2024年8月

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24/08/31(Sat)

今日は無花果ジャムの仕込み。本当は採れたての無花果をそのままジャムに煮るのが理想的なんですが、うちの樹はまだ小さくて1日1〜2個の実しか採れません。ですんで、採れたら皮ごと5mm角にサイコロカットしたものをタッパーに入れて冷凍し、一杯になったら解凍して煮るという手順にしています。朝イチで冷凍庫から出したタッパーは昼ご飯時には解凍が済んでますんで、そこで計量。実の重さの半分の砂糖を加えてよく混ぜ、夕方まで常温放置すれば砂糖と実がいい感じで馴染むのでそこで煮る作業に入ります。

昔はジャムというと弱火で30分〜1時間とかコトコト煮るものでしたが、今では風味重視でほとんど煮ません。いいとこ10分程度。全体がよく馴染んだら火を止め、規定量のペクチンを加えて素早く混ぜます。実はココが一番の難所。もたもたしているとすぐにペクチンがダマになるので、少量ずつ速やかに加えて素早く混ぜる事が重要。あとは他のジャム同様瓶詰・脱気消毒・ラベル貼りをして完成です。ジャムを煮るというとやった事のない人には大仰な作業に見えるかもしれませんが、こんなの慣れてしまえば大した事はありません。果物系が余ったら、とりあえずジャムにしとくと時間が稼げて良いんじゃないでしょうか。

24/08/30(Fri)

台風が来ているのでいつもは閉めない雨戸を閉め、朝の野菜収穫もお休み。台風の雨ってずっと降っているわけではなく、凄い勢いで振ったかと思ったらピタッと止むというのを繰り返すので、降り止みを狙えば畑に行けない事も無いのですが、風は相変わらず吹いており危ないので自重します。野菜も毎日収穫した方が良いに決まってはいるのですが、一番放置してはいけないキュウリが終わり、残っているナス・ピーマン・シシトウは一日位なら採らなくても食えない程巨大化はしないので安全を優先しました。

そんな暴風雨の中でも毎朝のルーティーン喫茶店通いは続けるうちの父親。こんな日は止めときゃいいのにと思うんですが、訊いてみると常連の出席率は暴風雨の日でもさほど変わらないというから恐ろしい。年寄りにとっては安全<日頃のルーティンなのでしょう。私にはあんまり理解できない価値観ですが、怪我無く無事に帰ってこられれば良いかなと思っています。

24/08/29(Thu)

近所のTSUTAYAの駐車場にかき氷のトラックが来てまして、買う気ゼロで覗いたら1個800〜1,000円。物価高くなったなーとしみじみ思いました。勿論この価格ですから、赤や緑の原色シロップをかけた所謂昔ながらのかき氷ではなく、カットフルートなんかを乗せたバエるヤツです。こんな値段で買う人いるんかいなと思ったのですが、店に入る時・出る時どちらも買ってる人がいたので、結構売り上げはあるっぽい。買った女の子が近くの日陰で写真を撮っていたので、インスタにでもあげるのでしょう。今っぽいなーと思いながら見ていました。

個人的にはかき氷を買うなら300円までですね。それもよっぽどじゃないと買いません。結局のところ削った氷に色付き砂糖水をかけただけじゃね?という思いが頭をよぎってしまうのです。自宅にも一応かき氷機があるので、自作も可能なのですが、わざわざ作って食べるほどのものでもないかと思ってしまいます。結局のところ私にはかき氷に対する愛はさほど無いみたい。アレは暑い盛りに他人が食べているのを見て、夏だなーとしみじみするためのアイテムだと思いますね。

24/08/28(Wed)

最近は毎日10本程のナスが採れるのですが、7〜8割のナスに1〜2個直径5mm程の穴があいています。コレはヨトウムシの食害。うちは自家消費を目的にしているので殺虫剤をまいていないため、このような結果になっています。ヨトウムシが厄介なのは、夜盗虫という名前の通り夜中に活動するという点。昼間は土に潜って隠れており、日が暮れると出て来て食害を引き起こします。昼間外にいるのなら見つけ次第駆除できるのですが、夜中に出てこられるとそうもいきません。自家消費なら食われた部分をくり抜くなり、面倒臭ければ無視してそのまま食べてしまえば良いのですが、売り物にはなりませんね。

世の中では無農薬野菜が持て囃されていますが、正直無理ゲーだと思います。無農薬でヨトウムシを防げと言われたら、頭を抱えてしまいます。まさか夜中にヘッドライトをつけて畑を見回るわけにもいきませんし…。農薬は人に害が無いよう過剰ともいえる基準をクリアして製品化されているので、その農薬をマニュアルに従って適切な量使うのが一番手っ取り早いんじゃないでしょうか。無農薬に頼って人件費が嵩み商品価格が上がったり、過剰労働で現場から人がいなくなったりする方がよっぽど消費者に優しくないと思うんですけどね。

24/08/27(Tue)

先日ココでも書いた無花果のうち一本が台風の風でなぎ倒されて大変ショックを受けています。正直そんな強風が吹いた認識は全くありません。が、目を離したわずか2時間ほどの間にガッツリ倒れていました。これから実が色付いていこうというタイミングで何という不運。とはいえ、無花果はかなり生命力の強い樹なので、適切に処置すれば多分大丈夫だろうとは思っています。が、処置は台風が過ぎ去った後。今は遺憾ながらしばらく放置です。

処置の方法としては、倒れた向きと逆方向少し離れた部分に杭を打ち、マイカ線で引っ張って起き上がらせてから杭にくくりつける感じ。今回は樹が結構大きいので、杭を2か所にして荷重を分散させた方が良いかもしれません。あと、今回の件で無花果の仕立てについて考え直しました。今までは管理の簡単さをとり、その年に出た枝を冬場に全部切って毎年リセットする方法でやってきましたが、風対策という点では一本だけ残した枝を地面に平行に這わせ、そこから縦に枝を伸ばす一本仕立てという方法の方が良いかもしれません。メンテナンスのしやすさと枝をどちらに延ばすかでかなり綿密に考えないと後々後悔しそうですが、一本仕立てやってみっかなー。

24/08/26(Mon)

切り戻しをして8月は収量を意図的に落としていた茄子が、ここにきて復活してきました。毎日10個程度採れるのでもう既に持て余し気味ですが、調理方法に幅があるので少し前のキュウリ地獄よりははるかにマシです。とりあえず煮物は切らしません。半分に割って鹿の子に切れ目を入れた茄子を両面軽くフライパンで焼いてから、普通の煮汁で数分煮て冷まし、味をしみ込ませたものでスタンダードな味わい。

やや厚めにスライスしてから多めの油で両面を焼き、葱たっぷりと鰹節をかけてから醤油を垂らすというのもよくやります。焼きナスの簡易バージョンと言えばいいでしょうか。焼きナスは美味しいんですが、黒焦げになるまで焼かないといけないのでガス代が気になりますし、熱々状態から皮を剥くのもかなり大変なので、他人に作って貰って食べるのなら大歓迎ですが、自分で作ろうとは思いません。そして今回ネットで見つけて美味しそうだったので初めて作ったのが素揚げ。コレが結構なヒットでした。乱切りにして塩をまぶし、5分ほど放置してから片栗粉をまぶしたものを揚げます。たっぷりの油を使うのが良いのでしょうが、コスト的な面からうちでは1cm程の深さにはった油で炒めると揚げるの中間くらいの処理をしています。コレを熱々のうちに甘酢に投入して冷めるのを待つ一品。茄子だけでは寂しいので、今回はピーマンの素揚げも加えてみました。今まで揚げて甘酢というのは何度かやった事がありますが、片栗粉をまぶすというのは初めて。ですがコレが大正解で、甘酢との辛味が良くなり味わいがワンランク揚がります。レギュラー化しても良いんじゃないでしょうか。

24/08/25(Sun)

うちには無花果の樹が6本あります。1本がオリジナルで苗をホームセンターで買ってきて育てているヤツ。残りの5本はそのオリジナルから挿し木で増やしたものです。5本の内1本は不幸にしてこの夏の暑さで瀕死状態。多分このまま枯れてしまうんじゃないかなと思うのですが、ワンチャンを期待してそのままにしてあります。樹の大きさは当然一番最初に植えたオリジナルが最も大きいのですが、去年今年と何故か実がつきません。株自体は順調に育っているように見えるのに、何故?

残りの4本は今年度実をつけるまでは順調に進んだのですが、雨が少ないせいかある大きさで成長が止まってしまった感じ。8月はとにかく暑過ぎたので、その影響もあると思われます。毎日1〜2個はコンスタントに収穫出来るので、採ってきた分はサイコロに刻んで専用タッパーに入れて冷凍保存。タッパーが一杯になったところでジャムに加工する予定です。乾燥無花果も使い勝手がいいので作りたいですし、生はもちろん大歓迎。1日5個ぐらい採れると丁度良いんだけどな…と思いながら毎日樹を眺めています。ちなみに無花果は柿や桜に比べて害虫が格段に少ない手間のかからない樹ですが、唯一の大敵がカミキリムシの幼虫。幹に入り込んで食い荒らす憎っき奴らです。幹の中に入り込むので直接姿を見ることは出来ませんが、ヤツがが入り込むと穴を掘って出た木屑が樹の根元に積みあがるのですぐに分かります。よって無花果の樹をチェックする際に一番注意すべきは根元。見つけたら速やかに殺虫剤を注入して処刑です。慈悲はありません。

24/08/24(Sat)

今年度分のレーズンが完成しました。200gずつ小分けしたのが15袋だから計3kg。干している間ほぼ雨が降らなかったので、今年はとてもいい出来。市販品にも劣らない味だと思うのですが、全部自分で食べます。とはいえ、そのままで食べるのはごくわずかで、ほとんどは梅酒を使ったブランデーケーキ(梅酒ケーキ)の具として使うのですが。

使ったザルは速やかに片づけます。敷いていた新聞紙は剥いで畳んで古新聞置き場へ。ザル本体は洗うような汚れはついていないので、そのままブドウのカスを払ってから定位置へ戻します。が、もしかしたらすぐに再登板の機会があるかも。挿し木で数を増やした無花果の実が色付き始めており、順調にいけば100個程収穫出来そうな勢いなので、ジャム分・生食分を除いたものを乾燥無花果にしようかと目論んでいます。懸念材料としては、この夏のアホみたいな暑さ&水不足で実の成長が止まってしまったように見える点。ひょっとしてこのまま未熟のまま樹から落ちてしまうのではと戦々恐々しつつ毎日見回っている今日この頃です。

24/08/23(Fri)

うちの父親の“今年のカボチャは誰にあげても甘いと大好評、しかも大豊作(俺の栽培技術凄い!)”と喜ぶ姿を生温く眺めています。が、カボチャが甘いのも大豊作なのも、多分私のおかげ部分が大半だと思っています。まず大豊作。数字的には多分去年とそんなに変わってません。変わったのは歩留まりです。去年までは採ってきたカボチャを発泡スチロールの座布団に乗せて土間に並べて保管していました。コレだと保管中に細かい傷にゴキブリがたかり、傷口を広げてそこから腐ります。傷んだ個体を捨てていき、最終的に食べられるのはざっと3割程度。それに比べて今年は一個ずつ新聞紙で包み、収穫日と食べ頃目安の2週間先の日付をメモしたものを貼り付け、採った日順に並べて保管しました。コレで現在のところ廃棄はゼロ。このまま順調にいくと、最終的に食べられる数は約3倍になります。そりゃ大豊作と錯覚もするでしょう。

甘さに関しては↑のメモのおかげです。去年までは採れたて最高という間違った知識に基づき、他人には畑から採ってきて直であげたりしてました。が、カボチャは採ってから2週間以上追熟させないと甘さが出ません。今年は↑の様に収穫日と食べ頃を個体ごとに管理し、2週間が経過したもので無いと他人にはあげないというルールを徹底しました。うちでカボチャの煮物を作っても全然違うんですから、キチンとした管理下で寝かせたカボチャはそりゃ甘いでしょう。私も20歳そこそこなら、それは私の功績だと主張したでしょうが、もう何も言いません。父親が喜んでいればそれで良いじゃないかと半ば達観しています。まぁ、私の功績ですけどね。

24/08/22(Thu)

強剪定をして根を切り、7月後半から実がつくのを抑制していた茄子が復活して本格的に実をつけ始めました。現行のキュウリ・ピーマン・シシトウにはもう飽き飽きしていたので、コレは朗報です。茄子は調理の幅がとても広くて使い勝手は夏野菜の中でも間違いなく最高。戦力に加わってくれることでレシピの幅が一気に広がります。

ということで、一発目は茄子味噌炒め。乱切りにした茄子とピーマンをざっと下炒めします。多めの油で茄子を炒め、8割方火が通ったタイミングでピーマンを追加という手順。ココで一旦全部を取り出し、潰したニンニクを油で泳がせて香りを移した後、小分け冷凍の豚肉を半日前に冷蔵庫に移して解凍しておいたものを入れ、弱火でゆっくり火を通します。最後に下炒めしておいた野菜を戻し、味噌・豆板醤・砂糖を日本酒で溶いた合わせ調味料で味をつけて完成。感想:笑えるほどご飯にあいます。特に茄子と味噌の相性が抜群で、コレはまた近々作らねばならないと思わせる味ですね。

24/08/21(Wed)

父親が来月白内障の手術をする事になりました。今時高齢者がこの手術を受ける事は珍しくもなく、ほぼ失敗は無いという事で別に心配はしていないのですが、将来私も白内障になるのかな〜という恐れが少し現実味を帯びてきました。父親の母親、つまり私からすると祖母も白内障で手術を経験しており、遺伝的なリスクはバッチリです。

ということで、少しでもそのリスクを下げようと対策を考えたのですが、結局のところ無駄に目から紫外線を入れないという事くらいしかありません。ですんで、草むしり時はサングラス着用を徹底することにしました。真昼間の外作業は滅茶苦茶直射日光が厳しくて、どう考えても目に優しくない環境です。一応サングラスは従来から持ってまして、年末植木の剪定をする際に樹に登ると方向によっては日光が直で目に入って作業にならない時に使っていましたが、コレをもっと広く一般的に使う事にしました。あとは買い物時。自転車に乗ってスーパーを回る際も本当にまぶしいので、基本サングラス着用。今年の春から自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化されたのをきっかけに、私は律義にヘルメットをかぶっているのですが、ココにサングラスが加わると、自分で言うのもなんですが不審人物度が格段にアップしました。まぁ、コレばっかりは仕方がないんですけども。

24/08/20(Tue)

以前穴の周辺にヒビが入って鼻緒が抜けてしまうビーチサンダルをアルミ缶を広げて作ったワッシャー的な部品で修理して使っていたのですが、ペラペラのアルミ缶ではあまりにも強度が低過ぎて、あっという間に元の木阿弥になってしまいました。よって今回はこの失敗を生かしてリベンジを試みました。

今回使うのはスチール缶。うちでは最近持て余し気味のキュウリを消費する為にマカロニサラダをよく作ります。その際に使うシーチキンの缶の蓋が材料です。缶の蓋は開ける際に歪んでしまいますが、逆に曲げればすぐに平らになるので材料としてはもってこい。コイツをワッシャー状に加工して取り付ければ完成。結果:しばらく使ってみないと分かりませんが、アルミ缶よりは格段に耐久性が上がった筈。コレで駄目なら何故駄目だったかを検証し、それをフォローする新しい修理方法を考え、考え付かない場合は諦めてサンダル廃棄という流れになると思います。正直ここまでこのサンダルにこだわる必要もないんですが、何となく意地と趣味が半々に混ざった末の結果ですね。

24/08/19(Mon)

サツマイモの茎がいい感じになってきたので今年初収穫です。コレは葉と茎を繋ぐ葉柄部分を食べる目的で品種改良されたサツマイモで、芋部分は全く美味しくありません(食べた事無いけど、そういう事らしい)。一般的には皮を剥いて調理するそうなんですが、1タッパー分作るのに100本ほど必要な芋の茎をいちいち剥いていられないので、うちでは皮付きのまま調理してしまいます。多少硬いですが、気持ち加熱時間を長くしてフォローすれば、歯応えがあるね程度で食べられる許容範囲内の食感になるので無問題。

調理方法はキンピラ一択です。3cmに切り揃えて胡麻油で炒め、アクセントに刻んだ油揚げを加えつつ、醤油・味醂・砂糖で甘辛く炒りつけるだけ。メイン総菜にはなりえませんが、小鉢としては非常に優秀な一品になります。乾燥にも強くて植えておけば何かと役に立つ芋の茎ですが、去年今年と入荷遅れによって植え付けが遅くなってしまった結果、収量が伸びていません。同じ数植え付けて一昨年の数分の一です。一番成長する時期が、成長するには暑過ぎる時期と重なってしまい、満足に大きくなれなかったのがその原因だと思われます。まぁでも、せっかく植えたんだから使えるだけは使おうと思う今日この頃。

24/08/18(Sun)

ふと気がついたらいつも庭仕事ではいているスニーカーの底が剥がれかけていたので、修理しました。もう相当ボロボロなのでいい加減買い替えても良い頃合いなのですが、直せるうちは直して使うのがモットーなのでしつこく直します。使うのは150円程度で買った万能ゴム接着剤。コイツを剥がれた部分の両面に薄く塗り、塗るのに使ったヘラを縦に突っ込んで空間を確保しつつ5分放置。指で触って糸を引かなくなったことを確認してから、両面を貼り付けて指で満遍なく押さえます。その後一応保険として木槌で一通り叩き、一昼夜放置して完成。コレでまたしばらく使えそうです。

今回剥がれたのは右足のみで、左足はほぼ無傷でした。なんでかなーと考えていたんですが、草むしりをしている際に自分の姿勢を見て気づきました。草むしりの際は小さな椅子に座り脚を畳んで作業をするのですが、その際に右足の靴底が剥がれそうな力のかけ方をするのが癖になっていました。コレはいけない…。もしこの姿勢がそうしなければいけない必須のものなら仕方ありませんが、脚の位置がこうでなくてはいけない合理的な理由はありませんでした。とするならば、自分の癖ごときで靴の寿命を無駄に縮めているという事になるわけで、ドケチとしては許しがたい行為です。癖を直すのはなかなかに難しので、しばらくはかかるかと思いますが、この癖は絶対に直す所存です。

24/08/17(Sat)

毎日クソ暑いので、梅雨時に仕込んだ梅シロップが活躍しています。朝一でマグカップに梅シロップと7〜8倍の水を注いだものを冷蔵庫に入れておき、午後の草むしり作業後にキンキンに冷えたヤツを飲むのが至福。ただし、血糖値スパイクが怖いので、なるべく薄め薄めを意識しています。この梅シロップは目分量で5〜6Lあり、こうやって水で割って飲むだけでは芸が無いなと思いまして、寒天で固めてデザートにしてみることにしました。梅シロップを7〜8倍に薄めて沸かしつつ、砂糖を加えて固めた時に良い感じになるように甘さを調整し、寒天を入れて完璧…の筈だったのですが全く固まりません。そこで、数年に1度のペースで煮たような失敗を繰り返していることを思い返す愚かな私。

寒天は酸に弱く、特にオレンジやミカンなどの柑橘系を固める際には注意が必要だと言われています。今回使ったのは梅。柑橘系ではないですが、下手をすると柑橘系よりよっぽど酸が強い食材なわけで、そりゃ固まらないわけです。残ったのは固まり損ねたドロドロの物体。コレを捨てるのは簡単ですが、それも芸が無いなと思いシャーベットに路線変更しました。家庭料理ではよくある事です。ドロドロの物体をタッパーに入れ、冷凍庫へ。タイマーを1時間にセットし、鳴るたびに取り出してスプーンでかき混ぜます。コレを4〜5回繰り返したところで就寝時間になったので諦めてその日は終了。翌朝起きてみると、あと数回はやった方が良かったなという微妙に硬い出来上がりでしたが、まぁシャーベットはシャーベットです。感想:普通に美味い。砂糖の量は今後微調整する必要がありますが、梅シロップの利用方法としての方向性は間違ってないと思われます。多分9月いっぱいはこのアホみたいな暑さが続くと思うので、そこそこ消費できるんじゃないでしょうか。

24/08/16(Fri)

こまめに水をやって延命を続けていた軒下プランターのレタスですが、本格的に花が咲き始め、葉っぱもほぼ食べ尽くしてしまったので残念ながら終了。株を引き抜いて処分しました。市販のレタスは球形になっているのが殆どですが、うちで作るのはもっぱら球にならないタイプです。このタイプは下から葉っぱをとっていけば鮮度を落とさずずっと使い続けられるのがメリット。球形もやってやれない事は無いですが、葉をとる際に内側の葉を引っ掛けて破いてしまうリスクが高いので、家庭菜園で作るなら球形にならない方がベターだと思います。

ただし、レタスはサラダの主戦力なので、今後この方面がぐっと貧相になるのは確実。現有戦力としてはキュウリとピーマンのみという寂しい状況です。キュウリはこの猛暑で早々にリタイアするかと思いきや意外と粘っていまして、10本植えた苗の内5本がまだ青々としています。毎朝水やりはしていますがそれでも到底足りず、出来るのは先が細ったりC字型に曲がったりしたとても売り物にはならない形のものばかりですが、自家消費するには問題ありません。ピーマンは相変わらず元気に採れていて、むしろ持て余しているレベル。今後はこの二つを中心にサラダを組み立てていくことになると思われます。ちなみに現在使用中のドレッシングは父親が愛車のカーディーラーで粗品として貰ったものなんですけど、コレがちっとも美味くない…というか不味い。正直サラダ油と酢で自作したシンプルドレッシングの方が100倍マシなレベルですが、捨てるのは論外だし冷蔵庫を占有し続けるのも目障りなので、とっとと使い切るべく積極的に使っています。私が製造担当だったらこんな味のドレッシング、絶対販売許可なんて出さないんですけどね…。

24/08/15(Thu)

いつも野菜をおすそ分けしている近所のおっちゃんから食材各種を貰いました。今日のメインはその中から薄切り和牛200gをチョイス。冬場だったら迷わずすき焼きにするんですが、今は損な気温でもないので無難に冷しゃぶにしてみました。沸かしたお湯に一枚ずつ剥がした肉を投入。箸で振って色が変わったらすぐに取り出し、待機しておいた氷水にin。コレを繰り返し肉全部に火を通します。水気を切って皿に広げ、流石に肉だけでは格好がつかないので、細切りにしたキュウリと大根おろしを添えてから、別件で貰った玉葱ドレッシングをドバっとかけて完成。

感想:鉄板の美味さ。高いから基本買いませんが、牛肉はやっぱり美味い。年に数回なら自腹で買ってもいいかもしれんと思い直しました。ただ、焼き肉は脂が無理っぽい。今回はしゃぶしゃぶにして脂を流したんで美味しく食べられましたが、脂を味わう要素の高い系の調理方法は心がそそられません。コレも歳のせいというヤツなのでしょうか。先日ラジオを聴いていたら、保育園〜小学校の男の子3人と両親の5人家族でハンバーグを作る日は挽肉1kgだとちょっと足りないという話をしてまして、そうそう昔は400gのハンバーグとか余裕で食べてたけど今なら150gで十分お腹いっぱいだよな〜と思いました。特に牛肉の脂はぐっと濃いので、ほんの少しでお腹いっぱいです。

24/08/14(Wed)

干しはじめて2週間程度?経ち、レーズンがいい感じになってきました。畑の野菜にとっては大打撃ですが、この期間雨がほぼ降らなかったため、今年のレーズンは非常に良い出来です。というわけで、袋詰め開始。同じザルに入れて同じ条件で干してはいるのですが、初期状態の大きさに結構違いがあるので、まだ少し水分が多い粒ともういい感じの粒が混在しています。以前は面倒臭がって同じザルは全部同じタイミングで収穫していたのですが、それをやると保存袋の中で黴が生えるリスクが大きいため、ココは丁寧に作業します。

方法は簡単。目視と触診です。慣れてくると色と皴の寄り方で乾燥度が大体分かるようになります。そうやって目視で候補を選定し、指で触ってみて最終確認します。レーズンは食べて美味しい段階と保存に適する段階が違っており、乾燥度が高いのは当然後者。うちでは基本保存してフルーツケーキに使うのが主用途なので、後者の基準で選別していきます。選別したら250gずつポリ袋に小分けして密封し、玄米貯蔵庫の隅に吊るして保存します。最初の頃はレーズンだから常温保存だろうと思っていたんですが、それをやると高い確率で水分が多かった粒から黴が発生し、周囲を巻き込んで悲しい事になります。ですんで今ではもっぱら玄米貯蔵庫保存。冷凍や冷蔵でも良いと思うのですが、限られたスペースを消費スピードが遅いレーズンで占有するわけにはいかないので、玄米貯蔵庫を使っています。どう考えても買った方が手っ取り早いですが、出来過ぎて持て余しているブドウの処理と、害しかないこの暑さを逆手に取るという意味で自家製レーズンはなかなかの方法と言えるでしょう。

24/08/13(Tue)

お中元に海苔のセットを貰いました。お中元のチョイスとしては普通ですが、今回のは今までなかったパターンです。よくあるパターンとしては焼き海苔・味付け海苔・お茶漬けふりかけのセットみたいなやつですけど、今回のは全部味付け海苔×8個。それぞれに産地が違っていて、食べ比べセットというネーミングです。が、正直違いが全然分かりません。焼き海苔ならまだワンチャンあるかもしれませんが、似たような味をつけられると、コレ本当に人間の舌で判別できるレベルなの?と思います。私の舌が平均値を遥かに下回っている可能性もありますが、それは出来れば否定したいところ。

ちなみにこういう件は他にも多々ありまして、鮎の食べ比べとか個人的にはかなり疑っています。川によって味が違うとかホントですかね。同じ川でも水質は場所によって全然違うでしょうし、捕獲した日の前1週間の天気なんて滅茶苦茶水質を左右しそう。それで、この味の鮎はこの川の物なんて断言できるとか信じられません。日本酒なんてもっとそう。日本酒は水が大事、水で味が決まるとか言いますけどホント?同じ水で育った米で作った日本酒だから美味しいとか、嘘くさいにもほどがあると思います(あくまで個人的な感想です)。日本酒の味は酒本体の味に加えてパッケージデザインやその酒に関する由来薀蓄が味に与える影響は大きいんじゃないでしょうか。結局何を言いたいかというと、皆いうほど味分かってないんじゃね?という事です。お腹を適度に減らしておいて、出されたものを美味しく残さず食べるのが一番の正義だと思います。

24/08/12(Mon)

1カ月ほど前に根元近くからバッサリ刈り込んでジュノベーゼソースに加工したバジルが再び前以上に茂ってきたので、2クール目を実行しました。今回も根元からバッサリ刈って加工しました。ただ、前回はカボチャの実を炒って入れたのに対して、今回は胡桃に変更。色々考えた結果、カボチャの実を干して炒って割って取り出して磨り潰して使うのは余りにコスパが悪くて大変過ぎるという事で、スーパーのおつまみコーナーで胡桃を買って代用することにしました(オリジナルは松の実だけど…)。価格は約150円。カボチャの種を使えばココがタダになるわけですが、自他ともに認めるドケチの私でもココは150円出しておいた方が良いです。

すり鉢で胡桃を磨り潰していったん外に出してから、茎から外してざく切りにしたバジルを入れ、全体がペースト状になるまですりこぎで気長にゴリゴリやります。正直結構大変。以前からこういう作業の為にミルサー買おうかな…と少し迷ってはいるのですが、年間何回もやらない作業に1万円弱出すのはちょっとどうなのと保留中。それはともかく、良い感じのペースト状になったところでボウルに移し、胡桃とオリーブ油を入れてよく練れば完成。ジップロックに入れ板状に延ばしてから冷凍庫で保存し、使いたい時は必要量を折って使います。そして件のバジルですが、月1回収穫可能という事はあと2回はいけそうだと皮算用しています。次は胡桃とは違うナッツで試してみても良いかもしれません。

24/08/11(Sun)

炎天下の草むしり作業で一番の武器は何といっても空調服ですが、次点は意外にも凍らせたペットボトルです。現在650mlのものに8割程度水を入れ一晩かけて完全に凍らせたものを持ち出して使っています。炎天下だと丁度2時間で完全に溶けるので、溶けたらその日の作業終了。作業後は速やかに水を詰め直して凍らせるのですが、稀にこの作業を忘れてしまうので、念には念を入れペットボトル2本体制で回しています。コレなら1回凍らせ忘れても次の日の作業を休む必要はありません。

ネットによるとペットボトルメーカーは雑菌繁殖のリスクなどを理由に使用済みペットボトルに水などを入れ凍らせて使う事を禁じているようですが、そこは自己責任。最近は何かあった時の為に予防線的に様々な行為を禁止する場合が多くて、この件もその類いだろうと思っています。無論雑菌が繁殖する可能性はゼロではないですが、水を詰めた直後に冷凍庫に入れ、遅くても翌々日には使ってしまうので、リスクはほぼゼロに近いと思っています。

ちなみに昨年買ったネッククーラーは2年目にして既にお蔵入り。首を冷やすのは非常に効果的なのですが、空調服のファン音と合わさると首からかけた携帯ラジオの音が全く聞こえなくなるのが駄目です。イヤフォンにすれば一見解決するようにも見えますが、草むしり中に有線のイヤフォンをしていると、頻繁に植木や雑草などに引っ掛かってすぐに断線してしまうのです。無線イヤフォンだったらその問題も解決しますが、初期投資の高さと無くした時のダメージを考えると導入の予定はありません。ネッククーラー自体は決して悪いものではないのですが、こんな事もあるのですね。

24/08/10(Sat)

あまりにもクソ暑くて草むしり作業中に熱中症で倒れるとアホらしいので、空調服に次ぐ熱中症対策アイテムを投入しました。それは遮光シート製の麦わら帽子。ネットでは頭周りがとても涼しくなると評判が良かったので気にはなっていたのですが、この辺りではコレ系の帽子をかぶるのはもっぱらおばちゃんばかりなので、躊躇していました。が、最近では男性も日傘をさす時代になってますし、何よりそんな事はこのクソ暑さの前にはどうでも良い事だと判断しました。お値段約3,500円。麦わら帽子型をしており、首の後ろには直射日光を遮るためのガード(取り外し可能)が付属しています。

結果:微妙。かぶって無い時に比べたら明らかに楽ではありますが、今まで使っていた麦藁帽子と比べて効果があるかと言われたが、同程度だと答えざるをえません。麦わら帽子だったら1,000円ちょっとで買えるので、コスパ的には負けてます。買って良かったかと問われたら、麦藁帽子で良いんじゃね?と答えるでしょう。メリットとしては洗濯が楽なのが一番です。麦わら帽子は自然素材なので丸洗いを躊躇してしまいます。が、今回のは(多分)速乾性が高くてジャブジャブ丸洗いもOK。帽子は汗がダイレクトに触れる場所なので、その点は大きなメリットです。あとは多分ですが寿命が長い。麦わら帽子は特に額に触れる部分がしみ込んだ汗で分解していってしまいます。使用後は良く乾かしたりしてるんですが、水分はともかく皮脂は避けられません。うちの場合麦藁帽子の寿命はガッツリ使い込んで3〜5年位?今回買った遮光シート麦藁帽子はもう少し長持ちしそうな気がします。まぁでも、総合的に見たらノーマル麦藁で良いんじゃないでしょうか。空調服は絶対にオススメですが、こちらはそうでもない感じでした。

24/08/09(Fri)

今年仕込んだ梅シロップがそろそろいい感じなので、実践投入はじめました。というか、このクソ暑い中使わなければいつ使うんだって話です。とりあえず穴の開いたお玉で出し殻の梅を取り出してシロップだけの状態にします。取り出した出し殻梅はボウルに入れてしばらく放置すると、梅の周りにくっついていた粘度のあるシロップが底に溜まるので、回収して氷割り1回分位にはなります。残った梅はどうしようか考え中。ドケチの私としては軽く下茹でしてから身を剥ぎ取り、ジャムにするのが王道なんですが、このクソ暑さであらゆるやる気が削がれており面倒臭くてやる気になりません。今回は涙を飲んでそのまま廃棄になりそうです。

今回仕込んだのは梅と砂糖が各5kg。8Lの瓶にぱっと見7分目位入っているので、5〜6Lといったところでしょうか。使い道としては氷で割って飲む一択です。グラスに指一本分程度の梅シロップを入れ、水を7分目程度まで注いでから氷をギリギリまで入れます。その状態で冷蔵庫に入れ、15分ほど放置してから飲むのが最高。水を炭酸水に変えれば最高の贅沢ですが、炭酸水の管理が面倒臭くて1シーズンに1〜2回しかやりません。とはいえ、草むしり作業の後でキンキンに冷えた梅シロップ水は最高のご馳走です。ただし、梅シロップを入れ過ぎると糖分の摂り過ぎになり、血中糖度の急上昇がヤバい事になるので注意。健康診断の結果は今のところ以上ありませんが、もう私もいい歳なので治療より予防。注意してし過ぎるという事は無いのです。

24/08/08(Thu)

どこの家でも割とよくある事だそうですが、うちでもあります“麦茶誰が作るか問題”。うちには冷水筒が大小2本ありまして、大で作った麦茶が一定量を切ったら残った分を小に移し、大の冷水筒を洗って水を注いでから麦茶パックを入れるという作業をします。大の冷水筒にはビニールテープが貼ってあり、そのラインを切ったらそこで麦茶を飲んだ人が作業をするというルール。するとどうなるか。麦茶の水面がラインに近づくと急激に消費量が落ちるのです。自分は作業をしたくないので麦茶を飲まなくなる→仕方がないので私が作業をすると一気に消費量が回復、という流れ。

そりゃまぁ、私も麦茶を飲んでるんで別に作業する事自体は構わないんですが、何か釈然としないものが残る事は事実です。お互いそれなりに飲んでるんだから、仕込み作業位やってくれよというのが本音。そしてコレは氷用の水タンクの補充も一緒です。うちの水タンクは冷蔵スペースの左下目立つ場所にありまして、このラインを切ったら水追加という印がついてます。が、この作業をするのも95%位は私。そして氷消費量の95%は父親。私は殆ど氷を使わないのです。コレもイマイチ納得がいってません。家の事は家族それぞれが率先してやるのが理想の姿ですが、そんな家は少数派なのかもしれませんね。

24/08/07(Wed)

Amazonの送料無料ラインが2,000円から3,500円に引き上げられたことが、想定以上に効いています。最近愛用の携帯ラジオが突然ぶっ壊れまして、結構使い勝手が良かったので同じのを買い直そうと思ったんですが、値段が1,000円ちょっと。送料の450円を払うのは死んでも嫌なので、あと2,500円買うものが溜まってから買い直そうと思うのですが、それがなかなか溜まりません。父親が使わなくなって放置してあった携帯ラジオでとりあえずは凌いでいるのですが、やっぱり前使ってたやつの方が良いのです。

また、この3,500円以上というラインにはひとつトラップがありまして、Amazonで頼めば何でも良いというわけではなく、Amazonからの発送品に限られてしまいます。つまり、Amazonをプラットフォームにして販売を委託している商品は駄目。やっと溜まったーと喜び勇んで入力すると、Amazon発送の品ではないために3,500円ラインとは無関係という場合がかなりあります。これマジで止めて欲しい。ちなみにAmazonプライム加入という選択肢はありません。何故なら私はケチだからといういつもの理由に加え、過去数年の実績から私がAmazonを利用する回数は年間でせいぜい3回なので、プライム会員手数料を払ったらむしろ赤字だからです。それなら毎回送料払った方がマシなのですが、送料を払うのは死んでも嫌なので現状維持です。3,500円ラインは最早仕方ないにしても、Amazonで買う商品は全てカウントしてくれないですかね…無理でしょうけど。

24/08/06(Tue)

最近の昼食は蕎麦・うどん・パスタの三択でごくたまに炒飯というローテーションになっています。蕎麦・うどんはキュウリ・葱・天かすなどありあわせのトッピングを総動員しつつ生醤油で食べるスタイル。パスタは以前はペペロンチーネが一番と思っていましたが、最近ではケチャップ主体の分かりやすい味、ジャパニーズ・イタリアンが一番多いです。今日の昼食はそんなイタリアンスパ。

パスタは1食80g(茹でる前の状態で)。大学生の時は運動部でもないのに1食250gとか食べてました。アホでしたねー。このパスタを朝食の際に計量してバットに入れ、水をひたひた注いでおきます。こうする事で標準茹で時間11分のパスタを3分で茹でられるようになり、大幅な時短とガス代節約になっています。デメリットとしてアルデンテにする事が不可になりますが、ジャパニーズ・イタリアンにアルデンテなどという文字は無いので無問題です。

小ぶりなフライパンに油を多めに注ぎ、包丁の腹で潰したニンニクを投入。香りが出たらそれ以上焦げないように取り出し、買い置きの玉葱少々をスライスして投入。弱火で全体が色付いてきたら鷹の爪少々を加えた後、畑から採ってきたピーマンや冷凍ストックのシメジを加え、ザっと火を通したらケチャップ投入。ケチャップは最初単体で少し火を通してから全体と絡めると、酸味が程よく飛んでいい感じです。最後にパスタを絡め、庭で採ってきたバジルをこれでもかとぶっこんで完成。感想:やっぱりパスタはくたっと中まで茹でた方が美味いです。多分コレは私の原体験に給食のソフト麺があるからだと思いますが、アルデンテはどうも舌にあわない気がします。イタリア人に言ったら刺されそうですけども。

24/08/05(Mon)

いつもの様に草むしりをしていたら、実を収穫してジャムにする為に植えている桑の根元に大量のおがくずを見つけました。カミキリムシの幼虫です。桑は厄介な害虫がほとんどいないのですが、唯一の大敵がこのカミキリムシです。卵から生まれた幼虫は幹を食いながら中に侵入していきます。そうすると周囲はシェルター兼餌という最高の環境になるわけですが、中身が空洞になっていくので樹に良い筈はありません。見つけ次第駆除対象です。

一番良いのはおがくずが出てくる穴から細い針金を突っ込んで物理的に刺し殺す事ですが、経験則上コレはあまり上手くいきません。どうやら穴が中で複雑に入り組んでいる様で、針金がなかなか幼虫まで届かないのです。そんなわけでこんなこともあろうかと買っておいた専用の殺虫剤を使います。コレは先に穴があいた細長いノズルのついたスプレーで、ノズルを穴からなるべく奥まで突っ込んでから噴射すると殺虫液が穴の中に充満して幼虫を駆除できるという寸法です。ちなみにこの桑の横には無花果を植えてありまして、無花果もカミキリムシに狙われる代表的な樹の一つ。こっちはおがくずが発見できませんでしたので、中には入り込んでいないと思われますが、見つけ次第即・殺対象がこのカミキリムシの幼虫です。

24/08/04(Sun)

うちでは食べ切れない量の果物が手に入ると、とりあえずジャムにして一時凌ぎする場合が多いのですが、その際重要なのが瓶です。100円ショップで手に入りますが、出来れば家にある物を最大限活用したい。したいのですが、うちでは基本的に瓶入りの食品を買わないので、丁度良いサイズの瓶はいつも払底気味。最近は物価の上昇もあり、お中元などで貰う海苔の佃煮などの瓶が異常に小さくなってしまい、使い様がなくて泣く泣くそのまま捨ててしまう事もしばしばです。

そんな中、問題の物件が一つ。サイズはとっても使いやすくて理想的なのですが、中にニンニクの醤油漬けが入っていたため臭いが酷い。時間経過で多少薄まるかも?と油断して虎の子のサクランボジャムを入れて激しく後悔しました。時間経過でも駄目なものは駄目です。ということで、瓶についたニンニクの香りを消す方法を検索してみました。結果は大まかに二つ、塩水に漬けるか重曹水に漬けるか。そして両方各2日ずつ漬け込んでみた結果、どっちも大嘘。全く臭いは抜けません。ネットって結構な頻度で全く当てにならないというのを実感しました。

これらの説を弁護するつもりは無いですが、瓶本体と蓋の金属部分の臭いはほぼ完全に抜けます。ただし、金属蓋の裏についているシリコン製?のパッキン部分に染みついた臭いがどうしてもとれません。あのプニプニした触感からして、顕微鏡なんかで拡大したらスポンジ状の穴が沢山開いているでしょうから、そこに臭いの素が入り込んだらそりゃとれないだろうとは想像できます。できますが、あのパッキンはほぼすべての蓋付き瓶についているわけで、その臭いが重曹や塩でスッキリとれるなんていう嘘を書いてはいけないと思います。それで件の瓶ですが、どうすっかなーと悩んだ結果これ以上コストをかけるのもアホらしいので廃棄処分にしました。仕方ないですね。

24/08/03(Sat)

夕食の準備をしようとシンクの蛇口をひねったら、付け根から水が漏れてきました。よく調べてみると、長年の使用で錆が進んで中まで貫通してしまった模様。以前にも別の箇所で同じ症状が発生し、エポキシパテを盛って修理したんで、今回も同様の作業を行います。もう全体的にだいぶボロくなっているので新品と交換しても良いんですが、部品代が3,000〜4,000円というのを聞いてケチ精神が発揮されてしまいました。

やる事は単純で、穴の開いた部分とその周囲をエポキシパテで埋めるだけ。ただし、穴周囲は満遍なく弱くなっており、次どこに穴があくか分からないので範囲は広めにとります。そしてココが運命の分かれ目。雑に済ますか丁寧にやるか。パテを盛る時は患部の油分と水分をキチンと取り除くことが大前提。油分は問題無いですが、問題大有りなのは水分です。うちは井戸水を使っているので蛇口から出てくる水の水温は低いです。そんな冷たい水が中にありつつ、クーラーの無い台所は結構暑い…となると蛇口は常時結露状態にあります。乾いた布で拭いてもすぐに湿ってしまうので、パテ盛りにはまったくもって適しません。それを面倒臭がり丸っと無視して作業を強行するのが前者。一旦当該部分をウォータープライヤーで外してキチンと乾かした後作業するのが後者。しばらく考えたのですが、面倒臭さに負けました。だって暑いんだもの。

その結果、水漏れは1/10程に減りましたが、それはつまりエポキシがきちんと患部に密着していないという事で、近日中にきちんとやり直さないといけない予感がします。そして、最初からきちんとやっておけばよかったと後悔するのでしょう。分かっちゃいるけどやめられない、人生万事そんなものかもしれません。

24/08/02(Fri)

最近まともに雨が降らないので、野菜への毎朝の水遣りが欠かせません。コレをやらないとあっという間に弱るのに、何故野菜周りに生える雑草達はあんなに元気なのでしょう。メディアでは不要な外出をなるべく避けて…と連呼しており、私も出来れば草むしりを休みたいと思っているのですが、それをやると大変な事になるのは目に見えているので、半ば嫌々草をむしっています。本当は朝晩の涼しい時間にやるのがベストなんですが、諸々大人の事情で確保できる時間が午後の一番熱い時間帯だけという地獄。

ちなみに一言で草むしりと言いますが、庭と畑ではやり方が結構違います。庭は面積が限られているので根こそぎ・丁寧にを心がけ、先の尖ったドライバーで一本ずつ丁寧に処理します。コレに対して畑は面積が広いですし、根こそぎ処理すると土が固くなるというデメリットがあるので、敢えて根は残し地上部分だけをカットしていきます(ドクダミ・ヤブカラシなどの地下茎系は別)。その際愛用しているのがノコギリガマという道具。一般的な鎌より一回り以上刃渡りが短く、刃の部分が鋸状になっているのが特徴です。コレを雑草の根に引っ掛けて前に引っ張る事で成長点を除去していきます。うちでは代々ネジリガマという道具を使っており何故か4本もあるんですが、私はどうにもこの道具が苦手。それがある時、納戸でたった1本だけノコギリガマを見つけて使ってみたらすごくフィットしたので、以来私はノコギリガマ派です。まぁ、使い方が全然違うんで単純に比較で優劣つけられるものではないんですけども。とにかく、個人的には雑草処理にはノコギリガマがオススメです。

24/08/01(Thu)

夏バテで死にそうになってますが、そんな状況を何とかやり過ごしていくために私が気を付けていることが二つあります。それは食事と睡眠。あまりにもありふれた回答ですが、コレがマジで大事。まず食事ですが、とにかく食べる事。夏バテになって食欲が落ちる→食べないで体力が落ちる→夏バテが悪化して更に食欲が落ちるという負のスパイラルに陥らないために、食事は食欲が無くても無理やり食べます。私の場合、主食のご飯や麺類の量を決めておき、食欲が無かろうがなんだろうがその量は絶対に食べる事にしています。食事の楽しみとかは秋にとっておいて、薬と思ってもとにかく食べる。

睡眠はもっと大事。睡眠不足になると体力が落ちて熱中症のリスクが跳ね上がる気がします。ですんで、就寝時間は他の季節に比べて1時間前倒しにします。また、毎日は無理ですが出来る限り1日30分程度の昼寝時間をとります。寝ないで働く=凄いという価値観はどうかしていると思います。とにかく寝る事。スマホのゲームとかやっている暇があったら、寝た方がマシです。

逆に絶対やらないのが水分補給に甘い飲み物を摂る事。私、ここ30年来甘いペットボトル飲料を買ったことがありません。それはポカリやアクエリアスなども同様で、こういうのは水分補給のメリットに比べて糖分過剰摂取のデメリットが大き過ぎます。体内に取り込んだ糖分を処理できなくなって糖尿病一直線間違いなし。真夏の水分摂取は水と食事だけで十分ですし、塩分も普通に食事してれば足りなくなることはまずありません。それでも足りなくなるレベルの汗ダラダラ屋外活動をするならば、岩塩とかを舐める方がまだマシ。水分補給をしたつもりが実は糖尿病一直線だったなんて笑えない話です。

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