2014年9月

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14/09/30(Tue)

季節は秋、ということは秋刀魚。出始めはアホのように高かった秋刀魚の値段が随分と落ち着いてきたので、今日は秋刀魚の塩焼き。ところでうち、グリルが壊れているのですよ。親はコンロに乗せて使うロースターを買ってきて使っているのですが、私は使いません。というか、そもそも網で魚を焼くって難しくないですか?絶対にくっつきますって。世の中には油を塗れとか、いや酢を塗れとか、色んなTIPSが溢れていますけど、どれも割と効果がないと思っています。まぁ、毎日商売として魚を大量に焼いていれば、コツも掴めるし網も油が馴染んでくっつかないという事態はありえますけど、週一くらいでちょこっと魚を焼くような網だったら、かなり難しいんじゃないでしょうか。実際うちも、悲惨なものです。

というわけで私が愛用しているのがフライパンとクッキングシート。クッキングシートは、ケーキを焼くときなんかに型に敷き詰める、ペラペラのパラフィン紙みたいなヤツです。これをフライパンに敷いて油無しで魚を焼く、それだけなんですが実に上手く焼けます。今まで網にくっつかないように四苦八苦していたのが馬鹿みたい。ただ、これでも油断するとやっぱりくっつきはしますし、セオリーを無視して何度もひっくり返せば当然皮はボロボロになります。ですんで、ひっくり返すのは一回だけ、焼き面にキッチリ焼き色がつき、油がにじみ出て皮とクッキングシートが剥がれやすくなったのを見計らってひっくり返すのは必須。それでも、網よりはずっと難易度低いですけど。

更にこの方法がオススメなのは、後片付けが圧倒的に楽という点。グリルを引っ張り出して網と本体を洗うvs使ったクッキングシートを捨ててフライパンを洗う、どっちが楽かなんて考えてみるまでもないでしょう。まぁ、クッキングシートのコストが余計にかかるというのは確かに気にかかるポイントですが、出来上がりの精度・後片付けの楽さなどのメリットを考えると、十分に許容範囲内かなと。

14/09/29(Mon)

誕生日の母親が何かガッツリした物が食べたいとリクエストしてきたので、定番のトンカツを作成。揚げ物は面倒臭いというのは確かなんですが、少量(今回はカツ2枚)を小さなフライパンで最小限の油を使って揚げれば、後片付けもそんなに大した事ないのです。そして今回は初挑戦の名古屋味噌カツ風。丁度ウスターソースが切れかかっていて、新しく買ってくるのも芸がないなと思っただけなんですが…。使う味噌は、以前私が作ったものの食べ時を逸して熟し過ぎ、真っ黒になって冷蔵庫の中で眠っている逸品。普通の味噌汁に使うには癖が強過ぎて厳しいですが、味噌カツのタレに使うにはバッチリです。ググッてクックパッド先生の教えを請うた結果、水150ccに味噌大匙2・砂糖大匙2・蜂蜜大匙1を加えて煮立たせれば、何となくそんな感じになるとのこと。

カツの下に敷くのは当然刻みキャベツ。コツはありません。とにかくよく切れる包丁で限界まで薄くスライスするのが私の刻みキャベツ。薄ければ薄いほどソースが絡んで美味しいのです。機械ほど薄くはなりませんが、慣れればそれなりに出来ます。カツ自体にコツはそんなにありません。揚げ時間も割と適当。そんなに厚くなければ、中まで火が通らないという事態はあまり発生しません。敢えて言えば、切る前に少し休ませないと衣が剥がれてしまう、ということ位でしょうか。結果:甘辛の味噌ダレは予想以上に両親に好評でした。この人達、実は味覚はお子様?と最近思ってます。

14/09/28(Sun)

綺麗好きの人は毎日部屋に掃除機かけてたりするんでしょうけど、私はそうでもないので自室の掃除は週一ペースです。そして使うのは箒・チリトリ・ハタキの三点セット。今時こんなので掃除している人も少ないんでしょうが、一部屋だけ掃除するんだったらわざわざ掃除機を持ち出すほどでもないと思うのですよ。何よりこれらは掃除機と違って何年使っても壊れないので、設備管理費が異常に安く上がるのがポイント高いのです。

そしてもう一つ、部屋の掃除で大活躍するのが古新聞紙。部屋のゴミの大部分は抜け毛と綿ボコリです。前者はともかく、後者は箒で集めようとすると舞うのが鬱陶しい。そこで古新聞紙。古新聞紙1ページを4つに破った物を2ページ分用意。濡らして固く絞り、部屋にばら撒いてから箒をかけると、綿ボコリが舞わずにいい感じ。昔ながらだと、茶殻を使うのが定番ですが、私が現在毎朝飲んでいる紅茶だと、細か過ぎて部屋に撒くのがちょっと嫌なのです。その点古新聞紙だと好みの大きさに出来るのが高ポイント。3LDK位までだったらむしろ掃除機じゃなくて箒の方が効率的に掃除が出来る気がするんですけどね。

14/09/27(Sat)

今日のお昼は暮しの手帳で見つけた小麦粉料理。小麦粉料理にはロマンがあると思います。同じ小麦粉を使っていながら、水の具合や加熱時間で全然違った結果が出るのがとても面白い。予め知ってなきゃ、うどん・パン・お好み焼きが同じ材料から出来ているなんて、絶対に分からないと思います。というわけで今回の小麦粉料理。実は似た様な料理は時々作るのです。小麦粉に水と塩を加えて練り、層を作りながら薄く延ばしてパイの様に焼く焼餅というヤツ。今回ベースはその焼餅ですが、加える水の半分を油にするというのが新しくて、ついやってみました。

小麦粉100gに対して油25gを加え、全体がパラパラになるまでよく混ぜたら、微塵切りの葱・ベーコン・水30gを加えてよく練ります。適当な大きさに伸ばしたらカードで二等分して重ねる→伸ばして同じ作業、を三回繰り返し、パイ構造を作ってから両面こんがりフライパンで焼いて完成。果たしてどんな味になるかと思ったら↑の焼餅とは似て非なるものが出来て超ビックリ。油を加えると、こんなにサクサクになるんですね。いつも作る焼餅はしっとり・ねっとりという食感ですが、今回のは葱ベーコン入りビスケットという感じ。まさに、小麦粉マジック・ロマンを感じます。ただ、食事として美味しいのはいつもの焼餅の方ですけど。

14/09/26(Fri)

今日のお昼は昨日のハマチ刺身の残りを使っての丼(米は相変わらず玄米)。刺身は1cm角のサイコロに切り直し、味醂醤油に漬け込んで10分放置、これでいい感じに味が染み込みます。温かいご飯を丼に軽くよそい、サイコロハマチをドカッと乗っけ、サイドにツマに使った千切りキュウリ&戻して熱湯に通したワカメをいい感じで盛り付けます。全体にもみ海苔&小口切り葱を散らし、最後にワサビを添えて完成。

食べ方は無論ひつまぶし風で。最初の半分は普通に丼として食べ、後半は熱々のほうじ茶を注いで茶漬けとします。私の持論、魚は中途半端に熱が通った状態が一番美味い、を余す所なく体現したこの一品。むしろ前夜の刺身盛りよりもこっちの方が美味しいんじゃないかという気すらします。ちなみにこの食べ方、魚だったら何でも大丈夫。有名なのは鯛・鯖・鰯辺りですが、マグロ・イカ・鮭をはじめ、刺身で食べる魚介類なら何だって美味しいと思います。何よりも作るのが簡単なのが高ポイント。刺身はわざと少し残しておいて、翌日ヅケ丼にするのが私の定番です。

14/09/25(Thu)

今日の一品は鮭炒飯。香典返しの詰め合わせの中に鮭フレーク瓶が入っていたので、有効活用します。作り方はごく一般的な炒飯と一緒ですが、私の生活習慣上ご飯が玄米という点はちょっと珍しいかもしれません。玄米で作った炒飯を食べたことのある人はあんまりいないでしょうが、どんな感じかというと、驚くほど普通の炒飯です。むしろ玄米は白米よりもパラッとしているので、炒飯はパラッとしていないと駄目という固定観念に毒されている日本人にとってはこっちの方が美味しいかも。

玄米=マクロビ・面倒臭いと思われがちですが、マクロビに全く興味がなく面倒臭がりな私が続けているんですから、そんなにたいした事は無いと思うのですよ。実際、横で親の食べる白米とヨーイドンで炊飯を開始したら、早さではこっちが圧勝です。水加減をした圧力鍋を火にかけて強火で沸騰まで3分→弱火に落として15分→最低15分蒸らし(本当は30分くらい放置した方が美味しいが…)で最短33分コース。うちの炊飯器は標準コースが45分でしかもこれには蒸らしの時間が入っていないので、玄米の方が手軽です。そもそも私が玄米を食べているのだって、そんな大した理由じゃないのです。玄米の方が栄養的に優れているというのは散々言われる事実です。その玄米をそんなに負担なく炊けるんだったら、そっち食べるでしょってだけ。わざわざコストかけて精米して栄養素落として、しかも炊く時間はむしろ増えるいうのは、私には壮大な無駄にしか見えないのです。かけなくて良い手間は徹底的にかけない、やっぱり私ずぼらだと思いますよ。

14/09/24(Wed)

今日の一品はハッシュドポテト…と思ってググッてみたら、私の作るものはポテトパンケーキと呼ばれる物に近いかもしれません。ジャガイモ半分を皮ごとすりおろし、その半分くらいの量の玉葱の微塵切り・小麦粉少々を加えて、フライパンで両面カリッとなるまで焼くだけ。ちなみに味付けは敢えて胡椒を省いて塩のみ。主に北欧・東欧で食べられている料理らしいですが、全然知りませんでした。材料も単純で手軽にできるので、ジャガイモ主食の国ではよく作るんでしょう。

今回ここに添えるのは目玉焼きとベーコン。目玉焼きは水を注しての短時間蒸し焼きで、黄身の表面に薄く白い膜が張っているけれども中身はトロトロ状態にします。ベーコンは定番のカリカリにはせず、表面にうっすらと焦げ目が付いているけど全体はまだ柔らかい状態が私にはベスト。この目玉焼きの黄身を崩してポテトパンケーキに絡めつつ、ベーコンと一緒に食べるのが私流。要するに全部一緒に混ぜて食べる、ってことなんですけど。今回はやりませんでしたが、トーストに添えて乗っけて食べても勿論よく合うと思います。おまけに材料が単純で手軽に作れるのもポイント。ジャガイモなんてある時は困るほどあるので、そんな時はこのポテトパンケーキの出番がぐっと増えますね。

14/09/23(Tue)

ご飯とお漬物(or梅干し)におかずが1〜2品あれば大満足の私、これをどうしても食べたいとか食事には絶対にこれがないと駄目、というものはありません。腹八分目を守り、間食をなくして食事時にお腹が減るようにすれば、大概何でも美味しいのです。が、時々無性に食べたくなる料理というのがいくつかあって、今日はそのうちの一つ鶏モモ肉の照り焼き。子供が大好き料理の定番ですが、いまだに好きなんです。カレーやハンバーグはもうどうでもよくなりましたが、鶏モモ肉の照り焼きはいまだに卒業できません、する気もないですが。

私はかける労力と結果のバランスを何より重視しますので、言われているほど効果が上がらない(と思っている)、皮にフォークで穴をあけたり皮と身の間の脂肪を取り除いたりする作業はやりません。買ってきた鶏モモ肉はそのまま醤油・砂糖・酒・塩で割と甘めに作った漬けダレ&刻み生姜と一緒にポリ袋で密封保存して半日放置します。焼きは皮から。動かさずに焦げ目をつける→ひっくり返して酒振って蓋して蒸し焼き、で中まで火を通したら、30分ほど休ませてからカット。熱々だと上手く切れないし、肉汁が流れ出てもったいないので。これをご飯に乗っけて食べるともう最高、他には何も要りません。ちなみに、鶏モモ肉の照り焼きは惣菜としても定番ですが、外で売っているのは総じて味が濃過ぎるので、家で作るに限ると思います。下味つけて寝かせたり、焼いた後休ませたりと時間だけは掛かりますが、まぁそれだけですんで大した事はないのです。

14/09/22(Mon)

お彼岸という事で、恒例の墓参りに行ってきました。東京で墓地というと青山・雑司ヶ谷・八王子辺りがメジャーでしょうか。いずれも自宅からは結構な距離の場所にあって、墓参りも一苦労というケースが多いですが、うちの墓は前の山にあって距離は500mほど、楽勝です。私の持論ですが、冠婚葬祭というのはその土地の風習が如実に現れて実に面白いと思います。墓参りも然り。子供の頃からテレビでドラマなどを見ていて、墓参りのシーンが出てくると、取っ手の付いた木桶に水を汲んで墓に持って行き、柄杓で水をかけて墓を拭くというシーンが、私の密かな憧れでした。うちの辺りでは墓に水をかけるという習慣はありません。また、道路建設で墓が引っ越して納骨堂になったので今では墓を拭く様になりましたが、昔の墓は基本放置で苔生すに任せるのがデフォルトでした。

また、お盆に迎え火・送り火を焚いたり、茄子やキュウリで牛馬を作って飾る習慣もこの辺りにはありません。迎え火・送り火の方はここから30kmほど離れた母の実家ではその習慣があったので、母が持ち込んで定着していますが、近所では誰もやってません。風雅な良い習慣だと思うんですが、こういうのはなかなか変えられるものでは無いので。ともあれ墓参り。引越しで納骨堂化したのと同時に、近所の人達も同じ場所に移ってきて、墓団地みたいになってしまいました。綺麗にしている区画、出来てからまだ10年も経っていないのに既に草まみれになっている区画、色々あって世は無常です。

14/09/21(Sun)

畑にナスが出来始めました。無い時は全く無いけど、ある時は困るほどあるというのが家庭菜園の宿命。しばらくはナス三昧です。うちでは煮物にする事が一番多いんですが、私が好きなのはナス焼き。ヘタを落としたナスを皮ごとやや厚めのスライスにして、油多目のフライパンで両面焦げ目がつくまで焼き、皿にとって醤油を回しかけてから、刻んだ葱と鰹節を振り掛ける、コレだけ。コレだけなのに凄く美味しくて、この時期2日に1度は作ってしまいます。そのままご飯に乗せても無論よくあいます。

もうひとつあり過ぎて困っているのがブドウ。巨峰系の大粒のブドウをグリーンカーテン代わりに作っているんですが、食べ切れなくて捨てるほどあります。一部は種と皮を取り除いて50%の砂糖でシロップに仕立てて瓶詰めにしましたが、1年で食べきれる量以上を作る気は無いので、それも限界があります。仕方がないので、収穫して冷蔵庫に突っ込んでおいてから逐次食べてますがキリがない。ただ、意外なんですがブドウは冷蔵庫にしばらく放置してシワシワになり始めた頃が美味しい気がします。水分が飛んで甘味が凝縮したのかなとも思いますが、とても売り物にはならない状態のこの方が美味しいというのは皮肉ですね。

14/09/20(Sat)

今日の庭仕事は庭の南東角に生える椿の剪定。私が思うに剪定ってのは要するに散髪ですから、頭と同じ様に考えりゃいいんです。散髪を見ていると、髪の切り方は二つあります。長くなった部分を短くする工程と、混み合った部分を間引いてすく工程。これを植木に当てはめると、飛び出た枝を切って形を整えるのが前者、混みあった枝を中から間引くのが後者と言えます。今回の作業は主に後者。ネットで検索すると、椿ってのは元々枝が混みあいがちな植物なんだそうです。今回のターゲットも、まるで鳥の巣のようにぐっちゃぐちゃ。この混みあった枝をよく見ながら、重なった枝を間引いていかにスッキリさせるかが今回の課題。これがパズルみたいで結構楽しいのです。

唯一の心配はあのにっくきイラガ。しばらく前にここで書いたイラガはもう最終齢の幼虫になり、小指の先ほどのサボテンの様なビビッドグリーンで、姿形は結構好みなんですが、いかんせん攻撃が凶悪過ぎます。すぐ傍のウツギは随分とたかられていたので、イラガが大好きな椿はさぞ大変な事に…と身構えていたのですが、何故か全然いませんでした。南隣はこれまたイラガ大好きな柿、隣には一大コロニーと化したウツギと悪条件が揃っているのに何故…。まぁ、いない事に文句を言う気はサッパリありませんけども。

14/09/19(Fri)

今日は免許更新日。田舎とはいってもうちは至近にスーパー・ホームセンター・本屋が会ってそんなに差し迫っていないので、私は相変わらずペーパードライバーです。もはや車に乗れといわれても無理ですし、無ければ無いで何とかなってしまうので、ずっとこのままだと思います多分。でも、一応免許更新はやっておいたほうが良いかなと、高かったですし。

で、ずっと東京で更新していて、こっちでの更新は初めてだったのですが、軽いカルチャーショックを受けました。警察署に二回も行かなきゃいけない…。初回に書類書いて写真撮って、次回で講習を受けて免許証発行。そしてその間隔が驚きの1ヵ月半!免許センターに行けば即日発行してもらえるのですが、うちからは結構遠いので選択肢からは除去。というか、1ヵ月半も待たされる事に驚きですよ。うちの行政区分は一応市ですが、それでも講習をやるだけの人が集まらないんでしょうね…。あっちじゃ毎日1時間間隔とかで流れ作業式に講習をやっていたので、そういうのが当たり前だと思い込んでました。まぁ、実害は特に無いので、ダラッと1ヵ月半待ちましたけど。

14/09/18(Thu)

自分で言うのもアレですが、今回の餃子はかなり良い出来でした。その辺の安い中華料理屋の5個300円の餃子には勝てます(志低いですが…)。餃子のポイントはいくつもあるのですが私が考える最大の物は、餃子の皮のパッケージに書いてあるレシピどおりに作る(ただし総量は2/3に減らす)です。適当さでは定評のあるうちの母は本当に適当に作るのですが、それだと間違いなくイマイチな味になります。肉と野菜の重量比・調味料の割合は当たり前ですが本当に重要。それを年季(だけ)を重ねたベテランは適当で済ませがちなのです。いやまぁ、私も煮物とかは適当で済ませますけど、餃子はきっちりした方が美味しくなります。その上で敢えてポイントを書くなら、1.野菜は丁寧に刻む。2.肉は野菜と混ぜる前に下味をつけておく。の二つですかね。

ちなみに具の量を減らすというヤツですが、今まで何種類もの餃子の皮を試してきましたが、書いてある分量通りに作って余らせないようにすると、十中八九餃子がパンパンになって難易度が上がります。私は餃子は皮が主で具が従(という意味ではラビオリに近いかも)と思っているので、日本で好まれがちな具がパンパンの餃子はどうにも不恰好でバランスが悪く感じられてしまうのですよね。特に水餃子にする場合は具は少な目が絶対。最後に、色んな餃子の皮を試してみた結果、時々見かける米粉入り餃子の皮は止めた方が良いと思います。皮の接着力・柔軟性、いずれも小麦粉オンリーの皮に大きく劣ります。何でもかんでも米の消費を考えりゃ良いってもんでもないのですよ。

14/09/17(Wed)

数日前のプロバイダ変更の件(結局消費者生活センターに電話して元に戻してもらった)で迷惑をかけたと、ケチスキーとして有名な父親が奢るというので、近所の回転寿司(…)に行きました。ただ、最近の回転寿司はそう馬鹿にしたものでもないのです。3人で3千円、そんなに悪くない味でお腹一杯食べてこの程度なので、まぁいい感じなんじゃないでしょうか。実際回りも家族連れで一杯でしたし。ただ、自分の財布で行くかと言われると、絶対に行きません。1人千円ってめっちゃ高いと思うのですよ、自炊メインで暮らしてきた私としては。

うちは米がタダというアドバンテージはありますけど、200円でまぁ普通のご飯が作れます。300円で結構豪華、500円の食事は毎日こんなの食べてたら糖尿病確定レベルのご飯になります。そんな価値観がしみ付いた私ですから、千円でアレですか…と考えると決してコストパフォーマンスがいいとは思えないのです。東京で暮らしていた頃も、一人暮らし・男とくれば牛丼やハンバーガーがつきものですけど、学生時代に何度か行った以外は私、使った事が全くありません。そんな所で500円使うくらいなら、たまに非日常的な場所で5千円くらいをパーッと使うという価値観でしたんで。1食5千円となるともうこれは、日頃の食事とは全く別のイベントだと割り切れますのでね。というわけで、今日の夕食は突然父親が回転寿司と言い出して先送りになった餃子。母親に任せると、面倒くさいと言ってヒダを全部省略してペッタンコの手抜きになったうえに、火が通ったか確認と言って何個か穴を開けてしまうので、今回も全部私が作ります。

14/09/16(Tue)

ここんところ、ニコニコ動画で私が見ている唯一のシリーズ・カメ五郎さんの自給自足シリーズの更新速度が上がっていて、喜ばしい限り。今回彼は罠師の免許(猟銃ではなく罠を使って獣を獲る免許)をゲットして、山の中で自給自足生活をしつつ、鹿を獲ろうと悪戦苦闘しているその一部始終を放送しているんですが、相変わらず面白い。というか、現代生活を離れると、食べていくって本当に大変なんですね。

彼は罠師ビギナーですから、当然そう簡単に鹿は獲れません。動画が始まって以来、一頭も獲れてません。でも、山に食料は持ち込んでいないので、食べる物は全て現地調達。撮影が冬で野草はほとんど生えていないので、今回食べたものといえば、アオキの実・オニグルミ・サワガニ、そんな感じ。成人男子が1日に必要とするのは約2000kcalといいますが、その半分どころか1/3も摂れていません、多分。今の日本、むしろ食べ過ぎるリスクに気をつけて生きていかないといけないわけで、この動画を見ていると、現状って本当に恵まれているんだなぁとしみじみ思います。あと、早く鹿が獲れてカメ五郎さんがお腹一杯食べられる日がくるといいなぁと。

14/09/15(Mon)

夕食後、居間でだらーっとしていると電話がかかってきました。父親が出たんですが何かのセールスっぽくて、すぐに断るかと思ったら風向きが違ってました。向こうが上手かったんでしょうね、“今乗り換えれば月々のプロバイダ契約が○千円お安くなります”的な安い言葉にあっという間に乗せられて、オンラインで現在のプロバイダとの契約解除&新しいプロバイダとの契約を済ませてしまいました。電話が終わった後、本人はドヤ顔でやりとげた感満載。もう、私と母は目が点ですよ。

で、当然出てくる不具合。まず、メールが使えなくなりました。向こうからはインターバル無しで新しいアドレスが使えると説明されたようですが、全く使えません。ちなみに私のアドレスは無事。こっちに帰ってきた時に、東京で使っていたプロバイダ契約を解約して、メールだけの安い契約に替えたのが偶然功を奏しました。これなら家のプロバイダ契約がどうなろうが私個人のメールは全く影響受けませんから。というか、途中でそれに気付いたので敢えて父を止めなかったんですけども。あと、もう一つ不具合が。接続速度がガクッと落ちました。以前の1割くらい?特に動画は見られたもんじゃなくなって、毎週楽しみにしている孤独のグルメががが…。

今回の教訓:一旦思い込みにハマった年寄りを説得するのは非常に難しいです。よくオレオレ詐欺で、周りが必死で止めたけど振り込んでしまった、的なニュースを聞きますが、まさにこんな感じなんでしょうね。こんな年寄りを止めるんだから、金融機関の窓口お姉さんは表彰されてしかるべきだと思います。あと、日頃オレオレ詐欺のニュースに接して、“オレは絶対大丈夫”と思っていても、人間って乗せられると弱いのね。という事。相手は連日そればっかり訓練しているいわばプロですから、“油断すると危ない”と思っていないと騙されます。まぁ、今回は詐欺とは言い切れない部分もある(一応ネットは通じてますし)ので、いい経験になったと笑えますが。ただ、父親は次も同じ事をするでしょうねぇ…。

14/09/14(Sun)

今更ながら、盆休みに帰省していた甥姪が豪快に破っていった障子の張替え。とはいえ、3ブロックだけなので全張替えではなく、そこだけの部分張替えなので楽勝です。破れた障子紙を取り除く→枠を濡らしてしばらく放置→糊が緩んだところで枠についた障子紙を取り除く(部分張替えなので一部だけ)。これでとりあえず前半終了。後工程の精度に関わるので、マージンをとってここで半日以上じっくりと乾かします。

後半開始。刷毛を使って枠に糊を塗りたくり、枠より少し大きめに切り取った障子紙を貼り付け、霧吹きで全体を湿らせてからこれまた半日以上放置。ピシッと張れたところで余分な紙をよく切れるカッターで取り除いて完成。隣に前回張り直した場所があるのですが、自分で言うのもなんですけど今回の方が驚くほど綺麗です。やはりこういうのは躊躇せずにやってみるのが肝要ですね。昔は誰だって自分でやってたんですから、そんなに難しい作業の筈がないのです。

私の経験上、一番のキーポイントは糊の濃度です。意外に濃く作らないと紙がきちっと張り付きません。具体的にいうと、液体糊の原液がベスト。前回は原液は薄めなきゃという固定観念で失敗したのです。薄すぎて乾いてくるとあちこちが剥がれ、張り直しているうちに汚くなってしまったのですよね。濃過ぎるとカピカピになってこれまた駄目ですが、どっちかというと、濃過ぎる方を狙った方が上手くいく気がします。今時の家庭に障子なんて無いかもしれませんが、これくらい自分で出来たほうがカッコイイと思いますよ。

14/09/13(Sat)

親が道の駅でソバ粉(500g)を買ってきて、何か作れと言ってきました。ソバ粉といえばもちろん蕎麦ですが、私にそのスキルはありません。うどんは打てますけど、うどんと蕎麦は似て非なるもの、粉の特性が全然違うのです。小麦粉はグルテンが含まれているので、水を加えて練っていると勝手にまとまってくれますが、蕎麦粉には含まれていないので、難易度が大幅にアップするのです。今回蕎麦に挑戦する気はゼロ。ということで、ソバ粉で何を作るかと考えた結果、ガレット・パンケーキ辺りが良いんじゃないかと決定。

ガレットは要するにソバ粉のクレープです。ソバ粉・片栗粉・水を3:1:5でよく混ぜ合わせて薄焼きにしたもので、マヨネーズをかけたサラダを巻いて食べると結構いける。生春巻ではないですが、しっとりとした生地の風合いと生野菜のしゃきしゃき感がよくマッチしています。パンケーキはソバ粉&小麦粉の混合生地を牛乳で溶いてBPで膨らませたもの。見た目はちょっと色の濃いホットケーキという感じで味も無難。ただ、ガレット・パンケーキに共通するのですが、蕎麦の香りがしません。フライパンで焼いて飛んでしまったんでしょうか、これなら小麦粉で作っても同じじゃね?という感じ。今回は貰い物ですから使いましたが、単価は圧倒的に小麦粉が安いので、自分で作るんならソバ粉は使わないかな…という感じですね。

14/09/12(Fri)

地球のココロというサイトで松葉でサイダーを作るという企画があって、面白そうなのでやってみました。要は砂糖水と松葉を一緒に瓶に詰めて室温放置すると、松葉にくっついていた菌で糖が分解されて二酸化炭素が発生、サイダーになるというもの。試しに1リットル作って1週間発酵させてみましたが、見事失敗しました。記事にある通り微炭酸にはなりますし、松葉の香りもいい感じに作用していますが、それを全てぶち壊す泥臭い香り。多分キチンと松葉を洗えてなくて、汚れが入ってしまったんですね。

でも、自分で言うのもなんですが、結構綺麗に洗ったつもりなのです。松葉を根元の袋みたいな所から引き抜き、何度も水を替えて洗ったのですが、駄目でした。自分なりに原因を考えるに、松葉には当然松脂がついています。付け根からしみ出た松脂が汚れを拾ってしまい、洗っても落ちなかったんじゃないかと。松脂を本気で落そうと思ったら有機溶剤が要りますが、まさか食用に有機溶剤は使えませんので…。仮にこの泥臭さを抜くことが出来たら、かなり美味しいとは思うのですが。というわけで、気軽に松葉の汚れを落とす方法が思い当たらないので、うちでは当面この企画は没。まぁ、やってみて駄目だったというのは意外に良い経験なので後悔はしてませんけどね。

14/09/11(Thu)

野菜が細かく余ってきたので、こういう時はラタトゥイユ。きのう何食べた?の9巻冒頭で紹介されているのを読んで以来、時々作っているんですが、なかなか優秀。材料はその辺の余り野菜で良いんですけど、玉葱とトマト(夏の間に作っておいたトマトピューレ)は必須だと思います。この二つが味の鍵になっていて、これらで味が大体安定するっぽいです。今回の野菜は人参・ジャガイモ・ナス・ピーマン。どれも片手で持てる位の半端量ずつ使います。

まず玉葱をザク切りにしてオリーブ油(無ければ普通の油でも無問題だけど、オリーブ油の方が美味しい)で全体が透き通るまで弱火で炒めます。ここに乱切りにしたその他野菜を投入。コミックでは水は加えないとありましたが、私はヒタヒタになるまで水を入れてしまいます。更に美味しくないと放置されているワインを少々。ローリエ・潰して微塵切りにしたニンニク・鷹の爪少々を加えて野菜に火が通るまでしばし煮、最後に塩で味を調えて完成。荒熱をとってから冷蔵庫でよく冷やして食べます。野菜を刻む以外はあんまり手間もかかりませんし、野菜が一杯摂れて栄養バランスも多分上々。ふわふわでいまいち頼りないサラダよりも、野菜を摂るという観点からは優秀なんじゃないでしょうか。

14/09/10(Wed)

うちでの風呂場で使う石鹸は、お歳暮・お中元で貰ったものなので、メーカーや香りはバラバラです。特に○○じゃなきゃ…という拘りは一切ありません。で、石鹸って小さくなったら泡立ちが悪くなるので、合体させて大きくしますよね。私密かにその合体した石鹸が好きなのです。小さくなった石鹸をしばらく洗面器の湯に漬けておき、ギュッと押し付けると仮接着します。後は数日そのまま使っていれば、接着面が融合して完全に一つの石鹸になる寸法。全然違う石鹸を張り合わせますんで、地層のような縞模様が出来てステキ。

あと、こうやって作った石鹸はどうしても形が不均一になります。一部が尖っていたり、凹んでいたり。それを均す様に注意して使うのも好き。新品の石鹸をおろした時に、適当に使って一部だけが極端に減っていくのを見ると、分かってないな〜という気分になります。流石に石鹸を均一に使え、なんて言うとうざったがられるのは火を見るより明らかなので何も言いませんが。

ちなみに私、頭を洗うのもこの石鹸を使ってしまいます。結局皮脂を落すのだから、専用のシャンプーを使う必要なんて無いのです。頭も身体も同じ石鹸で洗えば、在庫管理が楽ですしね。流石にそのままではキュルキュルするのでリンス…ではなくクエン酸を水に溶かしてスプレー容器に入れたものを噴射してお湯で流します。本職のリンスほどではないですが、石鹸で洗った後のキュルキュルが相当抑えられます。クエン酸リンス、結構オススメです。

14/09/09(Tue)

庭にムカゴらしきものが大量に出来たので、試食すべしと採ってきました。が、なんだかちょっと様子が違うのです。市販のムカゴの表面がつるっとしているのに対して、こっちはまるで棘を取り除いたウニの如くボコボコ。葉っぱは自然薯特有の細長いハート型でだったので、自然薯に違いないと思ったのですが…、違いました。具体的にはエグ味が強くて食べられたもんじゃありません。野生の勘からか、いきなり炊き込みご飯にせずに、少量素揚げで様子を見て大正解。じゃあコレは何だという話になりまして、ネットで色々調べて判明しました、ニガカシュウです。自然薯との違いは、ニガカシュウ:葉が互生、自然薯:葉が双生、とムカゴの形。葉っぱもちょっと違うみたいですが、こっちは微妙で素人にはよく分かりません。

ちなみに、うちの父親は植物の種類に妙に詳しいので名前を聞いたんですが、知りませんでした。この辺のローカルネームはクソイモと言ってましたが、正式名称は知らず。仕方が無いので自分で調べたんですが、やっぱりこういうのは自分で調べるに限りますね。お手軽に教えてもらった事は悲しいかなすぐに忘れます。が、こうやって自分で地道に調べた事はそんなに忘れません。こうやって知っている庭の雑草の名前を増やしていこうと思って入るのですが、面倒なのでなかなか増えないんですよねぇ…。

14/09/08(Mon)

9月に入って時々暑いもののやっぱり基本は秋、ということで少しずつ夏の片づけをしています。今日の作業は網戸の掃除。私は相変わらずエアコンを使わない(部屋には一応ついている)ので、網戸が結構汚れます。いつもはそのまま濡れ雑巾で拭いているんですが、キチンと掃除したかったら外して洗うのには勝てません。幸いこっちには広い庭があるので取り外して表に出し、ホースからの水と洗車用のブラシで丸洗い。取り付けたまま網戸を拭くと、丸まったゴミがレールに落ちてひと手間かかるのです、下手したらこの方が簡単かも…。

で、最近考えているのが、カーテン要るか?って事です。ここのところ非常に健康的に暮らしているので、朝日が昇れば起きてます。ですんで、カーテン閉めないんですよね。また、カーテンを開けっ放しにしても、家の構造上外からは覗けないので、そっち方面での意味もありません。敢えてカーテンの利点を考えれば、冬場の室温維持くらいでしょうか。あとは、直射日光による室内の紫外線劣化とか。でもこっちは、一日中カーテン開けっ放しの現状とあまり変わりません。逆にカーテンを外す利点はといえばなんといっても、部屋すっきり。私はなるべく部屋の物を減らしたい人なので。カーテンって結構もこもこしているんで、なくなったら凄くすっきりすると思うのですよ。また、ここから出る綿ボコリも馬鹿に出来ない量なんじゃないかと邪推中。

14/09/07(Sun)

以前からトイレにチョウバエという蝿の一種が発生して困っていたんですが、原因が判明しました。トイレに併設した手を洗うための洗面台の排水口です。ちなみにこのチョウバエは分類上はハエの一種ですが、形も動きも全然違います。大きさは普通の蝿の半分くらいで、小蝿よりは一回り大きいサイズ。菱形の羽をしていて、全体としては逆ハート型をしています。動きは遅く、こちらのアクションにもかなり鈍感で、物理的な退治は比較的簡単。あと何故か、普通の蝿と違ってトイレとその周辺のみに生息してキッチンの方には決して出てきません。まぁあんまり害は無さそうなんですが、純粋に鬱陶しいので。

で、もうここしかないと排水口を適当なプラスチックの板で塞いだら全く出てこなくなりました。消去法でここが発生源と確定。でも、疑問は残るんですよね。排水口の下には当然U字トラップがついています。U字トラップには常時水が溜まって臭いの逆流を防いでいるわけですが、チョウバエみたいな羽虫がこの水を潜り抜けて出てこられる筈がないのです。それならと、U字トラップの中の水を取り出して調べたんですが、ここで成長・羽化しているわけでも無さそう。うーん、事件は解決したけど謎は残ったまま。一体どうやって出てきてるんでしょうか。

14/09/06(Sat)

私は基本的にツキイチ・月初に換気扇の掃除をする事に決めてますが、先月は諸般の事情でお休みしたので、今回は約二ヶ月ぶりの掃除。年1回の掃除すら怪しい家庭が多い換気扇ですんで、二ヶ月くらいどうという事はないだろうと思うかもしれませんが、割と大変な事になります。フィルターはまぁ許容範囲内。全体にうっすらと油膜が張ってますが、洗剤を振り掛けて5分ほど放置してからスポンジでこすれば簡単に綺麗になります。

許容できないのは廃油トレイ。うちの換気扇はフード式で、中に溜まった廃油を傾斜で一箇所に集めて捨てる方式になってるんですが、その廃油トレイが1/3ほど溜まってました。2ヶ月でコレという事は、半年で溢れる計算になります。換気扇全体の掃除はともかく、廃油トレイはこまめにチェックした方がよさげ。思い返せば私が帰ってくるまで20年以上、この廃油トレイは気付かれない存在だったのですよ。ですんで、当然とっくの昔にオーバーフロー。なんだか時々上から油が落ちてくると思っていたのよ(by母)、というのはあんまりだと思います。

ちなみに、世間的にはもの凄い大変な作業と思われている換気扇の掃除ですが、毎月やれば全然たいした事はありません。どのくらいたいした事がないかというと、ザ・烏の行水でうちの父が風呂に入る間に作業が全部済んでしまう程度にお手軽。仕事でも何でも、溜め込むと碌な事はないのですよ。

14/09/05(Fri)

私は現状、2合の玄米を一度に圧力鍋で炊いて、3回に分けて食べてます(他の家族は玄米には絶対に手を出しません)。すると、最初の一回は炊き立てを食べられますが、残りの二回は冷や飯を温めて食べることになります。通常は電子レンジを使うんですが、正直電子レンジはその存在自体あまり好きじゃないので、時々炒飯にして食べることがあります。以前どこかで、中国の北の方では炒飯は冷や飯を温めて食べるための家庭料理としての位置付けだと読み、なるほどと実行しているわけです。そこに書いていたんですが、日本人は炒飯はパラリじゃないと駄目と頑なに思っていますが、白米はねっとりもちっとしているんですから、炒飯だってパラリに拘る必要は無いと思うのですよ。ですんで私は無理矢理強火で炒めたりしません。中火でじっくり鍋も煽らず木ベラでかき混ぜて作ると、間違ってもパラリではないですが、これはこれで美味しい炒飯になります。

で、本日はその変化球のオムライス。炒飯とオムライスって基本一緒です。味付けがケチャップか醤油かと、上に薄焼き卵を乗っけるか否か、その二点だけ。ですんで炒飯が作れればオムライスも作れます。綺麗に包もうと思ったらご飯の量を減らすか、卵を多くしなきゃいけないのですが、どっちも無理なのでうちの場合は丸く焼いた薄焼き卵を上に乗っけてケチャップをかけるだけ。むしろオムライスの方が、ケチャップで味を決めやすいので簡単だと思います。まぁ、子供向けの味付けなのは否定しませんが、たまにはこういうのもいい感じですよ。

14/09/04(Thu)

一人で暮らしているとそういう事はなかったのですが、家族がいると間食系の食べ物が自分の意志とは関係なく家にある状況が生まれます。私、基本的にそういうのに手は出さない事にしているんですが、時々・具体的に言うと10回に1回くらい誘惑に負けてしまうんですよね。今日の誘惑は拳大のロールパン。トースターで炙ったらこんがり美味しいんだろうなぁと思い始めたら押さえられなくなって、食べてしまいました。まぁ、美味しいんですけどね。でも、これをやると通常の食事の有難味が半減してしまうのです。

うちでは食事の時間は割と厳格に決まっています。すると身体がそれに適応するのか、その時間になるとキッチリお腹が減るのです。が、ここで時間外にイレギュラーをいれると、そのリズムが崩れて時間になってもお腹が減らなくなり、無理矢理食べるとご飯が美味しくないという悪循環。で、この不具合を実感するとしばらくは間食がなくなるんですけど、また思い出した頃に…。でも思い返してみるとインスタントラーメンもこのノリでインターバルがどんどん開いていき、しまいには食べなくなったので、私もいずれ無理せずとも間食に手を出さなくなる日が来るのかも。いつになるかは現状全く見えませんが。

14/09/03(Wed)

最近庭で草をむしっていると、トカゲをよく見かけます。それも小さいヤツ。体長は3cm位でしょうか、非常に可愛い。油断している所を接近して観察すると、とても愛嬌のある顔をしていて、ちょっとだけ飼ってみようかなという気分になります。小さなケースの中に閉じ込められたら奴等も不幸だと思うので、気分になるどまりで実行はしませんけど。暗くなってくると窓ガラスの外にへばりついているヤモリもかなりの可愛さ。こっちは裏側から見る機会が多いのですが、手足の吸盤と白くて丸いお腹がとってもキュート。顔はトカゲよりぽっちゃりしていて、こちらも飼ってみたい気分になりますが以下同文。

とにかく生き物の宝庫のうちの庭、他にも小指の先ほどの小さな蛙(アマ&ガマ)がウロウロしているので、ただ歩くだけでもちょっと気を遣います。踏み潰したら可哀想なのでね。隣は水田なのですが、間には私の背を超える塀があるので、そこをわざわざ乗り越えてきたとは考え辛く、さりとて敷地の中には大きな池も無し。一体こいつ等どこから沸いて来るんだといつも不思議に思います。1m四方のメダカ池くらいじゃ、あの量は説明できないのですが。そして一番の大物はアオダイショウ。非常に臆病なので、私も年に数回しか目にしませんが、庭の主的存在です。という感じで私は庭の生き物に関しては基本ウェルカムなスタンスです。人間様に害をなすもの(蚊・百足など)以外は同居人って感じですかね。

14/09/02(Tue)

今日のお昼は以前からやってみようと思ったパタン。私が見る現状唯一のドラマ孤独のグルメの中で登場した一品で、横浜の中華料理屋のまかない料理だったのが客のリクエストで店一番の定番メニューになった(でもいまだにメニューには載っていない)というもの。実際に店に足を運んだ事は無いので、味は完全に想像です。作り方は例によってアホみたいに簡単。

麺は中華麺ですが、今回はインスタントなのに結構美味しいと評判の丸ちゃん正麺を使用。レシピ通りに茹でておきます。麺一玉に対して、包丁の腹で潰したニンニク3片(!)・醤油・中華顆粒少々・胡麻油を絡めてよく混ぜ、最後に刻み葱を散らせば完成。私が従来からよく作っているぶっかけうどんの中華版と考えれば間違いないでしょう。結論:普通に美味いです。が、大量のニンニクを使うために仕事の前日は止めた方が良いです。余談ですが、あまりに簡単に作れるので店でお金払って食べるメニューじゃないかなと。実際、いまだにメニューに載せてないってのは、そういう考えもあるかもしれません。ちなみにパタンってのは、ニンニクをパタンと潰すところから来ているとか来ていないとか。

14/09/01(Mon)

昨日のブドウシロップ、剥き身のブドウ2kgを作るのに1時間と書きましたが、この作業は純粋に単純作業、皮を剥いて・身にナイフで切れ目を入れて・種を取り出す、の繰り返しです。こういう作業を嫌がる人は多いですが、私はこういう単純作業が嫌いじゃありません。同じ作業を延々と繰り返していると脳がトリップ状態になるのが一つと、どうすればこの作業を少しでも効率化できるかを考えるのが楽しいというのがもう一つ。

私が思うにこういう単純作業の効率化には二つのセオリーがあります。1.同じ作業はまとめる。一粒のブドウを洗う→剥く→切れ目→種抜くの作業を全部済ませてから次の粒に移るよりも、最初にある程度の粒をまとめて軸から外し、剥くなら剥く作業を全部纏めてやった方が効率が上がります。繰り返すならなるべく単純な内容にした方がミスが起こりません。2.身・皮・種等を入れる容器や使わないときのナイフの配置は超重要。作業者の利き手、作業の段取りによって道具の最適な配置が決まります。左右の位置関係とか、ほんのちょっとこのボウルを下に置いたら流れるように種が入れられるとか。工場で上から言われてやるカイゼンはまっぴら御免ですが、自分でやる分には非常に楽しいのですよ、この作業が。

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