コレ、ホシイ


木の食器棚

今使っている食器棚は、ひとり暮らしをはじめて間もない頃に量販店で買った無地のカラーボックス。変な柄が入っておらず、癖もないので使いやすいのですが、所詮はカラーボックスなので、安っぽいのです。独り暮らしを始める人のために書かれた本を読むと、最初に適当な家具を買ってしまうと、買い換えるタイミングを逸してそのままになってしまう危険性が高いのでなるべくやめましょう、なんて書いてありますが、まさにそれ。でも、20歳そこそこで上京してきた時に、きちんと家具を選べたかというと、それも無理なので、痛し痒しです。

それなので、数年前から機会があるたびにアンティークの食器棚を探しているのですが、いまだ出会えず。形、デザイン、収納量など私の要望する条件にマッチするものがなかなか無いのです。最近は古材の板も比較的容易に手に入るようになっていますので、いっそ自分で作ってしまおうかとも思ってますが、踏み切れず。何せ凝り性なので、はまってしまうのが怖いのです。というわけで、相変わらず食器棚は探し中。04/12/31(Fri)

石油ストーブ

台所用品かと問われると、ちょっと困るのですが、冬場に石油ストーブに鍋をのせておいて煮物を作る、というのが憧れの一つなので、入れてしまいます石油ストーブ。極弱火でじっくり煮込んだスープなんて、ものすごく魅力的です。部屋を温めながらできる、というそのお得感もいいですね。ただ、私は現在アパート暮らしで、石油ストーブは契約書の禁止事項なのです。バレなければいいかもしれませんが、やっぱり気分が良くないので、引越をするまではやめときます。大家さんとの信頼関係は大事にしたいので。

この更に上位バージョンとして、薪ストーブがありますが、こっちはちょっと微妙。私はシンプルライフを志向はしていますが、田舎暮らしを目指しているわけではない、都会大好き人間です。確かに、生火を見ているのはとても楽しいです。小さい頃実家が薪風呂で、高校生の頃まで薪割り・風呂焚きをしていました。当時は面倒くさいとしか思わず、嫌でたまらなかったのですが、今考えるといい経験でした。楽しいですが、薪を貰ってきて、割ってすぐ使えるようにしておくのはかなりの手間ですし、薪の保管スペースだってバカになりません。ですので、そこまでやるのはちょっと…という感じ。灯油なら電話一本で家まで届けてくれますし、保管スペースも薪に比べればずっと少ないですので、やっぱりうちは石油ストーブどまりでいいです。04/12/30(Thu)

圧力鍋

これは鋳物のコンロに比べると、熱意がぐっと下がります。あってもいいかなというくらい。鋳物のコンロと違って代替品が無いのに買わないのは、そういう理由です。ただ、これがあると煮込み系の料理が楽にできるので、モツをもっと利用できそうだというのはあります。現在でもよく食べる白モツは、下茹でに一時間ほどかかります。これが短縮できるのは魅力。でも、ご飯を食べたり風呂に入ったりしている時間をうまく利用しているので、そんなに時間を使っているという感じはありません。

もし使うとすると、ただ茹でるのなら数時間かかるといわれる牛タンかテールでしょうか。壇一雄によると、テールは下茹でに8時間かかるそうで、これは圧力鍋でないとちょっと無理。でも、これらって業務用スーパーで買ってもそんなに安くないんです。どちらも100g100円台後半。牛筋だったら100円以下だけど、こちらは通常の鍋で1時間も茹でれば食えるようになるし…。

圧力鍋を買うのにもうひとつネックになっているのが、カサ。店に並んでいるのを見ても、結構収納スペースを喰ってしまいそうです。多分、家に持って来たらもっと大きく感じることでしょう。うちの収納スペースの現状を考えると、ちょっと難しい。買ってしまったら何とかするんでしょうけどね。

もちろん値段も張るんですが、案外そちらは問題じゃないです。もし必要とあれば、私この分野には結構投資しますので、数万円なら全く問題ない金額です。う〜ん、どうしようかな。最近料理道具を買い尽くしてしまい、何も買ってないので、久しぶりに大きな買い物をしたい気持ちもあるし。やっぱり迷い中。あってもいいかなというレベル、なんて書きましたけど、本当はかなり欲しいのかもしれません。04/12/29(Wed)

鋳物のコンロ

料理屋さんなんかで使っている、マッチやチャッカマンで着火する、あれです。一度使わせてもらったことがあるのですが、火力が安定しているのと、掃除が楽なのがとても魅力的。なにしろ、一般のコンロに比べて構造が飛躍的に単純なのです。完全に分解して、掃除を済ませ、再び組みなおすのもあっという間。マニュアルなんか無くても、勘であっさり使いこなせてしまいます。

それに、あれが台所にあるとなんだかプロっぽいという、ミーハーな理由もここに加わります。シンクと一体型のガスコンロもスタイリッシュで悪くはないのですが、男の料理路線としては、無骨に行きたいものです。増設も簡単。スペースさえあれば、二口を三口に、三口を四口にするのも楽。システムキッチンのガスコンロや、一般的な家庭用ガスコンロではこうは行きません。グリルはもちろん無いですが、そんなの、網を使えばいいだけの話ですから、何の障害にもなりません。

気をつけていないとガスが出っ放しになったりと、危険なところもありますが、それを補って余りあるくらい(私には)魅力的。でも、今使っているコンロが十分に働けるうちは、取り替えるつもりはありません。特に不具合もないのに、まだ使えるものを廃棄するなど私には出来ませんから。04/12/28(Tue)


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