2024年5月

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24/05/19(Sun)

今日も今日とて吊ってある新玉葱を腐る前になるべく食べるプランの一環でかき揚げを作りました。毎回玉葱だけでかき揚げを作るのは流石に寂しいので、今回は行きつけのスーパーで買ってきた冷凍アサリを投入。最近はそこそこの頻度でかき揚げを揚げているので、まぁ普通に食えるレベルのかき揚げは作れるようになってきました。

それはさておき、今日のトピックは揚げ玉です。かき揚げを作る際には目分量で計測した具(今回は玉葱&冷凍アサリ)の分量に必要な量よりちょっと多い小麦粉を倍量の水で溶き、様子を見ながら具に注ぎ込んで混ぜるので、必然的に水溶き小麦粉が少し余る事になります。私の性分として当然捨てられないので有効活用を考えるのですが、その際に真っ先に思い浮かぶのが揚げ玉です。が、私は揚げ玉はあんまり作りません。揚げ玉って物凄い油を吸うのです。揚げ玉を作らなければ10回分の炒め物に回せる残り油が出る場合、最後に揚げ玉を作ってしまうとこの残り油が2回分位に激減してしまうのです。コレがどうにも勿体なくて、結局トータルで考えると残った水溶き小麦粉はチヂミなどに無理やり二次利用するか捨ててしまうのが正解だと思います。ただし、今回は何となくタヌキソバが食べたい気分だったので敢えて作りました。作った揚げ玉は冷凍しておき、後日蕎麦にかけていただきます。経済的ではないですが、たまにはこういうのも良いんじゃないでしょうかね。

24/05/18(Sat)

先日梅酒&梅シロップの残り梅で作ったジャムですが、そのまま積み上げておいても何の利益にもならないので、知り合いにあげる分を除いてとっとと食べてしまう事にします。丁度良い大きさの瓶は常に枯渇気味なので、速やかに食べていかないと瓶が回らないというのも大きな理由ではありますが。ジャムの有名な用途としてパンに塗るというのがありますが、うちでは基本的にやりません。朝食はパン派の私ですけど、甘いのを塗るのは基本NG。最近では乾燥プチトマトのオイル漬けと刻んだパセリを乗せて食べるのが定番で、ジャム系の入り込む余地はありません。

次に有名なのはヨーグルトに入れるというヤツですが、コレもうちではやりません。朝食のパンに合わせて牛乳は毎日飲みますけど、ヨーグルトはまぁいいやという感じ。嫌いではないですが、わざわざ買ってきて切らさないように常備体制にするほどでもないかなと思っています。というわけでうちではもっぱらゼリーにかけて食べるのが多いです。ゼラチンはスーパーで5g入りとかの小分けパックで買うとアホみたいに割高なので、Amazonで500gどーんとまとめ買いして年単位で消化していきます。ジャムの風味があるので極論すれば水をゼラチンで固めただけでも良いのですが、流石にそれは寂しいので甘さと風味もプラスします。甘さは砂糖が大体10%弱。市販のゼリーと比べると明らかに物足りない甘さですが、慣れてくるとコレくらいで全然OK。ココに風味付けとしてうちで作っているミントorレモングラスを入れます。どちらもハーブとして買ってはみたものの料理に使うには厳しくて持て余していた奴らですが、デザート要員としては有能で重宝しています。

作り方はざっとこんな感じ。水1Lに砂糖100gとミントorレモングラス1掴みを入れて点火。沸騰したら1分ほどかき混ぜてからミントorレモングラスを取り出し火を落とします。温度計を入れて放置し、温度が60度まで下がったらゼラチン20gを投入。ダマになる前に素早くかき混ぜ溶かし、タッパーに移します。そのまま室温に放置し、粗熱がとれたら冷蔵庫に入れ固めて完成。感想:普通に美味い。特にレモングラスゼリーは個人的にもオススメです。レモングラスはイネ科の植物で、寒さに弱いという弱点さえ気を付ければ、アホでも作れる栽培難易度の低さ。うちでも150円で買ってきた苗がもう5年以上役立ち続けており、コスパも上々です。

24/05/17(Fri)

先日仕込んだ梅シロップと梅酒、良い感じで砂糖が梅エキスを吸って液体分が出てきましたが、瓶の底にはまだまだ砂糖が残っています。ですんで、毎日一回瓶を揺すって砂糖が溶けるのを促進する作業は欠かせません。放置してもその内溶けるでしょうけど、とにかく時間がかかります。放置すると砂糖濃度が高く比重が重い液が下に溜まる→これ以上砂糖が溶けなくなって進行が止まるという悪循環が発生しますんで、とにかく揺すって濃い砂糖部分を散らすことが肝要です。

ただし、コレが結構大変。梅酒は8Lの瓶に2升漬け込んだので、ホワイトリカー3.6L・砂糖2kg・梅2kgと単純計算でも7kg強あります。また、梅酒瓶の気密はそんなに大した事が無いので、派手に振ると中から梅酒が滲み出てしまいます。それだけならどうという事は無いのですが、そこに蟻がたかったりすると気分が悪いので、総重量7kg+ガラス製の重い容器重量のブツをなるべく蓋まで届かないようにしつつ可能な限り大きく揺するというオペレーションは結構大変。そしてコレが結構溶けないのです。棒状の何かを突っ込んで混ぜればもっと効率が良いのでしょうが、黴のリスクを考えるとやらない方がベター。振るだけだとどうにも撹拌効率が悪く、例年2〜3カ月は毎日振りっぱなしです。まぁ、やりますけども。

24/05/16(Thu)

失敗続きだったクレソンですが、今回は割とうまくいっています。今回の改善点は主に2つ。1. 液肥に頼る。マニュアルによればクレソン栽培に肥料は必ずしも必要じゃないとあるので、それを信じて水だけで育ててきましたが、やっぱり液肥は必要です。当たり前ですが、育つスピードが全然違う。液肥は1,000倍とか2,000倍に薄めて使うので、コスパも悪くありません。ケチってないでガンガン使うべし。2. 虫対策をしっかりと。コレはマジで大事。クレソンを無防備に屋外に置いておくと、得体のしれない蝶に卵を産み付けられ、気がついたら丸坊主というケースが少なくありません。というか、対策をしなければ100%食い荒らされるといっても過言ではないかと。今回は使っていないステンレスのザルをかぶせておいたので、虫の害がなく非常に順調に育っています。

今回の件で思い知ったのですが、種の袋の裏に書いてある育て方はマジで大事。スペースが限られているので、当たり前のように見える事をそっけなく書いているだけに見えますが、逆に考えるとその限られたスペースに書かなきゃいけないほど重要な事しか書いてません。熟読のうえで全部100%守って育てる!位の気合を入れてちょうど良いレベルです。ネットを調べると更に細かなコツなど様々出てきますが、基本は種袋の裏に書いてあることを守るのがまず第一だと思います。

ちなみにうちでは余った種は冷蔵庫で保管しているのですが、種袋のままだとかさばる上に中が見えないのでどれだけ残っているかが一目で分からず不便です。その為、種は100均の小さなジップ袋に入れ、名前と購入日を書いてから全部クリップでまとめて冷蔵庫へ。袋は袋でまとめて別の引き出しで保管しています。種の植え方・間引きの頻度・肥料の頻度など、種袋は絶対に捨ててはいけないと思いますね。

24/05/15(Wed)

先日愛用のLEDライトが壊れました。無駄に広い内の中で夜間に移動する際に使っていたもので、買ってから1年10ヶ月。スイッチがバカになってしまった感じですが、ボディが金属製で分解も出来ない構造なので、詳細はよく分かりません。1,000円弱の品なのでこんなものかと思う反面、もうちょっと頑張って欲しいと思うのは人情でしょう。

というわけで新しいのをAmazonで注文しようと思ったのですが、4月から規定が変更になり送料無料ラインが2,000円から3,500円に引き上げられました。今回は前回より少しグレードを上げて1,500円程度のものを予定しています。医療用で医師・看護師の評価も結構高いのでいけると思ったのですが、残念な事にあと2,000円が埋まりません。本当は先日のLED注文に抱き合わせて発注できれば良かったのですが、アレはAmazonで頼んではいたもののAmazon発送ではなかったので、送料無料ラインにはカウントされないのです。Amazonで頼みたい物で緊急を要しないものが出来るとメモにして積み上げていき、3,500円を超えた時点で発注するのですが、現状そのリストがまだ500円程度にしかなっていません。仕方がないので当面は安い百均のライトで凌ぎつつ、タイミングを待つ事になりそうです。

ちなみに私がLEDライトに求める点はただ一つ、USBで充電できること。乾電池を交換しながらとかランニングコストを考えるとやってられません。手持ちのエネループを使っても良いんですが、手軽さを考えるとバッテリー内蔵型がベター。Amazonの値上げタイミングがあと少し遅ければ無問題だったのですが…。

24/05/14(Tue)

風呂場の蛍光灯がペカペカ点滅を始めたので、Amazon経由で同規格のLEDを調達しました。価格は蛍光灯とLEDほぼ一緒なので、電気代(約半分になる)と寿命(約30倍になる)を考えたらLED一択です。うちではよく使う場所のLEDは従来の白熱球の寿命が残っていてもLEDと即交換・よく使う場所の蛍光灯は切れ次第LEDと交換という運用をしており、蛍光灯が切れた場合は割と喜んで交換に走っています。ただし、今回のはちょっと面倒臭い。

うちの蛍光灯は今まで全てグロー管を使うタイプでしたんで、単純に発光体を交換すればそれで終わりでした。が、今回のはうちでは珍しくグロー管が無いタイプ。こういうのは安定期をバイパスして電源と発光体を繋ぎ直す作業が必要になります。本来は電気工事の資格が必要なのですが、ごく簡単な作業内容ですし自分ちの事なので自己責任でやってしまいました。特に今回のは部屋の蛍光灯と違い本体にスイッチがついていないタイプなので、簡単さ倍増。切って繋いで半田付けしてからシュリンクチューブで絶縁して完了。

本来の作業は簡単でしたが、ネジがさび付いていて不要になった安定期を廃棄するために取り外す作業が一番大変でした。556をしみ込ませてからネジ山を潰さないように慎重に頑張る私。まぁ、別に外す必要な無いのですが、要らない物をそのままつけておくのは気分が悪いので。結果、以前よりずいぶん明るくなりました。そして忘れてならないのが、LEDに今日の日付をマジックで書いておくこと。LEDはスペック値ではとんでもない長時間の寿命が記されていますが、意外にすぐに切れてしまう事があったりなかったり。そういう際に同じメーカーのものを二度と頼まないために、交換日のメモ書きは必須です。公称だと数十年は楽に持つはずですが、サテどうなるか…。

24/05/13(Mon)

今日は梅シロップ・梅酒づくりで残った梅をジャムに加工しました。梅シロップ・梅ジャムは梅以外の材料(ホワイトリカー・砂糖)の分量や、手持ちの容器の関係で最初から梅シロップは梅4kg・梅酒は梅2kgを使うと決めていました。ですが、当然この量キッチリ採ってくるのは悪手です。半ば放置されている梅なんで、中には傷が酷くて使えない個体もあるので、1kg程多目に採ってきました。ただ今回の場合、予想外に品質が良くて使えない個体がほぼ無かったので、余分の1kgが丸々余ってしまいまして、せっかく採ってきたのに捨てるのは論外ということで、ジャムに加工した次第です。

梅は取り除かないといけない種があるのと他の果物に比べて圧倒的に酸味が強い点で、一般的なジャムとは異なる工程があります。とりあえず下茹で。たっぷりの水を入れて火にかけ、沸騰したら15分弱火で茹でてから冷めるまで放置します。梅はとにかく煮崩れやすい果物で、形を保ったまま甘露煮にしようとすると大変なんですが、ジャムを作る場合はこの特性が反転して楽になります。冷めたら実を取り出し、指先で潰し扱くようにして種を取り除き、果肉ペーストを確保します。そして使う砂糖は驚異の果肉ペースト×70%。一般的なジャムは保存用に甘めに作る場合は50%、保存をあまり考えずに果物の風味を活かすなら30%と言われているので、70%というのはべら棒な量ですが、コレくらい入れないと梅の強烈な酸味を抑えられません。恐ろしいですが、ケチらずにぶっ込むのが肝要です。あとは30分ほど弱火で煮詰めて瓶詰にすれば完成。

なのですが、相変わらずこのどこまで煮詰めるかの見極めが苦手な私。ジャムは火からおろして冷めると粘度が上がるので、一般的なジャムのイメージよりもかなり緩めで火を止めないと、カチカチになって食べられなくなります。かといって緩すぎるのもジャムっぽくない。ジャムテストといって、グラスに注いだ水にジャムを落とし、水中を落ちるジャムが広がる様子で煮詰め具合を確認する方法が有名ですが、実際やってみてもイマイチよく分からないのです。ですんで最近はもっぱら勘が主力。流石にジャム作りも回数をこなしてきたので、火にかけた状態でもヘラでかき混ぜる際の抵抗や航跡の出来方で何となくタイミングが掴めるようになった気がしなくもない感じ。今後も精進したいと思います。

24/05/12(Sun)

庭の果樹シリーズ、ブルーベリーの収穫はもう少し先ですが、マルベリー(桑の実)がいい感じに熟れてきたので収穫開始です。祖父母の代にはこの辺でも家庭内内職のレベルで養蚕をやっている家があった様で、今でも畑の隅などに桑の木が残っている事があります。ただし、うちで植えた桑の木は実を採る為に品種改良した品で、かなり大きな実がなるのがいい感じ。ブルーベリーと違って元々土着で日本にある植物のせいか、大して手間をかけなくてもガンガン大きくなり(むしろなり過ぎる…)、植えて2年目には10kgオーバーの収穫があってやや持て余していました。ですんで今年は春先にガッツリ剪定してかなり収穫を絞った感じ。2〜3kg採れれば個人的には大満足で、それ以上採れても食べ切れません。

桑の実は緑→濃赤→濃紫と色が変化します。濃赤の状態は一般的には美味しそうに見えますが、桑の実としてはまだ未熟で収穫には適しません。ほぼ真っ黒の状態まで待つのが吉。収穫は軽く捻ると軸の付け根から簡単にとれますが、軸を残すと後でまとめて除去する作業がクソだるいので、収穫のタイミングで爪を立てて取り除いてしまいます。あとは収穫の度にタッパーに入れて冷凍庫に溜めていき、一定量が溜まったところでジャムに加工すればOK。稀少度が高いうえにジャムとしても美味しいので他人にあげると結構喜ばれます。デメリットは色が悪い事。ほぼ真っ黒になるので、定番のイチゴやリンゴの様な映えは全く期待できません。まぁ、私にとってはどうでも良い事ですけども。

24/05/11(Sat)

近所に隣家の人が所有している空き地に梅の木があるんですが、隣人は梅仕事をしないので毎年放置状態でした。それがあまりにモッタイナイので駄目元で聞いてみたら、むしろ全部採ってってくれていいという事だったので、ここ数年は毎日タダで梅をゲットしています。今年は通常サイズが2kg強と小梅が4kg強で合わせて大体7kg。小梅は頑張ればもう2kg位は採れそうですが、これ以上採っても使い道が無いので止めました。最近は梅をスーパーで買うとキロ1,000円越えたりするので、コレだけで時価6,000円相当、ちょっとしたお宝です。用途的には通常サイズは梅酒、小梅は梅シロップ。梅干しは美味しいんですけど塩気が強くて全然減らないので4〜5年に1度作る位のペースでOKな感じ。天気予報を見ると明日から雨ということだったので、庭仕事が出来ない時間を梅の下処理に当てる段取りです。

採ってきた日はとりあえずそんなにやる事はありません。それぞれ余裕で入るサイズのタライやバケツに移し、水をなみなみ注いで丸一日放置することでアクが抜けるらしいです(個人的には半信半疑、疑ってます)が、私としては表面の汚れが浮いてとれやすくなることの方が重要です。明日はホシ(本体との接続点の窪みに残った枝の残骸)を取り除き水分を取り去ってから、梅酒・梅シロップそれぞれの分量で砂糖やホワイトリカーを加えて瓶詰にする予定。ちょっと面倒臭い思いもありますが、夏場に薄めてキンキンに冷やした梅シロップは何物にも代えがたいので、作らざるをえない感じですね。

24/05/10(Fri)

ズッキーニの収穫が始まりました。今年は4株植えましたが、いずれも好調。マイルールとして実が親指と人差し指を広げた状態より大きくなれば採るという事にしています。ただし、ズッキーニの成長はめっちゃ早くて、今朝10cmでちょっと足りないと思って収穫を見送ると、翌日には20cmになっていたりするので油断できません。特に葉の陰に隠れて収穫を逃すと、あっという間に巨大化して味がボケてしまうので、毎朝目を皿にして株をチェックします。

ズッキーニの栽培で欠かせないのが人工授粉です。やらないと3個に1個位しか自然受粉せず、受粉しなかった実は途中までしか大きくなりません。ただしコレも難しいところで、毎朝雄花が咲いているとは限りません。雌花が受粉可能なのは1日だけなので、その日に雄花が無いとアウト。どうせ受粉しないのだからと5cmのミニサイズ状態で収穫してしまい、パスタに入れるのが定番です。ただ、コレはやっぱりモッタイナイので、最多雄花を持ち帰って1〜2日は冷蔵保存して使う事を検討中です。色々手間がかかってどう考えても面倒臭いのですが、機会損失する実の事を考えるとやるしかないって感じ。ちなみにズッキーニ収穫の際は収穫した実より下の葉を取り除いたり、脇芽が出ていたらむしったりと不随作業が色々あります。また、ズッキーニは肥料を結構必要とするタイプなので、こまめな施肥も欠かせません。こうやって野菜を育てていると、プロ農家マジでスゲーと思ってしまいます。

24/05/09(Thu)

ホウレンソウの苗が本葉3〜4枚になってきたので、株簡5cmを目途に間引きをしました。10m程の畝を間引いて採れたのは両手に山盛り程度。ただしコレ、茹でると一気に嵩が減るので大人1食分になるかならないかの量です。そのままそこに捨てて来ても良かったのですが、ホウレンソウは好物なのでもったいなくなって持ち帰ってきました。ホウレンソウは引き抜いて処理したので、根が丸ごとくっついています。野菜によっては根は食べられないので捨てるものも多いですが、ホウレンソウはむしろ根が美味しいので捨てません。特に間引きほうれん草は根も細くて柔らかいので特に美味です。

採ってきたほうれん草は朝食を作る片手間に熱湯で1分茹でて水に晒し、よく絞ってから砂糖・塩・醤油などでおひたしに仕立てます。ただし、コレをそのまま食べると1食で無くなってつまらないので、今回は卵焼きに巻きました。う巻きの要領で、真ん中に棒状に置いたほうれん草のおひたしを包んで成形していきます。厚焼き玉子が作れるなら簡単。結果:期待を裏切らない美味さ。ホウレンソウのおひたしを卵で巻く料理が不味くなる筈がないです。うちでは卵焼きは葱・ニラ・ホウレンソウなどのバリエーションがありますが、正直どれも甲乙つけがたく美味いと思います。

24/05/08(Wed)

今日の家庭菜園はニラの定植。うちの庭には野良ニラが所々に生えているのですが、家の北側にあって日照不足の為イマイチ勢いがないとか、ジャノヒゲの中に生えているので管理が難しいなどニーズの割に使い勝手が悪いので、昨年花が咲いた際に種をとっておき、もっと条件のいい場所で育てようと思っていました。3週間ほど前にその種をポット植えしたのが丁度良い感じの苗になってきたので、今日は定植の日。実はジャノヒゲの中のニラを駆除した際に、根元が残っていて条件が良さそうな個体を予定地に植えておいたのですがイマイチ成長が良くないので、今回のが本命です。

定植の方法は簡単。穴を掘って苗をセットし、周囲に土を戻して軽く抑えるだけ。きちんとやろうと思ったらPh調整とかかけた方が良いんでしょうけど、ニラはほぼ雑草クラスに強い野菜なので、割と適当でも大丈夫だと思います。ただし、今回の定植でもう少し植えたくなったので、空いたポットを使って再び播種。3週間後にまた定植です。ニラの素晴らしい点は何といっても野菜には珍しい多年草であること。キャベツ・大根・ホウレンソウetc、どれも1年草で毎年植えないと収穫出来ないのですが、ニラは越年するので、うまく定着しさえすればその後はずっと同じ苗から収穫することが出来ます。卵焼き・ニラトン・ニラレバetc、私はニラが結構好きなので、慣れてきたらもっと大規模に作ろうかと画策中です。

24/05/07(Tue)

今日は雨で庭仕事が出来なかったので、その時間をニンニクの処理に費やしました。当面食べる分5玉程はバラバラにして皮付きのままジップロックに入れ、チルドで保存します。コレは3カ月程度で食べ切る予定。残りは全部皮を剥いてジップロックに入れ、冷凍保存します。スライスは勿論ですが、すりおろす際も凍ったままで使えるので楽。ただし、この処理作業はちょっと大変。

小分けにしたニンニクは根元から3mm辺りに包丁を入れ、切り落とさずに皮一枚残して止めます。根を摘まんで残した皮部分と一緒に引っ張ると皮に切れ目が入るので、そこを手掛かりにして皮を剥くのが楽です。ただし、コレを大量にやっているととにかく指先が痛くなってきます。ニンニクの刺激成分が指先の皮膚を通して入りこみ神経を刺激しているらしいです。石けんで洗ってもあんまり効果が無く、実質時間経過を待つしかありません。数時間で収まるんで、大した事は無いですが。

ニンニクではないですが、以前鷹の爪で酷い目に遭ったことがあります。鷹の芽を使う度に種を抜いて刻むのが面倒臭くなり、まとめて輪切りにしておけば楽だろうと思った事がありました。作業中はやっぱり指先が痛くなったのですが、頑張って終了。までは良かったんですが、その後でトイレに行ったのが悪かった。勿論トイレに行く前に手を洗って刺激成分を落とす位の知恵はあったのですが、用を足す際にほんの少し陰部に触れたのが運の尽き。もー激痛です。それからは鷹の爪は使う度に少量ずつ切る方式に落ち着きましたし、鷹の爪だけでなくニンニクも大量に処理する際は必ず作業前にトイレに行き、作業中と作業後しばらくは用を足す必要が無いようにします。アレは本当に痛いので、作業の際は要注意です。

24/05/06(Mon)

収穫した玉葱ですが、うちで一番条件が良いと思われる風通しの良い冷暗所に吊るして保存していたんですが、予想通りというか…一か月を待たずに順調に傷み始めています。ココで駄目ならもう手は無いと思っていたのですが、もうお手上げ。結局のところ玉葱に関しては傷む前に食べるという頭の悪い脳筋プランがベストチョイスだと判明しました。色々調べた結果、水分が多くて瑞々しい早生品種は保存に向かず、保存を考えるなら中生や晩生を選ぶべしとの事ですが、うちの地域でこれらを選ぶと収穫時期が梅雨と重なってしまうリスクがあり、そうなると保存云々の問題以前に畑で腐る事になるので無理。うちの地域では結局のところ玉葱は早生品種一択なのです。

というわけで今日は最近マイブームの玉葱かき揚げ。以前からかき揚げを上手に作れるようになりたいという野望がありまして、折を見て挑戦し続けています。個人的な基準だとかき揚げは一般的な天婦羅よりもちょっと難しいと思います。生地がバラバラにならず、中までサクッと揚げるには、粉と水の割合・油の温度・油の中でのネタの取り回しなど結構ポイントが多くて奥が深い。中まで火を通すには時間がかかるので、油の温度が高いと揚がる前に焦げますし、低いと今度は生地がべっちゃりして美味しくありません。生地の濃度が薄いとあげてる最中に油中分解してしまいますが、濃すぎると今度はもったりして不味くなります。最近何となくコツが掴めてきたような気もしますが、まだまだ先は長いと感じています。とはいえ、かき揚げで使う玉葱なんてごく僅か。拳大の玉葱1個で一般的な総菜コーナーのかき揚げが5〜6個作れますんで、玉葱消費という本来の目的にはあんまり貢献してないというのが痛い所です。

24/05/05(Sun)

今日は家庭農園はプチトマトの植え替え作業。1カ月ほど前にポット植えしたプチトマトが本葉4枚程度+最初の蕾がつき、植え替え時となったので植え替え作業をしました。プチトマトはどちらかというと苗で買う方が一般的ですが、私はケチなので種を使います。3年前にDaisoにて1袋55円で買った冷蔵庫で保存していた種は今年も元気に育っています。一般的に古くなると発芽率が落ちるのですが、このプチトマトに関してはそんなに落ちた気がしません。種はまだまだあり、多分10年分くらいは余裕なんですが、流石に5年越えるとどうなんだろうと思います。まぁ、やってみて芽が出なければ買い直せばいいだけの話なんですが。

土は畑から採ってきたものをベースに、裏庭で紙ゴミを焼いた際に出た灰(ペール缶で焼いてある程度溜まったらふるいにかけ燃え残りを丁寧に取り除いた逸品)・砕いた卵の殻(出るたびに直射日光に当てて良く乾かし、砕いて殻だけ袋に溜めている)・庭の落ち葉を使った自作堆肥・植え替えで不要になった鉢から回収した鹿沼土などを加えてよく混ぜ、1週間ほど放置して馴染ませたものです。トマトはどちらかというと養分少な目で育てた方が良い、流石に堆肥だけだと足りないっぽいので、化学肥料を少しだけ加えます。

以前は2Lのペットボトルを逆さに吊るしたものでプチトマトを作ったりもしたんですが、2Lでは土の量が少な過ぎて実が少なく、かける作業に見合わないので止めました。今は普通に9号の鉢×4個と、脇芽を使って時間差で苗を作りビニール端数の片隅で作る感じ。数えてませんが、苗4本でプチトマト500個位は採れてるんじゃないでしょうか。まぁ、相応の手間はかかっているんでコレが家庭菜園が安いとは一概に言えないんですけども。

24/05/04(Sat)

今日はニンニクの収穫。週明け雨が降りそうで、土が湿り過ぎていると収穫後に腐るリスクが増えるため、この辺が潮時と判断しました。収穫後のニンニクの大敵は水分。いかに迅速に余分な水分を飛ばすかが肝になります。シャベルで掘り出したニンニクはその場で茎と根をカットし、外皮をザっと剥いて乾燥しやすい状態にしたら、ザルに広げて日の当たる場所で2〜3日天日乾燥して余分な水分を飛ばします。

ニンニクの長期保存に関し、うちでは紐で吊るして風通しの良い冷暗所でという方法を従来採ってきましたが、色々調べるとコレは駄目です。実際やってみると、数カ月で芽が出始め、本体はどんどんスカスカになっていくのです。この為、ネットによるとニンニクの適正保存温度は2度ということなので、そりゃ駄目だよなと思いました。2度というのは冷蔵庫のチルドスペースの温度ですが、貴重なチルドをニンニクに占有させることは出来ないため、うちでは1〜2カ月間の生食分を除いて、全部冷凍してしまいます。コレはこのサイトを見た方に教えてもらったのですが、ニンニクは冷凍が正解です。皮を剥いてあとは切るなり潰すなりすれば食べられる状態にしたニンニクをジップロックに入れ冷凍します。使う際は凍ったまますりおろすなりスライスするなりして使えばOK。一旦解凍を挟むとベチャベチャしてイマイチなので、止めた方が良いと思います。当面使う分は皮付きのまま小分けにしてタッパーに入れ、チルドで保存します。

ちなみにニンニクの保存というと醤油漬けやオイル漬けがありますが、うちではやりません。以前何度か作った事があるのですが、意外に汎用性が低く、使いどころに困っている内に油が白く濁って来たり、醤油の表面に黴?が浮いてきたり。毎日コンスタントに使う人には良いかもしれませんが、うちでは駄目でしたね。

24/05/03(Fri)

今日は知り合いから筍を貰いました。この筍、今シーズン初・下茹で済みで素晴らしいです。筍の下茹では面倒臭いのもありますが、ガス代が爆上がりしている昨今、1時間もガスを点けっぱなしというのは正直心臓に悪いです。筍の下茹で作業も1シーズンに3回位までならまぁ何とか楽しんでやれますけど、それ以上は正直勘弁してほしい気分。まぁ、貰ったらやりますけど。

今回の筍、1回で煮るにはちょっと多いけど、2回で煮ると微妙に少ないという悩ましい量だったので、2回に分けて足りない分は庭の蕗で誤魔化す事にしました。蕗は前もって下茹で→アク抜き→皮剥きを済ませておきます。筍と蕗、同じ下茹でですが前者は沸騰後1時間茹でるのに対し、後者は沸騰後5分なのでずいぶん気が楽。また、うちの蕗は栄養状態が悪いせいか太くても大人の小指サイズなので、筍と一緒にじっくり煮ると歯応えが飛んでしまいます。ですんで、煮終わった筍に入れて冷めていく経過で味をしみ込ませる感じにすると吉です。結果:筍と蕗の煮物が不味い筈がありません。子供の頃は祖母お手製のアク抜き不十分な筍が筍本来の味だと思って超苦手でしたが、キチンとアクを抜けばとても美味しい。まぁ、子供の舌にはきちんと処理した筍も大して美味しくは感じられなかったでしょうけれども。

24/05/02(Thu)

今日は40cmクラスの鯛を貰ったので、しばらくは鯛尽くしです。魚は肉に比べると腸・鱗・骨など食べられない部分が多いのですが、個人的にはコレをいかにロス少なく食べ尽くすかをゲーム感覚で楽しんでいます。今回の場合、身は無難に刺身。ただし、皮は鯛の中でも一番美味い部分なので、オーソドックスに皮を引く刺身は基本的にうちでは作りません。焼き霜か湯霜で表面だけ熱を通して刺身にします。本当は焼き霜が良いのですが、最近バーナーの調子が良くないので仕方なく湯霜に。買い替えが頭をよぎらないわけではないのですが、結構高いのでコスパを考えて二の足踏み中。

腸は胃・小腸・卵巣(精巣)を取り出して煮つけに。ほんの少ししかないので珍味中の珍味と言えます。カマ・腹身は塩焼きと二択なんですが、今回はその他のアラ…中骨・頭と一緒に酒蒸しにした後、ほぐした身を炒って鯛ふりかけに加工します。胡麻を加えつつ塩と醤油で濃い目に味を漬けながらフライパンで水分を飛ばして作成。鍋底に残った蒸し汁でご飯を炊いた後、そこに混ぜ込むと超美味い。残りの廃棄分の中で鱗は素揚げにすると美味いというのは割と有名ですが、それをやると揚げ油が魚の残り香で以降使用不能になってしまいますし、わざわざ手間をかけて作る程の味ではないという評価なので、うちでは作りません。残った骨・鱗・腸は一旦ポリ袋に入れて冷凍後、しかるべきタイミングでゴミに出します。うちはコンポストを使っている関係で可燃ゴミを出すのは数カ月に一回の為、時間経過で臭うゴミは冷凍保存が基本。賛否はありますが、特に不具合もないので、良いんじゃないでしょうか。

24/05/01(Wed)

今日は毎年恒例サクランボジャムの仕込み。ここ1週間ほど毎日いい感じに色付いたのを収穫し、タッパーに入れてチルドで保管していました。気にはまだ少しだけ実が残っていますが、目視で全体量の5%以下ですし、これ以上引っ張るとチルドに溜めている実の鮮度も怪しくなってくるので、ココで見切ってしまいます。残りは都度生食の予定。ジャムの下ごしらえとしては、何はともかく不要部分の種と軸を取り除かないといけません。サクランボの実を入れたタッパーの向こうに別のタッパーを3つ並べ、左から軸・種・実と分別して入れていきます。全部入れ終わったら種のタッパーに溜まった果汁も実のタッパーに移して完了。ちなみに今年は実&果汁で300g強。とても貴重なので、他人にはあげず自分で独り占めしてしまいます。ギフト用は大量生産できるブルーベリーと無花果で十分です。

次に実&果汁に総重量の50%の上白糖を加え、軽くかき混ぜてから半日ほど馴染ませメインの煮る工程に備えます。煮る作業は、昔は弱火でコトコトが主流でしたが、最近は5分ほどでサッと切り上げるやり方の方が多いと思います。うちもこっち。ただ、コレだととろみが出ないので、実&果汁重量の2%のクエン酸と0.5%のペクチンを加えます。ペクチンは普通のスーパーでは手に入らないので、数年分をAmazonでまとめ買い。あとは熱消毒した瓶に詰めて完成です。ちなみに種は煮出してから砂糖で甘みをつけ、ゼラチンで固めてデザートに。出し殻の種は天日に当てて良く乾かしてから軸と一緒に焼却処分です。今回出来るジャムは僅か400g程度。もう少し樹が大きければと思うのですが、隣家との境界線上に植えられているので、こまめに剪定してあまり大きくしないようにしており、当面の増収は見込めません。一応、自宅敷地の方に枝が張り出すように意図して剪定をしているんですが、なかなか上手くいかないのですよね。

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