2017年11月

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17/11/30(Thu)

今日のリクエストは麻婆豆腐ということで挽肉と豆腐を買ってきたのですが、そういえば10日くらい前にも作ったんじゃね?と思い出してやる気がなくなり、同じ材料で作れる料理という事で豆腐ハンバーグに路線変更しました。まぁ、わりと良くある事です。豆腐一丁をフードプロセッサーにかけてスムージー状にし、手拭で包んで流しの蛇口に引っ掛けて30分ほど水切りします。玉葱半個も同様にフードプロセッサーで粉砕。

挽肉100gと玉葱を混ぜてよく練ったところに豆腐を投入。つなぎに片栗粉大匙1加えてよく練ります。ここで標準的なハンバーグなら両手でお手玉をして中の空気を抜くんですが、豆腐ハンバーグはいくら水を切ったとはいえ豆腐が入っているので柔らか過ぎてお手玉なんぞしようものなら一瞬で空中分解してしまいます。ですんで、ハンバーグというよりはお好み焼き感覚で焼くと上手くいくかと。ひっくり返すのも崩壊の元なので、出来れば一回に止めたい。今回は蓋をして弱火で片面5分ずつで上手くいきました。ソースは味醂と醤油同量を少し煮詰めたものに、大根おろし&刻み葱の照り焼き風で。結果:鉄板の味わい。ハンバーグというよりはがんもどき風になってしまったのですが、コレはコレでいけるんじゃないかと。

17/11/29(Wed)

春菊が採れはじめました。個人的には好きな鍋用野菜トップ3に入ります。ちなみに残り二つは大根・白菜。春菊って香りが独特なので苦手って人も結構多いんですが、私はこの香りが大好き。春菊が出てくるともう水菜は入れなくていいやと思うんですが、使わないと畑で朽ちていくだけなので仕方がなく使っています。水菜、別に嫌いじゃないんですが、水菜じゃなきゃ駄目なオンリーワンな点がイマイチ無いのが致命的だと思います。

うちでは畑で一通り葉物野菜を作っていますが、個人的に必要なのは春菊・ほうれん草・白菜・キャベツ、以上。小松菜・水菜・青梗菜etcは別になくても良いんじゃないかなと…。ただしここで一点、春菊のデメリット。アブラムシが凄いんです。特に先の新芽部分には時に真っ黒になるレベルでアブラムシが密集しています。ボウルに水を溜めて振ると大体落ちるんですが、結構残ります。面倒臭いのでそのまま鍋にぶっこんで沸かしてしまって気にしませんが、都会人には無理かも。水を張ったボウルに沈めてしばらく置いておけば完全に取り除けるんですけど、面倒臭いんでやってません。田舎に暮らしていたらこんなの細かく気にしていたら病気になるんで、大らかになるのが田舎暮らしのコツだと思います。

17/11/28(Tue)

かなり寒くなってきたんで、パソコン仕事にと指なし手袋を出してきたんですが、コレが臭い。もうヤバイくらい臭い。昨年仕舞う際にキチンと洗ったんですが、残っていた皮脂汚れが一年かけて酸化したものと思われます。あまりに臭いので洗濯に回しました。入浴後風呂の残り湯を使い、洗濯石鹸をこすり付けての揉み洗い。お湯&固形洗濯石鹸という黄金コンビの力は素晴らしく、洗面器にはったお湯が真っ黒になりました。元々の手袋が黒なんでどれだけ汚れていたのかイマイチ分からなかったんですが、どうもかなりの状態だったらしい…。この手袋が白だったらどんな風になっていたのか、考えるだに恐ろしいです。最も白だったら汚れが目立つので、洗い方も違っていたんでしょうけど。

ちなみにこの指なし手袋はフリースの手袋の指先を切ってほつれないようにかがった自作品です。市販品は指が出過ぎて防寒効果が低いんですけど、コレは完璧に自分の指にあわせて切っているので使い心地抜群。冬場の仕事には手放せない一品となっています。そりゃま、エアコンやストーブで部屋全体を温めれば手っ取り早いんですが、そうするとどうしても眠くなるので、仕事中はあんまり使いたくないのです。この部分ではケチは一番の理由ではないのですよ、多分。

17/11/27(Mon)

今日のメインはエビグラタン。これもまた頻繁に食べたいわけではないけど、たまに食べると妙に美味い一品です。新たに買ってくるのは解凍剥きエビと溶けるチーズ位でコストもそんなにかかりません。外で食べるとそれなりに値段がしますけど、家で作ると安いのでオーブンがあればお勧めの一品です。とりあえず昼食時にマカロニとジャガイモの下茹でを済ませておきます。こうすると夕食準備時の手間が一気に省けてお得な感じ。ジャガイモ1個を三つに切って水から火にかけ、沸騰したらマカロニ50gを投入して茹で時間12分。時間がきたらジャガイモとマカロニを別々に取り出し、ジャガイモは小さくカット・マカロニはバターを絡めておきます。

バターで大匙3の小麦粉を炒め、ダマにならないように牛乳300mlを少しずつ注いでホワイトソースを作ります。また、ここで塩とコンソメの素を加えて味を決めてしまいます。ここに↑のジャガイモとマカロニ・スライス玉葱1/4個分・剥きエビを加えてひと煮立ち。あとは耐熱皿に流し込んで表面に溶けるチーズを乗せ、オーブンのグリルモードで様子を見ながら15〜20分焼いて完成。オーブンに突っ込んだらこっちはもうやる事がなくなるので、他のおかずを作れるのもポイントが高いです。また、エビを蟹や鶏肉に変えても普通に美味いという拡張性の高さも良い感じ。オーブンがないと話になりませんが、あれば作ってみると良いんじゃないでしょうか。

17/11/26(Sun)

やばい、もうすぐ12月入ってしまうということで、今日は年越し蕎麦の準備をしました。早過ぎるじゃないかと思うかもしれませんが、そうでもありません。蕎麦つゆはかえしという濃縮調味料とだし汁を混ぜ合わせて作るんですけど、このかえしの方は作ってから寝かせる時間が必要なので、今作ってちょうど良いくらいです。とはいえ、作り方は簡単。醤油・味醂・砂糖をネットで調べた分量通りに混ぜ合わせてひと煮立ちさせ、冷まして寝かせるだけ。だけなんですが、こればっかりは時間が必要なので今から作っておくのです。市販の濃縮蕎麦つゆを使えば簡単にそれなりの味が出せるんですけど、それじゃロマンがないし何より面白くないので駄目です。

年末の準備といえばもう一つ、年賀状を刷らなきゃいけません。ここ数年ずっと木版画でやっているので今年もそうするつもりなのですが、一番難航するのがデザイン作り。何を彫るかを考えるのが一番大変。一旦決まってしまえば後は機械的な作業なので楽ですが、私こういうクリエイティブな作業が苦手なのです。お正月らしい・それなりに請ったデザイン・でも自分のテクニックで彫れる範囲内で、という三条件を満たすデザインを考えるのは楽しい反面結構大変。うーん、どうしよう。ちなみに両親は筆○めで作っており、私は珍獣扱いされてます。何百枚も刷るなら大変ですが、50枚くらいまでなら木版画の方が楽しいし、相手へのアピール度も段違いだと思うのですよね。

17/11/25(Sat)

水菜と大根が本格的に採れはじめまして、サラダでは追いつかなくなったので鍋にして食べてます。一人用の土鍋に水を張り、鶏ガラスープの素を投入。適当な厚さに切った大根を入れて点火し、沸騰してしばらく放置。大根に火が通った辺りで火を止め、ざく切りの水菜を投入して蓋をし一呼吸で完成。自家製のポン酢で食べます。具を全部食べきったら、丼に少しよそったご飯に残ったポン酢&残ったスープを注いでお茶漬け風にし、ポン酢のロスをなくします。

これでも土鍋には結構煮汁が残ってますが、これを捨ててしまうのはもったいない。ということで鰻のタレ方式で再利用します。茶漉しを通して細かい野菜クズを取り除いた後、タッパーに入れて翌日まで保存します。翌日もまた水菜と大根を処理するために同様の鍋をしますんで、タッパーから土鍋に煮汁を戻し、水&鶏ガラスープの素を追加。このように春先まで延々と温野菜鍋サラダが続きます。無論、時には春菊やほうれん草が入ったりしますが、基本的にサラダなので肉魚系は入れません。こうすると、普通にサラダにする倍くらいの水菜・大根が一気に処理できてお得な気分。まぁ、それでも全然追いつかないんですけどね。

17/11/24(Fri)

先日近所のおっちゃんから貰ったパプリカ(赤と黄が各1個)が冷蔵庫の野菜室でえぇ加減邪魔になってきたので、ここらで一気に使い切ろうと考え今日のメインは酢豚です。具はパプリカ2種・玉葱・豚肉。酢豚といえばパイナップルを入れる入れない論争が有名ですが、正直私はどっちでも構いません。惣菜に果物を入れるなんて…とは思いませんし、その反面違和感があるという主張も分かります。ただ、缶詰なり生なりを買ってくると、酢豚に使った残りの処理が発生するので今回は入れません。豚肉はカレー用の一口大に切ったやつ。片栗粉をまぶして高温でカラッと揚げておきます。同じ鍋でザク切りにした玉葱&種を抜いてザク切りにしたパプリカを入れて油通しを済ませておけば、一手間省けて良い感じ。

肉と野菜をあわせて特製甘酢を流し込み、数分煮て味をしみ込ませてから片栗粉でとろみをつけて完成。甘酢は鶏ガラスープの素・醤油・酢・砂糖・水を秘伝のレシピ通りに合わせたもので、ネットで拾ったものをベースに何度か修正を加えてできた物です。ちなみにこういう合わせ調味料系ですが、目分量でやってしまう派とキッチリ計る派がありますが、私は後者。ともすれば前者の方が料理上手に見えてしまうんですけど、キッチリ計った方が味が安定するので、個人的には計ることをお勧めします。また、計っておくと食べた時に問題点を拾ってフードバックする作業がやりやすくなるので、次への発展性という面でも優れていると思います。適当に調味料を混ぜ合わせて不味かった場合、その経験を活かせずに次も不味いとか時間と労力と経験の無駄だと思うのですよね。

17/11/23(Thu)

去年の年末のことをふと思い出し、栗の甘露煮(瓶詰め)を買ってきました。去年、お節用に栗きんとんを作ろうと思ったのですが、肝心の栗の甘露煮がスーパーで軒並み売り切れ。結局、ものすごく小さくて割高なパックを買わざるを得なかったので、今年は早めに買っとこうと思いまして。私が子供の頃は結構豪華なおせち料理を外注していたのですが、親戚関係がどんどん希薄になっていってる昨今、外注おせちが食べきれなくなりまして。それじゃ自分で作った方が手っ取り早いだろうという事で、ここ数年は数品を手作りしています。

父親の担当が鯖の棒寿司。代々祖父→父と日頃は全く料理をしない男衆が唯一作るのがコレ。私も作れるんですが、父の仕事を奪うのもアレなのでここはお任せです。ただ、結構な割合で薄皮を剥ぎ忘れて食べる時に難儀するので、そこはしっかり責任をもってやってほしいところです。母親の担当が数の子。とはいえ、塩数の子の塩抜きをして薄皮を取り除き、だし汁に浸けるだけですけど…。残りは基本的に私の担当です。黒豆・栗きんとん・煮しめ・紅白なます・叩き牛蒡・伊達巻etc。どう考えても圧倒的に私の作業量が多い気がしますが、まぁこの辺は適材適所なので。あと、コレは別件ですが同時期に年越し天婦羅蕎麦も作らなきゃいけないので、年末は結構忙しいのです、私。自分で作ったおせちはパンフレットなどで見る華やかな物に比べると圧倒的に地味ですが、やってみると案外こういうのも良いものですよ。

17/11/22(Wed)

今日はオージービーフのステーキ肉が半額になっていたのでコレがメイン。サシの入った和牛は食べてしばらくしてお腹が痛くなることがあるんですが、赤身メインのオージービーフならその心配がなくて安心。私の胃は質素な食事に慣れ過ぎて、最早大量の油・脂を受け入れられないのです。ステーキの焼き加減はミディアムレア。以前はほぼ焼いていないレアが好きだったんですけど、最近はミディアムレアに落ち着きつつあります。買ってきた肉は筋切りをして塩胡椒・ニンニクをすり込んで冷蔵庫待機。焼く1時間前に取り出して常温に戻しておきます。

焼き時間は肉の厚さによるので一概には言えませんが、基本は強火で動かさずに両面焼き色をつける→火を落として蓋をした状態で余熱数分、がよろしいんじゃないかと。最初は普通につけあわせと一緒に平皿に盛ろうと思っていたのですが、肉汁が勿体なくなったので途中で丼スタイルに変更しました。ご飯を軽く盛った茶碗に一口大に切ったステーキを乗せ、ステーキを焼いた後のフライパンに味醂と醤油を加えて軽く煮詰めて作ったソースをたらり。最後に大根おろしと刻み葱をトッピングして完成。感想:不味くしようがない。失敗するとしたら肉を焼き過ぎて固くする位でしょうか。そこは長年の料理の経験、抜かりはありません。こういうステーキもサシの入った和牛を使うと高いんですけど、オージービーフを使えば一人500円弱で結構凄いのが作れます。やっぱ、自炊最強ですね。

17/11/21(Tue)

今日は何となく食べたくなってチキンライスを作成しました。チキンライスはなんといっても材料費が安い!買ってくるのは鶏ムネ肉1枚(98円)ですし、更にはその半分しか使いません。コレで3人前ですから素敵。買ってきたムネ肉は軽く塩をしてからポリ袋に入れ、なるべく空気を抜いて口を縛ります。そのままひたひたの水を注いだ鍋に入れて点火→沸騰したら弱火に落として5分煮てから火を落とし、蓋をして自然冷却します。ムネ肉は普通に下茹でするとパサパサになりがちですが、こうすると結構しっとりしあがりますんでオススメ。冷めたムネ肉を袋から取り出し、皮と身に分離。身の半分は手で裂いて細切りにした皮と合流させ、千六本の大根を加えてからマヨで合えてサラダにします。残りの半分の身を5mm角のサイコロに切ってチキンライスに使用します。

チキンライスの具は鶏肉・玉葱・人参・ピーマン。多目の油で潰したニンニクを泳がせて香りを出したら荒微塵にした玉葱を投入。透明になった頃合で人参・ピーマンを追加して火を通します。半分位火が通った所で茶碗二杯分のご飯を投入。お玉でダマを潰しつつ全体に具が馴染んだあたりでケチャップ&コンソメの素を入れて全体にかき混ぜていきます。色が均一になった辺りで火を止め、皿に盛ってパセリを散らして完成。感想:失敗する要素のない簡単料理です。いかんせん子供っぽい味なので頻繁に食べたいとは思いませんが、たまに食べると良い感じ。無論、卵で包めば更にグレードアップしますが、今回はそこまでの気力がなかったのでチキンライスで止めました。

17/11/20(Mon)

剪定今日の一本はカシ。樹高は他の樹と同程度に押さえてあるのですが、カシは横に広がる樹なので切らなきゃいけない枝が結構あって1日じゃ終わりません。目算3日(2時間くらい)かな。そして、カシは漢字で樫と書くように堅いです。以前細めの剪定ばさみを使っていて、パッキリ折れました。そして堅い反面脆い。結構な強度があると思って油断して体重をかけるとポッキリ折れます。そんな、わりと面倒臭い樹。

カシの剪定の時に気をつけるのは、剪定ばさみを使う枝の太さ基準を下げるという事です。他の樹なら剪定ばさみで大丈夫な枝もカシの場合はノコギりを使います。そしてカシの面倒臭いポイントは何といってもドングリ。今の時期、カシにはドングリが鈴なりで、剪定をするとコレが地面に散らばります。ある程度はシートで受けるんですが、やっぱり外れる物も結構あって、コレを拾い集めるのが結構大変。ドングリにはアクが少なくて食べられる種類(マテバシイなど)もあるんですけど、うちのは食べられないタイプです。無論、流水に1週間程度晒してアクを抜けば大丈夫ですが、そこまでするのもねぇ…。というわけで、ノコギリでガンガン切ってドングリをちまちま拾う三日間。ホント、庭仕事って地味な作業の連続です。

17/11/19(Sun)

今日のメインは湯豆腐。理由は豆腐が安かったから…。豆腐ってたまにアホみたいに安い日がありますよね。今日はそんな日に当たってしまったのです。うちでは伝統的に湯豆腐というと野菜をアホみたいに入れてしまうので、本当に湯豆腐なのか疑わしい一品を作っていたのですが、私はそれは邪道だと思いますんで純粋に豆腐しか使いません。料理の半日ほど前から土鍋に水を張って昆布を一枚投入。こうする事で良いダシが出ます、コレ唯一のポイント。後は適当に切った豆腐を入れ、沸騰させないように注意しながら弱火で豆腐を温めてやります。沸かすと豆腐にスが入って食感が悪くなるのでNG。

ポン酢は醤油と酢を同量に味醂を少々加えた物に鰹節と昆布を入れて冷蔵庫で常備してありますんで、コレを利用。薬味は刻んだ葱・自家製の柚子胡椒・大根おろしを用意。柚子胡椒は柚子皮と甘唐辛子をフードプロセッサーで粉砕した物に10%の食塩と適量の鷹の爪を加えて発酵熟成させた物。買うとアホみたいに高いので、自分で作ってます。ちなみに湯豆腐を終えて残ったポン酢は、茹で汁で薄めてからご飯にかけて茶漬け風にし最後まで有効利用するのがポイント。自分で作ったポン酢を余ったからと流しに捨てるなんてとんでもない事です。

17/11/18(Sat)

最近水菜がアホみたいに採れてます。1株の根元が大人の腕の太さ位。それでいて他の家族は“水菜はあんまり好きじゃない”とか言ってほとんど食べません。じゃあそもそも苗を植えるなよって話です。私もそんなに好きじゃないです、水菜。中途半端なんですよね。加熱して食べるなら白菜に劣り、生で食べるならキャベツ・サラダ菜に劣る。どうやって食べても上位互換があるんです。でもまぁ、ある物は仕方ないんで毎食淡々と食べるしかありません。

とりあえずはサラダ。根元を落としてザク切りにした水菜と人参・ピーマンなど常備してある野菜を適当に刻んだものを混ぜ、自家製ドレッシングをかけるだけ。でも、生だとかさばる水菜はあんまり食べられないのが難点です。そこで鍋。東京時代に使っていた一人用の土鍋に昆布を強いて湯を沸かし、これまたアホみたいに採れている人参を拍子に切ったものを入れて柔らかくなるまでサッと煮ます。そこに大量の水菜を投入。火を止めて余熱でくたっとなるまで放置したら完成。コイツは自家製のポン酢で食べるのが美味。ここに鶏肉を入れるといわば水炊きになりますが、温サラダの延長という感覚なので野菜オンリーです。残った煮汁とポン酢は丼に移した少量のご飯に注いでお茶漬け風にして食べるとロスがなく満足感が上がります。コレだと一食で手首くらいの太さの水菜を1/3位使えるので、水菜消費メニューとしてかなり優秀。まぁ、畑には一面水菜が植わっているので、所謂焼け石に水ではあるんですけどね。

17/11/17(Fri)

今日の庭木の剪定は柿。柿は太く見えても中がスカスカで折れ易くなっている場合があるので、登ってはいけないというのが通説です。が、登らないと剪定できないので仕方なく登ります。まぁ私くらいの熟練者になると少し体重をかけてやれば折れそうかどうかはチェックできるので絶対大丈夫です←というような人が一番危ない。私、基本的に自分は運動神経ゼロだと自覚しているので、安全面は本当に気をつけます。周囲に脚立を立てて周りから剪定→残った部分を中央の幹に登ってカット、という手順でなるべく樹に登る時間を短くし、なおかつ登っても手を伸ばして伐るのは最小限にするようにします。まぁ、これでも落ちたらそれはそれで仕方ないですね。

柿は結構固い樹質をしていますんで、折り畳み鋸の出番が結構あります。具体的には小指の太さまでなら剪定バサミでいけますが、人差し指や親指の太さになると無理。鋸の出番です。いちいち道具をとりに樹を降りるのは時間と労力の無駄&落下のリスクが増えますんで、腰にベルトで固定した道具ポシェットがここぞとばかりに大活躍します。コレ、もう20年来使っているのですが超便利。鋸・剪定バサミ・雑草除去用の五寸釘・軍手など、庭仕事に必要な道具が一通り入っていて、庭で作業をするときは必ず腰につけています。そして今日も無事に樹上の作業が終わったら降りてきて、その辺に散らばる枝を一輪車に乗せ、畑の定位置に運んで終了。庭木の数的には1/3ほど済んだのですが、面倒臭い筆頭の松が丸々残っているので、今年中に終わるかは微妙な所です。

17/11/16(Thu)

うちの両親が下痢でお腹ぴーぴーになってます。ニュースでウイルス性胃腸炎が流行していると言っていたので、多分それでしょう。トイレの後・帰宅した時には必ず手を洗うように言うのですがあいつ等、私が見ていないとサボるんですよね、自業自得です。ちなみに私は結構神経質に手洗いしてます。子供の頃〜若い頃は手洗いなんてした事なかったんですが、手を洗うというほんの小さなコストで風邪や胃腸炎などのリスクを大幅に減らせるということに気がついて以来、ドケチとしては見逃せないなと手洗いを励行するようになりました。体調を崩すと時間も金も体力も大幅にロスしますから。というわけで、別に特段のキレイ好きというわけではありません、私。

そんなこんなでお粥を炊きます。お粥を炊くのは米からだと40分くらいかかるので、その時間が取れないときは炊飯器のご飯から炊いて時短をします。でも、米から炊いた方が絶対美味しいと思います。分量は米1に対して水10。2人分で米50ml・水500mlです。面倒臭いので研ぎません。というか、この分量になると米糠なんて誤差ですから、研いでも研がなくても大して味に影響なし→無駄な労力は全カットというモットーに則り研ぎません。これを鍋に入れて米が柔らかくなるまでひたすら弱火で煮るだけ。それが大体40分です。途中鍋底が焦げ付いていないかチェックも兼ねて混ぜますが、基本的に触らず放置です。隣で平行して色んなおかずを作っているので、特に負担ではありません。最後に塩で味を調えて完成。結果:絶対こっちの方が美味い。というか、うちはご飯を保温状態で半日〜丸一日放置するので、ご飯に変な臭いがついているのです。そんな変な臭いのご飯をお粥にしても美味しくないのは当然の帰結。私が炊飯器に近づかず、自分の食べる分は全部圧力鍋で玄米を炊いているのはそれが大きな理由なんですよね。あんな臭い飯、よく食べると思いますわ。

17/11/15(Wed)

畑と公道の境に植えてある柿を収穫してきました。甘柿が100個位、絶対に食べ切れません。柿の駄目な所は、果物の定番保存方法であるジャム・乾燥のどちらも使えないことだと思います。ジャムにすればなぜか味が抜け、砂糖の甘味しか残りません。乾燥させても腐りやすいうえに干し柿という完全上位互換があるのでモチベーションが沸きません。というわけで、淡々と生で食べていくのみ。

唯一の救いはそんなに柿は嫌いじゃないという点でしょうか。この時期に溢れがちな柿・ミカン・リンゴの三つをランク付けすると、一応そのトップには来ます。肝心の食べ方ですが、私は柿の皮は剥かない派です。結構少数派?でも、柿の皮はミカンとは違って普通に食べられますよ。ちょっとじゃりっとしますけど、許容範囲内です。ヘタをくり抜いてその回りが黒くなっている場合はそこもナイフを立てて削り取ります。その後、ヘタの跡の穴を上にした状態で八つ切りにナイフを入れますが、敢えて切り離さず最下部1割程度は繋げたままで残しておきます。で、全体を手で持って房をちぎりながら食べるのが私流。他にこういう食べ方をする人、見た事がありません。でも、皿要らずでネットを見ながら食べられるので結構良い感じなのですよ。あんまり行儀が良い食べ方ではないですけどね。

17/11/14(Tue)

今日のメインは前日に貰って下拵えしておいた鯛3匹。25cm〜30cmクラスですけど、鯛って頭が大きくて身が薄いので、サクにするとこのクラスでも全然大した事なくて形になりませんので、発想を変えて最初から全部ヅケにしてしまいました。鱗を落とす→頭と腸を落とす→三枚におろすの→腹骨・血合い骨を除去というルーティーンの後、皮目をバーナーで焼いて所謂マツカサ造りにします。あとは全体に細かく切った昆布をまぶしてポリ袋で密封し、冷蔵庫に入れて丸一日寝かせます。この間、使えるアラは当然アラ煮に加工。中骨は尾鰭を落として三つに切り分けます。頭はカマ・頭・エラに分離し、カマと頭は真ん中で二等分、エラは廃棄です。腹の剥き身・血合い骨周りはそのまま利用。醤油・味醂・酒を同量に砂糖を少々(あんまり甘くないのが好き)&生姜たっぷりの煮汁を煮立たせてアラを投入。紙の落し蓋をして煮汁を対流させつつ3分ほどにて自然冷却させれば完成。魚の煮物はコトコト長時間煮るのではなく、短時間最小限火を通して後は自然冷却の間に味をしみ込ませるのが美味しくするコツだと思います。

翌日、取り出した鯛のサクから適当に昆布を取り除き、食べやすい大きさにカット。醤油・胡麻・刻み葱を絡めて10分ほどおいた後、ご飯に乗っけて食べれば最高。そのまま食べても良いですが、熱々のお茶をかけると更に良し。鯛茶漬けというと鯛のフレークをかける流派と鯛の刺身を乗っけて熱々のお茶でレアにする流派がありますが、私は断然後者の方が好きです。というか、この調理方法って魚なら大体なんでも美味しく食べられます。鰯・鯖など青い魚からマグロ・カツオなどの赤い魚、鯛・ヒラメなどの白い魚も美味い。魚って刺身よりもちょっとだけ火が通った状態の方がずっと美味しいと思いますね。

17/11/13(Mon)

今日は母親からリクエストのあった柚子味噌を作成。昼食後に昼寝に向かう母親を捕まえ、柚子三個とおろし金を渡して皮だけすりおろすように指示します。手が痛いとか文句を言う母親に作業を強制するんですが、言いだしっぺなんでコレくらいの作業は当然だと思います。こっちはこっちでやることがあるんで、いわば分業というやつです。

味噌300g・砂糖100g・酒50ml・味醂50mlを鍋に入れて弱火にかけ、ヘラで練っていきます。味噌は高温の時と冷めた時で粘度が変わるので、素人にはベストタイミングを計るのがほぼ不可能ですが、その辺は勘でなんとなくえぇタイミングを見極めて火を止めます。食べるのにちょうど良い固さまで練ると冷えた時に固まってカチカチになるんで、少し緩めがベストなんですけど緩過ぎてもご飯に上手く乗っからないのでよろしくない。この辺を見極めて火を止めるのは素人には無理だと思いますんで、私も最初からほぼ諦めてます。この辺かなという固さになったらすりおろした柚子の皮と絞り汁大匙1を加えて軽くかき混ぜ、火を止めて終了。柚子を加えたら香りを飛ばさないためにそれ以上の加熱はしません。結果:ちょっと緩いかなと思いますが、まぁ許容範囲内。柚子味噌って買うとアホみたいに高いですが、自分で作ると非常に安上がりです。安定した物を作るのは難しいですが、それなりに美味い物を作るのは簡単なので、これからの柚子の季節トライしてみると良いと思います。

17/11/12(Sun)

今日のメインはイカ。Youtubeで見たイカマヨネーズがやたらと美味そうだったので、作ってみようと思ったのです。動画で使われていたのは生のコウイカでしたが、この辺では滅多に売っていないので、業務用スーパーでイカロール買ってきました。5本入って1kgで680円。グラム68円ですんで結構なお値打ち品。コレを2本解凍しまして、鹿の子に切れ込みを入れます。中途半端に溶けたぐらいが一番作業しやすいんですが、流石にそんなベストタイミングを捕らえる事はできず、完全解凍状態で作業する羽目になりましたけど、まぁ出来なくはありません。鹿の子に切れ込みを入れたイカをひっくり返して一口大に切り揃え、水分を良く拭き取ってから片栗粉をまぶして揚げます。

揚げ時間は1分で。以下は揚げ過ぎると固くて不味くなるので、ちょっと生くらいで引き上げて余熱で火を通す感じがベスト。というか、イカってものすごく油がはねるので、一刻も早く上げたいってのもありますけど。揚がったらマヨ:ケチャップを2:1で混ぜ合わせたソースに投入して絡めれば完成。オリジナルではここに練乳を加えてましたが、うちでは他に使いようがないので無駄になると思い入れませんでした。感想:普通に美味い。ケチャップ&マヨという調味料構成からも分かると思いますが、どちらかといえばお子様が好みそうな味です。ただ次回への課題としては、解凍したイカがやや生臭い。次に作る時は下味段階でおろしニンニクを絡めようと思います。

ちなみに今回の一品の原価は1人前辺り100円弱。ネットで自炊は経済的か否かという議論を時々見かけますが、私は絶対に経済的だと思います。お弁当屋で300円の弁当を買ってくるよりも絶対に安い。ただし、コレは買った材料を無駄なく使い切ればの話。今回イカロール5本の内2本を使いましたが、残りの3本を冷凍庫の奥に忘れて駄目にしてしまったら、そのロスを含めた原価はいきなり2.5倍に跳ね上がります。買った材料を計画的に無駄なく使い切れれば自炊は絶対的に強いですが、不定期にしか家で料理が作れないのであればこの強みは活かせず外食の方が安く上がる結果になるでしょう。まぁ、外食に依存していると成人病まっしぐらでそっち方面でコストがかかるようになるでしょうけど。

17/11/11(Sat)

剪定今日の一本はアオギリ。うちの庭に一本だけ生えているアオギリで、周囲の日本庭園・苔庭風の雰囲気からは完全に浮いています。個人的には切り倒して処分したいのですが、保守層の反対にあって実現できていません。葉がやたら大きく、12月に入ったくらいで全て落とすので片づけが大変。ですんでうちの場合、この剪定で一年間に伸びた分の枝&葉を全部カットしてしまいます。残るは風情の全くない電柱状の姿ですがいいんです、愛着とかゼロですから。

長所というと樹質が柔らかい事です。特に私が伐るのは今年伸びた枝ですから余計に柔らかく、サクサク作業が進みます。伐るのは主に地上3m程度の地点。この樹の先端からワサワサと枝が出て葉を茂らせますんで、その辺に脚立を持って行って全カットです。樹質が柔らかい分成長もとんでもなく早く、一番長い枝だと1.5m程。剪定を1年サボると取り返しのつかない状態になるほど成長が早いです。ホント、庭なんてよほど好きじゃなきゃ持つもんじゃないと思います。庭付き一戸建てなんて何が良いんだろう。

17/11/10(Fri)

今日のメインはサバ。母親は〆鯖が食べたくて買ってきたようですが、表面を触るとちょっと柔らかい。コレは不味いかな〜と思って割ってみたら案の定、生食できる鮮度ではありませんでした。サバって時間が経つと自分で自分の体を消化してしまうらしく、身がグズグズになるんですよね。というわけで、〆鯖はサッパリ諦めてサバ味噌にしました。

サバは頭を落として三枚におろします。鮮度の落ちたサバは身割れが激しいので、丁寧に。まぁ、どんなに丁寧にしても割れる時は割れますし、割れても味には関係ないのであんまり気にしないのが吉ですが。煮汁は味噌・味醂・水を同量にそれより少し少ないくらいの砂糖、後わりとたっぷり目の生姜。コレをサバの切り身を全部置ける底面積の浅い鍋に入れて沸かします。今回はフライパン(小)を使用。沸いたら切り身にしたサバを入れまして、紙の落し蓋をして強火のまま3分。そのまま冷まして味をしみ込ませてから、食べる直前に温め直します。感想:ご飯と最高の相性。コレを毟りつつご飯に乗っけて食べると至福。うちの両親は皮とか血合いの部分は食べませんが、個人的には全部食べるのが正道だと思っています。というか、血合いはまぁともかく、皮を食べない人を見ると魚の一番美味しい所を捨てるなんて分かってないなぁと思ってしまいます。

17/11/09(Thu)

箱一杯のミカンを貰いました。ありがたい事ですが、これだけの量を見るとやっぱりちょっと嫌になります。とはいえ、ナイフを使わないと食べられない柿やリンゴに比べるとアクセシビリティが高いようで、ものぐさな父母もそこそこ協力してくれてそれなりに減っていきます。手で剥けるってのが大きいみたいですね。私にしてみりゃ柿やりんごをナイフで剥くくらい手間でもなんでもないと思うんですが…。

というわけでミカン。これも基本的に生食一択です。ただし、柿と違って加工食品がないわけではありません。果汁を絞って砂糖で甘味を調整した後寒天で固めると結構美味い。でも、そこまでする労力があるかと考えると、皮を剥いてそのまま食べてしまうお手軽さが勝ってしまいます。後は定番の乾燥果物。5mm程度にスライスしてオーブンでカラカラに乾かすとブランデーケーキの具として重宝します。でもこれもオーブン一回分、せいぜい2個作ればそのシーズンは十分なので、大量消費には貢献しません。結局コタツに入って粛々と食べるってのが箱ミカンの適切な処理方法という面白くない結論になりますね。

17/11/08(Wed)

11月も1/3を過ぎたというのに、夜半に蚊の羽音で目が覚めました。適当に頬や額を叩くも当然退治できず。仕方がないので起きだしてきて片付けてあった蚊取り線香を取り出し点火。すっかり目が覚めてしまいました。私、一旦寝たら基本的には朝まで目が覚めないんですが、蚊は駄目ですね。ただ、不思議な事があります。以前どっかで読んだのですが、蚊の羽音って加齢と共に聞こえなくなるんだそうです。実際私も、起きている時に蚊が近づいてきても察知できない事が多いです。でも、寝ていると何故だか蚊の羽音がやたら大きく聞こえるんですよね、不思議。

ところで私、子供の頃から運動神経がゼロでした。今でも飛んでいる蚊を両手で叩くのは極めて下手。打率は多分1割切るでしょう。もう最初から諦めているので作業用のパソコンの隣にはスプレー殺虫剤を常備してあります。叩くのは無理でも殺虫剤の霧の中にかを捉えるくらいは出来るので、夏〜秋にかけての蚊の対策としてはコレが私の定番。運よく目の前で墜落したら、万が一にも殺虫剤の毒が抜けて復活しないようにその場で磨り潰します。あちらも悪気はないんでしょうが、コレばっかりは妥協できません。

17/11/07(Tue)

庭木の剪定二日目は椿。ここからは5mクラスの椿が3本続きますんで、4〜5日は椿を伐る毎日になります。難易度としては楽な部類。木質は固くてしっかりしているので、身体を預けても折れる心配があまりなく、比較的安心して作業が進められます。ただし、イラガには要注意。わざわざあんまりいない時期を狙って剪定しているんで、そんなに事故はおこりませんが、まかり間違って蛹の殻に触ったりすると大惨事になりますんで、そこだけ注意。特に虫食いの酷い葉があると、否が応でも集中力が高まります。私の知る限り、うちの椿の葉を食うのはほぼ100%イラガですんで。

伐った枝は畑に持って行ってしばらく放置した後で焼くので、都心に比べると非常に楽です。東京でも結構庭木の剪定はしていましたが、剪定よりも遥かに手間がかかるのが、伐った枝を細かく切り刻んで燃えるゴミの袋に詰め込む作業でした。下手すると伐る時間の3倍くらいかかるんじゃないでしょうか。その点こっちだと畑に持って行って焼くだけなので非常にお手軽です。まぁ、庭が広い分庭木も沢山あって、ゴミ袋に入れてたんじゃいくらあっても足りませんから、その辺はプラマイゼロかも。うちの庭だと5mクラスの木に換算して20本以上はあるんで、毎年の剪定は結構大変です。この辺も高齢化して庭が荒れ放題になっている家を多く見かけるのは仕方がないことだと思いますね。

17/11/06(Mon)

そろそろ始めないと年内に終わらないので本年度の庭木剪定開始。1日30分〜1時間の作業で1ヶ月くらいかかりますんで、良い頃合です。伐る順番は難易度とか一切関係なく端から。人にもよると思うんですが、私はもっぱらこの方法で伐ってます。この方法だとここまでやったというのがひと目でわかるので、モチベーションを維持しやすいのです。というわけで初回はブドウ。裏庭の勝手口を出た所に棚を作ってあるのですが、コレが一年で結構伸びます。つる性のブドウは数年放っておくと大変な事になるんですよね。うちは毎年こまめに剪定するんで大丈夫ですけど。

ブドウ剪定の基本は簡単。メインとなる枝を決め、それを中心に棚がそこそこ埋まるようにバランスよく脇枝を残しつつ、後は結構ばっさりカット。うちは樹が小さいので脚立を立てて作業しても15分程度で終わります。その後棚の傷んだ部分を修復し、根元に堆肥&化学肥料を埋めてやれば完成。施肥で地面を掘り返すのがそれなりに大変ですが、コレをやらないと来年しっかり実がついてくれないので、重要な作業といえましょう。こういう自分で作るようになって初めて、市販品がいかに凄いかが実感できました。あんな揃ったブドウの房なんてとてもじゃないけど作れません。でも、素人が適当に作っても形こそ不揃いですが味は上々の物ができるので、そこは面白い所だと思います。

17/11/05(Sun)

買ってきて戸棚に入れっぱなしにしていた黒豆、賞味期限が今年一杯なので年末に仕込んでおせち料理にしようかと思っていたのですが、気が変わって食べたくなったので今現在隣で煮てます。黒豆を煮るには3〜4時間と結構な時間がかかりますが、パソコンの隣にカセットコンロを持ち込めば仕事と平行して出来るので大した手間ではありません。というか、普通のガスコンロは黒豆を煮るには向いていないので、むしろこっちの方が好都合なのです。理由:最近のガスコンロは事故防止のために各種安全機能が充実していますが、黒豆を煮るにはそれが仇となるんです。とろ火で煮続けていると立ち消え安全機能?が働いて、勝手に消火しやがるんですよね。本当に余計なお世話です。一人暮らしならまず間違いなく、点火機能さえついていない鋳物コンロに買い換えるところです。シンプルイズベスト。

それはともかく、通常のガスコンロはこのように余計なお世話機能満載で使いにくい反面、カセットコンロはそのような機能が一切ついていないので、とろ火で4時間煮るとかいう作業には向いています。ただし、厳密に計算したわけではないですが、常識的に考えて燃料単価は上がるでしょう。でも、4時間とろ火で煮て100円のボンベを1/3使う位なので、それくらいならまぁ許容範囲内だと思います。ちなみにレシピですが、乾燥黒豆250gに対して砂糖は同量の250g・水は6倍の1,500ml、プラス重曹を小匙半分ほど。コレを全部鍋に入れて一晩浸水させた後、錆釘を放り込んでとろ火で3〜4時間煮込むだけです。一応紙の落し蓋をしてから鍋蓋を木の洗濯ばさみで挟んで完全に閉まらないようにした状態でキープします。黒豆は空気に触れるとしわしわになりますが、紙の落し蓋をしてあるのでまず大丈夫。というか、多少皺がよっても味には関係ないので、あんまり気にしません。まぁ、キレイに煮あがればそれに越したことはないんですけど。

17/11/04(Sat)

随分前に買ったジャガイモがそろそろ賞味期限的にヤバイので、ここらで使い切ってしまおうとポテサラに加工しました。簡単・美味いポテサラはジャガイモ主原料の料理の中で私が一番良く作る一品です。ジャガイモは洗って皮付きのまま一口大にカットし、尖っていない方にピンで穴をあけた卵と一緒に鍋に入れて水をひたひたに注ぎ点火。沸騰したら塩少々を加えた後にマカロニを投入してタイマーを12分にセット。コレで一つの鍋で卵・ジャガイモ・マカロニの下拵えが一気に出来て非常にエコです。

この12分の間に他の材料も処理してしまいます。玉葱は縦に薄くスライスして水に晒しておきます。ハムは小さく微塵切り。彩りの人参・ピーマンも微塵切りです。こいつらはあくまで彩りなので極少量にとどめます。あんまり入れると味がぼやける気がするんですよね。で、タイマーが鳴ったら卵を取り出して冷水へ。しばらく放置した後、殻を剥いて黄身白身に分離し、白身は乱切りにします。黄身はとりあえずそのままで。ジャガイモは一個ずつ網ですくってボウルに入れ、マッシャーで潰します。残ったマカロニはザルにあけて水切り。潰したジャガイモのボウルに全部入れ、マヨだばーと塩胡椒少々。卵の黄身を潰しながら全部を混ぜ合わせ、予め隣にスタンバイしておいた保存用タッパーに移せば、手を洗う回数も最小限で済みます。コレが現状での私のポテサラベスト段取り。料理は味も大事だけど段取りはもっと大事だと思います。

17/11/03(Fri)

貰い物の海苔&お茶漬け海苔セットに入っていたお茶漬け海苔を約2週間かけてやっと使い切りました。小袋に入ったままだと一袋が一食分には多すぎる感じだったので、全部小さなタッパーにまとめてあけ、ゼリーか何かについていた小さなスプーンを突っ込んでおきました。一食の半分の玄米をこのお茶漬けで食べ、残りの半分は普通に食べる感じで。ここ数日はもっぱらスジ肉を使った汁だくの牛丼になってますけど。

そして次は海苔。本来私は焼き海苔の方が好きなんですが、残念ながらコイツは味付け海苔です。1袋8枚入りとこれまた一食には多い分量なので、いつものように全部タッパーにあけて4枚ずつ食べていきます。それぞれの小袋に入っていた石灰の乾燥剤はそのまま捨てるのももったいないので裏庭に撒いてph調整の一助とさせてもらいました。基本、使える物は何でも使い切りたい性分なんです、私。そして海苔巻きご飯。流石研究を重ねて日本人の味覚に最適化されたと思われる味海苔、普通に美味いです。今回はちょっとだけ残っていた辛子明太子を巻いてみたんですが、そりゃ不味いわけがないって話ですよ。ちなみに今回の海苔は5袋40枚。毎日4枚ずつ食べて10日間。そしてその後には更なる海苔缶が待っているので、こりゃ今年一杯は海苔から離れられそうもありません。

17/11/02(Thu)

11月に入り、いい加減先延ばししていた裏庭のメンテに重い腰を上げました。とりあえずは寿命の尽きた一年草:トマト&バジルの撤去。バジルは引っこ抜くだけですが、トマトは支柱をつけているのでそれも併せて撤去します。支柱とトマトの茎を固定している園芸用の緑色針金(正式名称不明、昔パンの袋とかをくくっていたアレ)を取り除いて茎をフリーにし、引っこ抜きます。バジルもトマトもカラカラの茶色になっているので、そのまま焼却用の一斗缶に放り込んで焼却処分です。支柱・針金は来年も使うので洗って伸ばして保管しておきます。

ついでにローズマリーも枯れて駄目になった枝を剪定し、これまた焼却缶へ。全体的にサッパリしたら軽く鍬で掘り起こしつつ半年かけて落葉や枯れ草で作った堆肥をすき込んでいきます。多年草系の根元を掘り起こして堆肥をやれなかった奴ら(タイム・セージ・山椒etc)の根元には園芸用の固形肥料を埋め込んでおきます。これから先は寒くなってあんまり必要がないかとも思いましたが、あんまり栄養がなさ過ぎるのも良くないかなと思いまして。こういうハーブ類を裏庭に作っておくと非常に便利なのですが、メンテの手間隙がまぁまぁかかります。まぁ、それを含めて楽しんでしまっているので、収支的には大幅にプラスなわけですが。

17/11/01(Wed)

ここ数日いきなり寒くなって、ちょっと驚いています。先日は朝方布団の中で寒くて目が覚めてしまったレベル。私、基本的に一旦寝たら朝までぐっすり快眠体質なので、途中で目が覚めるというのは非常に珍しいのです。というわけで今年も恒例の寝袋登場。ここ何年も冬場は布団の中で寝袋に入って寝ているんですが、一言で表現すればコレ最高。2月の一番寒い時期でも電気行火・湯たんぽの類が全く不要。体温のみで朝までホカホカとそのエコっぷりは他の追随を許しません。

ですが、1年ぶりに出した寝袋はちょっと臭い。収納前にキチンと洗ったのですが、どんなに丁寧にしても汚れを100%落とす事は不可能です。そして残った汚れ(メインは皮脂)が時間の経過で酸化して嫌な臭いを発しているのだと思われます。例年使用前には一度洗っているのですが、今年は寒さが急だったため洗わずに実戦投入してしまったのが敗因です。というわけで洗います。この寝袋は元々アウトドア用品なので、洗うの簡単・乾燥あっという間という素晴らしい商品です。風呂の後、水位20cm位までお湯を抜いて洗剤を投入。寝袋をぶっこんで踏み洗いしそのまま一晩放置。後はキレイにすすいで適当に絞り、窓の外に干しておけば数時間でフカフカになります。この寝袋、大学時代に買ったのですがほぼ家の中でしか使っていないのでまだ全然大丈夫。平均寿命80歳として死ぬまでは無理かもしれませんが、後一回買い替えくらいでいけるんじゃないかと思うと、コストパフォーマンス的にもなかなかですね。

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