2025年8月 | |
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25/08/20(Wed)私は別に菜食主義者というわけではないのですが、家で採れる野菜をロスなく食べようとするとどうしても肉や魚が後回しになってしまいます。が、たまには肉も食べたいという事で今日は鶏もも肉のぶつ切りを買ってきて唐揚げにしてみました。買ってきた肉は醤油・酒・おろしにんにくのタレに漬け込んで半日放置してから小麦粉をまぶし、重ならないようバットに並べて1時間待機することで揚げた時に衣が剥がれ辛くなります。あとは低温→高温の油で2度揚げして完成。感想:頻繁に食べたいとは思いませんが、たまに食べるとやたら美味しいな唐揚げ…と思います。でもまぁ、MAXでも月に1回位でお腹いっぱいかな。 ところで唐揚げの衣には主に小麦粉・片栗粉・両方ミックスの三つの派閥があります(市販の唐揚げ粉は除く)。個人的な評価ですが、すぐに食べるならカリッとした食感の片栗粉ですけど、何日かかけて温め直しながら食べるならどのみちしっとりしてしまうので小麦粉の方が良いと思います。その場合、二度揚げも無理にする必要は無い気がしますが、二度揚げをすると何かプロになった気分なのでうちでは二度揚げしてしまいますね。まぁでも、揚げたての唐揚げは本当に美味い。コレばっかりは温め直しても絶対に再現できないのがちょっと悔しい気もします。 25/08/19(Tue)畑の隅に植えてある無花果が実り始めました。元々好きで買ってきた苗を挿し木で増やしていき、現在6本体制。自家消費する分にはコレでも十分過ぎるので、当面数を増やす予定はありません。無花果はギリギリまで枝につけて熟すのを待った方が確実に美味しいんですが、そうすると野鳥に食われるリスクが高くなるので、うちではいつもビビッてベスト少し手前で収穫してしまいます。生食出来ないほど採れると、晴天に恵まれればドライ無花果、そうでなければジャムに加工しますけど、私は無花果が大好きなので大概生食で消えてしまいます。 無花果の樹は成長が早く、適切に剪定しないととんでもない事になりますけど、無花果の実はその年の春先から伸びた枝にしかつかないので、冬場に他の果樹ではありえないような強剪定を施す為、そんなに大きくなる事は無いです。また、致命的な害虫は幹の中に入り込むカミキリムシ位で、葉っぱを食い荒らす毛虫系の害虫がいないのも楽(反対に柿は触ると死ぬほど痛いイラガが大発生するので大変です)。あと別件ですが、無花果と並んで私が好きなビワも数年前に植えており、そっちも樹の大きさ的にそろそろ収穫が出来そうで楽しみにしています。やっぱ何の役にも立たないマツなんかと比べて果樹はいいですねー。 25/08/18(Mon)市の健康診断で腹囲が許容範囲から1cm出てしまったので、ウェストを引き締めるための運動をしています。内容は就寝前のプランクや仰向きに寝た姿勢から両足を上げて左右に振る運動など、ネットを調べて腹囲引き締めに効きそうなものを適当にチョイス。ですがコレがなかなか大変。ウエストは女性の3サイズなんかでよく見る数字で、1〜2cmとか誤差だろうと思ってたんですが、コレが全然減りません。女性の体形維持ってマジで大変なんだろうなあと思う今日この頃です。 ちなみにBMI値は標準範囲内なので、多分加齢に従って腹筋が弱くなり、内臓が重力に引っ張られて腹を押し出しているのだと思われます。腹筋を割るなどと大それたことは考えていませんが、せめて来年の検診時には腹囲が許容範囲内に収まると良いなぁ…と考えてます。若い頃は自分の健康の事なんて全く考えませんでしたが、中年になってしまうとこれから先の健康は今の内に貯金しとかないといけないという考えに至りました。対してやりたい事も無いですけど、とりあえずできるだけ長生きして毎日面白おかしく生きたいものです。 25/08/17(Sun)アホみたいな暑さで水分補給が死活問題になる昨今ですが、私はドケチなので飲み物も当然自作します。ルーティンとしては朝1Lのレモングラスティー、夕500mlの紅茶を魔法瓶に入れて持ち歩きます。レモングラスティーは前日の夕食準備時に自家製のレモングラス約40cm1本とミント5〜6枚を1Lの熱湯で1分間煮出し、粗熱をとってから1Lの計量カップに移して冷蔵庫で一晩冷やしたものを翌朝魔法瓶にセットします。そのついでに空いた1Lの計量カップに今度は500mlの水を注ぎ、ティーバッグを入れて冷やします。コレを夕食準備時に空いた魔法瓶に移して寝るまでの間に少しずつ飲むという感じ。 レモングラスはマジでお買い得でした。値段は確か200円。近所のホームセンターでは滅多に見かけないので後先考えずに買ってしまいましたが、トムヤムクンなどそんなに作る筈も無く当初は持て余してました。が、フレッシュティーにすると美味いという情報をゲットして試してみたところ一発で気に入り今に至っています。レモングラスの素晴らしいのは多年草で非常に強いという点。見かけや特性はほぼススキなので、水切れさえしなければ枯らしようがありません。弱点は寒さで、無対策で低温に放置すると死にますが、地表部分をざっくり刈り取って新陳代謝を落とし、屋内で冬越しさせれば大丈夫。うちではもう5年以上元気に生きてます。ただし、お茶にする際レモングラスだけだと味が単調ですぐに飽きるので、少しだけミントを加えるのがうちの定番になってます。ミントはレモングラス以上に無敵のハーブで枯らしようがないどころか地植えにすると庭を占領してしまうようなハーブなので鉢植え推奨。採っても採っても出てくるので、一鉢持っていると色々便利に使えてオススメです。 25/08/16(Sat)この辺りは元々納豆が根付いた地域ではないのですが、個人的に納豆が好きなのでたまに(2カ月に1度程度)3個セットのヤツを買ってきます。食べ方は納豆ご飯一択。付属のタレと辛子は使わず、醤油と刻みネギだけを加えて練った納豆をご飯にかけ、かき混ぜながらスプーンで食べるのが好き。全く行儀は良くないですが、美味しいので仕方ないです。 そして毎回悩む残った辛子とタレの使い道。辛子は別に嫌いだから使わないわけではなく、単に納豆に合わないと思うから使っていないだけなので、ポテサラの隠し味にしたりとそれなりに用途はありますが、タレは純粋に美味しくないと思っているから使っていないので、どうにも使い道がありません。結局冷蔵庫のドアポケットで半年ほど寝かせてから可燃ごみで捨てる羽目になります。私はドケチなので食材を捨てるのは非常に心苦しいのですが、口に合わないのだから仕方なし。世の中にはタレのついていない納豆も売っているようですが、うちの近所では手に入らないのですよね、残念。 25/08/15(Fri)昼食用にパスタを茹でながらしみじみと、食べる量減ったなーと思いました。今は乾麺状態で1食50g。恐ろしい事ですが大学生の頃は200g食べてました。今日は面倒臭いんでパン買って来るかーてなると総菜パン6個。それでも体重は50kg台前半をウロウロしていたんで、あの摂取カロリーは一体どこに行ったんだと不思議でなりません。運動をしていると基礎代謝が上がって太りにくいと言いますが、当時は運動習慣ゼロ。マジで謎です。 当時はこじゃれた洋食屋のパスタが丁度今位の量で、こんな量で1食分の料金とるなんて馬鹿にしてるのか?と思っていましたが、いい歳になるとこんな量で充分なんだと実感します。ただしうちでは昼食がパスタだけという事は無く、サラダは必ず作りますし総菜系の常備菜も数品あります。夕食時のご飯の量は結構減らしましたし間食もほぼゼロですが、ちょっと油断するとすぐにBMIの数字がヤバくなるのは何故?運動量を増やして基礎代謝をもっと上げろという事なんでしょうが、これ以上運動を組み込むのは気力と時間が足りないのです。歳をとるって嫌ですね。 25/08/14(Thu)軒下で育てているパセリの周りをアゲハチョウが飛んでいたので、捕虫網で捕まえて殺処分にしました。以前は成虫は何となく見逃していたんですが、数分放っておくだけで10個以上の卵を産み、1個でも終齢幼虫まで見逃すとその株が丸坊主になるので、最近では成虫段階で見つけたら即捕殺します。卵も幼虫も勿論見つけたら即捕殺。世間的にはゴキブリやハエが嫌われ者昆虫の代表格として挙げられますけど、私の中では実害が目に見えないゴキブリやハエよりも、育てている柑橘やセリ科の野菜を食い荒らすアゲハチョウの方がよっぽど悪です。ゴキブリやハエはよっぽど機嫌が悪くない限りは見逃しますけど、アゲハは駄目です。 ちなみに私が見つけ次第即殺す昆虫はムカデ(厳密には昆虫じゃないけど…)、蚊、アゲハチョウ、オオスカシバの幼虫(クチナシの天敵)、チャドクガの幼虫、イラガの幼虫、カミキリムシの幼虫、カメムシ、ヨトウムシ辺りです。どれも庭木や果樹を食い荒らしたり人に噛みついたりと目に見えるデメリットがあるものばかりで、そりゃみんな必死で生きているんでしょうけど私の立場からは見逃せません。これらと比べたらゴキブリなんて可愛いものだと思いますけどね。 25/08/13(Wed)まとまった雨が止んでやっと晴れが戻ってきましたが、今回仕込んだレーズンは失敗しました。レーズンを作る際は干しはじめて4〜5日が重要で、ココで一気に乾かして水分を飛ばすと黴が生えるリスクはほとんど無くなるんですが、逆に言うとココで足踏みをすると100%失敗します。うちではレーズンを仕込む際にはネットの週間天気予報をチェックし、まとまった晴れが来ることを確認してから作業するんですけど、今回悪いタイミングで予報が一変してしまって雨続きとなりました。 雨も1日だけならとうという事は無いんですが、干しはじめに4〜5日干せない日が続くと黴が発生してしまってどうしようもなくなります。今回は約5kgのブドウがゴミになりました。幸いうちのは自家製で、レーズンは生食出来ない分を有効活用するために加工しているという面が大きいので、5kg位なら正直どうという事は無いんですけど、やっぱり食材を無駄にしてしまったという後悔はあります。今後はより一層週間予報チェックをして成功率を上げていきたいんですけど、最近ネットの週間予報って結構変わるんですよね。最終的には運という面もありますね。 25/08/12(Tue)雨が降って庭仕事が出来ないので、今日はちょっと面倒臭い料理でもやってみるかという事で、昆布巻きを仕込みました。最近行動範囲内のスーパーで干鱈を常備している店を見つけまして、以前より気軽に昆布巻きを作れるようになりラッキーです。私の中で昆布巻きの具として一番美味しいのは鯖なんですが、干鱈は常温である程度保存できるというのが最大のメリットで、とりあえず買ってきておいて時間がある時に作るという運用が出来るのが気に入ってます。 一晩かけて塩抜きした干鱈から骨を取り除き、長さ6〜7cmのスティックを15本切り出します。スティックにならなかった細かい破片は後日ラタトゥイユにでもすればOK。長さ40cm程の昆布3本を水で戻し、それぞれ5等分にしたら戻した鱈を巻いて干瓢で縛り、保温調理鍋を使って火を通せば完成。全然難しくはないですが、戻した干鱈を整形し昆布で巻いて縛る作業にやや時間と手間がかかるため、余裕がある時じゃないと作れません。 子供の頃は昆布巻きなんて古臭い料理だなとしか思ってませんでしたがコレ、意外と手間がかかりしかも材料費もかなりお高い贅沢料理です。私も以前は正月くらいしか作ってませんでしたが、干鱈の入手ハードルが下がったので最近は月一ペース位で作ってますけどしみじみ美味い。近日中にまた作ろうと思ってます。 25/08/11(Mon)近所のおっちゃんから15cmサイズのアジを10匹ほど貰いました。ありがたいことです。新鮮なので刺身でもいけますが、小アジの定番メニューと言えば南蛮漬けもありかも…としばらく黙考した結果、今回は刺身でいくことにしました。でも私の中での本番はココから。魚はフィレを取り出した後のアラをいかに無駄なく食べるかで勝負が決まると思っています。 今回腹骨のすき身・背骨からとった身・カマの三つはまとめて叩いてつみれ汁にしました。ストックの玉葱を少し微塵切りにして叩いた身と混ぜ合わせ、塩を加えて練りつつつなぎとして片栗粉を少し。静かに煮たてた澄まし汁に↑を団子に成形したものを落とし、火を通して葱を散らします。中骨は骨煎餅に加工。塩を振って軽く焼いておけばとりあえず冷蔵庫で数日はもちます。うちでは毎朝フライパンでトースト&ハッシュドポテトを作るんですけど、そのフライパンの隅っこで中骨をカリカリになるまで両面焼けばいい感じの骨煎餅になります。アラにあんまり手をかけ過ぎるのも本末転倒ですが、せっかくの食材なので隅々まで活用し尽くしたいってのがうちでのセオリーですね。 25/08/10(Sun)今日はいつもの様にカボチャを煮たんですが、このカボチャ訳アリ品。草刈りの丸鋸がかすってしまい、一直線に傷が入っています。とはいえ、押してみても固くて腐っている感じではないので、まぁいけるやろと安請け合いして割ってみましたら、超悪臭。傷から中に水が入り、ワタが傷んでとんでもない臭いになっています。息を止めながらスプーンでワタを掻き出したところ、実の部分は少し変色があるもののおおむね大丈夫そう。変色部分をざっくり切り落としたら、見かけだけは大丈夫な品になったので煮てみたんですが、コレが大失敗でした。 とにかく腐臭が全体的にしみ込んでしまっています。臭いの強さ自体は大した事が無く、我慢すればまぁ食べられない事も無いレベルなんですが、カボチャの在庫を50個以上抱える現状下で変な臭いのするカボチャを無理に食べる必要もないかなと思いまして、全廃棄しました。あぁモッタイナイ…。カボチャ本体はまだ諦めがつきますが、つぎ込んだ調味料類とガス代は本当に無駄でした。これからは少しでもワタが傷んでいる個体は迷わず廃棄する事にしようと心に決めた一件です。しかしあの臭いはヤバい。腐った野菜の臭いの中でもトップクラスのヤバさです。買ってきたカボチャは保存する前にまずワタを外すのが鉄則なのですが、それがよく分かる事件でしたね。 25/08/09(Sat)いつもの様に畑の草むしりをしていると父親から、“ついでにサツマイモの畝もむしっといてくれない?”と頼まれました。が、嫌どす。自分でやっていただきたい。このサツマイモの畝は自家消費用ではなく、父親が行きつけの喫茶店仲間やその子供たちを呼んで芋掘りさせてあげる為のもので、私はその人たちとは何の面識も無いので、そりゃ父親が手入れすべきだろうと私は思います。“毎年ありがとう”とか言われてちやほやされるんですが、実はその畝の草むしりは何の面識もない私がやっていたとか、それはどうなんですかね。ですんで、やりません。 遠くから見ているともう草の海に埋もれてしまっていて、草むしれよと思わなくも無いです。もし体力的に厳しいとかなら手伝うことにやぶさかではないですが、毎日元気に喫茶店に通い、月に2〜3回は昔の同僚なんかと食事会をしている元気はあるので、草むしり位すれば良いのです。見ていると除草剤を撒いたり草刈り機で刈ったりするのはマメにやるんですが、野菜に混じった雑草みたいに手で一本ずつ処理しないといけないのは気がのらないみたいです。が、やらないとどんどん生えてくるので、やれば良いのに…と思って見ています。あくまで私は手を出しませんけども。 25/08/08(Fri)うちでは麦茶の運用に関し、水面が冷水筒の下から1/3辺りに貼ってあるテープを切ったタイミングで新しい麦茶を仕込むという事になっています。が、作るのは100%私。まぁ好きでやってるんで構わないんですが、ココで重大なポイントが一つあります。それは、冷蔵庫に常に冷たい麦茶が途切れず入っているのは誰かがそれをやってくれているからだという事です。 私も大多数がそうであるように子供の頃は夏場は冷蔵庫の扉に麦茶が入っている事が当たり前だと思っていました。でも、当時はまだ水出しの麦茶は売っておらず麦茶と言えば薬缶で煮出すのが一般的な時代です。タイミングを計って麦茶を煮出し、桶にはった水で薬缶の粗熱をとって冷水筒に移し冷蔵庫で冷やすという作業を母か祖母がやってくれていたんですが、それを当たり前と思って感謝の気持ちなんて抱いた事すらありませんでした。なんて罰当たりな子供。そういう影の労力をキチンと子供にアピールしなかった方も良くないとは思いますが、でもこの麦茶の件に限らず、トイレットペーパーが切らさずトイレにセットされているとか、洗面所のタオルがいつも清潔とか、そういう細かい事は誰かがやっているからそういう快適な状態が維持されているってのは、普段やらない人こそ忘れてはいけないと思います。まぁ、そういう感謝からほど遠いから細かい事に無頓着になるんでしょうけども。 25/08/07(Thu)最近はいつも首にタオル状態で日中を過ごしており、たまに背中の汗が気になるとタオルの両端を持って背中を拭くんですが、先日その時にピリッと音がしました。何だろう?と思ってタオルを見ると、破れ発見。このタオルは端の方に刺繍がしてありまして、その刺繍の端が破れていました。刺繍の周囲は布が薄く弱くなっているので、引張のテンションがかかってこうなってしまったものと思われます。こんな刺繍実用的には何の意味も無いのに、実用面で足を引っ張るとかどうなのよ?と思わざるをえません。 とはいえこのタオルももう随分な年代物となり、首と接する真ん中あたりは特に傷みが激しい。こんな感じで傷みを見て自分の動きの癖なんかを分析するのは結構好きなんですが、どの時点でお払い箱認定をするかはいつも迷います。タオルなんて多少破れても吸水性があれば使えるわけで、毎日こまめに洗ってやれば見かけはボロでも結構使えてしまうものなのです。人前に出るのならともかく、家の中なら割とどうでも良い事ですしね。というわけで、パイルは薄くなり始めていますが、まだしばらくは使い続けそうです。 25/08/06(Wed)先日は天ぷらを作ったんですが、それに関してうちでは1つルールがあります。それは“天ぷらで使った油を炒め物などで使い切るまでは次の天ぷらはしない”です。私はケチなので、天ぷらも油半身浴程度しか使わない為使い切るのにそんな長い時間はかかりませんが、それでも最低1週間〜10日はかかります。それ以上のペースで天ぷらを作ると、オイルポットの中の油が増える一方なので、とにかくコレを使い切るまでは天ぷら禁止です。 たまにネットで使用済み油の処理方法が議論されてまして、市販の専用材で固めるとか古新聞紙に吸わせて可燃ゴミとか色々ありますが、私にしてみたらモッタイナイ。たかだか一回しか使ってない油を捨てるとかありえません。唯一の例外は卵焼きで、コレは天ぷらで使った油を使うと露骨に香りが違うので使いませんが、ニンニクの香りをきかせた野菜炒めなんかは使用済み油で十分です。あと、油のボトルですが、油は粘度が高いので逆さまにしても全部は使い切れません。ですんでうちでは極限まで普通に使った油はボトルを通常状態で半日ほど立てて油を底に集めた後、底の部分を高さ2〜3cmで切り取り、指ですくって使います。こうすると多分一番ロスが少なげ。切り取った上の部分は縦に半分に切って重ねれば嵩張らずゴミに出せる、というのがうちのメソッドです。 25/08/05(Tue)今日のメインは夏野菜の天ぷら。ネットなんかでよく“夏は暑いので火を使う料理は…”的なコメントを見ますし、そういう人からすれば夏場の天ぷらなんてありえないんでしょうけど、私は食べたくなったら作ります。大体夏野菜の天ぷらなんて夏しか作れないんだから、暑いからと言って天婦羅をしなかったら一生食べられなくなってしまいます。それにうちの台所にはクーラーがありませんが、かといって夏はあんまり火を使いたくない…とかは思いませんね。そんな事言ってたら暑いから風呂入りたくない・シャワー浴びたくない・買い物行きたくないetc、出来る事が無くなってしまいます。暑かろうが寒かろうが料理はすると決めたら、どうって事は無いと思います。 今回の天ぷらはカボチャ・ナス・シシトウ・大葉・玉葱と牛蒡のかき揚げの5品。当日は勿論天汁で食べますが、実は翌日からの天ぷら蕎麦の方が美味かったりします。最近ではざるそば系の方が食べやすいのは当然ですが、天ぷら蕎麦は断然かけ派の私。気温が35度に迫ろうが、汁のしみ込んだかき揚げを食べたいが為だけに熱々のかけ蕎麦を昼間からすすっています。天ざるも悪くはないですが、かき揚げがグズグズにならないのがイマイチ物足りない。とはいえ、グズグズになれば何でも良いかというとそうではなく、東京に住んでいる間もずっとコロッケ蕎麦は邪道だと思っていました。人間の拘りなんてそんなものです。 25/08/04(Mon)毎日採れる野菜の中でもオクラは比較的傷みやすいので、遅くても次の日までには茹でて小口切りにしたものに水を加えて粘りを出し、醤油で味をつけて小鉢の一品にしています。このオクラはネットを見ると定番として、ヘタをバスっと落とすのはモッタイナイ。包丁で一周面取りをすると無駄なく食べられる、とか書いてます。まぁ確かにそうかもしれませんが、うちではやってません。1個ずつ面取りをすると、ヘタをバスっと落とすのとは比べ物にならない時間がかかるのです。その日の料理がオクラだけなら別に構いませんけど、うちでは基本50分の調理時間で最低4品は作る事にしているので、正直そんな細かい事やってられません。 料理番組では殆ど取り上げられませんけど、料理で重要な要素に効率性があります。短い時間で何品作れるか。こだわって絶品の1品を作るのは構いませんけど、1時間かけて1品しか作れなかったらそれは家庭料理としては失格だと思います。そんなわけでうちではモヤシのひげ根はとりませんし、カボチャの面取りはしませんし、レンコンの色止めに酢水に放ったりもしません。多少見た目が落ちても、味がそんなに変わらないなら単位時間当たりの効率やゴミの少なさの方を優先します。その辺がお金貰って作る懐石料理なんかと明らかに違う点なんですが、料理番組だとその辺一緒くたにしているような気がして、それはどうなの?と思う事多々ですね。 25/08/03(Sun)8月に入ったので恒例のナス切り戻し剪定をしました。暑い中で今まで通りのペースで実をつけさせ続けると株が疲労して死んでしまうので、株を全体的に切り詰めて実を減らし株の負担を軽くすることが目的です。“秋茄子は嫁に食わすな”という諺がありますが、放っておくとナスは秋になる前に枯れてしまう事が多いです。8月いっぱいは収量がガクッと落ちますが、最終的な累計収量を上げる為にもココはバッサリ行くフェーズです。 切り戻しも色んな流派がありますが、私は結構バッサリ行くタイプです。目安は一番伸びた枝の半分の高さまで切り戻す、です。うちは強い枝3本をメインに育てる3本仕立てですが、時間が経つとこのスタイルが段々曖昧になってきますんで、この機会にメイン3本中心にしっかりした形に仕立て直します。切った枝葉は全部ナスの根元へ。最近晴天が続いて毎朝の水遣りが欠かせませんが、こうする事で遣った水の蒸発を多少なりとも抑えつつ、地温の上昇も多少なりとも抑制することが出来ますんで、どうせ捨てるならと有効活用しています。自分で育てなきゃ分からない事って結構あるんだなぁ…と家庭菜園をやっているとしみじみ感じますね。 25/08/02(Sat)畑のカボチャの収穫が始まりました。カボチャは比較的長期保存が簡単な野菜で、どうやっても無理ゲー臭い玉葱と違い、コツさえ守れば比較的簡単に年内位なら常温保存が可能です。コツ1. 冷暗所を選ぶ。野菜保存では定番と言えるコツですが、カボチャもその例に漏れません。とはいえ、野菜の常温保存を考えているのに高温多湿な場所を選ぶ馬鹿はそういないでしょう。問題は家の中でそういう場所を確保できるかにかかっています。ラッキーにもうちはそういう場所に事欠きませんが、マンションなんかだと多分難しいです。 コツ2. 座布団を使う。コレは一般的な座布団ではなく、発泡スチロールなどで作られた野菜保存用の道具を指します。ホームセンターの家庭菜園コーナーに行くと安価に売られてますんで簡単に手に入ります。カボチャなどの重い野菜を直に床置きして長時間そのままにしておくと、自重で床との接点が腐ります。コレを予防するために座布団は必須。3. 新聞紙で包む。カボチャの長期保存の一番の敵はゴキブリです。ゴキブリはカボチャの表面の細かい傷からどんどん食い込んでいき、腐敗を早めます。コレを防ぐには古新聞で包んでガムテで軽く固定しておくのが一番。稀に古新聞の隙間から入り込んだりしますがそれはレアケース。軽く包んでおくだけで劇的にゴキブリの食害を防げます。カボチャは一個が大きいのでなかなか食べ切れないのですが、どちらかと言えば好きな野菜に入るので常備菜化はそんなに苦じゃありません。多分年明けまで延々食べ続ける事になるでしょう。 25/08/01(Fri)庭仕事中はラジオがお供なんですが、最近よく“日中は危険な暑さなので出来る限り外出しないで”的な事をよく言ってます。私が草むしりをするのはド日中の一番暑い時間帯です。朝晩の涼しい時間帯にシフトしようとかとも思ったのですが、様々なスケジュールの都合上どうしても日中の時間帯にしか時間がとれません。ひいき目に見てもクソ暑く、周囲の田畑を見回しても作業をしているのは私くらいという状況。プロ農家どうした!と言いたいですが、そういう気候なのです。 そんな過酷な作業で欠かせないのが空調ベストと帽子。どちらが欠けても作業は出来ません。空調ベストは言わずと知れた最近の屋外活動の必需品。出始めの頃はジョーク商品かと思ったのですが、最近はバッテリーの稼働時間が延び、電圧が上がってファンの能力が向上した為、酷暑の屋外作業には必要不可欠の品になりました。私はドケチですが、もし現行の空調ベストが壊れたら即買うと断言できます。帽子は全体が銀色の遮光シートで出来ており、麦藁帽子型で首の後ろを保護するガードが付いています。麦わら帽子の在庫が結構あるのにわざわざそれなりの金額(3,000円強)出してまで買う価値があるのかと随分悩みましたが、いざ使ってみると買って大正解でした。父親にも勧めましたが、おばさん臭いという理由で即却下。でも、正直格好つけている場合じゃないですし、被った自分の姿は鏡でも見ない限り自分で確認できないので無問題です。早く涼しくならないですかね…。 <<前<< >>次>>
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