2012年10月

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12/10/31(Wed)

実家荷物の中に餅がいくつか入っていたので、黴ないうちにと焼いて食べることに。10月に餅?と思うかもしれませんが、うちの田舎ではまだ棟上式の時に屋根から餅を投げて近所の人が拾うという習慣が残ってまして、オールシーズンで餅が手に入る機会があるのです。東京では勿論見たことないですが、昔は下町とかでやってたんですかね?

で、餅。実は私は餅がそんなに好きじゃありません。ご飯は大好きなんですが、餅となると…。原材料はほぼ一緒なんで、完全に好みの問題といえばそれまでなんですけどね。で、今回送られてきた餅は掌サイズのが三つ。そのうち一つを包丁で四つに切りまして、油をひいたフライパンで中まで柔らかくなるようにじっくり焼きます。網で焼いた方が雰囲気は出るんですけど、うちの網は随分ぼろくなったので、くっつきまくるのが嫌だったんです。で、焼きあがった餅に醤油を少々垂らした海苔をまいて食べる磯辺焼き風。決して不味くはないんですが、同じカロリーを摂るんならご飯の方がずっと良いなぁと思う私。亡くなった祖母は、女性は餅好きが多いけど男性はそうでもない、といってましたけど、好みにそんな性差があるんですかねぇ。

12/10/30(Tue)

本日の一品はジャガイモと人参の温サラダ。ジャガイモ・人参は皮ごと乱切りにしまして、7〜8分ほど蒸して竹串が通るようになったら火からおろし、しばらく放置して余計な水分を飛ばします。そこに油・酢・塩胡椒などで適当に味をつけて完成。サラダといっても根菜のみの重量級なので、その辺のランチで出てくるふわふわなだけの食べたか食べないんだか分からない量の野菜サラダとは違います。

ところで、こういうレシピだと昨今ではまず間違いなく火を通すのに電子レンジを使うと思いますが、うちでは基本的にやりません。いえ、電子レンジはあるんですけど、ほとんどご飯温め専用機になってます。雑誌やネットで、野菜に火を通すのに電子レンジで〜という記述を見るたびに、オイオイそれくらい鍋でやろうよと思ってしまう私。まぁ、便利なのは分かるんですけど、何となく嫌なんですよね。最近近田春夫がエッセイで、“電子レンジで野菜の下ごしらえをしていることを公言するレストランって存在しないでしょ、だから私も使わない”みたいな事を書いていて、そうだよなぁと思った次第。それに、蒸し野菜を作ると下に溜まった野菜エキススープでもう一品できてお得というのもあるんですけどね。

12/10/29(Mon)

少々食欲が落ちていたのと、ダンボール山盛りの果物の処理に困っていた事から、日曜日は一日果物で過ごしてみました。梨・柿・リンゴ、本来は一日に梨半分位のペースで消費するんですけど、今回は多分その四倍くらい。感覚的には少々お腹が減るくらいで、いけなくはない感じ。まぁ、平日にやるとへばって仕事にならなそうですが。

そんな果物の長期保存はうち課題でもあります。果物・保存とくると、まず最初に浮かぶのはジャム系ですが、基本的にうちではやりません。ジャムって果物重量の半分くらいの砂糖を使うので、基本タダで手に入れた果物にそこまでコストをかけるのもいかがなものかと。コトコト煮詰めたり、保存ビンの熱湯消毒も必要なのでガスも結構使いますし。それになにより、うちではパンを食べないので、作っても使い道がないという。

となると、残るのは乾物系。ある時期、リンゴの干物にはまっていた事があります。あれは結構いいです。リンゴを皮・芯を残したままで5mm位の輪切りにし、天日に当ててカラカラに乾燥させるんですけど、生リンゴとは全く違った味わいになります。が、乾燥させるのに結構日にちと場所を喰うので、そんなヒマにとっとと生のまま食べてしまった方が早いという。まぁ、結局の所せっかちな私の性格が悪いんですけどね。

12/10/28(Sun)

随分涼しくなってきて、部屋の中で靴下をはく様になりました。すると、台所のフローリングの汚れが格段に減るんですよね。台所の床の汚れは主に、埃と足裏から出る脂の二種類です。埃は箒で掃けばすぐになくなるので簡単なんですが、脂は厄介。少し洗剤を溶かした水を絞った雑巾で拭けば綺麗になるんですけど、それも結構力を入れて拭かないときちんと綺麗にはなりません。ちなみに、クイッ○ル・ワイパーとかでは多分全然駄目です、使ったことないですけど。

そうすると、夏場でもスリッパなどを使うのが賢いという選択肢もあるんですけど、それだったら別に多少床が汚れていても、知覚出来ないんだから構わないじゃないかという考え方が出てきます。汚れているからこそ綺麗にしようというモチベーションが働くわけで、汚れているんだか何だか分からなければ放置してもっと汚くなってしまうかも。それに、素足で綺麗にしたフローリングを歩く感触って悪くないんですよね。というわけで、きれいにしておきたいと思いながら、出来る季節は裸足でペタペタと歩いてしまう私です。

12/10/27(Sat)

ブックオフでゲットしてきた雑誌にフードスタイリスト飯島奈美さんのインタビューが載ってまして、名前だけは知っているものの、著作も読んだ事ないし手がけた映画も見た事の無い私ですが、なかなか面白かったのです。特に“一般的にふつうの料理を‘私流’にしようとすると、たとえばポテトサラダにピクルスを入れてみたりとか、複雑な方向にいきがちなんです。そうじゃなくておいしいものを、作る人や食べる人の気持ちになって考えたい。”というのは、なるほどそうだよなと思いました。

私も自分で料理する時は隠し味って基本的にやりません。隠れてるんだったら入れても入れなくても変わらないだろう、とか自分で突っ込んでしまいますし、何より隠し味って料理する側の自己満足の面が大きいと思うのですよ。コレだけ入れたから味が複雑になった、ドヤァ!みたいな。そういうの嫌いなんです。それに野菜でも魚でも、それ単体で結構複雑な味してますしね。まぁ、私も料理経験初期の頃はカレーにインスタント珈琲加えて喜んでましたよ、黒歴史ですけど。でも、カレーに珈琲入れようがバナナ入れようが、大して変わらないんですよね、ふつうにお腹減って食べる分には。

全然関係ないですけど、同じ雑誌にケンタロウさんのインタビューが載ってました。丹精込めて作った自分のキッチンをドヤァって自慢している記事なんですが、これから僅か一年半後にバイクで事故を起こして寝たきりになるんですよね。何だかんだいって、やっぱ人間健康が第一だなとしみじみ思います。

12/10/26(Fri)

今日は久しぶりの炒飯。何故かといえば、ストックの葱の鮮度がやばくなってきたので、ここら辺でガツンと大量消費する必要があったから。うちの料理はもっぱら“食べたいものより、食べなきゃならないもの”。一人暮らしはいつでも好きなものが食べられて良いね、なんていいますがとんでもない。食材の消費量が少ない分、工夫して食べていかないとすぐにロスが出るのです。

それはともかく炒飯。具は最近常備するようになった卵、塩を擦り込んで数日放置してから茹でておいた塩鶏、葱、玉葱。まぁ、よくあるスタンダードな炒飯です。が、うちなりの拘りが一箇所。パラパラには拘りません。炒飯というとパラパラでなければならない、という変な宗教観が蔓延してますが、私は別にパラパラでなくても、きちんと味がついていればそれで良いとおもっています。大体、家庭用コンロで中華料理屋のハイカロリーバーナーと同じ事をしようとするのが間違いでしょう。

それに、炒飯の本場北京では、炒飯はもっぱら冷や飯の再利用方法で、中火〜弱火を使ってじっくりとご飯を温めながら作るものだそうです。そうすると、炒飯は当然ベッタリするわけですが、そんなもんだと思えばそんなもんなんですよ。そもそも日本人だって、白米にパラッとを求めたりしませんしね。パラパラの呪縛から解き放たれれば、炒飯なんて更に楽勝です。

12/10/25(Thu)

年甲斐も無く徹夜してしまいまして、堪えます。お腹はすいているのに食欲がないという変な状態。こういう時はカレーです。といっても、カレーは基本的に内で作らないメニューのひとつなので、レトルトを買ってきます。レトルトカレーって本当に人気があるんですね。うちの近所の小さなスーパーでも20種類以上のレトルトカレーが並んでて、一番高いのは一食分500円位するんですけど、私がこういうときに決まって買うのは最安値の80円のヤツ。最初は80円なんて大丈夫かなと思ってたんですが、コレはコレで案外いけるのです、2食続けると駄目ですけど。

というわけで、今日の夕食は炊いてあったご飯をレンジで温めたものにレトルトカレーをドバッとかけ、ストック惣菜の中でコレに唯一あいそうだった、キャベツの甘酢漬けを副菜としてプラス。たまにはこういうのも良いんじゃないでしょうか。私の年代の男性だと、カレーに関して異様なこだわりを持つ人がいます。○時間煮込むとか、隠し味にチョコとバナナを入れるとか。かくいう私も独り暮らしを始めたばかりの頃はそんな事をしてましたが、最早そんなこだわりは雲散霧消しました。濃過ぎるカレーの中であれこれ味を微調整するよりは、薄い煮物やお浸しの中で色々こだわる方が楽しいんですよねぇ。

12/10/24(Wed)

ここしばらく貰った焼き海苔を堪能していたんですが、もう少しでその焼き海苔が終了。残るは味付け海苔のみとなります。海苔は断然焼き海苔派の私としては非常に残念。世の中から味付け海苔なんてなくなればいいのに。まぁ、嫌いなのは事実ですが、椎茸レベルで食べられないと言うほどではないので、食べますけれども。

焼き海苔を食べる時に必須なのが醤油。醤油皿にちょっと注いだ醤油を使うんですけど、どうしても余ってしまうんですよね。そこで、焼き海苔を食べた時にはご飯の最後半膳でお茶漬けをするのがうちのルール。焼き海苔は毎食必ず四枚。一杯目で二枚、二杯目前半で一枚を使います。残った一枚を細かく千切ってご飯にふりかけ、穂紫蘇の塩漬けと塩少々、ここに残った醤油皿を茶で洗いながら、茶漬けを作ります。

ホントどうでもいいことなんですが、外食で寿司や刺身を頼んだ時に、醤油皿にたっぷりと醤油を注ぐ人、いますよね。あれがどうにも嫌なんです。まさか店側がそれを後で煮物に転用しているとも思えず、多分残ったらそのまま捨てるんですよね。凄く勿体ないなぁと思いながらいつも見ている私。醤油皿の醤油は使う量ギリギリを見極めたいもんですね。

12/10/23(Tue)

最安食費研究、こういう記事好きですねぇ。完全にお遊びですけど。でも、成人男性が1日に必要するカロリーを油に置き換えると300g弱ってのは予想以上に少なかったです。人間って意外に少ないエネルギーで動けるんですね。で、一ヶ月の間油だけで暮らしたら食費はなんと1,700円。まぁ、無理ですけど。

うちの食費で一番お金がかかっているのはなんといっても米。うちの近所の米は安いヤツで大体5kg2,000円。私は月に9kgの米を食べますんで、月の米代は3,800円。まぁ実際は実家で作ったのを送ってもらってるんで、そこが全部タダになるのが私にとってとても大きいのです。あとは月に1回程度送られてくる野菜がタダで、それ以外にこっちで買う肉・魚・野菜・調味料が4,000〜5,000円くらい。てことは、こっちで全部調達すると月の食費は1万円くらいの食生活をしている事になります。周囲にこれを話すと大丈夫なのかと心配されますが、これでも1日2食で1汁5品平均のバリエーションに富んだ食事が楽に作れますから、自炊って本当に安上がりねと思わざるを得ません。職場で殆ど自炊をしない人が、安い外食とコンビニ弁当だけで月に6〜7万と聞くと、料理が出来て本当に良かったなと。

12/10/22(Mon)

台所仕事をしていてちょっとした怪我をしました。台所で怪我といえばまず思いつくのが包丁による切り傷ですが、流石に何年も料理しているのでここ数年は切り傷とは無縁、流石です。今回のはちょっと予想できなかったんですよね。

前提条件として、前日に爪を切ったばかりでした。その日はキャベツの甘酢を作ろうと思いまして、大きい内は外から一枚ずつ剥すんですけど、ある程度小さくなってきたら、面倒臭いので四つに割って切り口から剥していくのが私流。で、何とはなしに切り口に親指を突っ込みましたら、ちょうど硬い芯の部分がナイフでいい感じに尖ってて、そこが爪と肉の間にジャストミート。2mmほど食い込んで、強制生爪剥し状態になりました。凄く痛いわけじゃないんですけど、地味に痛い。風呂に入ろうとお湯につけると沁みるし、布団に入って眠ろうとするとドクドクと自己主張しやがります。でも流石に日々の作業でここまでは注意できないですよ。運が悪かったですねぇ…。

12/10/21(Sun)

近所のスーパーで卵が常時1パック120円前後で買えるので、ここ最近はうちの冷蔵庫に卵が常備されるようになりました。で、その用途はほとんどが玉子焼き。銅の四角い玉子焼き器はちょっと憧れる一品ではあるんですが、持ってないので鉄のフライパンで。当然形は格好良く決まらないんですけど、他人様に出すものでもないんでまぁいいかと。

基本ルールは卵は1日1個まで。今はそんな事言わないんですかね?昔私が子供だった頃、卵はコレステロールが何とかかんとかで、1日1個までにしておきなさい、みたいな教えがあって、それが私の中に刷り込まれてしまっているのです。卵を割ったら、モッタイナイのでカラザも指ですくってとりだし、そこに葱をたっぷり。醤油風味で少々甘めに仕上げるのです。

卵を常備するようになってから2パック目も後半戦。単純計算で2週間以上毎日玉子焼きを同じレシピで作り続けているわけですが、つくづく料理の上達のコツは毎日同じメニューを作り続けることだと実感します。味付けの塩梅・フライパンの温度管理・畳むタイミング、極めようとするとたかが玉子焼きですがなかなかに奥が深いんですよ。

12/10/20(Sat)

今年は9月に入ってもずっと暑い日が続いて、ひょっとしてこのまま年末まで夏なんじゃないかと思った時期もあったんですが、順調に涼しくなってきまして、先日遂にアクリル毛布を出しました。これが冬に向けた寝具強化策第一弾です。この後、敷き毛布⇒寝袋in布団と発展して完全版になります。ちなみに部屋着はまだ下が短パンなのでまだまだ。この後、長ジャージ⇒ネックウォーマーと発展して完全版。ドテラは既に着てますけど。

毛布を出して思い出したんですが、何故か私って昔から靴下をはいて眠るというのが出来ないんですよね。どんなに寒くても靴下をはいていると収まりが悪くって、たとえ我慢して眠ったとしても次の朝には両足綺麗に脱いでしまっています。おかげで数年前に寝袋in布団という荒技を開発するまでは、結構な頻度で足にシモヤケを作っていたものです。寝袋in布団をすれば、どんなに裸足になっても足先まで冷える事が無いので、ここ数年は平気ですけどね。

12/10/19(Fri)

今日のお買い物は貝紐。大きめのパックに一杯入ってたったの150円。まぁ、ホタテの貝柱=刺身部分をとった後の余り物というスタンスなので安いんですけど、私としては歯応えがあって旨味も勝る紐の方が、ただ癖が無いだけの本体よりも食材としては面白いのではないかと思ってるんですけどね。

買ってきた貝紐は軽く洗って適当な大きさに切り分けまして、これまた数日前に知り合いから貰った銀杏と一緒に炊き込みご飯にしてみました。味付けは香り付け程度に醤油をほんの少々のみ。一般的な炊き込みご飯は、私にとってはご飯というよりおかずじゃないか、というくらい味が濃いので、アレの1/3くらいの濃さを狙うのがうち流。丁度冷凍生姜もあったので、少し投入して香りを立ててみたのが割と成功。私は基本的には白いご飯大好き人間なんですが、ごくたまにはこんな変化球も良いんではないかなと。

12/10/18(Thu)

田舎から柿が届きました。今年はずっと夏なんじゃないかと思っていたら、いつの間にか秋真っ盛りですね。さて、柿ですが私流では皮ごと食べます。柿を皮ごと食べるってのは割と珍しいかと思いますけど、普通に食べられるんで問題ないんじゃないかと。まぁ多少口の中でじゃりっとしますけど、慣れればどうってことはありません。それに、果物ってのは皮のすぐ傍が一番美味しいと相場が決まってます。わざわざ皮を剥いてその部分を捨ててしまうのはいかにもモッタイナイ。食べられるんなら食べるべしです。

ちなみに、殆どの果物は皮ごと食べますが、例外も存在します。絶対無理なのは、バナナ・パイナップル・スイカ・メロン。特に前二者はどう足掻いても無理。ただ、パイナップルの皮は野菜屑ストックと一緒に冷凍しておいて一緒にスープにしますんで、一応有効利用は可能。バナナの皮はどうやっても食べられないので、素直に捨てます。スイカとメロンはギリギリまで攻めてから、外側の固い部分を薄くナイフで削ぎ、残った部分を浅漬けにして食べるので、これまた一応再利用可能。削いだ部分は捨てますけど。

あぁ、ミカンは無理でした。以前ミカンも皮ごと食べると言う流派の人の話を読んだんで、一度試してみたんですが、甘くて美味しいミカンが涙目になるほど不味く変貌したので、これは私には無理だと理解しました。人間無理はいけません。あとは大体大丈夫ですね。リンゴ・梨・柿・桃・キウィ・ブドウ…、無駄なく食べてゴミも減り、一石二鳥です。

12/10/17(Wed)

知り合いから秋茄子を沢山貰いまして、ありがたいことです。いつもなら厚めにスライスした茄子を油多目のフライパンで両面よく焼いて、刻んだ葱と鰹節・醤油で食べるのが一般的な我が家。これはこれで美味しいのですが、帰りのスーパーで豚ひき肉が半額になっているのを見つけまして、久しぶりに茄子&ミートソースの組み合わせも良いのではないかと思いたちました。

買ってきたのは半額になった豚挽き肉とトマト2個98円。ストックから使ったのは玉葱(大)半分とニンニク少々、あと各種調味料。作り方はいつものように手抜きそのもの。玉葱は微塵に切って色・香りが出るまで炒めます。ここに別口で色が変わるまで炒めたひき肉と湯剥きしてヘタをとりザク切りにしたトマトを加え、水をヒタヒタにして1時間ほどじっくり煮詰めれば完成。調味料は塩・胡椒・ローリエ。本格的に作るのなら、人参・セロリなどの野菜をもっと増やし、調味料もスパイス類を増やして味を複雑にするんでしょうけど、良いんですこういう料理は私の守備範囲外なので、あくまで適当。それにこれくらいでも結構それっぽい味になるのですよ。

このミートソースを両面よく焼いた茄子にかけて食べると、まぁあわない筈がありませんよね。ちなみに、あまり上品な食べ方ではありませんが、ご飯にこのミートソースをかけても意外にあいます。ハヤシライスのまたいとこ、みたいな感じでしょうか。

12/10/16(Tue)

うちではパソコンを小さな文机において作業をしているんですが、机の面積が狭いので、左腕の肘を置くスペースがありません。かといって、宙に浮かせて作業をしていると腕の重さで肩に負担がかかって、肩凝りの原因になってしまうので、ここに昔ながらの台形の踏み台をおきまして、これを踏み台ならぬ肘置き台にしているわけです。

この踏み台、もう15年ほど前に買った杉製のものでして、当時確か3,000円くらいで東急ハンズにて購入。造りはあまり良くないんですが、長年使って愛着もそれなりに。特に天板部分は使い込んで飴色になり、良い感じと思ってたんです。ですが先日ふと、そういえばきちんと気合を入れてここを拭き掃除したことが無かったなと気が付きまして、よく絞った雑巾でガッツリ拭いてみたところ、お気に入りの飴色が漂白されたような白っぽい色に変色して大落胆。そう、あの飴色は表面にこびりついた垢と脂だったのです、自分ドンマイ。何せ自然素材の杉ですから、多少は脂が染み込んでいるかと思いきや、そんな様子はまるで無し。現実は非情です。以前からあちこちざらついていたり凸凹している部分にサンドペーパーをかけようかと計画だけはしているんですが、それに加えて天板を亜麻仁油処理しようかと、頭の中だけでは計画中です。

12/10/15(Mon)

やっぱりどうしてもイカ里芋が食べたくて、ここ数日スーパーの鮮魚売り場に日参しているんですけど、どうしても安いゲソが手に入りません。日頃の行いは格別なのにどういう事でしょうか。仕方がないので、痺れを切らして普通の烏賊を買ってしまいました、2杯で298円。結構大ぶりで、肝も期待できるんでまぁいいかなと。

で、家に帰って烏賊を捌きながらふと思ったんですが、そういえば実家で烏賊料理って食べた記憶が無いなと。その日たまたま用事があって母親から電話があったので聞いてみたんですが、やっぱり殆ど使っていないとのことでした。理由は“ぬるっとしてて気持ち悪いから”だそうです。蛸も同様の理由で登場せず。ただし、蛸キュウリは食べた記憶があるので、ボイルドは辛うじてセーフっぽくて、蛸刺しは完全にアウト。飯蛸はダメでした。肉も鶏肉は基本的に“皮のブツブツが気持ち悪いから”アウト。ただしチューリップ(最近見ないですね…)みたいに半調理されて粉までついてるとセーフです。砂肝・レバー・ハツなど内臓系は有無をいわさずアウト。

今考えると、肉・魚系はかなり偏った食卓だったにもかかわらず、好き嫌いが椎茸しかない(おまけにこれは家族みんな嫌いではなく普通に食卓に上っていた)のは、ある意味奇跡ではないかと、自分を褒めてあげたい気分です。

12/10/14(Sun)

昨日から微風邪で鼻水が止まりません。こんな時うちで登場するのはティッシュペーパー、ではなく鼻水専用布巾。元々は台所で食器を拭くのに使っていたヤツの中から、模様が派手で一見して目立つヤツを選んで専用にしたのです。流石の私も、鼻をかんだ布巾で食器を拭きたくはありませんからね。

世の中的に、鼻をかむのはティッシュペーパーで、と相場が決まっているような所がありますが、アレって勿体なくないですか?再生紙でもないピカピカの紙で、しかも一回こっきりの使い捨て。私みたいなたまの風邪の時だけとかならまだマシかもしれませんが、花粉症でかなりの期間にわたって毎日エンドレスに鼻をかむような生活でティッシュペーパーを使うなんて、私にはもったなくってとても無理です。

その点布巾なら超優秀。吸水性はティッシュペーパーに遜色ないですし、何より洗って何度も使えます。鼻水に油は含まれていないので、洗えば簡単に綺麗になりますし、稀に鼻血が混ざっていても、洗剤を使えば気にならないレベルまで落すのはそんなに難しくありません。使い込んで穴があいてもある程度までなら繕い可能。難点を言えば世間的な認知がまだまだという事でしょうか。私も職場や外出先でこれをやる勇気はありませんが、誰も見ていない家の中ならやりたい放題です。

12/10/13(Sat)

庭仕事していたら、いつもご苦労様と隣のおばちゃんからタオルを貰いました。ブルーベリーに似た名前のブランドタオル。皆よく知ってるアレです。タダでものが貰えるのはありがたいことなんですが、正直言って要りません。でも、近所づきあいというのはそういうのでキッチリ割り切れるものでもなく、なし崩し的に貰わざるを得ませんでした、痛恨。

要らない最大の理由、それはなんといってももう十分にストックがあることでしょう。うちの使い方だとタオル1枚は最低でも5年、下手をすると10年の耐用年数があります。で、現状タオルのストックは2枚。この先10〜15年は安泰の数字です。これ以上タオルを持ってもストック置き場の場所塞ぎなだけです。それに何より、このストックのタオルが同じブルーベリー似のメーカー製なんですよね(勿論貰い物)。で、この二つを並べてみると、従来から持っているタオルの方が明らかにパイルが緻密で高級品。今回貰ったヤツはすぐにパイルが飛び出てしまいそうな軟弱な感じがします。なので、やっぱり要らない。というわけで、職場で同僚に募集をかけてみて、該当者が居なかったら資源ごみの日ですかね。いくら私でも、貰える物は際限なく貰って溜め込むわけではないのですよ。

12/10/12(Fri)

今日は無性にイカ大根が食べたくなり、イカの事で頭が一杯になりながらスーパーに寄ったのですが、アンラッキーにも1杯248円の高値日。おまけにお得なゲソセットもなし。仕方がないのでイカ大根は諦めて売り場を見渡すと、秋鮭5切れ入り248円がお勤め価格で半額になったものを発見してゲットしてきました。多少色艶は落ちていますが、生で食べるわけではないので、十分な範囲内です。

塩振ってスタンダードに塩焼きか、とも思ったんですが、使い切りたい片栗粉があるのを思い出してムニエルに変更。軽く塩胡椒してしばらく放置してから、両面に薄く片栗粉をはたいて焼くのです。本来なら勿論小麦粉なんですが、どっちも白い粉なんだから大差ないだろうと思ってやってみると、普通に食べられる一品が出来上がりました。ちなみに味付けはマヨネーズやタルタルソースといった本体の味を超える濃厚なソースで味を消すのは全く好みで無いので、最初に振った塩胡椒のみ。タルタルソースとか、確かに美味しいんですけど、本体より目立つってどうよって思うんですよね。

12/10/11(Thu)

秋の庭手入れ強化週間もほぼ終了。雨が降らなければあと2日の日程です。手入れの終わった庭を眺めて悦に入るのはこの時期だけの特権、素晴らしいです。今回の感想としては、やたらとドクダミの発生が多かった印象です。もう何年も手入れをしているので、ドクダミは地下茎から全て根絶やしにしたと思っていたのですが、今回はどこから種が飛んできたのか、新規発生分が結構ありました。

土剥き出しの部分に生えてくれるのならこちらも楽なんですが、敵もさるもの、狙ったように苔の部分に生えやがります。苔の下に地下茎を張られると、ある程度苔を壊さないと根絶できないのが厄介。これがハルジョオンとかエノコログサだと、普通に引っこ抜けば良いだけなので、ドクダミの面倒臭さが際立ちます。花はよく見ると結構可愛いんですけどね、ドクダミ。あと、お茶にもなりますけど、私はかけた手間ほど美味しいと思わないので、作りません。ホント、これら雑草が全部食べられる野草だったらなぁと思いながら草をむしるのですよ。

12/10/10(Wed)

本日の一品は白子のポン酢。白子もフグのは高いですが、鮭の白子は近所のスーパーで常時投売り状態。3腹分?入ったパックが150円で売られてます。形がちょいグロいですし、生きている時の機能を考えて、多分人気がないものと思われますけど、鮭白子は本当に美味しいです。鍋の具にしたり粉をはたいてソテーにしたりという調理法も良く知られてますが、うちはもっぱらポン酢和え。

作り方はこれまたアホみたいに簡単。白子は切らずに丸ごとのまま蒸し器に入れ、大きさにもよりますが3〜5分ほど蒸します。これを熱々のうちに準備しておいたポン酢(うちでは醤油・酢・砂糖を気分で混合したもの)に突っ込み、一晩寝かせて完成。ポン酢の量をケチリがちなので、保存中は食卓に出すたびにタッパーの中の残りをひっくり返すと均等に味が回って吉です。食べる時はコレを適当な大きさにカットしまして、葱をパラッと散らすだけ。運良く柚子なんてあった日には、薄く皮を削いで乗せると一気にグレードが上がりますが、まぁ無くてもどうという事はありません。多分もの凄くカロリーが高いので、美味しいからと調子に乗って食べ過ぎないようにする事が肝要かと。

12/10/09(Tue)

スーパーで卵1パック98円に遭遇しまして、完全に予定外でしたが反射的に買ってしまいました。さてその卵、自称おしゃれ男子として一番に思い浮かぶのはオムレツ、それも中身ふわふわのプレーンオムレツですが、あれは卵を3つから使わないと上手く出来ないので、基本的にうちでは作りません。半分残しておいて次の日に食べる、なんて事も出来ませんしね。

というわけで、私が好んで作る卵料理No.1はなんといっても玉子焼きです。使う卵は1個、健康への影響を考えるとこれが限界です。そこに細かく小口切りにした葱をたっぷり。感覚としては卵の体積の半分くらいをドバッと入れてしまいます。味付けは砂糖・塩・醤油。うちの基本的な方針にのっとり、砂糖は控えめちょっと甘いかなという位。醤油も控えめやや香るかなという位。これをフライパンに円形に流しまして、大体固まった所で二つ折り。弱火で中まで火が通るようにじっくりと焼けば完成です。オムレツとは違って半熟で中はトロトロにはしません。これがやたらとご飯に合うのですよ。まさに、ザ・日本の食という感じ。これで原価が1人前10円そこそこ、ガス・油を入れても多分15円には届きません。まぁなんてお値打ちなんでしょう。

12/10/08(Mon)

野球のレギュラーシーズンが終わって、TBSの落語番組が再開しました。落語、結構好きなので嬉しいのですが、初っ端からいきなり私の嫌いな演目でかなりがっかり。その演目とは割とよく演じられている“親子酒”。あらすじはWikipedia先生に尋ねてもらうと良いんですけど、ごくざっと説明すると。息子の酒癖の悪さに困った酒好きの親父が、自分も酒断ちするからお前も酒を止めろと言います。が、根っから酒好きの親父はすぐに我慢が出来なくなり、息子の留守を狙って奥さんに酒を要求。最初は一合だけ飲んで寝ると言っていたのに、それが二合になり三合になり。ベロベロになったところで息子が帰ってきて…、という噺。

これ、典型的なアル中ダメ親父の話ですよね。自分から息子に酒を止めろ、俺も止めるからと言っておきながら、居なきゃバレやしないと酒を飲んでしまう。普通の人間の弱さを描いた…なんて言うと聞こえがいいですが、やっぱりダメ過ぎると思います。同じダメ酒飲みを描いた演目でも、禁酒番屋なんかは可愛げがあってむしろ好き。こっちは酒飲みが最後に相応の制裁を受けるから、というのもあるかもしれませんけど。また、試し酒という演目も好きです。これは大酒飲みだけど誰にも迷惑をかけていないからでしょう。まぁ結局、私は酒を飲まないので、ベロベロの酒飲みのみっともないのが大嫌いというのが最大の要因ですけど。

12/10/07(Sun)

友達がブログで、“今日は飲み会だから旦那と子供の夕食の準備をしてからお出かけ”みたいな事を書いてまして、まぁよくあるシチュエーションなんですけど、こういうのを見るたびにそれってどうなのかと思うんですよね。その日は三連休の初日。旦那は休みの筈。旦那はご飯の準備をしないんでしょうか。

これが子供だけならまだ分かります(それでも小学校の高学年くらいになれば自分で出来るでしょうが)。でも、旦那は勿論成人男性です。それが、出かける奥さんに食事の準備をしておいてもらわないといけないというのは、ちょっと情けないと思うんですよね、男としてよりはむしろ人間として。よく、“自分は忙しいから外食ばかりだ”と嘆く人がいます。自分でする暇がないからお金を払って外注する、それは正しいと思います。が、それには“自分でも出来るんだけど”という前提が必要じゃないですかね。それがなければ、ただの“出来ないから他人にやってもらっている”だけに過ぎません。まぁ、何が言いたいかというと、いい大人になって自分の食事の準備も出来ないのは情けないことだ、と私が思っているという事です。別にフレンチのフルコースを作れと言っているわけじゃないんだから、どうって事ないと思うんですけどねぇ。

12/10/06(Sat)

今朝も朝から秋の剪定作業。春先に切った太い幹の周辺から細い枝が大量発生していてイライラMAX。かといってアレを切らなければ縦に伸び過ぎてとてもじゃないけど手に負えなくなるし。数年前から始めた植木の剪定、伸び過ぎたのを切って混んでいる所を間引けばいいだろうと単純に考えてたんですけど、意外に深い。まぁ、素人だしあんまり深く考えても禿げるだけなので、適当にやりますけど。

それにしても、相変わらず面倒なのが切った後の枝の処理。そのまま雨の当たらないところに野積みして、乾いたら火をつけたいのですけど、都会ではそんなワイルドな事は出来ません。適当な長さに切ってゴミ袋に詰め、ゴミ収集の日に出すんですけど、コレが超面倒。下手をすると剪定する時間の三倍くらいの時間がかかります。裁断機の親玉みたいな専用機械でザクザク切る業者もあるみたいですが、ちょっと憧れ。まぁ、とてもコスト的に買えませんけどね。というわけで、しばらくは延々と続く庭の手入れ。ひと段落つくまであと十日くらいですかね。

12/10/05(Fri)

洗った食器を拭くのに使っている布巾で穴のあいたのが何枚か溜まったので、今日は纏めて繕い仕事。穴といっても大きくても5mm四方程度の穴なので、数枚程度の繕いは30分もかかりません。当て布はあんまり小さいと作業がしづらいので、3cm四方程度のものを用意。外に着ていく服と違って見栄えを気にする必要がないので、ギリギリまで小さくする必要がないのが楽。というか、当て布自体景色になるので、積極的に大きくしてもいいくらいです。

後々糸が出てこないように四方を折り込んでアイロンをかけたものを必要枚数準備。後はこれを平縫いで機械的に縫い付けていくだけ。とりあえず四方はロの字に縫い固めるとして、内部はお好みで。とりあえず候補は×と渦巻きと縦横往復。雑巾ぐらい大きくなると、面倒なので×しかやらないのですが、これ位小さいとやりたい放題です。たまにやると結構楽しいですね、裁縫。

12/10/04(Thu)

実家から沢山里芋が送られてきましたので、今日のお買い物は勿論イカです。鮮魚売り場に行って予定通り一杯148円のイカを買おうと思ったのですが、ふと売り場の端を見るとイカゲソ詰め合わせ198円のパックが。どちらを買うかは言うまでもありません。イカソーメンならともかく煮てしまうのならゲソ・エンペラで十分。というか、個人的には歯応えの分ゲソ・エンペラの方が好きだったりします。

里芋とイカの煮付けの作り方は簡単。アホでも出来ます。かなり濃い目の煮汁を沸騰させまして、そこに吸盤・トンビを取り除いて適当な大きさにきったイカを投入。料亭風なら皮を剥くんでしょうけど、うちでは面倒ですし何より皮も美味しいので剥きません。イカを投入したら落し蓋をしてすぐに火を止め、保温箱の中へ。そのまま一晩冷まして、味を馴染ませます。翌日ここに皮を剥いた里芋を投入し、水を足して煮汁を適当な濃さに調整、点火して芋に火を通してから再び保温箱の中へ。再度冷まして味を馴染ませれば完成です。ちなみに里芋の下茹では面倒なのでパス。そもそもアレは里芋を白く仕上げるためなので、白くする必要を感じない私には意味の無い作業なのです。というわけで、二回冷まさなきゃいけないので、それなりに時間はかかりますが、手間は極少。やっぱ里芋とイカの相性は抜群ですね。

12/10/03(Wed)

本日は一匹88円の秋刀魚を三匹纏めてお買い上げ。秋刀魚といえば塩焼き・大根おろしと脊髄反射的に作りそうになりますが、今回はちょっと違います。そもそも塩焼きをすると、焼いている間に大量の脂が落ちてしまって、なんだか食べつくした感が薄いんですよね。そこで今回は煮てみました。

焼く時とは違って、煮る時は流石に腸は抜きます。腸を抜いた後、身を三等分にしまして、後は普通の煮魚の要領で。煮魚で嬉しいのは、もれなく汁かけご飯がついてくるところ。秋刀魚のエキスたっぷりの煮汁がご飯に絡むともう最高です。まぁ、焼き秋刀魚の脂が染み込んだご飯も最高なので、お前は別に何でもいいんだろうと言われれば反論できないんですけど。

ちなみに、魚の食べ方として刺身は私の中では一段落ちます。いや、美味しいとは思うんですが、刺身の美味しさってスッとした喉越しが殆どだと思うのですよ。味の大部分は醤油で、本体の魚たんぱく質は熱が入って活性化していないせいか、そんなに強い味がしません。魚は軽く火を通した方が魚本来の味がすると思いますし、何より刺身になると、魚の一番美味しい部位であるところの皮や骨ぎわが外れてしまっています。まぁ、好き好きなんですけど、私は魚大好き・刺身大好き、という人の味覚はあんまり信用しません。

12/10/02(Tue)

私は基本的に一食一合=お茶碗ニ杯のご飯を食べます。周囲に聞くと平均を軽く上回っているらしいんですが、どんなもんでしょう。日本は米の国と言われてます。これ位食べても罰は当たらないのでは。私自身平均よりかなり痩せ型なので、食べ過ぎということはないと思うんですが…。それに確かミャンマーだかは、国民平均でこの五倍くらいの米を食べていた筈。江戸時代の日本人だって一日五合平均だったと言う説がありますし。まぁ、そういうケースではおかずが極少なくて肉なんて高嶺の花。塩辛い野菜の漬物ちょっとでご飯をたっぷり食べる、というケースが殆どでしょうから、比較にはならないかもしれませんが。

それはともかくうちのご飯。基本的には一杯半は普通におかずと一緒に食べまして、最後に残った茶碗半分はお茶漬けにします。具は貰い物の紫蘇を塩漬けにしておいたものを刻んだヤツと炒りゴマ。ここに塩を一つまみ振りかけて熱いお茶。お茶は実家家製のはぶ茶というヤツで、毎年山ほど出来て送られてくるので、こうやってコンスタントに使っていかないと、とてもじゃないけど使い切れないのです。それに最後にお茶漬けをすると茶碗も綺麗になるような気がするし。何となく禅寺みたいですが、多分気のせいです。

12/10/01(Mon)

台風が近付いてきているので、今日はちょっと早いかと思いましたがムカゴの収穫。庭の一角にどこからか勝手に自然薯が自生してまして、芋自体の収穫は家や塀の基礎に阻まれてとても望めないんですけど、ムカゴの方は余裕で収穫できます。折角実ったそのムカゴが、台風の大風で落ちてしまうと大変なので、収穫をやや前倒ししたというわけ。

でも、残念ながら今年は去年に比べて収穫量がイマイチでした。去年は両手ですくって二杯分くらいだったのが、今年はその約半分。まぁ、大きくなりきる前に採ってしまったものもあるので、仕方ないかも。収穫したムカゴは、薄く油をひいたフライパンで火を通してから軽く塩を振って食べます。自然薯を思わせるねっとり感と仄かな苦味が野生って感じ。実は自然薯ってその気になって見回すと、都内にも結構自生しています。公園の藪っぽい場所とか、手入れのあんまり行き届いていないお宅の生垣とか。流石に勝手に採ってくるわけには行きませんけど、自然薯も頑張っているんだなぁと。

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