2014年2月

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14/03/01(Sat)

母親が、安かったし食べたかったからと鰹を一本買ってきました。頭と腸を落とした状態で全長40cm位(出来れば頭は欲しかった…)。3人家族で2日分ってところでしょうか。放っておけば父親が刺身にするんですけど、こういうのは経験を積むためにも積極的に手を出したい所。鰹の捌き難易度は私の中では中です。身が厚いので包丁を入れやすく、鱗も後頭部のごく一部にしか無いので、その点でも楽。ですが、身が柔らかいので崩れやすいのが面倒といえば面倒。身の質から言えば鯛の方がよっぽど簡単です。

とまぁ、順調にサクをとって刺身にするのですが、私はその他の部分を食べるのが忙しいので、刺身は1〜2切れしか食べません。すきとったあばら骨と血あい骨の部分は軽く塩を振って焼き、微塵切りにした自家製生姜の甘酢漬けを添えます。特にあばら骨の部分はマグロで言うところの大トロ。焼いて程よく油の落ちた鰹の大トロに生姜の香り、不味いわけがありません。中落ちをスプーンで掻きとったものと、サクの両端の筋っぽい所は胡麻醤油に10分ほど漬け込んでから鰹茶漬けにします。軽くよそった玄米ご飯の上に胡麻醤油鰹をたっぷり&山葵少々、そこに熱々のお茶を回しかけて鰹にちょっと火が通ったタイミングで頂くとこれまた最高。特に美味いのは筋。生の時はとても食べられませんけど、少し火が入るとプルップルで美味しいのです。ハッキリ言って刺身なんて食べている場合じゃないのですよ。

14/02/28(Fri)

最近都会では野菜の値段が高騰しているらしいですが、こっちは畑に野菜があり余っていてありがたいかぎりです。そんな大量の野菜を少しでも効率的に食べるために、私が常備しているのがポトフ。といっても、肉はほんの少ししか入っていないなんちゃってですけど。使う肉は何でもいいです、牛豚鶏加工肉なんでもござれ。今回は特売品のベーコンをほんの少し。主役はあくまで野菜、肉はダシの素みたいなもんです。

使う野菜は鍋一杯になればとりあえず何でも。でも、味の面から個人的に玉葱は外さない方が良いと思います。今回のラインナップは玉葱・ジャガイモ・人参・大根・ブロッコリー・菜の花。ブロッコリーと菜の花は煮返すとどんどん不味くなるので、別蒸しにしてタッパーに別保存しておきます。香りつけにローリエを一枚とニンニク・胡椒を少々。味付けは塩のみでOK。コレを浅めの皿にドバッと盛り付け、マスタードをつけながら食べるのが最高なのですよ。ちなみに、ここにケチャップ・味の素etcを加えて濃い味付けにすると親も食べるのですが、そういうの嫌いなので確信犯的に私独り占めです。

14/02/27(Thu)

私も世間的にはオッサンと呼ばれる年代なので、多少健康に気をつけてみようかなどと思ったりしています。酒煙草は一切やりませんし、食生活も野菜中心で玄米食、まぁ水準以上の健康ライフといえるでしょう。そんな私の急所が運動不足。昔から大嫌いなんですよ、運動。ウォーキングが身体にいいなんていいますけど、その辺をぐーるぐる歩き回って、何の意味があるんだと思ってしまうのはきっと私の精神が貧困だからでしょう。ですが、そんな言い訳をしている年齢でもないというのも自覚しています。そこで、とりあえず寝る前のストレッチを始めました。運動嫌いの私にとっては画期的なことです。

10分ほどのストレッチで、普段固まりがちなハムストリング・肩甲骨周り・股関節周りなどをほぐす内容。この辺を柔軟にしておけば、四十肩など肩のトラブルを防ぎ、万が一転んだ時にも柔軟に動いて怪我を軽減できるのではないかと。こういうのは大体損得で考えると私は長続きします。転んで骨折→通院・ギプス治療にかかる費用とその間の手間vs毎日10分のストレッチを天秤にかけると、ストレッチに軍配が上がります。毎日のほほんと暮らすには、それなりの努力が必要な年齢になったので、それなりの対策をしていかねばならんなと思う今日この頃。

14/02/26(Wed)

ここしばらく、ココアが食後ドリンクの定番となっています。といっても、そんなカッコいいものではなくて、いつもの通り幾多存在するブラックボックスから、2年前に賞味期限の切れたココアパウダーを見つけ、飲んでみたら普通に飲めたので嗜んでいるというだけの事。これまた最近の定番どおり、ミルクは無いのでクリープで代用してるので、私の理想のココア像には届きませんが、まぁ72点といった所でしょうか。このココアはあまり袋が大きくないので、多分あと3〜4日で打ち止め。次は黒糖あめ湯が待っています。こちらもブラックボックス(以下同文)から取り出した角砂糖状の黒砂糖と片栗粉(当然どちらも賞味期限切れ)を有効活用。2種類一気に使えるので何となくお得っぽいです。で、その次は自家製わらび餅。以下同文の葛粉ときな粉を一気に消費。なんだか最近こんな事ばかりしている気が…。

とはいえ、私が賞味期限切れのものを無条件で全部食べるというわけではありません。嫌いなもの、たとえば(私には)甘過ぎるジュース類全般とか、○○のタレといった(私には)甘過ぎて旨過ぎるあわせ調味料の類とかは、事前に賞味期限をチェックしておき、1日でもその日にちを過ぎれば即廃棄です。本当はカレンダーにメモしておきたいくらい。特に母親が捨てるなと五月蝿いんですが、“賞味期限が切れた”という言い訳は黄門様の印籠の如き効果を発揮します。それもどうなのよ、と思わなくもないですが、こちらに有利な習性はキチンと利用しないとね。

14/02/25(Tue)

このたび(私だけ)玄米食にシフトしました。でも理由はマクロビ系とか、健康に良いからとかそんな素敵なものではありません。ズバリ、ご飯が不味いから、です。うちの両親は歳のせいか柔らかいご飯を好みます。その為、水加減は平均的なもののニ割増、コレでベチャベチャご飯になります。その上、冷めたご飯をレンジでチンする事が嫌いなので、保温状態で放置しますから、ニ日目のご飯とかそりゃもう(私の目には)トンデモナイものです。私自身は十年来鍋でご飯を炊いてきたので、自分の分だけ鍋炊飯をするのは簡単なのですが、炊飯器の横で自分だけ別にご飯を炊くって感じ悪いでしょ。

そんな中、丁度死蔵されていた圧力鍋を発掘した事で、私だけ玄米食にシフトする事にしたのです。あとはまぁ、二次的な要因としてコストの面もあります。うちは自家製の米を玄米で保存し、一か月分くらいずつ精米所に持っていって都度精米しています。でもコレって、私の視点からすると費用と手間をかけて栄養素を減らすってバカみたい、とも見えるのです。米倉にあるのをそのまま食べられればお手軽なのです。長年鍋炊飯を習慣にしてきたので、玄米の圧力鍋炊飯の手間なんて屁でもないですし。ただ、この圧力鍋に一抹の不安があります。鍋本体はともかく、パッキンは明らかに消耗品です。都合よく交換品が手に入るものかどうか…。いっその事、日本に流通する圧力鍋を規格化して、パッキンにも互換性を持たせりゃいいのにと思うんですが、どう考えても無理ですね。その一点で、圧力鍋の道具としての得点は鍋よりも大幅に下にきてしまうのですよ。

14/02/24(Mon)

近所のおっちゃんが黒鯛を釣って持ってきてくれました、ありがたいことです。小さいので(35cm位)食べではありませんが、逆に言えば鮮度が落ちる前に食べきれるって事ですから、それはそれでラッキー。早速刺身にして夕食に。魚によっておろす難度は結構違いますが、基本は一緒。世の中では魚がおろせる=凄い、みたいな風潮も一部にありますけど、全然たいした事はありません。こんなの5匹200円の特売鯵を買ってきて、20匹も練習すれば誰だってそれなりに出来るようになります。ちなみに、黒鯛は私の評価では簡単な部類です。皮がやや固いのが面倒ですが、身も骨も固いのは包丁捌きには楽。

私の中では鯛類の魚で一番美味しい部位はどう考えても皮なので、一般的な刺身のように皮は剥きません。わざわざまんじゅうのガワを剥いて捨てたりはしないのと一緒?です。とはいえ、そのままではやや食べにくいのも事実なので、私の定番は湯霜造り。皮をつけたままサクにした切り身を皮を上にしてまな板に並べ、手拭いをかけてから沸騰したお湯を流しかけてすぐに流水に晒す方法です。熱で皮が縮んでチリチリになるので、マツカサ造りとも言いますが、コレが私のお気に入り。やや薄めに切って胡麻醤油にしばらく漬け込んでからの茶漬けとか、最高です。ちなみに兜と中骨は当然アラ炊きに。捨てるのはエラ・ヒレ・鱗・腸で、他は美味しく有効活用するのですよ。

14/02/23(Sun)

バーニャカウダを食べるようになってすぐに、気体&固体がもの凄く臭くなりました。他に変えた部分は一切無いので、もうこれしか無いと思って検索してみると、こういう症状の人多いんですね。曰く、ニンニクの強烈な殺菌効果で腸内の善玉菌が死滅、ガスを分解できなくなってあんな風になるんだとか。固体はともかく気体はしばらく親に迷惑をかけますけど、こればっかりは仕方がないです。

以前お坊さんのブログで禅寺で、修行を始めると無臭になると読んだ事がありますが、ホントだと思います。葱・玉葱・ニンニクの仲間や肉・魚の生臭ものを断てば、体臭なんて絶対消えますって。この錠剤を飲んでいれば、身体からバラの香りが立ちはじめる、なんてサプリに頼る必要もないのではないかと思ったり。日本人がにおいに敏感ってのも、元々食生活上あんまり体臭が無かったのが、食生活の変化でそうでもない人が出始めて、慣れていないってのが大きな原因かもしれませんね。

14/02/22(Sat)

うちでは意味も無く冷蔵庫が三台稼動してまして、そのうち最も重要度の低い一台(離れに置いてある…)には碌な物が入っていません。下手をすると一ヶ月は開けないんじゃないかという放置っぷりで、いっその事電源切ったらいいのにと思うんですが。まぁそれはともかく、そういうの嫌いな性分なので、電源云々はともかく少しずつ整理はしているのです。今回のターゲットはニンニク。ばらしてあるので元が何玉だったかは不明ですが、スーパーのレジで貰える豆腐パックなどを入れて帰ってくる透明のポリ袋で2〜3袋って所でしょうか。1年以上冷蔵庫に入れてあるので、干からびて中身がスカスカになっています。今ならまだギリギリということでレスキュー。

“ニンニク 大量消費”でググってみたところ、かなりの割合でバーニャカウダが見つかりました。要はニンニクとオリーブオイルのディップ、って感じでしょうか。大量の野菜を前に途方に暮れることの多い私にはピッタリ。バーニャカウダは皮を剥いたニンニクを牛乳で軟らかくなるまで煮てから煮汁を捨ててすり潰し、アンチョビとオリーブ油を加えてよく混ぜたものです。作り方は極めて簡単ですが、うちには牛乳・アンチョビが常備してありません。こういうあるもの有効活用系の料理の時に、新たに食材を買ってくるのは何となく負けた気がするのであるもので何とかします。牛乳はお中元か何かで貰って放置されていた粉クリープで代用。粉クリープは牛乳をフリーズドライしたもの?なので何とかなるでしょう。アンチョビはツナ缶で代用。どっちも魚の油漬けなので一緒でしょう。塩気が足りないのでそこは足さなきゃいけませんし、発酵していないのはなんともなりませんけど、発酵がない分むしろサッパリするかも、などと期待して。結果、他人に食べさせたらバーニャカウダ認定はもらえないけど、コレはコレで美味しい的な一品になりました。捨てるはずのクリープ煮汁はホウレンソウと炒めて有効活用。しばらくは温野菜のバーニャカウダ?を食べまくる日々になりそう。

14/02/21(Fri)

父親が畑から大量のホウレンソウを採ってきました。稲の苗床を作るので撤収したとの事。まぁ仕方のない事ではあるんですが、スーパーで一般的に見かけるホウレンソウ束5〜6個分はありますよ、コレ。ネットで検索すると大量のホウレンソウを処理する方法は、小分けして冷凍しか選択肢が無いっぽいです。が、冷凍保存というのは私にとって、とりあえず冷凍=問題先送り、というイメージしか無いので、なるべくなら避けたいところ。でも、半分くらいは冷凍せざるをえないのが痛恨。

何はともあれとりあえず、食べられない葉を取り除いた後、大鍋に湯を沸かして全部茹でます。タッパー一つ分は鰹節と醤油ベースのおひたしに(超定番)。タッパーもう一つ分は調味料を何も入れずに素のままで冷蔵保存。常備してある蒸し野菜(大根・人参・ブロッコリー・玉葱)と一緒にチンして自家製ドレッシングで温野菜サラダとして淡々と消費します。残ったタッパー一つ分をラップで巻いて冷凍保存。歯応えには期待できなくなりそうなので、パスタ系に転用かなと考えてます。

14/02/20(Thu)

10年来愛用のルームソックス補修中。こっち帰ってきてから母親に、フェルトの在庫が大量にあることを聞き出して、それを使って補修したらいい感じだったので、今度は両踵の番。上手いこと曲面にあわせるのが難しいですが、大きめの長方形に切り出した生地の長辺真ん中2/3くらいに切れ込みを入れ、お互いに寄せるようにすれば割といい感じになります。重なる部分は生地に負担がかからないように切り捨て。

フェルト地の補修の何が良いかって、そりゃもう織り目が無いことに尽きます。普通の布で繕うと、地面との摩擦で特に力のかかる特定の経糸or横糸が切れ、そこから雪崩式に壊れていきます。が、フェルトには元々織り目がありませんからこれがないばかりか、地面との摩擦でむしろ生地が締まっていきます。ただ良い事ばかりではないわけで。難点その一、縫い糸はやっぱり切れます。どうしても縫い目は接地面に出るので、その糸は摩擦でその内切れます。ただ、切れたらもう一回縫えばいいだけの話で、その手間も布を切って張るのに比べたら微々たる物ですが。難点そのニ、カラーバリエーションが酷いです。このフェルト、妹が高校時代にフェルト人形に凝っていた時の残り物で、原色しかありません。薄い茶色とか落ち着いた緑とかは皆無。誰が見るわけでも無いのでいいかと開き直り、私のルームソックスの裏側はまさに満艦飾状態。左右非対称、前が赤で後ろが黄色とか。オッサンが履くにははなはだ不適切ですが、家の中だけですんで、まぁいいかなと。

14/02/19(Wed)

何となく毎週月・火は台所掃除の日というリズムが定着しつつあります。綺麗好きの主婦は毎日のように掃除するんでしょうけど、これくらいでも私基準では十分綺麗になるんで。ただし、シンク・ガス台周りは毎日掃除するのでそれ以外の部分、床・壁・冷蔵庫周りなどがこの掃除対象となります。私の掃除は超簡単。どけられるものを全部どける→箒で掃く→雑巾で拭く→どけたものを戻す、以上です。相変わらず頑ななまでに掃除機は使いません。箒で掃くと獲物の量が一見して分かるので、満足度が高いのですよ。

ちなみに掃除の時に気をつけていることが一つ。少し前にここに書きましたが、定期的に同じ作業をしていると、必ず手順というものが出来てきます。今回の場合は椅子や机をどかす順番、雑巾をかける順番などの大きいものから、一旦剥がした床マットをどこにとりあえず置きしておくかのような小さな事まで。それ自体は作業の効率化という点で悪い事ではないのですが、必ず無意識に無視する部分というのが出てきてしまいます。ですんで、私の場合は毎回ルーティーンに加えてどこか一箇所、いつもは掃除しない部分を掃除します。電灯の笠とかテレビ台の裏とか、何でも構いません。そこがやっぱりあんまり汚れてないなら次はスルーですし、もしかしたら重要度が高くてルーティーンに組み込まれるかもしれません。いずれにせよ、どこか小さくても新機軸を組み込むことが重要なのです。そうやって一ヶ月も掃除してれば、割と見違えるようになります。まぁ、綺麗好きの人なら誰でもやってることかもしれませんけどね。

14/02/18(Tue)

うちの洗剤棚には長年のお中元・お歳暮で溜め込んだ洗剤類が山ほどありまして、それを少しでも減らすべく分類整理、明らかに使わないものは捨て、使える物は順次使っていく方向で鋭意努力中。その中で割と困っているのが漂白剤の類です。そもそも私、漂白はしない派なのです。布は使っていけばどうしても黄ばみ・色褪せていくもので、それでもきっちり洗濯が行き届いて清潔なら良いじゃないかと思ってます。が、これだけ(10本以上)漂白剤があると、ちょっと使うかなという気になるわけで。

ですが、使って思うのですが漂白剤って意味ありますか?今使っている漂白剤は1リットルの水に5g溶かして漬け込みは30分以内。その後すぐに水ですすいで干すこと。長時間漬け込むと布が傷むので厳禁、なんて書いてます。で、一応説明書のレシピで布巾を洗ってみるのですが、正直ビフォーアフターが全く変わりません。ホントにこれ、白くなってるの?レベル。正直完全に無駄な作業なんじゃないか感が否めないのです。使った布巾を毎日漂白するのなら、黄ばみ・色褪せのスピードはかなり落ちるんじゃないかとは思いますが、既に定着してしまった黄ばみ・色あせにはあんまり効果がないのでは。それだったら毎日漂白剤じゃなくて洗剤で洗っても一緒な気がするんですよね。やっぱり、私の中では漂白剤は要らない子です。

14/02/17(Mon)

何故か土曜日は鍋の日と決まっている我が家。今までは残った鍋はその場で豪快に捨てていたのですが、私がそんな事出来るはずがありません。当然有効活用します。今回残ったのはブリアラ(中骨部分)が1切れと、クタクタになった白菜、それに昆布といった所。あとは鍋に投入しないで残った白菜・春菊が少々と、使わなかったポン酢・大根おろしもこれまた少々。見るからにザ・残り物という感じです。

そのままだと土鍋が大き過ぎるので、とりあえず小さな土鍋に残りを移します。汁は濃縮され過ぎているので、水を足して適当な濃度に。残り野菜はジップロックに保存しておいて、適宜投入。最初は普通の鍋として食べます(量が少ないので卓上コンロは使わず、コンロで作ったらテーブルに持っていってそのまま食べる形をとります)。使う調味料は当然、前日残ったポン酢と大根おろし。大根おろしはタッパーに密封しておけば、多少香りは落ちるかもしれませんけど極端な違和感は感じません。具を全部食べ終わったら使ったポン酢&大根おろしを合流、茶碗に半分ほどのご飯を入れて再び火にかけ、おじや(もどき)にします。私はおじやの柔らかいご飯が嫌いなので、ご飯が温まったらすぐ食べるあくまでおじや(もどき)。卵はダシの微妙な香りを全部壊してしまうので、世間的には定番ですが入れません。ちなみにこの隣では、父母が新しく作ったカレーを食べていて、これが現代の孤食であろうかと思ったり。いえ、カレーは数日大丈夫なんで優先順位を考えただけなんですけどね。

14/02/16(Sun)

ブロッコリーの茎が随分溜まってきました。いつもは玉葱なんかと一緒に野菜炒めにしてしまうんですが、毎回それでは芸が無いと思い、今回はピクルスに加工。ピクルス液はネットで検索したものをそのまま使用。酢・砂糖・塩・鷹の爪・ニンニク・ローリエ・粒胡椒など、大抵の材料は手持ちにあったのでそのまま使ったのですが、持っていなかったクローブはスルー。買ってきても次いつ使うか分かりませんしね。

野菜はブロッコリーの茎がメイン。皮は剥かずにそのまま乱切りにして使います。ただ、これだけだとあまりに寂しいので、畑から引っこ抜いてきた人参・大根と納屋に吊るしてあった玉葱を追加。色的には随分にぎやかに。煮立てたピクルス液に大きさを揃えて乱切りにした野菜(玉葱はバラけないように楊枝を刺す)を入れて煮る事1分。あとは瓶に移して冷めるまで待つだけです。東京にいたときには残ったピクルス液の処理に困って殆ど作ったことがありませんでしたが、こちらではあり余る野菜の処理に毎食サラダを食べているので、そのドレッシングに転用する目処が立ったので、今回のプランとなりました。中に入っている具よりもピクルス液の方がコストかかってるんだから、仕方ありません。まぁ、ケチなのが全てといわれればそれまでなんですが。

14/02/15(Sat)

東京にいた時から野菜多目の食生活ではあったのですが、こっちに帰ってきてからますますその傾向が強くなっています。東京にいた時は、実家から送られてくる以外の野菜は食べる分だけスーパーで買ってきて料理する、が基本でした。それは即ち、手元のストックの量を自分の意志で調整できるって事です。が、畑があると話は違います。植えておいた野菜はこっちの意志に関係なく勝手に大きくなって、勝手に食べ頃を過ぎてしまいます。

とてもじゃないですけど、そのスピードについていくことは無理。大根なんかは干し大根に加工していきもしますが、それだって限界があります。知り合いに愚痴るとくれなんて言われますが、それも無理。野菜を作っている人なら分かると思うのですが、採りに来てくれて勝手に持っていってくれるのなら大歓迎。でも、野菜を採ってきて・余分な部分を取り除いて・洗って・新聞紙で包んでビニール袋に入れて、と曲がりなりにも人様にあげられる様な形にする手間がハンパないのです。でもそんな奇特な人はあんまりいません。近所の人は皆畑を持っていて、条件同じですしね。そんな環境で暮らしているせいか、うちの両親は野菜を酷く粗雑に扱います。皮は分厚く剥いてどんどん捨てるし、大根や人参の葉っぱは全く食べません。ブロッコリーの茎なんてゴミです。そういうの、何とかならんもんかなぁと思ってるんですけどね。

14/02/14(Fri)

今日の一品は菜の花のおひたし。少しですが、出始めてるんですよね菜の花。少し苦いのでうちではマヨネーズをつけて食べるのが伝統でしたが、私はむしろその苦いのが好きなので、苦味を消さないように醤油or自家製ドレッシングで食べるのが好きです。畑を持っているとこんなのいくらでも生えてくるんですが、東京に住んでると何でも買わなきゃいけないのがちょっと嫌でした。

苦味といえばフキノトウも出始めてまして、こっちも定番は苦味を消すために天麩羅が有名ですが、同じ理由で私はフキノトウも天麩羅にはしません。一番良くやるのは微塵切りにして鰹節と醤油ほんの少しを回しかけ、ご飯に乗っけて食べるのです。無論苦いといえば苦いのですが、そもそもそんなに苦いのが嫌ならばフキノトウなんて食べなきゃいいと思うのですよね。栄養素的にはたいして貢献しそうもないですし。まだまだ寒さど真ん中ですが、少しは春っぽい気配が見えてきたかなと思われる今日この頃です。

14/02/13(Thu)

親戚の人がポンカンを一箱送ってくれたので、最近のビタミンC源はもっぱらコレ。両親は食べないので、私がもっぱら食べています。食べない理由は1.種があって取り出すのが面倒臭い。2.酸っぱい。の二つだそうで、もし私が親の立場ならその軟弱っぷりに激怒して口に突っ込む所ですが、そういうわけにもいきません。それに種があるといっても2房に1個位で別に大した手間でもありませんし、酸っぱいといっても私基準では酸味があるな?程度。無問題レベルです。

大体世の中、甘いもの信仰が強過ぎると思うのですよ。酸味・甘味・香りetcが複雑に絡み合った所に果物の美味しさがあるのであって、ただ甘いのが好きなんだったら砂糖買ってきて舐めるのが一番って話です。そういえばトマトも最近甘いですよね。フルーツトマトってヤツ。ただ私の中ではトマトはあくまで野菜、パスタに使ったりサラダに使ったりするので、甘味よりはむしろ酸味・香りの強いものが望ましいんですよね。それがひたすら甘いものを追及するってのは、子供味覚?とか思ったりもしたりして。

14/02/12(Wed)

食事は基本的に米ベースの私ですけど、たまには違うものが食べたくなって、お好み焼きとか麺類に浮気する事があります。今日は実に久しぶりにパスタ。いわゆるスパゲッティというタイプを買ってきました。パスタは味付けによって色々な料理に派生します。一般的にパスタを味付けするなら、ペペロンチーネ・カルボナーラ・ミートソース・ナポリタン・ボンゴレ、まだまだ色々ありますけど、パッと頭に浮かぶのはこんなものでしょうか。ちなみに、納豆スパ・醤油味のキノコスパ・明太子バタースパなどは私の中ではパスタと認定されていませんので、作りもしなければ外で注文もしません。不味いとは思いませんけど、アレは違うと思うのですよね。

というわけで、今回は私が一番好きなペペロンチーネ。材料が少なく手間かからず、しかもパスタの味が一番楽しめると言えばコレでしょう。材料はオリーブ油・塩・鷹の爪・ニンニク・ウインナー・玉葱・パセリ、以上です。弱火のオリーブ油で潰したニンニク・輪切り鷹の爪を煮るようにして香りを出して取り除きます。そこにスライス玉葱を入れて弱火でじっくり。いい感じにしなっとしてきたら微塵切りのウインナー(香りを出すためなので量は控えめ)を加え、塩で味を決めます。最後にアルデンテのパスタを入れて全体をからめ、皿に盛ってパセリを振って完成。イタリア料理店で1,000円前後するこの一皿が、原価100円前後で出来てしまうなんて、やっぱり自炊はやめられませんね。

14/02/11(Tue)

うちでは何故か父親が味噌汁作成担当になっているんですが、ずっと気になっていたことがやっと分かりました。味噌汁が不味い事では定評のあった(当然父方の)祖母の味噌汁に、父の味噌汁の味がそっくりなのです。生まれた時から刷り込まれた味覚は本当に恐ろしいです。具体的に何が不味いかというと、まずダシが全く効いていません。一応干し椎茸を投入はしているのですが、いくら形をなぞっても料理なんて結果が出なけりゃ何の意味もないのです。そして薄い。味噌をあと五割増入れなければ、現状ではただの茶色いお湯。そして常連のワカメがトロトロ。わざわざ本場徳島から取り寄せているいいワカメなのに、前日から水に漬けていれば折角の歯応えなんて皆無になります。コレが思い出にある祖母の不味い味噌汁にそっくり。

いえね、祖母が料理下手だったわけではないのです。煮物・焼き物・揚げ物、他の料理は普通に美味しかった記憶があるのですが、何故か味噌汁だけは不味かった。そしてその伝統が父親にも受け継がれてしまったと。この味噌汁は不味いと認識しているので、私には遺伝していないと信じていますが…。ちなみに母方の祖母の味噌汁も負けず劣らず酷かった。こっちは味は普通についているのですが、三日分くらい纏めて作るのでダシジャコから臭み出まくり、豆腐はグズグズ・葱はドロドロ、葱なんて煮込みすぎて色が抜けてましたからね。子供の頃、外食で何が美味しかったってそりゃ味噌汁ですよ。定食についてくる普通の赤だしが輝いて見えました。この二人の影響で、年寄りだからといって料理が上手いとは限らない、が私の中に刻み付けられてます。

14/02/10(Mon)

Uターンしてきて格段に食べるようになったのがサラダです。いえ、東京でも野菜中心の生活はしていたのですが、こっちは向こうにもまして野菜が多い。それに、私以外のメンバーが割と考えなしに野菜を使うので、大根がほんの少しとか、春菊の茎とか、そんなちょっと余り野菜が結構出るので、それを消費するために毎食せっせとサラダを食べます。サラダというと生野菜がメインですが、春菊や白菜は生というわけにもいかないので軽く湯通しして。大根や人参は千切りで。サイズとしては一般的なランチについてくるサラダの倍くらいの量でしょうか。

ドレッシングは無論自作です。油と酢を2:1の割合で混ぜて、そこに適量の塩を加えたものがベース。これはある程度作って冷蔵庫に常備してあります。油は結構量を使うので、本当はオリーブ油といいたいところですが、普通のサラダ油。こっちの方がドレッシング自体の主張が少なくて野菜の味が全面に出るというメリットもあります。酢は安い米酢が基本ですが、今の所は母親が気まぐれで買って放置してあるワインビネガーメインで。ただ、このドレッシングもリサイクルが優先されます。鍋の翌日でポン酢が余っていればそこにごま油を足して和風ドレッシングを使いますし、小魚の南蛮漬けを食べ終われば漬け汁にサラダ油を少々加えてなんだかよく分からんドレッシングに転用します。要するにサラダという形で細かい残り物を処理しているという事ですね。

14/02/09(Sun)

母が今日は久しぶりにトンカツを揚げるわというので、そうなのねと思ってスルーした夕食時。そこには薄切り豚肉にから揚げ粉をまぶして揚げた謎料理が。私基準ではどっからどう見てもコレをトンカツとは呼ばないんですが、70前後の年代層ではこれはトンカツなんでしょうか。そして残るのは食べる量を全く計算せずに刻まれた大量のキャベツの山。従来うちでは、トンカツキャベツとか刺身大根などは飾りとしての役目しか持たず、食後は生ゴミ直行なのが基本だったのですが、当然私はそんな事しません。トンカツ?の翌日はお好み焼きです。

私のお好み焼き基本レシピは小麦粉100g・水100g・卵1個・粗微塵切りキャベツ200gで、ここにトッピングとして豚肉・鰹節・青海苔などが適宜入ります。材料を全部混ぜて温めたフライパンに流し込み蓋をせず3分・ひっくり返して蓋をして3分・もう一回ひっくり返して蓋を外して3分、がこれまた焼き方の基本。キャベツの量がとても多いので、お好み焼きというよりはキャベツ焼きとでも言うべきレシピですが、熱を通したキャベツにソース&マヨネーズは最強の美味さ。ですが、大根おろし&醤油も捨てがたいので半分はこっちで食べます。最近すっかり値上がりしてしまった小麦粉ですが、安い食材なのに変わりはありません。安いのにこの美味さ、やっぱり小麦粉は最強食材の一角だと思います。

14/02/08(Sat)

うちでは一応誰がどこを掃除する買ってのが暗黙の了解で決まってて、風呂場は父親の担当なんですが、コレが(私基準だと)全然ダメなのですよ。こまめに掃除はしてるんで、タイルの床や壁が水垢でぬるぬるしてる、なんてことは全然ないのですが、彼の中で掃除をする場所ってのが決まっているらしくて、それ以外の場所はどんなに汚れてもスルーしてしまいます。たとえば天井の灯り、シェードの中に虫が入り込み、黒い影が相当量うつっていてもスルー。天井の隅で結露した水分から黒黴が発生していてもスルー(ツルツルの壁なので濡れ雑巾ですぐに綺麗になります)。なので、そういう場所はこっちで勝手に掃除してます。

でもコレってうちの父親に限った話じゃないと思うのですよ。掃除が習慣になると、掃除のルート・手順が自然に出来てきます。その完成度が高ければ問題ないのですが、割とそうでもない場合が多くて…。私は掃除というのは“汚れを見つけて綺麗にする事”だと思っています。なんだそんなの簡単じゃないかと思うかもしれませんけど、コレが実は難しい。自分が日頃暮らしている空間ってのは見慣れすぎてて、掃除前の状態が当たり前になってるんで、汚れているんだとは意外に認識できないのです。これが極端まで進化するといわゆるゴミ屋敷というヤツになります。一般人には耐え難い環境ですが、毎日そこで暮らしていると、それが当たり前・平気になるんでしょうね。結局何が言いたいかというと、掃除ってのは実は結構難しいって事です。

14/02/07(Fri)

今日の一品は鯵味醂干し。Uターンしてきてから魚率がますます上がっています。人数がいるので消費速度が速い・平均年齢が高いので肉より魚・風通しが良い干しスペースがいくらでもある、などの理由です。ちなみに鯵はあんまり味醂干しにしない魚である気がしなくもないですが、やってやれないことはない…どころか普通に美味しいですんでオススメです。

作り方は超簡単。魚干し網(一家に一台推奨)さえあれば、誰だって簡単に作れます。今回の鯵は15cmほどの豆鯵より一回り大きい、多分一番ありがちなサイズ。切り離さないように注意して背開き・頭は背中側から真っ二つにして、腸・エラを取り去り、流水でよく洗ってから水を切っておきます。漬け汁は味醂と醤油同量、ここに今回はすりゴマを適当に入れて市販の味醂干しに近づけてみます。干す時間は半日〜1日程度で、表面がカピカピになったら完成。味醂干しは糖分が多いせいか一夜干しよりも格段に焦げやすいので、焼く際にはそこだけ注意。今回の鯵は10匹で400円、つまり1匹あたり40円。コレが味醂干しにすることによって(多分)1匹100円くらいにランクアップします。石油燃料は一切使わず、働いたのは太陽の光と風なのもロマンをくすぐりますね。

14/02/06(Thu)

うちには当面要らないものをとりあえず突っ込んでおく戸棚が大量にありまして、そんな曖昧な存在が許せない私は暇を見つけて少しずつ整理しています。そんな中見つけたのがコロコロ。カーペットの上などを転がして埃をとるあのコロコロです。ですが、現在うちの床は畳・炬燵布団などはあるもののカーペットは存在しないため、お役御免状態になったものと思われます。そこでふと思いました、コレって砂壁の掃除が出来るんじゃね?

思い立ったら即実行、コレが予想以上に綺麗になったのですよ。無論、少し前にここに書いた内部に巣食う黴や溶けて染み込んでしまったゴキブリの糞には全く効果がありません。が、表面に引っかかった埃や蜘蛛の巣の欠片には効果絶大。そして、客観的に見るとそんなに多くもないこれらの汚れを取り去ると、部屋の雰囲気ががらっと明るくなる予想以上の効果。砂壁の表面に引っかかったこれらの汚れは、はたきでも落とす事が出来ますが、埃は少し落ちてまた引っかかりますし、蜘蛛の巣はそれ自体ねばねばしているので、なかなか取れません。この分野では明らかにコロコロ>はたきです。コロコロの様な使い捨て道具は基本嫌いなのですが、これは時々取り入れざるを得ないかも。

14/02/05(Wed)

この辺は電池・蛍光灯の回収が数ヶ月に一度なので、その日に出すのを忘れると割と大変な事になります。そして当然のようにうちの電池・蛍光灯回収袋は、何回回収日をスルーしたのか大変な事になっています。先日ふと思いついて、その大量の廃棄乾電池にバッテリーチェッカーを当ててみました。そしたら驚くほど残っていたのですよ、使える電池が。私の持っているチェッカーは青→黄→赤と三種類のランプで電池の残量を表示するのですが、青表示なのが1/4〜1/3ほど。チェッカーが全く反応しなかったものの多くは、下の方にあって電池同士の反応ですっかり錆びてしまったものなので、まだ使えるのに捨ててしまった電池はもっとあると考えられます。私にとっては使いようのない単一が殆どなのがどうしようという感じではありますが、単三・単四はいくらでも用途はあるのでこれはラッキー。

思うに現在電池を使う製品って割と贅沢な電池の使い方をしていると思うのですよ。すぐに思いつくのはデジカメ。専用の充電地を使っているものはともかく、うちのような一昔前のアルカリ乾電池も使えるタイプは、まだたっぷり電気が残っているのに音をあげやがります。そうすると、電池切れと思って捨ててしまうのですがそれが浅はか。デジカメでは使えませんが、ラジオや時計なら十分以上に使えるのです。バッテリーチェッカー、ほんの1000円前後で手に入ります。どこの家庭にでもある、とはいえない普及度だと思いますが、これは絶対に一家に一台だと思うんですよね。

14/02/04(Tue)

寒い時期家族がいると必然的に鍋になるケースがままあります。担当は大雑把な性格で知られるうちの母。適当に切った野菜は必ず結構余ります。今まではその辺に放置→萎びた頃を見計らってもう食べられないからと廃棄、を繰り返していたようですが、当然私はそんな事しません。翌日は大体(一人で)大量のサラダを食べるハメになります。今の時期鍋によく使う野菜は白菜・春菊・水菜・シメジ辺りでしょうか。水菜は頑張ればいけますが、残りはどれも生食はちょっと辛いラインナップ。そこで、水菜も纏めてサッと湯通ししてしまいます。こうなると厳密にはサラダと呼ぶのも怪しくなりますが、まぁその辺は何となくサラダで良いんじゃないでしょうか。

ドレッシングはこれまた適当で…以下略知られるうちの母がとっかえひっかえ買ってきては数回使って放置→廃棄を繰り返す悪癖を何とかやめさせ、私の自作。ドレッシングなんて簡単です。基本は酢と油を1:2に塩を適量、これを空いたドレッシングボトルに入れて使う直前に振るだけ。作るたびにいちいち計量するのが面倒なので、黒いビニールテープを小さく切って、定量の高さに印をつけておけば尚簡単。基本これでも十分なのですが、気が向けばニンニク・玉葱・パセリ・鷹の爪など香りの強いものをトッピングすれば、○○ドレッシングになります。とはいえ、余りものサラダの時はこのドレッシングは使いません。使うのは鍋で残ったポン酢と大根おろし。ここに胡麻油をちょっと足すと何となく和風ドレッシングっぽくなります。なんだか余りものばかり食べているような気がする昨今ですが、決して気のせいではない筈。

14/02/03(Mon)

本日の一品は金柑の甘露煮。本当は作りたくないんですけど、親が庭に実っている金柑、そのままにしとくのはもったいないと連呼するもので。作っても食べないんですけどね、彼ら。冷凍庫にはジップロック(大)に4袋のストックがあって、もう要らないんじゃね?と思うんですが。作る→冷凍→数年後にそのまま廃棄のアホみたいなコースはやめて欲しいと切に願う私。というわけで、たいして好きでもないのに毎食後1.5粒をノルマに頑張る私にまた作れというのか。

愚痴っても仕方ないので作りますけど。採ってきた金柑はヘタを取り除いて一箇所切れ込みを入れます(この辺は流派によって入れない・十字に入れる人、色々です)。ヒタヒタの水を注いで火にかけ、沸騰したらザルにあけ、再び水をヒタヒタに注いで一晩放置。多分コレで苦味が抜けます。再び水をよく切り、金柑の半量の砂糖・それと同量の水を注ぎ、落し蓋をしていい感じになるまで弱火で煮詰めるだけ。私の場合は1時間が目安。今回は水の半分をその辺に転がっていた焼酎にしてみたのと、砂糖を多分今後使わないだろうと思われるキビ糖にしてみたのが気まぐれポイント。完成品を味見しましたが、全部水&上白糖の通常バージョンとあんまり変わりません。まぁ、気分という事で。ジップロック(大)3袋に小分けして冷凍し、食べるのは順番で秋口以降ですかねぇ…。

14/02/02(Sun)

昔はこんなにこまめに掃除をする性格じゃなかったんですが、一人暮らしは人間を綺麗好きにするんでしょうか。というわけで、今日は独断と偏見に満ちた私の掃除道具紹介。1.箒・チリトリ・ハタキ、やっぱり基本はコレでしょう。ハタキで高い所の埃を落とし、箒で集めてチリトリで回収。ハタキが私の中でレギュラー化したのはここ数年のことですが、実に便利です、ちなみに自作。適当な棒と古布少々があれば誰にでも作れます。2.雑巾・バケツ、1.の後はお約束のコレ。箒をかけてしまえば雑巾で床を拭く前と後では実際そんなに埃の量に差は無いと思うんですが、気分が全然違います。ちなみに、住宅用洗剤はどうしてもそれが無いと落ちないっぽい汚れがあれば使いますが、基本は準レギュラーです。

3.踏み台・住宅用洗剤・メラミンスポンジ・マイナスドライバー、こっから先は準レギュラー。踏み台はもはや懐かしの家具に分類されてしまう気がしますが、実は超使えます。私の背があんまり高くない(170cm弱)からかもしれませんが、30cm程の踏み台でも楽に掃除できる範囲が激増します。高い所は意外に手薄になりがちなのでコレは重要。残りは頑固な汚れに対処するためグッズ。マイナスドライバーはこそげとり用のヘラとして使っていますが、今頭にあるのはもんじゃ焼き用の小さなヘラ。アレ、大きさが最高なんですよね。今度東京に遊びに行った時にでも買って来ようかと画策中、いつになるか分かりませんけどね。

14/02/01(Sat)

家が無駄に広い故あちこちに(私の基準で)汚い部分がまだまだ沢山あり、燃える日々が続いています。とはいえ、どう考えてもどうにもならない部分というのもあるわけで、ホントなんでこんな風に作ったんだかと内心愚痴る事も多いです。最近の最大の愚痴りポイントは台所・脱衣場の砂壁。これは大失敗だと思います。この二箇所、どうしても湿気が多くて壁が結露→黴が生えます。おかげで壁の所々に黒いシミが。黴は砂壁の奥深くに巣食ってますんで、拭いても意味がありません。また、カビキラーのようなものを吹き付けると黒い汚れが流れてシミが広がるだけですし、洗剤成分による壁変色のリスクもあります。もうお手上げ、見なかった事にするしかありません。

更に黴の上位バージョンとしてゴキブリの糞があります。脱衣場の天井近い角、湿気が特にたまりやすい場所にゴキブリが巣として使っていたっぽい場所がありまして、ゴキブリの糞が大量に。ゴキブリの糞って直径1mm以下の黒い砂粒のような物体で、乾いていれば何て事はないんですが、湿気で柔らかくなった糞が砂壁にしみ込むと、これもまた処置無し状態になります。砂壁って見た目は風雅な場合もありますが、実用面では全く良い事ないですね。こういう湿気の多い場所の砂壁は論外ですが、湿度面では優遇されている居室空間でも、表面の凹凸に埃が引っかかる・経年劣化で砂が落ちてくる・大規模な拭き掃除が不可、などなど。まぁ今時新築家屋で砂壁を選択する人もいないでしょうし、そもそも木舞いを組んで壁を塗るなんて贅沢なご時世ですから参考にはならないでしょうが、砂壁はホント止めた方が良いと思います。

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