2013年4月

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13/04/29(Mon)

フジリンゴを箱一杯貰いました、ありがたいことです。リンゴと一口に言っても、フジの様に歯応えがウリの品種から、ジョナゴールドのような柔らかい果肉が特徴の品種まで色々あります。でも、個人的な好みを聞かれたらやっぱりフジ系ですね。皮は剥かず、芯も丸ごと八つ割にして種ごと食べてしまうのが最近のマイブーム。種はこんなもんだと思えば一緒に噛んでしまってもフレーバーとして割り切れてしまいます。

というか、最近のリンゴって品種改良が行き過ぎていて、甘過ぎると思うのです。この甘過ぎリンゴを皮を剥き、芯をとって更に甘い部分だけを取り出すと、個人的な感想としては単調な甘さがつまらないかなと。というか、食品を褒める際に使われる定番フレーズ“甘くて美味しい”or“柔らかくて美味しい”が食べ物の味を画一化してつまらなくしてしまった元凶だと思うんですよね。そんなに柔らかくて甘いものが好きなら、豆腐に砂糖をたっぷりまぶして食べてればいいじゃないかと思ってしまう私。リンゴもミカンも梨も、もう少し酸っぱいとか雑味的なものが含まれていてもいいと思うのですよ。リンゴも含めて最近の果物はとにかく甘過ぎです。

13/04/28(Sun)

知り合いに頼まれてパソコンのセットアップをしたんですけど、これが超面倒臭かったのです。WINDOWS8って操作感が変わりすぎてませんか?ネットで調べてみたらそう思っている人は多いみたいで、立ち上げ直後に出てくるモダンUI?と言われる新インターフェイスとか、スタートボタンが見当たらない事とか。まぁ、しばらく触っていたら何となく理解できてきたので、何とかなったんですけどね。

それより何より頭にくるのが、オフィスの古いソフトがインストールできなくなっている事。そりゃま、2000なんて化石みたいなソフトですけどね、当時結構いい値段を出して買ったヤツが、古いというだけで使えないというのはいかがなものかと。必要があってフォトショップやイラストレーターも入れたんですが、こっちはデフォルトで使われているウィンドウズフォントが変更になっているために、文字部分の表示に不具合が生じているとか、やっぱりマイクロソフトのせいです。結局どれもgoogole先生を駆使して何とかなりましたが。あぁでも、結局手持ちのプリンタはWINDOWS8のドライバが存在せず、開発予定もないということで諦めざるをえませんでした。とっとと買い替えさせたいという気持ちは分かるんですけどね。

13/04/27(Sat)

絶賛、風邪が長引き中。熱はおさまったんですけど、身体の節々が痛い&食欲不振で割と大変。中でも重要なのは食欲不振で、食欲が無い→料理するモチベーションが沸かないのです。かといって、食事を抜いてしまうと体力低下→症状悪化の悪循環が発生するので意地でも食べなきゃいけません。というわけで、スーパーの惣菜コーナーに頼ってしまう今日この頃。

ホント、碌なもんじゃないですよ。(自炊に比べれば)高いし、どうしても揚げ物・肉魚類が増えてちっともヘルシーじゃない。とっとと風邪を治さないと、私の体に悪い以上にお財布にも優しくない。体は資本とはよく言ったものですね、丁度ゴールデンウィークでもありますし、いつも以上に閉じ篭って体を治したいと思います。

13/04/26(Fri)

毎朝少しずつ家の周りの草むしりをしている今日この頃ですが、むしった草を貯めておいたゴミ袋に猫がおしっこを引っ掛けてやがりました。猫のおしっこってどうしてあんなに臭いんですかね。別に猫が嫌いじゃありませんが、今回ばかりは殺意沸きまくり。いえね、使っているゴミ袋が45Lの大きなヤツなので、一日や二日じゃ一杯にならないのです。今回引っ掛けられた袋はあと一週間は一杯にならない予定。

引っ掛けるのも、底に近い部分ならまだしも、わざわざ袋の上に乗っかっていたしやがったっぽく、手で持つ部分がほぼ全滅。別にその辺の木の根元にでもすれば良い物を何でよりにもよってココにしますかね。犯猫は分かっています。十中八九、白黒で足の先っぽが黒くなったアイツです。その辺歩いている分には可愛いんですけどね。

13/04/25(Thu)

微熱が出て食欲が全く無いので、今日は蕎麦。こういう時に本能の赴くままに食事を抜くと、体力落ちる→ますます食欲なくなる→食事抜く→という悪夢の無限ループが発生するので、無理矢理にでも食べるのが正解なのです。で、買ってきたのがスーパーで一番安かった乾麺、320g98円。コレでうちの2食分なので1食辺り49円と激安。ただし、これを蕎麦と呼ぶのはかなり無理があると思うんですよね。

裏面を見ると原材料は小麦粉・蕎麦粉etc。ここでポイントなのは小麦粉が蕎麦粉の前に書かれているという点です。つまり、内容量は小麦粉>蕎麦粉って事です。更に詳しく原材料欄を見ると、蕎麦粉含有量は10%。ニ八蕎麦は蕎麦粉8割なので、このルールで名前をつけると九一蕎麦というところでしょう。何を蕎麦と呼んでよいかってのは多分、法律で細かく規制されていると思うんですけど、蕎麦粉10%の商品を蕎麦として売っていいもんなんですかね、常識的に考えて。

13/04/24(Wed)

本日の一品は豚炒飯。一昨日ここに書いたブタノドナンコツのポトフ的なものをタッパーに入れて冷蔵保存してあります。豚肉を茹でて冷やすと、当然タッパーの表面にはラードが固まって浮いてます。今回使うのはこのラード。小さめのスプーンでちょいちょいとラードを集めまして、これを使って炒飯を作れば、それだけで濃厚豚風味の炒飯が出来ます。

流石に風味だけではアレなので、豚肉本体も適量細切れにして投入。野菜成分としては味噌汁用にキープしてあった玉葱とキヌサヤを流用。いつもなら香り付けに醤油を少々使うんですけど、今回は豚風味を前面に押し出すために敢えてパス。塩・胡椒だけで決めます。最初っから材料を集めて作る料理よりも、こういう風に残り物をちょちょいと集めて作る料理の方にロマンを感じてしまうんですよねぇ。

13/04/23(Tue)

本日の一品はカボチャの煮物。先日のブタノドナンコツと一緒に買った、半玉78円の特売品です。雑誌やネットで見るカボチャの煮物は、所々皮を剥いて格好をつけてますけど、美味しい皮が無駄になるのでそんな事はしません。また、煮崩れるほど煮込まないので面取りもしません。種とワタを取り除き、一口大に切って昆布出汁・砂糖多めで甘辛く煮込むだけ。煮込むといっても弱火でクツクツやると煮崩れるので、煮るのはほんの3分ほど。蓋をしてご飯の蒸らしに使っている段ボール箱に突っ込んで一晩放置すると、柔らかく味のしみたカボチャの煮物の出来上がりです。すぐに食べられないのが難点ですが、味に妥協は出来ませんので。

ちなみに、ワタは捨てますが種は食べます。タッパーに入れて窓の外に一週間ほど放置すればカラカラに乾きますんで、そこを鍋で乾煎りして塩をパラリと振ればまさにナッツ。販売してあるカボチャの種と違って種を食べることに特化していないので、中身も小さいですが、私は香ばしい殻と一緒に食べてしまうので無問題。お茶請けにピッタリなんですよ、香ばしく炒ったカボチャの種って。

13/04/22(Mon)

本日スーパーに寄ったらブタハラミ・グラム88円を発見。肩バラとかロースのような普通の肉はいつでも置いてあるんですが、半分モツに足を突っ込んだブタハラミ(=確か横隔膜についた肉)は時々しか置いてないんです。コレで生姜焼きなんかしたら最高だねと思いながらゲットしようと手を伸ばしつつ、ふっと横を見たらブタノドナンコツ・グラム48円を発見してしまいました。圧倒的なこの安さ。最近買ってなかったことですし、圧倒的安さに釣られたのは否定できませんが、今日のお買い物はブタノドナンコツです。

ブタノドナンコツって商品名と実態が割とかけ離れていると思います。ノドナンコツ(=声帯?)も含まれてはいますが、それはほんの一部。実態は舌の付け根(舌はタンとして別の商品になります)から、胃袋(こちらはガツとして以下同文)までの食道・気管の総称。舌の付け根から声帯辺りまでの周辺は普通の正肉に近い品質、食道はモツ系、気管は軟骨系と一パックで三度美味しい非常にお得な部位なのです、あんまり売ってませんけど。周囲からはどうしてそんな変なものにすぐ手を出すのかと聞かれますが、答えは簡単・面白いから。薄切りのロースを買って一口大に切って炒め物なんて誰でも出来ます。しかし、多くの人が手を出さないような部位を上手に料理して美味しく食べる、コレがロマン。まぁ、安いってのが一番大きいのは否定しませんけど。

ちなみに今回は、一口大に切ったブタノドナンコツ(食道部分は飼料が詰まっていることがあるので切開して確認必須)を3回茹でこぼしたあと1時間弱火で煮込み、月桂樹・ジャガイモ・人参・玉葱を加えてポトフ風に。東京はいきなり寒かったのでまさにピッタリでした。

13/04/21(Sun)

知人から山芋(ただし養殖)を貰いました、ありがたいことです。本気で山芋を食べようと思ったら、皮を剥いて(削いで)からすり鉢でゆっくりすりおろし、すりこぎで当たって空気を含ませるのが多分本式なんですが、面倒なのでやりません。皮も薄くて大した事無いので、そのままおろし金でおろしてしまいます。そこに醤油をちょろっと垂らし、ご飯にだばーっとかけてかき混ぜかっ込むだけ。どう逆立ちしても天然物の美味さには敵いませんが、これはこれでまぁ美味しい。

ところで、山芋を食べるたびに思うんですが、山芋=精がつくってアレ嘘ですよね。鰻=精がつくってのは、迷信かもしれませんが何となく分かります。特に肉を食べなかった江戸時代にあれだけ油ギトギトの食材は殆ど無かったでしょうから。でも山芋ってどう味わってみてもサッパリ・ヘルシー系。アレを食べてスタミナがつくなら、真夏のヘロヘロになりそうな日に素麺食べて元気バリバリ!って言ってる方がまだ説得力がある気がします。まぁ、何で山芋=精がつく説が誕生したのかは、wikipedia先生に相談しなくても何となくは分かるんですけどね。分かるんですけど、多分それは根も葉もないただの勘違いですから。

13/04/20(Sat)

6年程前にまとまった泡銭(100万円)を手に入れたことがあって、いつも使わない銀行口座に突っ込んでそのまま忘れてたんですが、先日銀行から“この口座全然動いてなんだけど、本当に生きてるの?”的お手紙が来まして、久しぶりに…というか初めて、記帳に行きました。当然利子がついているわけですが、6年間でたまった利子が何と3,500円。一瞬我が目を疑いましたね。年に何%ついているのか計算しようと思って、一瞬で怖くなって止めたレベル。

まぁ普通預金なんで利子なんてそんなものと言えばそれまでですが、それにしてもあんまりにもあんまりです。私が小学生の頃は金利がとっても良くて、確か定期預金で10年預けてれば倍まではいかずともそれに近い金額になりました。利子生活がしたいとも思いませんけど、もうちょっと何とかならんもんかと。銀行でキャッシングすると今でも5〜15%位の利子は軽くつきます。それだけ利益をあげてるんなら、もうちょっと預金者にも還元していいんじゃないかなと、3,500円の記帳を見ながら思うのですよ。

13/04/19(Fri)

現状、リンゴが山ほどあります。フジが1ダースと、フジの倍くらいのジョナゴールド?が1ダース。リンゴだらけです。こういう時、世間的に定番なのはジャムですが、うちではやりません。そもそもパンを食べないので、ジャムにしたって使い道が無いのです。それに、リンゴの重量の半分以上は砂糖を使うわけで、むしろ体に悪いんじゃないかとすら思ったり。一時期干しりんごもやりました。アレは悪くありません。フレッシュリンゴとはまた全然違った味わいが楽しめて、むしろ美味しい。ですが、最近の陽気続きだと、黴てしまうリスクがあり過ぎます。

というわけで、現在毎日リンゴ漬け。ジョナゴールド?は一回に一個食べるのは厳しいので、半分ずつに分けて、朝晩の一日二回リンゴ摂取。時々フジを混ぜて、こっちは一回に一個食べ切り。西洋の諺でしたっけ、リンゴが赤くなると医者が青くなる、ってヤツ。むしろ私の場合は、医者になれるんじゃないかという勢いで食べてます。でも計算すると、あと2週間以上このペースなんですよね…。

13/04/18(Thu)

うちは基本的に食事時には必ず味噌汁を作ります。味噌汁って野菜を摂るのに最適だと思うんですよね。基本的に何を入れてもそれなりの味になりますし、サラダと違って温野菜になるんでカサも減ってたくさん食べられます。ドレッシングをダバダバかけて、むしろ油の摂り過ぎ、見たいな逆効果にもなりませんしね。

ちなみに先日の味噌汁は、ジャガイモ(小)半分・玉葱1/8・スナップエンドウ3個が野菜系の具でそこに感想ワカメを一つまみ。野菜三種は随分と火の通り方が違うので、↑の順番にタイミングを計って入れるのが肝心。ジャガイモはホクホクするまで結構時間がかかりますが、スナップエンドウはむしろ半生くらいがベストタイミングですんで。味噌は少なめに押さえて、塩で味を足す事で無駄に味噌臭くならないようにするのもうちのポイント。たかが味噌汁、されど味噌汁、数こなしているとそれなりに見えてくるものもあるのですよ。

13/04/17(Wed)

今日は半年振りの歯石除去の日。周囲に言っても誰からも理解されないんですが、私は歯石除去(特に機械ではなくて手による歯石除去)が大好きなんです。歯石は英語でscale(=鱗)と呼びます。日本では石と呼んで英語では鱗と呼ぶ、その発想の違いが微妙に面白かったりするんですが、とにかく歯石除去。耳掻きのちょっと大きいやつみたいな金属器具を歯の表面で擦る事で歯石がとれていきます。歯石ってかなりガッチリ歯にくっついているので、作業にもそれなりの力が必要でして、その時に頭に響くガリガリという異音がなんとも快感。

あぁ、今歯の表面から歯石が削れて本来の歯の表面が復活しているんだと妄想するのが超楽しい。ちょうど、何かの表面から剥がれかけたペンキを綺麗に除去して元の表面を復活させる感じでしょうか、歯石の場合は自分で見る事が出来ないんですけどね。一度でいいから歯科衛生士の職業体験してみたいです。相手はうら若い女性の方がありがたいですけど。

13/04/16(Tue)

庭の草をむしっていたら唐突にアミガサダケを発見しました。かく言う私も実物を見たのは初めて、ましてや庭に生えているとは。アミガサタケは日本ではほとんど食べられないキノコですが、欧米では非常に珍重されているそうです。一旦干したものを戻してパスタやオムレツに入れて食べるのだとか。コレは試してみたい、と思ったんですが、流石の私でも野良キノコはやっぱり怖いのです。愛読書のキノコ図鑑を見返して、どっからどう見ても9分9厘アミガサダケだと思われるんですが、万が一…と思ったら結局踏み切れませんでした。自分のチキンっぷりが情けない。それにしてもアミガサタケなんてキノコが都内ど真ん中の民家の庭に生えるものなんですね。

それはともかく、同じ日の草むしり中に大量に発生したハハコグサ(=春の七草のひとつゴギョウ)を発見しまして、アミガサタケの仇討ちではないですが、こっちは食べてみました。まぁ、最悪の場合でもキノコよりは安全でしょうということで。刻んで蓬餅ならぬゴギョウ餅っぽくするとか、七草粥みたいに粥に入れるのがスタンダードな食べ方のようですが、今回は味噌汁に浮かせてみることに。感想:それなりの風味はあって野趣あふれるといえばその通りなんですが、普通の野菜を食べ慣れた者としては、雑草の粋を出ません。無理して食べるものでも無いですね。

13/04/15(Mon)

ブタハツほぼ終了。生姜焼きにしてあと1回分とつけダレが残ってます。このまま今のペースであと1回も生姜焼きでも良いんですけど、そうするとつけダレが残る事に。コレはいけない。ということで、最後の1回分を半分ずつに分割しまして、つけダレも半分ずつで野菜炒め的な何かをでっち上げる事に。

野菜は玉葱(買い置きストック)とピーマン(2袋100円の特売でゲット)。最近になってピーマンはワタ・ヘタごと炒めても、多少見栄えは悪くなるものの味は全然変わらないという事を発見したので、どうせ捨てるなら有効活用したほうがいいに決まっているということから全部を乱切りにして投入。玉葱は歯応えを残すために縦スライス・やや厚めで。肉を炒める→取り出す→ピーマン・玉葱の順番で炒める→肉戻す→火を弱めてつけダレ絡める、の手順で仕上げ、最後にとっとと使い切りたい貰い物の七味をパラリと振りかけて完成。そのまま丼ご飯にのっけると、タレのしみたご飯がまた美味しいんですわ。

13/04/14(Sun)

食べることが好きで料理も割と趣味、的なコメントをすると、周囲から必ず野菜は有機・肉は国内産でしょうとか言われるんですけど、悪いんですが全然違います。というか、野菜に関しては有機・無農薬は高いのでむしろ避けます。農薬って野菜と言う食品に使うもんなので、使用量や使用時期が厳格に決まってます。それに使用認可に至るまでのテストもちょー厳しい。ですんで、用法・用量を守って使えば人体に悪影響は無いと思っています。

むしろ、無農薬で商品レベルの野菜が作れる方が私には疑わしいです。キャベツなんて、下手したらあっという間に網目になりますからね。ですんで、無農薬と謳いながら実は農薬使ってるというリスクと、法律に規定した以上に農薬を使って残留農薬バリバリのリスク、どっちをとるかと言われたら、多分後者のリスクの方が少ないんじゃないかなと。そもそも薬なんて使いすぎれば皆毒です。薬局で売ってる市販の風邪薬だって、一瓶一気に飲んだら多分碌な事にならないでしょう。農薬も多分一緒。適正に使ってコストがカットでき、価格が抑えられれば万々歳じゃないかと私は思うんですけどね。

13/04/13(Sat)

今日は絶対にイカを焼いて食べるんだと勢い込んでスーパーに寄ったら、刺身用スルメイカ1杯680円しか存在しませんでした。イカ1杯に680円とか、ふざけるなの世界ですよ。そもそもイカを刺身で食べるってのがド素人ですね。イカは火を通してこそ真の旨味が発揮されるのです。などと力んでみても値段が下がるわけでもなし、仮に半額シールが貼られても340円。それだって高過ぎです。私にとってのイカの適正価格は1杯148円以下ですから。

というわけで、店を一回りして今夜のメインに選んだのが久しぶりのブタハツがグラム68円の超特価。何せ心臓ですから形のグロさは定評つきですが、心臓=筋肉の塊ですんで、中に残った血を綺麗に洗い流してやれば、特に癖の無い上質なお肉なのです。本日はこれを生姜醤油に漬け込んで生姜焼き。豚肉で生姜焼きというと真っ先に肩バラ辺りが思い浮かびますけど、私が豚・生姜焼きで最高に美味しいと思うのがこの心臓なのです。筋肉の固まりはまさにザ・肉。基本的に二つに割って中の血もほぼ洗い流された状態で売っているので、自宅でもう一回洗い直して適当にスライスするだけなんで下ごしらえも簡単。まぁ、全然人気が無いからこの価格で手に入るわけで、私としては嬉しいんですけどね。

13/04/12(Fri)

箱いっぱいあったジャガイモもようやくラスト三個。長かったこの道のり。ポテトサラダ・ハッシュドポテト・粉吹き芋と色々作ってきましたけど、結局一番美味しかったなと思ったのは意外にも味噌汁でした。ジャガイモの味噌汁ってどっちかというと邪道だと思ってたんですよね。味噌汁の正道といえば、豆腐・油揚げ・大根・ワカメ辺り。ジャガイモは洋風野菜のイメージがいまだ残っているんでしょうか、どうも味噌汁という感じではなかったんです。

が、ジャガイモの味噌汁悪く無いです。今回はこれまたあり余っていた玉葱とあわせてみましたが、ホクホクになったジャガイモと味噌が結構合うのです。玉葱もどちらかと言えば味噌汁には邪道系ですが、悪くない。ただ、ジャガイモは玉葱の相当前に入れておかないと、火の通りのタイミング的に不味くなるのでそれだけ注意。まぁ、結局なんでも美味しいってことなんですかね、日本人のソウルフード的な味噌汁に入れてしまえば。

13/04/11(Thu)

今日の一品はシンプルに鯖味噌。単に鯖が安かったんで食べたくなっただけなんですけどね、198円。一応スーパーでも三枚におろしてくれるサービスはあるんですけど、折角の経験を積む機会を無駄にはしません、当然自分でおろします。あんまり新鮮ではなかったので、今回は中落ち丼は断念。そのかわり、中骨は大根の煮物に転用します。

最近では流行らない魚の煮物、私の周囲でも作る人は皆無です。が、肉よりもヘルシーで作るの簡単、しかも美味、こんなものを作らない手は無いと思うのです。私が考える煮魚のポイントはたった三つだけ。1.魚の投入前に煮汁を沸騰させておくこと。2.煮汁は極力少なくし、落し蓋を使って味を全体に回す事。3.一旦冷まして味を染み込ませる事。たったこれだけ。アホでも出来る煮魚、もっと見直されてもいいと思うんですけどねぇ。

13/04/10(Wed)

とりあえず今朝から毎朝1時間の草むしり再開。慣れてればどうって事無いんですけど、久しぶりにやると腰が痛いです。まぁ数日の我慢ですし、目に見えて庭が綺麗になるので、この痛さも許容範囲無いですけどね。それにしても雑草の勢いって本当に凄いです。今年の東京は一ヶ月雨が降らない時期もあったはずなのに、そんな苛酷な環境の下でも青々と茂りまくり。もう少し遠慮するか弱い植物なら、手加減してあげても良いんですけど、そこまで茂ってしまったらもう根こそぎ引っこ抜くしか無いでしょう。

ちなみに抜いた雑草は纏めてゴミ袋に入れてゴミの日に出します。私の中の理想では、腐らせて畑にすきこんで野菜再生産というのが最高なんですけど。捨てるしかないもので有用なものを作り出す、まさに私の中でのロマンですが、東京のど真ん中の借家ではなかなかそうもいかなくて。

13/04/09(Tue)

花粉症になりかけている疑いがあるので、ここしばらく窓を開けられず布団も干せない日が続きましたが、やっとそろそろよかんべということで布団を干しました。日に当てた布団ってこんなにふかふかなのねと久しぶりに思い出した次第。茹で蛙ではないですが、布団もふかふかからいきなりぺったんこになるわけではないので、何となくその状態に慣れてしまうんです。が、ぺったんこ→ふかふかは僅か半日なのでその効果が実感できます。

それにしても、太陽の光の何とありがたいことか。植物は育つ、布団はふかふかになる、そして何より暖かいのに全部タダ。賃貸物件を選ぶポイントはいくつもありますが、駅近く・コンビニ近く・新築・2階etcよりも私なら真っ先に日当たりをチェックしますけどね。

13/04/08(Mon)

私はTシャツを下着として使っているんですが、貰い物が多くて色も柄もバラバラ。当然コレも手洗いの対象なんですけど、ホント下着は白に限ります。濃い色のTシャツって汚れた目視できないので、手洗いする時に本当に汚れている場所をピンポイントで攻められているのかイマイチ確信がもてません。更に、もう新品でも無いのに結構染料が溶け出してくるんですよね。

白いTシャツを洗った時に比べて、黒いTシャツを洗った時には明らかに洗い水が黒く濁ります。そんな異臭を発しているわけでもなし、洗うまでの期間が極端に長いわけでもなし(冬場で3〜4日くらい)、あんなに水が黒くなるのはどう考えても汚れだけのせいとは思えないので、多分ほんの微量ずつ未だに染料が溶け出しているんでしょう。それでTシャツに色むらが出来るというわけでも無いので、気にしなければ良いだけの話なんですけど、これが白とかもっと淡い色のTシャツなら汚れや染みの状況を目視できるんで、やっぱり下着は白に限ると思うのですよ。

13/04/07(Sun)

NHK第一の平日午後の番組が完全に好みから外れてしまったので、流浪の旅に出た挙句TBSに落ち着きました。赤江玉緒の微妙におばちゃん臭いキャラクターと日替わりの突っ込み担当のコンビネーションがかなりいい感じ。女友達にしゃべったら、赤江大嫌いと言われまして、女子受けはしないんでしょうか、あのキャラクター。

とはいえ、過去の私が好きだった女性パーソナリティを挙げてみると、大槻リコ・玉川美沙・赤江玉緒と何となく好みが透けて見えますね。突っ込みメインのちゃきちゃき系のキャラクターが好きっぽい(赤江はちょっと違いますけど)。でも、コレが小島慶子まで行くと駄目なんですね。適度に五月蝿く、適度に放っておいてくれる、ホント我が事ながら面倒臭いです。

13/04/06(Sat)

何だか無性に食べたくなって、数年ぶりに餃子を自作。とはいえ、皮から作るほどの気合は乗らなかったので、そっちは出来合いで。本当は皮も作った方が美味しいんですけどね、特に水餃子の場合は。小さい頃から餃子と言えば焼き餃子だったんですけど、今回食べたくなったのは水餃子なのです。

周囲に話してもあんまり理解してもらえないんですけど、水餃子の主役は皮です。というわけで、ひき肉とキャベツでスタンダードに具は作りますけど、具の量はぐっと控えめ。ワンタンほど極端ではないにせよ、かなり少なめに押さえます。カセットコンロで沸かしたお湯に水餃子を逐次投入しまして、浮き上がったものから酢醤油で食べていくのです。久しぶりの自宅水餃子はそりゃもう大満足ですよ。材料費も激安。お腹一杯食べても多分300円くらいしかかかってませんし。当面餃子ブームが到来しそうな予感。

13/04/05(Fri)

家に帰ってくるたびに気になる玄関周りの雑草、暖かくなってあちらさんも本格的に始動しています。というわけで、いいかげん本年度の草むしりをしなくてはいけないんですが、冬の間に培ってしまった怠け癖が…。今週末は絶賛草むしり週間にしないと。でも今週末は東京は大荒れの予定なんですよね。私が悪いんじゃないんです、全て天気が悪いんです。絶賛草むしり週間は多分来週から、の筈。

大体、アレがただむしって捨てるだけの存在だからいけないのです。もし仮に美味しいなど役に立つ存在であったならば、一本も無駄にせずに回収するんですけど、食べられないですからね。いや、実は結構食べられる雑草は多いのですが、雑草を食べるための長い年月かけて品種改良した野菜の手軽さ・美味しさには到底敵わないのです。私の大好きなホウレンソウなんて、元はアカザですからね。原型すら止めてません。

13/04/04(Thu)

歯医者の定期点検は特に問題なし。ただし、ちょっと茶渋がついているみたい。まぁ、一日家で仕事をしている日は1リットル弱のお茶を飲むので、使っている急須の内側の惨状を見れば仕方の無いことかもしれません。これで20代の頃のように毎日何杯も珈琲を飲んでいたら歯が真っ黒になっていた事でしょう。

ちなみに、歯医者さんの話によると歯を見せることの多いモデルさんにはそれなりの苦労があるようで、とある患者さんは珈琲をストローで飲むので熱い珈琲は飲めないのだそうです。そこまでするならいっそのこと珈琲止めればいいじゃないのと思いますけど、何事もプロと言うのは大変なんですね。私だったら二十歳の頃はいざ知らず、今なら珈琲止めろといわれたら軽く止めますが。まぁ茶渋がつかないためにお茶全部禁止・白湯限定とか言われたらちょっと考えますけど。

13/04/03(Wed)

今日は半年に一度の歯医者定期健診日。なのに大雨。私は周囲から雨男呼ばわりされてまして、その度に全力で否定しているんですけど、どうやら言い訳できない勢いのようで…。まぁそれはともかく、半年ほど前から歯軋り対策としてマウスピースをはめて寝るようになったんですけど、今のところコレかなりいい感じ。周囲にもオススメしたいくらいです。

要は歯に歯よりちょっと柔らかいカバーをかぶせる事で、歯軋りによって歯が磨り減るのを防いでいるわけです。磨り減りはほんの僅かずつなので、目に見えて効果があったのかといわれるとNoですけど、マウスピースの方の傷を見るとそれが実感できます。他の歯医者はどうか知らないですけど、うちの歯医者で作ったマウスピースは、歯と歯の接触面をわざと曇りガラスのように処理しています。そうすると、歯と擦れた部分がピンポイントでピカピカになり、程度の重いところは穴が掘れていくので、どこがよりいっそう擦れているのか、効果が実感できます。ピカピカになるのは横方向の楕円形で、あぁやっぱり歯軋りしてるのねと。マウスピース・歯間ブラシ・フロスの三点セットは二十歳そこそこの私に強制したいくらいです。

13/04/02(Tue)

四月はラジオ改変期。密かにファンだった地球ラジオの後藤さんが移動してしまってショック。まだ二十歳前のアシスタントにすらあっさりスルーされる典型的おやじギャグが結構好きだったんですけどね。最終回はまるでお別れ回みたいなノリで、やっぱりあの番組は後藤さんのカラーが強かったですね。とはいえ、四月からも続くみたいなのでやっぱり楽しみに聴きますけど。

他にも改変は結構多くて、平日午後は山田まりあの番組に。初回ちょっと聴いたけど、ごめんおっちゃんはちょっとあのノリにはついていけないわ。TBSの赤江玉緒の方がずっとマシです。というか、各地の道の駅からのリポートとか、ああいう緩いノリが好きだったんですけどNHK、民放を意識しすぎて劣化コピーしてどうすんのって感じ。NHKは○○県では桜が咲いただの、孫が保育園を卒園して小学校に入学しただの、そういうローカルな話題をまったりと流す局というスタンスを貫いた方が差別化が図れていいと思うんですけどね。元々タレントが出てガチャガチャした番組を聴きたい人は最初から選択肢があるわけですし。ホント、一日中トークほぼ無しでオールディーズばっかり流す局とか出来ないですかねぇ。

13/04/01(Mon)

知り合いに鞄作ってる人がいまして、以前売ったものが修理に戻ってきたという話をしてくれました。私みたいな素人からすると、そういうのって製作者にとって凄く嬉しい・ロマンだと思うんですけど、現実は割とそうでもないみたいです。その鞄は試作品という事で本来の値段よりも随分安い値段で売ってしまったそうなんです(本来ならば5万円前後するのを1万円程度で)。それで買った人が1万円程度の安い鞄として使ってしまったんですね。ハッキリ言って手入れゼロ。汚れはそのまま、クリームを塗った形跡もなし。正直これを修理しろとかどうしろっちゅうねん、というのが友人談。

物には適正価格があるんだなとしみじみ再確認しました。もしこのお客がこの鞄を5万で買っていたら、扱いは違ったと思います(まぁそもそもそういう人は5万円だったら最初から買わないと思いますが)。値段に関わらず愛着を持って大事に扱う人もいるかもしれませんけど、やっぱりそれは少数派でしょう。今はデフレだかなんだかで、安いが正義みたいな風潮になってますけど、鍋一つとってもその裏には鉱石掘る人・精錬する人・金型作る人・本体作る人・柄作る人・組み立てる人etcと数え切れない人がいて、その鍋の代金で生活を立てているわけで、そっちの面からしてみても、やっぱりかけた労働に見合った対価をつけるってのは大事なんじゃないかなぁと思った次第です。

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