2012年9月

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12/09/30(Sun)

本日は布巾の特洗日。うちでは食器を拭くために2枚1組の布巾を10セットほど用意しています。これを適宜交換しながら使っていくんですけど、うちでは基本的に洗剤をあまり使わないので、セットの中にいつの間にか油の沈着した布巾が出てきてしまいます。これをピックアップして洗い直すのが通称・特洗。

ちなみにピックアップは簡単です。布巾を灯りに透かしてみると、油汚れの酷いヤツは布巾がまだらに黄色くなっています。コレが全体的に黄色くならないのが個人的に興味深い所。汚れが酷いとはいってもそれなりに洗いはしているので、比較的汚れなかった部分はきちんと油が落ち、そうでない部分にどんどん汚れが溜まっているのだと思います。

それはともかく、特洗といってもやることは単純。洗濯板で揉み洗い→一晩漬け置き→朝起きたら揉み洗い→夕方まで漬け置き、を三日ほど繰り返すだけ。ここまでしつこく洗いまくると、かなり頑固な汚れが染み付いていた布巾も真っ白になります。コレがなかなかの達成感なのですよ。

12/09/29(Sat)

本日作った一品は野菜スープ。それも、徹底的に廃物利用の一品です。うちではキャベツの芯の固い部分や茄子・南瓜のヘタなどの、どう足掻いても食べられない部分が出た場合、逐次冷凍保存しておきます。それが両手に乗るほどの容器一杯にたまったら野菜スープの日。前日から常温で解凍しておいた野菜屑を片手鍋に入れ、ひたひたの水を注いで点火。そして、今回はここにスペシャルゲスト。食べ終わった鶏手羽の骨をハンマーで砕いたものを冷凍してあったので、この骨も入れて一緒に火にかけます。

沸騰したら弱火に落として蓋をしてコトコト煮ること一時間。素晴らしい出汁が取れます。これをザルで漉し、流石に残骸は感謝の思いを込めつつゴミ箱へ。残ったスープは固形分無しでは何となく寂しいので、荒微塵に刻んだ玉葱を香りが出るまで炒めたものを投入し、塩胡椒で味をつけて完成。どっからどう見ても再利用スープですが、その辺のレストランでおまけについてくるミネストローネなんか敵にならないくらいの味が出ます。さて、明日からまた野菜屑をためなくては。

12/09/28(Fri)

今日のお買い物は鯖。頭と腸を除いて二枚におろしたものが定価の半額で148円。流石は半額だけあって、刺身はおろかしめ鯖でも無理な色艶をしていますが、今日食べたかった煮魚にする分には多分大丈夫であろうと買ってきました。

煮魚を美味しく煮るコツは、とにかく火にかける時間を短くする事だと思います。コトコトと煮れば煮るほど、魚は臭みが出て身もパサパサになっていきます。おまけにガス代も余計にかかるのだから、全く良い事なし。うちの場合、鍋にその火煮る魚がギリギリ浸らない位の煮汁をやや濃い目で作ります。味噌煮も考えたんですが、今日はスタンダードに醤油で。ただ、全部醤油で味をつけると臭くなるので、味は基本的に塩で決め、醤油で香り付け、砂糖でアクセントをつけるというイメージで。

煮汁を強火で沸騰させたら鯖を投入。落し蓋をして吹き上がる煮汁の中、待つ事30秒。火を止めて蓋を閉め、いつもご飯の蒸らしに使っているダンボールの中に突っ込んで、30分ほど保温調理したら完成。こうする事で身にゆっくりと火が通り、パサパサにもならないのです。鯖の煮物とご飯が超合います。やっぱり日本人なら肉より魚ですね。

12/09/27(Thu)

随分涼しくなってきたので、夏の間お休みしていた草むしりを再開。場所にもよりますが、日当たりが良い一等地では僅か二ヶ月ほどの間に30センチもの草丈に伸びてしまっています。雑草凄い。むしりながらつくづく思うんですが、コレが食べ物だったらなぁと。種も蒔かないのに勝手に生えて、肥料も何もやらないのに短期間でここまで大きくなる。コレがもし仮に食べ物だったら、こんなにエコなものもないと思います。

が、世の中そんなに甘くない。流石の私でも雑草は食べられません。一部食べられる雑草もあるんですけどね。メジャーな所ではタンポポとかヤブカラシとか。でも食べられる雑草というのは基本的にあくが強くて、新芽しか食べられないのです。それを考えると、品種改良を進めて美味しくなった野菜というのは凄いなぁと思います。ホント、目の前の雑草群が全て野菜だったら最高なんですけど。

12/09/26(Wed)

うちでは主にゴミ出しと野菜の保存用にスーパーのレジ袋をストックしてあるのですが、今回思い切って半分ほど捨てました。今までは、レジ袋とポリ袋をエコバックに一つずつキープしてあったんですが、それを半分にして入れ物も小さなタッパーに。今まで通り丸めたままでは入らず、キチンと畳まなくてはいけないので、一つ手間が増えてしまいましたが、台所がちょっとサッパリしたのでまぁ良かったかなと。

よく、お年寄りが亡くなった時に、割り箸や包装紙が山のように出てくるというのを聞きます。私もちょっと気持ちは分かりますけど、やっぱりコレは駄目なんですよね。何事にも適正量というものがあります。レジ袋だったら、うちならコンスタントに使うのは週二回のゴミ出しの日。それぞれ基本的に一袋ずつ出しますから、週に二袋。野菜の保存に使うヤツは、畳み直して再利用しますから基本的にノーカウント。肉の冷凍保存に使うヤツは、そのまま切って捨ててしまいますが、こちらは日常的に出るものではないので、通常のカウントに入れません。ということは週に二袋、余裕を見ても三袋以上手に入ってしまうと、供給過多になるわけです。一方で、突発的に複数のレジ袋が必要になる事態も考えられなくはないですが、それでもせいぜい一度に三袋でしょう。などと考えて、ストックの量はよく厳選するのが、↑のようなお年寄りケースにならないためにも重要かと思われます。

12/09/25(Tue)

ここを読んでくれている方なら薄々察しているかもしれませんが、私はケチです。そんなケチな私は、少し前に流行った断捨離という言葉をかなり胡散臭く感じてます。周囲には、ミソジさんは断捨離とか好きそうですよね、とか言われたりしましたけどそれは大きな誤解。私は本来、ものを捨てるのが大嫌いなのです、ケチですから。

たとえば手元に千円札があったとします。この千円札を躊躇なく丸めて火の中に放り込める人は、100人の中に1人もいないでしょう。でも、無駄遣いをする人って実質的にコレと同じ事をやってるんですよね。衝動的に千円で目新しいものを買って、殆ど使わずに長年放置し、断捨離と称して結局捨ててしまう、コレって実質的に見たら千円札を丸めて燃やす行為と一緒です。私には勿体なくてとてもそんな事出来ません。

私の買い物原理は単純です。千円で千円の価値(出来ればそれ以上)の物を買って、それを最後まで使い倒す、ということ。価値なんて主観に左右されますから厳密に考えるとわけが分からなくなるので、適当な所で切り上げますが、三百円の価値しかないものに千円出すという事は、実質七百円をドブに捨てていることになります(100円ショップは割とこんな感じ)。また、買ったものを中途半端に使って捨てる行為は、これまた数百円をドブに捨てるのと同義。何でも金・金というのも世知辛いのですが、こうしてイメージを明確にする事の効果は結構あると思うんですよね。

12/09/24(Mon)

夕方のスーパーで、ついうっかり刺身の盛り合わせを買ってしまいました。基本的に刺身の盛り合わせなんてものは割高だと相場が決まっているので、私の買い物リストからは完全に外れてるんですが、今日のは定価580円が豪快に200円まで値下げされてまして、殆ど衝動買い。ただし、鮮度の方はお察しレベルで、そのまま刺身として食べるのはちょっと不安な色艶です。

が、そんなのは私にとって殆ど問題ありません。鮮度が悪けりゃ火を通せばいいのです。小さな土鍋に昆布を放り込んで湯を沸かし、刺身でしゃぶしゃぶです。ほんの数秒ですぐに湯から引き上げて、酢醤油でいただくともう最高。ブリ・マグロ・イカ・ホタテ・甘海老と超豪華ラインナップ。よく、料理の秘訣は新鮮な材料といいますが、私にしてみればそれは当たり前。とれとれの新鮮な野菜なんて塩振っただけで美味しいですし、新鮮な魚は塩焼きだって十分美味。そんな当たり前のことは置いておいて、イマイチになった食材を創意工夫で美味しく食べるのが料理の重要なポイントじゃないかと個人的には思うんですよね。そういう意味で今回の刺身しゃぶしゃぶは非常に私のコンセプトに合致しています。

ちなみに、甘海老の尻尾と頭は軽く胡麻油で炒めてから味噌汁の出汁に。すりこぎでよく潰しで海老のエキスを完全に取り出し、具はあえて葱のみ。コレ、寿司屋で食べて感動したものをコピーしてうちの定番になってます。ツマは軽く洗ってから即席ででっち上げたドレッシングをかけて大根・あさつきサラダに。お金を出して手に入れたもの、捨てる所などありませんとも。

12/09/23(Sun)

今年三度目のカナブン進入を許してしまいました。基本的に窓は開けても網戸は閉めているので、入ってくるはずがないのですが、何故かいつの間にか入られています。一体どこから入っているのか、随分調査したんですが分からずじまい。カナブンって結構大きいので、かなり大きな穴があいてないと入れないんですけど。

部屋に入ったカナブンはかなりウザイです。蚊と違って、刺す・痒くなるという実害はないんですけど、かなり大きな羽音を立てて灯りの周りを飛び回るので、鬱陶しいことこのうえありません。とまった所を捕まえるのは実に簡単なんですが、テンションが上がっているのか全然とまらないという。仕方がないので手近な雑誌を手にとりまして、飛んでるカナブンに向かってフルスイング。なかなか当たるもんじゃないんですけど、試す事十回程度でヒットさせることが出来ました。後は床で伸びているカナブンを捕まえて外に離すだけ。それにしても一体どこから進入しているのやら。

12/09/22(Sat)

いきなり涼しくなったので、部屋での装いも上半身裸からTシャツ&長袖の部屋着に一足飛びに変更。約半年ぶりに取り出した長袖部屋着からはここ数年、蝋の香りがします。これがいわゆる加齢臭というヤツなんでしょう。うちはナフタリンみたいなものを使っていないので、もうモロです。

考えてみれば、洗剤を溶いた水でぐるぐる回して遠心力で絞っただけで、繊維の奥まで入り込んだ汚れなんて取れるわけがありません。使い終わった雑巾をどんなに一生懸命手で揉み洗いしても完全に新品の状態にもどらないのを見ればそれは明らか。一応しまう前に洗濯はしているんですが、それでも微量に残ってしまった汗や垢の成分が、半年の時間経過を経て酸化・変質して臭いが強くなるものと推察されます。まぁ、もう一回洗濯機に放り込めば、気にならないレベルにはなるんですけどね。要するに、洗濯機や洗剤を過信してはいけない、そういう話です。

12/09/21(Fri)

私のプライベートアドレスはもう20年近く使っているので、それなりに業者にも情報流出しているらしく、一日に30〜40通のスパムが届きます。その殆どはメーラー付属のフィルターに引っかかり、私の目にとまるチャンスもなくゴミ箱に直行するわけで、ホント業者の皆さんご苦労様という感じです。で、ゴミ箱の中のスパムはメーラーを閉じた瞬間に永久消滅する設定にしてあるので、何もしなければ本当に私の目に触れないんですが、一応万が一の事も考え、毎回タイトルだけはチェックするようにしています。

さて、ここ最近で一番多いスパムのジャンルは何でしょう?私がこの質問をされる側だったら、風俗系かなと考えます。でも違うんですね。風俗系・特に出会い系のメールは確かに多いですが、一番じゃないんです。一番はBSなどの有料放送を無料化する違法カードの販売です。コレを挿せばあらゆる有料放送がタダで見られるというカードの売り込み、本当に多いです。売込みが多いということはそれだけニーズがあるって事で、世の中にはタダで有料放送を見たい人が一杯いて、それを実現するための違法カードも沢山流れているという事でしょう。私にはサッパリ分からない事ですけれども。スパムからこんなしょうもないことを考えるのも、なかなか楽しいのですよ。

12/09/20(Thu)

よく行く喫茶店では、文春や新潮などの週刊誌と並んで何故か通販生活のカタログが置いてあります。コレを読むのが最近の密かな楽しみ。さすがお金を貰って文章を書く職業、冷静に考えればあんまり要らなさそうなものが、とても素晴らしく輝いて見えるのが通販カタログマジック。

じゃぁお前は何か買ったのかといわれると、勿論No。綺麗な写真と情熱的な文章に、“そやけどそんなもんあったって、結局使うの最初だけやん、邪魔やん”と頭の中で大阪弁風のツッコミを入れながら美味しい珈琲を飲むのが私の週末の楽しみなのです。実際、タダでも要らないというか、そこにかいてある値段を払うから貰ってくれといわれても、今ある自宅のスペースや、それがなくてやりくりしている現状を考え合わせ、多分断るだろうなぁと。まぁ、お金は天下の回りもの、持っている人が使わないと景気が良くならないというのは一つの真実ですが、個と集団が全く同じ論理で動くかというとそうでもないというのが、面白い所なのですね。

12/09/18(Tue)

本年度の素麺約2kgがやっと終了。これでマトモな米の飯に戻れます。いや、素麺も好きなんですけど、日本人ならやっぱり米でしょ。ご飯と味噌汁とおかず、毎食継続的に食べたいのはこのラインナップしかありません。

ところで、うちはこういう貰い物があると優先的に食べ尽くすという癖があります。お茶なんかでも、手に入ったらとりあえずそればっかり飲みます。これには一応理由があって、こうしないと管理できなくなるんですね。飽食日本ですから、色んな所から色んなものを貰う機会があります。実家からも色々送ってきます。そんな状態で、あっちをちょっと、こっちをちょっとと使っていると、台所が食材の山になるのは必至。で、結局古くなって捨てるというパターンを実家他各所で山ほど見てきました。ですんで、うちのキーワードはとにかく“使い切る”。素麺2kgを貰ったら、毎日2束100gをご飯のかわりに必ず食べて、20日で使い切る。その間No素麺Dayは基本的に無しです。お茶を貰ったら毎日そのお茶を淹れて、それを使い切るまで他のお茶は飲みません(無論よほど不味ければ別ですけど)。ちょっと極端かもしれませんが、こうやってうちの台所は比較的キチンとキープされているのですよ。

12/09/17(Mon)

現行の石鹸がすっかり小さくなったので、新しいのをおろしました。この新しい石鹸をおろすタイミング、いつも悩むんですよね。石鹸を使っていって、ぺらっぺらに薄くなり、折れてしまったところが基本的にうちのタイミングです。無論、ぺらっぺらになってからが腕の見せ所で、薄くなってもいかに折れないように持つかという点に、様々なノウハウが詰まっています。まぁ、薄くなった石鹸は泡立ちが悪いので、とっとと新しい石鹸をおろして合体させてしまえというのが合理的なのは分かるんですが、合体させないままでどこまで小さく使うかというのがうちの(相変わらず無駄な)美学なのですよ。

ちなみに使っているのは無香料のシャボン玉石鹸。実家にはお歳暮などで貰った石鹸がたっぷり余っているので、やろうと思えばタダで済ませられるのですが、そういう一般的な石鹸は香りが強過ぎて気持ち悪くなるので、私としては珍しく自分で買ってます。まぁ、↑の様なケチを極めた使い方をして、石鹸一個が2ヶ月もったりしてしまうので、コストはタダみたいなもんですが。

そういえば、石鹸の有効利用方法としてミカンの網がよく挙げられますが、あれってどうなんですかね。あのネットに入れると水切れが悪くなって表面が緩くなり、減る速度が速まってむしろもったいないです。それに見た目が美しくないとか、そもそも最近は殆ど手に入らないとかで、うちでは実践していません。↑の様に薄くなって折れた石鹸は、僅かに濡らしてから新しい石鹸に押し付けて合体させてますけど、それで十分な気がします。まぁ、相変わらず無駄なこだわりですけどね。

12/09/16(Sun)

最近、サバ缶がマイブームです。サバ缶といえば主に水と味噌がありますが、私のオススメは水。脂がのって骨まで柔らかいサバが不味いわけがありません。コレが一缶たったの100円、最高です。残った汁はご飯にかけて食べると尚良し。サバ缶というと、自炊をあまりしない男の料理だと思われるかもしれませんが、こんなに高コストパフォーマンスな食材を無視するのはもったいないのではないか、と最近思ってます。

色々バリエーションもあるんですけどね。簡単な所では、大根おろしとあさつき・醤油と絡めるとか、面倒臭いところではチーズを乗せてオーブンで焼くとか。でもやっぱり一番は、室温新米ご飯に汁ごとかけて食べるぶっかけサバ缶でしょう。こんな事ばかりしていると、料理が好きなんてとても言えなくなりそうですが、良いんです美味しければ。

12/09/15(Sat)

昨年の米を使い終わり、今日から新米になりました。初鰹とか新米とか、日本人はやたら初物神話に弱いところがありますが、根が天邪鬼な私はそうでもありません。炊き方さえ工夫すれば、古米でも十二分に美味しいのです。それに、炊き立ての新米と古米を並べられれば、多分私は古米の方を選びます。炊き立ての新米ってそんなに美味しいと思わないんですよね、好みですけど。

新米が美味しいのはむしろ冷えてからだと思います。新米の冷や飯、コレ最強。今の人はご飯が冷えているとすぐにレンジでチンしたくなりますけど、ご飯の味と香りがストレートに分かるのはむしろ冷や飯だと思います。それが香り高い事で有名な新米だったらなおさら。ただし、冷蔵庫でキンキンに冷えていてはダメです。あくまで室温。その室温冷や飯を少しずつよく噛んで食べる、コレが私の考える最善の新米賞味方法。まぁ、周囲でこんな事を言っている人に会った事がないので、異端中の異端だと思いますが。

12/09/14(Fri)

実家からジャガイモが沢山送られてきたので、ここしばらくはジャガイモ三昧です。その中でも割とよく作るのがチヂミ風ジャガイモ。ジャガイモ中一個を皮ごとすりおろしたもの・玉葱1/4微塵切り・片栗粉少々・塩胡椒を良く混ぜ合わせ、フライパンで両面焼くだけ。コツとしてはとにかく形が崩れやすいので、片面にキッチリ焦げ目がつくのを待ってからひっくり返す事。焦ると絶対に失敗します。食感としては文字通りチヂミ的。ジャガイモ特有のホクホクした食感はどこにもなく、どちらかというとねっとりという感じになります。好き好きでしょうが、私は好きですね。

あとは味噌汁。ジャガイモを味噌汁に入れるのは賛否両論ありますが、私は十分ありだと思っています。火が通りやすいように小さく切ったジャガイモ・ワカメを具にして、ダシは鰹節。暑い日が続きますんで、予め作っておいて冷やすのもよさげなんですが、そこまで面倒臭い事は出来ないんで、通常の熱々バージョンです。この二品だけで1日に1個半のジャガイモを消費できます。あとは常備菜としてポテトサラダを作ったりしたら、ダンボール一杯のジャガイモなんてあっという間になくなるのですよ。

12/09/13(Thu)

今日は今シーズン2回目の秋刀魚。本当はそんなつもりじゃなかったんですけど、スーパーで鮮度のいい秋刀魚が1匹98円で売られているのを見つけてしまって、つい手が出てしまいました。ですが教訓。秋刀魚はシーズンに一回だけでえぇ。あの脂っこさ、短いインターバルで何度も食べるものではないですね。

ちなみに今回も塩焼きで食べたのですが、あまりの脂の多さに皿に垂れるのが勿体なくて、コレはご飯で食べるよりもコッペパンに挟んでホットドッグならぬ秋刀魚ドッグにした方が美味しいんじゃないかと思ったり。いや実際美味しいらしいんですよ、秋刀魚ドッグ。塩焼きにした秋刀魚の頭と中骨を外し、真ん中に切れ込みを入れたコッペパンに挟んで食べるだけ。ツナサンドがあるんだから、秋刀魚サンドがあったって何の問題もないでしょう。でも、しばらく秋刀魚はノーサンキューなので、食べるとしても来シーズンですかね。

12/09/12(Wed)

前に使っていたマウス、どうせ捨てるんならと分解してみました。トラックボールの時代はボールが埃を巻き込むので、定期的に裏蓋を外して掃除する事が義務でしたが、工学マウスになってからはそんな事もなく、ずっと放置でした。しかし、意外に光学マウスの中は埃まみれなのですね。理由はただ一つ、スクロール部分です。

今のマウスって、左右の間にスクロールボタンのついた3ボタン式が主流です。そのスクロール部分が埃を巻き込んでるんです。おかげでスクロール部分周辺は埃がフェルトのようになってました。マウスを交換したのは左右ボタンの不具合なので、今回の買い替えとは関係ないのですが、スクロール関係がおかしくなった時は一旦分解してみた方がよいかも…と思ったり。

ところが新しく買ったマウスにはネジがないんです。今主流のプラスチックの爪で止めるタイプ。コレってどこに爪があるか分からないうえに、下手をすると折れるので大嫌いです。エコというならせめて簡単な分解掃除くらいは出来るようにすべきだと思うんですけどね。まっ、400円じゃ仕方ないかもしれませんが。

12/09/11(Tue)

例の事件での値上がり後、初めての電気料金請求が来まして、値段を見て上がってる!と憤慨したものの、前月の値段と比較したらそんなに変わってませんでした。先入観って怖いですね。ちなみに今月の使用量は103kwh。この使用量だと1kwhあたりの値上げ幅は0.47円なので、全体としての値上げ金額は50円弱。日頃から節電に励めばこんなものです。

ただ、今回記録を見返して気になるのが、長期的な値上げ。うちの記録は平成15年から始まっているんですが、15年5月が107kwhで2261円でした。それが今回は103kwhで2484円。(2484/103)/(2261/107)でkwhあたりの値上げ幅を計算すると実に14%の値上げ。ここ10年はデフレの時代といわれて物価は殆ど上がっていない筈なのに、東京電力はしれっと値上げを続けていたんだなと。ちなみに電気代だけあげつらっても不公平なので、ガス・水道のこの時期の値上げ幅を計算すると、ガスは7%で水道は-7%。やっぱ東京電力って殿様商売だったんですね。

12/09/10(Mon)

仕事中に小腹が減りまして、久しぶりに仕事場近所のコンビニで菓子パンを買って間食、コレがいけなかった。どうもお腹の調子がおかしくなって、下り気味です。きっとマヨネーズたっぷりだったのがいけなかったんです。自宅にはマヨネーズを置いておらず、滅多に口にすることのない食材なんで、お腹がビックリしたんでしょう、多分。

思い返せば、そもそも小腹が空いたからといって安易に間食をしたのがいけなかったんです。私は原則的には一日二度のご飯以外は食べ物を口にしない主義です。そうすると、お腹が空いてご飯が美味しいんですよね。でも、時々はやっぱりこういう事をしてしまいます。常に機械的に決めたルールで突っ走ると、やっぱり面白くない場合もあるわけで。時々はいいんですよ。でも、本当にたまに食べたその時に下るなんて、アンラッキーです。

ただ、最近時々思うんですけど、今の日本人ってダラダラもの食べ過ぎ。職場の周囲でもすぐにお菓子をつまんでいる人が結構いますし、電車の中や下手をすると道を歩きながら何か食べてる人、珍しくないです。私が古いのかもしれませんが、物を食べてる姿ってそんなに安易に他人に見せるもんじゃないと思うんですけどね。お前、いつ生まれだって笑われそうなコメントですが。

12/09/09(Sun)

昼間は相変わらず真夏と大差ない暑さですが、夜に入ると随分秋らしくなってきました。秋といえばそう、食欲の秋。これからの季節は美味しい食材が山盛りなのです。中でも私が大注目なのが秋刀魚。秋刀魚の塩焼きに大根おろしは誰もが認めるベストコンビネーションと言えるでしょう。

ところで、こういう魚の塩焼きというと柑橘類がつきものなんですが、あれってどうなんですかね。“魚の臭みを消す”なんていいますが、そもそも美味しい焼き魚に臭みなんてありません。漂うのは美味しそうな魚の香りのみ。もしそれを臭みと感じるのなら、魚を食べるのなんて止めればよろし。世の中には魚以外にも美味しい食材はいっぱいあります。私にはむしろ、柑橘の香りで秋刀魚の香りが消されてしまうようにすら感じるんですよね。秋刀魚に大根おろしは認めますが、秋刀魚に柑橘はノーサンキュー、それが私の立場です。

12/09/07(Fri)

家を建てる気なんてサッパリないのですが、料理好きなもんですから時々、好きに作っていいよと言われたらどんなキッチンを作るか、というのは考える事があります。が、そこはさすが私、多分一般的な理想のキッチンとはかけ離れているものと思われます。

まず蛇口。給湯器からのお湯は基本的に使わないので、お湯カランは要りません。また、メンテナンスが面倒臭いのでレバーを上下に動かして水を出す、現行の一般タイプは不可。昔ながらのひねって水を出すタイプで、首がちょっと長めで水を出す位置を動かせればそれでオッケー。火口は当然の如く要マッチの鋳物タイプ。一箇所壊れたら下手すると総とっかえになる組み込み式のガステーブルは不可です。

シンクは現行のステンレス製でも良いんですが、出来れば細かいタイル張りのものが良いです。今どき作ってくれる人がいるか不明で、多分現実的じゃないですが。シンクの下の収納は扉不要です。ただでさえ水気が多くて黴やすいのに、常時扉を閉めておくなんて合理的じゃないです。だったら、キチンと片付けた上で開放しておいた方がまだマシ。と考えてくると、昭和30年代くらいのキッチンがベストなんですよね、私にとっては。色々進歩しても必ずしも良いとはいえない、と私は思います。

12/09/06(Thu)

最近掃除系の神様が降りてきているみたいで、台所が割と綺麗な状態に保たれてます。というわけで今日はシンクの錆とり。うちのシンクも殆どの例に漏れずステンレス製なので、基本的には錆びません。が、厳密に言うとステンレスは錆びにくいというだけで、絶対に錆びないというわけではないのです。水分が付着したまま長時間放置すると、やっぱり錆びます。

特に錆びやすいのは水分が残りやすい所。シンク正面の水道蛇口の陰とか、デザイン的にステンレスを凹ませてある所とかに、スポット状に錆が出るのが特徴。まぁ、錆といってもよほど長年放置していない限りは表面だけのものなので、粉末のクレンザーをつけてこすればすぐに落ちます。ただ、クレンザーというのは削って落す粉なので、どうしてもステンレス表面の輝きは失せます。その辺りはまぁ、ご利用は計画的にというところでしょうか。

12/09/05(Wed)

先日ここで書いた、右クリックに不具合が起きた自宅マウス、とうとう左クリックもおかしくなり、シングルクリックが勝手にダブルクリックになるという怪現象が発生したので、とうとう買い替え。家電量販店に行ってきました。選択の基準は無論最安値。で、400円弱。そりゃま、秋葉原辺りに行けば100円とかで買えるんでしょうけど、この辺じゃこれくらいが限界ですし、十分安いと思うのでお買い上げ。ちなみにこの値段ではワイヤレスなんてとんでもなく、昔ながらの有線マウスです。別に線が邪魔なんて思わないので、これで十分ですけどね。

記録を遡ると、前回マウスを買ったのが2年半前。980円で購入しています。この値段で2年半稼動してくれたんだからまぁ、十分元は取ったといえるでしょう。ちなみにその時と全く同じマウスが440円で売られてました。50円高かったので買いませんでしたが、2年半で同じ商品の価格が半分に。メーカーって大変なのねとしみじみしましたよ。

12/09/04(Tue)

素麺が実家から送られてきました。所謂転送品です。うちの母は面倒臭がりなので、茹でる必要のある麺類は殆ど食べません。茹で時間2分の素麺なら、稀に味噌汁の具にする事があるのですが、茹で時間が10分を超えるパスタとかうどんは絶対に無理です。それもどうかと思うんですが。

それはともかく素麺です。本体は普通に茹でて食べるとして、毎回頭を悩ますのが箱。ダンボールや紙箱が主流になった現代においても、贈答の素麺の箱って大体が木製なんですよね。折角の木製なのだから、何かに有効利用できないかといつも考えるのです。一度作ってみたいのはスプーンやナイフといった木製食器。箱に使われている木では少々厚みが足りないのですが、貼り合わせれば何とかなるかと。

ですが、問題としては食器に使うには明らかに木質が向いていないであろうという点。ちょっと柔らか過ぎるんですよね。こればっかりはなんともリカバリー不可。というか、こうやって色々考えている時間が楽しいのであって、本質的に面倒臭がりな私は根底ではやる気がないのかもしれません。そうやって散々考えた挙句に、素麺が食べ終わる頃ゴミと一緒に捨ててしまうのですよ、きっと今年も。

12/09/03(Mon)

スーパーの見切り品コーナーで賞味期限切れ間近の鯖味噌煮缶をつい衝動的に買ってしまいました。昔はよく食べたんですが、最近ではすっかりご無沙汰で実に久しぶりの再会。結構な量が入っていたんで二回分に分けまして、皿に盛った鯖味噌煮に刻んだ葱をたっぷりと散らすだけで完成。

やっぱり美味しいですね、鯖味噌煮缶。普通に鯖の味噌煮を作ってもこんな感じにはなりません。皮と身の間の脂のとろとろ具合とか、骨の柔らか具合はまさに缶詰ならでは。それが一缶50円だったので、1食分で25円と超お得。コレはもう一缶買ってきてもよかったかな…と少し後悔したくらいです。

個人的に好きな缶詰はと問われると、鯖味噌煮缶・鯖水煮缶・オイルサーディン・鮭中骨缶、辺りでしょうか。同じおかず缶でも牛肉大和煮缶や焼き鳥缶になるとちょっとくど過ぎて個人的にはイマイチ。まぁ、あればそこそこ喜んで食べてはしまうんですけどね。

12/09/02(Sun)

昨日ラジオを聴いていたら、ゲストが自宅からゼンマイ式の蓄音機をスタジオに持ってきて音楽をかけるという番組をやってたんですが、コレが凄く良かったのです。よくレコードの音は温かみがあるといいますが、あれ以上のアナログっぷり。音は決してクリアではなく、むしろ雑音まみれなんですが、それが良いんですね。装置としてのスペックは現代の最新音楽プレイヤーには遠く及びません。本体の重量が十数キロで、レコード(?)の再生時間は片面3分。交響曲になると15枚組みとか当たり前だそうで、自分で買うかといわれるとNoなんですが、素晴らしい音。

その頃は蓄音機なんてお金持ちしか持てなくて、そんなリッチメンが友人を呼んで蓄音機音楽会を開いていたそうです。蓄音機は二台準備して、片方で演奏している間にもう片方のゼンマイを下男が巻くのが真のリッチメン。ちなみにそれ以前は楽譜を買ってきて部屋のピアノで各家庭で演奏するのが音楽の楽しみ方だったみたいです。今の携帯音楽プレイヤーってあんなに小さくて何千曲も入る上に音質も素晴らしいんですけど、どっちがより楽しい音楽家と言われると、蓄音機の方かも…と考えてしまうんですよね。

ちなみにこの番組は先週と昨日の2本単発番組で、普段は今流行の多人数アイドル隊かトークの下手な俳優?が1時間番組を持っています。NHKの週末夜はここ数年本当にどうかしていて、↑みたいな番組がレギュラーになって欲しいんですけど、無理っぽいんですよね。

12/09/01(Sat)

きのう何食べた、という漫画で主人公が袋ラーメンを美味しそうに食べているのを見て、ここ数日袋ラーメン熱が高まっております。食べたい。しかし、食べるとガッカリするんですよね。確かに最初の数口は美味しい、それは認めます。が、中盤過ぎると途端に辛くなるのがここ数年の傾向で。というわけで、ここ一週間ほどスーパーに寄るたびに袋ラーメンを手にとり、いやいややっぱり次にしようという謎行動を繰り返しております。

まぁ何でもそうなんですけど、計画を立てている段階が一番楽しいのです。袋ラーメンも食べようかな、どうしようかなと悩んでいる段階が一番楽しい。一旦買って食べてしまうと、何だこんなものかと思うのは目に見えているのにそれでも楽しい。これって人生の様々な事に応用できそうな考えですが、あんまり応用し過ぎると、悟って楽しくなくなる気もするので、匙加減が難しい所です。

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