2025年7月

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25/07/29(Tue)

うちは古い農家造りで屋内でも土足の場所が結構あります。何年か前に靴箱から結構いい造りの下駄を見つけまして、靴下を履かない季節は下駄、履く季節はサンダルという体制でやってきました。が、何故か今シーズンはそれをすっかり忘れてまして、今の今までサンダル履いてました。それがラジオの投書で下駄がとりあげられたのを切欠にうちの下駄の事を思い出し、そうだもう下駄の季節だった…と今更ながらに思い出しました。というわけで寒くなるまでは下駄です。

下駄のいい所は何といっても水虫予防になる事。うちは父親が重度の水虫なので、多分床には水虫菌がうようよしてます。そんな中私がこの歳まで自覚症状の上では水虫と無縁でいられたのは、屋内では基本裸足を徹底し、なるべく足裏を乾いた状態で維持しているからだと思います。サンダルも悪くはないですが、親指の股の間も刺激できるという点で下駄の方が一歩リードという感じ。更に下駄が圧倒的に優れているのは修理が簡単という点です。ベースが木で滑り止めのゴムが貼られている構造なのですが、ゴムが減って木が露出してきたらゴム部分を張り替えればずっと使えます。サンダルも理論上はゴムを足せばいいんですけど、接着剤の食いつきという点で木には勝てません。長い事使おうと思ったら絶対に下駄です。とはいえ靴下との相性は最悪で冬場は使えませんけど。勿論五本指靴下などを使えばOKなのですが、今から全部総とっかえは現実的じゃないんですよね。

25/07/28(Mon)

保存期間が長いからと油断して使うのを後回しにしていた混ニャウの消費期限がそろそろヤバくなってきたので、カミナリ蒟蒻にしました。茶碗の縁を使って一口大にカットした蒟蒻を下茹でし、醤油・味醂・酒同量のタレに入れて弱火で煮詰めます。風味付けはその時々の気分で適当にやるのですが、今回は胡麻と採れはじめたインゲンで。インゲンは火を通し過ぎて歯応えが無くなると台無しなので、予め胡麻油で軽く炒めておいてから出来上がり間近で合流させます。

蒟蒻は正直そんな美味しいものでもないとは思うのですが、副菜としては普通に優秀。おかずがコレだけとかは普通に駄目ですけど、メインのおかずに添えるポジションとしては常備しておいても良いんじゃないでしょうか。そして何より安い。行きつけのスーパーでは300gのジャンボパックが常時1個60円程度で売られています。材料費・手間賃・送料全部込々でこの値段とかどうなってんの?と思わなくも無いですが、今の時代安いのは一つの正義なので、ありがたく使わせてもらってます。

25/07/27(Sun)

毎日クソ暑くてラジオやテレビでも水分補給の重要性を嫌というほど流しているので、うちでもとにかく気を配っています。暑さが本格化するまでは、前日夜に仕込んだ水出し緑茶1Lを魔法瓶に入れ一日かけて飲んでいたんですが、最近では1Lが午後には無くなってしまいます。ですんで、朝まで緑茶を冷やしていた1Lの計量カップで水を冷やしておき、午後に魔法瓶が空になったら氷水を入れて夜まで使うのが最近のルーティンです。

流石に一日で2本目は使い切れませんが、大体半分から7割くらいは使ってますんで、一日に単体水分だけで1.5L強。それでも炎天下の草むしりをしていると喉が渇いてくるんで、最近の酷暑相当だなと思います。夜中もいつもは朝までトイレに起きる事は無いんですが、ここんところ敢えて寝る前でも摂取水分を絞ったりしてないんで、普通に夜中に起きる羽目になります。面倒臭いなと思うのですが、水分不足で身体に不調をきたすよりはマシなので仕方がありません。でも、この暑さが多分10月程度まで続くかと思うと憂鬱ですね。

25/07/26(Sat)

今日は久しぶりにサボっていたプランターミニトマトのお手入れ。今年も馬鹿みたいに暑くて、軒下の日陰に置いてあるミニトマトも好調からは程遠い状態です。そんなわけでついつい放置してしまったのですが、流石にもう限界という事で手を入れました。まずは古くなった下葉の除去。半分枯れた様な葉っぱは全部取り除きます。原則は収穫の終わった実のつく枝以下を全部取り除くんですが、今回は元気が無ければついている場所に関わらず取り除きます。

次に脇芽の除去。流派によって残す残さない色々ありますけど、うちでは基本的に脇芽は見つけ次第全撤去というシンプルなスタイルでやってます。脇芽を発根剤を加えた水に挿して根を出し、ポット苗からの地植えで広げようとしたんですが、今年は暑過ぎるせいか挿しても根の出が悪いので、今だポット苗に辿り着きません。もう時期的にコレから脇芽を育てても駄目だろうと見切ったので、今後は脇芽は即除去体制に移行します。最後に支柱への固定。うちは行灯仕立てをしているんですが、伸びた部分が行灯からかなり外れてしまったので、巻きつけてビニタイで固定します。巻き付ける部分が足りなくなった場合は、今までの茎を全体的に下げて上部に空間を作らないといけないので、ちょっと面倒臭い。今年のプチトマトですが、出来は全体的に良くありません。猛暑のせいか実がちっとも大きくならないのです。私が子供の頃は日中35度越えなんて極稀でしたけど、今じゃ35度なんて当たり前になりましたからね。毎日暑くて死にそうです。

25/07/25(Fri)

畑の芋の茎がいい感じになってきたので収穫してきました。芋の茎というのはサツマイモの仲間で葉柄部分を食べる為に品種改良された野菜です。サツマイモに似た芋も出来ますが正直全く美味しくなく、葉柄を食べる事に特化した品種です。日本ではメジャーじゃありませんが、確か台湾料理だと結構な定番の筈。私は好きで毎年植えてますが、何せサツマイモの仲間なので栽培簡単・どんどん増えると良い事尽くめ。難点を挙げるとするなら、蔓が結構な範囲で広がるのでそれなりの広さの土地が必要という事ぐらいです。

食べ方はキンピラ一択です。レシピによると皮を剥く流派もありますが、正直手間がかかり過ぎるので私は皮ごと使います。3〜4cmに切り揃え、胡麻油で炒めつつ醤油・味醂などで甘辛く味付けをします。単体だとやや寂しいので、うちでは刻んだ油揚げを少し加える事が多いです。結果:主菜にはなれませんが、副菜としてはとても優秀。定食屋の小鉢なんかで出てきても不思議じゃない味です。勿論普通のサツマイモの茎でも作れますが、専用品種は太くて食べでがありますし、芋の事を気にせずバンバン収穫出来るので気が楽。私の中では家庭菜園持ちにはオススメ野菜の一つですね。

25/07/24(Thu)

毎日の庭仕事のお供にラジオは欠かせませんが、残念な事にそろそろ甲子園が始まってしまいます。それに伴いうちの地域では地区予選の準決勝・決勝も放送されてしまい、ちょっと迷惑。別に高校野球が嫌いなわけではないですが、高校野球が放送されるとラジオの時計としての役割が落ちてしまうのが嫌。

私は通常、2時とか3時といった正時区切りで作業をしています。通常放送の際はレギュラー番組ごとにタイムスケジュールが決まっているので、このコーナーが始まったらあと10分とか分かるんですけど、野球の場合は基本正時の時報とその後5分程度のニュースコーナーしか時刻を感じるものがありません。30分回ったからあとは折り返し、といった途中経過が全く分からないのです。なら時計持てよという話で、実際腕時計をはめて作業をする事もあるんですけど、何となく時計を見たら負けというこだわりがあって、なるべく時計は見ないようにしてしまいます。FM放送が入ればすべて問題は解決なんですが、周囲に高い山などが無いにもかかわらず、何故かうちのエリアではFMが全く入りません。将来的にAMを廃止してFMに一本化するなんて話がありますが、そうなったらどうするんだろう…と今から不安です。まぁ、なるようにしかなりませんけども。

25/07/23(Wed)

今日は近所のおっちゃんから40cm弱のタイを貰いました。タイは頭が大きいので、全長がそこそこあっても刺身にするとしょんぼりというケースが多いのですが、40cm弱のクラスだとキチンとした刺身がとれます。うちの場合タイで刺身を作る場合は皮は残す派。熱湯orバーナーで皮目だけ素早く火を通す事で皮ぎしの旨味を逃がしません。というか、タイの中で皮はトップクラスに美味い部分なんだから、そこ外したら駄目だろうとすら思います。

前回は鯛が小さかったので、アラは全部ふりかけに加工しましたが、今回はそこそこ大きいのでまとまった身がとれる部分は味噌漬けにして焼きます。具体的には腹骨の剥き身とカマの2か所。頭も後頭部や頬から身はとれますが、全体からすると割合は少なく、労力をかけて焼いてもくたびれもうけ感がハンパないのでふりかけ行き。中骨は残った身が薄くて焼くとすぐにパサパサになるのでこっちもふりかけ行きです。刺身を取り出すだけだったら簡単なんですが、隅々まで無駄なく使おうと思うと結構な時間がかかります。タイパをとれば結論は違うんですが、貧乏性なので無理ですね。

25/07/22(Tue)

熱中症のリスクなどから最近では暑さ=悪ととらえられるケースが多いですが、せっかくの日光を有効活用しないとモッタイナイということで、うちの庭では乾物作成が盛んです。ナスがザル2枚、プチトマトが1枚、ブドウが2枚。乾かしている最中で雨の日が3日以上続くとクオリティがガクッと下がる気がするので、この時期は週間天気予報のチェックが欠かせません。出来る限り雨の続く日の前に現行のロットを仕上げてしまいたいのです。

この中で一番時間と手間がかかるのはブドウです。ブドウは他の2つと違い切って切断面を直接光に当てることが出来ないので、乾くまでに時間がかかります。ただ、一旦乾いてしまえば濃縮された糖分のおかげもあってかなり傷みづらく、うちでは重宝しています。ココでも毎年書いている気がしますが、干しブドウを作る最大のポイントは、房から粒を外す時にハサミを使う事です。生食するときの要領でむしってしまうと粒に穴があき、乾かしている最中にそこから果汁が流れ出てベタベタになって汚れを呼びますし、黴のリスクも上がります。少しだけ軸を残して穴をあけないのがポイントです。あと、ネズミに狙われやすいので夜間の保存場所には気を配る必要がありますが、せいぜいそれ位。時々ザルを揺すって上下を変えながら乾くまでひたすら待ち、出来上がったら一粒ずつ乾き具合をチェックして収穫します。ブドウは同じ房でも粒の大きさが結構違うので出来上がりのタイミングが揃わないため、ザル単位で乾燥終了の判断をすると失敗します。面倒臭いですが一粒ごとに終了の判定をしましょう。市販のレーズンは結構高いですが、自分で作ってみるとそりゃ高いわな…と思いますね。

25/07/21(Mon)

冷たいお茶を魔法瓶に入れる際うっかり魔法瓶を倒してしまい、運悪くそこにあった小鉢にヒット。真っ二つに割れてしまいました。普通はココで小鉢は捨ててしまうんでしょうけど、うちでは捨てずに直します。とはいえ、直せるかどうかは割れ方次第でして、10個以上の破片にバラバラになってしまった場合の様に、見るからに手間がかかる場合は捨てます。今回破片はたった2個。破断面の細かい欠損もほぼ無く、修繕の難易度としては最低レベルで、むしろやりがいが無いまであります。

壊れた器を直して偽金継ぎする場合、出来の80%は最初の接着で決まります。人間の指先の感覚はめちゃ鋭敏で、紙一枚の段差でも検知してしまうので、とにかくできうる限りズレをなくす事に集中します。接着は定番のエポキシ系で。接着後に仮固定する紙テープは迅速に貼れるように予め切っておくのも地味に重要です。最後に金継ぎ部分。注意深く接着すれば割れ目を目立たなくすることも可能ですが、敢えて割れ目には1mm幅程度に接着剤を後盛りします。こうする事で割れ目から水分が入り込んで強度が落ちるのを防ぐことが出来る為地味に重要。単に割れた器を直すだけですが、幾多の失敗を繰り返してきてノウハウが積み重ねられており、まだまだ先は長く奥は深いです。ただ、器を滅多に割らないので試行の機会が限られているのが痛し痒しですね。

25/07/20(Sun)

喫茶店なんかでスタッフが常連さんにこっそりあだ名をつけているというのは割とよくある話ですが、うちの場合野菜をよく持って来てくれるお爺さんに“地蔵”というあだ名をつけています。コレは別にそのお爺さんの外見が地蔵っぽいからではなく、昔話の“笠地蔵”に由来しています。この人がうちに野菜を持ってくる場合、普通は玄関周辺に人気が無いとインターフォンを鳴らすものですが、それをせず無言で軒先に野菜を置いていきます。その行動原理から私が“地蔵”と名付けました。

タダで野菜が手に入るわけですから基本的にはありがたいんですが、私の中ではありがた迷惑の部分も結構あります。理由1. 高確率でうちで作っている野菜と被る。土質・気候が丸被りなんでしかたないですが、皆大体同じ時期には同じ野菜を作り、出来過ぎて処理に四苦八苦しています。そんな中同じ野菜を持ってこられても全く嬉しくありません。理由2. 誰が持ってきたか分からない。こういう事をするのは十中八九地蔵ですが、低確率で違う場合もあります。持ってきた人がだれかを示すメモ書きでもついていればいいのですが、多分押しつけがましい気分になるのでしょう、ノーヒントの場合が殆ど。大体は何となく分かってお礼も言えるんですが、本当に分からない場合もあり、こちらからは何もアクション出来ない事態になります。こういう事をする人は何の根拠も無く、あげたのは俺だと当然分かっているだろうと思い込んでおり、“あそこは野菜をあげても礼の一つもない”とか思われてしまいます。マジで無理ゲー&迷惑だから本当に止めて欲しいです。田舎暮らしって面倒臭い面があって、Uターン・Iターン組が諦めて都会に帰ってしまうのってこういう所なんだろうなぁ…と思いますね。

25/07/19(Sat)

酷い雨が過ぎて畑の方も一安心。あんまり晴れが続くと水切れの面で不味いのですが、雨が続き過ぎるのも根腐れリスクなんかの面で問題で、人間て勝手だなと思います。今回一番ダメージを受けたのはキュウリ。キュウリはネットの両側から斜めにマイカ線を張って風に備えてるんですけど、キュウリは葉が大きいので風の影響を強く受けるため、今回も杭の何本かは風で引き抜かれ、全体に傾いてしまっています。ですんで杭は打ち直し。

まずは傾いている逆側の杭を打ち直して全体が垂直になるような長さでマイカ線を張り、次に引っ張り過ぎないように注意しながら逆側からも同様に杭を打ってマイカ線を張ります。正直プラスチックの杭では打ち込む深さや強度に限界があるので、キュウリ用には金属製の杭が望ましいんですが、そうすると今度はコストが…。世の中結局お金というのは残念ながら真実かもしれません。

25/07/18(Fri)

食べ切れない夏野菜を緊急回避的に冷凍していたんですが、いよいよスペースが無くなってきました。そのタイミングで近所のおっちゃんが日ごろの野菜のお礼としてアイス詰め合わせとかくれたものだからもう軽くパニック。今回だけは詰め込んで詰め込んでなんとかしましたが、もう無理。ということで本来は涼しくなってからゆっくり、と思っていたんですが、猶予が無くなったので随時使っていくことにします。

初手は枝豆。ネットの予告通り塩を振って揉んだ状態で冷凍してあったものを凍ったまま茹でます。結果:イマイチ。茹でる時間を弄れば多少はマシになるかもしれませんが、根本的な問題として生のものに比べ明らかに歯応えが落ちています。もう何度か条件を変えて試してみるつもりですが、このクオリティなら塩茹では諦めて混ぜご飯とかにしてしまった方が全体的に美味しく頂けそうな予感がします。ネットを見ると〇〇もこうすれば冷凍できる!みたいな記事が一杯ありますが、冷凍→解凍の過程でどうしても細胞が壊れるので、向き不向きは厳然として存在します。冷凍してもあまり味が落ちないものもありますが、冷凍するとちょっと…というものは意外にたくさん存在しているんだなぁと思う今日この頃です。

25/07/17(Thu)

先日イサキのフライを作った際にタルタルソースを自作したんですが、少し多めに作ったのでフライを食べ切った後も少し残ってしまいました。当然捨てません。うちでは朝食にパンを焼いて食べているんですが、いつもはマヨネーズ・ドライトマトのオイル漬け・ザワークラウトの3点セットで食べてます。コレをタルタルソースに変更。残ったタルタルソースが大体2日分にあたります。タルタルソースはタッパーに保存しているんですが、シリコンスプーンでこそげとるのでタッパーの角まで無駄ゼロ。

ちなみにトーストディップとしてのタルタルソースの評価ですが、結構高いけど照り焼きソースには敵わない、です。十分美味しい範囲内ですけど、和風ハンバーグや照り焼きチキンを作った際のソースの残りには全く勝てません。アレは反則。最初は醤油&味醂で作ったソースがトーストに合うはずがないと思っていましたが、照り焼きチキンサンドが定番として存在しているように、普通に合います。まぁ、単体で美味しいものを塗ったら大体何でも美味しいんですけども。

25/07/16(Wed)

マウスの調子が悪くて買い替えるべきか悩み中。一番よく使う左ボタンをシングルクリックすると高確率でダブルクリックになってしまいます。多分中の接点がいかれたんだと思います。シングルクリックを素早くすれば症状を回避できることもありますが、いずれにせよストレスフル。選択肢としては直すか買い替えるかです。

今使っているマウスは左右の他に親指で押せる位置に2つとスクロールホイールを押し下げて使う1つの計5つのボタンがありますが、使うのは左右だけ。ですんで今まで左ボタンの挙動がおかしくなった際には使っていない親指位置のボタンから部品を取り出して交換していました。これらはスイッチのパーツが全く同じなので簡単だったんですが、残ったスクロールホイールボタンはほぼ同じながらちょっとだけ背が低い。という事はコレを移植する際には何かでこの高さを補ってやらないといけないわけで、ちょっと面倒臭いのです。でも、まだ使えるものを捨てるのはポリシーに反しますんで、ストックのプラ板で下駄を作って接着すっかーと考え中。人事を尽くすと最後に捨てる時も気持ちいいんでね。

25/07/15(Tue)

家庭菜園に本腰を入れ始めてから、近所の畑がやたら気になるようになりました。それまでは何の野菜かもよく分からないレベルでしたが、今では野菜の種類位なら葉っぱと立ち姿を見ればほぼほぼ判別できます。そしてそれ以上に気になるのが、うちと同じ野菜を育てている場合にうちより順調に育っているか否か。我ながら人間が小さいとは思うのですが、うちより上手に育てていると悔しいですし、うちより調子が悪いと優越感に浸れます。勿論持ち主に会った時に畑の野菜について特にコメントはしませんが。

同じエリアに住んでいるので、当然天候と土の質は同じ。その中で同じ野菜を育てて違う結果が出るという事は、細かい品種の違いか腕の違いのどちらかに原因があると考えられます。個人的には品種の要素はそんなに大きくないと思っているので、純粋に腕の問題。他人の畑を見ながら嫉妬心と優越心を糧に腕を磨く、こうやって書くと本当に小さな人間ですが、まぁ私なんてそんなものなので仕方がないです。

25/07/14(Mon)

先日の様に魚をおろす事は全然苦じゃないんですけど、実は困っているのが残渣の処理です。アラから身をほじくり出すなど食べられる場所は可能な限り有効活用しますが、それでも骨・腸・鱗などどう頑張っても食べられない(or頑張れば食べられるけどコストが高過ぎて諦める)場所は捨てる事になります。が、うちでは生ゴミを3カ月に1度ほどしか出しません。紙のゴミは燃やして家庭菜園のph調整剤にしますし、野菜屑は全部コンポスト行きなので、生ゴミを含む可燃ゴミの量が極端に少ないのです。

一応魚の粗もコンポストに入れられますが、たんぱく質系は臭いが強いですし、骨は分解するまで時間がかかるので、うちでは基本的に肉魚類はコンポストに入れない事にしています。ですが、魚の粗を3カ月も保存しておくことは出来ないため、うちでは冷凍保存しています。凍らせておけばとりあえず臭いの問題は回避できますんで、生ゴミを冷蔵庫に入れる事に対する忌避感さえクリアできればOK。

そういえば以前この件が私の愛聴する日曜天国で話題になった事がありました。その際リスナーの女性はゴミを冷蔵庫に入れる際に“腐敗防止の為に冷凍保存中”と張り紙を付けるのだそうです。その理由は、もしその女性が急逝してしまった場合、遺された家族が冷凍庫の生ゴミを見て“彼女、かくしゃくとしているように見えたけど、生ゴミを冷凍庫に入れるなんて実はボケていたんだね”と言われることが我慢ならないからだそうで。それを聞いて笑ってしまいました。私はそういうの全然気にしないので生きてて楽ですけども。

25/07/13(Sun)

今日は近所のおっちゃんからイサキ×2とタイ×1を貰いました。どれも30cmサイズと小ぶり。特にタイは頭が大きいので、30cmサイズだと刺身ならギリ2人前ってところです。その日はもう夕食を作り終えていたので、とりあえず3枚におろすところまでやって後は翌日に先送り。それで肝心の調理方法ですが、イサキはフライにしてタルタルソースで、タイは湯霜造りに決定。アラは全部蒸してから身をほじくり出し、軽く炒ってフリカケに加工。イサキは小さな白子を持っていたので、小鍋で煮付けにしました。

たまに魚をおろすの面倒臭くないの?と言われたりしますが、面倒臭いとか言う以前にやらないと食べられないので、選択肢はありません。あと、3枚におろしてフィレを取り出すだけならそんなに時間はかかりませんけど、そこからアラを無駄なく徹底的に有効活用しようとするとそれがとにかく手間です。3枚におろしてアラは全廃棄していいんだったら話は簡単なんですけど、私ドケチだからできないんですよね…。かといってたまに刺身の状態まで加工してうちに持ってきてくれる人がいるんですが、それはそれで物足りないという…。難儀な性格です。

25/07/12(Sat)

香典返しに緑茶が入ってまして、今は日中の水分補給として魔法瓶に冷たい紅茶を淹れてるんですが、とっとと使い切りたいのでしばらくは緑茶にシフトです。今回の緑茶は最近では珍しくなったティーバッグに入っていないタイプ。昨今では面倒だと敬遠されがちですが、私は結構好きです。1Lの計量カップに1Lの水と緑茶小匙1杯を入れ、そのまま冷蔵庫に入れて丸一晩かけ水出し緑茶を作ります。魔法瓶に移す際は漏斗と茶漉しをペアでセットして使えば、零れず茶葉だけ取り除けて便利。

水1Lに茶葉小匙1はちょっと少ないんじゃないかと思うかもしれませんが、1晩時間をかければ結構大丈夫です。むしろこれ以上使うと苦みが勝ってしまうので、私的にはコレが適正量です。最近の悩みとしてはあまりに暑過ぎて1Lのお茶が午後2〜3時時点で尽きてしまう事。1日2セット作るべきか…、嫌でもあんまり水分を摂り過ぎると逆に身体に良くない説もあるし…と悩み中です。

25/07/11(Fri)

うちで作る食事はその時冷蔵庫にある材料から逆算して決めるので、素材関係なく特に今日は〇〇を作るという事はあまりありません。が、その数少ない例外が“天ぷらを揚げた翌日の昼食は天ぷら蕎麦”です。特にかき揚げを作るのは翌日天ぷら蕎麦に入れたいからと言っても過言ではない位天ぷら蕎麦が好き。

蕎麦と汁は簡単に作ります。蕎麦は常備してある乾麺。以前は1食80gを茹でてましたが、健康診断でちょっと痩せろと言われたので50gに減量中。汁は濃縮めんつゆを既定の倍数薄めたもの。ココに刻みネギと、あと天ぷらの量が少ない場合はワカメを戻して蕎麦を茹でるのと一緒にサッと火を通し具にします。こんな暑い時期はそばを食べる場合は基本ざるそばにするんですが、天ぷらがある場合は温かい天ぷらかけ蕎麦しかありえません。一応うどんもストックしてるんですけど、天ぷらを乗っける場合は蕎麦と決めています。あと天ざるだと汁でふやけ切った天婦羅が食べられないので意味が無いので、どんなに暑くても天ぷらかけ蕎麦で。ちなみに東京名物コロッケ蕎麦は受け付けませんでした。ふやけた天ぷらはウェルカムですが、ふやけたコロッケは駄目。何ででしょうね。

25/07/10(Thu)

畑の隅に(勝手に)生えているヤブカンゾウの花が早くも終わりそうなので、今年2回目にして最後のヤブカンゾウの蕾天婦羅です。本音では冷凍でも塩漬けでもして長期保存したいんですが、どう見てもそういうの無理そうな見かけをしているので、とにかく花が咲いている時期に蕾を摘んでその日に揚げます。濡れたペーパータオルと一緒にタッパーに入れておくと2日目まではギリセーフですが3日目になると見るからに駄目っぽいのでそういう意味でも貴重な食材です。

もちろんネタがヤブカンゾウの蕾だけだとアレなので、今回はナス・シシトウ・大葉に加えピーマンと玉葱のかき揚げもプラス。私基準だとかき揚げの難易度は通常の天ぷらの2ランク位上でして、天婦羅を揚げるたびに必ずかき揚げも揚げて技術の向上に努めています。そのおかげもあって最近やっと“不味い天ぷら屋のかき揚げには勝てるかも…”というレベルになってきました。また、最近では一般の天ぷらに関してもレベル上げを試みてまして、今まではキッチンタイマーを主基準としつつネタの様子であげるタイミングを決めていましたが、最近ではコレを逆にし、キッチンタイマーはあくまでセーフティーに止め、ネタの様子だけを見てあげるタイミングを決めるようにしました。具体的にはあげる時の音と泡の大きさ・出方。こうする事で食材ごとの違いにきめ細かく対応できる筈ですが、当然のように先は長いです。

25/07/09(Wed)

今年初の試みとして秋キュウリの種を植えてみました。今までキュウリは6〜8月に収穫するものを育てていたんですが、そうすると収穫が終わってから冬野菜を育てるまでその場所を遊ばせることになって勿体ないなと感じ、今回の試みをしてみました。近所のホームセンターで7月播きokの種を選んで買ってきてポットに植えます。ウリ科は発芽率も悪くないので、そこまでは特に問題なくいけますが、問題はこの先。このクソ暑い中でキチンと成長できるのか。

今の見込みとしては現在成長中のキュウリの真下に植えるので、先行キュウリが日陰を作って直射日光から守ってくれるんじゃね?と期待しています。とりあえずポットで10cm位まで育て、そこから定植。成長の様子を見て整枝していく感じで。ちなみに先行キュウリは相変わらずバンバン実をつけてますが、とにかく雨が降らないので成長が遅くなっています。雨が多い時期にはすぐに20cm以上になりますが、今だと15cmがいい所。まぁあんまりとれても食べ切れないので渡りに舟ともいえるんですけども。

25/07/08(Tue)

毎日すごい勢いで冷蔵庫に常備している麦茶が無くなります。うちでは冷水筒を2本用意しており、大きい方の下から1/3位の所にビニールテープが貼ってありまして、麦茶の水位がココを下回ったら残りを小さい方の冷水筒に移し、大きい方の冷水筒を洗って新しい麦茶を仕込むというルールにしています。そうすると当然確率的に誰か一人が常に麦茶を仕込むという事は無い筈ですが、何故か仕込み作業をするのはいつも私です。理由は簡単で、水位がビニールテープに近くなると急に減りが鈍化するから。私はいつも通りのペースで消費するんですけどね。

ネットを見るとこういうのは定番らしく、旦那が姑息な手段で麦茶の仕込みを回避するネタが一杯転がっています。私もこの麦茶が面倒臭い煮出しタイプだったら激怒しますが、うちのはお手軽水出しタイプなのでまぁ良いかと何も言わずにいつも仕込んでいます。でも、こういう忖度は長い目で見るとあんまりいい事じゃないんだよな…とも思ったり。まぁ、イチイチ作ったの作らないだので争うのも面倒臭いですし、コレ位で平穏が買えるのなら安いもの…なのかもしれません。

25/07/07(Mon)

ナスが採れ過ぎて野菜室からオーバーフローし始めました。近所の人ももう貰ってくれません。冷凍室はパンパンでこっちも無理。という事で消去法から乾燥しかないと結論付けました。今までナスの乾燥はやった事が無いんですが、ネットで調べたら結構いけそう。少なくともキュウリよりは見込みがありそうです。

作り方は簡単。ヘタを落としたナスを5mmにスライスし、ザルに並べて直射日光を直撃させます。冬場の大根乾燥の場合、どんなに天気に恵まれても完成まで1週間ほどかかるので、その間は何度かひっくり返さないと裏面が黒く変色したりします。が、35度越え当たり前の昨今、コンクリート張りのうちの庭に放置すれば2〜3日でカラカラになるのでひっくり返す必要が無いのが楽。ちなみに乾燥野菜は油断して常温保存すると結構な確率で残った水分から黴が生えたり酸化が進んだりするので、うちの場合は玄米貯蔵庫の隅に吊るして保存してます。一般家庭なら冷蔵庫でしょうけど、そんなに大きなスぺ巣があるわけでもなし。やっぱり冷暗所を選んで保存という事になりそう。玄米貯蔵庫に感謝ですね。

25/07/06(Sun)

鉢植えのパセリが寿命です。花が咲いて葉もボロボロ。しばらくは出てきた花芽を片っ端から摘むことで延命してきましたが、もう限界。という事で植え替えました。鉢から土ごと取り出してパセリ本体と根を選り分けて廃棄します。残った土に自作の腐葉土と新しい土を混ぜ合わせてリフレッシュし、鉢に戻します。

新たに植えるのはこの時の為に種から育てておいたパセリの苗。1カ月ほどかけて10cm程度に育ったポット苗を植え付け、水をたっぷりやって完成。パセリは日当たりを好む植物ですが、最近の馬鹿みたいな直射日光に当てるのは流石に危険なので、軒下の日光が直接当たらない場所で育てます。パセリの育成難易度は私基準だと簡単。セリ科全般そうですが種からの発芽率がアブラナ科なんかに比べると明らかに悪いので、下手な鉄砲も〜作戦で多目に播いて数を確保する点だけ注意すれば、発芽後は全然難しくありません。極論すれば水切れさえ起こさなければokです。

パセリは大体1年半で枯れるので、うちの場合春秋に1〜2鉢ずつ更新してフレッシュパセリが切れないようにし、それでも余った分は電子レンジで強制乾燥してドライパセリにしています。ハーブに凝るようになった頃はあまりに日本慣れしたパセリを侮っていましたが、結局パセリ作っておけば安定です。

25/07/05(Sat)

今年も例年通りバジルを2鉢作ったんですけど、最近薄々感じていたことがハッキリしました。私、バジルに飽きたみたい。以前はパスタに刻んで乗っけてたんですが、正直子供の頃から馴染んでいるパセリの方が、ぽっと出のお洒落ハーブの一角たるバジルよりも安心できるのです。また、バジルと言えばジュノベーゼソース。私も作ってみたことがあるんですが、アレは意外に賞味期限が短いのが最大の欠点だと思います。わざわざ手に入りにくい松の実を使うのもデメリットですし、あれだけ大量の葉っぱをぶち込んで出来たのがこれだけ?という残念感もデメリット。

というわけで今年を最後にバジルはしばらくお休みしようと思います。バジルの種は激安なんで、また食べたくなってから作ってもえぇじゃろという判断。結局のところ打出最後まで生き残ったハーブはパセリとローリエの二つでした。一応セージ・タイム・ローズマリーも元気にしてますが、ほぼ使いません。色々手を出してはみるものの、結局のところ子供の頃に口にしていた味に回帰していくんだなとしみじみ思います。

25/07/05(Sat)

軒下で育てているプチトマトが採れはじめました。3鉢にそれぞれ2本ずつ植えているので計6本。色付いてきたヤツから順次採っていき、その房?全部をとり切ったタイミングでそこから下についている葉を全部除去するという運用です。また、主軸が伸びてきたら適宜行灯仕立てを意識して支柱にビニタイで固定していきます。結構面倒臭いのが水遣りで、葉がかなり茂っているものだから蒸散作用も大きくて、朝晩水遣りをしないと追いつきません。

そんなプチトマトですが、基本はドライトマトに加工してます。真っ二つにカットしてから切り口に塩を振り、トレイに乗せて直射日光を直撃させます。最近雨が全く降らないので、3〜4日干せばカラカラになりますんで、後はジップロックに入れて冷蔵保存。適宜戻してオリーブ油に漬け、ザワークラウトと共にトーストに乗せて食べるのが至福。勿論サラダなんかに乗せても普通に美味しいんですが、そっちは別途作っている大玉トマトで賄ってますんで、乾燥させやすいプチトマトはもっぱらドライトマト用です。日本ではあんまり見かけないドライトマトですが、マジ美味い。例年このドライトマトを作る為にプチトマトを育てているといっても過言ではないですね。

25/07/03(Thu)

毎日夏野菜がアホ程採れるので、あらゆる手段をもって消費しているんですが、その中でもお気に入りの一つがナスの浅漬けです。ナスはヘタを落として重さを量り、各5%の塩と砂糖・0.2%の焼きミョウバンを合わせたものを表面にすり込みます。砂糖と塩の結晶でナスの表面に傷をつけるイメージで。漬物容器にナスとボウルに残った砂糖塩を全部入れ、ナスと同量の水を注いで重石をかけ2〜3日冷蔵庫で漬け込んで完成。

キュウリでも浅漬けは作りますが、どっちが好きかと言われたら圧倒的にナスの浅漬けです。ナスの浅漬け3枚とご飯にちょっとしたおかずが2品もあれば、私としては大満足の食事になります。ただしコレだとパワーが足りなくて夏バテ一直線なので、実際はもう少し食べますが。そのナスですが、従来は夏の暑さが本格化する前に背丈を半分ほどにバッサリ切って秋まで持たせるのがセオリーですが、今年は最早ありえないほど暑いので切り戻しをどうするか考え中。本当はもうやらないといけないんですが、収穫がいい感じで絶好調なので迷います。どうすっかなー。

25/07/02(Wed)

近所の人から茹でトウモロコシを貰ったのですが、1本食べたらもう満足してしまったので、残りは冷凍しました。ナイフを使って実を芯から剥がし、バラバラに砕いてから神と一緒にジップロックに入れて冷凍します。用途は混ぜご飯。茹でトウモロコシをそのまま食べるのも悪くないですが、私はどっちかというと混ぜご飯の方が好き。

私は主食は玄米を圧力鍋で炊いているんですが、トウモロコシご飯を作る際はまず炊く前に芯を入れます。こうする事で芯から良い出汁が出るので捨てるのはご法度。通常の日加減でご飯が炊けたら芯を取り出し、かわりに冷凍トウモロコシの実を投入。全体をざっくり混ぜて余熱でトウモロコシを解凍します。結果:美味い。やっぱりトウモロコシは混ぜご飯に限りますね。炊飯器を使うならスイッチを入れる前に芯と実を同時に入れれば良いのですが、圧力鍋でそれをやると実に火が通り過ぎるのでひと工夫必要です。が、大した手間でもないので手軽にできるのは変わりません。塩をちょっと加えると更に美味いのですが、どうも私一日の塩分摂取量が推奨範囲を少し超えているみたいなので、控えめにしています。美味しいのも良いですが、健康第一なので。

25/07/01(Tue)

毎年受けている健康診断で、成人病の入り口宣告をされてしまいました。成人病の主な原因は、主に不適切な食事・運動不足・酒煙草の三つ。自分で言うのもなんですが食事はかなり健康的ですし、酒煙草はゼロなので無問題。消去法で残るは運動不足となります。毎朝エアロバイクを漕いだり踏み台昇降もしているんですが、要は量が足りないという事でしょう。とはいえ、今のタイムスケジュールに無理なくこれ以上の運動を組み込むとなると…とかんがえ、結論が出ました。

昔は“ゲームは一日一時間”などと言われたものですが、私も何となくその言葉に従い、“テレビは一日一時間”を守っています。テレビの時間は夜8時〜9時。この時間テレビを見ながらスクワット20分やれば、一週間で140分。ネット情報ですが1週間に160分以上の中程度負荷の運動が推奨されており、今までにやっている踏み台昇降なんかも加えると160分は確実に超えます。ということで早速スクワットをやっているんですが、20分はきついです。本気でやると5分と無理なので、腰を下ろす角度を少し甘めにして10分がやっと。数分間インターバルを入れて2セットで20分は結構厳しい。とはいえ、やってれば慣れてくるはずなのでとりあえず1カ月続けてみるつもりです。若い頃はいくら食べても太らなかったし、健康なんて気を付けて無くても勝手に健康を維持できたんですが、もう無理なんだとしみじみ思います。せいぜい運動して来年の健康診断でリベンジする所存。

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