2011年6月

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11/06/30(Thu)

上野の方の中学だか高校だかで、体育祭中に生徒が次々と熱中症でぶっ倒れたというニュースが何度も流れてまして、キョーイクイーンカイとしてはその内、○度以上になったら生徒の屋外活動禁止、みたいな明文を作らざるをえないんじゃないかなと思ったり。面倒臭い世の中になったものです。で、夜になって実家に電話をする用があったので、父親に聞いてみたんですね。うちの近所で炎天下の農作業中にぶっ倒れて運ばれたケースはあるのか?父曰く、そんな事は未だかつて聞いた事がないとの事でした。

実家周辺も田舎の例に漏れず、高齢化がバンバン進んでます。50代だったら余裕で若手、そんな地域。そりゃま、暑い盛りにはなるべく午前中の涼しい時間帯に負担の大きい作業は済ませて…みたいなやりくりはしていると思いますが、それでも一番暑い時間帯はクーラーの効いた部屋でダラッと過ごせる、なんて事はありえないわけで。

それが翻って都市部では、屋内での熱中症にも注意、なんてマスコミが五月蝿く言ってます。コレはもう、気合が足りないんじゃないかとしか思えません。というか、暑さに対する慣れですね。あと、汗をかく能力。別に冷房が全くダメとはいいませんけど、現代人はもうちょっと夏の暑さに対して気合を入れてもいいんじゃないでしょうか。

11/06/29(Wed)

朝起きた時点で既に室温が30度を超えてると、一気にテンションがダダ下がりです。まだ6月で、おまけに梅雨も明けてないはずなんですけどね、一応。この調子だと気象庁お得意の“○日前に東京地方は梅雨明けしていた模様”という反則技が繰り出されるのかもしれません。私が小さい頃は“○○地方は今日梅雨明けしました”みたいな言い回しだったのですが、いつの間にか↑のような微妙な表現に。梅雨明け宣言したとたんに大雨が降ってクレームが来たためとの事ですが、所詮予報に文句をいう人、責任を逃れるために表現を微妙にする気象庁、どっちもどっちという感じです。

それはともかくこの暑さ、キッチリ対策しなければ夏バテ一直線は間違いありません。私の策はシンプルそのもの。1.睡眠時間は多めに。2.水分補給を忘れずに。3.食欲なくても無理矢理食べる。この三つをキッチリ守っていれば、テンションは下がっても早々ばてる事はありません。要はちょっと気をつけておくって事ですね。

11/06/28(Tue)

梅雨真っ最中だというのに、意外と降らない雨の隙間を縫って洗濯敢行中。この季節は汗をかくので、洗濯物が増えるのに、雨でままならないというジレンマ。乾燥機買えよって話なんでしょうけど、アレは生地が傷みそうだし、何より電気代がかかりそうなので却下。やはり天日には勝てません。

ところで、今一番洗いたいのが冬場に大活躍した分厚い毛布。でも、一日で乾かなかったら嫌なので、二日連続で晴れの日を狙っているのですが、単発で晴れは結構あっても、流石に梅雨ですんで二日連続はなかなかないんです。あぁ、とっとと洗濯して天袋の奥に突っ込んでしまいたい…。というわけで、今朝も一日で乾きそうなシーツ類を洗って干して、仕事に出かけます。

11/06/27(Mon)

母親から、いつも買っているハム・ソーセージの牧場が10%オフをやってるんで、そっちにも送るからと連絡がありました。無論代金は母親持ち。いくつになっても親はありがたいものです。で、届いたんですけどちょっとおかしい。入っていたのが、4本入りのウインナーが2パック&拳より一回り大きいハム(400g)が1個、以上。時々送ってもらっているんですが、明らかに少ない。

で、母親に電話してぶっちゃけ聞いてみたんです。親だからできる事ですね。10%オフのセールで、頼んだのは3,000円のセット。ということは、↑の内容は定価3,300円って事です。ウインナーが高く見積もって1パック500円、とするとハムは1個2,300円。う〜ん、高い。絶対に自腹では買わない商品です。ちなみに私が考えた値段は、ウインナーが400円×2で、ハムが1,500円の2,300円が10%オフで2,000円というところ。アレッ、注文ミス?母親もちょっとおかしい気がするんで問い合わせてみるといってました。サテ、どうなるんでしょ。こういうの、男のクセにという人もいますが、自腹ではないとはいえ、何となく許せません。銭は大事なのですよ。

11/06/26(Sun)

毎朝30分〜1時間は部屋の掃除or庭の手入れの時間で、庭の手入れに当てたのに雨で流れた日に実家から送ってもらった手拭いで台布巾を作るという予定にしてあるんですが、意外や意外ここ一週間で流れた日がありません。今年は結構しっかりと雨が降ってると思うんですが、朝の7時前後の時間だけを見ると、全然降ってないんですね、意外。

庭の手入れは梅雨バージョンが佳境に入ってまして、先日は茂りまくった笹の間引き。こうやって庭の手入れをしていると、将来自分で好きに出来る庭を手に入れた時の事なども考えます。笹・竹は絶対に植えません。少しなら風情があるから…と植えてしまうんでしょうね。でも、アイツラの生命力はハンパじゃありません。それに、普通の樹の様にその個体がどんどん大きくなるだけなら剪定も楽なんですけど(マメにやってれば)、笹や竹は地下茎でバンバン数を増やしていきます。下手をすると建物の敷地内に入り込み、畳を下から押し上げてしまったりもするんですよね(経験有)。確かに生垣としてはかなり優秀な面もありますけど、制御するのが本当に大変。美味しい筍は捨て難いですが…。というわけで、庭の手入れをするたびに笹・竹が嫌いになっていく今日この頃です。

11/06/25(Sat)

朝からとんでもなく暑いです。朝の8時で室温が29度ってどうなんでしょうか?先日は熊谷で6月としては史上最高の39.8度でしたっけ?でもこの温度って、芝生の上の百葉箱の中での気温なんですよね。そんな恵まれた状態のほうが珍しいわけで、普通なら40度オーバーでしょう。軽く死ねます。

今の時期にうちで欠かせないものの一つとして、温度計があります。現在温度計というと、電池で動くデジタルのやつが一般的になりつつありますが、うちのは古式ゆかしい赤のアルコール式。コレをステンレスの専用ケースに入れたものを、いつも目の届く所に置いてあります。でもって、時々室温をチェックするんですね。

何の為にそんな事をするかっていうと、体感温度と実際の室温をなるべく一致させるため。“今日は凄く暑い”ではなく“今日は○度っぽい”と数字で感じる事で、環境にきめ細かく対処できますし、○度を越えたからちょっと気をつけようとか思えます。コレがほんの1,000円弱で半永久的に出来るんだから、安い投資です。

11/06/24(Fri)

最高気温が30度を超えてしまう昨今、今年も巨大アイスノンが復活しました。コレはドラッグストアで手に入れたもので、20cm×30cm位の巨大サイズ。冷凍庫で一晩かけて凍らせて、枕の中にセットすれば、朝まですっきり快眠が約束されるという超便利グッズです。たとえ室温が30度を軽く超えていようとも、頭が冷えてれば安眠できます。あと、枕は首も冷やすので、太い血管経由で身体全体の温度も下がっているのかもしれません。

私は冷房に弱いので、設定温度○度以下などとケチな事は言わず、自宅では冷房禁止となってます。そうすると、暑い夏を無事に乗り切るために頭を使うんですよね。その代表例が↑。あと、一工夫するのが扇風機の使い方。本当に暑い時は身体に直撃させますけど、台所で料理をする時なんかは、南側の窓辺において外向きに回します。そうすると、部屋の中の熱い空気を外に逃がし、反対側の北側から冷たい空気を吸い込むことが出来て、結構いい感じです。でも、考えてみたらまだ6月なんですよね。あと2ヶ月も暑い日が続くなんて、考えただけで嫌になります。

11/06/23(Thu)

複雑な形の水道の蛇口を磨くのに、古い布を細長く切ったものを使うと、少し前に書きましたけど、実際にやってみるとすぐにダメになってしまうんですよね。元々が弱っていた布を、切断面そのままで使うものだからあっという間に裂けます。まぁ、捨てるつもりだった布なので、惜しくないといえばそうなのですが、あまりにも消費が激しいのはやっぱり性に合いません。というわけで、編めば良いんじゃないかと思いつきました。

ボロ布を幅1cm・長さ30cm程度に切り出して三つ編みにし、ほどけない様に両端を糸で留めれば完成。実際に使ってみた所、強度が桁違いに上がりました。切れる気配が全くありません。おまけに手軽に作れます。30cmのボロ布を三つ編みにするのにかかる時間は5分足らず。コレならちゃちゃっと作れて惜しげもなく使い捨てに出来ます。というわけで、予備一本を更に作成。水道の蛇口もピカピカです。

11/06/22(Wed)

急遽外でご飯を食べる用事が重なり、タッパーに入れて冷蔵保存してあるご飯が古くなってしまいました。炊いた翌日位までなら違和感ないんですが、二日目になるとレンジチンしてもパサパサした感じで、あんまり美味しくないのです。というわけで、ガーリックライスにしてみました。フライパンに油をひき、潰したニンニクを弱火で炒めて香りを出します。微塵切りの玉葱を加え、コレも茶色になるまでじっくりと。

あとは火を上げて冷えたままのご飯を加え、お玉の底で潰しながら良く炒めるだけ。味付けは塩胡椒で、最後に刻んだパセリを散らします。中国で炒飯といえば、残ったご飯を食べる方法と考えられているらしいのですが、まさにそんな感じ。多少古くなったご飯でも、油が入る事によって割と美味しく食べる事が出来るのです。まぁ、ベストは残らないように計算して炊く事なんですけど、計算外の出来事ってのはどうしても起こりますからね。そんな時のガーリックライスです。

11/06/21(Tue)

知り合いから食べ方が分からないからとフノリを貰いました。昔は糊の材料になっていたみたいですが、パッケージを見る限りではどうも一般的な海草として食べて欲しいっぽいので、その方向で。ボウルでフノリを5分ほど戻した後、さっと熱湯にくぐらせてから冷水に放ち、よく水を切ります。ココに削りたての鰹節と醤油をサッとかけて食べる、それだけ。

この方法はワカメでよくやっているものですが、流石は海草仲間だけあって、普通に美味しく食べられます。ただし、食感はだいぶ違ってます。見た感じはヒジキを更に細長くした感じで、色は赤褐色。フノリだけあって少しぬめりがあります。ただし、貰い物だからこうやって食べてますけど、自分でお金を出して買うならワカメかなぁ…。別に不味いわけではないのですが、やはりワカメの汎用的な美味しさには劣るかと。悪くはないんですが、競争相手が強過ぎるのですよ。

11/06/20(Mon)

野菜箱の中に積み上がっている実家からのジャガイモを鋭意消費中の今日この頃。むしってもむしっても芽が出てきて、まるで賽の河原の気分です。以前はジャガイモというとポテトサラダが一番の定番でしたが、最近は焼いて食べるのが多いです。5mm強のスライスにして、油をひいた弱火のフライパンで両面をじっくり焼き、塩胡椒を振ってパセリを添える、それだけ。でも、火が通ったジャガイモの甘味と焼き目の香ばしさがベストマッチ。当分はコレ一本でいきそうです。

最近本当に、うちの料理が単純化してきています。別に忙しくて手が回らないというわけではなく、シンプルに食べた方が素人がヘタにいじくり回すより美味しかったりするので、そっちのほうが合理的ではないかと思った次第。今が旬のキュウリなんて、乱切りにして塩振ったのをタッパーに入れておき、食べる時に塩麹をちょっとかけるだけ。でもコレが、滋味に溢れて美味しいんです。旬の食材を最低限の手間だけかけて食べる、割と極意なんじゃないでしょうか。

11/06/19(Sun)

今、ミックスナッツをお茶請けに日記を書いているわけですが、ふと昔の事を思い出しました。物心つく頃からミックスナッツが大好きな子供だったんですけど、当時その中で一つだけ、ジャイアントコーンが嫌いで、私が食べたミックスナッツの缶にはジャイアントコーンだけが取り残されてたんです。あの固さと香りがどうにも苦手だったんですが、今こうやってあらためて食べてみると、美味しいじゃないですか。炒ったトウモロコシ特有の香ばしさとカリッとした歯応え。全然悪くありません、というか美味しい。

大人になると味覚が変わり、子供の頃は苦手だったものが食べられるという話を良く聞きますが、私にとってはジャイアントコーンがその好例です。というか、それが殆ど唯一かも。小さい頃から酒の肴・珍味系が好きなのは相変わらずですし、唯一嫌いで食べられなかった椎茸は、今でも天敵のままです。まぁ、昔と違って小さく刻めば食べられなくは無いですが、丸ごとは無理無理。コレは死ぬまで治らないでしょう、治す気もありませんし。まぁ、何が言いたいかというと、ジャイアントコーン美味しいよって話です。

11/06/18(Sat)

やっぱこの時期はキュウリでしょ、ということで安売りしてたのを買って来ました。以前はスライスしてワカメなどと一緒にキュウリ揉みにするのがうちの定番でしたけど、塩麹を使うようになってからはもっぱら浅漬け風。キュウリを一口大の乱切りにして塩をまぶし、タッパーに入れて一晩置きます。出てきた水は捨て、程よく塩味のついたキュウリに塩麹を少々かけて食べるという、ホントそれだけの料理なんですが、シンプルイズベスト、キュウリの青臭さと塩麹の発酵臭がなんともベストマッチ。

先日は季節外れの大根でもやってみましたが、こちらもなかなか。塩麹というのは醤油系の万能調味料だと思います。白菜を塩揉みしたやつにちょろっとつけて食べるのもいけるのではないでしょうか。今年の冬はやってみたいと思います。というわけで、第一回製作分の塩麹ももうすぐ終了。初回分は少し水分が多すぎたので、その反省を生かしつつの二回目チャレンジです。

11/06/17(Fri)

実家から送られてきた大量の玉葱は、紐でくくって雨が当たらず風通しの良い軒下に吊るしてます。こうすると、部屋の隅に転がしておくのよりはずっと日持ちがするのです。冷蔵庫に入れられればベストなんでしょうが、そんなにスペースがありませんしね。ただ、コレでも完璧ではありません。先日も吊るしてあった玉葱を使おうと一個取り外して皮を剥いたところ、表面は完全に市販品の様な茶色・パリパリ状態なのに、その一枚下は水蒸気が篭って蒸れてしまったのでしょう、半分腐ってしまっていました。まぁ、その半分腐った皮を剥けば、更にその下は無事だったので事なきを得たのですけど。

玉葱を完璧に乾燥させるのって本当に難しいです。市販品の様な表面は数枚だけパリッと茶色・次の層からはピカピカにみずみずしく、というのは慣れてしまえば一見なんでもないように見えますが、アレは大変な事です。表面の茶色い皮は、外からの汚れをガードすると同時に、中からの水分の蒸発も邪魔してしまうわけですから。そりゃま、新鮮な内に速やかに食べてしまうのが一番なんですが、そんな生半可な量じゃないので…。思うにアレは絶対温風乾燥してますよね。乾燥した熱風を当てて強制的に水分を飛ばさないと、絶対にあんな感じにはならないと思うのです。やはり銭を貰って作るプロの商品は違うなぁと実感しますね。

11/06/16(Thu)

お中元には随分早いですが、大家さんから素麺セットを貰いましてありがたい事です。セットというからには、薄めて使うめんつゆも一緒に入っていますが、こっちは速やかに廃棄。未だかつて美味しいめんつゆというものに出会ったことがないので、試してみる気も起きないのです。甘ったるいし、化学調味料の刺激が舌に突き刺さるし。最初の頃は薄めて煮物にとか頑張ってみたのですが、普通に調味料を使うほうがずっと美味しいので、そっちも諦めました。世の中ではめんつゆ=便利調味料と認知されているようですが、何故にあれほど重宝されているのか、イマイチ分かりません。

というわけで麺本体。めんつゆを自作しても良いのですが、私がよく作るのは素麺で作るペペロンチーネ。オリーブ油に鷹の爪とニンニクの香りを溶かし込み、玉葱と少量のベーコンだけを具にして作る、パスタの一番シンプルな形。コレがなかなか美味しいのですよ。カルボナーラみたいに重くないし、手間も最小。今年も定番になりそうです。次の段階としては、バジルを大量作成してジュノベーゼソースを作るってのがあるんですが、コレはいつになるか分からないですね。

11/06/15(Wed)

知り合いからお茶(茶葉の状態)を貰いまして、ありがたい事です。ですが、いただく際に“静岡産じゃありませんから”と注釈がついてしまうのが今時の事情。本当にアレ、どうなってしまうんですかね。ところでアレ、生産者側は茶葉はそのまま口にするものではないから、規定量の5倍の放射能が検出されても問題はないと主張しています。確かにその通りです…理屈では。でも、私は規定量を大きく上回る放射能が検出される食品をわざわざ買って、(たとえ薄まるとしても)口に入れる気にはなれません。無論、どこを探してもそれしか手に入らず、しかもそれを口にしないと生命の維持に関わるような事態になれば話は別ですが、そうでなければわざわざそんなものを…というのが正直な実感です。お茶の農家の人は本当に気の毒だという気持ちはあるんですけどね。

それに、この期に及んで国の基準を超えているとか、下回っているとか揉めたりしてますけど、そもそもその基準自体が信頼できるものなんでしょうか?放射能よりずっとサンプルの多いタバコの煙問題だって、どれくらい吸えばどうなるかという明確な数字はイマイチはっきりしません。ましてや、殆ど実証実験がなされてこなかった(というか、出来ませんよね)放射能の影響を○○以上はダメ、とはっきり決めてしまう事自体が胡散臭い気がします。この際、“お上が大丈夫と言ってるから”という従来のエクスキューズは、今回ばかりはちょっと横に置いておいた方が良いんじゃないかと思う今日この頃です。

11/06/14(Tue)

最近は少し前にここでも書いた、鶏ムネ肉の保温調理・改を常備菜にしてるんですが、改にするとビニール袋で包んで茹でるので、殆ど茹で汁が出ないんです。が、タッパーに入れて少しずつ食べていくと、タッパーの底に肉汁とか脂が溜まります。で、その回の鶏ムネ肉を全部食べ終わると、肉汁とか脂が残ったタッパーに熱湯を注ぎまして、きれいに洗って鍋へ。コレを沸かしてから塩胡椒で味を調整し、乾燥ワカメと葱を加えて簡易スープの出来上がり。本来なら洗って流してしまうのもので一品出来てしまうのは、非常に満足度が高いです。

私がケチだからなのでしょうか、普通なら捨ててしまうようなものを美味しく有効利用、というのにロマンを感じます。他にはたとえば、豚肉の塊を下茹でした場合、茹で汁そのものは流石に臭くて捨てるしかないですけど、表面に浮いた脂を集めて冷蔵庫に保存しておき、野菜炒めや炒飯に使うというのは最早定石。脂の再利用というと聞こえは悪いですが、言い方を変えると自家製ラードですからね。やはり、銭を出して買ったものは最後まで使い切らねば。

11/06/13(Mon)

行きつけの喫茶店でカウンターの隅にスパイスの注文リストがありまして、(勿論許可は得て)ペラペラとめくってました。流石は業者用のスパイス専門店、私がよく使う業務用スーパー(の名を借りた安売り量販店)であるハナマサとは取り扱う品物の数・ロットのでかさが違います。粉寒天1kgやヨモギ粉1kgなど、業者でなければ絶対に手を出さないであろう豪快なロットが面白くてつい読んでしまいました。で、そんな中に一行“ミツロウ”という文字がありまして、困惑してしまったのです。

ミツロウって蜜蝋ですよね?キャンドルの材料のリストとして名前が挙がっているなら納得ですが、食材リストの中にあるのはコレいかに。確かに身体には無害ですので、幼児が口に入れても問題ないクレヨンの材料に使われたりするのは知っていましたが、果たしてわざわざ食材にするものなのでしょうか?…というのをネタにマスターやその場にいた他の常連客と盛り上がったんですが、答えを出せる人はいませんでした。

で、帰宅してからGoogle先生に相談してみたら一発で答えが出ました。数年前に日本でも流行ったカヌレという焼き菓子。アレの焼き型の内側に塗るのが伝統なのだそうです。その他に使い道は見つかりませんでした。というか、色々な理由から他のお菓子の焼き型に蜜蝋を塗るのは決して推奨されてはいません。つまり、カヌレの焼き型の内側に塗る、というのが私が見つけた唯一の使用方法。それがリストに載っているなんて、やっぱり業務用のリストは凄いです。

11/06/12(Sun)

一人暮らしだと洗濯物の量も少なくて済むので、うちの洗濯は基本的に週一回・月曜日がレギュラーとなっています。が、この時期月曜日はおろか、火・水までずっと雨と言う事が珍しくありません。そんなわけで、私が毎日必ず確認するのがYahooの東京地区スポット天気予報。ここで、一週間先までの天気予測をチェック。雨のピークを読み取りつつ、選択日を前後にずらす事で梅雨でも臭くない洗濯物を実現します。

梅雨っていうと雨ばっかりと言うイメージが強いですが、冷静に天気予報と相談すると、ずっと雨ってことは滅多になくて、梅雨の晴れ間というのが結構存在します。そこを上手く突いて洗濯物を干すわけです。まぁ、乾燥機を使ってしまえば何も考えずに楽なんでしょうけど、電気食いますからね乾燥機。節電云々は置いておいて、電気代が跳ね上がるのが嫌なので。

ちなみに、天気予報と同じタイミングで必ずチェックするのがその日のラジオ番組表。特に国会中継・プロ野球中継の有無は重要。ニュースでほんの一部切り取られたものではなくて、ある程度の長さのライブ国会中継は、未経験の人は是非聴いてみた方がいいと思います。ホント絶望するから(笑)。でも、アレが日本の政治の現実なんですよね。あと、野球は超面白い。特にアンチ巨人の私にとって今の巨人は超最高。解説江本が特にスバラシイですね。流石、“ベンチがアホやから勝てんのや”の人だけありますよ。

11/06/11(Sat)

庭木の手入れ夏前の部終了です。そして今朝は筋肉痛で腕が上がりません。もう何年もやっているので、手入れの手順と言うのは大体決まっています。基本は下から上へ。脚立を使って、地面から一段ずつ昇りつつ届ける範囲を枝切りバサミを使ってカットしていき、細かい部分は取り回しの容易な剪定ばさみで微調整します。それを一本の木の四方からぐるりと作業していき、それでも届かない高さの部分を高枝切りバサミを使ってカットするのですが、コレがキツイ。いくら軽く作られているとはいえ、2mを楽に越える金属の棒を振り回し、中空で固定するのですから、腕への負担はかなりのものです。

おまけに、高枝切りバサミでの作業の完成度は、枝切りバサミのそれと比べると格段に低くなります。一度に切れる範囲がとても狭く、おまけに切る場所が遠いので、どうしてもスパッと平面が作れません。ですので、高枝切りバサミを使うのは本当に最後に最後、どうしようもない場所に限定しています。が、今朝起きてみたらこの有様。確か一年目、本当に剪定の量が多かった年には、翌日お茶碗が持てなかったんですよね…。

ちなみに、私の庭手入れスタイルは次の通り。頭には麦藁帽子(日焼け防止と言うよりはむしろ、熱中症予防)、手には軍手(特にマメ防止…素手で長時間高枝切りバサミを振り回すと酷い事になります)。枝切りバサミ・剪定ばさみ・高枝切りバサミのハサミ三点セット。腰にはベルトを通したポーチをつけて(蓋のない開放タイプ)、畳んだゴミ袋・草むしり用の五寸釘・剪定ばさみ・携帯ラジオなどを収納し、横には蚊取り線香を引っ掛けてあります。さぁ今度は、ひと月ちょっとでもう随分目立つようになった草むしりです(笑)。

11/06/10(Fri)

久しぶりに、新聞の勧誘を撃退しました。最近はめっきり来なくなっていたんですけど。いつもなら玄関のドアも開けずに声だけでお帰りいただくんですが、今回は部屋の風通しを良くする為に玄関横の窓を開けておいたのが良くありませんでした。やっぱり相手の顔を見てはダメですね。気の弱い人なら“3ヶ月だけでも”とか言われてとってしまいそうです。私はとりませんけど。

今回の人の手口は、“ご挨拶に伺いました、こちらをどうぞ”と言って、サランラップの箱を差し出すというもの。自分からは新聞の勧誘だなんて一言も言わない。で、受け取ってしまうとそれにつけ込まれてしまうという、まぁ一般的な方法です。私はケチですが、タダより高い物はないということは身をもって知っています。断りたかったら、こういうのを受け取ってはいけません。そもそも、何の見返りも無しに見知らぬ人にサランラップ配って歩く人なんているわけないのですから。

まぁ、そもそも私はサランラップを全く使わないので、要らないんですけどね。確かに便利ではあるんですが、基本的に使い捨てというのが気に入らないのです。皿にラップ張って冷蔵庫に入れるくらいなら、タッパー使えばいいだけの話ですし。タッパーなら繰り返し使いますから。私に中途半端な勧誘は効きません。

11/06/09(Thu)

昨日は朝もはよから庭木の剪定。あと1日で終わる予定、くらいの完成間近まできたのですが、突然の大雨。降水確率も高くなかったので、梅雨を舐めてました。それに、曇っていると眩しくないので作業には最適なので、作業を続けたのが悪かった。ヤバイと思ったときには既に止められない状態。何よりも、隣家の駐車場に大量の枝が落ち、少なくともコレを片付けない事には、ご近所迷惑になってしまいます。ずぶ濡れになって掃きましたとも、エェ。

そういえば、この前の週末に行きつけの喫茶店に行った時、到着のまさに直前に強烈なスコールにあってずぶ濡れ。店でタオルを貸して貰う羽目になってしまいました。私自身は絶対に認めたくないのですが、周囲からは広く強烈雨男と認識されてしまっていたりします。オマエが来ると雨だと。非常に不本意ではあるのですが、もしかしたらそうかもしれないと、思うくらいのずぶ濡れの朝でした。

11/06/08(Wed)

たまにラジオのCMで伯方の塩が流れる事があるんですが、“メキシコ・オーストラリアの塩を日本の海水で煮詰めて作った…”とか言ってるんですよ。いつも思うんですよね、それって伯方の塩なの?手にとったことはありませんけど、多分パッケージには原材料がメキシコやオーストラリアのものだとは明記してあると思いますし、サイトにもその旨は書いてあります。でも、堂々と筆文字で“伯方の塩”って書かれてて、精製塩と違ってちょっとしっとりしてたら、国産の海水で作った塩かなって思うんじゃないですかね。

私は別に、海外産が危なくて国内産は安全だなんて、これっぽっちも思ってません。が、↑の表現の仕方には買う人を誤解させるように意図しているのが見えるような気がして嫌なのです。まぁ、それを言い出したら食品の生産地ってそういうものがたくさんありますよね。国内産のアサリ⇒稚貝は北朝鮮産・国内産の鰻⇒稚魚は台湾産・松阪牛⇒仔牛は宮崎産。このように生産地が移る事はままるんでしょうが、ブランド力をつける為だけに移動しているようなケースが結構あって、今多くの人が金科玉条にしている生産地表示ってどんなもんなのかねと思ってしまうのです。

11/06/07(Tue)

段々暑くなってきて、一日を通して摂る水分をお茶から冷水にシフトしようかと考える今日この頃。でも、暑い時には熱いもの、という考え方もあるんですよね。沖縄辺りでは、(生水が危険だった事もあって)日常的に飲むのは熱いお茶という時代もあったみたいですし。冷水は喉に気持ち良いんですが、飲み過ぎるという事があります。真夏の盛りに、2リットルの冷水筒が一日で1本余裕でなくなりますからね。下手すると1本半、3リットルです。汗をかいているからというのはあると思うんですが、飲み過ぎて素通りするだけってのもある気がするのですよ。

その点、熱いお茶というのは一度にそんなにたくさん飲めません。冷ましながらですんで、必然的に少量を何度にも分けてということになります。どう考えても、こちらの方が身体への負担は少なそう。炎天下で熱いお茶は流石に私も勘弁して欲しいですが、真夏でも風通しの良い部屋とかだったら、水分補給は熱いお茶でも悪くないんじゃないかと考えている今日この頃です。

11/06/06(Mon)

最近私のネットお気に入りサイトとして新たに、“親父弁当”というブログが追加されました。私が愛するデイリーポータルZの中でも最近のお気に入りライターである馬場さんが、毎日のお弁当写真を中心にアップするブログです。世の中でお弁当を撮ったブログというと真っ先に、幼稚園児や小学生のママが子供のキャラ弁をアップする形が思い浮かびますが、ココはなにせ“親父弁当”ですから、その対極にあります。ご飯ドーン・主菜バーン・副菜ちょこっと、という私にとっても非常に親近感の持てる弁当となっております。まぁ、実際に参考にしようとするとちょっと油ギッシュ過ぎるかなとは思うのですけど。

でもその油ギッシュさも、ブログに載ってるこの人の二の腕とか、趣味で250kmマラソンに参加しちゃったりする体育会系っぷりを見てればまぁ納得。それだけ運動するんだったら、コレくらいのカロリーがないとダメですよね。ちなみに私のミソジブログですが、今後も今までのライン同様、自分の食卓とかお弁当とかの画像をアップする予定は全くありません。他のブログに刺激されて…とかありません。なにせ、今時携帯もデジカメも持ってないという変態っぷりなので。思い出は心のメモリーに残しておけばいいんですよ、なんて言ってますけど、実は色々面倒臭がりなだけです。

11/06/05(Sun)

ここ数年で恒例となりつつある庭木の剪定は順調に進んでるんですが、いつもこの時期になるとサングラスが欲しくなりますね。高い樹を刈る時は上を向く時間が長く、太陽の光が眩しくて作業効率が落ちる時があるんです。ただ、毎年思いながらも買うに至らない理由は二つあります。まず、周囲に売っている店が無いこと。私は近視なので、裸眼にサングラスをかけても見えません。ですんで、メガネに取り付けるアタッチメント式のサングラスが望ましいのですが、コレが売ってないんですよね。ネットでは3,000円位でたくさん見つかるんですけど、こういうものって実際身に着けて具合を確かめたいので、ネットで買う気にはなれません。

もう一つの理由としては、使う時間が短い事。常時上を向いて作業しないといけない高さで、そちらを向くと空が目に入る樹ってそんなに多くないんです。隣家の壁をバックにしてたりすると、どんなに高くても平気ですんで。それを考えると、必要になるのは一周の剪定で3〜4時間といった所。年に2回剪定するとしても合わせてせいぜい半日。そう考えると、あちこちの店を回って真剣に探す気が失せてしまうんですよね。などとウダウダ考えている間に剪定は終わり、そしてまた次の剪定までサングラスのことなど忘れてしまうのはこれまたお約束です。

11/06/04(Sat)

というわけで、新しく台布巾を作ったわけですが、先代はすぐ捨てるかというとそうでもありません。かなりビリビリなので、無事な部分だけ切り出して雑巾の補強に使う、というのもやってやれなくはないですが、布自体が弱っているので労力の割には報われない予感がします。というわけで、蛇口清掃役に任命決定。蛇口は複雑な形をしているので、雑巾を普通に使うだけではなかなかキレイになりません。両端を持って背中を洗うような要領で磨くとキレイになるのですが、あちこちに引っかかって布の消耗が激しいんです。すぐに穴があいたり破れたりしてしまうので、いつも使っている雑巾でもあんまりやりたくない。その点、既にビリビリの台布巾なら惜しげなく使えるでしょうって事で。

ちなみに、台所の知恵としてはココでストッキングを使うのが定番ですが、流石に私が周囲に、履き古したストッキングをくれと頼んだら変態でしょう。ドラッグストアで新品を買うのも憚られますし、手に入れる術がないのです。まぁ、買ってもいいんですけどね。

11/06/03(Fri)

使っている台布巾がぼろくなってきたので、作成しました。こんなの100円ショップにいけば手に入るんですけど、実家には亡き祖母が溜め込んだ大量の手拭いがありまして、勿体ないじゃないですか、何となく。作り方は簡単。手拭いを半分に切り、二つに折り畳んで切断面から5mm位の所を縫います。ひっくり返して切断面が出ないようにしてから、周囲を縫って蓋をし、内部はお約束のバッテンに縫って完成。一応、アイロンで折り目をつけながら作るんで、それなりに手間はかかります。1枚15分…じゃ無理ですね、20分くらいでしょうか。手拭い一枚から布巾2枚を作るのに40分。100円ショップで買ったら210円、悲しくなるので考えてはいけません。

実家には古い手拭い以上に古いタオルがあるんですが、私がサルベージしてくるのは殆どが手拭いです。貰い物の安いタオルは、パイルが引っかかってすぐにボロボロになるんで、それだったら安い手拭いの方が長く使えるからというのが最大の理由です。昔はこんなの、銀行とか郵便局でタダで貰えたんですよね。私の毎日の生活に欠かせないマッチもタダ。それが今じゃ、どちらも買わなきゃ手に入りません。私にしてみれば、羨ましい限りです。

11/06/02(Thu)

いつも使っているザルをふとひっくり返してみて驚愕。すんごい汚れてたんです。特に下面、有象無象の繊維が絡み合って大変な事に。内側の食材が触れる所はキレイなんですが、裏側がこんな事になっていたとは…。日頃の掃除ルーティーンから外れている場所って、どうも無意識に見ないようになっているみたいで、こんな事が時々あります。あと、少しずつ汚れるってのもダメですね。湯飲みの茶渋なんかもそうですが、ピカピカのがいきなり汚れたら違和感で気付きますけど、毎日少しずつ汚れていくと、その汚れに慣れてしまって案外気がつかないものです。で、許容値を越えた辺りでハッと気付くと。全く成長していません。

それはともかくザルの汚れ。ステンレス板に穴を開けたパンチング式なら楽なんですが、うちのは旧来からのステンレス線を編んだタイプ。汚れがはまり込んでて取れないんです。仕方がないので、一回り大きなボウルに洗剤水を張ってその中にザルを放り込んで一晩放置。汚れを十分緩めてから、古い歯ブラシを縦横無尽に使って汚れを落とします。一回では落としきれずに、一晩放置⇒ブラシ⇒もう一晩放置⇒ブラシと結構な時間がかかってしまいました。まぁ、ピカピカになりましたけど、時々は確認しないとダメですね、ザルの外側。

そういう視点で台所を見回すと、どう考えてもやらなきゃいけないのがもう一つ。鉄フライパンに随分汚れがこびりついてきたんですよね。従来のガステーブルだったら、五徳に引っ掛けて汚れを焼き落とせたんですが、今使っている鋳物コンロの五徳は引っ掛けられるような形になってません。となると、手で持って炙らなきゃいけないわけで、面倒臭いなぁと延々先延ばし中。やらなきゃいけないんですけどね。

11/06/01(Wed)

以前から鶏ムネ肉の保温調理というのはうちの定番だったのですが、今回その進化版とでもいうべきヤツです。ムネ肉二枚に塩胡椒とおろしニンニクを擦り込んで、ビニール袋に入れ、空気を抜いて口を縛ります。それを沸騰したお湯にいれ、浮かんでこないように落し蓋投入、1分ほど経ったら火を落として炊飯の蒸らしに使っているダンボールに鍋ごと入れて、半日ほど放置で完成。余熱で調理するのでふんわり柔らか、ムネ肉にありがちなパサパサ感が出ませんし、ビニール袋で密封して茹でるので、旨味が一切外に流れ出ず無駄がありません。正直言って、2kg780円の国産若鶏モモ肉とは思えない味わいです。手間もかからないので、今後は従来のムネ肉保温調理に代わり、ムネ肉保温調理・改としてうちの定番になるでしょう。

ただ、今回は初回という事で、やや塩味が濃過ぎました。理由は簡単で、従来のビニール袋無しの感覚で塩を調整したんですけど、ビニール袋を使うと煮汁に塩が一切流れ出ないので、結果的に味が濃くなってしまうんですよね。全く頭にありませんでしたが、次回からはまぁ、上手くいくでしょう。

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