2014年11月

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14/11/30(Sun)

本日の一品は赤魚のムニエル。うちの近所のスーパーでは、20cm強の冷凍赤魚片身が常に98円なのでコレを利用します。半日ほどその辺に放置して常温解凍したら、皮側の背骨と平行方向に2本浅い切れ込みを入れます(焼いた時に皮が丸まって全体がカールするのを防ぐため)。塩胡椒してから薄く小麦粉をはたき、フライパンにオリーブオイル多目で両面焼けば完成。火の通しすぎは厳禁。薄いので思ったよりも早く火が通ります。

うちは全体的に味覚が子供っぽいので、ソースはマヨネーズとケチャップを1:1で混ぜ合わせた所謂オーロラソースというヤツ。私はオリーブオイルの香りだけで十分なので、塩を少し追加で振るだけですが。この赤魚、元々はちゃんこ鍋的に使われていたんですけど、私はコレが全く好きじゃありません。市販のちゃんこ鍋の素は甘ったるいし、火が通り過ぎた赤魚は他の具材に押されて煮崩れしたうえにパサパサ。冷蔵庫の棚に並ぶ○○の素コレクション、全部捨ててやろうかという発作が時々私を襲います。それに比べりゃ、火を通しすぎない焼くだけムニエルの方が、ずっと赤魚のポテンシャルを活かしていると思うんですけどね。

14/11/29(Sat)

本日の一品は鶏手羽の煮込み。鶏手羽、うちの母親が絶対に使わない食材の一つです。形が気持ち悪い&皮のブツブツが気持ち悪いのだそうで、私とは全然違います。鶏手羽(手羽元)って時々暴力的に安くなる時があって、昔からそんな時を狙ってよく作ったものです。東京では業務用スーパーで大量買いしてましたが、こっちではかなり遠くまで行かないと無いので、頑張ってもせいぜいグラム70円がいいところ。グラム48円とか普通に買えたんですけどね…。

鶏手羽は醤油・酒・砂糖・塩あたりでかなり濃い目・少なめに作った煮汁で煮立てるようにして火を通します。キッチンペーパーを丸く切った落し蓋をすれば、かなり煮汁が少なくても吹き上がってきた泡で火が通るので、コレを利用します。香り付けは生姜が無難なんですが、今回はちょっと尖った味を出したくて八角を少々。一晩置いて味を染み込ませたら、皮を剥いて乱切りにした大根投入、水を足して煮汁の味を丁度いい具合にしたら再点火。大根が柔らかくなったら火を落として一晩放置して完成。材料は本当に大した物を使っていないのですが、鶏の旨味を大根が吸って最高なのです。ちなみにポイントは、大根投入前と後で煮汁の濃度を変える事、各工程で一旦冷ます事により味をキッチリ染み込ませる事の2点。時間はかかりますけど、手軽で美味しいのです。

14/11/28(Fri)

今日の朝食:ガトーショコラ1切れ・干し柿1個・ミカン2個・紅茶、以上。昼と夜は普通に食事を摂るんですが、昼はご飯抜きのおかずだけ。おやつは1日にミカンを2〜3個。1週間ほどこんな感じで続けてみたら、週に1kg位のペースで体重が減っているので、丁度良いのではないかと続行中。55kg切る位になったら、少し食事量を増やしてガリガリにはならない方向で調整すればと。何より、以前はいていた29インチのデニムがはけないのが痛いのです。買い直すとお金かかるし、何よりまだまだ現役のデニムが無用の長物になるのは勿体なさ過ぎますから。

ちなみに、食事とあわせて運動も(この運動嫌いでは定評のある私が)僅かにやっています。唐突ですが、私が使っているパソコンは本当にポンコツで、起動スイッチを押してから立ち上がってアプリを操作できるようになるまで実測で7分かかります(ちなみに中古で買った2005年モデル・当然XP)。この間に腕立て伏せ・腹筋を各30回です。1日に4〜5回はシャットダウン・立ち上げしますんで、1日の運動量としてはまぁいい感じ。先日風呂場の鏡で横からの姿を目撃して、激しい危機感を持ったもので。コレが中年太りというヤツかと…。

14/11/27(Thu)

干し柿のブランデーケーキに続く、デザートを作ってみよう第2弾。私は全く手を出しませんが、オヤツ用の菓子類を突っ込んである缶(通称お楽しみBOX)の底の方に、手を出されないまま半年ほど放置されているチョコレートがあります。妹の家に義実家から送ってきた物の、甥姪の虫歯を恐れた妹がうちへ転送してきてそのままになっている物。meijiの個別包装されたミルクチョコが3箱。いいかげん邪魔で何とかしたいというので、ガトーショコラに加工してみました。

詳しい作り方はクックパッド先生などを見てもらうとして大まかな筋としては、1.チョコ&無塩バターを湯煎で溶かす。2.卵黄・生クリーム・小麦粉投入してよく混ぜる。3.砂糖入りのメレンゲを作り、2と混ぜて型へ。4.焼く。とまぁそんな感じ。今回は前回の経験もあってちょっと手際が良くなったので1〜3に20分、焼きに30分といったところでしょうか。前回と違って一晩冷蔵庫で冷やせば食べられるのが嬉しい。で、結果ですがまぁ及第点でしょう。ほんの少しチョコが固体に戻って小豆のような点々が出来てしまいましたが、味は上々。これならラッピングすればバレンタインに使えます(使いませんが…)。

まだ2回しか作っていないのに舐めた発言ですが、製菓は料理より手軽な気がします。製菓はキッチリ決められたやる事を完全にこなせばキチンと出来ます。その行間に、レシピには書いていない暗黙の了解というかコツみたいなもの(素早く湯煎をして材料を混ぜるための手の動かし方とか…)さえ手に入れれば、毎回材料が違う料理よりは簡単に完成度を高められそうな気が…。少なくとも私は今後ガトーショコラを買う気はなくなりました。

14/11/26(Wed)

体重が順調に増加中。若い頃(今でも若いとは思いたいですが…)はいくら食べても太らないのをいいことに、好きな物を好きなだけ食べいたんですが、中年になると基礎代謝が落ちて食べた分だけ太るというのはどうやら真実のようです。これが所謂中年太りというヤツですね。ちなみにBMIは21なので、まだまだ余裕はあるんですけど、毎日の体重計の数字は確実に駄目なベクトルを示しているので、この辺で食生活を抜本的に改革する必要があります。

というわけで、ご飯を減らします。具体的には昼・夜2食だったのをどっちか1食にして、その1食はおかずだけという体制です。更に、消費優先で今までは1日3個ノルマだった干し柿を1日1個に。買い置きのお菓子には手を出しませんが、先日のブランデーケーキのように自分でわざわざ作ればまぁ良いでしょうという事に。この体制を始めて10日ほどですが体重増加は止まり、僅かながら減少傾向に移りました。確かにお腹は減るんですが、耐えられないほどでもなし、むしろ空腹が調味料になってご飯が美味しくなっているので、マイナスばかりでもないのでこのまましばらく続けてみようと思います。

14/11/25(Tue)

私が愛するデイリーポータルZで、電子レンジで手軽に美味しい焼き芋を作る方法が紹介されてまして、丁度サツマイモもあるので試してみました。方法は簡単。サツマイモを新聞紙で包んでレンジの中でひっくり返した茶碗の上に乗せます(四方から満遍なく電磁波を当てるため)。温めモード(600Wとか)で1〜2分、解凍モード(300Wとか)で8〜15分で完成。要は、強火→弱火の二段階で攻めるのがコツみたいです。サイトではオーブンで一時間かけてゆっくり焼いたものと遜色ない味わいと謳われていたのですが…。

実際やってみて…。そんなに美味しくありません。確かに、従来の電子レンジで作るダメダメ焼き芋よりはずっと上だと思います。解凍モード15分でゆっくり火を通すためでしょう。しかし、本格石焼芋の黄色いホクホクしたあの味わいを知っていると、全然届いていないと言わざるをえないでしょう。やっぱり美味しい物を食べたければ手を抜くなって事ですね。ちなみに、焼き芋って本当に損をしている食べ物だと思います。真面目に作ろうと思ったら、手間はともかく最低一時間はかかるのに、他のお菓子と比べると何だか一段低く見られている感じ。本気で作ったホクホク焼き芋って、相当凄いと思うんですけどね。

14/11/24(Mon)

焼いてから10日間寝かせろという無茶なレシピのブランデーケーキの熟成期間がやっと終わりまして、待ちかねた試食をしてみました。結果:微妙。いえ、失敗というわけではないのです。流石に10日間寝かせただけあって、ブランデーの生地への馴染みっぷりは相当なもの。私が今まで食べたブランデーケーキの中でもトップクラスの美味しさだと太鼓判を押せる出来です。問題は干し柿の方。

切り口には確かに大量の干し柿が見えます。焼いている最中に溶けてなくなったりはしていません。ですが、何でしょうこの存在感の無さは。干し柿ってどっちかというとハッキリした味の食材だと思うのです。小指の先くらいを目隠しして食べても、確実に干し柿と当てる自信があります。ですが、ブランデーケーキに入れると全く存在感がなくなるのです。歯応えすら周囲のパウンド生地に紛れてよく分からない事になっているくらい。したがって今回のブランデーケーキは、ブランデーケーキとしては大成功だが、干し柿のブランデーケーキとしては失敗という結果になりました。具としては干し柿は不適って事ですね。そこで、こんな事もあろうかと、現在あり余るリンゴで干しリンゴを作成中。あと4〜5日でアレが干しあがったら、次は干しリンゴで挑戦してみようと画策中です(大人しく安全牌の干しブドウ買って来いよという囁きを無視しつつ)。

14/11/23(Sun)

今日の一品は大根の皮の炒め物。おでんの具にするために大根の皮を剥いて厚切りにしたのですが、当然皮は余ります。その皮を使って一品。本当は皮だけで作りたかったのですが、どうも足りないっぽかったので、本体も5cmほど追加。こちらはマッチ棒くらいの太め千六本に切っておきます。皮の方はこの長さにあわせてカット。

豚肉はダシの位置付けなのでほんの少し(30g位?)。塩胡椒をまぶして下味をつけておきます。胡麻油で豚肉→大根の順に炒め、味付けは塩と香りづけの為にほんの少々の醤油のみ。最後に七味をふって完成です。ほとんど酒の肴の様な一品ですが、当然ご飯にも良くあいます。畑があると大根なんかは採っても採ってもキリがないほど採れるので、葉や皮は大胆に捨ててしまいがちですが、東京で暮らした経験から私はどうにもそれが出来ません。生ゴミが少なければ少ないほど達成感を覚えてしまうので。工夫自体が楽しいというのもあるんですけどね。

14/11/22(Sat)

最近毛布の正しい使い方というのがちょっと話題になっているらしいので、試してみました。大多数の日本人は、身体の上に毛布をかけ、その上に掛け布団をかぶっていると思うのですが、正解はこの逆。身体→掛け布団→毛布が暖かく眠るという観点からはベターなのだそうです。実際試してみました。私は中で寝袋に入っているので、少し状況は違うのかもしれませんが、暑過ぎて眠れないくらい暖かくなりました(室温は一桁)。実際に温度計を持ち込んだわけではないのですが、体感温度は確実に従来方法よりも上がっています、コレは凄い。

ただし、私が考えるデメリットが2つ。1.毛布の肌触りを直接感じたいという欲求は全く満たされなくなります。まぁこれは慣れですし、どうせ私は寝袋に入っているので以下略。2.入った瞬間は寒い。掛け布団カバーがダイレクトに肌に触れるので、最初の一瞬だけひやっとします。ただ、これは本当に一瞬だけなので大した問題ではないかも。というわけで、今後はより暖かい寝床を求めて毛布は一番上にかぶせようと思います。ホント、暖かいですよ。

14/11/21(Fri)

とうとう懸案の松・終了。前回この日記で、面倒臭い松が残ってしまったと書いたのが11/7だったので、毎日ちまちまと剪定を続けて2週間かかった計算になります。本当に長かった…。内容はゴヨウマツ小×2・中×1・クロマツ大×1です。ゴヨウマツ小は胸くらいの高さまでで、それぞれ1時間くらいで済んだのですが、ゴヨウマツ中(2m位)に5時間、クロマツ大(4m)に7時間といったところでしょうか。クロマツ大の剪定途中に、そういえば庭の隅にもう一本ゴヨウマツ小があった…と思い出して脱力しましたが、これはまぁ、かかって2時間くらいでしょう。

ちなみにゴヨウマツという名前はあまり一般的でないかもしれませんが、感じにすると五葉松です。黒松や赤松の松葉は2本が1セットになって枝から出ていますが、五葉松は5本が1セットになっています。そのかわり黒松と比べると葉はずっと柔らかく、長さも数cmとずっと短いので、作業中に手に刺さる事もなく、剪定が簡単なのが嬉しい一本。これで残るは、ゴヨウマツ小×1、カシ大×1、アオギリ×1の3本がメイン。背が高過ぎて(5mオーバー)無かったことにしたいクロガネモチ×3はどうしようかな…。

14/11/20(Thu)

おでんが残り少なくなってきたので、追加分作成。追い具は大根・卵・ウインナーの三品でいきます。ウインナーは全然定番じゃないんですが、母親が安売りにつられて買ってきたものの、全然使う機会なく賞味期限を迎えようとしているので、投入してみました。大根は皮を剥いて厚切りしてから下茹で、卵は固茹でとセオリー通りでいきます。煮汁もえぇ感じで減ってきているので、昆布&鰹節だしで適当に追加作成。ちょっと濃いかな?位に作るのがコツだと思います。

何はともあれ、残り少ない前任大根を網杓子でサルベージ。同じ具の煮え具合が違うのは私の美的感覚的に許せないので、この作業は欠かせません。あとは追い具を放り込んで味を染み込ませるのですが、ココで最大のポイント。煮物系の味はコトコト煮る過程で染み込ませるよりも、煮汁が冷める過程でしみ込ませた方が効率が良いです。ついでにガス代もゼロ。従って、追い具をするタイミングは食事の為に鍋を温め、その食事で食べる具を取り出した後がベスト。次の食事の時はまだ若いですが、次の次位にはベストになっている筈です。冬はおでん鍋を常備すると、もうコレだけで安心ですね。

14/11/19(Wed)

朝起きたら何はともあれ顔を洗い、お茶を500ml沸かして魔法瓶に詰め込み、新聞ざっと読んでから仕事に入ります。午後三時ごろにもう一度沸かすのですが、私が飲むお茶は基本的にコレだけ。食事中に私のお茶はありません。食事とお茶って一緒に摂るものなんですかね?ネットで検索すると、食事中にもお茶を飲むvsお茶は食事が終わってからの二つに分かれているようですが、どっちが多数派なんでしょう。後片付けをする側からすると、一緒に摂ってくれるとひと手間省けるんですが、お茶を味わうというスタンスからすると断然食後。まぁ私はどっちでもないので、どっちでもいいんですけど。

ちなみに↑のお茶には全くこだわりがありません。その時中途半端に余っていて早くパッケージを処分したいヤツから優先的に飲んでいきます。一応私専用の茶筒(無地の金属茶筒のリサイクル品)がありまして、その中にその時飲むお茶を待機させてあります。紅茶・緑茶・ほうじ茶、何でもオッケー。個人的には緑茶が好きですし、最近はずっと緑茶ですが、他との差は微々たるものです。こういう習慣が根付くと、ペットボトルのお茶1本150円は高過ぎて買えなくなります。外で級に飲みたくなったときには便利でしょうが、私は基本的に外にもマイ魔法瓶を持ち出すので、お茶を買う事はまずありません。何より自分で淹れた方が美味しい気がしますしね。

14/11/18(Tue)

11月も半ばだというのに、私の部屋にはまだ蚊が出ます。昨夜も羽音で目が覚めて、探しても見つからないので蚊取り線香点火。でも、もう何日も住み着いている個体なので、多分耐性が出来てしまっていると思うのですよね。叩かない限り死にません。でも、用心深い固体なのかなかなか目の前に出てこないという…。本当にいい加減にして欲しいです。そんな状況の一方で、寒がりの両親は既にストーブ・コタツ・エアコンの三点セットに揃って手を出しています。室温が15度だったらまだどれか一つで良いんじゃないかな〜と思うのですが、人間歳をとると堪え性がなくなるのです。おかげで私は居間に長時間滞在できなくなりました。

一方で自室はというと、相変わらずの非電化状態。ただし、フローリングに座布団・座卓でパソコン仕事をしていると下から冷えてくるので、東京時代に開発したアクリル毛布を畳んで座布団代わりにするテクが大活躍です。昼間は遊んでいる毛布を有効活用、なおかつかなり温かいという一粒で二度美味しいテクなのです。更に、腰の後ろに愛用の寝袋をぐるっと巻きつければ、気温一桁後半くらいまでなら特に暖房の必要を感じません。今年の冬も何か一つくらい活気的なテクを開発したいものです。

14/11/17(Mon)

畑ではホウレンソウが出来始めたので、今日はホウレンソウのお浸し&鍋。ホウレンソウのお浸しのコツはただ一つ、根元を捨てない事です。ホウレンソウの甘味・旨味は根元に集中しているといっても言い過ぎではありません。格好を重視するなら捨ててしまいがちですが、味の面から言えばこれは愚策。大きければいくつかに縦割りしてでも食べるべきだと思います。

鍋は定番の豚肉&ホウレンソウ。豚肉はダシなので安いヤツでOK。うちではセール品を買って小分けにして冷凍している物を使います。鍋に解凍豚バラ&昆布を投入。豚に火が通った所でホウレンソウを逐次投入し、ポン酢で食べるだけ。お好みで七味を振りかけても美味しいと思います。ホウレンソウのレシピって意外に無いんです。あとパッと思いつくのは、ベーコンと一緒にバターソテー・お浸しの変種で白和え、位でしょうか。クックパッド辺りで検索すればいくらでも出てきますが、日常的に作るのはコレくらいでも十分かと。

14/11/16(Sun)

先日のブランデーケーキの様に面倒臭い料理で、今後も定期的に作る予定のあるものは、自前のレシピ帳にレシピを書き留めています。レシピ帳といっても大袈裟な物ではなく、ただの小ぶりな汎用のノート。ペンでグリグリと材料の分量・手順を書き込み、自分で納得するまでは作るたびにそれらを微調整していけば、自分なりの味をいつでも出せるようになってお得です。

現状メモというと、携帯やスマホで写真を撮ってしまう方法が主流ですが、それだと画像を探すのが面倒ですし、水に落す・踏む・電池切れなど台所で使うにはこれらには弱点が多過ぎます。その点ノートならもっと気軽に使えますんで。また、レシピをプリントアウトしてノートに切り貼りする方法もあるのですが、ノートが分厚くなって美しくないですし、何よりレイアウトが完成してしまっているので、あとで修正しづらいのです。やっぱりこの分野は手書きが一番。まぁ、携帯もスマホも持っていないからというのが一番の理由なのは否定しませんけど。

14/11/15(Sat)

今年は柿の当たり年で、甘柿はそのまま・渋柿は干し柿にして食べているんですが、全く無くなりません。特に干し柿は多分あと150個位あるので、食べても食べても減らない感じ。無論、冷凍も出来るのですが、冷凍中に霜を吹いて乾燥していくので、美味しく食べられるのはせいぜい数ヶ月。それ以上凍らせると、干乾びて冷凍庫の臭いがついた美味しくない干し柿になります。というわけで、毎日3個をノルマにしているんですが、他の食べ方はないものかと考えたところ、干し柿は言ってみればドライフルーツなんだから、ブランデーケーキとかどうよ、と思いつきました。幸いオーブンレンジは先日の事故で新しいのになってますし、製菓の道具一式は妹のお下がりがありますんで、ほぼ大丈夫。

というわけで、作ってみましたブランデーケーキ。男が製菓に手を出すのは一線超えることだという認識はあるんですけど、今更ですし。それに、ブランデーケーキはそこそこ好きですが、菓子全般甘い物はそんなに好きじゃないので、今後ハマることも無いでしょうから。買い足した器具はブランデーを塗るための刷毛100円で、買い足した材料は無塩バター(現在バターが品薄!)400円を約半分使用、のみ。あとは型から何から全部家にあったので、非常にリーズナブルとなってます。作業時間は30分+焼き時間40分とそんなでもなし。出来上がりの見た目はかなり良い感じなんですが、レシピによると10日間熟成あるので、味は分かりません。ただ、直径21cmのドーナツ状の型で使った干し柿がたった5個というのが計算外でした、ちっとも当初の目的に貢献してません。

以下菓子作りの感想。菓子作りは料理と違ってキッチリ量っていかないと失敗するというのはセオリーなので、キッチリやりました。それが面倒というので製菓には手を出さない人が多いのですが、私は全く苦になりません。ただ、↑で書いたように甘い物に愛着が無いので日常的に作りたいとは思いませんが。道具の中でMVPだったのは断然ハンドミキサー。コレがなかったら作る労力は3倍になり、出来上がり精度は1/3になるでしょう。料理では全く使いませんが、製菓をするなら必須ですね、コレ。

14/11/14(Fri)

今日のメインはカキフライ。私、カキフライにはかなり思い入れがあります。小さい頃から何故か憧れがあって、作ってくれるように親に何度も頼んだのですが、絶対に作ってもらえなかった一品。理由は食中毒が怖いから…って、まぁ子供を心配しての事でしょうけど、生牡蠣ならともかくカキフライはリスク低いと思うんですけどね。そんな私が初めて食べたカキフライは小学校高学年の時、塾の夏期講習で何故かその日は近くのほっ○ほ○亭でお弁当を買ったのです。今でも記憶に残ってます、あのカキフライは本っ当に不味かった。これまた食中毒を恐れてのことでしょう、火の通し過ぎで中はドロドロ、しかも揚げてから時間が経っていてエェ感じで冷めているという…。美味いものよりも不味いものの方が記憶に残りやすい、コレ本当だと思います。

カキフライのコツはただ一つ。火を通しすぎない事、だけです。とにかく高温で短時間に素早く揚げる事。生牡蠣で食べる時は大根おろしで洗った方が良いと思いますが、カキフライの場合は不要でしょう。水気を切り、小麦粉→卵→パン粉の順に衣をつけて揚げるだけ。ソースは手抜きで市販のウスターソースでも十分美味しいのですが、今回は時間があったのでタルタルソースを自作しました。いややっぱり最高ですわ、揚げたてカキフライ。自宅だったら数百円で皿に山盛り食べられるのも嬉しいですね。

14/11/13(Thu)

今年は例年より平均気温が高いからでしょうか、いまだに蚊が出没します。特に自室、毎晩一匹は必ず叩いている感じ。もういいかげんいなくなって欲しいものですが…。ただこの蚊、憎らしい反面凄い奴だと思ってもいるのです。1.軌道が不規則。効率だけ考えたら直線で飛んできてパッととまって血を吸うのが効率的だと思うのですが、奴はそうしません。不規則にフラフラと飛ぶので、結構叩き損ねます。更には叩こうとする手からの回避性能もかなり高し。2.一撃離脱。叩き損ねた場合、奴はその場を離脱して居なくなります。で、しばらく経ってほとぼりが冷めた頃を見計らって再出現。

いやホント、凄いと思いますわ。蚊の脳味噌なんて爪楊枝の先位しかないと思うのですが、その中に↑の行動アルゴリズムから産卵のルーティーンまで全部インプットされてるわけでしょ?最新のマイクロチップだって、同じ事をしようとしてももう少し大きくなるんじゃないでしょうか。何万年かけて進化してきたか知りませんが、自然って凄いと思います。まぁ、そんな尊敬の念を持ちながらも、目の前に現れたら容赦なく叩く点は全く変わらないのですけれども。

14/11/12(Wed)

マグロの切り落としが安かったので買ってきました。両親は刺身で食べるというので、内心“分かってないな〜”と思いつつも1/3を確保。魚はちょっとだけ熱が通った状態が一番美味い、の原則を十二分に活かすためには漬け丼がベストです。刺身は醤油たっぷり&味醂ほんの少しの漬けダレに10分ほど漬け込みます。熱々のご飯(もちろん玄米ご飯)をよそったら、そのうえに漬け込んだ刺身を並べ、漬け汁に使った醤油&味醂も回しかけてしまいます。

真ん中に卵の黄身を落とし、もみ海苔を回しかけ、丼の端に山葵を添えれば完成。誰がどう見てもまぐろ漬け丼です。今回最大のポイントは卵の黄身。コレを加えることで味の深みというかコクがぐっとアップします。少し前までは入れてなかったんですけどね、卵の黄身。先日東京に遊びに行った際に鎌倉まで足を伸ばして、名物の釜揚げシラス丼というのを食べたのです。そこに卵の黄身が使われてまして、意外に美味しかったので即採用。考えてみればまぐろユッケ丼ってこんな感じじゃなかったでしたっけ?ただし、卵を入れるとデメリットも一つ。以前は後半お茶漬けにしていたのですが、このパートは卵無しの方が美味しいと思います。お茶漬けにしてはちょっとくどくなってしまうのですよね。したがって最後まで丼のまま食べることになるのが惜しいといえば惜しいでしょう。

14/11/11(Tue)

自家製大根が採れはじめたので、おでんを切らさない日が始まりました。おでんの長所は何といっても、一旦作っておけば煮返すだけで簡単に食べられるという点。春先までは、味噌汁のようにおでんを食べる日々が続くでしょう。ちなみに具は大根・蒟蒻・厚揚げ・ゆで卵・練り物・昆布、と大体決まっています。個人的には柔らかく煮込んだ牛筋が大好物なんですが、嫌いな人がいるので入れられません。あとメジャーな具といって思いつくのは、ジャガイモ・蛸…、意外に思いつきませんね。

おでんといえば以前はおでんに辛子をつけるのは邪道と信じて疑わなかったのですが、最近ではおでんに辛子って最高じゃないかと宗旨替えしてしまいました。むしろ、辛子なくしておでんは食べられない、位の勢いです。辛子をつけないおでんは気の抜けたビールみたいなものです。おでんに辛子は必須です。

14/11/10(Mon)

干し柿完成。自家製の大量渋柿の用途は干すか晒すかの二択。晒した物の方がジューシーで好きなんですが、いかんせんかさばって保存が効かないので、殆ど干してしまいました。作り方は簡単。皮を剥く→風通しのよい場所に吊るす→時々揉む、以上です。が、この干し柿作りは干している間の気温で出来が決まってしまいます。寒ければ寒いほど良く、更に言えば雨はNG。それが今年は妙に暖かくて、干し柿作りの環境としては最悪だったのですが、何とか毎日チェックして黴が生えないように気をつけた結果、そこそこの物が出来ました。

干し柿って凄く甘いのです。砂糖を一切使っていないのにこの甘さというのは驚異的ですらあります。昔、砂糖がそんなに簡単に手に入らなかった時代に干し柿が珍重されたというのも納得。作った干し柿はすぐに食べられない分は冷凍するのですが、どうしても味が落ちてしまうので、出来れば新鮮な内に食べてしまうのがベターです。というわけで最近の私は干し柿・晒し柿・甘柿と柿三昧の日々。毎日6〜7個食べていますが全然追いつきません。カロリー過多で体重も緩やかに上昇中。柿のためにご飯を減らすなんてアホらしいですが当面は仕方がないのかも…。

14/11/09(Sun)

先日壊れたエアコン、やっと新しいのが付きました。使わない気満々なのでもう要らないと言ってみたのですが、“いつか使うかもしれない”とか“あったら便利”など、私の嫌いな言葉で延々と説得されたので面倒臭くなって同意してしまいました。一番大きな理由は、電力会社へ補償請求する際に手続きが面倒になるから、だと思いますけどね。新しいエアコンですが、消費電力は以前のものの1/3位になっているそうです。でも、パンフレットの数字って信用できないと思っているので、多分そこまで高性能ではないでしょう。どんな理想的な環境で計測したか、分かった物じゃないので。

取り付け完了してから驚いたのがその厚み。以前のものの5割増くらいに分厚く・不恰好になってます。電気屋の兄ちゃんに、こういうのって年代が進むにつれてコンパクトになる物じゃないの?と訊いたら、うちのエアコンは中にフィルターを自動で掃除する機能が組み込まれていて、それがこの無駄な厚みの原因なんだそうです。ちょー可愛くないんですけど。というわけで、兄ちゃんが試運転を終えて帰ったその夜に、本体のコンセントを引っこ抜き、リモコンの電池も抜いて電池ストック箱へ。この辺は年間の最低気温が氷点下行くか行かないか位の土地なので、別にエアコンなんてなくともどうどでもなるのですよね。

14/11/08(Sat)

知り合いから珈琲豆を貰いました。ですが、日常的に家で珈琲を飲む習慣のない私はミルもドリッパーも持っていません。かといって、今後豆を買って挽いて飲むようになる気も無いので、新たに買うのもどうかなという感じ。というわけで、いつものようにある物で何とかしてみることにしました。挽くのはミルサー一択です。いつもはもっぱら胡麻や鰹節を粉砕するのに使っているので、珈琲豆を粉にするなんて朝飯前。問題は抽出の方です。

以前貰った時は、目の細かい茶漉しならネルドリップと似たようなもんだろと思い込み、やってみたんですがこれは歴史に残る大失敗でした。茶漉しの中で珈琲豆から成分が抽出される時間が、茶漉しから珈琲が落ちる時間と比べて短過ぎるのだと思います。薄過ぎて飲めたもんじゃありません。喩えるなら焦げて苦味が出てしまった麦茶。そこで考えたのが水出し珈琲です。1リットルのパイレックス容器に粉にした珈琲豆80gを入れまして、水を満タン注いで冷蔵庫で丸1日放置してから、珈琲滓を茶漉しで取り除けば完成。コレは成功です。普通にアイス珈琲ですし、もちろん温めれば普通にホッと珈琲としても楽しめます。結論:その辺の道具でも工夫すれば美味しい珈琲は淹れられます。

14/11/07(Fri)

庭木の剪定が一通りすんでしまったので、残ったのは面倒臭くて先延ばしにしていた松だけになってしまいました。仕方がないので、松やります。松の剪定はちょー面倒臭いです。検索かけてみるとすぐに分かると思いますが、他の樹の剪定とは根本的に違う作業なので(植木屋のパンフレットでも松は基本的に別料金体系です)。普通剪定というと、生垣をデカい鋏(刈り込み鋏)で直線に切る姿が思い浮かぶと思うのですが、アレが全く使えません。松の場合は小さな剪定ばさみで一枝一枝選びながら根元から切っていかなきゃならないのです。刈り込み鋏で豪快に刈ると、松葉が途中で切れますよね。そうすると、日が経つにつれてそこが茶色くなって非常に美しくないのです。ですので、あくまで一枝一枝ちまちまと。私の体感だと、他の樹の3倍くらい時間がかかります。

まぁ、悪い事ばかりでもなくて、やっているとそれなりには面白いのですけど。あと、自分で松を剪定するようになると、外を歩いている時などに自然と松に目がいくようになります。“あっ、ここの松放置されてる”とか。先日上京した際に六義園に行ったんですが、流石の一言でした。何でもそうですが、ちょっとでも齧っていると物の見方って随分変わるのです。高校時代サッカーをやっていた友人とワールドカップを見る機会があったのですが、正直私には空きスペースがどうだとかピンとこないんですけど、彼にはしっかり見えているようでとても羨ましい思いをしました。半端でも色々齧ってみると日々を楽しむ切り口が増えて良いのかもしれないですね。

14/11/06(Thu)

最近エェ感じで雨が降っているおかげなのか、庭のあちこちにキノコが発生しています。そこで、先日東京で買ってきたキノコ図鑑の出番です。色・カサ・ヒダ・軸の形などから何とか同定しようとするんですが、コレがなかなか難しい。キノコは若いうちと成熟してからでかなり形が変わるうえに、個体差も大きいと言われています。形があまりに特徴的なものなら比較的簡単に判断できますが、普通の形…所謂シメジっぽいやつ…に近いものは、なかなか判断がつきません。ちなみに、コレは間違いないと自信を持って言えるのは、クロラッパダケとナギナタダケでした。画像検索すると分かると思いますが、これは流石に間違えません。

で、名前を知ってどうするかというと、いつものノリで食べるつもりはありません。キノコはあまりにリスキーです。専門家に直接習ったのならともかく、生兵法で手を出すと酷い目にあいそうなので。ただ、生えているキノコを観察し、特徴を調べ、名前を一致させる作業が楽しいだけ。ですので、食べられるか・毒かなんてことはあまり関係ないのです。こういうのを楽しめるってのは、結構いい趣味だと自分では思っているんですけどね。

14/11/05(Wed)

現在室温15度。流石に11月にはいると涼しいを通り越して寒くなってきました。そこで、今シーズンも恒例の寝袋登場。東京でその快適さに気付いて以来、やめられません。使用方法は簡単。普通に布団を敷いて、その中で寝袋に入って寝るだけ。コレが予想以上に暖かくて、2月の一番寒い時期でも電気行火や湯たんぽといった外部熱源が全く不要になります。

理由は多分、体温で暖められた空気が全く外に逃げない点にあると思われます。布団を使うと、それがたとえどんなに高性能な物でも、敷布団と掛け布団に分かれているという構造上、身体を動かすたびに暖められた空気が外に逃げます。また、頭の天辺まで布団をかぶって寝ない限り、首周りからは暖められた空気がだだ漏れです。その点、寝袋は完全な袋構造になっているので空気が逃げる余地がありませんし、頭の天辺までガッチリカバーしていますから、熱効率がとても良いのです。まぁ、見てくれは最悪に悪いんですが、寝ている姿なんて他人に見せるもんじゃないので、結果最優先で無問題なんじゃないでしょうか。

14/11/04(Tue)

玄米炊飯失敗しました。でも、悪いのは私じゃない。うちの圧力鍋、時々調子が悪くて圧力が上手くかからないことがあるのです。水蒸気の抜ける音がいつもと明らかに違うので、あっヤバイ、と分かります。そんな時は決死の覚悟で近付いて、蓋を少しずらすと大体元に戻ります。このまま爆発したら頭蓋骨骨折かな…とか思いながらですけど。で、そういう時は炊く時間がずれるので、大体炊飯は失敗です。食べられないことはないですが、いつもちょっと固くなりますね。そんなちょっと固いご飯を誤魔化す方法は色々ありますが、今回は炒めてオムライスにしてみました。

具はストックの物ばかり。外で食べる時は大体鶏肉が入っていますが、今回は常備のウインナーを小さく切って代用。野菜は玉葱・人参・ピーマンの三種。玉葱は必須だと思いますが、あとはまぁ適当でいいんじゃないでしょうか。多目の油で潰したニンニクを泳がせて香りを出したら、玉葱投入。火が通った頃合を見計らって、残りの具を投入して火を通します。8割方火が通った所でメインのご飯投入。全体をよく馴染ませながら、塩胡椒・ケチャップで味を決めます。大きめの平皿に完成したチキン?ライスをドーム状に盛り、その上に卵一個分の薄焼き卵をかけてから、ケチャップを適当に絞って完成。常備品ばかりで作ったので正確には分かりませんが、原価は間違いなく100円切ってます。

先日東京に行った際に山手線で秋葉原を通過する事がありまして、一瞬メイド喫茶でオムライス食べてみようかなと思ったのですよね。東京に長いこと暮らしましたが、結局一度も行きませんでした。ですが、素のオムライスで1,200円、“美味しくなーれ”と言いながらハート型にケチャップをかけてもらうオプション500円か〜、とか思うと今回も無理でした。だって、家で作ったら100円以下ですもん。メイドの可愛いお姉さんに鼻の下が伸びない事もありませんが、私の中での優先度は低いので。

14/11/03(Mon)

先日使ったバターロールは5個入り袋だったので、残りは3個。というわけで、今日の昼食はサンドイッチに決定なのですが、何サンドにするべきか。戸棚にある買い置きのシーチキン缶を使うのが一番簡単なのですが、昨日の秋刀魚サンドと明らかにかぶるので今回は却下。これまた買い置きのウインナーを使って実にホットドッグも考えたのですが、1食で3本もウインナーを食べると何だか罰が当たりそうなので却下。ちょっと面倒臭いんですけど、実はサンドイッチの中で一番好きな卵サンドに決定。

面倒というのは固茹で卵を作るところだけで、あとは大して面倒ではありません。卵を水から入れて点火、沸騰したらそのまま13分で固茹で卵になります。ちなみに、バターロール3個に対して茹で卵は1個。白身と黄身を分離して、白身は荒微塵・黄身は指先で潰します。水に晒した玉葱微塵切り・パセリ微塵切りと合流させ、塩・胡椒・マヨネーズで適当に味を決めて完成。パンに挟むくだりは昨日と一緒ですが、卵サンドの場合はキュウリやキャベツは挟まず単体で。こんな大好きな卵サンドですが、外ではまず買いません。特にコンビニ・スーパーの惣菜卵サンドの不味さは異常。外で買う卵サンドってどこも共通で酸っぱいような変な味がするんですが、アレは一体何なのでしょう。家で作ると、あの変な味がしない分簡単に市販品を超えられます。まぁ、今回のようにイチから卵を茹でるんじゃなくて、何かのついでに(煮物とか)卵を茹でておけば、本当に簡単なんですけどね。

14/11/02(Sun)

先日の秋刀魚の塩焼き、2匹買ってきて2つに切って3人で食べるので、1切れ余ります。無理矢理食べても美味しく無いので、それはとっておいて翌日の私のお昼ご飯に。そのまま温めて食べても美味しいのですが、それではちょっと芸が無いので、サンドイッチにします。プレーンのバターロール2個に縦切れ目を入れ、ガッと開いてトースターで軽く焦げ目をつけてからバターを塗っておきます。秋刀魚はレンジで温めてから半分に割って中骨を取り除きます、皮はそのまま。一緒に挟むキャベツは細かく千切りで、キュウリはやや厚めの斜めスライス。バターロールにキャベツをたっぷり詰め込み、秋刀魚・キュウリを美しく詰め込んでから、マヨネーズを少々かけて完成、簡単です。

秋刀魚の塩焼きでサンドイッチってどうよと思うかもしれませんが、食べてみるとごく普通にシーチキンサンドの系譜です。味付けは塩味のみなので、考えてみるとトーストしたロールパン&マヨネーズに合わないはずがありません。むしろ香ばしく焼いた皮の香りとジューシーな脂がプラスされる分、味はこっちの方がずっと上だったりします。というか、焼き魚だったら何だってサンドイッチに出来るというのが私の持論。塩焼きは勿論ですが、照り焼きも合わない筈がありません。味噌漬け・西京漬け・粕漬けになってくると、ちょっと考えた方が良いとは思いますけどね。

14/11/01(Sat)

今日のメインは秋刀魚の塩焼き。今シーズン何回目でしょう、コレ。でも、飽きないんですよね。常々思うんですが、世の中にはどうしてあんなに変わったレシピが氾濫してるんでしょうか。スタンダードな物だけ食べててもバリエーションに富んだ食生活が余裕で送れると思うんですが、何も無理矢理そんな変わった事をしなくても…と思ってしまうのです。

で、秋刀魚の塩焼き。本当は腸ごと焼いて食べるのがベストだと分かってはいるのですが、そんな調理器具はうちには無いので、頭・尾鰭は予め落として真っ二つに切ってから焼きます。その都合上、焼いているうちにこぼれてしまう腸も予め取り除いてしまうのは必要悪と割り切るしかありません。焼くのは相変わらずフライパン&クッキングシート方式で。フライパンにピッタリの大きさに切ったクッキングシートを敷き、油をひかずにそのまま焼くだけ。何度もひっくり返すと身が崩れるので、ひっくり返すのは一回だけ。片面が焼けたタイミングを見計らうのが最大にして唯一のポイントです。添えるのは無論大根おろし。柑橘類は秋刀魚の香りの邪魔になると思うので、使わないのが私流です。秋刀魚は塩焼きだけでオッケー。炊き込んだり、蒲焼にしたりする必要性を感じないのですよね。

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