2007年8月

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07/08/31(Fri)

うちはかなり古いので、シンク台にマナイタをのせると少しガタつきます。これは、薄いステンレス板でできたシンク台・長年使ってきた木製のマナイタの両方が、微妙に歪んでしまっているからです。うちではこのガタつきを、台布巾を一枚、間にかますことで対応しています。しかし、別のアプローチとして、脚付のマナイタを買ってしまうという手もあります。マナイタの片面に固めのクッション材が貼り付けてあって、ガタつかないというもの。確かに便利、だけどそのマナイタには片面しか使えないという致命的な欠点ができてしまいます。

道具ってのは割と何でもそういう所があって、シンプル・汎用性をとるか、汎用性を狭めることである局面での利便性を上げるか、どっちかです。パン切り包丁なんかはまさに後者で、パンを切るのには最適だけど、他の肉や魚は切れなくなってしまいます(やってやれない事はないですが、あの波々はいかにも不便)。無論、局面によってどっちも使うんですが、原則どっちの方向を向くかによって、その人の道具立てはぜんぜん変わってきます。

私は無論、前者。なるべく道具はシンプルにして、あとは腕でカバーしたい派。シンプルな道具は、それ自体で美しいと思い、いろいろ機能がくっついたものは、便利かもしれないけどなるべくなら自分で所有したくはないです。素敵だと思うのは、中華料理の道具。鍋・包丁・マナイタ・お玉などごく少ない道具で、ほぼ全ての料理をこなしてしまうのは、圧巻です。家では殆ど中華は作らないんですが、厨房の見える中華料理屋では、他の事そっちのけで料理の様を見入ってしまいますね。

07/08/30(Thu)

八月ももう終わりで、暑さもようやくひと段落しそうです。暑さに伴う不具合は数え切れないほどあるのですが、そのひとつが布団。私はそんなに汗かきではないのですが、夜中に30度を超えるとさすがにものすごい寝汗をかきます。翌日、当然その布団は畳めません。畳むと湿気がこもって大変なことになりますから。丸一日、雨の心配が全くない日は、ベランダに干して出かけるのですが、夕立の可能性が少しでもある日は無理。そんな日は、仕方がないので、万年床で出かけることになります。これが、精神衛生上良くない。

家に帰ってきて部屋を見た時に、布団がでろ〜んと敷いてあるというのは、だらしなくて嫌なのです。でも、畳むとどうなるかはよく理解しているので、必要悪。それが、秋になって気温が下がり、寝汗をかかなくなると、布団をキチンと畳んで出かけられるようになるのです。これは大きい。一人暮らしで、万年床という人の話をよく聞きますが、これは本当に良くない。生活リズムの切り替えが出来ない気がします。押入れを収納に使ってしまい、布団が入らない場合でも、せめて敷布団を畳むくらいはすべきでしょう。ただしこれはあくまで布団派の場合で、今ではベッドの人が多いでしょうから、その場合は関係ないんですけどね。

07/08/29(Wed)

私は得意料理というのがないんです。帰りにスーパーに寄って、その日安いものを買ってきて、ガチャガチャと組み合わせるだけなんで、最初から狙って素材を集めて一品作るという事が、ほとんどないのです。でも、その日安いものが自分の好物だったりすると、ちょっと嬉しいですね。今日は20cmズッキーニが2本120円で手に入って、ラッキーでした。かなり好きなんですよ、ズッキーニ。とはいっても、相変わらず大した料理はしません。

多目の油で乱切りにしたズッキーニをちょい焦げ目がつくくらいまで強火で炒めます。先日の鶏手羽スープと潰したニンニクを加え、ある程度水分がとんだら、ボウルに移して薄切りにした玉葱を加え、ザックリ混ぜてから塩で味を決めます。最後に酢とオリーブ油でサラダ風にして完成。葉物をメインに作るいわゆる普通のサラダは、カサの割に量が摂れないのですが、こういう温野菜系のサラダは、ボリュームがあるので時々作ります。買う機会の多いナスで作る事が多いのですが、本当はズッキーニバージョンの方が好き。酢が入っているので、冷蔵庫に入れておけば、今日明日でダメになるという事はありません。いわゆる常備菜ってやつで、冷蔵庫の中にこういうのが4〜5品ある状態をキープすれば、毎日それなりにリッチな食生活を楽しめます。明日は一緒に買った3本100円の特大茄子の番。さすがに同じ料理は作れないので、どうしようかと今から考えてます。

07/08/28(Tue)

スーパーでトマトが3個百円だったので、買ってきて、昨日の文章につられた様にトマトパスタを作りました。とりあえず、ニンニク一片と玉葱1/4個を縦スライスして、弱火のフライパンに放り込み、オリーブ油でじっくりと炒めます。その間にトマト。いつのもの事ながら、面倒なので湯剥きはパス&種もとりません。ヘタだけとって、適当にザク切り。玉葱が色づき始めて、甘い香りがたちはじめたら、トマトを投入。少し火を上げて、炒め煮にします。トマトの形が崩れた頃を見計らって、ゼリー状になった鶏手羽スープを投入。パスタが入る事を計算に入れ、濃い目に塩胡椒で味を決めたら、とりあえずこっちは完成。

パスタは相変わらず手打ちです。暑い時期は水控え目。薄力粉150gに対し、40%の水が通常の規定量なので、ここから少し減らして55gくらい。先日新聞で見た、イタリアの田舎風パスタが頭に残っていたので、今回は少し太めの野暮ったいパスタにしてみました。たっぷりのお湯で茹でたら、水でよく洗ってぬめりを落とし、オリーブ油を予めからめておきます。

あとは、ソースの中にパスタを投入し、中火で軽く混ぜ合わせ、仕上げに乾燥パセリを振りかけて完成。やっぱり、トマトの酸味というのは食欲をそそりますね。そして、外食では味わえないたっぷり感。先日の新聞記事では、4人前で小麦粉140gを使うと書いてありましたが、そんなのは後でメインがたっぷり出てくるコース料理での話。うちでは、1人前150gです。そして、何より安心感。こういう料理は、塩加減さえ間違えなければ、失敗する要素がほとんどありません。まさに、安全牌な料理です。

07/08/27(Mon)

今日の文章は、いつもにも増してビンボ臭いです。まぁ、ビンボ臭いのはいつものことなので、気にせずいってみましょう。鶏手羽を買ったと数日前に書きましたが、味醂醤油に漬けて焼鳥にすること四日で、全て食べ終わりました。普通ならここで終わるところですが、うちではもう一段階あります。手羽元の骨(特に胴体に近い方)には、大きな軟骨がついてまして、これが美味いのですが、網で焼いただけでは骨にガッチリくっついた軟骨はとれません。その場で無理やり食べても、固過ぎて味わい半減。そんな時は、煮るに限ります。

毎食後、食べ終わった骨をビニール袋に入れ、冷凍庫に溜めていきます。最終日、全ての骨を片手鍋に放り込み、月桂樹の葉一枚とヒタヒタの水を加えて点火。沸騰してから5分ほどはものすごい勢いでアクが出るので、これは丁寧にすくいます。あとは弱火に落として煮込むこと一時間。鍋の蓋は開けっ放しにしておき、時々水を足して焦げ付かないようにします。蓋をすれば注し水の手間は省けるのですが、臭いがこもるので非推奨。多少面倒でも、沸騰蒸発した分の水をこまめに足す方が、良い結果になります。

一時間ほど煮て、火から下ろします。しばらく放置して、鍋が素手を突っ込める位の温度に下がったら、骨から軟骨を剥がし、軟骨は鍋に戻します。さすがの私でも骨は食えないので、こっちは廃棄。そう、これはまさに軟骨入りの鶏ガラスープです。あとはどうとでも使えます。少し薄めて塩で味を調え、玉葱・ジャガイモあたりを放り込んでスープにしたり、カレー・トマトソースパスタのベースにします。自家製鶏ガラスープですから不味いわけはない、いわば安全牌料理といえるでしょう。冷凍庫に入れて置けば、結構保存も利きますんで、重宝。

最大の欠点は、一人暮らしでないと実行が難しい点でしょう。いくら家族といえ、一旦他人の口に入ったものをもう一回料理して食べるのは、いくら私でも無理です。また、ハンパなくビンボ臭いので、リアルの知人には自慢できません、美味いけど。しかし、自慢じゃないけど環境には優しいです。買った手羽元は750g、捨てた骨は120gで(今回、面白半分で計ってみました)、手羽元にしては脅威の可食率を誇ります。まさに諸刃の剣なこの料理、どんなもんでしょう。

07/08/26(Sun)

今日は業務用スーパーに寄って、乾燥ワカメ200g袋(300円)を購入。うちでのワカメの用途は、キュウリと一緒に酢の物にするか味噌汁の具にするかのどちらかがほとんどなのですが、使用頻度は高くて非常に重要。200gの袋は、ポテトチップスの大袋くらいの大きさがあり、一人で使えば楽に一年はもつ代物。乾物なので常温かで傷むこともないので、最高です。

この袋は口がチャック式になっており、開け閉めが自由にできるのですが、私は原則としてこういうのは使いません。買ってきた乾物は全て、ポリのツイストボトルに移してしまいます。理由は三つ。一つ目は使いやすさ。チャック式って、開けるのは簡単なんですが、閉じるのは案外手間がかかります。それに対して、ツイストボトルなら開け閉め簡単。スピーディに作業をこなせるのが大きい。二つ目は見た目。輪ゴムやピンチでとめた袋が台所の片隅に積みあがっている様は、いかにもイケてない。ツイストボトルなら、スタックもできるので、見た目がよろし。

三つ目は乾物全体の管理。乾物は使い切るまでの時間が長いので、油断しているともはや使わない乾物がたまってきてしまいます。ツイストボトルを導入すると、入れ物の数が決まってしまうので、バリエーションを増やそうと思うと、そこで一拍考える事になります。ボトルを一個増やしてまで買う価値があるか否か、もしくは現行のラインナップから使用頻度の低いやつを処分して空きボトルを作るか否か。そうすることで、在庫の風通しもよくなります。といっても、乾燥ワカメ、昆布なんかは外し様のない永遠のレギュラーなんですけどね。

07/08/25(Sat)

実家で手配しておいた荷物が届きました。毎回、向こうで余っていて要らなそうなものを、こっちに送るのです。今回は、油・砂糖・素麺。どれも賞味期限があってない様な、非常に重宝な食品ばかり。油は毎年親戚がア○ウェイから送ってくるやつで、そっちには全然関心はないのですが、油は油なんで、ありがたくいただきます。砂糖は、親が親戚の法事で貰ったやつ。実家は三温糖愛用派なのですが、上白糖は要らないということなので、ありがたくいただきました。素麺はこの時期お中元で貰って、どこの家庭でももてあまし気味。こっちは貰ってくれと頼まれて、本当は要らなかったんだけど、仕方なくという感じ。

あとは、洗濯洗剤セットと石鹸セットがあったんですが、こちらはストックが一杯で、本当に要らないので、丁重にお断りしました。油や砂糖は、送料の事を考えるとこっちで買っても五十歩百歩なのですが、余ってるものを見るとムズムズしてしまうのが日頃の性。しみついてしまったので、多分死ぬまで治りませんね。

砂糖3kgとサラダ油3本は、ストック箱に放り込んでおいて、順次使っていくとして、素麺はすぐに食べなきゃいけません。相変わらず湿度が高いので、放っておくとすぐにヘナヘナになってしまうのです。多少しけったからって、どうせお湯に放り込むのだから、味が変わるとも思えないのですが、ポキッと折れない素麺はどうにも気持ちが悪いですから。というわけで、週末は素麺ちゃんぷるーですかね。

07/08/24(Fri)

手羽元が1パック(750g入っているらしい)220円と叩き売られていたので、色艶をチェックのうえ、よく噛んで食べれば安全に消化できそうだったので、買ってきました。賞味期限は次の日までだったんですが、そんな数字あってないようなものなので、軽やかに無視。変な臭いがするようになったら捨てりゃいいんです。色々とレシピはあるんですが、今回は最も簡単かつ美味い、焼鳥。

家に着いたら、何はともあれまずパックをあけ、手羽元をボウルに移して砂糖と塩を振りかけます。そのあとタラタラ着替えとか冷たい茶を飲んだりとかしているうちに5分ほど経過。肉に第一弾調味料がしみこみはじめた所で、時間差で第二段調味料の醤油・味醂を入れます。そのあと焼き網を火にかけてから、今日のもう一品であるキュウリの酢の物の下拵えに入り、5分ほど経過。キュウリ作業のキリがいいところで、手羽元を網にのせて焼き始めます。あとは時々ひっくり返すだけなのですが、手羽元は見かけの割には、火が通るまでに時間がかかるので要注意。

入っていた手羽元は12本。一食に3本として4日も楽しめます。が、この季節ですから、冷蔵庫を信用してはいけません。私も何度と無く裏切られました。そこで、私は考えました。傷む原因のひとつは空気に触れている事であるが、タッパーに入れておくと、上部に空間ができるから良くない。ということで、手羽元を調味料ごとスーパーの透明ビニール袋に入れ、空気を抜いて軽く縛ってからタッパーに入れてあります。理論上はビニール袋だけでも大丈夫なんですが、さすがにあの貧弱な袋ひとつで汁物を冷蔵庫に入れるのは無謀。比較実験をしたわけではないのですが、なんとなく保存期間が延びた様な気がします。

というわけで、今夜の夕食は先日のストックとあわせて一汁五品。速やかにいつものパターンに戻ってまいりました。

07/08/23(Thu)

東京の自宅にたどり着いてまずやったのは、冷たいお茶を作ること。着替え・荷解きもそこそこに、ガスの元栓を開き、ヤカンを火にかけます。東京は最高気温35度の猛暑日。水分が無いと死んでしまいます。ついたのがお昼過ぎだったので、その後は晩御飯用の米研ぎ。水分吸収時間が必要なので、直前だと間に合わないのです。というわけで、一気に日頃の普通生活に放り込まれました。

冷蔵庫の中は当然空。でもまぁ、野菜ボックスにある玉葱とジャガイモ、干し大根でなんとかしてしまおうと思い立ちました。というか、いい加減この辺を片付けてしまいたい。干し大根は米研ぎの後で水に浸してスタンバイ。夕方になってから、高野豆腐と一緒に煮干ダシで煮てしまいます。ジャガイモと玉葱ときたら、当然ポテトサラダ。そういえば、お中元で貰ったハムセットについていた小さなマスタードがあったので、それを有効活用するチャンスです。メインは東京に戻ってきて一発目にとキープしてあった、比較的賞味期限の長いソーセージ。こいつとジャガイモを、網で炙って塩胡椒します。

味噌汁は玉葱で。鰹節は何事も無かったかのように冷蔵庫の奥に鎮座しているので、働いてもらいました。ワカメとコンビを組ませます。絶対安全牌だと思っていた、佃煮が白く変色しているのを見て軽くショック。無造作に他の食品がついた箸を使ったためでしょう。思い切りよくバッサリ捨てて、いまだ真空パック状態のを開封。

というわけで今日の夕食。ご飯・味噌汁・佃煮・ソーセージ&ポテト・干し大根と高野豆腐の煮物・ポテトサラダ。まぁ、一発目にしてはこんなところでしょう。

07/08/22(Wed)

一週間弱の帰省を経て東京に戻ってきたわけですが、相変わらず暑いですね。天気予報だと、今週頭からは暑さも随分和らぐということだったんですが、大嘘です。やっぱり、気象庁の言う事は話半分に聞いておいたほうが良いのかな。

帰省する度に思うのですが、実家はやたらとモノが多いのです。父母の年齢からいっても仕方のない事だとは思うのですが、とにかく家中モノだらけ。おまけに家が広い。別に自慢するわけじゃありませんが、実家は古くからの農家造りのため、建物だけでも150坪ほどの広さがあります(ちなみに、この集落では平均的な広さ)。ここに、捨てられない人が何十年もかかってモノを蓄積していったらどうなるか…。ちょっと考えただけでも結論は明白です。まぁ、この家を反面教師として、私は徹底的にモノを削ぐライフスタイルになったわけなんで、あんまり文句も言えませんが。

でも、何十年も前に貰ったネーム入りの結婚祝い小皿セットとか、今時どう使うんだ的パンチボウルとか、本当にどうしようもないです。ですから、自分でも悪いな〜とは思いながら、父母にははっきり言ってあります。私は彼らに長生きして欲しいですし、財産も要りません(あれば嬉しいけど)。ただ一つ、体が動くうちに、最低限身のまわりの整理をしておいてほしいと。やってくれないと、業者を入れて機械的にやらないといけないくらい大変なので、本当に大事なものは、自分たちの手でしっかり選んでおいて欲しいのです。そういうの、日本では古来から形見分けと呼びます。縁起でもないかもしれませんが、何年後か何十年後か、その時は必ず来るのですし、どうせやるんだったら頭・体がしっかりしているうちから準備を進めておくにこした事はありません。

大体、広過ぎる家が全ての元凶なのです。捨てなくても、とりあえず突っ込んでおくスペースが無限にありますから。コンパクトな空間で機能的に暮らす方が、私は好きですね。

07/08/21(Tue)

シイラ二日目はシイラ丼です。新鮮な魚なら何でもできるのですが、あるものを使うということで、今日はシイラ。刺身にひいてあるシイラを更に細かく、5mm幅くらいにしてワサビ醤油に5分ほど漬け込みます。壇一雄の鯛茶漬けレシピだと、ここに更にスリゴマを加えるのですが、無かったので今回はパス。そのかわり、大葉がたくさんあったので、プラス。温かいご飯にこのシイラをのせ、ガーッと混ぜるだけで完成。一杯目はとりあえずこのまま食べて、二杯目は茶漬けにします。何となく、鰻っぽくてカッコイイでしょう。

以前からの私の持論なのですが、魚はちょっと火を通した方が美味いと思います。通し過ぎるとパサパサになってしまうので、あくまでレア。そういえば、あんまり食べる機会は無いですが、ステーキもレア好きですね。焼肉は便利ですよ〜。ほとんど生焼けの状態を好みますから、誰よりも早く肉を独占できます。さすがに完全生はダメですが、形だけほんの少し焼け目がついてればいいんです。肉・魚は口の中でトロッと溶ける脂が肝で、その状態に持っていくために火が存在すると思ってます。問題になるのは、寄生虫・食中毒の問題ですが、こればっかりは運でしょう。牛肉をミディアムまで焼いても、鯖をよく酢で〆ても、ダメな時はダメですよ。よく噛めば、大概大丈夫なんじゃないですか。これまでもそうでしたし。そうなってしまったら…、今は医療技術が発達してるんで、大丈夫でしょう多分。

07/08/20(Mon)

東京ではあまり見かけない、美味い魚にシイラというのがあります。切身の感じはブリに近いのですが、もう少し脂がのってなくて淡白な感じ。値段はブリよりずっと安いのです。先日こちらのスーパーで半身300円のを見つけ、早速買ってきました。シイラ、大好きなのです。塩振ってから焼いても普通に美味いのですが、とりあえず刺身、味噌ダレで。タレといっても大したもんじゃなくて、すり鉢に味噌・砂糖を入れ、酢で伸ばしながらゴリゴリ擂るだけです。醤油・ワサビでも美味いんですけど、私はこっちの方が好き。

西と東とでは食べる魚も微妙に違います。太刀魚も東京ではあんまり見かけませんね。以前友人とディスカッションした結果、東京では水分が多くて歯触りがハッキリしない魚は好まれないんじゃないかということになりました。太刀魚はまさにコレ。シイラも刺身だと歯応えがあるのですが、水分が結構多いので、焼くとすぐにボロボロと身が壊れてしまいます。あとは、旧来からの習慣でしょうか。新しい食材が根付くには、よっぽどのインパクトかマスコミの根回しが必要ですから、どっちも無いとまず普及しません。何でも手に入るデパートの地下に行くと、結構見かけるんですが、あそこはノーカウントですからね。第一高いし。まぁ、どこでも何でも手に入るようになると却ってつまらない面もあるので、帰省時のお楽しみということでシイラ、美味いですよ。

07/08/19(Sun)

私は原則として他人の作った料理にはケチをつけませんし(ただし、レストランなど有料の物は除く)、今日何が食べたいとリクエストを出すこともしません。リクエストを出せば、よっぽど無茶なものでない限り作ってくれるでしょうけど、食材のローテーションもあるでしょうから、出さないのです。この辺、日頃の習慣が染み付いてしまってますね。ただ一つの例外が、豆腐とワカメの味噌汁。

一人で暮らしていると、使いづらい食材というのがあります。豆腐はその筆頭。一丁の豆腐は一人前の味噌汁にはちょっと多すぎるんで、必然的に残すか他の料理に使わなきゃいけません。でも、豆腐ってものすごく足が早いんですよ。食べられれば、賞味期限とかどうでも良いんじゃないの?派の私でも、前日の豆腐というのは、ちょっと二の足を踏んでしまいます。チャンプルー系の料理などにも使えるのですが、こうなると他の食材も入ってくるので、一食一丁は多過ぎ。というか、冷奴でも一食一丁はちょっと食べられません。

他の食材なら、冷凍・乾燥・塩漬けなどの技を駆使して、食べられる時期を延ばす私ですが、豆腐への応用はちょっと無理。冷凍なんかしたら、解凍時に水が流れ出て、出来損ない高野豆腐になってしまいますし、乾燥・塩漬けではそもそも違う食品になってしまいます。というわけで、豆腐の味噌汁は実家で食べるに限ります。そして、豆腐の名コンビといえば、何といってもワカメ。こっちは保存食なんで、東京の家でもしょっちゅう食べてますが、豆腐と組ませると無敵ですな。味噌汁で一番は、今でも豆腐とワカメだと思ってます。

07/08/18(Sat)

帰省中は特にする事があるわけでもないので、毎日麦茶片手に高校野球を観戦しています。あんなクソ暑い現場に行く気には全くなれませんが、扇風機の風を浴びながら、快適に応援する分にはなかなか良いものです。今年は高校野球も色々言われましたが、まぁ良いのではないですか。特に、一回負けたらそこで終わりという危機感が劇的に作用して、雰囲気を盛り上げています。

私は別に、高校野球に純粋さを求めてはいないので、野球留学とか特待生制度とか、そういうのは別に良いんじゃないかと思ってますけど、ひとつだけ気になる点が。打者が一塁・三塁に達するヒットを打った際に、塁の横にいるコーチが必ず大きくセーフのゼスチャーをしますね、明らかにアウトのタイミングの時も…。ゼスチャーしてる本人も、これがアウトだという自覚は絶対にあるはずです。この裏には、自分のゼスチャーに釣られて、万が一審判がミスしてくれないかなという意図しか見えません。爽やかじゃないですね〜。

対案:セーフの時は一緒に喜び(これは現在もやってますね)、アウトの時は打者の方をポンと叩いて、残念だったなという意思表示をすれば、爽やかでよろしいのではないでしょうか。何度見てもアレは、爽やかじゃなく、むしろみみっちいとしか見えないんですよね。

07/08/17(Fri)

実家ではリタイアした父と母が、野菜・果物を一通り作ってまして、帰省中の今はスイカ・メロン・葡萄が食べ放題です。メロンはあんまり好きじゃないんで、私は手を出しませんけど。スイカ・メロンは売ってるものと大差ないんですが、一番違うのは葡萄。売ってる葡萄は房単位で取り扱われてますが、こちらのは粒単位。葡萄の粒はそれぞれが独立していますから、一房全体を同時に食べ頃にするのはそれなりに技術が要ります。特に重要なのは日光。房に触れずに、日光が特定の方向から当たるままにしておくと、その部分だけが熟し、反対側の陰になっている部分は未熟のままになります。だから、売り物のやつは時々ひっくり返したりしなきゃいけないわけですが、自宅用の果物にそんな手をかけるわけにはいきません。

だから、うちの葡萄の収穫は粒単位。ビニールハウスの中をざっと見回し、ぶら下がっている房の中で熟れている粒をピックアップして、持参したカゴの中に放り込んでいきます。その後、冷さずに常温で食べてしまうのがポイント。冷してしまうと、甘味が落ちてしまうので、少し生温かい状態で、氷を入れた麦茶と一緒にいただくのが極上。スイカも、自宅のものを見ていると、売っているスイカがいかに手をかけたものかがよく分かります。うちのスイカは、適当に摘果をするだけであとは放置状態ですから、地面に接した部分が黄色くなってしまっています。でも、それじゃ売り物にならないので、売っているやつは毎日のように転がして位置換えをしているはず。そんな事をしなくても味は変わらないのですが、やらなきゃ市場が引き取ってくれないんですよね。うちのなんて、持っていっても鼻先であしらわれるだけ。でも、とれたてのスイカは美味いです。実家はいまだに井戸水なので、コイツで一晩自然冷却。コストはかかってないですが、東京では絶対に出来ない、最高の贅沢だと思ってます。

07/08/16(Thu)

何気なくテレビをつけると、平野レミの料理番組に行き当たりました。トマト・セロリ・シイタケなどの野菜を、それぞれ嫌いな子供たちに食べさせるという企画。筋金入りのシイタケ嫌いの私は、思わず見入ってしまいました。ポイントは、小さく刻んで食感を分からなくすることと、ケチャップやマヨネーズなど子供が好きで味の濃い調味料で誤魔化してしまうこと。そこまでやって、その野菜を食べたといえるかはちょっと微妙ですが、これはあくまで出発点。これが食べられたら、食べられた事を褒めまくり、子供に自信をつけさせて、少しずつ切り方を大きくしていくらしいのです。

実は私もやられました、コレ。確かハンバーグにシイタケの微塵切りを仕込まれまして、知らないうちは平気で食べていたんですが、バラされて以降は二倍も注意するようになり、以降は絶対に食べなくなってしまったそうです、逆効果。この原因は明白で、褒め方に失敗したんですね。自信をつけさせるためには、種明かしをして褒める事が絶対に必要なのですが、ここでしくじって、子供のプライドを傷つけてしまった。“食べられる”という自信ではなく、“騙された”という悔しさを起こさせてしまった点で、親の褒め方失敗だったと言えましょう。

番組でも、当然試食後に種明かしをしていました。子供たちの表情は千差万別。食べられた事を素直に喜んでいる顔もありましたが、騙されたことに怒り気味の顔も…。この方法は、実は諸刃の剣なんですよね。まぁ、食材は無数にあるので、一種類や二種類食べられなくても、何にも困らない気がします。さすがにアレもコレもダメとなると、大人になった時にちょっと恥ずかしい思いをすることになるかもしれませんが。

07/08/15(Wed)

羽田空港への乗り換えに使うのは、日頃あまり近寄らないJR品川駅。数ヶ月前、この駅にバイキング形式の珍しい立ち食い蕎麦屋があると聞き、行ってみようと思っていました。値段は390円。素蕎麦orウドンに生卵or茹で卵がのった状態で出てきて、そこにカウンターの上に並んだトッピングを自由にほどこす事が出来るのです。正直これはかなり楽しい。葱・ワカメ・天カスといった一般的なものから、ゴボウのフライ・サンマのフライといったちょっと珍しいものまで、全部で10種類くらい。いつもは満席らしいのですが、私が行ったのは飛行機の出発時間の都合で昼のピークを外していたために、すぐに食べられました。

しかし、楽しいことは楽しかったのですが、もう一回は行かないでしょうね〜。理由1:汁が黒い。真っ黒ではないのですが、やっぱりかなり黒い。久しぶりに食べて思い出したのですが、西出身の私には、あの黒い汁は生理的に受け付けない部分があります。理由2:やっぱり割高。かなりの分量があって390円というのは安いというのは頭では分かっているのですが、この麺を自分で打ったら15円だよな〜。汁は5円。かなり豪華にトッピングしても、100円は絶対行かないね。おまけに麺自体の味は3倍増し。と思ってしまう、日頃の悲しい性。理由3:そして味。最近の立ち食い蕎麦は、ひところに比べると味の面でもかなり頑張っていると聞いて、内心ちょっと期待していたのですが、私にとっては、どう考えてもバリバリ立ち食い蕎麦屋の味でした。まぁ、あの営業スタイルで極上の麺を提供するというのは、現実問題として難しいのかもしれません。店によってもかなり違うでしょうし。

というわけで、またしばらく立ち食い蕎麦屋とは縁のない生活になりそうです。あの風情・たたずまいは結構好きなんですけどね。

07/08/14(Tue)

やや昨日の続き。物欲がサッパリ沸かなくなったのは、それなりに歳をとってきたからかなとも思います。20代の頃は、オシャレな服があると予算の許す限りで最大限買っていたし、美味しい店があると聞けば遠くても出かけたし、雑貨も好きで結構買いましたね。でも、服は私服に関しては清潔に洗濯してあるものが何セットかあれば、それで事足ります。食べ物は、大概自分で作ってしまった方がずっと安上がりで美味しい。ほとんど聞いたこともない様な珍奇な料理にも、あんまり興味をそそられなくなりました。やっぱベースはご飯と味噌汁でしょ。雑貨もシーズンごとに部屋を模様替えする程度は持ってますから、もうこれ以上は…。

日本全体のトレンドとしても、こういう風潮はある気がします。目新しいものをいくら煽ってみても、大体の日本の家はもう既にモノで一杯。モノを買うというのはそれ自体が楽しい行為ですから、無駄遣いというのがなくなる事はありませんが、買い物の絶対量は減るでしょう。でも、皆がお金を使ってくれないとマズイ立場の人が多いから、あの手この手で財布の紐を緩めようとするわけです。電子マネーがスマートとか宣伝してますけど、使わせる側はスマートだからオススメしてるわけじゃないです。まぁ、騙される方も悪いんですけど。

江戸時代の庶民は、大八車ひとつで引越しが出来たそうです。現代社会でそこまでやると、ビンボすぎて悲しいですが、うちは今でも赤帽一台で楽々引越しできるくらいしか荷物を持ってません。でも、それでもちょっと多いかなと思ってるくらい。モノは結局、豊かに暮らすための手段に過ぎませんから。

07/08/13(Mon)

思い返すとここ半年ほど、本と消耗品(食料・洗剤など)以外に、ほとんど物を買っていないことに気がつき、たまには何かドカ〜ンと買ってもいいんじゃないかと思い立ち、数万円を財布に入れてお出かけしました。お盆休みだし、一応。数万円なんて大したことないじゃないかと思うかもしれませんが、私の財布の中は通常500〜1,000円(500円を切ると、1,000円補充するルール)。数万円を無目的に持ち歩くなんて、かなり異例です。

今日はいつもより基準を緩くして、買いたきゃ買えばいいんじゃないの?というスタンスであちこち見て回りました。料理道具・衣料品・時計・パソコン関係などなど、趣味丸出し。ところが、悲しいかな買えないんですよ。染み付いた習慣というのは、そう簡単には変えられないなと実感しました。例えば、リネンのバスタオルが欲しいなとちょっと思ってたんです。1万円台前半くらいかなと思っていたら、安いところでは7千円くらい。全然予算内で買えるんです。でも、いざ商品を手にとると、“今使ってるヤツ、まだしばらく使えそうなのに、その存在理由はまだ完遂されていないのに、クビ?”とか、“ストックにあと二枚コットンのがあったよな〜。リネンのは一生ものらしいから、この二枚は未使用の状態でクビ?”とか、そういう事が頭をよぎり、買えないんです。

腕時計も実は結構好きで、貯金を下ろせば買えそうな、いい感じのものも何点か見つけたんです。でも、現行で三本使ってて、それは十本以上の中から最終的に生き残った三本で、どれも愛用中。買ってしまおうかと手にとるたびに“冷静に考えると、四本目はさすがに要らんよな〜。”と思ってしまい、最後の一歩が踏み切れません。

パソコンのパッケージソフト。使っているヤツで、随分バージョンが古くなってしまったものがあります。さすがにアップグレードするか?とも思うのですが、新しもの好き好奇心と、今のバージョンでも特に困ってないし&環境が安定してるのにリスクを冒す必要はないんじゃね?という意見が戦って、後者が圧勝してしまいます。

半日さ迷い歩いた結果、買ったのはストックの切れていた醤油900ml(630円)のみ。帰りの道すがら、今日は一体何だったんだろうと思いつつ、貧乏性は治らないねと実感した一日でした。

07/08/12(Sun)

先週末は所用があって部屋掃除をサボってしまったので、今日のは大漁が期待できそうです。うちの掃除道具は昔ながらの箒と雑巾。大手家電店に行けば、掃除機が格安で手に入るご時世ですが、あんまりその気はありません。所詮一人暮らしの1Kですから、箒&雑巾でも半時間あれば作業完了してしまいますし、なにより成果が目に見えるところが気に入っています。箒は集めた埃の量が一見して分かりますし、雑巾はその黒くなり具合でその日の成果が一目瞭然。掃除機も、開ければそりゃ分かりますが、一種のブラックボックスですから。

雑巾の水も、一応有効利用を心がけてます。前日の夜、主に台所で使う布巾などを放り込み、一般の洗濯洗剤で一晩浸け置き洗い。洗濯機は掃除作業中に回して、残った浸け置き洗い液を少し薄めたもので、雑巾がけをします。洗剤が残っているので、雑巾をすすぐ時に汚れがよく落ちてナイス。最後、真っ黒になった浸け置き洗い液を見ると、何となく充実感を感じてしまいます。

うちでは今の季節、スリッパを一切使わず裸足で部屋の中を歩き回っているので、足の裏から出る汗・脂で、床や畳の汚れは冬に比べてやや激しくなり、その分収穫も大。そんなベタベタになる様な足ではないのですが、台所のフローリングは結構違います。汗・脂そのものというよりは、それが埃を吸着してしまうみたい。その辺も一括して、収穫の楽しみとなるのですが。掃除は確かに面倒臭いです。でも、やるとスッキリするし、こういう風に成果が目に見えれば、ハードルは結構低くなります。割と楽しいですよ、掃除。

07/08/11(Sat)

週明けの火曜日から帰省するので、毎年恒例の冷蔵庫カウントダウン期間に突入しています。自宅でご飯を食べるのは月曜日の夕食まで。帰省から戻ってくるまで置いておいても平気な食材、例えば粉類などを除き、常備菜・生鮮食料品などを、その月曜日の夕食でピッタリ食べ切るという期間です。常日頃から、かなり計算高く食材のやりくりをしている私ですが、この期間は更に高度なやりくりが要求されます。新規に何か作る場合も、あと何食で食べるかをキチンと計算の上で作製。これが、結構面白いのです。

というわけで、今日は粉吹きイモ。たしか、小学校の調理実習で作った事のあるこの料理、料理というもおこがましいほど簡単です。ジャガイモを一口大に切り、ヒタヒタのお湯で串が通るまで茹でたら、水を切って同じ鍋でしばらく乾煎りするだけ。味付けは塩胡椒です。何で今更粉吹きイモかという気がしなくもないですが、ここのところお中元等でハム類がかなり手に入ってまして、これらによくあうのです。また、こっちの理由の方が大きいのですが、使う食品の数の少ない料理は、出来上がり量の計算がしやすいというのがあります。野菜を4種類も5種類も使うと、素材の段階では、何食で食べきれるかがよく分からなくなってしまうのです。

というわけで、これから数日の食事の軸は、ご飯・味噌汁・ハム(ベーコン)・芋に煮物が数種類。うちにしてみたら、戦時中かというくらいの貧相さですが、まぁたまにはこういうのも良いではないですか。

07/08/10(Fri)

暑くて食欲がなくなってきた時にどうするかには、大きく分けて二種類、サッパリしたものを食べるか(回避)、コッテリしたものを食べるか(攻撃)があります。私はどっちかというと後者。サッパリ系は、その時はいいんですが、後になって夏バテを後押しするケースが多く、あんまり賢くないと思っているのです。というわけで、今日は激辛カレー。家に帰り着いてから決めたので、材料はその辺のかき集めです。

野菜ボックスの中から、ジャガイモと玉葱。これらは酷暑常温の部屋でもそれなりにもつので、重宝しています。冷蔵庫の中からは、お中元で貰ったボンレスハム。スモーク液の臭いが強過ぎて、単純に火で炙って食べるのは辛いのですが、カレー粉とあわせれば何とかなるんじゃないかという目算。これらを油をひいた片手鍋で軽く炒めて塩胡椒。完成時の量を計算しながら水を注ぎ、弱火で煮ておきます。

もう一方の火口にフライパンをのせ、油多目の弱火点火。小麦粉を大匙二杯ほど放り込み、木ベラでゆっくりと狐色になるまで炒めます。色が決まったら、火を止めてカレー粉小匙一杯を投入。ザックリと混ぜてルウの完成です。片手鍋の方から煮汁を少し移し、溶かしてから片手鍋の方へ。最後に塩で味を調え、鷹の爪で辛さをプラスして完成。今回は夏の暑さ対策ということで、激辛仕様にしました。

ご飯一合を大きな木皿に平らによそい、端の方にルーをダーッと流し込みます。その上から乾燥パセリを振りかけて完成。何時間もかけて作るカレーも美味いですが、こうやって15分で作るカレーも、そんなに悪くありません。味に深みが無いといえばそうとも言えるんですけど、逆に素材のフレッシュな風味が生かせるし、何より思いついてすぐ作れるのが良い。その食事で食べ切るので、後々のスケジュールにも影響しませんし。夏の暑い間に、あと一回くらいは作る予定。そうそう、ハムですが、やっぱり臭さは消えませんでした。スモーク液の力は相当なものですね。

07/08/09(Thu)

知り合いから貰った白玉粉(約1kg)が、台所の隅で邪魔臭くなってきたので、ここのところ毎晩デザートは白玉団子です。やたら暑い日が続くので、その意味でもちょうど良し。何でもそうですが、同じものを連続して作っていると、コツを早くつかめる気がします。また、今はネットで簡単に検索をかけられるので楽。

そして知ったコツは、水を注いでからとにかく練りまくること。耳たぶくらいの固さに練るというのは、割とよく知られていますが、それプラス練りまくることで、口に入れた時の食感が滑らかになります。丸め方は、親指の爪くらいの大きさで丸め、最後に指の腹でちょっと潰すのがベスト。ちょうど、電子顕微鏡の赤血球画像みたいな感じにします。これを沸騰したお湯に放り込み、浮いてきたら茹であがり。水に放して粗熱をとり、冷凍庫で数分、凍らないようにキンキンに冷したものに、蜂蜜をかけて食べるのが、風呂あがりのベストチョイス。

ただ、せっかくコツをつかんだのですが、この粉が切れたあと自分で買うかというと、かなり微妙。ネットで調べてみると、300g525円と小麦粉などに比べるとかなりお高いんですよね。切らさず常備しておきたいほどの味かというと、そうでもない。小麦粉と同様1kg100円なら、常備してもいいんですけどね。まぁ、何事も経験ということで、白玉粉あと二回分。

07/08/08(Wed)

あまりの暑さに、何もやる気がなくなり、夕食作りを諦めてたまに行く洋食屋さんに足を向けました。かなり古くからある店で、行くのは年に1〜2回。面倒臭くなって、何にもしたくなる時はあるもので、そういう時に義務感から無理に料理をすると嫌になってしまうので、アッサリ外食に回ることにしています。まぁ、最近はあんまりありませんけど。

前回から半年振りくらいの訪問だったのですが、あ〜あ、無くなって普通の民家になってしまっていました。移転したのならそれらしい看板があるはずなのですが、それも無し。どうやら店を畳んでしまったようです。帰ってネットで調べると、やっぱり閉店。40年以上営業していたようで、残念なことです。正直すごく美味しい店ではなかったけれど、たま〜に食べたくなる味を出してたんですよね。割と流行ってたんですけど、店主が高齢だったから、それが原因かも。

その店のすぐ近くには、以前老夫婦が二人でやっている美味しい定食屋があって、こっちにはよく通ったんですが、跡継ぎのいない老夫婦というのがネックになり、こちらも数年前に閉店してしまいました。逆に、新しくできる店は、コンビニかチェーン店の飲み屋ばかり。なんだか街がどんどん均一化していくようで、少し寂しいです。外食産業は美味しいのが一番なんですけど、どっちかというと個人商店に頑張って欲しいですね。

07/08/07(Tue)

先週末、新聞で“クーラーなしで夏を乗り切る方法”というのを特集してまして、これはっ!と思って読んだのですが、ほとんど実行済みでした。人間、考える事は大体一緒ですね。毎年夏になると、大概の新聞・雑誌でこういう特集が繰り返されるので、もはやネタ切れなのかもしれませんが。

そのなかでも、私が特に有効と思うのが、窓際の扇風機とアイスノンの利用。部屋に風の通り道を確保してから、窓を背にして扇風機を最大でオン。日中、密閉状態で放置した部屋は、屋外よりも遥かに高温になっていますので、こうやって外気を送り込むことで、数度室温を下げることが出来ます。たかが数度・されど数度。体感温度上の数度は非常に大きく、例えば32度で死にそうな部屋でも、29度になると案外平気になってしまいます。

そしてアイスノン。当てていて有効な場所は、太い血管が皮膚近くを流れている、首・脇の下・足の付け根だそうですが、就寝中ならともかく、起きて動いている時に使えるのは、実質首に限られます。日本手拭に小さめのアイスノンを巻き込み、出ない様に結び目を作ったら、アイスノン部分がうなじに当たるように首に巻きつけます。うちでは今年からの採用なのですが、コレがかなり効きます。ただ、あまり大きなアイスノンはつかえないので、有効時間はせいぜい1〜1.5時間。ローテーションを組むには、一人あたま4〜5個のアイスノンが必要になります。まぁ、今時どこでももらえるので、大して困りませんが。

そしてうちの最強兵器が、アイスノン枕。枕に巻き込めるような巨大アイスノン(さすがに貰えませんので、買います)を使った枕で、朝までひんやり。コレを使えば、たとえ室温35度であっても、平気で快眠できてしまいます。昔はアイスノンなんて物はなく、もっぱら凍りだったわけですが、氷なら同じ分量使っても一時間ともたない筈。文明万歳ですね。

07/08/06(Mon)

旬のものを、重なってもらってしまう事が良くあります。皆考える事は大体一緒。旬のものはあちこちに溢れていますので、うちで食べきれないからあの人にあげようというものが重なってしまうのは、ある意味当然。ということで、この先一週間茗荷ご飯確定の我が家に、更に十日分の茗荷がやってきました。しかし、そんな先までとっておいたら、たとえ冷蔵庫に入れておいても傷むのは確実。運良く食べられても、香りがとんで味半減になっているに決まっています。こういう時は、味噌漬け。

茗荷全体に塩を振り、半時間ほど放置します。その後水を切り、味醂で少し延ばした味噌を全体に擦り付けて完成。目安三日目くらいから食べられます。一個を四つくらいに切れば、いいご飯の友。冷蔵庫に入れておけば、10日やそこらは楽にもつので、時間を稼ぐという意味でも最適です。日本酒の肴としても優秀かもしれません。

味噌漬けもそうですが、塩蔵とか干物とかも、こういう利用方法が一番源流に近いものだと思います。冷蔵技術がほとんど存在していなかった時代、ビニールハウスなんかもありませんから、とれる食品は旬の時期に集中します。その時期だけでは食べ切れませんし、食料が乏しい次期のことも考えなきゃいけませんから、こういう旧来の保存方法が発達してきたのでしょう。それに、単に保存するだけではなく、旨味が増したり、違う風味が出てきたりするのもポイント。せっかくの技術ですから、古臭いといわずに有効に利用するのが賢いってものです。

07/08/05(Sun)

ガソリンが高いですね。毎日ガソリンスタンドの脇を通るので、嫌でもガソリン価格の看板が目に入ります。レギュラーで145円、ハイオクだと更にプラス10円。しかし、車を持たない私は、いわば火事場の野次馬と一緒。“お〜っ、また上がってる。どこまでいくかね〜。”位の気楽さ一杯。車やバイクに乗る人からすれば、殺意が沸いてしかるべき態度だと思います。でも、ガソリンってそこまで高いですかね。

完全ペーパードライバーの私は、普通車で一回の給油にどれだけのガソリンが入るかすら分かりませんが、実家の母の軽で20リットル、父の普通車でその倍くらいだったような気がします。10円値上がりしたとして、一回の給油あたり前者で200円、後者で400円の負担増。単純比較は出来ませんが、車検とか保険の負担の方がよっぽど大きいじゃないかというのが、私の正直な感想です。

大体、コンビニで買う(私は買わないけど)500mlの水が150円。ガソリンが1リットル145円。水は高いと思うけど、水よりも明らかに付加価値が高いように思われるガソリンが、その半額とはこれいかに。でも、先日FMを聞いていたら、世界的に見ても日本のガソリンは高い方なのだそうです。トップテンには入ってましたが、トップはイギリスの190円。イギリスの最近の物価高はすごいらしいですからね。ちなみに、産油国であるイランではなんと10円(桁、これであってます)。ということは、誰がマージンで儲けてるのかという話ですよ。石油元売と大日本国に決まってるんですけどね。

07/08/04(Sat)

茗荷を10本ほど貰ったので、今日は茗荷ご飯です。小さい頃は、茗荷に特徴的なあの爽やかな香りが大嫌いで、全て避けて食べていましたから、えらい変化。特にキッカケは思い出せないのですが、大人になるってこういう事でしょう。作り方は超簡単。

茗荷は荒微塵に刻みます。この辺は完全に好みなのですが、刻みすぎると歯触りがなくなって、つまらなくなってしまう気がするので、あくまで荒く。冷蔵庫にストックしてあった大葉を五枚ほどとりだし、葉巻のようにクルッと巻いて、端から千切り。鰹節は少し多めに削ります。この三つを手でザックリ混ぜ合わせ、醤油を回しかけ、酢もほんの少し。丼に7部位ごく軽めにご飯をよそい、そこに混ぜ合わせた茗荷&大葉&鰹節をドサッとのせます。あとは箸で混ぜながら食べるだけ。何せ茗荷と大葉ですから、爽やかさは言うことなし。多少食欲が落ちていようが問題なく、一合のご飯をあっという間に片付ける事が出来ます。

この料理は結構応用が利きまして、胡麻・梅干し・玉葱・葱などで、かなり広いバリエーションを楽しむことも出来ます。ただし、鰹節と醤油は絶対に欠かせませんが。貰った茗荷は10本。この先一週間は茗荷週間です。

07/08/03(Fri)

クレンザー(研磨剤)が切れたので、帰りにドラッグストアに寄りました。クレンザーは、週に一度程度コンロ周りの焦げつきを落とすのに絶対必要な品なのですが、そんなにたくさん使うわけではないので、ほとんど減りません。今回切れたやつも、買ったのは既に思い出せないほど昔。でも、洗剤などで代用できるかというと、それは無理。クレンザーでないと落とせない汚れってのが、結構あるんです。

このクレンザー、大別して液状と粉末の二種類あります。粉末は、使う際にある程度の水と混ぜて使わなきゃいけないので、手間が省けるのは液状の方。でも、値段は粉末の方が全然安いです。液状の方が150g入りで160〜170円くらいが相場なのに対し、粉末の方は400g入りで100円くらいが相場。重量単価にすると、粉末の方が約4倍ほどお得ということになります。

では、問答無用に粉末かというと、そうでもありません。粉末の方は、使っている内に振り出し口付近に水分を吸った粉が固着し、見た目汚くなってくるんです。それに、400gも買ってしまうと、使いきるのに数年は楽にかかりますから、その間にケースもかなりボロくなって、美しくありません。その辺を考慮に入れた上で、どっちを選ぶかといわれると、やっぱり安い粉末を選んでしまう私。多少面倒ですが、要らなくなったタッパーに移してしまって問題解決です。

値段ってのは、実に上手くつけられてまして、ほとんどの商品が、安いのを買って自分で手間をかけるか、高いのを買って手間要らずかのどちらかです。快適に暮らすためには、あらゆる場所で結構な手間が必要になり、それはサービスとして買おうとすると結構高価なものなのです。ちっぽけなクレンザーひとつとっても、それは良く分かりますね。

07/08/02(Thu)

丸ごと一個のカボチャを使い切るのは、結構大変で、全部煮物にしても良いんですけど、それではさすがに飽きてしまいます。網で焼いたり、味噌汁に入れたりと色々変化をつけるのですが、今回は炊き込みご飯。一口大よりやや小さめに切ったカボチャをご飯と一緒に炊き込むだけ。カボチャの甘味があるので、特に調味料は使いません。サックリとご飯を混ぜると、カボチャのオレンジ色が全体に散って、彩りもなかなかキレイです。

サツマイモと並んで、カボチャご飯は戦時中の米不足を補うためによく作られたようです。カサを増やすって事ですね。そのために、高齢の人には戦時中を思い起こさせるということで、評判が悪いようですが、そういう先入観なしに食べてみると、これが結構美味い。毎食食べたいという味ではありませんが、サツマイモ・カボチャの甘味がご飯にマッチして、たまに気分を変えたいなという時には、結構いけます。

他に救飢食の代表として、大根飯や水団があげられますが、これらも同様。戦時中ならいざ知らず、現代の豊富な食事上の下でこれらを作ると、結構美味いものが出来てしまうのです。水団なんて、贅沢に具を入れて作ると、すぐご馳走になってしまいますしね。少なくとも私の生きている間は、戦争が来ませんようにと勝手な希望を抱きつつ八月です。

07/08/01(Wed)

うちの部屋の片隅には、根菜類を中心とした、常温で長期保存できる野菜を放り込んでおく箱があります。傷みの早い葉物は、冷蔵庫に入れておいてもすぐにダメになってしまうので、最優先で処理しますが、こっちは割とのんびり油断して、いつの間にかたまってしまいがち。今回は、その中からジャガイモを処理することしました。

ジャガイモは本当に保存性が良くて、風通しを確保して光に当てさえしなければ、かなり長期間保存できるので、重宝します。ジャガイモの定番といえば、肉じゃが。ですが、うちではあんまり作りません。豚バラを買ってくると、それだけでは使い切れないので、他にもメニューを考えなきゃいけないのですが、それが面倒で。というわけで今回も、煮干と昆布でアッサリ甘めに煮てみました。

気をつける事は特にありません。味醂と砂糖で少し甘めに仕上げること、煮汁はヒタヒタちょっと足りないくらいのかなり少なめに押さえること、7割がた火が通ったらコンロから下ろして余熱で調理すること。例によって例の如く、皮は剥かずに面取りもしないので、すぐに煮崩れてしまうのでその対策と、自然冷却の過程で味をしみこませるので、こっちの方が理屈にあっているのです。

確かに、豚バラの脂がしみこんだジャガイモは逸品ではありますが、あっさり和風ダシで煮たジャガイモもなかなかのものです。ご飯によくあうのですよ、コレが。

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