2021年12月

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21/12/31(Fri)

大晦日といえば年越し蕎麦ですが、うちでは元々年末に年越し蕎麦を食べる習慣はありませんでした。それが東京でしばらく暮らしているうちにやっぱり年末は蕎麦だろうという習慣が身につき、今でも年の瀬になると蕎麦を食べるのが私の決まりごとになっています。蕎麦は乾麺。茹で麺の方がはるかにお手軽ですが、腰が無さ過ぎて私はアレを蕎麦とは認めません。乾麺もピンキリで、安いのは多分ほぼ小麦粉+最低限度の蕎麦粉フレーバーという、八二蕎麦どころか九一も怪しい原材料割合でしょうけど、茹でたては安い蕎麦でも結構美味しいので、私はいつも値段で選んでしまいます。

汁は一度カエシから作ってみたことがあるのですが、濃縮めんつゆを規定の量で希釈した物と比べても大して変わらなかったので、今では濃縮めんつゆを使っています。具は自作のかき揚げ。小さな冷凍エビと玉葱・ミツバを水溶き小麦粉で纏めて揚げます。かき揚げは普通の天婦羅と比べても面倒臭さが一段階上ですが、年末くらいはまぁいいかと揚げることにしています。スーパーの惣菜コーナーで簡単に手に入りますが、めんつゆと違ってこっちは自宅で揚げると明らかに味が違うので、かき揚げに関しては私は完全に自作派です。それなりにコツが必要で、下手だとカラッと揚がらなかったり、揚げている最中にネタが分解したりしますけど、それもまた人生。ネットで研究して何度か失敗すれば、誰でもそこそこのかき揚げは作れるようになります。先日スーパーに行くと即席のカップ蕎麦が山積みされていましたが、アレじゃ歳を越す風情は味わえないなと思うんですけど、買う人は一杯いるんでしょうね。

21/12/30(Thu)

今年もあと2日ということで、今更ながらにお節の準備開始です。とはいえ、お節料理自体に大した思い入れが無いので、作るのは最低限。黒豆・数の子・叩き牛蒡・酢蓮・伊達巻が今回の予定。紅白膾は常備菜で作ってあるのでそれを流用し、蒲鉾は貰い物を切って出せばエェじゃろ。それに、客観的に見たら結構作ってる方なんじゃないでしょうか。この中で時間がかかるのは黒豆と数の子で、後は割と楽勝です。

黒豆は水で戻して長時間煮るという作業がとにかく手間暇かかりますけど、こういうのはシャトルシェフの最も得意とする分野なので、随分楽になりました。4時間カセットコンロの弱火でコトコトとかやってられません。数の子は塩抜きに時間がかかりますが、まぁそれだけです。一本物なら皮を剥く作業が面倒臭いですが、安い壊れ品を買ったので皮剥き不要なのがナイスです。まぁ、お節なんて買った方が遥かに手っ取り早いんですが、日本人ならたまには年中行事ってヤツをしてみても罰は当たらないんじゃないかな…と思って毎年作ってます。ただし、全くバエません。伝統的なお節って見た目が本当に地味。フライ物や串物を入れれば華やかにはなりますが、アレは何か違うと思うのですよね。

21/12/29(Wed)

庭仕事のお供に使っている携帯ラジオ、そのイヤフォンが断線しました。気をつけてはいるんですが、コードが庭木に引っかかり、それに気付かず身体を動かしてコードに無理な力がかかって断線というのがいつものパターンです。高い物ではないので買い直しても大した出費ではないんですが、直せる物は徹底的に直すのが私の主義なのでとりあえず修理を試みます。

イヤフォンのコードで断線が起きた場合、トラブル箇所は95%以上の確率で本体側ジャックの付け根です。次点でイヤーピースの付け根ですが、まぁほとんど本体側です。イヤフォンを耳にはめてラジオのスイッチを入れ、怪しい箇所をグリグリ回して音が聞こえたり聞こえなかったりしたら確定。断線箇所を避けてコードを切断。皮膜を剥いてジャックに繋ぎ直すだけです。ただし、購入時の状態だと大抵の場合ジャックは分解できないように一体成形されているので、ココだけ買い直す必要があります。私の買ったのは5個で300円程度。パーツは使い捨てではなく何度も使えるので、5個あったら私が死ぬまで断線を直し続けても多分使い切れません。繋ぐのはプラス・マイナス・アースの三本で、かなり細い線を小さなパーツにハンダ付けないといけないので慣れないとちょっと難しいですが、数回失敗すれば誰でもできます。

最近ではコードレスのイヤフォンが普及し、当然断線の心配もなくなりましたが、アレは一旦壊れたら修理できる気がしないので、当面手を出す予定はありません。なるべく自分で修理できる可能性のあるものの方がロマンがあると思うのですよ。

21/12/28(Tue)

畑の金柑が食べ頃を迎えていますが、生の金柑ってあんまり好きじゃありません。口に入れたら拒否反応が出るほどのレベルではいですが、好んで食べたくは無いレベル。金柑といえば甘露煮が代表的ですけど、コレもイマイチ。生食よりは食べやすくなりますが、何より砂糖の量がハンパないのが気になります。保存を考えると金柑の50%の砂糖は使わないといけませんし、シロップ部分も生来の貧乏性が邪魔をして捨てるなんて出来ません。最終的には水で薄めて氷を浮かべて飲むんですが、中年になった自分の健康を考えると、好きでもないのに大量の砂糖を摂取するのはアホらしい。かといって実ったまま放置して鳥に食われるか腐って落ちるのを待つのはあまりにもモッタイナイ。

というわけで色々考えた末に風呂に入れることにしました。10個ほどの金柑の表面数箇所に包丁で切れ込みを入れ、ミカンネットに入れて風呂に入れます。入浴30分位前に入れておくのがベスト。段々香りが出なくなるので、3日位で中身を交換していきます。正直食べられる金柑を入浴剤として使うのは気がとがめなくも無いですが、タダ捨てるよりは遥かにマシだと思います。

21/12/27(Mon)

寒さが本格化してきて、タダでさえ寒がりなうちの父親は寒い寒いを連発しています。そんなに寒ければ身につけるものを工夫すりゃいいのにと思うんですが、首も頭も剥きだしなのでそりゃ寒かろうよと思わざるをえません。一応助言はするんですが、年寄りが長年の習慣を変えるのは難しいです。

というわけで、この時期に私がオススメする防寒アイテム一位はネックウォーマーです。コレを着けているといないとでは体感温度が全然違うので、私は食事中と入浴時以外は一日中身に着けています。特にウォーキング中は引き上げて鼻まで覆えるタイプ(自作)が手放せません。平時は市販のフリース製の物を愛用。確か20年位前に当時の職場の同僚から貰った物で、随分起毛が剥げて来てしまいましたがいまだに使っています。

二位は指なし手袋。コレは食事中・入浴時・庭仕事中を除いて一日中身に着けています。コレも自作で、自分の手の形にあわせて作ったのでフィット感は最高。使い過ぎて毛玉だらけになりつつありますが、毛玉をとると生地が薄くなってしまうので敢えてそのままにしています。手首を温めるリストバンドを試した事もありますが、機能的には指なし手袋が完全上位互換だと思います。三位はニットキャップ。私は坊主ではないですが、かぶっているのといないのとでは頭の温かさが段違い。髪型がグチャグチャになるという明確な弱点がありますが、温かいという実利に比べたらそんなの些細な事です。そんなわけで、冬の寒さは着るものである程度カバーできます。暖房を入れる前に着込みましょう。

21/12/26(Sun)

母親は生前、週刊誌のクロスワードパズルを解いて懸賞に応募していたんですが、その時に使っていた葉書が出てきました。手間を省く為に宛先が既に印刷されてしまっているので、他への転用が難しいですし、何より今時葉書を書くこともあんまりありません。そのまま置いておくのも問題の先送りにしかならないので、この葉書の有効活用方法を考えました。

手っ取り早いのは郵便局で切手に換えてもらう事です。1枚5円の手数料を払えば、宛名を書いてしまっている葉書でも未使用なら交換してもらえます。ただ、切手もそんなに使わないんですよね…。というわけで次善の策、懸賞応募に使うことにしました。母親が応募していた雑誌はもう買っていないので、その為に買うのはアホらしいです。ただ、毎月来る市の広報の最終ページにおまけの様に商品プレゼントの欄があるので、多少欲しいと思うアイテムなら応募する事にしました。懸賞応募なら既に印刷した宛名を二重線で消して訂正使用しても特に失礼には当たらないでしょうし。懸賞に当たる確率と賞品の価値で期待値を出したら夢も希望も無い結果になりますんで、敢えて自分に当たらないかな〜と暗示をかけて楽しく待つ。その為の1回63円なら悪くない使い道なんじゃないかと思っています。

21/12/25(Sat)

年末になるとこの辺の人は皆釣りに行くんですかね、今日貰ったのは20cmクラスの鯵2匹と同サイズのクロダイ1匹。他に食べるものが沢山あるので、鯵はとりあえず3枚におろしてチルドに入れ、翌日アジフライにしようと思います。鯵の料理というと他には南蛮漬けも捨て難いのですが、私の中でトップはアジフライです。タルタルソースを作って添えるのが最高なんですが面倒臭いんですよね。市販のウスターソースも悪くないので、最近はもっぱらそっちで妥協してしまっています。

クロダイは焼き霜の刺身です。3枚におろした身を皮目を上にして俎板に並べ、ガスバーナーで皮の端がやや焦げるくらいまで直火で炙ります。このガスバーナー、カセットコンロ用のガスボンベに付けて使うもので、購入の際は減価償却できるかどうかで随分悩みました。結果、値段ほど使い倒せてはいないものの買って良かったとは思っています。日常的に使うものではないですが、あるとたまにとても便利。危険と隣り合わせの道具なので、ヘタに安いものには手を出さず、Iwataniなど信頼と実績のあるメーカーのものを選ぶべきでしょう。それでも3千円くらいで買えるので、お手頃です。焼き霜の刺身は皮まで美味しく食べられて私の好物です。おかげで皮をひく作業がいつまで経っても上手くなりません。ただコレには、うちで使っている刺身包丁がすっかりちびて刃渡りが短くなっているという理由もあります。長い刺身包丁があればいいなぁ…と思わなくも無いですが、当面買う予定はありません。貰い物の三徳包丁が10本以上あるんだから、1本位は刺身包丁が混ざってても良いじゃないかと思うんですけど、無いんですよね。

21/12/24(Fri)

バジルは毎年育てて主にパスタに使っている超優秀ハーブなんですが、唯一の欠点は一年草だということです。冬になると枯れてしまって翌年植え直さないといけないのが面倒臭い。というわけで、室内の暖かい場所に移して可能な限り延命してきたバジルも流石にもう限界を迎えたので鉢の片づけをしました。まず地上部分をハサミで切り、庭木と一緒に畑の隅で燃やします。一瞬風呂に入れて最後の一仕事という考えも浮かびましたが、面倒臭くて今回は燃やしてしまいました。

鉢はひっくり返して底石を取り除き、専用の袋にキープ。来年また使います。土は大きなタライに入れてスコップで適当に崩し、時々かき混ぜながら数日間乾かします。いい感じになったらふるいにかけ、根を取いて焼却します。ココで土の中から私の中で最悪害虫トップ3に入るコガネムシの幼虫を発見したので潰しました。バジルの根まで食うとは思いませんでしたが、本当にこいつらは最悪で、数匹いるだけで植物を枯らしてしまいます。おまけに土の中にいるので発見・退治がほぼ不可能という鬼畜。根と害虫を取り除いた土は畑に戻すんですが、今回は庭の一部で土が流出して凹んでしまった場所があるので、そこの補修に使いました。最後に鉢を指定の鉢置き場に戻して完了。また来年までお休みです。

21/12/23(Thu)

毎朝のウォーキングから帰ってきて靴を脱ぐ際は、必ず靴下の裏をチェックして薄くなっていないかを確認します。ココで要修繕となったら、その晩に洗って干した靴下を翌日以降に補修するというのがいつもの流れになります。今回補修対象になったのはもうかなりの年代物で、補修し過ぎて足裏の1/3ほどが極細の毛糸で補修された状態です。ココまで直し続けるともはや捨てる方が惜しくなってしまい、半ば意地になって補修し続けるというレベル。安い靴下を買って履き捨てていった方が時間・労力的には明らかにお得と分かっているんですが、半ば趣味なのでその辺はド外視です。

補修するのは基本的にテレビを見ながら。私が子供の頃は“テレビは1日1時間”なんて言われて、絶対無理だと反発していたものですが、現在私のテレビ視聴時間は平均して1日ちょうど1時間程度です。それらも長年の習慣から半ば惰性で見ているものが多いので、ながら作業をしても特に問題ありませんし、むしろそれ位が丁度いいです。

直し方としては、表裏ひっくり返した靴下にもう使わなくなった白熱電球を入れ、患部を延ばすようにしてゴムで止めてから、薄くなった場所をすくうように縦横井桁状に極細毛糸を入れていくだけです。使う糸の色はなるべく本体とマッチしない色を心がけています。どうせ足の裏なんて誰も見ないですし、それならカラフルにいかにも継ぎ接ぎですといった風情で直す方が見てて面白いので。こまめに直すと靴下の寿命が10倍以上延びるので、今流行のSDGs的にもいい感じなんじゃないでしょうか、SDGsには全く興味がありませんが。

21/12/22(Wed)

年末になって色々物を貰う機会が多いこの頃ですが、貰い物の内容よりも包装の処理の方が気になってしまいます。割と立派な厚紙の箱だったり、発泡スチロールの箱だったり、何となくとっておけば使い道がありそうな気にさせられますが、過去の実績を見るととっておいた箱が役に立つのは数年に一度程度の頻度でしかありません。ですが敵は父親。すぐに“何かに使えるかもしれないからキープしておくように”というのです。紙箱は大小合わせて20個程度をキープしているので正直これ以上は不要です。話し合って論破するのは難しくないですが、面倒臭いので父親がキープと言い出す前に潰して償却用のペール缶に突っ込んでしまうのが最善です。

紙箱よりも遥かに処分したいのが発泡スチロールの箱。密封できる蓋が付いていて、何かに使えそうな予感がしますけど、実績上はとっておいて役に立ったためしがありません。一応数個キープしてありますがそれ以上は不要なので、破壊します。父親の目の前でやると必ず止められるので、その場にいない隙を狙って即実行。ただ、発泡スチロールの箱って壊しても物凄く嵩張るので、有料のゴミ袋があっという間に一杯になってしまう迷惑物件。それでも捨てずに溜め込むという選択肢は無いので、必要経費と割り切って即破壊・廃棄です。

21/12/21(Tue)

最近は畑のレタスを消費する為に1Lのドレッシングを常備しています。以前は意識高くオリーブ油と酢で自作していましたが、市販品のクオリティには全く敵いません。そんなに高いものでもないので、業務用のサウザンドドレッシングを買っています。

ところでこのドレッシング、1Lともなると結構容器が大きくて、残りが少なくなるとひっくり返しても底から口に至るまでの間に結構な量のドレッシングがこびり付いてしまい、迅速に最後まで使い切れません。そんなわけで私は残りが少なくなると底から3cm位のところで容器自体を切り、スプーンですくって使用。残ったら容器ごとポリ袋に入れて冷蔵保存しますが、どうせ数回で完全に使い切れるので空気に触れての劣化はほとんど気にする必要は無いと思います。似た様な運用をしているのがサラダ油。油も最後の方になるとひっくり返した時に側面にくっつく量が馬鹿にならないので、コレも底だけ切って使います。後は副次的なメリットとして底をごっそり切り取るので洗いやすくなるというのも大きい。ここまでやるなんて自分ホントケチだよなと実感しますね。

21/12/20(Mon)

冬越しが難しいといわれて半ば諦めつつ防寒対策を施したレモングラスですが、意外に結構いい感じです。屋内に取り込んで窓際の日当たりの良い場所に置き、鉢側面にはプチプチを巻いてから透明なポリ袋をかぶせ、紐で縛って隙間から空気が逃げないようにします。その上で週に一度ポリ袋を取り外して中を確認し、必要なら水をやるというルーティン。その過程で計算外ですが、レモングラス周囲の苔が絶好調なのです。温かい&常に湿度が100%近いという環境が苔にマッチしたのでしょう、今までに無いレベルで苔が生き生きしています。

コレはいけるということで、部屋にあった苔だけの鉢にも同じようなポリ袋カバーを施して苔の育成に励むのが最近のマイブームです。ただコレにはひとつ重大な欠点があります。ポリ袋は透明なものを使っているんですが、中側は常に結露しており中の様子がよく分かりません。苔の様子を見たくて自室に鉢を置いてあるのに、環境を整える為に中の様子が見えなくなるという本末転倒っぷり。ミニハウスのようにポリ袋を垂直に設置して雫が下に垂れるようにすれば解決しそうな気もしますが、そこまでするのもねぇ…というのが現状です。

21/12/19(Sun)

畑のレタスが凍りました。うちのレタスは畝に直播きしたので苗の密度に違いがあり、今まではなるべく密な場所から収穫して残った苗を成長させる方向で管理してきました。それで個々の苗の周囲に十分な空間を作り、霜への対策として専用の透明なカバーもかけてあったのに、駄目な時は駄目ですね。まぁ、凍ったのは表面の葉数枚なので、そこを取り除けば普通に食べられるんですけど、悔しい事にかわりはありません。

以前の私は好物は最後までとっておく派でしたが、個々最近はすっかり宗旨替えして、最初にとまでは言いませんけど速やかに食べる派に宗旨替えしました。今回の様に万全を期しても途中で駄目になってしまったら丸損です。店のポイントなんかその際たるもので、以前はポイントを溜めて一気に使う派だったんですけど、昨今のコロナで店が急になくなったりする事もあり、ポイントは使用可能になった段階ですぐに使ってしまうようにしています。いつまでもあると思うな親と○○、ってヤツですね。

21/12/18(Sat)

貰い物って重なる事が多いのが不思議。先日ブリを貰いましたが、今日は別口でキンメダイを貰いました。あんまり大きくない(30cmクラス)ですけど、コレ位が飽きる前に食べきれるサイズなのでちょうどいいかもしれません。ただ、先日のブリを食べ切るのを待っているとキンメダイの方は食べ頃を過ぎてしまいそうなのが悩みではあります…贅沢な悩みですが。

とりあえず脊髄反射的に鱗と腸を取り除いて3枚におろします。個人的には塩振って一晩放置し、水を抜いてから(キンメダイは結構水っぽい)焼くのが好きなんですが、ブリの7割を塩焼きにしてしまったので連続は厳しい。フライと二択で迷ったんですが、今回は味噌漬けにします。塩をして一晩おいてドリップを捨ててから、味醂で伸ばした味噌を塗り、数日味を馴染ませてから味噌を指で拭って取り除いてから(洗わない)焼きます。カマは味噌焼きグループに入れ、兜割りにした頭と中骨は大根と一緒にアラ炊きに。胃や腸などの消化器系は煮付けにすると珍味ですが、今回は魚体が小さく内臓も大した事なかったので捨てました。父親が小さい頃キンメダイは人気が無くてほとんど捨て値だったそうですが、時代は変わっていまや高級魚の一角です。

21/12/17(Fri)

近所の人からブリを貰いました。ありがたいことです。丸ごと一匹貰ってしまうと大変ですが、今回は三枚おろしの片身だけなので大した事はありません(それでも40cm位ありますが…)。個人的にブリは刺身よりも火を通した方が美味しいと思うんですが、年寄りは新鮮な魚=刺身という固定観念があって強くリクエストされたので妥協。尾の方を少しだけ刺身にしてあとは全部塩焼きにしてしまいます。一人分ずつカットして塩を振っておけば、チルドで3日くらいなら余裕なので便利。

というわけで初日は刺身&塩焼き。鯛なんかだと皮も美味しく刺身に出来ますが、ブリの皮は厚くて固いので刺身にするには皮をひかないといけません。ですが、このひいた皮を捨てるのはアホの所業です。軽く塩を振って他の切身と一緒に焼くと美味。塩焼きには畑にアホみたいに生えている大根を引き抜いてきて大根おろしにして添えます。刺身のツマも当然大根の千六本。でも、個人的にはやっぱり新鮮なブリは刺身じゃないんですよね…。刺身よりもやや薄くひいて胡麻醤油にしばらく漬け込み、ご飯に乗せて熱々のお茶とかの方がずっと美味しい。刺身が食えないとかではないのですが、ブリはちょっと火が通った状態のほうが絶対にポテンシャルを生かせていると思います。

21/12/16(Thu)

苔の庭からカタバミを駆除すると決心して以来、雨の日以外は毎日30分のカタバミ駆除タイムを設け、ローラー作戦的に除草をしてきましたが、それが3周目に入りました。結果カタバミはほとんど見かけなくなり、物凄い達成感を味わっています。1週目は30分かけて50cm程しか進まなかった作業が、カタバミの数が激減した3周目では5mも作業できます。ホント、自分を褒めてやりたい気分です。

カタバミ駆除の基本はドクダミ駆除と一緒です。頑張って地下茎を掘り出しても絶対に残ってしまうので、一周で根絶しよう思って作業すると、少し前に作業した場所にドクダミorカタバミが復活しているのを見つけて心が折れます。ですんで、3週で根絶しようという心がけが大事。更にもう一つ重要な心の持ち方として完璧主義は駄目です。庭木の根や石垣に食い込んだ個体は除草剤を使わないと完全にとりきることは出来ませんし、下手に除草剤を使うと庭木を枯らせるリスクが出てきます。。ですんでそういうのはもう根こそぎは諦め、せめて種を周囲に飛ばさないように地上部分だけでも摘み取ります。勿論すぐに復活しますが、種が出来るにはそれなりの時間がかかるので、それまでに再び摘み取ればOK。私が思う草むしりを長続きさせるコツは、習慣化して惰性で作業する事、なんじゃないでしょうか。

21/12/15(Wed)

12月ともなるとかなり寒いので、早朝ウォーキングには防寒具が欠かせません。その中で今年から導入したのがイヤーマフです。コレが優秀の一言で、なんでもっと早く導入しなかったのか過去の自分を責めたいレベルです。耳たぶに風が当たらないだけでこんなに体感温度が違うとは思いませんでした。最早私の冬には絶対欠かせないレベルのアイテムです。ただ、耳の穴を塞ぐという構造上、音の聞こえは確実に悪くなりますんで、後ろからの自動車の接近に気づき辛くなるというのは大きなデメリットです。イヤホンで音楽を聴きながらイヤーマフとかはマジで止めておいた方が良いでしょう。私はウォーキング中何も聴かないので、イヤーマフをしていても最低限危なくない程度には自動車の接近を察知できますが。

イヤーマフ自体は私が学生時代の頃からありましたが、昔は左右のパーツを繋ぐ部分を頭の上にしていた気がします。最近のは首の後ろを通すので、接続部分が昔のものに比べるとグッと短くなりました。まぁ、この辺は時代の流れというか、その時々の流行り廃り・センスの問題であって、機能的には変わりません。量販店だと1,000円以下で買えて効果抜群なので、冬の寒さ対策にイヤーマフ、オススメです。

21/12/14(Tue)

通常国会がはじまり、ラジオ第一ではかなりの番組が国会中継に差し替えられてしまって個人的には大迷惑です。ラジオ第一は落葉拾いや草むしりなど、私の庭仕事のお供なのですが、国会中継を聞きながらの作業は私には無理です。国民としては理想からかけ離れた姿だと自覚しているんですが、あの不毛な議論を聞いていると段々ムカついてきて、心静かに作業に没頭する事ができないのです。ラジオ第一でもNHKテレビでやっているようなサブチャンネル放送って出来ないんですかね?AM放送の帯域なんて余りまくってるからやってやれない事はないんでしょうが、AMラジオの予算って厳しそうだから多分無理なんでしょうね。

仕方がないのでMP3プレイヤーに適当な漫才や落語を入れてお供にするんですが、こちらも大きな問題点があります。私はラジオを時計がわりに使っているので、このコーナーが終わったから13時というように作業時間の区切りの目安にしています。ですが、MP3プレイヤーだとこういうのが出来ないんですよね。腕時計をしているのですぐに時間は知れるのですが、腕時計はわざわざ見ないと時間が分からないので、作業に没頭していて時間超過なんてことがよくあります。ちなみにうちの地域ではAM民放は1局だけで内容的に割と論外。FMは電波がほぼ入らないので選択肢に入りません。AMラジオが豊富な首都圏が羨ましいですね。

21/12/13(Mon)

先日の話の続きですが、年末くらいはパーっとお金を使ってみようかと思って色々考えるんですが、思いつきません。料理が好きなのでいい食材を買って…というのがすぐに思いつくアイデアですが、そういうのに全く興味が無いのですよね。空腹なら大概のものは美味いというのが私のモットーでして、食事の時間にお腹がすくように食べる量を調整していれば、畑で取れる野菜と安い肉魚類を調理するいつもの食事で私は十分満足。たまには外食で焼肉や寿司でも食べてみようかとか、全然思いません。

出費を衣食住にジャンル分けした場合、食以上に出費が無いのが衣分野です。基本的に暑さ寒さがしのげていつも清潔な服を着ていたらそれでOKというのが私のスタンスなので、服は滅多に買いません。ウォーキングをするために靴下は結構消耗しますが、薄くなってきたら修繕を繰り返して使うので、一速の寿命は多分平均を遥かに超えます。住分野では、古い家に住んでいるのでそれなりに補修が必要だったりはしますけど、大概の事は自分で直してしまいますし、今までの蓄積があるので工具類はほぼ揃っている為に、毎回買わないといけないのは消耗品のみという現状です。もうここまできたらパーっと宝くじやギャンブルだ…と夢想はしてみますが、収支の期待値を考えるとアホらしくて手が出ません。そもそも今までの経験上、お金を使って気分が上がるのは購入ボタンをクリックする時が最高潮で、実際に現物が届いても案外見向きもしなかったりするものなので、何かを購入して手に入れる喜びってのは実は大した事がないのではないか、とも思ったり。お金を有効に使うってのは実はとても難しい事なのかもしれません。

21/12/12(Sun)

履歴を検索してみると8月末以来Amazonはじめネット通販の利用がありません。キッチンタイマー(約600円)が一つ壊れているのでAmazonの送料が無料になる2,000円分の欲しい物がまとまったら注文しようと思っているんですが、なかなかネット通販で買うものがないのでそのままになっています。多分私は買い物依存症とは無縁の人間です。

とはいえ今年ももう終わりなので、ここらで一発大きな買い物をしたいとウォーキング中に色々考えてみたんですが、物欲がすっかり薄れた昨今では欲しい物もそんなに無いわけで…。今のところ第一候補はノートパソコンです。もう何年も前から買い替え衝動が浮いては消えしている案件。今使っているのは2011年モデルなので骨董品も良い所であり、当然OSのサポートはとっくに切れています。ですが、ネットとメールが出来れば良いという私の使い方だと、ネット閲覧で諸々不具合がありつつもやってやれない事はないという現状です。例えば冷蔵庫に賞味期限切れの卵があったとして、それを捨てて新しいのを買うか、中まで火を通す卵焼きで食べるんなら大丈夫じゃろと食べてしまうかといわれたら、私は完全に後者です。2011年の骨董品ですが、一応使えてるからわざわざ買い換える必要もな〜と思ってしまいます。それに加えて環境移行が面倒臭い。いざ新しいパソコンを買ったら半日もあれば終わるんでしょうけど、今のを騙し騙し使えば環境移行なんてそもそもしなくていいですし。

とはいえ、今のが完全に壊れて立ち上がらなくなってしまったりしたら、環境移行は遥かに面倒臭くなるわけで、現行機がある程度動いている内に新しいのを買わないといけないとは思うのです。思うのですが、環境移行面倒臭いし、今のパソコン一応動いているし、別に良いんじゃね?ということで据え置き。

21/12/11(Sat)

毎朝1万歩のウォーキングが日課になっている私ですが、当然雨の日はお休みです。別に歩く事自体苦痛なわけではないんですけど、連日晴れ続きで歩かない日が無い期間が長くなると段々歩くのが嫌になってきます。経験則上その限界点が3週間。2週間目位からネットの週間天気予報を見て雨の日が心待ちになり、3週間を越えるともう駄目だ…となります。そんな状況で無理矢理歩いたらウォーキング自体が嫌になり、歩く習慣自体がなくなってしまうリスクが出てくるので、そんな時は仕方が無いのでサボります。

いつもはウォーキングから帰ってきたら20分ほど庭の落葉拾いをするまでがルーティンなのですが、歩くのをサボる日は落葉拾いもサボります。全部サボって布団の中で漫画を読みながら寝落ち。昼食のパスタの仕込みも面倒臭いのでサボり、昼食は非常用に買ってあるサッポロ一番です。仕方が無いので午後はちょいちょい最低限の仕事をしつつ、基本はサボり。ただ、一日中ダラダラすると割と完全にリセットされるので、翌日はいつものルーティンに戻ります。まぁ、たまにはこんな一日があっても良いんじゃないでしょうか。

21/12/10(Fri)

今年もあと3週間程度となり、そろそろ締め切りが近いということで年賀状の作成を開始しました。ココ何年も私の年賀状は手彫りの版画です。本当に親しい人以外はメールで済ませてしまうので、年賀状枚数は一桁。ですんで、版画でも(印刷は)大した手間じゃありません。

版画に使う絵はネットのフリー素材から探してきます。版画に向きそうな絵柄の中から好みのヤツをチョイス。一般的にネットのフリー素材はローカルに保存すると絵の中にSampleなどの文字が入ったり、画像の色味が全然変わってしまうなど、そのままでは使えないことが多いのですが、版画の元絵にするのなら多少透かしが入っていようが無問題です。画像は必要なら左右反転処理(版画にすると左右が逆転する為)を施した後、実寸大でコピー用紙に印刷し、適当な大きさに切り取ってから素麺の箱をばらしてゲットしたベニヤ板に貼り付けます。糊が完全に乾くのを待ったら後はひたすら彫るのみ。

私が思うに版画のコツは二つあります。1. 彫刻刀はキチンと研ぐ。彫刻刀に限りませんが、切れ味の悪い刃物を使うメリットは皆無です。丸刀は専用の砥石があった方が良いですが、たったの数百円なので買いましょう。切り出しなど平らな彫刻刀は普通の砥石で砥げます。2. 急がない。コレはもの作り全般に言えますけど、焦って作業すると高確率で失敗しますし完成度も下がります。集中力の続く間…私の場合は30分で作業を止めて後は翌日に回すのが吉。私はいつも年賀状は1〜2色刷りで、1版辺り1.5〜2時間かけるので、長くても1週間程度で版は彫りあがります。キリの良い所までなどと欲をかいて延長すると、彫ってはいけない場所まで彫ってしまうなど泣きを見る可能性が大。興が乗ってきたのでもうちょっとやりたいと思ったところで止めるのがコツだと思います。

21/12/09(Thu)

今日のメインはおでんなんですが、基本面倒臭がりの私は作業を極限まで効率化することに喜びを感じる性格です。そんな私のできるだけ効率的なおでんの作り方。まず朝のウォーキング帰りに畑に寄って大根を引き抜いてきます。いつもは家に着いたらまずパンを切ってトースターに入れるのですが、今日はいの一番に大根の皮を剥きます。皮を剥いた大根を適当な大きさに切って鍋に入れ、水をひたひたに注いで点火。次に、鍋が沸騰するまでの間に冷蔵庫から蒟蒻を取り出して鹿の子に切れ込みを入れ、一口大に切って待機。鍋が沸騰するのを待って投入します。

更に鍋が沸騰するまでの間にパンを切ってトースターに入れてスイッチオン。大根の下茹でに使っていないコンロ(うちは二口コンロ)で紅茶を淹れるお湯を沸かし、お湯が沸くまでの間にレタスをちぎってサラダを作ります。ドレッシングをかけたあたりでお湯が沸くので、茶葉を入れたポットに注ぎます。ここで自室に移動して外歩き着から部屋着に着替え、台所に帰ってきたあたりでパンと紅茶が出来ています。パンを取り出してジャムを塗り、常備してある焼き芋をレンジに入れてスイッチオン。この辺で大根の下茹でが終わっているので、一応竹串チェックをしてから茹で汁を捨て、再びひたひたに水を注いで昼間で放置しアクを抜きます。あとは昼食時にパスタを茹でながら保温調理鍋を使って練り物おでんセットと一緒に煮込めば夕食時にはおでんが出来ているという寸法。なるべく無駄な時間を使わずに朝食を作りながらおでんを仕込む為のタイムアタックは奥が深く、いまだに改善点が見つかります。日々精進ですね。

21/12/08(Wed)

テレビは1日1時間と決めている私。ですが、3割位は惰性で見ているので、その1時間をテレビを見ることだけに費やすのは何だかモッタイナイ気がしてしまいます。ですんで、テレビを見ながらできる作業があればその時間にとっておくのがマイルール。その中で毎回10分ほどかけてやるのが開脚ストレッチ。以前と比べて身体が固くなったなーというのは何となく自覚しており、毎朝のスムーズなウォーキングを続ける為にも股関節周りのストレッチはやって損はないだろうという判断です。

ここ数日ずっとやっているのは干しリンゴカット。完全にカピカピに乾いてしまうと切るのが少し辛くなるので、8割方乾いたところで5mm角を目安にカットします。芯の部分は細かく切り抜いてアップルティー用にキープ。この作業が意外に時間がかかるのですよ。第一弾はリンゴ3個分でしたが、所要時間は約1時間半。何でこんなに時間がかかるのか自分でもよく分かりませんが、かかります。

そして最後にこの季節欠かせないのが足裏角質ケア。歳とったからでしょうかね、冬場になると足裏の皮が厚くなりヒビが入って超痛い。ですんで、テレビを見ながら専用のヤスリみたいな器具で足裏の皮を削ります。ヒビが入って薬を塗るよりは予め皮膚を削って割れないようにした方が安上がりですし痛くも無いので。というわけで毎日1時間のテレビタイムは私にとって絶好のながら作業タイムでもあるのです。

21/12/07(Tue)

私の朝食は自作のパンで週に1度ほどのペースで焼いています。しっかりしたレシピを見ると一次発酵○分・二次発酵○分、みたいにキッチリ決められていますが、私の場合は面倒臭いのでかなりアバウトです。夕食後に強力粉・砂糖・塩・イーストを水で捏ねてボウルに入れ、翌日の夕食時までその辺に置いて発酵させます。ただしコレだと春夏秋は良いのですが、冬場には室温が低過ぎて発酵が進まずパンが膨らみません。

そこで使っているのが電気あんか。寝袋の登場で就寝時には全く出番が無くなった電気あんかですが、パンの発酵にのみ活躍しています。パン生地をボウルに入れ、そのボウルにピッタリの鍋蓋をしてからポリレジ袋で全体を包み、電気あんかをその上に乗せてから自室の布団の中に突っ込んで半日ほど放置で発酵完了。キチンとした温度管理ではないので、毎回結構膨らみ方に誤差が出て均質なパンは焼けませんが、売り物じゃないんで無問題です。本当はニーダーとか使えばもっとキレイに発酵させられるんでしょうけど、そこまでやるつもりはなく、私には電気あんか発酵で十分です。

21/12/06(Mon)

愛用のジャージの腰紐が切れたので修理しました。私は別に太っているわけではないですが、ジャージはゴムよりも紐で締める方が好きです。トイレに行くたびに結び直さないといけないのがやや面倒臭いですが、慣れれば無意識で出来るようになるので大した手間でもありません。ですがこの紐はいつも同じ場所で結び目を作る為に、長い事使っているとそこが摩擦で磨り減っていき、最後は切れます。化学繊維で出来た紐なので、切れるには何年もかかりますけど。

修理の方法としては全交換が最も手っ取り早いですが、擦れた場所以外はほぼ無傷なのでモッタイナイ。ということで、無事な部分はそのまま活かし、新しい紐を繋いで長さを確保する事にしました。繋ぐ際は固結びが一瞬で済んで手っ取り早いですが、コブができるとウエストを通せなくなるのでNG。ポリエステルの糸で何重にも厳重に縫い合わせます。ただ、そのままだとウエストとポリエステル糸が擦れて摩擦で切れるリスクがあるので、繋いだ部分にシュリンクチューブをかぶせて直火で炙り、縮ませて保護します。

このシュリンクチューブは家電修理の絶縁用に買ったんですが、僅か数百円で一生使い切れない量が手に入ってしまったので、積極的に使うようにしています。ちなみに今回の腰紐の端処理も同じシュリンクチューブを使用。伝統的には直火で炙って紐の繊維を溶かすことでほつれ止めにするのが簡便ですが、それだと長時間の使用で端がグズグズになってしまい美しくありません。その点シュリンクチューブは完璧。新しい靴を買った際に長すぎる靴紐を切り詰めた場合にも直火で炙るよりシュリンクチューブを使う方がキレイに処理出来ます。シュリンクチューブは持っておいた方が良いリペアグッズだと思いますね。

21/12/05(Sun)

確か11月頭頃でしたか、近所で放置されていた柿の実を所有者の許可をとってごっそり収穫したら70個程ありました。それを冷蔵保存して1日3個のノルマでちまちま食べてきたんですが、ようやく残りが10個を切りました。実が固いうちは皮付きのままヘタだけ落として八つ切りで食べていたんですが(皮を剥くのが面倒臭いし、ゴミを増やしたくない)、保存期間が長くなると中がグジュグジュになって八つ切りだと形が保てなくなります。そうなるとヘタをくり抜いてスプーンですくって食べる方法に変更します。時々柿は固いのと柔らかいのどっちが好き論争が巻き起こりますが、私はどっちも好きなのでグジュグジュになっても無問題です。

ただし、問題は皮。八つ切りの時はそのまま食べてましたけど、スプーンですくう場合は最後に残った皮だけを食べるのはあんまり美味しくないです。とはいえ、浅漬けに入れると良いフレーバー要因になってくれるので捨てません。皮は中についた身をスプーンでなるべくキレイにこそげて食べた後、指で4〜5パーツに裂き、内側が上になるようにザルに並べて数日間カラカラになるまで干します。それをキッチンバサミで適当な大きさに切り揃え、瓶詰めにして冷蔵保存。我ながらケチだなとは思いますけど、コレを入れると浅漬けがワンランクアップするので仕方ないです。柿の皮、結構使えて便利ですよ。

21/12/04(Sat)

私、食材を干す作業が大好きです。基本ドケチなので、太陽光を使ってタダで食材を加工できるというのが素晴らし過ぎます。ということで、現状干しているのはミカンの皮・クチナシの実・リンゴの三種類。ミカンの皮は浅漬けなどに加えて風味を出す為に毎年一定量作っているのですが、今年分は既に出来上がっているので今干しているのはもっぱら入浴剤としてです。市販の入浴剤と違ってよほどの量入れないと香りが薄くて効いてるか効いてないか分からないのですが、タダ捨てるよりはマシだろうということで乾燥中。

クチナシの実は今年初トライ。クチナシには花の形によって無印と八重の2種類に大別できますが、八重には基本的に実がつきません。うちに昔からあるクチナシは八重なのですが、それを知らずにうちのクチナシには実がつかね〜とずっと愚痴っていました。ですが昨年誤りに気付き、無印のクチナシの苗を買ってきてうまい事実がついたので現在乾燥中。用途は無論サツマイモを煮る時に入れる為です。

リンゴは常備してあるフルーツパウンドケーキの具用です。皮・芯ごと緯度の線で5mm厚にスライスし、完全に水分が飛ぶまで干したら、キッチンバサミで芯をよけて5mm角程度に小さく切り揃えて保存します。この時に外した芯は紅茶を入れる際に投入してアップルティー風にして楽しみ、その後コンポストで堆肥化するまでが一連の流れで、無駄が無いです、ドケチですから。

21/12/03(Fri)

うちではキッチンに置いた水槽でドジョウ・メダカ・ヌマエビの3点セットを飼っているんですが、そのうちのメダカの数がめっきり減ってしまったので、近所の用水路に行って拉致してきました。今の季節は水温が低くてメダカもほとんどいないのですが、15mほど網で用水路を掬うと7匹+おまけでドジョウを1匹ゲット。

そのまま水槽に入れて水質の違いでショック死されると困るので、小さな水槽に石などで適当な隠れ家を作りつつ用水路の水ごと獲物を投入。その後、水を1/4だけうちで使っている井戸水に換えて半日ほど放置。再び水を1/4だけ交換して…というのを2日ほど行って徐々にうちの水に慣らしてやりました。結果不幸な事にドジョウはかなり弱ってしまったのでリリースしましたが、本命のメダカは全員無事に本水槽に合流させる事ができました。

ちなみにこの3種類だと意外な事にメダカが一番賢く見えます。餌をやる時間と場所を覚えていて、餌やりの時間になるとそのスポットに自発的に集まってくるのがメダカ。ドジョウとヌマエビは餌やりを認識しているんだかいないんだか。ドジョウは微妙に分かっている気配がありますが、ヌマエビは絶対に分かっていません。水槽は週一の水換えと掃除、毎日の餌やりと意外に手間暇かかりますが、やつらが泳いでいる姿は結構な癒しなので収支は黒字だと思っています。

21/12/02(Thu)

お歳暮のハムセットが届きました。ありがたいことですが、個人的にはあんまり嬉しくありません。最近は原材料価格高騰のせいもあるのか、包装だけがやたらりっぱな見掛け倒しハムセットが多くて閉口。しかも、いかにも高級ですーみたいな見かけのハムベーコンも実際食べてみるとそんなに美味しくもないというね。ベーコンだったら業務スーパーで豚バラをグラム100円で買ってきて自作した方が100倍美味いです。

そのセットの中にサイコロに切ったチーズが中に入っているハムというのがありまして、例年消去法的にハムカツにしています。小さく切ってチャーハンやパスタに入れるわけにもいかず、チーズが粘るので薄く切ってサラダに入れるのも難しい。ハムエッグ的にしようと思っても焼いた際にチーズが流出してしまう等等の問題があり、衣でガードして揚げてしまうというのが現状唯一解になっています。チーズ入りハムは包装を全部剥がして5mm厚に切り揃え、衣をつけて揚げるだけ。ハムに結構な塩味がついているので、下味は要りません。

結果:普通に美味い。以前マツコデラックスの番組でハムカツの影の薄さが嘆かれていましたが、本当にそうだと思います。洋食屋でハムカツがあってもハンバーグやカキフライなど数多のメジャーメンバーに押されてまず頼みませんし、スーパーの惣菜コーナーでも同様。むしろ最近はハムカツの取り扱いすらない場合すらあるかも…。ということで、確実にハムカツを食べたいと思ったら自作が一番です。とはいえ、わざわざ自分でハム買ってまでハムカツを作るかといわれると、それもまた微妙なんですけどね。

21/12/01(Wed)

毎年ガッツリ庭木の剪定をした最後の〆として恒例になっているのが、使った剪定バサミのメンテナンスです。1. ヤニをとる。特にマツの剪定をするとハサミにヤニがこびりつき、そのヤニが埃を呼んで大変な事になっています。ですんでまずするべきはこのヤニとり。私は専用のヤニとりスプレーを使っていますけど、ひょっとしたらアルコールとかでもいけるかも。でも、庭仕事をする人はハサミのメンテナンス用にヤニとりスプレーを1本持っておいた方が良いと思います。

2. 油を注す。ヤニとりスプレーはハサミの油分も根こそぎとってしまうので、ハサミの材質によってはすぐに錆びてしまいます。ですんで、ウェスにミシン油をしみ込ませたもので全体を拭って油分を補給。ここでついKURE556を使いたくなりますが、556はサラサラすぎて錆止め効果が長持ちしないのでミシン油やグリスが吉。私は556はもっぱら錆落としに使っています。3. 砥ぐ。剪定バサミを砥ぐというとピンと来ない人も多いかもしれませんが、剪定バサミだって刃物ですから、当然研いだ方が長持ちします。今回研ぐ前だとコピー用紙すら切れなくなっていますが、Afterだったらコピー用紙くらい楽勝です。

剪定バサミの研ぎ方は検索すると沢山出てくるのでここでは詳しく書きませんが、基本的には膨らんだ方の刃だけダイヤモンドシャープナーで研ぎます。時間は多分5分前後なんで、道具さえ持っていれば楽勝です。私の愛用バサミは20年ほど前に買ったものですが、いまだに現役。切れなくなったら使い捨てて買い換えるうちの父親とは違うのですよ。

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