ミソジノジスイ

24/03/29(Fri)

私は無花果が大好きで、自宅にも植えています。最初は苗を一本だけ買ってきて育てていたのですが、リスク管理面から一本だけは危ういと思い、挿し木で増やして現在5本(挿し木自体も超簡単でほぼ10割成功するため、成功率3割のブルーベリーと比べたら楽勝)。一本しかない金柑は余らせて持て余し気味なのに、無花果はコレでも足りない位です。まだまだ樹が小さいので実る量も大した事ないため、これからの成長に期待しています。そんな無花果ですが、先日根元に不穏な木屑を発見しました。幹の一部にごく小さな穴があり、そこから木屑が落ちています。コレは無花果の最大の敵ともいえるカミキリムシの幼虫です。

無花果は害虫のいない樹として有名で、葉っぱを食べる虫はほぼいません。あらゆる虫がつくバラ科(梅・桜など)と対照的に害虫対策面では非常に楽な樹ですが、唯一ともいえる害虫がこのカミキリムシの幼虫。幹の中を食い荒らして枯らしてしまうのですが、何せいる場所が場所なので駆除が難しいのが難点です。一番簡単なのは針金を突っ込んで物理的に殺す方法ですが、今回の場合中で穴が複雑に曲がっており、本体まで針金が届きません。そこで最後の手段、殺虫剤買ってきました。極細のノズルを差し込んで中で噴射するカミキリムシ専用殺虫剤で1,500円とそれなりにお高いですが、いい感じに大きくなった樹を枯らすわけにはいかないので、必要経費です。結果:数日経ちますが木屑の発生が止んだので、多分中で死んでいると思われます。やっぱ文明の利器には頼るべきですね。

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