2017年12月

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17/12/31(Sun)

今年も今日で終わりですが、基本的なライフサイクルはいつもと変わりません。日曜日なのでルーティンの台所・トイレ掃除をこなし、朝食に食べているパウンドケーキがなくなったのでそれを焼きといつも通り。子供の頃は正月というとお年玉を貰えるので特別感があったんですが、オッサンになった昨今ではそういうものもなく、まさにいつもと変わらぬ日曜日です。

あぁでも、換気扇の掃除は今日に前倒しです。いつもは毎月1日に換気扇を掃除しているんですが、流石に新年早々やる気が起きないのでそこだけは特別かも。換気扇の掃除=年末の大掃除というイメージが大きいですが、正直年に一回の掃除じゃ全然足りないと思います。そんなペースだからどうしてもサボりがちになり、やらなくなってにっちもさっちもいかなくなるんじゃないでしょうか。月一ペースだと毎回作業時間は10〜15分ですし、使う洗剤も日常的なごく軽い物で済むので簡単お手軽です。年末恒例のお掃除ハウツウ番組を見るたびに、何で換気扇あんなになるまで放っておくかな…と思う私。まぁ、掃除全般がそんなもので、大掃除なんていわずに日頃からこまめにやっときゃいいんです。それに、年に一回しか掃除しないで良いような場所なら完全に放っておいても大勢に影響はないような気がしますね。

17/12/30(Sat)

本日作成するのは伊達巻。完成品を買うと結構高いんだけど、自分で作るとどってことない一品ってのが私の印象で、正直正月意外に作ろうとは思いませんが、ハッタリが効くのでここ数年は作ってます。材料は卵4個にはんぺん100g、あと味付けの調味料を適当に。はんぺんは一口大に刻んでから材料全部をフードプロセッサーに突っ込んでスイッチオン。ドロドロになったら紙をしいたステンレスバットに流し込み、200度で余熱済みのオーブンで20分。取り出したら熱々の内に紙を取り外して簾で巻き、丸めて冷まして形を固定すれば完成。

感想:ここ数年色々味付けを工夫しましたが、正直そんなに美味いもんじゃないです。味はそのまんま、卵焼きとはんぺんを足しで二で割ったような感じ。ぶっちゃけ、卵焼きとはんぺんを別々に食べた方がずっと美味しいんじゃないかとすら思いますが、それを言ってしまっては台無しなので…。メリットは見た目が格好良いのでおせちに入れると一気にそれらしくなる、位でしょうか。まぁ、おせち自体私はそんなに評価していないので、どうしても辛口になります。数の子・田作り辺りは進んで食べたいと思いません。黒豆は嫌いじゃないですが、4時間かけて煮る手間を考えるとそこまでして食べたいとは思わないレベル。酢牛蒡は結構好きですね。あぁでも、年越しの蕎麦は大好きで毎年結構気合を入れていて、今年は一月前にカエリを作って寝かせていたくらいです。まぁ、そんないつもと変わらぬ平和な年の瀬。

17/12/29(Fri)

今年もあと3日。31日は年越し蕎麦を作らなきゃいけないのでそれを勘案し、今日からおせち料理の仕込を始めます。とはいえ、おせちってあんまり大した料理じゃないんですよね。ある程度簡単で誰でも作れるレシピじゃないと普及しないので当然ですが。今年私が作成を予定しているのは、黒豆・叩き牛蒡・伊達巻・栗きんとん。数の子・酢蕪・鯖寿司は他社が作り、刺身盛り合わせを一皿買ってくる感じで。

この中で一番面倒臭いと思われているのが黒豆ですが、やってみるとそうでもありません。うちでは伝統的に圧力鍋を使っていましたが、コレをやると皮が破れるのでNGです。あと、なぜか刻んだ蒟蒻を入れていましたが、それも意味不明なのでやりません。分量は豆1に対して砂糖が1に水が6。コレを一晩放置して水を吸わせます。あとは色を良くするために鉄釘を一本放り込み(ネットや本ではガーゼで包んでとか書いてありますが、面倒臭いので私は直で)、紙の落し蓋をして(豆が空気に触れるとしわしわになるらしい)とろ火で3〜4時間煮込むだけ。このときポイントなのがガスコンロではなくカセットコンロを使う事です。最近のガスコンロは余計なお世話的なセーフティが色々組み込まれていて、とろ火で長時間煮込もうとすると途中で勝手に消火しやがるんです。というわけで、安全装置の一切ついていない原始的なカセットコンロが適任。

コレでガスを大量に消費するなら駄目ですが、とろ火で3〜4時間だと新品のカセットが2/3〜1/2になる位なので、全然大した消費量じゃありません。それにカセットコンロだとどこでも作業が出来るので、自室に持ち込んでパソコン仕事の傍ら煮込めるが時間の有効活用にもなって良い感じです。ちなみに火加減は可能な限りで一番の弱火。鍋の水面がポコポコ泡立つのは強過ぎで、水面が軽く揺れている状態を3〜4時間キープでキレイに煮えます。時間だけはかかりますが、横で他の事してるんでそんなに大変だと思ったことは無いですね。

17/12/28(Thu)

今日は寒くて買出しに行くのが面倒臭かったので、冷蔵庫の中にあるもので何か作る日。畑でアホみたいにできている白菜を使うのは決定事項として、なんにすべと10秒考えて八宝菜に決定しました。子供の頃割とよく給食で出てきたメニューですが、当時は嫌いでした。何せ私の嫌悪する椎茸が入っており、その香りが全体に回っているので、近づいただけで吐きそうになったのをよく覚えています。というわけで今回の八宝菜にも当然椎茸は使いません。

冷凍ストックしてあるロールイカ1本と豚肉50gは予め室温で解凍しておきます。その後ロールイカは熱湯で1分ほど茹でてから鹿の子に切れ込みをいれ、一口大に切りそろえて下拵え終了。割とたっぷり目の胡麻油を低温に温め、小さく刻んだ豚肉に火を通してから水300mlと鶏ガラスープ投入。野菜の中でも火が通りにくい人参(拍子切り)と白菜の芯(乱切り)を入れてしばらく煮込みます。えぇ感じに火が通ったら白菜の葉の部分を入れて蒸し煮に。コレも火が通ったら最後にイカを加え、塩で味を調えてから片栗粉でとろみをつけて完成。感想:普通に美味い。ただし冷蔵庫の残り物で作ったんで具の数が少ないのがちょっと残念。緑の彩りにピーマンを入れ、定番の鶉の卵を贅沢に3つくらいぶち込み、歯応え担当に筍を入れれば売り物になります。まぁ、あんまり理想に近づけようとするとその後の残り材料の処理が大変なんで、実務的にはこれくらいがちょうど良いかもしれませんが。

17/12/27(Wed)

庭木の剪定が一通り終了しました。年明けに食い込むんじゃないかと予想していたので、意外に早いフィニッシュです。で、最後は裏庭ブドウの施肥。以前は枯れ木同然で実も全くつけなくなっていたこの樹、話を聞いてみると老齢だからと諦めて肥料・剪定を完全に放棄していたそうで、そりゃ駄目だと私が一念発起。世話をして3年目(今年)にやっと実をつけた思い入れのある一本です。今年は10房くらい採れたんで、来年は更に終了が増える事を祈って肥料をぶち込みました。

肥料は市販の有機肥料(鶏糞)と自作の有機肥料。自作の物は庭の手入れで出た落葉や雑草を黒のゴミ袋に入れて適当に水を加え、時々かき混ぜて水を追加しながら日当たりの良い場所で半年ほど放置・発酵したもので、雑木林によくある土状態になっています。原価タダなのでドケチの私には超嬉しい。コレをブドウの根元の土と交換してやるだけ。あとは暖かくなって若い葉っぱが出始める頃から月に2回ペースで液体の化学肥料を入れてやる予定。有機無農薬とか全然考えてません。ブドウって結構虫がつくんですが、樹が高いので手でいちいちとってなんていられません。去年目立ったのはコガネムシ。姿がカブトムシに似ているので樹液を舐めてるのかと思いきや、あいつらモリモリ葉っぱ食うんですよ。殺虫剤をかけたうえで見つけ次第捕獲して踏み潰してました。情け容赦なく死ね!って感じです。

17/12/26(Tue)

そろそろ今年も終わりということで、今日は今年買ってよかった台所用品を挙げてみたいと思います。私これまで電動の製品はなるべく避けてきました。はかりに電池でデジタルとかしゃらくさい、ばねばかりでえぇんやという原理主義を貫いてきたのですが、今年少々変節してしまいまして。結婚式の引き出物でカタログブックを貰った事がありまして、ああいうのっていざ選ぼうとするとロクなのがないのですよね。で、頑張って頑張って選んだのがキッチンタイマー。ですがコレが意外に良かったのです。それから私の原理主義に雪解けが訪れました。

1. キッチンタイマー。色んな作業を同時並行的にいくつも進める際には、時間管理がかなり重要になります。今までは頭の片隅であと○分とカウントしていたのが、キッチンタイマーを導入する事でそのリソースを他に割り振れるようになり、更に仕事の効率が上がります。ミスして忘れる事もなくなりますしね。ただし、たまに時間を予めセットしておきながらスタートボタンを押し忘れることがあり、この対策立案が現在の課題です。2. キッチンスケール。これも便利。特にボタン一つで風袋を差し引いてくれるのがもう元には戻れない便利さです。そりゃま、やって出来ないことはないですが、忙しい時に810g-330gとかちょっと面倒臭いんです。容器が全部100g単位ならいいんですけどそんな事は無いので。あと、今までのばねばかりは5g単位だったのが0.1gまできっちり計れるようになり、特にゼラチン・寒天・ベーキングパウダーを精密計量できるのがお菓子作製の時には強力な武器になります。

3. ボトルオープナー。ジャムの瓶とか固いふたを開ける時に使う便利道具。市販品はそうでもないんですが、自分でジャムを作るとトルク調整が出来ないのでとんでもない固さで閉めてしまいます。今までは開封がちょっと大変だったのが、この導入でとても楽になりました。4. フードプロセッサー。買ったのはひょっとして去年だったかも?今のところハンバーグと餃子専用みたいになっていますが、一瞬で超微塵切りができるのが凄い便利。でももう少し用途を広げないと元が取れないなとは思っています。何でもかんでも電動にすりゃ良いってものでもないですが便利な物は便利です。

17/12/25(Mon)

朝起きたら枕元にプレゼントが…などという夢のような話は勿論無く、いつもと変わらぬ普通のクリスマスの朝でした。まぁでも、浮かれる街を見ているとこっちも明るい気分になってくるので、私はクリスマス結構好きです。それはともかく、年末になると両親の口から“見たいテレビ番組が無い”という呪詛が毎年のように聞かれます。この時期は年末特番ばかりになるので、お気に入りのプログラムが潰されるのが嫌みたい。私はそもそもあんまりテレビを見ないので年末だろうがほとんど気にしませんが。でもいくつかはお気に入りの番組があります。

1. ねほりんぱほりん。知る人ぞ知るEテレの超毒舌インタビュー番組。可愛いモグラのパペットを使っても毒は全く中和できてません。2. サイエンスゼロ。Eテレの硬派な科学番組。個人的には重力波による天体観測技術の発達に期待してます。3. 2355と0655。どちらもEテレの5分番組。世の中にはセンスの良い人がいるんだなとこの番組を評したネットを見ましたが、まさにその通り。クールなセンスに毎日痺れます。4. サラ飯。料理好きなので見てしまう。5. 72時間。カメラによる72時間の定点観測。企画力の勝利だと思います。特にNHK贔屓なわけでもないけど全部NHKです。テレビ嫌いといいながら結構見てるじゃないかとも思いますね。

17/12/24(Sun)

年賀状の印刷に突入。間に合うかと思うかもしれませんが、私は個人的に親しい人10枚位しか出さないので、スケジュール的には十分間に合います。で、印刷ですが使うのはこれまた小学校時代に使っていた絵の具。絵の具と液体糊を2:1位でよく混ぜ合わせ、スポイトで良い感じになるまで水を加えて練ります。ちなみに練るのに使う皿はプラモデルにはまっていた時に買った金属製の塗装用小皿、便利です。コレを彫った版木に均一に塗りつけまして、版木→年賀状→要らない紙の順に重ねてバレン(自作)でこすれば(理論上は)印刷できます。ただ、版木のデザインによって色が乗りにくい部分があったり、彫が浅くて潰れてしまう部分があったりするので、版木の微調整をしたりバレンのこすり方を工夫したりといった事は必要です。

今回は2色刷りなので印刷は2回。1回目の絵の具が十分乾いていないのに2回目を刷ろうとすると悲劇が起こるので、乾燥時間は十分にとります。私の場合は丸一日。それから当然ですが、1回目と2回目の印刷の位置をきちんと合わせないと、きれいな絵になりません。コレはトレーシングペーパーを使って解消しています。トレーシングペーパーだと紙の裏から印刷が完全に見えるので、コレを見ながら版木と紙の位置を調整し、年賀状の角になる部分を版木にマークしてやれば解消。まぁそれでも個体差で0.5mm位はずれるんですが、そこはそれ素人仕事の味って事で許してもらえるんじゃないかなと思っています。

17/12/23(Sat)

正月に向けて甥姪のポチ袋作成中。今時100円ショップでも買えるんですが、それだと面白くないので毎年作ってます。前回は版木を彫って作ったんですけど、それは流石に手間がかかりすぎると気がついたので、今年は単なる折り紙で。ネットで検索すれば、色んな折り紙のポチ袋が紹介されているので、今回はその中からハートと犬をチョイス。使う折り紙は彼らが前回夏休みに遊びに来た際に買って使い残した物で、赤・黄・青などの使いやすい色は全滅して割と渋めの色ばかり残っているので、その色も考えて今回のモチーフを決めました。

あと、折り紙を単体で使うと裏の白い部分がペラペラで格好悪いので、繊維が入った和紙を使います。コレは何かの折に貰った花束に使われていたヤツをキープしておいた品。コイツを折り紙の裏に何箇所かの両面テープで固定し、四辺をぴったりカッターでカット。あとは普通に折るだけです。コストがゼロでしかも溜め込んだ素材を放出できるという一石二鳥なので、こういう機会は逃さず使うと良い感じだと思います。

17/12/22(Fri)

今日は最近たまに作るようになったビーフステーキ。業務用スーパーのオージービーフでグラム148円の激安肉ですが、調理方法によっては結構美味い。一人300円分も食べればお腹一杯になります。ただし、素材が劣る分、下処理はそれなりに手をかけるのがポイント。買ってきた肉は何はともあれ脂と赤身の間の筋をカット。流派によっては肉叩きで叩いたりもしますが、ステーキは一定の厚さがないと気分が盛り上がらないのでやりません。あとはすりおろしニンニクをすり込み、塩胡椒して冷蔵庫で半日ほど寝かせます。

焼きの1時間前に冷蔵庫から取り出して常温に戻しておき、よく温めて牛脂をひいたフライパンで強火両面各1分。アルミホイルに包んで余熱で中まで火を通したら完成です。ソースはフライパンに残った肉汁にバターを一かけら加え、塩で味を調整しながらよくかき混ぜるだけ。所謂バターソースってヤツです。感想:私の中で牛肉は、鶏・豚と並べた場合最下位に位置する肉ですが、こうやってステーキで食べると結構美味い。ボリュームのあるものを噛み千切りながら食べると美味いのは牛肉だと思います。逆にチンジャオロースーみたいに細かくしてしまうと、豚肉を使った方が美味いんじゃね?と思ったり。まぁ、スーパーでグラム500円出すほどの価値は少なくとも私にはありませんね。

17/12/21(Thu)

庭木の剪定はラストのクロマツに突入。庭の主木なので高さも結構あるんですが、流石に十日はかからないので今年中にキリ良く剪定が終わらせそう。まぁ、うちの庭で一番剪定が面倒臭い樹なのは間違いないので、油断は禁物ですが。面倒臭いポイント1. 刈り込みバサミが使えない。松の剪定で面倒臭いのはなんといってもコレが原因です。刈り込みバサミでバッサバサ刈っていくと松葉が途中で切れ、時間経過と共に茶色く変色するので使用不可。一枝ずつ枝振りを確認しながら切らなきゃいけないのでやたらと時間がかかります。

面倒臭いポイント2. 樹形的に梯子が立て辛い。松は頂点から裾に向かってなだらかに広がる平らな三角錐の形をしています。こういう形は裾の方は簡単ですが、天辺を刈るのが本当に難しい。脚立を立てても裾が邪魔になって天辺に近づけませんし、かといって梯子を樹に無作為に立てかけると枝が折れて台無しになります。うちの松の場合は中に主岩を抱き込んでいるので、その岩に梯子をかけてなるべく高い場所までアプローチしつつ、一番高い場所は中から樹に登って剪定するのですが、コレだと遠くから見た時にどんな感じになるのかサッパリ分からず、勘でカットする羽目になるので難易度が高いです。面倒臭いポイント3. 痛い。作業をしていると地味に葉が皮膚に刺さります。手は皮手袋でガードしているので問題ないんですが、手首から肘までが痛い。長袖は着てるんですが、作業中にどうしてもめくれてくるんですよね。コレで根元にマツタケでも生えてくれればチャラなんですが…。

17/12/20(Wed)

今日のメインは鶏モモ肉の唐揚げ。私は肉というと鶏モモ肉を多用する傾向にあります。安い・美味いから。料理によってはムネ肉や手羽元も使いますが、頻度は合わせてもモモ肉の1/10位。個人的にはレバー・ハツ・砂肝も好きで使いたいんですが、モツ系はNGな人がいるので残念ながら使えません(←非論理的な姿勢だと思います)。あと、形の残った鶏がらでスープを取りつつ残った身を骨からほじって食べるとか暇つぶしに最高なんですが、こっちも同じ理由でNG。というか、こっちのスーパーじゃ売ってないですけどね、丸ごとの鶏がら。

それはともかく、唐揚げはアホみたいに簡単です。下味:材料を一口大に切りわけ、おろし生姜・塩胡椒をまぶしてポリ袋に密封。よく揉んでから冷蔵庫で数時間放置します。揚げ:材料をザルにあげて水分をよく切り、片栗粉をまぶして低温〜中温の油でじっくり揚げるだけ。揚げ色を見つつ、参考時間は4分にしています。バットにあげてよく油を切ったらマヨをつけて食べる→美味い。残った油はザルに通して油ポットに保存し、昼食のパスタ1週間ほどで使い切ります。パスタは再利用油よりオリーブ油で作った方が絶対美味いんですが、こうでもしないと食べられなくなる前に使い切れないので、いたし方ありません。よく揚げ物は後片付けが大変とききますが、うちでは油の再処理までの作業を完全にルーティン化しているので、割とそんなことも無く比較的頻繁に揚げ物をしています。数こなすと慣れてきてあんまり苦にもならなくなりますしね。

17/12/19(Tue)

畑で白菜が採れはじめました。個人的には白菜・キャベツ・ほうれん草・春菊を作っとけばそれで良し。小松菜とか水菜とか、正直言って要りません。それはともかく白菜、癖の無い野菜なので使い方は限りなくあるんですが、毎年とりあえず作って常備しとくのがおひたし、鉄板です。一回に作るのはうちで使っている一番大きなタッパーに入る量、一番外側の大きな葉換算で8〜10枚位。かなり大きめの白菜1玉で3回分って所でしょうか。葉を取り外す時は葉を外側に倒して折るのではなく、真横に倒して折るのが豆ポイント。こうすると芯からキレイに無駄なく外れます。外に倒して折ろうとすると根っこの部分が千切れて残ってしまうのでNG。

外した葉っぱは真ん中の白い部分を包丁で三角に切り出します。ステンレスのボウルに湯を沸かしまして、白い部分投入→3分経過→緑の部分投入→火を落として余熱で2分がいつものコース。ボウルは口が広がっていて中に向かって湾曲しているので、大量の白菜を無理やり押し込んで茹でるには鍋よりもずっと優秀です。取り出して全部刻み、水分を絞って味付けします。味付けは塩で味を決め、最小限の醤油で香りをつけ、鰹節で旨みを加えるって感じで。気が向いたら柚子皮を刻んで入れたりしますが、基本はシンプル構成でいきます。感想:白菜のおひたし最高。白菜が取れる季節はとりあえずこのおひたしは切らさない、位は好き。最近のスーパーは1/2とか1/4でしか売っておらず、保存的に大変だったんですが、畑で作っていると玉で手に入るので非常に便利です。

17/12/18(Mon)

今日のメインは水炊きという事で鶏肉を買ってきたんですが、3割引きのお買い得品のパックにモモ肉が2枚入っていまして、全部入れるとちょっと多い。水炊きは鶏のダシで野菜を食べる料理なので、あんまり入れすぎるとバランスが崩れるのです。というわけで、1枚は水炊きに使いもう1枚は簡単にソテーしてみました。

いつもは鶏肉を焼く際は味醂&醤油で照り焼き風にするのですが、毎回それもアレだよねと思い今回はバターソースをあわせてみました。下味は塩胡椒とおろしニンニクをすり込んでポリ袋で密封し、冷蔵庫で3時間ほど。コレを両面焼いて中まで火を通し、取り出してしばらく落ち着かせてからカット。フライパンに残った肉汁にバターを一欠け入れ、かき混ぜて乳化させつつ味を見て塩で調整。皿に盛った鶏肉にダバーして完成。感想:個人的には照り焼きソースの方がご飯に合うので好きですが、なぜかこっちの方が評判が良かったです。本当に好みなのか照り焼きソースに飽きたのかは定かじゃありませんが…。それにしても、バターの馬鹿高さってホントどうにかなりませんかね。油分として考えた場合、雪印バター200g:400円、オリーブ油加熱用1L:1,000円とすんごい割高です。サラダ油価格とは言わないまでもオリーブ油価格の200g:200円位になってくれないもんですかね。日本の乳製品は全般的にちょっと高過ぎる気がします。

17/12/17(Sun)

年賀状作成は彫りに突入。今回は2色刷りで見積もり所要時間は5〜6時間。一気にやると集中力も切れるし楽しくないので、毎日1〜1.5時間位ずつやっていきます。使うのは小学校の時に強制的に買わされた彫刻刀。うちは2人兄妹なんで理論上は2セットで済むはずですが、なぜか5セット以上あります。毎年買ったんでしょうね…、アホ過ぎる。というか、授業で彫刻刀の研ぎ方を習った記憶がありません。1年間で作るのはせいぜい1作品ですから、年度が変わるたびに買い替えて研ぐ事は想定していなかったものと思われます。私はここ数年年賀状を彫ってますんで整備もバッチリですが、初年度の刃先は酷い物でした。もうガタガタのサビサビ。錆はまぁ30年も放っておいたのだから仕方がないとしても、刃こぼれはいただけません。刃物を使う授業ではまずその大前提として研ぎ方を教えるべきだと思うので、小学校の時の木版画の授業はカスだったと断言できます。

持っているのは5本セットの彫刻刀ですが、主に使うのは丸刀・切り出し刀・ニードルの3本で、V字・平刀はあんまり使いません。線は左右から切り出しでV字に彫り、凹んだ面は丸刀で、ニードルは切り屑を取り除くのに使います。ココで重要なのは切れ味。とにかくガッツリ研いでおかないと話になりません。平刀・切り出し刀は普通の刃物の延長で簡単に研げますが、丸刀・V字刀は刃の形状が特殊なのでちょっと面倒。私は丸刀のカエリをとるためだけに専用の砥石を買いました(数百円ですけど…)。ガッタガタになった刃は一度全部刃を潰して直線にした後、付け直さないといけないので面倒ですが、それもまた楽しです。

研ぎといえば最近Youtubeで勉強も兼ねて研ぎの動画をよく見ます。こういうの興味がある人は一定数いるみたいで、登録者数が数万人の人もいて皆好きなのねと思ったり。ただ、あくまで見せる研ぎなのでやり過ぎのものも結構あります。30,000番の砥石を使って全体を鏡面仕上げにしたりとか、ロマンですけど自分じゃやりません。個人的にはキレッキレの状態を100とした場合に、週一の簡単な研ぎで70くらいをキープするのが気楽なんじゃないかなと。使っていて100が90に落ちるのは一瞬ですが、70が60に落ちるのはそれなりに時間がかかるので、コレくらいの気楽なペースが持続可能性があって実用的だと思います。

17/12/16(Sat)

歯医者行ってきました。結果は完全に予想通り。麻酔注射をガッツリ打たれ、本格的にゴリゴリ削られて涙目。最近は小さな詰めものなら紫外線で硬化する樹脂を使うので一回で済むんですけど、今回のは大きさ的に無理なので型を取って金属で作成→とりあえず仮の蓋をしておき来週あらためてセットという流れになりました。今回の虫歯は歯と歯の間から進行しているので外からは全く見えません。ですが、完全に自覚が無かったかといえばそんなことは無く、ココ危ないんじゃないの?とはかなり前から思っていました。

痛みは皆無で自覚症状もまるで無かったんですが、歯磨き時にフロスを入れると、ココだけ妙に食べ物のカスが出てくるんです。歯と歯の間なんてそんなに空間は無いはずなのに、いつも割と多目に。ひょっとしてココ、横から虫歯になって空間が出来てんじゃね?と思いながら、まぁ痛みが出てからでいいやとスルーしてたんですよね。ちなみにその間何度も検診を受けていたのに見つからなかったので、外見からは全く分からなかったと思われます。仮に自己申告したら詰め物を一旦外しての結構大きな治療になるかも…とそれが憂鬱で先延ばしした結果がコレ、反省しています。まぁでもコレで積年の気になっていた部分がキレイになったので安心ではあります。自己診断的に他に危ない部分は現状ありません。まぁ、結果的には良かったと思うことにしたいです。

17/12/15(Fri)

12月も折り返し地点。年賀状作成待ったなしの尻に火がついた状態になったので、重い腰を上げて手をつけました。とりあえずは版木。例年お中元に貰う素麺の箱に使われているシナ合板を使っているのですが、今年は無垢の版木とか使っちゃおうかなと思い立ち、県下でも結構大きい部類の文房具屋に買いに行きました→取り扱ってませんでした。今時年賀状を木版画する物好きなんてほぼいないんだから、取り扱いがなくなってて当たり前と周囲に笑われる始末。まぁ、所詮田舎ですから…。Amazonで注文してしまえば早いんだけど、よく使われる朴の版木の具合を手にとって確認したかったんですよね。仕方がないので来年東京に遊びに行った時に世界堂で見てみることにします。

というわけで今年も例年通り素麺の箱を使います。今年の新たな試みとしては図案の転写。セオリーとしては反転画像にカーボン紙をかまして上からボールペンでなぞるんですが、コレで出来る線って結構太いんです(0.5mm位?)。A4位の作品を作るんなら気になりませんが、年賀状サイズの絵を彫る際はこの線の右端で彫るか左端で彫るかで印象が変わってしまうので、去年とかも出来上がってアレッ?という部分がありました。そんなわけで今年は反転画像の絵を直接版木に貼って彫ってみようと思います。まぁ、失敗したらそのとき考えればいいやという事で。

17/12/14(Thu)

今年もあと少しというこの時期に、歯が欠けました。奥歯の一部で、特に何か見に覚えのある衝撃があったというわけではなく、歯を磨いていて気がつきました。欠けたのは1〜2mm四方のごく小さなパーツですが、歯医者に行かなくては…。欠けた場所と形状から分析するに、詰め物の隙間から虫歯が発生→横に進行して行き、足場がなくなったところで上面が崩落したという感じ。詰め物を一度取り除いてもう一回やり直しだろうから、一回じゃ終わらないかも…。麻酔を打っての本格治療になるかも…。憂鬱です。

私の奥歯は結構詰め物だらけで、永久歯が生え揃ってから二十歳半ばくらいまでにもうちょっとキチンと歯磨きをしていればこんな事にはならなかったのにと後悔しきりです。一度詰め物をすると、その中に発生する虫歯には手が出せませんので、キレイに磨いて詰め物なんて無い方がずっと良いのです。あと、フロスや歯間ブラシが昔はそれほど一般的でなかったのも痛恨です。これらを使ってみると、歯の間は歯ブラシじゃほぼ無力だという事がよく分かります。そしてそういう場所にこそ虫歯は容赦なく発生するので、私の奥歯でも歯と歯の接触面がかなり詰め物になってしまっています。まぁ、当時は歯磨き教室みたいな所でも、歯ブラシの使い方こそ色々教えられましたが、フロスなどはまだまだでしたからねぇ…。小学校高学年〜の諸君に言いたい、歯磨きはフロス・歯間ブラシまで使ってキッチリしとかないと、後々後悔しますよ。

17/12/13(Wed)

今日は寒いので湯豆腐にしようと豆腐を買ってきたんですが、気が変わって(割とよくある)揚げだし豆腐に変更しました。子供の頃から揚げだし豆腐好きだったんですよね、スタンダードなだし汁がたっぷりしみ込んだ衣に豆腐、最高です。でも昔は揚げだし豆腐は家で作るものではなく、惣菜コーナーで買ってくるものでした。でも作ってみるとこんなの簡単。3個200円の出来合いの物を買ってくるのと、1個100円の豆腐で8個作るの&手間ひまとどっちをとるかという話で、私は断然後者をとります。

買ってきた豆腐は重石をして軽く水を切った後、適当な大きさに切り分け、小麦粉をはたいて揚げます。肉や魚と違って中まで火が通ったかを気にする必要は全くなく、単に衣が好みの色になればOKなので、揚げの難度は極易です。油を切った後皿に並べ、天つゆだばー。大根おろしと刻み葱をトッピングすれば完成。感想:不味くしようがない鉄板料理。失敗する要素が一つもありません。ちなみに揚げ油は漉してゴミを取り除いた後オイルポットで保存。最近は脱うどんで毎昼パスタなので、毎日コンスタントに油を使います。1回の揚げ油が1週間〜10日で消費できるので、良い感じのペースなんじゃないでしょうか。

17/12/12(Tue)

お歳暮に貰ったうどんを毎昼に淡々と食べ続けてやっと終了。これで通常営業のパスタに戻れます。とはいえ、完全にうどんの呪いが解けたわけではありません。具として入っていた真空パックの蛤を全スルーしてたんで、次はコレを何とかせねば。コレ、火を通したハマグリが殻ごと4個ずつ真空パックになっているもので、基本的に美味くないです。貝類は良いダシが出るというのが定説ですけど、既に火が通っているのでこれ以上加熱しても旨みが出るわけではなし。一応貝殻の中や真空パックの隙間に茹で汁が入っていますが、大した量じゃないので戦力になりません。一度細かく刻んで汁ごと卵焼きに混ぜ込んでみましたが完全に卵に負けてしまい、家族には蛤を入れたことすら気づいてもらえませんでした。

というわけで今回はペペロンチーネに蛤を入れます。身は適当に刻み、汁ごと。1食4個は多過ぎだろうという事で半分の2個ずつ使います。結果:不味くはない。貝の風味もほんのりします。でも、消費目的というのを外して純粋に味の面で入れたいかというと、それは無いというレベル。生の貝を入れて火を通すと旨みがガッツリ出るんですが、やっぱ加熱済みの貝じゃ駄目、お話になりません。でもあと3食分あるんでそこまでは貝入りペペロンチーネになります。自炊って食べたい物を食べるというより、今食べなきゃいけないものを食べるって側面が多い気がしますね。

17/12/11(Mon)

庭木の剪定今日の一本はキンモクセイ。うちのキンモクセイは高さ4m位の球状に仕立てられてまして、てっぺんまで刈るのが一苦労なのです。本日2日目、まだまだ終わりは見えません。昨年までは表面を刈り込みバサミで整えるだけだったんですけど、コレだと何年経っても状況は変わらないので、今年から抜本的な改革に取り掛かることにしました。

1. 高さを抑えて幅も狭めて全体的にスケールダウンし、手入れをしやすくする。コレ、こうやって書くと簡単そうですが相当大変です。ここまで刈り込むとなると刈り込みバサミでザクザク切っていく事はできず、一本ずつ剪定ばさみor生木用のノコギリでカットしなきゃいけないので大変。2. 混み合った枝を整理して風通しを良くする。何年もその場しのぎの表面だけ剪定を続けたせいで、内部は蜘蛛の巣のように混み合って大変な事になっています。コレを解きほぐし、無駄な枝を取り払って風通しを良くする事で、蓑虫などの害虫発生を抑えるのが目的。というわけで周りをぐるぐる回って地上に立つ&二段の脚立小で出来る部分は全部終了というのが2日目までの結果です。あとは梯子を立てかけて高い所を何とかする面倒臭い工程が残ってしまいました。こっちもあと2日ってとこですかね。それが終わればあとは松5〜6本。デカイ黒松が1本と残りは全部小型のゴヨウマツ。う〜ん、やっぱ年内に終わるのは微妙に無理っぽいですね。

17/12/10(Sun)

この時期になるとここ数年の恒例になっているのが、踵削り。若い頃は気にもしなかったんですが、この時期になると踵の外側が厚くなり、放っておくとひび割れて滅茶苦茶痛いんです。仕方がないのでテレビを見ながら削ってます。道具は市販品もあるんですが、私が使っているのは自作の物。20mm×70mmの板に100番前後のサンドペーパーを木工用ボンドで貼り付けたもの。ほぼタダで手に入って非常にお得。

使い方は簡単で、古新聞紙を敷いた上でゆっくり時間をかけて踵を削っていくだけです。焦って一気に削ろうとすると出血するので、時々触って皮の厚みを確かめながらゆっくりと。あと、細かいですが親指の付け根の外側も結構固くなるので、ここも削ってやります。道具は基本メンテナンスフリーで削れなくなったら作り直しですが、時々古歯ブラシで汚れを掻きだしてやると多少長持ちするかも。こまめに手入れしつつハンドクリームを塗り込んでやれば完璧で、ひび割れる事はほぼなくなります。何を神経質なと思うかもしれませんが、足の裏は超重要。歩くたびに痛みが走るなんてやってられませんので、それがテレビを見ながらのちょっとした作業で防げるのなら収支は大幅にプラスだと思います。

17/12/09(Sat)

今日は3割引でゲットした手羽元をメインにしたポトフ。味付けを少し変えればホワイトシチューやカレーにもなるんですが、個人的にはシンプルな味わいのポトフが一番好きです。作り方もシンプルを極めます。面倒臭いので予め手羽元を焼いたりとかしません。鍋にひたひたの水と生の手羽元を入れて点火。沸騰したら弱火に落とし、塩で味を決めてから適当にアクをすくいつつ30分ほど煮込みます。正直アクはすくってもすくわなくても味にあんまり関係ないと思っているんですが、鳥のアクは泡だって不味そうに見えるので、気分の問題です。

ここで好みの香辛料と野菜を投入。今回の香辛料はローリエ・タイム(どっちも裏庭に生えている)・鷹の爪(自家製)・胡椒。野菜は冷蔵庫の野菜室をさらって人参・ジャガイモ・玉葱・大根をサルベージしてきました。個人的にはセロリを入れると美味しいと思うんですが、今回は高かったのでパス。で、15分ほど煮込んで野菜に火が通ったら完成。感想:基本塩味に香りは数種類のハーブのみという簡単構成ですが普通に美味い。スーパーにはポトフの素とかいう謎調味料が売ってますが、あんなの使わなくても普通にポトフ味になります。鍋一杯作っておいて飽きてきたらカレーにクラスチェンジとかも簡単に出来るので、オススメの一品です。

17/12/08(Fri)

お歳暮にリンゴが届きました。うちは他の家族がリンゴ好きじゃない派なので、箱のリンゴがほぼ私の独り占め状態です。例年5個くらいは乾燥→微塵切りにしてパウンドケーキの具材として冷凍保存しているんですけど、今年はストックがまだ一杯あるのでお休みで良いかなと思っています。とはいえ、乾燥リンゴ自体が結構美味しいので、2〜3個は干しても良いかも。あと、少し前にキャラメルリンゴにはまっていた時期があって、結構作ったんですけど飽きました。不味くはないんですが、元々美味い生食にわざわざ労働力コストを払ってまで作るほどの味ではないかなと思いまして。

というわけで、基本的にリンゴは生食です。そして更に私は皮も芯もとらない派。八つ割にしたのを芯の所で半分にズバンと切り、種を取り除いて食べます。種も食べられなくはないんですが青臭い杏みたいな香りがして、杏臭=青酸カリという推理小説のお約束が頭をよぎり食べない方がいいかなと外しています。芯は少しジャリジャリしますけど、ミカンの皮の戦闘力を100としたらせいぜい5ぐらいの雑魚レベルなので無問題です。ちなみに皮類で一番戦闘力が高いのは間違いなくバナナ、1,000を超えます。ミカンは頑張れば食べられなくはないですが、バナナは物理的に食べられません(経験済み)。まぁ、皮も芯も食べると生ゴミが減るので、そっち面でもエコじゃないかなと思っています。

17/12/07(Thu)

今日のメインはお歳暮で貰った蟹缶。正直蟹缶って使い道に困るんですよね。蟹っぽさを十全に活かした料理が思いつかない。定番の蟹クリームコロッケですが、子供の頃に食べて“何コレ普通のクリームコロッケじゃね?”と憤慨したのはいい記憶。安いスーパーのヤツだったんで蟹の含有量が少ないのも悪かったんですが。あとはサラダもわざわざ蟹を入れる必然性がイマイチ感じられないというか。コレだったら別にチキンでもハムでも大して変わらなくね?と思ってしまうのです。

というわけで今回は蟹マカロニグラタン。いや、単に好きなんですよねグラタン。特に最近はちょいちょい作って理想の粘度のホワイトソースを作るための牛乳と小麦粉の割合を考察するのが楽しくて。具はシンプルな方がよかろうもんということで玉葱・ジャガイモ・マカロニに蟹。ジャガイモとマカロニは昼食ついでに下茹でしておくので、夕食の準備の際は混ぜてオーブンに突っ込むだけの簡単作業です。結果:不味くはない。でも、フレークになると蟹ってとたんに存在感が希薄になるというか…。同じ系列ならエビグラタンどころかチキングラタンにも負けます。とはいえ、ポテンシャルを100%活かせる料理が思いつかないんです。以前蟹缶をたっぷり混ぜ込んだ卵焼きを作ったんですが、卵にすら負けましたからね、蟹。ひょっとして蟹缶ってそんなに潜在能力高くないですかね。

17/12/06(Wed)

今日のメインは少し鮮度が落ちて〆鯖は厳しくなった鯖。鯖で加熱する料理というと、鯖味噌・竜田揚げ・ムニエル位でしょうか。でも正直どれも個人的にはイマイチなんです。少しレアでもいいやとギリギリの加熱時間を狙うとふんわり美味しいのですが、そうすると火が通ってないとクレームが出るので思いっきり加熱時間を延ばす→パサパサで不味くなるという構図です。コトコト煮過ぎた魚とか本当に不味いと思うんですが、うちの家族はそうとも思ってないみたい、何故だ…。今年は特にアニサキスのニュースが大きくとりあげられてしまいましたから、それも悪かった。早々当たるもんでもないですし、当たっても対処法が確立しているんで大丈夫だと思うんですが。

というわけで今回のチョイスは鯖味噌。味噌ベースの合わせ調味料煮汁を鍋で沸かし、沸騰したら片身を三つに切ったものを皮を上にして投入。コピー用紙で自作したドーナツ型の落し蓋をして煮汁が沸きあがって対流する火加減で10分→火を落として10分。鯖を取り出し煮汁を少し煮詰めて合流させれば完成です。感想:やっぱりコレだと煮る時間が長過ぎです。個人的には最初の10分を5分にするのがベストなんですが、それだとクレーム案件になってしまうんですよね。こんなパサパサの魚何が美味いんだか…と思いながらいつも食べてます。

17/12/05(Tue)

寒さが本格化してきたので、段階的に進めていた防寒具を最後のフリースキャップで完成させました。基本的にコレ、風呂に入るとき以外は一日中かぶってます。特に重要なのが就寝中で、肩から上はどんなに布団を重ねても外気に触れてしまうので、フリースキャップ&フリースネックウォーマーのコンビが冬の快適安眠のキーポイントなのです。まぁ、一日中かぶっているので髪型はグチャグチャ・日中も脱げなくなるんですけど、寒さで肩こりが出やすい私にとっては必要悪として耐えるしかありません。

ちなみに昔から防寒対策のポイントは首と言いますが、コレ本当だと思います。首・手首・足首の三点は太い血管が皮膚の近くに通っているので、ここを温める事で体全体を効率的に温められます。逆にここが冷えると体全体が簡単に冷えるので要注意。今の時期だと手首までカバーするフリースの指無し手袋(自作)・ニットの厚手靴下に↑二点が標準装備となっており、これら無しでは私もう生きていけません。ただ、不思議な事にこれらをキチンと身につけていれば、屋外の作業でも使い捨てカイロは要らないんですよね。まぁ、もし必要なら使い捨て品など使わずにハクキンカイロなんかを買いますが、特段ああいう製品には頼っていません。まぁ、使い捨てがもったいないってのもあるんですけど。

17/12/04(Mon)

今日のメインは3匹200円のウルメイワシ。20cm弱とそれなりに食べごろサイズで脂も乗っていてこの値段、お買い得でしょう。身に癖が無いのでどうやっても美味しいのですが、今回は賞味期限の迫る溶けるチーズを何とかせにゃならんので、パン粉焼きにしてみました。鰯はとりあえず頭と腸を落として三枚におろし、腹骨もすいておきます。薄皮はちょっと考えたんですが、火を通すからまぁいいかと今回は剥ぎませんでした。その後軽く塩胡椒して半日放置。

パン粉・微塵切りにしたタイムにオリーブ油を注いでサクペチャ状態になったものを薄く耐熱皿に敷き、鰯を並べます。そのうえに溶けるチーズをトッピングした後、再びパン粉をかけて全面を覆ったら後はオーブンに放り込むだけ。余熱なし・180度で20分設定で15分くらいからは時々覗き込んで様子を見つつ、焦げ始めたら強制終了って感じで。感想:ご飯よりは明らかにパンに合わせたい感じ。チーズは無い方が鰯の味が引き立つんだけど、あった方がボリュームが出ておかず的にはこっちの方が良いと思います。こういうの子供の頃に食べたかったんだけど、オーブン料理は面倒臭い&電気代がかかるという理由で作ってもらえなかったんですよね。今になってそのときの欲求不満を解消している感じです。実際作ってみると電気代はともかく、手間面では焼いている時間に他の作業ができるので、むしろお手軽料理の範疇に入ると思います。唯一つの難点は、オーブン機能を使うとクールダウンが済むまで電子レンジ機能が使えない点です。特に私は玄米ご飯を4食分炊いて冷蔵保存しているのでご飯温めなおしレンジは重要。もう一個専用の電子レンジを買うのもアレなので、コレばっかりは仕方がないですね。

17/12/03(Sun)

12月にはいっても庭木の選定作業はまだまだ継続中。目分量でいうと折り返し地点って所でしょうか。本数的には7〜8割済みましたけど、面倒臭いの(=松)がごっそり残っているので、時間的には半分って所。本当は年内に済ませてサッパリした気持ちで新しい歳を迎えたかったんですが、多分来年に1週間くらいは食い込むでしょう。まぁ焦っても仕方がないのでボチボチやります。焦って梯子から落ちて骨折とかしたら、金銭・時間の両面で大損なので。

ちなみに今日の一本はウバメガシ。備長炭の材料になる木といった方が分かりやすいと思います。樹質は固く成長が早い。結構混み合って葉が出るので表面を整えるだけだとすぐに風通しが悪くなって蓑虫が大量発生・悲惨な事態となるので、面倒でも中に鋏を入れて透いてやらないといけないのが(松ほどではないけど)面倒。ただ全体的に高さが無いので脚立(小)でも十分に天辺まで梯子が届くので、そこは楽っちゃ楽です。口さがない友人には、切った枝で備長炭焼いたらどうかなんて言われますが、設備の無い状態で細っこい枝をどうすれば炭に焼けるというのでしょうか。全部畑で焼却処分です。芋を突っ込んどけば焼き芋になるんですが、油断すると炭化するので温度管理が出来るオーブンの方が100倍楽です。

17/12/02(Sat)

今日の昼食メインは昨日に引き続きうどん。というか、この先10日くらいずっとうどんなんですけどね…。一応初日だけは付属のタレを使ったんですが、お話にならないくらい口に合わなかったので即廃棄。基本もったいない精神で何でも使いまわす私ですが、こういうタレ系は使いこなせません。味見すらすべきではなかった、1食損したとすら思っています。というわけで基本はぶっかけ。茹でたてのうどんにしょうゆと鰹節をかけて食べる方式ですが、トッピングはその日によってそれなりに工夫します。

まず鉄板・ほぼ入れるのが葱とワカメ。葱は味噌汁用に常備してあるのでコレを刻んで使います。ちなみにうちの両親は包丁で切るのを面倒臭がってキッチンバサミで刻んでいますが、5mm幅とかで切っても全然香りがたたないので傍で見ていると何やっているんだろうとすら思います。包丁で思いっきり細かく刻んでこその葱でしょう。ワカメは水で3分ほど戻してからうどんを茹でている鍋の隅で湯通しすればわざわざ湯を沸かす手間が省けます。そして今回ふと思いついていれようと思ったのが温泉卵。コレはわざわざ別鍋で湯を沸かさないといけないので面倒ですが、食べたくなったので仕方ありません。沸騰した鍋に丸い側にピンで穴をあけた卵を放り込み、すぐに火を止めて蓋をせずに10分(冬場)がベストタイミングだと思います。うどんにこの温玉を乗っけて完成。感想:美味い、最高。コレで麺が私好みの讃岐系なら言う事無しなんですが、貰い物なんでね、仕方ありません。

17/12/01(Fri)

少し早いですがお歳暮にうどんセットが届きました。うちで従来重要だったのが茹で時間。今回のセット9分は放置→賞味期限切れで廃棄コースまっしぐらの時間設定でした。親戚にうどん工場を営んでいる人がいてたま〜に貰うんですが、こっちは茹で時間15分…。うちではほぼ捨てていたと思います。うちで許容できる茹で時間はせいぜい素麺の2分まででした。私からすればアホとしか言いようがありませんが、厳然たる事実です。

そもそも、茹で時間が長い=面倒臭いというのが意味不明です。キッチンタイマーをセットしておけば茹で時間の間は完全にフリーになるわけですから、その間に他の作業ができます。付け合せのワカメだって水でサッと戻してから茹でてるうどんの片隅で湯通しすればわざわざワカメのために湯を沸かす必要がなくお得。この時間を利用して葱まで刻めてしまうのです。9分間新聞を読みながらボーっと待ってるなんて駄目でしょ。ところで今回のうどんですが、伊勢うどん系でした。30分かけて茹でる1本うどんなんていう無謀な品ではありませんでしたが、やっぱり日頃食べ慣れている讃岐うどん系とは全然違いますね。何というか、腰が“無い”。茹でたての筈なのにぜんぜんシコシコしてなくて、まるでスーパーで買った茹で麺を温めたかの様。まぁ好き好きなんでしょうが、私はあんまり好きになれないかも。とはいえ、私の押し付けられた分が600gあるので、毎日60gずつ食べて10日間はこのうどんが昼食のメインとなります。食べられなくは無いけど、個人的には讃岐うどん系がずっと好みです。

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