2024年7月

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24/08/01(Thu)

夏バテで死にそうになってますが、そんな状況を何とかやり過ごしていくために私が気を付けていることが二つあります。それは食事と睡眠。あまりにもありふれた回答ですが、コレがマジで大事。まず食事ですが、とにかく食べる事。夏バテになって食欲が落ちる→食べないで体力が落ちる→夏バテが悪化して更に食欲が落ちるという負のスパイラルに陥らないために、食事は食欲が無くても無理やり食べます。私の場合、主食のご飯や麺類の量を決めておき、食欲が無かろうがなんだろうがその量は絶対に食べる事にしています。食事の楽しみとかは秋にとっておいて、薬と思ってもとにかく食べる。

睡眠はもっと大事。睡眠不足になると体力が落ちて熱中症のリスクが跳ね上がる気がします。ですんで、就寝時間は他の季節に比べて1時間前倒しにします。また、毎日は無理ですが出来る限り1日30分程度の昼寝時間をとります。寝ないで働く=凄いという価値観はどうかしていると思います。とにかく寝る事。スマホのゲームとかやっている暇があったら、寝た方がマシです。

逆に絶対やらないのが水分補給に甘い飲み物を摂る事。私、ここ30年来甘いペットボトル飲料を買ったことがありません。それはポカリやアクエリアスなども同様で、こういうのは水分補給のメリットに比べて糖分過剰摂取のデメリットが大き過ぎます。体内に取り込んだ糖分を処理できなくなって糖尿病一直線間違いなし。真夏の水分摂取は水と食事だけで十分ですし、塩分も普通に食事してれば足りなくなることはまずありません。それでも足りなくなるレベルの汗ダラダラ屋外活動をするならば、岩塩とかを舐める方がまだマシ。水分補給をしたつもりが実は糖尿病一直線だったなんて笑えない話です。

24/07/31(Wed)

夏野菜の中でも暑さに弱い事で定評のあるキュウリがここ最近の暑さのせいで瀕死です。とはいえ、予想よりはマシな感じ。古くなった葉を積極的に落として風通しを確保しているのが功を奏しているのかもしれません。そんなキュウリですが、10本植えて収穫量は1日当たり3〜5個程度。商業ベースではとてもペイしない量ですが、大人2人で食べる事を考えると実は結構いい量だったりします。

そんなキュウリですがついにやらかしました。採り忘れです。キュウリはアホみたいに成長が早く、適正サイズの実を採り忘れて1日放置するだけで腕の太さになってしまいます。そうすると味が落ちるだけでなく、樹への負担も大きいので収支的には大損です。適正サイズの実は15〜20cm程度もあるので、そんなの見落とさないだろうと思うかもしれませんが、コレが結構見落とします。大きな葉っぱに緑色の実という組み合わせが駄目な様で、間近で見ても驚くほど視認できない場合があります。ちなみにカボチャも同様。カボチャも葉っぱが大きく実が緑色なので、直径30cm以上の実が驚くほど見つかりません。人間の視覚って結構ポンコツなのかも。

コレに対して絶対に見落とさないのがナス。ナスは実が紫色・葉が緑なので、見落として実が大きくなり過ぎる事はまずありません。ピーマン・シシトウはほどほど。身は緑色で見つけ辛いのですが、葉が実よりも小さいので割と分かります。そんなわけで私にとって鬼門なのはキュウリとカボチャです。キュウリは頑張って見つけるしかないですが、カボチャは結実してから収穫できるようになるまで時間がかかるので、実を見つけたらなるべくその場所を覚えておき、折に触れてチェックするようにしています。今年はカボチャが大豊作で、2本の苗からフルサイズの実が50個以上採れる予定。スーパーで買うと1個1,000円はするので、苗2本で5万円相当と大幅黒字ですが、食べ切れないのが唯一の問題です。

24/07/30(Tue)

ビニールハウスのブドウがいい感じに色付いてきました。一番の食べ方は問答無用で生食。食べる半日ほど前に採ってきて、冷蔵庫で冷やして食べるだけ。現在私が常食している果物はスイカ・トマト・ブドウの三種類ですが、個人的にランキングをつけるならトマト→スイカ→ブドウの順になります。普通に美味い。ですが、私と父親で食べられる量なんてたかが知れてますし、知り合いにあげるのも限界があります。食べ切れなくて樹に付いたまま熟し過ぎ、腐らせるのは最高に勿体ないので、この時期恒例レーズンを仕込みました。レーズンの作り方は簡単。採ってきたブドウを1粒ずつキッチンバサミで切り離し、新聞紙を敷いた竹ザルに広げて2週間ほど干すだけ。ですが、もう何年も作っているのでそれなりのノウハウがあります。

1. 干す粒は選ぶ。小さ過ぎる粒は干すと更に小さくなって食べでが無くなるので生食に回します。収穫中に本体から軸が外れてしまったものもNG。干している最中に果汁が出て来てベタベタになりハエを呼ぶので駄目です。2. ネズミ注意。日中は炎天下に置くので問題無いですが、夜間取り込んだ部屋でネズミに喰われるリスクがあります。ですんで、保存はネズミが出ない密閉空間で。まぁ、完全にシャットアウトするのは無理なので、ある程度は諦めますが。3. 保存は冷蔵庫で。完成後、一見常温保存出来そうですが、高い確率でカビが発生して全滅するので、できれば冷蔵庫保存で。ただし、容量の関係で難しい事もあると思います。うちは玄米貯蔵用の冷蔵庫があるので、その隅を使ってます。

作る量は一年分。試行錯誤の末、うちの場合広げた新聞紙より一回り大きな竹ザル2枚分が適正量という結論に達しました。干していくと半分くらいの面積になるので、基準は干しはじめ。ブドウを採ってきてザルに広げた段階でザル二枚です。ちなみにコレがどれ位の量かというと、17Lのバケツに山盛り採ってきた分から↑の小さいヤツなんかを弾いてザル1枚分です。つまり、17Lのバケツに2杯が毎年レーズンになるわけですが、コレだけ採ってもまだまだありますんで生食分には困りません。レーズン作成の大敵は数日間続く雨ですが、週間天気予報によるとしばらくは雨の気配が無いので今年は良いレーズンが出来そう。アホみたいな暑さも使い様ですね。

24/07/29(Mon)

うちの庭には様々な雑草が生えます。ドクダミは地下茎を伸ばすが厄介。ムラサキカタバミは分球した芋をまき散らすのが最悪。カタバミは莢に触れると種を飛ばす姿はまるで地雷の如し。コミカンソウはとにかく圧倒的な繁殖力で一体を埋め尽くす。と厄介な雑草は様々ありますが、ラスボスは何かと問われたら満場一致でヤブカラシです。ヤブカラシはドクダミの上位互換。ドクダミよりも大規模に地下茎を張り巡らし、高させいぜい15cmまでのドクダミと違いツルをメーター単位で伸ばして樹木に絡みつき最終的には枯らしてしまいます。ネットではドクダミが入り込んできたら終わりと書いている人もいる位厄介な雑草で、除草剤にも強いので根本的に取り除きたかったらユンボを入れて土を入れ替えるしかないとまで言われています。現実的な方法としては丁寧に地下茎を辿って取り除く方法ですが、庭には色んな木の根や岩があるために辿っても辿り切れない場合が殆どです。

そんな私に朗報。どうもヤブカラシを効率的に駆除する方法があるらしい。それは敢えてヤブカラシを取り除かず。絡みついた樹から丁寧に外して地上にまとめて置いておきます。それがある程度の量になった時点で除草剤を塗って枯らせるというメソッド。こうする事で大量の除草剤を摂取させることが出来るそうで、うちでも現在実行中です。今まではヤブカラシを見るたびにせめて光合成位は阻止しようとその場で地上部分を駆除していましたんで、それを敢えて残そうなんて思った事もありませんでした。世の中色んなことを考える人がいるものですね。ちなみに世の中には除草剤なんて使わなくても酢や重曹を使えば自然に優しいという宗派の人もいますが、甘いです。それであの最強雑草ヤブカラシを駆除できれば苦労はしません。また、雑草と共存すべしという宗派の人もいますが、コレも甘過ぎます。絡みついて光合成を阻害し対象を枯らせてしまうヤブカラシとどうやって共存せよというのでしょう。光・水・肥料を横取りするヤブカラシと庭・畑は完全に相いれない存在です。

24/07/28(Sun)

炎天下の草むしり作業のお供に必須アイテムが空調服・麦藁帽子・アームカバーの三点ですが、最近ココに凍らせたペットボトルが加わりました。庭の草むしりなら体の不調を感じればすぐに蛇口の所に戻って水分補給が出来ますが、家からちょっと離れた畑だとそうもいきません。今までは気合で頑張っていたんですが、最早気合でどうこうできる問題でもなくなったので、350mlの小さなペットボトルに8分目まで水を入れて冷凍庫で凍らせたものを持参するようになりました。

使い方としては単純で、溶けた端から飲むだけ。しかし体感的にコレでずいぶん楽になった気がします。ちなみに敢えて350mlという小さめのものを使っているのは、MAX作業時間の1時間で飲み切れる量を選んだからです。この炎天下ではどんなに↑の便利アイテムに頼ったとしても私の体力では1時間が限界です。頑張れば1.5時間イケるか?とも思いますが、無理をして熱中症になっても何のメリットもないのでやりません。それにしても最近暑い・暑過ぎる。新しく買った空調服には背中に2か所保冷剤を入れるポケットがあったので、手持ちでピッタリ入るものをセットして使っているのですが、30分しかもちません。この暑さ、マジでいい加減にしてほしいです。

24/07/27(Sat)

繕い物が溜まってきたので、久しぶりにミシンを取り出しました。初手はテーブルクロスの修繕です。うちでは週一のペースでテーブルクロスを交換・洗濯というローテーションで3枚を使いまわしています。シャツなどの着るものは消耗する場所とそうでもない場所がハッキリしていますが、テーブルクロスはそれほどでもありません。ありませんがないわけではなく、人が座る位置や醤油差しを置く場所が固定されている都合上、同じ場所が消耗していきます。完全に破れると色々面倒臭いので、まだ薄いでとどまっている間に修繕してしまうのが吉です。

方針は単純。薄くなった場所に二回り位大きな布を当て、周囲を折返して一度縫った後、本体に縫いつけるだけ。当て布はテーブルクロスと同じ布が望ましいですが、そんな事は不可能なので、似た感じの布で薄くなった所から透けても違和感が無いものを選びます。やる事は単純ですが、折返した部分にアイロンをかけたりマチ針を打ったり、細かい作業がそこそこあるので全工程で20分といったところでしょうか。作業難易度は低いですが、久々のミシン作業リハビリとしてはちょうど良いと思います。

24/07/26(Fri)

先日知り合いからマンゴーを貰いまして、漆に弱い私としてはウルシ科の植物は恐怖でしかないんですが、捨てるのも勿体ないので頑張って食べました。マンゴーは皮ぎしと種周辺にかぶれる成分が多く含まれているそうなので、いつものドケチ根性を一旦封印し、皮は厚めに剥く・種際の果肉は攻めないという二点を徹底したところ、幸いにも今回はかぶれませんでした。ですが、残った種を見てコレを発芽させたら面白いんじゃね?と思い植えてみました。

ネットで調べたところ、同じ事を考える人は沢山いる用でレポートがたくさん見つかりました。マンゴーの種を植える場合外側のかたい殻を除去し、中身の柔らかい部分を水で濡らしたガーゼなどの上に置いて発根させるそうです。実際やってみたところ見事成功。本日育苗用の土を入れたポットに移して次の段階に移行したところです。ただし、そこで私重要な事に気付いてしまいました。もし今後この苗が順調に成長したとすると、漆成分を周囲にまき散らす植物を育てていることになるわけで、漆に弱い私にとってそれはどうなんだ?という事です。愛着がまだそんなにない今のうちに、栽培を諦めて処分してしまった方が良いような気がしてきました。自宅でマンゴーが出来るというのは魅力的ですが、漆のかぶれにはとてもじゃないけど勝てませんから。

24/07/25(Thu)

今日は常備しているパウンドケーキ用の型紙が切れたので作成しました。元々うちでパウンドケーキを作り始めたのは、ある事故が原因です。強風で屋外の配線がショートして家じゅうの家電に100V以上の電圧がかかってしまい、家電の半分が壊れたことがありました。屋外配線の管理は電力会社の責任なので、壊れた家電をリストアップして弁償してもらったんですが、問題になったのが電子レンジです。当時使っていた古い電子レンジも壊れてしまい、同価格品と弁償という事になったんですが、電子レンジは購入から10年以上たって大幅に価格が下がってしまっており、購入当時と同価格帯の電子レンジというものが存在しませんでした。仕方なくオーブン機能が付いたオーブンレンジを買ったんですが、せっかくオーブン機能があるのに全く使わないのはモッタイナイと思い、パウンドケーキやら朝食用のパンやらを自作するようになったという経緯があります。あのショート事件が無ければ、多分今も作ってないでしょう。

そのパウンドケーキ、当時はオーブンシートを買って使ってたんですが、ある時ネットでケーキの型紙はわざわざオーブンシートなんて使わなくてもコピー用紙で十分とケーキ屋さんが言っているのを見かけまして、実際試してみると本当にコピー用紙で十分だったので、以降はオーブンシートを買わなくなりました。使うのは以前父親が大量に買い込んだのに、最早A版に押されて全く出番が無くなったB4のコピー用紙。コレをホチキスでとめられる最大量20枚束ねて四隅をとめ、うちで使っているケーキ型に合わせて作った厚紙の型を重ねて周囲を鉛筆でなぞります。あとは型を外し、カッターで周囲を切れば完成。うちでは大体10日に一回パウンドケーキを焼くので、これであと200日戦える計算になります。ちなみに、切り取った周囲は形を整えてメモ用紙に転用してます。うちの規格である90mm×125mmを切り出すと、隅が一か所少しだけ欠けてしまいますが、メモ用紙なので特段問題ありません。無駄が出ないって素晴らしいですね。

24/07/24(Wed)

数日に1回のペースで冷凍ストックしてある枝豆を茹でて食べてます。採ってきてから塩を大量に振ってしばらく放置した後、揉んで水で流し、水気をよくふき取った状態でジップロックに入れて冷凍庫へ。コレを塩をこれでもかと入れて沸かしたお湯(塩分3〜4%)で3分茹で、扇風機の風を直接当てて空冷して食べてます。コツはとにかく塩分量。普通の料理の感覚だったら恐怖で手が止まるレベルの塩をぶち込まないと、味が決まりません。

この枝豆に限らない話ですが、冷凍ストックの消費は私にとって長年の課題です。冷凍してストックするまでは喜んでやるのですが、それを使い切るのがなかなか難しいんです。ストックしたところで安心すると言いますか。多分太古の野生の記憶というヤツがDNAの中に残っているのだと思います。ストックした事自体忘れてしまい、冷凍庫の肥やしになるケースが本当に多い。冷蔵庫ではあまりやらないので、多分コレは冷凍庫に入れる場合は中身が見えなくなることが大きいんじゃないかと思っています。透明なジップロックならまだマシですが、白いレジ袋もよく使うので、そうすると中身は記憶頼りになります。一度冷凍庫の中身をホワイトボードに書いて吊っておくというのを試したことがあるのですが、何か使う度にホワイトボードの内容を変更するのが習慣化できず断念。結局のところ自分の記憶頼りになっています。枝豆も冷凍保存の消費は1カ月目安らしいのですが、とてもじゃないけど1カ月でなんて食べ切れません。自己責任という名の賞味期限延長ですね。

24/07/23(Tue)

うちの庭や畑には所々に大葉が生えています。意図的に植えたわけではなく、どこからか種が運ばれてきて、勝手に生えたもの。大葉は繁殖力が凄くて、花を咲かせると辺り一面大葉だらけになって大惨事ですが、葉を使う分には問題ないので、敢えて抜かずにそのままにして利用しています。ただし、花を咲かせるのは厳禁。花が出たらすぐに花芽を摘み取り種が出来ないようにします。

自分の行動範囲内ではどこに大葉が生えているのか完璧に把握しているので、2〜3日に1回のペースでちゃちゃっと収穫します。大葉は成長が早くてあっという間に大人の掌サイズを超えてきますが、大きくなり過ぎると葉の色が濃くなり、固くて美味しくなくなるのでそこまでが勝負。いい感じの葉を摘み取ると同時に、食べ頃を過ぎた葉は摘み取って新陳代謝を促します。採ってきた大葉は胡麻油醤油に漬け込むと保存が効いていい感じ。新しい葉っぱを採ってきたら、漬け込んだ葉を持ち上げて下に入れると、キッチリ調味料が沁みて美味しく漬かります。おススメはこの葉でご飯を巻いて食べる方法。誰でも考え付くヤツですが、コレが美味いのです。大葉は買うと結構高いのですが、繁殖力旺盛なので栽培は簡単です。地面が少しでもあるなら、植えておくと重宝するんじゃないでしょうか。種の管理はしっかりしないと駄目ですが。

24/07/22(Mon)

7月も残り1/3になったという事で、今日をもってナスの収穫はいったん終了。切り戻し作業をして8月1カ月は実をつけないようにし、株を休ませて延命を図ります。家庭菜園をやるまでは知らなかったのですが、夏野菜といっても夏に強いわけではありません。むしろ今の夏の暑さは夏野菜にとっても致命的な場合が殆どです。特にキュウリは暑さに弱く、今の時期どう足掻いても瀕死状態。トマトは暑過ぎると実の色付きが悪くなるので、敢えて実を落として休ませています。

ナスは比較的暑さに強い方ですが、それも程度問題。ということで、時期も時期だし切り戻し作業をした次第です。切り戻し作業では主軸を1/2〜1/3程度の長さまでバッサリ切り詰め、株から30cmの地点任意2か所にシャベルをざっくり突っ込んで根を切断。発根を促して株の若返りを図ります。コレにより株の新陳代謝機能が大幅に落ち、夏の暑さも何とか耐えられるようになる…かも。ナスはとても使い勝手の良い野菜なので、出来れば間断なく採り続けたいのですが、衰弱死されると元も子もないので苦渋の決断です。作業は一応暑さがまだそうでもない早朝を狙ってやるのですが、それでも気温は余裕で30度に迫っており、そりゃ野菜も弱るよなと思います。が、そんな中でも関係ないと言わんばかりに伸びまくる畑の雑草。あいつ等マジでエイリアンか何かですかね。

24/07/21(Sun)

最近昼間の水分補給として冷たいお茶が欠かせません。いつもはドラッグストアで100P入りのお徳用紅茶を水出しにしているんですが、先日香典返しで日本茶を貰ってしまいました。別にどっちでも良いんですが、分量的に日本茶の方が少ないので、こっち優先でとっとと使い切ってしまいます。この日本茶はパックに茶葉がどばっと小分けせずに入っているタイプ。一瞬お茶パックを買ってくるか?とも思ったのですが、いやいやそんな事をするのはドケチの道ではないと思い止めました。

いつも紅茶を水出しする際に使っている1Lの計量カップに水を並々入れまして、茶葉を小匙1杯山盛りぶっこみます。それをそのまま冷蔵庫に入れて1番放置。すると良い感じで茶成分が出ているので、後はコレを愛用の魔法瓶に移せば完成。魔法瓶の口に漏斗→その上から茶漉しをセット。計量カップのお茶を注ぐと、茶漉しで茶葉が漉されつつ漏斗で周りに漏れずに魔法瓶に入るという寸法です。ところで、最近では1日の水分が1L一回では足りなくなりつつあります。特に昼間に草むしりをした後は、飲んでも飲んでも足りない感じ。コレでまだ7月。とっとと夏が過ぎ去ってくれないかと心から望んでいる昨今です。

24/07/20(Sat)

毎日アホみたいに暑いので、この日差しを少しでも有効活用すべくプチトマトを使ってドライトマトを量産しています。赤道ラインで真っ二つに切ったプチトマトを切断面を上にしてザルに並べ、塩をパラパラ振ってから直射日光に直撃させるだけ。天候が良ければ5日〜1週間程度でカラカラになって完成です。味だけを考えると半生状態が一番美味いんですが、保存中に黴が生えて食べられなくなったら本末転倒なので、徹底的に乾燥させるようにしています。

乾燥が終わったものからジップロックに入れて冷蔵庫で保存します。カラカラになっているので常温保存でもいけそうですが、素人が天日で干した場合は一部に水分が残っていてそれが原因で黴が発生→全体に広がって全滅というパターンが結構あるので(レーズンで経験済み)、長期保存を狙う場合は安全マージンを大きめにとって、しつこいくらいに乾かした方が良いです。どっちにせよドライトマトはオイル漬けにする前にいったんぬるま湯で戻すので、カラカラにしておいてもデメリットはありません。ちなみに漬け込む油に関して、以前はオリーブ油を使っていましたが、現在はサラダ油です。円安でオリーブ油の単価がアホみたいに上がってしまった事と、オリーブ油は冷蔵庫に入れると白く固まってしまうのがネックになってます。固まってもトーストに塗れば溶けるんですが、何となく嫌なのですよね。

24/07/19(Fri)

今年も茎を食べるタイプのサツマイモがいい感じで育ってきたので、収穫してきました。茎というのは実は正確な表現ではなく、茎と葉の間の葉柄と呼ばれる部分を食べるタイプのサツマイモです。芋は食べられません(毒は無いけど食べても美味しくない)。採ってきた葉柄は、丁寧に料理すなら皮を剥くんですが、1タッパー分作るのに100本〜の数を使う為にいちいち皮なんて剥いてられません。皮を剥かないと、無論剥いた場合よりは固くなりますが、食べられないほど固いという事は無いので、私は剥かないで料理してしまいます。

採ってきた葉柄はザっと洗ってから3cm程度に切り揃え、油多目の中華鍋で火が通るまで炒めます。あとは醤油・塩・砂糖などで味を決め、気分によって鷹の爪で辛味や胡麻の風味を加えてみたり。冷凍庫にストックがあれば油揚げを細かく切って入れると味にアクセントが出ていい感じになります。この芋の茎はほぼ市販されていないので、食べたければ自分で作るのが一番手っ取り早いです。普通の食用サツマイモの葉柄も食べられなくは無いですが、それをやると芋の成長が阻害されますし、なにより専用種じゃないので葉柄も細くて短く食べでに欠けます。サツマイモ全般に言えますが、栽培難易度は低いので土があればやってみると良いんじゃないでしょうか。ちなみに今年作り始めた空心菜は同じヒルガオ科の親戚という事もあり、味の傾向は似ている気がします。ただし、茎から葉まで全部食べられる空心菜の方が、収穫から調理までの手間はかかりません。どちらかを選べと言われたら、個人的には空心菜ですね。

24/07/18(Thu)

畑のカボチャは収穫して食べても水っぽくてイマイチ美味しくなくて、2週間ほど寝かせてヘタの部分がカラカラになった頃が食べ頃と言われています。カボチャは重いので、右手にナス・キュウリなど夏野菜の入ったバケツ、左手にカボチャ一個を抱えて帰ってくる毎日。持って帰ってきたカボチャはヘタが真横を向く状態で半日放置し、ヘタからの水を粗方出してから新聞紙に包み、当日の日付とそこから2週間後の日付をメモした紙をガムテで貼り付けて風通しの良い場所に保存してあります。コレが結構手間なのですが、新聞紙で包まないと高確率でゴキブリの餌食になるのです。表面についた僅かな傷にゴキブリがたかり、数日で穴があいてしまいます。面倒臭いですが新聞紙で包むのは必須。

カボチャのレシピの幅はキュウリよりは広いけどナスよりは狭い感じ。加熱調理が基本なので、煮る・焼く・蒸すなどのバリエーションがつけられる点でキュウリより楽です。一番の定番は煮物。カボチャがあったらとりあえず煮とけという感じ。うちも切らさず常備してますが、コレだけではとてもじゃないけど食べ切れません。そこで今回はポテサラ風カボチャサラダ。皮を剥いて串が通るまで茹でたカボチャをマッシャーで潰し、刻んだ茹で卵・水に晒した玉葱・庭のパセリのみじん切り・ストックのシーチキンなどを加えてマヨネーズで和えるだけ。正直ジャガイモを使った正統派ポテサラの方が美味いとは思いますが、コレはコレで悪くないです。ちなみに、カボチャは皮まで食べられるので、煮る時に格好をつけて一部だけ皮を剥くなどといった映える行為はやりません。が、カボチャでポテサラを作る場合、皮を剥かないとマッシュした際に身のオレンジと皮の緑が混然一体となり、えもいわれぬ不味そうなカラーに変色するので、この場合は皮の除去は必須に近いです。剥いた皮は別途料理すれば良いですし(今回は刻んでかき揚げ風にしてみた)。食べ物は口に入れた時に美味ければ見かけにはこだわらない主義の私でも、あの色はいただけません。ポテサラの場合、カボチャの皮は剥きましょう。

24/07/17(Wed)

親戚から箱で素麺を貰いましたんで、しばらくは昼食素麺生活になります。こういう麺類を使った料理をテレビなんかで見ていていつも気になるのが茹で汁の処理です。みんな気軽に下水溝に流してますけど、もったいなくないですかね。そもそも熱湯は配水管を傷めるリスクがあるので直で捨てるのはNGとされています。また、うちでは茹であがった素麺を2回水で〆るのですが、この水って殆ど汚れていないわけで、そのまま捨てるなんてドケチの私にしたらあり得ません。というわけで、素麺を茹でると鍋1杯分のお湯と2杯分の水が出ますんで、コレも有効活用してしまうのが私のスタイルです。

お湯は洗い物に使うとよほどの油汚れで無ければ洗剤不要で食器がキレイになるので、洗い物に使います。食事が終わったタイミングだと↑の茹で汁は手を突っ込むにはまだちょっと熱いので、別途ボウルにとっておいた2杯分の水から1/4程を加えて温度を下げ、洗い物に使います。残った3/4の水は午後の草むしりを終えた後で手を洗うのと、夕食後にシンクやコンロ周りを台布巾で水拭き掃除するのに使い、最後に裏庭で育てている葱やパセリの中に撒いて使い切ります。うちは井戸水ですが、電動のポンプで汲み上げているので蛇口をひねれば通常の水道のように水が出てきます。ですが、私の心の中では井戸から釣瓶でわざわざ汲み上げて使っている体でして、そういう心持だと水もほとんど無駄に出来ません。我ながらケチだなとは思うのですが、性分なので仕方ないですね。

24/07/16(Tue)

愛用のトランクスが破れたので修繕中です。意外かもしれませんが、トランクスにも破れやすい季節というのがありまして、それが夏です。理由は簡単。夏場になると大量に汗をかき、トランクスが肌に張り付きます。そのタイミングでしゃがむなど布にテンションをかける動作をすると、冬場の汗をかいていない時期なら布地が肌の上を滑って力を逃がす場面で、布が肌にくっついて引っ張られてしまい破れてしまうのです。無論、新品で布自体がまだ十分強ければ破れないで済むケースもありますが、布が弱ってくると駄目ですね。

修繕するか否かは破れた布の周囲の状況を見て判断します。周囲が一律に弱っていて、多分繕った所から再び敗れるだろうなと思われる場合は修繕を諦めてウェスに下げます。まだまだ丈夫だと判断した場合、当て布をしてからミシンでランダムに縫って補修します。当て布修理って思った以上に繊細で、周囲の弱った布と新しい布の強度の違いが大きければ大きいほど、テンションがかかるとアッサリ境界線で破れてしまうので、破れ周囲の布の強度が判断の一番のポイントです。この例で言うと、Tシャツの首の後ろが破れてきた場合は100%修理不可です。私の癖でTシャツを脱ぐ場合首の後ろを掴んで引き抜くので、ココが薄くなって最終的に破れます。この場合、首の後ろ周辺が満遍なく薄くなっているので、下手に当て布をしてもすぐにまた破れてしまうので、修繕の意味がありません。まぁ、この辺も幾多の失敗を経て得た教訓なのですけども。

24/07/15(Mon)

キュウリが殆ど終わったのと入れ替わりにナスの収穫が最盛期です。キュウリと違ってナスは加熱調理が中心の為レシピの幅が広く、いくら採れてもキュウリほど苦労はしないのが楽です。とりあえず浅漬けと煮物は定番で途切れないように作っておき、あとはその日の気分で常備菜をいくつかという感じ。

その中でも高頻度で作るのが茄子味噌。メイン総菜の時は四つ割りの様に大きく切る事が多いですが、小鉢的なスタンスで作る際は小さく切るのがうち流です。ヘタを落として4つに割ったナスをやや厚めの5mm程度で小口切りし、多めの油で炒めつつ味噌・味醂ベースで甘めに味をつけたもの。胡麻を加えて香ばしさをプラスするのも良し、鷹の爪を加えて刺激をつけるのも良し、八角を加えてエスニック風にするのもまた良し。ナス・油・味噌の相性が良すぎるので、そこに何を加えてもそれなりに良い感じになるのがナスの良い所です。そんな絶好調のナスですが、7月終わりを目途にザックリ切り戻して1カ月ほど収穫が止まる予定です。8月の暑さを避ける為に、この時期新陳代謝を落として休ませることで、(上手くいけば)11月頃まで長く収穫できるという寸法です。8月に無理に収穫を続けると株が短命に終わってしまう事が多いので、長い目で見たらこっちの方が得というプランです。まぁ、11月まで枯らさず延命させるというのもそれはそれで難しいんですけども。

24/07/14(Sun)

先日のAmazon便で空調服と抱き合わせて買った物の中にペンライトがあります。うちは古い農家造りで無駄に広いので、日が落ちてからの屋内移動の為常にポケットにペンライトを入れているため、必須アイテムです。無論各所に灯りはついているのですが、例えば今から自室に行くまでには4か所の灯りを点けねばならず、オンオフしながら歩くのが面倒臭い。ですんで、ペンライトが最適解だと思います。

私が求めるペンライトの条件は一つだけ。USBで充電するタイプだという事です。百均で売っているものは殆ど電池式。LEDは電気を食わないとはいえ、電池は結構消耗する印象です。それを毎回買って入れ替えるのが面倒臭い。ですんで、灯りが弱くなったらUSBに突っ込んで充電できるタイプ一択です。先代は700〜800円程度でこのスペックなら最安値の商品でしたが、コレが最悪。1年ほど使いましたけど1日数分程度の使用なのに1週間も使うと灯りが弱くなるという低性能。そして1年の使用でスイッチが接触不良を起こして死にました。という事で今回はもうちょっと高い価格帯の品。1,500円程度のもので、一応医療用という事になっていますんで、あんまり酷いものではないだろうと信じて買いました。今のところは好調です。バッテリーのもちも悪くない感じ。前回1年で死んだので、今回は3年位もってくれると嬉しいのですけども。

24/07/13(Sat)

畑の牛蒡がいい感じになってきたので収穫してきました。うちの近所は自分の家で野菜を作っている人が多いのですが、何故か牛蒡を作る人は私が知る限り皆無です。難易度も高くなく、シンプルに美味しいのに何故?キュウリ・ナス・トマト辺りの定番は皆作ってるんで、採れ過ぎた際にあげようとしてもいい顔をされませんが、牛蒡はまず間違いなく喜ばれます。あげませんけども。

うちで作る牛蒡は最長でも30cm程にしかならない品種です。1mを超えるような通常の牛蒡は家庭菜園では難しい。作るのは短い品種と一緒ですが、収穫が出来ず途中で折れてその先は廃棄する羽目になります。世の中には賢い人がいるもので、斜めに立てた波板に土をかぶせたものの中で育てる事で、長い牛蒡を楽に収穫できるという方法もあるのですが、そこまで手間暇かけたくないので私はやりません。今年は畝の上に使用済みの肥料袋を立てて中に土を詰め、その中で育てる事で収穫を容易にするというプランを考えていたのですが、いざやる段になって面倒臭くなってやめてしまったレベルなので。

ちなみに採ってきた牛蒡はキンピラ牛蒡or叩き牛蒡の二択で、たまにかき揚げというラインナップです。キンピラゴボウは手抜きでピーラーを使うにしてもササガキ作業が結構面倒臭くて嫌なんですが、完成品のあの美味しさには代えがたいので重い腰を上げて作ります。叩き牛蒡は祖母の得意料理でしたが、何故かお節料理としてしか作りませんでした。私は牛蒡が採れれば通年で作りますけども。こっちはササガキ作業が無い分ちょー簡単。あっという間に作れるのが魅力ですね。

24/07/12(Fri)

今日は雨の日の収穫作業に欠かせないビーチサンダルの修理。雨の日は基本的に畑作業はしないのですが、収穫だけは別。特にキュウリは1日収穫が遅れると30cmオーバーのお化けキュウリが出来るので、よっぽど降りが強くない限りキュウリだけは最優先で収穫します。ナス・ピーマン・シシトウなども巨大化はしますがキュウリ程ではないので、余裕があれば収穫。

この際重宝するのがビーチサンダル。濡れても無問題なので、気軽に使えます。が、畑で使うと結構壊れるのです。濡れた畑の泥の上をビーチサンダルで歩くと、底が泥に張り付いた状態になり、ココから足を上げると大きな力がかかって鼻緒が本体から抜けてしまいます。そしてコレを何度も繰り返すと、本体の穴周辺にヒビが入って抜けるのが癖になるという流れ。コレを今回はアルミの空き缶で修理します。空き缶を切り開いてアルミの板を取り出し、ドーナツ型に切り出します。内側の円は鼻緒の直径で、外側は直径4cm。一か所に切れ込みを入れて隙間の無いCの字型にし、コレをビーチサンダルの底側で鼻緒にはめ込めば完成。4cmの異物が挟まっていると、流石にいくらヒビが大きくても鼻緒が本体から抜ける事は無くなります。前回はちょっと日和って外径2cmでやったら、アルミ板ごとヒビを貫通して引き抜けてしまったので、今回はその教訓を活かしてみました。コレであと数年は延命できたはずです。

24/07/11(Thu)

今日のメインはお中元で貰ったハムを使ったハムカツ。ハムは一般的に汎用性が高いので重宝するのですが、今回のは中にサイコロ状のチーズが入っているもので、コレが意外に使い勝手が悪いのです。ハムはスライスして加熱して…という調理方法が多いと思うんですけど、このハムでこれをやると、中のチーズが溶けて流出してしまい、わざわざチーズを入れて作った意味が無くなってしまいます。となるとスライスして生でサラダ的に食べるのが最適解になるのですが、それは作り手として何となく物足りない。ということで、ここ数年はこのハムが届くとハムカツにしてしまうのが定番となっています。ハムカツならば衣で包まれているので、中でチーズが溶けても関係ありませんから。

ハムカツのキモはただ一つ、ハムの厚さです。純粋にハムカツして考えた場合、個人的にはちょっと薄め(約3mm)に切るのが好き。5mmを超えると衣と身のバランスが崩れる気がします。ただし、チーズが入っている本件の場合はそもそも薄めに切るのが難しいので、仕方なく5mm越え出来る事になります。揚げる事で中のチーズが溶ける事を計算に入れると、チーズ入りハムの場合はやや厚めが良いという結論になりがちですが、やっぱりハムカツは薄い方が美味しいと思うのですよね。ちなみに味付けは現在絶賛マイブーム中の自家製タルタルソース。少し多めに作って余らせ、朝食のトーストに乗せるのが好きですね。

24/07/10(Wed)

先日空調服を買う際に半年ぶり位でAmazonを使いました。以前は購入額2,000円から送料無料だったのが3,500円からに値上がりしてしまったため、欲しいものを積み上げていってこの額を超えるのに時間がかかるようになってしまったからです。私の場合、Amazonを使うのは近所の実店舗では見かけない珍しい品が中心です。そして重宝しているのがAmazonの欲しいものリスト機能です。

日常生活で何か欲しいなーと思ったら、とりあえずAmazonで検索して欲しいものリストに登録しておきます。別に登録したからと言って購入を急かされるようなことは一切なく、純粋にメモ機能なので安心。それを積み上げていくのですが、登録した際にリストを再び見直すと、結構な確率でやっぱりコレ要らないかも…という事になります。欲しい!と思った時は燃え上がってますが、しばらく経って冷静になると評価が全く変わるなんて世の中にはいくらでもある事。そうなると粛々とリストから消去。こうやって登録しては消しを繰り返し、総額が3,500円を超えて且つすべての品目を何度か見直し再検討した状態になった時に初めて発注します。まぁそれでも買ったはいいものの結局ほとんど使わなかったなんてザラにあるので、自分が本当に必要な物を必要な量だけ買うって実は結構難しい。なにより、何かを買う行為自体楽しいから世の中に買い物依存症なんていう病気があるわけで。

24/07/09(Tue)

毎年作っているバジルですが、昼食のパスタに使うだけでは到底使い切れません。最初の頃は毎年5〜6株作っていましたが、正直持て余すので年々数を減らして今年は2株。それでも葉が大きいので、一食分のパスタには葉っぱ1枚で十分。需要が全く供給に追い付きません。量だけで言えば1株で十分なんですが、それだと不測の事態でその株が枯れてしまった場合ゼロになってしまうので、危機分散の意味で2株作っています…ここ数年枯れた事無いですが。

そんなバジルを一気に使う方法は二つ。乾かすかジュノベーゼソースにして冷凍するか。乾かすのは色を残すために電子レンジで一気に水分を飛ばします。簡単ですが去年作った在庫がまだ一杯あるので、今回はジュノベーゼソースを仕込みました。ジュノベーゼソースは正式には松の実を使うんですけど、特殊な食材はあんまり買いたくないので身の回りで代用できるならその方がベター。ということで、私がいつも使っているのはカボチャの種です。例年30〜40個採れるカボチャ、種は炒ると美味しいんですがとにかく手間がかかるので基本捨てています。が、ジュノベーゼソースを仕込むには最適なので、カボチャ1個分の種を確保。ワタから一個ずつ手で外して皿に広げ直射日光に数日晒してカラカラに乾かしてから炒った後、皮を剥いたものを材料として使います。カボチャの種は基本ナッツと同じなので、松の実の代わりに使っても全く違和感はありません。ちなみにジュノベーゼソースは足が速いので、基本冷凍です。ジップロックに薄く広げて入れたものを凍らせ、都度必要量だけ折って使います。とにかく手間暇かかるので、作っても他人にはあげません。基本自分だけ独り占めで食べてます。

24/07/08(Mon)

連日の暑さが洒落にならず、日中の庭仕事で熱中症になって死んでもつまらないので、今年に入って初のAmazon利用・空調服を買いました。昨年まで使っていた空調服はオフに洗濯したら思いの外紫外線劣化が進んでいたようで、しっかりネットに入れていたのにこの私をもってしても一目で修繕不能判定が出るレベルでビリビリに破れてしまいました。そんなわけで、今シーズンは何の根拠もなく空調服無しでも気合と根性で何とかできるんじゃないかと思っていたのですが、無理でした。

前回買ってから多分5年ほど。空調服の世界もだいぶ変わっていました。一番はモバイルバッテリーの電圧です。前回買ったのは5.5Vでしたが、ファンのパワーを上げるためにバッテリーの高電圧化が進んでおり、今回のは約3倍の17V。最新式では30Vのものも出ている始末です。ただ、体感の風量に関しては前任者とそんなに違いは感じませんでした。電圧が3倍に買ったからと言って風量が3倍になるわけではないらしい。

ただ今回、一番良かった点はファンに電力を供給するコードがファンの付け根で取り外せるようになっていた事です。コレ、マジで重要。先代はココが取り外しできませんでした。そうするとどうなるか。ファンはベストの裏表から部品を挟み、ねじって固定するようになっています。ところがコードが付いているとこの取り付け過程でねじれてしまいますし(=断線のリスクが大きくなる)、コードがあるせいで上手くねじれないという最悪の事態まで発生します。ココが取り外せるのはマジで重要。店舗で実物を見て買う場合、バッテリー容量とかよりもまずココをチェックすべきだと思います。それにつけても、空調服マジ神。特にこの時期屋外作業をする場合、たったの1万円前後でこの快適さが買えるのなら安いものです。空調服は夏場の庭仕事の必須アイテムだと思いますね。

24/07/07(Sun)

コレだけ暑いと特に日中の庭仕事に欠かせないのが汗拭きタオル。麦わら帽子装備で多少楽にはなりますが、それでも汗ダラダラ。こまめに拭かずに大量の汗が皮膚に滞留すると気化熱も期待できなくなるので、結構な頻度で麦わら帽子を脱いで顔から首を拭いています。ちなみにこのタオル、何枚も使うと洗濯が面倒臭いので、基本は一日一枚。昼間汗拭きに使ったタオルで入浴後の身体を拭き、そのまま流れるように残り湯で漬け置き洗いをして翌日は干します。コレで雨の日が二日以上続かなければタオル二枚体制で回せます。

ちなみにタオルが臭くなる原因の90%は湿ったまま放置する事なので、庭仕事が終わり部屋で涼んでいる時などはこまめに干して水気を飛ばします。Tシャツも同じ扱いで、部屋で上半身裸になって過ごす時は窓の外に干しておくと臭いの出方が全く違うので、こまめに干して水分飛ばすのマジ大事。そんなタオルですが、こんな過重労働を強いていると1シーズンもたずに何となくゴワゴワになってきます。ネットでタオルの替え時を調べると、この辺がいいタイミングらしいのですが、うちでは気にせず使い続けます。多少ゴワゴワでも少し汗を拭くとそこそこ柔らかくなるので無問題。うちではパイルが広範囲にわたって剥げたり、物理的に破れが酷くなった時が替え時なんですが、そうすると1枚のタオルが5年とかもってしまいます。よくあるパターンでうちにも使っていないタオルが山の様にあるので、合理的な行動で無いのは自覚していますが、使い切るまで捨てられないのが私の性分なのですよね。

24/07/06(Sat)

畑の枝豆、莢を触って確認するとまだちょっと早いような気もしたんですが、とりあえず味を見てみようと1本抜いて持ち帰ってきました。結果:多分あと1週間後位がベストタイミングですけど、美味い。野菜には自分で作っても店で買ってきても味がそんなに変わらないものも多いんですが、枝豆は全然違います。畑から採ってきた枝豆を速茹でて食べるとマジで美味い。私は酒を一切飲まないので、つまみとしての美味さは分かりませんが、枝豆は単体でもちょー美味しい。

私が考える枝豆を美味しく茹でる一番のコツは十分な塩を使う事です。うちの場合、枝豆重量の4%。コレを枝豆にまぶしてよくすり込んで30分放置した後、塩ごと熱湯に投入して4分。ザルにあげて扇風機の風邪を直撃させ空冷して完成です。4%の塩というのは普通の料理の感覚だと明らかに使い過ぎなので、目分量でやろうとすると無意識のリミッターが働いて大体足りなくなります。ですんで、枝豆の時は計量必須。しっかり量ってキッチリ塩を使うのが超重要。大量に使いはしますが、茹でる過程でほぼほぼ茹で汁に溶けてしまうので、塩分摂取量は多分大した事ないです。

ちなみに枝豆の採れるタイミングはとても短く、それを一気に食べようとすると見るのも嫌になって人間・枝豆双方不幸な結果になります。ですんでうちでは塩をまぶした段階でジップロックに入れて冷凍してしまいます。新鮮な生を茹でるのに比べたら味は落ちますが、それでも十分美味い。ネットでは賞味期限1カ月とされてますけど、多分3カ月くらいなら平気なので、うちではゆるゆると食べています。

24/07/05(Fri)

今年もプチトマトが採れはじめました。今年は種から育てた苗が4本、そこから時間差をつけて脇芽で育てた苗が4本、スイカ畑の中から突然昨年のこぼれ種で生えてきた1本の計9本を育てています。1本から100個は採れると思うので、単純計算で900個。売る程出来ます。使い道としては生食もしますが、ほとんどを乾燥に回します。何故なら、単純にコレがプチトマトの一番美味しい食べ方だと思うから。

プチトマトはギリギリ完熟を待って収穫します。それを赤道ラインで二つに割り、断面にごく少量の塩を振り、切り口を上にして適当な容器(うちでは紫外線に強いという理由で使っていない園芸用の受け皿を使います)に並べ、直射日光がガンガンにあたる場所を選んで干します。水分が完全に抜けてカラカラになったら完成。保存は常温保存が可能っぽく見えますが、僅かに残った水分がカビを呼ぶことがあるので、うちではジップロックに入れて玄米貯蔵用冷蔵庫の隅で保管しています。

使う際は片手で握れるくらいの量(2週間分程度)をぬるま湯で数分戻し、水分をよく絞ってからオリーブ油をひたひたに注いで半日ほど放置します。自家製のパンを1.5cm程にスライスし、両面に軽く油を塗りこんでから弱火フライパンで各4分を目安に焼き色を付け、↑のトマトを乗っけてから漬け込んだオリーブ油を軽く垂らして完成。控えめに言って絶品なので、うちではこのドライトマトを作るために毎年プチトマトを作っているといっても過言ではありません。

24/07/04(Thu)

3〜4回の失敗を経て、やっとクレソンの栽培が軌道に乗りました。この時期のクレソンはマジでありがたい。昨日ココでも書いたキュウリの使い道としてサラダがあるのですが、キュウリは香りがほぼ無い野菜なので、サラダにすると歯応えはあるけど香りのパンチはありません。そこでこのクレソンをちょっと足すととてもいい感じになるのです。直径20cm程の植木鉢で育てているので、流石に毎日は厳しいですが、3日に1回位だったら無理なく収穫出来ます。

クレソンは育てること自体はとても簡単。元々湿地に生える植物なので、他の野菜なら根腐れするレベルで受け皿の水を常に切らさないようにするのがポイントです。ただし虫に超弱いのが弱点で、私もそれで何度も失敗しました。いつの間にか蝶が卵を産み付けており、あっという間に丸坊主にされます。そこで今回は植木鉢の上に使っていないステンレスのザルをかけて育てています。コレで蝶を完全にシャットアウト。ちなみに屋内で育ててもみましたが、日照不足と多分風不足であまりうまく育ってくれません。今後の課題としては栽培規模をもう少し大きくしたいのですが、そうすると今使っているステンレスザルでは無理になります。となると、虫除けネットを買ってきてカバーをDIYするのが手っ取り早いのですが、暑過ぎてやる気がないので涼しくなってからの課題ですね。

24/07/03(Wed)

毎日フルサイズのキュウリが10本以上採れるので、割と困っています。知人友人にもあげ尽くしてしまい、畑を持つ近所の人は大体キュウリは作っているので、あげようとしても喜んでもらえないどころか受け取り拒否されることもあります。そんなキュウリですが、どうしても使い切れない分は最終手段として醤油漬け(商品名キュウリのキューちゃん)に加工します。この加工の最大のメリットは冷凍が出来る事。キュウリは生のままでは多分冷凍出来ないのですが、醤油漬けにすると解凍してもほぼ食感が変わらないため、今作り溜めておいて一年かけてチマチマ食べるという芸当が可能になります。なんでもそうですが、同じものを一気に大量に食べるとありがたみが失せて嫌になります。その点、冷凍してチマチマ食べるというのはとてもいい消費方法だと思います。ただ一つの欠点は、貴重な冷凍庫スペースを食うという点ですが、それはまぁ何とか詰め込んで頑張ります。

キュウリの醤油漬けはネットに沢山レシピが出ているので、ココでは詳しく書きませんが、ちょっと面倒ポイントがあります。それは、キュウリのパリパリ感を活かしつつ味をしみ込ませるために、熱々の漬け汁に漬ける→常温に冷めるまで待つ→キュウリだけをザルで分離し、煮汁を沸かしてまた漬ける、というのを3セット繰り返さないといけない点です。特に冷めるまで待つというのが厄介で、それなりに時間がかかります。まぁ私の場合は、他の家事と組み合わせるので大した事は無いのですが、段取りが上手くいかないと辛いかも。でも、それでキュウリの保存食が出来るんだから、収支は黒字なんじゃないでしょうか。

24/07/02(Tue)

今日の貰い物は30cm弱のタイと20cmクラスのブリ。ブリで20cmというと幼魚も幼魚。ブリは出世魚で名前が変わるのですが、その変わり方が地方によって様々で分かりづらいことこの上ないですけど、このクラスは関東でいう所のワカシになると思います。また、タイも30cm弱だと実は大した事ありません。タイは頭の比率が高いうえに身が扁平なので、一見大きく見える30cmクラスもサクにするとガッカリレベルの大きさになってしまいます。ということで、今回は両方ともフライに加工してしまいました。

3枚におろして塩胡椒し、しばらく放置してから衣をつけて揚げるだけの簡単な作業です。ただ、いつもはウスターソースをかけて食べる所ですけど、今回は妙に食べたくなってタルタルソースを作ってみました。茹で卵・刻んで水に晒した玉葱・微塵切りのパセリをマヨネーズで和えるだけ。卵を茹でたり玉葱を水で晒したり、それなりに手間暇はかかりますが、食べたくなったんだから仕方ありません。特にパセリは花芽が出て来ているので、現在絶賛消費拡大キャンペーン中なのです。それにしても白身魚のフライにタルタルのあう事といったら。面倒臭いけどまた作ろうと思いました。

24/07/01(Mon)

今年も庭のブルーベリーの収穫が始まりました。5年ほど前に2本買ってきて、それを挿し木で4本増やして現状6本ありますが、後発の4本はまだまだ小さいので収穫はほぼ期待できません。また、先行の2本も樹の特性がイマイチよく分かっていない状態で植えたので、後から考えればあまり条件の良くない場所を選んでしまい、伸び悩んでいる状況です。が、順調にいけば1シーズンで数kgの収量は見込める筈です。ブルーベリーは1つの房に10個前後の実がつきますが、熟すタイミングは結構バラバラなので、熟した順に都度採っていきます。色は緑→赤紫→黒と変わっていき、黒まで待つのが理想なのですが、そこまでいくと鳥害のリスクが爆上がりするので難しい所。うちの場合はほぼジャムにしてしまうので、少し早いと分かっていながら採ってしまうケースもままあります。

採った実はジップロックに入れて冷凍し、毎日追加し続けてその袋が一杯になった時点で解凍。50%の砂糖を加えてジャムにし、瓶詰め状態で保存するという運用をしています。ところでこのブルーベリー、うちの近所で妙に流行してまして、そこら辺を歩くとあちこちの家の庭先や畑の片隅に植えられています。多分世話が簡単な割に実が美味しいからでしょう。一昔前は無花果や柿がこのポジションでしたが、無花果は成長が馬鹿みたいに早く、放置するとモッサモサの大惨事になりますし、柿は成長の早さに加えて消毒を怠るとほぼ100%の確率でイラガ(毒毛虫)が大発生しますんで、最近ではあまり好まれなくなりました。どっちも美味しいんですけどね。

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