2025年6月

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25/06/30(Mon)

今日はいつも草むしりをしている時間を割いてサツキの剪定をしました。うちでは年末にまとめて庭木の剪定をしているのですが、数少ない例外がこのサツキ。サツキは年末の時点ですでに翌年の花芽が出来ているので、この時期に剪定してしまうと翌年花が咲かなくなります。まぁサツキの花なんてにぎやかし以上の意味は無いのですが、咲かないよりは咲いた方がベターなので選定時期をずらしています。

サツキの剪定は簡単。マツの様に一枝一枝丁寧に切っていく必要は無く、刈込鋏でザクザク切っていくだけ。切った枝葉の回収用に予め不織布を敷く作業が一番面倒なレベルの作業です。とはいえコレも慣れが必要で、刈込挟で平面を出したり球体を作ったりするのはそんなに簡単ではありません。まぁ私はもう慣れましたけど。このサツキを見るたびにサツキの藪の中から生えてしまったヘクソカズラをどうにかできんものかと考えます。根が藪の中にあるので手が出せず、見える所だけむしってもすぐに復活してしまって徒労感がハンパないです。サツキの名所とかアホみたいに大量のサツキがありますが、あの中から生えてくる雑草の処理って一体どうしてるんでしょうか。結局のところ地道に駆除するしかないような気もしますが、考えただけで大変だと思います。

25/06/29(Sun)

うちの畑の隅に自生しているヤブカンゾウの花が咲き始めたので、蕾の天ぷらを作るべく採ってきました。畑にとって本来ならヤブカンゾウは雑草枠なんですが、この天ぷらを食べたいが為だけに駆除せず放置しています。他の雑草ほど馬鹿みたいに増殖したりしないので、雑草としては非常に良心的?なのも黙認の理由ではありますが。

そんなわけで今日は天ぷら。夏場はキッチンが暑くて…とかぬるい事は言いません。夏だろうが冬だろうが、天ぷらを食べたくなれば揚げるというのが私のスタンスです。今回のネタはまずヤブカンゾウの蕾。夏野菜枠からナス・シシトウ・大葉。丁度貰い物の茹でトウモロコシがあったので、ストックと一緒にかき揚げも揚げてしまいます。衣は極限まで薄めを狙い、かき揚げ以外は短時間高温で揚げるスタイルで。結果:揚げたての天ぷらマジ美味い。特にヤブカンゾウの蕾はやっぱり美味い。この時期2週間ほどしか採れない貴重な食材ですし、キレイに冷凍も出来る気がしないので、シーズンが終わる前にあと一回天ぷら確定です。

ちなみに今回は目分量をミスって衣を作り過ぎました。こんな時はあわてず騒がず、ボウルのまま冷蔵庫で保管しておき、翌日の昼食時大量の刻み葱をぶち込んで葱チヂミに加工して無駄なく使い切ります。天婦羅やフライを作ると粉とか卵が余りがちなんですが、そういうのもキチンと使い切ってこその華麗料理ですね。

25/06/28(Sat)

種を植えてから約3カ月かけてやっとイチゴの苗が出来ました。ホームセンターなんかで時々イチゴのポット苗が売られてますが、丁度あんな感じ。正直こんなに時間がかかるとは思いませんでした。イチゴの表面をナイフで削いでトレーに並べ、カラカラに乾いたところを指でこすって種を採ります。この種を湿らせた培養土にばら播くと1カ月弱で芽が出てきます。この中から状態の良いものを選んでポットに移し、表面が乾かないようよく注意しながら2カ月間育てると所謂苗状態になります。コレをプランターに植え替えると上手くいけば来年春にはイチゴが採れるという寸法。

お金がある人は正直言って買った方が早いです。イチゴが食べたいなと思って種を植えたら、食べられるのは1年半先とか、スローライフにも程があります。おまけにプロの育てた芸術的なイチゴには絶対に到底かないません。ですが、私の中でコレは所謂ロマン枠。貰ったイチゴから種を採って植えたら1年半後にイチゴが採れたとか考えただけでワクワクします。正直苗を買った方が品質は保証されるんですけど、私過去にイチゴの苗を何度か枯らしてしまった事がありまして、低コストで出来る種から栽培でイチゴのノウハウを積みたいと思ったのも今回の動機の一つです。仮にあんまり甘くないイチゴになっても、ジャムとしては十分活用できるでしょうからそれが今から楽しみ。とはいえ、苗が立派に実をつけるまでにはまだまだたくさんのハードルがあるわけで、今からジャムが同のなんて獲らぬ狸の…というヤツですけども。

25/06/27(Fri)

毎年親戚がハムソーセージのセットを送ってくれるんですが、年々その内容量が減ってきて寂しい思いをしています。別にその親戚がケチになったというわけではなく、例えば去年8枚入っていたハムが6枚になっているとか、そんな感じ。量が減って値段が下がっている…なんてことは多分無くて、値段は据え置きか多分上がっているんだと思います。物価が徐々に上がる事は歴史的に見ても普通の事なんで構わないですが、最近その上がり方が急過ぎてコレ駄目なんじゃね?と思う事もしばしば。

そんな感じで文句たらたらではありますが、実態は結構重宝しています。細かく刻んでラタトゥイユに入れたり、細かく刻んでハッシュドポテトに入れたり…。根がケチなのでソーセージでも丸ごと一本ボイルして食べると贅沢過ぎて罰が当たるんじゃないかと冷や冷やするので、大体は刻んで〇〇みたいな使い方が多いです。シャウエッセン1袋一気食いとか、昔は我ながら罰当たりな事をしていたなと思う事しきりですね。

25/06/26(Thu)

今年のブルーベリーの収穫が始まりました。元々は苗木を2本買ってきたところからスタートし、挿し木で増やして現在8本体制。これ以上増えても持て余すだけなので、株数を増やす事はストップし、今は剪定や施肥で1本1本を大きくするように努めています。ブルーベリーが流行り出したのはここ10年位だと思うのですが、うちの周りでも作っている人が結構います。うちの周囲の定番野菜と言えば柿か無花果だったのですが、ブルーベリーがコレに迫っている感じ。

ブルーベリーのメリットは何といっても樹がそんなに大きくならない点だと思います。枝が細いので剪定が簡単ですし、外来の植物のせいか致命的な害虫がいません。その点柿は馬鹿みたいに大きくなるうえにイラガという最悪芋虫大発生のリスクがあります。無花果は害虫こそいませんが放置すると大事になるのは柿と一緒で、毎年キチンと剪定をしていればどうという事はありませんけど、数年サボるとジャングル状態になって手が付けられなくなります。ブルーベリーも剪定が必要なのは一緒ですが、↑2種類に比べると負担はずっと軽いです。

そんなブルーベリーですが、昨年まではジャム中心で消費していたのを今年からは生食メインにシフトしようと思っています。ジャムは長持ちしますけど結局砂糖の味しかしないので、出来れば生食がベターだとは思っていたのです。ガンガン食べないと腐りますけど、スイカに比べればその量は可愛いもの。沢山食べたら老眼の予防にもなるかもしれないですしね。

25/06/25(Wed)

毎年妹の家にスイカを送るのを楽しみにしていた父親ですが、今年はそれを断られて少し落ち込んでいました。可哀想だなとは思うのですが、妹の気持ちも分かるので何とも言えません。うちのスイカはめちゃ大きくて、直径が40cm程になります。刃を入れる前なら涼しい場所で常温保存も可能なんですが、一旦切ってしまったら冷蔵庫必須。普通の家庭の冷蔵庫には直径40cmのスイカを入れるスペースはありません。父親には可哀想ですが、まぁ断られても当然かなと思ってしまいます。ちなみにうちには採れ過ぎ野菜の為のセカンド冷蔵庫がありまして、大きなスイカも問題なくさばけますが、こういう家は少数派でしょう。

そんなスイカですが今は家族も少なくなっているので、いっその事小玉スイカに切り替えたら?と提案したこともあります。我ながら名案だと思ったのですが、小玉スイカって大玉に比べると皮が極端に薄く、水加減を間違うとすぐに割れるのだそうです。確かに、皮の厚い大玉も雨が続くと中の成長に皮が耐えきれなくなって割れます。コレが薄皮の小玉スイカだったらさぞ盛大に割れるだろうなと納得。でも父親の孫にスイカを送りたいという気持ちも分かるので、来年は苗の内の1本だけ小玉スイカにしてみたら?と提案してみるつもりです。苗1本で最低5〜6玉は出来るので、その内1個位は割れずに育て切れるんじゃないでしょうか。全部割れたらその時は縁が無かったという事ですが、小玉スイカゼロなら来年も遅れる可能性は多分ゼロだと思うので。今はスーパーでも小玉スイカが主流ですが、自分で作ってみると色々違う見方が出来て面白いですね。

25/06/24(Tue)

今年初めてジャガイモを作りまして、朝食にハッシュドポテトを作るのが定番になっています。ジャガイモはレシピの幅がとても広い野菜ですが、定番のポテサラや肉じゃがを差し置いて、一番美味しいのはハッシュドポテトだと思います。材料は卵位の量のジャガイモとその1/4位の玉葱。ジャガイモは皮ごとスライサーで千六本にし、掴む場所が無くてスライスできなくなった分はおろし金ですりおろして一緒にします。玉葱は細かく微塵切りにしてこれも合流。塩胡椒とすりおろしたニンニクを少し加えてよくかき混ぜ、油をひいたフライパンに入れて適当に成形。全く手を触れない状態で両面4分ずつ焼いて完成。途中で触ると形が崩れるのでNGです。

毎朝しみじみ思うのですが、ハッシュドポテトマジ美味い。油とジャガイモの相性の良さはポテチで明らかですが、定番の強さを感じます。最近の朝食は自作パンのトースト・自作野菜の作り置きラタトゥイユ・自作ズッキーニやシシトウの素焼きなど。正直朝食としては量が多くなり過ぎつつあるのですが、食べずに腐らせるのは嫌なので夏野菜が採れる間はどうしても朝食多目になってしまいます。こんなご時世に贅沢な悩みですね。

25/06/23(Mon)

この時期テレビの生活情報系コーナーを見ていると、夏の暑さでキッチンに立つのが嫌だからそれを避ける為に〇〇している、みたいな内容のものを結構見かけますが、アレって何なんですかね。うちのキッチンにはクーラーが無く、台所作業中はかなり暑くなります。でも、台所作業なんてそんなものだと思っているので私は特に何とも思いません。夏場だからと言って揚げ物・煮物の頻度が下がる事も無いです。

私の考え方としては、食事の準備はしなきゃいけないんだから、暑いとか寒いとか考えている暇があったらとりあえず手を動かす、です。うだうだ考えてもそれで部屋が涼しくなるわけではないのだから考えるだけ無駄。一応扇風機は置いてあるので、いい感じで風を直撃させて作業しつつ適度に水分を摂っていればそんな大した問題でもありません。むしろ夏場は畑の夏野菜が供給過多気味になるので、ガンガン料理しないと食材がどんどん無駄になって私の心の平穏が保てなくなる方が問題です。結局根っからのドケチなのですね。

25/06/22(Sun)

キュウリが大量に採れて需要が供給に全く追いつかず、冷蔵庫を圧迫するようになりました。近所の人にもあげるんですが、この辺で畑を持っている人ならこの時期キュウリは定番なので大体作ってまして、あげても喜ばれません。それなら畑を持ってない人にあげれば良いじゃないかと思うかもしれませんが、皆考える事は一緒で、そういう人は既に畑を持っている人から大量にキュウリを貰っているのでこちらもあげても喜ばれません。結局のところ自分で頑張って消費するという結論に至るわけです。

うちでキュウリの保存食というとキューちゃん漬けです。スーパーなんかでよく見かけるアレ。キュウリは少し厚めの輪切りにして塩を振りよく絞ります。砂糖・醤油・酢で作った漬け汁を沸騰させて火からおろし、そこによく絞ったキュウリを投入。常温になるまで放置したらキュウリだけ取り出してよく絞り、再び沸騰させた漬け汁に投入して常温になるまで放置、というのを3セット繰り返します。このキューちゃん漬けのメリットは何といっても冷凍してもほぼ食感が変わらない点です。生のキュウリは冷凍なんて絶対駄目ですが、冷凍可にすればキュウリのシーズンが終わった後も少しずつ飽きずに食べることが出来るのが最高。

世間一般では保存食というとスローライフ・意識高い系・丁寧な暮らしetcといったイメージが強いですが、うちの場合そんな悠長なものではなく、食べ切れないけど腐らせるのがモッタイナイ→何とかならんか→乾燥・冷凍という必要に迫られた生活の知恵に過ぎません。特に家庭菜園なんてやっていると、無い時は全然無いけどある時は山ほどあるという状況が日常でして、それを何とか平準化するために四苦八苦した結果なんで、全然格好よくは無いのです。

25/06/21(Sat)

枝豆を収穫してきました。私はビール含めお酒は全く飲まないのですが、枝豆は大好物なので毎年作っています。あまりに好き過ぎて今年は2ヶ月ずらして種を植え、年間2回楽しもうと計画するレベルです。ネットを見ると枝豆のレシピが一杯ありますけど、うちでは塩茹で一択。食べ切れない分は冷凍しますけど、それも結局塩茹でしてしまうので結果は同じです。

そんな枝豆ですが塩茹での際のコツが一つあります。それはキッチリ塩を量る事。茹でる鍋に入れる水1Lに対して塩40g。そのうち半分で枝豆を塩揉みし、揉んだ塩も一緒に鍋に入れて5分前後茹でます。この塩の量ですが、一般的な料理の感覚から言うとありえないほど多いので、量らずに塩を入れようとすると間違いなくチキって塩不足になります。どうせほとんどの塩分は茹で汁と一緒に捨てるので、この際塩分の摂り過ぎとかは考えず規定量をキチンと入れる事が最大にして唯一のコツです。それにつけても枝豆って何でこんなに美味しんですかね。最高としか言いようがありません。

25/06/20(Fri)

ジャガイモを掘ってきました。種芋1kgを植えて収穫量が5〜6kg。プロだったら15〜20kg位いくらしいのでその基準からすれば全然駄目ですが、初年度でしかもうちの畑でジャガイモを育てると高確率で出ていたソウカ病が出なかったので、個人的には大満足です。掘ってきた芋は大きさでザックリ分けまして、親指の先以下の豆芋はゆっくり炒めて塩振って食べます。ノーマルサイズは通常のジャガイモに準じますが、いくつか傷み始めているものがあるのでそれらを優先的に食べます。サツマイモは一部でも傷むと独特の臭いが全体に回って食えたもんじゃないですけど、ジャガイモは傷んだ場所を切除すれば普通に食えるので無駄にはしません。

ジャガイモ料理は数多くありますが、どれか一つと言われたら私にとってはハッシュドポテトが一番です。拳大のジャガイモ1個の内2/3程度をスライサーで千切りにし、残りをおろし金ですりおろします。二つを混ぜて塩胡椒し、フライパンに薄く広げて両面軽く焦げ目がつくくらいまで焼けば完成。すりおろし分がつなぎとして働き、全体がバラバラになり辛くなります。コツとしては焼く際になるべく弄らない事。ある程度焼き目がついて安定する前に触るとバラバラになりがちです。うちでは弱火で片面最低3〜4分は触りません。ご飯には全く合いませんが、パン朝食のお供にはベスト。最近では夏野菜のラタトゥイユを常備しているので、なんか凄いオシャレな見た目になってます。

25/06/19(Thu)

今年もスイカが採れはじめました。うちの父親が趣味で作ってあちこちに配り歩くんですが、割れたりして他人様にあげられないような奴は当然自家消費になります。ですが、うちの父親はスイカがあまり好きではないらしくほとんど食べないので、私が95%位を消費する羽目になります。スイカは嫌いじゃないですが、朝昼晩食べたいかと言われるとそれほどでもないというのが本音。我ながら贅沢な話だとは思いますが、美味しいものはもう少し食べたいなと思う辺りで無くなるから尊いのであって、どんな高級食材でも目の前に山と積み上げられて食べ放題と言われたら、誰だってそんなに嬉しくないと思います。

そんなスイカですが、私が思うに最大の欠点は加工が出来ないという点でしょう。果物の二大加工と言えば干すか砂糖漬け。前者はレーズン、後者はジャムが有名ですが、大体の果物は処理に困ったら大体どっちかに逃げる事で賞味期限と時間を稼ぐことが出来ます。果物の旬は一瞬ですが、加工することで楽しめる時期を長く引き伸ばすわけです。ところがスイカはコレが一切できません。検索をすると一応スイカジャムも出ては来ますが、全く作ろうとは思いません。ジャムは砂糖を大量にぶち込んで作るので果物自体の甘さは重要ではなく、大事なのは酸味と香り。その点から評価すると、スイカはジャムにまるで向いていないと思います。スイカジャムが一般に広く売られていない点からもそれは明らかかと。ネット情報だとドライスイカは結構いけるそうですが、重量の90%が水分のスイカをカラカラに干すのは大変そうなのでやりません。というわけで、頑張って生食しないといけないわけですが、今年は何個食べる羽目になるのやら…。

25/06/18(Wed)

6月なのにクソ暑い庭&畑仕事ですが、とにかく苦痛なのが長袖&長ズボンが必須という点です。半袖&半ズボンが使えるならマシなんですが、それをやると大変な事になります。まずは日焼け対策。別に美白がどうとか言うつもりはありませんけど、とにかく日差しが強過ぎるので数時間屋外作業をするだけで軽い火傷の様な日焼けになって痛い。風呂とか地獄になるので、日焼けを避けるための長袖&長ズボンが必須になります。あと、地味に痛いのが首の後ろ。ですんでココをガードするために首の後ろを覆うガード付きの遮光生地製ツバ広防止は愛用品。凄くおばちゃん臭い格好になりますが、実利を考えたら使わない手はありません。

そして理由のもう一つはダニ対策。特に半ズボンで作業をするとダニに噛まれるリスクがあります。私の場合、腰にくくりつけるタイプの発泡スチロール製椅子に座って作業をするので、ふくらはぎ辺りが直接土に触れる事が多く、素肌を晒していると結構な確率で虫に刺されて腫れます。蚊なら刺されても1〜2日で元通りですけど、畑の虫は腫れが1週間ほど長引くことも多く、さらに最近はマダニが原因の感染症で死者も出ているので死活問題。でも、とにかく暑いんですよね。まだ6月なのにいい加減にしてほしいです。コレが下手すると10月頭まで続くかと思うと、考えただけで死にそうになります。

25/06/17(Tue)

最近6月とは思えない暑さで庭仕事がとても厳しくなってきました。ですんで、空調服投入です。今投入してしまうとこの後8月とか耐えきれなくなるんじゃないかと思って躊躇してたんですが、もう無理。こういう事に関しては保守系の父親は馬鹿にしますけど、空調服マジ神。そもそもプロの工事関係者がかなりの割合で愛用しているんだから、その効果は伊達じゃないのです。

ちなみに私が今使っているのは2代目。初代は紫外線劣化が進んでいるのに気付かずうっかり洗濯してしまったら、キチンとネットに入れていたにも関わらず、この私が修復を諦めるレベルでビリビリに破れてしまったのです。それでも初代のバッテリーは使えるじゃろと思っていたんですが、2代目までの間に技術が進歩して必要とされるバッテリーの電圧がぐっと上がってしまったため全部買い直す羽目になりました。この2代目ですが、初代と比べると明らかに良くなったポイントがあります。それはファンユニットの付け根。先代は電源コードがファンユニットから外せなかったのが、2代目はジャック式になって外せるようになりました。コレが全然違う。ファンは生地を表裏から挟んでネジ式に全体を回して固定するんですが、コードが外せないと一緒にねじれてしまい断線に繋がります。ファンユニットの付け根がジャック式になっているかどうかは空調服選びの最大のポイントだと思いますね。

25/06/16(Mon)

畑のトマトが本格的に採れはじめたのですが、そのトマトをカットしている時にうちの包丁の切れなさ具合に戦慄を覚えました。いつの間にかヤバい位切れなくなっている…。玉葱をスライスしている時に何となく気にはなっていたのですが、包丁の切れ味って一気に落ちるのではなく徐々に落ちていくので、カエルの生茹でではないですが、悪い意味で駄目な切れ味に慣れてしまってまだいける…と思ってしまうのですよね。

というわけで研ぎました。私は大した腕でもないので、研ぎもせいぜい5分程度。予め砥石を水に漬けておく時間は除きますが、この程度の作業ならもっとマメに研ぐべきと頭では分かっているのですが、何か面倒臭いというのが先に立ってやらないのですよね。で、研いだ包丁を実際に使ってみてあまりの切れ具合に、やっぱり刃物はキチンと研がないといかん!と考え直すまでがいつものルーティン。私の使い方だと多分月2回程度が適切頻度だと思うんですが、気がつくと半年とか経ってしまっているのは何故なんでしょうか。

25/06/15(Sun)

近所のおっちゃんから筍を貰いました。何となく旬から外れている気がするんですが、筍の種類が違うんですかね?まぁそれはともかく、うちでは筍と言ったら煮物一択です。朝掘りの筍は刺身で食えるとか言いますけど、刺身で食おうとしてえぐかったらそこから煮直すとか出来ないわけで、そんな大損リスクを背負う位なら最初から煮物一点張りの方が安全です。ちなみにうちでは筍に関して父親と作業分担が決まってまして、皮を剥くまでが父親、下茹でして煮物にするのが私です。私の方の負担がどう考えても大きい気がするんですが、まぁそれはそれで。

筍は単体で煮ても良いんですが、今回は庭の蕗がいい感じに食べ頃になってきているのでそれと炊き合わせる事にしました。筍はひたひたの水をはった鍋に入れて点火、沸騰後弱火で1時間煮てからそのまま丸一晩放置してアクを抜きます。蕗は↑同様ひたひたの水をはった鍋に入れて点火しますが、沸騰したら一旦茹で汁を全部捨て新たに水をはった状態で一晩放置してアクを抜くという違いがあります。同じ手順で出来るんなら手間が省けるんですが、蕗の場合茹で汁を変えないで放置すると火が通り過ぎて溶けるのでNGです。アク抜き作業が済んだら筍は一口大に切り揃え、蕗は皮を剥いてから適当な長さに切り揃えて普通に煮付けるだけ。若い頃はこんな煮物何とも思わなかったんですが、こういうのが美味しく感じるって事が歳をとったという証拠なんですかね。

25/06/14(Sat)

トマトが本格的に採れはじめたので、常備菜のラタトゥイユの味がぐっと上がりました。トマト入れなくても美味しいんですが、入れるとやっぱり全然違う。ラタトゥイユにトマトは必須だなと痛感しました。ちなみに現在のラタトゥイユの定番具材はエンドウ・ズッキーニ・玉葱・ナス・トマト・ピーマン辺りです。エンドウとズッキーニは冷凍ストック品。今のご時世に贅沢だとは思うのですが、とっとと食べて冷凍庫スペースを確保しないと次の野菜が入れられないので、とにかく贅沢に使いまくります。玉葱も同様で、軒下に吊るして保管してはいますが、いつまで腐らずもってくれるかが未知数なので、結局腐る前にとにかく食べるというスタンスでやってます。

ちなみにトマトには定番尻腐れ病が発生中。原因は土中のカルシウム不足で、実の先が黒く変色して腐ったようになる病気です。患部をえぐり取れば食べられなくはないですが、やっぱりちょっと味が落ちるような気がするので出さないに越したことはありません。植え付け担当した父親に確認したところ、“キッチリ石灰は撒いた”と証言しているんですけど、尻腐れ病が出てしまった以上撒き方が不十分だったとしか思えないんですよね。水溶性のカルシウムを買ってきて撒きましたが、今更感は否めません。やらないよりマシレベルですが…。家庭菜園、やればやる程農家さん凄いと思います。うちなんかと比べ物にならない規模で病気を出さず売り物になる実をたくさん作るのは並大抵の事じゃないです。物価高騰に伴い食材を供給する農家がこれからますます見直されるようになるんじゃないかという気がしています。

25/06/13(Fri)

雨続きで庭仕事が出来ないのでその時間があいてしまい、この際できる事を探して粛々と処理しているのですが、ネタが尽きてきました。かといってせっかく確立したリズムを崩したくはないし…。という事で今日はプチトマトの誘引。うちのプランタープチトマトは軒下で育てているのですが、雨が降るとそれなりに雨粒に晒されます。トマト系は雨に弱く、土が濡れっぱなしだとすぐに弱ってしまうので納屋に入れるのですが、光の弱い納屋の中だと草丈の伸びが促進されてしまうというデメリットが生じます。その為、茎が折れないように適宜誘引してやる必要があるというわけ。

うちのプチトマトは行灯仕立てですんで、円筒形の支柱にぐるっと回すように茎を這わせ、ビニタイで緩めに結束していきます。本当は脇芽も取り除きたいんですが、湿度の高い日にこれをやると傷口が乾く前に細菌感染して病気になったり腐ったりするのでぐっと我慢。最後に花にトマトトーンという実付きを良くするホルモン剤を霧吹きして完了。プロはこんな作業をもっと大規模に繊細にやっているわけで、自分で家庭菜園をやると農家さんに対する尊敬度が爆上がりします。何でも自分でやってみないと分からない事がありますね。

25/06/12(Thu)

朝食のパンの材料に使っている強力粉のストックが尽きたので買ってきました。5袋5kgで税込み1,090円。今米の価格が高くて問題になってますが、5kg2,000円の古古古米が話題になっている中で強力粉はさらにその半分の価格。やっぱ貧乏人は小麦粉を買った方が良いんじゃないかと思ってしまいます。ちなみにこの小麦粉はパン用の強力粉でして、薄力粉だと更に2割ほどお安くなります。人件費が日本より高い海外で作り、更に輸送費までかけて何でこんなに安いのか謎。

ちなみにうちでは1食あたり大体50gの強力粉を使いますんで、5kgだと約100日分。100日分の朝食パン代が1,090円(厳密には砂糖・塩・ドライイースト代も必要ですが、ほぼ誤差です)と考えると、やっぱ自作は最強だなと思わざるをえません。特に粉もの系は利益率が高くて有名なので、逆に言えば自分で作ってしまうとアホみたいに安くあがるという事です。昔貧乏人は麦を喰えと言って炎上した政治家がいましたが、今の時代案外間違ってないのかも…と思ってしまいます。

25/06/11(Wed)

キュウリから少し遅れて夏野菜主力の一つナスが採れはじめました。個人的には夏野菜の中で一番好きなのがこのナスです。とにかくレシピの幅が広く、どう食べても美味いナスが不動のナンバーワンでしょう。でも、その中で一番なのは?と訊かれたらやっぱり煮物だと思います。

ナスはヘタを落とした後半分に割り、鹿の子に切れ目を入れて両面をフライパンで焼きます。醤油味醂で甘さ控えめに調整したうえに鷹の爪を少し入れてピリ辛にした煮汁を煮立て、両面を焼いたナスを投入。そのまま弱火で1分ほど煮てから火を落とし、30分ほど放置して自然冷却の過程で味をしみ込ませて完成。結果:安定の美味さ。ナスは天婦羅・浅漬け・炒め物とレシピのバリエーションが異常に広く、しかもどれも美味しいのですが、どれか一つ選べと言われたらやっぱり煮物です。今シーズンもあと何回作る事になるのやら。まぁ、他のレシピもどうせ作りまくるんですけども。

25/06/10(Tue)

今日は雨で庭仕事が出来ないので、その時間を懸案だったトランクス修理に回しました。うちのトランクスは全部自作。うちにあるデッドストック布の有効活用方法を考えた結果、そこそこ技術が必要でしかも外から見えないのでどんな布でも使えるというメリットからトランクスに行きつきました。中には妹が学生時代に買ったサンリオキャラのプリント布とかもあるんですが、他人から見えなきゃ無問題です。この自作トランクス、1着作るのに最低3時間かかります。コレは各部品が1枚布からとれた場合の時間でして、中途半端な大きさの布を有効活用しようとはぎ合わせていれば、かかる時間はどんどん追加されていきます。そんな手間をかけたトランクスなんで、とにかくギリギリまで使いたいのが人情というものでしょう。

トランクスの傷み方には大きく分けて破れると擦り切れるの2種類があります。破れるは特に夏場に良く発生するケースで、トランクスが汗で皮膚にくっついた状態で座ったりすると、布が滑らず皮膚に張り付いたまま引っ張られて破れます。擦り切れるというのは、長年の使用で同じ場所が皮膚や他の衣類と擦れて摩擦で傷んでいく現象。今回は典型的な後者です。トランクスの一番上、ゴム紐を通す部分はゴムが縮んで凸凹が出来ます。その凸の部分が擦れてあちこちでゴム紐が見える状態になってしまいました。

対策としては一旦ゴム紐を取り出してから擦り切れたループ部分を全部切除。新しい布を使って一種ぐるっとループを再建した後ゴム紐を戻します。ちなみにうちでは新しくトランクスを使い始める際は所定の場所に使い始めの年と月を四桁の数字で刺繍し、トランクスの寿命を定量的に把握して新作制作計画の参考にしています。が、今回のトランクスは刺繍無し。私が刺繍を始めたのは2021年からなので、今回のトランクスはそれ以前の作という事になり、最低でも5年以上は使っているようです。コレが平均と比べて長いかどうかはよく分かりませんが、年始のタイミングで下着を全部替えるという人の話を聞いた事がありますんで、多分かなり長いんでしょうね。

25/06/09(Mon)

毎年知り合いが半田素麺を送ってくれます。半田素麺は徳島の素麺で、一般的な素麺よりもだいぶ太いのが特徴。それに伴って茹で時間もそれなりに長く、一般的な素麺が1.5〜2分なのに対し、半田素麺は5〜6分かかります。見た目もう素麺じゃないだろうと密かに思っているんですが、一応カテゴリー的には素麺らしいです。

素麺何で一番推奨される食べ方は勿論茹でて水で〆たものをめんつゆで食べる、です。勿論それも悪くないんですが、私が一番好きなのはぶっかけ油そば風。茹でた半田素麺の水をよく切り、胡麻油と生醤油を回しかけてから全体をざっくり混ぜます。そこに刻みネギ・キュウリの千切り・錦糸卵など適当にありもの具材を乗せ、何となく冷やし中華風にする一皿。一般的には“胡麻油の香りで食欲が落ちる季節もつるっと食べられる”みたいなキャッチフレーズがつくんでしょうけど、私夏場も食欲が落ちないんでよく分かりません。分かりませんが、普通に美味しいので最低週一ペースは作ってしまいますね。

25/06/08(Sun)

近所の空き地に放置梅の樹がありまして、空き地の所有者に許可を得て毎年ごっそり貰っています。2週間ほど前に青梅状態で収穫したもので梅酒を仕込み、それから約2週間経っていい感じに黄色に熟れてきたタイミングで今回は梅シロップを仕込みました。梅シロップの仕込みは梅酒に輪をかけて簡単です。採ってきた梅(今回は約2kg)をよく洗ったバケツに入れ、水をひたひたに注いでそのまま一晩放置しアクを抜きます。個人的にはこの秋抜き作業にそんな意味あるのかな?と思っているんですが、一晩漬ける事で大きな傷周辺の色が変わって弾く基準にはなるので、アク抜きというよりマーカーという意味の方が大きいかも。

一晩経ったらザルにあげ、ホシをとります。この作業には竹串を使うのが定番ですが、割とすぐに先がへたってしまい、削り直すのが面倒臭いので、私はバーベキュー用のステンレス串を使っています。ホシを取り除いたらタオルで一つずつ丁寧に水分を拭きとり、梅酒用の広口ボトルに同量の砂糖と交互に積み上げ、蓋をして完成。砂糖が完全に溶けるまで大体1カ月程度、一日一回瓶を振ってやります。漬ける前に梅の実を冷凍すると組織が壊れて早くエキスが出ますが、そんな急ぐわけでもないのでうちでは凍らせずそのまま砂糖漬けにしてしまいます。砂糖が溶け切ったら固形分を取り除き完成。水でかなり薄め(10倍位?)に割り、冷蔵庫でよく冷やして庭仕事の後に飲むのが最高です。今は梅の実も高くなりまして、近所のスーパーだとキロ1,000円も珍しくありません。その単価で言うと今年だけでも2kg-2kgで4,000円も節約できたわけで、持つべきものは近所の放置梅ですね。

25/06/07(Sat)

少し遅くなりましたが、サツマイモを植えました。今までうちでは苗を買って植えまして、今年も例年通り買って植えた分もあるんですけど、ロマン枠として昨年のサツマイモから苗を作ってみたのです。気温が上がった頃を見計らって室から出したサツマイモを培養土に埋め、発芽させます。芽が20cm程度になったところで収穫し、発根剤を入れたコップに1週間ほど挿して根が出たタイミングで畑に植えます。

コレが上手くいけば、費用ゼロで毎年サツマイモを作り続けられるわけで、まさにサツマイモ永久機関。正直買った方が早いしコスト的にも大した事は無いので、私の中ではロマン枠です。ちなみに他の野菜でも同じことが出来るんじゃないかと思うかもしれませんが、それは無理です。今一般に流通している野菜はF1種というヤツで、種を採ってそれを育てても親と同じ性質が発現するとは限りません。勿論親よりも優れた性質のものが出てくる可能性も無くはないですが、世の中そんなにうまくはいかないのが道理。それを承知の上で現在うちでは貰ったイチゴから種を採って苗を作ってますけど、この場合最初から生食は諦めジャムにできれば良いやと割り切っているからギャンブルできるわけで、普通に野菜として食べたいなら大根やキャベツなどの一般野菜ではギャンブルすべきではなく、大人しく種を買う方が吉です。サツマイモはその数少ない例外で、芋から発芽させてそれを使うという事は、100%親の形質を受け継げるわけです。有名ブランドのサツマイモをノーコストで永久に作り続けられるというのはとっておきのロマンという他ないですね。

25/06/06(Fri)

ナスが本格的に採れはじめたので、定番の浅漬けを仕込みました。作り方は簡単で、ミョウバンと塩をすり込んだナスを漬物容器に入れ、水をひたひたに注いでから重石をかけ数日間待つだけ。コレが簡単な癖にちょー美味くて。私の中ではナスの美味しい食べ方トップ3に軽くランクインします。ホント、ナスが通年で採れないのが残念です。

ちなみに残りの2つのうち1つはナス炒め。とはいってもガッツリ味付けする炒め物ではなく(それも美味いですけど)、厚めにスライスしたナスを多めの油で両面焼き目がつくくらいまで焼き、葱・生姜などの香味野菜と鰹節をたっぷり振るかけてから生醤油をまわしかけるもの。料理ともいえないレベルの一品ですが、ナスのポテンシャルを十全に生かしたければコレです。もう1つは浮動票ですが、焼きナスですかね。真っ黒になるまで焼くのが大変なので滅多に作りませんが、味は最高。私は冷やした焼きナスが好きなので余計に手間がかかります。料理をしない人は焼きナスなんてと軽く見るかもしれませんが、意外な料理が意外に面倒臭かったりするのが料理(コロッケとかも値段で軽く見られる割に作るとちょー大変)。同時期のライバルであるキュウリと違い、ナスは加熱調理のレシピの幅が異常に広いので、沢山採れてもそんなに困らない野菜ではありますね。

25/06/05(Thu)

うちでは私が朝食パン派なのに対し、父親はご飯派。そして昼食・夕食は一緒に食べますが、朝食は完全に別というスタイルです。理由としては朝4時起きの父親に付き合ってられないから。私も毎朝5時過ぎには起きますけど、父親はその時点で朝食を食べており、それに合わせるにはあと30分早く起きなければならず、今のスタイルに落ち着きました。そんな父親は毎朝味噌汁を作るんですが、そのみそ汁の具は年間通して必ず大根と豆腐です。コレが個人的には激しく疑問。

大根と豆腐の味噌汁は確かに定番ですが、豆腐はともかく何で夏場も大根に拘るのか。畑の夏野菜が出来始め、味噌汁の定番具材であるナスが売る程あっても、何故かスーパーで馬鹿高い季節外れの大根を買ってきて味噌汁を作ります。個人的には味噌汁なんてその時々の旬のものを何でも適当に入れれば良いんじゃね?と思っています。今だったら夏野菜のナスはど真ん中ですし、やや変化球ではありますがトマトやズッキーニもアリでしょう。キュウリは流石に無いですが…。何でもいえる事ですが、生活に拘りを持つとそれはコストに繋がります。コストをかけてでも拘りたいという信念があるなら別に構いませんけど、特に以前からの惰性で拘りを続けるのは無駄以外の何物でもないと個人的には思うんですけどね。

ちなみに父親の味噌汁は全く美味しくないです。子供の頃うちでは祖母が味噌汁を作っていたんですが、たまの外食で定食などについてくる普通の味噌汁が何でこんなに美味しいの?といつも思っていましたが、後年考えるとそれは単純に祖母の味噌汁が不味かった(薄かった)からでした。煮物なんかは抜群に美味かったのに何で味噌汁だけは駄目なのか、と大人になってから叔父が笑って言いたレベル。父親の味噌汁は完全にその祖母譲りで不味い(薄い)のです。何もそんなところが似なくても…と思いますね。

25/06/04(Wed)

最近内の冷蔵庫にはポテサラが常備されています。コレにはいくつか理由がありまして、1. タマネギの消費促進。収穫した玉葱は軒下に吊るして保管してるんですが、コレがなかなか難しくて夏を越せたためしがありません。ネットでは“軒下に吊るしておいたら年内いっぱいもちました!”なんて投稿もあるんですが、同じ世界の話とは思えません。そんなわけでうちでは長期保存を半ば諦め、“腐る前に食べる”という頭の悪い方法で強行突破する方針にしました。その一環がポテサラ。ポテサラをタッパー1杯作ると、大体中サイズの玉葱1個を消費できまして、コレはなかなかの量なのです。

2. ジャガイモの皮が美味い。ジャガイモの皮は緑色に変色していたら毒なので食べちゃダメですが、そうでなければ実は美味しいです。うちのポテサラはジャガイモを丸ごと茹でてから少し冷まして皮を剥いてマッシャーで潰すという手順を踏むんですけど、この皮以前は捨ててました。でも、ベイクドポテトの皮とか美味いよね?と思い出し、朝食の際にフライパンの隅で少し焦げ目がつくまで焼いてから塩振ってみました。コレが実に美味い。カリカリの皮とちょっとだけ残ったジャガイモ本体が焼いて食べるには良いバランスになってて、絶対捨てるまいと思いました。というわけで私はジャガイモの皮を焼いて食べたいためにポテサラを作っているという主格逆転状態が起きてます。

ちなみに朝食の際に私はフライパンを四分割し、ガーリックトースト・ジャガイモの皮・輪切りズッキーニ・冷凍ホウレンソウを混ぜずに別々で炒めます。1回で済むので時短になると同時にガス代も節約できて一石二鳥です。

25/06/03(Tue)

キュウリの草丈が人の身長を超え、本格的に収穫が始まりました。そこで今年も出てくるのがウリハムシの虫害です。キュウリ・カボチャ・メロンなどウリ科の野菜の共通天敵ウリハムシ。成虫は葉を食べ、幼虫は根を食い荒らすという生涯かけて迷惑な害虫です。うちでの基本方針は捕殺。気温が上がる昼間は活性が上がり、近づくのを察知して飛んで逃げるので、狙うのは早朝です。早朝だと動きが鈍くて比較的捕まえやすいです(4回に1回位は逃げられますが)。捕まえたらそのまま指先で潰して終了。でも、コレが一般的にはなかなか難しいらしいです。

ネットを見ると指で潰すのを回避するためにウリハムシトラップというのがよく紹介されてます。ペットボトルの先端を切り取り反対にして差し込んだ、魚をとるヤナのような形の道具で、中に水や石けん水を入れておき、そこにウリハムシを落として水死させるというコンセプトなんですが、触って落ちれば良いですけど飛んだらどうすんの?と思ってしまいます。結局指で捕まえる方が確率は高いんじゃないでしょうか。それに指で潰すのも慣れです。私も数cmクラスの大きな虫を指で潰すのは無理ですが、体長5mm程度のウリハムシならどうという事はありません。最近は慣れてきてカメムシも指で潰せるようになりつつあります。臭いはアレですが、キチンと手を洗えば臭いはかなり薄まりますし、自分の指先をわざわざ嗅ぐ機会は多くないので無問題ですね。

25/06/02(Mon)

裏庭に隣家から侵入してきたハチクが生え始めました。竹を雑草と呼んでいいのかは議論がありますが、そんな細かい事は置いておいて竹は私の中でダントツトップの厄介な雑草です。ぶっとい地下茎で増えるため、一旦侵入を許すと根絶は極めて困難。放っておくと竹のアホみたいな成長力であっという間に大きくなります。そもそもうちの隣家は生垣として竹を植えていたんですが、住人が亡くなって廃屋となり管理する人がいなくなった後、5〜6年で生垣の竹が庭全体に広がり竹藪になってしまいました。隣家との間にはブロック塀があり、地下数十cmの深さで基礎が埋まっている筈なんですが、その基礎の下をくぐって侵入しきやがります。

対処療法として見つけ次第即刻地上部をカットするというのがまず考えられますが、うちの庭にしか竹が無いケースと違って、隣家の竹藪から無尽蔵にエネルギーが供給されてしまっているので、地上部カットは全く意味がないどころか地下茎を益々広げる時間を与えてしまうだけ悪手です。そんなわけでうちではラウンドアップ(除草剤)を投入します。一般的な雑草相手だと100倍に希釈して噴霧するこの除草剤を原液のまま刷毛で生えてきた竹に塗ります。そうすると竹表面から浸透し、竹だけでなくそこに繋がる地下茎もある程度枯らしてくれます。副作用として竹周辺の植物にも当然ダメージが行きますが、雫が飛び散らないよう細心の注意を払って刷毛塗りするので被害はそんなに大きくありません。10日ほど放置して除草剤を塗った竹がスカスカになったタイミングで地面からゆっくり引き抜けば終了。

竹はキチンと管理すれば見た目風情があり、筍も食べられて一石二鳥なんですが、一旦管理できなくなると恐ろしい事態を引き起こします。未来はどうなるか誰にも分からないわけですから、どんなに自分の健康に自信があっても庭に竹は植えるなと私は言いたいですね。

25/06/01(Sun)

畑のキュウリが採れはじめました。出だしなので数はまだ少ないのですが、キュウリは最盛期になると始末に負えないレベルの収穫数になります。その段階になると所謂キュウリのキューちゃん漬けというヤツを作り、ポリ袋に密封して冷凍保存しますけど、そこに至るまではとにかく食べまくって少しでも数を減らすしかありません。キュウリの最大の欠点は加熱調理のレシピが皆無な事です。煮る・焼く・揚げる・蒸すなど調理方法でのバリエーションが付けられません。基本は塩で揉んでなんやかんや味をつけるという所に収束してしまうのですよね。亡くなった母親は皮を剥いたキュウリと海老を出汁で煮ていましたが、アレは私にとってトラウマ級の料理でして、二度と自分で作ろうとは思いません。ネットを見るとキュウリに火を通したレシピも結構あるんですが、正直加熱して歯応えがとんだキュウリは全く美味しくないと思います。

そんなキュウリですが、一番手軽に作れる定番レシピはワカメとの酢の物。うちでも結構作りますけど、私が最も好きなのは豆板醤と酢でピリ辛に和える一品。キュウリはすりこぎで叩き壊してから一口大に切って塩振ってしばらく放置。ココに水に晒した玉葱と戻した春雨を加え、胡麻油・豆板醤・酢・砂糖塩でピリ辛酸っぱく和えたもの。キュウリ関係のレシピの中では個人的にコレが一番好きです。今シーズンも死ぬほど作るんでしょうねぇ…。

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