2005年4月

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05/04/30(Sat)

私が料理をするので、何でも喜んで貰ってくれると認識した近所のおばちゃん、最近道で顔を合わせると、“○○いる?”と声をかけてくれます。ありがたいことです。先日いただいたのは、彼女がハイキングに行った時に採ってきたタラの芽。タラの芽と聞くと黙ってはいられません、二つ返事で貰うことにします。

ちょっと待っててと言って、家の中に消える彼女。手に持ってでてきたのは、むしろ“タラの枝”。“オィオィ、育ち過ぎだって。エグくて硬くて食えないって。”などとは口が裂けても言えません。彼女本当にこれを食べる気だったんでしょうか?しかしその辺は、オトナの関係。タイミングを見計らって、“天麩羅にして食べました。いかにも春らしい味覚ですね。”とか、“酢味噌で合えて食べました。春を感じますね。”とか適当なことを言うんだろうなあ。イイ物をくれる場合の方が多いので、関係を良好に保っておくのは、超重要なのです。

しかし本当は言いたい。20cmに近くなると、もう“タラの芽”とは呼べません。

05/04/29(Fri)

ここ数日すっかりいい陽気になってきまして、部屋着も長ズボンからバミューダパンツに変更。そして、外の気温が高くなってくると、日中締め切った部屋の空気の悪さが気になってきます。最近は都内も物騒なので、窓を開けて仕事に行くなんていうチャレンジャーな事はちょっと出来ません。ですので、家に帰って来ると、何はともあれ換気。

うちのアパートは二階で三方に窓があり、非常に風通しが良い。窓を開け放つと、いい風が部屋を通り抜けていきます。すると、なんだか生き返った気がするんですね。実家の両親は大の換気魔で、真冬でもちょっと時間が経つとすぐに窓を開けて換気をしようとします。一緒に住んでいたころは、そんなに気になるか?と思っていたのですが、刷り込み効果とは恐ろしい。私もいつの間にか、換気をせずにはいられない体質になってしまっていました。

外は雲ひとつない青空のいい天気。ゴールデンウィークも始まったし、こんな日は、窓を開け放ち、風の通り抜ける部屋で昼寝をするに限ります。

05/04/28(Thu)

よく行く喫茶店で、実家から蕗を送ってきたんですよ、てな話をしたところ、スタッフのねーちゃんのところにもつい最近送られてきたそうで、その偶然から話がはずみました。しかし、どうも話が違う。アク抜きや皮剥きが面倒くさいでしょう、みたいに振ってみたのですが、どうやら根本的に違ってまして。

うちは無論皮剥きも何もしていない状態のものが実家から送られてくるわけですが、彼女の場合は、皮を剥き・アクを抜き・煮て・一食分づつタッパーに小分けにされ・冷凍されたものが送られてくるのだそうです。なんでも料理が極端に苦手だそうで。歳は私より一つ下のやはり独身一人暮らし。う〜ん、それでいいんでしょうか、いいんでしょうね。蕗を実家から送ってくるという同じ事実ながら、いろんな形があるのだなとちょっとビックリしました。煮物くらい作りなよ・簡単だから、と心の隅で思いましたが、まあ他人事ですからね。

05/04/27(Wed)

結構疲れて帰ってきて、今日は冷蔵庫の中にあるものをかき集めて食べようと思っていると、夜間配達の宅急便。実家から頼んでおいた米が届いたんですが、中に大量の蕗が入ってました。こうなると先延ばしには出来ない性格。食後に片付けをしながら下ごしらえです。

以前は、茎だけ送ってきていたんですが、勿体ないので捨ててるなら葉も入れてという私のリクエストにより、最近はこちらも入ってます。まずは茎と葉を切り分け、茎は板ずり。寸胴に湯を沸かし、茎投入。八分通り火が通ったら、葉も投入。茎が狙いの硬さになったら茹で汁を捨て、水をさして今日の作業は完了。

あとは明日の夜の仕事です。茎は皮を剥いて食べやすい大きさに切って、熱いダシ汁の中に投入。そのまま冷めるのを待てば歯ごたえ・色と揃った好物の蕗の色煮が出来ます。葉はよく絞ってから細かく刻み、味醂・醤油・鷹の爪で炒りつけて、箸休めに。胡麻油の香りととてもよくあうので、今回もそれにしようかな。

残念なのは蕗の皮。勿体ないんですが、こればっかりは捨てるしかないです。丸めてシンクの掃除に使うという話をどこかで聞きましたが、なんだか無理やりな感じなので、そういう事はしません。繊維っぽいし、食べられないよなあ。

05/04/26(Tue)

最近何かと貰い物が多いのですが、今回の貰い物は中でも一番嬉しいかもしれない。昆明に住む中国人を知り合いに持つ人が、その人が自分で作ったという辛み調味料を持ってきてくれたのです。実は職場で貰ったのですが、その時居合わせたのが辛いのが全くダメというお子様味覚な人ばかりだったので、私が総取り。一緒に貰った銀座発の洋菓子は全て諦めましたが、はっきり言ってそんなの痛くも痒くも無いです。まあ、世を円滑に渡っていくためのポーズといっていいでしょう。

というわけこの辛み調味料。種ごと刻んだ唐辛子を油でじっくりと炒め、更に何らかの味つけを施しているものと思われるんですが、とにかく猛烈に辛いため、味見をしても何を使っているんだかサッパリ分からない。見た目には、刻んだ唐辛子と油しか見えません。それが約300g。辛いの大好きな私にとっては、至上の貰い物といえます。

早速作ってみたのが辛みウドン。いつも通り打ったウドンに、醤油で溶いたこの辛み調味料を回しかけ、よく混ぜて食すだけの代物なんですが、そのシンプルな味わいがナイス。ちょっと入れすぎてしまい、口の中が大火事の様になりましたが、それもまたご愛嬌。何となく適正量が分かったので、次からは大丈夫と思われます。あとは、キュウリを叩いて酢・醤油・胡麻油であえるいつもの定番料理に入れてみると、これまたすばらしい。いつもは鷹の爪でやるんですが、まるで大人と子供くらい味の深みに違いが生まれました。大体、この調味料名前は何ていうんですかね。そして作り方は。今度くれた人に電話して聞かなきゃと思ってます。

05/04/25(Mon)

大家さんから、コゴミを少しあげるからいらっしゃいといわれ、期待に胸膨らませていったらいただけました。コゴミって山菜類の中では例外的にアクが無いので、そのまますぐに食べられるうえに、とっても美味。買うとかなり高価だったりします。ただ、謙遜ではなく正真正銘一握りのほんの少し。10本ほどですかね。近所の知り合いの家の庭で取れたものというのだから、無理はないのかもしれません。何せココ、一応東京のど真ん中ですから。

貰えると聞いた時は、茹でてお浸しにするべと思ったんですが、これだけ少ないとちょっと無理。計画を変更して、味噌汁に入れます。1/3ほどをザクザク切って。ご多分に漏れず火を通し過ぎるとダメダメなので、入れるのは味噌を溶いて火を止めてから。蓋をして一呼吸でいい塩梅になります。実は味噌汁は初めてなんだけど、なかなか美味しいですね。コゴミのサクトロッっとした食感がとても面白い。あと2回分か〜。正直もう少し欲しかったなあ。

05/04/24(Sun)

職場で佃煮を貰いました。普通に店で売っているような、少し厚手の平べったいビニール袋に入って、その上からご大層な和紙の袋に包まれてるやつ。以前から思ってるんですが、これってハリボテ過ぎじゃないですかね。見た目のカサとは裏腹に、中身の少なさといったら泣けてくるくらいです。まあ、佃煮はあまり好きじゃないからいいんですけどね。

今回貰ったのは、定番の昆布の佃煮。佃煮に限らないんですが、こういうものを貰った時に注意していることは、とにかくすぐにタッパーに移してしまうこと。実家では、入ってきたビニール袋のままクリップ等で口をとめて保存してますが、それだと使う時に取り出しにくいんです。なにせ、クリップを外し、巻いてあるビニール袋を伸ばし、細長い空間に箸を突っ込んで中身を取らなきゃいけませんし、しまう時もこの反対の手間が必要。でも、タッパーだと一発です。うちの実家の冷蔵庫の中には、途中で億劫になって使い切れなくなった、こういうビニール袋達の墓場があります。まあ、それも無理ないかなと。

タッパーに入れておくと、いつまでもそのタッパーに同じ佃煮を入れておくわけにもいかないので、割とこまめに使う気持ちになるようです。使い切らないと、次にそのタッパーを使えませんから。

というわけで、昆布の佃煮。佃煮はどうも醤油の味が強過ぎて好きじゃありません。お茶漬けにして少しづつ消費するのと、魚柄流に煮物の味付けに使うくらいかな。お茶漬けにすると悪くないんですが、そんなに毎日食べたいものでもなし、でも、食べていかないと一向に無くならないし。痛し痒しですわ。

05/04/23(Sat)

朝起きて新聞を読んでいると、鯛茶漬けの作り方がのっていました。まあ、何かと興味のある分野ですので、熟読。そうすると、短い文章ながら個人的には色々と突っ込みたい部分が出てくるわけです。

このレシピでは、最後に煮立てた出汁をかけてお茶漬けとしています。でも、お茶をかけるからお茶漬けなのでは…というのがひとつ。それにこの出汁、ただ出汁とあるだけで何の出汁かが明記されていません。う〜ん、気になる。鰹節・イリコは魚×魚だからダメなので、昆布出汁ということになるのか。でも、鯛に昆布出汁で鯛茶漬けではちょっとしつこすぎるような気がします。椎茸?う〜ん、椎茸出汁の茶漬けって嫌だなあ。椎茸嫌いだし。やはり、お茶をかけてこそのお茶漬けではないかと私は主張したい。

それから、鯛の身本体について。一匹で買ったほうが割安なので、スーパーやデパートで頼んでおろして貰いましょう。その際、刺身用と言って皮はとってもらいましょうと書いてある。それくらい自分でおろせや、などと野暮な事は申しません。でも、鯛茶漬けにするのなら皮をつけておいたほうがずっと美味しいと思います。湯霜造りといって、皮に一瞬熱湯を流したものが鯛茶漬けには最適では。やや火が通った皮は最高に美味い。それにこの記事では、頭や骨はアラ炊きや潮汁にしましょうとは書いてありますが、皮の行方には一言も言及していません。皮は捨ててしまうんでしょうねえ。勿体ないなあ、美味いのに。

マズイ、お腹が減ってきた。そういう意味でも、朝からこんな記事を読むべきじゃなかったかもしれないです。

05/04/22(Fri)

今日の買い物は糸ミツバ。一般的に割高なので、あまり買うことはないんですが、4束入って48円なら買わないわけにはいきません。2パック=8束買う。8束とはいえ所詮糸ミツバですから、茹でてオヒタシにすればタッパー1つに入ってしまいます。よっぽど全部そうしようかと思ったんですが、直前で気が変わり、7束オヒタシ・1束卵とじに変更。

オヒタシのほうは、どうってことない普通のやつで、茹でたあと塩・醤油・鰹節であえるだけ。あっという間に完成です。コツといえば、根元を輪ゴムでまとめてあるのですが、これを外さずに茹でると熱湯を切った後に絞るのが簡単ってくらいかな。

卵とじは、油をひかないフライパンにうっすら水を張り、点火して昆布・鰹節でダシをとり、味醂・醤油・塩でやや濃い目に味をつけた後、味噌汁用にキープしてあったシメジ・油揚げとザク切りにしたミツバを投入。軽く火を通した後卵を入れて一呼吸。蓋をして数分待てば完成です。今日は親子丼風に丼ご飯に乗せてみたんですが、予想通りほぼ親子丼。フライパンを使ったのは、移す時に形が崩れないようにするためなのです。無論、専用鍋があればそれにこしたことはないんですが、そんなに使うもんじゃないので、持ってません。今日はちょっと欲しいなと思ったけど。やっぱりこういう料理、美味いわ。丼飯が1分と持たずになくなったあと、残りのおかずを見てしばし呆然。もう一杯普通に食べるんで、いいんですけどね。

05/04/21(Thu)

ほとんど準主食といっていいほど食べているんじゃないかと思われるサツマイモ。また買ってしまいました。6本入りで98円。乱切りにして鍋に入れたら、2本で片手鍋が一杯になったので、単位にして3ナベー。1ナベーで4〜5日はもってしまうので、これから先半月は毎日サツマイモな日々。まあ、それもよし。

1/3本分は味噌汁用としてタッパーに確保し、1+2/3本は煮物。残りの4本は濡れ新聞紙に包んで待機です。サツマイモって案外傷みやすく、流しの下に入れておいて何度かダメにしてしまったことがあるので、最近はもっぱら冷蔵庫の扉に収納。これだと半月くらいは大丈夫みたい。煮物は、うちでは例外的に甘く煮るのが定番。今回はプルーンを細かく切ったものを入れてみました。クチナシは当然入れます。小さめに切っておけばほんの5分程度で火が通りますんで、あっという間に完成。本当は、一度冷して味を染みこませた方が美味しいんだけど、せっかくだから食べてしまいます。沢山あるしね。

炊き込みご飯も一度やってみようかなと思いつつ、あと半月は芋尽くしです。

05/04/20(Wed)

とうとう最後になってしまったカジキマグロのアラ。最後まで来ると、醤油味染みこみまくりなので、ラストは順当に照り焼きに。切り身は取り出して、油をひいたフライパンでじっくり火を通します。表面にうっすら焦げ目がつき、中はギリギリしっかり火が通っているのが理想、ではあるんですが、形も不揃いだし腕も無いのでそんなにうまくはいきません。まあ、しっかり火を通すことを心がけます。

漬け込んでおいたタレを適量とりわけ、砂糖を加えて、身を焼いた後のフライパンに。味醂が入ってはいるのですが、これだけでは十分な照りを出すのが難しいんです。弱火で慎重に照りを調節し、ここぞという状態になったら身を再び投入してからめれば出来あがり。大家さんから貰ってきた木の芽を添えたりなんかすると、ムダに気分も高まります。が、やはり照り焼きはご飯にのせ、タレとご飯をからめながら食べるのが最高。外で照り焼き定食を頼んでもなかなか出来ませんが、家だと思うがままに堪能できます。

05/04/19(Tue)

どうしても食べたくなって買った、4パック98円の納豆。今夜は納豆ご飯です。でも、お茶碗1杯弱のご飯に納豆1パックでは多過ぎるので、1回の使用量は半パック。98円で8食分楽しめるとあって、リーズナブル。

パックから半分だけ納豆を小皿に移し、何も加えない状態でよく混ぜます。よーく糸を引く状態になったら、醤油をやや多めに加え、再びよく混ぜ混ぜ。単体で食べるのなら少なめですが、ご飯に混ぜるので多めなのです。あればここで刻んだ葱を入れるんですが、無いので今日は省略。パックに入っていた醤油調味料は不味いので捨てます。中身は流し・外は不燃物。分別・分別っと。卵・辛子を入れる流儀もありますが、納豆臭が薄くなってしまうので、私は賛成しません。

カレーでしたら、食べる分から少しづつ混ぜていただくんですが、納豆は容赦なく最初からご飯とよくかき混ぜ、やや下品風にいただくのがよろしいかと。やっぱり納豆ご飯、最高。明日は納豆汁にしようかな。納豆8回分…、卵の二の舞にはならないようにしないと。

05/04/18(Mon)

ここのところキュウリが安くなってきました。昨日見つけたのは、4本98円。ほんの少し前まで2本98円が当たり前だったので、思わず買ってしまいました。が、レジを通って出口に向かうその時、8本138円の曲がりキュウリが目立たなく売られているのを発見。迷うことなくその袋をひっつかみ、レジに持っていって、98円のと交換してもらう自分。成長したなあと感無量。まあ、オッサンになったとも…。

買ってきたキュウリはまな板にのせ、スリコギで叩き壊して塩ふって放置。しばらく経ったらよく絞って、醤油・酢・胡麻油で味付け。鷹の爪・干し貝柱も入れて、なんちゃって中華風サラダにします。切るのではなく叩き壊すことでよく味が染みこむし、酢と油を使っていることで、日保ちもいい、キュウリの季節にはよく作る一品です。

05/04/17(Sun)

本日の買い物はメカジキのアラ。同じアラとはいえ、メカジキのアラは鯛や鮭のアラとは全然違います。鯛や鮭のアラが、頭や骨・腹子などの“いかにもアラ”なのに対し、メカジキのアラはサクの成形のときに切り取った身ばかりなので、アラというよりむしろ“切り落とし”に近い代物。これが1kg弱入って200円(税込み)…安過ぎ。

買った時は、いつもの様に味醂醤油に漬けて網で焼くべと思っていたんですが、ふと思いついてしまいました。“切り落とし”ということは、2〜3mm厚のペナペナの身も結構入ってます。いつもならこういう身は、スプーンですいて筋をとり、包丁で叩いて丼にするんですが、ペナペナの身に連日の卵と来れば、ピカタ。豚肉などで作ることが多いんですが、メカジキでやっても美味かろうということで、急遽本日はピカタに決定。

ペナペナの身を選び取り、適当な大きさに切って塩胡椒。それに、まだまだ残ってるワインをほんの少し。ご飯を炊いたりなんだりしながら下味が染みこむのを待ち、小麦粉をはたき、よく溶いた卵を両面につけてフライパンで焼くだけ。余った卵・小麦粉は味噌汁にGO。感想…すごく普通に美味くて感動。ご飯にもよくあうし。アラはまだまだたくさんあるので、あと数回は作りそうな予感。

と、気がつけば今日も卵ネタ。うちの冷蔵庫はとても小さくて、扉の卵収納スペースは6個分。ここで卵の残りがあと6個ということで、やっとそちらに移せました。収まるところに収まって、いい感じ。明日こそは、脱卵ネタと今日も誓う。

05/04/16(Sat)

本日の味噌汁の中身。細い人参を薄くスライスしたやつ、油揚げ細切り、ナメコ、ワカメ、春雨、卵。油揚げは10枚150円で買って、それぞれを三つに切って冷凍。つまり、一回に1/3枚使うってことね。ナメコは、本日1パック38円だった特売の品。多分5回分はあるでしょう。大根おろしであえるやつを作りたいところだけれど、シーズン外で大根が高い。ワカメ・春雨は常備の乾物で、卵は先日1パック98円で買ったやつ。

味噌汁の具はシンプルに数品が良いのか、ありったけ突っ込むのがよいのか議論が分かれるところでありまして、最近はシンプル路線だったんですが、昨夜はどういうことでしょう、何かのタガが外れたようにゴチャゴチャと突っ込んでしまいました。多分卵がいけないんだな。卵を入れよう=豪華にしよう→それなら色々突っ込もう、という思考回路。

前半は生以上半熟以前の卵を崩さないように慎重に攻め、後半に入るやいなや、全体をババッと混ぜると卵黄と味噌が味の融合を果たし、全く別の味になるのが二度お得な感じ。ああ、今日も卵ネタ。残る卵はあと7個。まさかあと一週間は卵ネタは続きますまい、と毎日言いそうな予感。

05/04/15(Fri)

というわけで、今日も卵。今日は何にしようかなと三秒考えて、スクランブル・エッグ気分ということが判明。簡単だしね。器に卵を割りいれ、塩胡椒。熱々にして油をひいたフライパンに一気に流し込み、数秒で仕上げる。火を通し過ぎるとフワフワじゃなくなるので、厳禁ね。あくまで素早く半熟に。そして、仕上がったスクランブル・エッグは卵を割りいれた器に戻してさっと混ぜると、器に残った卵もすくえるというケチっぷり。あらかじめ、食卓にのせられる様な器を使って混ぜるのです。

食べる時は相変わらずご飯にのせて、少しづつ混ぜながら。そういえば小学校の時、家庭科の調理実習でスクランブル・エッグらしきものを作ったけれど、あれは完全に炒り卵でしたね。卵を細かくしつこく炒って、塩胡椒で味をつける。でも、やっぱり卵はフワフワの方が美味しいと思うのですよ。カチカチになるまで火を通してはいけません。というわけで、連日続くのか卵ネタ。

05/04/14(Thu)

今日は雨だし寒いし、いいことないねと思いながら帰り道にスーパーに寄ると、“雨の日サービス卵1パック98円”の文字。最近卵が高騰しているので、この価格は珍しい。まあ、ひとつくらいいいことないとね、と購入。それにしても最近は卵が以上に高い。どうってことない普通の卵が1パック250円〜だから、恐ろしい。早く通常価格に戻ってくれないものか。

というわけで、色々考えた。スクランブル・エッグにしてご飯にのせて食べようか、目玉焼きにしてご飯にのせて食べようか、いずれにせよ、ご飯にのせる事は確定なんだけれども。しかし、やはり卵といえば卵かけご飯でしょうということで、久しぶりの卵一発目は卵かけご飯に決定。茶碗に少なめに盛ったご飯に、醤油をさしてよくかき混ぜた卵を半分。一杯目はどうしても白身が多めに入ってしまい、その分二杯目は黄身多目になるんだけど、それもまた変化があってよろし。ズルズルしていて気持ちが悪いという人もいるんだけど、私は好きですねえ。今夜も卵かけご飯になりそうな予感…。

05/04/13(Wed)

今日安かったのは、ワカサギ。一パック200gで98円。安すぎてちょっと心配ですらありますが、見た目平気そうなので購入。さすがに生系はやばかろうので、きちんと火を通します。小麦粉をはたいたら、多少多目の油で両面からじっくりと焼きを入れ、アツアツのところに酢・醤油・胡麻油でインスタント南蛮漬け。

さすがにワカサギだけだと格好がつかないので、ストックの玉葱と人参を微塵切りにして混ぜ込みます。アツアツのワカサギってとても身が崩れやすいので、超注意。というか、一匹半分に折ってしまいました。味には関係ないとはいえ、なんとなく達成感が違います。折らないにこしたことは無し。何となく惰性で胡椒を振りいれてしまったけれど、これは余計だったかもしれない。まあ、過ぎたことを悔やんでも仕方がないです。

今日はまだ出来立て温かい南蛮漬けだったので、ご飯にのせながらいただきました。少しづつ身を崩しながら、ご飯と混ぜて食べる。やっぱり、出来たては美味しいですねえ。

05/04/12(Tue)

半分残しておいた前日のカレーは、次の日の昼にはカレーウドンになります。寸胴に給湯器からのお湯を入れ、火にかけると沸騰までは15分。予め水を加えてこね、濡れ布巾をかけておいた小麦粉を伸ばし、畳んで切るのに約5分。寒いと生地が伸びないので、ウドンとは自然疎遠になってたんですが、四月に入ってすっかり暖かくなってきたので、復活。嬉しいかぎりです。

もう片方の火口に昆布を入れた片手鍋をかけ、醤油・塩・味醂で味を調整し、沸騰したら鰹節を削って投入。大した量でもないし、どうせカレー味に染まるんだから、昆布・鰹節は取り出しません。ここに先日のカレーの残りを溶き、もう一度味を確認。あくまでタレなので、やや塩辛いかな、くらいに持っていきます。

そのころには寸胴が沸騰しているので、切った麺を投入し、茹で時間5分。麺が見た目いい感じになってきたら、一本つまんで確認後、ザルにあけて水で〆、終了。アツアツがよければ再び湯通しするんだけど、私は冷えた麺のコシが好きなのでそのまま。少な目の麺をドンブリに分け、カレー汁をかけて完成。本当は葱があると最高ですが、今回は無いのが残念。

というわけでカレーウドン。ゼロから作るというと大変でしょうといわれるんだけど、カレーのストックさえあれば、こんなのすぐ出来ます。おまけに、美味い。近所のウドン屋のより美味いね、悪いけど。

05/04/11(Mon)

急にどうしてもカレーが食べたい気分になりまして、冷蔵庫に入っているのは昨日炊いた半分赤飯ご飯なんですけど、まあ別にいいかということで。小豆が入ってますが、豆をカレーに入れるなんてよくあることですし、問題ないでしょう。冷蔵庫をゴソゴソ漁ると、下茹でして味醂醤油に漬け込んだ白モツが一食分残ってましたんで、これも入れてしまいましょう。醤油をカレーの隠し味に使うなんてよくあることなんで、こっちも問題なし。

片手鍋に薄くオリーブ油をひいて、荒微塵にした玉葱・人参・シメジ(どれも味噌汁に入れようと思ってた)と小口切りにした白モツを軽く炒め、水を足して弱火。結婚式の引き出物にワインの小瓶が入っていたので、これも抜栓して少し入れてしまいます。塩で味を決めたらこっちはしばらく弱火放置。

もう片方の火口にフライパンをのせ、やや多目の油で小麦粉を焦狐色になるまで炒めたら、火を止めてガラムマサラとカレー粉を入れてひと混ぜ。止めないで入れると香りが飛びすぎるような気がするんでこうしてますが、実は適当。これをさっきの片手鍋に入れ、軽く混ぜたら味が馴染むまで弱火で煮込む、とはいえ5分少々ですけど。この間に他の常備菜を取り出し、ご飯をレンジで温め、食器をセットし…などなど。結構忙しい。全部出来たらご飯をよそい、カレー本体をカッコよくかけて完成。

ご飯が半分赤飯でも、白モツに味醂醤油の下味がついてても、普通においしいです。適当・最高。

05/04/10(Sun)

結婚式の引き出物で、お赤飯を貰いました。どうしよう、一人暮らしで食べきれないんじゃないか、と心配したのですが、杞憂。さすがは今時の引き出物、約3.5合分のお赤飯がフリーズドライになっており、指定の水を加えて炊飯器で炊けば、出来立てホヤホヤを食べられるというもの。便利な世の中になったものですね。

しかし、3.5合というとうちでは3〜4食分。これを連続でお赤飯というのはちょっと厳しい。そこで、普通の米に混ぜて炊くことにしました。とりあえず白米2合に赤飯米1合。うちでは完全な白米を炊くことは無く、常に豆やヒジキを混ぜて炊いてますので、こういうことにはほとんど抵抗がありません。炊き方・火加減はいつもやっているのと全く一緒。

結果、なかなかいいかも。炊きたてのうちは通常のご飯とあまり変わりませんが、冷めるとお赤飯独特の粘りが少し出てきます。食事として色々なお惣菜とあわせるときには、この粘りがややジャマになるのですが、その粘りもお赤飯単体で炊くのに比べるとずっと弱いので、さほど気になりません。春ですし、桜が咲いてますし、めでたいですんで、たまにはお赤飯もどきもいいかなと思ったり。

05/04/09(Sat)

贔屓にしている喫茶店によく来るお客さんで、あまり参考にしたくない人がいます。年齢は60歳前後でいつもこざっぱりとした身なりをした人なのですが…。この人、多分無意識にだとは思うのですが、とにかく自分が常連であることをアピールするんです。

店に入ってきたときに、“マスター、昨日は来られなくてすみませんでした。”と言うことがあるのですが、これは特に来るという約束をしていたわけではなく、いつも来る曜日・時間に来られなかったことを断ってるんです。そして帰り際には必ず、“マスター、じゃあ明日もまた来ます。”と言って帰っていきます。そして、店が混んできてカウンターの中の動きが激しくなってきても、カウンター内の誰かを捕まえて、ずっと世間話をしてます。

私は、初めて行った店でこういう常連さんがいると一気に冷めてしまうタイプなので、その店の贔屓になればなるほど目立たないように心がけてます。歌舞伎の黒子みたいに、居るのは一目瞭然なんだけど、居ないことにしてもらえるというのが一番心地いいです。まあ、楽しみ方は人それぞれなのでいいんですが、彼とは決して友人同士にはなれない予感がします。

05/04/08(Fri)

外はすっかり春。気温も上がってきたので、以前から懸案であった冬の間に寒さで結晶化していた蜂蜜を湯煎で溶かしました。寒い間は、中の糖分が溶けきれなくなって結晶として出てきてしまうんです。スプーンを突っ込んでとろうにも、ガリガリとして使いづらいことこのうえなし。湯煎中にゴミが入ると嫌なので、キャップをごく弛めにしておいて湯煎。それほど暇でもないんですが、これまで真っ白だった瓶の中がみるみるうちに蜂蜜色になるのはなかなか面白いです。

ついでということで、オリーブオイルも湯煎に。底の方にたまった濃い成分が、蜂蜜と同様に寒さで固まって、これまた真っ白になってます。こちらも湯煎。みるみるうちに溶けていくのは、やっぱり楽しい。

ところで、蜂蜜はガラス瓶に入っているので何の問題もなかったのですが、オリーブオイルの方はプラスチックの容器がやや変形してしまいました。100度未満で変形するなんて、なんて根性の無いプラスチックなのでしょうか。まあ、穴が開いたわけでは無いので無問題。あと少しなので、ひと月以内には確実に無くなりますしね。

05/04/07(Thu)

今住んでいる所では、可燃ゴミ週二回・不燃ゴミ週一回・資源ゴミはそれぞれの種類を二グループに分けて隔週で、というローテーションになってます。今日はそのうちの不燃ゴミの日。ペットボトル・食品トレイ・瓶缶などは資源ゴミ扱いなので、出すのは主に食品の入っていたビニール袋や梱包に使われていたPPバンドなどです。

これでもゴミ分別には割と協力的なので、分別はきちんと励行し、ゴミ出しも朝行ってます。うちの近所は総じて真面目らしく、ゴミが夜出ていることはほとんどありません。ただ、最近は物騒な世の中になっているので、スーパーの半透明ビニール袋の中に紙袋を入れ、その中にゴミを入れて中身が見えないようにしたものをよく見かけます。本当に中身を探りたいのなら、人の見ていないところまでさっと持ち去ってから袋を開けるでしょうから、そんなに意味のあることとは思えませんが、まあ、気は心というヤツなのでしょう。でも、紙袋は可燃ゴミじゃないの?とそちらの方がむしろ気になる私。

一方、実家のゴミ集積場はヒドイです。出すマナーが悪いというのではなく、変な婆さんがいるから。この婆さん、出されたゴミを全部開封し、中身をチェックし・再分類し・まとめて詰め直してるんです。本人は、自分はいい事をしているんだという正義の味方気取りなので、誰が何と言ってもやめません。(田舎ではプライバシーの概念が薄いのも影響しているのかも。)近所の人の中には遠くの集積場に車でゴミを運ぶ人も結構います。この婆さんもちょっと変な人ですね。

05/04/06(Wed)

スーパーには仕事が終わってから行くので、必然的にいつも同じ時間になります。そうすると、店員さんだけでなく、お客さんの中にも見慣れた人が出てきます。その中の一人に、とても目をひく女性がいます。年齢は多分40歳くらい。スーツを着て、飲食業関係の人とは見えないのですが、いつもカゴ一杯の買い物をしてます。そのカゴの中身も、惣菜やインスタント食品ではなく、肉・野菜などの生鮮品ばかり。

それだけなら特にどうということもないのですが、この人、ものすごく丁寧に品物を選ぶのです。例えば98円のシメジが山になっていると、それを一番下まで一個一個ひっくり返して、丁寧に吟味します。一品買うのに5分以上かかってるんじゃないかなあ。そして、時にはそうやって買った品物を戻して、他の品を買い直したりもします。そして一品一品カゴが一杯になるまで丁寧に買い物を続けます。自然店に居る時間も長くなるので、私が行くと居ることも多いというわけ。

あの人は一体何の仕事をしている人なのか?見かけるたびにいつも考えるのですが、当然よく分かりません。スーパーで買い物をしていると、そういう風に目をひく人が彼女の他にも何人かいます。気がつくと、色々な夢想をしている私でした。

05/04/05(Tue)

原油価格の高騰でガソリン代がすごいことになっていると、実家の両親がぼやいてます。私は車をもっていないので実感がわかないのですが、調べてみると、安いところでは都内23区で1リットル115円前後のようです。聞いたところによると、この6割がガソリン税等の税金だそうなので、純粋なガソリン代は69円程度となります。

所変わってコンビニで買うペットボトル飲料。会社の同僚もバンバン買ってますが、500mlで150円。2本買って1リットルにすると300円。ガソリンとペットボトル飲料の価格を比較することはあまり意味のないことかもしれませんが、1リットル69円のガソリンを高い高いといって車に乗りながら、ダッシュボードの上には1リットル300円の水やお茶。なんだかとても奇妙な光景に見えます。

10年前には、ジュースはともかくお茶や水を買うというのはそれほど一般的ではありませんでした。都心の生水は確かに美味しくないですが、沸かしてお茶にすれば普通に飲めるレベルです。それがここ10年の絶え間ない企業努力によって、水・お茶は買うものという常識が出来あがり、一大市場に成長したわけです。それはそれで経済効果があってよかったのかもしれませんが、私は協力しませんよ。

05/04/04(Mon)

日曜日の昼は結婚式に出席しまして、定番フレンチ。そうではないものもあるんでしょうが、やはりフレンチは重い。肉・バター・クリームといった日頃食べなれていないものが次々と目の前に出てきます。料理はとても美味しく、その時は大満足でいただいたのですが、食後に胃がもたれてもたれて仕方がない。

自宅で食事をすると、3時くらいにはすっかり胃も軽くなるのですが、この日は夕食時になってもなんだか胃が重く、全く食欲がわきません。無理やり食べてもいいことが無いのは目に見えているので、泣く泣く夕食は抜き。朝食を食べない私は、この日の食事は一食だけになってしまいました。

その時は良かったのですが、夜が更けるにしたがって辛くなってきまして、11時過ぎには空腹がピークに。でも、間食は一切しないことに決めているので、たまには仕方がないです。すきっ腹を抱えて無理やり眠ると、アラ不思議、次の日の朝妙に胃が軽いではないですか。これがプチ断食の効果というヤツかもしれません。確かに、毎日重い食事が続く場合は、こうやってリセットするのもいいかもしれないなあと実感。私は二度とやりませんけどね。

05/04/03(Sun)

うちではご飯を両手鍋で炊いてます。別に難しいことでもなんでもなくて、分量の水と米を入れた鍋を強火にかけ、沸騰したら最弱火に落として約5分。その後段ボール箱に入れて5分〜10分蒸らせば完成です。ところでこの5分は、タイマーをセットして計っているわけじゃありません。見やすいところに置いた時計を参考にはしますが、決め手は音。最弱火5分の間に、米はどんどん水を吸収し、鍋の中の汁はどんどん減っていきます。そして頃合いになると、水分を完全に吸収した鍋底周辺の米は、煮るから炒めるの状態に移行し、チリチリと音をたて始めます。この音がしてから一呼吸置いた時が、火を弱めるタイミング。

料理をするときって色々な音がしますが、これ結構重要。包丁の音を聞けば、その人の腕の良し悪しが分かってしまいますし、火にかかった鍋の音を聞けば、今鍋の中がどのような状態になっているかがある程度分かります。よく聞いていれば、蒸し器の水が無くなった、なんて失敗もしなくなります。うちにはテレビが無いのですが、最近ラジオやCDもあまり聴かなくなってきたので、家の中がどんどん無音化しています。そうすると、様々な音に対してどんどん敏感になることに自分でも驚いています。料理本を見ると、10分煮るとか15分蒸すとか、そういう記述がとても多いですが、本来はそうじゃないんじゃないかと。時間が来たから火を止めるんじゃなくて、音を聞き・香りをかぎ・竹串を刺して手応えを確かめ、その自分の感覚が最終的な判断材料なんだなと、最近特に思います。

05/04/02(Sat)

2月初めから塩漬けを開始し、3月初めから干し続けている干し肉ですが、一ヶ月の風乾を経ていい飴色になってきました。少し陽が当たると、脂肪分が溶けてじわっと汗をかいた様になるのですが、それがまた美味そう。カラスやネズミに襲われることも無く、今年も上手く出来たようです。ただ、3月は思ったより雨が多く、風に晒せない日がけっこうあったので、ロスタイムということであと一週間ほどこのままにしておこうと思います。昨年分の干し肉も、4cm×4cm×2cm程度の小さな欠片を残すのみ。いいタイミングです。

以前干し肉の使い方を訊かれた事があるのですが、ポイントはズバリ、肉ではなく調味料と思うことです。肉というとカレーにゴロゴロ入っていてジューシーで最高、といった印象を持っている人が多いのですが、干し肉でこれをやっても、硬いし塩辛いしで全く美味しくありません。干し肉はなるべく細かく刻んで、“肉の出汁がついた塩・油”と思って使うのが吉。サラダに入れる・炒飯に使う・ご飯と一緒に炊き込む、何をする時もとにかく扱いは“塩・油”。干し肉と肉は似て非なるもので、役割も全く違います。そこだけ頭を切り替えれば、何とでも使い回しがきく便利な食材だと思います。

05/04/01(Fri)

今日のお買い物は鰤の白子150円と、ホウレンソウ一束50円×2。鰤の白子は、パック一杯に詰まってこの値段。帰ってきて量ったら、400gほど入ってました。“アラ”扱いなので、激安。見た目が少しグロテスクなので、人気が無いんでしょう…美味いのに。調理は10分ほど蒸してから熱々のところをポン酢に放り込み、冷めるのを待つだけ。蒸す時に下に張る水に多少酒を入れておくと、香りがよくなります。ポン酢は醤油と柚子果汁を混ぜたものに、蒸す時に使った酒入り水を足して味を調節。入れなくてもいいのですが、そうするとちょっと塩辛すぎて、酒の肴になってしまいます。今回はそれに昆布を少し入れてみました。

鰤の白子のどこが美味いって、ハラとハラが合わさったところの腹膜でしょう。周囲のねっとりした白子本体の中に包まれた、プニプニとした食感がたまりません。超マニアック。まあ、本体そのものも美味いんですけどね。ポン酢に漬け込んで冷蔵庫に入れておけば、4〜5日は持ちますので、重宝。飲み屋で頼むと結構高かったりするんですが、家で作ると400g150円と激安です。オススメ。でも、一滴も呑めない男が作る料理じゃないですね。

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