2017年8月

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17/08/31(Thu)

毎朝30分程度かけての庭の草むしり&落葉拾いが日課となっているのですが、今日は趣向を変えて裏庭菜園のお手入れです。日頃からメンテナンスはしているのですが、たまにはちょっと本腰を入れてみようかなと思いまして。1. 小石拾い。野菜やハーブを育てるにはふかふかの土がベスト=小石は邪魔です。当然ある程度は拾っているのですが、時間が経つと雨で削られたりして表面に新たな小石が出てきます。そういうのを拾って撤去。2. 植え替え。うちではエリア分けにジャノヒゲを使っているのですが、種がこぼれるのか畑スペースのど真ん中にジャノヒゲが出現したりします。そういうのを引っこ抜き、エリア分けジャノヒゲの薄くなった所に移植。また、非常に便利ではある反面、制御をなくすと恐ろしい事になるミツバやシソなどもイレギュラーな所に生えてきたのを引っこ抜き、種類別に一箇所にまとめて管理しやすくしてやります。枯れるリスクもありますが、それならそれで仕方なし。仮に枯れてもどんどん生えてくるんで無問題です。

手をかける程に愛着というのは出る物で、裏庭蛇口にアタッチメントを買ってきて以前よりもはるかにこまめに水遣りをする様になってから裏庭への手のかけ方も変わってきました。ほうれん草・白菜・キャベツなどの本格野菜はメインの畑で作っていれば良いんですけど、薬味系はこういう台所からすぐ手が届く所で作ったほうが遥かに便利です。今年は夏のアホみたいな暑さでレギュラーのパセリがすっかりへばってしまいましたが、明日から9月。涼しくなって復活してくれる事を祈っています。

17/08/30(Wed)

今日のメインはニラと豚肉の炒め物。裏庭にニラの茂みがありまして、定期的に刈って使ってやらないと固くなってしまうのでこのメニュー。ニラは一掴み強を根元から刈ってきまして、枯れた葉を取り除いてから3cm程の長さにざく切り。一回使いきりではないので当然根っこは残しておきます。また、神経質にやろうと思うと根元の薄皮まで剥ぐんですが、売り物ではない&その場ですぐに食べてしまう物なのでかなり適当に処理します。ココで頑張ると割と大変な手間隙なので。

豚肉は安いときに買って50gぐらいずつ小分け冷凍してあった物を解凍。軽く塩胡椒して半日ほど置いておきます。フライパンに多目の油を注ぎ、潰したニンニクを泳がせて香りを出したら豚肉投入し、色が8割方変わった所で一旦取り出します。豚肉は火を通し過ぎると固くなるので、ギリギリで止めるためのこの措置です。同じフライパンにニラと日本酒少々を入れて蓋をし、蒸し焼きに。ニラがエェ感じでしんなりしてきたら豚肉を戻し、醤油・塩などで味を決めて完成。結果:不味くしようがない。簡単に出来てしかもご飯にかけて食べると食が進む君です。うちでは昔からこの料理が定番でして、小学生で料理を始めた頃からよく作っていたのがこのレシピ。まぁ、当時は豚肉を一旦出したりはしませんでしたけど。でも、豚肉を出さない&ニラは蒸さずに直接火を通していく、といった一手間抜いたやり方でもそれなりに美味しくなるのがこの料理のいいところ。

そしてニラの恐るべき生命力。根元からばっさり刈っても2週間もすれば元通り復活します。そしてまた食べられる。少し地面があればニラは植えておいても損はないと思います。無論ベランダ菜園でも可。ニラ・葱・シソ・バジル辺りを植えておけば間違いないんじゃないでしょうか。

17/08/29(Tue)

今日は風呂の鏡掃除。水場の鏡には鱗状の汚れ(スケール)がつきます。コレ、水に含まれるミネラル分が結晶化したものでとにかくしつこい。普通の洗剤じゃ全然歯が立たなくて、基本はスクレイパーを使って物理的に削り落とすしかない代物です。が、先日ネットでクエン酸溶液を吹きかけてしばらく放置すれば落ちるというのを見ました。そういう説は以前から知っていましたが、ネットにはクエン酸や重曹を神の様に信奉している派閥がありますんで、うっそだろーと相手にしてきませんでしたが、今回のは普段から割と信じているサイトの人が書いていたので、やってみるかと思いまして。それにクエン酸溶液はいつも風呂場に常備してあるんですよね。石鹸で頭を洗う私にはリンス代わりのクエン酸液が欠かせないのです。

やり方は簡単。鏡にクエン酸溶液を吹きかけまして、古新聞→切り開いたレジ袋の順番で貼り付けて乾燥を防ぐ状態のまま2時間放置。時間がきたら古新聞とレジ袋を取り除いてプラスチックのヘラでこすり落とします。結果:かなり有効。ヘラもまぁまぁ力を入れないといけませんのでさらっと落ちるわけではないですが、無策のまま物理で挑んだ場合の固着力と比べたらまさに月とすっぽん。楽勝といえるレベルでスケールが落ちていきます、コレは良い。風呂場や洗面所のスケールは多かれ少なかれどこの家庭でも悩まされている物と思いますんで、クエン酸オススメです。リンスやジャム作りにも使えるんで買って損なし。大き目のボトルで買っておけば10年以上持ちますし、水酸化ナトリウムのように空気中の水分を吸って劣化したりもせず扱いも簡単。一家に一本クエン酸ですね。

17/08/28(Mon)

今回の趣味の木工はペンケースです。秋に東京に遊びに行くのですが、その時に今年小学校に入った友人の息子にあげようかと思いまして。ここ何年かはずっと“いやげもの”的なお土産ばかりだったので、たまにはまともなものにしようかなと。そしてただ板を組み合わせるだけなら作っててつまらないので、例の如く限界に挑戦。今回はアラレ組みをやってみます。アラレ組みというのは枡の角なんかによく使われている方法で、材の端にギザギザの切れ込みを入れて互いに組み合わせます。今回使う板は6mm厚で、6mmおきに深さ6mmの凹を入れていきます。

この方法で重要なのはとにかく精度。0.5mmずれると完全にアウトですんで結構シビア。私はリューターという溝を彫る電動工具を持ってまして、コレを使って正確にアラレを刻む有名な冶具がありますんで、それを自作して臨みます。要するに材を正確に12mmずつずらしながら刻めば6mmおきに凹が彫れるという理論を実践した物です。結果:初めての割には上手くいったんじゃないでしょうか。ただし、やっぱり要求精度がシビア。今回はちょっと緩かったです。あと0.2mm狭ければベストだったかな。まぁ、この経験は次に生かしましょう。

あと、コレは仕方のない面もありますが使ったのが柔らかい杉だったのが難しかったです。作業前にセロテープを貼ったり捨て板で保護したりと万全は尽くしたのですが、やっぱり角がちょいちょい欠けます。リューターのビットも安いヤツですしね…。この辺はとにかく資金力がものをいいます。材もいいヤツを使ってビットも高級品を使えば全然違うんでしょうが、親指ほどのビットに何千円もは出せませんって。木工って技術をある程度まで資金力でカバーできるのが世知辛いですねぇ…。

17/08/27(Sun)

私の自室ですが、いつも布団を敷くスペースの頭側には本棚が置いてあります。こんな場所に本棚を置くと、地震で倒れてきたら即死だと分かってはいるのですが、寝ながら好きな本が取れるというメリットは手放しがたくて…。代わりといっては何ですが本棚は木ネジでガッツリ壁に固定してあるので、早々倒れるという事態はない筈、と思いたい。そんな本棚ですが、布団が間近にあるので綿埃が結構たまります。いつもはハタキをかけているんですが、今日は久しぶりにブロワーを吹かしてみました。

結果:すげー。多分半年振りくらいのブロワーだったんですけど、綿埃が出ること出ること…。結果握り拳で二つ分くらいの収穫がありました。ヤバイ、月一くらいでブロワーかけて埃を吹き飛ばした方が良さげ。このブロワーは本来趣味の木工で木屑を吹き飛ばすために買ったんですが、最近では動かせない家具の後ろから埃を吹き飛ばす役目の方が主流になってしまいました。冷蔵庫・食器棚の裏の掃除とかにとても重宝してます。

今回のブロワー掃除は突然思いついたわけでもなく、キッチリ理由があります。今年の私の部屋はムカデの出現率が高い!10cmオーバーの成体こそ見かけませんが、3cm程度の小さなムカデは5〜6回。こんなサイズでも噛まれるとその痛さは洒落になりません。で、考えたんです。こいつ等私の部屋で何食って生きてんの?奴等は肉食ですから小さな虫の類でしょう。となると、綿埃の中に発生するというダニ位しか思いつきませんでした。ということは、清潔を保てば餌が減ってムカデも減るんじゃないのかな〜という考え。本棚の下もブロワーで吹き飛ばして掃除しますし、パソコン机(文机型)も毎回動かして箒をかけてます。コレで少しでも減ればいいんですけど。

17/08/26(Sat)

木曜日にメダカ池に投入した蜆、土曜日現在で16匹→6匹と順調に減っています。うーん、やはり現実は厳しかった…。ただ、残った6匹は見たところ健康そうなので、最終的に2つの水槽に2個ずつの4個くらい残ってくれるといいなぁと思っているんですが、どんなもんでしょう。まぁ、結構厳しい環境だとは思います。最近晴天続きで気温もうなぎのぼり。水温は温度計を入れてないので正確には分かりませんが、30度に近いところまでいっていると思います。それでもメダカ・ミナミヌマエビは元気に暮らしているので、蜆さんにも頑張って欲しい所です。

順調に増えているミナミヌマエビは元々は池の浄化の為に導入したんですが、結果を見ればかなり効果はありました。まぁ、エビを入れる前後からこまめに手でアオミドロを取り除いたりしているのでエビの働きだけとは言えないんですけど、それでもエビを入れることで水質がかなり良くなっているのは事実です。エビは水質の変化に弱いので導入時だけ水合わせを慎重にしてやれば、軌道に乗った後は勝手に増えてくれる感じです。ただ、彼らも水底にたまるメダカやおたまじゃくしの糞には無力で、その辺を少しでもキレイにしてもらおうと蜆さんを導入したんですがこの始末。まぁ、こまめにポンプで取り除けって事なんですかね。

17/08/25(Fri)

近所のおっちゃんからパイナップル(生)貰いました。ありがたいことです。果物は色々ありますが、その中でもパイナップルは好きな果物ランキングに入るお気に入りの一つです。生で食べても美味しいですが、加熱しても良し。缶詰のパイナップルは甘過ぎてイマイチですが、それはパイナップルのせいではないのでノーカウントだと思います。このパイナップル、生で食べるのは勿論ですが、それだけでは飽きてしまうので加工品も作ります。パイナップルで加工品といえば定番はゼリーでしょう。

自炊を少しでもする人なら多分知っている有名なTipsですが、生のパイナップルにはたんぱく質を溶かす酵素が含まれているのでゼラチンで固める事ができません。んじゃ、パイナップルはゼリーに出来ないかというとそうでもありません。この酵素は熱で分解するので、加熱してやればオッケー。パイナップル1/4個分をクシに切ったものに水450ml・砂糖40gを加えて火にかけ、沸騰したら弱火で10分。酵素を壊してからいつも通りゼラチンで固めれば完了。感想:普通に美味い。パイナップルのゼリーって世の中に割とありふれてますが、ありふれているという事はつまり人口に膾炙しているってことです。また、うちのゼリーは砂糖を液体重量の8%にしているんですけど、コレは市販品よりかなり低いです。その甘さ控え目が私の好みにベストフィット…というか、私の好みに合わせて8%という数字を決めたんだから当然ですけど。

生で食べると1/4個分のパイナップルなんて一食で消えてしまいますが、コレを500mlの水でゼリー化すると3日位は持たせられます。その点で非常にエコ&長く楽しめてお得。あと1/4個分位はゼリーにしてもいいかなと計画してます。

17/08/24(Thu)

ネットでメダカの飼い方を調べていると、蜆を入れると水がキレイになってオススメという記事をちらほら見かけまして、初期投資も大したことないしやってみるかとスーパーに行くたびに蜆を探していたのですが、ありません。いや、一応売ってはいるのですが、浅蜊の様に海水と一緒にパックされた物ではなく、水を切ってプラスチックのトレイに入った物しか売ってないのですよね。海水入りなら水合わせ・温度合わせをしてやれば結構いけるんじゃないかと思うんですが、水切りされた状態のものだと既にその次点でかなり弱っているだろうから、買ってきて水槽に離してもすぐに死んでしまうんじゃないかと思います。

とまぁ、そんな感じで一月ほど何となく蜆を探してたんですがサッパリ見つからず、仕方がないので水切りされた物を買ってきました。水を張ったボウルに入れてしばらく観察してみるに、かなり弱ってはいるものの一応生きてると判断し、2つのメダカ池に各8個ずつ放してみました。そして一晩経過。パックリ口が開いて明らかにご臨終の個体が各1個ずつ。下手すると一晩で全滅するんじゃないかと思っていましたから、意外に良い感じです。このまま1週間ほど様子を見て、半分くらい生き残ってくれれば御の字なんですが、サテどんなもんでしょう。

17/08/23(Wed)

食べきれない葡萄をどうせ腐らせるくらいならと駄目元でザルに広げて干したのが8月8日ですんで約2週間前。多分駄目だろうと思っていたのですが、意外に上手くいってます。種があるのはいかんともしがたいですが、味は普通に干し葡萄。それも大粒のかなりお高いヤツに近い気がします。今回はハッキリ言って天候に恵まれ過ぎました。首都圏では8月にしては異例の雨続きだそうですけど、こっちは連日30度越えの晴天続き。そんな天候ですから干し物には最適です。

ただし、例外もあります。先日1匹50円で新鮮なウルメイワシが売られていたので、喜んで買ってきて干してみました。頭を落として腹側を繋いだまま背開きにし、塩水に3時間ほど漬けて干すごくオーソドックスな一夜干し。ですが、ちょーっと気温が高過ぎました。脂が溶け出してしまい、あんまり良い香りがしないので急遽日陰に引っ込めました。動物性のものを干すんなら25度前後で風のある日がベストですね。逆に野菜・果物系ならどんなに気温が高くてもオッケー。

ちなみに完成した干し葡萄ですが、キッチンバサミで切り開いて種を取り出しつつ、焼酎などのアルコール度数の高い酒に漬け込んだ後に干したリンゴと一緒にフルーツケーキに加工したりしたら美味いんじゃね?と思っています。でも、(運がよければ)葡萄を干し葡萄に加工することが可能だと分かった事が一番の収穫ですね。

17/08/22(Tue)

甥姪用に買ってあった葡萄パン(ノーカットの食パンタイプ)が冷蔵庫から出てきました。食べかけでキチンと封をしていなかったためにエェ感じで乾燥していて、そのまま食べても不味そう…。黴は生えていないので一応は食べられそうですが、そのままトーストして食べる気にはなれませんので、フレンチトーストに加工してみました。乾燥しているから湿らせてやれば良いという安直な発想ですが、フレンチトーストなんて元々は残ったパンを食べるための方策なんで王道と言えなくもありません。

フレンチトースト、検索すると帝国ホテル直伝レシピなんて出てきますが、そんな大したもんじゃないと思います。牛乳・卵・砂糖・バニラエッセンスを混ぜて卵液を作り、そこに厚切りトースト位の厚さに切った葡萄パンを投入。途中で気が向いたら時々ひっくり返しながらパン全体に卵液を吸わせます。最後は焼き。フライパンにバターを溶かしてから↑を投入。蓋をして弱火で片面7分ずつ焼いて完成。パンに卵液を吸わせるのに丸一日かかりますけど、それ以外は特筆すべき事もない簡単な料理です。

感想:普通に美味いけど、プリンの味がします。そりゃそうですよね、材料構成がプリント全く一緒ですもん。そして、たま〜に食べる分には良いですが、こんなの日常的に食べてたらデブ一直線です。パン・砂糖・卵・牛乳をたっぷりバターで焼く、まさにカロリーの塊。こういう料理はえてして美味いですが、日常のレギュラーメニューに入れる気にはなれません。まぁ、えぇとこ年に1〜2回食べれば良いんじゃないでしょうか。

17/08/21(Mon)

洗濯機が壊れました。洗濯槽の底にある丸い回転盤が外れてしまったのです。困った時はとりあえず検索。ネットで調べてみるとこの回転盤はパルセーターという名前で、消耗品なんだそうです、はじめて知った…。パルセーターの真ん中にある穴には歯車状のギザギザが刻んであり、本体から出るこれまたギザギザが刻まれた棒状の部品と噛み合っているのですが、長年使用すると摩擦でここがツルツルになると噛み合わなくなって空回りするという寸法です。パルセーターの方を本体より柔らかい金属で作っており、わざとこっちを消耗させてるみたいです。本体の交換よりもこっちの方が簡単ですから、よく考えてますよね。

というわけで早速ネットで洗濯機の型番を入力して検索し、パルセーターを注文。本体+送料で4,000円弱でした。で、届いたら早速交換。見事復活して動き出しました。憶測ですが、購入から10年を超えてパルセーターがかなり磨り減っていた所に、今回の甥姪帰省で洗濯物の量が一気に増加して最後の一線を越えてしまったものと思われます。

そんなこんなで修理した洗濯機ですが、個人的にはあんまり使ってません。その日身につけていた下着類は入浴時に手洗いしてしまうので。こっちの方が明らかに生地に優しいですし、お湯&洗濯石鹸のコンビネーションは洗濯機よりもずっと確実に汚れを落としてくれます。使うお湯は元々そのまま排水する予定の物ですし、無論電気代はゼロなのでエコ。私とて洗濯機の存在を全否定するわけではありませんが、その日の下着&台所で使った布巾を手洗いすると洗濯機の使用頻度をぐっと減らせるんじゃないかと思うのですよね。まぁ、家族では私以外誰もやってませんけど。

17/08/20(Sun)

甥姪嵐は去りましたが、奴等が残していった食材の処理をしなくてはなりません。まぁ、いつもとは違う系統のメニューになるので目先が変わって良いんですが。1. 荒挽きウインナーはジャーマンポテトっぽく加工します。皮付きのまま一口大に刻んで下茹でしたジャガイモと乱切りにした玉葱・ウインナーをオリーブ油で炒め、塩胡椒で味付け・ローズマリーで香りをつけて完成。感想:多分ビールに合う味。酒を一切飲まない私にはよく分かりませんが、多分そう。

2. アタリメ。酒豪の妹が酒のアテに買ったアタリメの残り。半年ほど前に毎日お好み焼きを作っていた頃に使っていた干しエビと一緒に日本酒の残りに漬け込みます。干しエビはアミタイプなのですぐに戻りますが、アタリメは幅が1cmほどあるタイプなので途中で細く裂いて吸水を加速してやります。最終的には糸位の細さにまで裂いてやって一晩放置。エェ感じで柔らかくなった所でナスの乱切りと炒め合わせ、オイスターソースと塩で味を決めて完成。感想:普通に美味い。アタリメ=イカの干物と考えれば戻して使って美味いのは当然です。

3. 食パンの残り。コレは簡単。5mm角ほどに刻んでトレイに入れ、魚干し網の中で丸一日直射日光に当ててカラカラにしてからオリーブ油で軽く炒めてクルトンに加工。最近常備しているカボチャの冷たいスープに浮かべると美味。クルトンは市販もしてますが、食パン一枚で作れる程度の量をいくつにも小分け・アルミ蒸着パックで密封して198円とか、ドケチの私の買い物対象ではありません。とまぁ、こんな感じで片付けていくのですが、甘過ぎるジュース系はどうにもならないのでそのまま捨てるしかありません。よくこんなの飲めるよね…と思わざるを得ませんね。

17/08/19(Sat)

約一週間の滞在が終わり、やっと甥姪が帰ってくれました。つっ疲れた…。私には子育てなんて到底無理です。あんなテンションに四六時中付き合っていたら、精神を病んでしまいます。まぁそれはともかくラストで芋掘りをさせたんですが、掘ったサツマイモをそのまま持ち帰らせるのもアレだよねということで、定番・スイートポテトに加工して渡してみました。

スイートポテトは何度か作ったことがあるんですが、生クリームを増量するなどしてどんなに頑張っても残るサツマイモのパサパサ感が好きじゃないので、私のレギュラーレシピにはなりませんでした。そんなわけで自作のレシピブックには載っていないので、ネットで検索して何となく美味しそうだったレシピを参考に作り上げます。スイートポテト、若い女子が意中の男子に渡す武器としても定番のレシピですが、作ってみるとやっぱりというかなんというか、非常に簡単です。こんなので騙される男子の将来が心配。

サツマイモは泥を落としてから火を通します。サツマイモはゆっくり火を通す事で甘みが増すので、石焼芋っぽくオーブンで処理するのがベストですが、これだと1時間以上かかるんでやってられません。逆に電子レンジだと数分で済みますが、さすがにコレだと甘味の出方に不満あり。というわけで、今回は昔ながらの方法・蒸しました。火が通ったら皮(2層目までしっかり取り除く。2層目の意味は実際にやってみるとよく分かると思います)を剥いてマッシャーで潰し、砂糖・牛乳(レシピでは生クリームだけど、買いに行くのが面倒だったので)・卵黄を加えて加熱しながら練り、エェ感じになったら整形してから天板に並べ、飾りの卵黄を塗ってから余熱済み200度のオーブンで20分で完成。感想:甥姪に一個与えたら凄い勢いで食べたので、多分悪くはないんですが、個人的にはやっぱりパサパサが気になります。まぁ、完全にパサパサじゃなくなったらそれはもうスイートポテトではなくなるので、どんなに頑張ってもこんなもんでしょう。そしてそれだと、自分用に作る気にはなれないので、相変わらずオリジナルレシピブックへの追加は無しです。まぁ、スイートポテトが好きならこんな簡単なメニュー、自分で作ったほうが手っ取り早いと思いますね。

17/08/18(Fri)

裏庭にある枯れかけた葡萄を復活させようと手を入れて3年目、やっと実りました。初年度に剪定&根元に大量の肥料をぶち込む作業を行い、2年目に樹勢は取り戻したものの実はならず。そして2年目にも適宜剪定を行って肥料をぶち込み3年目。7月頭くらいに花が咲いたので袋かけを行って一月後、やっと収穫と相成りました。

品種は多分マスカット系の何かです。所々紫に染まってはいますが、基本的にエメラルドグリーンの状態でも普通に甘くて美味しい。ただ、20年ほど前に貰った苗から育てた物なので、今流行っている品種ほど甘さに特化しておらず少し酸っぱい。でも、個人的にはコレくらいが果物としてちょうどいいんじゃないかと思います。今年実ったのは10房ほど。もう少し涼しくなったら剪定&施肥を行って、来年は更なる収穫を期待したいです。

収穫した葡萄は基本的には生で食べますが、同時にゼリーにも加工します。皮と種を取り除き(コレが結構面倒臭い)、水450mlと砂糖40gを加えて点火。沸騰したらすぐに火からおろしてザルに通し、液体分に水を加えて500mlに調整した後45度になるまで冷まします。冷めたらゼラチンを大匙2&小匙1加えてよくかき混ぜ、固形分とあわせて冷やし固めれば完成。感想:普通に美味い。市販の物よりもずっと甘さ控え目ですが、最近ゼリーを作りまくった経験則上、私の舌には砂糖は液体分の8%がベストだと判明しています。皮はともかく種を取るのがちょっと面倒臭いですが、まぁ個人的に少しだけ作るんなら許容範囲内かなと思います。

17/08/17(Thu)

最近、風呂焚き場の扉を開けっ放しにしておくと風が通ってその辺一帯が涼しくなるという事を発見しました。ですがこの扉、手を離すと勝手に閉まってしまうのですよね。適当な棒を突っ込んでストッパーにするのもエレガントじゃないので、手っ取り早くドアストッパーを作ってしまうことにしました。この扉は地面にそのまま接しているのではなく、地面に置いた10cm角の横木の上に設置しています。という事はドアストッパーも通常の形じゃ駄目です。が、対策は簡単でコの字型に作ったものをこの横木に引っ掛けるだけでドアストッパーになります。

作り方は簡単。コの字の縦棒部分に使う50mm×200mmのパーツが1個・50mm×50mmのパーツが2個。どちらも厚さは30mm程度です。組み合わせる時に扉が当たる衝撃に強くなるように50mm四方のパーツの木目の方向を横木の方向と揃えるのだけがポイント。あとは木工用ボンド&木ネジでガッチリ固定してやれば完成。扉が当たる音がうるさいようなら接触面にゴムを貼りますが、とりあえず今は木だけの状態で様子を見ます。まぁ、あんまり人が近寄らない場所なのでコレでも大丈夫なんじゃないかな。

こういう小さな木片を使う作品は端材の処理という面で非常にありがたい。趣味の木工をやっているととにかく増える端材問題。youtubeでも“端材”や“scrap wood”で検索すると一杯出てきます。でも、あんまり趣味にあう使い方が見つからなくて。装飾的目的オンリーのオーナメントとか、実用性二の次でとりあえず使ってみただけの無理やりアイテムとか、いらねーってモノばかりです。まぁ、そんなにすぐに名案が出るのなら皆困ってないって話ですけどね。

17/08/16(Wed)

なかなか思い通りにいかないメダカ池の運営。アオミドロ繁殖の繁殖を抑制する目的でミナミヌマエビを買ってきて入れたのですが、今度はそいつらが増え過ぎの気配を見せています。元々買ってきたのが10匹。コレを2つの池に5匹ずつ入れたんですが、水が合ったのか私の環境作成が神がかっていたのか2ヶ月程度で大増殖しまして、今じゃ多分30匹は余裕で超えてます。仕方がないので、以前は睡蓮鉢として使っていたけど水漏れが酷くてリストラしていた直径50cmほどの土管?も修理して復活。それに加えて使わなくなった小型の火鉢も投入し、表庭や裏庭の片隅にも別荘を作って移動しました。でもま、コレもすぐに一杯になるんだろうなぁ…。まぁ、そうなったらそうなった時に考えますか…。

今回の問題はミナミヌマエビを捕食する存在がいない点なので、今までは掃除のたびに排除していたヤゴを敢えて放置する事にしました。奴等はかなりの肉食と聞いているので、ガッツリ食べてくれるはず…なのですが懸念もあります。この池には蛙も多数住み着いていまして、当然の様におたまじゃくしもかなりの数生息しています。ヤゴの気持ちになったときに、最初に食べるのはミナミヌマエビとおたまじゃくしのどっちか。考えるまでもなく、動きのトロ臭さでは定評があるうえに全身が柔らかいおたまじゃくしだと思われます。おたまじゃくしなんていくら減っても構わないのですが、それでお腹が一杯になってミナミヌマエビまで回らないような気がするんですよね、難しい。

ただし、ミナミヌマエビの導入自体は正解だったと思います。とにかく可愛いのですよ、こいつ等。全身は2cm弱と非常に小さいのですが、手足や触手をピコピコ動かして水槽内の藻を食べている姿は相当プリティー。餌をやると寄ってくるメダカとはまた違った魅力があります。繁殖も早くて3mm程の子供ミナミヌマエビもまた可愛い。メスが大量の卵を抱卵している姿も今後の事を考えなければ癒されますねぇ…。

17/08/15(Tue)

最近youtubeで海外のDIY動画をよく見ます。日本人のアップロードした動画もあることにはあるんですが、絶対数が少ないんですよね。欧米はDIYが盛んだと聞いてはいましたが、動画の絶対数を見るだけでもそれが伺えます。そして作品のセンスも微妙に違います。私は別に欧米至上主義ではないですが、それでも海外の作品の方が総じてスタイリッシュ。日本のは“100円ショップで買ったもので”とか“スノコを使って”とか、とにかく安くあげる事が第一に考えられている場合が多くて私にはイマイチあいません。ただし、日本人でもbayashi23という人のは凄いと思います。こういう感じで日本人っていうのが本当にレア。作っている作品も格好いいですが、動画の作り方も極めて丁寧。DIY好きは必見。

それはともかく、趣味の木工の次回作は壁に直に取り付ける飾り棚にしました。40年も生きていると、自分で買ったり人から貰ったりとそれなりに愛着があって捨てられない小物が溜まってきます。そういうのをローテーションで飾る棚が欲しいなと。今までは本棚の片隅においてたんですが、やっぱ本棚は本棚として使いたい。そこで飾り棚。全体的にHの形で横棒を2本に増やした形にします。縦棒を壁向こうの横木に合わせて木ネジで固定。海外のサイトを見ると、Floating Shelfという壁から横板が突き出ただけの棚が人気ですが、ちょうど良い高さの所に横木が通っていないのでうちでは不可能。そんなわけで変形のH型にしました。固定は木ネジだけでなくお互いに溝を彫って噛み合せたりするので手間はそれなりにかかりますが、前回の3段引き出しに比べたら屁みたいなものです。縦棒と横棒が直行する部分には50mm角程度の木片を入れて強度を稼ぎます。最近クソ暑いのであんまり面倒臭い事をしたくないってのもあって、ちょっと息抜き的に簡単なのを作ろうという算段だったりもしますね。

17/08/14(Mon)

甥姪に頼まれて折り紙を作ったのですが、手裏剣や鶴如きをいくら折っても大人の好奇心にはびびっと来ません。何かこう、挑戦し甲斐のあるクールな作品はないものかとネットを探して見つけましたのが“Five Intersecting Tetrahedra”。幾何学系の折り紙としては非常に有名な作品という事で、そういわれて見るとどこかでみた事があるような気がします。コレ、5つの正四面体が複雑に絡まりあって一つの立体を作っており、立体の表面には五角形の星が浮き出ているという格好いい作品です。コレはクールだぜと思って作ってみました。

紹介サイト(有名な作品なので一杯ある)で散々注意されていますが、個々の部品は非常に簡単ですが組み方が超弩級に難しい。正四面体を一つずつ増やしていくんですけど、動画を見ながら逐次追いかけていって、二つ目まで:簡単→三つ目:いきなりハードルアップ→四つ目:最高潮→五つ目:簡単という感じ。最後の一個は法則性がかなり明らかになっているので、どこに何を通すかも簡単に分かりますが、その手前が難所。私は2回やり直して3回目にやっと成功しました。でもコレ、達成感ありますね。同じ立体のくす玉なんかよりも明らかに格好良い。流石有名作品です。

んじゃ、平時にも折り紙を折るかといわれると多分やりません。作るのは楽しいんですが、いざ出来上がったらそれをどこに置くかという問題が発生します。基本ミニマリスト寄りのライフスタイルなので、特にこういうきれいなだけで何の役にも立たない物は増やしたくないのです。その点甥姪が帰省中は差し出せば喜んで盛って帰ってくれるので非常に便利。これぞwin-winの関係といえるでしょう。

17/08/13(Sun)

ユニット折り紙を折っていてコレはいかんと思ったのが紙を切る際の不正確さです。手元にあるのはごく一般的な15cm角の折り紙。これをフルサイズ使って30枚のくす玉を作ったりしたらとんでもなく大きな物になって可愛くありませんので、2×2か3×3に切って使う事になります。あんまり色数が増えるとオシャレじゃないので、個人的には2色を2枚ずつ使い3×3にカットして各18枚にし、3枚ずつ余らせるのが丁度良いと思います。ですがこのカットが難しい。5cmずつマークして切れば良いだけじゃないかと言うかもしれませんが、折り紙って特に対角線で折った場合には0.1mmでも違うと結構目立ちます。シャーペンの芯が0.5mmですんで、描いた線の太さが0.3mmとしてその線のどこで切るかによって簡単に誤差が生じます。それにそもそも定規を当てて目印をつける時点で、定規の5cmの線のどこを基準にするの(線のどっち端?それとも中央?)かや、手の揺れを押さえて0.1mmの狂いもなくシャーペンの先をそこに落とせるかなどなど、誤差要因が多過ぎるのです。

こういう時趣味の木工では冶具を作ります。根性見せるよりも簡単な道具で楽&正確にできるんならそっちの方がえぇやないかという考え。趣味の木工の冶具至上主義にすっかり毒されている私ですから、折り紙を正確に切る為の簡単な冶具を作成しました。準備したのは道具箱の隅に転がっていたアルミの板。8cm×16cm程度の物で、長辺の一つは購入時のままっぽくて完全な直線が残っています(コレ重要)。0.5mm厚のプラ板を3cm×16cmに切り出しまして、アルミ板の完全な直線の長辺から4.95cmの所にノギスを使って正確にエポキシボンドで貼り付けるだけ。敢えて5cmに少し足りなくしたのは、紙を少し余らせて捨てる方が正確さが出ると考えての事です。コイツに紙を当てて切ってやれば、完全な4.95cm各正方形を量産できるという寸法です、楽するって最高。

ちなみにこんな神経質な私が折り紙を折っていてどうにも許せないのが紙の厚みです。1回折っただけならそれほどでもないのですが、5回6回と折り重ねていくうちに紙の厚さは無視できない要因となってきます。折角美しい折り図が紙の厚みのせいで台無し。理想を追求していたら現実の壁にぶち当たったって感じで、こんな所まで世知辛いと思ってしまいます。厚みゼロの紙があれば最高なんですが、理論数学じゃないんでね…。

17/08/12(Sat)

帰省した甥に折り紙で手裏剣を作ってくれと言われるも、多分30年以上作っていないために折り方をサッパリ忘れていました。というわけで困った時のGoogle先生。あーなるほど、そうそうこんな感じだったと一旦思い出してしまえばあとは簡単。アホみたいな数を作って遊んでましたからねぇ…。で、“手裏剣 折り紙”で検索した結果、私が作っていたのは正方形を2枚使う1番シンプルなタイプ。でも、世の中にはいろいろなのがあるんですね、4枚・8枚…。買ってきた折り紙は80枚入りで残弾はたっぷりありますので、一通り作ってみました。結果:子供が実戦投入する分には昔ながらの2枚折りが強度・作り易さの点で抜きん出ていると思います。8枚のヤツとかは確かに格好良いんですけど、投げたら1投目で壊れそう。どちらかというと、モノトーンで作ってクリスマスの飾りとかにした方が良さげだと思いました。

で、そのまま調子に乗って検索を続けると、最近の折り紙はOrigamiとしてワールドワイドになっているのですね、海外の折り紙サイトにもたどり着きました。何だか凄く文化の違いを感じます。日本の折り紙サイトは折り紙の配色やサイトの作り方などが子供向けを強く意識しているのに対し、海外のはアートな雰囲気を強く感じます。デザイン寄りといいますか、全体的にクールで意識高い系な感じ。特に私が手裏剣から辿っていったサイトはユニット折り紙という複数の折り紙を組み合わせて幾何学的な平面や立体を作ることに特化した所だったので、より一層そういう雰囲気だったのかもしれません。ここでも一通り折ってみたのですが、個人的にはRobin Starという作品がお気に入り。8枚折ですが、2色を上手く組み合わせると相当格好いいと思います。

海外では折り紙は幾何学的な美しさで評価されている面もあるのねと思ってサイトを見ていて見つけたのが川崎ローズという作品。そういえば昔ニコ動で見たことがあると思い出しました。一枚の紙から三次元のバラを産み出す作品で、よくこんなの考えたよね…という感じ。折り図を見るとコレはもう完璧に幾何学の世界です。そして折り方も相当難しい。私も一つ折ってみましたが、一応形にはなったもののもう少し練習しないと人前に出せるようなレベルではありません。結論:折り紙の世界も深いです。折鶴を折って喜んでいる場合じゃないかもしれません。

17/08/11(Fri)

パソコン座卓の右側に置く三段引き出し兼肘・マウス置きが完成しました。底には床の傷防止のためにフェルトのシールを貼り、天板には昔学習机に敷いていた透明シートをぴったりの大きさに切り出したものを敷いて完成。感想:完璧。左側に置いている三段引き出し兼肘置き・真ん中のパソコン座卓と完璧に色まで合わせているので、何の違和感も無く一体感があります。我ながら自分のDIYの腕に惚れ惚れします。ただし、やっぱり不満は出てくるわけで…具体的には以前作った左側の三段引き出し兼肘置き。今回のはこの左側の経験を元に作られているわけで、当時は精一杯の技術で作ったものの今改めて見返すとアラがボロボロ出ています。引き出しの表面の取り付け方・全体的なねじ山の隠し方・ちょっとしたサイズの相違etc。とはいえ、作り直すかと言われたらそれほどでもないのですよね。技術的な稚拙さはあれ、思い入れは確実に存在しますんで。でもうーん、奥行きを5cmほど足せば隣のパソコン文机とぴったりサイズになるので、そこだけでも改造するか…。

思い返せば趣味の木工を始めてはや数年。最初期に作ったものに不具合が出ている物があります。最近では趣味の木工スペースでペンチやドライバーなどよく使うちょっと重めの物を入れるために作った小さな木のトレイ。四方を高さ20mm程の枠で囲っただけの100mm×200mm程度のごく簡単な作品なんですが、接着を全て木工用ボンドで済ませているのですよね。今考えると強度的にもつ筈がない。先日持ち上げた時にペリッっという音と共に枠が剥がれました。今なら枠の底の方に溝を彫って底板をはめ込む&枠同士は凹凸を彫って噛み合わせるなどの処置をするので強度は段違いですが、そういう風にするようになったのも初期の稚拙な作品が踏み台になっているので、仕方のない面はあります。今風のにしようと思うと新しいのを作ったほうが早いレベルなので、とりあえず裏から木ネジを打ち込みまくって補修しました。でもこういう実経験というのは強いです。確実に身になりますから。まぁ、そういう自己進化が趣味の木工の醍醐味でもあるんですよね。

17/08/10(Thu)

業務用スーパーで買いだめておいたゼラチンを全部使い切り、Amazonで500gまとめ買いしたゼラチンに突入しました。初回作成はトマトジャム。ゼリーなんてその辺の果物を適当にゼラチンで固めればそれなりに食えるものです(暴論)。トマトは野菜カテゴリーですが、最近のトマトはかなり甘くて果物としてもいけるので、ゼリーにしてもオッケーです。トマト1個は湯剥きしてからざく切り。前回同様液体分500mlでいくのですが、今回のゼラチンは顆粒状になっており、予め浸水しなくて良いタイプなので計算が少し変わります。トマトから出る水分を考えて水は450mlで砂糖は前回同様8%の40g。トマトのゼリーを使う時は蜂蜜を使ったら合うだろうなと考えていたのですが、サッパリ忘れて砂糖を入れてしまいました。入れてから気がつくも後の祭り。まぁ、割と良くある事です。

トマトは冷蔵庫の中で完熟オーバーになっていたやつなので煮る時間はごく短時間で。具体的には火にかけて沸騰したらそこで火を止めます。ザルを通して液体分を分離してから計量し、水を加えてキッチリ500mlに調整。ゼラチンのパッケージの指示に従い、15g投入します。よくかき混ぜてから固形分と合流させて一晩冷蔵庫で冷やして完成。結果:半ば予想通りですが失敗しました。ゼラチンが少な過ぎてイマイチ固まりが悪い。まぁでもコレ、いつもの事なんですよね。ゼラチンって商品によって個体差が大きくて、メーカーやブランドを変える度に固まり具合で苦戦させられます。よって、一回目で様子見・二回目で調整・三回目で更に微調整して完成と、数回作らないとバッチリな固さに仕上がりません。まぁ、その辺の試行錯誤が料理の楽しみだったりするわけですが。ちなみにトマトゼリーとしての味はかなりお気に入りです。トマトの酸味がエェ感じに効いていて◎。これなら蜂蜜の癖にも負けないと思いますが、とりあえず作ってみないと分かりません。案外蜂蜜が勝ってしまい、砂糖とのハーフ&ハーフに落ち着く可能性もあるので。ただ、ポテンシャルとしては今まで作っていた白桃のゼリーよりも上なんじゃないかと思いますね。

17/08/09(Wed)

先日とってきたブドウ、ジュースに加工した残りがまだ大量にあります。が、適当な大きさの瓶が払底しているのでもうジュース・ジャム系は不可。そして連日最高気温35度近くの猛暑の中、室温下に放置しているので腐敗待ったなし。というわけで、ブドウの加工食品として一番有名なアレ・干し葡萄を作ることにしました。とはいえ、成功率はそんなに高くないと踏んでいます。何せ巨峰系のデカイ実なので完全乾燥まで時間がかかります。ネットで調べると1ヶ月くらいはかかりそう。その間に黴・鼠などの障害を乗り越えられるのか、難しい所です。まぁ、そのまま放置したら一週間と経たずにで食えなくなるので、駄目元ってヤツです。せめてデラウェア系の小さな葡萄だったらもう少し成算があったのですが、コレばっかりは仕方ありません。まぁ、デラウェアはデラウェアで種無しにする処理が面倒臭い&ジベレリン結構高いので作るとしたらやっぱり巨峰系ですけど。

ただし、オーブンを使えば安全確実に干し葡萄にすることは出来ます。ですが、100度で2時間を様子を見ながら数セットとか、馬鹿にしてんのかって感じ。1枚しかない天板に乗せられる葡萄の量は限られてますし、そもそも電気喰いまくりのオーブンをそんな剛毅に動かすなんて私には無理。物事にはコストとパフォーマンスのバランスってやつがありまして、いくら美味しくても無駄に高ければ駄目です。たとえるならチロルチョコ1個を500円出して買うか?って話。というわけで、私としては駄目元での天日乾燥を狙うわけです。上手くできると良いんですけど…。

17/08/08(Tue)

今日のメインはチキンカツ。お惣菜コーナーで買ってくるチキンカツは大して美味いと思いませんが、自宅で作った揚げたては結構美味い。チキンカツはシソを巻いたりチーズを入れたりしてパサパサを誤魔化すのが定番ですが、揚げたてなら何もしなくても結構美味いです。

チキンカツに使うのはムネ肉。そう、ドケチにもやさしいたんぱく質界のコストパフォーマンス王です。皮付きのムネ肉を買ってきまして、筋肉繊維の流れに沿って縦に二等分します。その後切り離さないように厚み方向で半分に切り開いていき所謂観音開きにします。そのままだと厚過ぎて火が通りづらいですし、食べにくいので。市販の薄っいチキンカツにしたければ、左右から3等分に観音開きするんですが、流石にそこまでは…。2等分で十分だと思います。ここで適当に塩胡椒して半日放置。買ってきた際パックに脱水シートが入っていれば、それも一緒に入れておけば余計な水分も吸い取ってくれるので○。あとはいつものように小麦粉→卵→パン粉と衣をつけ、揚がったらバットでしばらく冷ましてからカット(すぐに切ると衣が剥がれやすい)。ウスターソースをどっぷりつけて食べると絶品です。

先日Yahooトップページのオススメツイッターのコーナーである主婦の呟き見たのですが、旦那に揚げ物をさせるとやけに上手いのだそうです。主婦は揚げている最中にちまちまと洗い物など他の用事を済ませたがるのに対し、旦那は鍋の前に陣取ってずーっと揚げ物を見ているからとのこと。深く頷かざるを得ません。私も鍋の前に突っ立っているなんて時間の無駄だと思っているので、他の用事をしてしまうんですよね。キッチンタイマーをセットしておけば忘れる事もありませんし。でもじっと見ていた方が美味しくなる事は確かだと思います、やりませんけど。

17/08/07(Mon)

台風が来るってんで落ちる前に収穫してしまえとブドウを採ってきました。本来はもう少し待った方がいい粒も混じっているんですが、この際仕方ありません。そして本来は食べる分ずつ少しずつ採ってきた方がいいんですが、それも以下略。全部で10kg位ありますんで、冷蔵庫にも入り切りません。というわけでジュースに加工します。粒を外して軽く水洗いした状態のブドウ3kgに砂糖400g・水300mlを加えて軽く混ぜ、半日放置します。エェ感じで砂糖が溶けてきたら火にかけ、沸騰したら吹き零れない程度の強火をキープしつつ10分煮た後、仕上げにクエン酸小匙1を投入。コレをザルにサラシをかけたもので漉してエキスを抽出します。ここで最大のポイント、漉してる最中のブドウには絶対に触りません。潰すとジュースの色が濁ってしまいます。とにかく静かに放置。出てきたブドウエキスを瓶詰めにして脱気密封すれば完成。水or炭酸で4〜5倍に割って氷でキンキンに冷やして飲むと結構美味いです。

残ったブドウのガラはサラシを外してそのままザルで漉してやるとブドウジャム(もどき)になります。ただしこのジャム、強烈に色が悪いので食欲は全く湧きません。ブドウの実はエメラルドグリーンの美しい色なのですが、ここに皮が加わると黄土色と紫を混ぜたような、端的に言ってゲ○の様な状態になります。まぁ、味は普通なので食べる分には問題ありませんが、市販していても絶対買わないでしょう的な見た目は大問題。ザルで漉す時に皮を取り除いてやればかなり改善するんでしょうが、そこまでやるのもねぇ…。ちなみにここでザルに残った皮・種・繊維などの複合体は流石に廃棄です。畑の肥料になってもらいましょう。

17/08/06(Sun)

うちでは勝手口を出た所にある裏庭に色々なハーブを植えて料理に使っているのですが、色々植えるとあんまり使わないやつも出てきます。具体的にはフェンネル。白身魚のムニエルなんかに使うと抜群なんですが、タイム先生には負けてしまうのですよね。タイム先生は本当に万能。いまだに新しい鉛筆を削ったときの匂いにちょっと似ているなんて失礼な事を思ってしまいますが、でもサラダにパスタにタイム先生は大活躍。そしてその陰に隠れてほとんど使われないフェンネルさん哀れ。で、使わないとどんどん大きくなるのはものの道理で、買った時は15cm程だったのが気がつけば1メートルを超え、自重を支えられなくなってきました。というわけでバッサリカット。そのまま捨てるのもアレなので、根元を紐でくくって軒下に吊り下げ、ドライフラワーならぬドライフェンネル作成中。カラカラになったところで砕いてやれば、もうちょっと汎用性が上がるんじゃないかと思うのですが、コレでもまだ使わなければフェンネルさん株ごとリストラの危機です。

料理方法は色々あれど、私がロマンを感じるのは“干す”というヤツです。何せタダ。日当たりのいいところにほうっておくだけで水分が抜けて勝手に旨みアップという夢のような調理方法だと思うのですよ。で、今回はフェンネルに加えてパンも干しました。うちの母親がおやつにと買ってきたものの口に合わないといって捨てようとしていた山崎の超熟。コイツを5mm角に刻んでトレイに入れ、魚干し用の網の中でカラカラに乾かします。それをオリーブ油で適当に炒めれば自家製クルトン。前回生パンをそのまま炒めたら失敗だったのですよね。出来立ては美味いのですが、時間をおくと中がしっとりしていてこんなのクルトンじゃない。というわけで今回は炒める前にしっかり干します。レシピにはオーブンで乾かせとかあるんですが、干せば電気代ゼロなんでこっちの方がお得だと思います。

17/08/05(Sat)

お気に入りのネット動画でとりあげられているのを見て衝動的に食べたくなり、今日の夕食メインは鶏飯。ただし、いつもの如くまねをするのはアウトラインのみで、ほとんど原形をとどめていません。使うのは手羽元400g。コレを水1リットル・生姜一片・葱の青い所適量・塩適量と一緒に圧力鍋に入れて点火。沸騰したら弱火で15分煮ます。気になる人は圧力をかける前に沸かしてアクを取るんでしょうが、私は面倒臭いのでやりません。モツとかならともかく、手羽元はアクをとってもとらなくても味は変わらないと思いますんで、余計な労働はしません。

煮あがったらしばらく放置して圧力を抜き、ザルにあけて固形分と液体分を分離します。固形分は少し冷ましてから指先で骨と身を分離。身は更に細かくほぐしておきます(流石に骨は廃棄。どろどろになった葱や生姜も同様)。液体分は酒・醤油・塩で吸い物よりも少し濃い味くらいに調整しつつ一旦沸かし、荒熱をとってから冷蔵庫へ。仕上げに錦糸卵とキュウリの千切りを準備して完成。

丼に軽くご飯をよそいまして、ほぐした鶏肉・錦糸卵・キュウリを好きなだけ乗せ、茹で汁をダバーでお茶漬けのようにして食します。結果:世の中にはどう作っても不味くしようがない料理ってのがありまして、この鶏飯もその類です。ご飯以外は冷で作っているので、クソ暑いこの季節でもサラサラと食べられてナイス。私は時々業務用スーパーで買った鶏ガラスープの素も使うのですが、こうやって手羽元からとったダシはやっぱり一味違います。まろやかというか化学っぽくないというか。裏を返せば洗練されてないって事なんですが、日常食としてはこっちの方が良いんじゃないかなと思いますね。

17/08/04(Fri)

近所のおっちゃんに桃を貰いました、ありがたい事です。が、冷蔵庫に入れておいてもそんなに日持ちしないので、生食と並行して加工も行います。桃は加熱しても美味しいので、ジャム・コンポートと何でもいける。事実上生食一択のスイカさんと比べて何と有能な事か…。ただし、ジャム・コンポートはトマトピューレで瓶が払底中なので却下し、手軽に食べられるゼリーにしました。ここ半年位、果物のゼリーは結構作って極意が分かってきたのです。

砂糖の量はゼリーの液体重量の8%がベスト。私は1回に500ml作るのが基本なので、砂糖は40gです。コレを固めるのに使うゼラチンは14g。予め5倍量の水でふやかしておくので、ここに70mlの水を使います。ということは、残りの液体分は430ml。桃は皮と種を外して一口大に切り、400mlの水と砂糖を加えて火にかけます。桃は柔らかいので沸騰したらすぐに火からおろしてザルを通し、固形分と液体分を分離。ここで液体分の体積を計ると、桃からも多少水分が出るので410〜420mlになっています。ここに白ワインを加えて430mlに調整し、予めふやかしておいたゼラチンを加えてかき混ぜ完全に溶かします。あとは固形分と一緒にタッパーに入れ、冷やして固めて完成。コレだけキッチリ作ると、味・固さ共に安定して生産できます。

ちなみに皮と種も捨てません。生食の時は皮は剥かずに一緒に食べるのですが、ゼリーにする際は外した方が美味いのでこうしています。ですんで、そのまま捨てるなんてとんでもない。水500ml&砂糖40gと一緒に火にかけてしばらく煮出し、漉してから荒熱を取って冷やせば桃の天然水(偽)の出来上がりです。コレを氷たっぷりのグラスでキンキンに冷やして飲むと最高。最近市販のゼリーを食べることがあったのですが、超甘い。私のベストが8%というのは判明してるんですがアレ、20%位あるんじゃないですかね、恐ろしい。

17/08/03(Thu)

裏庭のハーブ園に水を遣る為にホースにつけるシャワーヘッド&ホースと蛇口を簡単に着脱出来るアタッチメントを買ってきました、1,500円。以前から欲しいとは思っていたのですよね。裏庭ハーブ園のすぐ傍にも蛇口はありますが、簡単にホースを取り付けられるようにはなっていませんでした。というわけで、ここに水遣りをしたかったらバケツで何度もor母屋をぐるっと回って30m位向こうからホースを引っ張ってくる必要があり、非常に面倒臭かったのです。とはいえ、そこそこ雨の多い季節なら水遣りもそんなに苦にならなかったのですが、最近のこの猛暑&少雨で朝晩水遣りをしないとカラッカラになるという状況下、流石に必要だろうと買ってきました。

いやー、やっぱり楽ですわ。切実にもっと早く買っとくべきだった。今までバケツ換算だと5往復は必要だった水遣りが一瞬で済みます。コレがあれば、植えて一週間で死んでしまったパセリももう少し延命できたかも。まぁ、パセリはアゲハ系のイモムシに半分以上食われたのも弱る大きな原因だったんですが。ところで、趣味の家庭菜園を始めると作物の敵には非情になります。葉物全般の敵イモムシは即・踏み潰します。蝶が待っている=産卵場所を探しているので追い払います(本当はとっ捕まえて潰したいのですが、網が無い)。バジルを食い荒らすバッタも踏み潰し対象です。逆にこいつらを捕食してくれる&植物に興味が無い蜘蛛や蟷螂は大好き。気持ち悪い・怖いなんてとんでもないVIP待遇です。人間ってホント身勝手ですね。

17/08/02(Wed)

趣味の木工と並行して姪から“完全外注”を受けた夏休みの宿題工作も作成開始。小学校低学年なんで、発想もそれに準じた子供っぽいのがエェやろということで、斜めにしたレールにコインを転がしてゴールで下に落ちた所で旗が立つユニットを4つ並べた“かけっこ貯金箱”構想でスタートしました。土台はいつも作り慣れてる箱&引き出しなのでこっちは目をつぶってても出来るのですが、問題は旗立て機構です。ここはミリ単位の微妙な調整が必要だと予想されるので、いきなり本番などと無謀な事はせずにテストピースを作りました。

材料はホームセンターで買ってきた2mm×20mm×900mmの薄板。コイツを脳内シュミレーションでひいた設計図に従って切り出し、両端にスペーサーとして4mm厚の棒を挟んでボディ作成。旗はスペーサーと同じ4mm棒を削って作成。真ん中にドリルで1.5mmの穴を開け、1mmの番線を通して軸にします。旗が回り過ぎないようにストッパーとして番線を配置し、旗の可動をスムーズにするためにシリコングリスを注入。とりあえず出来上がったら1円玉〜500円玉を落として動きを確認し、問題点を洗い出して設計図にフィードバックします。その設計図を元にテストピース・改を作成。エェ感じだったのでそのまま本番に流用するものとし、同じ物を更に3つ作って4レーン分とします。

レールは↑の薄板を200mmに切り出して4mm厚の板を挟んだ物。コイツを↑の旗立て部分と接続して上手い事動くようにする予定。まだこの辺までしか出来てません。土台のお金を貯める部分はまだ未着手。1日1時間位しか時間がとれないので、あと2週間はかかりそう。本気を出した大人の作品を学校に持って行き、散々怒られるがよろし。ちなみに費用はワンコイン500円以内を目指していたんですが、現在ちょっと足が出て580円。もしかしたら追加でもう少し木を買いますが、それでもマックスでプラス200円位。コスト面では小学生の工作に相応しいのですが、技術面が…。

17/08/01(Tue)

今日のメインは豚肉の生姜焼き。クソ暑い夏の日は食欲が落ちがちですが、それに負けて素麺とかサッパリした物を食べていると更に体力が落ち→更に食欲が落ち、といわば食欲・体力のデフレスパイラルに陥ってしまいます。そんなわけでこんな時には食事も薬と割り切って頑張って食べる、コレ以外にありません。

豚肉の生姜焼きは超簡単。世の中には生姜焼きのタレなんてのも売ってますが、あんな高くて甘過ぎる商品を使わなくても、自分で簡単に作れます。まぁ私はああいう特定の料理だけに特化した合わせ調味料は使わない主義なのですけど。というわけで生姜焼き。薄切り豚肉を買ってきまして醤油・味醂・塩・生姜をぶっこんでポリ袋密封で半日放置した後しっかり焼くだけ。生姜は安いときに買って皮ごとスライス冷凍してあるやつを使います。ポイントとしては火加減。以前は肉を焼く際は肉汁の流出を防ぐために強火で手早くというのがセオリーでしたが、今では違います。とにかく弱火でじわじわとゆっくり火を通します。強火で手早く焼くと肉が硬くなりがちですが、弱火を使うことであからさまに柔らかく仕上がります。油と肉汁で肉を煮る感じとでも言えばいいでしょうか。まぁ、両方やってみて自分の好みの方でやればよろし。この生姜焼きをご飯にぶっかけて食べると、よっぽど食欲が落ちていない限りは普通にいけます。あと、健康面ではアレですが、この生姜焼きにマヨネーズをかけるのもうまいですね。

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