2013年8月

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13/08/31(Sat)

朝晩少し秋っぽい雰囲気が出てきました。虫の音なんかはもう完全に秋モードなんですが、気温はバッチリ夏が居座ってます。明日からはもう9月、とっととお引取り頂きたいものです。で、うちではこれが最後とばかりに夏野菜フェア実施中。本日はナスの煮物。ナスの煮物なんて当たり前に作るだろうと思っていたら、周囲ではあんまり賛同されませんでした。市販の素を買ってきて、ナス味噌炒めにするのだとか。嘆かわしい事です。

というわけでナスの煮物。多分うちのローカルルールだと思うのですが、ナスの煮物には鷹の爪を入れて割りと辛くします。亡くなった祖母がやっていたことを気に入った私が受け継いでいるわけです。ダシはその時あるもので。祖母は煮干を使ってましたけど、私はもう少し癖の少ない昆布&鰹節がスタンダードです。醤油は少なめで香り付けに止め、味は塩で決めるのと、市販品よりも砂糖をぐっと減らすのがポイント。あと、こういう煮物系は大量に作っておいて温めなおさずに冷えたまま食べるのが好きです。ご飯もそうですが、冷えている方が味がストレートに分かる気がするんですよね。何でもかんでも電子レンジという風潮も嫌いなもので。

13/08/30(Fri)

何となく食欲が落ちてきた雰囲気があるので、今日はさらっと鮭茶漬け。子供の頃、お茶漬けというのは永○園のお茶漬けを使って作るものだと思っていましたが、そんな人は実は結構多い筈。まぁそれはともかく、お茶漬けってきちんと作ると侮れない味わいなのですよ。

鮭は甘塩の特売品1/2切れを焼いて、身をほぐします。皮はキッチンバサミで細切りにして一緒に。海苔は焼き海苔が望ましいんですが、丁度あいているのが味付け海苔だったので、今回は妥協。霰はわざわざ買ってまで入れるほどでもないのでパスし、山葵は練った粉山葵で。ご飯は一旦流水で洗ってほぐしてから、冷たく冷やした緑茶と塩少々で味付け。いや、やっぱり侮れないですわ、お茶漬け。コレ仮に、霰・本山葵を使ったとしたら、立派にご馳走になると思います。永○園の罪は地味に大きいのではないかと。

13/08/29(Thu)

知り合いからカボスを沢山もらいまして、ありがたいことです。うちでのメイン用途は蜂蜜レモンならぬ蜂蜜カボス。マグカップにカボス半分を絞りまして、蜂蜜を大匙一杯程度、ここに冷たい水をたっぷり注いでよくかき混ぜたものを風呂上りに飲むと気持ちがいいのです。ちなみに、マグカップ一杯の水に蜂蜜大匙一杯だと市販の飲料に比べて全然甘くありません。じゃあ、市販の飲料にはどれだけ糖分が含まれてるんだと考えると、怖くて飲めなくなるのですが、それはまた別の話。

今回は残ったカボスの絞りかすも再利用。サツマイモが特売だったのでスーパーでゲット。これをザク切りにしまして、砂糖と蜂蜜で甘く煮込むところに、種を取り除いたカボスを投入。定番はサツマイモをレモンで煮込むのですが、カボスでも似た様なもんだろうと思ってやってみたら、コレが普通に美味しかったのです。こちらも熱々よりは冷蔵庫でよく冷やした方が美味しいっぽいですね。

13/08/28(Wed)

実家から大量の貰い物素麺が転送されてきました、ありがたいことです。私は朝日新聞に連載されているいしいひさいちの“ののちゃん”という4コマ漫画が好きなのですが定番ネタとして、夏休みの主人公兄妹に対して毎日の様に素麺が出されてウンザリ、というのがあります。世の中一般の素麺に対する認識ってそんなものなんでしょうか。でも、素麺ってそれ自体には味がついていないのでどういう料理にも使えるうえに、茹で時間は1.5〜2分とうどんやパスタに比べて極端に短いのでお手軽、いい事尽くめだと思うんですけどね。

というわけで今日はちゃんぷるー的素麺。具はニラ・玉葱・玉。鷹の爪でちょっと辛くして、醤油と鰹節でそれっぽい味付けに。以前は1食に3束(150g)がスタンダードでしたが、やはり腹八分目はなんとやらでしょう、ということで最近はちょっと物足りない2束で。島唐辛子を漬けたお酢?的なあの調味料があれば、もうそこは沖縄。行った事ないですけど。

13/08/27(Tue)

何かいきなり涼しくなって、永遠に続くかと思った猛暑も暦通り秋になっていくっぽいです。とはいえ、週末にかけてしっかり暑さがぶり返すみたいなので、三寒四温の夏→秋バージョンといったところでしょうか。ただ、この温度差が身体には結構負担になるんですよね。クーラーが身体に悪いと言うのは、温度が低いからというよりも、涼しい室内と暑い屋外を出入りする事で、身体が温度差についていけなくなる、というのが大きい気がします。

ただ、なんだかんだいってももう9月はすぐそこ。流石に9月に入ると安定して秋っぽくなるでしょう。そうすると、ぐっと過ごしやすくなり、食べ物も美味しくなると。などととらぬ狸のなんとやらをしていると、風邪をひいたり怪我をしたり、思わぬ落とし穴が待っているのが私のキャラなんですよね…。

13/08/26(Mon)

最近、珈琲止めようかと割と真剣に悩んでます。私の珈琲歴は多分小学校高学年〜だから30年位でしょうか、それなりに長いです。全盛期は大学時代で、冷蔵庫に900mlのペットボトルを常備して2日に1本ペースで消費、缶コーヒーは1日2〜3本、喫茶店・カフェは2日に1回ペース、考えたらアホでした…。それが今ではいいとこ喫茶店に週1回ペース。おまけに珈琲を飲むと睡眠のペースが崩れて生活リズムに影響するという本末転倒ぶりです。多分、カフェイン摂取量が少ないので、いざ摂った時に効きが良いんでしょう。

それでも完全に止めないのはやっぱり珈琲に愛着があるからなんですよね。あと、30年続いた習慣を止めるということに対する抵抗も。カフェイン依存症的なものは無いと思います。何かのタイミングで週1の珈琲タイムが2〜3回飛んでも平気で、缶コーヒーで代用するかってなことも全くありません。猛烈に珈琲が飲みたくなる、なんて事もゼロ。喫茶店の雰囲気は好きなので、今後も喫茶店通いは止めたくないのですが、他にもドリンクはあるわけで。今更ながらノンカフェインの飲料派に転向するかと割と真剣に検討中。

13/08/25(Sun)

今朝は朝からまとまった雨。雨というと一般的には鬱陶しいものというマイナスイメージが強いですが、ここ最近の雨不足&猛暑続きのあとのこの雨はまさに恵みの雨。というか、クーラーを使わない生活をしていると、猛暑の後の雨というのはもの凄く嬉しいのです。打ち水をすると気化熱の作用によって涼しくなるというのはよく知られていますが、雨というのはいわばべら棒に規模の大きい打ち水です。更には水そのものの温度によって熱のこもった屋根やアスファルトが直接冷やされるという効果もあります。

まぁ、簡単に言えば雨が降ると超涼しくなるってことです。かといってゲリラ豪雨や毎日続くしとしと雨は困りもの。降らなければ文句を言い、振り過ぎれば文句を言い、もし私が雨を管理する神様だったら、人間達のあまりの勝手ぶりに切れることうけあい。まぁそれはともかく、今朝はいい感じで雨が降って涼しくて、何となく秋っぽいものも感じて、いい雰囲気です。

13/08/24(Sat)

今日はキャベツの特売日。1玉100円だったら当然買うしかないでしょう。私は基本的にキャベツは1玉丸ごと買います。最近では1/4とか1/2カットが優勢になってきてますけど、カットものは切り口が出来ているのでどうしても保存に難があります。キャベツは癖のない野菜なので、工夫をすれば傷む前に1玉使い切るなんて簡単ですしね。

というわけでキャベツ。不味くする方が難しい野菜です。炒めて良し、茹でて良し、難だって別にいいのですが、初っ端は保存を考えて甘酢漬け。外から葉を10枚ほど剥き、茎の部分は火が通り辛いので切り離して茹でるタイミングを変えます。最近の風潮だと電子レンジで済ませてしまうんでしょうが、うちではNG。キッチリと湯を沸かして茹でます。味付けは甘酢漬けとはいっても砂糖少な目・鷹の爪多目の大人風味。鷹の爪は他人に出すものではないので種まで丸ごと入れてしまいます。今回はストックが大量にある乾燥生姜も少々。キャベツの甘酢漬け、単品でご飯のオカズにはちょい役不足ですが、脇役としてはかなり優秀です。

13/08/23(Fri)

卵が手元にあるたびに、オムレツをマスターしてみたいと思うのは男のロマンでしょう。手際よくくるっと巻いた卵の中はふわふわ、アレがいつでも自分で作れるのは素敵です。が、↑のようなオムレツを作るためにはどう考えても三つからの卵が必要になります。でも、流石に卵三つは食べ切れない。というか、身体に良くないのは明らか。私の身体は欧米人仕様じゃないんです。

自分で食べられないのに何でロマンだと思ってしまったかというと、多分それは景山民夫のせいです。もう今では忘れられかけていますが、20年前はTVマンとして結構有名だったのですよ、景山民夫。プラモデルを組んでいる途中に事故で?焼死してしまいましたけど。その景山民夫がエッセイで、結構な時間をかけてわざわざ学校にまで通ってオムレツを練習したと書いてました。理由は男のロマンです。そのエッセイに感化されたんですね、私。ちなみに彼は、ホテルの朝食バイキングなどでプロの調理人のオムレツ実技を見るたびに“俺の方が上手い”と悦にいっていたそうです。私も単にそれがやりたいだけかもしれません。

13/08/22(Thu)

スーパーに行ったら卵1パック100円の特売に遭遇したので久しぶりにゲット。実家では卵を常備してますけど、うちは安いときだけ買って無くなったら次の安売りまでさようならというスタンス。というわけで、今日はシンプル卵炒飯。

最初に炒めるのは卵。よく温めて油をひいたフライパンで卵をふわっと炒めてスクランブルエッグ状態にしたら、一旦卵を取り出します。そのフライパンをサッと洗って火に戻し、微塵切りにした玉葱1/4個を透明になるまで炒めたら、冷ご飯を投入。お玉の底で軽く潰すようにしながらご飯をほぐし、塩胡椒で味を調えます。この辺で卵を合流させ、風味付けに微塵切りの葱追加。醤油をほんの少し垂らして香りを加えて完成。ハムをほんの少し加えたら味が段違いに良くなるんですけど、今回は適当な価格のが無かったのでパス。無ければ無いで何とかなるのです。この卵炒飯、炒飯というよりも冷ご飯を温めるための手段としての側面が大きくて、飽きが来ないようになるべくシンプルに作ってあります。ほんの5分程度で出来ますんで、たまには炒飯もいいもんですよ。

13/08/21(Wed)

こっちへ戻ってきてからのご飯はしばらく質素に、というのがここ数年の私のルール。いきなりおかずの数を揃えるのが面倒というのもありますが、向こうの贅沢食をリセットするという意味が大きいです。なにせ二人で月4万円の食費は伊達ではありません。米や野菜をほぼ自給自足した上でこの食費ですんで、肉魚がてんこ盛りなのです。

あと、ご飯を作ってくれる母親には悪いのですが、鍋炊飯のうちに比べて明らかにご飯が不味い。まぁ、おかずが沢山あるのであんまりご飯の味に敏感にならなくても済んでいるという面が大きいのではないかと邪推しています。というわけで、こちら一発目の夕食は超シンプルに、ご飯・梅干し・茄子&油揚げの味噌汁、以上。いえね、これで結構美味しいのですよ。ご飯は鍋炊き・梅干しは自家製・茄子は実家から手持ちで持ってきたもの・味噌は知り合いの手作りでダシはその場で削った鰹節。見た目は相当貧相ですが、私はこんな程度で十分満足です。

13/08/20(Tue)

帰省中に何をしていたかというと、毎回恒例ですが“見事に何もしていなかった”というのが答えになります。扇風機の風を浴びつつ、自家製のスイカを食べながら、ダラダラと甲子園中継を見る。非生産性の極みですけど、これぞ休日ではないかと。最近に限らず、日本人って真面目過ぎです。大金払ってリゾート地に行き、疲れて帰ってくるくらいなら、自宅で一日ダラダラ過ごす、コレ最強。特に今は猛暑の盛り、外で真面目に動いて熱中症にかかるくらいなら、この時期はダラダラ過ごして、秋になったら活動開始、コレが正しい夏休みなんじゃないでしょうか。

13/08/19(Mon)

というわけで、しばしの田舎暮らしも終わりを告げたわけですが、やっぱり田舎は良いですね。昔は都会暮らしに憧れを抱いた時期もありますが、今はどっちかを選べと言われたら、断然田舎です。そりゃま田舎暮らしにも利点と欠点があります。最大の欠点は人間関係の面倒臭さでしょうか。昨日スーパーで何を買っていたかが何故か翌日近所に伝わっているとか、本気で勘弁して欲しいです。でもまぁ、それくらい。以前に欠点だった情報や物流はネットの発達でほぼチャラになってますしね。

長所はやっぱり食べるものです。土地はその辺にあり余っているので、適当に苗を植えておけば、売り物レベルこそ難しいものの、自宅で消費するに余る程度の野菜・果物は簡単に収穫できます。水は井戸水で夏は冷たくおまけに美味い。ネットの発達で以前ほど都会に魅力がなくなってきたのは事実だと思いますね。

13/08/18(Sun)

ガソリンが高いですね。実家周辺でリッター160円を超えてます。私は短絡的な性格なので、こんなにガソリンが上がってきたらいっそのこと車を手放すのも一つの選択肢だと思うのですが、ずっと車に依存しているとそうもいかないみたいです。田舎暮らしでは車が必須、とよく言われます。が、東京で車を持たない生活をしていると、本当にそうかなと思ってしまうのもまた事実。

先日親と話してまして、車の維持費を聞いてみました。月々のガソリン代、保険代、仮に車を10年乗り続けるとして購入費用の月あたりの金額、車検代、税金、これらを足すと月々の費用負担はざっと2〜2.5万円位だそうです。高くないですか?私なら自転車で暮らします。使っていると分かるんですが、自転車ってかなり高性能なのですよ。いわゆるママチャリでも、半径5km位なら15分で移動できるので十分実用範囲内。ロードレーサーのような速度に特化した自転車にすれば、倍の10kmでも余裕の生活圏になります。いくら過疎の田舎とて、半径5kmもあれば十分生活できるんですよね。まぁ、年齢とか坂等の地形によっては車の方が便利な場合も否定できませんが、月に2〜2.5万円の負担をひっくり返せるほどの利便性があるかというと結構疑問。まぁ、あるのが当然っていう固定観念が大きいんでしょうね。

13/08/17(Sat)

実家の母は私と違って相当アバウトな性格で、食材の管理も適当の一言です。その日に食べたい物を買ってきて、全部食べ切れないので冷蔵庫に入れておくと翌日は飽きて食べず、そのうち古くなって廃棄、の繰り返し。先日何気なく、父親と二人での月の食費を聞いたら4万円ということで相当驚きました。米・野菜はほぼ自給自足で、どこにそれだけお金を使う事が出来るんだと。我が親ながら全く意味不明です。

まぁ、それはともかく、帰省の間は冷蔵庫にそんなかわいそうな食材が山となっているので、少しでも成仏させてあげるためにせっせと料理を作る私です。そんなわけで、実家での料理のルールとして、“わざわざスーパーで買ってこない”というのがあります。冷蔵庫の中で忘れられかけているような野菜・ハム類を探し出しては適当にでっち上げるという。自分だと下手に食材管理がキッチリしているので、たまにこういうのをすると妙にワクワクしてしまいますね。

13/08/16(Fri)

田舎のメリットはいくつかありますがその一つに、作っている物は食べ放題、というのがあります。現在その恩恵に預かれるのはブドウ&スイカ。特にブドウは毎日食べても追いつけないほどの鈴なり状態で、これ幸いと毎日たっぷり食べてます。ブドウって栽培もそんなに難しくないんですよね。市販品のように房単位で綺麗にそろえるのは面倒ですが、粒単位で食べられる状態で構わないと割り切ってしまえば袋をかける必要もなく、まさに野生のブドウ状態です。

それに比べてスイカはちょっと面倒。見ただけでは甘く熟したかどうか分からないので、毎日の平均気温を記録してそれを足していき、一定の数値を超えた時点で収穫になります。よくスイカをわけ知り顔に叩いている人がいますけど、あれで分かるのはよっぽどの達人だけで、普通の凡人はあんなのただのポーズですから。まぁそれはともかく、とりあえずこっちにいる間はどちらも食べまくらなくては。

13/08/15(Thu)

本日の一品はヒメジの塩焼き。ヒメジって東京では滅多に売ってない魚で、体長は15cm位の薄赤い魚、肉質はかなり柔らかい白身です。実際身が柔らかすぎるので、網焼きするとすぐに身が崩れるため、私も生まれてこの方塩焼きで食べたことはなく、もっぱら煮付けにしていました。が、今回の私はちょっと違うのです。フライパンにキッチンペーパーを敷き、油をひかずに火にかけると綺麗な焼き魚が出来るというテクニックを知りまして、今回試してみたんです。

結果、ひっくり返そうとするとやっぱり身がキッチンペーパーにくっついてしまって、崩れます。が、くっつき方はそんなに大した事はないので、いっそのことひっくり返さず上からアルミホイルをかけて蒸し焼きにしてやれば綺麗に焼けました。味は上品で淡白な白身。個人的には煮るよりもこっちの方がずっと好みです。そうそう、下ごしらえですが、うろこを引いてワタとエラを外してから少し塩をして放置するだけです。肉質が似ている太刀魚もこっちの方が上手に料理できるかもしれません。

13/08/14(Wed)

実家なう。母親から貰いものの牛肉(松阪牛!)で何か作ってくれないかと言われて、ちょっと考えてから10年以上ぶりにハンバーグを作成。フードプロセッサーがないので、スライス牛肉を細かく刻み、更に包丁でよく叩いて粘りを出します。弱火で炒めてよく冷ました玉葱・塩胡椒・卵黄を混ぜ、よく捏ねてから丸めて空気を抜けばあとは焼くだけ。焼き終わったあとの油は、ケチャップ・ソース・白ワインで煮詰めて簡易ソースに。10年以上ぶりに作った割にはよく出来た気がするのですが、材料が良かったからでしょう。

そういえば、私の子供の頃の思い出の味がこのハンバーグとチキンライスなのです…どちらも悪い意味でですが。うち母親は、ハンバーグを焼く前に電子レンジで火を通してしまうのです。そうする事で調理時間の短縮と中まで火が通らないリスクを避けているそうですが、表面を焼き固めない状態で加熱するので、肉汁がだだ漏れでスカスカハンバーグになります。全く美味しくないのですよ、コレが。ちなみに思い出のもう片方のチキンライスは、当時よく売られていた粉末チキンライスの素を混ぜながら炒飯の要領で作る一品。こちらは混ぜ方が適当なのでご飯に赤い部分と白い部分が斑になっているという素敵な一品。数ヶ月前に合羽橋の専門店で見つけた時には思わず買いそうになりました。キロ単位の業務用なので、辛うじて踏み止まりましたけど。

13/08/13(Tue)

ここ最近、帰省の折に羽田に向かう途中の品川で立ち食い蕎麦を食べるのが何だか習慣になってます。その他の機会には行かないので、実質年二回の立ち食い蕎麦。今回は暑い最中だったということで、サッパリと冷やしタヌキ蕎麦420円也。予め茹でてある麺をその場で温める方式なのでコシなど望むべくもなく、味のレベルもお世辞にも高いとはいえませんが、何だか毎回食べてしまいます。コレが旅の旅情というヤツでしょうか。

最近何となく思うんですが、食べ物って美味しいだけがポイントでもないのかもしれません。無論味が重要なポイントであるのは普遍の事実ではあるのですが。私が学生時代に池袋駅にスナックランドというコーナーがありました。雑然とした一角に立ち食いの飲食店がいくつもひしめき合っていて、独特の雰囲気が好きだったのです。味はお世辞にもいいとはいえず、寿司などの生物は怖くて食べられないような場所でしたが、何だか定期的に通ってたんですよね。昔っからどこかに今の考え方の基礎があったのかもしれません。

13/08/12(Mon)

レトルトカレーにも流石に飽きたので、久しぶりに外食。近所の中華料理屋に行って注文した品を待っていると、周囲の客がことごとくレバニラ定食を頼むのですよ。確かに美味しいとは思うのですが、癖が強い食材なのでそんなに万人受けするとも思えないのですよね。理由は単純、8月限定でレバニラ定食が通常よりほんの数十円安いから。私なんてそんな店側の思惑はサッパリ無視して自分の食べたいものを注文しますけどね。

私は飲食業界で働いた経験がないので分からないのですが、たとえば日替わり定食みたいな、とりあえずコレ頼んどこうか的なメニューって全体の何割くらい出るもんなんですかね。私は8割と予想するんですが。その反対に、ほとんど出ないメニューもあると思うのですよ。そういうのは逆にストックの管理が難しそうだなとか、下拵えはどういうタイミングでやるのかなとか、考えてしまいます。小料理屋的な店で、料理人が1人で数十のメニューを何人もの客に順番を考えて提供するって、凄くノウハウが要る筈で、憧れてしまいますねぇ。

13/08/11(Sun)

日本の気温って、39度までは割と頻繁に見かけるけど、40度超えってあんまりないよねと思っていたら、先日は40度超えてましたね。東京でも気温は酷いの一言。部屋にいるだけで汗が噴出します。でもあえてクーラーを使わない生活にこだわる私に言わせると、やっぱりクーラーって要らないと思うのですよ。むしろ重要なのは水分と風です。水分は言わずもがな。一昔前のスポ根もののように、無駄に我慢していると死にますので、こまめな摂取が必要です。

風は具体的に言えば扇風機です。澱んだ空気の中にいると、体から発散した水蒸気が体の周りに幕を作り、不快指数を一層引き上げてしまいます。そこで、ここに風を当てて体の周りの幕を吹き飛ばすと同時に、汗の気化熱作用を促すわけです。クーラーを使わなくても、扇風機の風を直撃させていれば、40度の室温でも割と平気です。というか、こっちの方が明らかに体調はいいわけで。やっぱりクーラーは要らないと思うのですよ。

13/08/10(Sat)

帰省を前に冷蔵庫を掃除していたら、まだ2日ほど残っているのに片付いてしまいました。最早自炊は不可。ここ最近、こういう時に活躍するのがレトルトカレーです。こんな時くらいしか使いませんが、スーパーに行くと100円〜400円位の幅で色んな種類のレトルトカレーが売られてます。世の中的には私が思っているよりもずっとレトルトカレーは普及しているのかもと思ったり。で、私が使うのは最安値88円のPB品。88円と笑うなかれ、これが結構美味しいんです。少なくともコ○一番の適当なカレーと並べてブラインドテストされたら、多分私は分かりません。まぁ、具はかなり小さいのでそこが安物の証ですけど。

流石にご飯は炊けますので、温めたレトルトカレーをドバッとかけて、気分次第でイカフライorメンチカツを惣菜コーナーでゲットして乗っけて食べるのです。まぁ、1年365日これが続くとしたらうんざりですが、年にほんの数日の間に合わせとしてはそんなに悪くないんじゃないでしょうか。1食200円以下という惣菜弁当を上回るコストパフォーマンスも、勿論魅力的ではありますが。

13/08/09(Fri)

個人的にはずっと夏休み子供科学電話相談をやっててほしかったんですが、甲子園が始まってしまいました。ハッキリ言って野球への興味はゼロです。でも、甲子園野球ってBGMとしては悪くないんですよね。解説者は一応日本語をしゃべっていますが、“この一戦が重要です:負けたら終わりの甲子園では当たり前”とか、“この回が勝負です:負けたら…以下同文”とか、当たり前過ぎて頭をスルスル通過するので、仕事中につけていても全く邪魔にならないのです。まぁ時々、こんな当たり前の事ばっかり連呼してお金がもらえるんだから、解説者っていい商売だなとは思いますけど。

それにしても高校球児の皆さんってホントご苦労様です。この炎天下で全力プレイするわけでしょ。私だったら3分で熱中症にかかって倒れる自信があります。昨今の科学的見地から考えると、時期をずらすのがどう考えても正解なんですが、歴史が作られすぎててそうもいかないんでしょうね。

13/08/08(Thu)

アホみたいに暑い日が続いています。そういえば一昔前の夏バテ防止食といえば何といっても鰻。私が子供の頃は、今と違って鰻がまだそんなに高くなくて(ちょっと高級品レベル)、私も割と食べてました。ですが、最近はサッパリですね。鰻屋に行けばランチが普通に2000円からで、スーパーでは中国産の安い鰻の蒲焼でも1000円から。これがもし、コッテリと精のつきそうな食材が鰻だけなら買うかもしれませんが、今は他に色んな食材がありますから、特段鰻でなくてもという必然性がないんですよね。

というか、そろそろ鰻食べるの止めたらどうですかね。鰻絶滅かも、と言われているにもかかわらず、丑の日には相変わらず鰻を食べる習慣が無くなりません。このまま食べ続けると、ほんとに鰻は絶滅してしまいますよ?最近では中国での消費が旺盛らしくて、日本で食べるのを止めても…という声もありますが、隣でやってるからうちでもやってしまえ、という理屈は好きになれません。他に食べるものいっぱいあるわけで、たとえばこの先10年は禁鰻位しても罰は当たらないと思うのですが。

13/08/07(Wed)

帰省の準備で冷蔵庫を片付けるために食卓が目に見えて寂しくなってきました。まぁ、流石の猛暑で食欲も落ちてますから、丁度いいといえば良いんですけど。そんな中でマイブーム&大活躍なのが88円でゲットした激安サバ水煮缶。今まであんまり使ってこなかった食材なんですけど、これ凄くないですか?その辺でちょっと鮮度の怪しくなったサバを買うよりも、安いサバ缶を買った方が遙かにお得な気がします。実は骨まで食べられるほどきちんと煮えているのに、パサパサ感など皆無・むしろサバの脂がまろやか。そりゃあ猫まっしぐらにもなりますって。

以前聞いた話によると、サバ缶ってのはコストダウンのために、下手をすると漁船の上で獲れたてを処理しているらしいですね。そりゃ美味しい筈ですよ。ちなみにうちでは、炊き立てご飯の上に崩したサバ缶を汁ごとかけて醤油ほんの少しが定番。お客様用にアレンジしようとしたら、おろした生姜を少し添えたり、刻み葱を飾ってみると、意外に格好がつきそうな気もします。

13/08/06(Tue)

最近youtube上の健啖隊というチャンネルをよく見ています。この名前の付け方が絶妙なんですよね。アウトドア&そこで獲れたものを食べるという内容で、健啖と探検がかかり言葉になっているわけです。説明すると興醒めですがちょっと凄いなと思ったので。鮒や虹鱒などの普通の魚も食べてますけど、圧倒的に多いのがブラックバス・ブルーギルといういわゆる外来魚。どうせ駆除するなら食べてしまおうというわけで、動画を見ていると特定の臭い所を除けば普通の白身魚っぽいです。まぁ、元々が食用魚ですしね。

これに類似のもので私が好きな動画として、カメ五郎ものとベア・グリルスものがあります。内容のハード度としては、健啖隊<カメ五郎<<<<ベア・グリルスとなります。健啖隊は日本ではあまり食べられていないとはいえ、本来食用である外来魚を食べるわけで、ハードルは低いです。カメ五郎さんは鯉→蛇・蛙→蝉・カブト虫→ムカデとエスカレートしていきますが、最後のムカデの踊り食い(他に食材がなく切羽詰って、決してふざけてではありません)はちょっと無理ですが、極限状態になれば昆虫食まではいけるかなと思います。ですが、ベア・グリルスになるとこのムカデの踊り食いがむしろ入門レベルになってしまいます。極限状態からのサバイバルということで、とても面白いんですけど、真似は出来ないかなと…。

13/08/05(Mon)

天気予報によると、今後首都圏では猛暑の日が続くみたいで、ホント勘弁して欲しいです。考えてみると子供たちの夏休みって、結構合理的な制度だと思うのですよ。この暑い最中に学校通って勉強しても効率が上がらないから一ヶ月休んでしまえ、という事でしょ?実に素晴らしい。まぁ、最近では宿題やら塾やらで子供達も一ヶ月丸々遊び倒せるというわけではないでしょうが。

そんなわけで、大人の世界にも夏休み導入してくれないですかね。私は自宅仕事が中心なのでそうでもないですが、この暑い中スーツネクタイで外を歩くなんて、見方を替えれば相当酷い罰ゲームですよ。まぁ、常に何かしてないと落ち着かない日本人が、何週間もバカンスを取るなんて考えられませんけどね。せめて私は、なるべく早起き・面倒臭い仕事は涼しいうちに済ませて、暑い最中は適度にダラダラ、夜は早く寝てしまうという生活で8月を乗り切ろうと思っています。

13/08/04(Sun)

元々ベジタリアン寄りの生活をしている私ですが、夏場は更にベジタリアン化が進む傾向にあります。別に肉や魚が嫌いというわけではないんですけど、暑い時期には野菜もそうですが肉や魚は更に傷みやすく、食材の効率的な管理・運用を考えるとどうしてもこれらを減らしてしまうんですよね。

で、どうなるかというと、たいして変わりません。以前は肉や魚を抜くと口内炎が出来るという謎体質に悩まされていましたが、最近では身体の方が理解してきたのか、あんまり出なくなりました(絶対ではありません)。じゃあ肉や魚を抜いたから体力が落ちるかというと、別にその様な事もなく。ただ、食べる量はとても重要。全体量を減らすとやっぱり体力は落ちますので、ベジタリアンな生活にしても、米1日2合は必須です。どうも色々なものを読んでいると、粗食にした方が健康には良いみたいで(今更)、今後も更に肉魚を減らしていく方向でいこうかと。毎日贅沢なものを食べて自分から身体を壊すのもアホらしいですからね。

13/08/03(Sat)

病院に行くタイミングって難しいですね。最初は手の甲に虫さされの様な赤い出来物だったのです。別に気にもせずに放っておいたら、翌日辺りから水ぶくれとともにどんどん範囲が広がりまして、この辺からヤバイと思って消毒薬&市販塗り薬を使ったんですが、痒み全く収まらず。結局一週間ほど経ってから皮膚科に行きました。原因は不明。チャドクガの様な毒虫にかぶれたのかも…という事らしいんですけど。

でも流石餅は餅屋ですね、処方してもらった飲み薬&塗り薬を使って、二日ほどで痒みもすっかりおさまり、傷もどんどん快方に向かってます。ただ、一週間で掻き壊した傷跡はシモヤケの跡みたいになっていて、かなり長期間残ってしまうことが予想されます。まぁ、オッサンだからいいんですけど。無論、もっと初期に病院に行けば傷も少なくて済んだ事は当然なんですが、最初が虫さされ?だと、判断が難しいのですよ。まぁ自分が病院嫌いで、将来的には“どうしてもっと早く…、残念ですが手遅れです”と言われるリスクの方が高い人間だということは十分自覚してますけどね。

13/08/02(Fri)

自分ではやってないんですけど、友達が結構twitterをやっているので、見るだけ見てました。が、少し前からうちのブラウザに“お前んところのブラウザ古いから、ちゃんと見られへんで(意訳)”的なメッセージが現れて、勝手に携帯用twitter画面に飛ばされるようになり、先日からは問答無用で見られなくなりました。調べてみるとうちのブラウザは2004年のもの。開発は今も続けられているんですが、開発側の事情でここまでのものとこれ以降のものとでは互換性がなくなっているのです。一応最新のgoogle chromeも入れているので、お気に入りなどをそっちに移せば全ての問題は解決するんですけど、単純に面倒臭くて…。

twitterなんて短い文章とちょっとしたjpg画像が見られれば良いんだから、昔のブラウザでも良いじゃないかと思うんですよね。書き込みに面倒な作業が必要になるというのなら、古いブラウザでは見る機能だけに限定して書き込みを制限すればいいだけの話で。テレビの時がそうでしたが、技術革新に伴って古いスペックを全部捨てるってのはいかがなものかと思うのです。それで目に見える成果が現れるってのならともかく、アナログテレビ→デジタルテレビの変更って、今振り返って考えてもそんなに大きなものでしたか?ラジオ→テレビ位のインパクトがあれば仕様変更も当然だとは思うんですけどね。

13/08/01(Thu)

生姜をたくさん貰いました。生姜を使い切るって結構難しいんですよね。人参とかジャガイモと違って、一回に食べられる量が極めて限られるのが原因。一食で拳一個位のジャガイモなら簡単に食べられますが、拳一個の生姜はそうそう食べられるもんじゃないですから。濡れた新聞紙で包んだうえでビニール袋に入れれば、冷蔵庫内でそれなりに保存できますが、それとてせいぜい10日前後、時間が足りません。

生姜といえばまず思いつくのは甘酢漬けですが、実際作ってみると分かりますけど、甘酢漬けってもの凄い量の砂糖を使うのです。私にとってはコレってむしろ身体に悪いんじゃね?としか思えないレベル。というわけで、最近はもっぱら干して保存する事にしてます。生姜は皮付きのままでなるべく薄くスライスし、風通しの良いところでカラカラになるまで干すだけ。重なっていると乾きが悪いので、朝晩かき回して風が均等に当たるようにする事が必須。乾かした生姜は煮物に入れてもいいし、蜂蜜生姜の材料にしてもいいです。フレッシュなものよりは幾分香りが落ちてしまいますが、傷んで全部廃棄するよりは遙かにマシですんでね。

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