2020年5月

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20/05/31(Sun)

うちで使う台所用品はほぼ揃い切っているので、最後に新規で何かを買ったのはちょっと思い出せないくらい前の事になるんですが、今回は久しぶりに買い物をしました。甘露杓子とステンレス串3本セット、2点で220円です。甘露杓子は果実酒を掬う為に使われる台形の形をした垂直に下ろせる専用のお玉です。今まではずっと普通のお玉で代用してきたんですが、やっぱりあった方が良いと思って今回導入しました。キモは何といっても垂直に下ろせる点です。普通のお玉だと先端の掬う部分の角度の問題で、特に果実酒が少なくなった際にとても掬い辛くて、瓶を傾ける必要が出てきます。それが甘露杓子なら瓶に触れずに、楽に掬えるのがポイント。専用道具はなるべく持たないというポリシーですが、コレは必要かなと思い今回の購入になりました。

ステンレス串はキャンプ用品コーナーに置いてあったもので、こっちは甘露杓子とは違って衝動買いです。最近夏野菜…特にズッキーニが採れはじめていまして、焼いて塩胡椒も美味いんですがたまには違う食べ方もしたいなと。それで、鶏皮で巻いて串打って焼くのはどうだろうと思い立って今回買いました。手持ちの竹串でも出来なくはないですが、使い捨てになってしまうのが心苦しい。洗って干したら何回かはいけそうですが、そのうち黴が生えたり串が曲がったりしそうなので。110円ならまぁ、駄目でも諦めがつくかなと思いました。ただ、この串はキャンプ用で焚火で使う事を前提としているので、フライパンに入れるにはちょっと長い。ですんで、先端は番線を切る為の強力ニッパーでカットし、グラインダーで軽く研ぐプチ改造を施しました。足りなきゃもうワンセット追加で買ってくるつもりですが、切り詰めたとはいえ結構長さがあるので、とりあえずは3本で十分なんじゃないかと思っています。

20/05/30(Sat)

知り合いにイシダイを貰いました。サイズは40cm弱。サバでこのサイズだったら結構食べでがありますが、イシダイは頭が大きい&身が薄いので刺身にすると4人前がせいぜいです。まぁ、父親と2人×2日分はありますけど。私が魚を捌く際のモットーは“捨てる部位が多いほど負け”です。とにかく食い尽くすのが基本。フィレだけとってあとはポイッなんて犯罪行為です。

今回のイシダイの場合、カマは塩焼きor照り焼きは捌く前から決定していて、取り出して塩振ってチルド保存してますが、今の気分的には多分照り焼きになるでしょう。頭や中骨はもう少し魚体が大きければアラ煮にするんですけど、今回はサイズ的にしょぼい感じになってしまいそうなので、フリカケに加工しました。湯を沸かして軽く火を通し、スプーンや竹串を駆使して身をほじりだし、味醂醤油で炒りつけます。今回の白眉は皮。私は刺身の場合皮はひかずに湯霜or焼き霜にするのが好みなんですが、イシダイは磯魚ということもあって少しだけ皮の臭いが気がしたので、今回は剥きました。剥いた皮は軽く湯通ししてから小口切りにし、大根おろし&刻み葱を合えてポン酢醤油が美味。そしてラスト、湯通しに使った茹で汁は昆布だしを追加して吸い物に仕立て、小さいけれど一応白子を加えるのが鉄板。

ところで今回から兜割り専用に牛刀を導入しました。コイツは私が大学生の頃、包丁も数種類揃えてこそ!なんて勘違いして買ったまま予定調和でお蔵入りしていた物を思い出して引っ張り出してきたのです。身幅が今使っている包丁の倍以上あり、頭に食い込ませた状態から背中をすりこ木で容赦なくひっぱたけるというので出してきました。結果は上々で、兜割にかかる時間が大幅に短縮されて大満足。まぁ、現状コレしか使わないのでまだまだ有効に使い切っているとは言えないのですが死蔵しているよりはマシでしょう。

20/05/29(Fri)

ここんところ毎朝の草むしり&落葉拾いのタイミングでツワブキの間引きをしています。ツワブキは元々日本庭園系のうちの庭で岩の根元なんかにアクセントとして植えたものですが、生命力が強過ぎて油断すると爆増えします。キク目の植物で、タンポポに似た花を咲かせ周囲に綿毛のついた種を撒き散らすのが原因です。適正な量であれば濃い緑と岩のコントラストがいい感じなんですが、増え過ぎると暑苦しい感じになるので、私は気がつくと大胆にゴリゴリ間引いてしまいます。相当葉をむしってもまず枯れる事はないので、安心して攻めましょう。

ツワブキは一応食べる事も出来て、佃煮にするとキャラブキと言ってとても美味しい。私も時々作って冷凍保存しながらご飯のお供にチビチビ食べますけど、そんなんじゃとても追いつけない量を間引く必要があります。具体的には45Lゴミ袋に入れていくと多分6〜8袋の規模。食べる時は捨ててしまう葉の部分が大きいので可食部分だけえり分ければさほどでもないでしょうが、それでも全部作ると冷凍庫に入らないレベルになりますし、使う調味料(砂糖・酒・醤油)の量も馬鹿にならないので、必要量以上は捨ててしまいます。とはいえゴミ袋は有料で、こんなの入れてたら何袋必要か分からないので、畑の隅に積み上げ腐らせ堆肥化するので一応無駄にはなってない筈。ツワブキは割とその辺にも生えてますんで、興味があればキャラブキを煮てみるのも良いんじゃないでしょうか。私はご飯のお供系の中ではかなり上位に好きですね。

20/05/28(Thu)

裏庭に植える予定のプチトマトは苗がもうすぐ地面に植えられる段階なんですが、畑のトマトは背丈が胸の高さくらいになり、一段目の実はすっかり大きくなって後は赤くなるのを待つばかりで楽しみです。ただし成長力が旺盛な段階なので、地味に手入れが大変。作ってみて分かるんですが、野菜って植えっぱなしで勝手に実がなるわけではないのです。手入れ、マジ大事。トマトの手入れは主に脇芽かきと施肥です。脇芽かきは限られたリソースを実に集中させるために要らない脇芽を見つけ次第ちぎっていく作業です。脇芽の見分け方さえ覚えて慣れれば簡単で一本30秒もかかりませんが、3日に一回くらいはチェックしないと新しい脇芽がガンガン出てくるので油断できません。ウォーキングをしていると家庭菜園のトマトを結構見かけるんですが、植えっぱなしで手入れが全く行き届いていないものが多くて、もっと勉強しろよと思いつつちょっと悲しかったり…。

あと最近の毎朝の習慣が、ズッキーニの受粉。去年作った際に小さい内に先が腐って枯れてしまったり根元だけ丸く肥大したりと散々な結果だったズッキーニですが、ネットで調べると受粉不良が原因だと分かりました。ズッキーニの雄花は早朝しか咲かないので、ウォーキングの帰りに畑に寄り、筆を使って受粉作業を行っています。更にズッキーニは肥料を馬鹿みたいに食い、肥料が切れると実がつかなくなるので、週1回ペースを目安に追加の施肥を行います。キュウリ・茄子・ピーマンはまだまだこれからですが、小さいうちから枝を整えて混み合わないようにしつつ、実に栄養を集中させてやる必要があります。やろうと思えば畑仕事もまたエンドレス。でもそこまでのめり込む時間も体力もないので、効率優先で必要な所だけパパっと手を入れつつ、豊作を目指したいと思います。

20/05/27(Wed)

今年は結局無人市で梅が売られていたのは私が買った1日だけでした。あの時買っておいてよかったとマジ思います。ちなみに私はウォーキングの際には財布を持ち歩きません。自販機でジュースを買ったりコンビニで買い食いしたりする癖が付いたらカロリー的に大赤字なので。ただ、たまに無人市で欲しい物が売られている場合があるので、そういうケースに備えて玩具レベルの布財布に100円玉を5〜6個入れて常に持ち歩いてはいます。

今回買った梅は3袋3kgで600円。家の庭で採れた梅500g(少ない…)とあわせて2kgは梅酒に、1.5kgは梅シロップに加工しました。梅シロップはコレ系の加工品の中ではダントツのお手軽さを誇ります。ホシ(軸)を取り除いてよく洗い、水気をしっかり拭き取った梅と同量の砂糖を瓶に詰め、浸透圧で梅エキスが出てきて砂糖が無くなるまで毎日瓶を振りながら待つだけです。期間は10日〜2週間位かな。その後1ヶ月くらい放置して梅エキスが出切った頃を見計らい固形分を引き上げれば完成。水か炭酸で4〜5倍に薄め、氷で冷やせば夏の庭仕事後の最高の一杯になります。ホシを取り除くのが面倒といえば面倒ですが、先日の枇杷ジャムの下拵えなんかと比べたら圧倒的お手軽感。梅干とか梅酒には興味あるけど難しそう…とか思っている人はとりあえず梅シロップで梅の手仕事に触れてみるのも良いかもしれません。

20/05/26(Tue)

畑の枇杷がいい感じに実ってきたので収穫してきました。勿論生食もしますけど、枇杷は比較的足が速いので、生食できる量以外は全部ジャムに煮てしまいます。その量約2.5kg。ジャムは一通り作りましたが、枇杷のジャムは下拵えの面倒臭い部類に入ります。ですが、いくら面倒臭いと文句を言っても下拵えはミリも進まないので、漢は黙って手を動かせの精神で頑張ります。

手順としては、1. 実についている枝部分をむしる。2. 皮を剥く。3. 縦方向に一箇所ナイフで切れ込みを入れ、親指と人差し指で摘まんで上下に潰す。4. 切れ目が開いて見えた種を取り出し、ヘソも摘出。5. 実を5mm角の賽の目に切る。以上です。皮とヘソは後でまとめて煮出してゼラチンで固めるので分けておきます。枝部分は燃やし、種は可燃ゴミに出します。所要時間は枇杷2.5kgで1時間強。皮や種を取り除くと重量は7割ほどになります。こうしてみると、苺ジャムのなんと簡単な事か。ヘタを落として2つ〜4つに切るだけで煮られるなんて、ゲームで言う所のVery Easyモードです。枇杷はHellまではいかずHard位?

ここんところ梅酒を仕込んで、梅シロップを仕込んで、枇杷でジャムを煮てとかやっていたので、買い溜めていた砂糖が凄いスピードでなくなっています。ここ数日で多分4kg位使ったんじゃないかな。まぁ、ここ数日で4kg食べたわけじゃないのでセーフといえばセーフですが、砂糖の1kg袋の封を切ってそのままザバッと鍋に投入すると何となく罪悪感にかられてしまうのは事実ですね。

20/05/25(Mon)

朝のウォーキングコース途中の無人市に梅が出ていたので買ってきました。1kg200円のものを2kg。スーパーだとこの3倍位の値段がついているので、私の行動範囲内ではこの無人市で買うのが最安値です。ただ、いつ出るか分からないですし、そもそもその年に出品があるのかすら確実ではないので、最悪梅の季節は終わったけど今年は出品がなかったというリスクもあります。去年は自宅庭の梅を使ったんですが、今年は裏年らしくて収穫が少なく全然足りないので、そっちは梅シロップに回してしまいました。来年はガッツリ実るといいなぁ…。

梅の加工品といえばまず梅干ですが、私の梅干の評価は“嫌いではないけど、わざわざ作るほどでもなぁ…”というものです。あと、梅干は父親の好物なので、作ると凄いスピードで食い尽くされるのが嫌なのです。喜んで食べてくれるのはいいのですが、1日に小梅6〜7個とか食われると逆に萎えます。食べ方が雑で種に果肉がまだまだ残った状態で食事終了となるのもまた萎えポイント。1日1〜2個ペースを守ってキレイに食べてくれれば喜んで作るのですが、無理なので作りません。という事で作るのは梅酒。私は酒が嫌いなので直で飲むためではなく、デザートとして常備してあるドライフルーツケーキの材料として使っています。自家製の梅酒をたっぷり染み込ませ、自家製のドライフルーツ(金柑・リンゴ・ブドウ)をザラザラ入れたフルーツケーキは最早私の生活の必需品となっているといっても過言ではありません。

20/05/24(Sun)

朝のウォーキングから帰ってきて靴を脱ぐと靴下に穴が開いていました。ココでこの靴下はお払い箱となる場合が多いんでしょうが、私はドケチなので直します。というか、繕い物って楽しいんですよね。一応見るけどそれに専念するほどではない番組…総集編のブラタモリとかを横目で見ながら作業をすると、時間が有効に使えたようでいい感じです。

ところで、私はこういう靴下の穴を許せる穴と許せない穴の大きく2つに分けて評価しています。許せない穴は爪が原因の穴。特に親指ですが、爪が伸びた状態で靴下を履いてウォーキングすると、あっという間に穴が開きます。コレは爪を切ってさえいれば防げる穴なので、作ってしまうと恥ずかしくて猛反省の必要があります。許せる穴はそれ以外の注意していても防げない穴です。靴の中敷との摩擦であく足裏の穴なんかはその典型で、擦らないように歩くなんて不可能なのでウォーキングの必要経費と考えてます。今回のは割とレアケース。足袋型の靴下の親指とその他四本指の間部分が擦れて穴が開きました。コレもまぁ、仕方がないケースです。

靴下の繕いの場合、大きさにもよりますが穴があいたばかりで直径が5mm程度&周囲が直径2cm程度に薄くなっているようなケースだと、所要時間20分といったところです。細手の毛糸を井の字になるように細かく縦横に組み合わせながら縫いこんでいくだけなので、やっている事は単純ですが面積が多くなると加速度的に大変になります。ですんで、理想は穴が開く前の薄くなった状態で発見して手当てをする事。そうすると完成度が上がって時間もかかりません。その為にはウォーキングから帰ってきて靴を脱いだ際に足裏をチェックして薄くなっていないかどうかを確認するのが重要です。まぁ、ココまでする人はあんまりいないでしょうが、私はケチなのでやります。

20/05/23(Sat)

諸事情により7〜8年指一本触れないで放置していた郵便局の口座を再び使う事にしました。ただ、あまりに使っていない時間が長かったので、大丈夫かいなと思って小額の預け入れと記帳をしてみたんですが、郵便局凄い。何の問題もなく生きてました。妹に何十年単位で放置していた定期預金が消えたという話を聞いていたので、ちょっとだけ冷や冷やしていたのです。まぁ、消える前にお知らせは来ていたと思うので、自己責任な面は大きいのですが。

んで諸事情ですが、私がずっとメインで使っていた銀行の最寄ATMがうちから10km位の所にあって、ちょー不便だからです(流石に郵便局のATMは近所にある)。今までは諸々特典を利用すれば、近所のコンビニでも平日昼間は手数料無料で引き出せたんですが、銀行業界も景気が悪いらしく特典が無くなってしまいました。私はATMで手数料を払うなら死んだ方がマシだと思っている人種なので、日常的に使う分だけでも郵便局に移す事にしたのです。それにしても、ここ数十年当たり前になってますが、利子ほぼゼロって酷くないですかね。銀行や郵便局は預かったお金を貸し付けて利子収入を得ているわけで、それって元手ゼロで商売してるって意味でしょう。農家だったら土地を借りて作物を作って売って収入を得てるけど、収入が十分じゃないから土地の所有者に地代は払いません、って言ってるようなものです。土地の所有者からしたらたまったもんじゃない。バブルの頃のようにとは言いませんが、定期預金なら数%の利子が貰えても罰は当たらないと思うんですけどね。

20/05/22(Fri)

庭の片隅に小さなユスラウメの樹があって、赤く色付いた実を毎日収穫して冷蔵保存しています。樹の高さは胸位しかなくて、採れる実の量も高が知れているんですが、塵も積もれば山と言いますから。とはいえ、当初はジャムにしようと目論んでいたんですが、それも危うくなってきたのでゼリーかなぁと思っています。私が子供の頃は大木クラスのユスラウメが庭にあったんですが、枯れてしまって残念な事をしました。アレが生きていれば一年分のジャムが作れたのに。

果樹系で言えば、数年前に植えたブルーベリーには結構な量の実がついています。樹の高さは余裕で人の背丈を越えて、全体的にかなり混み合った感じになっています。今までは樹を大きくするために敢えて剪定をしてこなかったんですが、今年の冬場から剪定をして樹形を整える方向に動いた方が良いかもしれないと考えてます。ブルーベリーは簡単に挿し木で増えるそうなので、収穫量増大&不慮の事故の際の保険の意味で切った枝を挿して樹の数自体を増やしてもいいかも…。果樹は食えるものが実るので素敵、と思う私はいくつになっても花より団子精神が抜けないのかもしれません。

20/05/21(Thu)

朝歩いていると、あちこちで枇杷が色付き始めています。その例に漏れずうちの枇杷も食べ頃のがポツポツ出始めたので、良さげなのを5〜6個収穫してきました。とはいえ、まだ少し早くてやや酸っぱい。そのまま食べてもいいんですが、ココはゼリーだろうと加工してみました。枇杷は皮を剥いて種と臍?を取り除き、賽の目に切ります。皮と臍?を鍋に入れ、使うタッパーに合わせた水800mlとその10%の砂糖80gを加えて点火。沸騰したら弱火に落として3分煮込み、皮と臍?から枇杷フレーバーを抽出します。網で皮と臍?を回収したら入れ替わりに賽の目に切った実を投入し、2分煮てから鍋ごと水を張ったボウルに突っ込んで、45度まで水温を下げます。ココで水の2.5%の16gのゼラチンを投入し、泡だて器で完全に溶けるまでよくかき混ぜてから荒熱をとって冷蔵庫で冷やし固めて完成。こうやって書くと結構字数を食いましたが、温度を分量をキッチリ管理するだけで特に難しい事もなく簡単です。

ちなみにゼラチンはAmazonで500gの袋入りを買って使っています。その辺で売っているゼラチンは10gとかの小分け包装になっていて、あんなの誰が使うんだろう?とすら思ってしまいます。ゼラチンに合わせて作るゼリーの分量を決めるのは合理的じゃないと思うのですよね。かといって、今回の私みたいに16gのゼラチンが必要になった場合、残った4gの袋に封をして次までとっとくのも何だかな…という感じ。それに小分け包装って絶対に割高だと思うのですよ。ゴミも一杯出ますし、個人的にはまず使いたくない商品形態です。

あと、私は料理において計量はキッチリやる派です(今回のようにゼリーの場合は温度も)。一部には目分量カッコイーみたいな風潮がありますが、私には全く理解できません。計量なんて慣れれば秒単位で済みますし、それで味が安定するんだったら安いものです。たとえば私は毎昼に80gのパスタを食べるのですが、もう何百回とやった筈なのに、毎回これ位が80gだろうと掴んでスケールに乗せてもピッタリ80gだったためしがありません。つまり、目分量なんて全く当てにならないのです。まぁそれでも味見をしながらやればそれなりの味には収束しますが、それだったら最初から量った方がよほど安定するってものです。

20/05/20(Wed)

裏庭家庭菜園スペースに植える苗(プチトマト・パセリ・バジル)を作成中です。ここは畑と違って台所から僅か数歩圏内にあるので、頻繁に少しだけ使う事の多いハーブ類を育てています(プチトマトは趣味。好きなので)。使う種はDaisoでよりどり2袋100円のもので、初年度はこんなに安くて大丈夫かいなと半ば否定的だったんですが、作ってみたら普通に大丈夫だったので、レギュラー化しました。おまけに、パセリやバジルは一度では使い切れないので、半分ずつ2年かけて使っています。賞味期限的にはアウトですし、多分発芽率も下がっているんですが、それを補って余りある種の数があるので問題ありません。

ところで、園芸の上手い人を英語でgreen thumb(緑の親指)なんて言ったりしますが、私も実感として園芸で重要なのは親指ではなく目だと思います。とにかく観察が大事。毎日育てている植物をよく見て、変化に敏感にならないと話になりません。水遣りや施肥のタイミングは、カレンダーに記録をつけて○日おきにするのが簡単といえば簡単ですが、マニュアルに書いてある○月の施肥は○日おき・水遣りは○日おきに、なんていうのは所詮目安です。植物の状態を見て乾いているようだったら水を遣り、肥料が切れた様子だったら肥料を追加する。そのためには、上手くいっている時はこんな感じで、水が切れたらこんな感じになって、肥料が切れたらこんな感じ、というのを把握しておかなきゃいけないのです(まぁ私はまだまだ勉強途中ですが)。そのためには一に観察二に観察、三四がなくて五に観察です。でも、green eyeってなんかあんまり格好良くないですよね。

20/05/19(Tue)

ここんところ地味に頭を悩ませているのが、日に日に減っていくパスタのストック。私はセール品を狙って常時1kg×3袋のストックを切らさないようにしているんですが、新型コロナのせいでパスタが払底し、全く補充が出来ません。このままだとあと2週間ほどで全部使い切る計算です。うーん、どうしよう。状況は僅かに改善しつつあり、今までの倍くらいの値段を出せば買えない事もないようになりましたが、そこまでして食べるほど執着もしてないし…、ということで今考えているのが昼食を炒飯にシフトする案です。

昼食パスタを続ける理由として、あり余るニンニクと玉葱を使っていくというのがあるんですけど、炒飯だったらどちらも使い続ける事が出来ます。揚げ物を使った後のリサイクル油の再就職先としても優秀ですし、現在の最有力候補となっています。まぁ、コロナがおさまってパスタが元に戻るのが一番ですが、どう考えてもあと2週間じゃ無理ですしね。ちなみに、コロナ騒動からこっち新聞の折り込み広告が激減して毎朝の楽しみが減っています。ドラッグストアやスーパーの広告にサインペンでマークをして買い物計画を立てるのが好きなので。在庫の現物を見ながら広告の足りない物に○をつけ、必要数量を書き足して買い物に行く。これ以上ない程ローテクですが、多分コレが一番無駄のないセールの使い方だと思います。

20/05/18(Mon)

庭の雑草が凄い事になっているので、毎日毎日草むしり。少し放置して一定値を超えてしまうと、見るだけで萎えてしまうので、そうなる前に毎日少しずつでもむしっていくのが庭をキレイに保つコツだと思います。最近はちょいちょい雨が降るので地面が柔らかくてまだマシ。コレで日照りが続いたらもう地獄ですから(地面が乾くと根が掘り起こせない)。

草むしりと並んで重要な作業が非雑草のメンテ作業。花が終わって葉が茶色くなったスイセン系の植物群は、雑草と違って球根を残して地上部だけを鎌で刈り取っていきますが、庭全体を刈るとそれだけで小山の量になります。いい加減球根も間引いて減らしていきたいんですが、正直大変過ぎてそこまで気力がないです。それから地味に厄介なのがクリスマスローズ。鉢で貰ったヤツを捨てるのも可哀想だからと庭に植えたら大繁殖、というよくあるパターンを辿っています。庭に植えたクリスマスローズの繁殖力は異常で、こぼれ種から一大勢力を築いていますが、そのままにするとクリスマスローズだらけの庭になってしまうので、新しい芽は適当に間引いて処分します。残す株も花の終わった茎や茶色く変色した葉を取り除いて日当たり・風通しを良くしてやって…、とクリスマスローズの処理だけで数時間かかったり。コレで食える実でもつけてくれればまだやり甲斐もあるんですがねぇ…。

20/05/17(Sun)

最近割と高頻度で作っているのが親子丼。何となく一定レベル以上の物が作れるようになりたくて、意識して作るようにしています。使うのは親子丼の専用鍋。蓋付きの薄い鍋で、蓋から取っ手が垂直に付いているという、他ではまず見ない形の鍋です。丼物に特化し過ぎた形のために潰しが利かず、他の料理には基本的に使えないので、買う際には随分悩みました。作れるのはせいぜい、親子丼・カツ丼・天丼くらい。価格は1,000円強と問題にはなりませんが、使い倒した!と言えるくらいに今後使うのか…と随分悩んで結局買いました。丼物ってそんなに作らないんですが、いざ作るとなった際にはこの鍋があるとないとじゃ完成度が全く変わってくるので。

親子丼のキモは卵の固め具合だけと言っても過言ではありません。火を通し過ぎは論外ですが、通し足りなくても駄目(通し過ぎよりはずっとマシですが)。あと、形を崩さずに具を鍋から丼に移す手際もかなり大事。そしてコレは重要、使う卵は1個だけ。色々なレシピを見ると一人前数個の卵を使うのが当たり前で、こっちの方が形よく仕上げやすいというのは重々承知なのですが、鶏肉&卵数個は一食分の許容カロリーを大きく超えてしまうのでやりません。1個の卵でどこまで美味しく形よく仕上げられるかってのが今の所目指している場所です。卵料理は奥が深い…。

20/05/16(Sat)

今日はうちの主力たんぱく質である鶏ムネ肉を使った新メニュー、“冷やし中華っぽい茹で鶏”を作ってみました。完全に思いつきなので、参考にしたレシピは存在しません。ムネ肉1枚をシャトルシェフに入れ、ひたひたの水・冷凍ストックの生姜・八角に塩少々を加えて点火。沸騰したら蓋をせずに弱火で5分煮た後、蓋をして外鍋にセットし、30分放置。30分経ったらバットにあげて少し冷ましてから薄めのスライスにします。

少し大きめの平皿に戻した春雨を敷き(50g戻したら少し多かったので、半分は翌日の昼食サラダ用にキープ)、ムネ肉を並べ、スライスしてから水に晒してよく絞った玉葱と錦糸卵1個分を乗せてから、胡麻油酢醤油ベースのタレを回しかけ、最後に胡麻を散らして完成。感想:即興で作った割には悪くない。メニューの特性上、キュウリを刻んであわせたら更に冷やし中華に近づいて美味しいだろうなあと思うので、次回作る際に手元にあれば、絶対に作るでしょう。ちなみに、鶏の茹で汁はキープしておき、翌日の昼食の際にワカメスープに仕立てます、エコ命。

そして今回のレシピとは全く関係ないですが、錦糸卵を作るたびに亡くなった母親を思い出します。錦糸卵とは名ばかりの、極太毛糸並みに厚くて太くて雑な一品。錦糸卵って本当に作る人の性格が出ますね。私はその辺結構神経質なので、焼く前に卵液を漉して白身の塊を壊したり、ひっくり返すと失敗しがちなので敢えて返さずに火が通り切る少し前に蓋をして火からおろし、濡れ布巾に乗せて火が通り過ぎるのを防ぐとか、様々なテクニックを駆使して絹糸に仕立てます。母親は胃袋に入れば一緒とかほざいていましたが、そういう問題じゃないんですよねぇ…。

20/05/15(Fri)

行きつけのスーパーの精肉コーナーで肉を物色していると、鶏ムネ肉コーナーの中に他のパックよりも値段が数百円高いものが2つありました。おかしいなと思って見ると、中身は周囲と同じ鶏ムネ肉なのにラベルは鶏モモ肉になっており、2つの単価の差が値段の差になっていました。流石にコレは…と思って近くにいた店員さんを呼んで指摘したら、すごい感謝されました。ああいう事ってあるんですね。

ただ、スーパーの作業って人海戦術の面が大きいので、ヒューマンエラーが結構起きます。割と馬鹿に出来ないのがレジ。意外に間違うんですよね、コレが。昔と違って今は商品のバーコードを読み取って値段を打ち込むスタイルなので、ミスはずっと減りましたが、それでも実は結構あります。一番多いのは数量ミス。同じ商品を複数買う場合、単価はバーコード入力なので間違いはないんですけど、そこから×いくつを手入力する際に間違うってのが一番多いように思います(タイミング悪く他に注意がいって、そもそも×いくつを入力し忘れるとか)。次点ではバーコードへの単価登録ミスですが、こっちは滅多に起こりません(今回のムネ肉・モモ肉登録間違いは本当にレアケースです)。ですから私は代金を払い終わってサッカー台で荷詰めをする際に必ずレシートをチェックするようにしています。帰宅した後に気がついてもわざわざ指摘して返金してし貰うのは現実的に不可能なので。

あと、注意しているのは卵を買う場合。必ずひっくり返して割れてないかを確認します。派手に割れていることはまず無いんですが、ヘアクラックという髪の毛ほどのヒビが入っている事は結構あります。ただ、本当に些細なヘアクラックだと気がつく事はまず不可能で、茹でている最中に中から白身が沸いてきて初めて分かる事が多く、チェックしてもあんまり意味が無いとは思いながら、卵を買う際はひっくり返してチェックするのが癖になっています。

20/05/14(Thu)

梅の収穫にはまだ少し早いんですが、ホワイトリカー安売りの広告が入っていたので、1.8L×2本買ってきました。1本あたり1,000円を少し切るくらい。一緒に氷砂糖もセール対象品だったんですが、今回はパス。梅酒にわざわざ砂糖としてはマイナーな氷砂糖を使うのは、ゆっくり溶けて砂糖の濃度が徐々に上がっていくので、梅のエキスを無駄なく引き出せるからという触れ込みですが、昨年仕込んだ梅酒を観察していたら氷砂糖が2日足らずで全部溶け切っていまして、コレなら上白糖でも良いんじゃね?と思ったのです。ちなみに単価だと氷砂糖は上白糖の倍くらいです。無駄金は一銭たりとも払いたくない主義なので、梅酒に氷砂糖は科学的根拠に乏しい迷信と判断しました。

梅は庭のを使う予定なので、数日に一度のペースで熟し具合を観察しつつのタイミング待ちです。表面の産毛が半分ほどとれて、中の種が固くなった頃が仕込み時なので、表面をチェックしつつ自然に落ちてしまったヤツを見つけたらナイフで割って種の状態を確認します。実の大きさは十分ですが、種はまだ全然柔らかくてナイフで軽く切断できる程度なので、仕込みはやっぱり例年通りの梅雨入り直前くらいになりそう。昨年はちょっとフライング気味に仕込んでしまって種が柔らかく、去年仕込んだ梅酒の身をジャムに転用できなかったので、今年はもう少し厳しくタイミングを計ろうと思っています。

ちなみに昨年仕込んだ梅酒は最近やっと重い腰を上げて身を引き上げ、30分ほど茹でた茹で汁でゼリーを作ったら激ウマでした。本当はココで種から実を剥がしてジャムにする予定だったんですが、上記の通り種が柔らか過ぎて身と一緒に潰れてしまい、歯応えの面的にイマイチな素材となってしまい、廃棄しました。その教訓を活かして今年はもう少し収穫を引っぱろうと思っているのです。

20/05/13(Wed)

毎朝のウォーキングコースに何箇所か無人の野菜販売スタンドがありまして、最近結構な頻度でズッキーニが出ているので、冷蔵庫の在庫数を考えつつ結構な頻度で買ってきます。かなり大ぶりなズッキーニが2本で100円は激安。ズッキーニ大好きな私には嬉しい季節です。

買ってきたズッキーニで作るのは主に二択、ミネストローネかソテーです。でも最近はどっちかというとソテーがお気に入り。大量の新ニンニクを消費する意味でも単純な塩胡椒ソテーは最強だと思います。ニンニク一欠片は皮を剥いてバラバラにならない程度に手加減しながら軽く潰し、弱火の油で泳がせて香りを出したら取り出します(バラバラにしてしまうと取り出すのが大変)。取り出さないと時間経過で焦げて嫌な臭いになるので絶対に取り出しましょう。ヘタを落としたズッキーニは1.5cm程度の輪切りにして、両面うっすらと焦げ目がつくまで焼きます。うちの火加減だと両面3〜4分ずつ。ニンニクと一緒に皿に並べ、軽く塩胡椒を振って完成。アホでもできるイージー料理ですが、ズッキーニを味わうにはコレが一番じゃないかと個人的には思っています。

20/05/12(Tue)

いつものように庭仕事をしていたら凄い暑さでヘロヘロになったので、まだ先だろうと思っていたんですが去年買った空調ベストを箪笥から出してきて使える状態にしました。洗濯のためにファンユニットを取り外してそのままにしていたので再装着。モバイルバッテリーの残充電を確認して試運転。問題なく動く事が分かったので今日から実戦投入です。空調ベストというのは、モバイルバッテリーで回るファンが数個(私のは4個)ついたベストで、暑い時期の屋外作業の際などに身体の回りの空気を動かして気化熱で涼しくするためのものです。ちなみに私の使っているモバイルバッテリーだと満充電から10時間は連続稼動できるので、充電を忘れさえしなければ作業途中で電池切れということはありません。

買う前はちょっと仰々し過ぎるんじゃないの?と思って随分購入を考えましたが、今になってみれば買って良かった空調ベスト。最早暑い時期の屋内作業の際には絶対に欠かせないアイテムです。値段はモバイルバッテリーと空調ベストがそれぞれ3,000円位だったかな?対費用効果を見れば極めて安い投資だと思います。仮に今この空調ベストが壊れたとしたら、速攻で新品を買い直そうと思う位は気に入ってます。

ところで、空調ベストだけだと折角買ったモバイルバッテリーがオフシーズンには遊んでしまう事になってもったいないなと思ったので冬場用に電熱ベストも買いましたが、こっちはイマイチでした。そもそもこの辺は寒くても0度を切るか切らないかなので、軽く厚着をすれば1時間程度の庭仕事に支障はありませんし。むしろ暑過ぎて作業に支障が出るくらいでした。それに、初期不良だったのか何なのか、1ヶ月もしないうちに動かなくなってしまい、後半はただのモコモコベストと化してました。仮に初期不良が無いとしてももう1回買うかと考えると、私はNoです。少し寒いのは我慢してても最悪凍死なんて可能性はゼロですが、暑い中で作業をして熱中症で病院送りというのは極めてありえる事態なので、そのリスクを僅かでも減らす意味でも空調ベストは実に有益だと思いますね。

20/05/11(Mon)

常備してある乾燥シメジが切れそうになったので、晴天の合間を縫って作成しました。作り方は簡単。石突を取ったシメジを適当な容器に入れ、日中日当たりの良い場所に放置してカラカラになるまで乾かすだけ。注意点としては、風で飛ばされないようにお盆とかではなく深めの容器を使う事と、乾燥中は夜間にネズミにかじられるリスクがあるのでタッパーに移して蓋をして冷蔵庫で保存する事。乾燥シメジは私にとってもはや調味料と言っても過言ではないレベルで必需品です。

勿論買ってきた状態のシメジでもいいんですが、わざわざ乾燥させるメリットは2つ。1. 保存期間が延びる。乾燥させないシメジは野菜室保存でも頑張って10日が限界ですが、乾燥させればジップロックに入れて月単位の保存が可能です。しかも場所をとらない。2. 美味しくなる。キノコ系の定番ですが、乾燥させると明らかに旨みが増します。デメリットとしてキノコ食ってる!っていう歯応えは無くなりますが、香りが遥かに良くなるので、収支は完全にプラスです。私はやりませんが、乾燥シメジと生シメジを併用したらいいとこどりで最強かも。

ちなみに、最近シメジと並んで常備して切らさなくなった乾燥野菜に人参があります。乾燥人参マジ便利。人参は煮物やサラダの色付けとしてほんの少しだけ欲しい時があって、そういう際に少しずつ使っていくのに乾燥人参は最適です。それに、鮮やかな赤って乾かすと色褪せそうな気がするんですけど、人参の赤は何故か乾かしてもほとんど変化しません。人参は癖があるせいか、行きつけのスーパーではとてもいい状態で見切り品になっていることが多く、乾燥人参の在庫量と相談してそういうのをサルベージしてきて乾かすのが私の日課です。

20/05/10(Sun)

キッチンタイマーを携帯するポシェット的なものを作ろうと、ハギレをストックしてある紙袋を出してきたんですが、もうパンパンになっていていい加減どうにかしないといけないと思い知らされました。一番容量を圧迫しているのはトランクスを作る際に出るハギレ。模様がキレイにつながるように…など一切考えず、布のロスが少ない事を第一にパーツどりをしているんですけど、トランクスの部品はその見た目から想像できないほど不定形なので、どんなに頑張っても結構なロスが出てしまい、それをとりあえずハギレの袋に突っ込んでいったのが今の結果です。流石に極小(3cm四方以下とか)のものはその場で捨てますが、それ以上のは捨てられないんですよね、ケチだから。部屋着の補修に使ってりもしますが、供給が需要を遥かに超えている状態です。

というわけで今回、このハギレを上手い事組み合わせれば、トランクスの前身頃1枚分位にはなるんじゃね?と思い立ちました。私の使っているレシピは後・右前・左前の三つのパーツで出来ているんですが、完成形はゴムで履き口が縮んでいる事・布の切り口が出ないように伏せ縫いをするので縫い代が結構必要という二つの理由から、縫う前のパーツは完成形から想像するよりもかなり大きいです。前身頃片側だけでフルサイズのバスタオル半分より一回り大きい位。この型紙に使えそうなハギレを並べていき、順番を考えつつ伏せ縫いでキルト的にパーツを組み合わせていきます。そして、前身頃片方を作るだけで所要時間は脅威の2時間弱。ハギレストックは大分減りましたが、新しい布を切り出せば数分で済む作業に2時間弱。経済的な効率を優先するならば、絶対にやってはいけない作業です。まぁ私の場合はストックが減ってミシンのいい練習にもなりましたし、気になってたYoutube動画を流しながらのながら作業でしたんで、収支が完全にマイナスとも言い切れないのですけど。ちなみに作った前身頃を使ったトランクスは作ってません。今使っているトランクス群のどれか一枚が駄目になったら作るので、まだ大分かかりそうです。

20/05/09(Sat)

先日新聞でウォーキングに関する割と衝撃的な記事を読みました。対象を1. 何もしない。2. 1日1万歩歩く。3. インターバル速歩(3分おきに速歩と普通歩きを繰り返す歩き方)で1日1万歩歩く。の三つにわけ、月単位で体力の変化を調べたところ、3は勿論かなりの効果があったんだけど、1と2は筋力的にはほとんど変わらなかったというのです。まー流石に1日1万歩歩いて何も効果がなかったとは思わないですけど、折角毎日1時間半の時間を費やしているのに筋力的には何の効果もありませんでした判定を喰らうのは切ないものがありますんで、ココは心機一転インターバル速歩に変えてみようと思い立ちました。そこで必要なのがストップウォッチ的な物。ウォーキングに使える腕時計タイプの物をAmazonで検索したら、安いのは数千円からあるみたい。ですが、こういうのって100%歩数計も兼ねているので、せっかく買って使っている万歩計が死蔵されてしまうのが気に喰いません。腕につけられるようにリストバンド的なケースまで自作したのに。

というわけで、手持ちで何とかならんもんかと見回して見つけたのが、キッチンで使っているタイマー。ただしコレをどう持ち歩くかが問題になります。1. 紐を通して首からぶらさげる。タイマーには紐を通す穴も開いているので、コレが最も簡単です。ただ、初期に万歩計を首から下げて歩いた経験から、ネックレス形式は胸の前で吊り下げた物がブラブラ動くのがかなり鬱陶しいので却下。2. 胸ポケットを使う。冬場は多分コレも相当お手軽。ですが、これからの季節胸ポケットの無いTシャツで歩く事になるので、使えなくなります。3. 尻ポケットを使う。コレはボタンが意図せずに押されて誤作動しそうですし、湿度的な面でもタイマーに良くなさそうな気がするので却下。

結局、ポシェット的なものを作って肩にかけることにし、余り布を使ってミシンでサクっと作成しました。こういうのはどうせ使っていたら不具合や改善点が出るものなので、あまり深く考えずに適当に作ってしまいます。一番簡単なのは布2枚を裏返しにして口以外を縫い合わせ、ひっくり返す方法ですが、それだとあまりにも芸がないのでマチくらいはつけました。肩紐は買い置きの綿テープが丁度良かったのでコレを使用。途中何度も取り出してボタン操作をするだろうからということで、敢えて蓋は付けませんでした。というわけで30分少々でサクっと完成。早速今朝使ってみたら早くも改善点が見つかりました。

布がそこそこ薄いので、当初想定したようにボタン操作をするためにわざわざ袋からタイマーを取り出す必要は無く、袋越しに操作できます。すると、マージンを持たせて袋を大きめに作ってしまったために、タイマーが中で回転してしまうのが問題になりました。回転するとボタンの位置が変わってしまい、操作時に迷うのです。ピッタリの大きさの袋を作り直してもいいのですが、ココは当初要らないと思って省いた蓋をつけることでタイマーが中で動かないようにするのが良いんじゃないかと思いました。あと、操作するボタンの上に、布の磨耗を防ぐ&直感的な操作をより容易にする意味で、布とは手触りが明らかに違うフェルトを切って縫い付けると良いのではないかと思いました。まぁ、数日間かけて問題点を洗い出し、調整を繰り返して最終バージョンに持っていく感じですね。

20/05/08(Fri)

今日は、先日筍を干す際に使っていた竹製のザルに不具合があったので、修理しました。使っているのは1m×70cm程の割と大型の物で、枠は木製・底は竹を編んだ物になっています。今回の不具合はこの木枠の長辺側の真ん中辺りが木の癖で外に膨らんでしまい、底面の竹部分が外れてしまうというものです。祖父母の頃から使っている年代物なので、こういう不具合が出るのはある意味仕方ないですし、むしろ木製は現行のプラスチック樹脂製の物に比べると修理が遥かに楽なので、今後も大事にしていきたいと思っています。

修理の方針としては、中央部分に薄い鉄板をわたして固定し木のたわみを殺してこれ以上広がらなくするだけです。鉄板は両端1cm程を折り曲げて手を切らないように加工。あんまり精度の要らない部分なので、門扉のレールに鉄板をのせて木槌で叩いて取っ掛かりのラインを作ってから軍手をはめた手で頑張って折り曲げ、最後に再び木槌で叩いて完全に平らにしました。木枠は太い軸のマジックペン1本と一緒にビニール紐で固く縛り、マジックペンを回して更に締め込んでいきます。いい感じに締まったらマジックペンをガムテープで仮固定し、↑で作った鉄板の四隅を木ネジで枠に固定します。鉄板には予めポンチで窪みを作ってドリルが逃げないようにしてから下穴をあけておくと失敗しません。下穴の直径は木ネジの太さ×80%位がちょうど良いかと思います。無精をして下穴なしで木ネジを捻じ込もうとすると、本体が割れて余計に面倒臭くなるので、何事も丁寧な作業が一番早いと思います。大した作業ではないですが、意外に細かいノウハウが一杯あって、そういうのを見つけてDIYが上達していくのも結構楽しかったりしますね。

20/05/07(Thu)

最近あまりここに書かなかった趣味のニットは、相変わらず細々と続けています。ただ、手袋・ニットキャップ・靴下といった寒い時期の防寒用として実際に使うものは一通り作ってしまったので、今は単純に技術の上達目的で色々と編んでいます。今の所、編んでいて一番楽しいのは手袋です。身の回りの品の中では格段に変化に富んでいるうえに、甲部分の装飾を凝ろうとしたらいくらでも難易度が上げられるので、技術の練習にはピッタリ。

編み物には編み図という設計図みたいな物があってそれをなぞったり、アレンジしたりして編んでいくんですけど、手袋の定番編み図を見ていると、つくづく定番って凄いなと思います。よく出来ているんですよ、コレが。全然別の会社から出ている全然別の人が書いた編み図も、定番品はとても似通った物になるので、誰が作ってもそこに収束していく理想形みたいなものがある気がします。そしてこれまでにどれだけの人が試行錯誤をして失敗を積み重ねその理想形にたどり着いたかを思うと、編みながらちょっと感動してしまうくらいです。

ところで、結構慣れてきた私でも5本指のごく一般的な形の手袋を1セット仕上げるのには大体15時間位かかります。それだけ時間をかけてしまうともはや手袋が消耗品とは思えなくなり、庭仕事で使っている1セット数十円の軍手も、穴が開いたら徹底的に直して使うようになってしまったのは編み物の副作用だと思われますが、ひょっとしたら元から私がドケチだったからかもしれません。

20/05/06(Wed)

私の住んでいる地域では月に2回の頻度で金属ゴミの回収日がありまして、その日の早朝ウォーキングは私の楽しみの一つとなっています。本当はいけない事なんですが、使えそうな品があると拾ってきて再利用するんです。家がもので溢れ返り、断捨離なんて言葉がメジャーになるような昨今ですから、新品同様の金属製品が大量に捨てられており、つい拾ってしまう私は悪くないと思います。ただし、私はミニマリストの傾向があるので、実際に拾ってくるのは数ヶ月に1個くらいのペースですが。

今一番拾いたいなと思っているのは鉄製のフライパン。コレはウォーキングを始めた1年半ぐらい前からずっと気にかけているんですが、全くありません。テフロン加工のフライパンなら新品同様の状態の良い物がザラザラあるんですが、鉄製は駄目ですね。錆まみれ・油まみれでもガッツリクリーニングする気満々で毎回探すんですが、無いです。次点はステンレスのパンチングボウル。コレも見た事ありません。ステンレスのボウルは結構捨てられていて、今までにサイズ感の良いのを2個拾ってきて使っていますが、一番欲しいパンチングボウルは出ません。最後はボウルとトレイ。この辺はいくらあっても困らないので、使いやすそうなサイズなら拾ってこようと思っているんですが、吟味していると合格ラインに達しているのはごく僅かです。

本当はやっちゃいけない事なのですが、まだ全然使える物がゴミとして出されているのに我慢できないってのはありますね。ただし、一応自分に課しているルールが一つありまして、“拾った後はキレイにする”です。レジ袋に他の金属ゴミと一緒に入れて出されている物の中から必要な物を1個だけピックアップしたら、そのレジ袋はキチンと詰めなおして口を縛り、元の場所に戻します。当たり前ですが、漁りっぱなしの散らかった状態でその場を立ち去るなんて絶対駄目。今時リサイクルショップでも安く買えるものばかりですが、ゴミとして出されていた物を拾って大事に使うってのはまた違ったカタルシスのような物があるような気がします。

20/05/05(Tue)

今日は常備しているパウンドケーキの型紙が切れたので作成しました。私が使っている型はテフロン加工が施されているので、生地はくっつかないという事になっていますが、理論値と現実が乖離するなんてよくある事で、結構くっつきます。そこでナイフを入れて剥がそうとすると刃先でテフロン加工に傷がつくし、上手く剥がれず表面がボコボコになると気分が下がるので、大人しく型紙を使っているのです。以前はクッキングシートを買って使っていましたが、あるところでケーキ職人の人が、“ケーキの型紙なんてコピー用紙で十分”と言っているのを読みまして、ホンマかいな…と試してみたら本当に十分だったので今ではもっぱら型紙はコピー用紙です。

私が使っているケーキ型は台形状で、毎回目分量で切り出すと精度が悪い割に手間がかかるので、型紙の型紙を自作しました。材料は適当な厚紙を…と探していたら目に付いたティッシュペーパーの空き箱。コイツを切り開いてケーキ型の展開図を元に糊しろなんかを付け加えたラインを引いて、型紙の型紙を作ります。使うコピー用紙はA判の普及で最早ほとんど出番がなくなった死蔵品のB4用紙。コレを20枚束ねて四隅をホチキスで止め(20枚を超えるとホチキスが届かなくなるのでコレがうちの限界)、型紙の型紙を乗せて周囲をシャーペンでなぞり、この線に沿ってカッターで切り出して完成。コピー用紙でケーキの型紙なんて…と思うかもしれませんが、正直全く不具合を感じません。

ちなみにこの死蔵版B4コピー用紙にはもう一つ、紙の落し蓋の材料という用途があります。コレも厚紙で鍋にあわせた大小2サイズの型紙の型紙を準備してあり、常に切らさないように気をつけています。30分以上弱火で煮込むとかの運用をすると鍋の中で溶けてしまうので駄目ですが、私の煮物は5〜10分煮てから常温で自然冷却して味をしみこませ、食べる直前に温め直すという運用なので、コピー用紙の落し蓋でも全然問題ありません。ただ、煮物を作ろうという際になって落し蓋を作るのは気が乗らないので、常に切らさないように注意しておく必要はあります。まぁ、苦にならないから問題ないんですけど。

20/05/04(Mon)

ここ最近キッチンで発動中の、“一箇所をキレイにしたら、今まで気にならなかった場所の汚れが気になるようになる法則”。今回は冷蔵庫とオーブンレンジです。この2つがもう、とにかく汚い。冷蔵庫は長時間開けたままで掃除が出来ないという特殊性から、割とどこの家でもかなり汚れているんじゃないでしょうか。タッパーからこぼれた汁が乾いてカピカピになっていたり、こぼれた食材が棚の隅でミイラになっていたり。掃除の方針としては棚を外して風呂の残り湯に1〜2時間漬け込んでこすり洗いです。外した棚に洗剤をスプレーしてその場で拭くよりも、時間はかかりますが漬け込み洗いの方が手早くしかも徹底的にキレイになると思います。ただし、時間がかかります。冷蔵庫は一台しかないので、棚を空にするためにはその棚に入っていた物を他に移す必要があり、うちは冷蔵庫をかなりギリギリで使っているので、一度に棚2つをあけて掃除する事はできません。よって1日1箇所計算で、1週間以上かかります。

オーブンレンジもまー汚い。うちのは特にオーブンも併用しているので、こぼれた汚れが熱で炭化して焼きついていまして、もっとこまめに中を拭き掃除するんだったと後悔しています。オーブンレンジのベスト掃除タイミングはパンを焼いた10〜15分後。直後は熱過ぎて危ないので(パン焼き温度は230度)少し待ってこのタイミング。ここだとこびりついた汚れが高温で少し緩くなっているので、常温よりはずっと汚れが落ちます。ただし、長年の汚れは簡単に落ちるものではなく、今後パンを焼くたびに拭き掃除をしてもキレイになるまで数ヶ月の単位がかかりそう。まぁ、焦っても良い事無いのでボチボチゆっくりとですね。全然関係ないですが、コロナウイルス騒動の中パチンコに来た人にインタビューしたら、家にいても何もやる事がないから…と応えていましたが、私なんて家にいたらやる事だらけで時間が全く足りません。家事を全部奥さんにおっかぶせてパチンコをしているのか、それとも家がゴミ屋敷と化しているのか、いずれにしても恐ろしい事です。

20/05/03(Sun)

裏庭に植えてあるオレガノの消費が成長に全然追いついていなくて、茂り過ぎの状態になりました。このまま放置すると蒸れて病害虫が発生したり、新しい芽の成長が阻害されたりして良い事は何もないので、かなり強めに間引きました。根元にハサミを入れて、大きく成長したものから優先して摘み取っていきます。摘み取ったオレガノはキレイに揃えて根元を輪ゴムで縛り、紐をつけて日当たり&風通しの良い場所に4〜5日吊るしてカラカラ乾かしてから、適当に粉砕して瓶詰め冷蔵保存すれば通年で使えます。オレガノは乾かした方が香りが立つんですが、生の状態に比べると本当に量が減ってしまう(様に見える)ので、その点はあんまり嬉しくありません。

ハーブといえば、ウォーキングコースにセリ科の名前の分からない草が生えている場所があります。色々調べてみるとどうも脱走ディルっぽいんですが、育てた事がないですしディルの香りってのもイマイチピンとこないので、確証が持てません。アレがディルだったらまとめて持ち帰って乾燥させたいと思うので、もう少ししつこく調べてみるつもり。脱走ミントは割とあちこちで見かけるんですが、ミントは私の食生活だとほぼ出番が無く、持って帰ってきても持て余すだけなので放置です。ミシシッピアカミミガメなど、一部では外来生物が在来種を駆逐しつつあるのが問題になっていますが、その辺を歩いていると外来種の多い事多い事。奈良時代に中国から伝わった、とかもカウントに入れるとその辺に見える雑草の過半数が外来種なんて事も全然珍しくないんじゃないでしょうか。

20/05/02(Sat)

庭のサクランボが実ったので、いい感じに色付いたヤツから収穫しています。小指の先くらいの大きさしかないサクランボですが、甘くて美味しい。去年コレをジャムに煮たら絶品美味かったので、今年も作ろうと思っています。この収穫の際に威力を発揮したのが、コンビニで貰う小さなレジ袋を口をあけた状態で腰に固定できる道具です。太目の針金でワッカを作り、端に90度に曲げた部分を作ってベルトに引っ掛けられるようにしました。コレを使えば片手で収穫用の容器を持ちながら作業したり、しゃがんだり立ったりしながら地面に置いた容器に収穫物を入れる手間が省けて作業が超はかどります。

元々コレはサクランボの収穫用ではなく、マツの新芽剪定の為に作りました。大量の新芽を出すマツは適当に間引いてやらないと樹形が乱れて格好悪くなります。ところがマツは結構背があるので、梯子の上で作業しながらむしった新芽をどうするか問題が発生します。そのまま下に落とすのが一番簡単ですが、そもそもマツをキレイにしようと新芽をわざわざ剪定するような人間が、摘んだ新芽をその辺にポイ捨てするなんて許容できる筈がありません。片手で容器を持って作業するのは疲れるし危ない。容器を地面に置いて作業するのは面倒臭くて非効率、という事でこの道具を作りました。今の所マツとサクランボにしか使っていませんが、コレはとても便利なので我ながら作って良かったと思っています。

ちなみにサクランボは傷みにくいように軸付きで4〜5日かけて熟れたヤツから収穫して冷蔵庫に保存していき、まとめてジャムに煮る予定。果肉のついていた種は軽く煮立てて加糖してゼラチンで固めれば、サクランボフレーバーのジャムになってとても美味しいです(勿論種は漉して捨てますけど)。

20/05/01(Fri)

うちには古いミシンがあるんですが、コレは母親が子供達が小さい頃に保育園対策として買った後40年ほど倉庫で埃をかぶっていたのを、私がオーバーホールに出して復活させたものです。折角オーバーホールに出してまで使えるようにしたんだから、最低でも3ヶ月に1回は動かしてやるようにしています。基本的に機械系は動かしていないと悪くなる一方なので、また動かなくなったら馬鹿みたいなので。んで4月一杯で前回から丁度3ヶ月。注油して5分ほどモーターを回すだけでもいいんですが、それだとあまりにも芸がないなと思い、今回はシーツの修繕をしました。

今使っている秋冬用薄手の敷き毛布は年季が入っています。寝た際に体重がかかるのは肩と腰周辺ですんで、毛布の中心線の肩腰周りがスケスケで、穴が開くのも時間の問題になってしまいました。ちなみに毛布は上下表裏反転で使うので、肩→腰→腰→肩という感じで薄くなっています。そこで、この中心を巾20cmで切り取り、両側を袋縫いで布の切れ端が出ないように縫えば、もう10年くらい使えるんじゃないかというのが今回の企画です。ちなみにこの敷き毛布は今使っている敷布団よりもかなり広い巾があるので、20cm狭くなっても使用上の問題は出ません。

作業の難易度はとても簡単。布切りバサミでカットしてマチ針で固定。袋縫いなので2回縫わないと駄目なのがやや面倒といえば面倒ですが、所詮単なる直線縫いなのであっという間に終わります。端のミシンが届かない場所は手縫いでサクっと。所要時間30分弱。実際に使ってみると、縫い代が膨らんでしまったのでそこが気になるといえば気になりますが、まぁコレは仕方がないです。それに数日寝ればすぐに慣れる程度の違和感なので特に問題は無いでしょう。ミシンはマジで便利ですから、男性も触り程度は使えるようになっておいた方が絶対に良いと思います。今のご時勢なら、マスクもあっという間に作れますしね。

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