2025年5月 | |
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25/05/29(Thu)ずいぶん遅くなりましたが、冷蔵庫扉に麦茶を常備するようにしました。2Lと1Lのボトル各1個の体制で、2Lのボトルが残り1/3を切ったら1Lの方に移し2Lに新しく麦茶を作り、1Lの方を飲み切ってから2Lに口をつけるというシステムで、こうしておくと常によく冷えた麦茶を飲めます。2Lのボトルには目安のビニールテープが貼ってあり、このラインを切ったら新しく麦茶を作るという事にしていますが、ラインが近づいてくると父親は極端に飲まなくなる(=新しい麦茶の仕込みをしたくない)人なので、ほぼほぼ私が作業します。まぁ、私はそういうの苦にしないので別に構わないのですが。 麦茶は安売りのタイミングで買ったパックで、50袋150円位のもの。1袋で1Lの麦茶を作る事が想定されてますが、2Lでも普通に麦茶になるのでうちではそうしてます(流石に再利用はしません)。そうすると井戸水をくみ上げる電気代を除けばうちの麦茶は2Lで3円。スーパーに行くと2Lの麦茶が200円とかで売られてますが、私にはブルジョワの飲み物としか思えません。前の人のカゴに麦茶が入っていると“お金持ちだなー”と思います(嘘)。煮出しタイプは確かに面倒臭いですが、水出しならほぼ手間もかからないんだから、自分で作れば安いのにと思ってしまいます。まぁ、人それぞれ事情はあるんでしょうけどね。 25/05/28(Wed)随分暖かくなってきてもう流石に要らんじゃろと冬物の毛布を片付けました(遅い)。汚れ防止の為に安全ピンを使って上辺に取り付けてあるバスタオルを外し、ネットに入れて洗濯機で大物洗濯。天気の良い日を選んだので、アクリル毛布は一日で感想完了。で、問題はバスタオルの方です。汚れ防止で何年も使っていると、特に顎が当たる周辺のパイルが摩擦で擦り切れていき、バスタオルの筈なのに日本手拭いみたいな質感になります。どう考えてもお役御免なのですが、一応まだ穴は開いてないわけだし…とか周辺のまだパイルが残っている部分だけ切り出して他の用途に…とか考えていると捨てられません。冠婚葬祭で貰う機会の多いバスタオルは何十枚も新品ストックがあるので、かなり贅沢めに使い捨てていっても多分私が死ぬまでに使い切れない量なんですけど、使えません。 まぁでも、流石に寿命なんじゃね?レベルまで来ているので、左右のパイルが残っている部分だけ切り出してほつれ止めを施し、食器拭きに転用。真ん中の日本手拭い部分は廃棄しようかなと思案中。使い込んだタオル地って吸水効果が上がる感じがするので、ぱっと見ボロくても実は優秀だったりするのが悩み所なのです。 25/05/27(Tue)久しぶりに圧力鍋を使った玄米炊飯に失敗しました。芯が残ってしまっていて、食べられなくはないですが美味くはない。原因ははっきりしてまして、先日の干鱈&昆布の戻し汁を使って炊いた事です。キッチリ検証したわけではないですが、真水以外でご飯を炊こうとすると沸点が下がってしまい、沸騰状態で弱火20分という同条件で炊いても火の通り方が甘くなってしまうのだと思います。毎回炊き込みご飯をするたびに失敗するんですが、炊き込みご飯なんて極たまにしか作らないので、いざその時になると前回の失敗経験をまるっと忘れてしまっているのです。 不味いけど食べられなくはないレベルなので我慢して食べても良いのですが、こういう時はお粥にしてしまうのが定番。一人用の土鍋に1食分の玄米ご飯とまだまだ残っている干鱈&昆布の戻し汁を入れ、沸騰したら蓋をして15〜20分。最後に塩味を整えて完成。卵は落としません。感想:失敗した玄米ご飯のリカバリーはやっぱりコレだなと思います。リゾット風にしても良いんですが、オリーブ油を常備していないんでわざわざ買ってまで作ろうとは思いません。ちなみに卵を入れないのは、卵を入れてしまうと出汁の細かな味わいが全部卵色に塗り潰されてしまうのが嫌だから。少数派だと分かってはいるのですが、すき焼きも生卵は要らない派です。 25/05/26(Mon)先日は干鱈を昆布巻きにしたのですが、副産物も無駄なく使ってこそのドケチだと思います。今回の副産物は干鱈の中骨&鰭と干鱈&昆布を戻した水。中骨&鰭は朝食にフライパンでトーストを作る際、隅っこを使ってカリカリになるまで火を通したらそのまま食べられます。どうせ毎朝トーストを焼いているんだから、追加のガス代がゼロで済むのもポイント高いです。更に生ゴミも減って一石三鳥。 戻し液は普通にだし汁なので捨てるとか論外です。ペットボトルに詰め替えて冷蔵庫の扉で保存し、逐次使っていきます。煮物に使うのは勿論ですが、ご飯を炊く際に使ってもOK。冷蔵庫のペットボトルは結構邪魔なのでどんどん使っていきます。今回はズッキーニメインのラタトゥイユに使用。トマトがまだ採れないので本当にコレがラタトゥイユかと問い詰められたら怪しい所ですが、冷製野菜スープ?軒下に吊るしてある玉葱も結構な量消費できるんで、この時期うちの定番メニューの一つです。 戻し汁ではないですが、うちでは麺を茹でた汁は基本全部洗い物に再利用します。テレビで料理番組を見ていると、茹でた後に麺を〆た水をそのまま流してしまうシーンをよく見ますが、私の中では論外です。麺を〆た水なんてほとんど汚れてないわけで、桶にとっておいて食後に食器洗いに使えばよろし。麺を茹でた水は食後も結構温度が残っているので、洗剤要らずで油が落ちる為にこの方面でのコストカットも見込めます。とりあえず捨てる前に一歩立ち止まって何かに使えないか考えてみるってのが私の基本スタンスですね。 25/05/25(Sun)いつもの様に近所のスーパーを徘徊していたら、いつもはほとんど見かけない干鱈を見つけたので買ってきました。干鱈と言えば京都のおばんざいが有名ですが、この辺では食べる習慣が無いので殆ど売っているところを見かけません。店頭に並べても買う人がいないので、店も取り扱わないのだと思います。が、私は買う。干鱈は色んな料理に使えますが、一度コレで昆布巻きを作ってみたかったのです。昆布と干瓢は今年のお節に使ったヤツが残ってますし、雨で庭仕事が出来ない日に作業すれば一石二鳥。 干鱈は本気の乾燥タイプだと戻すだけで1週間くらいかかるそうですが、今回買ったのはソフト乾燥タイプなので1晩でOK。戻したら塩気を確認した後、キッチンバサミで背骨を取り除き、適当な大きさにカット。同じく戻した昆布で巻いて干瓢で結び、保温調理鍋を使って付属のマニュアル通りのレシピで煮るだけです。感想:勿論美味い。けど、個人的には鯖の方が美味しいと思います。そして改めて思ったんですが、昆布巻きは高級品ですね。材料費めっちゃ高い。干瓢はそうでもないですが、昆布巻きに使う昆布はある程度幅と長さが無いと駄目なので、私がいつも使う安い切り落とし品は使えません。また、干鱈も手間がかかる割に安くはない。結果同じ位の量の肉じゃがと比べると材料費は3倍位かかっている気がします。でも、美味しい。高いと言ってもたかが知れている価格ではあるので、これからはお節料理だけでなく日常的にも時々作っても良いんじゃないかと思い始めています、昆布巻き。 25/05/24(Sat)近所の空き地に大きな梅の樹があるんですが、毎年収穫せずに放置状態なので土地の持ち主に訊いたらいくらでも使ってくれと言われ、毎年梅仕事の材料にしています。近年梅がアホみたいに値上がりしてまして、近所のスーパーでは1kg200〜300円で買えたのはそんなに昔の話じゃないと思うんですが、今では1,000円越えも当たり前になってきました。ただ、田舎に住んでいると梅は比較的簡単に手に入ります。柿・ビワ辺りもそうですが、簡単に育つのでその辺に植える→高齢化と人口減少で世話が出来なくなり収穫もままならないという樹があちこちにあり、持ち主と知り合いの場合一声かければ無制限に持って行っても大丈夫という場合が結構あります。喜んでいいんだか…。 それはともかく梅仕事の第一弾は梅酒です。梅酒は保存食作りの中で最も簡単な部類に入ります。一晩水に浸しておいた梅のホシを竹串等で取り除き水気をよく拭き取ります。アルコール消毒した8L瓶に梅2kg・砂糖2kg・ホワイトリカー3.6Lを入れ、砂糖が溶けるまで1日1回瓶を揺らし、溶けたらそのまま半年以上放置した後固形分を取り除いて完成。梅2kgの仕込みには30分もかかりません。梅酒関係で一番面倒臭いのは取り除いた固形分を使いやすくするために果肉と種を分離する工程で、梅酒とは関係ない副産物何でブルジョワなら捨てるんでしょうけど、私は無理なんてチマチマと分離します。コレが一番面倒臭い。 ちなみに第二弾は梅シロップ。こっちは梅と同量の砂糖を瓶に詰め、砂糖が溶け切るまで毎日揺するだけ。梅酒が青梅を使うのに対し、梅シロップは熟した黄色い梅を使った方が美味しいので時間差が生まれますが、この辺が手仕事っぽいですね。梅干しは迷ってますが、3年に1回位の頻度で作っても十分需要を満たせるので、今年はパスかなと思ってます。 25/05/23(Fri)畑のキュウリがヘソ位の高さになってきていい感じの成長具合です。キュウリはフリーの部分が長くなってくると風に吹かれてポッキリ折れるリスクが上がるので、適宜支柱&ネットにビニタイで固定してやる必要があります。正直面倒臭いですが、折れると台無しなのでやるしかありません。その他に子蔓の管理とかやる事が結構あって、植えっぱなしじゃ駄目。そしてこの時期発生し始めるのがキュウリの天敵ウリハムシ。 ウリハムシはテントウムシを少しシュッとしたような形で全体的に薄いオレンジ色をした甲虫の一種です。葉を食べるだけでなく、様々な病気を媒介するのでとにかく見つけたら捕殺の一択。ただ、捕獲率100%の飛べないイモムシ系と違ってウリハムシは飛んで逃げるのが厄介です。おまけに結構敏感で、手を近づけると高確率で察知して飛ぶんで捕殺率は高くありません。ありませんが、見て見ぬ振りは出来ないのでとりあえず挑戦。とまっている場所にもよって難易度が変わりますが、無事捉えられたらそのまま磨り潰してキュウリの根元へポイ。有機肥料として役立ってもらいます。虫を素手で潰すなんて…と思うかもしれませんが、こんなのは慣れ。亡くなった祖母はゴキブリを素手で叩き潰してましたけど、私はまだそこまでは至っていません。でも、慣れなんでしょうね多分。 25/05/22(Thu)今日はキッチンで使っている蛇口の修理。蛇口の付け根から水漏れが始まりました。原因は外側からの腐食&内側からの水圧だと思います。外側は錆びないようにメッキが施されているのですが、年がら年中濡れては乾きを繰り返す環境下で少しでもメッキが剥がれればそこから一気に錆が出ます。記録しているわけではないので正確じゃないですが、私の体感だと大体10年越えた辺りから不具合が出るように感じます。ここんところ日本のあちこちで耐用年数を過ぎた水道管からの水漏れが深刻になってますが、そりゃ鋳鉄管を50年以上も埋めてたら穴があくのは当然だよなと思います。 今回の修理は鏡を使わないと目視が難しい場所なのでウォーターレンチを使って外してしまいます。洗剤を使って油汚れをキッチリ取り除き(残っているとパテの食いつきが落ちる)、水気をよく拭き取ってそのまま数時間放置。完全に水気が無くなったところでエポキシ系のパテを全体に盛って穴を塞ぎます。自転車のチューブと違って穴が特定できないので勘で多目にパテを盛ったんですが、後で考えると中に空気を入れたまま風呂にでも水没させて気泡の出所を確認すればよかったんじゃね?と気づきましたが後の祭り。あとはパテが完全に硬化するのを待って元通り組み上げれば完成です。結果:成功。修理も2回目なのでもう買い替えても良いのですが、部品代が4,000円位するんで、その場しのぎでもパテで解決できれば材料費は数十分の一。見てくれは悪くなりますが使用感は問題無いですし、やっぱ私としては極限まで直しでいきたいですね。 25/05/21(Wed)今日のメインは牛蒡のかき揚げ。この辺りでは牛蒡はほとんど作る人のいないマイナー野菜ですが、私は大好きなので年2回植えて楽しんでいます。春先に植えた分は1回目の間引きを終えた段階でまだ全然食べられないのですが、今回のは昨年冬に植えた分の最後。何だかんだで残ってしまってココまで来てしまいました。タッパー一杯分のキンピラゴボウを作るにはちょっと足りない中途半端な量なので、玉葱で嵩増しをしてかき揚げにしてしてしまおうという魂胆です。 以前はかき揚げというと年末の年越し蕎麦の時くらいしか作らなかったのですが、最近は割と気楽に作るようになりました。天婦羅をする際に残った衣を最終処分するのに便利というドケチな理由が元々の動機でしたが、今ではかき揚げ悪くないんじゃね?という所まで来ており、むしろ最初からかき揚げを作る事を前提として衣の量を調整していたりもします。そのかき揚げですが、ネットを見ると色んなコツを書いてますけど、結局のところ数をこなさないと話になりません。ネットを見て手順や気を付ける事を一通り頭に入れ、後は実践あるのみ。そして失敗するのですが、失敗した原因を自己分析すると結構な確率でネット上ではやるなと言われていたことをやってしまったためという事態が発生します。人間どんなに注意されても自分で痛い目を見ないと分からないのだなぁとしみじみ。そして頻度も結構重要。年末の年越し蕎麦しか作らないなら当然上達なんてしません。前回の失敗を体が覚えている内に次を作る。1カ月連続で毎日揚げ続ければ多分かなりの腕前になると思うんですけど、流石にそれは無理なので出来る限り頻度を上げて今後も腕を上げていきたいと思っています。 25/05/20(Tue)ズッキーニが野菜室でオーバーフローし始めました。毎日平均2本ずつ採れるのですが、1日に食べられるのはせいぜい1/2本。需要が供給に全く追いつかず、野菜室の在庫が10本を超えてしまいました。一番古いのは表面がうっすらねばつき始めたのでもう限界。ネットで調べたら冷凍できるそうなので、サイコロに切って冷凍庫行きです。コレでしばらく時間が稼げますが、冷凍庫も最近最盛期のエンドウ豆がどんどん容量を喰っているので長くはもちません。頑張ってガンガン食べないと…。 私が思うベストな野菜保存方法は干物です。干物は塩などの調味料を使わないのでコストがかからず、しかも保存条件が緩いのでとても重宝します。うちでも使い切れない大根は基本的に干物行き。ただし、作るのに時間がかかるのと向いている食材が案外少ないのが難点。お天気に恵まれないと完成度がガクッと下がるのもデメリット。次点は塩漬け。漬物なんかもこれに入ります。うちでは白菜・キャベツ・大根を漬物にして保存してますけど、意外にデリケート。漬物というと常温保存できるというイメージですけど、それは昔の馬鹿みたいに塩を効かせたものであって、現代風の塩分そこそこ・味重視の漬物は常温に置いておくと普通に腐ります。ですんで、冷蔵保存が必須となり保存食としては切り札とまでは言えません。最後は冷凍。手軽に作れて対象も広いですが、冷凍庫自体そんなに大きなものではないので、ガンガン使っていかないとすぐに一杯になってしまいます。物欲の薄い私が専用の冷凍庫にはちょっと心惹かれてますが、ランニングコストを考えると二の足を踏んでいるのが現状ですね。 25/05/19(Mon)今日は近所の人から豆苗のパックを貰いました。振り返って考えると私の人生初豆苗です。近縁種のモヤシは何度も食べたことがありますが、豆苗には縁のない人生でした。行きつけのスーパーでは売ってますけど、葉物野菜は自家製のもので済ませてしまう事が多くて購入対象商品になってません。大豆はよく買うんですが、茹でてどうこうするのが基本で、それを発芽させて食べようと考えて事は無いです。豆苗は数度食べられるようですが、種となる豆が完全に消えるわけではなく最後は廃棄になってしまうわけで、それだったら最初から豆として全部食べてしまう方がロスが無いと思うのですよね。 というわけで人生初豆苗はストックの豚バラ・自家製の玉葱と一緒に炒め物にしてみました。感想:可もなく不可もなし。よく言えば癖のない味わい。でも、わざわざ買ってまで食べたい物でもないかな…というのが正直な感想です。今後自分で買う事は無いでしょう。ちなみに残った根っこ部分ですが、当然再生させます。入っていた自立型の袋に戻して水を加え、日当たりのいい所に放置。いい感じに育ってきたら収穫→食べるというのをあと2セットはいけるっぽいので食べ尽くそうと思います。人生50年目にして初めてという今までのペースを考えると、コレが人生最後の豆苗になる可能性も少なからずあるので、味わって食べたいと思います。 25/05/18(Sun)畑の隅に植えてある桑の実が収穫期を迎え、毎日食べ頃の奴を選んで収穫しています。桑の実は緑→赤→黒と色を変えていき、真っ黒になったら収穫です。そのまま食べても結構美味しいですが、うちの場合は逐次冷凍していきまとまったところでジャムに煮ます。桑と言えばカイコの餌ですけど、うちの桑は実を採る為に品種改良されたもの。多分カイコの餌にもできるんでしょうけど、カイコを飼う予定は無いのでもっぱらジャム用途です。 この桑ですが、植えてみて一番驚いたのはその成長速度の速さ。私の中で成長が早い樹と言えば文句なく無花果だったんですが、桑は軽くその上を行きます。とにかくあっという間に大きくなって、剪定を一度でもサボると大変な事になるので、冬場の剪定は必須。それもかなりの強剪定を施します。隣の畑で作業をしていた知り合いに、“その桑処分するの?”と言われたレベルで伐採しますけど、一年後には間違いなく元より大きくなるので無問題。大した手間もかけず簡単に大きくなる桑を餌にして絹が出来るんだから、カイコって凄いよな…と痛感します。そりゃ一時期戦略物資になる筈です。 25/05/17(Sat)今日は蒸し器の脚修理やり直しです。うちの蒸し器の中敷きには3箇所に脚がついていて水を入れる空間を確保するようにできているんですが、そのうち一つの溶接が外れてしまいました。脚2本になると当然水平を維持できないので早急に修理する必要があります。1回目はとりあえず何でもいいやろとボルトナットのストックにあったクロムメッキの3mmをチョイス。本体と脚に少し大きい3.2mmの穴をあけてネジ止めしました。が、コレが失敗でした。脚としての機能は十分果たします。多少錆び始めましたがコレも想定の範囲内。想定外だったのはアクとの反応です。 うちではこの蒸し器を通常の使い方の他に野菜の下茹でにも使います。この際中敷きをひっくり返して砥石などの重石を乗せると、鍋サイズにピッタリで中身を完全に空気から遮断することが出来ます。個人的には蒸し器よりもこっちの使い方の方を重宝してまして、筍や蕗を下茹でする際には欠かせない鍋になっています。ところが、この下茹での際に錆びが触れた部分が真っ黒に変色してしまうという事態が発生。黒豆を煮る際に釘を入れて強く黒を出すという定番テクがありますが、それと同じ事が起きてしまいました。味には全く影響ないんですけど、真っ黒い点が入った蕗・筍は味はともかく見た目がNG。ですんで今回新たにステンレス製のボルトナットを買ってきてやり直しました。材料コストは鉄クロムメッキのものの倍位するんですが、コレは必要経費なので仕方ないです。つくづく修理ってやってみないと分からないなーと実感した今回の事態でした。 25/05/16(Fri)畑のエンドウ豆の収穫が最盛期です。エンドウ豆は今回初挑戦。例年うちの畑ではキュウリを作った後の支柱を一旦撤去し、翌年また建て直して再びキュウリを作っていたんですが、どうせ壊すんだったらココで豆でも作ってみるかと昨年の晩秋に種を植えたのです。近所のスーパーで150円の種を1/5程使って食べ切れない程のエンドウ豆が採れるんだから、人件費や肥料代を考慮しなければ家庭菜園最強だなと思います。 採ってきたエンドウ豆はすぐに莢を外し、200gずつジップロックに入れすぐに使わない分は冷凍してしまいます。用途としては蕗などと一緒に煮たり、ズッキーニなどと一緒にミネストローネっぽくしたりもしますが、一番美味しいなと思うのは不動の豆ご飯。保温調理鍋で柔らかく煮た豆をご飯に混ぜ込みます。炊き込みご飯というより混ぜご飯スタイルですが、私は玄米を圧力鍋で炊いて食べる派でして、豆を入れて炊くと柔らかくなり過ぎる為仕方なく混ぜご飯スタイルにしています。ちなみに莢は畑に持って行って夏野菜の根元に撒きます。先日興味本位で量ったのですが、1kgのエンドウ豆に対して莢は約550gでした。せっかく手間暇かけて肥料を吸わせて育てているんで、そのままゴミにするのはモッタイナイ。大地に還って他の野菜の成長に寄与してもらうのがドケチってもんでしょう。 25/05/15(Thu)朝食は決まって自作パン派の私ですが、この時期は暑からず寒からずで生地の発酵が非常に上手くいくのでパンが美味いのが最高です。私が使っているパン酵母の適温は20〜25度らしく、それ以下だと発酵せず以上だと発酵し過ぎて生地が緩くなってしまいます。それでも強引に焼いてしまうんですが、味は明らかに落ちます。冬場は日中使っていない電気行火と布団を使って簡易的な保温庫みたいなものを仕立てて発酵を進めるんですが、電気行火の温度設定とか電気行火を生地のどこに置くか(上or下)とか色々条件を変えて試してみたんですけど、悲しい事に今の時期の適温発酵には遠く及びません。 ちなみに味付けですが、マヨネーズを薄く塗ってから自作のドライトマトオイル漬けと自作ザワークラウトを乗せて食うのが一般的。自作ザワークラウトは作って2カ月くらい経つんですけど、ポリ袋に入れて空気を抜いた状態で冷蔵庫保存しており、発酵が進み過ぎずいい感じで食べられています。在庫から逆算するにあと3カ月はいけそう。ドライトマトオイル漬けは昨年作ったプチトマトをカラカラに乾かしてからぬるま湯で戻して油漬けにしたもので、トーストに滅茶苦茶あいます。私はトーストをフライパンで焼く派なんですが、フライパンの余ったスペースで最盛期のズッキーニと冷凍保存してあるブロッコリーを焼き、軒下で作っているサニーレタスを千切って自家製ドレッシングをかけたものを付ければ完璧な朝食。家庭菜園最強だなと思わざるをえません。 25/05/14(Wed)ズッキーニを収穫する場合、セオリーとしては収穫した実より下についている葉は全撤去するんですが、そうすると全体のバランスとして葉が少なくなり過ぎる気がするので、うちの場合実を収穫するタイミングで根元に一番近い葉を1〜2枚除去することにしています。この葉が結構大きくて、葉柄部分が長さ50cm程度・葉も直径40cm程度と結構デカい。この葉も施した肥料や水で育っているわけで、そのまま捨てるのはドケチとして許しがたく、ザクザク刻んで他の野菜の根元に撒いています。 最近だとキュウリ・ナスの摘み取った葉も同様に処理。根元に撒いておくとそのうち腐って(気休め程度ですが)肥料になりますし、日光を遮るので雑草が生えてくるのを抑制する効果も期待できます。抜いた雑草でも同様のことは出来ますが、しつこい雑草だとそこで復活したり残った種から次の世代が生まれてしまう事もありますけど、除去した葉っぱだとそういう心配が全く無く気楽に撒けるのがメリット。雑草にも面倒臭いのとそうでもないのがあって、そうでもないのだったら撒いても良いんですけど、流石に草むしりしながらその後の事を考えて種類で分別するのは面倒臭すぎるので現状やってません。特にドクダミ・ヤブカラシ・スギナの3つは絶対に畑に戻してはいけない奴等なのです。本当は分別するのがいいんですが、バケツ2つ持ちで間違わずに分別というのは結構難しいんです。更に言えば小石が出た時に入れるバケツがもう1つでバケツ3つ体制が理想…どう考えても無理です。 25/05/13(Tue)うちでは庭の一角にホトトギスという花を植えてるんですが、先日そのホトトギスの新芽が結構美味いというネット記事を読みまして、毎年馬鹿みたいに増えるので制御に苦労している実としては、もう少し早く知っていれば食えたのに…と悔しい思いをしました。色々調べてみるとうちの庭には実は食える野草が結構生えてます。雑草だとヤブカラシ・ドクダミ・ノビル・カラシナetcで、意図して植えているもの枠だとユキノシタ・ツワブキ・三つ葉辺り。 ただ、実際食べる事はあんまりありません。一番のハードルは意外にも採れる量です。これらは食用として栽培しているわけではないので、あちらこちらに分散して少しずつ生えています。そして食える部位が新芽だけとかなので、庭中駆け回って集めても片方の掌に乗るサイズしかなくて、茹でると更にその1/3になるとかだと正直手間が割に合いません。たとえばキャベツなんかだと根元をバスっと一回切って持ち替えるだけで数日分の食材になるわけで、食べられるまでのコスパが全然違うわけです。↑の中では比較的コスパが良いと思われる蕗でさえ、タッパー1杯分煮る為には20〜30本採ってきて葉を落とし下茹でして水に晒して皮剥いて…、とか一般野菜とは比較にならない手間がかかります。庭に食える野草が結構生えているのは自覚しているんですが、なかなか手が出せないってその辺の理由が大きいんですよね。 25/05/12(Mon)畑のズッキーニが本格的に採れはじめました。ズッキーニはラタトゥイユなどにすると最高に美味しいのですが、残念な事に現状夏野菜がズッキーニしかないので作れません。ナス・ピーマンの収穫が本格化が待たれますが、まだだいぶ先っぽい。という事で現在の定番は焼きズッキーニ。厚めにスライスしたズッキーニを油多目のフライパンで両面焼き、塩胡椒バジルなんかで風味付けして食べてます。普通に美味しい。 ズッキーニはとても作りやすい野菜で、特にコツとか要らないのが嬉しい点です。栽培面積が必要(1株で2m四方)な事、肥料を馬鹿食いする事、毎朝人工授粉してやらないと駄目な事辺りが面倒臭い点ですけど、他の夏野菜と比べると総合的に見れば手がかからない方だと思います。実を収穫したらそこから下の葉は基本取り除くんですが、その葉が馬鹿でかくてちょっとチクチクするのも微妙に面倒かも。でも、ザクザク刻んで他の野菜の根元に撒いてしまうので無駄にはなっていない筈。栽培面積の問題からプランター栽培は難しいかもしれませんけど、畑があったら是非お勧めの夏野菜です。 25/05/11(Sun)畑に定植した夏野菜が15cm程になってきたので、そろそろ放任栽培から規定の形に整える作業を開始しました。家庭菜園を始める前はそんな事全然知らなかったんですが、野菜にはそれぞれ理想の形というのがありまして、脇芽はぜんぶとるとか下から〇番目までは葉をむしるとか、それぞれの野菜によってある程度ルールが決まっています。あんまり葉が少ない内からそれをやってしまうと光合成が不十分になって成長が阻害されますが、葉の数が十分揃ってきたら整形を始めるのがセオリーです。 整形の理由はいくつかありまして、1. 雨で跳ねた泥が付くことで病原菌に侵されるリスクを減らす。キュウリ・ナスなんかが土に近い部分の葉を全部とるのは主にこの理由です。2. 日光・風通しを確保して病気を防ぐ。夏野菜は大体葉の付け根から脇芽が出てきますけど、それを放置していると葉がワサワサになり、日が当たらない部分が出来たり風通しが悪くなったりして害虫が大発生したりします。3. 栄養を集中させる。脇芽をとらないと栄養分が分散してどの枝も中途半端になってしまうので、育てたい部分だけを残してあとは取り除くのが一般的です。まー正直面倒臭いんですが、やらないと悲惨な結果になるのが経験則上分かっているのでやらざるをえません。よく農家の人が“野菜は手をかければかけるだけこたえてくれる”って言いますけど、アレ本当だよなーと家庭菜園をやってるとしみじみ思いますね。 25/05/10(Sat)庭に植えてあるレモンの樹。天敵であるアゲハチョウの幼虫が発生するとみるみる葉が食われていくので、最低1日1回見回りをして幼虫チェックをし、見つけたらその場で磨り潰しています。都会の人はそんなの無理無理と思うかもしれませんが、こんなのは慣れ。それに何も考えずにその場で磨り潰すのが結局一番タイパが良いのです。また、カメムシの様に潰すととんでもない臭いがする虫は私もちょっと嫌ですが、アゲハの幼虫は憎々しい事に潰しても柑橘の臭いしかしないので無問題。積極的に磨り潰しに行きましょう。 そんなレモンの樹ですが、今日の見回りではアゲハの幼虫に次ぐ第二の憎き天敵を発見しました。カイガラムシです。カイガラムシはカメムシ科の昆虫ですが蝋で出来た殻?を背負っていて基本動きません。こちらは葉を食べるのではなく、幹から樹液を吸うタイプの害虫で、樹勢を弱らせるだけではなく様々な病気を媒介するので見つけたら即駆除が基本。背中の蝋が殺虫剤を弾いてしまうので薬剤はあまり効かないため、こちらも指で磨り潰すのが一番タイパが良いです(殺虫剤は専用のものになるため結構高い…)。ただ、カイガラムシの仲間は古来紫の染料にも用いられたように体液が毒々しくて気持ち悪いのが難点です。うちのレモンに良くつくヤツは体液がビビッドなオレンジ色。臭いは大した事無いですし石けんで洗えばすぐに落ちる系なので気にしなければ平気ですが。こうやって様々な害虫を駆除していてもしみじみ思うんですが、植物を育てる一番のコツは観察だと思います。毎日様子を見てちょっとでもおかしいなと思った事があったら調べて対処する、ってのを繰り返して知見を積み重ねていくのが一番の上達方法だと感じます。まぁ、私なんてまだまだですけども。 25/05/09(Fri)ポットに種を播いていたプチトマトとバジルがいい感じに育ってきたので、最終的な鉢に植え替えました。どちらもここ何年もずっと作っていてノウハウを積み上げてきたので、最早失敗しない自信がある植物達です。どちらも普通に苗で売ってますけど、種から育てるのが私のこだわり。というか、コスト面を考えると種からの方が圧勝なので、ドケチの私にしてみると特別な理由がない限り苗を買う理由がありません。 ちなみに私が他人からハーブを育てたいんだけど何が良いか訊かれたらまず料理の傾向を訊き、洋食が入っているのならばトップ3の中にバジルは必ず入れます。洋食系ならパセリ・バジル・ローリエを育てていれば間違いありません(次点でローズマリーとオレガノ)。和食系なら葱・大葉・三つ葉(時点でニラ)ですが、種から育てようとした場合葱とニラはちょっと難易度が高いので初心者向きではないかも。ハーブ系は市販品だと量の割にとても値段が高いですし、一度に使う量が少ないので使い切れずロスになってしまう場合も多いので、自分で作って少しずつ使うのがベストな選択肢だと思います。パスタを作った時もパセリがちょっとあるのと全然無いのとでは味わいがまるで変ってくるのですよね。料理好きで環境が許すのなら基本的なハーブは絶対作った方が良いと思います。 25/05/08(Thu)貰った筍を下茹でして毎日水を替えながらタッパーで保管し鍋一杯分ずつ煮てたんですが、最後中途半端な量が余ってしまいました。単体で煮るには少な過ぎるんで他に候補を考えた結果、ここ最近採れはじめたエンドウ豆と、暖かくなって勢いを増す庭の蕗に決定。複数のものを一緒に煮るとそれだけ下拵えが面倒臭くなるので私はあんまりやらないんですが、今回は仕方がありません。 筍はもう下茹でが済んでいるのでこれ以上の下処理は不要。エンドウ豆は塩&出汁の素でうっすら味をつけ保温調理鍋で30分ほど茹でて柔らかくします。蕗は熱湯で5分茹でた後水を替えて1番放置してから皮を剥いたものを使います。これらを合わせて味醂醤油で薄味に仕立てれば完成。感想;不味くしようがない。こういう料理は塩加減さえ間違わなければ決定的に食べられなくなるという事はありません。所謂イージーゲーム。子供の頃はこういう古臭い料理はあんまり好きじゃなくて、唐揚げとかハンバーグとかそっち径が最高だと思ってました。今でもそういう料理は嫌いじゃないですけど、やっぱり子供の頃に祖母や母に食べさせられた料理に歳をとると回帰していくんだなとしみじみ思う今日この頃です。 25/05/07(Wed)昨年末に植えたエンドウがいい感じになってきたので初収穫しました。エンドウは莢に包まれていて本体の豆の様子が分からないので直接収穫タイミングを計ることが出来ないため、莢の見た目を目安にします。薄緑色の莢が白っぽくなり、表面にうっすらと皴が出てくると収穫タイミング。ただ、実際作ってみると分かるのですがエンドウはキュウリやナスに比べると圧倒的に莢が小さく葉も茂っているので、結構見逃してしまいます。ドケチとしてはもったいないなと思うのですが、コレはもうエンドウの特性として仕方がないと割り切るしかないですね。 採ってきたエンドウは莢を外して当面使う分を除き冷凍します。エンドウは冷凍しても味があんまり落ちないのが長所なのでうちでは割と積極的に冷凍しますけど、やっぱり採れたては格別です。特に私が好きなのは豆ご飯。一般的には炊飯器に豆を入れて一緒に炊くんですが、私は玄米×圧力鍋を常食としており、ココに豆を入れると火が通り過ぎてしまうので不可。仕方が無いので煮豆にして後で混ぜるタイプで食べています。味付けは塩とうま味調味料に醤油がほんの少し。子供の頃はチキンライスに乗っている数粒のグリーンピースですら不味いと除けていたのに、人間変われば変わるものだなとしみじみ年寄り臭い事を考えてしまいます。 25/05/06(Tue)懸案だった玉葱作業がやっと終了しました。玉葱はとにかく常温保存が難しいのですが、軒下の風通しが良くて直射日光に当たらない場所に吊るしておくのが定番です。が、吊るすためには当然紐を付けないといけないわけで、コレが結構手間。スーパーで安い時を狙って買うだけだった頃はこんな労力がかかるなんて想像もしてませんでした。 収穫後の玉葱はいかに迅速に余計な水分を飛ばすかが肝なので、掘り返す日は週間天気予報をチェックし、向こう4〜5日にわたって雨が降らないタイミングを選びます。掘り返したら以降の水分供給を完全に断つため根っこを切り落とし、茎は20cmを残してカット。そのまま畑の日当たりの良い場所に転がし、1日1回上下をひっくり返しながら乾かします。コレを3〜4個ずつ茎の付け根を紐で縛り、それをペアにして縛って振り分け状態にしたものを軒下に吊るしていきます。使う際はどちらかを偏って使うと重力で落ちてしまうので、両方満遍なく使っていくことが肝心です。ただやっぱりそれでも保存が難しいことにかわりはないので、腐る前に迅速に食べるというのが一番だったりします。頭の悪い方法だなとは思うのですが、コレばっかりは仕方がありません。 25/05/05(Mon)タダで死ぬほどイチゴを食べたいという野望の元、貰ったイチゴから種を採って培養土にバラ播きしてから約半月。ボツボツ発芽してきました。厳密にカウントしたわけではないですが、発芽率は相当悪いです。多分5%以下。このままあと半月ほど限界まで粘っても10%はいかないんじゃないかと思います。ただ、元々分母の種数が数百粒あると思われるので、10%発芽してくれれば上出来。最終的に予備も含めて10株苗が出来てくれれば成功だと思っているので、下手な鉄砲も作戦もそんなに悪くないんじゃないかと思います。ただ気になるのは、この発芽率の悪さが種の特性によるものなら無問題なんですけど、私の育て方に問題がある場合は今後の育成にも影響しそうという点です。ネットでいくつものサイトを見て予習はしたんですけど、水加減の細かい所とかは正直よく分からないのですよ。結局のところ自分で色々試行錯誤しろって事なんでしょうけども。 それにしても毎回思う事ですが、植えた種が無事発芽した瞬間てのは本当にほっとします。苗だったら葉の色形などである程度問題点が推測できるんですけど、芽が出る前の状態ってのは本当にノーヒントなので、マジで困ります。特に発芽まで時間がかかる場合。野菜によっては植えて数日で芽が出るものもあり、そういう種類は気が楽ですし芽が出なかったら播き直すってのも簡単です。が、イチゴの場合は発芽まで2週間から下手すると1カ月と言われてまして、発芽待ちなのかもう駄目なのかの判断がつかない場合が長引くのが非常に困ります。まぁ、イチゴの場合仮に上手くいったとしても実がつくのは2年以上先という事で、我ながら気の長い話だなとは思いますね。 25/05/04(Sun)知り合いから旅行のお土産で赤福を貰いました。三重県の超有名和菓子です。ですが、正直あんまり嬉しくありません。コレは赤福に限った事ではなく、和洋問わずお菓子全般貰ってもあんまり嬉しくなくなりました。煎餅の様な甘くないお菓子はまだマシなんですが、餡子・クリーム系が辛い。食べている瞬間はまだ楽しめるんですけど、その後に来る人工的な満腹感が不快です。急激に砂糖を摂る事で血中糖度が爆上がりして血管を傷つけているイメージが脳内を駆け巡り、全く楽しめません。 それじゃあ食べずに捨てれば良いじゃないかと思うかもしれませんが、生粋のドケチの私としては食べられるものを捨てる行為はNGそのものでして、そんな事をした日には少なくとも一週間は折に触れてその瞬間を思い出して後悔する事になります。そんなわけで私は自分でお菓子を買って食べる事はゼロです。それで全然不自由は無いんですが、貰ってしまうと食べないわけにもいかず…。本当は食べずに捨てるのが正解なんでしょうけど、出来ないんですよねぇ…。 25/05/03(Sat)今年初めて作った金柑シロップを実践投入したんですが、美味い。金柑と言えば甘露煮が王道ですが、正直甘露煮よりもシロップの方が使い甲斐があります。作り方は簡単。金柑を赤道ラインで半分に割り、同量の砂糖と交互に梅酒瓶に詰めます。砂糖が溶けるまで毎日一回瓶を振り、完全の溶けたら液体成分だけを取り出しペットボトルに詰めて冷蔵庫で保存します。使う際は10倍くらいのかなり薄めに水で薄め、そのまま冷蔵庫でよく冷やして飲みます。味は柑橘系の清涼飲料水って感じ。庭仕事中にタイムアウトを取って少し飲み…ってのを数クール繰り返すと熱中症予防にもなっている気がします。 ただ問題は残った固形分の方で、ただ捨てるのも勿体ないので数日間魚干し用の網を使って乾かしてから小分けにして余分は冷凍保存し、少しずつお茶請けとして食べています。こっちは正直そんなでもない。王道の甘露煮の下位互換といった感じで、ブルジョワ層なら捨てても良いと思います…私は出来ませんけど。近年は砂糖もめっきり値上がりしてしまい、とりあえずジャムにしとくか戦法は使えなくなりました。砂糖のコストをかける価値が無いと判断したら作らないという決断も重要です。ただ、金柑シロップは来年からもレギュラー確定。副産物が出るのは憂鬱ですけども。 25/05/02(Fri)本格的に暖かくなって庭のあちこちで新芽がかなり大きくなってきた昨今、当然それを狙う虫も発生します。それに目くじらを立てても仕方が無いですし、多少食われるくらいならまぁ良いかと広い心で接する私ですが、唯一許せないのがアゲハの幼虫です。世間一般では嫌われ者の昆虫というとまずゴキブリが挙げられますけど、私の中ではアゲハの幼虫の方がゴキブリよりも遥かに害悪度が高いです。ゴキブリはその辺をウロウロするだけで基本被害が目に見えませんがアゲハの幼虫の食欲は洒落にならず、終齢期まで生き残ってしまうと、小さな樹なら数匹いれば数日で丸坊主になるレベル。そうすると当然その年の収穫は見込めないわけで、どんなに小さくとも見かけたら即殺が基本です。 聞くところによるとこのアゲハチョウ、ハワイなんかでは侵略的外来種に指定されて駆除対象になっているんだとか。納得です。日本ならまだ長年の蓄積で天敵とかいるんでしょうけど、そういうのがいない土地だとやりたい放題なのは容易に想像がつきます。ゴキブリみたいに見た目がアレなら容易に敵認定できるんですが、アゲハチョウはなまじ成虫がキレイな姿をしているだけに敵認定が難しいのも問題です。以前ネットで柑橘についたアゲハチョウを駆除するのに忍びなくて、アゲハチョウの餌専用の柑橘を育てて見つけた幼虫はそこに移しているという記事を見たことがあります。私とはずいぶん価値観が違う人だなとは思いましたが、まぁ他人は他人ですからね。 25/05/01(Thu)大量の新玉葱を腐らせる前に出来るだけ使うべく、従来の手持ちレシピに加えてネット検索も欠かさない今日この頃。今回は新作・焼き玉葱の甘酢漬けを試してみました。玉葱はばらけないように根元を残した状態で4つ割り→それぞれを3分割して12等分にします。コレを形を崩さないように注意しつつ油をひいたフライパンに並べ、切断面を各5分ずつやや強めに焼き色がつくまで焼きます。この間にタレを準備。醤油・酢・味醂を同量に砂糖をその半分くらいと鶏がらスープの素少々。ココに微塵切りしたニラを多目に加え、屋いた玉葱を熱々の状態で投入して冷めるまで待てば完成。 感想:普通に美味い。ネットには新玉葱が信じられない速度でなくなるとありましたが、正直それほどではありません。でもまぁリピートしようかなと思う程度は美味い。今回は初回だったので味の感想をフィードバックしつつ2〜3回作ればもう少し上を目指せると思いますし、何より量がはけるのがメリットです。でも、私の中で新玉葱のレシピトップは小さめのを丸ごとコンソメで煮てよく冷やして食べる丸ごと煮でして、アレは多分越えられないなと思っています。何分丸ごと煮が大好きなもので。 <<前<< >>次>>
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