2011年5月

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11/05/31(Tue)

ゴーヤによるグリーンカーテンが注目されている昨今ですが、うちの壁には勝手に蔦がはうので、わざわざ植える必要がありません。なんというエコでしょう。割と壁一面を覆ってくれるので、効果も高い…とは思うのですが実感はイマイチ。比較対照がないんですよね。グリーンカーテンの効果は、日光をさえぎる&水蒸気の蒸散による気化熱作用だといわれていて、数度は下がるといわれてますけど、どうなんでしょうか。隣り合った二つの部屋で片方は蔦をはわせ、もう片方は蔦を処理して比べれば実感できるかもしれませんけど、現実にはそんな事はありません。今日は日差しの割に涼しいなと思っても、それが蔦のおかげなのか、はたまた涼しい風が吹いているおかげなのかはイマイチ不明。

その点、クーラーは良いですね。分かりやすい。スイッチをピッと入れると、明らかに部屋の温度が下がるわけで、因果関係がクッキリはっきり。これぞ文明の利器ですね〜なんて持ち上げつつも、今年も使う気はゼロなのですけれど。去年のあの夏も平気だったんですから、大概の暑さは大丈夫でしょう、多分。

11/05/30(Mon)

梅雨に入っちゃいましたね。雨は嫌いじゃないんですが、毎日雨はかなり困ります。一番困るのはいうまでもなく洗濯物。うちには乾燥機なんていう文明の利器は当然存在しませんから、洗濯物の乾燥はお天道様次第。曇っていても風があれば何とかなるんですが、雨が降っていて湿度が高いとお手上げ。その状態で長時間置いておくと、洗濯物自体が臭くなりますしね。困ったものです。

もう一つ地味に困るのがコンロの点火。うちはコンロの点火にマッチを使っているのですが、梅雨に入って湿度が上がるとマッチのつきが悪くなって困ります。擦った時の感じが明らかに違うのですよね。一発でシュッと点く爽快感とは無縁の季節で、微量ずつストレスが溜まります。まぁ、チャッカマン買えよという話なんですけど、そこは無駄なこだわりで譲れないのです。関東地方の平均的な梅雨明けは7月後半。まだ50日くらいありますよ…。

11/05/29(Sun)

台所用の洗剤が無くなったので、新しいのを出しました。で、毎回思うんですけど、どうして日本のこういう製品ってそろいも揃ってパッケージがダッサイんですかね?特にシール。ゴテゴテと変な色使いで、とても台所に置きたくなる代物ではありません。更にそのシールが耐水性、剥がれないんです。まぁ、台所で使うという特性上仕方のない事かもしれませんが、せめてこれが普通の紙シールだったら、一晩水に漬けてぺロッと剥がすのにといつも思ってしまいます。先代のは、無理矢理剥がそうとしてあちこちに跡が残ってしまい、むしろ酷い事になってしまったんですよね…。

東急ハンズでシンプルなボトルを買ってきて入れ替えた事もあります。でも、それだと洗剤のキレの面で問題が出るんです。パッケージはダサくとも、それ用に作られたボトルですから、洗剤の残りが垂れないという一点においては、デフォルトのボトルは最強です。買ってきたボトルはデザイン面では色々選べる半面、使うたびに残りが垂れてイケテナイのですよ。別に欧米志向ではないですが、ドイツとかの製品って何であんなにカッコいいんですかねぇ

11/05/28(Sat)

もうあと少しでアナログ放送が止まるってことで、最近の地デジパンフの入りっぷりが凄いです。そう、うちのボロアパートは未だに非地デジ対応。アンテナが変わってないのを見て、NHKが気を効かせてくれるのでしょう。でも、余計なお世話なんですよね。うちはもうかなり古いので、大家さんは今いる人を最後にして新規入居を募集してません。四戸中二戸は空き部屋で、一戸はケーブルテレビ加入済み。私は元々テレビを持ってないので、地デジなんて無用の長物。というわけで、うちのアパートは地デジの必要がないんです。でも、親切なNHKさんが…。今回は、室内アンテナでも地デジが受信できるかチェックキット、というのがポストに入ってました。コストもかかるでしょうに。

そもそも、テレビなんて無くてもそんなに困らないと思うんですけどね。盆暮れに帰省した折にも、折角テレビがあるんだから何か見てやるかと思ってテレビ欄を一生懸命探すも、該当番組なしで結局7時のニュースだけとかザラ。テレビが無くても今のご時世、ネットはあるしラジオはあるし音楽は聞けるし本は読めるしで、色々あるから良いじゃないのと思ったり。まぁ、こんな人間が増えると受信料が減って大変になるから躍起になってるんでしょうけどね。

11/05/27(Fri)

切れる時はまとめて切れるもんで、昨日サラダ油を買ってきたのに早速ですが、醤油と酢もあと半月ほどでなくなりそうです。この二つは割りと良いのを使ってるんで、ちょっと遠くの店まで行かないと無いんですよね。おまけに二つとも一升瓶で買うものだから、1.8kg×2+一升瓶×2で5kgオーバー。まぁ、自転車のカゴにつんでくるんで、どうということは無いと言えば無いのですけど。

一度ネットで買おうと考えたこともあるんですが、配送料が高い!1,000円の商品で配送料が400円とか、馬鹿にしてんのかって感じです。カクヤスみたいな配送無料の所で扱っていれば無問題なんですが、そういう店では扱っていない商品ですし。というわけで、年に何回か一升瓶を買いにいくわけです。

酢も醤油も、品質を問わなければ近所のスーパーでいくらでも手に入ります。今時酢なんて500mlで98円とかですからね。一度、生姜の甘酢を作る時に買いましたが、大量の砂糖と一緒に火を通して使うのならともかく、酢の物なんかにはちょっと使えなさそうな味でしたんで、基本的に安さが正義の私でもパス。酒なら一升瓶で各種がその辺の店でも簡単に手に入るのに、醤油や酢になると事情が全然違ってしまうのが残念。私にとってみたら、酒の方こそどうでもいいんですけどねぇ。

11/05/26(Thu)

今日は鶏肉2kgとサラダ油を仕入れるためにちょっと遠くの業務用スーパーへ。レジで代金を払う際に、私としては珍しくレジ横においてあるパンに引っかかって衝動買い。まぁ、たまには良いですかね。家計簿を見ると月に2回位のペースなので、ちょっと控えなきゃとも思うんですが。

最近マイブームで一番良く買ってしまうのが焼きそばパン。自宅では再現できない(というか、ソース自体持ってない)ベッタリとした焼きそばの味わいがなんともナイス。炭水化物の二乗でお腹にもたまりますしね。次がジャムとマーガリンの入ったコッペパン。甘さとしょっぱさのナイスハーモニー&どう考えてもカロリーオーバーな所が良いです。ちなみに今回買ってしまったのはジャンボ蒸しパン。両手に余るくらいの大きさはボリュームたっぷりで、表面にパラパラとのった干しブドウがアクセント。

まぁ、大体いつも買うパンは決まってますね。逆に買わないスタンダードとしては、アンパン・ジャムパン・クリームパンetc。とりあえず甘いだけの菓子パンは避ける方向で。カレーパンや○○バーガーみたいなのもコッテリしすぎているので却下。この辺は完全に好みなんでしょうけどね。

11/05/25(Wed)

今一番の課題が、部屋を出てすぐの所に釣り下がっている玉葱×10&ニンニク×3。実家から野菜を送ってもらえるのは嬉しいんですが、自分の家で野菜を作っているとこういう事がよく起きます。即ち、無い時はぜんぜん無いけれど、ある時は売るほどあるという状態。玉葱ももうこの状態で一ヶ月。いいかげん使わないといけません。

パッと思いつくのは、オニオンスープの素。スライスした玉葱を1時間ほど寸胴鍋でゆっくり炒め、凍らせたものをブロック状にカットしたもので、いつでもどこでもオニオンスープが楽しめる優れものなんですが、今ちょっとエネルギーが少なくて、やる気になれません。これをすれば、玉葱の10玉くらいあっという間なんですけどね。

そんなわけで、仕方がないのでおひたしにして毎日ちょッとずつ消費中。スライスした玉葱に塩振ってしばらく放置。水でぬめりを洗い流してよく絞ってから、酢醤油なりドレッシングなりで合える簡単な一品。でもまぁ、少なく見積もってもあと1月半は玉葱生活、それも実家から追加が来なければ…ですけどね。

11/05/24(Tue)

今朝は大雨。現在進行中の草むしりも当然のように中止です。もう何度もむしっているので大体分かるのですが、今回家の周りを一周するにはあと4日かかります。でも、YAHOOの東京地方の週間天気予報を見ると、どうもこれから雨続きっぽいんですよね。このまま梅雨に突入してしまうと、非常に不味いです。手を入れたい庭木が数本あって、そっちにかかるのがざっと2日。あと一週間は晴れてもらわないと、私の庭スケジュールが成立しません。まぁ、こればっかりはどうにもなりませんけどね。

その雨ですが、世間で言われているほど私は嫌いではありません。小雨なら濡れて歩くのも気持ち良いと思っているくらいですし、部屋の中から聞く雨の音は中々に風情があります。しかし、やっぱりそれも日々の暮らしに差し障りのない範囲で、という注釈がつくわけで、晴れても雨でもそれなりに文句を言う人間様というのは、勝手な存在だなぁと思ってしまいます。

11/05/23(Mon)

ゴールデンウィークも終わったし、もういい加減良いだろうということで、冬場メインで使っている掛け布団のカバーを引っぺがして洗濯。夏メインの薄い掛け布団に交換です。で、いざ引っぺがしてみると布団の上辺がうっすらと変色していて脱力。原因は言わずとも明らかで涎です。カバーを浸透して中まで到達してしまったんですね。一応、カバー(手作り)の上辺は劣化したらそこだけ交換できるように布を二重にしておいたのですが、それでも防げなかったようです。コレは、間にビニールを挟んだりしないとダメですね。

カバーの方は水洗いできるので涎が垂れようが別に問題はないのですが、中身は結構問題です。しみのついた布の下は真綿で、縫い目を解かないと外せない構造になってますんで、そこまではしたくないです。が、コレを毎年続けると、布の劣化の原因になってしまうし…。仕方ないので来年はタオルを安全ピンで貼り付けますかね。それでも2重が3重になっただけなので、気休めと言えば気休めなんですけど。

などと些細な事を考えていると、東京は週末から雨。気温も急激に下がり、折角洗った冬メインの掛け布団を再登板させる羽目になりました。あんまり寒い日が続くと、もう一回洗わなきゃならないんで、避けて欲しいんですけど、コレばっかりはどうしようもないですね。

11/05/22(Sun)

昨日は家の裏手の草むしりをしたのですが、昨年わざと残しておいた自然薯が数本、昨年以上の勢いで生えていて、嬉しくなりました。自然薯の蔓は冬になると枯れてしまうのですが、翌年の春には復活します。その際には芋の部分が大きくなっている分、蔓も勢いを増すというわけ。数年経てば立派な自然薯になる筈…ですが、コンクリートブロックの塀と家屋の僅かな隙間に生えているので、おそらく芋の収穫は無理でしょう。でも、蔓が大きく茂ってくれれば、ムカゴの収穫が期待できるわけで、コレは楽しみ。

贔屓目に見ても大した量じゃないんですけどね。おそらく今年の収穫は、3合炊きのご飯で2回分程度。でも良いんです。その辺にあるものを採って食べるというのは、えもいわれぬロマンですから。ところで、自然薯というのは意外に都内に自生しています。近所の旧邸宅を開放した庭園では何本も発見しましたし、うちから駅への道すがらでも2件の生垣に自然薯の蔓を見かけてます。ムカゴもこぼれっぱなしだったので、生垣の家の人も知らないのかもしれません。なんとも勿体ないことです。

11/05/21(Sat)

昨日炊いたえんどう豆ご飯ですが、最初の一回こそ炊きたてですけど、残りは冷蔵庫から出したままの冷ご飯で食べてます。こっちの方が美味しいんですよね。まぁ、このへんは好みもあるかと思うんですが、私はご飯は冷ご飯の方が米の味わいが良く分かって美味しいと思います。日本人には炊きたて=美味しいという先入観があるので、それを取っ払うと、実際に美味しいのは冷ご飯のほうじゃないかなぁ…。

というわけで、去年あたりから夏場は電子レンジを使わずに冷のままご飯は食べてます。流石に冬場はうら寂しいので温めて食べますけど。どっかの禅宗のお坊さんが、冷や飯に冷たい水をかけ、固い沢庵をちょッとずつ齧りながらサラサラとすすり込むのが最高に美味いと書いてありました。まだそこまでの境地には至っていませんが、そこに向かって数歩は踏み出したって感じでしょうか。

11/05/20(Fri)

本日の一品はえんどう豆の炊き込みご飯。実家から莢ごと送ってきたヤツの莢を外し、当面使う分を除いて冷凍してあったのです。冷凍するとどんどん乾燥していきますんで、冷凍していると安心せずに、とっとと食べきることが肝心。というわけで、しばらくはうちのご飯はえんどう豆ご飯がデフォルトになります。予想では一ヶ月くらいかな…。

炊き込みご飯といっても、特別な事は何もしません。最初から豆を入れると火が通り過ぎるので、蒸らしの段階で投入する事と、塩味は極控えめにする事、それくらい。真っ白なご飯に黄緑色の豆が美しく、これだけでご馳走って感じです。でも、思い返せば子供の頃はこれが嫌いでした。豆・芋・栗、パサパサするものは全部嫌い。今考えれば、子供の幼い味覚では仕方なかったのかもしれません。浅はかですねぇ。チキンライスにちょこんと乗ってるグリーンピースの存在意義を、本気で考えてましたからね。まっ、今となればガキの戯言ですね。

11/05/19(Thu)

冷凍ストックしておいた去年の干し柿を食べ切ってしまいました。今までは解凍してから食べていたので、一定のペースが守られてたんですけど、数日前にほんの気まぐれから、凍ったまま食べたら凄く美味しかったんです。シャリシャリとした歯応えはまさにシャーベット。凍らせてあることで、本来ならお茶がないと辛い甘さが、サッパリとしたそれ単体でも食べられる甘さになってしまってました。そのせいで残りの干し柿を一気食い。やや後悔気味です。でも、今年の分からは、干し柿は冷凍したヤツをそのまま食べてしまうかもしれません。それくらい美味しかったのです。

考えてみると、果物を凍らせて食べると言うのは割と定番ですね。一番知られているのは冷凍ミカン。でも、昔と違って駅のホームで買って旅のお供という時代でもなくなりました。長距離の電車を使わない生活なので知りませんけど、今でも冷凍ミカンって、普通に手に入るんでしょうか?後はブドウ。デラウェアみたいな小さいのは食べでがありませんけど、巨峰系の粒の大きいのを凍らせて食べると、シャリシャリと美味しいのです。こちらは、手に入るとかなりの確率で凍らせて食べてます。まぁ、アイスやシャーベットという発想自体が、こういう発見から生まれたのかもしれませんけどね。

11/05/18(Wed)

時々モモ肉に浮気をしたりするものの、結局サッパリしたムネ肉に戻ってくるのは、歳のせいでしょうか。決して安いからだけではないですよ。というわけで、またしても買って来ました業務用鶏肉2kg。思い返せば最初の頃は、2kgまとめ買いなんてめちゃめちゃびびってましたけど(食べ切れるかどうかとか)、今ではコンビニでアイスを買うより(買いませんけど)気軽に買えてしまいます。

買ってきたら四等分して三つは冷凍。一つを一口大に切り分けて塩を振り、タッパーに入れて保存です。本日はそれにカレー粉を少々まぶしまして、フライパンで中まで火が通るだけ焼くだけ。コレだけだとあまりにアレですが、庭でとってきたローズマリーをちょっと乗せて、フライパンの端で一緒にソテーしたクシ玉葱と筋をとったスナップエンドウを添えればアラ不思議、その辺のオシャレカフェのプレートっぽくなってしまいます。いくら誰も見ていないとはいえ、多少は格好もつけませんとね。

11/05/17(Tue)

段々暖かくなってきたので、うちでの飲み物を温かいのから冷たいのにチェンジ。アレのせいで節電が叫ばれる昨今、魔法瓶が注目されてますけど、うちではもう数年前から毎日のようにバリバリ使ってます。冬場は温かいお茶を入れておけば半日はそのままの温度で飲めますし。夏場は冷たい水を入れておけば一日快適。そこでかなり役立っているのがちょっと特殊な製氷皿。

確か、東急ハンズで買ったかと思うのですが、うちの製氷皿は一般的な2×7みたいな区切りではなく、1×10という感じで細長い氷を作れるようになってます。コレ、何のためかというと魔法瓶の細い口から氷を入れられるようにするためなんですね。予め冷蔵庫で冷やしておいた水とこの氷を2個ほど魔法瓶に入れておけば、丸一日キンキンに冷えた水が飲めて凄く重宝しています。普通の製氷皿で作った氷は割らない限りは入りませんから、コレはありそでなかなかない凄い発明だと毎年感心してしまいます。

11/05/16(Mon)

ニコニコ動画でずっと楽しみにしていた“新島自給自足生活”というのが始まりまして、非常に期待してます。コンセプトは簡単で、企画したカメ五郎さんが必要最小限の品を持ち、自然の中で自給自足するというもの。今回の場所は伊豆諸島の一つ新島で、期間は二泊三日〜三泊四日。食料は全て現地調達で、島という立地から塩には不自由しないということで調味料は無し。水は最初に持ち込む1.5Lのみ…と、私が同じ状況に放り込まれたらまぁ死ぬな、という条件です。

こういうの、憧れるんですよね。最近“女子”という言葉が氾濫していて多少鬱陶しいので、使いたくはないのですが、“男子のロマン”と言いましょうか。しょっぱなから真似できないなと思うのは、食材を探しましょうといって、倒木をナイフで削るんですね。で、出てきたムカデを食材発見!とばかりに危ない部分である牙のついた頭部を躊躇なくカット。蠢く足を気にせずに、モロに素手で掴んでます。普通の人だったら、“俺、サバイバルだからムカデも食べちゃうんだぜ〜”みたいな気負いが出るのが普通だと思うんですが、この人それが全くありません。その辺の茂みで野苺を見つけたのと同じ目線でムカデを見てます。この境地には絶対立てない自信がありますが、憧れます。どうしてこうなったのか。自衛隊のサバイバル訓練を受けている、位しか思いつきません。

ちなみに、ネットで調べるとムカデは美味しいらしいです。カリッと揚げてタレをつけて食べるとGoodとか。やる気はありませんけど、アレが爆発してリアルサバイバルになったりしたら、そんな事言ってられないんでしょうね。

11/05/15(Sun)

どうにも食欲がなくって、まぁこんな日もありますよ。でも、何も食べないとますます体力が落ちて悪循環にはまるので、ココはサラサラと喉に流し込めるぶっかけを。味噌汁の具は乱切りにしたナスとワカメ。ない食欲を少しでも盛り立てる為にダシの鰹節を多目にして、刻み葱もたっぷりと。本当は冷やし汁系にすればもっと楽に食べられるんでしょうけど、そこまでする甲斐性はありません。

もう少し経つと、夏バテが話題に上がるかと思うんですが、夏バテの対策も基本的には一緒です。多少食欲が落ちても、とにかく食事は薬と割り切ってキッチリ食べる、コレがまず一番。そして、余裕があれば睡眠時間を少し多めにとる。別に難しい事でも何でもありません、基本です。

で、一夜明けて今朝なんですが、相変わらず食欲は戻らないまま。おかしいですねー。熱はないんですけど、ひょっとしたら風邪を引き始めているのかもしれません。今日は人込みの中に出て行ったりせずに、家で大人しく寝ているほうが良さそうですね。

11/05/14(Sat)

ここんところ目に見えて室温が高くなってきたので、ストックのジャガイモから芽が伸びる速度が急上昇中。放っておくと図に乗ってどんどん伸びるし、伸びるということは蓄えている栄養を使うという事なので、勿体ないからマメにむしるんですけどまた伸びる。冷蔵庫に入れるとマシになるんですが、味が落ちるらしいとか、そもそも入れるスペースがないとか…。

とッとと食べてしまうのが一番なんですが、ジャガイモってお腹に溜まるんでそんなに食べられないんですよね。毎食頑張って食べてはいるのですが、芽の伸びる速度に明らかに追いつきません。少なくともあと1週間はジャガイモ地獄が続く模様。暖かいのは大歓迎ですけど、野菜ストックの周辺だけ気温が低くなれば良いなぁとか、人間って本当に勝手ですねぇ。

11/05/13(Fri)

先日ネットのニュースで見たのですが、アレの影響で今年は扇風機がバカ売れらしいです。確かに、クーラーより扇風機の方が何倍も電気代がかかりませんからね。でも、自慢じゃないですが私はココ十年来扇風機オンリーの生活をしていますから、やっと時代が私に追いついたって感じです。あと、魔法瓶もバカ売れらしいですね。でも、自慢じゃないですが私はココ三年くらい…以下同文。

クーラーに関してですが、ぶっちゃけ無ければ無いで何とかなります。というか、クーラーが世の中にあると思うから耐えられないのであって、そんなものは世の中に存在しないと自己暗示をかければ無問題なのです。所詮日本国内ですから、風通しさえキープしておけば気温が40度を超える事はまずありません。脱水症状が出ないように水分をしっかりとってさえいれば、死にはしない温度です。

それに、夏は夏休みを長く取って皆でダラダラすれば良いと思うのですよ。そもそも、夏休みなるものが存在するのはそれが理由ですし。日本はいまだ世界第3位の経済大国なのですから、ダラダラと。コレが10位くらいになったとしても、世界的に見たら遙かにリッチな国なのですから、開き直ってダラダラと。…まぁ、難しいんでしょうけどね、この国の国民性からしたら。

11/05/12(Thu)

今日は久しぶりに安売りでゲットしたナスを煮てみたんですが、この前帰省した時に感じた違和感を再確認しました。その時もナスを煮たのを食べたんですけど、母親の味付けと私の味付けは根本的に違います。あっちは割と砂糖を多めに使って、いわゆる甘辛系に仕上げてあるのに対して、私のは砂糖は少な目・鷹の爪を入れてピリ辛系に仕上げてあります。何でこうなったかというと、多分コレは私のナスが亡くなった祖母の味を引き継いでいるからなんですね。

私が中学・高校生の頃は祖母が元気で、煮物なんかは祖母が担当する事が多かったんです。多分、その味を自分の味として記憶して、今に至っているのではないかと。こうやって無意識の領域に祖母の影響が残っているのを見つけて、ちょっと驚きです。でも、全部引き継いでいるわけではなくて、味噌汁は明らかに引き継いでません。

叔父も話していたのですが、祖母の味噌汁は本当に薄かった…。多分、普通の味噌汁に必要とされる味噌の半分くらいしか味噌を使っていなかったと思います。子供の頃からそんな味噌汁を飲まされて、それに慣れるという道もあったかとは思いますが、私が今作るのはスタンダードな味噌汁です。もし今祖母が生きていたら、何であんなに味噌を薄くしていたのか、是非聞いてみたい所です。

11/05/11(Wed)

連休明けて随分暖かくなったので、約半年ぶりに座布団出しました。うちは畳部屋で、座卓にパソコンというスタイルなので、座布団は必須なのです。では冬場はどうしているかというと、折り畳んだ毛布で代用。座布団だと寒いんです。で、寝てる時にしか使わない毛布をこっちに流用して有効活用。お部屋のインテリア的にはどうかと思うのですが、実用度は完璧。四つに折ったアクリル毛布を敷いて、寒いわけがありません。

と同時に、部屋着もジャージから短パンへ。今日は随分涼しいので上に羽織ってますけど、いつもの気温ならばTシャツ一枚で十分。今着ているヤツは私のコレクションの中でも多分一番の古株。15年位前に買ったヤツで、首周りとか結構ヘロヘロになってるんですけど、生地のくったり具合がどうにも気持ちよくて捨てられません。あと5年くらいは頑張ってもらうつもり。こう考えると自分、ホント物持ちが良いですね。

11/05/10(Tue)

こちらに戻ってきた日の事です、郵便受けの中にチラシが一杯入っているのはいつもの事だったんですが、その中に一つ見慣れない物体が。白いソックス5本組(DIYの店で売っている作業用のヤツ)。他に心当たりもないので大家さんに電話してみると、やっぱり大家さん仕業でした。しかし、店子の郵便受けにメモ書き一つもつけずにソックス5本組…。いつも草をむしったり庭木の剪定をしたりしているので、そのときに使ってくれという事でしょうか?流石に、“どうしてソックスをくれたんですか?”と聞く事は出来ず、そのままスルー。しかし、何故にソックス?

そういえば、少し前にも似たような事がありました。その時手渡されたのはスーパーの袋に入った葱とめんつゆ。アレも大概わけが分かりませんでしたっけ。自分の家で採れた葱をおすそわけというならまだ話は分かるのですが、その時の葱はパッケージされた、明らかにスーパーで買った商品。めんつゆは言わずもがなです。コレで素麺でも入っていれば、素麺を作って食えということなんでしょうが、その時に貰ったのは葱とめんつゆのみ。アレも分かりませんでした。

で、今回のソックス。正直ちょっと困ってます。私は黒しかはかないので、コレクションも全部黒。庭仕事の時なら誰に見られるわけでもないので、別に白でも問題ないんですが、その時のためだけにソックス収納スペースを増やすものどんなもんだか。とりあえず周囲に聞いてみて、嫁入り先が無かったら処分ですかねぇ…。やっぱ、消えないものを他人にあげるのは難しいですよ。

11/05/09(Mon)

東京に戻ってきてはや数日。食事が実家風から私風に変わり、身体にキレが戻ってきました。ミソジの男一人暮らし、普通は逆だろうと思うんですが、コレが現実。うちの食事はとにかく動物性たんぱく質が少ないです。そして、野菜・米が多い。一般的なトンカツ定食を規準に考えると、トンカツを1/4にして小鉢を3つ追加してご飯大盛り、そんな感じ。カツで摂るべきエネルギーをご飯で代替して、野菜類でお腹を張らせるってところでしょうか。いきなりコレをやると、かなり物足りませんけど、コレに慣れると身体が軽いんです。まぁ、周囲に勧めても誰もやりませんがね。

というわけで、ユッケは勿論牛肉すら買わない我が家では、そっち方面の心配は皆無。でも、あのニュースを見てて思うんですが、最近では食と言うとまず安全・安心がアピールされますよね。でもそれって、結構終わってる状況なんじゃないかと。パッと考えると、豊かな社会での食と言うのは、美味しいか美味しくないかが話題にされるわけで、安全かどうかが話題にされる時点で、日本の食ってのは実は結構貧しいんじゃね?とも評価できるのではと思ったり。それに、全く科学的根拠は無いんですが、みんなそんなに贅沢なものばっかり食べてるから、糖尿病やアトピーがこんなに多いんじゃね?と疑ってます。量もそうですけど、質の面からもちょっと足りないくらいが丁度良いですよ。

11/05/08(Sun)

東京に戻って自炊再開。母親の作るご飯も良いんですけど、基本的に私が高校生の時の食事の感覚で止まっているので、ちょっと油っこいんです。しかも(コレ大事)実家はご飯が不味い。私が使う米は田舎から送ってもらっているので、材料は一緒。ただし、向こうは炊飯器でこっちは鍋。それしか知らない時はそんなもんかと思って何も考えずに食べてましたが、鍋で炊いたご飯の味を知ると、もう炊飯器には戻れません。おまけにあっちは、毎朝一日分のご飯を炊き、夕ご飯の分は丸一日保温したものなのです。コレで美味しい筈が無し。私からすれば、何だか変な臭いがするんですが、両親は特に感じていないようです。私が過敏なだけでしょうか。

一応向こうでも、鍋でご飯を炊いて食べさせてあげたんですが、美味しいという事は認めてくれたものの(面と向かってダメとは言いませんけど)、実際にやるとなると面倒なので炊飯器に軍配が上がるとコメントしてます。まぁ、貰ったウドンを茹でるのが面倒だからと放置して食べられなくしてしまうような人ですから…。戻ってきて一回目の食事は結構しょぼいです。ご飯と漬物(沢庵&未熟メロンの糠漬け)、なるとワカメを戻して鰹節をかけたヤツ、切干大根の煮物、玉葱サラダ、くらい。でも、これ位しょぼい時の方が、ご飯が美味しい気がするんですよね。

11/05/07(Sat)

というわけで、一週間の充電期間を終えて東京に戻るわけです。思い返せばこの一週間、一番食べたのは筍でした。もう殆ど終わりかけではあったのですが、近所から貰った筍が山のようにありまして、ひたすらそれを食べる毎日。先っぽの所は軽くゆがいて酢味噌にし、残りの部分はシンプルに煮物。筍ってどう見ても栄養価とか低そうなんですが、美味しいんですよね。

ご多分に漏れず私も、子供の頃はこんなもの何が美味しいんだろう?と思っていましたが、それは子供の浅知恵でしたね。この歯応えと香り。水煮の筍とはグレードの違う味わいにもうメロメロです。東京では掘りたての筍がなかなか手に入らないので、作る機会も無いのですが、やっぱりこういうのは田舎ってスバラシイと思います。

11/05/06(Fri)

実家に戻るといつも、家から車で10分くらいのうどん屋でうどんを食べるのが恒例になっているんですが、今回その手前に新しい店が出来たということで、そっちに行ってみました。コレが安くて美味しいのです。店は目の前で面を茹で、かき揚げなどのトッピングはバイキングで選ぶ、いわば花まるうどん方式。麺は茹でたてもちもちで、かき揚げは揚げたて。で、圧倒的なのがその値段。今までの店は両親と3人で食べて大体2,000円前後。コレだって普通のレストランでの食事を考えたら随分安いのですが、今度のお店は3人で1,000円強。コレは安い。

安くても不味ければ行かないのですが、この値段であの味を出しちゃったら、既存の店はたまらないだろうなぁと思います。贅沢なある程度の値段がはるお店ではなく、こういうお手軽系外食は本当に辛い時代だと思います。まるでチキンゲームですから。こりゃ、大手がある程度まとめて仕入れるなどして、コストを圧縮しないとやっていけません。気がつけば、うちから行ける主だった外食店は殆どがチェーン系になってしまいましたし。面白くないと言えば面白くない時代なのかもしれません。

11/05/05(Thu)

うちは色々な果樹を植えているので、結構な確率で果物食べ放題状態となります。今の時期はサクランボ。ずっと田舎に住んでいたらこのありがたさは分からなかったでしょうが、東京暮らしが長い私にとっては、サクランボ食べ放題は夢のようです。間引いていないので、一つ一つは小さいですが、キチンとサクランボ用の品種を植えてあるので、味はバッチリ。コレがいくらでも食べられるのだから、たまりません。

そして、ライバルはヒヨドリ。ヒヨドリにとってもサクランボなんてもの凄いご馳走ですから、毎日やってきて凄い勢いで食べていきます。私は心が狭いので、“好きなだけ食べて良いよ”とは思えません。やつらに負けないくらい食べないと、損した気分になってしまうのです。

まぁ、それはともあれ植物って偉大ですね。適当にその辺に植えて放っておくだけで、こんな美味しい果実を実らせるのですから。こちらにいる後数日の間に、飽きるほど食べていこうと思っています。

11/05/04(Wed)

私が住んでいる地区では個人のゴミ収集はタダ。45Lのゴミ袋が50枚で250円とか、タダ同然の値段で変えますが、実家のある地方自治体では指定のゴミ袋にゴミ収集の料金がかかるので、1枚で200円とかします。でもまぁ、コレはコレで良い制度だと思うのですよね。ゴミ袋1枚が200円というのは結構バカにならない値段なので、自然とゴミを減らす努力をします。

うちだと、庭木の枝は乾かして畑で焼きますし、紙くずなど燃やしてもガスが出ないゴミは裏庭の一斗缶で燃やしてしまいます。そうする事で、出るゴミは極僅かに。東京で焚き火なんてしていたら、近所から消防署に通報が行きそうですけど、近くに水を置くなどの安全管理をキッチリしておけば、焚き火くらい良いんじゃないかと思うんですけど。

確かに裸火はそれなりのリスクがありますけど、ガスコンロに立ち消え防止装置や空焼き防止装置ががデフォルトで付き、一定以上の揺れがあればガスの元栓が自動で締まると言う至せり尽くせりの今日この頃、人間そのものに備わった安全管理機能がどんどん退化していってる気がならないんですけどねぇ。

11/05/03(Tue)

東京と違ってこっちの家には流石にテレビがあるのですが、毎朝新聞のテレビ欄を見ても特に食指を動かされる番組が無いので、私にとってはテレビはその辺においてある四角い置物と一緒です。が、唯一の例外がブラタモリ。たまたま友人の家で見た第一回がとても気に入ったので、父親に頼んで撮りだめておいて貰ったのです。数回分はミスって消してしまったみたいですが、大体美味く撮れているので、コレを毎日少しずつ見るのが、今回の帰省の楽しみの一つ。

何だか目の付け所が面白いんですよね。ちょっとした構造物とか、違和感のある交差点とかに着目し、そこから歴史を紐解いていくのが良いです。こういうような番組がたくさんあるのなら、私とてテレビを復活させますけど、ブラタモリの為だけにというのはちょっとね。ちなみに、うちの近くの回がやっぱり一番面白いです。実際にその現場を知っているので、感情移入も他の回以上ですし。ちょっと見る目も変って、やっぱりこの番組は面白いですね。

11/05/02(Mon)

近所の人から貰った山盛り苺を食べ放題で、幸せ絶頂です。でも、苺にはちょっと甘酸っぱい記憶があります。私が子供の頃、同居した祖父母は苺を栽培して市場に出す苺農家でした。当然シーズンになると、家には山のように苺があるわけですが、あり過ぎるとかえって食べないものなのですよね。私もご多分に漏れず、苺はほんの時々、思い出したようにつまむだけ。

別に嫌いだったわけではないのですが、苺の酸味が少し子供の味覚に合わなかったような記憶があります。でも、今考えてみるともっと食べてあげればよかったなぁと、ちょっと後悔するのですよ。自分達が作った苺を孫が喜んで食べてくれたら、どんなに嬉しかったろうと思います。まぁ、後悔しても仕方がないので、今では苺を食べるたびに祖父母の顔を思い出し、あっちで元気にしているかなと思う事にしています。

11/05/01(Sun)

折角実家に帰ってるしということで、最近お気に入りの漁港レストランへ。ここは、地域の漁協が経営しているレストランで、魚の鮮度は抜群。12時にでも行こうものなら、行列で1時間待ちは必至なので、11時と早い時間にgo。それでも結構並んでいるのが恐ろしいところ。昨日今日出来たような店じゃないんですけど、やっぱり美味しい店は知れ渡るんですね。

ココはメニューが片手で数えられるほどしかなくて、周囲を見回すと10人に9人までは刺身系の定食を注文します。私も新鮮な刺身は大好きなのですけど、ココは敢えて干物定食をオーダー。ここの干物定食はそんじょそこらの定食屋のそれとは大きく違ってまして、テーブルの中央に置いた七輪で、自分で干物を焼いて食べられるのです。内容も、鯵一匹・鯖一切れ・さつま揚げ一枚と充実の内容。

刺身も美味しいんですけど、私が一番美味しいと思う魚の食べ方は、何といっても一夜干し系です。干す事で旨味成分が変化して、濃厚で深い味わいになるのがナイス。刺身定食を喜んで食べる人々を横目で眺めつつ、“ふっ、ド素人が”と干物を食すのが玄人。この名言を残して、最近若くして亡くなった中島さんを偲びつつ。食したのでありますよ。ちなみに目の前に炭火があると、鯵の中骨と頭をもう一回焼いてカリカリにして食べられます。食べ終わった皿は干物にあるまじき空っぽぶり。コレが真の玄人です。

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