2009年8月

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09/08/31(Mon)

実家の父が自分で釣ったのか他人から貰ったのかは知りませんが、山女の甘露煮を自作して送ってくれたのが1週間ほど前。それを、ちびちびと食べていたんですが先日、山女の模様にしては変な斑点がついてるなと思ってよく見たら、カビでした。いくら自称モッタイナイ教の教主的立場にある私でも、カビてしまった食品の、カビがついていない部分を切り取って食べるなんていう荒技はやりません。全廃棄です。

確かにこの一週間、残暑は厳しかったです。でも、甘露煮はキチンと冷蔵庫に入れてましたし、冷蔵庫自体もそれなりに機能してました。そもそも、甘露煮ってのは保存食です。常温保存できるのが建前なのに、それが冷蔵庫内保存1週間でカビるのは不味いでしょう。原因は明らかで、塩分不足。最近…に限った事ではありませんが、猫も杓子も塩分控えめ。漬物・梅干しに至るまで塩分は目の敵にされています。でもね、塩は保存の重要な要素であり、旨味なんですよね。確かに、塩分の摂り過ぎは身体に良くないでしょう。でもそれだったら、一回に食べる量を減らすっていうアプローチもあるわけです。昔ながらの激辛梅干しを四つに割って、それでご飯三杯とか。

まぁ、そういう事されると売上減りますから、塩分濃度を下げて量を売る方向にもっていくわけですが、塩を減らすと↑の様にカビや腐敗の原因となります。そうならないために、防腐剤・保存剤を入れるという悪循環。うちの甘露煮の場合は、塩を減らしたのに防腐剤を入れない(というか個人でそんなものは買えないので入れられない)ので、あっという間にカビたと。というわけで、父親にはメールを打ち、レシピの再考をお願いしました。聞いてくれるかどうかは分かりませんが、身内ですからね、言うことは言わなくては。というわけで次回、実家の甘露煮が進化していることを期待しています。

09/08/30(Sun)

昨日の鋳物コンロのちょっと補足。知り合いのカレー屋さんによると、鋳物コンロは長年使っていると減るのだそうです。何せ鉄の塊で、表面に軽く錆止めを塗っているだけなので、錆止めが剥がれる⇒錆びる⇒錆が落ちる⇒減るというわけ。ガス穴が広がったり歪んだりで、とろ火の時の火の方向がバラバラになったりして、そうなると要買い替えなわけですが、ただしコレは一日中とろ火でルーを煮込んだりするカレー屋さんだからこその話。うちは毎日料理をするので、ガスコンロの使用頻度は一般家庭としては高い方だと思いますが、それでも飲食業に比べたら微々たるもの。形あるものは全て崩れていきますが、当面そんな心配はなさそうです。

あと、最大の問題は元栓の数だったりします。最近は元栓が1口しかない家が結構あって、ガスというのは基本的にたこ足配線のように増やせませんから、2口使おうと思ったら、ガスの元栓を取り替える必要があります。コレはさすがに素人では出来ませんので、そこがちょっと面倒かも…。

着火方法の確保も、面倒といえば面倒です。一番コストパフォーマンスが優れているのが多分、チャッカマン。ライターでも慣れれば平気なんでしょうが、火を下に向けてガスに近づけないといけないので、ちょっと怖いです。マッチはコストパフォーマンスではチャッカマンに一歩譲りますが、風情があっていいですんで、うちはマッチ派。というわけで、時代の波に思いっ切り逆らう鋳物コンロですが、意外といいものですよ。

09/08/29(Sat)

同僚が、壊れたガスコンロを買い換えるというので、うちで使用中の鋳物コンロを絶賛推薦したのですが、アッサリと一蹴されました。1%たりとも選択肢の中に入っていないようです。まぁ、そうですよね。時代はIHやオール電化。今の時代に鋳物コンロを薦めるというのは、三輪トラックを激賞しているようなもんですから(ただし、こちらは本当に売っていない)。でもね、鋳物コンロは素晴らしいのです。安いという理由だけで、あれだけ多くの中華料理屋やラーメン屋の標準装備にはなりません。

1.安い。うちのは1口3,000円ちょっとで買いました。2口買っても7,000円に届かない。ガステーブルを買うと安いものでも2万円弱にはなりますから、際立つ安さ。2.掃除が楽。鋳物は確かに重いですが、ガステーブルと違って口毎に装置が独立していますから、ずらしたり相互に乗っけたりすれば、ガステーブルよりずっと簡単に拭き掃除が出来ます。3.高性能。元栓から出てくるガスをそのままバーナーから出すだけの構造で、余計なものが一切ないので、同じ元栓から繋いでもガステーブルよりもずっと強い火を出せます。また、とろ火の安定度も高くて、弱火にし過ぎていつの間にか消えていた…ということがまずありません。4.壊れない。私は過去2階ガスコンロを買い換えましたが、いずれも着火関係のトラブルが原因。でも、鋳物コンロにはそもそもこの着火機能がないので、壊れようがありません。

難点といえば、1.かっこ悪い。ただしコレは価値観の問題で、私はかっこいいとすら思っています。2.立ち消えガス漏れの危険。ガステーブルと違い、火が消えるとガスが自動的に止まるという機能はありません。火が消えてコックが開いていれば、ガスはだだ漏れで、非常に危険。3.着火が面倒臭い。別途、マッチや着火マンといった着火方法を用意する必要があります。でも、マッチを擦るのはなかなかに趣がありますよ。

というわけで、私としてはとってもオススメな鋳物コンロですが、これが一般家庭で再び脚光を浴びる…なんて自体はまぁ、起こりえないでしょうねぇ…。

09/08/28(Fri)

歌舞伎揚げ(の様なお菓子)と、栗饅頭を貰いまして、こういうときは本当に困ります。私、基本的にお菓子は好きじゃありません。洋菓子ならまだ少しは食べるのですが、和菓子系は…。特に餡子。あの強烈な甘さは、日頃の食事が極めて質素もしくは不足がちな時代には、この上もない贅沢だったと思いますが、今の時代にはややtoo muchな気がするんですよね。とにかく甘い、甘過ぎます。

じゃあ、ゴミ箱に直行でいいじゃないかというと、曲がりなりにも食べ物ですから、脳のどこかでブレーキがかかり、どうしてもゴミ箱に捨てる事が出来ません。結果として日本茶を淹れて、熱いお茶で流し込みながら食べる羽目に。うちの死んだ祖母がそうでしたが、暇さえあればお茶にするといって、甘々の茶菓子とお茶を楽しんでました。その結果、コロッコロな体型に。

日常的にコレを食べたらあかんわ〜というダメな感じが満ち溢れています。しかし、貰ってしまったものは仕方なし。頑張って食べきります。ホント、餡子系の美味しさはよく分かりません。

09/08/27(Thu)

鶏ムネ肉がグラム39円。鶏は皮が一番美味いと思っている私ですが、そりゃ正肉だって美味しいと思います。ブロイラーだからとか、パサパサしているとか言われて敬遠される事の多いムネ肉。だからこその、この値段ではあるんですが、人間様には知恵という武器があります。何だって、美味しく食べる方法はあるもんで、今回もこの値段に惹かれて購入。というか、前回買ったのが鶏皮だったんで、揺り戻しがきたというのもあるんですけどね。

ムネ肉を調理する際のポイントは、火を通し過ぎない事、コレに尽きます。タダでさえパサパサな食材が、火を通しすぎる事でパッサパサになります。ですんで、カレーやシチューは全く不向きです。とはいえ、生では食べられないんで、火を通しつつ通し過ぎない事が最大のポイントになります。うちでの定番はご飯を炊くときにも使う保温調理。鍋に買ってきたムネ肉を何もしないでゴロッと放り込み、水をヒタヒタに張ります。ちょっと塩辛すぎるかな〜となるくらいの塩を入れて点火。沸騰したらアクを取りつつ煮る事1分。無論この段階ではまだ、全く中まで火は通っていません。

ここで敢えて鍋を火から下ろし、目張りしたダンボールに入れて放置すること30分。じんわりと中まで火が通ります。そこでムネ肉を煮汁と一緒にタッパーに移し、荒熱をとってから冷蔵庫で冷やします。よく冷えてから、薄くスライスし、マスタードをつけて食べるとコレ絶品。うちではやりませんけど、サンドイッチの具にも多分あいます。待ち時間が長いのが難点ですが、まぁその辺は時間を上手くマネージメントしつつ、翌日辺りからの食事を狙うのがよいでしょう。塩水だけで茹でるのはあまりに寂しいという場合、コンソメの素を入れてもいいですし、その辺は適当に。うちは今回、八角と胡麻油で微中華風にしました。塩を強くしておけば、3〜4日は余裕で保存できますんで、結構便利ですしね。

09/08/26(Wed)

この辺は、本当に雨が降りません。2〜3日前、東京では局地的な豪雨・にわか雨が降るという日があったんですが、そんな中でもうちの地域ではパラパラと雨粒が落ちてきただけ。以前なら、雨が降ろうが降るまいが全く関心のない生活を送っていた私ですが、草むしりをするようになって少し興味が沸いてます。とにかく、地面がカラカラなんです。この時期なら時々夕立があるだけで、雑草はとんでもない生命力を見せ付けてくれるはずなのですが、さすがにコレだけ雨が降らないとダメ。一旦抜くと、全然生えてきません。

私が草むしりをする範囲など、せいぜい数坪といったところですが、それでもよく観察をしているとその中にもいろいろな変化が見えてきます。最近一番興味深かったのは、木陰というのは意外に協力なのだなという事。ずっと陽が当たりっぱなしの場所は、カラカラに乾いてひび割れまで出来ているのに、木陰に守られた場所はしっとりしていて、地面も柔らかい感じ。私は専ら自分の趣味で、コケ類とチドメグサはスルーしているのですが、それらがいい感じで絨毯の様になっています。こういうのを見て和むようになるなんて、自分もいいかげんオッサンだなぁと思ってしまいますけどね。

09/08/25(Tue)

今日はまた、夏の終わりを感じるような涼しい朝。どれどれと温度計を見てみると、気温25度。30度の気温に慣れた身体にとっては、とってもありがたい気温です。高校野球もものすごい熱戦を最後に終わってしまい、8月もとうとう最終週。夏の残りも秒読み段階ですね。そしてやってくるのは食欲の秋。実に楽しみです。

ところで先日、自転車の空気入れを買いました。つい油断して屋外に置いていたら、雨風・紫外線などでゴム部分が劣化し、空気が漏れるようになって使い物にならなくなってまして、昨日あれだけケチの道について延々と文章を書いたのに、キチンと道具の管理も出来ないようではケチ失格です。まぁ、買ってから10年は経っているのでそれなりに使いはしたのですが、保管方法を間違わなければ、もっと長く使えた筈。後悔を経験にかえ、次に活かしたいと思います。

というわけで買ってきたのは、ブリジストンの空気入れ。中国製のなら半額以下のもあったんですが、こういう道具において、最安値を狙うのは私のポリシーではありません。最上の空気圧ゲージがついているものになると、私が買った空気入れの更に倍ですが、そこまでは不要。ですが、やっぱこういうものはキチンとした性能が無いと、使っていて楽しくないですし、すぐ壊れて安物買いの…になる可能性が高いです。安いものを買うだけがケチ道ではないのですよ。

09/08/24(Mon)

何が嫌いって、モッタイナイことが大嫌いな、自他共に認める筋金入りのケチな私ですが、このモッタイナイというのも考え方によって微妙な点があります。たとえばバスタオル。常に次世代の予備を常備しておくのは当然としても、それを使うのがモッタイナイからといって、いつまでも今使っているヤツがボロボロになっても使い続けるのは、はたしてモッタイナイ道に適っていると言えるのでしょうか?使えるものを使わないでいわば死蔵しておくのもモッタイナイと言えるのではないか?当面使わないための物品にスペースを割くのはモッタイナクないのか?と考えると、現状使っているバスタオルだけにして、ストックを無くせばいいじゃないかという結論もアリですが、現状のバスタオルが突然なくなるというリスクに対応できません。風で飛ばされるとか、そのバスタオルを後々利用できなくなるようなブツを、緊急に処理する羽目になるとか。まぁ、まずありませんけどゼロではないですから、あらゆる自体を想定するという観点からは、補欠ゼロはオススメできません。では、ストックはどの程度用意しておくのが最適なのか…。などと考えていると、ケチの道も奥が深い事が分かります。

たとえばテレビ。例によって私は持っていませんが、世間では、テレビはダラダラつけて見るのではなく、これぞという番組をピックアップして見、電源を切るときは主電源からというのが省エネの観点から推奨されています。しかし、せっかく買ったテレビだから見倒さないとモッタイナイという考え方も出来るんじゃないでしょうか。テレビを見ない時間が延びるほど、使っていない家電をそこに存在する事自体が、いわば不良資産となります。せっかく買ったテレビなんですから、家にいるときは常につけっぱなしにして、電子で液晶画面が磨り減るくらい見るのがモッタイナイ道に適っているのではないか…などと考えてしまうのはきっと、最近暑さで朦朧としている時間が長いからなんだと思います。

09/08/23(Sun)

親戚の農家から送ってきた梨を食べようと二つに割ったところ、見事に傷んでいました。芯を中心に、ピンポン玉程度の大きさが黒っぽく変色しています。他のは平気だったんで、虫でも入ってたんですかね。たまにあるんですよ。でもコレ、食べられます。無論傷んだ部分はダメですが、梨は傷むとドロドロになって、水洗いすれば傷んだ部分がピンポイントで流れていくんです。今時の人なら丸ごと捨ててしまいそうですが、指を突っ込んでキレイに傷んだ所を洗い流せば無問題。

それどころか、私の持論として、果物は傷む前が最も甘くて美味しいというのがあります。典型的なのはバナナ。表面が黒くなり、カブト虫の餌にした方がいいんじゃないの?というタイミングが最も甘い。まぁ、好き嫌いはありますけどね。梨も一緒。こうやって傷み始めた梨の、傷んでない部分はとても甘いんです。狙って傷ませる事はありませんけど、傷んでない部分があるのに丸ごと捨てるのはもったいないかな、なんて思っています。

09/08/22(Sat)

野菜が高騰しているということで、近所のスーパーでもジャガイモなどはやたらと高く、ちょっと買う気になれないのですが、うちでは今、実家から箱で送ってきたジャガイモを消費するために、毎日毎日ジャガイモの日々。昔、極貧のアイルランド農民は毎日毎日ジャガイモを食べ続け、ある年ジャガイモが不作だったためにジャガイモ飢饉と呼ばれる飢饉にすらなったとか。気分はちょっとそんな感じ。まぁ、キチンと米も他の野菜も食べてますけどね、うちは。

以前はジャガイモといえば作り置きのポテトサラダだったのですが、今ではすりおろして玉葱の微塵切り・つなぎの小麦粉と一緒にホットケーキ状に焼いて塩胡椒というのが定番。こっちの方が美味しいんですよね。ところで、今年は実家でも天候不順でジャガイモの収穫が悪いのだそうです。ただ、収量はそんなに変わらなくて、表面がきれいでなくて売り物にならないイモが多いんだそうで、見掛けを気にしさえしなければ、値段もそんなに上がらないかもなどと思ったり。有機だ何だをもてはやしながら、結局は見掛けのきれいな野菜が売れますからね〜。自分で自分の首を絞めているのかもねとも思います。

09/08/21(Fri)

この暑い時期、毎年悩むのが出かけている間の布団の処理。押入れは物入れと化していて、布団を入れる余裕はなくなってしまっているので、冬場は畳んで部屋の隅においています。が、この時期はかなり寝汗をかくんで、畳むとその湿気が篭りそうな気がするんです。無論、干して出かけるというのがベストなんですが、夕立が怖すぎるので、そうそう気軽には出来ません。というわけで、やむをえない選択肢として、敷いたまま出かける…即ち万年床になってしまうんですね。

コレ、お部屋の見た目の観点からも最悪なんですが、他にやりようが無いので、この時期限定でやむなくそういう羽目に。なんでも、大人は寝ている間にコップ一杯分ほどの寝汗をかくそうで、夏場だったらきっともう少し増えるでしょう。そこにフケや毛などの蛋白質が加われば、これはもう立派なダニの温床。想像するだけでゾーっとしてしまいますが、無菌室でもない限りダニをゼロにすることは不可能でしょう。家にいる限りは1時間でも布団を干し、その他は万年床。しばらくはこれで乗り切るしかありません。

09/08/20(Thu)

東京に戻ってきて一回目の食事は、大抵が慎ましいものになります。何せ、仕込が全く出来ていないのだから、コレは仕方ないです。ちなみに今回は、ご飯・梅干し・戻したワカメに鰹節と醤油をかけたもの・ジャガイモの味噌汁・以上です。でも、何といいますか、これが胃に優しいのですよ。唐突ですが、ダーウィンがガラパゴス諸島のフィンチという鳥で主張した進化論、あんな感じです。実家にいる頃はあの食事に馴染んでいましたが、離れて住むようになって随分経ち、うちの食卓は実家のレパートリーから離れて進化(タダの変化かもしれませんが)を遂げたのです。実家で食べる食事は確かに懐かしくて美味しいのですが、日頃食べているものに比べると、油分・塩分が強くて少しもたれます。一番違うのが、ご飯。米はあっちで作っているものを送ってもらっているので、全く一緒なんですが、向こうが炊飯器なのに対してこっちは鍋炊き。これが同じ米なのかというくらい、全然違います。あぁやっぱり、鍋で炊いたご飯に自分で漬けた梅干し最高。

ちなみに、妹の方でも食卓は独自の進化を遂げているようです。あちらは実家に輪をかけてコッテリと変化。得意料理はハンバーグ・豚の角煮etcといいますから、これまたうちとは全然違います。同じ味覚で育った筈ですけど、味覚・性格、全然違うものになってしまいました。兄妹って面白いですね。

09/08/19(Wed)

ちょっと長めの帰省休暇も終わり、すっかりいつもの日常が戻ってきました。そこで思い起こされるのは、田舎でボーっとテレビを見ながら過ごした一週間。なにせ、東京の家にはテレビがなく、盆暮れしか見る機会がないので、凄く珍しいのです。そこで、今回の感想を少々。

画面の右上には本当に“アナログ”の文字が出るのだと感動。でも、思ったより小さかったです。噂では、大きい時代もあったのだけれど、クレームが出て今の大きさに落ち着いたんだとかなんとか。でも、結構な頻度で地デジに移れ〜というCMが流れて、地味に嫌がらせだなと思いましたよ。

NHKの夜9時ニュース。田口五朗サンの上から目線がひと目で嫌いになりました。どうも実家の両親も嫌いらしくて、血は争えないという所でしょうか。ネット上の評判も概ね悪いみたい。なんかこう、“オレは分かってるんだぞ”的な視線の振り方とか手の使い方が反感を増大させるポイントのようです。もっと毒にも薬にもならない人の方が、いいのでは…。

父親の大好物である水戸黄門。何度教えてもらっても、助さんと角さんの見分けがつきません。私の頭の中では、里見浩太郎&伊吹吾郎(or大和田伸也)で止まっています。里見浩太郎が水戸黄門をやっているのも、ものすごい違和感。私の頭の中は一種のタイムカプセルですね。

ちなみに、ドラえもんやサザエさんも、新声優になってから見てないので、凄い違和感だろうなと思うのですが、残念ながら今回も見る機会はなし。こうやってどんどん、世の中の流れから取り残されていくのです。まぁ、相変わらずテレビを買う気はありませんけどね。

09/08/18(Tue)

この時期の果物といえばイチジク。私、イチジク大好きなんですよ。嬉しい事に、近所の店では1パック200〜250円程度。常備は出来ませんが、時々買ってきては楽しんでいます。さて、最近めっきり果物は皮を剥かずに、がモットーとなった私。皮を剥かないで食べる果物がどんどん増えてきています。イチジクも皮を剥かないグループ。だいたい、イチジクって皮を剥くのが面倒なんですよね。手で剥こうとすると途中で千切れたり、不必要に厚く剥けたり。ナイフを使っても、実がとても柔らかいので、薄く皮だけ剥くのが結構難しいのです。というわけで、最初は面倒臭いのが理由で皮ごと口にしていたのですが、最近では、別にそんなに気になるほどの皮ではないなという事で、皮ごと食べてます。

親曰く、イチジクはとても虫が寄ってきやすい果物だから、農薬を結構使っているはず。皮ごと食べるのは止めろとのことですが、まぁ別に舌が痺れるわけでもなし。夏休みの宿題は最終週までとっておいた子供の頃の性格が、今でも直っていないようです。そういえば、もうすぐ九月。九月といえば秋の味覚。とっととこの暑さが過ぎ去り、美味しいもの満載の秋になって欲しいものです。

09/08/17(Mon)

東京の水道水でも冷やせばそこそこ飲める、という適当味覚な私。そんな私でも、実家の井戸水は美味しいなぁと思います。当然ですが、カルキ臭ゼロ。夏でもそこそこ冷たい井戸水は、蛇口から直接飲んでもその辺のミネラルウォーター並みに美味しい。これはまぁ、自慢できる事なんじゃないかなと。

というような事を東京でしゃべると、井戸=手押しポンプか?と訊かれる事が多いのですが、さすがにそれはありません。電動ポンプでくみ上げますんで、普通の水道と見た目は変わりません。蛇口をひねれば常に一定の水が出てきますんで、特に不便も感じません。まぁ敢えて水道水との違いをあげるとしたら、停電になったら水が使えなくなるってコトくらいでしょうか。最近は停電する事もほとんどなくなりましたんで、まぁ水道と一緒ですね。

確かに色々な事が不便な田舎ですが、美味しい水とか新鮮な野菜とかを考えると、プラスマイナスでそんなにマイナスにはならないんじゃないかなというのが、最近の考え方。まぁ、住めば都なんですけどね。

09/08/16(Sun)

今の時期、うちではブドウが食べ頃。巨峰系の大粒ブドウが、毎日食べても食べても間に合わないほど実るので、畑からつんできてはせっせと食べています。出荷など考えずに、適当に作っているヤツなので、キレイな房にはなりません。収穫は房ではなくて粒単位で。色よく熟した粒をあちらからこちらからと収穫していくので、見た目は大層ひどいことになっていますが、美味しいから無問題。

景気が悪くなったせいからなのか、今更のように農業が見直されています。これからの日本経済を立て直す鍵は農業だ、なんてね。私はそこまで大上段に物を考える事は出来ませんが、畑に行ったら今日食べるものが実っているというのは、ある意味で理想的というか最強というか。ブドウにしたって、東京に住んでいたら、結構なお金を出して買うという選択肢しかないわけですが、土地が余りまくっているこちらでは、苗を植えておけば数年で、食べきれないほどのブドウが実って食べ放題なわけです。昔は東京に憧れたものですが、今では田舎もスバラシイのでは?と思い始めたのは、歳をとったせいでしょうかねぇ。

09/08/15(Sat)

時々ムカデが出るという、ある意味とんでもない私の実家部屋ですが、今回はそれに加えてミツバチまで出るようになりました。いや、さすがに部屋の中ではないですけど、どうやらすぐ近くに巣を作ってしまったらしいのです。夜、カーテンを開けて電気をつけていると、窓の外に蛾や羽虫が集まってきますが、現在うちの部屋の窓には常時十匹からのミツバチが…。それはそれでまだ構わないのですが、問題なのは壁。

どうやらその巣、壁の中にあるらしくて、四六時中ブンブンという羽音に加え、壁にハチがぶつかる音が延々聞こえるという素敵環境。しかし、人間の適応力・慣れというのは恐ろしいものですね。初日こそ耳について眠れなかった羽音や体当たりの音ですが、二日目からは全く気にならなくなってしまいました。

そもそも、私の部屋は両親の生活空間からは遠い、いわば離れにあるうえに、この巣を取り除こうと思ったら、おそらく壁を一旦撤去する必要があるということで、巣の件はなぁなぁのままに保留されそうです。これがスズメバチやクマバチだったら話はまた別だったんでしょうが、所詮ミツバチってことで。やっぱ、田舎は少し価値観が違うような気がしてなりません。

09/08/14(Fri)

いくら実家とはいえ、何年も離れて暮らしていれば、そこはある意味で他人の家。そんな環境で私が楽しみにしているのが、冷蔵庫チェック。自分の家の冷蔵庫なんて、用が無ければ開けはしません。中身は完璧に把握しているので、開ける必要がないのです。しかし、他人が管理する冷蔵庫となれば話は別。まぁ実際、一日に5回も10回も冷蔵庫を開けたとて、そうそう中身に変化があるわけではないのですが、やっぱり開けてしまいます。

どうやらこれ、所謂三つ子の魂百まで、というヤツらしく、自分では覚えていないくらい小さい頃から、私の趣味は冷蔵庫の中身チェックだったというのが、母の弁。野菜室の奥に隠してあったお菓子まで、的確に掘り出していたといいますんで、いかに人間が早々変わらないかという証明になるでしょう。

しかし、人間歳をとると味覚が変わるものですね。昔は甘いものなど見向きもしなかった父親のために、ヨーグルト(甘いやつ)とか、アズキバーとか、カルピスとかが常備されているのにはややビックリ。アズキバーをかじる父親の姿を見るなんて、想像すらしていませんでしたよ。まぁ、とりあえず元気で暮らしてくれているので、何よりですがね。

09/08/13(Thu)

実家で何をして暮らしているかというと、コレはもう、清々しいほどに何もしていません。ご飯を食べて、高校野球を見て(聴いて)、寝る、この三つのみと言ってもほぼ過言ではないでしょう。恐ろしい事に、こんな田んぼのど真ん中にある実家なのに、自転車3分の場所にTsutayaがあるのです。親がレンタルカードを持っていることですし、せっかく東京では見られないDVDを見るチャンス(テレビ持っていない・ノートパソコンのドライブはCDのみという状態なので)だとばかり、レンタルDVDの棚の前で半時間ほどうろついてみたのですが、悲しいかな何を借りていいんだかサッパリ分からないのですね。日頃こういう情報に接していないために、どうにも判断がつきません。

また、ジャケットの写真や裏の解説を見るにつけ、本当にコレは面白いのか?という疑問がわきあがってきて、結局借りないという始末。結局何も借りずに帰ってきて、氷を入れたグラス片手に、ボーっと甲子園野球を観戦するという高校時代から大して変わりばえのしない夏休みを満喫中。あぁ、こういうのが私の性にあっているんだなと何となく納得しています。今日本はまさにミゾユーの大不況で、政府お偉いさんたちは旅行だレジャーだとお金を使わせたくて必死。そんな中、私のような夏休みの過ごし方はまさに、反面教師そのものなんですが、いいじゃないですか、人がいっぱいの所に行って疲れてしまうよりも、家でボーっと麦茶飲みながら高校野球見ているのだって。平和ですよ〜。

09/08/12(Wed)

実家の近所に、ちょっと雰囲気のいい喫茶店が出来たというので、暇つぶしがてら行ってきました。そして、日頃の性格の悪さを遺憾なく発揮。うちの辺りで、ブレンド珈琲一杯の相場は、350〜400円といったところ。それがこの店は、なんと強気の500円。しかも、ストレート珈琲の中には、1,000円を超えるものがゴロゴロあります。これは…逆にあんまり期待できないかも、と思ったら、予想通りのイマイチっぷりでした。

味はそれでもまだしも、出てきた時点でソーサーに盛大に珈琲がこぼれているというのはいただけません。マックの無料珈琲なら(いや、行きませんけどね)私とてスルーしますけど、こちらで500円のブレンドというのは、都内だったら700円程度に相当します。それでコレは、私としては完全NG。持ってきたおねえちゃんにちょっと苦みばしったいい声で、“あのさー、こういうのはキチンと拭いて出した方がえぇよ?”と注意したら、ものすごく謝られてしまい、かえって申し訳ない気に。びびらせてしまったのかも…。でも、とりあえず一回目はこういうの、口にしてしまう性格なんですよね。二回目からは諦めてスルーしますけど。

こんなド田舎でも、東京のカフェブームの余波が伝わってきているらしく、ここ数年で若者系オシャレカフェが増えたと両親の弁。でも、オシャレで明るいカフェではないのですよ、本当に私が求めているのは。喩えて言うなら、邪宗門の様な癖ありまくりの喫茶店。…そうそう新規で出来る店ではないですね、あくまで私の希望です。

09/08/11(Tue)

というわけで、実家でのんべんだらりと1週間ほど暮らす予定です。ところで、世の中には虫嫌いという人種がいます。顕著なのはゴキブリ。友人夫婦なんて旦那までゴキブリがダメで、奴が降臨なさると一家総出で大騒ぎという、全くわけの分からない状況になるそうです。私はド田舎育ちなので、基本的に虫に対するアレルギーは全くありません。ゴキブリなんて、あんな逃げるだけの虫が怖いなんてサッパリ理解不能です。ただし、そんな虫たちの中で私が唯一怖いのがムカデ。私の部屋、時々ムカデが出るんです。

今までに2〜3回、それも寝ている最中に布団の中に入ってきたムカデに足を噛まれるという経験をして以来、すっかり恐怖が身に沁みてしまいました。ムカデは本当に危険。どんなに深く熟睡していても、チクッ⇒キタッ!⇒ぶわーっと腫れるというあのプロセスは本当に勘弁して欲しいです。

実家の親にはなるべく面倒をかけないというのが、帰省の際のマイルールではありますが、こればっかりは例外。予めムカデ避けパウダーを部屋の周囲に撒いておいて貰いました。パウダーを撒き始めて以来、すっかりお出ましはなくなって、さすがは専門の製品だなと感心する次第。あと一応、ムカデ用の殺虫スプレーも準備してあります。まぁ、目視できれば定規で押さえてはさみでちょん切る程度の事は出来るので、使わないとは思いますが。

と、思い出したのですが、以前ちょん切った際に逃げ出した上半身がどうしても見つからなくなりまして、あの日は怖くて部屋のソファで寝た記憶が…。たとえ真っ二つにしてもムカデの生命力、侮れません。

09/08/10(Mon)

よく降りますねぇ、東京は。午後の飛行機で田舎に移動する予定なんですが、その前にひとつ。母親に、うちから自転車5分のところにある某有名チョコレート屋で売っているチョコを買ってこいとの指令を受けているんですが、どうしましょう。雨、止みそうもないし、この雨の中歩いて15分はちょっと勘弁して欲しい…。止んでくれれば全て解決なんですが、こればっかりはねぇ。

全然関係ないですが、帰省の飛行機を使うたびに、ノートパソコンを鞄から出して単独でX線を通さないといけないのは面倒だなといつも思います。出すのは良いんですが、鞄には色々と突っ込んであるので、元に戻すのが一苦労で。ノートパソコンは中身がごちゃっとしているから、万全を期しているんでしょうけど、アレばっかりは何とかならないものかと、いつも思ってしまいます。

あとは、純粋に航空運賃のバカ高さ。国内運賃が正規の値段で片道3万円を超えるとはコレいかに?せめて1万円台にして欲しいものです。それでいて2社独占の一方であるJALが大赤字というのだから、一体どんな経営をしているのやら。まぁ、色々工夫をすればグッと安くはなるのですけど、こんなご時世ですし、正規料金からガツーンと値下げ…とはいかないのでしょうね。

09/08/09(Sun)

ここ最近、暑さ続きですっかりヘロヘロ。夏バテ真っ只中の状態です。これでも一応夏バテ対策というのを考えてはいるんです。まず、ガッツリ食べる。なんといってもこれが一番重要。うちの場合は、問答無用で冬場と同じ量のご飯を炊きますから、食べないと腐るぞと、自分にプレッシャーをかけるわけです。夏場でも一日二合のご飯、これは絶対です。

そして、冷房を使わない。冷房と外気の温度差が夏バテの一番の原因。東京都全体にドームをかけて、一気に冷やしてくれれば最高なんですが、当面実現しそうもないので、クーラーを使わない方向でいきます。それでも、職場はどうしようもないんですよね。それが何とかなれば、夏バテの程度ももう少し軽くなると思うんですが、こればっかりは。

そして寝る、とにかく寝る。夜はだらだらネット遊びなどせず、とっとと横になって電気を消してしまいます。まぁ、枕元においてあるしょうもない小説を読んだりはしますが、とにかく寝て体力温存。とりあえず8月一杯はこのままですかね。最高気温が30度を割らないことには、どうにもなりません。夏なんてホント、不要です。

09/08/08(Sat)

10日に帰省という事で、例年通り着々と冷蔵庫の掃除が進んでいます。素麺は乾物の一種なんで戻ってきてからでも良かったんですが、2kgの束をキレイに消費。8月の頭に買ったキャベツも、酢の物・炒め物などでほぼ使い切る目処が立っています。ジャガイモはちょっと無理っぽいですが、こちらはまぁ戻ってきてからでも大丈夫でしょう。カボチャはまだ割っていないので、冷蔵庫に放り込んでおけばこちらも問題ないかと。

最大の問題は、数日前に勢いで買ってしまった人参。縦割れしているだけで新鮮そのものの人参が4本で100円。理性は止めろと言っていたのですが、ついうっかり買ってしまいました。キンピラとマリネに加工はしたのですが、何せ量が多い。カロチン過多で指先が黄色くなりそうなほど食べる羽目になりそうです。まぁ、自業自得ですが。今更ながらですが、衝動買い・理性に逆らった買い物はロクなもんじゃないなと自分に言い聞かせています。

09/08/07(Fri)

昨日の卵は三回目の作成。沸騰してから12分⇒6分と徐々に茹で時間を短くしてきていたんですが、それでもやや固かったので、今回は思い切って4分にしてみました。結果大成功。ただ茹で卵として食べるのなら、固茹でが好みの私ですが、この料理の場合は酢醤油と黄身のハーモニーが決め手になりますから、トロッとしている方が美味しいのです。茹で時間4分だと、黄身の中央がまだちょっと固まっていない状態で、まさにこの食べ方にうってつけ。酢醤油と黄身の相性が抜群です。

ところで、一時期は卵が1パック100円以下になる事がほとんどなくなっていましたが、ここの所、時々ですが見かけるようになってきました。世の中不況とデフレのダブルパンチか?なんて言われてますが、案外当たっているのかもと思ったり。でも、収入が少なくなって購買意欲が下がったら、モノの値段が下がるのは当然かもしれません。少なくとも食材に関しては、生産者の利益など考えずに、どんどん下がって欲しいと思う身勝手な私です。

09/08/06(Thu)

卵1パック78円というのは、ここ最近の記憶にある限りでは最安値。全く買う予定はなかったのですが、この値段では買わざるをえません。というわけで、最近はまっている、ゆで卵の酢醤油漬けをまたしても作る事になりました。ところで前回、ゆで卵の殻がキレイに剥けなくて難儀したので、今回は予めネットで調べておきました。ポイントは二つ。1.茹でた後しばらく冷水に浸しておく:コレは割とよく知られているので、前回も当然実行しましたが、ダメでした。2.新しすぎる卵はダメ、2〜3日冷蔵庫で寝かせてから茹でる:コレは想定外。というわけで今回は寝かせる筈だったのですが、お盆の帰省が迫っているスケジュールの都合で、すぐに全部処理しないと食べきれない事が分かっていますから、泣く泣くすぐに茹でるはめに。

結果、やっぱり殻はキレイに剥けませんでした。というわけで、逆説的にですが、私が買った78円の卵は極めて新鮮であると、図らずも証明された結果に。それにしても、少々時間を置かないとゆで卵の殻がキレイに向けないというのは、完全に盲点でした。どうやら、しばらく寝かせる事で殻と白身の間に二酸化炭素が発生し、それが働いて殻をキレイに剥がすらしいのです。次は是非、こういうスケジュールの縛りのない時にやってみたいと思います。それにしても、1パック78円は感動的な安さですね。殻を除いた卵1個50gとして、500gで78円。グラム単価は16円弱。コレはなかなかありえません。

09/08/05(Wed)

こんなキャラですから、食関係の雑談は基本的に大好きですが、例外もあります。そのひとつが、有機無農薬農業系の話。友人が自宅配送の有機無農薬野菜会社と契約した話をしてくれたんですが、どうにもついていけないんですよね。“野菜や果物を有機無農薬で栽培すると、野菜に本来の力が戻り、病気になったり害虫に食われたりする被害がなくなる…とか言われても、どこのオカルトですか?と思ってしまうのは、私が疑り深過ぎるんでしょうか。

実家で使っている米や野菜は自宅用ですんで、基本的に無農薬です。そりゃもう、凄い勢いで雑草は生えますし、虫はつきます。ですんで、農薬ゼロだとやってられませんから、ホントに必要最小限の殺虫剤や除草剤を使います。趣味でやってるなんちゃって農家だから、この程度でやっていけますが、もっと大きな農地で生活かけてやってる農家だったら、そんなこと無理でしょう。

それにそもそも、今の人が農薬に対して極端なアレルギー感情を持っている事も気になります。農薬は口に入る食物に使う毒物ですから、その認可や使用方法に、ものすごく厳しいチェックが入ってます。ですんで、ラベルに書かれた用法・用量を守って使う限りは、人体への影響はないと考えてもいいんじゃないでしょうか。そりゃ、20年・30年・孫やひ孫の大への影響はチェックしたのかと反論されたら何にも言えませんが、そんなこと言い出したら今の日本では暮らせませんしね。たまに残留農薬の問題なんて出てきますが、日本の農家は結構真面目ですし、(色々弊害はあるにせよ)農協がしっかり管理してますから、そうそう農薬の使い過ぎトラブルは起きないと思います。

まぁ結局の所、高い有機野菜を買うだけで満足しているスタイルと、ブランドバックを買うだけで満足しているスタイルの共通項に、ちょっとイラッときているだけかもしれませんけどね。

09/08/04(Tue)

エコの声があちこちで聞かれるようになり、使っていない電化製品は待機電力を消費しないように、メインの電源から切りましょうなんて言われることが多いです。ですが、そもそも電化製品の数が極端に少ない我が家では、ほとんど縁のない話。うちで待機電力を消費する電化製品といえば、今この文章を書いているノートパソコンとモデムのみ。無論、どちらも使っていない時はコンセントから引き抜いています。特にこの時期は、突然の夕立対策という意味もあります。いや、家の中で雨が降るようなボロ家という意味ではなく、突然の雷対策。サージをかましておいてもいいですが、やっぱり物理的にコンセントを抜いておくのにはかないません。

それはともかく、我ながらケチだなぁと思っていながら止められないのが、草むしりをしながら聞く携帯ラジオ。使っていない時に電池をわざわざ外してしまうんです。自転車につけるLEDライトも同様。ただしライトの方は、電池を入れっぱなしにしておくと、ライトオフでも一週間で電池がほとんどなくなってしまうという謎仕様なので、背に腹は変えられぬという面があります。ラジオはもうほとんど病気。あと、一応計画段階にはありながら、コレはさすがにどうだろうと思って今まで一度も実行していないのが、帰省中の目覚まし時計の電池。明らかに無駄といえば無駄なんですが、さすがにそこまでは…。と周囲に言ったら、ラジオの電池を毎回抜くだけで十分おかしいと言われてしまいました。電化製品のコンセントをこまめに抜いたらエコ人間で、電池をこまめに抜いたら変人というこの落差、イマイチ納得できない所ではあります。

09/08/03(Mon)

日曜日は一週間分の掃除の日。夏場は特にフローリングになっている台所の床が汚れるなと感じます。原因は素足。基本的に私は屋内素足をモットーにしているので、夏場の汗をかく時期は、足の裏から出る汗や脂で床が汚れるんです。同じフローリングといっても、私の作業導線上が明らかに汚れてるんで、スリッパを使えば一発解決するんじゃないかと友人にも言われたんですが、やりません。

うちの父親がまさにそうなんですが、新車を買った時にシートのビニールを大切に剥がさない人、いますよね。でも、私にしてみればそんな後生大事に保護して、いつバッチリキレイなところを見せるんだ!といつも思っていました。よっぽどバリバリと剥いてやろうかと思っていましたが、さすがにそれをやると父親が可哀想なので自粛しましたが…。

それと一緒。スリッパを履けば床は汚れませんし、実際私も一時期やってた事があります。でも、やっぱりきれいな床を裸足でペタペタ歩く快感というのは、一度覚えると病みつきになるんですね。快楽至上主義とでもいいましょうか、汚れればまた掃除すりゃいいんです。というわけで、うちには来客用含めスリッパは一足もありません。フローリングに裸足、気持ちいいですよ。掃除をサボると返って逆効果という諸刃の剣ではありますけどね。

09/08/02(Sun)

昨日の夕食の後、久しぶりに“カップ焼きそばが食べたい”発作に襲われまして、食に関する発作は我慢しないのがモットーの私ですから、急遽スーパーでゲットしてきました。イカ焼きそば大盛り。お湯を沸かして熱湯注ぎ、待つ事3分。いやぁ、相変わらず美味しいですね、最初の数口は。1/3を過ぎる頃から明らかに苦痛になってきまして、でも食べ物を捨てる事の出来ない難儀な体質の私、頑張ってそのまま全部食べ切りましたよ。

そして今朝、相変わらず気分は最悪です。喉の奥に鉛でも突っ込まれたような胃が重い感じ。時々、ソース臭いゲップが出てきます。あぁ止めておくべきだった、絶対に理性の判断の方が正しいと分かってはいるのですが、時々起こるこの発作、どうしても止められません。しかし私の同僚、結構な頻度でお昼ご飯=カップラーメン+αという奴がいるんですが、アレの胃はどうなっているんでしょうか?私とは別の器官を内蔵しているとしか思えません。

09/08/01(Sat)

実家から箱で送られてきたジャガイモを消費すべく、毎日のようにすりおろして玉葱と混ぜ、お好み焼き状に焼いて食べる今日この頃です。コレは私の持論なんですが、全く同じレシピを毎日作っていると、色んな料理を作るのに比べて、上達の速度が段違いになります。最近のは1枚300円くらいなら値段をつけてもいい感じにレベルアップ。まぁそれはともかく、ココで認めたくない事実が出てきます。

それは、こういう料理はキチンと計量した方が味が安定するという、いわれてみれば当たり前の事実。“料理は適当”を自認する私ですが、キチンと計った方が美味しい料理というのも存在します。筆頭は小麦粉料理。ウドン・焼餅などは、水と粉の比率が最大のポイントといっても過言ではありません。その比率が数%違っただけで出来上がりが全然違いますんで、スケールでキッチリ計る必要があります。そしてご飯。料理本には掌が浸るくらいの深さで…なんて書いてあるものが多いですが、うちでは万全を期して、水はキチンと計量カップで計っています。経験上、そちらの方が安定するんですね。

↑のジャガイモ料理もコレに準じます。特に、実家から送ってきたジャガイモは規格バラバラ。拳よりも大きいモノがある一方で、親指の先ほどのものもあり、目分量で重さをそろえようとしてもなかなか上手くいくものではありません。というわけで、現状での黄金率は、ジャガイモ150g・玉葱1/4個・小麦粉30g・塩胡椒適宜、です。本当は目分量でババッと入れたらキッチリ味が決まった、というのがカッコいいのですが、なかなかその境地には至れそうにありません。

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