2020年9月

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20/09/30(Wed)

サツマイモが本格的に採れ始めたので、オーブンで焼き芋を作りました。正直全然期待していなかったのですが、コレが超美味かったのです。期待していなかった理由は昨年までの実績。サツマイモには大別してねっとり系とホクホク系があり、うちで昨年まで作っていたのはホクホク系でした。ですが私はどちらかというとねっとり系が好きなので、今年は少しねっとり系も植えたのです。コレが大当たり。ホクホク系は正直言って蒸してもオーブンで焼き芋にしても、あんまり変わらないというのが私の評価でした。だったら電気を喰うオーブンを1時間動かすよりはガスコンロ30分で出来る蒸し芋で良いやとなるわけです。

ですが、ねっとり系は全然違いました。蒸し芋にしても美味いんだけど、オーブンで焼くとそのねっとりポテンシャルが100%発揮される感じ。コレは時間と電気を使ってもオーブンで焼くべき食材です。私のやり方は、洗った芋を新聞紙包んで濡らしアルミホイルで包んでから、170度余熱なしで1時間。ただ、1時間無為にオーブンの前でボーっとするほど暇ではないので、食事の後片付けや入浴の時間と上手くかぶせて効率化を図ります。ココで注意なのは、うちのオーブンが電子レンジを兼用している点。オーブンを使っていると電子レンジ機能が使えないのは勿論ですが、使った後も庫内の温度が高い間はエラーが出るので電子レンジ機能が使えません。ですんで、レンジをよく使う食事の支度をしながら並行しての焼き芋作成は難しいというのが難点ではあります。まぁ、食事→後片付け→入浴の時間にかぶせるので、あんまり問題にはなりませんけど。色々書きましたけど、結局何が言いたいかというと、ねっとり系サツマイモのオーブン焼き芋は最高だって事です。

20/09/29(Tue)

これから一人暮らしを始める人が買っておいたらいいのは、ちょっとお高めのテフロンフライパンという内容の記事を読みまして、鉄フライパン至上主義の私としては引っ掛かりを覚えました。でもよくよく考えてみると、これまで碌に料理をしたことの無い人がキチンと手入れをしながら鉄フライパンを育てていくのは多分無理なので、ちょっとお高めのテフロンフライパンという選択は、1台目のフライパンとしては間違っていないのかもしれないなと思いました。

ただ、個人的にはフライパンはやっぱり鉄です。テフロンは買ったばかりの時点が最良のコンディションで、あとは悪くなる一方です。ですが鉄は逆。使い込んで油が馴染むとどんどん使い心地がよくなります。個人的には使い込む楽しみの無い道具は全く評価できません。それに安い。テフロンは経年劣化でコーティングがどんどん剥がれていくので、毎日使って3年…頑張っても5年が寿命です。それに比べて鉄フライパンは、私の先代フライパンの実績でも30年は余裕です。買い替えを考えて数十年のスパンでコストを考えると、鉄の方が圧倒的に安いんです。まぁでも、今うちで使っているうちの一つも赤錆だらけで金属ゴミの日にゴミ捨て場に出されていた物を再生したヤツですから、鉄を買って扱いきれずに錆びさせて捨ててしまう人もいるわけで、自信がないならテフロンにしといた方が無難ですね。

20/09/28(Mon)

結構悩んだ末に、1リットルの計量カップをAmazonで購入しました。評価:無くても全く支障はないけど、あると時々凄く便利。うちには元々500mlのが2個と300mlのが1個あります。計量はほとんど500mlので間に合いますし、300mlのは重くて厚いガラス製なのでほとんど使っていません。500mlが2個要るかって話ですが、私は要ります。同時並行で料理を作ることが当たり前なので、片方のカップに何か調味料が入っているタイミングで別の何かを量りたいって事は珍しくないので、ダブってはいますが必要です。

1リットルのについていえば、500mlのを2回使えば良いじゃないかという正論はありますけど、色んな作業を同時並行で行っている時に1回で量れるのと2回じゃないと量れないというのは結構な違いになってきます。まぁ、ガチで料理をしない人には全くの無用の長物なので、例えばこれから料理を始める人に何をそろえればいいか訊かれた際には、1リットルの計量カップは絶対にリストに入りません。使用頻度は500mlの1/10に届かないとは思いますが、私にとっては買って良かった一品です。

20/09/27(Sun)

近所のおっちゃんから季節の鮎を貰いました。ありがたい事です。私の場合は鮎を使ったレシピというと塩焼き一択です。稀にあまりに鮎が続いた場合は嫌になって炊き込みご飯を作ったりしますが、ほぼ塩焼き。鮎の定番といえば他には甘露煮もありますが、アレは醤油と砂糖の味しかしなくなる上にやたらと時間がかかるので、私はやりません。

貰った鮎は一匹ずつ小さなビニール袋に入れて冷凍した状態です。塩焼きの場合は解凍せずにそのまま焼いてしまいます。使うのはフライパンとテフロンコーティングされたアルミホイル。凍ったまま火にかけて塩を振り、蓋をして片面→ひっくり返してもう片面の手順で。踊り串とかは勿論やりませんし、凍っているのでそもそも出来ません。焼き魚といえば一般的にはガス代についているガステーブルを使うのでしょうが、うちはガステーブルは使用禁止にしています。アレはすぐに脂でベトベトになるうえに洗うのが物凄く大変で清潔に保てないので。焼き物関係は今回使ったフライパン&テフロンホイルのコンビかトースターで事足りるので、特に不自由を感じる事はないですね。

20/09/26(Sat)

最近マイブームなのが揚げ出し豆腐です。近所のスーパーで豆腐が1丁50円弱で売ってまして、それを使うとアホみたいなコストで出来てしまいます。1丁50円の豆腐って大丈夫なの?って思うかもしれませんが、揚げ出し豆腐って結構濃い味付けになっているので、多少豆腐がヘボでもあんまり関係ないのです。まぁ、私の舌がヘボなだけかもしれませんけど。

私が尊敬する料理研究家(?)の一人に魚柄仁之助というかなり癖の強いおじさんがいて、その彼が著作で書いていた食材の選び方が私の核になってます。“食材を選ぶ際は、身近でとにかく一番安いものを買う。で、それを実際に料理してみて問題なければよし。コレはちょっと…と思ったら、ワンランク上の物を買う。で、それを実際に料理してみて…をリピートしていつも買う食材は選びます。”というもの。なるほどー、と思って以来私もそうしています。今回の豆腐も、50円弱というのはこの辺ではダントツの最安値です。競合他社の豆腐は普通に100円以上しますんで。でも、私の舌では揚げ出し豆腐にするならこの50円豆腐でも何の違和感もありません。無農薬・遺伝子操作なし・国産大豆使用で安心安全の1丁300円とか言われても…。味が問題ないんだったら私は安い方を買いますね。

20/09/25(Fri)

畑のサツマイモがそろそろいい感じなんじゃね?と試掘してきました。まだ少し小さめでしたが、理想的な状態になるのを待っていたら後半腐って食べられなくなるので、この辺りからスタートするのが良いと思います。サツマイモといえば私は蒸し一択。焼き芋は美味しいんですが、オーブンで1〜1.5時間かかるので、電気代を考えるともやっとしてしまって楽しめません。スイートポテトも他人が作ったのを食べるのは好きですが、自分でやるとなると裏漉し作業が面倒で…。というわけでいつも簡単な蒸しになってしまいます。最近では何でもレンジで済ます傾向が強いですが、蒸しサツマイモはキチンと蒸し鍋で時間をかけて(30分〜)作るのが甘くて美味しいと思います。

その時間ですが、わざわざその為に確保するのはアホらしいので、私はいつも食事&後片付けの時間を有効活用しています。これらの時間は台所にいてコンロを監視できるので、使わなければもったいない。私は割といつも、次の食事の仕込みにもこの時間を使っています。食事の支度をしながら隙間を見つけて芋を洗い、火口の使用スケジュールを考えて鍋を火にかけます。あとは食事や後片付けをしながら蒸すだけ。サツマイモはお腹が凄く膨れるので一度に沢山は食べられませんが、チビチビおやつ代わりに食べると、食物繊維も働いていい感じになると思います。

20/09/24(Thu)

愛用のキッチンタイマーのスタートスイッチが効かなくなり、ハイハイまた接触不良ねということで、分解しました。接点が少し曇ってきていたので、軽く磨いて再組み立て。コレで復活だろうと舐めていたんですが、直りません。もう1回磨きなおしてもやっぱり駄目。スイッチの接触不良じゃなかったのか?と思い、その周辺を見直してみて分かりました、断線です。この製品は基盤の上に回路がプリントされ、その上から錆止めのコーティングが更に重ねられているんですが、そのコーティングに傷か何かの不具合があったのでしょう。錆が傷を通してコーティングの下に入り込み、回路の一部が4mmほど変色していました。一応テスターで通電チェックしてみたんですが、やっぱり断線しています。

原因が分かれば修理は簡単です。小さく切った番手の高いサンドペーパーで、周囲をなるべく削らないようにしながら錆びた場所&その両隣を少しだけコーティングを剥がします。そんでもってそこに回路を繋ぐようにハンダを盛ってやればOK。4mmしか不具合箇所がないので、線でバイパスを作るよりもこっちの方が手っ取り早いと判断しました。

さっきAmazonで調べてみたらたった500円のタイマー(TANITAのTD-384)ですんで買い直してもどうという事はないですが、、直せるのならそれに越した事はないです。それに、不具合の原因を調べてそれにあった修理方法を考え、それが上手くいって再び動くようになるってのは凄く楽しいものです。たまにYoutubeでハードオフでジャンクを買ってきて動くようにする的な動画を見ますが、ああいうの憧れですね。

20/09/23(Wed)

法事の時にお供えしたリンゴを使った干しリンゴが完成しましたので、仕上げの細切れ作業を行いました。おやつとして食べるのならこの作業は不要ですが、私は干しリンゴをもっぱらフルーツパウンドケーキの材料として使っているので、刻みは必要です。あと、おやつとして食べやすい形で保存していると、美味しさのあまりあっという間に食べ尽くしてしまうので、それを防止する意味もあります。

リンゴは芯をつけたまま輪切りにして干してあるので、当然種や芯が残ったままですんで、これらを上手く避けて5mm角に切り刻んでいきます。所要時間はリンゴ5個分で1時間弱。けっこうかかるので、テレビを見ながらの作業で時短をはかります。使えないのは芯の部分・軸の付け根・お尻の部分と最小限にとどめますが、こいつらも再利用できます。私は毎朝紅茶を淹れて魔法瓶に入れ、一日かけて飲むんですが、その際に沸かすお湯にこの使えない部分を入れて煮出すことで擬似アップルティーを楽しめます。そして煮出した後はコンポスト送りにして堆肥化すれば完璧。我ながらケチだとは思いますが、無駄がないのは美しいのでこういうライフスタイルは好きです。

20/09/22(Tue)

行きつけのホームセンターに寄ったら、鮮度が落ちて茶色い部分が増えてきたウィローモスが30%オフになっていたので、いい機会だとゲットしてきました。枯れた部分が多いとはいえ、元気な緑色の部分も結構あるので何とかなるんじゃね?という見込みです。今まではメダカ水槽の水草としてアナカリスを使ってきたのですが、どうもあわないようで1週間ほどで色が抜けて死んでしまいます。屋外水槽だと元気に無限増殖するので、光が足りないのかもしれませんけど、流石に買ったばかりのLEDライトを買い換えるのもなぁ…と思っていたのです。

というわけで導入したのが今回のウィローモス。土台には古い瓦を使います。庭で草をむしっていると、割れた古瓦が結構出てきます。そういうのを発掘して庭の片隅にまとめてあるんですけど、その中から大きさ・形がいい感じなのを選んできて、よく洗い泥などを落とします。そこに茶色い部分を(なるべく)取り除いたウィローモスを薄く並べ、テグスでグルグル巻きにして仮固定してから水槽に沈めます。そしてそのまま2週間ほど放っておけば、環境に上手く適応してくれたら瓦にくっついて完成という運び。アナカリスは駄目だったので、ウィローモスは上手くいって欲しいと願うばかりです。

20/09/21(Mon)

今日は知り合いからキハダマグロを貰いました。ありがたい事ですが、小さい。40cmクラスというとサバなんかであれば大きいんですが、キハダの40cmは小魚です。こんな段階で獲るから資源が…と思わなくもないですが、貰った物は仕方がないので食べます。とりあえず腸を抜いて三枚におろしたんですが、うーん、脂全然乗ってない。見るからに駄目そう。食に関しては超保守派の父親ですんで、刺身にしないと五月蝿いんですが、正直刺身で食っても多分あんまり美味くないだろうなぁ…と思わざるをえない見た目です。

というわけで父親の分は刺身にして、自分の分はヅケ丼です。刺身よりは少し薄めにひいた身に醤油&味醂少しと胡麻油を回しかけて15分放置。ここで胡麻油を加える事で少しでもコクを補おう作戦です。丼にご飯を盛りつけ、マグロの切り身を並べて、葱を散らしたら完成。定番だと卵黄を落としたりするんですが、アレは黄身の味が勝ち過ぎる気がするので私はやりません。感想:想像通り身の脂乗りはダメダメですが、ヅケ丼にするとそれなりに食えなくもないレベルにリカバーできました。残った半身は個人的にはオリーブ油で煮てシーチキンにしたいんですが、まぁ順当にバーナーで炙ってタタキ造りでしょうね。

20/09/20(Sun)

数年前から、パソコン買い換えようかな〜→やっぱりまだいいやというのを繰り返してきましたが、また少し買い換えようかなに心が傾いています。理由はYahooのトップページを見ていると高確率でブラウザがクラッシュするようになったから。今使っているブラウザのバージョンが結構古いやつなんで、それで不具合が出ているんだと思います。んじゃ、バージョン上げればいいんじゃないかと思うかもしれませんけど、それが出来れば苦労はしないのですよ。

私が使っているノートパソコンは驚きの2011年モデル。そしてOSはもうとっくにアップデートが切れているVistaです。ですんで、OSチェックに引っ掛かってブラウザのアップデートが出来ません。ただ、私のパソコンに対する要求レベルが異常に低いので、このパソコンでもあんまり問題が無いのですよね。私が要求するのは、エディタ・メーラー・ブラウザの3つがスムーズに動く事で、その程度だったら2011年モデルどころかWindows95でも多分大丈夫です。

現在困っていることは大体がブラウザ関係です。1. 上記のYahooクラッシュ。2. Twitterの動画が見られない。3. Youtubeで新規にアップロードされた動画が見られないことがある(ただし、3日以内にほぼ見られるようになる。タイミングはランダム)。ぐらいかなぁ…。一番困るのは3番ですが、3日も待てばほぼ100%見られるので、まぁいいかなと思ってしまい、いつも買い替えに踏み切れません。5万も出せば要求を100%満たすスペックのものは簡単に買えますし、中古なら更に下がります。でも、今のを使い続ければそれはゼロなわけで、うーん悩む。壊れて仕方なくというのではなく、スペック問題で買い換えるのってどういうタイミングが多いんですかね。

20/09/19(Sat)

朝起きると、メダカ水槽の水面で何か蠢くものがあったので近づいてみると、投身自殺を図ったカナブンでした。うちの水槽は夜間タイマーでLEDをオフにしているんですが、完全にオフになるわけではなく極薄暗く灯りがついていますんで、それに向かって突撃したら水に落ちてしまったものかと思われます。

そのままにしておいて水死からのメダカの餌でも良いんですけど、死骸が無くなるのにどれだけ時間がかかるか分かりませんし、水の汚れにもなるのでとっとと除去。裏庭に放して踏み潰しました。蜻蛉・蝉なんかだったらそのまま無罪放免にするんですが、カナブンはブドウの敵なので死刑です。こいつらは成虫は葉を食い荒らし、幼虫は根を食い荒らすと生涯にわたってとんでもないヤツらなので、生かしてはおけません。私は非常に罪深く、自分の事しか考えていない人間なので、我が身に害をなす昆虫は許せない性分なのです。ちなみに、自分でちょいちょい野菜を作り始めてから蝶は敵になりました。ただ、成虫が家の中に迷い込んでいたら多分無罪放免です。葉を食っている幼虫は問答無用で踏み潰しますけどね。

それで最近困っているのがオオスカシバの幼虫です。毒は無い見方によっては可愛い芋虫なんですが、とにかく食欲が凄くて1匹いるだけでクチナシが丸坊主にされてしまうので、見つけ次第死刑です。死刑なんですが、体色とクチナシの葉の色が非常に似ていてカモフラージュになっており、吃驚するくらい見つけられません。成長すると親指くらいの太さになって、葉を食っていると結構な異物なんですが、保護色って凄い。クチナシの横を通るたびにざっと探して、見つけると踏み潰すのが最近の日課です。

20/09/18(Fri)

私が現在、うちにある家電で真っ先に処分してしまいたいと思っているのが炊飯器です。私は玄米を圧力鍋で炊いているので、炊飯器は一切使っていないのですが、父親には欠かせない家電なので仕方がありません。ただ、うちにある家電の中では冷蔵庫に次ぐ大食いですんで、電気代への影響を考えるとドケチの私はいつも悶々としてしまいます。それに、毎朝新しくご飯を炊いて夕食まで保温という運用をしていると、特に午後に入ってからの炊飯器周りの臭いが嫌。よく半日以上も保温を続けたご飯なんて食えるよなと、我が父親ながら感心してしまいます(嫌味)。

あと、炊飯器は家電としての寿命が短いのも気に入りません。どっかで読んで納得したんですが、テフロン加工の釜ってのはその存在自体が矛盾しているんだそうです。テフロンのコーティングは米はくっつけちゃいけないけど、本体の金属にはしっかりくっついていないといけない。そりゃ無理だろって話です。無理なんだけど、そこを長年の研究とノウハウで何とかしてる。でも、元々無理な話なんだから長持ちはしません。3年も使えばテフロンのあちこちにヒビや剥がれが出はじめ、ご飯がくっつくようになってしまいます。

それに、炊飯器ってエネルギー効率が悪いと思うのですよ。一般論ですが、電機を回転に変える家電…扇風機、光に変える家電…LEDはそんなに電気を食いません。ですが、熱に変える家電は駄目です。冷蔵庫・エアコン・トースター・炊飯器、全部が大食い。ですんで、私はこういう家電はあんまり使いたくないのです。冷蔵庫・エアコン辺りは仕方がないですけど。まぁ結局何が言いたいかというと、炊飯器は嫌いという事です。何より少し練習すれば1,000円ちょっとの鍋で遥かに上手いご飯が炊けますんで、何万もかけて数年しか理想的なパフォーマンスを発揮できない炊飯器なんて要りません。

20/09/17(Thu)

Amazonでののちゃん全集12巻が発売されていると知ったので、早速ゲットしました。私は現在3つのコミックスを買っているんですが、ののちゃんはその内の1つです。とはいえ、新聞4コマが元になっているという特性上、発売が2年に1回という超スローペースなので、あんまり定期的に買っているという気にはなれませんけど。掲載は朝日新聞。朝日新聞の主義主張には全く共感できないので、購読しようとは思いませんが、となりの山田君時代を含めれば30年以上4コマをいしいひさいちに任せている点だけは評価できると思います。

ののちゃんの魅力は色々あると思いますが、何といっても新聞4コマにあるまじきブラックっぷりでしょう。主人公は小学3年生の女の子。年度が変わるたびに3年生を繰り返す、いわばサザエさん方式です。テストは0点ばかり、寝坊・遅刻は日常茶飯事、宿題はとなりの幼馴染のを丸写しと、小学生が真似てはいけないことしかしません。母親のマツ子はぐうたら主婦そのもので、祖母のしげはハードボイルドな意地悪ババァ。でも、全員が魅力的なんですよね。そして、4コマにありがちなほっこりするエピソードは皆無です。また、今巻ではあまり見られませんでしたが、4コマを敢えて3コマにしたり、中の一コマを更に4つに割って4コマ中4コマを作ったりと、非常に実験的な試みも多くされています。いしいひさいちは新聞4コマの可能性を大きく広げた偉人と言っても言い過ぎじゃないんじゃないかな。いしいひさいち、超オススメです。

20/09/16(Wed)

1ヶ月ほど前から、Amazonの欲しい物リストに1リットルの計量カップを入れてずっと迷っています。買うべきか、買わざるべきか…。私は4日に1回のペースで圧力鍋を使って玄米を炊いているんですが、その水加減が米3合に対して水750mlです。今うちにある計量カップは500mlのものなので、2回使わないと計量できません。米を炊くたびに、1リットルの計量カップ買うか?と自問するのです。

買わない理由としては、使う機会がほぼこの炊飯に限られる点です。日常的な調理で500mlの計量カップで足りない事はまずありません。この炊飯のためだけに700円払うのはまぁいいとして、台所の道具類を増やしてしまっていいものか。原則的にはモノをあんまり増やしたくないのです。同じ理由でずっと鋳物のたこ焼き器をリストに入れて迷っていますけど、買う可能性は客観的に見てたこ焼き器よりは高いけど、こっちも多分買わないなレベルです。まぁでも、こういう使い方が出来るんでAmazonの欲しい物リストってのはとても良い機能だと思いますね。

20/09/15(Tue)

先代ラジオが壊れて新しいラジオを買ってしばらく使ってみたのですが、電池の持続時間がアホみたいに延びました。先代のはDSPデジタルラジオという現在主流のタイプで、Amazonの評価を見ると電池の持続時間が短いのが欠点という評価がよく見られます。私はこのタイプをずっと使っていたので、短いといっても誤差だろうと思って舐めていたんですが、同じ単四の充電型電池2本を使った場合でも、先代なら2日程で交換しないといけなかったのが、今回のだと10日以上持ちますんで、流石にコレだけ違うと持続時間が短いとかいう話じゃねーぞと思ってしまいました。

機能的には現行機種は何世代も前の物です。先代は周波数がデジタル表示され、プリセットした局にボタン一つで簡単チューニング出来ました。それに対して現行品のチューニングは昔懐かしいダイヤル式。勿論プリセット機能なんてありません。ですが、電池の寿命が長いってのは、そんなレトロな操作性を軽く覆す長所だと思います。この先よっぽどの事がない限り、今使っているのが壊れても同じのを買い直すんじゃないでしょうか。

20/09/14(Mon)

今日は法事で使ったリンゴ5個を乾燥処理に回しました。リンゴで保存食といえばジャムが筆頭に上がりますが、ジャムは在庫がだぶつき気味なのでこれ以上要りません。となると次点で乾燥。常備してあるフルーツパウンドケーキの材料として必要なのですが、在庫のドライリンゴが多分あと半年ほどで切れるので、丁度いいタイミングです。ドライリンゴの作り方は簡単。

リンゴは皮・芯つきのまま緯線ラインで5mm巾にカットします。それを重ならないようにざるに並べ、時々ひっくり返しながらカラカラになるまで天日で乾燥。乾いたらキッチンバサミを使って芯や種をよけつつ小さく刻み、ポリ袋に密封して冷凍庫で保存します。完成品は何ならそのまま食べても美味しいですが、手が止まらなくてあっという間になくなるので、私は自粛してやりません。これからの季節リンゴを箱で貰う事も多いと思いますが、持て余して腐らせるくらいなら乾かしてしまう方が良いんじゃないでしょうか。

20/09/13(Sun)

いつものように行きつけのスーパーでウロウロしていると、1パック50円の豆腐安売りに出くわしました。まだまだ暑いので冷奴もいいんですが、久しぶりに揚げ出し豆腐とかどうよと思い始め、買ってきました。揚げ出し豆腐は見た目よりも簡単です。一口大に切ってから重石をして軽く水切りした豆腐6面に満遍なく小麦粉をはたき、やや温度高めの油で狐色になるまで揚げます…というか、油をケチるので焼くと言った方が正確ですが。それを適当に薄めためんつゆに放り込み、葱や晒し玉葱などそれっぽいものを散らせば完成。

揚げ出し豆腐を見ると亡くなった母を思い出します。思い出の味というわけではなく、リクエストしても面倒臭いと言って作ってくれなかった一品としてです。自分で作るようになると大して面倒だとも思わないんですけどね。皮肉な事に、故人を思い出す料理といえばこうやって面倒臭いと言って作ってくれなかった料理とか、どう考えても不味い一品とかそんなのばかりで、あの料理は美味しかったという思い出は極少数派です。料理は嫌いでしたが、そんなに不味い物ばかり量産していたわけではないので、コレはマイナスの思い出のほうが印象に残りやすいからなのだと思います。よく、死んだ母親のあの料理は美味しかったなんて思い出すシーンが小説なんかでありますが、ああいうのってよくある事なんですかね。私にはイマイチ実感がなくて信じられませんけど。

20/09/12(Sat)

私が愛用しているボウルは時々火にかけて葉物を茹でたりするので、長年の使用で縁周辺がガッツリ焦げ付いています。完全に固着して落ちる事もないので、普通の使用には全く問題ないんですが、先日ネットで焦げ付いた鍋をピカピカにする動画というのを見かけまして、面白そうなんでやってみました。方法は簡単で、重曹を加えた水で20分煮てから一晩放置すれば、焦げがシート状にペリペリ剥がれるというもの。幸いにも一回り大きいボウルがありますんで、それを使って実行。

結果:思ったほどではない。そんなにキレイには剥がれません。爪を使えば欠片になって少しずつ剥がれていきますが、爪が駄目になりそうなので止めました。金属製のヘラは流石に駄目だろうということで、接着剤についていたプラスチックのヘラを使ってちまちま剥がしていくと、煮ないで作業するよりはずっと剥がれるけど、やっぱり厳しい。剥がす→煮るを3セット位やれば見える部分はにキレイになりそうですが、裏面の縁の陰といった細かい場所まで完全にキレイにしたければ5セット位必要かも。ガス代をかけてやる程の事ではないですが、折角はじめたので見える部分ぐらいはキレイにしてみようかなと思っています。

20/09/11(Fri)

友人に料理する時に気をつけている事は?と聞かれ、しばらく考えてみたんですが、理想形を速く作って維持する事かな、と思いました。うちでは二口コンロを使っているんですが、両方のコンロに鍋(orフライパン)がのっており、その横で包丁を使った作業や洗い物をしているというのが理想形です。火のついたコンロは放っておけば勝手に調理を進めてくれますんで、二口コンロで並行して2品作りつつ、その横で手を使わないと出来ない作業を進めるというのが一番無駄がありません。

ただし、料理を始めた段階では肉も野菜も切っておらず、鍋をコンロにかけることができないので、なるべく早くこの状態にするにはどの手順がベストかを考えます。また、コンロ調理がすぐに終わってしまう物を先に火にかけてしまうと、手作業時間が稼げないので、コンロ調理が終わった後に無駄な時間が出来てしまいます。その辺を上手く段取りして、なるべく長く理想形を維持するように心がけています。あとは、出来上がり時間ですね。食事の開始時間から逆算して、ココで仕上げるには○分前からコンロ調理を始めたいので、そうすると材料を刻むのはこの時間に組み込もう、とか常に考えてます。味付けよりも、この段取りを組むほうがよっぽど難しい。結構いい脳トレ・ボケ防止になると思うのですよね、料理って。

20/09/10(Thu)

今日は約週一のペースでやってくるパンを焼く日。男性でパンを焼く人ってかなり少数派だと思うんですが、何でこんな簡単なのに皆やらないんだろうかとすら思います。強力粉・砂糖・塩・ドライイーストと水を捏ね合わせるのに2分。半日かけて発酵させる間に1分かけての捏ね直し1回。整形したら230度で予熱したオーブンに突っ込んで30分で完成。時間はかかってますが、自分が手を動かさないといけない時間だけ取り出せば全部合わせても5分程度しかかかりません。更に、材料費と電気代をあわせてもパン屋で売っている同等品と比べると1/5程度のコストで作れてしまうので、そりゃ作るでしょう。

あと、住んでいる場所という要因もあります。東京ならともかく、この辺はド田舎なので、こだわりのパン屋で買い物をしようとすると車を出さなきゃいけません。車での往復時間・ガソリン代なんかを考えると、たかがパンにそこまでするのもねぇ…と思ってしまうのです。それにそのパン屋が口に合わなかったらまた別の店を当たらないといけないのも面倒臭い。自作だったら前回の反省を生かし、レシピに修正・再修正を加えていけば、10回も焼かないうちに自分好みのパンが出来上がります。クロワッサンを自作とかならまた話は変わってきますが、材料の少ないバゲット系なら自分ちで焼いた方が色々有利だと思うのですよ。

20/09/09(Wed)

今日は今年3回目のバジルの収穫。バジルは枝分かれした部分を残しておくとそこからまた新芽が出てくるのでそれを意識しつつ、刈り過ぎて枯らさないようにだけ注意しながらガンガン刈り取っていきます。理想を言えばフレッシュの状態で料理に使うのが良いのですが、そんな悠長な事をしていたら葉は枯れてしまうか虫に食われるかで大量のロスが出てしまうので、私は基本的に電子レンジを使ってドライに加工しています。

摘み取った葉は枝を外して葉だけにします。ただし、先のほうは葉が小さく茎も柔らかいので、あんまり厳密には外しません。面倒臭いですしね。大き目の平皿にキッチンペーパーを敷き、バジルをなるべく重ならないように並べたら上から更にキッチンペーパーをかけ、600W3分でカラカラになります(キッチンペーパーを使う事で色落ちがある程度防げます。また、キッチンペーパーは何度でも再利用可能なのでエコ)。それをボウルに移し、指で粉々に砕いてからジップロックに入れて湿気で駄目にならないように冷蔵庫に保存します。最近の用途はもっぱら昼食メインのペペロンチーノ。ニンニク鷹の爪にオリーブオイル、そこにバジルは完璧です。ちなみに今年のバジルはDaisoで50円で買った種です。冷蔵庫に入れとけば2年は使えるので、25円で1年間バジル使い放題だったらそりゃ作るでしょ、ってなものです。

20/09/08(Tue)

台風が来る前に、強風で落ちたら台無しということで残っていたブドウを全収穫してきました。今年は当たり年で、消費を圧倒的に上回る生産量。結構あちこちに配ったんですが、食べ切れない程の量でした。そんな中私が一番好きなのが、枝についたままでシワシワになってしまったブドウです。素人は食えないと捨ててしまうのでしょうが、この枝についたままでレーズンになりかけたブドウってのが実に美味い。捨てるなんてとんでもない上に、父親は食べようとしないので完全に独り占めです。

ちなみに今年もレーズンは作りました。8月一杯かけて乾燥させたものが、300gの袋に詰めて6個と傷ありで弾いたものが少々の約2.5kg。昨年は作り過ぎてしまったので、今年はかなりセーブしました。乾かす度合いを強めると保存性は高まりますが、固くなってしまうので、どこで止めるかが非常に悩みどころです。私の場合は腐ったら台無しということで、保存性に軸足を置いてかなり強めに乾かしています。最近は8月が馬鹿みたいに暑いので、自宅でブドウを作っている人はレーズンに挑戦してみるのも良いんじゃないでしょうか。意外に簡単ですよ。

20/09/07(Mon)

台風が来ているので流石にウォーキングはお休み。草むしりも中止で一日中家の中にいます。ただ、油断してはいけないと思いつつ今回も前評判ほどの酷い台風ではなかったなと思います。最接近するのが夜中だったせいもありますけど、ほとんど危機感を感じませんでした。

しかし、前回と今回の台風の進路って本当に変ですね。あんな風に九州からほぼ真北に向かう台風なんて、40年以上生きてますけど今まで見た記憶がありません。大体は対馬辺りで東に進路を変え、運が悪いと東北辺りで再上陸というのがよくあるコースだったんですが。環境が変わりつつあるんですかねぇ。まぁそれが、悪い方にじゃないといいんですけど。

20/09/06(Sun)

私が行きつけにしているスーパーに冷凍カレイが常備してありまして、安いし美味しいので時々買ってきて煮付けにしています。冷凍なので調理をしくじると水っぽくて不味いのですが、そこは腕でカバーすれば何とかなります。煮汁は醤油・酒・味醂をそれぞれ50mに砂糖を大匙1。ここにスライスして冷凍してある生姜を大匙1位の量加えてフライパンに注ぎ、強火で沸かします。沸いたらカレイを凍ったまま投入し、常備してあるフライパンに大きさをあわせた紙の落し蓋と普通の蓋をして、強火のまま3分煮てから火を落とします。そのまま半日放置して味を馴染ませたら、後は仕上げ。

今はそうでもないですが、寒くなってくると冷めたカレイに紙の落し蓋がくっついて、皮も一緒に剥がれてしまうので、ここで一旦点火して温めます。落し蓋が剥がれて全体が温まったら身を取り出して皿に盛り、残った煮汁を少し煮詰めて合流させれば完成。使う鍋は底が広くて浅いフライパンが最適なんですが、鉄のフライパンをこういう用途に使うと折角育てた油の皮膜が剥がれてしまうので、私が使うのはテフロンが剥がれて炒め用途には全く向かなくなった安いテフロンフライパンです。本来なら廃棄するこのフライパンを敢えてとっておき、煮魚専用にしているのです。更に、取り出す際に菜箸を使うと柔らかい身が崩れてしまうので、ステンレスのフライ返しを使うのが吉。幾多の失敗から編み出したベストメンバー達です。

20/09/05(Sat)

9月にはいって多少涼しくなるかと思ったんですが、体感的に全然変わりません。問題の台風10号が過ぎればちょっとは変わってくる事を期待したい今日この頃です。そして先日の9号で水を得たために庭の雑草が絶好調で物凄い勢いで成長しており、毎日の草むしりは欠かせません。亡くなった母は抜いても抜いても生えてくると文句を言っていましたが、雑草がエンドレスに生えてくるのは自然の摂理であって、そんなことに文句を言うのは時間の無駄なので、私は極力考えないようにしています。そして、私が毎日実行している草むしりのルールは2つ。

1. 時間は完全固定。開始時間と終了時間を決めて厳守します。開始時間時に雨が降っていれば、その日は中止。たとえ10分後に天気が回復してもその日の作業はキャンセルです。終了時間がくればピッタリ終了。あと少しやればこの通路分が終わる的な時でも、延長は無しです。会社業務的にいえば、早出・残業は一切しない完全定時勤務です。2. ルートは完全固定。うちはアホみたいに庭が広くて、毎日作業をしても同じ所に戻ってくるのに1ヶ月かかります。ですんで雑草もよく成長している所とそうでもない所が出てくるんですが、ここは成長が早いから先にむしっとこう…とかは無しです。庭に一筆書きのルートを設定して、その上を順番通りにむしっていきます。

子の2つのルールのココロは、とにかく作業を機械的にしてアレンジの要素を排除する事です。融通を利かせるといえば聞こえはいいですが、今日はちょっとしんどいから半分の時間で切り上げようとか、最近雑草の成長が遅くなってきたから今日はお休みにしようとか、生来怠け者の私は色々言い訳をつけてどんどんやらなくなるのが目に見えています。ですんで、とにかく機械的にこの時間はやる、と決めているわけです。結構有効ですよ。

20/09/04(Fri)

最近見つけて毎週楽しみにしている番組がEテレの“no art, no life”です。水曜日の夜にやっているたった5分の番組ですが、本当に凄い。色んな芸術家を紹介しているんですが、この人達にとって芸術は命そのもので、芸術を奪ったらこの人達多分死ぬな、っていうレベルの鬼気迫りっぷりです。お金や名誉のためではなく、芸術のために芸術に打ち込んでるって感じ。時間も短いですし、騙されたと思って是非一度見てみて欲しい番組ですね。

あと、こっちはラジオですが、平日の午後にやっているごごカフェが最近のお気に入りです。前任からあまりにもカラーが変わってしまったために、最初はちょっと大人し過ぎ・無難過ぎ?と思っていましたが、話題の広さ・聞き手を不愉快にさせない絶妙な言葉選びは流石ベテランだといつも安心して聴いていられます。選曲担当のDJまさおの技術が凄い。よくこんな曲探してきたねー、というレベルで知名度の低い曲をかけつつその日のテーマにはバッチリあわせてくるというのが素敵です。ただ、それに反してちょっと残念になってしまったのが午前のラジルラボなんですよね。メインアナウンサーはベテランで技量的には問題ないんですけど、何というか前番組に比べて企画が面白くなくなりました。裏方スタッフの技量が落ちちゃったんでしょうね、この時間はあんまり聴かなくなってしまいました。残念です。

20/09/03(Thu)

今週の“マツコの知らない世界”のハーブ特集、興味深く見ました。やっぱりある特定分野に興味が集中する人ってちょっと変な人が多いよねと思いつつ。まーでも、ハーブがとても便利な事は同意です。都度スーパーで買うと1パック200円とかで結構割高なので、自宅で作るのが私もオススメ。最近の新型コロナウイルスによる巣篭もり需要で売り上げが爆増しているらしいのもよく分かります。一般的にハーブはとても簡単に育てられますし、食べるだけでなく部屋の緑としても役に立ちますんで、まさに一石二鳥。

個人的にオススメだと思うハーブをいくつか挙げてみます。まずはバジル。番組でもとりあげられてましたけど、基本です。爆発的に増えますし、香りに癖が無くて肉にも野菜にもよく合います。番組ではフレッシュがオススメされてましたが、私は10株ほど育てていてとてもじゃないけど使い切れないので、フレッシュで食べきれる分以外は電子レンジを使ってドライにしています。最大のデメリットは1年草なので毎年植えてやらないといけない点と、虫害が発生する点です。特に後者は深刻で、油断すると丸坊主にされます。葉を食べる植物なので、殺虫剤を安易に使えないのが悩みの種。

そして私が大好きタイム。パスタには欠かせません。ただ、意外に夏の暑さに弱いようで、うちの庭では何度も消えており、今育っている株もリーチがかかっています。涼しくなって生き返るのが先か、暑さで死ぬのが先か。ローズマリーもオススメ。コイツは簡単で、ほぼ不死身です。多年草でガンガン大きくなるので、1本植えておけば足りなくなる事はまず無い筈。煮込み系の料理に放り込むのが定番ですが、白身魚のソテーなんかにも使えます。どれも数年前は苗が1鉢100円とかで買えたんですが、ブームが発生した今では結構高くなってしまっているのが残念。それでも300円〜とかなんですが、はやくブームと値段が落ち着いてくれないかなと思っています。

20/09/02(Wed)

7月後半から昼食はずっと貰い物の素麺を食べ続けてきたんですが、やっと完売しました。3.5kgあったからな〜と遠い目。素麺は嫌いではないんですが、流石に8月折り返してから位はちょっと厳しかったです。というわけで素麺亡き後、昼食メインはパスタになりました。新型コロナの影響で店頭からパスタが消えて困ったものですが、最近はやっと普通に手に入るようになりました。とはいえ、レギュラーだった1kg袋の安売りは無くなり、ちょっと割高の500g袋が主力になってしまったのは痛い。早く完全に戻るといいんですが…。

私が昼食に食べるパスタはほとんどがペペロンチーノです。作り方はこんな感じ。パスタは意識高い系だとアルデンテにするんですが、私はちょっと柔らか目が好きなので、パッケージの茹で時間プラス1分をベースにしています。とはいえ、毎日10分茹でるのはガス代がもったいないと思ってしまうので、時短します。パスタは昼食2時間前から水に浸しておきます。こうすると茹で時間が大幅短縮に。アルデンテは出来なくなりますが、私には関係ないので大丈夫。保温鍋に水と塩多目を入れて点火。沸騰したらパスタを入れ、再沸騰したら保温鍋をコンロから外して外鍋にセットし3分で茹で上がりです。この間にソースを準備。フライパンにオリーブ油を多めに入れ、潰したニンニクと種を抜いて小口切りにした鷹の爪を加え、弱火で煮て香りを移します。茹で上がったパスタをここに入れ、茹で汁を少量ずつ加えて様子を見ながら全体を絡め、塩で味を決めて完成。味付けがシンプルなので簡単ですし、毎日食べても飽きません。

この料理のポイントはただ1つ、ちゃんとオリーブ油を使う事です。業務用スーパーとかで妙に安いオリーブ油を見かけることがありますが、そういうのは裏の成分表示を見ると、他の油と混ぜてある事が多いですが、それは駄目。エクストラバージンである必要は無いですが、オリーブ油100%のものを使わないとキチンと香りが立ちません。あと、当然ですけど料理の際にサラダ油でカサ増しするのも厳禁です(以前やってた…)。それさえ守れば、サルでも作れる難易度の料理だと思います。

20/09/01(Tue)

今年は庭のイヌビワが大豊作です。イヌビワといっても耳なじみが無いでしょうけど、無花果の仲間です。実の大きさは小指の先ほどしかないので、ミニチュア無花果という感じですが、非常に甘くて美味しい。私はコレを熟したものから収穫して冷凍保存しておき、収穫が一段落した時点でジャムにしています。

このイヌビワ、本来はわざわざ庭に植えるような樹ではなく、多分鳥の糞に混じっていた種から実生で発生したものです。私の中では雑草と同じ扱いなので、小さな芽を見つけたらノータームで引っこ抜く程度の扱いです。しかし祖母が庭を管理した時代に見逃して背丈より大きくなってしまった個体はもはや庭の一部となっているので、何となくそのままにして今に至っています。樹としての特徴はとにかく成長が馬鹿みたいに早いです。無花果の仲間全体に言えることですが、毎年背丈を半分くらいにする勢いで剪定しても、翌年には楽勝で元の大きさを超えてきます。メリットといえば甘い実をつけることと、葉がかなり大きいので周囲にいい感じの影を作り、直射日光に弱い植物の日陰に出来る事でしょうか。とココで、ふと検索をかけてみたんですが、イヌビワの苗結構売られてますね。世の中には物好きがいるもんだと思わざるをえません。

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