2011年12月

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11/12/31(Sat)

田舎で何をしているかというと、純粋にぼーっとしているだけです。以前は休みは何かをしないといけないというプレッシャーが自分の中のどこかにありましたが、今はそんなものどこへやら。休みの時は極限までぼーっと。コレ最高。

親に頼んで撮り溜めておいたブラタモリを一日2本ほど見つつ、コタツに入って茶とミカン。まったく絵に描いた様な駄目人間ですが、コレが駄目人間と呼ばれるのならば駄目人間大いに結構。願わくば何も特別な事がなく、正月休みがこの調子で過ぎていきますように。

11/12/30(Fri)

実家に戻ってきてつくづく思うのですが、コタツを発明した人って天才ですね。エアコンと違って必要な場所のみ暖める経済性は勿論ですが、圧倒的な心地良さ。コタツに潜り込んでミカンを食べながら、撮り溜めておいてもらったブラタモリを見る。傍から見たら完全に駄目人間ですが、良いんです駄目人間で。

というわけで、東京の家にもコタツが欲しいなと思うわけですが、一人暮らしでそれをやると大変な事になるのは目に見えているので、毎年自粛です。金額的には大した事ないんですけど、それ以上に失うものが大き過ぎます。まぁ本当は、冬の間中コタツで冬眠をして、春になったら活動再開、というのが私の理想の姿ではあるのですけれど。

11/12/29(Thu)

先日の忘年会で久しぶりに会った友人に指摘されてしまったのですが、米を一食一合・一日二食で二合食べるのは、立派に大食いだそうです。自分じゃ全然そうとは思ってないんですけどね。体重は相変わらず50kg台をキープしてますし。むしろ、米をほんのちょっとしか食べないのにガンガン太れる人の方が、私にとってはミステリーです。

特に謎なのが女子の弁当。女子弁当ってどうしてあんなに小さいんですかね?下手したら、私の掌に乗りそうな位の大きさしかなくて、“私が保育園の時に使ってたんです”と言われても、私なら納得してしまいそうなサイズ。あの量を毎日食べて、飢えないどころかかえって太っていくというのは、仕事の合間に暇さえあれば口にしているスナック類の賜物なのでしょうか。間食をゼロにして米を一日二合食べる方が、身体にもいいし米の消費量も上がる、一石二鳥だと思うのですが。

11/12/28(Wed)

忘年会の席で、生まれて初めてチーズフォンデュを食べました。ワインにやたらとあいますね。料理としては相当簡単な部類で、チーズとワインを混ぜて溶かしたものに、小さく切ったパンを浸して食べるのですが、シンプルイズベストと言いましょうか、溶けたチーズとパンのコンビネーションは安心の安定っぷりです。ただ、コレにはまって自宅でも…とはならないですね。

まず、カロリーがやたらと高そう。気がつかないうちにかなりの量のチーズを食べてしまっているので、あんなの日常的に食べていたらビア樽一直線です。そして何より後片付けが面倒臭そう。食べ終わった後、チーズのこびりついた鍋は洗いたくありません。まぁ、一晩水に漬けておけばするっととれそうではあるんですが、見た目がやる気を削ぐのは間違いなし。人生80年として、今後またチーズフォンデュを食べる機会ってあるんでしょうか…。

11/12/27(Tue)

先日週刊文春で最後の方の有名人グルメ紹介みたいなコーナーで、どっかの美味しい米が紹介されてました。“普段はご飯を美味しいと感じる事は少ないと思うんですが、このご飯は違うんです”みたいな紹介。でも私なんてほぼ毎回、(特に自分の炊いた)ご飯は美味しいなぁと思って食べてますけどね。ご飯には味がないとか言って、ご飯にラー油やマヨネーズをかけて食べるのは、お子様味覚だと偏見を持っているのですけど、最近そういう人がどんどん増殖しているっぽいです。少し前にラジオのインタビューで、どっかの偉い学者さんが日本の食文化の特色として口中調味という単語を使ってました。味のないご飯とおかずや味噌汁を口の中で混ぜ合わせ、味をつけて食べるのが日本の特徴だという主張で、そんな下品な食べ方を文化と言って欲しくないとすら思ってしまいましたが。

そんなわけで、ご飯は単体で十分過ぎるほどおいしいと思っている私は、カレーが苦手です。あんなのかけたらご飯の繊細な味わいが楽しめなくなります。まぁ、カレーはカレーとして美味しいと思うんですが、せいぜい年に数度でお腹一杯。親子丼・天丼・うな重などの丼物も同様。汁を吸い込んだご飯が最高、なんてよく言いますけど、大概は吸い込みすぎてベトベトになってます。もっとご飯を楽しませてくれよというのが私の感想。子供の頃から強制的にご飯ばっかり食べさせないから、嘆かわしい味覚の大人が増えるんだと思っている、偏見まみれの私です。

11/12/26(Mon)

基本的に月曜日の朝は洗濯というスケジュールなんですけど、今朝の寒さはちょっと異常。寒過ぎます。何せ、窓を開けて洗った洗濯物を干す事すら辛いという冬将軍っぷり。以前からここで何度も力説している通り、冬は要りません。

でも、考えてみるとこれでも昔よりはずっと楽なんですよね。洗濯機がない&大家族の場合、大量の洗濯物を洗濯板を使っての手洗いになります。春〜秋は別に問題ないんですけど、冬は駄目ですね。家電の便利さになれてしまった現代人はもう後戻りできないのです。

ただ、そんなことを言いながらも最近、一部の洗濯物を手洗いに移そうかと企画しています。洗濯回数の多い下着に関して、洗濯回数の比較的少ないシャツなどと比較すると、明らかに生地の傷みが早いんですよね。だったら、その日に出た汚れ物の下着は、風呂の残り湯で手洗いしてしまった方が、下着も長持ちするし電気代も節約できるのではないかと。まぁ、それもこれも暖かくなってからの話ですけれど。

11/12/25(Sun)

昨夜は某所でクリスマスパーティーなるものに参加。いや、美味しかったんですけどね。日頃食べなれない肉や甘いものをたっぷり食べて、今朝はお腹の調子が…。ホント、私の胃腸って嫌になるくらい軟弱です。今朝はいつものようにほうじ茶とリンゴ半分。いやはや、熱いお茶が五臓六腑に染み渡ります。

定番の質問に、死ぬ前に最後に何を食べたいかというのがあります。別に当面死ぬ予定もないんですけど、考えてみるに私の場合はご飯セットですね。白いご飯・お味噌汁・漬物の三点セット。白いご飯の半分を漬物で食べ、残りに味噌汁をぶっかけて食べる、ってので大満足。こんな枯れ果てた嗜好なもので、たまのパーティーは嫌いじゃないんですが、お腹がついてこないのが最大の難点です。

11/12/24(Sat)

冬場になると、暇さえあればいかに低コストで身体を温めるかを考えてます。そこでいつも疑問に思うのが生姜湯。あれって本当に温まるんですかね?物理的に考えると、体が温まるのは、外から熱量を入れるか、体内で炭水化物なんかを燃やして(酸化させて)熱量を発生させるかのどちらかだと思うのですよ。生姜湯はお湯として外から熱量を入れているのは疑問の余地がありませんが、これは別に白湯でも構わない筈なので除外。ということは、生姜を入れる事で体内の酸化作用が促されているか否かが問題になります。促されますかね?確かに喉はピリッとしますけど、それだけのような気がします。というわけで、個人的には生姜湯にまつわるあれこれは一種のプラセボだと思ってます。

温めるといって他に頭に浮かぶのは、“薪で焚いた風呂は湯冷めしにくい”とか、“○○湯は身体が冷めにくい”とかですが、こっちは完全にプラセボでしょう。ガスで焚こうが薪で焚こうが、40度のお湯の持つ熱量は一緒です。それなのに冷めやすさに違いが出るというのは、これはもう気のせいとしか思えません。○○湯は〜も一緒。お湯に温泉成分が含まれていると入っても、その含有率は良くて数%、多分1%以下でしょう。熱量問題にそんなに影響するとも思えないんですよね。まぁ、気のせいでも何でも体が温まればそれで良いという、結果論万歳の考え方もあるんですけど。

11/12/23(Fri)

これだけ寒いと、生きる活力をなくします。今の私は半冬眠状態。仕事から帰ってきて、ご飯を食べて風呂に入ったら、即布団の中の寝袋へ。腕だけ外に出して本を読むか、携帯ラジオを寝袋の中に持ち込んで完全に引き篭もるか。下手に暖房をつけるよりも、こっちの方が暖かくて快適なのが困りもの。先日はTBSの立川談志追悼番組を聴いて、至福でございました。私の中では冬というのは12月〜2月の3ヶ月なのですが、この考え方でも冬はまだ2ヶ月以上残っています。ホント、早く暖かくなってくれないですかねぇ…。

11/12/22(Thu)

今年もあと少し。世の中的には大掃除の時期ですが、うちは日頃から割とこまめに掃除してますし、年に一回しか掃除しなくて良い場所なら放置しても無問題と思っていたりするので、大々的な大掃除というのはやりません。ただし、一箇所だけ気になっているところがあります。それは今まさに目の前にあるパソコンのキーボード。数年前に買って以来、自慢じゃないですけど一度も掃除してません。

勿論、表面は時々拭いたりしてます。問題はキーボードの内部。隙間から見える部分で判断するだけで、中は相当大変な事になっています。が、あまりに面倒臭いんですよね。おまけにうちにはデジカメ・携帯等写真を撮れる機材がないので、キーボードの配列を記録するのが手書きになってしまいます。まぁ、やろうと思えば10分もあれば済むんでしょうけど、どうしてもやる気が起きなくて…。そろそろ手をつけねばと思ってはいるのですが。

11/12/21(Wed)

今年もあと10日。残り一週間ほどで帰省するので、そろそろ冷蔵庫の中身をゼロにする逆算が始まっています。毎度の事ながら、これが結構難しい。余らせるのはもってのほかですけど、逆に早くなくならせると後半の食事が貧相になって、これもまた悲しい。いつものペースで食事をしていって丁度なくなった、というのがベストなんですが、なかなか上手くいかないのですよ。

今回のネックは大根。田舎から送ってきた市販のよりも3割は大きいヤツが丸々一本残っています。これをどうするかが戦略上重要なポイントとなりそうです。主力は鍋・酢の物・煮物の三点セット。でも、今までの経験だとそれらを総動員しても余りそうなんですよね。となると、おしんばりに大根飯とか。まぁ、こうやって色々と計算している時が一番楽しかったりするんですけど。

11/12/20(Tue)

最近流石に寒さのせいで雑巾がけが辛くなり、お湯使ってます。いやぁ、極楽極楽。雑巾を絞る水をぬるま湯程度の温度にするだけで、作業効率が段違い。別に修行しているわけじゃないんで、楽なのが一番です。

でも、思い返せば小学校の頃の掃除は全部水でしたね。お湯を使うのは邪道、というか小学生の手の届く所にお湯が出る設備が存在していなくて、あれはきつかった。掃除のせいだけじゃないですが、冬場はずっとアカギレしてた記憶があります。それが今では、お湯じゃないと拭き掃除できないとまでのたまう高貴な身分に。大人になるって時々素敵ですね。

11/12/19(Mon)

元々甘いものはあんまり好きじゃないんですけど、洋菓子vs和菓子が並んでいてどっちを食べるといわれたら、数年前までは間違いなく洋菓子でした。特にプリンとシュークリームは結構好き。お子様味覚ですね。まぁ、今でもこれらは好きなんですが、ここ数年はどっちかというと和菓子が好きになってきました。これが味覚のジジイ化でしょうか。餡子なんて単なる砂糖の塊としか眼に映ってなかったんですけど、お茶と一緒にいただくとしみじみ美味しいと思うようになってしまいまして、味覚って変化するんだなと面白く思っています。

アレがきっかけだったなと思われるのが、舟和のあんこ玉。大きめのビーダマ位の漉し餡の玉に、薄く葛がかかっているお菓子で、これを食べた時に餡子って侮れないと思ったのです。ただ、こういうのを自分で買う習慣をつけてしまうと、糖尿病・デブ一直線なので、そこは自制。洋菓子にしろ和菓子にしろ、食べるのは人から貰った時に限定しています。甘いものは天から降ってくるラッキーご馳走、位の認識が丁度良いのですよ。

11/12/18(Sun)

床屋で髪を切ってたら、近所に出来た餃子屋の話になりまして、“たまにああいうガッツリ中華的なものを食べたくなるんですよね〜”的コメントに触発された私もすっかり食べたくなってしまったので、思わず帰り道にそっちに行ってしまいました。私って結構単純。

でも、数年前から薄々感じていたんですけど、こういう大衆向けの安い・早い・美味い、みたいな店はもう私の身体が受け付けないっぽいです。いや、食べている時は美味しいなと思って口に入れてるんですが、店から帰る道すがらの段階で胃が重くなり、その後翌朝までその感覚が続きます。あと、とても喉が渇いて水分をいつもより多く摂ってしまうのも、外食をした後の特徴。家でどんぶり飯を食べてもこんな事にはならないんですけどね。

その昔、ある英語のおじいちゃん先生が皮肉交じりに言っていた言葉を思い出します。“ボクは君達のその呆れるほどの食欲が羨ましい。ジャンクフードでも何でもどんどん食べられる。ボク位の歳になると、上等なものをほんのちょっぴりしか食べられないんだよと。あの歳にはまだまだ遠いですが、その片鱗のようなものがほんのりと見えはじめているような気がします。

11/12/17(Sat)

年末は色々貰う事が多くて、ありがたいんですけど割とありがた迷惑なものもあります。その定番がハム・ソーセージ類(特に王手のメーカーのもの)。昔はこれを厚くスライスし、フライパンで両面焼いてマヨネーズが大好きだったのが、とても信じられません。今同じ事をやったら、お腹超特急は確実。まぁ、若気の至りということで。

で、ハム・ソーセージですけど、余計な味が付き過ぎてるんですよね。本来は肉の味だけで十分だと思うんですが、こういうのはコストカットのために大豆タンパクとか色々上げ底混入物が入っていて、肉の味が薄まった分色々追加されてるんですよね。おかげでアミノ酸たっぷりで味が濃いといったら。私の評価としては贈答用の高級ハムよりも、同じ重量の業務用スーパー最安値鶏ムネ肉の方がずっと高かったりして。

ですが、いくら口に合わないからといってそのまま捨てるのは出来ません。したがってこういう時は、“味が濃いなら薄めてしまえ”ルールが発動します。小さく切って鍋のダシ代わりや炒飯の具に使ってしまいます。そうすればまぁ、かろうじて食べられるかなと。食べている最中も“どうせ貰うんなら果物の方が良かったなぁ…”などと思いながら。

11/12/16(Fri)

またリンゴが一箱届いてしまいました。前の分がまだ半ダースほど残っていて、これを食べてから手をつけることになるので、全部食べ終わるのは年明けになるのが確実。この時期リンゴって各家庭に溢れてますから、他人にあげてもあんまり喜ばれませんので、自分で食べるしかないですね。まぁ、好きだから良いんですけど。

こんな時の対策として、本や雑誌を見ると、ジャムやお菓子(代表は勿論アップルパイ)にするというのが定番です。でも、うちでは基本的にこれはやりません。理由はいくつかありまして、まず砂糖を大量に使うこと。ジャムだったら最低でもリンゴの重量の半分程度の砂糖を使います。アップルパイでも多分似た様な感じ。果物がヘルシーなのは認めますが、それだけ砂糖をぶち込んだら色々台無しだろうと思うのですね。

次に電気代。うちには元々オーブンがないんですが、180度を30分間キープするための電気代なんて、考えるだけで頭がクラクラします、コンパクトでお手頃価格のなガスオーブンがあれば、ちょっと欲しいなとは思ってますけど。最後にジャムに関してですが、うちは元々パンを殆ど食べないので、作っても意味がないんです。他人にあげるオンリーになるんですけど、林檎ジャムもこれまたありふれてますしね。というわけで、一日一個のリンゴを淡々と食べる日が続いていくわけです。

11/12/15(Thu)

福島産の温麺(うーめん)という乾麺をもらいました。素麺を少し太くして長さを半分程度にした感じ。昔、身体の弱い父親を抱えた青年に、旅の僧侶が作り方を教えた的な説明書が付いてまして、どうやら製造過程で油を使わないことが素麺との決定的な違いなのだそうです。更に細くなった稲庭うどんといったところでしょうか。

これを規定の3分茹でまして、一回水で〆た後、軽く熱湯を通して温めてから醤油ぶっかけ。刻んだ葱と削りたての鰹節をたっぷりと乗っけて、よく混ぜたらぶっかけ温麺。まぁ、味音痴の私にはイマイチ素麺との味の違いが分からないので、そこそこの味で食べられればそれで良いのです。ちなみにこの温麺は実家から回ってきたのですが、あっちで食べない理由は単に茹でるのが面倒臭いから。3分茹でるくらいどうって事ないと思うんですけどねぇ。

11/12/14(Wed)

先日ラジオを聞いていて、魚を“さかな”と読むのは最近まで正式ではなかったという話題がありまして、非常に意外でした。コレが認められたのは1973年。まだ40年経ってないんですよね。ちなみに本来の正式な読み方は“うお”。“さかな”は本来は肴、酒の菜が起源だそうです。つまり“うお”はFishで、“さかな”はDishだったってわけで、ちっとも知りませんでした。つまり、私が生まれるちょっと前まで、“最近の若者は魚をさかなと読んでけしからん”みたいな会話がなされていたわけです。

というわけで、言葉は変わり行くものなので、美しい日本語なんて言葉は胡散臭いとしか思わないんですけど、それでもやっぱり新しい言葉遣いにはどこか馴染めない頭の古い私。ら抜き言葉はいつまで経っても違和感が抜けませんし、最近では真逆という言葉がどうも耳に引っかかって自分では使う気になりません。でも、この辺はやがて正式に認められていくのでしょう。最近知った言葉“あげぽよ”。自分では死んでも使いませんけど、こんなのもそのうち当たり前になるんでしょうかねぇ。まっ、仮にそうなったとしてもその頃には私はもうこの世にいないでしょうけど。

11/12/13(Tue)

今日はちょっとびろうな話なので、食事前の方は申し訳ない。昨日辺りから風邪の症状が出まして、今回は鼻と喉です。まぁ熱と腹がないだけまだマシかなと思いつつ安静中。でも、こういう時は鼻をかむのが楽しいですね。特に寝起きの一回目。副鼻腔の中に空気を満遍なく回すイメージで上手く鼻をかむと、寝ている間に溜まったブツが一気に出てくるのが非常に気持ち良い。収穫物は勿論目視で確認して悦に入りますとも。

子供の頃、中耳炎をよく患いまして、毎年のように耳鼻科のお世話になってました。その時に、見た蓄膿症の治療が忘れられません。片方の鼻の穴にチューブを突っ込んで(多分温めた生理食塩水)を流し込むと、もう片方の穴からウドンの様な膿がズルズルッと…。うわ〜痛そう、でも楽しそうやってみたい、というのがそれを見た当時の私の感想で、三つ子の魂百までとはよくいったものだと思います。

11/12/12(Mon)

リンゴとミカンどっちが好きですかといわれたら、ちょっと困ります。まぁ同等。自分の気持ちをあらためてみても、どちらが好きでどちらが嫌いという事はありません。でも、不思議なんですよね。ミカン5kgの箱は2日で無くなったのに、リンゴ1ダースは1週間に分けて食べられます。ミカンは“今日は2個にしておこう”と決心しても、食べ終わる頃には、もう一個良いんじゃね?と悪魔の囁きが頭をよぎり、止められない止まらないのかっぱえびせん状態。でも、リンゴは朝晩半分ずつと決めたら、かなりの確率でそれを守る事が出来ます。

ナイフの有無かなとも思ったんです。リンゴはナイフを使って割りますから。でも、皮も剥かない・芯もとらない食べ方で、そんなにナイフを使うのが面倒だとも思えません。実際包丁・ナイフは自炊で毎日のように使っているので、別にそれが億劫だとも思っていません。でもなぜか、ミカンは止まらないのにリンゴは自制が利くんです。他人が聞くとホントくだらない事だとは思いますが、ここ数年この時期になると決まって理由を考えるんですよね。そして決まって分からないんですけれども。

11/12/11(Sun)

本日は行きつけのデパ地下で醤油をゲット。一升瓶入りで約1,400円と私にしてはお高い買い物ですが、ここは譲れない一線です。醤油は本当に料理の味に直結します。コレを使い慣れたらもう、安売りのキッ○ーマンとか食べられません。あと、最近では本格醤油の世界でもお手軽な5合瓶や3合瓶が主流になってますけど、実に嘆かわしい。ちなみに、500mlペットボトルなんて論外。米も最近はkg販売なんですよね。アレってどうにも馴染めません。

ところが何から何まで拘っているかというと、割とそんな事は無くて、塩はJTの食塩5kg袋ですし、砂糖は上白糖を安い時に近所のスーパーで買ってます。岩塩の美味しさや三温糖の味わいがイマイチ理解できないので。あと、油も以前はいいオリーブ油を常備してましたけど、大根サラダなんかに使う分には普通のサラダ油で十分だと思うようになったので、こっちも廃止。現在は大豆油を業務用スーパーで仕入れてます。まぁ、自分の舌が納得してるんで、この辺りで良いのではないでしょうか。

11/12/10(Sat)

先日のスパゲッティイタリアンに続き、トマト味のピラフっぽい何かを作って、貰い物のトマトソースは終了で、ホッとしています。やっぱ、こういう出来合いの調味料はうちにはあんまり合わないんですよね。スパゲッティだって、トマトソースを使うためにイタリアンにしましたけど、本来ならペペロンチーネの方がずっと私の好みです。ピラフだって、塩胡椒のみとか、醤油をほんのちょっぴりの方が味がストレートに出るので好み。

貰えるものは全部貰って有効に使う、というのがうちのモットーではありますが、好みは存在するんです。ちなみに、貰って一番嬉しいものはなんといっても果物。ハズレがほとんどありませんし、体調も良くなります。あとは…あまり思いつかないかも。お中元・お歳暮で貰う定番を斬っていくと。高級デパートの缶入り惣菜は△。味が濃いので直接食べるのは厳しいですが、牛肉の大和煮なんかは他の煮物の味付けとして使えなくもありません。酒類は△。日本酒なら(大吟醸でも)料理用として使えなくもないですが、ビールなんかはアウト。肉じゃがに使うと美味しいらしいですが、早々何本も使えません。

一番良くあるお菓子は×。コレはもう、どう転んでも使いようがありません。そのまま食べるしかないんですが、糖分を一気に摂ると下るという特殊体質なもので…。元々そんなに甘いものが好きでもないというのがありますし、お菓子って甘さ控えめなものでもとんでもない量の砂糖が使われてるので。一番嬉しいのは商品券・魚介類・地域の野菜あたりですが、滅多に無いですよねぇ。

11/12/09(Fri)

某デイリーポータルZの記事に感化されて、今日はスパゲッティイタリアン。茹で時間は袋に書いてある時間+2分で、茹でた後ザルにあげて油をからめ、1時間放置するのがポイント。そうする事であの懐かしの、へにゃっとしたアルデンテからは程遠いスパゲッティが出来るのです。ちなみに付け合せは大根と水菜のサラダ。千六本に切って塩を振りしばらく置いた大根とザク切りの水菜を混ぜ合わせ、塩・胡椒・酢・油を適当に振り掛けて完成。ドレッシングなんてこじゃれたものは、うちには存在しません。

ところで、スパゲッティの適正量ってどれ位なんですかね。上品なレストランで前菜として出されるパスタの場合は60g、一品としてのパスタなら100g前後と聞いたことがありますが、私の場合はそれじゃ全然足りません。普通の食事の時で150g、今日は沢山食べるぞと思った時は200gです。250gまでなら楽に食べられますが、後で胸やけになるリスクがあるので、どんなに多くても200gまで。でも、麺類って腹持ちが悪いんですよね。スイスイ食べられる割にはすぐにお腹が空いてしまうという。やっぱ、日本人ならメインは米ですね。

11/12/08(Thu)

というわけで12月もだいぶ過ぎましたが、いまだ暖房無しで粘ってます。というか、色々駆使すれば殆ど要らないのではないか?というのが昨年からの実感で。アクリル毛布を四つに畳んだ座布団、ドテラ、寝袋を開いた膝掛け、ニットキャップ、ネックウォーマー、etcを駆使して自分の体温を逃がさないようにすれば、結構いけるものなのだなと。常時40度弱の熱を発する50kgそこそこの質量体の威力は馬鹿に出来ません。

今うちの部屋には暖房としてガスファンヒーターがありますけど、本当に欲しい暖房は実はこれではありません。第一候補は先日もここに書いた火鉢。能力はイマイチですが風情はバッチリ。第二候補は石油ストーブ。上に鍋を乗っけて料理もできるのが魅力的過ぎ。借家の契約条項で禁止されてますけど…。第三候補はコタツ。必要な一部分だけ暖める経済性とあまりの快適さが◎。しかし、あまりに快適過ぎて冬の間ずっとコタツ人間に成り下がってしまうという大きな欠点が。ガスファンヒーターは能力は十分だけど風情が無いんですよね。

11/12/07(Wed)

ニコニコ動画で3分で炒飯を作る動画を見て触発されたので、今日の晩御飯は炒飯。ホント、自分の単純さに呆れてしまいます。具は昨日もここに書いたベーコンをやや大きめに刻んだものと葱・卵だけというシンプル構成。色々入れれば良いってもんじゃないんです。

ところで、炒飯といえば強火でパラッと仕上げるというのが常識のようになってますが、ウー・ウェンさんという中国人の料理研究家によると、本場ではそうでもないそうです。炒飯というのは冷ご飯を温めて食べるための手段で、中火〜弱火を使って時には15分もかけて作ることもあるそうなんです。当然ベチャッとはするでしょうけど、自分で作って食べてみると、それはそれで悪くないんですよね。

というわけで、私も自作炒飯はそれほど強火・パラッとには拘りません。ご飯粒が綺麗にほぐれて、味が均等に馴染んでいればそれで良しです。卵はフワフワのが割と大きめに残っているのが好きなので、一番最初に炒めたものを皿に取り出し、最後に加えるのが私流。炒飯マニアに食べさせれば、ベチャッとしてて0点と評価されそうですが、私は結構気に入ってるんですよね。

11/12/06(Tue)

年末ということでハム・ベーコンのセットを貰いまして、ありがたいことです。ベーコンといえば一般的に真っ先に頭に浮かぶのはカリカリベーコンですけど、うちではアレ、絶対にやりません。肉類は絶対量を少なく、でも食べる時は徹底的に、がモットーの私にとって、脂身をほぼすべて流してしまう調理法など邪道も邪道。勿体なさ過ぎます。

というわけで、うちのベーコンは厚切りにしたものを根菜類と一緒にスープにして、マスタードをつけて食べるポトフ系が主流。これだと流れ出したエキスもスープとして完璧に摂れますんで、無駄が無くてお得。というか、ハム・ベーコン系をフライパンで調理する事自体あまりありません。ウインナーもフライパンで炒めて残った油で野菜を炒めるよりは、ボイルして残ったお湯でスープを作る方が簡単なので。ケチもここに極まれりですね。

11/12/05(Mon)

庭の銀杏の樹が、現在落ち葉真っ盛り。掃いても掃いても落ちてきて、キリがありません。でも、上を見ると確実に弾は減っている模様。毎朝、あと少し・あと少しと自分に言い聞かせながら掃いてます。あと一週間くらいですかね…。

うちはまだ自分の敷地(借家だけど)の中にあるからいいですが、銀杏並木沿いの家はたまらないだろうなと思います。一本一本の樹の高さも凄いですが、それがずらっと並んでいるものですから、落ち葉の量が半端じゃない。無論、うちには掃く義務など無いとばかりに放置している場所も多いですけど、どちらかといえば、キチンと掃除している場所の方が多数派の気がします。まぁ、商店系であれば店のイメージもあって、掃かざるをえないというのが本音かもしれませんが。地域によっては落ち葉の処理が大変だからいっそのこと全部切り倒してしまえという声があるのも分かる気がします。風情が無いといえるのは自分が部外者だから。街路樹の半分ほどの背丈の銀杏一本でも、毎朝掃き掃除しなきゃいけない私からすると、ご苦労様としか言いようがありません。

11/12/04(Sun)

最近、自転車に車道を走らせようという動きが盛んになってきて、自転車愛好家としては、それはどうかなと思っています。自転車と歩行者の事故が多発して死者も出ているからというのが理由だそうですが、仮に自転車の車道通行を徹底させたとしたら、自転車側にもっと多くの死傷者が出ると思うんですよね。それくらい都内の道は危ないです。車道の両側にベッタリと違法駐車が張り付いている場所が珍しくなくて、見通しもあまり利きません。そんな場所で車道を自動車よりずっと遅い速度で自転車が走っていたら、トラブルにならない方がおかしいです。

というわけで私は、自転車は歩道を走るべし派です。ただし、歩道は歩行者優先が絶対。徐行は当たり前ですし、ベルを鳴らして歩行者を追い払うなんてもってのほか。あくまで自転車は、歩道を走らせてもらっているというスタンスが適当だと思います。特に年寄りや子供がいたら、止まる寸前まで速度を落す、コレ当たり前。それが出来ないのなら、車道を走った方がずっとマシです。

ちなみに、今流行っているピストは論外。アレはもうバンバン赤切符を切ってしまって構いません。というかブレーキがついている=カッコ悪いという価値観は一体どこから出てきているんでしょうか?全く意味不明。早く流行が去って欲しいものです。

11/12/03(Sat)

知り合いからパスタ用のトマトソース(瓶入り)を貰いました。所謂こだわりの品みたいで、有機栽培トマト使用とか書いてます。コレは期待できるか…と思って使ってみたのですが、出来上がったのは洋食屋でハンバーグの端っこなんかについてくる、オレンジ色のスパゲッティあのまんま。どうしてこうなってしまったのか。

瓶の雰囲気からすると、700〜800円という感じでしょうか。でも、自分で買うかといわれると、それは絶対に無いという商品でした。どうせ同じパスタを食べるなら、小麦粉の味が前面に出る、自家製ペペロンチーネの方が100倍美味しいです。でも、トマトソースはまだたっぷり残っているんですよね。目分量であと5〜6回分といった所でしょうか。そのまま捨てるのもアレなんで、頑張って色々工夫はしてみますが、早く使い切ってしまいたいです。

11/12/02(Fri)

ここ数年来、この時期になると決まって欲しくなるのが火鉢です。小さい頃実家にあったので、実は大して暖かくならないことは分かっているんですけど、そこはロマン。炭に火を点ける事からして面倒なんですが、すぐ身近に生火があるという環境に憧れます。が、実際に実行するとなると、更に面倒。まず、それなりに道具を揃えなきゃいけません。本体は勿論ですが、消壷・火熾し・一酸化炭素センサーなど周辺グッズも必要。灰や炭も調達しなきゃいけないし…、などと考えて面倒臭いなと思っているうちに春になっている、というのがここ数年の流れです。初期費用で15,000位ですかね。暖房器具を買うと思えば、格安なのは間違いないんですけど。

今年も気がつけば最後の月。物欲がすっかり低下してしまった昨今、年末くらい何か大物を買って経済に貢献しようと思っても、今欲しいものが火鉢くらいしかないという体たらく。火鉢ってエコポイントで手に入ったんですかねぇ…。

11/12/01(Thu)

ここ数年来、寒くなると必ず発生する肩の痛みが今年もやってきました。原因は多分冷え。寝ている間に肩が冷えて筋肉が固まったところで寝返りを打つと、筋繊維の一部が切れているのではないかと想像しています。対策は簡単で、とにかく寝ている間に肩を冷やさない事。でも、コレが意外と難しい。部位的に肩ってどうしても外気に触れやすいんですよね。全身寝袋である程度防止できますが、完全には…。

そして、一旦起こってしまったら、コレはもう安静にするしかありません。でも、コレも意外に難しい。何せ肩ですから、動かさない事には生活できないのです。暖かくなって不用意に寝ても肩の筋繊維が切れない時期まで騙し騙し過ごすしかないですねぇ。本当に冬は嫌い、早く暖かくならないでしょうか。

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