2025年4月 | |
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25/04/30(Wed)庭のサクランボがいい感じに色付いてきたので、程よいヤツを選んで毎朝収穫しています。今日4日目で溜めているタッパーが一杯になったので、ジャムの第一弾を仕込みました。サクランボジャムを作る際に面倒臭いのは種・軸の分離に尽きます。一個ずつ手に取り、軸を外してから果肉を柔らかく指で潰して種を取り出します。成果は軸・種・実に分離。軸はそのまま捨てますが、種は周囲にまだ果肉がついていてもったいないので少し煮て果汁成分を取り出し、砂糖で味を調整して冷やして飲みます。果肉は重量の50%の砂糖を加えて一晩放置し、食紅で少し色を足しながらジャムに煮ます。煮る時間は最低限の5分ほど。とろみは市販のペクチンで調整するのが簡単。種の周りにペクチンが多いからと種を一緒に煮てあとで取り出す方法もありますが、そんなにとろみが出るとも思えないんで却下です、経験上。 うちのサクランボは一般的な果実の例に漏れず一年周期で終了が大きく増減します。今年は多い当たり年。第一弾から予想すると、果肉重量で1.5〜2kg位採れそうで楽しみにしています。この桜はいつ植えたか全く不明。父親に訊いても植えた覚えがないというのですが、幹の太さからして30年目くらいじゃないかと思います。サクランボが実る時点でソメイヨシノで無い事は確定ですが、詳しい品種は不明。摘果してないにしても実の大きさが佐藤錦などとは比べるべくもないほど小さいため、そんな有名品種ではないと思いますが、それでも香り・甘味共に私には十分なので、剪定・施肥などをして大事にしています。鳥害もそこそこあるので一瞬ネットも考えたのですが、根こそぎにされるわけでもないのでまぁ良いかと放置で。アゲハの幼虫みたいに樹を枯らすレベルで食い尽くすような輩は目の敵にしますが、節度を持ってもらえれば多少食べられても私としては全然構いませんね。 25/04/29(Tue)そんなに使用頻度は高くないけど無いと困る台所用品ってのは結構ありますが、今日は蒸し器。直径30cm程ある大型のもので、いつからうちにあるのか分からない位の年代物です。この蒸し器の床?部分は下に水を入れるスペースを確保するために金属の足3個がそれぞれ2か所で溶接されているのですが、その内1個がとれてしまいました。足2個だと平衡を保てないので使い続ける為には修理する必要があります。理想的なのは従来同様溶接する事ですが、うちには溶接機がありません。簡易なのは買っても良いなと思ってるんですが、減価償却できる程使うとも思えないので現在保留中です。 というわけで次善策、ネジ止めします。ネジストックを漁って直径3mmネジを2本調達。本体と足の適切な場所にドリルが滑らないようポンチで凹みを作ってからネジの直径より少しだけ大きい3.2mmのビットで穴をあけます。しっかりとネジ止めをしたらネジの余った部分をディスクグラインダーでカットし、断面を金属用のヤスリでならして完成。他の足2本は今のところ大丈夫そうですが、いつ溶接が破断するか分かりません。でも、ネジ止めすればとりあえず使える事が分かったので、私が生きている間はこの蒸し器ずっと使えるでしょう。修理して愛用の品の寿命を延ばすって何ともいえない達成感があって私は好きですね。 25/04/28(Mon)今日は収穫後畑で乾燥させていた玉葱がいい感じになってきたので最終段階に移行しました。玉葱は収穫時に葉を20cm残してカットし、根は全部除去してあります。コレを畑に転がし1日1回回して全面乾かしてきました。この玉葱を3〜4個ずつ紐で縛ったものをペアにして風通しの良い場所に吊るすのが今日のミッションです。今までは家の南側でとにかく直射日光をガンガンに当てる、使っていないガレージ内に吊るすというのをやってきましたが、どちらも駄目でした。前者は玉葱内部の温度が上がり過ぎて腐る&光合成が盛んになって芽が出る為に失敗。後者は風通しが悪くて腐るので失敗。そこで今回は家の北側に吊るす事にしました。 ココは去年まで長年ブドウ棚だったんですが、原因不明でブドウが枯れてしまった場所です。家の北側なんで日当たりは良くないですが結構風通しは良いので、ネット情報に従えばうちの敷地内では一番理想的な場所の筈です。吊るす棒はブドウを這わせていたものをそのまま流用しますんで手間を省けるのもメリット。とはいえ、玉葱の保存は本当に難しいので、正直全く期待はしていません。ネットでは“家庭菜園で作った玉葱を軒下に吊るしていたら年内いっぱい食べられました”とかありますが、嘘やろとしか思えません。うちでは今年コレで駄目ならもう手は無いという背水の陣の気持ちで臨んでますが、まぁ難しいでしょうね。 25/04/27(Sun)今日は近所のおっちゃんから筍を貰いました。筍、嬉しくないわけではないんですが、先日の蕗に輪をかけて面倒臭い食材です。うちの場合、長年の積み重ねによって父親と私で何となく役割分担が決まってまして、皮を剥くのは父親・下茹でして煮るのは私となっています。一般的には皮を付けたままで茹でた方が旨味が抜けないとか言われてますけど、ただでさえクソデカい筍を茹でる際はなるべく嵩を小さくしたい。直後にゴミになると分かっている皮まで一緒に茹でるほどうちの鍋とガス代には余裕がありません。それに、旨味が抜ける云々も正直誤差だと思うんですよね。ネットの料理情報には根拠不在の都市伝説がいかにも正しいという顔をして大量に転がってますんで、筍は皮付きで茹でるべきというのもその類じゃないでしょうか。 それはともかく筍の下茹で。これまたセオリーとしては米糠や鷹の爪を入れろとか言われますが、私の中では全部迷信なので入れません。うちで一番デカい寸胴に筍を入れ、先日の蕗同様落とし蓋代わりの皿&重石代わりの砥石を入れて点火。沸騰したら弱火に落として一時間茹で、火からおろしたらそのまま丸一日放置します。筍のアクは基本水溶性なので、米糠とか鷹の爪関係なく水没させとけば抜けます。あとは食べやすい大きさに切って適当に味をつけて煮るだけ。今回煮物に出来なかった分については保存に回すのですが、筍には冷凍不可という弱点があります。デカいタッパーに下茹でした筍を入れ、水をひたひたに注いで冷蔵庫に入れます。使うまでは水を毎日交換してやれば10日位なら問題なく食べられるので、後は毎日頑張って粛々と食べます。 ちなみに私、子供の頃は筍が大嫌いでした。筍を食べると下の奥や喉がイガイガして、こんなもの何が美味いんだと思ってましたけど、今考えるとアレは単にアク抜きに失敗していただけでした。祖母は基本料理が上手い人でしたが、いくつか致命的に駄目な料理がありまして、筍はその最たるもの。アク抜き不十分な筍の不味さを身をもって知っているので、筍はじめとする山菜系はほんのりアクを残すのが最上と分かっていながら、アクは抜き過ぎる位抜くのが私のスタイルになってしまいました。子供の時の体験って根深いですね。 25/04/26(Sat)うちの畑の隅には年季の入った金柑の樹があるのですが、その根元の木陰になった部分に蕗が自生していまして、丁度良い感じで大きくなってきたので収穫してきました。蕗はとっても美味しい食材ですが、下拵えに手間がかかるので敬遠されがち。この辺でもあちこちで使われずに放置されている蕗を見かけます。うちの蕗は野菜として育てているというわけではなく、勝手に育つのを黙認している半雑草という感じ。下拵えの手間と言っても慣れればさほどではないので、皆もっと使えばいいのにと心の中では思っています。 採ってきた蕗は葉っぱの部分を切り落として茎だけにします。葉はSDGsな層は塩漬けにしておにぎりを包んだりしていますけど、うちではキリが無いので全廃棄。茎の部分だけ使います。コレを出来るだけ直径の大きな鍋に折れないように注意して丸めて詰め込み、水をひたひたに注ぎます。蕗が浮き上がって空気と触れないよう、鍋に近い直径の皿を落とし蓋代わりに沈め、浮いてこないように適当な重石として砥石を乗せ点火。沸騰したら蕗の太さに応じて3〜5分茹でてから茹で汁を全部捨て、再び水をひたひたに注いでそのまま丸一日放置しアクを抜きます。あとは皮を剥き、適当な長さに切り揃えて好みの煮汁で煮付けて完成。感想:蕗美味い。扱いはほぼ雑草なのにこの美味さ。特にこの歯応えが最高だと思います。面倒と言えば面倒なんですけどそんなの慣れ。あんまり面倒面倒言ってるとその内息するのも面倒になってしまうんじゃないですかね、現代人って。 25/04/25(Fri)畑の玉葱は収穫してから数日間畑で転がして水分を飛ばし、それから数個ずつまとめて吊るして乾燥工程に入りますが、そもそも保存に向いていない個体は保存の為に手をかけても無駄なので、優先的に食べる事になります。具体的に保存に向いていない個体というのは三つ。大き過ぎるか、小さ過ぎるか、分球しているかです。大き過ぎるor分球している個体は水分が籠って腐るリスクが非常に高いので駄目。小さ過ぎる個体は保存中に干乾びてしまうのでコレも駄目です。そんなわけで今日のメイン食材は小さい玉葱。具体的には卵サイズより小さなものを選んで持ち帰ってきました。 こういう玉葱の一番美味しい食べ方は(多分)丸ごと煮です。保温調理鍋に洗った玉葱を入れ、水をひたひたに注いでからお好みのハーブ・コンソメの素・塩を加えます。今回のハーブはパセリとローリエ。点火して沸騰したら落し蓋をして弱火5分→火からおろして保温30分。粗熱がとれるのを待ってから冷蔵庫でよく冷やして完成です。感想:超美味い。小さ過ぎる玉葱は丸ごと煮るに限ると思っているくらい私のお気に入りの食べ方です。火を通した玉ねぎの甘味とコンソメの相性が抜群で、熱々でも美味しいんですけどオススメは良く冷やして味わう方。でも今年は小さ過ぎる玉葱があんまり無いんですよね。贅沢な悩みですが。 25/04/24(Thu)毎朝朝食の一環として自作のパウンドケーキ一切れを食べるですが、この時に出るケーキ屑を台所で飼っているメダカの餌にしています。最初はそのまま遣ってたんですが、手をパンパン叩くと寄ってくる池の鯉みたいになったら面白いなと思い、手近な菜箸で水槽を叩いてから遣るようにしていました。メダカは小さい分脳みそも大した事ないだろうと侮って全く期待していなかったのですが、だんだん反応するようになって今では菜箸の音=餌の時間と認識しているようです。こうなると不思議なもので、メダカがより一層可愛くなってきました。 ちなみに、台所の水槽で飼っているメダカは6匹ですが、音に反応するのは必ず5匹。どれも一緒に見えますんで断言はできませんけど、反応しない1匹は多分固定なんでしょう。単に頭が悪いだけなのか、何かポリシーがあるのか。あと同じ水槽でドジョウも2匹飼ってますけど、こっちは完全に無反応です。どっちかというとメダカよりもドジョウの方が頭がいいというイメージだったので、餌遣りの音に慣れるのもドジョウが先だろうと予想していたのですが、完全に外れました。ケーキ屑は食べてるみたいなんで餌が違うという事は無いっぽいのですが、何なんでしょうね。 25/04/23(Wed)新玉葱の収穫が始まり、勿論風通しの良い場所に吊るすなど保存には全力を尽くすのですが、残念ながら水分の多い新玉葱の長期保存はとても難しく、吊るしていると食べる前に半分は腐らせてしまいます。その為結局腐る前に食べるのが一番という頭の悪い方法がベストという事になり、この時期は玉葱食べまくり期間となります。そんなわけで今日は玉葱多目のポテサラ。刻んだ茹で卵とマカロニを入れるごく一般的なポテサラですが、今日の主題はジャガイモの皮です。うちでは下茹でをしてからジャガイモの皮を剥き、剥いた皮は何となく捨ててました。以前は皮ごと潰して入れてたんですが、舌触りが悪い&見た目がイマイチという理由で現在は剥いています。ただこの皮、内側にはうっすら身が残ってますし、緑色になってソラニンリスクがあるわけでもないので、ワンチャン食えるんじゃね?と思ったのです。 というわけで翌朝、いつもの様にフライパンでトーストを焼く隅の空き空間でジャガイモの皮を焼いてみました。もうすでに火は通っているので生焼けは考える必要が無いので気が楽です。全体的に少し焦げ目がつくまで強めに焼き、塩胡椒を振って完成。感想:普通に美味い。焦げてカリッとした皮と中に残った僅かな身のホクホク感が妙に後をひきます。結論としてポテサラで出たジャガイモの皮は捨てるべきではありません。今まで何も考えずに捨てていた自分が情けない。当たり前のように日頃やっていることも、時々一歩引いて見直すべきですね。 25/04/22(Tue)ネットでよく見るドケチ自慢の定番として、チューブ系のものを最後まで使い切るというのがあります。例えば歯磨き粉。どうやって絞れば最後の最後まで使えるのかを競うみたいな。私もドケチなんでその気持ちはよく分かりますが、自分で言うのもなんですが私程極まった人はあんまりいないと思います。今回はマヨネーズ。うちの場合、マヨネーズを使い切るには3段階のステップを踏みます。 1. 普通に絞る。この段階では特に変わった事はしません。出辛くなるまでは普通に絞って使っていきます。2. 中に空気を入れてボトルを逆さまに立て保存する。こうする事で重力によってマヨネーズがボトル口周辺に集まり、楽に絞り出せるようになります。ただし、中に空気を入れると酸化が早まるリスクがあるので、なるべく1.の状態で粘りつつどうしようもなくなってから2.に移行します。3. ↑でも中身が絞り出せなくなったら今度は絞り口の部分3cm程度をキッチンバサミで切り取り、絞り口2か所に鋏を入れて縦に割って中身を小さなスプーンor洗った指先ですくい取って使います。ネットを見ると2.までやっている人が殆どで3.は見たことがありませんが、2.だと絞り口部分にたまったマヨネーズは使い切れないのでドケチとしては許せません。私も人前ではこんなことやりませんが、自宅で誰も見ていない状況だったら思う存分ドケチを突き詰められるので最高ですね。 25/04/21(Mon)今日のメインは貰い物のタラの芽&コシアブラで天婦羅。毎回天婦羅も芸がないよな…と思ってネットでレシピを調べてはみるのですが、結局のところ天婦羅が安牌なのでそこに落ち着いてしまいます。ただ、この2品だけといのは寂しいので、うちからも何か出す事にしました。真っ先に浮かんだのが、最近収穫中の新玉葱。新玉葱は水分が多くて保存には向きません。よく乾燥させた後、風通しの良い場所に吊って…とか足掻いてはいるのですが、結局のところ腐る前に食べるという一見頭の悪い方法が一番スマートな解決策だったりします。 玉葱を天婦羅にする場合、クシ切りor厚めのスライスして衣をつけた揚げるかかき揚げにするかの二択です。個人的にはどっちも好きなんですが、私の中の課題として上手にかき揚げを揚げられるようになりたいというのがあるので、チャンスがあればかき揚げを揚げがちです。今回も当然こっち。とはいえ、流石に玉葱だけでかき揚げというのは貧相過ぎるので、何かないかと考えた挙句、初挑戦ですが菜の花を入れてみました。食べ切れなかった小松菜に花が咲いているので、それを採ってきて投入。結果:味への影響はほぼ無いです。見かけは奇麗になるので無駄ではないですが、菜の花の持ち味であるうっすらした苦みは当然ですがきれいさっぱり消えています。春を感じるかき揚げという意味では無駄ではなかったですが、かき揚げに入れる具材としてはもうちょっと実利的なメリットがあって欲しい所ですね。 25/04/20(Sun)今日は近所のおっちゃんからニンニクの芽を貰いました。中華料理で炒め物のメニューが代表的ですが、実際に口にする事は少ない食材だと思います。ちなみにこのニンニクの芽、狙って作るわけではなくニンニクを作る過程で出た花芽は本命のニンニク玉と栄養を取り合ってしまうので除去したもの。面倒臭いとその辺に捨てるんですが、ドケチ精神の方が勝つと持って帰ってきて食べる食材と私は捉えています。無論出荷の為に花芽の方を狙って作る農家もあるんでしょうけど、普通は玉の方を食べますんでね。 ニンニクの芽の料理方法は炒め物一択です。ちょっと量が少なかったので、今アホみたいにある新玉葱を増量剤として追加。小分け冷凍してある豚肉を解凍して旨味要員としつつ、炒め油には少し胡麻油を混ぜて香りを絶たせます。味付けは醤油ベースで豆板醤を加えて少し辛めに。唯一の注意点としてはニンニクの芽はそこそこ火が通り辛いですが、加熱し過ぎるとスカスカになって一気に食味が落ちるので、火の通り加減だけは厳重に注意する必要があります。結果:まぁ美味いよね。野菜にしては水分が無い方なので、火力の弱い家庭用コンロでも某キャベツの様にすぐにベチャっとならないのは大きなメリットです。あと、ニンニクの芽と言いながらそんなにニンニク臭は強くないので、(人と会う前日は万全を期すなら止めた方が良いかもですが)ニンニク玉程は神経質にならなくても良いかも。うちで作っているニンニクは毎日見回って少しでも花芽が出たら小指サイズ以下で除去してしまうので自家製のものを食べる機会はありません。かといってわざわざ狙って作る程のものでもないんで、こうやって貰うのはニンニクの芽を食べる貴重な機会です。 25/04/19(Sat)今日の一品は今季最後の人参を使った人参シリシリ。収穫後よく絞ったタオルで包んでポリ袋に入れたものを野菜室で保存していたのですが、うっすら黴が生えてきてしまったのでなる早で使い切らないといけません。そもそも黴が生えてるんだから捨てろよという説もあるんですけど、黴はほぼ一部なのでその周辺をえぐればいけるじゃろという判断です。人参は傷むと組織がドロドロになる系なので、とりあえず怪しい場所をタワシでこすってドロドロを物理的に除去します。その後断面の様子を見て色の変わってしまった部位をナイフでえぐり取ってやればOK。例えばサツマイモは傷んだ部位をえぐり取っても変な臭いが一見正常に見える組織に広がってしまっているので、一部が腐ったら即全廃棄ですが、人参は部分切除で問題なく食えます。 下処理の済んだ人参はピーラーに通して太めの千切りにし、塩を振ってしばらく放置。ぎゅっと絞ったら酢・サラダ油・塩胡椒・砂糖などでコールスローっぽく味を決め、ローリエ・鷹の爪・ニンニクなどその時の気分でフレーバー要員をぶっこんで完成。感想:普通に美味い。一部傷んだ部分を切除したニンジンとは分からない味です。本当は傷む前に食べるのがいいんでしょうけど、胃袋のキャパ的にそれはなかなか難しい。次からは余剰分は干してしまった方が良いかもしれません。 25/04/18(Fri)畑の新玉葱が食べられるようになってきました。収穫にはまだ少し早いですが、フライング気味に食べていかないと追いつかないので、しばらくは玉葱料理を作りまくる日々になりそうです。今日はとりあえずピクルス。日本の家庭だとピクルスってあんまり自作しないイメージなんですが、うちでは朝食がパンな事もあって結構消費します。作り方は簡単。採ってきた玉葱を薄めのクシ形に切り、熱湯にサッと通した後ピクルス液に漬けるだけ。ピクルス液は検索かけて出たレシピを参考にしつつ、裏庭で栽培しているローリエ・ローズマリーなどをぶっこんで香りを付けたものです。ピクルス液はスーパーに行けば各種出来合い品も売ってますが、あんな割高なものはブルジョワのための品だと思っており、ドケチの私が買うはずもありません。 ところでこの玉ねぎの収穫がクソ面倒臭いのです。うちでは穴あきマルチを使っているのですが、玉葱が成長してマルチの穴より大きくなってしまっているので、そのまま引き抜くと穴が広がるor破れて再利用が出来なくなるため、マルチをめくって下から取り出すように言明されているのです。なら自分でやれよ…と思わなくも無いですが、いたし方なし。また、収穫の面倒臭さを加速させるのが個体差です。畝の玉葱を一度に収穫するならまだ簡単ですが、そうもいきません。玉葱の収穫タイミングは葉がやや萎れて根元から折れた時というのが定説です。が、同じ畝でも倒れたヤツからまだまだ元気で倒れてないヤツまで様々。コレを一緒くたにして収穫してしまうと、倒れてない奴はまだまだ水分過多なのでどんなに手を尽くしても腐ってしまう可能性が高いです。ですんで、畝の中から収穫に適した個体だけをマルチをめくって収穫するとか、超面倒臭い。 あとは天気の問題。玉葱は収穫した後その場で3〜4日転がして直射日光で水分を飛ばしてから束ねて吊るして乾燥させます。つまり、この春先の雨が定期的にやってくる気候の中、週間天気予報を見てまとまった晴れのある期間を確認しつつ作業をしないといけないわけで、控えめに言ってクソ面倒臭い。本当にプロ農家さんを尊敬しますね。 25/04/17(Thu)1カ月ほど前に仕込んだ金柑シロップ(金柑と砂糖同量を瓶詰にして浸透圧で水分を吸い出したもの)がいい感じになったので、液体成分を漉してペットボトルに詰め替えました。あとは適宜薄めて飲むだけなのですが、問題は残った固形分の方。廃棄も考えましたが、最近の物価高騰で安くなくなった砂糖をたっぷり吸った固形分をそのまま捨てるなんてとても無理。そこで色々考えました。 案1.ジャムにする。多分コレが一番簡単ですが、問題はジャムが在庫過剰気味な点です。田舎に住んでいると色々貰う機会が多く、大量に貰った果物は賞味期限を考え消去法的にジャムにしてしまう事が多く、その割に使い道が限られるのでストックにはジャムが一杯あってもう要りません。2.凍らせる。コレもその場しのぎの策としては有効ですが、貴重な冷凍スペースをこんなとりあえずの用途で使いたくありません。そもそもうちの冷凍庫は各種ストックでもう満杯が近く、余裕なし。また、凍らしてもその先のビジョンが無いので単なる問題先送りにしかなってませんので、却下。 3. 干す。結局コレが一番無難だと落ち着きました。大分の名産品でザボンの砂糖漬けってのがありますが、あんな感じ。金柑の固形分をバットに広げ、魚干し用の網の中に入れて徹底的に干します。砂糖は水分を抱き込む性質があるので乾燥に時間がかかりますが、そこは気合で。完成すれば常温保存も可能で、少しずつつまめるので頑張って作成中。ただ、蟻にだけは注意。こんな砂糖の塊を無防備に干していたら秒で蟻の餌食になるので、魚干し網を使ってアプローチを限定します。上から入り込まれたらもう仕方ありませんが、流石にそこまでやってくる個体は早々いません。ちなみにうちでは以前砂糖壺と塩壺はオープンな場所に並べて置いてましたが、今では砂糖壺だけ冷蔵庫内になりました。ホント、いつの間にかどこからでも入ってきやがるんですよ、蟻って。 25/04/16(Wed)暖かくなってきてがぜん勢いを増してきているのが軒先のプランターで育てているレタスです。つい先日までは6株が良い感じで間隔をあけて育っていたのに今じゃもうキツキツで、このサイズだったらせいぜい2株が適正なんじゃね?と思ってしまいます。おまけに市販品と違ってレタスは基本的に根こそぎの収穫はしません。使う葉っぱだけを根元からむしりとって使うので、花が咲いてその株が終わるまでは株数が減る事は無いのです。 とはいえ、ドケチの私でもこの量を無駄なく食べ尽くす事は無理です。ネットで大量のレタス・消費などのキーワードで調べてみると、炒め物・スープなど加熱して嵩を減らす事で量を稼ぐ方法が推奨されてますけど、個人的に加熱したレタスはそんなに美味しいと思えないのでやりません。千切ってドレッシング一択ですが、葉の大きさにもよりますけどコレだと1回にせいぜい葉っぱ3枚が限界。大半は多分捨てる事になるんでしょうけど、仕方ないですね。ちなみにこのドレッシングは自作です。酢100mlに砂糖大1・塩大1を溶かし、サラダ油200mlと一緒に100均で買ったドレッシングボトルに詰めて使ってます。以前は業務用スーパーで1Lのフレンチドレッシングを買ってたんですが値上がりが凄くて…。自分で作った方が安上がりなんじゃね?と思って作り始めたら普通に美味いのでわざわざ買う必要が無くなりました。コスト的には数分の一で、作る手間も大した事ない。唯一の課題は買ったドレッシングボトルが小さくてすぐに使い切ってしまうので、もう一回り上のサイズに買い換えようか考え中。でも現行品がまだ使えるのでドケチとしては悩ましい所です。 25/04/15(Tue)いつもの様に食後の片づけをしている際にふと目に入ったガスコンロのホースがいつもより妙に黒い気がしまして、あれっ、こんなに黒かったっけ?と思ってよく見たら傷だらけになってました。表面のオレンジ色の層が剥がれて二層目の黒が広範囲に露出していたためにいつもより黒っぽく見えたのです。犯人は当然ネズミ。場所柄飛び散った油がホースに付着し、それにつられて齧ったものと思われます。マジで迷惑。ホースの中にはネズミが嫌がる物質を練り込んで作ったものもあるようですが、うちの近所では手に入らずにノーマル品なんですよね。こんな傷だらけのホースをそのまま使うのはリスクでしかないので、ホームセンターに走って即交換。ガスのホースは(水のものに比べると)結構高いんですが、コレは仕方のない出費です。 うちではコレを機会に、今後は台所にいない際は基本的にガスの元栓を閉める事にしました。今まではガステーブルをしっかり管理すれば良いんじゃね?と思っていましたが、人のいない時にネズミが齧ってガス漏れからの何かの原因で引火とか洒落になりません。今はまだ定着していないので、しばらくは閉めたり閉めなかった理の日が続くと思いますが、なる早で習慣化して常に占めている状態にする所存です。それにしてもネズミは本当に厄介。粘着シートのトラップは全然踏みませんし、毒餌も基本食べてくれなくなりました。あんな小さい体でマジ学習能力高いです。まぁ、そんな簡単に駆除できたら有史以来人間がこんなに悪戦苦闘してませんよねって話です。 25/04/14(Mon)子供の頃は何が美味しいかサッパリ分からなかったけど、今になるとやっぱり子供の舌は馬鹿だな…と思う食材がいくつもあります。今日はその中の一つ高野豆腐。子供の頃は本当に意味が分かりませんでした。煮汁を吸ったスポンジじゃね?とすら思っていたのですが、今になるとマジ美味い。あの甘い出汁を吸った高野豆腐は最高です。それなのに煮るのは超簡単で、乾燥状態だと保存期間もかなり長めでしかもお安い。うちでは割と積極的に使っている食材です。ネットを見ると千切ってハンバーグの繋ぎに…などの飛び道具系レシピもありますが、うちでは煮物一択。それも炊き合わせではなく高野豆腐単体の煮物しか作りません。 高野豆腐は餃子の皮と並んで何故かパッケージに詳細なレシピがのっていることが多く、うちでは基本的にその通りに作ります。煮汁は砂糖・味醂がかなり多く、塩・醤油は本当に最低限という感じ。他の煮物だと考えられないレベルで甘くしますが、それで美味いんだから仕方なし。彩要員としてサヤエンドウはギリギリ参加を認めますけど、それ以外はノーサンキューで。いつも1回に高野豆腐4枚を煮て4つにカットしてタッパーに入れておくんですが、2日と持たないので好評です。やっぱ研究に研究を重ねた高野豆腐製造会社のレシピは最強ですね。 25/04/13(Sun)今日は裏庭からニラの植え替えをしました。うちの裏庭にはいつの頃からかニラが自生しているんですが、何せ家の北側にあって日当たりが悪いものだからイマイチ成長が悪いのが難点です。柔らかいのはメリットですが如何せん細過ぎて食べでがありません。そんなわけで家の南側の日当たりが良い場所への移住を検討し、半年ほど前にお試しで移植したのがいい感じに育ってまして、移住先として申し分ないことが判明したので、可能な限り全部のニラを掘り返して植え替えました。 野菜を家庭菜園で作る場合の優先順位というのが私の中にありまして、ニラはその中でもかなり上位に入る野菜です。うちでは厚焼き玉子に刻んで入れるのが一番の用途ですけど、市販のニラの束だとちょっと多くて使い切れません。更にニラは結構足が速く、すぐに溶けた様な状態になって腐ってしまいます。その点自作しておけばいつでも必要量だけ新鮮なニラを使えるのが最高。また、ニラは野菜の中では珍しく多年草なので、毎年種を播く必要が無いのが素晴らしい。そんな私が目下挑戦しているのがニラの種からの育成です。色々な野菜を育ててそれなりに慣れてきたと自覚はしているのですが、ニラの種は発芽条件が割と厳しめで未だに安定して発芽させられません。正直日常使いにはもう十分な量のニラを育ててはいるのですが、負けっ放しは性に合わないので今日もネットを参考に種植え試行錯誤してます。葱はもうちょっと簡単なんですけどねー。 25/04/12(Sat)行きつけのホームセンターに夏野菜の苗が並ぶ時期になりました。うちでも各種苗は買うんですが、種を持っているヤツは(そっちの方が安いので)種から育てています。その一つがプチトマト。袋に書いたメモによると6年前Daisoで2袋110円で買ったもので、もういい加減寿命だろうと思いながら毎春播くと、律義に芽が出るものだから今年も播いたら見事発芽。ヘタすると10年物でもいけるんじゃね?と思いながらコスパの良さに慄いています。プチトマトの栽培にもずいぶん慣れてきたので、次は1袋300円位のもうちょっと高級な品種を作ってみたいと願いつつ、手持ちの種があるもんだからそっちに移れません。貧乏性って嫌ですね。 他にも色々播きましたが、どんな野菜でも土から芽が出てくると心底ほっとします。苗になれば葉の成長具合や色など苗の状況を判断する材料が結構あるので、たとえ枯れたとしてもある程度原因を予想してその知見を次に活かすことが出来ます。が、発芽前はどうなっているのか全然分からないのでいわば博打の様なもの。こちらが出来る事と言えば土の表面の様子を見て、乾き過ぎないように・湿り過ぎないように適切なタイミングで水を遣る事だけです。あまりにも発芽が遅い場合、ポット苗を両方から押して割れ目を作って中を観察することもありますが、どう考えても苗には悪影響なのでそれは最終手段です。最近はこの土の水分量を適切に維持することがマジで重要なんだと分かってきたんで、水分管理は結構本気でやってます。野菜を育てるって本当に奥が深いです。 25/04/11(Fri)畑の玉葱が良い感じに育ってきたので使用開始です。玉葱は本当に保存が難しくて、ネットを検索すると“軒下に吊るしておいたら年内いっぱい食べられました!”等の記事が一杯あるんですけど、個人的には嘘やろ?と思っています。結局のところ“腐る前に食べる”という攻めの姿勢に落ち着きました。玉葱の保存は何年もかけていろんな場所を試行錯誤したのです。日当たりの良い場所、日陰の涼しい場所、屋内のほぼ日当たりが無い場所、全部駄目でした。日光が当たると芽が出ます、風通しが悪いと腐ります、温度が高いと腐ります…。玉葱の常温保存は本当に難しくて、素人が手を出すべきではないと思います。専用の冷蔵設備が無ければ、とにかくとっとと食べるのが一番。 というわけで、うちで作る玉葱消費メニューの筆頭は肉じゃがです。うちの場合伝統的に肉は豚肉を使用し、具は豚肉・玉葱・ジャガイモ・シラタキの4品。生姜で薄く香り付けをし、砂糖はやや強めにするのが我が家流。また、最近では保温調理鍋を使って調理するので、ジャガイモが煮崩れる事も無くなりました。煮崩れたジャガイモはそれはそれで美味しいのですが、やっぱり煮崩れない方がベターではあります。使うジャガイモは出来れば男爵系で。芽―クイーンも好きではありますが、肉じゃがに合うのは男爵系だと思っています。この肉じゃがを最後ちょっと残ったご飯にかけて食べるのが至高。行儀はあんまり良くないですけども。 25/04/10(Thu)気温が上がってきたので昼間の水分補給として準備している紅茶をホットからアイスに変更しました。今までは朝食でパンを焼く横でお湯を沸かして紅茶を淹れてたんですが、アイスの場合は前夜夕食片付けをしているタイミングで1Lの計量カップに水を満たし、タグを外したティーバッグを1個放り込んで冷蔵庫に入れるだけ。1Lでティーバッグ1個とかドケチだなと思うかもしれませんが、1晩置いておくとコレでも普通に飲める紅茶になります。パッケージの用法用量を守ると1Lの水ならティーバッグは7〜8こ必要なんですけど、そんなの怖くてできません。 ちなみにこの計量カップ、世間的には1Lの計量カップは結構珍しいと思うんですけど、うちではかなり重宝しています。買う前は500mlのものしかなかったんですが、それ以上を量りたいなら複数回使えば良いだけじゃね?と思っていた私は浅はかでした。今まで2回で量っていたところが1回になるってのは想像以上に快適です。特にうちは玄米炊飯で800mlをよく量るので割と必須です。あと、この1Lの計量カップを買った同じタイミングで100mlの計量カップも買ったんですけど、こっちもかなり重宝しています。10ml単位の計量が一発で決められるのが便利。計量スプーンだと1〜2杯ならまだしも大4とか言われると正直だるいのです。かといって一般的な500ml計量カップだと10ml単位を正確に測るのは無理なので、100ml計量カップ超便利。料理に慣れてくると目分量=格好良いみたいな雰囲気になってきますが、目分量にはどうしても癖が出るので、キチンと計量&しっかり味見で微調整がベストだと思いますね。 25/04/09(Wed)今日は近所のおっちゃんからエンドウ豆を貰いました。子供の頃は豆系全般が好きではなく、親に連れて行ってもらったレストランではチキンライスの天辺に何でグリーンピースんなんて乗せるんだと内心憤慨していましたけど、今では普通に美味しいと感じます。味覚は大人になると変わるって本当なんですね。そんなエンドウ豆ですが今回は量が少なくて、両掌ですくって少し足りない位。コレだと単体で煮物にするとあっという間に無くなってしまいます。高野豆腐のストックがあるので炊き合わせるかとも思ったのですが、今回は何となく豆ご飯の気分だったのでパスしました。 私は米を食べる場合、玄米を圧力鍋で炊いて調理しています。普段はコレで問題ないんですが、豆で炊き込みご飯をしようとすると火が通り過ぎてグズグズになってしまう可能性が高いので不可。必然的に混ぜご飯になります。エンドウ豆は味の素を少し加えた塩味ベースで柔らかく煮ておき、食べる直前にご飯と混ぜて完成させます。結果:炊き込みご飯とはちょっと違って、米粒に豆の旨味が浸透しきれていませんが、普通に美味いと思える範囲内なので無問題です。豆は煮汁に浸した状態で冷蔵保存すれば3〜4日は大丈夫なので、しばらく豆ご飯が楽しめます。あんまりやりませんけど、たまにはこういう混ぜご飯も悪くないですね。 25/04/08(Tue)いつもの様に庭の草むしりをしていたら、かなり立派な球根のついたノビルを10本強収穫しました。ノビルは食べられる野草の代表格みたいな雑草ですが、いつもは面倒臭いのでそのまま捨ててます。が、今日のはあまりにもいい感じの球根だったので捨てるのが惜しくなり食べる事にしました。ノビルはそんなに成長が早くないので、1年やそこらではBB弾サイズの球根しかできません。うちの庭はかなり丁寧に管理しているのでそこまで大きくなる事は無いんですがこのノビルは例外。ジャノヒゲというグラウンドカバー植物の中に生えてしまいまして、球根が絡まったジャノヒゲの根の中にあるので駆除が面倒臭くて見て見ぬ振りをしてきたのです。ただ、あまりにも大きく育ってしまったので今日は一念発起して駆除したという次第。 採ってきたノビルは泥を洗い落としてから球根上3cm程を残してカット。根も落として熱湯で1分茹でるだけ。生でもいけるんですが、私には生だと少し香りが強過ぎるので、今回は茹でました。味付けは酢味噌で。結果:完全に酒のつまみですけど美味い。供給が安定しないので定期的に食べることは出来ませんが、草むしり中に見つけたら今後はもう少し積極的に確保しても良いかもしれません。ちなみに今回採ってきたノビルは全部食べたわけではなく、分球していた次世代の球根は別途確保し、管理がしやすい場所に植え直しておきました。葱・ニラに続く第三の香味野菜として期待しています。 25/04/07(Mon)大根・白菜・キャベツの冬野菜3巨頭が無くなってしまい、夏野菜の収穫にはまだ間がある(というか、まだ苗すら植えてない)ので、つなぎの一環として干し大根を投入しました。コレは元々食べ切れない大根を少しでも有効活用すべく冬の間にせっせと干していたもので、今使わないでいつ使うの?という感じ。量はスーパーのレジ袋(特大)に2袋分ありまして、コレなら野菜端境期も楽々乗り切れそうです。 干し大根の用途を検索するとサラダにするとか色々出てきますが、うちでは基本的に煮物一択です。サラダはキャベツが無くなってもレタスは割と通年で作れるので、本職がいるのに無理やり干し大根をそこに投入する必要は無いと考えてます。また、乾物=戻すのが面倒臭いと敬遠されることも多いですが、水に浸せばあとは半日放置するだけなのに、何がそんなに面倒臭いのかと小一時間問い詰めたい気分です。半日放置して戻った干し大根をザっと絞り、大き過ぎるものは適宜2〜4つにカット。干し大根単体で煮るのは流石に寂しいので、うちでは油揚げと炊き合わせる事が多いです。短冊に切った油揚げと一緒に煮汁に入れて保温調理鍋で5分煮てから30分保温で完成。感想:しみじみ美味い。子供の頃は干し大根なんて何が美味いんだか全然分かりませんでしたが、今になって考えると浅はかな味覚だったなと思わざるをえません。主菜にはなれませんけど、小鉢要員としては非常に優秀だと思います。 25/04/06(Sun)今日の一品はカミナリ蒟蒻。うちではあまり作る料理ではありませんが、冬場常備していたおでんが、大根にスが入る&いつも買っていた練り物セットが暖かくなって発売休止という二つの理由で作れなくなり、買い溜めておいた蒟蒻が浮いてしまったので在庫処分のために作りました。蒟蒻は比較的消費期限が長い食品で、開封しなければ冷蔵庫で2カ月くらいはもつんですけど、長期的なビジョンなくとりあえず在庫にするというのは私の忌み嫌う所なので、とっとと使う事にしました。 カミナリ蒟蒻の作り方は単純です。茶碗のフチで乱切りにした蒟蒻を湯通ししてから鍋に入れてしばらく乾煎りします。表面がやや白くなってきたら味醂・醤油・塩などで味をつけ、唐辛子・生姜で風味を付けつつ、煮汁が無くなったところで全体に鰹節をまぶして完成。感想:普通に美味い。子供の頃はこんな料理何が美味いんだかと全然分かってませんでしたが、美味いです。ほぼ蒟蒻100%なので栄養面で寄与するところはほぼゼロですけど、箸休めとしては優秀だと思います。でも、わざわざ蒟蒻を買ってまで作る程の事は無い、かも。いや、美味いんですけどね。 25/04/05(Sat)今日は夏野菜の畝を準備しないといけないという事で、残ったホウレンソウを全部引き抜いてきました。ただそれがちょっと多い。いつもタッパー1杯分お浸しを作り4〜5日かけて食べるんですけど、今回採ってきたほうれん草はその2.5倍位あります。当然食べ切れないので、当座食べない分以外は冷凍一択です。ホウレンソウは冷凍しても比較的味が落ちないタイプの野菜なので、とりあえず凍らせておくという方法で時間を稼げます。 当座食べない冷凍庫行きのホウレンソウは少し固めに茹でてから水気をよく絞り、ざく切りにしてからジップロックに詰めます。この際全体的に平べったくなるようにダマを潰しながら入れるのがポイントこうする事で凍るまでの時間を短くして品質の劣化を抑えつつ、使う際には手で折って簡単に必要量だけ取り出すことが出来ます。用途として世間的には味噌汁の具辺りが多いですが、私はトーストに乗せる事が多いです。凍ったままトーストを焼くフライパンの隅で解凍し、塩胡椒で味をつけて添えると簡単で美味。ただ、コレはホウレンソウに限った事ではないですが、野菜を冷凍すると消費期限の長さに胡坐をかいてデッドストックになりがちです。どうせ冷凍できる野菜はどんどん取れるのだから、冷凍ストックは意図してガンガン使う位が丁度良いと思います。そうすることで回転を上げ、鮮度を維持して品質も担保できるので一石二鳥。リスみたいに冬眠に供えて木の実を土に埋めて隠したけど忘れて芽が出た、みたいな事にならないようにしたいと常々思ってます。 25/04/04(Fri)今日は風呂場で使っているスノコの修理作業。先日入浴中にふと立てかけてあるスノコを見ると、真ん中の脚がなんだか少し斜めになっているような気がしました。私はド近眼で裸眼ではあんまりよくものが見えないために気のせいかとも思いましたが、手にとって確認してみると、脚を固定している釘が腐食して外れてます。もうかなりの年代物なので新品にするかとも思ったのですが、まぁもう一回ぐらい修理しても良いかと思い直しました。 そんなわけで修理するべくとりあえず水分を飛ばそうと屋外に干していたら、父親からのリクエスト発生。このスノコは3列の脚で固定してるんですが、材が古くなって踏んだ時たわむので、脚を5本に増やしてほしいとの事。そんなの気がついた時に自分でやれよと思わなくも無いですが、大して手間は変わらないのでやりますけども。納戸の端材置き場を漁って適当な脚候補を見つけ出し、スノコの幅に合わせてカット。元あった足の真ん中に配置し、クランプで固定してから木ネジを打ち込みます。この際、いきなり木ネジを打ち込むのはNG。楽をしようと横着をすると、材が割れるリスクがありかえって手間が増え完成度が落ちる可能性が少なからずあります。木ネジを打ち込む場合、木ネジの直径の7〜8割の下穴をあけ、専用工具で木ネジの頭が収まる三角錐状の窪みを彫り、その上で木ネジを打ち込みます。また、使う木ネジの長さは固定する板の3倍が目安。単純に板と板を木ネジで固定するだけの作業ですが、美しく作って長持ちさせるためにはそれなりのノウハウがあるのです。 25/04/03(Thu)今日のメインは肉団子の甘酢かけ。私の中ではあんまり作らないメニューですが、今回のは理由があります。うちでは冬場におでんを常備しているんですけど、そこにおでんの練り物セットと一緒に何故か冷凍肉団子を具として加える習慣になってます。そんなわけで冬場は冷凍庫に肉団子が常備されてるんですけど、先日スーパーに行ったらおでんセットの販売が終了してました。気温が上がってきて売れ行きが落ちたからだと思われます。それに加えてうちの大根ももう本格的にスが入って食べられなくなったので、おでんの常備は終了です。ですが運悪く先日肉団子を新たに買ったばかりでして、まさか今年の冬までずっと冷凍庫で眠らせておくわけにもいかず、肉団子使い切りメニューとして今回の甘酢かけをチョイスしたという次第。 肉団子は600gのパックですが、流石に一度にこの量は処理しきれないので2度に分けます。軽く小麦粉をまぶして少なめの油で転がしながら全体に火を通します。甘酢はケチャップベースで酢と砂糖を加え甘酸っぱく仕上げます。鷹の爪を入れるかどうか10秒ほど悩んだのですが、今回は辛さ無しでいくことにしました。玉葱・人参など適当にストック野菜を炒めたところに調味料を加え、全体に味がなじんだら一旦火を止めて水溶き片栗粉を投入。全体的にとろみが出たのを見計らって肉団子を戻し、味を馴染ませて完成。感想:普通に美味い。甘酢餡かけというか、エビチリの肉団子バージョン辛味無し、みたいな感じになってしまいましたけど、美味いので無問題。でも、最初から買って作るのなら肉団子じゃなくて豚肉を使った酢豚みたいな感じにしますけども。 25/04/02(Wed)少し前、どんなに頑張っても食べ切れないブロッコリーに花が咲いて完全にアウトになる前に、生のまま冷凍しました。ネット情報ですが、小房に分けてジップロックに入れ、生のまま冷凍すると美味いとあったのです。食べる時は凍ったままフライパンでやや焦げ目がつくまで焼けばOKとの事。先日朝食のいつもの様にフライパンでトーストを焼く際に、そういえばこの余った空間で冷凍ブロッコリーを焼けば無駄が無いんじゃね?と思い立ちまして、焼いてみました。指示通り凍ったままフライパンに投入し、様子を見ながら時々ひっくり返して火を通します。 結果:食えなくはない。でも正直茹でてマヨネーズをかける方が私は好きです。ただ、冷凍によって賞味期限がぐっと延びるという圧倒的アドバンテージがあるので、無下に駄目とも言い切れません。とはいえ、ネットで見たように圧倒で気に美味いかと言われれば、そうでもないんじゃね?というのが正直なところです。自分もこうやってネットに色々書き散らしておきながら言う事じゃありませんけど、ネット情報は玉石混交で全くのガセも普通にあるのでそこは注意しておかないといけないと思います。今回のブロッコリーも別に不味くはありませんが、そんなに特筆するような味でもありませんでした。ひょっとしたらあんまり期待しないってのがネット情報と付き合う時のコツかもしれません。 25/04/01(Tue)メダカ水槽の金網蓋の塗り替えを始めて2日目。手には常にペンキがついた状態で、徹底的に洗えば落ちるんでしょうけど、もう面倒臭いのでそのままにしています。作業が終わって1週間も経てば自然に落ちるじゃろ。今回塗りは3回を予定しています。ただし、塗ったらしばらくひっくり返せないので、表裏は時間差を設ける必要があり実質6回。1日1回だと天気に恵まれても1週間近くかかってしまう事になってしまうので、午前午後と1日2回作業することで3日に短縮することにしました。 作業と言っても1回の所要時間はせいぜい5分。ノルマ分をパーっと塗った後、使った刷毛は古新聞に擦りつけてなるべくペンキを取り除いた後、プラスチックのカップに注いだシンナーに漬けてから全体をレジ袋で覆ってシンナーの蒸発を防ぎます。刷毛を洗うのは本当に大変なので、それは全工程終了後の1回のみにして楽をしています。父親に訊いてみるとこのペンキ、40年位前に買ったものらしいです。それでも十分使えてるんだから大したもの。ただもう随分粘度が上がってきているので、出来れば今回で使い切りたかったのですが、どうも無理っぽい。他に何か塗るものが無いかと考えてるんですけど、なかなかないんですよねぇ。
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