宅がありまして、こっち側の敷地は(私が手弁当で)草むしりや庭木の剪定をしているので、自慢じゃありませんがかな〜りキレイな状態を維持しています。それに反して悲惨なのはあっち側。すっかり世間に興味を失い、ヒキコモリになった大家さんが自宅の庭になど関心があるわけはなく、庭木伸び放題&草はびこり放題…だけならイイのですが、見かねた親戚がやってきて庭木を剪定して後片付けをしていないために、もうゴミ屋敷の様相。ここで強く言いたいです、遠足は帰ってくるまでが遠足です。

自分で庭木の手入れをしていて思うのですが、都内の庭メンテで真に大変なのは、剪定作業そのものではなく、剪定した枝を細かくばらし、葉や細い枝はゴミ袋へ、太い枝は紐でまとめてごみ収集者が持っていける状態にする作業です。ケースバイケースでしょうが、私の経験上の目安だと、片付け作業は剪定作業の大体3〜4倍の時間がかかります。実家辺りなら、しばらく放置してから燃やして終了、なんですがねぇ。それを途中で放り投げるとは何事か。最後の落ち葉掃きまでやって、庭掃除です。まぁ、料理も一緒ですね。男性には料理だけやって片付けはしないという人が多いみたいですが、それは料理をしているとは言いません。調理前の状態に戻すまでが料理です。

大家さんの家の前は(私が手弁当で)落ちてくる葉や花弁の掃き掃除を以前からしていましたが、もう無理・我慢の限界です。というわけで、大家さんに交渉して(相変わらずの手弁当で)庭を片付けさせてもらう事にしました。まぁ、こっち側がすっかりキレイになって物足りなくなったというのも半分なんですけど。でも一番の理由は、明らかにコダワリを持って作られたと思われる空間が、無関心に放置されているのを見るのは寂しいから、ですかね。お節介ココに極まれり、ですが。

10/04/18(Sun)

実家の母から荷物送るんで何かリクエストはあるかというメールが来たので、父謹製の漬物が切れたから入れてくれと返事を出しておきました。どうやらほぼ最後の分らしく、かなり酸っぱくなっているからダメかもしれないと書いてあったこの漬物。実は私、古くなってちょっと酸っぱくなった漬物の方が好きなのです。入っていたのは沢庵(大根)と奈良漬(瓜)。奈良漬の方は元々苦手なアルコール臭が発酵によって更にきつくなっている感じで、正直厳しいです。普通に切ってご飯のお供はちょっと難しいので、細かく刻んで奈良漬茶漬けに。でも、沢庵の方は最高ですね。

京料理だと、古漬けを塩抜きして炒めたり煮たりするそうですが、そんなもったいないことは出来ません。ちょっと酸っぱくなり、塩もきつくなったこの古漬け。5mm厚ほどの1枚で、ご飯が軽く一杯(半合)は食べられますし、大事に食べれば一合でも…。世の中は減塩がメインストリームですが、塩がきつくたって食べる量を減らせば問題ないんです。いくら減塩でも、たくさん食べたら結果は一緒。本当は、一汁一菜+沢庵くらいの食卓でも私は満足なんですけどねぇ…。それだと色々身体に不調が出てしまうのです。甘やかしすぎですかね。

10/04/17(Sat)

今朝起きて窓の外を見ると、何と雪!もう四月も半ばを過ぎているというのに雪が振るなんて。世の中では地球温暖化が叫ばれているような気がするのですが、こんなに寒いのなら、ハイブリッドカーなんて要らないんじゃないですか?なんて皮肉の一言も言いたくなります。

まぁそれはともかく、最近右手の人差し指が腫れて困っています。原因は多分、虎杖。先日虎杖の皮を剥いた時に、妙に人差し指の先・爪と肉の間がピリピリしまして、おかしいなぁと思っていたら現在腫れが絶好調。第一関節まで限定なのですが、多分何か変なばい菌が小さな傷から進入してしまったのでしょう。大して傷みはないのですが、何せ人差し指、パソコンを打つときのホームポジションの指なので、タッチが狂って困ります。指先に気合を込めれば、治りが早くなったりしませんかねぇ…。

10/04/16(Fri)

一時期マメな私が降臨していたのが嘘のように、最近ではまたグダグダな私がやってきました。キッカケは面白いほど明らかですね。気温。暖かくなると活動的になり、寒くなると動かなくなる。前世は熊だったんじゃないかと思うほど、寒さで冬眠モードに入ってしまいます。今日なんて酷いもので、時間の許すギリギリまで、布団の中でグダグダとラジオを聴いたり本を読んだり。起きてるんだか寝てるんだか分からない、境界線上の状態でうとうととまどろんでいました。ちょっと前なら、窓を開けて朝の掃除は気持ちがいい!なんてやっていたのに、何でしょう、この変貌っぷりは…。

以前の私は怠惰=悪という観念に縛られていましたが、最近ではそうでもありません。ダラダラするのもまた楽し。時には布団の周りに娯楽グッズを積み上げて、寒い日曜日は日がな一日冬眠モードというのも良いではないですか。

10/04/15(Thu)

キャベツが高いなぁと思っていたら、天候不安で収穫がままならなくて値が上がっているのだとニュースで報道がありました。確かに最近、変な天気が続きますもんねぇ…。でも流石に一玉300円はちょっと高過ぎ。おまけにその玉が小さくて鮮度も良くなく、最盛期なら80円くらいで売られていそうな代物だから、余計に買う気が失せてしまいます。キャベツだけならまだしも、大根も白菜もうちの主力野菜がみ〜んな高いものだから、ちょっと困ってしまいます。

まぁそれはともかく、先日山菜採りが趣味の友人から蕗と虎杖(イタドリ)を貰いまして、春の味覚ですね、ありがたいことです。どちらも市販の飼い慣らされた野菜に比べると格段にアクが強く、食べるにはひと手間・ふた手間余計にかかるのですが、それもまた味わいの一つ。手間といっても皮を剥いて軽く熱湯に通し、一晩水に晒すだけの事。こういうのを食べていると、東京都心の暮らしもいいけれど、いっそ都会を脱出して山里で暮らすのもいいかもしれない…などと思ってしまいますね。

10/04/14(Wed)

職場で使っていてモッタイナイなぁと思うのが、いわゆるポストイット。アレ、いつ頃から普及したんでしょうか。少なくとも私が学生だった頃には一般的ではありませんでした。ポストイットがモッタイナイのは二点。まず、ほとんどの場合に一行何かちょろっと書いてどっかに貼り付け、そのまま捨ててしまう事。余白がまだいっぱいあるのに…と思ってしまいます。そして二つ目、これまたほとんどの場合、粘着部分の関係で裏は未使用のままゴミ箱行きになります。まぁそれでも、職場では使うんですけどね。

というわけで、自宅では基本的にポストイットは使いません。メモは何年か前に前年のスケジュール帳の使わなかった部分を10cm各に切って、クリップで束ねたものを使っています。ところが、基本的にシミッタレの私ですから、コレが減らないんですよ。何せ白紙のままで紙を捨てるのが嫌いな私ですので、メモは左上から順番に書いていき、終わったメモは赤線で消し、片面が終わったらひっくり返して裏側も使い、それが終わってはじめて捨てますんで、一枚のメモがゴミ箱に行くまでには3ヶ月かかることがザラ。なにせ10cm各のメモで、4〜5列×約20行×両面と、一枚で200行近いメモをしますんで。

コレを燃やして畑の肥やしに出来たら究極の使い倒しだなと思うのですが、残念東京ではここまでです。まぁ、コレもリアルで他人に言うとドン引きされるくらいのケチっぷりなのですが…。

10/04/13(Tue)

安売りで玉葱をどっさり買ってきまして、絶賛・玉葱週間中です。玉葱というと脇役・他の食材の引き立て役という場合が多いのですが、コレを単体で前面に出すと実はかなりの実力者である事が分かります。手っ取り早く玉葱を消費し、なおかつ玉葱の実力が分かる一品、それは玉葱ソテーです。作り方は簡単。玉葱を1/8の串に切り(バラけないために根の部分はあえて残す)、上の方を楊枝でとめます。あとはそれを両面こんがり焼き色がつくまで焼いて、最後に塩胡椒をパラリで完成。

手抜き過ぎるじゃないかという気がしなくもないですが、ほんのり焦げた表面の香ばしさと、火の通った中の甘さが絶妙にマッチして素晴らしく美味しいのです。ポイントはただひたすら火加減のみ。強過ぎると焦げますし、弱すぎるといつまでたってもイイ焼き色がつきません。この辺は何度か試行錯誤の必要があるでしょう。あと、ここしばらくは毎晩この玉葱ソテーを作っていますので、使った楊枝は当然次に回して再利用します。一回で使い捨てなんてそんな事、出切るわけがないじゃないですか。

10/04/12(Mon)

昨日の日記でも少し書きましたが、ただいまちょっとアクティブなミソジさん降臨中。多分、寒い間怠けに怠けた反動が来たのでしょう。まぁ、悪い事ではありません。この隙を狙って現在、日頃あまり掃除しない所を少しずつ掃除してみようフェアを発動中です。本日のターゲットはシンクの生ゴミ受け。正式名称はよく分かりませんが、シンクの排水溝の所に付いていて、生ゴミを漉して受けてくれるアレです。言うまでもないことですが、場所が場所なので相当汚れます。うちのレギュラースケジュールでは、週に一回取り外して、洗剤スポンジで擦り洗いというのを実行しているのですが、なにぶん形が複雑なので細かい隅の所とかにどうしても汚れが溜まっていきますし、何より茶渋は洗剤では落ちないので茶色く染まってしまいます。

そこで今回、漂白剤に一晩漬け置き&古歯ブラシで隅の方まで徹底掃除。流石に真っ白とは逝きませんが、茶渋もかなり薄くなりました。これなら、数ヶ月に一回のルーティーンを組んだ方がいいかもしれません。

ところで、うちでは漂白というのをほとんど重視していません。↑のように真っ白=爽快というのは本能的にあるのですが、日常生活品にそこまでしなくても…という思いも同時にあります。特に洗濯物で漂白剤を使うことはまずありません。こまめに洗濯をして清潔に保つ事はしているのですが、そこから先は自己満足の世界だと思っているんですね。まぁ、ワイシャツなんかは白ければ白いほど良いわけですが、それが面倒でわざと真っ白は避けてますし…。同様の理由で柔軟剤も却下。ふわふわのタオルは気持ちがいいですけど、ちょっと贅沢し過ぎ。清潔で水を良く吸うのなら多少ゴワゴワでも問題ないじゃないかと思っています。まぁ、この辺は完全に趣味の問題ですけどね。

10/04/11(Sun)

うちの生活のテンションのバロメーターになるのは包丁研ぎの頻度。無気力度が上がってくると、包丁が研がれなくなります。最近は上向きで、マメに研がれた包丁は切れ味も絶好調。ところで、包丁といえば意外と見落とされやすいのが柄の部分。ここって意外に汚れるんですよ。世の中には柄までステンレスの一体形成という例外もありますが、多くは木製。それをずっと使っていると、手垢や油がしみ込んで大変な事になるのに、柄の色が濃かったりすると案外気がつかないのです。うちもそのクチ。

最初にその事をどこかの雑誌で読んで、柄を洗ってみたらもう大変。長い事風呂に入ってなかった人間が風呂に入ると、目に見えて垢がボロボロ出るように、油と手垢がびっちりこびりついてました。こんなので料理していたとは…と恐ろしく思ったものです。以来、包丁を研ぐ時には柄もキチンと洗うようになりました。

あと、包丁で意外と見落とされやすいのが刃以外の金属部分。刃は研がれてピカピカなのに、それ以外の部分は薄っすら錆が浮いて…ということも結構あります。ここは切れ味には直接関係ないんですが、やっぱりキレイにしておいた方が気分が良いということで、メンテナンス対象。ここのメンテはワインコルクが最適です。研磨剤を垂らしてから、ワインコルクで擦ると、丁度いい固さなのですね、薄い錆ならすぐに取れてキレイになります。手入れの行き届いた包丁を使うと、かなりいい気分なのですよ。

10/04/10(Sat)

少し前にこの日記で、近所のドラッグストアでは取り扱い停止になってしまったと書いた、ザラザラスポンジ見つけました。ちょっと考えれば分かる事だったのですが、100円ショップで売ってました。それも、前回ドラッグストアで買った量の3倍くらいが100円。前回は100円以上払った気がするので、大幅値下げ。問題はやや造りがちゃちそうな事と、色が七色な事。ちゃちそうな造りは物量作戦でカバーするとして、色はちょっと嫌ですね。数年前の私なら、七色なぞうちのシンプルな台所にあわぬ!とか言って却下した所ですが、その辺すっかり丸くなりましたから、ハードルは下がっているのです。まぁ、置き方を工夫すれば何とでもなるでしょ。

ついでといってはなんですが、ビックカメラで買ってきたのが単四電池を単三電池として使うケース。円筒形のプラスチックケースでして、二つに割って中に単四電池をはめ込むと、ケース全体として単三電池として使えるという代物。うちのラジオは単三電池なのに、単四電池ばかりストックにあるので、以前から欲しいなぁと思っていたのです。コレがちゃちな作りの割に意外と高くて2個入り240円。単三⇒単二や単三⇒単一は、同じシリーズを100円ショップで取り扱っていたのですが、単四⇒単三はなくて仕方なくビックカメラで。倍以上の値段を出したのがやや悔しいですが、まぁポイントも溜まっていたので良しとしましょう。実家では割と豪快にデジカメで単四電池を使い捨てているので、捨てずにとっておくように言わなくては。デジカメで使えなくなった電池でも、ラジオでは無問題で使えるんですよね。相変わらずドケチな私です。

10/04/09(Fri)

もう四月に入ってしばらく過ぎたというのに、未だガスファンヒーターの使用を止められません。室温が10度前半。秋から冬にかけての時期だったら、この程度の室温は根性で乗り切っていたのですが、暖房のぬるい空気に慣れ切ってしまったこの身体、すっかり暖房中毒になってしまったようです。まぁ、10度後半代がコンスタントに出るような気温になれば、流石に暖房はおさらばだと思うのですが、東京は気候不順ですね。暖かかったり寒かったり。とっとと春らしい気候になって欲しいものです。

ガスファンヒーターをずっと使っていると、どうしても部屋が閉め切られ、空気が悪くなるのも考えもの。本当なら窓を全開にして思い切り風を通したいのですが、寒いとどうしても室温優先になってしまいます。そりゃま、空気清浄機を導入するという手はありますが、うちがそんな文明の利器に頼るわけもありますまい。というわけで、とっとと暖かくなって欲しいなぁと思いながら天気予報サイトを眺める昨今なのです。

10/04/08(Thu)

鶏ムネ肉を買って来ました。2kgの大袋入りで驚きの480円。この辺だと多分コレが底値。大満足です。世の中的には“ちょっといいもの”がもてはやされる傾向にあります。鶏だったら何といっても地鶏。ブロイラーなんて鶏にあらず、みたいに言われますがブロイラー、柔らかくて癖が無くていいじゃないですか。まぁ多少水っぽいですが、そんなの料理方法でどうにでもリカバーできます。地鶏の固さはスルーしておいて、ブロイラーが水っぽいとグチグチ言うのはコレいかに。いやまぁ、私だって安ければ地鶏を買うんですけどね。

というわけで鶏ムネ肉2kg。一人暮らしの私が食べるには、いささか多い量です。ですんで、とりあえず三等分にしてスーパーのレジ袋に入れ、空気を抜いて口を縛ります。この辺、普通の家ならジップロックを使うのでしょうが、別にそんなの買わなくても、レジ袋でも一緒です。長期保存には向きませんが、どうせとっとと食べるのでね。冷凍しておいて、順次食べていく予定。今は前回の豚ガツがまだ大分残っているので、調理はもう少し先。お肉は一回一品です。

2kgというと、普通は買うのに少し勇気のいる分量ですが、うちではすっかり慣れてしまいました。結構買います。それに、一人暮らしでも淡々と食べていけば2kgくらいはすぐになくなってしまいます。実際、米ならうちは月に9kg消費するんで、2kgの米は1週間足らずで食べる計算。人間、意外と食べるものですね。

10/04/07(Wed)

久しぶりにお肉ガッツリ食べたい欲求が沸いてきたので、ちょっと遠くの肉類が充実しているスーパーへ。本当は第一希望豚ハツだったんですが、品切れでした。厚めにスライスした豚ハツを一晩味醂醤油に漬け込み、フライパンで両面焼いたヤツは、いかにも肉!って感じでステキなんですけど、無いものは仕方ありません。というわけで、買ってきたのが同じ売り場にあった豚ガツ。ハツとガツ、一字違いですけど中身は全然違います。ハツはHeartで心臓、ガツはGutで胃。Gutなら腸だろうと突っ込みたくなりますが、どこかでずれてしまったんでしょう、そうなっているのだから仕方ありません。

ハツもガツも、慣れない人が見ると食欲を無くしそうな形をしています。ハツは何だか気持ちの悪い形の肉の塊ですし、ガツは何だかヌメヌメのついた肉の板といった風情。でもまぁ、口に入れて噛んでしまえば一緒ですし、何より美味しいですから、慣れてしまえばいいのです。ガツは軽く下茹でして売ってるんですが、そのままだと固くてとても食べられないので、一時間ほどコトコト茹でます。料理方法といえばそれが全て。あとは薄くスライスして、マスタードをつけて食べるのがうち流。

と、食卓に乗せてから気付いたのですが、ガツは全くコッテリ肉系ではありません。どちらかというとミミガーに近くて、サッパリアッサリ系。1時間茹でた茹で汁にも、油分が殆ど浮ばないくらい油がなく、コリコリとした歯ざわりはまさに固いゼラチン。というわけで、私のお肉ガッツリ食べたい欲求は未だ満たされていないのです。

10/04/06(Tue)

台所で使っているスポンジが切れたので、近所のドラッグストアで買おうとしたら、先日の替刃に続いてまたも取り扱い中止。どうも私の使う道具は時代遅れになる傾向にあるようです。うちでは食器洗いにスポンジを使わず、木綿の布巾で擦りながらの水洗いをしていますんで、一般的なフワフワスポンジは使っていません。あれは洗剤の使用を前提としたものなので、水洗いでは何の役にも立たないのです。使うのは、厚さ5mmほどのみっしり詰まったザラザラスポンジ。時々、フワフワスポンジの片側に貼り付けてある複合商品を見かけますが、私が買うのはザラザラスポンジのそれもシートになっているヤツ。これを適当な大きさに気って使うのですが…。

うちではシンクやガスコンロ周りも、毎日の夕食後の掃除では、固く絞った布巾で拭くだけにしています。使ったすぐ後なので汚れも殆ど落ちてしまい、洗剤は基本的に不要。しかし、それだと段々油膜が出来ていくので、週一ほどの頻度で、洗剤を使って擦り洗いをするのです。その時に使うのがいわゆるザラザラスポンジ。この用途だけならフワフワスポンジでもいいのですが、時々ピンポイントで発生する赤錆をクレンザーで落とす必要がありまして、こっちと併用するにはやっぱりザラザラスポンジなのです。時代遅れなのは分かっていますが、つい半年前までは置いていたんですけどねぇ…。

10/04/05(Mon)

愛用の安全剃刀、段々切れなくなってきたので刃を交換。もう10年以上使っている一品なのですが、最近替刃が手に入らなくなってちょっと困っています。本体はずっと以前に製造中止。替刃のみ売られている状態なんですが、そうなると取扱店もどんどん減ってきて、リアル店舗で買おうと思ったら東急ハンズくらいしか置いていないという有様。まぁ、ネットで買えばいいといえばそれまでなんですけど、極力ネットで買い物はしたくない主義なので。

私は1枚刃でも切れればオッケーと思っているのですが、最近の剃刀はどんどん刃が増えています。近所のドラッグストアでラインナップを眺めてみると、3枚刃・4枚刃は当たり前。酷いのになると7枚刃とか、冗談としか思えないです。当然単価は跳ね上がるわけで、どう考えても無駄だよなぁと。

ただし、現在の1枚刃の安全剃刀に完全に満足しているかというとそうでもないんです。切れなくなったら(刃だけですが)捨てるわけで、その辺がイマイチ。やっぱり研ぎ直して使いたいという思いはあります。そうなると、理想はやっぱり昔ながらの剃刀。江戸の職人が使っていたような奴をこまめに研ぎながら使うのが夢なのですが、そこまでキチンと手入れをする自信がないので、年単位で保留中。この替刃がなくなったら踏み切ろうと思いつつ、いつも次の替刃を買ってしまうんですよね。

10/04/04(Sun)

春になって本格的に暖かくなる前にやらなくては、とずっと思いながら先延ばしになっていた冷蔵庫の掃除、やっと始めました。冷蔵庫というのは、中のものを外に移して空にしてから…というのが、その性質上なかなか難しいのに加えて、開けっ放しにするだけでどんどん冷気が逃げるということもあり、うちでは気軽に掃除に踏み切れない、いわばブラックホールなエリアです。しかし、それにもかかわらず結構汚れるんですよね。タッパーや皿からこぼれた汁が乾燥して床にこびりつくのを繰り返しているので、実は大変な事になっています。というわけで、一念発起して掃除開始。

とはいえ、一気には出来ませんから、まずは帰省前に準じる形で中身を減らします。半分ほどが空になった状態で、掃除開始。全体的な筋としては、まず中身を下半分に固めて、空になった上半分を掃除。その後、中身を上半分に固めて、空になった下半分を掃除、と二日かかりの作業となります。外せる棚は外して、水を薄く張った浴槽に朝方漬けて出かけ、帰ってきてから洗えば、汚れは水溶性なので簡単にキレイになります。問題は、取り外せない棚や一番下の床。

雑巾で力任せに拭いて取れるだけとった後、濡らした古新聞を貼り付け、その上からレジ袋を貼り付けて(普通はサランラップを使うのでしょうが、もったいないので)、これまた丸一日放置します。すると、古新聞の水分で汚れが緩くなるので、再び雑巾。

あと、意外に汚れているのが扉のパッキン部分と、扉の持ち手の部分。ここは重点的に雑巾掃除です。というわけで、準備期間も入れれば一週間がかりの冷蔵庫掃除。来年からは年イチペースでマメに掃除しようといつも誓うのですが、気がつくと放置されてしまうんですよねぇ…。

10/04/03(Sat)

愛用の雑巾が随分傷んできまして、雑巾なんてただ同然のものですから、捨てて新しいのに取り替えるのが一番なんですが、ずっと使っていると愛着が沸いてしまうのですね、捨てられません。というわけで雑巾リフォーム。今時雑巾を使って掃除をする家は多分少数派でしょうから、実感できないかもしれませんが、雑巾って減ります。サッシの角などに引っ掛けて破れたり、単純に床を拭いているだけでも摩擦で少しずつ磨耗していきます。

再生方法は簡単。雑巾と同じ大きさに古タオルを切り取り、雑巾に貼り付けて並縫いでザクザクと縫うだけ。片側が雑巾、片側が古タオルという見た目に奇妙な状態になりますが、しばらく掃除を続けていれば、すぐに同化して普通の雑巾になってしまいます。コレはいわば、鰻屋のタレ方式。継ぎ足し継ぎ足し使っていって、創業100年4代目、みたいな。うちの雑巾も、一番古い層は一体いつのだか記憶にありません。その素材も使い古したバスタオルですから、一体どれだけ使い倒されたのやら。まぁ、布も本望でしょう。

10/04/02(Fri)

私は基本的に超下戸な人間なので、飲み会があったりすると問答無用で憂鬱になります。まぁ、最近では酒を飲む事を強要するような輩は周囲から壊滅しましたんで、ウーロン茶辺りを飲みながら適当にテンションが上がったフリをしていればいいのですが、でもやっぱり、素面で酔っ払いを眺めるのは辛いものがあります。ところが、先日私が愛読するデイリーポータルZで紹介されていたこの飲み屋、この発想は無かったですねぇ。簡単に言えば、材料とそれを料理するための設備を揃えた飲み屋で、料理をするのはお客の側。コレは絶対楽しいでしょ。こんなお店で飲み会をやるんだったら、絶対に行きますね。

こういう記事を見てワクワクする自分を省みるに、私という人間は多分食べるより作る方なんですよ。心のどこかで、空腹になれば大概のものは美味しいと思っている節があるので、グルメ本をめくって美味しい店を探すことにはもはや興味が殆ど沸きません(そういう時代もありましたが…)。でも作るのはいいですね。こういう飲み屋で皆でワイワイいいいながら料理ごっこをするというのは、ありそうで無かったです。かなり目から鱗、感動しました。こういう遊びのある店がもっと増えると楽しいんですが、ここの店主みたいな人はそんなにいないでしょうねぇ…。ちなみに、外見が私の敬愛する魚柄仁之助センセにどこか似ているのは偶然なのでしょうか。

10/04/01(Thu)

先月、家で愛用しているラジオ(コンセント式)の電源コードが断線しまして、仕方がないので、庭いじりの時に使っている電池式のラジオを使うようになりました。が、コレがなかなか快適。音質なんてどうでも良し・聴こえればいいという主義の私ですから、携帯型の電池式であろうとあんまり関係ないのです。むしろ、家の中のコードが一本減って、スッキリ快適です。が、ラジオというのは思ったよりも電池を喰うのですね。

デジカメ系の電池喰いは異常なほどで、あんなのにイチイチアルカリ電池を使っていたらキリがありません。あとは子供の玩具などでモーターが内蔵されているもの。これもかなりの電池喰いです。逆に全くといっていいほど電池を喰わないのが時計。容量の少ないマンガン電池でも、フルの状態からなら数年動いたりします。私はラジオはどちらかというと時計寄りだと思っていたんですが、意外に消耗します。月に1〜2本の電池ストック(フル状態ではありませんが)が減っているのに割とビックリ。

ここで選択肢が二つ。単三は残りが少なくなってきたのでこれ以上使いたくはありませんが、単四は割とたくさんあります。そこで、単四を単三に擬似的に変えるケースのようなものを買ってきて単四を消費するか、それとも断線したコードと同じものを買ってくるか。どっちも大してコストは変わりませんが、すっかり死蔵状態になっている単四を有効活用して、それからコードかなと思っています。

<<前<<   >>次>>

copyright by ミソジ since 2004/04/28
本サイトの無断利用は禁止デス。