2024年9月

<<前<<   >>次>>

24/09/30(Mon)

3日かけてサツマイモを掘り終わり、天日乾燥後一定の大きさ以上で傷の無い個体を一個ずつ新聞紙で包んで大きめの段ボール箱程度の野菜ボックス3個を満杯にしました。これからしばらく寝かせるので、食べられるのは11月以降だと思います。ですが、長期保存に適しない卵大以下の個体も結構あって、それらは↑の野菜ボックス上部の隙間に詰め込んだので今後なる早で消費していかないといけません。敵は乾燥。

先日の試作版は味醂・醤油・砂糖でみたらし風に調理したので、今回は純粋に甘味だけ砂糖&日本酒で処理してみました。サツマイモは洗って皮ごと5mm厚に切り揃えます。断面積の大きさによって丸ごと〜イチョウ切りと切り方を変え、大きさを揃える感じで。コイツを油多目のフライパンでゆっくりじっくり炒めます。本当は揚げた方が良いんだけど、油の消費量がハンパなくなるので炒めで。全体的に火が通ったら胡麻を加えて更にひと炒め。最後に日本酒少量と砂糖たっぷりと隠し味に塩少々を加え、砂糖がカラメル化するかしないかまで火を通せば完成。感想:美味い。お茶請けに最適。正直みたらし風よりもこっちの芋ケンピ風の方が飽きが来ない気がします。ただ問題は量。今回1L程のタッパー8分目程を作ったのですが、多分あと20回じゃ効かない量があります。マジでどーすんのコレ?という感じ。まぁ、淡々と食べますけども。

24/09/29(Sun)

畑からサツマイモを掘ってきて庭で乾かしていたら、父親から知り合いに持っていきたいから焼き芋を作ってくれとオーダーを受けました。うちの父親は人に何かをしてあげて感謝されることが好きなので、今までもこの手のオーダーはよくありました。が、今回は迷わず速攻でNoです。私も料理は好きなので面倒臭いとかそういう理由ではありません。単純に今焼き芋を作っても美味くないからNoです。先日も書きましたが、掘りたてのサツマイモは甘さがのってなくて焼いても大して美味くありません。ココから年末くらいまで適切な状態で保存したうえで焼くと格別に美味いんですが、今は駄目です。

考え方次第ですが、父親が焼き芋を揚げようとしている相手は私の知らない人も多いので関係ないという事で焼き芋を焼くという選択肢もあります。その場合相手も大人ですから“美味しかったありがとう”とは言ってくれるでしょう。でも、私の中の職人魂がそれを拒絶します。時間と手間と電気代を使って甘くならないと分かっている焼き芋を焼くのは私の主義に反します。年末になって芋がいい状態になったらいくらでも焼きますが、今は駄目。心は職人ですね。

24/09/28(Sat)

発作的に親子丼が食べたくなったので、行きつけのスーパーでグラム68円の激安輸入解凍鶏もも肉を買ってきました。約1kgでもも肉が3枚入っています。今回使うのはその中で一番小さいと思われるもの。コイツを一口大にぶつ切りにし、適度に薄めた濃縮めんつゆで玉葱と一緒に煮ます。玉葱がクタクタになり、鶏肉に中まで火が通ればOK。分量をチェックしたところ、大人2人で食べるには少し多かったので、後日茶碗蒸しに使う分を取り分けた後、丼もの専用鍋に1人前ずつ入れ、卵でとじてご飯に乗っけます。

頻度は少ないながらもそれなりに場数をこなしたこともあり、随分丼物にも慣れてきました。うちの場合、卵を入れて蓋をし20秒で火を止めるのがベストタイミング。トンカツの場合はカツの並びがずれると美しくないですが、親子丼はそういう気を使う必要が無いのでとても楽。半熟卵があまりにもバラバラになるのは論外ですが、元々が崩れている系の外見なので、多少失敗してもカツ丼ほど気になりません。私の場合はココに七味をふりかけて食べるのが好きですが、そこはまぁ個々の好みで。それにして親子丼もやっぱり美味い。そんなに頻繁に食べたくなるほどでもないですが、2カ月に1回位なら美味しいなーと思います。

24/09/27(Fri)

サツマイモがいい感じになってきたので掘ってきました。ただ、20m以上ある畝の芋を一度に掘り返そうとすると腰が大変な事になるリスクがあるので、4日に分けての作業です。掘り方としては、芋本体を傷つけないように少し遠めにシャベルを差し込み、梃子の要領で土を除去。芋は当然茎の直下に付いているので、芋が見え茎の接地面が近づいたタイミングで茎を引っ張ると効率よく収穫出来ます。掘った芋はすぐに掘っても甘さがのっておらず大して美味しくないので、1カ月ほど寝かせてから食べます。

保存は結構面倒臭くて、敵は水と鼠です。とにかく水分厳禁。洗うのは絶対駄目です。掘ってきた芋はブルーシートに広げて丸一日乾かした後、新聞紙で包んでから茎のついていた方を上にして通気性がよく鼠が入れない野菜ボックスに立てて詰め、冷暗所で保存します。ただし、コレが出来るのは一定状の大きさのある芋に限ります。が、全ての芋がその大きさになっているわけではなく、卵大以下のものも多数存在します。こういうのは無理に保存しようとしても萎びて食べられなくなるだけで労力の無駄。甘さがのっていない事を前提にして食べる方が建設的です。

うちで一番よく作るのは大学芋(もどき)。皮ごと厚めにスライスしたサツマイモを油を引いた弱火フライパンで両面じっくり焼き、砂糖・醤油・味醂のたれを絡めて胡麻をまぶします。大して甘くない芋ですが、砂糖で強制的に味をつけてしまうのでそれなりに食べられます。また、芋羊羹やスイートポテトと違い一番大変な潰して裏漉しの作業が無いのが高ポイント。大して愛着の無いレシピにそんな面倒臭い手間暇かけてられませんって。

24/09/26(Thu)

無花果の収穫が本格化してきました。3〜4年目の樹が4本あり、毎日4〜5個の収穫があります。少ないようにも見えるかもしれませんが、自家消費するならコレくらいの量がベスト。用途は9割乾燥・1割生食です。無花果は大好きなので全部生食しても良い位なのですが、そうすると一瞬で食べ終わってしまうのがモッタイナイ。少しずつ長く楽しみたいとなると加工の必要が出てきます。果物で保存用に加工するとなると乾燥orジャムの2択になります。以前はジャムも結構作っていたのですが、ジャムは瓶と砂糖が必要になるというデメリットがあります。最近は瓶詰食材をほぼ買わないので、瓶が必要になったら100均などを利用するしかないのですが、わざわざ空き瓶を買ってまで…と思ってしまいます。

それに最近の物価高で砂糖も高い。出来たジャムを美味しく食べる目途があるのならそのコストも納得できますが、私はパンには甘いものは塗らない派なので、ジャムを作っても自家消費ではほぼ出番がありません。乾燥無花果なら小さく刻んで自家製パンに練り込むという定番の使い道があるので、いくら作っても無駄にはならないというのが大きいです。勿論そのまま食べても美味しいのですが、美味し過ぎて歯止めが効かなくなり際限なく食べてしまうので、基本的にそのままは食べないようにしています。

うちでは趣味で色々な果樹を育てていますが、無花果はもっともオススメかも。メリットは果物が美味しい・成長が早い・害虫がほぼつかない(例外はカミキリムシ)・栽培が簡単・挿し木が簡単でいくらでも増やせるなどなど。デメリットは成長が早いので剪定をサボると大惨事になる・横に広がりがちなので栽培にはある程度の面積が必要などです。総合するとメリットの方が勝るんですが、その辺りは個人の考えですかね。

24/09/25(Wed)

天気予報を見ると当面雨は降らなさそうなので、少し前に知り合いに貰った生姜を干す事にしました。生姜は一度に食べられる食材ではないので何らかの保存方法が必要になります。甘酢漬け・冷凍・乾燥など方法は色々ありまして、私も一通り試してみたのですが結局残ったのは乾燥でした。甘酢漬けは最近砂糖が高くなっているのと保存場所が嵩むのがデメリット。冷凍も保存場所がネックになります。それに対して乾燥は洗って干すだけなので追加コストがかからず、嵩もぐっと減るので保存場所問題も小さいのがメリットです。

乾燥生姜の作り方は簡単。まず生姜を洗って泥を落とします。生姜は複雑な形をしていて泥が入り込んいるのですが、どうせスライスしてしまうんで洗いやすい場所でカットしてしまってOK。あとは皮を剥かずにそのまま5mm幅でスライスします。薄くし過ぎると後々使い勝手が悪くなるので、適度に厚くするのがポイント。数日干してカラカラになったらジップロックに入れて冷蔵庫で保存します。コレもポイントで、カラカラ=常温保存と考えがちですが、素人乾燥だと水分がわずかに残っている場合があり、ココから黴が発生して全滅する可能性が高いので冷蔵保存は必須です。使う場合、煮物ならそのまま・炒め門などなら少し水で戻してからキッチンバサミで切って使うと良い感じ。通年で保存出来るので、うちではすぐに使う分を除いて全部乾燥させてしまうのが近年のデフォになっています。

24/09/24(Tue)

今年の春に6本植えた空心菜がいよいよ制御できなくなってきました。味はとても気に入ってるので、常備菜として切らさないようにしているのですが、それでも駄目。来年は2本で良いと思いました。その空心菜ですが、最近驚愕したのがその生命力。何らかの理由で千切れて隣の畝に落ちていたヤツが、自主的挿し木のような状態になり、勝手に根を出して育ち始めています。切り口を土の中に入れていたわけではなく、切れ端が土の上にあっただけなのにこの生命力。サツマイモの仲間というのは伊達じゃないな…と恐怖すら感じます。

そんな空心菜ですが、当初は炒め物にしていたのが最近ではお浸しがトレンドになっています。とはいえ、胡麻油との相性が良いのは事実なので、茹でてざく切りした空心菜を醤油・砂糖・塩で和えるのはホウレンソウと一緒ですが、ココから胡麻油と胡麻を加えることで空心菜のポテンシャルを十二分に発揮させることが出来ます。ネットのレシピ集を見ても、空心菜で出てくるのは炒め物とお浸し系ばかり。かき揚げは盲点だったので今度作ろうと思いましたが、このレシピの幅の狭さは弱点かもしれん…と思いました。まぁ、美味しいんで飽きないんですけどね。

24/09/23(Mon)

ナスはまだまだ採れそうですが、ピーマンとシシトウは終わりつつあります。ということで、夏野菜の在庫が沢山ある内に久しぶりの天婦羅でも作ってみるかと思い立ちました。一般的に天婦羅は油の処理が面倒という理由で敬遠されがちですが、うちでは割と気軽に作ります。余った油はオイルポットに保存して炒め物で使っていくシステムが構築されているので気楽というのが一番の大きな理由かも。

今回の具はナス・シシトウ・カボチャの3品。買い出しに行くタイミングが無かったので肉魚系は無しですが、別に構いません。大葉も予定していたんですが、暑さのせい?ですっかり枯れてしまっていたので今回は見送り。天婦羅を作る際に一番気を遣うのは衣の量です。うちの場合薄力粉と1.6倍の水に塩少々が基本で、とろみを見て多少調整する感じ。ココで足りないと後々追加で少量作るのは面倒臭いですが、作り過ぎて廃棄するのも論外なので、少しだけ多い量が理想です…そんなに上手くいきませんけど。ですんで、余った分は買い置きの玉葱を刻んでかき揚げにする事で有効活用します。

漬けダレはめんつゆを使用。以前は出汁をとって…とかやってましたがコスパ重視で最近流行ってません。そこに味変の為の大根おろしと刻みネギを用意したら完成。感想:油の温度を間違えなければ天婦羅は素人でもそこそこの物が作れます。時間が経ってもカラッと美味しいとかを狙うと途端に難易度が上がりますが、欲張らなければよいだけの話。何より揚げたての天婦羅は美味いので、時々作ってしまうのですよね。

24/09/22(Sun)

新刊が出るたびに買っている“きのう何食べた?”、そういえばもう随分新刊を買っていない気がする…と気がつき、調べてみたら9/21が発売日になっていました。勿論購入。ゲイカップルの日常を描いた漫画なんですが、生々しいラブシーンは一切なくお子様でも安心安全。基本はご飯を作って一緒に食べるだけの平和漫画ですが、コレが面白い。時々は親の介護問題とかLGBTの世間理解とか重めの話題も入ってきますが、そんなに重くなり過ぎずにさらっと流しているので、気軽に読めます。

そしてもう私が定期的に買っている漫画、“ののちゃん”もそろそろ発売日じゃなかったっけ?と思ったら、こちらは7月に発売されてましたんで、↑と抱き合わせでAmazonに注文しました。こっちは朝日新聞で連載されている4コマ漫画の天才いしいひさいちの作品で、まー面白い。個人的には4コマ漫画の概念を打ち破った巨匠だと思います。4コマ漫画なのに、コマを繋いで3コマにするなんてまだ序の口。4コマの中の1コマを4つに区切って4コマの中で4コマを描くとか、普通やらないと思うんですがこの人はやります。内容も朝日新聞朝刊というバリバリの全国紙なのにかなりブラック寄りで、主人公のののちゃんからして、ドラえもんののび太君を鼻で笑うレベルの駄目小学生なのが斬新。それでいて4コマ漫画の中で登場人物を成長させていってその世界から卒業させたりとか、とにかくやっている事が4コマ漫画に収まらないのが魅力です。絶対に外れないと思うので、今回も到着が楽しみです。

24/09/21(Sat)

先日貰い物の蒲鉾で茶碗蒸しを作ったという話をココに書いたのですが、何か私の中で茶碗蒸しがブームになってしまい、2日に1度のペースで作り続けています。レシピは以前ネットで調べたものをレシピノートに書き写したもので、実績はある筈だったのですが何故か1度目はスが入りまくってしまい自己採点で60点でした。コレはいけないという事でネットを再検索したり、火加減の時間を1分刻みで調整したりして、何とか良い感じの茶碗蒸しが出来る数字を発見しつつあるところです。

数字が決まったらレシピノートを書き直しますが、その際重要なのは更新の履歴を目に見える形で残しておくことだと思います。3分を2分に変更する場合、3分を修正液で消すのではなく、2重線で消してからその下に2分を書き込むといった具合。こうする事で“あぁそういえば、この時はこういう理由で時間を変えたんだっけ”と思い出し、数字に説得力が出ます。私はデジタルも使いますが、レシピは断然アナログ派でノートに手書きをしていますが、それはこの更新履歴が一目でわかるというのが一番の理由です。とはいえ手書きには相応のデメリットもあり、検索に時間がかかるというのが一番の弱点。もう何年も前から順番を入れ替えられるカード形式にしようかと悩んでいますが、面倒臭さが先に立って未だ実行には移していません。まぁその内に…ですね。

24/09/20(Fri)

いつも使っているマウスの左ボタンが渋くなってきました。左は決定に使われることが多くて消耗が激しく、ほとんどの場合に右より先にガタが来ます。コレはもう宿命ともいうべきもので仕方ない。ただ、ストレスは感じるものの何回か試せば一応反応はするので、もう少し粘ってみようかと思っています。ただ、修理は時間の問題かな…。使っているマウスは安価な有線型で、買い直しても1,000円前後ですんで大した事は無いですが、直せる物は直して使うのがモットーなので今回も修理します。

一応修理の目途は立っています。件のマウスは左右とスクロールボタンに加え、右側に親指で操作するボタンが二つ付いています。この二つは全く使っていないので、ここのスイッチ部品をへたった左スイッチの部品と交換すれば延命できるという寸法。以前1個使って処置をしたので残機はあと1機ですが、実績があるので気が楽です。作業自体は10分もあれば済みます。半田ゴテで温めつつ吸い取り線でハンダを除去してスイッチを取り出し、交換して再び半田付けするだけ。コレであと1年は延命できるんだから安いものです。実はスクロールボタンも押し込むボタンとしては使っていないので、この部品も流用できるかと思っていたのですが、前回分解したところどうも高さが少し違うようで、流用は無理っぽいのが残念です。次壊れたら諦めて新品購入ですね。

24/09/19(Thu)

近所のスーパーでアラとしてたまに売り場に出てくるメバチマグロの血合い。私コレが大好きで、出ていると高確率で買ってきます。最近のグルメ番組では“この魚は臭みが無くて〜”というのがお決まりの誉め言葉になってますが、マグロの血合いはその逆で、臭みこそが魅力です。癖が強いので連続して食べたい味ではないのですが、たまに食べるとちょー美味しいのがマグロの血合い。

料理方法はヅケ焼一択です。塩をして半日ほど置いてからニンニク醤油に15分漬け込み、水分を拭った後両面に小麦粉をはたいてからフライパンで両面よく焼きます。大体火が通ったら、残りの漬け汁を加えて照り焼きっぽく仕上げて完成。ココで使われるニンニクは臭みを消す為ではなく、血合いの臭みとニンニクの臭みをぶつけて相乗効果を出すために使います。そもそも、血合いの臭みはちょっとやそっとで消せるようなものではないので、それが気になるんだったら最初から候補に入れてはいけません。感想:やっぱり美味い血合いのヅケ焼。ココを捨てるなんてとんでもないと思いますね。

24/09/18(Wed)

庭の柿がボチボチ熟れ始めました。しばらく伸び放題だったのを何年かかけて少しずつ剪定し、やっとまとまった樹形になってきて収穫も楽になってきました。以前は高枝切りバサミでも届かないので、脚立を立ててその上から高枝切りを使ったり、樹に上って作業したりと大変でしたが、最近は地上からの高枝切りバサミで大体収穫できるようになったのでずいぶん楽になりました。安全面もそうですが、葉がある間はイラガがいる可能性が高く、樹に上っている最中に少しでも奴等に触れると大事になるので、葉が落ちる前は出来れば柿の木には上りたくないのが本音です。

採ってきた柿の実は基本生食一択です。コレが柿の実の最大のデメリット。とにかく加工に向かないのが難点です。果物の保存加工と言えばドライフルーツとジャムが二択になります。が、甘柿の場合どちらも大して美味しくなりません。特にジャムは柿の香りが飛んで砂糖の味しかしなくなるのが謎(経験済み)。甘柿の干し柿というのがこの世には存在しているようですが、かなり寒くならないと黴発生のリスクがあるので、この地方だと少なくとも11月にならないと無理です…最近平均気温が上がっているのでそれも無理かも。というわけで、柿は生食するしかなくすぐに飽きてしまうのが困りもの。地方あるあるですが、庭や畑の柿の実を収穫せずに放置している人の気持ちがよく分かります。

24/09/17(Tue)

意図して植えたわけではないのですが、うちの庭にいつからか生えているイヌビワが実をつけ始めました。このイヌビワ、個人的には野生の果実としてはトップクラスに美味しいんじゃないかと思っています。ビワと名前が付いていますが、生物学的には無花果に近い植物です。実の大きさは親指の先程の球形で、色は真っ黒。割ると中身はそのまんま無花果です。

最近の品種改良の進んだ無花果には敵いませんが、イヌビワもかなり甘い。以前は集めてジャムにしていましたが、最近は砂糖価格が爆上がりしているし、手間暇かけてジャムにしてもあんまり用途が無いので、最近では見つけた端から生食しています。デメリットとしては蟻が集りやすい事です。収穫がちょっとでも遅れるとどこからか蟻がやってきて、表面にあけた穴から侵入します。蟻の数匹身体に入ってもあんまり気にはしないのですが、それでも嫌な感じはするものなので、穴の開いた実は食べないようにしています。どうやら無花果系は蟻の大好物らしく、ドライフルーツにすべく干してある無花果にもよくありが寄ってきます。本気で対策をするなら、タライに水をはった中に島を作ってそこで干すとかすればいいんでしょうけど、費用対効果を考え収穫時に爪で弾いて蟻を飛ばすだけにとどめています。そんなイヌビワ、一応苗を売ってはいるみたいですが、わざわざ買って植える位なら無花果植えた方が良いと思います。が、野山で見つけたら優先的に食べてみても良いんじゃないでしょうか。

24/09/16(Mon)

今日は親戚から蒲鉾セットを貰いました。お手軽食材の筆頭でもある蒲鉾は、ただ切って食べても美味しいんですが、それだとあまりにもアレなので少し手を加えて…と考え、久々に茶碗蒸しを作る事にしました。自宅で茶碗蒸しを作る人は少数派だと思うのですが、意外に簡単。卵をだし汁で伸ばして具を入れ、蒸すだけ。具にこだわれば材料によって下処理が発生して面倒臭くなりますし、蒸す火加減を間違えるとスが入って舌触りが落ちますが、注意すべき点は逆に言えばそれ位しかありません。

茶碗蒸しの具として有名なのは海老・銀杏・鶏肉・三つ葉・蒲鉾辺りでしょう。ただ、わざわざ揃えるのは面倒臭いので、家にあるもので何とかしてしまいます。蒲鉾は当初の目的なので投入。先日作った焼き芋が少しあったので、皮を剥きサイコロに切って数個ずつ投入。前の食事で焼いた鮎を敢えて少しだけ残しておいたものを投入。三つ葉は是非入れたかったのですが、この暑さで地上から消えてしまったので見送り、かわりに青物要員としてオクラをスライスしたものを採用しました。結果:鮎が意外にいい仕事をしています。わざわざ鮎を買う事もないので狙ってやるのは難しいですが、コレは美味しいと思いました。まぁ、鮎なんてどう料理しても美味しいんですけども。

24/09/15(Sun)

今日は知り合いのおっちゃんから鮎を貰いました。魚系は色々貰えど、鮎はトップクラスに嬉しい魚です。一匹ずつ小袋に入れられ冷凍した状態でやってきており、袋から出して凍ったままで焼けばOK。鮎は三枚におろしたりとかしなくて済むのでお手軽簡単なのもありがたい。ところで、焼き魚を焼くというと魚焼きグリルを使うのが一般的ですが、うちではガステーブルについている魚焼きグリルは使用禁止にしています。理由は掃除がちょー面倒臭いから。すぐに脂でベトベトになる癖に掃除が大変過ぎてやってられません。そこでうちではフライパン&テフロン加工の魚焼きホイルを使います。

フライパンにホイルを敷いて魚をのせ、蓋をしてゆっくり両面焼いていきます。今回の場合凍っているので焼き時間は片面12分。両面で25分近くかかってしまいますが、まぁ仕方ありません。また、鮎は塩をせずに生のまま冷凍してあるので、塩を軽く振って焼くのを忘れずに。あと、フライパンは空焚き状態になるので、大事に育てた鉄のフライパンを使うと油が焼き切れてしまって台無しになるため、使うのはテフロンコーティングが剥げて普段使いが出来なくなった古いフライパン。コレならいくらでも気を遣わずに空焚きできるので、こういう時の為に敢えて捨てずにとってあります。焼きあがったら大根おろしを添えて完成。鮎も子供の頃は苦くて何だか苦手でしたけど、今ではとても美味しいと感じます。年取ったからですかね。

24/09/14(Sat)

畑のサツマイモがいい感じになってきたので試掘してきました。サツマイモと言えばとりあえずは焼き芋。洗ってから3%の食塩水に1晩浸し、濡れ新聞紙→アルミホイルの順番で包んでから150度余熱済みのオーブンで180分。時間はかかりますが簡単です。感想:イマイチ。薄々想像はしていたのですが、全然美味しくありません。そして理由も明白です。

私が前回食べた焼き芋は冬場に新聞紙で包んで2〜3カ月保存したサツマイモでした。追熟の進んだ焼き芋はちょー甘くて美味しいのですが、掘りたてのサツマイモはまだ甘さがのっていないので焼いても味はイマイチ以下。やっぱり駄目だったかーというのが正直なところです。とはいえ、これから追熟が終わるまで食べないと供給過多気味のサツマイモノルマがこなせないわけで、しばらくは大学芋みたいに外付けで濃い味をつけてしまう方向で攻めるか、炊き込みご飯みたいに脇役的存在で頑張ってもらうか。いずれにせよ、これからまたサツマイモとは年明けまでの長い付き合いが始まります。

この時期になるとニュースなんかで保育園や小学校低学年の子供の芋掘りイベントが定番になります。でも、あの子達、掘った芋を1カ月以上追熟させて食べるなんてことは多分しないでしょうから、掘りたての芋をすぐに蒸かして食べ、“なんかパサパサしてて甘くない”なんて思ってしまうのが割と残念です。キチンと追熟させたサツマイモは本当に美味しいんですが、ちょっとハードル高いですよね。

24/09/13(Fri)

今日は久しぶりのカツ丼。うちは畑に野菜がある関係上、食事も野菜が中心になりがちなんですが、たまにがっつり肉を食べたくなる時があります。そんなわけで今日は安い時に買って冷凍ストックしておいたトンカツ用豚肉を解凍し、揚げてカツ丼にしてみました。正直その過程に見るべき点はありませんが、最後鍋からカツをご飯の上に移すテクには大いに興味があります。私にとって最大の難関がこの瞬間なのです。

カツ丼は底の浅い鍋に取っ手が垂直についた独特の専用鍋を使います。この鍋の中でカツを煮て卵でとじるのですが、コレを形崩れさせずにご飯に移すのがちょー苦手。半熟に固まった卵がカツと一緒に煮汁の中で泳いでいる状態は予想以上に脆く、いざ移そうとすると高確率で崩れます。また、安全に行こうと思って鍋をご飯に近付けすぎると、鍋底にご飯粒がくっついてしまい美しくないです。鍋底を奇麗に保ったまま中身を崩さずスマートに丼に移すのが私の現在の目標の一つ。とはいえ、カツ丼なんて数カ月に一度作ればいい方なので、ちっとも進歩しないのですけども。

24/09/12(Thu)

エンドレスに続く庭の草むしり作業ですが、最近の一番の敵はコミカンソウです。以前はドクダミやムラサキカタバミを目の敵にしていましたが、そのおかげでこれらは随分減り、かわりに大勢力となったのがコミカンソウです。コミカンソウはドクダミの様に厄介な地下茎系でもなく、ムラサキカタバミの様に触るとすぐにバラバラに散らばる芋を持っているわけでもありません。根はシンプルで一本だけなら駆除は簡単。ですが、とにかく増える。

コミカンソウの葉はオジギソウのような形をしており(お辞儀はしない)、葉の裏に花をつけます。それが極小ミカンの様な形になり、触れるとすぐに落ちて芽を出します。そのサイクルがとにかく早い。雑草のセオリーは花が咲く前に処理することで、こうすれば基本的に雑草の数は減っていきますが、コミカンソウの場合そのサイクルが早過ぎて処理が間に合いません。結果庭中がコミカンソウのカーペット状態になってしまうのです。このサイクルに追い付く為には試算で今の草むしり時間を3倍にしないといけないのですが、それはちょっと無理。この雑草はノーマークでしたけど、正直とんでもないです。

24/09/11(Wed)

近所のスーパーでは一時無くなっていた米が復活しつつあるんですが、5kg3,000円とかで売られています。キロ単価600円。正直コレだったら価格が落ち着くまで小麦粉やパスタにシフトしても良いんじゃね?と個人的には思います(うちは自分ちで米を作っているのでどのみち買いませんが)。ですが報道なんかを見ていると、どうしても米・米じゃなきゃ嫌だという人が結構いて驚きです。私、食べ物なんてカロリーや栄養素が十分摂れていて美味しければ何だっていいんじゃね?という考え方なので、食べ物そのものが無くなる事態は困りますが、現状の様に米は無いけど他は無問題という状況は大した事無いんじゃないかと思うのですよね。

それと関連しそうでしないのがうちの父親の味噌汁の具問題です。父親は味噌汁の具は豆腐・ワカメ・大根と決めているらしく、前二つは良いんですが問題は大根。年がら年中大根を買ってきます。今なんて冬場の3倍以上するのに、しかも畑にはナスとかオクラとか普通に味噌汁の具になりそうなものが一杯あるのに買ってくるのが意味不明。ナスでいいじゃんといっても、いや味噌汁には大根を入れないと一日が始まらないとか言ってます。多分米米言っている人もこういうタイプなんでしょう。季節外れの野菜とかエコじゃねーな―とは思うのですが、いかんともしがたいですね。

24/09/10(Tue)

庭に植えているポポーがいい感じになってきたので収穫してきました。ポポーは非常に傷みやすく輸送に向かないので、幻の果実と呼ばれているらしいです。味は基本バナナでマンゴーの香りがほんのりする、などと言われています。実はキウイサイズで、中に1cm程の結構大きな種が5〜6個入っており、食べる際はナイフで一周ぐるっと切れ込みを入れてから捻って2分割し、種を取り除いた後果肉をスプーンですくって食べます。

味は、バナナ?という感じ。個人的には全然近く感じませんが、他に比喩できるような食材が無く、消去法でバナナと言うしかなかったという気持ちはよく理解できます。たとえばリンゴの味を他の食材で表現しろと言われたらめっちゃ困ると思うのですが、それと似た様なものです。ねっとりクリーム状で酸味や爽やかさは皆無なので、少しなら美味しいですが、お腹いっぱい沢山食べたい…とはならない果物です。ただし、名前なら聞いた事があるレベルの認知度はあるので、他人にあげると物珍しさから結構喜ばれたりしますんで、その点では使い出が良い果物と言えるかもしれません。

24/09/09(Mon)

今日は近所のおっちゃんから袋1杯約300gの茗荷を貰いました。ありがたいことです。子供の頃は茗荷は変な香りがして、こんなの何が美味いんだろうと全く理解できませんでしたが、今では素直に美味いと思います。一般野菜の様に量は食べられませんが、茗荷はちょっとだけ食べて楽しむものなので無問題です。

茗荷の食べ方はネットを調べると色々ありますが、結局のところ甘酢漬け一択だと思います。バラバラにならないよう根元を両方に残すよう注意しながら縦半分にスライスしたものを熱湯で20秒茹でてから、甘酢と一緒にジップロックに入れ、時々上下をひっくり返しながら丸一日漬け込めば完成。今回は貰った量がそこそこ多かったので半分は冷凍しました。300gを冷蔵保存して食べていくとかなりの確率で後半傷んでしまうので駄目元ですが、私の勘が多分大丈夫だと言っています。実は茗荷はうちの庭にも生えるのですが、今年は酷い暑さのせいか全然出てきませんでしたんで、貰えてラッキーです。来年は自家製の茗荷が食べられれば良いなと思いますが、どうなるでしょうか。

24/09/08(Sun)

朝晩は涼しくなってきましたが、日中は相変わらずアホみたいに暑い昨今。首に巻く汗拭き用のタオルは相変わらず手放せません。現在このタオルは2枚で交代制を敷いています。うち1枚はベースが深緑色なので目立ちませんが、もう1枚は元々白だったものがたったのひと夏ですっかり雑巾カラーになってしまいました。使った日は風呂の残り湯で洗って干しているので、雑菌などの面から言えばそんなに汚くはない筈なのですが、繊維の中に入り込んだ汚れが蓄積していってこの結果なのだと思います。

手触りもすっかりゴワゴワになってしまいました。ただ、乾燥直後がゴワゴワというだけで、首にかけてしばらくしていると良い感じの肌触りになってくるので特段問題はありません。ネット記事などによればどう考えても交換時期が来てしまっているのですが、たとえ雑巾色になってしまっても、吸水性が良い・すぐに肌に馴染むこの状態は私にとって一種理想状態なので、とてもじゃないけど捨てるわけにはいきません。私にとってタオルの捨て時は、パイルが摩耗してツンツルテンになったタイミングなので、多分あと数年は捨てられないと思います。でも、今回の教訓を活かし、後継ぎは色の濃い系のタオルを選ぼうとは思っていますけど。

24/09/07(Sat)

自分はかなり細かい性格だという自覚はあるのですが、それを無暗に他人に強いると嫌われるとも分かっています。ですんで極力言わないようにしていますけど、やっぱり気になる事は気になるものです。その中で割と以前から気になっていることにトイレットペーパーの補充方法があります。うちのホルダーは2連になってまして、それはつまり、手前の紙が空になったら奥の紙を手前に移し、奥に新しい紙を補充するという運用が想定されていると思うのです。

が、うちの父親は手前の紙が無くなる少し前に新しい紙を少し離れた場所から持ってきてホルダーの下に置いておき、神が無くなったタイミングで手前に新しい紙を補充するという運用をします。ですがコレは、1. 紙がトイレの床に直置きという時期が出来る。2. 奥の紙がずっとそこに居座る事になる。という点で気に入りません。床は勿論トイレは常に掃除してますんで、どうという事は無いと言えばそうなのですが、気分の問題で気になるのです。が、コレはちょっと細かすぎるんじゃないの?という自覚もあるので、口に出して抗議したことは今までありません。我ながら細かいなーとは思うのですが、性分ですかね。

24/09/06(Fri)

いつもの様に冷水筒で麦茶を作っていると、筒の側面に立て一直線のヒビが入っておりそこから水分が滲み出ているのを見てしまいました。この冷水筒も随分古いんで交代か?と一瞬思ったのですが、まぁとりあえず直してみっかと考えを改めました。使えるものは徹底的に直して使うのが私の考えるSDGsですんで。

何はともあれ冷水筒をヒビ周辺を中心に食器用洗剤でいつもより丁寧に洗い、水分をザっと拭き取ってからその辺に放置して徹底的に乾燥させます。接着作業の際は接着面の準備で結果の8割が決まると思っているので、とにかく丁寧に。ヒビより一回り大きくストックのプラ板を切り出しまして、冷水筒と同じ位の直径の金属製茶筒に押し当てつつドライヤーの熱風を当ててプラ板を曲面に加工します。コレをやらないと接着剤の力に抗って端が浮いてしまうので必須。あとは手持ちの接着剤を用法用量に従って塗布して貼り付け、乾燥するまでマスキングテープで仮止めして動かないようにしたうえで待機すれば完成。ヒビの形が単純だったので、よほどの事が無い限りコレでいける筈。プラ板はマジで便利なので、各種厚みのを3種類ほど揃えて持っておくと色んな局面で重宝しおススメです。

24/09/05(Thu)

先日書いたように干し無花果を作成中なのですが、夜間取り込んだものを翌日見たら1/3に減ってました。ネズミ許すまじ、我激怒中。正直油断していたことは否めません。レーズン作成の際には何度も被害に遭い、夜間取り込む場所は何度も試行錯誤の上にやっと安全地帯を見つけた経緯があります。それが今回油断した理由はズバリドライトマトが全く被害に遭わなかった事です。この夏はジップロック大一杯のドライトマトを作ったのですが、夜間取り込んだトマトは適当にその辺に置いておいても全く被害に遭いませんでした。コレで油断が生じてしまったのですよね。

まだサンプルがブドウ・トマト・無花果の三つしかないので確信をもっては言えませんが、ポイントは酸味と甘味だと思います。甘味が強いと危険で酸味が強いと安全。まぁ、人間でもたぶんそんな感じでしょう。ネズミの気持ちは分かります。とはいえ、今後このような事が続くのは許しがたいので、夜間の保管はキッチリしようと考えています。ただ、畳半畳程度の大きさで作るレーズンに比べ、無花果は収量が少なくせいぜい鉢受け(大)に数個レベルですんで、保管も簡単。それなら最初から万全を尽くせよと思わなくも無いですが、人間痛い目を見ないと分からない事もあるのですよ。

24/09/04(Wed)

今日の一品は最近マイブームのナス揚げ浸し。涼しくなり始めてナスの収量が安定してきており、とにかく使わないと間に合いません。採れ過ぎが常態化して全部使う事をとっくに諦めたシシトウに比べると、頑張ればまだ使い切れるレベルなので、頑張って使っています。

ナスはヘタを落として乱切りにしてから塩を振り5分放置後、全体に片栗粉をまぶして揚げます。本当はたっぷりの油を使うのが良いんでしょうが、ケチには無理な所業なので、諦めて多めの油で炒めると揚げるの中間くらいを狙っています。ただ、ナスは油をよく吸うため、油断すると油切れになる場合があるので、油の量には常に注意を払い少なくなってきたら足すのが吉。全体に火が通ったら漬けダレに即ドボン。タレは酢・醤油・水を同量に味の素と砂糖を適量加えたもの。この中で冷ます事で中まで味がしみ込みます。そして今回のゲストはコレまた頑張って使っているピーマン。うちのはこどもピーマンという種類であんまり大きくありません。ヘタを落として半分に割ったものをワタごとナスを揚げた後の油で炒めてコレも茄子の入った漬けダレにドボン。30分ほど放置して味がなじんだら完成です。感想:安定に美味い。不味くなりようのないレシピなので安心安全。目先を変えたければ漬けダレにニンニクや生姜を加えたり、刻みネギをたっぷり散らしたりと変化のさせ方が多いのも魅力の一つです。が、やっぱりナスに油というベストマッチがこの一品の核なのは間違いないでしょう。

24/09/03(Tue)

葬式の香典返しで洗剤のセットを貰いました。評価は微妙。私の感想ですが、貰って一番嬉しくない香典返しはタオルです。もう有り余っていて使い道が無いので全く要りません。洗剤セットは使い道があるのでまだマシですが、出来ればメーカーをそろえて欲しいというのが本音です。大した理由は無いのですが、うちでは昔からアリエールを使っています。ですんで、理想としてはアリエールの詰め替えを補充していき、本体ボトルはそのままが一番良いです。が、ギフトだと当然アリエール以外の洗剤もあるわけです。

そういう場合、大体は本体と詰め替えがセットになっており、これらを保存するとなるとかさばって場所をとります。また、違うメーカーのを混ぜると、混ぜるな危険で塩素が発生する事こそないですが、洗剤が中で固まってしまったりするリスクがある為(経験済み)、基本的に詰め替えは同じメーカーのものでしかできません。無論ボトルを奇麗に洗えば大丈夫ですが、最近のボトルは液だれ防止のために注ぎ口が複雑な構造をしており、中までキレイに乾かすのは至難の為やりたくありません。ということで、うちの洗剤ストック置き場は違うメーカーの洗剤でぎっしり。全くもって美しくないので何とかしたいのですが、コレばっかりはどうにもなりません。少ないものから優先的に使って種類と数を減らすのですが、冠婚葬祭は予想できないので突発的に入ってきてしまうのが悩みの種です。

24/09/02(Mon)

無花果の冷凍ストックはジャムを作った事でゼロになったのですが、無花果の収穫はまだまだ続きそうです。今後の収穫分はジャム第二段にすべくまた冷凍ストックにしていっても良いのですが、もうジャムは十分あるので作ってもデッドストックになる可能性が高いです。生食は大好きなのですが、楽しみが一瞬で終わってしまうというデメリットが痛い。というわけで、残りは基本的にドライ無花果にしつつ、時々気が向いた時に生食という方針で行こうと思います。

無花果は付け根の部分1cm程は固くて大して美味しくないので切り捨て。残りの部分をやや厚めの7〜8mmを目安に縦スライスして干します。市販品にあるように丸ごと干すのがバエて格好良いのですが、難易度が爆上がりするのでやりません。天日だと無理なんじゃないでしょうか。先日の台風が過ぎて以来、グッと気温が下がるかと思いきや全然涼しくならないのは痛い誤算ですが、干物を作るには理想的な環境です。様子を見て時々裏表をひっくり返しつつ、指先で感触を確認していい感じになるまで干します。カチカチにすると保存性は高まる反面食感が悪くなるので、その辺のバランスが難しい所ですけど、まぁ気分で適当に。干し終わったらそのまま食べるもよし、さらに細かく刻んで常備のパウンドケーキの具にするもよし。通年で少しずつ楽しもうと思います。

24/09/01(Sun)

少し前の話ですが、常温保存していた砂糖壺の中に蟻が入り込んで困った事がありました。元々この砂糖壺の蓋の裏には密封の為にパッキンがついていたのですが、何せ30年も前に買ったものなんで劣化してしまったために捨ててしまいました。ただ、パッキンが無いとはいえキチンと捻って蓋をするタイプ。それにもかかわらず1mm程の極小蟻がどこからか入り込んでくるのです。この大きさなら口の中に少量入っても誤差で気にはならないのですが、そりゃ入らない方がベターではあるので、砂糖壺の置き場を冷蔵庫内に変えました。

すると今度は使いかけの砂糖袋に被害が発生。うちでは1kg袋で砂糖を購入し、砂糖壺に移して使っています。移し切れなかった分は開口部をグルグルに巻きクリップでとめてコレまた常温保存していたのですが、この袋の中にまで蟻が進入しやがるのです。開口部をグルグル巻きにしてクリップでとめているのにどうやって入り込んでいるのかサッパリ分かりませんが、どこからか隙間を見つけて入り込むのですよね。蟻凄いとは思いますが、やっぱりちょっと嫌。というわけで開封済みも砂糖袋も冷蔵庫内で保存することになりました。

そういえば私の自室は二階にあるのですが、食べ終わったゼリーの容器を1時間ほど机の上に置いておくと、どこからともなく同種の蟻が現れて行列を作り始めます。甘いものが無ければ蟻なんて全然見かけないのに、餌があると小一時間で見つけて登場する蟻。考えてみるとあの大きさでこの性能ってとんでもないよなと思います。迷惑ですけど。

<<前<<   >>次>>

copyright by ミソジ since 2004/04/28
本サイトの無断利用は禁止デス。